2006年10月31日

泉北から近い紅葉の名所:牛滝山大威徳寺

usitaki1.jpg usitaki2.jpg usitaki6.jpg usitaki4.jpg usitaki5.jpg usitaki7.jpg
 快晴の秋空に誘われて、まだ早いとは思ったが近場で紅葉の名所を訪ねてみることにした。最近の毎日新聞に載った南海グループの広告に阪急・京阪との対抗を意識した「京都はもう、秋アキ。~大阪・和歌山 秋の穴場10選~」というフレーズがあった。確かに、京都の紅葉の名所は人が一杯だし、何回も行っている。10選の一つ牛滝山大威徳寺をカーナビで指定した。30分足らずで行けるようである。牛滝山の名前はよく聞くが、近場なのにまだ行ったことがない。昼ご飯をダイエーの総菜売り場で調達し、岸和田の奥を目指した。
 大威徳寺の近くに、今流行りの日帰り温泉「森(いよ)やかの郷」があり、それに気をとられて林道に迷い込んだ。狭い山道で折り返し、とりあえず「森やかの郷」のパーキングに車を停め昼食を取ることにした。その施設の歩道に大威徳寺への案内看板があり、なんのことはない大威徳寺は牛滝山への登山道入り口にあることがわかった。
 牛滝山への登り口でもある大威徳寺の山門は楓の巨木に覆われている。国宝の多宝塔そばの大きな楓は一部色づき始めた枝もあるが、大部分はまだ緑のままである。紅く染まる最盛期を見たいものである。本堂の奥の山道を少し辿ると「一の滝」「二の滝」「三の滝」が眺められる。快晴だが紅葉にはまだ早いし平日なので、人影は我々夫婦以外誰も見あたらない。11月23日にもみじ祭という催しがあるようだ。きっと盛況になるんでしょう。そのちょっと前か、すぐ後にもう一度行ってみたいと思っている。駐車場までの帰り道、農家の庭に色づいた柿や桐の実(?)などが長閑である。歩道に、ツマグロヒョウモンアカタテハがひらひらとしていた。この蝶は撮れるのに、キチョウは難しい。今回も駄目だった。

続きを読む "泉北から近い紅葉の名所:牛滝山大威徳寺"

2006年10月30日

秋の花:コリウス・サザンカ・赤のキンギョソウ

クリックすると大きな写真になります。 クリックすると大きな写真になります。 クリックすると大きな写真になります。 クリックすると大きな写真になります。








 猫の額の庭に合わせて、小さい花が咲いている。コリウスはしそ科で葉っぱを楽しむものと思うが、小さな青い花をつけている。山茶花は、童謡「たきび」にあるように初冬の花という印象があるが種によっては9月頃から咲くのだそうだ。和室の前の小さい庭に咲いている。最近のエントリーで黄色いキンギョソウを紹介したが、紅いキンギョソウ(商品名:ロミオのキッス)も咲き出した。赤緑色弱の私が見ているのと皆さんとはコントラストが違うんでしょうね。

2006年10月29日

mixi 用に似顔絵を描く

myface7.jpg  プラグインのTinyMCE 配布元への質問は mixi に登録しないと出来ないので、mixi に参加している友人を頼って登録した。 mixi では自分のプロフィールを記載して素性を明らかにする必要がある。その中に自分の写真を登録する部分がある。こんな歳になって素の顔を出すのは野暮ったいから、自分によく似たアバターを登録しようと思って、Googleで「似顔絵」 「アバター」 で検索すると top に似顔絵を描くサイトがヒットした。自分の似顔絵を部品を組み合わせながら作っていくのだがこれがなかなか面白い。いろいろと弄って描いた顔がこれである。本物より大分若く男前になっている
 似顔絵を描くコツについては、似顔絵イラストレーターの小河原智子氏へのインタビューが面白い。この記事を参考に部品を選んだつもりだが、できはもうひとつだ。
 また、有料であるが自分の写真を送れば似顔絵を描いてくれるサービスもあるようだ。いちど記念に頼んでみようかなと思ったりしている。

続きを読む "mixi 用に似顔絵を描く"

2006年10月24日

隠居の庭:秋の花3種

kingyoso.jpg Bookshelf.jpg fujibakama.jpg hototogisu.jpg
秋の花はなんとなく地味な気がする。その中でキンギョソウは賑やかである。右のサイドバーのリンク先に載せているK'sBookshelf さんで調べると4色の花があるようである。我が家の花は黄色である。寄せ植えの鉢に咲いている。蝶のアカタテハがよく飛んでくるフジバカマはようやく花をつけ始めた。日当たりの良くない裏庭に、ホトトギスがひっそりと咲いている。鳥のホトトギスの姿に似ているらしいが、そのホトトギスを見たことはない。鳥のホトトギス(漢字では時鳥と書くようだが)は、短歌や川柳などによく引用されているようである。

2006年10月23日

TinyMCE for MT3.3 をインストール

 MT3.33-jaにしてから、今まで使用してきた BigPAPI 関連のPlugins(例えば、BigTemplateWindow など)が上手く動かないようになった。BigPAPI と Transformer との競合らしい。これを避けるために、H.Fujimoto さんの TransformerTest をインストールしてみたが効果はなかった。一番使いたかった BigTemplateWindow は、MT3.3 用のバージョンになってから BigPAPI を利用しないに設定しないと動かないから、この際 BigPAPI とはさよならすることにした。
  TinyMCE も BigPAPI が必要のない MT3.3 用がでたようなのでインストールしてみた。 インストールの方法は、公式サイトに詳しく出ている。この Plugin をダウンロードして、readme.txt を読んでみると Internet Explorer 6 では動作するが使用できない機能も多数あると書いてあるので、IE7 をインストールすることにした。インストールしてみるとIE7 のせいか、TinyMCE のせいかどちらかか分からないが動きが非常に遅い。 readme.txt のPCスペックの項には、XP P4 とともに RAM 512MB 以上とある。組み立てた時には早かった自作の PC も今や最低のラインになっているらしい。奮発して、メモリーを購入することにした。パソコンの部品店にいってみると、私の自作 PC はもはや古い型のマザーボード(P4PE)なのでそれに合うメモリーも今やほとんどないらしい。ようやくのこと、「これならいけるでしょう」という 1GB のメモリーを求めて、今までのメモリー( 256MBx2 )と入れ替えた。体感的には早くなったような気がしている。
TinyMCE01.gif TinyMCE02.gif  ←左のスクリーンショットは、左側が native なエントリー編集画面である。タグ・アイコンの左端にある WYSWYG ボタンをクリックすると右のスクリーンショットのようになり、編集はしやすくなる。ただ、IE7上ではFEPなど不安定(Firefox, Netscapeでは大丈夫)なようである。使い慣れることが必要なのかもしれないが。 




続きを読む "TinyMCE for MT3.3 をインストール"

2006年10月19日

隠居、初めての狂言鑑賞

 大学時代の夏休みに伊勢志摩の教育キャンプ場でカウンセラーをしていた1~13期の仲間たちが年に一度1泊で集まる。キャンプ場はもう閉鎖になっているが、例年夏休みの最後の土日に幹事担当期の趣向で関西のいろいろな場所で友好を暖めることになっていた。みんな歳をとったので今年から夏の暑い時期はやめて秋に開催することになり、東大寺近くにある某会社の健康保険組合保養所にお世話になった。
 その大広間で狂言なるものを初めて鑑賞することになった。広間に青竹を半分割ったもので仕切り、にわか仕立ての能舞台で大蔵流の狂言師 大蔵基誠もとなりさんと 竹内寛ゆたか)さんが演じてくれた。奈良出身の竹内寛さんがリユニオンメンバーのひとりと学友であることが縁である。この竹内寛さんに狂言のイロハ:能と狂言の相違、能舞台、演技などについてユーモアを交えながらの講義をしてもらった。そのような講義の後に、「寝音曲」という狂言を鑑賞すると初めてながら良く理解でき、大変面白かった。シテ 太郎冠者:大蔵基誠さん、アド 主人:竹内寛さんご両人の発声は朗々として小気味が良い。演技終了後、メンバーの女性に狂言用の衣装を着せるショウまでしてもらった。また、機会があれば本格的な能舞台で鑑賞したいものである。
 2日とも快晴で、うっすらと汗をかきながら久しぶりに東大寺を中心に奈良公園を散策した。南大門から大仏さんまでの東大寺の表参道は修学旅行生や海外観光客らで賑わっていたが、大仏殿の裏は静かで何人かの人たちがキャンバスに向かっていた。保養所のすぐ近くにある依水園はまだ紅葉は早かったが、手入れの行き届いた庭の向こうに、南大門・若草山・春日奥山・御蓋山などの借景が見渡せた。
kingstone01.jpgkingstone02.jpgkingstone03.jpg










京都・奈良私的観光地図に掲載

2006年10月15日

秋の網走・知床・阿寒・摩周・屈斜路湖:レンタカードライブ


 3度目の Flight&Drive での北海道旅行である。1度目は千歳空港を基点に札幌・十勝・美瑛・富良野・旭川をドライブした。2度目は札幌での会議の後、道南、函館・小樽を走った。そして、今回は女満別空港を基点に網走・知床・阿寒・摩周・屈斜路湖を巡った。
 今回は女満別空港でレンタカーを借りた。関西空港で見かけた私たちと同じような熟年夫婦も借りに来ていた。北海道の旅行は車で走るのが快適である。昔と違って必ずカーナビが付いているしETCカードも使えるようになっているが、今回のドライブは高速道路を走らない。大阪から女満別行きのフライトは午後の便しかなく着いたのは午後4時20分である。空港から20分ほどで1泊目の能取湖畔の宿かがり屋」に着いたときにはほぼ日が暮れていた。インターネットに紹介されているさんご草正式名:厚岸草(あっけしそうは、夕闇の中でまだ赤みが残っているように見えた。夕食はツブ貝など地元でとれた思われる食材が生かされて、なかなかの美味であった。久しぶりに呑む冷酒がやたらに旨い。宿の造りは豪華な民宿といった感じであったが、さんご草のさかりが過ぎているせいか客数も少なく静かで快適だ。日の出の写真を撮ろうと早朝、長袖のシャツの上にジャンパーを着てすぐ側の湖畔に出かけた。堺では半袖だったのに、ここではジャンパーを着ていてもじっとしていると寒い。カモとかサギと思われる水鳥たちが朝早くから餌を求めている。日が上がるとさんご草はまだ赤味を残していた。
 10月13日金曜日、今日は知床を回って阿寒湖まで走る予定である。例によって、ポータブルMP3プレーヤーとFMトランスミッターを持っていってJazzを聴きながらのドライブである。網走市街の端に有名な網走刑務所がある。話のタネにと入り口近くの橋のたもとで写真を撮った。もちろん、人を写すことは禁じられている。網走市街を走り抜けるとオホーツク海沿いに走る釧網本線に平行するようにまっすぐな道が続く。無人化駅の北浜駅軽食&喫茶「停車場」は朝が早かったせいか営業をしていないようであった。国道244号から別れて334号をウトロに向かって走る。半島の道の割にはカーブが少ない。地元の車は少なく、ほとんどがレンタカーか観光バスである。アジア系の海外のお客さんも多い。オシンコシンの滝は道路沿いにあり、すぐオホーツク海に流れ込んでいる。ウトロに近づくにつれて小雨が降り出した。静かに知床の自然を満喫できると期待していた知床5湖は、結構な広さの駐車場に観光バスも10台以上駐まり満員であった。クマよけの鈴を買って着けようとなんて考えていたが、これだけ観光客が多ければクマも尻尾を巻いて逃げ出しているに違いない。小雨が降ったこともあって下が少しぬかるんでいる。天気が良く人も少なければ5湖全てを散策するつもりであったが、早々に退散した。それでもダケカンバやナナカマドの紅葉が池に映えていた。ウトロから羅臼に向かうのには、羅臼岳の近くの知床峠を越えていく。峠に上がる途中に、白樺の木だろうか黄色の紅葉が鮮やかであった。天気が良ければ知床峠から国後がよく見えるはずであるが、生憎霧のような冷たい雨が強風で巻いていた。来月早くにも通行止めになるというのももっともである。そろそろ腹が空いてきたので羅臼で食事をしようと店を探したが、適当な店が見つからない。標津にでれば見つかりそうなので辛抱することにした。家内も私もイクラ丼はあまり好きではない。標津市街でそこそこの蕎麦屋(福住総本店)があったので、遅い昼食を取ることにした。鴨蕎麦と肉蕎麦を注文したが、鴨蕎麦には直径1cm・長さ10cmくらいの白ネギが軽く焼いて乗っている。家内が注文した肉蕎麦には、5cm四方くらいの厚い豚肉が沢山乗っている。蕎麦もだしも美味しかったがが、まるでラーメンである。
 標津から中標津を通り、摩周湖近くまでの国道272号・243号は広い牧草地や収穫期のビート畑(大根のような葉っぱだ。後で砂糖の原料と教えてもらった。)の間にまっすぐな道が続いている。まるで高速道路である。このような道を制限速度を守って走るのは至難の業である。制限速度を少し上回る程度のスピードで走っていると観光バスまですぐ後ろに迫ってくることになる。しかし、畑と牧草地の緑と色づいた樹木の間を走るのであまり疲れない。道の駅「摩周温泉」から国道241号線に入り阿寒湖までの道はダケカンバとクマザサの間を走っている。
 じゃらんネットの口コミを読んで選んだ阿寒湖の宿(阿寒ロイヤルホテル)は名前は立派だがちょっとケチったのでもう一つであった。4時半頃着いたときには客が少なくのんびりとできると思ったが、食事時間頃になって観光バス3台が到着した。パック旅行客相手の旅館だったらしい。一般客は我々だけだったかもしれない。これから宿を選ぶときは中心地から少し離れたそこそこの値段の小さな旅館が良いようである。
 翌日は朝から好天である。これから知床へ行くパック旅行の観光バスは早くに出発した。足湯があったりする阿寒湖の畔を散策すると急激に冷え込んだせいか湖面からもやが立ち上っていた。今日は、摩周湖・屈斜路湖を経て女満別空港で車を返す予定である。カーナビで今日のコースを設定すると時間的には大分余裕がありそうなのでゆっくり回ることにした。摩周温泉に引き返す241号線のそばの牧草地にタイガースファンなら喜びそうな牧草ラップロールが転がっている。このロールした牧草を乳牛が食していた。
 風が強く寒かったが秋日和に恵まれて、霧の摩周湖ではなくコバルトブルーの湖面がきらきらと光っていた。第一展望台は有料(410円)で観光バスが多く駐まっていたが、3km北の第三展望台は乗用車しか駐車できないので人が少ない。道東は観光資源が大きな収入源なのか道路とか駐車場は一部は有料であるがしっかりと整備されている。
 摩周湖から屈斜路湖へ回る頃には、そろそろ昼食の時間になってきた。遊覧船乗り場の看板に惹かれて行ってみるとオートキャンプ場であった。遊覧船は就航していない。どうも右岸にはアイヌ民族館のような施設はあるが食事ができそうな場所はないようだ。左岸には「るるぶ情報」に載っているようなレストランがある。しばらく行くと屈斜路プリンスホテルの看板が現れレストランもあるようなので覗いて見ることにした。レストランは昼食バイキング形式になっている。ちょうど11:30のオープンの時間だったので一人1680円を払って食べることにした。和洋中料理とケーキ・ドリンクが食べ放題である。大きなガラス越しの池には白鳥が1羽浮かんでいる。バスツアーの昼食場所にもなっているらしく団体客が次々と到着する。味もまあまあだったので、家内につきあって欲張ってケーキまで食べ満腹になってしまった。また、血糖値が上がるんでしょうね。
 女満別空港に行く243号線の途中に美幌峠という眺望が素晴らしい場所がある。屈斜路湖の向こうに北見の山々が見える。
 レンタカーを返すにはまだかなり時間の余裕があったので、網走まで行ってオホーツク流氷館を覗いてみることにした。天都山という網走郊外の丘の上にある展望台からは網走市街の先にオホーツク海が見え、その先に知床の連山が美しい。
 北海道ドライブは3度目だが、今回が最も This is Hokkaido. といった旅であった。

続きを読む "秋の網走・知床・阿寒・摩周・屈斜路湖:レンタカードライブ"

2006年10月10日

ご当地ナンバープレート:堺

plate.jpg  本日2006年10月10日から、当地堺でもご当地ナンバープレートが付けられるようになった。政令指定市になったおかげかもしれない。今までは、お行儀が悪いと評判の和泉ナンバーで、泉州名産にちなんで通称「たまねぎナンバー」と呼ばれているナンバープレート付けていた。9月すぎにコミュニティ紙に新車でなくても堺ナンバーに変更できることが紹介されていたので、新し物好きの私も変更することにした。希望番号の手続きはインターネットでできる。前の番号は新車を買ったときに自分の誕生日を希望番号として販売店に登録してもらっていた。そのような希望番号は誰も申し込まないから抽選もなくすぐに希望通りの番号が予約できた。費用は4100円で銀行振り込みでき、ここまではインターネットで手続きが済む。
 本日から交付ということで今回は一度自分で登録手続きをしてみようと自宅から5分ほどでいける「近畿運輸局大阪運輸支局和泉自動車検査登録事務所」という長たらしい名前のいわゆる陸運局にでかけた。周りは幾人かは私のような人もいたが、他はつなぎの服を着た整備士や車のセールスマンと思しき人ばかりである。事務所には相談窓口があったので、そこで申請の順番を教えてもらった。まず、申請書用のOCR用紙を別の建物で買う。35円である。次に、ナンバープレートを取り外し(事前に販売店に聞いていたので、マイナスドライバーとプラスドライバーを持っていった。)また別の建物(プレートを作っている企業が代行しているようだ。)に返納に行く。その時、振込みの領収書と希望番号予約証をくれる。また、元の事務所に戻って、先ほどのOCR用紙に所定の事項(車の番号や車体番号、住所・氏名など)を鉛筆で書き込み捺印して窓口にあるクリアファイルに車検証および希望番号予約証とともにいれ、用意されているボックスに入れる。10分ほど待つと名前を呼んでくれて、新しい検査証などをくれる。これをもって今度はまた異なる建物に行って税申告書なるものを提出する。ここには、女性事務員がフロアにいて代わりに申告書を書いてくれた。税金をとる手続きとなると親切である。ここでもらった書類を持って先ほどのプレート屋の建物に行くと新しいプレートをくれた。これを車に取り付けるのである。取り付けていると係員が来て、封印をしてくれた。これで終わりである。慣れない手続きでずいぶん戸惑ったが、係員は相対に皆親切である。要した時間は90分ほどだった。
 もう7年も乗っている車に新しいプレートをつけるのも変な感じであるが、「たまねぎナンバー」呼ばわりされずにすみそうである。

泉州:地元のだんじり

 私が35年以上住んでいるところはニュータウンと地元とが混在している地域である。子供達が通った公立の小学校・中学校は地元の子供とニュウタウンの子供が一緒に通っている。だから、小学校の運動会では地区ごとの自治会のテントがトラックを囲むように立ち、地区別対抗リレーは花形種目である。学校も古くからの地元の行事習慣に気を遣っている。その影響で我が自治会もかっては、子供御輿なんかの行事や自治会主催の夜店なんかもしていた。その子供達も成長し結婚した。

産経新聞のこの夏の特集「よみがえる街 千里・泉北ニュータウン」の中に以下のような記事がある。

活動拠点となる泉北ニュータウンに住む高齢者の割合は約16%に及ぶ。この10年で1・5倍に上昇している。4月に政令市となり、全国初公募で決まった古川洋子・南区長は就任会見で、ニュータウンの高齢化と施設の老朽化を最重要課題に挙げ、地元のNPOと行政の連携を強調した。
 堺市南区役所泉北ニュータウン再生担当の前田正利参事も「開発から約40年がたち、当時入居した親世代が高齢となる一方でその子供たちが街を出ている。住民同士のつながりがほとんどなくなっている」と指摘する

 ニュウータウンはそのようになって老人会が活発だが、地元は世代交代が上手くいっているようである。昔から、地元(美福連合)だんじり祭りが続いており、全国的に有名な岸和田だんじり祭りに刺激されてか年々派手になっていくようである。この本来宗教的行事だったと思われるだんじり祭りはどうやら地元青年団(ニュータウンには青年団というのはない)の一大行事になっているらしい。このだんじり祭りのフイナーレは、それこそニュータウンと地元の間にある道を占拠して行われる。6つの自治会のだんじりが集結し、各青年団の団長が紹介され花束が贈られたりする。そのたびに青年達の歓声があがる。この青年団の活動のために、多分かなり高価と思われるだんじりを維持・改修していくのに親達は多額の寄付をしているに違いない。寄付をするだけの価値があるから続いて発展しているのだろう。
danjiri1.jpgdanjiri4.jpgdanjiri2.jpgdanjiri3.jpg
泉北近辺私的観光地図に掲載

2006年10月 9日

秋:玄関の寄せ植え:<small>初雪葛など</small>

hatuyukikazura.jpgkoleus2.jpgkoleus3.jpgrindou.jpg
 家内が一生懸命に世話をしているので、記録として残しておこうと思う。初雪葛は小さなポットに入った株が200円くらいで、リンドウを安く買った(3つのポットで200円)花屋にあった。こんなに大きいからきっと高いと自慢している。コリウスの寄せ植えは、園芸教室で手に入れたのが大きく育ったようだ。

2006年10月 8日

迷惑トラックバックを拒否する

 かなり苦戦した SCode のインストールで、迷惑コメントはこのところ1件も来なくなった。ところが、迷惑トラックバック( Junk Trackback )は迷惑トラックバックにフィルタリングされているものの1日200通近くの Junk Trackbacks 絨毯爆撃は続いていた。 H. Fujimoto さんの日本語を含まないコメントは受け付けないプラグイン NotJapaneseLookup を導入しても駄目である。毎日、迷惑トラックバックの掃除が大変になった。迷惑コメント/トラックバックの削除するまでの日数は、ひょっとして正常なトラックバックが紛れ込んでいるかもしれないということで default の3日にしているが、これでも 600 ぐらいの Junk Tracbacks が貯まることになる。それに原因がよく分からないが、迷惑トラックバックが入るたびに下のような SCode のエラーがブログ・ログとシステム・ログに記録される。

迷惑コメント/トラックバック・フィルター「SCode Filter」は、次の理由で使えません: Can't call method "blog_id" on an undefined value at /home/sites/lolipop.jp/users/lolipop.jp-dp27126502/web/cgi/mt/plugins/SCode/SCode.pl line 172. (IPアドレス: 221.162.156.71)

 これらのログの掃除にも手間がかかる。 Junk Trackbacks を拒否する良いプラグインがないかと探していたところ、なんといつもお世話になっている「小粋空間」さんに、ASCII TBPing Filter というプラグインがあることが分かった。この頃は、いくつかのプラグインをインストールしているので導入は頗る簡単であった。解凍したプラグイン・フォルダーを /mt/plugin にアップロードするだけである。フィルタリングの状況を把握したいので asciiTBPingfilter.pl を秀丸で開いて logging を設定した。
 「迷惑トラックバック」に ”迷惑トラックバックは見つかりません。” の表示がでて、上手く機能しているようなので、NotJapaneseLookup を利用しないに設定すると英語のコメントも受け付けるようになった。それとともに、SCode エラー・ログもなくなった。フィルタリングの状況ログは、相変わらず1分ぐらい間隔で 
Filter ascii trackback ping. URL:http://free.45.kg/rxme/burj-al-arab.html IP:202.106.192.134 (IPアドレス: 202.106.192.134)

と Junk Trackbacks の爆撃を告げているが、対処が全く楽になった。ログの消去はボタン一つでできるから、しばらく様子を見てログがでないように logging の設定を変えるつもりだ。こんなことは、日本語の世界だからできることだと思う。

中秋の名月(?):<small>実は次の夜</small>

クリックすると大きな写真になります。 今年の中秋の名月は、10月6日の夜と edaats さんの「千点写行」で教えてくれた。生憎の曇天と翌日のゴルフに備えて早々に就寝したので、月が垣間見えたとしても観月はできなかった。そのゴルフへの車中でMBS「鋭ちゃんのあさいちラジオ」を聴いていると、どうやら中秋の名月は必ずしも満月とは限らないということである。そして必ず仏滅なんだそうだ。介護保険第1号被保険者の歳になって初めて知った。私よりかなり年上の鋭ちゃんが知らなかったのだから恥でもないが。
 それでどうやら10月7日の夜が満月ということだし天気も良さそうなので、デジカメに収めたいと思っていた。ところが、下手なゴルフで疲れてしまって月が出ないうちに早々と眠りに落ちてしまった。ところが、老人に特有の夜中に尿意を催すが幸いして中天に満月がでている時間に目が覚めた。
寝室のカーテン越しに明るい光が差し込んでいる。寝ぼけ眼でデジカメを取り出し、ベランダでシャッターを押した。翌朝、PCで見てみるとほとんど手ぶれである。まあ、なんとかの写真がこの1枚である。

2006年10月 6日

エントリー編集でのHTMLコード入力法:泥臭い方法ですが。

 MovableType-ja でエントリーを編集するとき、ほとんどの場合編集画面の左上に用意されているタグ・アイコンで用が足りるが、私のような素人でも時によってはそれ以外のHTMLコードを使うことになる。例えば、リンクの表示 target を _blank にしたり、文字の色をにしたいというような場合である。このような場合を考えて、MTのExpert達が様々なプラグインなどを公開されている。でも、MTを始めて間もない人には少々取っつきにくいし、帯に短し襷に長しの感がある。
 そこで私は、FEP日本語入力システムの意味で使ってます。)の単語登録機能を使うことを思いついた。例えば、このエントリーでも使っているが、「あかいろ」と入力すると <span style="color:#ff0000;"></span> に変換する登録をしておくのです。ようやく日本語入力は、あまりキーを見ないで入力出来るようになってきたからずいぶんと楽であるし、簡単である。

 ちなみに単語登録例は、

  • あかいろ   <font color="#ff0000"></font>

  • ぶら      target="_blanK"
  • こもじ      <small></small>

  •  といった具合である。必要に応じて単語登録を増やすだけなので簡単と思う。また、HTMLの構文を思い出すのにも有用である。日本語でエントリーを書く最大の武器かもしれない。 

    2006年10月 4日

    BigTemplateWindow for MT3.3

     またまた単純なミス(?)でMTのグレードアップに手間取ったので、記録として残しておこうと思う。
     MTを 3.33-ja にグレードアップしたことは、前のエントリーに Up した。その中で、BigTemplateWindow for MT3.3 が上手く稼働しないと書いた。また、アルツハイマー的なミスだろうと原因を探ってみたがよく分からない。思いあまって、この Plugin の日本語版を配布されている caramel*vanilla さんに以下の質問を投げかけた。

    BigTemplateWindow バージョン 3.3.01のインストールでつまづいています。
    MT3.33-jaにバージョンをあげましたので、MT3.3用をDLし、インストールしました。
    システムメニューのプラグインでは、上記が表示されていますが、テンプレートを開いてもMTのネイティーブ・テンプレート編集窓しか出てきません。どのあたりをチェックすればよいかご教示頂けないでしょうか。
    ちなみに前のバージョンでは、上手く動いておりました。

     これに対してすぐに以下の回答がありました。
    >n_shuheiさん
    はじめまして。
    実は今現在ワタシはMTを卒業してWordPressというblogツールでblogをしています。
    BigTemplateWindowは以前のバージョンを日本語化したということもあり要望もあって最新バージョンにも対応することにしました。
    そういう事情もありn_shuheiさんと同じ環境での不具合の検証ができません。
    本体のバージョンが上がるとプラグインがうまく動かないこともあるかと思うので配布元のバージョンアップを待つのがいいかもしれません。
    (さっき確認しましたがまだ未対応のようです)
    作者の方に状況をフィードバックすると対応が早まるかもしれません

     ということで、敷居が高かったが久しぶりの英作文をして、配布元(多分韓国の方と思いますが)に質問のコメントをした。
    I have installed MT3.33-ja recently. and upgrade to your great work New BTW for MT3.3. But doesn't work.
    I recognize BigTemplateWindow version 3.3.01 Plugin in System Menu. But template editor is still native template editor, not appear BTW editor.
    Could you tell me how to manage it?
    I'm not good at English. I hope you understand my question.

    するとすぐに次のような回答のコメントがでました。
    Hi Shuhei!
    I've not yet tested it on MT3.33(or -Ja), so I can't be sure that your problem is from collision between it and MT3.33. Asap, I'd test it and tell you about it to your blog
    続いて、次のコメントが私のブログに飛び込んで来ました。
    Hi Shuhei
    I'm a developer of BTW MT plugin. Now I finished it on MT3.33-ja and it has no problem. In each blog's plugin listing menu, you can switch it on/off. Perhaps, did you select 復旧 option? One possible cause might be a failure of overwriting of plugin files...
    If BTW doesn't still popup, try to see MT's blog/system logs and if you can, see web-server's error log, and then mail it to me.

    Good luck!


     このサジエションに基づいて再点検を行ったが、指摘されている部分は問題がない。困ったときの頼みの綱の「小粋空間」さんのサイトで旧バージョンのBigTemplateWindow のインストール紹介を見ていると 3.3用のアップロード・ファイルには入れられていない BigPAPI ファイルと 'mt/alt-tmpl/cms/edit_template.tmpl' ファイルが示されている。BigPAPIはMT3.33-ja にグレードアップしたときに旧の Plugin ファイルとして追加していたが、alt-tmpl 配下の cms/edit_template.tmpl ファイルは削除してしまっている。これを FTP で追加してやると作動するようになった。配布元での新バージョンの紹介は、BigPAPI ファイルと 'mt/alt-tmpl/cms/edit_template.tmpl' ファイルがインストールされていることが前提だったのである。私のように、MT3.33-ja にアップグレードするときは旧の mt ディレクトリーは全て削除してまっさらにした上で旧のカスタマイズなどを追加する作業になるから、plugin ディレクトリー以外でカスタマイズで追加したファイルをアップすることを忘れることが多いのではないかと思う。ということで、新しいバージョンを紹介される場合は必要なファイルを再度提示して頂けるとありがたい。
     ただ、この作業の中でシステム・ログやブログ・ログを眺めていると受け付けてはいないものの迷惑トラックバックが完全に拒否出来ていないことを発見した。この対策をまた考えねばならない。歳取った頭の体操には英作文も含めていいかもしれないと自ら慰めている。

    続きを読む "BigTemplateWindow for MT3.3"

    2006年10月 2日

    MT3.33-ja に VersionUp

     MT3.3-ja にクロスサイトスクリプティングの脆弱性があるとのことで、万が一を考え MT3.33-ja にアップグレードすることにした。この9月26日にリリースされたばかりである。備忘録的に記録することにした。
     私の環境は、サーバーのレンタル先が lolipop で、DBには SQlite を使用している。lolipop から提供されている「既に MovableType をインストール済みの場合の最新版へのアップグレードの方法」マニュアルは db が SQlite の場合となっているので、これに従って実施することにした。以前から沢山のファイルをUPするときのFTPソフトは DreamweaverMX を使ってきたが、IEを使っても簡単にできることが最近になって気が付いた。今回も IE でバックアップを取った。ただ、やり方が拙かったのか旧バージョンの cgi/mt ディレクトリーを丸ごと削除しようとすると上手くいかない。仕方なく少し手間であるが、 DreamweaverMX を使って mt ディレクトリーを丸ごと削除し、解凍した MT3.33-ja をUP(PUT)した。マニュアルには、mt-config.cgi と sqlitedb はバックアップしたファイルをUPすることになっている。 mt-config.cgi はmt ディレクトリーのルートにあるからすぐ分かるが sqlitedb は mt/db ディレクトリーにある。
     前回のアップグレードで苦い経験しているカスタマイズしたプラグインを特定し、バックアップからUPしたと思っていたが、plugins ディレクトリーのルートにあるファイルのUP(PUT)を見落としていたため、カテゴリー項目の並び方につかっている cutfirstchar.pl などのファイルが落ちておりカテゴリ項目の表示が頭3桁の数字が表示されたりした。もう一つのミスは、.cgi ファイルの属性変更である。 mt ディレクトリー直下にある .cgi ファイルの属性は700(lolipopでは、755でなく700になっている)に変更したが(これが結構面倒な作業である。一括で変更できる方法がないものか。)、SCodeディレクトリーにある mt-scode.cgi は見落とした。その結果、コメントスパム対策に要求している入力すべき数字が現れない現象が起きた。そのあたりを修復するとほぼバージョンアップ前の状況になったが、MT3.3用に新たにインストールしたテンプレートを編集するためのプラグイン BigTemplateWindow が上手く動いていない。ただ、今回はカスタマイズを What's New?で簡単に記録していたことがずいぶん役に立った。カスタマイズの記録は今後も必要であろう。

    障害情報

    現在、MTバージョンアップにともなう障害(MP3 Flash Playerが現れないなど)が出ています。しばらくお待ちください。
     2006/10/2 7:45 修復しました。経緯については、エントリーでアップロードする予定です。