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Atelierで“ブリック”が含まれるブログ記事

2012年9月19日

隠居のDIY:廃プラ・リサイクル材を花壇の補修材として使う


 裏庭に花の苗を育てたり養生をするための畳半畳ほどの花壇を、7年以上も前にプロに作ってもらっていた。花壇の回りは枕木ライクの材木をを囲っただけのものである。3年ほどすると、この材木の一部が腐ってきて、材木の上に、薄いブリックを貼った
 だが、元々の枕木ライクな材木が腐ってボロボロになったために、ちょっと上に乗るだけで崩れ落ちるようになってしまった。また、木部はありなどの虫の住み処になってしまった。本格的に補修が必要になった。
 今年6月に、木製のローズアーチを補修したときに使った廃プラのリサイクル材を使えば、水には強くなると考え、和泉リサイクル環境公園ジュリプラスという廃プラスチックをリサイクルした材料を求めることにした。
 ただ、今年の夏は凄まじいほど暑くて、古希を越えた老人は戸外活動は控えていたほうがよさそうなので、涼しくなるのを待っていた。二十四節気の秋分をまもなく迎えるようになって、ようやく戸外でも作業ができるほどになってきたので、補修にとりかかることにした。

 廃プラ・リサイクル材を求めに行くと、ちょうど天然のウリン材に近い色に加工した幅20cm、長さ150cm(厚さ2cm)を売っていた。これを2枚と4cm角長さ30cmで先を尖らせた杭4本を求めた。合計1400円足らずで、ホームセンターで材木を買うことを考えると極めて安い。
 ブリックを取り除きボロボロになったエセ枕木を取り除いてみると、その下にももう一本枕木ライクが下地のモルタルの上に載っていることがわかった。さすがに、プロの作品であるが、使った材料がもう一つだった。単純に杭を打ち、その杭に廃プラ板材をビス止めすれば良いと考えていたが、工事はもう少し複雑になった。
 杭を打つ部分の下地のモルタルをタガネを使ってハンマーで砕いた。杭の長さは30cmだったので、頭が15cmくらい残るくらいに打ち込んだらしっかりと留まった。元々地面は粘土質のためと思う。
 前より少し小さくなるが、150cmX62cm四方の角に打った杭に、ウリン材ライクな廃プラ板材を2X4材用のビスで止めたら、土を支えられるような強度になった。これで、当分は水やりにも耐えられるであろう。何をどのように植えるかは、家内の領分である。

before;クリックすると大きな写真になります 廃プラリサイクル材;クリックすると大きな写真になります 杭を打ち込みビスでとめる;クリックすると大きな写真になります 完成;クリックすると大きな写真になります
before:枕木ライクな枠の木がボロボロになっている 買い求めた廃プラリサイクル材
真ん中の木は、本物のウリン材
杭を打ち込み廃プラリサイクル板材をビスでとめる 完成:打ち込んだ杭に板材をビスで止めただけで単純である。
横の植栽は、左側の花壇に移し替える予定である。


2009年5月13日

隠居のDIY:立水栓を修理する

修理前の立水栓:クリックすると大きな写真になりますパネコートで作ったカバー:クリックすると大きな写真になります プロに作ってもらったウッドデッキの片隅にある枕木用材木を利用した立水栓が、腐ってみすぼらしくなってきた。しょっちゅう水がかかるような場合は、防腐剤を塗布していても木材はやはり弱い。

 以前に庭の立水栓を作ったときの要領で、InterFIX というブリック貼りのカバーをかけることにした。これなら、防水効果は前のものより大きいだろう。

 枕木ライクを包むカバーは、パネコートのつるつるした面を内側にして、コースレッドで接合した箱状のもの作った。水道栓が出る部分はホールソーでくりぬいた。

 InterFIX というブリックを貼るには、アドメチボンドというこのブリック専用の接着剤を使うことが奨められているが、これが高い。それで、裏の花壇の枕木にブリックを貼ったときと同じように、セメントで接着してみることにした。アドメチボンドを使うようにセメント・ペーストで貼ってみた。一見上手くいったように思えたが、実際に立てたものに振動が加わると2~3枚が剥がれ落ちた。コンパネ裏側の地とブリックにたっぷりのセメント・ペーストを塗って、揉み込むように貼り、時間をおいて乾燥させる必要がある。

ウッドデッキの立水栓:クリックすると大きな写真になります このような作業をするときは、水道の元栓を一時的に止める必要がある。写真で見れば分かるように、この立水栓には小鳥の形をした蛇口がついている。作業の手順として、この蛇口を取って止め栓で水を止めておかねばならない。それでなければ、長時間家の水道を止めることになる。止め栓で水を止めて水道を開栓してみると、塩ビパイプVP管(グレー)L型コネクター部分が外れてしまった。持っていた接着剤で修理してみたが、水圧がかかると駄目である。VPパイプが古くなっていたのかもしれない。これでは開栓ができないので、あわててホームセンターに走った。立ち上げのパイプは黒色のHVP管が使われているので、これに合わせてHVPのL型コネクターと継ぎ手、HVP用の接着剤を購入した。つけかえたらうまくいった。水道管の工事は、山小屋で何回もやっているのでなれている。

 最後の仕上げに小鳥の蛇口をつけたが、水の出る口を真下に持ってくるように締め付けるのが難しい。結局ふつうは巻く回数を時計回りに6回程度とされているシールテープを多めに巻いて調節するとうまくいった。習うより慣れろである。

 仕上げのときにセメントペーストを埋めなおすなどいろいろと手をいれたので、あまりきれいではないが手作り感がでてまあいいかと自らを慰めている。

 

2009年3月30日

隠居の花見:堺泉北西原公園、四天王寺本坊庭園

 四天王寺近くの蒼龍寺で催された「ごぜ唄」公演にいったことは、前のエントリーで書いた。
 孫が習っているエレクトーン演奏が駅そばのパブリックなスペースであるというので、天王寺に向かう電車に乗る前に西原公園をブラブラと桜の咲き具合を確かめがてらでかけた。

西原公園:クリックすると大きな写真になりますツバメの巣:クリックすると大きな写真になります 3月中旬から暖かい日が続いて満開は早いと思われたが、開花後冬に逆戻りしたような気温となって満開にはまだ少し時間がかかるようである。
 泉北ニュータウンにはユキヤナギとレンギョウがあちらこちらに植栽されているが、とくにこの公園では、白と黄色のコンビネーションに加えてサクラのピンクが鮮やかである。

 駅そばのパブリックなスペースでは、昨年もそうだったがツバメが巣を作っていた。ツバメが飛び回るのは、老人の季節感覚では田植え時分であるが、どうやら早まっているらしい。

本坊庭園のサクラ:クリックすると大きな写真になります 蒼龍寺での「ごぜ唄」公演まではずいぶん時間があったので場所を確認したあと、いったことのない四天王寺をブラブラすることにした。本坊庭園のサクラがちらほらと咲いているという 案内ににつられて、有料(¥300)だが入ってみることにした。

八角亭:クリックすると大きな写真になります この庭園には、いくつかの茶室がある。そのなかに「八角亭」と名付けたルネッサンス様式の西洋建築がある。Wikipedia によると「八角亭」は第五回内国勧業博覧会(明治36年・1903年開催)で出品されたパビリオンで、後年移建されたものということである。

 このごろ、このような場所でも中国人の人たちが訪問している。今回も若い男性5人ほどのグループが、さかんにデジカメのシャッターを切っていたし、新婚旅行とおぼしきカップルもサクラを楽しんでいた。二人をカメラに収めてあげたときに、聞いてみるとこちらは台湾の方だった。

本坊庭園のシジュウカラ:クリックすると大きな写真になります栂・美木多駅近くでみかけたシジュウカラ:クリックすると大きな写真になります サクラにメジロはつきものだが、シジュウカラが花をつつきにきていた。このごろ、あちらこちらでシジュウカラをみかけたり、スッピィー・スッピィーと繰り返す鳴き声を聴いたりする。かなり繁殖しているらしい。 泉北高速の栂・美木多駅そばのパブリックなスペースにある植え込みでもみつけた。
 春本番はまもなくだ。

泉北近辺私的観光地図に掲載 

2009年3月13日

隠居の庭:掃除に高圧洗浄機(ケルヒャー K-2.01) を使う

クリックすると大きな写真になります 枝垂れ梅の花の時期もほぼ終わりになって、家内が庭の手入れをぼちぼちとやりだした。
 6年前に庭の改造をしたときに、雑草取りを少なくするためにプロにジェラストーンを貼ってもらった。
雑草取りは少なくなっていいのだが、ジェラストーンの白い表面が黒ずんで汚れてきている。デッキブラシなどで擦ってみるが、あまり綺麗にはならない。

 そこで定額給付金をあてにして、前から欲しかった高圧洗浄機を手に入れることにした。ちょうど、ホームセンターが家庭用ケルヒャー(KÄRHCHER)の入門機を特売しているので買ってきた。

 あまり期待はしていなかったが、これが今のところなかなか役に立ちそうである。5年くらい前に、枝垂れ梅の幹を囲むように 2X4 で作っていたテーブルが風雨や梅の枯れ葉、鳥の糞などで真っ黒になっていた。高く茂ってきた枝葉を剪定して透かすのに、脚立をたてる邪魔だったテーブルをはずした(もともと組み立て式にしている)ので、電気カンナでもかけて綺麗にしてペンキを塗るつもりでいた。この汚れを高圧洗浄機で掃除してみると汚れがかなり落ちた。あとはサンドシートのような研磨材でこすれば、ペンキ塗りの下地はできるだろう。

クリックすると大きな写真になります この高圧洗浄機 k-2.01 の欠点は、付属している水道ホースが 3m と短いことである。エクラン塗装したガレージの土間を掃除するには、 3m では短すぎる。内径 18mm の市販水道ホース 7m を求めた。普通につないだだけではかなり水圧がかかるようで、水漏れと圧搾空気が漏れる。連結している部分に自己融着テープを巻いて連結止めをしっかりと締めると水漏れ・空気漏れはなくなり、快適に動くようになった。


クリックすると大きな写真になります(追記:2009/3/21)しばらく使っている間に、ホースの継ぎ目はかなり水圧がかかるのか水漏れがひどくなった。蛇口にホースをつけるような継ぎ手と同じような構造の 18mm 用中間継ぎ手(¥598)を求めてきて変えてみると水漏れはなくなった。
本体は安く買ったが、水道ホースを長くするのに結構費用がかかった。ただし、ケルヒャーの長い高圧ホースは本体ぐらいの値段がするので、水道から遠い場所で使う場合は、やはり水道ホースを延長するほうがお得なようだ。

 これで、庭のジェラストーン部分やガレージの土間、外壁のブリックの掃除などはかなり楽になると期待している。力がいらないので、家内でも取り扱いができるだろう。

2008年8月30日

隠居のDIY:枕木にブリックを貼る

クリックすると大きな写真になります 3年前の夏に、プロに依頼して庭のリフォームをした。そのときに、裏庭の一部に一時的に花などを植えておく畳半畳ほどの小さな花壇を作ってもらった。周りに枕木ライクを囲っただけのものである。
 この枕木は、ほんとの(?)枕木のように材質が硬く防腐剤がよくしみ通ったものではなく、形が枕木に似ているだけである。毎日のように水やりをしているので3年も経つと一部が腐ってきた。
 これを補修するために、表の垣根の下の土止めブロック・モルタルに貼ったときに余っていたブリック(InterFIXというベルギー製の薄いレンガ)を貼ることにした。
 写真のように、下地として枕木のひび割れた部分にモルタルを流し込んだ。モルタルは市販のインスタント・セメントを水で溶いたものである。

クリックすると大きな写真になります 2日おいて、水平部分なので高価な専用接着剤でなくてもいいのではないかとモルタルを接着剤として、ブリックを貼ってみた。モルタルをコテで薄くのばして、その上にブリックを置いていくだけである。
 モルタルは粘着性が少ないが、乾いてみると強度は十分である。ホースで引っかけて剥がれたブリックは、わずかに残っていた専用接着剤をパンにバターを塗るように、ブリックの裏面に塗って下地のモルタルに押しつけるとうまく貼り付けることができた。
 いびつになっていた端の部分をブリックを切断したときに使ったブロック切断用のディスクをつけたディスクグラインダで削った。

DIY作品集に収載

 

2008年7月 7日

隠居のDIY作品集

 DIY作品の写真をLitebox-1.0でスライドショウ的にアルバムにした。引退した2004年の夏からの拙い作品ばかりであるが何やかやと結構作っている。道具も増えるはずである。
 写真はクリックすると大きくなります。
    
DIY作品集 サムネイル
Revised on Nov. 30th, 2010
クリックすると大きな写真になります。 クリックすると大きな写真になります。    クリックすると大きな写真になります。 クリックすると大きな写真になります。 クリックすると大きな写真になります。
最初の作品:ウッドデッキの端材を使いました。定形外大ポスター枠::Musicページの背景画のためです。2X4材とジグソーを初めて使った作品:ジグソーでの曲線切りは案外簡単です。ドゥーパ40号に紹介されているガーデンパネルです。プレーしたゴルフ場で収集したボールマークのための額縁です。このような細かい工作は苦手です。
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「すのこで作る家具&雑貨」を参考に作りました。裏庭に追いやられています。花車:「ドゥーパ 号」に収載されている作品を参考に、端材で作りました。ガーデンチェア:建築設計を学んでいる娘から初めて及第点をもらいました。電力メーターおよびポールカバー:なぜか庭の真ん中に引き込み線用のポールが立っています。工具収納箱:ガレージ改修後は裏庭で灯油容器などの収納で使っています。
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初孫の畳ベッド:要望でつけたキャスター部分が弱く後で補強しました。バード・フィーダ:なかなかの作品と思っているのですが、小鳥達が寄ってきません。台所のゴミ箱:杉の薄い集成材が上手く使えました。後でふたをつけました。マガジンラック:布地部分は家内のヘルプです。バナナ吊:ガーデンパネルを作ったときの端材を利用しました。
クリックすると大きな写真になります。クリックすると大きな写真になります。05_04_~1.jpg クリックすると大きくなります クリックすると大きくなります
御簾垣もどき:右側のプロの作品を真似て作りました。MP3プレーヤ置き:「車でMP3を聞く」を参照ください。玄関網戸:ホームセンターのセット品を少し加工して。納屋兼工房入り口:「BeforeAfter」を参照ください。垣根の貼りレンガ:「BeforeAfter」を参照ください。
クリックすると大きくなりますクリックすると大きくなりますルーバクリックすると大きな写真になります。 クリックすると大きな写真になります。
変形パーゴラ:エントリー「変形パーゴラ」を参照ください。ペンキ塗り:エントリ「ペンキ塗り」を参照ください。ルーバー風目隠し:エントリ「久しぶりに木の香」を参照ください。オーニング:エントリー「オーニング」を参照ください。立水栓:エントリー「隠居が作ったイングリッシュ・ガーデン風立水栓」を参照ください。
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手作りサイクロン式集塵機:エントリー「隠居のDIY:手作りサイクロン式集塵機」を参照ください。隠居のDIY道具部屋:エントリー「隠居のDIY道具部屋」を参照ください。    ローズアーチ:エントリー「ローズアーチの作成」を参照ください。ローズアーチ用プランタ:エントリー「隠居の手づくりプランタ」を参照ください。    玄関用腰掛け:エントリー「玄関チェア」を参照ください。
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タベストリー風壁掛け:エントリー「タベストリー風壁掛け」を参照ください。玄関壁面の飾り箱:エントリ玄関壁面の飾り箱」を参照ください。ランドセル置き棚隠居のDIY:ランドセル置き棚を参照ください。ベッドサイドテーブル隠居のDIY:ベッドサイドテーブルを参照ください。シンプルな座り机隠居のDIY:シンプルな座り机を参照ください。
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西日よけのオーニング:エントリー「塩ビパイプと結束バンドを使ったオーニング」を参照ください。組立作業台:エントリー「隠居のDIY:組み立て作業台」を参照ください。マガジンスタンド:エントリー「隠居のDIY:マガジンスタンド」を参照ください。すのこを使った布団置き用棚「隠居のDIY:すのこを使った収納庫内布団おき」を参照ください。山小屋修繕:エントリー「夏の山小屋修繕」を参照ください。
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三脚に付けるレコーダー置き台:エントリー「三脚に取り付けるレコーダー置き」を参照ください。ファルカタ集成材と桐すのこで作ったアンティーク風シューズラック「ファルカタ集成材と桐すのこで作ったアンティーク風シューズラック」を参照ください。書斎の棚シリーズ(1) CDラック隠居のDIY:書斎の棚シリーズ(1) CDラックを参照ください。書斎の棚シリーズ(2) 新書・文庫用「隠居のDIY:書斎の棚シリーズ(2)新書・文庫用」を参照ください。"「隠居のDIY:枕 木にブリックを貼る」を参照ください。
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額縁プランタ:エントリー「隠居のDIY:額縁プランタ」を参照ください。 "「隠居のDIY:書斎の棚シリーズ(3) 飾り書棚」を参照ください。"「隠居のDIY:枕木柱にトタンのキャップを被せる」を参照ください。"「隠居のDIY:書斎兼寝室用のワゴンを製作」を参照ください。"「隠居のDIY:パソコンデスク部品の再利用」を参照ください。
クリックすると大きな写真になりますリフォームしたガーデン・テーブル:クリックすると大きな写真になります完成したミニデッキ:クリックすると大きな写真になります部屋に置いた抽出つきワゴン:クリックすると大きな写真になりますウッドデッキの立水栓:クリックすると大きな写真になります
「隠居のDIY:額縁プランタ用簡易イーゼル」を参照ください。「隠居のDIY:ガーデン・テーブルのリフォーム」を参照ください。「隠居のDIY:山小屋にミニ・デッキを作る」を参照ください。「隠居のDIY:アリ継ぎ(dovetail joint) で抽出を作る 」を参照ください。「隠居のDIY:立水栓を修理する 」を参照ください。
できあがったデッキの基礎:クリックすると大きな写真になりますキーボード・マウス操作台;クリックすると大きな写真になりますHütte Hachi ウッドデッキ:クリックすると大きな写真になります完成したデッキとエニサイズテーブル:クリックすると大きな写真になりますパソコン横の小物入れ:クリックすると大きな写真になります
「隠居のDIY:ブロック積みを学習する」を参照ください。「隠居のDIY:シンプルなキーボード・マウス操作台」を参照ください。「隠居のDIY:ウッドデッキの作成」を参照ください。「隠居のDIY:ウッドデッキの製作(続)」を参照ください。「隠居のDIY:小物収納棚を作る;トリマーとルータの練習」を参照ください。
改装後のトイレ:クリックすると大きな写真になります新しい棚回転式手作りTV台;クリックすると大きな写真になります組みあがった棚;クリックすると大きな写真になりますこたつを設置;クリックすると大きな写真になります
「隠居のDIY:山小屋トイレの改装」を参照ください。「隠居のDIY:2X4 材で棚を製作する」を参照ください。「隠居のDIY:シンプルな回転式TV台」を参照してください。「隠居のDIY:2X4で作る組み立て式棚」を参照してください。「隠居のDIY:山小屋で掘ごたつを作る」を参照してください。
完成;クリックすると大きな写真になります 完成図;クリックすると大きな写真になります 巣箱完成品;クリックすると大きな写真になります 孫の部屋に置いた本棚;クリックすると大きな写真になります
「隠居のDIY:節電用のエアコン室外機カバーを作製する」を参照ください。 「隠居のDIY:(続)2X4 を使ったプラレール列車収納棚」を参照ください。 「隠居のDIY:小鳥用の巣箱を作る」を参照ください。 「隠居のDIY :集成材で孫の本棚を作る」を参照ください。

 ブログ内に、これだけセル数の多いテーブルを設置するのに苦労した。この経緯については、別のエントリーで記載したいと思っている。

2005年8月31日

Before After(ガレージ等)

 道路から見て右半分の庭のリフォームは、1昨年に実施した。この右半分は、隣家が接近しているものの一応南面であり、和室・リビングに接している。30歳代のはじめに、冗談で申し込んだ抽選で当たったこの地域にしては珍しく小さな区画に、蓄えも全くなしに借金をしまくってようやく家を建てた。勿論、庭のつくりに投じる余裕は全くなく、安価に手に入った庭木やもらいもののさつき・つつじなどを手当たり次第に植えた。築後30年経って、退職金の一部で、家内の念願であった庭の改造をした。雑草とりと蚊の攻撃を避けるために、リビングの続きにはウッドデッキを作り、和室の前の小さな庭には、ジェラストーンや畳石を敷き、みす垣と枕木をあしらった和洋風の庭になった。このウッドデッキでは、孫家族がきたときなどに、七輪で炉端焼風BBQを楽しんでいる。また、改造時に残したしだれ梅の下に、幹を囲むテーブルを作ったのは、すでに記したとおりである。 
クリックすると大きな写真になります そのしだれ梅に並んで植わっている薄いピンクの百日紅は、工事をしてくれた元植木屋さんのアドバイスで枝を切らずにおいたら今年は桜のようにきれいに咲いた。
今回は、私が完全にリタイアしたのを機会に、庭の左半分の改造を目論んだ。門塀の改造、狭溢化したガレージの拡大と納屋兼工房を作ることが目的である。狭い土地の100%活用を目指した。改造の大部分のガレージの土間や門塀のブロック積みやモルタル塗り、アルミの屋根・テラスはプロにお願いをし、DIYで挑戦できる部分を残した。納屋兼工房はテラスだけ組んでもらい、あとは自分で囲いや棚製作などをすることにした。
クリックすると大きな写真になります 左の写真は、Beforeのガレージと門塀である。ガレージの屋根に夏になると赤い花をつけたのうぜんかづらや表札の上に覆い被さったジャスミンなどの植栽は、名残惜しかったが始末することにした。
 また、1昨年の改造時に建築時のままにしていた道路沿いの低い土止め壁をプロにモルタル塗りで基礎を作ってもらい、その上に、ドューパに紹介されていた特殊な接着剤で薄いレンガを貼ることにした。

クリックすると大きくなります (After写真1) ガレージを1.5mほど道路側から奥に下げたので、リフォーム後は、門塀あたりが広い感じとなった。物理上のスペースでは、普通乗用車も駐車できるはずであるが、軽自動車しか無理である。土間には、右側の庭とデザイン的に合わせてジェラストーンとテラコッタ・タイルを貼っている。表札は、ガラス製でモダンなものにした。従来の表札は、私のフルネームが入っていたが、私の亡き後を考えて、姓のみした。この際、インターホーンもTV式にして、古い配線を活かして自分で取り付けた。このあたりまでは、DIYの出番はない。

クリックすると大きくなります DIYでまず最初に取りかかったのは、納屋兼工房の表側ドアと囲いである。秀吉の墨俣城構築よろしく、まず外側から作業を始めた。アルミの柱に木枠をつけたり、木の板を取り付けるといった作例が、雑誌やインターネットの参考サイトにも無かったのでずいぶん悩んだが、何のことはない、先がキリ状になったタッピング・ネジを少し強力な電動ドライバーで推し進めるときちんとついてくれた。SPF1X4材の端をサイディング風にルーターで面取りしたら、少し見栄えが良くなった。元々のアルミの柱がきちんと垂直に立っていなかったことや技術のまずさ、安物の材料などで、蝶番を取り付ける最後の段階に現物あわせであちこちを削らざるを得ない羽目になった。
なお、プロのアドバイスで、板と板の間は、木の膨張を考えて隙間を空けている。
 工房の中は、まだ整備中である。隣家との境界には、防水を考えて、コンクリート・パネルを2X6にネジ止めして(柱の間隔が180cm以上あり幅を広げる必要もあった)、アルミ柱に金具を使って止めた。また、境界のブロック塀で下は支えられているので強度的には問題はないと思っている。プロが工事してくれたモルタルの土間の上に、2X4材や厚手の合板をシンプソン金具を応用して棚を製作した。従来のスチール製物置(畳1畳分くらい)の10倍はスペースができていると思われ、ほぼ計画とおりになった。
 裏側のドアは、家の収納家具を変えたときに取ってあったポリカの板をはめ込んで、明るくした。天井がポリカなので十分明るいが。 この場所は、今後いろいろと整備して、使い勝手よくしたいと思っている。
クリックすると大きくなります ジェラストーンを貼ったプロの職人には勧められないと言われたが、予定通り垣根の下の土止めブロック・モルタル上に、InterFIXというベルギー製の薄いレンガ(ブリック)を貼った。この場所は、西日があたるので、作業は午前の早い時間が勝負だったが5日間を要した。この作業は、ブリックを切るときにジスクグラインダーを使うくらいで電動工具はほとんど使わないので、早朝の作業でもご近所に気兼ねはない。作法通り、水糸を6cm間隔に(ブリック1枚は21X5cm)通してまっすぐ貼ることに気を遣った。接着剤は、プロ職人のモルタル塗り作業を真似するとかなりうまくいった。初めての左官作業としてはまあまあではないかと思っている。なお、この作業は、家内が目地を整える作業や色の組み合わせなどかなり手伝ってくれた。