隠居の散策:初春点描(3)
春分の日を控えて、いい天気には近くを歩いた。蝶が舞いだしタンポポが咲くなど春は確実に深まっているが、ソメイヨシノの開花はまだだった。気象庁は、3月23日に大阪の開花宣言をした。泉北ニュータウンでは少し遅れている。桜の写真は又にして、それまでに撮った春のおとづれを記録しておきたい。自然は動き出してきている。
2022年3月30日
春分の日を控えて、いい天気には近くを歩いた。蝶が舞いだしタンポポが咲くなど春は確実に深まっているが、ソメイヨシノの開花はまだだった。気象庁は、3月23日に大阪の開花宣言をした。泉北ニュータウンでは少し遅れている。桜の写真は又にして、それまでに撮った春のおとづれを記録しておきたい。自然は動き出してきている。
2019年1月15日
小寒に入ってこの時候らしい寒くなってきた。寒さにかまけて外に出るのが億劫になっていた。それに、9月にダウンしたブログの修復したいことが多くあって、パソコンの前に座っていることが多くなっている。も少し若かったときに比べて、気力も落ちている。
一月の3連休はいい天候だった。最終の休日成人の日も、風は少しあるが青空が広がった。カメラをぶら下げて、近所を歩いてみることにした。
2017年3月 9日
3月に入ると、花の種類が増えてきた。ちらほらと咲いていたオオイヌノフグリは、群落で咲き出した。ホトケノザに似たヒメオドリコソウも咲き出した。
小さい花の詳細もできるだけ撮りたくて、先日手に入れたマクロレンズ(SEL50M28) を Nex-7 につけて、練習中である。かなり腰をかがめることになるのだが。
下に掲載した山渓ハンディ図鑑「野に咲く花」には、花の拡大写真が多く載っているので、同定には花の拡大写真が欲しいということで手に入れたのだが、最近スマホでも、かなりのマクロ写真はとれるから、もっと他の使い方もして、もったいないということにないようにしたいと思っている。
2017/3/5 大森(堺市) オオイヌノフグリ 花の大きさは、0.8~1.0cm で、日が当たっているときだけ開く。花の中心に見える黒っぽい点2つは雄しべである。 SONY NEX-7+SEL50M28 macro 50.0mm 中央重点測光 AE f7.1 1/250s ISO200 EV+0.3 |
|
2017/3/5 大森(堺市) ヒメリュウキンカ 「早春に芽をだして、黄色または白色の花を咲かせます。初夏には地上部が枯死して、休眠に入ります。」とボタニックガーデンにはある。初夏に注意して観察したい。川の土手の端っこに咲いている花には、ディスタンスがあるので、この花はズームで撮った。 SONY α7Ⅱ+SEL24240 zoom 194.0mm スポット点測光 AE f9.5 1/500s ISO200 EV 0 |
|
2017/3/5 大森(堺市) ヒメオドリコソウ ヨーロッパ原産の2年草。1989年に一刷が発行された山渓ハンディ図鑑「野に咲く花」には、花期が4~5月になっているが、温暖化が進んできたのだろうか。 SONY NEX-7+SEL50M28 macro 50.0mm 中央重点測光 AE f8.0 1/640s ISO200 EV+0.3 |
|
2017/3/5 野々井(堺市) 西洋タンポポ この時期には、タンポポは地面にへばりつくように咲いているので、西洋タンポポと在来種との区分にもっとも参考になる総苞外片の反り返りがなかなか観察しにくい。一本だけ採らせてもらった。ただ、最近は、これだけでは判定できないケースもあるようだ。 SONY NEX-7+SEL50M28 macro 50.0mm 中央重点測光 AE f8.0 1/640s ISO200 EV+0.3 |
|
2017/3/5 野々井(堺市) カンサイタンポポ 上のタンポポとは少し離れた場所に咲いていた。軸が立っていた。地面にカメラを置いてとってみると総苞外片の反り返りがないようだ。 SONY NEX-7+SEL50M28 macro 50.0mm 中央重点測光 AE f8.0 1/640s ISO200 EV+0.3 |
|
2017/3/5 野々井(堺市) グンバイナズナ 元耕作していた畑に群落を作って咲いていた。写真は、かなりのトリミングをしている。堺市いきもの情報館に投稿。 SONY NEX-7+SEL50M28 macro 50.0mm 中央重点測光 AE f7.1 1/250s ISO200 EV+0.3 |
|
2017/3/5 大森(堺市) 白梅と青空 花のバックの青空をさわやかにしたくて、PLフィルターをつけたのだが。 SONY α7Ⅱ+SEL24240 zoom 38.0mm スポット点測光 AE f9.5 1/350s ISO200 EV 0 |
|
2017/3/5 野々井(堺市) イソヒヨドリ♀ ジョウビタキと同じように、メスの方が地味である。留鳥であるが、寒期には、温暖地に飛来するという。 SONY α7Ⅱ+SEL24240 zoom 240.0mm マトリックス測光 AE f6.7 1/350s ISO200 EV 0 |
2017年2月27日
2月19日、寒いがいい天気になった。雑用の中、午後少し時間ができたので、撮影を学習したくて、近くのジョウビタキなどがやってくる場所に出かけた。
午後の冬日を浴びて、鳥たちは輝いているようだった。あまり歩きまわらず撮影学習に集中してみた。しかし、なかなか満足のいく写真は撮れなかった。
2017/2/19 大森(堺市) ツグミ このような状況では、ツグミに焦点を合わせにくい。DMF:Direct Manual Forcus(AFでピントを合わせたあとに手動で微調整ができる)で撮ってみた。なんとかツグミに焦点があっている。MFアシストと併用しているが、操作がなかなか面倒だ。 SONY α7Ⅱ+SEL24240 zoom 216mm digitalzoomX3 crop マトリックス測光 AE f6.7 1/350s ISO200 EV0 |
|
2017/2/19 大森(堺市) ジョウビタキ♀ ジョウビタキは、ある程度ディスタンスを詰められるし、このようなところに留まってくれるので、撮影学習にはもってこいの被写体である。 SONY α7Ⅱ+SEL24240 zoom 223mm digitalzoomX3 crop マトリックス測光 AE f8.0 1/350s ISO200 EV0 |
|
2017/2/19 大森(堺市) ジョウビタキ♂ まあまあのピントであるが、いつもこのような構図になってしまう。野鳥の写真は、crop(トリミング)することは普通のようであるが、それでもできるだけディスタンスを詰めるに越したことはないようだ。 SONY α7Ⅱ+SEL24240 zoom 240mm digitalzoomX3 crop マトリックス測光 AE f6.3 1/750s ISO200 EV0 |
|
2017/2/19 大森(堺市) ヒメリュウキンカ 和田川の土手の梅の樹の下に咲いている。ボタニックガーデンには、「早春に芽をだして、黄色または白色の花を咲かせます。初夏には地上部が枯死して、休眠に入ります。」とある。確かに、この時期だけ咲いているように思う。堺いきもの情報館に投稿。 SONY α7Ⅱ+SEL24240 zoom 172mm digitalzoomX2.75 マトリックス測光 AE f9.5 1/60s ISO500 EV0 |
|
2017/2/19 大森(堺市) 蝋梅の古びた実 和田川の土手に咲いていた蝋梅の花が散り、その後の実が黒くなっていた 。 SONY α7Ⅱ+SEL24240 zoom 187mm スポット測光 AE f5.6 1/200s ISO640 EV0 |
|
2017/2/19 大森(堺市) 白梅 和田川の土手に咲いている。マクロがほしい。 SONY NEX-7+SEL1855 zoom 39mm 中央重点測光 AE f4.5 1/60s ISO125 EV+0.7 |
|
2017/2/19 野々井(堺市) タンポポ タンポポが咲きだした。地面にへばりつくように背丈が小さく種類がわからない。 SONY α7Ⅱ+SEL24240 zoom 115mm スポット測光 AE f6.3 1/800s ISO200 EV+1.0 |
|
2017/2/19 野々井(堺市) ホオジロ この鳥は警戒心が強くてなかなか近づけない。 SONY α7Ⅱ+SEL24240 zoom 240mm digitalzoomX3 crop マトリックス測光 TV f6.3 1/2000s ISO1600 EV+1.0 |
|
2017/2/19 野々井(堺市) ハシブトガラス 街路樹のてっぺんに留まった。シルエットが青空をバックに浮かび上がった。 SONY α7Ⅱ+SEL24240 zoom 240mm digitalzoomX3 crop マトリックス測光 TV f6.3 1/2500s ISO500 EV+0.3 |
2016年2月12日
1月の終わりになって、ようやくいつもの冬のようになったが、まだ暖かい。
先日、毎日新聞の夕刊に、【自然回帰の「信託」 在来タンポポ復活】というタイトルで次のような記事が載った。
セイヨウタンポポ | カンサイタンポポ |
こんな記事に誘発されて、翌日いつもの散策コースを歩いてみた。こんなニュータウンでも、自然は微妙に変化している。特にこの春はいつもと様相が違うようだ。
桜の苗木に花が付いていたり、いつもはもう少し遅いオオイヌノフグリが多くの花を咲かせたりしている。
1月31日に歩いた桧尾地区では、カンサイタンポポは見つからなかったが、2月8日に野々井地区を歩いてみると、こちらはカンサイタンポポが咲いていた。
2016/1/31 桧尾 桜の花 小さな苗木が花をつけている。カワズザクラかもしれない。 Nikon Coolpix P610 17.0mm(35mm換算95mm) 絞り優先AE 1/320s f6.7 ISO100 露出補正 0 |
2016/1/31 桧尾 オオイヌノフグリ Wikipedia によれば、花は早春に咲き太陽の光によって開閉し、1日で落花するとある。 Nikon Coolpix P610 17.0mm(35mm換算95mm) 絞り優先AE 1/320s f6.7 ISO100 露出補正 0 |
||
2016/1/31 桧尾 沈丁花の蕾 花期は2月末から3月となっているが、もうすぐ咲きそうだ。 SONY ILCE-7M2+SEL24240 24.0mm 絞り優先AE 1/250s f8.0 ISO100 露出補正 +0.7 |
2016/1/31 桧尾 満開の白梅 白梅は我が家の花も満開である。 SONY ILCE-7M2+SEL24240 240.0mm 絞り優先AE 1/350s f8.0 ISO100 露出補正 -0.7 |
||
2016/1/31 桧尾 セイヨウタンポポ P610をマクロにセットして、チルトファインダーを活かして、カメラを地面に押し付けて撮った。 Nikon Coolpix P610 8.1mm(35mm換算45mm) 絞り優先AE 1/250s f8.0 ISO100 露出補正 0 |
2016/2/8 野々井 カンサイタンポポ 野々井の方は、昔からの畑が残っている。 SONY ILCE-7M2+SEL24240 230.0mm 絞り優先AE 1/250s f8.0 ISO100 露出補正 0 |
||
2016/1/31 桧尾 ヒメオドリコソウ オオイヌノフグリのそばで花をつけていた。ホトケノザの花とよく似ているので、よく迷う。差異は、このページに詳しい。 SONY ILCE-7M2+SEL24240 230.0mm 絞り優先AE 1/250s f8.0 ISO100 露出補正 0 |
2016/2/8 大森 ヒメリュウキンカ 和田川の堤に、一株だけ咲いていた。 SONY ILCE-7M2+SEL24240 240.0mm 絞り優先AE 1/250s f8.0 ISO1250 露出補正 0 |
和田川沿いには、この時期にいつも姿を現すホオジロ類が見当たらない。姿を現す萱の繁みでは、スズメが元気である。いつもは姿を見かけるジョウビタキやツグミも、ようやく一羽を見ただけだ。その代わりか、この時期に姿を消すケリがいつまでも動きまわっている。
2015年3月10日
2014年3月27日
2013年6月19日