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Atelierで“ケイトウ”が含まれるブログ記事
2019年9月10日
2017年9月 2日
隠居の散策:8月の終わり頃の泉北ニュータウン・栂地区(1)
8月28日、昨夜少し雨が降ったせいか、朝は涼しくなった。秋が近づいてきている。だが、昼には気温が上がる予測だ。朝食摂るそうそう近所を歩いてみることにした。7時50分、ポーチにいつも入っている携行気象計 Kestrel で気温を測ってみると、気温29.1度、湿度50.5%だった。少し涼しくなった。
今まで気づかなかったノウゼンカズラやアメリカアサガオが咲きだしている。暑い盛りからアチラコチラで咲いているヘクソカズラや七変化も、数を増やしたように思う。
今回新たに気づいたのは、セセリチョウが、今咲く花に飛び回っていることだ。だが、セセリチョウの特定は難しい。撮った写真と図鑑と首っ引きだ。今回も YAMAKO さんに助力を頂いた。
2017/8/28 大森(堺市) 七変化(ランタナ) この酷暑の中で咲く、可憐な花だ。亜熱帯アメリカ原産で、わが国へは江戸時代の末期に渡来した。色の変化しない黄色や白色の品種もある。 RICOH GR-Ⅱ 18.3mm AE( 1/125s f/5.6 ISO100) EV -0.7 |
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2017/8/28 大森(堺市) ノウゼンカズラ(凌霄花) 中国が原産 我が家の庭にもあったが、庭をリフォームしたときに取り払った。繁殖力が極めて強い。 RICOH GR-Ⅱ 18.3mm AE( 1/125s f/5.6 ISO100) EV -0.7 |
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2017/8/28 大森(堺市) ヘクソカズラ (屁糞葛) 今年は豊作なのか、アチラコチラで目立つ。葉を1枚とって揉んでみると確かにいい匂いはしない。 RICOH GR-Ⅱ 18.3mm AE( 1/125s f/5.0 ISO100) EV -0.7 |
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2017/8/28 檜尾(堺市) オオチャバネセセリ 道端の小さな花畑に、いろいろなセセリチョウが飛び回っていた。 SONY α7Ⅱ+Sigma 18-300mm 300.0mm crop TV( 1/500s f/6.7 ISO640) EV 0 |
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2017/8/28 檜尾(堺市) キマダラセセリ サルビア?の花に、キマダラセセリも飛んできた。 SONY α7Ⅱ+Sigma 18-300mm 150.0mm crop TV( 1/500s f/6.7 ISO800) EV 0 |
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2017/8/28 檜尾(堺市) ヤマトシジミ 他のシジミチョウの姿はなくなった。 SONY α7Ⅱ+Sigma 18-300mm 200.0mm crop TV( 1/500s f/6.7 ISO800) EV 0 |
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2017/8/28 檜尾(堺市) ヤマトシジミ開翅 表翅の色は、薄いので多分オスだろう。 SONY α7Ⅱ+Sigma 18-300mm 200.0mm crop TV( 1/500s f/6.7 ISO400) EV 0 |
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2017/8/28 檜尾(堺市) イチモンジセセリ 代表的なセセリチョウ。この小さな花畑はいろいろな蝶が来るので楽しい。 SONY α7Ⅱ+Sigma 18-300mm 120.0mm crop TV( 1/500s f/5.6 ISO640) EV 0 |
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2017/8/28 檜尾(堺市) アメリカアサガオ 和田川の柵に絡みついていた。繁殖力があるらしく、この時期いろいろなところでツルを伸ばしている。 RICOH GR-Ⅱ 18.3mm AE( 1/180s f/5.6 ISO100) EV -0.7 |
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2017/8/28 檜尾(堺市) ニガカシュウ 同じく和田川の柵に絡みついていた。色々とネットサーチしたがヒットせず、「この花の名は?掲示板」に助けを乞うと「日陰のモモ子」さんという方が即座に答えていただいた。この方、すこぶる花の名に詳しい。 葉脈に規則正しく横に走る側脈があるのもニガカシュウの特徴ですと「ヤマノイモの仲間~葉による見分け方」ページにはある。 RICOH GR-Ⅱ 18.3mm AE( 1/160s f/5.6 ISO100) EV -0.7 |
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2017/8/28 檜尾(堺市) クサネム(草合歓) ニュータウンでは、まだ稲作が続いている。穂をつけ始めた田んぼの中に、今まで気づかなかった雑草が生えていた。 1年草。荒れ地や田の畦などに多いが、最近水田に多く発生し、収穫時に邪魔になったり、種子が籾に混入し米の品質を低下させる等で問題となっている。と「雑草図鑑」の「水田雑草」に説明がある。 堺いきもの情報館に投稿 SONY α7Ⅱ+Sigma 18-300mm 70.0mm TV( 1/500s f/5.6 ISO400) EV 0 |
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2017/8/28 檜尾(堺市) ヒレタゴボウ(アメリカミズキンバイ) キレイな黄色い花だが、これも水田の雑草ではないだろうか。少なくとも休耕田に繁茂していたりする。 SONY α7Ⅱ+Sigma 18-300mm 135.0mm crop TV( 1/500s f/9.5 ISO400) EV 0 |
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2017/8/28 檜尾(堺市) イチモンジセセリ 小さな花畑の千日紅で吸蜜していた。横に咲いているケイトウには、留まらない。 SONY α7Ⅱ+Sigma 18-300mm 100.0mm TV( 1/500s f/8.0 ISO400) EV 0 |
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2017/8/28 檜尾(堺市) みかんの花 ハチだろうか、吸蜜に来ていた。 SONY α7Ⅱ+Sigma 18-300mm 80.0mm TV( 1/500s f/6.7 ISO400) EV 0 |
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2017/8/28 檜尾(堺市) マツヨイグサ 蕾をいっぱい付けていた。 SONY α7Ⅱ+Sigma 18-300mm 90.0mm TV( 1/500s f/8.0 ISO400) EV 0 |
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2017/8/28 檜尾(堺市) マメアサガオにイチモンジセセリ アサガオには、あまり蝶はやってこないのだが。 SONY α7Ⅱ+Sigma 18-300mm 230.0mm TV( 1/750s f/8.0 ISO400) EV 0 |
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2017/8/28 檜尾(堺市) イヌマキの果実 実の色は、段々と色が変わっていくらしい。 RICOH GR-Ⅱ 18.3mm AE( 1/100s f/4.5 ISO100) EV 0 |
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2017/8/28 檜尾(堺市) 泉州の玉ねぎ ちょっと前まで、このような玉ねぎの干場があちこちで見かけたのだが。 RICOH GR-Ⅱ 18.3mm AE( 1/90s f/4.5 ISO100) EV 0 |
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2017/8/28 檜尾(堺市) サルスベリ並木 堺市南区役所の道路沿いに咲いている。区役所は現在外壁塗装かなんかの工事中である。 RICOH GR-Ⅱ 18.3mm AE( 1/90s f/4.5 ISO100) EV 0 |
Kestrel
2013年9月 1日
隠居の散策:処暑の「花の文化園」
8月も終わりになって、なんとか屋外にも出てみるぐらいに気温が収まった。花好きの家内と涼しくなったら行ってみようと言っていた河内長野の「花の文化園」に、8月29日出かけることにした。
10時の開場前だったが、駐車場はガラガラである。ちょうど葉を茂らせている樹の下にスペースに車を滑りこませた。
現在、「目指せ旭山プロジェクト」という活動が行われていて、入り口にはガーデナー・ランドスケープアーティスト石原和幸氏のデザインと思われる植木鉢で作ったテラコッタドールが鎮座している。
この日は、「ブルーガーデン倶楽部」というボランティアの活動日らしく、大勢の人たちが草刈りや苗の植え込みなどを作業をされていた。このテラコッタドールも皆さんの協同作業のようだ。
この暑い時期、花の種類は少ないと思っていたが、多くの花がアチラコチラに咲いている。入り口付近には、種類の変わったコリウスが一面に植栽されている。
夏の花は、なんとなく原色系が多いようだ。
温室に入っていると逆に涼しいくらい、外の直射日光の下はまだ壮烈な暑さである。温室の中の洋ランの一種の名前がわからない。例によって、【この花の名は?掲示板】に、教示を仰ぐと、ひろし@小南部 さん(胡蝶に関する情報交換・意見交換の掲示板を開いておられるようだ)という方が詳しく教えてくださったが交配種の名前は沢山あってわからないようだ。
コリウス:花の文化園(河内長野) 2013/8/29 SONY NEX-7+SEL50F1.8 50mm(35mm換算75mm) 絞り優先オート 1/3200 F1.8 ISO100 露出補正 0 |
コリウス:花の文化園(河内長野) 2013/8/29 SONY NEX-7+SEL18200LE 18-200mm/F3.5-6.3 31mm(35mm換算46mm) 絞り優先オート 1/30s F4.0 ISO100 露出補正 0 |
オミナエシ:花の文化園(河内長野) 2013/8/29 SONY NEX-7+SEL18200LE 18-200mm/F3.5-6.3 88mm(35mm換算132mm) 絞り優先オート 1/50s F6.3 ISO100 露出補正 0 |
タカサゴユリ:花の文化園(河内長野) 2013/8/29 SONY NEX-7+SEL18200LE 18-200mm/F3.5-6.3 63mm(35mm換算94mm) 絞り優先オート 1/125s F6.3 ISO100 露出補正 0 |
チュウキンレン**:花の文化園温室(河内長野) 2013/8/29 SONY NEX-7+SEL18200LE 18-200mm/F3.5-6.3< 66mm(35mm換算99mm) 絞り優先オート 1/30 F5.6 ISO100 露出補正 0 |
ブーゲンビリア:花の文化園温室(河内長野) 2013/8/29 SONY NEX-7+SEL18200LE 18-200mm/F3.5-6.3< 61mm(35mm換算91mm) 絞り優先オート 1/3 F11.0 ISO100 露出補正 0 |
キダチベゴニア:花の文化園温室(河内長野) 2013/8/29 SONY NEX-7+SEL18200LE 18-200mm/F3.5-6.3< 121mm(35mm換算181mm) 絞り優先オート 1/4 F11.0 ISO100 露出補正 0 |
洋ラン モカラ交配種:花の文化園温室(河内長野) 2013/8/29 SONY NEX-7+SEL18200LE 18-200mm/F3.5-6.3< 66mm(35mm換算99mm) 絞り優先オート 1/50 F5.6 ISO100 露出補正 0 |
クレマチス:花の文化園(河内長野) 2013/8/29 SONY NEX-7+SEL50F1.8 50mm(35mm換算75mm) 絞り優先オート 1/250 F9.0 ISO100 露出補正 0 |
睡蓮:花の文化園(河内長野) 2013/8/29 SONY NEX-7+SEL50F1.8 50mm(35mm換算75mm) 絞り優先オート 1/1000 F20.0 ISO1600 露出補正 0 |
睡蓮:花の文化園(河内長野) 2013/8/29 SONY NEX-7+SEL50F1.8 50mm(35mm換算75mm) 絞り優先オート 1/250 F8.0 ISO100 露出補正 0 |
睡蓮:花の文化園(河内長野) 2013/8/29 SONY NEX-7+SEL50F1.8 50mm(35mm換算75mm) 絞り優先オート 1/200 F8.0 ISO100 露出補正 0 |
カンゾウ:花の文化園(河内長野) 2013/8/29 SONY NEX-7+SEL50F1.8 50mm(35mm換算75mm) 絞り優先オート 1/500 F8.0 ISO200 露出補正 0 |
ノウゼンカズラ:花の文化園(河内長野) 2013/8/29 SONY NEX-7+SEL50F1.8 50mm(35mm換算75mm) 絞り優先オート 1/100 F8.0 ISO200 露出補正 0 |
トサカケイトウ:花の文化園(河内長野) 2013/8/29 SONY NEX-7+SEL50F1.8 50mm(35mm換算75mm) 絞り優先オート 1/200 F8.0 ISO200 露出補正 0 |
エキナセア:花の文化園(河内長野) 2013/8/29 SONY NEX-7+SEL50F1.8 50mm(35mm換算75mm) 絞り優先オート 1/200 F8.0 ISO200 露出補正 0 |
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チュウキンレン:バショウ科の植物で、原産地は中国の雲南省~インドシナ半島。地より湧き出る金のハスという意味でしょうか。漢字で地涌金蓮と書きます。英名は、Chinease yellow banana でハスではなくバナナの仲間です。黄色く開いている部分は苞で、中に小さな花がたくさんつきます。
花は結構咲いているのに、蝶の姿は少ない。蝶もあまり暑いのは苦手なんだろうか。あまり日の当たらない散策路に、表翅が鮮やかに青いムラサキシジミを見かけたが、残念ながら開翅したところは捉えられなかった。
2012年10月18日
隠居の探鳥・蝶ウォーク:コガモきて 二級河川も にぎやかに
二十四節気の寒露、七十二候の五十侯菊花開となって、さすがに早朝は涼しくなった。冬鳥の飛来を期待して、近くの二級河川和田川を南に歩いた。
カメラのセットをするまもなく、キセキレイが川面を低く飛んだ。ハクセキレイやセグロセキレイに比べると、かなり用心深い。留鳥ではあるが、夏の間には見かけたことはない。同じように、バンも和田川に戻ってきていた。
カルガモに混じって、一回り小さな鴨が泳いでいる。近づくと、カルガモは驚かないが、この小さなカモは飛び立ってしまう。ようやく撮った写真をみるとコガモのエクリプスのようだ。コガモの雄は、頭が栗色で、尻の一部が黄白色できれいであるが、雌は全体に暗褐色で派手さはない。だから、この時期に見るコガモは雌ばかりと思ってしまいそうだ。
畑作地の杭に、モズにしては少し小さい鳥が留まった。撮った写真を図鑑やネットなどで同定してみると、どうやらノビタキかオオルリの雌のように思われた。 いつもお世話になる野鳥識別掲示板に投稿してみると、向井三恵さんから、次のようご教示をいただいた。
ノビタキとオオルリは、似ているけれども、種類が少し違います。
止まっているスタイルが違うと思いませんか?
ノビタキはコマドリと同じ仲間。
小型ツグミ類ヒタキ科ツグミ亜科で、スズメぐらいの大きさでクチバシは細く、足も細くて長め。
オオルリはヒタキ類ヒタキ亜科。
全長13~18センチの小鳥でクチバシの先はとがるが基部は幅が広い。足は短いのが特徴。
大体想像が付いたのではないでしょうか。
ということで、ノビタキとしたのだが。何れにしても、初めてのお目見えである。止まっているスタイルが違うと思いませんか?
ノビタキはコマドリと同じ仲間。
小型ツグミ類ヒタキ科ツグミ亜科で、スズメぐらいの大きさでクチバシは細く、足も細くて長め。
オオルリはヒタキ類ヒタキ亜科。
全長13~18センチの小鳥でクチバシの先はとがるが基部は幅が広い。足は短いのが特徴。
大体想像が付いたのではないでしょうか。
温度が上がるにつれて、蝶の姿も見られるようになった。大阪府のアドプト・リバー・プログラムで造られた川岸の花壇に植えこまれたコスモスやケイトウの花に、ヒメアカタテハなどの蝶がよってきた。
2012年9月21日
隠居の探鳥・蝶ウォーク:センニチコウ ヒョウモンチョウも 匂い嗅ぎ
秋分の日があさってに迫って、ようやく朝の散策を再開する気になった。暑さにかまけて、1ヶ月半ほど歩いていなかった地元栂・美木多を歩くことにした。自宅から南部のコースである。
やっぱり季節は変わってきている。ケイトウやセンニチコウなど人工的に植えられた花も多いが、葛の花など秋に咲く野草もある。それらの花に、蝶が吸蜜に来る。
野鳥は年中見られるムクドリやアオサギ、セキレイといった鳥たちである。ケリが5羽、例の甲高い声をさえずりながら、上空を飛んでいた。今は、二十四節気七十二候の四十五候:玄鳥去(つばめさる)であるが、たしかに飛び交っていたツバメは南方に飛び去ってしまった。