このブログを検索

大文字小文字を区別する 正規表現

Atelierで“デジスコ”が含まれるブログ記事

2024年3月 7日

隠居の散策:望遠サイバーショットで水鳥を

新しいカメラのSONY DSC-RMX10M4を近くの公園で試してみた翌日、二級河川和田川にでかけた。水鳥狙いである。昨年まで、よく見かけた場所には水鳥の姿はなく空振りに終わるかとおもっていたら、少し上流部分で、コガモ・マガモ・カルガモが泳いでいた。
 季節の移り変わりは早く、オオイヌノフグリや、ヒメオドリコソウなど早春の野草が咲きだしていた。

DSC00182.JPG 2024/3/1 コサギ(和田川)
少し離れていても、ズームが効いてくれる。デジスコで、三脚に大きなスコープを付けていた頃が懐かしい。もう10年も前の話だ。もうそんな元気もなくなった。
 サギの近くに散らばっている空缶もしっかり写っているが。
SONY DSC RX10M4
219.8 mm(35mm換算599mm)F4 1/1000 ISO200
DSC00235.JPG 2024/3/1 コガモ♂(和田川)
観察したのは、一昨年の12月末以来である。その頃は、まだエクリプスだったのだが、立派な繁殖羽になっている。
SONY DSC RX10M4
219.8 mm(35mm換算599mm)F4 1/1000 ISO200
DSC00328.JPG 2024/3/1 カルガモ(和田川)
この日、カルガモの姿は少なかった。カルガモの雌雄は見分けにくい。
SONY DSC RX10M4
219.8 mm(35mm換算599mm)F4 1/1000 ISO400
DSC00223.JPG 2024/3/1 マガモペア(和田川)
マガモは雌雄ペアーで行動していることが多い。
SONY DSC RX10M4
220 mm(35mm換算600mm)F4 1/1000 ISO320
DSC00384.JPG 2024/3/1 タンポポ(桧尾)
足元を見ると春の野草が咲きだしていた。最近のタンポポは、在来種が多い。
SONY DSC RX10M4
180.7 mm(35mm換算493mm)F4 1/1000 ISO400
collage.png 2024/3/1 オオイヌノフグリとヒメオドリコソウ(桧尾)
早春定番のオオイヌノフグリとヒメオドリコソウも咲いていた。
SONY DSC RX10M4
colagge
DSC00474.JPG 2024/3/1 コサギ飛翔(和田川)
ハイスピードの連写をするとこのようなカットも残る。
SONY DSC RX10M4
220 mm(35mm換算600mm)F4 1/1000 ISO200 トリミング
 

2023年11月 5日

隠居の散策:ハーベストの丘のコスモス

10月の終わりになって、ようやく秋めいてきた。スーパーでの買い物や Room Runner でしか歩くことがなくなってきたせいで、 だんだん足が衰えてきている。それでも。青空の下を歩いて見たくて、夫婦で買い求めた年間パスポートを持っているハーベストの丘を一脚を杖代わりに散策した。前回、訪れた時には、コスモスの背丈は大きくなっているものの花はまだ咲いていなかった。
 歩経路脇の花壇に植栽されている花を観察しながら、コスモス畑のある「村のエリア」に行くには、「町のエリア」と隔てられている谷をつり橋で渡っていく。
 平日にもかかわらず、コスモスには大勢のカメラマンが、三脚を立てていた。デジスコで野鳥を追っかけてたころには、三脚をもちあるいたが、今は全くと言ってもいいくらい使わない。
 カメラマンたちは、ホトコンテスト用の写真を狙っているらしい。

DSC03562.JPG 2023/10/26 パーク入り口付近(堺市ハーバストの丘)
「村のエリア」のコスモス畑がピンク色に見える。満開のようだ。
SONY α7Ⅱ+FE 4/24-70mm Zweiss 70mm 1/500 F4 .5 ISO100
DSC03540.JPG 2023/10/26 ツルバキア(堺市ハーバストの丘)
この時期花の種類は少ない。ハロウィンの電飾には、力が入っているようだが。この公園の狙いは、若いファミリーのようだ。
SONY α7Ⅱ+FE 4/24-70mm Zweiss 58mm 1/500 F4 ISO100
DSC03543.JPG 2023/10/26 アメジストセージ(堺市ハーバストの丘)
この時期花の種類は少ない。10月のはじめに来た時にも咲いていたから、花の時期は長い。
SONY α7Ⅱ+FE 4/24-70mm Zweiss 61mm 1/500 F4 ISO100
DSC03552.JPG 2023/10/26 コスモス畑(堺市ハーバストの丘)
この畑には、夏の時期にはヒマワリが、春にはチュウリップが植栽される。
SONY α7Ⅱ+FE 4/24-70mm Zweiss 24mm 1/500 F5.6 ISO100
DSC03550.JPG 2023/10/26 コスモス(堺市ハーバストの丘)
花びらのきれいな花を選んだつもりだったが、パソコンの壁紙してアップしてみたら、一部はしおれていた。
SONY α7Ⅱ+FE 4/24-70mm Zweiss 65mm 1/500 F5.6 ISO100
DSC03558.JPG 2023/10/26 カメラマンたち(堺市ハーバストの丘)
平日なのに。もうリタイアした人がおおいのだろうか。
SONY α7Ⅱ+FE 4/24-70mm Zweiss 64mm 1/500 F6.7 ISO100

2013年9月19日

中秋の名月:2013年9月19日

中秋の名月:自宅ベランダ

自宅ベランダにて 2013年9月19日18:38
スコープ Nikon ED82 カメラ・アタッチメント FSA-L1 デジカメ Nikon D70
35mm換算1500mm 1/500s F13.0 ISO1600


2013年9月 2日

隠居の散策:伊丹市昆虫館


 夏休みも終わりに近づき、近くに住む孫たちが一日退屈しているというので、前から気になっていた伊丹市の昆陽池公園内にある昆虫館に連れて行ってやることにした。彼らは、多分蝶よりもカブトムシなどの昆虫の方に興味がありそうだが。
 昆陽池には、デジスコを始めた頃(2009年12月)に被写体を求めて友人と訪ねたことがある。それ以来の訪問である。車で1時間ほどのところにあるのだが、足が向いていなかった。
 コンビニで買ったおにぎりなどを車中で食べて、着いたのは昼過ぎであった。駐車場から昆虫館までは、林の中で木陰になっている散策路を 800m ほど歩く。この日8月30日は幸いにも空は曇っていて、風も吹いている。帰り際に一雨きたが。

 夏休みの終わりなので、もう少し混んでいると思ったが、平日のせいか親子連れが何組かいるぐらいでゆっくりと観察できる。子どもたちは、カブトムシやクワガタなどが観察できる飼育箱に夢中だ。
 南方系の植物が植えられた蝶の温室に入ると、今までに見たことのない蝶が、フワフワと沢山飛んでいる。目立つのは、オオゴマダラである。次に目立つのは、黒いアゲハである。休むことがあまりないので、写真が撮りにくい。後で調べるとジャコウアゲハのようだ。
 ゆるやかに、一階から2階に上がる観察路を上がっていくとところどころに「みつだい」が設けられていて、オオゴマダラを中心に蝶が群がっている。ジャコウアゲハは、この「みつだい」には飛んできていない。いささか興奮しながらカメラのシャッターを押し続けているうちに、孫どもはいなくなった。自宅に帰って、NEX-7で撮った写真を整理してみるとピンぼけ写真が多い。まだまだ、NEX-7 の習熟が必要だ。
 温室に続く標本室には、陸山高田市博物館での蝶の被災標本が修復されて展示されていた。
 今度は、昆陽池に現れる水鳥なども狙いがてら、再度昆虫館に訪問したいと思っている。

蜜台にむらがるオオゴマダラ:伊丹昆虫館;クリックすると大きな写真になります。 ジャコウアゲハ:伊丹市昆虫館;クリックすると大きな写真になります。 カバタテハ:伊丹市昆虫館;クリックすると大きな写真になります。 ツマムラサキマダラ♀:伊丹市昆虫館"
蜜台にむらがるオオゴマダラ:伊丹市昆虫館
2013/8/30
SONY NEX-7+SEL18200LE 18-200mm/F3.5-6.3
187mm(35mm換算280mm)
絞り優先オート 1/50s F6.3 ISO400
露出補正 0
ジャコウアゲハ:伊丹市昆虫館
2013/8/30
SONY NEX-7+SEL18200LE 18-200mm/F3.5-6.3
187mm(35mm換算280mm)
絞り優先オート 1/50s F6.3 ISO400
露出補正 0
カバタテハ:伊丹市昆虫館
2013/8/30
SONY NEX-7+SEL18200LE 18-200mm/F3.5-6.3
110mm(35mm換算166mm)
絞り優先オート 1/8s F6.3 ISO400
露出補正 0
ツマムラサキマダラ♀:伊丹市昆虫館
2013/8/30
SONY NEX-7+SEL18200LE 18-200mm/F3.5-6.3
53mm(35mm換算79mm)
絞り優先オート 1/50 F6.3 ISO400
露出補正 0
スジグロカバマダラ:伊丹市昆虫館;クリックすると大きな写真になります。 蜜台にむらがるコノハチョウなど:伊丹市昆虫館 蜜台にむらがるツマムラサキマダラ?など:伊丹市昆虫館;クリックすると大きな写真になります。 陸山高田市博物館での蝶の被災標本:伊丹市昆虫館;クリックすると大きな写真になります。
スジグロカバマダラ:伊丹市昆虫館
2013/8/30
SONY NEX-7+SEL18200LE 18-200mm/F3.5-6.3
67mm(35mm換算100mm)
絞り優先オート 1/50s F6.3 ISO800
露出補正 0
蜜台にむらがるコノハチョウなど:伊丹市昆虫館
2013/8/30
SONY NEX-7+SEL18200LE 18-200mm/F3.5-6.3
92mm(35mm換算138mm)
絞り優先オート 1/125s F6.3 ISO800
露出補正 0
合成写真:右上はコノハチョウ閉翅
蜜台にむらがるツマムラサキマダラ?など:伊丹市昆虫館
2013/8/30
SONY NEX-7+SEL18200LE 18-200mm/F3.5-6.3
87mm(35mm換算130mm)
絞り優先オート 1/40s F6.3 ISO800
露出補正 0
合成写真:左上は標本室のボード
陸山高田市博物館での蝶の被災標本:伊丹市昆虫館
2013/8/30
SONY NEX-7+SEL18200LE 18-200mm/F3.5-6.3
20mm(35mm換算30mm)
絞り優先オート 1/80s F6.3 ISO800
露出補正 0


2013年4月20日

隠居の庭に咲く花:いろいろなカメラで撮ってみる


 24節気の穀雨となるころになって、家内が世話をしている花々が、一斉に咲き出した。

 いつも望遠レンズで遠くの被写体を撮るばかりで、身近の花たちを撮ることは少ないが、旅行用となんとか、いろいろな理由をつけてカメラやレンズを揃えてきた。今回、花や蝶を被写体として少しはましな写真が撮りたくなって、単焦点マクロのレンズを求めることにした。当サイトの素晴らしい写真を公開していただいている YAMAKO さんに相談してみると、TAMRON90mmかSIGMA105mm がいいのではないかと薦めていただいたので、手持ちのNikonD7000 に付けられるSIGMA MACRO105mmF2.8EXDG というレンズを求めた。アベノミクスのお陰で、所有していた株が少々上がってくれた。

 庭の花を題材に、新しいレンズと従来のカメラ・レンズとの比較をしてみた。試したカメラ・レンズは次のようなものである。
  • Sony Ericsson SO-02C :スマホについているカメラ
  • Sony DSC-W300 :デジスコ用に求めたコンデジ
  • NIKON Coolpix P510 :軽量の望遠カメラ、焦点が合わせにくい
  • NIKON D7000+Nikkor 18-200mm :旅行用レンズ
  • NIKON D7000+Sigma 50-500mm :野鳥撮影用
  • NIKON D7000+Sigma 105mm Macro :今回求めたレンズ

垣根のカロライナジャスミン
Sony Ericsson SO-02C;クリックすると大きな写真になります Sony DSC-W300;クリックすると大きな写真になります NIKON Coolpix P510;クリックすると大きな写真になります D7000+Nikkor 18-200mm D7000+Sigma 50-500mm;クリックすると大きな写真になります D7000+Sigma 105mm Macro;
Sony Ericsson SO-02C
2013/4/17 AM
4.1mm
1/125s F2.4 ISO80
露出補正 不可
Sony DSC-W300
2013/4/17 AM
7.6mm
1/250s F2.8 ISO100
露出補正 -0.3
NIKON Coolpix P510
2013/4/17 AM
15.1mm(35相当85mm)
1/100s F4.0 ISO100
露出補正 -0.3
D7000+Nikkor 18-200mm
2013/4/17 AM
70mm(35相当105mm)
1/200s F5.0 ISO200
露出補正 -0.3
D7000+Sigma 50-500mm
2013/4/19 PM
170mm(35相当255mm)
1/100s F5.6 ISO220
露出補正 なし
D7000+Sigma 105mm Macro
2013/4/19 PM
105mm(35相当157mm)
1/400s F13.0 ISO200
露出補正 なし

 これらの写真は、すべてプログラムオートで撮ったが、Nikon D7000 のプログラムシフトの扱いをまだ十分習得していないので、Sigma 105mm Macroで撮った時の絞り値が大きくなっている。もう少し、絞れば背景をもっとぼかすことができたであろう。

 4月中旬に我が家の庭に咲いた花たちを、Sigma 105mm Macro で撮った写真を記録として掲載しておきたいと思う。地植えしている花は毎年、同じだが、鉢に咲く花はその年によって異なる。園芸種の花がいろいろ開発されていて、買った本人も名前はさっぱりわからない。

インブリゲータ?;クリックすると大きな写真になります ヒメウツギ;クリックすると大きな写真になります モッコウバラ;クリックすると大きな写真になります サクラソウ;クリックすると大きな写真になります デージー?;クリックすると大きな写真になります ひむか サギソウ?;クリックすると大きな写真になります
インブリゲータ?
2013/4/18 PM
105mm(35相当157mm)
1/500s F5.6 ISO200
露出補正 -1/3
ヒメウツギ
2013/4/18 PM
105mm(35相当157mm)
1/400s F5.0 ISO200
露出補正 -1/3
モッコウバラ
2013/4/18 PM
105mm(35相当157mm)
1/320s F4.5 ISO200
露出補正 なし
サクラソウ
2013/4/20 AM
105mm(35相当157mm)
1/250s F4.0 ISO200
露出補正 -1/3
デージー?
2013/4/18 PM
105mm(35相当157mm)
1/125s F4.0 ISO200
露出補正 なし
ひむか サギソウ?
2013/4/19 PM
105mm(35相当157mm)
1/1000s F8.0 ISO200
露出補正 なし




 

2013年1月18日

野鳥の写真集

   今までに撮りためた野鳥の写真ばかり集めたサムネイル・テーブルを作ってみた。  自宅の庭、近所の公園、山小屋 Hütte Hachi などで、鳥の姿を見かけるとできるだけ写真を撮るように心がけてきたが、野鳥を撮るための超望遠・三脚など本格的な体制ではなかったので、2009年夏までは、NikonD70 with Tamron28-300mm の写真が中心である。
 2009年8月から野鳥の写真を撮るのにデジスコ・セットをそろえた。それ以降、野鳥の写真はコリメート法で撮影したものが中心になっている。だが、まだ気に入った写真は数枚しかない。
 その後、2010年3月に、ΣAPO 120-400mm の望遠を求め、NikonD70 につけて撮影していたが、同じ年の9月に一眼レフデジカメを NikonD90 に変えた。このカメラは、連写スピードが好いのと ISO 感度を自動設定できるので、野鳥撮影はかなり楽になった。
 さらに、2011年の7月には、望遠レンズをΣAPO 120-400mmからΣAPO 50-500mmに換え、同じ年の年末には一眼レフデジカメを NikonD7000に変えた。一秒に6コマの連写速度とISO感度は6400(設定によって25600まである)となったので、更に撮りやすくなった。
ほとんどの写真は、トリミングしているが、ブログに掲載するにはあまり問題はない。
 野鳥の分類方法についていろいろと考えたが、小宮輝之さんが出されている「日本の野鳥」という図鑑に準じて撮影した場所を、
  • 自宅(堺市泉北ニュータウン)近くの公園など
  • 自宅近くの池、川など
  • 山小屋のある兵庫県鉢伏山などの山林
  • 野鳥園などがある干潟など
に分け、目・科・種順に集めてみた。鳥の種名は自分なりに図鑑やネットサーチで調べたつもりであるが、間違いが多々あると思われる。もし分かれば、ご指摘いただきたい。
 同じ種でも異なる場所で撮っている場合は、どちらにも掲載した。
 なお、2011年2月から、写真撮影地点の地図を作成しだしている。サムネイル中に表示される【撮影地点地図】ボタンをクリックすると Google Map による地図が表示される。
 また、場所を示すタイトルをクリックすると、その場所で撮った写真のサムネイル集にリンクしている。また、鳥種名をクリックすると、その場所のサムネイルのその鳥名の個所に直接リンクする。

 各サムネイルをクリックすると大きな画像となる。動画の場合もある。各サムネイルの下の日付・場所を示すキャプションはその写真を掲載しているエントリーにリンクしている。
 MP3 レコーダー EDIROL R-1 (2010年9月からは、SANYO ICR-PS603RM)で録音した(最近では、スマホ Xperia acro で)野鳥のさえずりがある場合には、その鳥名の左にプレイボタンをつけている。クリックしてみてください。さえずりが聞こえてくるはずだ。ただし、MP3 ファイルを再生できる環境が必要です。

 
野鳥の写真サムネイル
泉州の公園など泉州の川・池など兵庫鉢伏などの山林干潟・野鳥園など
Revised on May. 29th, 2011
スズメ目
 ハタオリドリ科:スズメ
 ウグイス科:ウグイス
 アトリ科:ウソ
 アトリ科:マヒワ
 アトリ科:カワラヒワ
 アトリ科:アトリ
 アトリ科:シメ
 アトリ科:イカル
 メジロ科:メジロ
 シジュウカラ科:シジュウカラ
 シジュウカラ科:コガラ
 シジュウカラ科:ヤマガラ
 ヒタキ科:サメビタキ
 ヒバリ科:ヒバリ
 ホオジロ科:カシラダカ
 ホオジロ科:アオジ
 ホオジロ科:ホウジロ
 ホオジロ科:ホウアカ
 モズ科:モズ
 ツグミ科:ジョウビダキ
 ツグミ科:ツグミ
 ツグミ科:シロハラ
 ツグミ科:アカハラ
 ツグミ科:トラツグミ
 ツグミ科:イソヒヨドリ
 エナガ科:エナガ
 ツバメ科:ツバメ
 ムクドリ科:ムクドリ
 ヒヨドリ科:ヒヨドリ
 カラス科:ハシボソカラス
 カラス科:ハシブトボソカラス
キツツキ目
 キツツキ科:アリスイ
 キツツキ科:コゲラ
ハト目
 ハト科:カワラバト(ドバト)
 ハト科:キジバト
タカ目
 タカ科:オオタカ
キジ目
 キジ科:キジ
ブッポウソウ目
 カワセミ科:カワセミ
スズメ目
 セキレイ科:キセキレイ
 セキレイ科:セグロセキレイ
 セキレイ科:ハクセキレイ
 ウグイス科:オオヨシキリ
チドリ目
 カモメ科ユリカモメ
 チドリ科コチドリ
 シギ科イソシギ
 シギ科タシギ
 チドリ科ケリ
カイツブリ目
 カイツブリ科カイツブリ
 カイツブリ科カンムリカイツブリ
ツル目
 クイナ科バン
 クイナ科オオバン
カモ目
 カモ科コガモ
 カモ科オカヨシガモ
 カモ科カルガモ
 カモ科キンクロハジロ
 カモ科:ヨシガモ
 カモ科ヒドリガモ
 カモ科ホシバジロ
 カモ科ハシビロガモ
 カモ科マガモ
コウノトリ目
 サギ科ゴイサギ
 サギ科コサギ
 サギ科チュウサギ
 サギ科ダイサギ
 サギ科アオサギ
ペリカン目
 ウ科カワウ
スズメ目
 エナガ科:エナガ
 メジロ科:メジロ
スズメ目
 ウグイス科:ウグイス
 シジュウカラ科:シジュウカラ
 シジュウカラ科:ヤマガラ
 ホオジロ科:ホオジロ
 モズ科:モズ
 ツバメ科:ツバメ
キツツキ目
 キツツキ科:コゲラ
 キツツキ科:アカゲラ
カッコウ目
 カッコウ科:カッコウ
スズメ目
 エナガ科:エナガ
 ツグミ科:ジョウビタキ
 ツグミ科:イソヒヨドリ
 アトリ科:イカル
 セキレイ科:キセキレイ
 セキレイ科:ハクセキレイ
 セキレイ科:セグロセキレイ
チドリ目
 シギ科:アオアシシギ?
 シギ科:イソシギ
 シギ科:トウネン?
 カモメ科:ユリカモメ
カモ目
 カモ科:オナガガモ
 カモ科:カルガモ
 カモ科:マガモ
 カモ科:キンクロハジロ
 カモ科:ヨシガモ
 カモ科:ミコアイサ
 カモ科:ヒドリガモ
 カモ科:コハクチョウ
 カモ科:マガン
 カモ科:オオヒシクイ
コウノトリ目
 サギ科:アオサギ
 サギ科:ダイサギ
 コウノトリ科:コウノトリ
タカ目
 タカ科:チュウヒ
ペリカン目
 ウ科:カワウ
ツル目
 ツル科:ナベヅル

日本の野鳥 (フィールドベスト図鑑)
小宮 輝之
学習研究社
売り上げランキング: 285563

2013年1月13日

隠居のカメラ:速写用ストラップを使ってみる


 私の野鳥撮影は、歩きまわって出会った鳥を撮るスタイルである。三脚にカメラを据えて、じっくりと野鳥が現れるのを待つことはしない。そのようなスタイルを取っているのは、もともと野鳥撮影は、健康のために歩くことが目的で、そのついでに出会った野鳥を記録しておきたいという願望から始まっている。

 その内に、主体は歩くことより野鳥撮影になってきたが、歩きまわるというスタイルは変えていない。そのために、撮影機材は携帯性を重視して揃えてきた。一眼デジタルカメラは、Nikon D70 から D90⇒ D7000 と進化してきた。レンズも、Tamron AF 70-300mm ⇒ Sigma APO 120-400mm ⇒ Sigma APO 50-500mm とグレードを上げてきた。もっと良いレンズは沢山あるが、高価で手が出ないし、三脚なしでは使えない。一時、デジスコも揃えたが、三脚なしでは難しいし、AF(オートフォーカス)機能が使えないか極めて弱い。今の NikonD7000+Sigma APO 50-500mm (合計重量 3kg 弱)が持ってあるくには限度ではないかと思う。ズームを最も伸ばして(500mmで) 撮ることが多いが、シャッタースピードは 1/640s 以上に設定しておかないと手振れを起こす。

 野鳥探索ウォーキングに出かけるときの格好は、今まで mont-bell のライト カメラショルダーバッグを右腰に、左肩に上記のカメラセットを Nikon の名前を入ったストラップでかけ、首から双眼鏡をぶら下げていた。ショルダーバッグには、PCM 録音機、Kestrel 携帯気象計や予備の電池、折りたたみ傘などを入れている。メモ帳やスマホは、冬の場合はジャンパーの、その他の季節はチョキのポケットに入っている。
 このような格好で歩くときには、カメラのストラップが肩から滑り降りないように左手で保持しておく必要がある。また、小鳥を見つけてカメラを向けるときに、ストラップがファインダーにかぶったりして邪魔になることが多い。何か良い方法はないかと、ネットでサーチしていると、BLaKPIXEL という会社から発売されている速写用ストラップと三脚穴に取り付けるC-Loop回転ストラップマウントという器具を組み合わせれば、今までのストラップでの不便から解放されそうであった。早速、Amazon で取り寄せてみた。

DSC_0756-001.JPG 私の望遠カメラセットの場合、三脚穴はNikon D7000 以外に  Sigma APO 50-500mm に三脚座がついている。はじめ、C-Loop回転ストラップマウントをカメラの三脚穴につけたが、当然であるがレンズ部分が重くてバランスが悪い。望遠レンズに三脚座がついているのは、三脚につけるときにバランスを良くするためであるから、ストラップマウントをレンズの三脚座に付け替えてみた。このようにして、ストラップをたすきがけに左にぶら下げてみると、左腰辺りで手が当たる場所で望遠カメラセットが水平となり、保持しやすくなった。

 どこで、被写体である野鳥は姿を現すかわからないので、カメラの電源はいつもON にしているが(D7000 のバッテリーは持ちがいいので、ON OFF をあまり気にする必要はない。)、このストラップの導入で、被写体にレンズを向けるのは極めてスムーズになった。
 正月の6日から、このストラップにしているが、今までより小鳥たちをファインダーに収める機会が増えてきたように思う。




2012年9月 5日

隠居の探鳥:残暑厳しい大阪南港野鳥園


 いつも私のブログを覗いてくれている旧友から、TV で南港野鳥園に北から南に向かうシギ類が飛来しているとのニュースで見たことを知らせてくれた。この1ケ月以上、野鳥の写真を掲載したブログがないので、情報を提供してくれたらしい。
南港野鳥園;クリックすると大きな写真になります南港野鳥園;クリックすると大きな写真になります 9月に入って、朝は少し涼しくなったので、子供らの夏休みが終わった9月3日月曜日、行って見ることにした。この南港野鳥園は、大阪咲洲のコンテナ・ターミナルの近くにあり、阪神高速湾岸線を降りて車を走らせると、回りは大型のコンテナ・トレーラばかりで、いささかの恐怖感がある。

 9時開園の展望塔に15分ころ入ってみると、もう3人ほどの人が双眼鏡を覗いていた。が、カワウとカルガモは見えるが、シギ類は見あたらない。展望塔では、観察がしやすいように、干潟向きに椅子が配置され、その前の窓は開けられている。その窓から海からの風が吹き込んで涼しい。久しぶりの涼しい風である。

 「シギ類が見当たりませんね」と双眼鏡を持った学芸員に尋ねてみると、「汐が引いたら出てくると思う」、「今朝、オオタカが上空を舞っていたので、姿を隠したようだ。」ということだった。そのうちに、マニアらしき人たちが5~6人やってきた。皆さん、高価な大砲を三脚に据えている。デジスコの人も一人いた。皆さん顔見知りらしく、昨日はどこどこへ云ってきたような話をしている。どうも毎日野鳥を求めて出歩いているらしい。
 話に加わっていた学芸員が、「今、トウネンが群れで飛んでいる」と教えてくれたが、すぐに干潟から姿を消した。

 この展望塔から観察できる野鳥は、距離が遠い。500mm(35mm換算750mm) くらいのレンズでは、豆粒くらいにしか捉えられない。1.4倍のテレコンバータをいれてみたが、Auto Focus が効かないので、重いカメラを抱えてのピント合わせは極めて難しい。ここにくるときは、デジスコセットが必要であろう。少なくとも三脚は必要である。
 南港野鳥園のページにのっている写真を見ると、ため息がでるような写真が掲載されている。100万円ちかくする望遠レンズをつけたカメラで撮ったものだろう。

 1時間半ほど粘ってもみたが、シギ類は現れない。諦めて帰り支度をしていると、比較的近くに、ソリハシシギが1羽現れた。

 敷地内にある森には、オオルリなども来るそうなので、少し歩いてみたが、シジュウカラが微かに撮れたくらいで、他には何もよう見つけなかった。

カワウ;クリックすると大きな写真になります カルガモ;クリックすると大きな写真になります カワウとダイサギ;クリックすると大きな写真になります ソリハシシギ;クリックすると大きな写真になります
カワウ:南港野鳥園
2012/9/3
NikonD7000
ΣAPO50-500mm
Tele Converter 1.4X
700mm(35mm相当1050mm)
シャッター優先オート(1/800s ISO1400 F9.0)
露出補正 なし
トリミング
カルガモ:南港野鳥園
2012/9/3
NikonD7000
ΣAPO50-500mm
Tele Converter 1.4X
700mm(35mm相当1050mm)
シャッター優先オート(1/800s ISO720 F9.0)
露出補正 1/3
トリミング
カワウとダイサギ:南港野鳥園
2012/9/3
NikonD7000
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当750mm)
シャッター優先オート(1/800s ISO280 F6..3)
露出補正 なし
トリミング
ソリハシシギ:南港野鳥園
2012/9/3
NikonD7000
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当750mm)
シャッター優先オート(1/800s ISO400 F6..3)
露出補正 なし
トリミング


2012年6月 6日

隠居の天体観測:金星の太陽面通過


 デジスコで、金環日食を撮影しようとした試みが失敗したことは、以前のブログに記録した。その時レンズ・カバーが融けてレンズが完全に開かなくなったデジカメ Lumix DSC-W300 の修理ができあがってきたので、再度太陽撮影に挑戦して見ることにした。

 そのときに割った Kenko PRO ND100000 は、テープを貼るなどして、太陽の光が直接入らないようにした。なんとも不細工な装置になったが、デジカメ用フードを通して覗いてみると太陽の円い面を捉えているようである。

 朝7時台は、雲がかかって太陽は顔をのぞかせなかったが、8時過ぎになって、薄い雲を通して確認できるようになった。8時5分、9時の位置に金星が確認できる。時刻9時12分ころには、雲は完全になくなり、9時40分位の位置に、金星は上がってきた。黒点も2つ見られるようである。

 食の最大になるといわれる10時30分のときの太陽の位置は、デジスコをほぼ真上近くに傾けなければならない。そのような角度で太陽をとらえるのは、至難の業となり、太陽を直視する危険性もました。待っている間に雑用も入ってしまったりして、その後の撮影はできなかった。
 日食用グラスも、NDフィルターも生きている間に、また使うことはないだろう。考えてみれば贅沢な遊びであった。まあ、堺市泉北ニュータウンで撮影した金星太陽面通過の記念写真くらいにはなるだろう。

太陽撮影用デジスコ 午前8時5分;クリックすると大きな写真になります 午前9時13分;クリックすると大きな写真になります 金星通過後;クリックすると大きな写真になります
太陽撮影用デジスコ
なんとも不細工になった
2012年6月6日
午前8時5分
2012年6月6日
午前9時13分
金星通過後
午後3時36分


2012年5月22日

隠居の天体観測:日食撮影失敗の巻


 生きている間には、再び観測することはできないと言われる皆既金環日食を撮影しようと1ヶ月前くらいから準備を進めていた。
 機材は、休眠中のデジスコセットを使うことにした。
 日食撮影についてネットでサーチしてみると、DIGISCO.com の「デジスコで天体撮影」というページがヒットした。上のセットを使って日食を撮影するには、減光フィルターが必要ということがわかった。Kenko の PRO ND100000 というフイルターとこれをフィールドスコープに取り付けるためのホルダーを求めた。
 ED82 の対物レンズ・フードは取り外すことができなくて、このフォルダー(マルチホルダー100 )をきっちりとねじ込み式にフィールドスコープ ED82 につけることができなく、すこしルーズにしかかぶせることしかできなかった。
5月5日の太陽写真;クリックすると大きな写真になります だが、フイルターの役目はしているので、試しに太陽をとってみることにした。5月5日、快晴の日の午後3時38分にベランダに三脚を設置して、写した。これを、パソコンで再生してみると、黒点を思われる黒い点まで撮れている。これで大丈夫と、朝6時15分くらいから、太陽を見られる場所を探した。自宅のベランダでは、朝の少しの時間だけ、太陽が出てこない。すぐ近くの公園に朝6時くらいに出かけると、朝日が十分に観察できる。ここに、場所を設定した。
 ところが、当日の朝になってドジを踏んだ。玄関から三脚につけたデジスコを持ちだそうとして、セットしていたマルチフォルダーを玄関のたたきの上に落としてしまったのだ。求めた減光用フィルターはガラス製である。ホルダーから滑り落ちて割れてしまった。撮影時に装着すべきであったが、後の祭りである。だが、かろうじて 3/4 ぐらいが割れずに残っている。なんとかなるのではと決めていた公園の位置に三脚を立て、割れたフィルターをつけたデジスコをセットした。心配した天気は薄曇がたなびいているものの青空も広がっている。まだ日食が始まらない太陽を覗いた。フィルターは機能しているようであるが、太陽が丸にならずなんだか変だ。焦ったが、その内に日食が始まった。なんとか、かけている様子は捉えているようだが、5月5日のときのような画像にならない。まあ、仕方がないと皆既になるまで、5分おきになんとか画像を撮り続けた。しかし、そのあとは画像が捉えきれなくなった。フイルターを割ったことを悔いた。

 それでも、少しの期待を持ちながらパソコンに画像を取り込んでみると、かけていることは写っているが、極めて不鮮明であり、光が漏れているような感じである。
融けたシャッター・レンズ パソコンにUSBケーブルでつなぐときには、デジスコとからカメラを取り外す。ふとカメラのレンズ部を見ると、OFF の時に閉じているレンズカバーの一部が融けて穴が開いている。このために、レンズ部が全開にならないのだ。ちゃんと撮れなかったのは、フィルターのせいではなく、これが原因だったようだ。あまり使っていなかったデジスコ・セットに慣れるために、ベランダで操作をしているうちに、うっかり太陽にスコープを向けたまま ND フィルターを外すことがあったようだ。その時にレンズカバー( OFF の時には閉まっている)が一部融けてしまって、ON で写真のように全開できなくなっているのだ。

 というわけで恥ずかしい写真であるが、掲載することにする。太陽が欠けたという事実は記録されているようだ。
おまけに、EXIF を見ると時計が狂っていたようだ。後で確認すると、10分ほど遅れていた。従って、金環日食は、大阪堺では 7:29 だったように思われる。

かけ始め;クリックすると大きな写真になります ほとんど欠けた;クリックすると大きな写真になります 金環日食になったと思われる;クリックすると大きな写真になります
かけ始め:6時27分ころ ほとんど欠けた:7時20分ころ 金環日食になったと思われる:7時29分ころ


 なんとも情けない結果になってしまった。一生に一回のチャンスだったのに、悔いても悔い切れない思いだ。家内からは、TVアニメ 「マルちゃん」ちで起きるような茶番だとからかわれた。いつも寝付きはいいのに、21日の夜はなかなか寝付けなかった。
6月6日には、金星の太陽面通過という、これもレアーな天体ショーがあるらしい。撮影に挑戦しようかどうかを迷っている。