隠居のDIY:(続)2X4 を使ったプラレール列車収納棚
1月に作ったプラレール列車収納棚だけでは、孫が持っているプラレール列車は収まりきれなかったので、前の半分の大きさの収納棚を作ってやった。
前回の反省も踏まえて、列車を並べる下にはレールを作ったほうがよさそうだった。プラレールの直線レールを貼り付ければ、もっとも簡単そうである。必要な本数を調べると、長さ45cmのものが 36 本必要である。値段を調べると 4 本入が¥300くらいなので、2700 円くらいの投資である。元の材料は、1 x 4 6 フィートが2本で済むから、それに比べれば高すぎる。
それで、レールの幅に合わせて溝を掘ることにした。ルーターを使うと手間はかかるが、簡単に掘ることができた。プラレールのレール溝は幅7.5mmなので、ルータの先に径 8mm の直線ビットをつけて深さ 3mm にしてプラレールのレール幅に合わせて、棚板1枚につき4本の溝(幅38mmのレール2本分)を掘った。溝を掘るときに、クランプの位置を変えるのが面倒なくらいで、それほど面倒なことはない。
後は、このようにして溝を掘った長さ 90cm の棚板9枚(底は 2 x 4) を、長さ 120cm の立板に前回と同じように、コースレッドでとめた。コースレッドの頭を隠すために、ダボ穴を掘り、ダボで穴を埋めたのは前回同様である。実は、コースレッドを使わずに、木ダボだけで接続しようと試みたが、素人細工では正確に幅を合わせ、90度に接続することは、なかなか難しいことが分かったので諦めた。
前に作った棚の高さは、底板の厚さを勘定に入れていたが、今回はそのことを忘れていたので、高さが違ってしまった。簡単でもいいから、寸法図は残しおくべきだった。まあ、機能としては問題ないからよしとさせてもらおう。
用意した材料は、次のようなもので、¥500たらずでそろった。
- 長さ 450mm の 1x4 8枚
- 長さ 1200mm の 1x4 2枚
- 長さ 450mm の 2x4 1枚:一番下の棚に使う
- 細めの 35mmコーススレッド(木ねじ) 40 本ほど
- 径 8mm 長さ 30mm の木ダボ 20個ほど 袋に100個ほど入って売っていた
使った工具は以下のものである。
- 作業台:手作り作業台
- 電動ノコ、カッター定規:材の切断
- ルータ:BOSCH POF400A
- 電動ドリル:ダボ穴を開ける
- ダボ穴用ドリル刃:径 8mmx10mm
- 充電式インパクトドライバー
- コーナークランプ
- 金槌、コンベックス、曲尺、クランプなど
ルータで溝を掘る。トリマーより力があるので、このような作業はルータの方がいい。削り後は、研磨材で磨く必要がある。 | 棚板を立て板に接続するときには、コーナークランプを使った。より正確に接続することができる。 | 完成図。はじめの棚板の半分の幅である。高さが少し低い。 | 完成図:溝のない前回の棚に比べると並べやすくなっている。 |
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