隠居の散策:泉北 栂・美木多の紅葉
足が衰えた私の散策範囲でも、結構きれいな紅葉を見ることができる。
京都などとは違って、ニュウータウンの紅葉は、街路樹が多い。ニュウータウンが開発されて50年以上になるので、開発当初に植えられたと思われるトウカエデや、イチョウが赤く・黄色く色づいてきた。
2022年11月15日
足が衰えた私の散策範囲でも、結構きれいな紅葉を見ることができる。
京都などとは違って、ニュウータウンの紅葉は、街路樹が多い。ニュウータウンが開発されて50年以上になるので、開発当初に植えられたと思われるトウカエデや、イチョウが赤く・黄色く色づいてきた。
2022年10月17日
コロナ禍で久しく会っていなかった孫たちと過ごした連休明けの10月11日、秋らしい天気になった。ぶらりと歩く気になって、近辺に被写体を求めた。最近は、足の衰えで、遠くには歩いていけない。
それでも、二級河川沿いの雑草がしげる遊歩道や地区の小さな公園などをぶらついてみると、野の花やそれを目当てとした蝶などが吸蜜に来るのが観察された。
2022/10/11 女郎花(オミナエシ)(堺市大森) 秋の七草のひとつ。他の6種は、クズ、ススキ、ナデシコ、ハギ、フジバカマ、キキョウであるが、この秋キキョウには出会っていない。
SONY NEX-7 + Zeiss 24-70mm 45mm(35mm換算67mm) F8 1/320 ISO100 |
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2022/10/11 ウラナミシジミ(堺市大森) この時期、ウラナミシジミ以外のシジミチョウは見かけなかった。
SONY NEX-7 + Zeiss 24-70mm 70mm(35mm換算105mm) F6.3 1/320 ISO100 |
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2022/10/11 ウラナミシジミ交尾(堺市大森) このような瞬間に出会えることは少ないだが、この日はウラナミシジミが多く飛んでいた。
SONY NEX-7 + Zeiss 24-70mm 70mm(35mm換算105mm) F6.3 1/320 ISO100 |
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2022/10/11 ホシアサガオ(堺市大森) 第二次世界大戦後に帰化したらしい。繁殖力が強く、あちこちに増えている。
SONY NEX-7 + Zeiss 24-70mm 56mm(35mm換算84mm) F7.1 1/320 ISO100 |
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2022/10/11 ナンキンハゼの実(堺市大森) 紅葉は間もなく始まると思われる。
SONY NEX-7 + Zeiss 24-70mm 55mm(35mm換算82mm) F6.3 1/250 ISO100 |
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2022/10/11 ネズミモチの実(堺市大森) 此木は紅葉しないと思う。初夏に白い花を咲かせる。
SONY NEX-7 + Zeiss 24-70mm 51mm(35mm換算75mm) F8 1/400 ISO100 |
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2022/10/11 アカヒゲガヤ?(堺市大森) 同じような雑草が多いが、【Google レンズ】をとっかかりに、Web でサーチしてみた。なぜか撮影情報は得られなかった。このような写真はだめなのかもしれない。
SONY NEX-7 + Zeiss 24-70mm --mm(35mm換算--mm) F- 1/--- ISO--- |
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2022/10/11 セイタカアワダチソウ(堺市大森) 昔は雑草の代名詞だったが、除草剤の進化のせいか最近はめっきり少なくなっている。別名セイタカアキノキリンソウというらし。この名前の方が、なんとなくあっているような気がする。
SONY NEX-7 + Zeiss 24-70mm 51mm(35mm換算75mm) F8 1/400 ISO100 |
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2022/10/11 アゲハ(1)(堺市赤坂台) 道端にどなたかが植えられたヒャクニチソウにアゲハが数頭飛来していた。
SONY NEX-7 + Zeiss 24-70mm 65mm(35mm換算97mm) F7.1 1/320 ISO100 |
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2022/10/11 アゲハ(2)(堺市赤坂台) 【Google レンズ】では。ナミアゲハとしてヒットする。図鑑【日本のチョウ】では、単なるアゲハと表示されている。
SONY NEX-7 + Zeiss 24-70mm 65mm(35mm換算97mm) F7.1 1/320 ISO100 |
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2022/10/11 アゲハ(3)(堺市赤坂台) 連写を試みると、こんな写真が撮れた。
SONY NEX-7 + Zeiss 24-70mm 66mm(35mm換算99mm) F8 1/500 ISO100 |
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2022/10/11 秋の空(堺市赤坂台) ふと空を見上げると面白い雲が浮かんでいた。【雲のカタログ】をみると巻雲の一種のようだ。
SONY NEX-7 + Zeiss 24-70mm 66mm(35mm換算99mm) F8 1/500 ISO100 |
2022年2月19日
それでも春らしくなった日差しにも誘われて、菜の花でも見に行こうと近くの「ハーベストの丘」に車を走らせた。ところが、うっかり2月の定休日を見落としていた。1・2月は、水曜日が定休だったようで、駐車場の入り口が閉まっている。併設している「また来て菜」という農産物直売所も水曜日が定休日だ。せっかくでてきたので、「和泉リサイクル環境公園」に行き先を変えた。特段の目当はないが、菜の花ぐらいは期待できるかもしれない。
この時期、持病のヘルニアともあいまって、あまり外を歩く気もならないが、11日建国記念日は、好天に誘われて、毎年蝋梅が咲く場所に足を向けた。蝋梅にも種類があるようで、すこし花びらの異なる。蝋梅の横には、白梅が何輪か咲いていた。田の畔には、春の先駆け「オオイヌノフグリ」が花をつけていた。
14日、昼から晴れたので、荒山公園の梅を鑑賞に行った。堺一番の梅公園らしい。まだ、何種類かしか咲いていなくて、満開はもう少し先のようだった。
2022/2/9 紅梅(和泉環境リサイクル公園) 期待していなかった梅がまだ、数は少ないが咲いていた。
SonyNEX-7 + Sigma 18-300mm 250mm(35mm換算375mm) 1/500 F6.3 ISO100 |
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2022/2/9 菜の花(和泉環境リサイクル公園) 観賞用に植え付けはしていなかった。
SonyNEX-7 + Sigma 18-300mm
280mm(35mm換算420mm) 1/1000 F6.3 ISO100
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2022/2/11 コガモ♂(和田川) 雄は完全に繫殖羽になっている。
SonyNEX-7 + Sigma 18-300mm
150mm(35mm換算225mm) 1/160 F6.3 ISO100
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2022/2/11 蠟梅(大森) 蝋梅の種類は、素心蠟梅という種らしい。
SonyNEX-7 + Sigma 18-300mm
160mm(35mm換算240mm) 1/160 F6.3 ISO100
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2022/2/11 蠟梅(野々井) この蝋梅は、満月蠟梅というのだろう。先ほどみた蝋梅とは異なる種のようだ。
SonyNEX-7 + Sigma 18-300mm
160mm(35mm換算240mm) 1/250 F6.3 ISO100
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2022/2/11 白加賀(大森) この箔梅は、白加賀だろう。実を梅干しにする代表格のようだ。
SonyNEX-7 + Sigma 18-300mm
140mm(35mm換算210mm) 1/320 F6.3 ISO100
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2022/2/11 オオイヌノフグリ(野々井) 田の畔には、オオイヌノフグリが真っ先に咲きだしていた。
SonyNEX-7 + Sigma 18-300mm
120mm(35mm換算180mm) 1/400 F6.3 ISO100
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2022/2/11 ナンキンハゼの実(大森) ナンキンハゼの葉はすっかり落ちて、白い実だけが枝にぶら下がっている、
SonyNEX-7 + Sigma 18-300mm
30mm(35mm換算45mm) 1/1000 F6.3 ISO100
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2022/2/14 紅梅道知辺(荒山公園) 紅梅も白梅も、2種類だけ咲いていた。
SonyNEX-7 + Sigma 18-300mm
45mm(35mm換算67mm) 1/640 F6.3 ISO100
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2022/2/14 白加賀(荒山公園) この公演には、白加賀通りという箇所もあり、白加賀が多い。
SonyNEX-7 + Sigma 18-300mm
200mm(35mm換算300mm) 1/1000 F6.3 ISO100
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2021年11月18日
足が弱って、さっさと歩けなくなった分、いつもやり過ごしている樹木の実など観察する機会が増えている。
2021/11/14 大森(堺市) ネズミモチの実 和田川の土手に生えているネズミモチの木を上の道路から樹の上部を観察するとたわわに実がついていた。【野鳥と木の実 ハンドブック】という冊子には、10月頃から熟し始めるが、鳥が食べ始めるのは早くても11月下旬頃からである。ヒヨドリがほぼ独り占めである とある。
Sony α7Ⅱ + FE90mm F2.8 macro 90mm 1/200 F3.5 ISO100 |
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2021/11/14 大森(堺市) ナンキンハゼの実 和田川の土手に生えている。紅葉がきれいが、よく見ると茶色の実がはぜて、中の白いのは種子だそうだ。先ほどの冊子には、実が熟す11月頃で、スズメ・ヒヨドリ・ジョウビダキ・ツグミ・イカルなど多くの鳥がついばみにくるという。この実は、有毒らしいが、鳥たちは解毒できるらしい。
Sony α7Ⅱ + FE90mm F2.8 macro 90mm 1/200 F3.5 ISO200 |
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2021/11/14 野々井(堺市) 七変化の実 この実も鳥たちはついばむようだが、そういう場面に出会ったことはない。
Sony α7Ⅱ + FE90mm F2.8 macro 90mm 1/200 F2.8 ISO125 |
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2021/11/14 野々井(堺市) イモカタバミ 七変化の横には、イモカタバミが群生していた。園芸用のものが、帰化したようである。
Sony α7Ⅱ + FE90mm F2.8 macro 90mm 1/200 F4.5 ISO100 |
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2021/11/14 野々井(堺市) イヌタデ 稲刈りのすんだ畔を歩くとイヌタデが畔を飾っていた。
Sony α7Ⅱ + FE90mm F2.8 macro 90mm 1/200 F4.5 ISO100 |
2019年5月23日
連休を利用して、下の娘家族がやってきた。滑り台好きのまだ2歳の娘を車で20分ほどのところにある蜻蛉池公園に連れて行くという。駐車料金(¥600)は取られるが、入園無料とあって早くいかないと駐車場はすぐに車で埋まるらしい。最近はスマホで、そんな情報はすぐに手に入る。
少子化なんていう言葉を疑うほど滑り台などの遊具が設置してある場所は、若い家族連れでいっぱいである。ほとんどのファミリーがキャリーワゴンに子供と、簡易テントなどを積み込んでやってくる。老夫婦も付き合う。私は、娘たちはほっておいて、あじさい、バラの開花にはまだ早いが、園内をぶらつくつもりである。
蜻蛉池公園
2019/4/23 蜻蛉池公園(岸和田市) ヒメウラナミジャノメ 春先に一番多く見かける蝶である。相変わらず、カメラの露出設定は無茶苦茶だが。 SONY α7Ⅱ+ Sigma18-300mm 230.0mm(crop) 1/1500 f/9.5 ISO2000 EV 0 |
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2019/4/23 蜻蛉池公園(岸和田市) サトキマダラヒカゲ この蝶も春先に多い。アジサイ園の石門柱に留まった。あまり花には留まらない。 SONY α7Ⅱ+ Sigma18-300mm 250.0mm(crop) 1/250 f/22.0 ISO2000 EV 0 |
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2019/4/23 蜻蛉池公園(岸和田市) ヒラドツツジの植え込み 小さな丘を越えた子供の広場の反対側には、菖蒲などが観察できる場所がある。人影は少ないが、つつじの植え込みなどがきれいに手入れさえている。 SONY α7Ⅱ+ Sigma18-300mm 18.0mm(crop) 1/60 f/11.0 ISO100 EV 0 |
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2019/4/23 蜻蛉池公園(岸和田市) トキワハゼ 今の時期には、田んぼの畔などあちらこちらにやや湿った地面に咲いている、小さな花である。 SONY α7Ⅱ+ Sigma18-300mm 合成写真 90.0mm 1/250 f/6.7 ISO100 EV 0 |
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2019/4/23 蜻蛉池公園(岸和田市) 藤棚 小さな藤棚があるが、誰も見向きもしない。 SONY α7Ⅱ+ Sigma18-300mm 40.0mm(crop) 1/90 f/5.6 ISO100 EV 0 |
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2019/4/23 蜻蛉池公園(岸和田市) ハラビロトンボ 名前は蜻蛉池とついているが、トンボはあまり飛んでいない。 SONY α7Ⅱ+ Sigma18-300mm 200.0mm 1/250 f/6.7 ISO100 EV 0 |
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2019/4/23 蜻蛉池公園(岸和田市) ベニシジミ この時期には、シジミチョウの中では一番数が多いようにもう。シロツメクサに吸蜜に来た。 SONY α7Ⅱ+ Sigma18-300mm 250.0mm(crop) 1/250 f/6.7 ISO100 EV 0 |
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2019/4/23 蜻蛉池公園(岸和田市) アゲハチョウ 吸水の目的は、塩分などのミネラルの補給や体を冷やすためだと言われており、やって来るのは羽化後間もない♂で、♀は吸水には来ないのだそうです。と武蔵野散歩というページに記載があった。 SONY α7Ⅱ+ Sigma18-300mm 250.0mm(crop) 1/250 f/6.7 ISO100 EV 0 |
2018年11月26日
11月の下旬になって、ちょこちょこと歩いては、ちょこちょこと写真をとったりした。ブログのトラブルに気をとられている間に、毎年のスピードとは少し異なるようだが季節は確実に深まっているようだ。
彼岸花のときには、歩くことのなかった野々井地区をぶらついてみた。
2018年5月 3日
歳をとって自分たちだけではメインテナンスできなくなった山小屋Hütte Hachiを引き継いでくれるものもなく、いよいよ取り壊すことにした。その打ち合わせのために、雪解けを待ってパートナーと一緒に現地を訪れた。
新名神高速道の開通効果か、いつも渋滞が起きる中国自動車道の宝塚東トンネルはスーズだった。山小屋を建ててから46年、交通の便は格段によくなった。
土地の登記関係についてはパートナーが詳しいのでずいぶん助かっており、お任せしている。登記の現況を確かめるために、八鹿にある法務局によったが、現地についたのは、それでも早くについた。
水道が屋外栓からか出なかったので、水道局に電話すると昼から修繕にきてくれるようだった。水は出るようになったが、濁っている。冬の間使わなかったせいかもしれない。
解体した後土地を元の地主さん(いつもお世話になっている民宿の女主人)に譲渡する段取りの話し合いを済ませると後はすることはない。パートナーがわらび採りに精を出している間、私は山桜・草花や風景の写真を撮ることにした。もうこんな時間も持つ機会もなくなると思うと、草花の一つ一つが愛おしくなってきた。
ここに載せた写真は、別のブログに記録したように、SONY の PlayMemories HOME を使った。
2018/4/23 大久保(養父市) 山桜 小屋の裏の林道脇に植わっている。今シーズンは少し早く満開となっている。桜が咲いているときにいつも来ているわけではないので、こんなところにも桜が咲いているという新たな発見がある。 SONY α7Ⅱ+Sigma 18-300mm F3.5-6.3 35.0mm 1/125 f/6.7 ISO100 EV 0 |
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2018/4/23 大久保(養父市) モミジイチゴ 小屋の回りの草花をいつも丁寧に観察していないせいもあるが、いつも新しい発見がある。四季の山野草というサイトでサーチしてみると、どうやらモミジイチゴと思われる。斜面に咲いていたので、下向きに咲く花を見ることができたのだろう。 SONY α7Ⅱ+Sigma 18-300mm F3.5-6.3 230.0mm 1/750 f/6.7 ISO1600 EV 0 |
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2018/4/23 大久保(養父市) タチツボスミレ このスミレは古くから見かけていた。スミレ属は世界に400種類以上あり、日本には約50種類あるという。 SONY α7Ⅱ+Sigma 18-300mm F3.5-6.3 120.0mm 1/200 f/5.6 ISO250 EV 0 |
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2018/4/23 大久保(養父市) マルバネコノメソウ これも初めて観察するような気がする。いつもこの時期に来ることがなかったせいかもしれない。ユキノシタ属ということだが、我が家の庭に生えているユキノシタの葉ににている。 SONY α7Ⅱ+Sigma 18-300mm F3.5-6.3 120.0mm 1/200 f/5.6 ISO250 EV 0 |
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2018/4/23 大久保(養父市) トキワハゼ この花は、大阪堺でもたくさん咲いている。 SONY α7Ⅱ+Sigma 18-300mm F3.5-6.3 230.0mm 1/350 f/6.7 ISO400 EV 0 |
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2018/4/23 大久保(養父市) ヤマブキ 黄色が鮮やかだった。小屋の回りにたくさん生えていることを夏場にはあまり気づかなかった。 SONY α7Ⅱ+Sigma 18-300mm F3.5-6.3 90.0mm 1/200 f/5.6 ISO320 EV 0 |
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2018/4/23 大久保(養父市) 山桜 普段にはあまり気が付かなかったが、小屋の迎に見える雑木林には山桜がかなり生えているようだ。 SONY α7Ⅱ+Sigma 18-300mm F3.5-6.3 60.0mm 1/125 f/5.6 ISO100 EV 0 |
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2018/4/23 大久保(養父市) 山桜と氷ノ山 民宿のご夫婦が、この景色を見ながら花見をしていたのを思い出す。 SONY α7Ⅱ+Sigma 18-300mm F3.5-6.3 100.0mm 1/200 f/5.6 ISO100 EV 0 |
2018年4月22日
桜は最後の八重桜が満開になっているが、野の花はタンポポを中心にヒメオドリコソウなど種々に咲き出した。この花を求めてか蝶々も舞いだした。
写真には撮れなかったが、ウグイスをはじめとしてケリ・ヒバリと春のさえずりも聞こえてきた。繁殖期を迎えているのだろう。
2017年12月 1日
溜池の水が抜かれていたりして、このシーズンは例年とは少し様相が異なるが、冬鳥はやってきている。
今年も、田辺池には例年のように、ヒドリガモが姿を見せた。近辺では、この池にしかヒドリガモは姿を見せない。
この日は、いい天気だったせいか、飛んでいる蝶の種類も多かった。
2017年11月21日
今から50年以上前、1962年-64年に教育キャンプ場のカウンセラーとしてともに過ごした仲間の集まりが、年に1~2回続いている。歳をとるにつれて、平日の昼食会となっているが、今回は奈良に住む友が、春日大社のはずれに位置する杉幸園に席を予約してくれた。
11月10日、晴天の清々しい日になった。近鉄奈良駅前から巡回バスで砕石まで行く。古い住宅街の中、志賀直哉旧居の隣に杉幸園はある。古い住宅をそのまま利用している。料理は、野菜を中心とする創作料理である。昼食セットの中に、デザートもついているのだが、これは道を隔てたところにある、これも邸宅を改造したカフェで頂く。昼間から満腹となった。
この志賀直哉旧居は、広大な春日大社の境内の南のはずれにある。境内の林の中を北に向かうと本殿に出る。境内で出会う人々は、80%くらいは、外国人である。欧米諸国からと思われる人たちも多い。
春日大社本殿から鹿が多い若草山の麓を伝って、二月堂まで歩く。お水取りのときに松明が駆け回る舞台から下って東大寺本殿の裏道にでる。
途中で飛び乗った巡回バスで近鉄奈良駅まで戻り、構内のコーヒーショップで名残を惜しんで話を咲かせた。