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Atelierで“Renamin”が含まれるブログ記事

2018年5月 4日

隠居のPC備忘録:Picasa3の代替ソフトにSONY PlayMemoriesを使う

Google が提供してくれていた Pucasa3 がサポートされなくなった。もともと導入して便利に使っていたデスクトップパソコン(Windows10 64bit) では、従来どおり動作するのであるが、同じく Windows10 のノートブックでは、思い通りに動かない。Google はその代替として Google フォトを推進しているのであるが、ファイルを保存するなどには便利なもののブログにアップするために、写真をリサイズしたり、トリミングやレタッチがやりにくい。それに、十分なEXIFデータが得られない。
 それでPicasa3 に代わるソフトがないかとネットサーチをしてみると、なんと私がデジカメからPCに写真を取り込むときに使っている SONY の PlayMemories HOME が Picasa3 と同様の機能を持っていることが判明した。使い方が少々異なるので、備忘録的に記録しておきたい。
 たくさん機能がありすぎて、まだ咀嚼できていないが、散策などで撮った写真をブログにアップする作業を中心に記録する。

  • カメラから写真をPCに取り込む。カメラまたはSDカードをカードリーダーでPCにつなぐと、画像取り込み画面がでるので、取り込み先を指定する。取り込み先は、PlayMemories のメニューバー「ツール」タブの「設定」で表示される"フォルダーの登録"で登録したフォルダーを「参照」ボタンで選択する。
  • ;クリックすると大きな写真になります。

  • 写真の取り込みは、普通には、撮影日毎に取り込まれる。私の場合、カメラ本体別のフォルダーに撮影日別に取り込んでいる。以下の例は、先日山荘に行ったときに撮った写真をブログに掲載するための処理手順である。
     取り込み先は、家庭内のネットワーク・ディスク(NAS)である。このようにしておけば、かなりの大量の写真を家庭内LANにつながっているPCから参照できる。ただし、左コラムの下方にある「フォルダーの登録」で、PlayMemories に表示させる登録しておく必要がある。
  • ;クリックすると大きな写真になります。

  • ブログに載せる写真は、もともとの写真から選択し、トリミングやレタッチなど編集を施し、リサイズ(ブログに載せる写真は長辺800ピクセルとして縮小)して、ブログに表示する写真のフォルダーに転送している。
     この作業には、PlayMemories HOME の右カラム上部のタグで「ツール」⇛「写真の編集/変換」を選択する。
  • ;クリックすると大きな写真になります。

  • トリミングやレタッチは、「写真の編集/変換」から「写真の補正」を選ぶ。すると次のような画面となるので、補正する写真を左のサムネイルからドラッグ&ドロップする。補正対象は、一度に1枚しか選択できない。
  • ;クリックすると大きな写真になります。

  • ドラッグ&ドロップして、「次へ」ボタンをクリックすると下の図のような画面になる。補正できる項目は、ここには出ていないが、他に赤目補正・トーンカーブ(画像の色調補正)がある。Picasa3 にあったような写真をセピア色にするような"楽しく役に立つ画像処理"ツールはないようだ。そのような加工や写真の合成などは、専門のソフトである Photoshop を使うことにしている。
     ここで、例えば「自動補正」(写真の明るさとコントラストを、最適なレベルに自動的に補正する。)とトリミングを行い上書き保存する。ファイル名を変えて保存もできる。
  • ;クリックすると大きな写真になります。

  • この画像をブログに掲載するためにサイズを縮小するには、ツール画面に戻り、「リサイズして保存」アイコンをクリックする。出てきた画面に、リサイズしたいサムネイルを選択し(何枚でもOK)、ドラッグ&ドロップする。(従って、ブログ画面に掲載する写真は、順序として予め写真を補正をしておいたほうが良い。)

    ;クリックすると大きな写真になります。

  • ここで「次へ」ボタンをクリックすると下のようなポップアップが出てくるので、保存先フォルダーを指定する。予め作っておいたほうがいいが、ここでも新規に作成できる。ただし、ファイル名は、ここでつけずに後で、Renaminなどを使ってつけ直した方がいいように思う。
     私の場合、ブログに載せている写真は、長辺800ピクセルの大きさである。
  • ;クリックすると大きな写真になります。

  • ブログに写真を掲載するときには、写真を撮ったときのデータ(EXIF) を反省のために記録している。このEXIF が、Google フォトでは十分なものが得られない。PlayMemories HOME では、該当写真の「プロパティ」で、日付などの概要と詳細(プロパティ・タグの下の方)で Picasa3 より細かな撮影データが得られる。
  • ;クリックすると大きな写真になります。

PlayMemories HOME の使い方は、SONY のページに詳しい。

2010年7月 4日

隠居のブログ:アクセスカウンターを変更

 MT でブログを始めた頃、レンタルサーバーは lolipop を使っていた。容量が足りなくなってきて、2008年5月、その当時安かったディスク容量 3GB で月額 1050円の Xserverに鞍替した。(現在は、40GB 月額¥1050)
 その当時から、アクセスカウンターは lolipop のサービスを使わせてもらっていた。Xserver に変更してからも、そのカウンターは機能していたのでそのままにしていたが、先日突如カウンターが表示されなくなった。サーバーの契約はとっくに終わっているのだから文句をいう筋合いではない。それで、アクセスカウンターを変えることにした。

 Xserver にもアクセスカウンターのサービスはあるが、単純に累計を表示するだけだし、自分でデザインなどを変更できないのであまり面白くない。
 ネットでググってみるとフリーのサービスがゴマンとある。その中から、私のサイトで運営している Studio YAMAKO, Masajii's Blogに使っている Kent webカウンターを設置してみることにした。この中にある累計と昨日・今日の訪問者を表示する daycounter をインストールすることにした。このカウンターは自由度は高いが、CGI プログラムなので少し敷居が高かった。歳をとってすぐに手順を忘れるので、備忘録として記録しておきたい。詳しくは上のページ(日計カウンタの設置方法)にあるが、私がインストールした手順は次のとおりである。
  1. daycount ver. 2.7(daycount.zip) をダウンロードして、LHUT32 を使って解凍した。
  2. 解凍すると、以下のファイルが展開されるので、daycount という新しいなフォルダーを作り、そこに格納した。
     daycount.cgi
     daycount.dat
     gifcat.pl
  3. 次に、2組の0~9までのカウンタ画像(GIFファイル)を用意しなければならない。私は、上のページで紹介されている海外サイトである【Digit Mania】からいただいた。Top ページの Places To Go の一番上にある Contents をクリックするといろいろな種類のGIFファイルが表示されている。私は、Arial Italic Small を選択し、クリックするとダウンロードのページが開くので、PKZiped をクリックして zip ファイルをダウンロードした。これを解凍すると下の図の左のようなファイル名となるので、これをdaycount の仕樣に合うように、右のようなファイル名に変更する必要がある。
    gousei.JPG
    ファイル名の変更には、Renamin.exe を使って一括変更したが、もちろん1ファイルずつ名前変更してもできる。
  4. 私の場合、同じ数字GIFファイルを累計カウントにも、今日・昨日のカウントにも使ったので、gif1, gif2 というフォルダーを daycount フォルダーの下に作り、ここに先程の名前変更後の数字GIFファイルをそれぞれ収めた。
  5. 次に、daycount.cgi をエディタ(私の場合、【秀丸】)で開いて、 総カウント数の桁数 を、前のカウンタ累計数は正確に記憶していないが、35万台になっていたように思うので、6桁に変更した。Perl のパスなど他の設定は、初期値のままにした。 総カウント用GIF画像のディレクトリへのパスなどは迷ったが、初期値のままでOK だった。
  6. 前のカウンタ累計数を引き継ぐために、正確ではないが、Xserver のカウンターで示していた 360625 から始めることにした。この設定は、daycount.dat ファイルを開くと、 15<>0<>0<>0<><> となっているので、15<>0<>0<>360625<><> とすればよい。
  7. このように設定した daycount ローカルフォルダを、FTP ソフト(私の場合、FFFTP )で、/public_html の下に、アップロードした。
    daycount フォルダーの置き場所を間違って気づくのにずいぶん時間がかかった。私の場合、同じドメインに3つのMT ブログを設置しているのだが、今回カウンターの設置はそのうちのひとつだったので、そのサイトのルートに置けばよいと早合点してしまっていた。
  8. アップロードして、各ファイルのパーミッション(FFFTP では属性)を、Xserver の場合、
     daycount.cgi 【705】
     daycount.dat 【606】
     gifcat.pl 【604】
    とした。
  9. ここまで設定すると、cgi が正常に動くかをチェックできる。ブラウザのURL欄に、http://..(略)../daycount.cgi?check というように check という引数を付けて daycount.cgi を起動してみて、正常に動けば次のような画面が表示される。
    cgi_check.JPG
  10. あとは、カウントしてもらうサイトのホームページに、元のコードを少しいじって、次のようなHTMLコード を貼りつけた。私のブログの場合(MT4 小粋空間のテンプレート使用)、テンプレートモジュールのサイドバーテンプレートに貼り付けている。
    <!-- Kent Counter -->
    <table>
    <tr><td>累計: </td><td><table border=1><tr>
          <td><img src="http://n-shuhei.net/daycount/daycount.cgi?gif"></td>
        </tr></table>
      </td></tr>
    </table>
    本日:<img src="http://n-shuhei.net/daycount/daycount.cgi?today">  昨日:<img src="http://n-shuhei.net/daycount/daycount.cgi?yes">
    


 この日計カウンタは、複数ページに設置することはできないので、Studio YAMAKO, Masajii's Blogとは、従来どおりの dream counter で続けたい。
 アクセス解析については、Reasearch Artisan Lite を導入している。この解析結果ログをうまく処理すれば、アクセスカウンターを表示できるはずであるが、これを実施するには相当な学習とそのための時間が必要である。古希が近づいた老人にはいささか辛い。

2009年2月19日

隠居のパソコン:ファイル名を一括で変換する

 時として、同一フォルダー内にあるファイルの名前を一括して変更したいことが出てくる。
デジカメ写真のファイル名は、カメラが自動的にファイル名をつけてくれるから、全て同じような名前になってしまう。
例えば、Nikon D70 の場合、デフォールト設定では DSC_1555.JPG というようなファイル名になる。 フォルダー名を工夫したり、ファイルを「縮小版」で見るとか、Picasa で閲覧すれば写真の区分はそれほど難しくはないが、ブログに複数枚の写真を掲載したりするときは、日付を入れたり連番にしたりした方が処理がやりやすい。
また、ソフトによっては、拡張子が大文字 JPG では具合の悪いときもある。

 フォルダーでファイルを右クリックすれば、ひとつずつのファイル名の変更はできるが一括にはできない。
フリーの Renamin というソフトを使うと、簡単にファイル名を一括で変更できる。
このソフト、私が音ファイルの編集などで重宝している SoundEngine というソフトを発表している Cycle of 5th という札幌のチームが作ったものだ。

rename_1.JPG 上のような画像ファイルを Renamin の指示通りに入力し、「Rename 開始」ボタンをクリックすると一括変換してくれる。結果、下のようにファイル名が変換される。すこぶる簡単である。

rename_3.JPG

rename_2.JPG
 結果として、 DSC_1555.JPG というファイル名は、 090214_001.jpg となっている。

 

2009年2月16日

隠居のデジカメ写真整理:Picasa で取込・編集・送信する

 同窓会の写真や友人との旅行したときの写真、あるいは会食時に撮った写真を、プリントアウトするのはもちろんCD に焼いたりすることも面倒なので、Google が提供する写真管理サービスPicasa を使って Web 上にアルバムを作成し、それを見てもらうことにしている。それらの方法について同世代の老人(といっても失礼ではない歳と思うが)からよく質問されるので、自分の学習も含めて Picasa の操作方法をあまりパソコンが得意ではない同世代の人向けに整理してみたいと思う。

 最近は写真を撮るのはデジカメだから、整理は楽になっている。だが、ほとんどの人は購入したデジカメに付属してついてくる、そのメーカ固有のソフトを使って写真を整理しておられるようだ。

 たとえば、私のパソコンにも Canon ではZoomBrowser EX, Panasonic では Lumix Simple Viewer, Nikon では PictureProject といったソフトが入っている。ほとんどのソフトは、該当するメーカーのデジカメを USB 接続すれば自動的に立ち上がるようになっている。
これが便利なようでたちが悪い。カメラを変える毎に該当するソフトが立ち上がり勝手に保存するフォルダーを作成したりするので、その操作方法を覚えなければならない。歳とった頭ではいささか面倒くさい。

 そこで私はデジカメの写真の取り込みや整理・発信などは、Google がフリーで提供してくれている Picasa に特殊な場合を除いて統一している。Picasa は写真修整のできるフォトレタッチ機能も持っているので、写真管理のほとんどは Picasa ですんでしまう。Picasa の現在のバージョンは、Picasa 3 となっている。

 まずはじめに、Picasa を使った写真の取り込み・整理・編集から、記しておきたい。
 説明のスクリーンショットは、クリックすると大きく表示されます。screenshot_2screenshot_1
  1. Google のホームページ の下の方にあるサービス一覧にある写真管理ではなく、 サービス一覧>> をクリックすると表示される詳細の右列下方に、picasa があるのでこれをクリックすると Picasa3 ダウンロードボタンを表示する画面が出てくる。
    ダウンロードボタンクリックすると自動的にダウンロードが始まる。ただし、IntertExplorer の場合、セキュリティのため一時的にブロックする表示が出るが、ダウンロードを許可すると screenshot_1 のような画面がでてくるので、「実行」ボタンをクリックするとセキュリティ上の注意メッセージがでるが、これを「OK」とすると、ダウンロードが始まり、ライセンス契約書に同意を求めてくる。これに同意すると Picasa を保存するフォルダーを指定する画面がでるので、私の場合、"Program Files" フォルダーではなく、写真用のフォルダーの下にサブフォルダーを作って、そこに保存した。(screenshot_2)
    好みの問題であるが、"Program Files" フォルダーには知らない間にどんどんソフト・サブフォルダーができてしまい、あとで見つけるのに苦労することがあるからだ。
    私は、外付けのHDD も取り入れて写真を中心としたドライブ(D:)、音楽ファイルを中心としたドライブ(E:)というようにドライブを区分している。
  2. screenshot_3
  3. この画面の「インストール」ボタンをクリックするとインストールが始まり、セットアップが終わると screenshot_3 のような完了画面が出てくる。
    ここでは、デスクトップ画面にショートカットができているかどうかを確認するために、「Picasa を実行」のチェックをはずしているが、もちろんチェックをつけておいても問題はない。
    デスクトップ画面には、Picasa のアイコンができているはずである。
  4. screenshot_4
  5. このアイコンをクリックすると、screenshot_4 のようにパソコンに持っている写真(画像)のスキャンを問いかける画面が出てくる。
    マイピクチャーにしか写真を保存していない場合は下のボタンのチェックでよいが、いろいろなデスク(USB接続しているものも)のフォルダーに写真を保存している場合、上のボタンをチェックして「続行」ボタンをクリックする。


  6. このスキャンというのは、パソコンのどのデスクに・どのようなフォルダーに・どのような画像ファイルがあるかを探して、データーベースを作っている作業と考えれば理解しやすい。
    私の場合、音楽ファイルのデータベースは WindoesMediaPlayer であり、写真(画像)ファイルは Picasa ということになる。
    スキャンが完了するには、パソコンのスペックも影響すると思うが、写真の枚数が多いとかなりの時間がかかる。スキャンの途中で、「フォトビューアの設定」という画面が出てくると思うが、設定をしておけばエクスプローラなどで写真を表示するときに、私のブログで写真を表示するときに使っている lightbox のような表示(画像の背面が黒くフェードアウトする)がされる。ファイル形式の指定はデフォールトのままでいいであろう。
  7. screenshot_5
  8. スキャンが完了すると screenshot_5 のように、デフォールトでは撮影(作成)日付降順にフォルダーが表示される。写真ファイルが持っている日付データを読んでいるようだ。
    この表示をお馴染みのフォルダー構造に変えるには、画面上部にあるツールアイコンの左から4つめ「フォルダーのツリー階層が表示されるように表示を設定」をクリックするとが出てくる。
    一度スキャンを完了しておけば、あとは写真(画像)を追加するたびに、データベースに追加される。
  9. screenshot_6
  10. デジカメからの取り込みは、デジカメをパソコンにUSB接続(カードリーダーからのとりこみでも同じ)する。接続して電源をONにすると大抵の場合そのカメラに付属していたソフトが立ち上がるが、これをすべて終了させ、Picasa を立ち上げる。
    画面の左上のツール・アイコンの「インポート」→「デバイスの選択」でリムーバブル・ドライブをクリックするとデジカメにつながり、デジカメに保存されている写真のサムネイルが表示される。(screenshot_6)
  11. screenshot_7
  12. 取り込む写真を選択して(連続して選択する場合は Shift キーを、とびとびで選択する場合は Ctrl キーを押しながら)、その画面の左下にある「選択したアイテムをインポート」ボタンをクリックすると screenshot_7 のようにインポート先(保存先)を聞いてくる画面がでるので、「参照」ボタンをクリックして保存先メイン・フォルダーを選ぶ。一番上の入力欄「これらの写真のフォルダー名を入力してください。」に、新しいフォルダー名(私の場合、090215 というような日付にしている)を入力するとサブホルダーとなり、下の「写真の保存場所」に、フルパスが表示される。
    「終了」ボタンをクリックするとインポートがはじまり、保存されたフォルダーは左のフォルダーツリーの一番上部に表示される。
  13. screenshot_8
  14. 取り込んだ写真を編集(広い意味のレタッチ)するには、サムネイルで表示されている写真をダブルクリックすると screenshot_8 のように、左に編集する項目が表示されるので、編集したい項目を選択する。


    screenshot_10screenshot_9例えば、写真の切り抜きをするときには、
    1. 切り抜きボタンをクリックする。
    2. 切り抜きしたい部分の左上のポイントをクリックして、そのまま右下にドラッグして大きさを決める。
      このとき切り取ったあとの写真の縦横比を下の選択ボックスにある 10X15 しておけば、イチデジで撮った写真の縦横比となる。
    3. screenshot_10 は切り抜きをした後の写真である。このようにすれば、大きいサイズで写真を撮りトリミングすれば拡大した写真にすることもできるようである。

    写真にテキストを表示する場合には、screenshot_12 screenshot_11
    1. screenshot_8 の画面で「テキスト」ボタンをクリックする。
    2. すると右の screenshot_11 のような画面になるので、テキストのフォントや大きさ、色などを指定して、画面上のテキストを表示したい位置にカーソルを置き、文字を入力する。日本語の場合、画面の左下ボックスに文字変換が表示される。
    3. テキストの位置などはあとで修正できるのでいろいろと試してみるとおもしろい。

    I'm Feeling Lucky ボタンをクリックするとコントラストや明るさを自動調整してくれるので便利である。
    その他にもいろいろな修正ができるので、いろいろと試してみればいいと思う。

  15. 次に、画像のサイズを小さくする方法について記しておきたい。
    ほとんどの方は、デジカメで写真を撮るときのサイズはかなり大きく設定されている。私の場合、イチデジでは 3008X2000 ピクセル(約2.7MB )で撮っている。このくらいの大きさで撮っていると先に紹介した写真の切り抜き(サイズが小さくなる)に耐えられる。
    ただ、写真をそのままメールで送ると一度に送れるメールの容量が制限されている(Gmail の場合20MB )ので、サイズを小さくしておきたい。
    ブログに載せる写真などは、幅700 ~ 800 ピクセルでいいと思う。これだと写真にもよるが、200 KB 程度になると思う。
  16.  screenshot_13
    1. 私は、ブログに載せるために Picasa で写真のサイズを圧縮するときは、サムネイル表示画面の下にあるツール・アイコンで「エクスポート」を選んでいる。
    2. ブログに載せる写真をクリックして「エクスポート」アイコンをクリックすると、右の screenshot_13 ような画面が出てくるので、保存するフォルダーを指定して、「画像のサイズオプション」で「サイズの変更」を選択し、私の場合 800 ピクセルを指定している。この数字は、画像の横幅を指定しているので、縦長の写真では 600 ピクセルにする。
    3. 画質は元の画質を保存する「自動」で「OK」を押すと、新しいフォルダーに 800X600 ピクセルにリサイズした写真が保存される。エクスポートは、複数枚の写真でも一度に保存できる。
      リサイズした写真は元に戻せないので、オリジナルとは異なるフォルダーに保存するのがよいだろう。
    4. (追記:2009/2/19)新しく作成したフォルダーにあるファイル名は、Renamin というソフトを使えば、一括してファイル名を変更できる。

  17.  このように保存した写真を送信するときは、サムネイル画面で送信する写真を選択し(複数OKである)、サムネイル表示画面の下にあるツール・アイコンで「メール」を選べばよい。screenshot_14
    1. 「メール」アイコンをクリックすると、右のようなポップアップ画面( screenshot_14 )が出てくる。
      Google のアカウントがない方は、「アカウント作成」をクリックして作っておけば、Google が提供する他のサービス(Web Album や自分向けのポータル画面を作る iGoogle など)を利用するにも便利である。
    2. 私は、最近は専ら Gmail を使っているので Gmail をクリックすると Gmail のアカウントを入力する画面が出てくるので、これを入力し Gmail にログインする。2回目からは省略できるようだ。
    3. screenshot_15
    4. ログインするとようやく写真を貼付してメールを送信するフォームが出てくる。
      普通のメールと同じように、複数の宛先を指定できるし、表題も変えられる。
      送信文も変更挿入できるし、送付する写真のファイル名が出ているので、その横に説明を挿入すればより親切である。
    5. ただ、ひとつ落とし穴がある。「ツール」→「オプション」→「メールアドレス」→「出力オプション」で、「元のサイズ」を事前に選択しておかないと、初期設定では 460x380 ピクセルぐらいになっているので、折角リサイズしておいても、460x380 ピクセルで送信されるので気をつけたい。
      元の大きなファイルからリサイズせずにメールをするときは、上の「出力オプション」で、たとえば 800 ピクセルを事前に選択しておくと、送信するファイル(写真)はリサイズして送信される。
    6. なお、ⅰで記したメールプログラムの設定もこのポップアップ画面で設定できる。
    7.  

  18. その他にも、Picasa には数多くの機能がある。
    このうち、写真を仲間内で共有する方法(ウェブアルバム)については、別の機会に記録しておきたいとおもう。


 この記録をまとめることで、今まで知らなかった Picasa の新しい機能を発見したり、進化していることを学習した。
ブログを書くことは、よい学習の機会である。

2008年3月11日

MT用フォトサムネイラーのインストール

 このブログに 2005年3月から掲載してきた種々雑多な写真も結構な量になってきた。これらの写真をカテゴリー別にアルバムにしたいと、ブログのタイトルなどで使っている Sothink SWF Quicker という Flash 作成ソフトのテンプレート利用も考えてきたが、日本語対応ができないなど意図したとおりにできないので諦めていた。

 写真のアルバムは、DIY作品集で実現しているが、新しいエントリーをあげるたびに修正しなければならないなど結構面倒な作業である。サムネイルに載せる写真を選択できるのは、いい点であるが。

 Flash カレンダーや Flash 天気予報を利用させていただいている Kinarie&May さん にMT用フォトサムネイラーというエントリーの中の画像ファイルをサムネイルで表示する Flash プラグインがある。前から気になっていたが、トライする機会がないままになっていた。今回、試してみると思い通りのインストールができたので、注意点などを記録として残しておきたい。

 次のサムネイルは、私のブログでカテゴリーを Gardening として分類しているエントリーに掲載されている写真である。下の << Prev ボタンをクリックすると日付を遡って見ることができる。サムネイルをクリックすると該当するエントリーが表示される。サムネイルに戻る場合は、ブラウザーの戻るボタンを使う。

   


 インストールの手順は、Kinarie&May さんのMT用フォトサムネイラー1.20 に親切に書いてある。
 以下は、注意点。
  • サムネイルされる写真は、HTMLに、<"img","src" >で指定される .jpg 写真である。いずれも小文字でなければならない。Picasa2 でエクスポートした写真は、大文字の .JPG となりサムネイルされないので要注意である。
  • テンプレートの新規作成で作成した xml ファイルは、作成した blog のルートフォルダーに保存される。ダウンロードしたphoto_thumbnailer120.zip を解凍してできる photo_thumbnailer120.swf ファイルは、同じフォルダーに置けばよい。
  • カテゴリー別にサムネイルを作る場合は、 xml ファイルの中で、<MTEntries category="004Gardening" lastn="999"> のようにするが、category の名前は、ブログ管理画面のカテゴリー名と一致させる必要がある。なお、サブカテゴリーも指定できる。私の場合、ソートのためにつけていた頭3桁の数字を忘れていたので、当初上手くいかなかった。
  • いくつかのカテゴリーでサムネイル集を作成する場合は、出力名を変えた xml ファイルをいくつか作ればOKである。

 このプラグインを応用して、私のサイトで運営している友達のブログの写真集とかのようなカテゴリー別のサムネイル集を作成していきたいと考えている。
 Kinarie&May さん Thanks a lot !!

(追記:2008/3/12) 私のサイトで運営している Studio YAMAKO はプロ級の腕前の YAMAKO が撮った趣味の蝶の写真が中心である。この蝶の写真のサムネイルを MT用フォトサムネイラー1.20 で作成してみました。右サイドメニューの Studio YAMAKO をクリックしてみてください。素晴らしい写真集がご覧になれます。

(追記:2008/3/13)サムネイルされる写真の拡張子は小文字の jpg でなければならない。ブログに写真を掲載するには Picasa2 でデジカメ写真を整理しエクスポートするのが便利であるが、拡張子が大文字の JPG となる。そのため、MTで写真ファイルをアップする前に該当するフォルダーの写真ファイルを Renamin.exe で拡張子を小文字の jpg としなければならない。ただし、この逆手をとって、サムネイルに載せたい写真だけ、小文字の jpg とする手もあるが、サーバーとエントリーのファイル名を変えねばならない。