検索結果: Studio YAMAKO

このブログを検索

大文字小文字を区別する 正規表現

Studio YAMAKOで“アカバナマンサク”が含まれるブログ記事

2024年3月21日

舞岡公園 ② シジュウカラ 2024年2月13日 横浜市戸塚区

古民家へ戻ってきた。古民家の裏庭を見ながら縁側に座って一休みする。1、2株だが福寿草が鮮やかな黄色い花を咲かせていた。母屋の縁側には、赤い唐辛子がぶら下がっていた。
 一休みして古民家の門を出ると、谷戸へ下りる道が付いているところの木の枝に数羽の野鳥が来ていた。シジュウカラだった。ここも光がなかなか難しく上手く撮れない。
 天気は良かったが、北風が吹き、気温は15℃に届かなかった。ウソの雌雄とシジュウカラの撮影が楽しめたのでまあまあの半日だった。

000_240213204tm X700 舞岡公園 古谷戸の里 シジュウカラ RX10M4.jpg
シジュウカラの顔(トリミング) 2024年2月13日 横浜市戸塚区 舞岡公園

022_240213160 X900 舞岡公園 古谷戸の里  RX10M4.jpg 22.鷹の爪
旧金子家母屋の縁側に、束にされた赤い唐辛子が釣り下がっていた。実をいうと鷹の爪かどうかわからない。例によってwikipediaなどで検索をしてみた。鷹の爪(タカノツメ)は、中南米を原産とするナス科トウガラシ属 (Capsicum) のトウガラシ(唐辛子、Capsicum annuum)の日本原産の一品種だそうだ。一般に流通する品種「天鷹」の約3倍の辛さがあり、香りも良いとされる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.5 1/2000秒 21mm ISO500 )
023_240213164 X900 舞岡公園 古谷戸の里 フクジュソウ RX10M4.jpg 23.フクジュソウ(福寿草) -1
旧金子家の裏には、僅かだったがフクジュソウの花が咲いていた。この時季はほかに花がないので、黄色い花が目立つ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels<>br> 絞り優先オートで撮影 ( f16 1/1250秒 9mm ISO3200 )
024_240213167 X900 舞岡公園 古谷戸の里 フクジュソウ RX10M4.jpg 24.フクジュソウ(福寿草) -2
フクジュソウはキンポウゲ科の多年草である。毒草だそうだ。花期は早春であり、3~4cmの黄色い花を咲かせる。花は花弁を使って日光を花の中心に集め、その熱で虫を誘引している。そのため、太陽光に応じて開閉する(日光が当たると開き、日が陰ると閉じる)。写真では虫の姿は見えない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f16 1/2000秒 164mm ISO2000 )
025_240213170m X900 〇舞岡公園 古谷戸の里 シジュウカラ RX10M4.jpg 25.シジュウカラ -1
古谷戸の里の門を出て、散策路に出ると、ぬかるみで通行止めになっていた畦道へ下りるところに、数羽の野鳥の姿があった。シジュウカラだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f11 1/1250秒 220mm ISO3200 )
026_240213176 X900 〇舞岡公園 古谷戸の里 シジュウカラ RX10M4.jpg 26.シジュウカラ -2
陰に入ってしまって撮り難い。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f11 1/1250秒 143mm ISO3200 )
027_240213178 X900 ▲舞岡公園 古谷戸の里 シジュウカラ RX10M4.jpg 27.シジュウカラ -3
地面に何か虫でも見つけたのだろうか。シジュウカラの食性は雑食で、果実、種子、昆虫やクモなどを食べる。地表でも樹上でも採食を行うそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f11 1/1250秒 143mm ISO3200 )
028_240213183tm X900 〇舞岡公園 古谷戸の里 シジュウカラ RX10M4.jpg 28.シジュウカラ -4
地面に下りて何か咥えたように見えた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f11 1/640秒 143mm ISO3200 )
029_240213184tm X900 〇舞岡公園 古谷戸の里 シジュウカラ RX10M4.jpg 29.シジュウカラ -5
木の実のようなものを咥えていた。設定を怠って絞り優先( f11 ) で撮ってしまっていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f11 1/800秒 143mm ISO3200 )
030_240213186tm X900 ◎舞岡公園 古谷戸の里 シジュウカラ RX10M4.jpg 30.シジュウカラ -6
これは別の個体。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f11 1/1250秒 140mm ISO3200 )
031_240213189tms X900 ◎舞岡公園 古谷戸の里 シジュウカラ RX10M4.jpg 31.シジュウカラ -7
シジュウカラはスズメ目、シジュウカラ科、シジュウカラ属に分類される。大きさはスズメくらいである。日本では4亜種が留鳥として周年生息するそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f11 1/1250秒 140mm ISO3200 )
032_240213192stm X900 ◎舞岡公園 古谷戸の里 シジュウカラ 飛翔 RX10M4.jpg 32.シジュウカラ -8
飛び立った。他の枝に写る。♂と♀の区別は、♂は喉から下尾筒にかけての黒い縦線が、♀と比較してより太いというが、前から見ないとよくわからない。この特徴的な黒い縦線はシジュウカラのネクタイというらしい。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f11 1/1000秒 140mm ISO3200 )
033_240213197 X900 舞岡公園 古谷戸の里 シジュウカラ RX10M4.jpg 33.シジュウカラ -9
何かを捕まえて木の枝に止まった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 220mm ISO1250 )
034_240213198 X900 ◎舞岡公園 古谷戸の里 シジュウカラ RX10M4.jpg 34.シジュウカラ -10
捉えた獲物を木の枝の上で食べ始めた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 220mm ISO1250 )
035_240213223 X900 ▲舞岡公園 古谷戸の里 シジュウカラ 食事 RX10M4.jpg 35.シジュウカラ -11
これは何を捕まえたのだろうか?足のようなものが見えるがよくわからなかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 215mm ISO2000 )
036_240213224 X900 舞岡公園 古谷戸の里 シジュウカラ RX10M4.jpg 36.シジュウカラ -12
黒いネクタイが細い。♀なのだろう。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 220mm ISO1250 )
037_240213226 X900 ◎舞岡公園 古谷戸の里 シジュウカラ RX10M4.jpg 37.シジュウカラ -13
なかなか良い写真が撮れなかったが、10分ほどこのシジュウカラたちと過ごした。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 220mm ISO1250 )
038_240213232 X900 舞岡公園 古谷戸の里 マンサク RX10M4.jpg 38.マンサク(満作、万作、金縷梅)の蕾
wikipediaによれば、和名マンサクの語源は明らかでないが、早春に他の木に先駆けて花が咲くことから「まず咲く」「真っ先」が転訛した説、また黄金色の花が多数咲くと豊作になるといわれることから「万年豊作」に由来するなどの説、あるいは花がたくさん咲くから「満咲き」からだとする説がある。秋は黄葉して黄色から橙色に色づき、落葉すると褐色に変わる。このように枝に着いたまま残っていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 220mm ISO250 )
039_240213233 X900 舞岡公園 古谷戸の里 マンサク RX10M4.jpg 39.開花したマンサク
花は紐状の4本の花弁が特徴である。花の直径は3 ~4 cm、萼、花弁と雄蕊および仮雄蕊が4個ずつあり、雌蕊は2本の花柱を持つ。花弁は長さ10 ~15mm、幅2 mmほどの細長いひも状でねじれる。萼片は長さ約3 mmの暗赤褐色で、円形で反り返る。アカバナマンサク という花弁の赤い品種も見る。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 220mm ISO320 )

2021年4月 1日

舞岡公園 進む春(2) 3月16日

12時を過ぎると、また一段と暖かくなったようだ。菜の花の周りを飛び交うモンシロチョウの数も増えてきた。この春羽化した、今年生まれのチョウは、モンシロチョウと、スジグロシロチョウがいた。
 3月に舞岡公園を歩いたことは数えるほどしかないが、飛んでいるのはキタテハとキタキチョウくらいで、モンシロチョウもいないことが多い。2011年3月30日に行ったときにはベニシジミが飛んでいた。今日はベニシジミに会えるかなと思ったが、見かけることはなかった。

12.キタテハ -1
菜の花が咲き休耕地になっているところを左へ、狐久保の方へ入る。路傍にはオオイヌノフグリ、カントウタンポポ、ホトケノザ、タチツボスミレなど春の花が咲く。キタテハが飛んできて、路上の枯葉の上に止まり、翅を広げる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
210316045_012 X800 舞岡公園 RX10M4.jpg
13.キタテハ -2
なかなか敏捷で近づいて撮ろうとするとすぐ飛び立ってしまう。何とかモニターのライブビューで、ローアングルで撮る。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
210316050_013 X800 舞岡公園 RX10M4.jpg
14.モンシロチョウ -1
畑に咲く菜の花の間をモンシロチョウが飛ぶ。チョウまでの距離があるので狙いにくい。モンシロチョウを撮るのにこんなに真剣になるとは。今年初めてカメラに収めたモンシロチョウだった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
210316059_014 X800 舞岡公園 RX10M4.jpg
15.モンシロチョウ -2
♂が菜の花で吸蜜する。  

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
210316070_015 X800 〇舞岡公園 RX10M4.jpg
16.スジグロシロチョウ♂
スジグロシロチョウが、ヒメオドリコソウのこれから開こうとしている花に、口吻を伸ばしていた。  

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 218mm ISO100 ) 露出補正 なし
210316075_016 X800 〇舞岡公園 RX10M4.jpg
17.ミツマタ(三叉・三椏)
古民家の裏手に背の低いミツマタの木が何本か植えられている。葉の柄は長さ5〜10mm。葉の展開前に開花する。枝先の頭状花序に小さな花が30〜50個つく。花は両性で、花弁はなく、萼が目立つ。昨年11月に滋賀県湖東の百済寺を訪ねたとき、ミツマタの群落を見た。その冬芽は裸芽で、銀白色の絹毛におおわれていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
210316083_017 X800 〇舞岡公園 RX10M4.jpg
18.ボケ(木瓜) -1
春は黄色い花が多いが、ボケの花は赤が色鮮やかである。ボケはバラ科ボケ属で、葉は長さ4〜8cmの楕円形または長楕円形で先はとがり、ふちには鋭い鋸歯がある。両性花と雄花が混生する。両性花には花柱が5個、雄花には雌しべがない。葉の展開前に開花する。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
210316088t_018 X800 〇舞岡公園 RX10M4.jpg
19.ボケ -2
  古民家のある小谷戸の里にはボケが何本か植えられている。ボケは、庭木や盆栽、生け垣、切り花として観賞され、ボケの品種は200種類以上あるとされており、花も一重や八重咲きなど様々である。 花色も鮮やかな朱色や赤、白、ピンク、まだらに色が入るタイプ、一本の株に紅と白の花をつけるものなどがあると言われる。果実が瓜に似ており、木になる瓜で「木瓜(もけ)」とよばれたものが「ぼけ」に転訛したとも、「木瓜(ぼっくわ)」から「ぼけ」に転訛したとも言われるそうだ。『本草和名』(918年)には、果実の漢名を木瓜(もくか)、和名を毛介(もけ)として登場するという。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
210316099_019 X800 舞岡公園 RX10M4.jpg
20. ボケ -3
ボケはいろんな花の咲き方があり、同じ枝より赤と白の花が咲いたり、花色が変化する咲き方や枝や、花が変形するものなどいろんな特色のあるボケがあるという。これは1本の木に白と紅の花が咲く品種だが、花が白と紅に絞り分けられる安田錦とか東洋錦という人気品種もあるようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
210316100_020 X800 〇舞岡公園 RX10M4.jpg
21.ハナモモ
小谷戸の里にはモモの花が咲いていた。モモの花は紅色の印象があるが、この花色は淡いピンク色である。モモは大きく分けて2種類あり、食用の実桃と、園芸品種のハナモモに分けられる。花を観賞するための品種は「ハナモモ」と呼び、食用の実桃とは性質が異なる。ハナモモにも実はなるが、小さくて食べられない。日本で数多くの品種改良が行われ、種類が豊富。観賞用のハナモモとして改良が行われるようになったのは江戸時代に入ってからで、現在の園芸品種の多くも江戸時代のものが多いそうだ。どれくらいの品種数があるのか知りたかったが、わからなかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 208mm ISO100 ) 露出補正 なし
210316092_021 X800 〇舞岡公園 モモ RX10M4.jpg
22.ムクドリの水浴び -1
長久保池でムクドリが数羽集まって、水浴びをしていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 198mm ISO320 ) 露出補正 なし  
210316109t_022 X800 〇舞岡公園 RX10M4.jpg
23.ムクドリの水浴び -2
「水浴びはこうするのよ」とお手本を示しているような様子だった。埃をとるのはもちろん、寄生虫なども洗い流しているらしい。数十羽のムクドリの群れが集団で水浴びをすることがあるらしい。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 198mm ISO320 ) 露出補正 なし
210316110t_023 X800 舞岡公園 RX10M4.jpg
24.アカバナマンサク マンサクの花は黄色いものと思っていたが、マンサクには、日本の山野に自生する在来種とか シナマンサクとかアメリカ産のマンサクとか色々あって、しかも各々を人工交配した園芸品種が沢山あり、種類が多いそうだ。舞岡公園の南門のそばにアカバナマンサク?があった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
210316113_024 X800 舞岡公園 RX10M4.jpg
25.ヒイラギナンテン(柊南天)
この時期には黄色い可愛い花を咲かせる。wikipediaによれば、葉は奇数羽状複葉で、互生し、小葉は硬く、ヒイラギの葉に似て鋸歯はとげとなる。常緑で落葉はしないが、冬に赤銅色になる部分があり、紅葉のようになる。春先に総状花序に黄色い花をつける。その中にある雄しべは、昆虫などが触れることによる刺激で内側に動いて、花粉をなすりつける。果実は液果で、秋に青く熟す。江戸時代に中国から日本に持ってこられ、栽培される。ヒイラギナンテン属(英語版)には約60種あり、中国から北米・中米にかけて分布するそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
210316116_025 X800 舞岡公園 RX10M4.jpg
26.ジョウビタキ♀
私にとって、野鳥の同定は難しい。「くらべてわかる野鳥 ヤマケイ文庫 叶内拓哉」を首っ引きで調べ、ジョウビタキの♀にたどり着いた。羽の白い斑紋と尾羽の裏側の赤褐色が同定の根拠となった。先日、かっぱ池で♂を観察したが、♂と♀ではいでたちが随分違う。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
210316124tm_026 X800 〇舞岡公園 ジョウビタキ♀ RX10M4.jpg     


2020年3月14日

舞岡公園の春 3月11日

新型コロナウィルスの流行で、自由に動き回ることもはばかられ、ここのところ、比較的近所の保土ヶ谷公園、舞岡公園しか行っていない。
 前日は冷たい雨が降っていたが、一夜明けて良い天気になった。日一日と春らしくなっている。「舞岡公園の自然 2」という毎日更新されているブログをフォローしているが、3月1日にモンシロチョウが発生していた。この日は舞岡公園へ行ってモンシロチョウの写真を撮ろうと車で出かけた。
 舞岡公園はすっかり春になってきている。もちろん、モンシロチョウに会えたし、越冬明けのムラサキシジミ、キタテハ、テングチョウ、キタキチョウ、ウラギンシジミも飛んでいた。また、撮影はできなかったが、早々のルリシジミもいた。
 この日は水曜日だったが、新型コロナウィルスの流行で、学校が休みになっているためか、小学生や中学生も多い。また、お母さんたちは公園は安全な場所と思ってか小さなお子さんを連れてこられている。年配のご夫婦も話をしながら歩いておられる。私と一緒で他に行くところがないのかもしれない。水車小屋の近くはこの日も野鳥愛好家の三脚が立ち並んでいたが、今日は野鳥が少ないようだった。
 約2時間、写真を撮りながら、舞岡公園の春を楽しんできた。

1.キブシ(木五倍子)の花
けやき広場からもみじ休憩所へ行く途中に両側に2本、キブシの木があった。春、葉が伸びる前に淡黄色の房のように下がる総状花序をつけている。長さ3-10cmになる花茎は前年枝の葉腋から出て垂れ下がり、それに花がつくので、まだ花の少ない時期によく目立つ。小さな花の集まりだが、この花にチョウもやってくる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 56mm ISO100 ) 露出補正 なし
  200311_001.jpg
2.移植されたスダジイ
南の丘に大きなスダジイの木がある。根元には江戸時代の石碑などがあって、由緒も窺える。10年位前に、横浜の銘木、古木になっているのこの木が、都市計画道路横浜藤沢線(上永谷舞岡地区街路整備工事)にひっかかるため植え替えが行われた。昨年、2019年春、「南の丘」に移植されたこのスダジイがようやく活着したとして、永らく閉鎖されていた「南の丘」が開放された。 大原谷戸池の方に抜ける道があり、ミズイロオナガシジミや栗の花に来たアカシジミなどを撮った記憶があるが、その道はなくなっていた。 

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
200311_002.jpg
3.モンシロチョウ♀
今年初めてモンシロチョウに会えた。♀だった。あまり良い写真ではないが、今年初めてのモンシロチョウなので、モンシロチョウには悪いが、何時もなら見向きもしないのに、大事に記録する。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 217mm ISO100 ) 露出補正 なし
200311_003.jpg
4.ウグイスカグラ(鶯神楽)
可愛い花が咲いていた。ウグイスの意味は、鶯の鳴く時期と関係し、神楽は「鶯隠れ」が変化したとの説などあるという。実(6~7月ごろ)は甘く食べることができ、一説には、この実をウグイスがついばむ姿が神楽を踊っているように見えることが名前の由来とも言われている。ウグイスカグラもウツギの仲間だそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 117mm ISO100 ) 露出補正 なし
200311_004.jpg
  5.シジュウカラ(四十雀)
比較的どこでも良く見る鳥である。日本ではほぼ全国に分布し、平地から山地の林に住むが、市街地、住宅地で見ることも多い鳥という。鳥の中でもいち早く春を告げるシジュウカラは、四十雀と書くが、「たくさん群れるから」という説や、「スズメ40羽分の価値がある」として、名付けられたという説もあるという。ゴジュウカラという鳥もいる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 129mm ISO125 ) 露出補正 なし
200311_005.jpg
6.ハクモクレン(白木蓮) 3/21訂正
古民家の庭でハクモクレンの花が咲き始めていた。
実はこの時は、コブシと思っていたが、3月21日に再び訪れた折、ハクモクレンだと気が付いたので記述を訂正した。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 14mm ISO100 ) 露出補正 なし  
200311_006.jpg
7.ボケ(木瓜)
古民家の庭にボケが植えられていた。wikipediaでは、和名のボケは、果実が瓜に似ており、木になる瓜で「木瓜(もけ)」とよばれたものが「ぼけ」に転訛したとも、「木瓜(ぼっくわ)」から「ぼけ」に転訛したとも言われるとあった。今年は花が咲くのが少し遅いように思うが。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
200311_007.jpg
8.古民家主屋など閉館
小谷戸の里の古民家主屋(旧金子邸主屋)は普段は開放されていて、中に入って見学することが出来るが、「古民家等一時閉館のお知らせ」という紙が貼られていて、新型コロナウィルスの感染拡大予防のため、3月15日まで納屋や売店などとともに閉館になっていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/500秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
200311_008.jpg
9.ネコヤナギ(猫柳)
古民家の裏庭に回ってみる。前回2月23日に来たときは、マンサクとアカバナマンサクが咲いていたが、花は終わりになっていた。代わりに、このネコヤナギが主張していた。写真は特徴的な銀白色の毛で目立つネコヤナギの花穂で、花期は3月~4月だ。これから次々に咲いてくる。「ネコヤナギ」の和名はこれをネコの尾に見立てたことによる。地方によりネコジャラシなど多くの呼び方があるという。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 125mm ISO100 ) 露出補正 なし
200311_009.jpg
10.ウラギンシジミ ♀
小谷戸の里の入り口近くのツバキの葉に、ウラギンシジミの♀が止まった。越冬したチョウだが、翅の傷みはほとんどない。この時期に見られる本種はほとんどが♀だ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 132mm ISO250 ) 露出補正 なし
200311_010.jpg
11.ヒメオドリコソウ(姫踊り子草)
春に道端で良く咲いている花だ。ヨーロッパを原産地として、日本では明治時代中期に帰化した外来種で、主に本州を中心に分布する。中国・朝鮮半島から日本に分布する、同属の高さが30-50cmくらいになるオドリコソウがあり、草丈が10cm~25cmの本種はヒメの名が冠されている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 25mm ISO100 ) 露出補正 なし
200311_011.jpg
  12.キタテハ秋型 -1
この日は、気温が上がるにつれ、越冬したキタテハの秋型が多く飛んでいた。この個体は色は褪せているが翅は切れていない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 201mm ISO100 ) 露出補正 なし
200311_012.jpg
13.モンシロチョウ翔ぶ
飛び立つタンポポ(ニホンタンポポと思う)で吸蜜していたモンシロチョウの♂が飛び立った。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
200311_013.jpg
14.モンシロチョウ♂
モンシロチョウは春の陽を浴びて元気に飛び回り、せっかくの今が盛りのタンポポなのに、あまり止まってくれなかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
200311_014.jpg
  15.キタテハ秋型 -2
キタテハが元気だ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 198mm ISO100 ) 露出補正 なし
200311_015.jpg  
16.キタテハ秋型 -3
体験畑の先を左に入り、狐久保へ行く道に咲くタンポポにキタテハが吸蜜に来る。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
200311_016.jpg
17.タイワンリス -1
狐久保への道でタイワンリスが何かエサを探していた。 ゆっくりと近づいて撮る。あまり警戒しないのかすぐには逃げない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 41mm ISO125 ) 露出補正 なし
200311_017.jpg
18.タイワンリス -2
先日、保土ヶ谷公園で見たタイワンリスは体が大きかったが、この個体は小さいように見える。これくらいの大きさであれば"可愛い"と思える。しかし、タイワンリスは雑食性で木の実などの植物の他、昆虫やカタツムリだけではなく、鳥の卵も食べるそうだ。メジロやコゲラなどの巣に侵入し、大切に育てている卵を食べ、これらの野鳥の個体数減少の原因を作ってしまっていることもあるという。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 102mm ISO125 ) 露出補正 なし
200311_018.jpg  
19.テングチョウ -1
越冬したテングチョウがこの暖かさで眠りから覚め、活動を始めた。ユキヤナギの花に飛んできた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
200311_019.jpg
20.火の見櫓
瓜久保の家という休憩所の前庭に、鉄塔の火の見櫓がある。威風堂々という感じの櫓で、半鐘を吊した屋根の上に風見鶏まで付いている。9年前のこの日(3月11日)、午後2時46分に東日本大震災に襲われたが、この火の見櫓の半鐘もその時から傾いたままになっていたという。次回行ったときに良く見てみよう。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/500秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
200311_020.jpg
21.テングチョウ -2
先に撮ったのとは別の個体である。開翅してくれた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
200311_021.jpg
22.テングチョウ -3
飛び立って、飛行姿勢を見せてくれた。 

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO160 ) 露出補正 なし
200311_022.jpg
23.コガモ♀ -1
カッパ池に2羽の鳥がいた。カルガモかなと思ったが、カルガモよりは小さい。通りがかりの方が、コガモの♀だと教えてくださった。美しい青緑色に見える翼鏡がある。wikipediaによると、「コガモは体長34〜38cm。翼開長58〜64cm。雄の方がやや大きい。ドバトより一回り大きい程度で、日本産カモ類の中では最小種のひとつ」とあった。日本では、冬鳥として全国に飛来する。全国で普通に見られ、市街地の河川や公園の池などでも観察されるとあったが、帷子川では見たことがない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO400 ) 露出補正 なし  
200311_023.jpg
24.コガモ♀ -2
「雄は頭が栗色で、目の周りから後頸にかけてが暗緑色、身体は灰色で、側面に横方向の白線が入る。下尾筒は黒く、両側に黄色い三角の斑がある。翼は暗褐色だが、翼鏡は緑色。嘴と足は黒い」とあった。2羽いたが2羽とも♀のようだ。♀は全体に褐色で、黒褐色の斑がある。下尾筒の両脇は白い。雄と同様に緑色の翼鏡が見られる。池の淵に来て水草を食べているようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO200 ) 露出補正 なし
200311_024.jpg


2020年2月27日

チョウ現れず野鳥を探す 舞岡公園 2月23日

新型コロナウィルスのパンデミックが危惧されている。東京を例にとるならば2月23日現在の感染者は29人で都の人口をおおよそ14,000千人とすると、感染している人は、約0.0002%であり、50万人に1人である。罹患する確率は極めて低い。しかし絶対に罹らないとは言いきれない。そう考えると動きが鈍くなる。ましてや今、自分が知らないうちに感染しているとしたら、絶対に人にうつしてはならないなと考える。
 2月23日が天皇誕生日で休日になったのでまた、2月22日、23日、24日と3連休である。22日は風が強かったが、この日、23日は良い天気となった。マイカーで舞岡公園へ出かけてみることにした。
 穏やかな日だったが、気温がイマイチ上がらない。越冬していたチョウたちが飛び出してくるかと思っていたが、姿を見ることはできなかった。

 
1.カワヅザクラ
舞岡公園にはカワヅザクラはないが、駐車場から公園南門に通じる道に、まだ2mくらいの高さにしか育っていない1本のカワヅザクラが花を咲かせていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 41mm ISO100 ) 露出補正 なし
001)200223001 X800 河津桜 RX10M4.jpg
2.ヒイラギナンテンの花
ヒイラギナンテンの黄色い花が咲いていた。ヒイラギナンテンは中国、台湾原産で江戸時代初期に渡来したという。魔除け、厄除けの縁起物だそうだ。実は6月頃には黒紫色になって白い粉を吹き、葉は厚みのある革質で光沢があって、葉縁の荒い鋸歯は鋭い刺状である。葉は冬に赤銅色になる部分があり、紅葉のようになる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 168mm ISO400 ) 露出補正 なし
002)200223004 X800 ヒイラギナンテン RX10M4.jpg
3.冬の谷戸
この時期に舞岡公園に来ることはほとんどなかった。刈り取られた稲が春を待つ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 25mm ISO100 ) 露出補正 なし
003)200223015 X800 舞岡公園 RX10M4.jpg
4.ハンノキ(榛の木)の花と果実
水車小屋の近くに生えているハンノキでは、昨年の10月ころに成熟した果実(右下)と花(蕾?)が同時に見られた。花の房の先に付く雌花はあまり目立たないが、4~5cmほどの棒のような雄花が下がっていた。花はこれから咲くのだろうか。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 117mm ISO100 ) 露出補正 なし
004)200223021 X800 舞岡公園 ハンノキの花房と実 RX10M4.jpg
5.鳥を待つカメラ
水車小屋の近くの野鳥が来そうなところで、三脚が立てられ、望遠レンズやスコープを付けたカメラが並ぶ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 97mm ISO500 ) 露出補正 なし
005)200223024 X800 舞岡公園 RX10M4.jpg
6.アカハラ -1
ほとんど水がなく湿地となった池の前にも、野鳥を狙うカメラマンが大勢いらっしゃった。周囲から聞こえてくる会話やレンズの向く方向を頼りに、私もRX10M4のズームレンズを伸ばしてみる。20mくらい先の窪みに何がが動く。検討を付けてフォーカスをして、シャッターを切った。ファインダーやモニターではその鳥の形態がわからず、種もわからない。周りにいた方々から「アカハラ」という声が聞こえた。画像はトリミングしている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO500 ) 露出補正 なし
006)200223031 X800 △舞岡公園 アカハラ RX10M4.jpg
7.アカハラ -2
アカハラは同じところを行ったり来たりしていて、なかなか近づいてくれない。チョウも飛ばないのでしばらく野鳥を探してみる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO800 ) 露出補正 +1.0段
007)200223082 X800 〇舞岡公園 アカハラ RX10M4.jpg
8.カシラダカ
同じ湿地には違う野鳥もいた。ムクドリもいる。木の枝に小さな鳥が飛来した。眼が悪いのでこれも眼鏡をかけてもはっきり見えない。帰宅して調べてみたところカシラダカの♀のようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO200 ) 露出補正 なし
008)200223043s X800 〇舞岡公園 カシラダカ♀ RX10M4.jpg
9.ツグミ -1
ツグミもいた。保護色になって、動かなければ何処にいるのか全く分からない。画面でもわかり難いが、右端の方で、やや上を向いて歩いていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO160 ) 露出補正 なし
009)200223050s X800 〇舞岡公園 ツグミ RX10M4.jpg
10.ツグミ -2
ツグミはアカハラに比べて歩き回る範囲が広い。しかし、なかなか近くにやってきてくれなかった。 

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO160 ) 露出補正 なし
010)200223057ts X800 〇舞岡公園 ツグミ RX10M4.jpg
11.アオジ -1
違うところで動く野鳥がいた。アカハラやツグミではない。この鳥も何という種かわからなかったが、帰宅して調べてみるとアオジのようだ。アカハラやツグミよりは近いところを歩き回っていた。♀のようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO800 ) 露出補正 +1.0段
011)200223096 X800 〇舞岡公園 アオジ RX10M4.jpg
12.アオジ -2
腹は黄色だった。可愛らしい姿をしている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 218mm ISO1600 ) 露出補正 +0.7段
012)200223103tm X800 〇舞岡公園 アオジ RX10M4.jpg
13.カワセミ♀ -1
何時も愛鳥カメラマンの姿がある谷戸の向こう側の宮田池へ行ってみた。この日はスマホのカメラで何かを撮っている方が一人いただけで、三脚の林立はなかった。傍におられた方が「そこにカワセミが止まってますよ」と教えてくださった。多分近くにお住まいの方とお見受けする。易しいようでなかなかとりにくい。露出をマイナス補正して撮ったが、アンダーになってしまった。Photoshopでレベル補正した。トリミングしている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/1000秒 213mm ISO100 ) 露出補正 ー0.7段
013)200223156s X800 舞岡公園 宮田池 カワセミ♀ RX10M4.jpg
14.カワセミ♀ -2
先ほどの方が、「くちばしの下側が赤ければ♀ですよ」と教えてくださった。後で、モニターで拡大して見ると、くちばしの下が深紅になっていた。それにしてもじっと微動だにせずに、止まっていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/1000秒 151mm ISO100 ) 露出補正 ー0.7段
014)200223163 X800 〇舞岡公園 宮田池 カワセミ♀ RX10M4.jpg
15.ロウバイ
カッパ池の傍に1本のロウバイの木がある。花が咲いているときに来たことは過去に1度しかなかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1000秒 121mm ISO100 ) 露出補正 なし
015)200223166 X800 舞岡公園 ロウバイ RX10M4.jpg
16.餅つき
古民家へ戻ってきた。餅つきが行われている。新型コロナウィルスのため皆さんマスク着用だ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 20mm ISO320 ) 露出補正 なし
016)200223173 X800 舞岡公園 RX10M4.jpg
17.マンサク 黄色
wikipediaによれば、マンサクは2月~3月に、葉に先駆けて花が咲く。花にはがく、花弁と雄蕊および仮雄蕊が4個ずつあり、雌蕊は2本の花柱を持つ。がくは赤褐色または緑色で円い。花弁は黄色で長さ1.5cmほどの細長いひも状になる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 102mm ISO100 ) 露出補正 なし
017)200223178 X800 舞岡公園 マンサク RX10M4.jpg
18.マンサク  赤
隣には珍しい赤褐色の花を咲かせたマンサクがあった。アカバナマンサクと呼ばれる品種があるそうだが、これがそうなのかはわからない。マンサク(万作)の語源は明らかでないが、早春に咲くことから「まず咲く」「真っ先」が変化した説、多数の花が豊作に通じることから「万年豊作」に由来するなどの説があるそうだ。この日、とうとうチョウは1頭も現れなかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 48mm ISO100 ) 露出補正 なし
018)00223177 X800 舞岡公園 RX10M4.jpg


2017年3月 2日

春を待つ 舞岡公園 2月16日

横浜はその数日前に少しだけ雪が降ったが、この頃はしばらく青空が広がる日が続いていた。日中は温かい。
 今年初めて舞岡公園へ行ってみる。木々の葉は落ちて、荒涼とした感じがあるが、タンポポも咲き始めている。かっぱ池の傍のロウバイはそろそろ終わりだが、一方で梅の花が咲き始めていた。
 チョウはまだ飛ばないだろうから、P610だけを携えて、鳥を撮ろうと思って行った。葉が茂っている季節はその葉に遮られて鳥を発見しにくいが、今の季節は枝にとまる鳥を見つけやすい。
あまり多くの鳥たちを撮ることはできなかったが、それでもいつもは見られない鳥をカメラでとらえることができた。

1.ムクドリ
ムクドリは都会にも済み、人に慣れているためか、近づくことができる。春と秋の2回、繁殖期があり、繁殖を終えたムクドリは、秋口には大群となって飛び、餌場となる都会の地域に大きな鳥害をもたらして、しばしば問題となっている。でも、こうしてみるとなかなか姿の良い鳥だと思う。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f5.6 1/400秒 143mm ISO100​ ) ​ 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
2.キジバト
ヤマバトともいう。逆光になっていてよく判らなかったが、モニターで見て判った。逆光だったが、ディテールがよく出ている。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f6.5 1/160秒 258mm ISO100​ ) ​ 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
3.台湾リス
舞岡公園には台湾リスが多く、この日も10頭近く見た。道に出てきて何かを前足で拾っているのはまだ子供のようだ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f6.3 1/125秒 236mm ISO250​ ) ​ 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
4.ロウバイの花
かっぱ池の傍にロウバイの木が1本ある。花はそろそろ終わりだろうが、きれいに咲いていたところを撮った。蝋細工のような花だ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f6 1/640秒 215mm ISO100​ ) ​ 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
5.干上がったかっぱ池
初夏にはハスが赤い花を咲かせるかっぱ池だが、ここのところの乾燥した気候ですっかり干上がってしまっていた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f4 1/400秒 10mm ISO100​ ) ​ 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
6.梅
かっぱ池の奥にある瓜久保に白梅と紅梅がある。紅梅の方はまだ3分咲きというところだったが、白梅の方はご覧の通り、良く咲いていた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f5.2 1/640秒 27mm ISO100​ ) ​ 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
7.モズ
モズかジョウビタキかどちらだろうかと思っていたが、n-shuheiさんに教えを乞うたところ、モズだろうとのことだった。舞岡公園ではあまり見ることができない。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f6.3 1/320秒 236mm ISO100​ ) ​ 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
8.ノスリ
きざはしの池まで戻ってきたら、大勢のカメラマンがある方向にレンズを向けておられる。何がいるのかじっと探すが、なかなか見つからない。やっと、20位先の高い木の枝に止まっている大きな鳥を見つけた。傍にいたかたに尋ねると、ノスリだそうだ。鵟と書く。タカの仲間だが、全長50~60cmとトビより小型である。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f6.5 1/125秒 258mm ISO100​ ) ​ 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
9.アカバナマンサク
マンサクの花が咲くころになった。保土ヶ谷公園には黄色いマンサクの花が多いが、舞岡公園の古民家には赤いマンサクの花が咲く。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f4.5 1/400秒 14mm ISO100​ ) ​ 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
10.ミツマタの花芽
三椏と書く。写真で分かるように3つに分かれた枝の先に黄色い花を咲かせる。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f3.3 1/1000秒 4mm ISO100​ ) ​ 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
11.マガモの夫婦
wikipediaによれば、冬鳥として渡来するマガモの繁殖期は4-8月で、繁殖期の♂は黄色のくちばし、緑色の頭、白い首輪、灰白色と黒褐色の胴体とあざやかな体色をしている。♀はくちばしが橙と黒で、ほぼ全身が黒褐色の地に黄褐色のふちどりがある羽毛におおわれる。非繁殖期のオスはメスとよく似た羽色(エクリプス)になるが、くちばしの黄色が残るので区別できるという。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f5.6 1/125秒 116mm ISO250 ) ​ 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
12.コサギ
マガモの夫婦がいた古谷戸池には、コサギもいた。右足を水に入れて、かき回すようなしぐさをする。餌を探しているのだろう。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f5.6 1/200秒 90mm ISO250 ) ​ 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。