隠居の庭:今年もモッコウバラが咲いた
桜が終わる頃になると、垣根のモッコウバラが満開になる。今年は、黄色と白が同時である。気候が年々変化しているのだろう。
2024年5月 6日
桜が終わる頃になると、垣根のモッコウバラが満開になる。今年は、黄色と白が同時である。気候が年々変化しているのだろう。
2021年2月 4日
Stay Homeを守って、怠惰な毎日を過ごしている間に、節分になってしまった。
1月の終わり、思い立ってご近所の畑作地域にある蠟梅の大木を訪ねた。予想通り、蝋細工のような黄色い花びらをつけた花がびっしりと咲いていた。
2020年4月18日
いい天気が続いた。西原公園の桜をいつものアングル、池越しで撮っておきたくて、散歩もかねて、春の野を歩いた。
桜が開花して満開になる時期は、野の花もいろいろと変化する。これもできたら記録しておきたい。
2020/4/8 檜尾(堺市) ヒメキンセンカにモンシロチョウ モンシロチョウは多く飛び出した。この蝶、何か変だ。表翅がくるまっている。 サイト【四季の山野草】には、このヒメキンセンカについて「江戸時代、南ヨーロッパ原産の キンセンカ より早く渡来したが、花が大きく、八重咲きのキンセンカのほうが園芸用に流通。このヒメキンセンカは キンセンカ の原種といわれており、日本各地に野生化、帰化している。」とある。 SONY α7Ⅱ+ Sigma 18-300mm 300mm(35mm換算450㎜:crop) 1/500 F6.7 iso:125 |
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2020/4/8 檜尾(堺市) セイヨウカラシナ 菜の花に代わって、この外来種が川床あたりに一面に咲きだす。
SONY α7Ⅱ+ Sigma 18-300mm
50mm(35mm換算75㎜) 1/350 F9.5 ISO:125 |
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2020/4/8 檜尾 シナミザクラ(堺市) アドプトリバーの公園に、いつの日か植えたと思われる。アメリカオニアザミが何株か生息している荒れ果てた公園だが、ソメイヨシノではないなと思って調べてみるとシナミザクラのようだ。サクランボができるか、見てみたい。
SONY α7Ⅱ+ Sigma 18-300mm
90mm(35mm換算135㎜) 1/500 F9.5 ISO:100 |
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2020/4/8 檜尾 八重桜(堺市) おととしの台風で倒れたままの八重桜も花をつけていた。アップして撮ってみるときれいだ。
SONY α7Ⅱ+ Sigma 18-300mm
55mm(35mm換算82㎜) 1/250 F8.0 ISO:100 |
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2020/4/8 檜尾 ムクドリ(堺市) 花の種でも探しているのかもしれない。夕方になると今シーズンも自宅近くの電線には、群がっている。いろいろと対策しても追い払うのはむつかしい。
SONY α7Ⅱ+ Sigma 18-300mm
180mm(35mm換算270㎜:crip) 1/350 F6.7 ISO:100 |
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2020/4/8 檜尾 蓮華とムラサキサギゴケ(堺市) 畑の畔に、蓮華の群落に合わせるように、ムラサギゴケが地面を覆っていた。
合成写真:PhotoScapeで作成
SONY α7Ⅱ+ Sigma 18-300mm
55mm(35mm換算72㎜) 1/250 F8.0 ISO:100 |
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2020/4/8 西原公園 大方池の東側から(堺市) 池の東側はバス道路である。この歩道からのアングルがこの時期にはいい景色となる。おととしの台風で桜は何本か処理されてしまったが。
SONY α7Ⅱ+ Sigma 18-300mm
55mm(185mm換算27㎜) 1/250 F6.7 ISO:100 |
2018年4月14日
桜が賑やかに咲いた時期はあっという間に終わった。が、野の花に目を移すともう少し長いスパンで、一斉に咲きだしている。
暖かくなるにつれて、モンシロチョウを先頭に飛び出した。ご近所を散策するのも楽しい季節になってきた。
だが、冬鳥はすっかり姿を消したが、カルガモやムクドリが元気である。姿はなかなかとらえられないが、ウグイスや雲雀のさえずりが耳に心地よい季節になった。
2018/3/25 檜尾(堺市) ヨモギ ヨモギを摘んで、よもぎ餅を作るような人はいないだろうが。この緑の濃さは春の訪れを感じる。 SONY α7Ⅱ+FE50mm F2.8 Macro 50.0mm 1/125 f/5.6 ISO100 EV 0 |
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2018/3/25 檜尾(堺市) カラスノエンドウ この花も早くから、紫色の可愛い花を咲かせる。 SONY α7Ⅱ+FE50mm F2.8 Macro 50.0mm 1/125 f/5.6 ISO100 EV 0 |
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2018/3/25 檜尾(堺市) ホトケノザ ヒメオドリコソウと花は似ているが、こちらのほうが早く咲きだす。春の七草のひとつ「ほとけのざ」は、キク科の「こおにたびらこ(子鬼田平子)」のことだと ボタニックガーデンにはある。 SONY α7Ⅱ+FE50mm F2.8 Macro 50.0mm 1/125 f/5.6 ISO100 EV 0 |
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2018/3/25 檜尾(堺市) ナズナ ぺんぺん草と呼んだりする。三味線のばちに見えるのは、果実だそうだ。 SONY α7Ⅱ+FE50mm F2.8 Macro 50.0mm 1/125 f/6.7 ISO100 EV 0 |
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2018/3/25 檜尾(堺市) セイヨウカラシナ 似た花にセイヨウアブラナがある。セイヨウアブラナは葉の基部が茎を抱く。 SONY α7Ⅱ+FE50mm F2.8 Macro 50.0mm 1/500 f/4.0 ISO100 EV 0 |
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2018/3/25 檜尾(堺市) セイヨウタンポポ セイヨウタンポポと日本タンポポとの区分は、花の萼が開いているかどうかである。一本ちぎってひっくり返してみると、萼が反り返っていた。 SONY α7Ⅱ+FE50mm F2.8 Macro 50.0mm 1/500 f/4.0 ISO100 EV 0 |
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2018/3/25 檜尾(堺市) ノゲシ ノゲシの名前は、葉が「けし(芥子)」に似ていることから。「はるののげし(春 の野芥子)」という別名もありますとボタニックガーデンにはある。 SONY α7Ⅱ+FE50mm F2.8 Macro 50.0mm 1/200 f/6.7 ISO100 EV 0 |
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2018/3/25 檜尾(堺市) オオイヌノフグリ 春になって一番先に咲くのは、この小さな青い花だ。 SONY α7Ⅱ+FE50mm F2.8 Macro 50.0mm 1/200 f/6.7 ISO100 EV 0 |
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2018/3/25 桃山台(堺市) ヒイラギナンテン この時期、ヒイラギナンテンには黄色い小さな花が咲く。 SONY α7Ⅱ+FE50mm F2.8 Macro 50.0mm 1/60 f/4.0 ISO100 EV 0 |
2018年1月17日
1月の第2週に入ってから、寒い日が続いた。家の中で、パソコンとTVばかりでは体に悪いと外に出てみる。
寒い中でも、元気な生き物はいる。この時期しか見られない鳥もいる。ただ、このシーズンは冬鳥が少ないように思える。
いつも歩いているところに、蝋梅があるのを思い出し、近くに行ってよくよく観察してみると、横の大木が蝋梅そのものとわかった。そばで、孫と思われる子どもたちと焚き火をしている畑の持ち主と思われる人に聞いて見ると、かなりの昔にもともと庭にあったものを植え替えたという。
2017年3月25日
お彼岸の前日、3月20日、春の陽気に誘われてご近所をぶらりとした。
桜のつぼみはまだ固いが、沈丁花の香りが漂ったり、アセビ・ユキヤナギや山吹の花がさきだした。ハクモクレンも蕾が白く大きくなっている。野の花も、ヒメオドリコソウ・ホトケノザ・タンポポについでカラスノエンドウの青紫い可憐な花も咲きだした。名残の菜の花に、ハナアブが来ているのを見つけたり、畑に残っている白菜や水菜の花も観察された。いよいよ春も本格的になってきた。
2017/3/19 大森(堺市) ツグミ シベリヤやカムチャッカ半島に帰るために、食事に一生懸命のようである。食餌は雑食性らしいが、土をほじくり返して虫やミミズを探しているようだ。 SONY α7Ⅱ+SEL24240 zoom 240.0mm digitalzoomX2 crop マトリックス測光 TV f6.3 1/1000s ISO800 EV +1.0 |
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2017/3/19 和田川(堺市) コガモ まだ、北へ帰らず残っている。コガモは、早く渡来し、帰るのも遅いようだ。 SONY α7Ⅱ+SEL24240 zoom 240.0mm digitalzoomX2 crop マトリックス測光 TV f6.3 1/1000s ISO800 EV +1.0 |
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2017/3/19 檜尾(堺市) カラスノエンドウ これから6月頃まで花は咲いているようだ。 SONY NEX-7+SEL50M28 macro 50.0mm マトリックス測光 AE f5.6 1/160s ISO100 EV +0.7 |
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2017/3/19 檜尾(堺市) ホトケノザ この花も、6月頃まで花は咲いているらしい。 SONY NEX-7+SEL50M28 macro 50.0mm マトリックス測光 AE f6.3 1/125s ISO100 EV 0 |
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2017/3/19 檜尾(堺市) カワヅザクラ 和田川アドプトリバーで設けられた小さな公園に、植わっている。時期は少し遅いように思うが、満開である。 SONY NEX-7+SEL50M28 macro 50.0mm マトリックス測光 AE f8.0 1/800s ISO200 EV 0 |
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2017/3/19 檜尾(堺市) ラッパスイセン 和田川アドプトリバーで設けられた小さな花壇に植わっている。普通のスイセンより開花は遅いようだ。 SONY NEX-7+SEL50M28 macro 50.0mm マトリックス測光 AE f9.0 1/1250s ISO200 EV -1.0 |
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2017/3/19 檜尾(堺市) ハルジオン? このように淡紅色のハルジオン?はあまり見かけたことはない。ヒメジョオンとの区分はしっかりできなかった。 SONY NEX-7+SEL50M28 macro 50.0mm マトリックス測光 AE f56 1/1200s ISO200 EV -0.3 |
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2017/3/19 檜尾(堺市) ノゲシ ついている葉っぱは柔らかい感じだったので、ノゲシと思う。 SONY NEX-7+SEL50M28 macro 50.0mm マトリックス測光 AE f6.3 1/200s ISO100 EV -0.7 |
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2017/3/19 放光寺(堺市) ヤマブキ 放光寺はいろいろな花が咲く花の寺である。 SONY NEX-7+SEL50M28 macro 50.0mm マトリックス測光 AE f8.0 1/400s ISO100 EV 0 |
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2017/3/19 放光寺(堺市) 沈丁花 いい香りが漂ってきた。満開である。 SONY NEX-7+SEL50M28 macro 50.0mm マトリックス測光 AE f5.6 1/160s ISO100 EV 0 |
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2017/3/19 放光寺(堺市) アセビ 水原秋桜子の俳誌や万葉集では「あしび」と呼ばれているとボタニックガーデンにはある。アセボトキシンなどを含む有毒植物で、食べると足が痺れるそうだ。 SONY NEX-7+SEL50M28 macro 50.0mm マトリックス測光 AE f5.6 1/160s ISO100 EV 0 |
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2017/3/19 放光寺(堺市) ユキヤナギ ピントをもっと手前にすべきであったが・・。この時期にこの寺で咲いていた記録として残しておきたい。 SONY NEX-7+SEL50M28 macro 50.0mm マトリックス測光 AE f7.1 1/250s ISO100 EV 0 |
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2017/3/19 放光寺(堺市) ブラシの木 かなり奇怪な樹木が寺の庭に生えていた。ネットなどをサーチしたがよくわからないので、「このきなんのき掲示板」で教えを乞うた。sanpoさんという方が、ブラシノキではないかと教えてくれた。その参考として名古屋大学博物館のページを示唆してくれた。ネットでいろいろと探し見たが、果実を掲載しているのはこのページしかなかった。 ブラシノキの花は、昨年10月に、和泉のリサイクル公園で観察している。 SONY NEX-7+SEL50M28 macro 50.0mm マトリックス測光 AE f7.1 1/250s ISO100 EV 0 |
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2017/3/19 檜尾(堺市) ムクドリ キレイなムクドリが、陸橋のケーブルに留まった。 SONY α7Ⅱ+SEL24240 zoom 240.0mm digitalzoomX2 crop マトリックス測光 TV f6.3 1/1500s ISO200 EV 0 |
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2017/3/19 檜尾(堺市) ハクモクレン まだ蕾が大きくなった段階で、葉は開いていない。個人のお庭の塀越しに撮った。 SONY α7Ⅱ+SEL24240 zoom 70.0mm マトリックス測光 TV f5.6 1/1500s ISO200 EV 0 |
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2017/3/19 檜尾(堺市) 菜の花にナミハナアブ 蝶はまだ飛んでいなかったが、菜の花でナミハナアブが吸蜜していた。 SONY NEX-7+SEL50M28 macro 50.0mm マトリックス測光 AE f8.0 1/400s ISO100 EV 0 |
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2017/3/19 大森(堺市) 白菜の花 白菜の花を初めてみた。白菜はアブラナ科アブラナ属の二年草だそうである。どうりで、花は菜の花に似ている。 SONY NEX-7+SEL50M28 macro 50.0mm マトリックス測光 AE f8.0 1/320s ISO100 EV 0 |
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2017/3/19 大森(堺市) 水菜の花 白菜の花のとなりに咲いている水菜の花も初めてみた。水菜もアブラナ科アブラナ属の一年あるいは二年草だそうである。 SONY NEX-7+SEL50M28 macro 50.0mm マトリックス測光 AE f8.0 1/320s ISO100 EV 0 |
2017年2月20日
建国記念日あたりが、春の兆しは感じるものの、泉北ニュータウンでは一番寒いように思う。どんよりと曇り風の強い日が続いたが、建国記念日の翌日、日差しがでたので、いつものフィールドに散策に出かけた。
携行していくカメラは、最近は専らSONY の α7Ⅱに、SEL24240 というズームレンズをつけたものである。α7Ⅱは、APS-C 用のレンズもつけることができるし、フルサイズ用レンズでも APS-C撮影モードにできる。上のレンズなら、 APS-C撮影モードにすると、望遠端で360mm(35mm相当) となる計算である。小鳥をとるときは、できるかぎりディスタンスを稼ぎたいから、いちどこのモードで撮ることを試してみた。
ファインダーで覗くと被写体が大きくなるのでいいのだが、ブログなどに載せるときには画像をクロップする時が多いので、ピントがしっかり合っていることが一番肝心である。どうすれば、素早くピントがしっかりと合わせられるかをいろいろと試行錯誤しているが、まだ正解を得ていない。
2017/2/12 大森(堺市) ジョウビタキ♀ 真正面から撮れた。オスは腹の毛はダイダイ色だが、メスはこのように白っぽい。 SONY α7Ⅱ+SEL24240 zoom APS-Cモード240mm(360mm 35mm相当) digitalzoomX2 crop AE f6.3 1/400s ISO320 EV+0.3 |
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2017/2/12 大森(堺市) ジョウビタキ♀ この日はメスが多かった。この場所はもともと雑木が生えていて、イカルなども生息していたこともあるのだが、このように切り払ってしまうとムクドリが多くなったが、何故かジョウビタキがやってくる。 SONY α7Ⅱ+SEL24240 zoom APS-Cモード136mm(204mm 35mm相当) digitalzoomX2 crop AE f6.3 1/250s ISO125 EV+0.3 |
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2017/2/12大森(堺市) アオジ 和田川の萱の茂みには、ホオジロ類がやってきているが、このアオジは桜の枝に留まった。 SONY α7Ⅱ+SEL24240 zoom APS-Cモード240mm(360mm 35mm相当)スポット測光 crop AE f6.3 1/400s ISO125 EV+0.3 |
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2017/2/12 野々井(堺市) ホオジロ なかなかこのように全身を見せることは少ない。が残念ながらピントがもう一つ。 SONY α7Ⅱ+SEL24240 zoom APS-Cモード219mm(328mm 35mm相当)マトリックス測光 digitalzoomX2 crop AE f5.6 1/750s ISO100 EV0 |
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2017/2/12 野々井(堺市) アオジ アオジも、この日は全身を見せてくれた。 SONY α7Ⅱ+SEL24240 zoom APS-Cモード240mm(360mm 35mm相当)digitalzoomX2 マトリックス測光 crop AE f6.3 1/500s ISO100 EV0 |
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2017/2/12 野々井(堺市) カシラダカ この日は、ホオジロ類として、アオジ・ホオジロ・カシラダカの三種を観察することができた。堺いきもの情報館に報告 SONY α7Ⅱ+SEL24240 zoom APS-Cモード240mm(360mm 35mm相当)digitalzoomX2 マトリックス測光 crop AE f6.3 1/500s ISO100 EV0 |
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2017/2/12 野々井(堺市) ツグミ ツグミはアチラコチラに姿をあらわす。ホオジロ類ほど警戒心は強くない。 SONY α7Ⅱ+SEL24240 zoom APS-Cモード240mm(360mm 35mm相当)digitalzoomX2 マトリックス測光 AE f6.3 1/350s ISO125 EV0 |
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2017/2/12 桃山台(堺市) シロハラ この鳥は、森や暗い林の中を好んで開けたところには出てこないようだ。自宅近くの小さい林で偶然見つけた。木の枝などに留まっていることは少ないそうだが。堺いきもの情報館に報告 SONY α7Ⅱ+SEL24240 zoom APS-Cモード240mm(360mm 35mm相当)digitalzoomX2 マトリックス測光 AE f6.3 1/350s ISO800 EV0 |
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2017/2/12 野々井(堺市) ダキバアレチハナガサ 田んぼの畦は枯れ草ばかりだが、この草だけ緑が際立った。名前は、「この花の名は?掲示板」で教えてもらった。夏には、可憐な花が咲くようだ。 SONY NEX-7+SEL2870 zoom 67mm(100mm 35mm相当)中央重点測光 AE f8.0 1/250s ISO100 EV0 |
2017年2月 6日
明日は、立春という2月4日(節分)冬晴れのいい天気になった。天気予報で、気温も3月上旬ぐらいになると言っていたとおり、真冬並みの装束で歩くと汗が出てきた。
庭のしだれ梅の蕾も大きくなってきた。お隣の庭に咲く紅梅は満開近いし、和田川堤に植わっている白梅も一、二輪蕾を開いている。春は、もうそこに来ているようだ。
2016年3月24日
お彼岸近くなって、急に暖かくなってきた。桜はどうなっているだろう、蝶はとんでいるだろうか、水鳥は北へ帰ってしまっただろうか、と気になり、近所を歩いてみた。
この日は、APS-C サイズで撮ってみることにした。フルサイズカメラの良さは消えるが、ディスタンスを稼いで、どのような画像になるかの実験である。
3月18日現在、ご近所のソメイヨシノの蕾はまだ固い。西原公園の枯れ葉のなかに咲いているタンポポの周りには、キタキチョウが3頭じゃれるように飛んでいた。この蝶が留まるときには、開翅はしない。表翅縁の黒い部分は、飛んでいる時にしか撮れないようだ。
このごろ、ようやくシジュウカラのさえずりがわかるようになった。
先日、TVでシジュウカラが鳴き声でコミュニケーションをしているとの研究成果を放送していた。ネットでサーチしてみると、朝日新聞デジタルの次のような記事が載っていた。一度、シジュウカラの鳴き声を録音してスピーカーで流してみようか。
野鳥のシジュウカラは鳴き声の「単語」を二つ組み合わせて「文」をつくり、その「語順」を聞き分けて意味を理解している、とする研究成果を総合研究大学院大の鈴木俊貴博士研究員らのチームがまとめた。8日付の英科学誌ネイチャー・コミュニケーションズに論文を発表した。
シジュウカラは10種類以上の鳴き声を組み合わせて多様な鳴き方をするとされる。鈴木さんらは、野外に置いたスピーカーから、危険を知らせる「ピーツピ」と、仲間を呼ぶ「ヂヂヂヂ」という2種類の鳴き声の録音を流し、周囲にいたシジュウカラの行動を観察した。
21羽のうちの大半が「ピーツピ」単独では首を振って周囲を警戒し、「ヂヂヂヂ」単独ではスピーカーに近づいた。二つを組み合わせた「ピーツピ・ヂヂヂヂ」では、多くが盛んに首を振って警戒しながらスピーカーに接近した。
次に、別の34羽を対象に「語順」による違いを比べた。野生のシジュウカラが発することがめったにない「ヂヂヂヂ・ピーツピ」という組み合わせを流すと、「ピーツピ・ヂヂヂヂ」の時よりも、警戒行動やスピーカーに近づく行動が明らかに鈍くなった。
鈴木さんは「シジュウカラは鳴き声の『語順』まで理解している。こうした言語能力がヒト以外で確認されたのは初めて。他の鳥でも同様の能力がみられるか解明したい」と話している。(竹石涼子)
2016年2月12日
1月の終わりになって、ようやくいつもの冬のようになったが、まだ暖かい。
先日、毎日新聞の夕刊に、【自然回帰の「信託」 在来タンポポ復活】というタイトルで次のような記事が載った。
セイヨウタンポポ | カンサイタンポポ |
こんな記事に誘発されて、翌日いつもの散策コースを歩いてみた。こんなニュータウンでも、自然は微妙に変化している。特にこの春はいつもと様相が違うようだ。
桜の苗木に花が付いていたり、いつもはもう少し遅いオオイヌノフグリが多くの花を咲かせたりしている。
1月31日に歩いた桧尾地区では、カンサイタンポポは見つからなかったが、2月8日に野々井地区を歩いてみると、こちらはカンサイタンポポが咲いていた。
2016/1/31 桧尾 桜の花 小さな苗木が花をつけている。カワズザクラかもしれない。 Nikon Coolpix P610 17.0mm(35mm換算95mm) 絞り優先AE 1/320s f6.7 ISO100 露出補正 0 |
2016/1/31 桧尾 オオイヌノフグリ Wikipedia によれば、花は早春に咲き太陽の光によって開閉し、1日で落花するとある。 Nikon Coolpix P610 17.0mm(35mm換算95mm) 絞り優先AE 1/320s f6.7 ISO100 露出補正 0 |
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2016/1/31 桧尾 沈丁花の蕾 花期は2月末から3月となっているが、もうすぐ咲きそうだ。 SONY ILCE-7M2+SEL24240 24.0mm 絞り優先AE 1/250s f8.0 ISO100 露出補正 +0.7 |
2016/1/31 桧尾 満開の白梅 白梅は我が家の花も満開である。 SONY ILCE-7M2+SEL24240 240.0mm 絞り優先AE 1/350s f8.0 ISO100 露出補正 -0.7 |
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2016/1/31 桧尾 セイヨウタンポポ P610をマクロにセットして、チルトファインダーを活かして、カメラを地面に押し付けて撮った。 Nikon Coolpix P610 8.1mm(35mm換算45mm) 絞り優先AE 1/250s f8.0 ISO100 露出補正 0 |
2016/2/8 野々井 カンサイタンポポ 野々井の方は、昔からの畑が残っている。 SONY ILCE-7M2+SEL24240 230.0mm 絞り優先AE 1/250s f8.0 ISO100 露出補正 0 |
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2016/1/31 桧尾 ヒメオドリコソウ オオイヌノフグリのそばで花をつけていた。ホトケノザの花とよく似ているので、よく迷う。差異は、このページに詳しい。 SONY ILCE-7M2+SEL24240 230.0mm 絞り優先AE 1/250s f8.0 ISO100 露出補正 0 |
2016/2/8 大森 ヒメリュウキンカ 和田川の堤に、一株だけ咲いていた。 SONY ILCE-7M2+SEL24240 240.0mm 絞り優先AE 1/250s f8.0 ISO1250 露出補正 0 |
和田川沿いには、この時期にいつも姿を現すホオジロ類が見当たらない。姿を現す萱の繁みでは、スズメが元気である。いつもは姿を見かけるジョウビタキやツグミも、ようやく一羽を見ただけだ。その代わりか、この時期に姿を消すケリがいつまでも動きまわっている。