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2016年8月21日

蝶が少なかった八島が原湿原(1) 8月4日

先月(7月25日)、湯の丸高原へ行ってきたが、天候もいまいちで、蝶も少なく消化不良だった。もう一度どこかへ行きたいと思っていたが、なかなか天候が定まらない。
 8月4日、この日は不安定ながら晴れそうだ。いつも行くところだが、八島が原湿原へ高原の蝶を撮りに行こうと決めた。早朝、自宅を出発し、圏央道、中央高速経由で八島が原湿原の駐車場に着いたのは9時だった。駐車場はすでに混んできている。夏は9時前に来ないと満車になることがあるという。
 カメラはこの日も SIGMA 18-300 を付けたD5300を首からかけ、右手にP610をハンド・ストラップで持つ。駐車場からいま登ってきたビーナスラインを小さなトンネルでくぐって、湿原に入った。短パン、スニカー姿で歩いている家族連れが多い。
 しかし、いつもの年と違い、ここでも蝶の数が少ない。ノアザミ、ノハラアザミは咲いているが、そこに集まるギンボシヒョウモン、ウラギンヒョウモンがなかなか見られない。ヒョウモンチョウだけが元気に飛んでいた。クジャクチョウも撮りたかったが姿を現さなかった。途中で出会った湿原の管理者の方の話でも今年は蝶が少ないという。
昨年7月27日に来たときは、湿原を一周したが、今回は鬼ヶ泉水、鎌ヶ池方面へ歩き途中で引き返した。

;クリックすると大きな写真になります。 1.エルタテハ -1
湿原の入り口近くで、いきなりエルタテハが飛んできて岩の上に止まった。ゆっくり近づいて撮るがさらに近づこうとしたところで逃げられてしまった。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
絞り優先??オートで撮影  (? ?f6?.3??? 1/?800秒 300mm ISO2?00???? ?) 露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。 2.ヒョウモンチョウ -1
昨年もそうだったが、ここ八島が原湿原にいるのはコヒョウモンではなくヒョウモンチョウだ。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
絞り優先??オートで撮影  (? ?f6?.3??? 1/1000秒 135mm ISO2?00???? ?) 露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。 3.ヒョウモンチョウ -2
ヒョウモンチョウはヒヨドリバナの花によく集まる。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
絞り優先??オートで撮影  (? ?f6?.3??? 1/1000秒 135mm ISO2?00???? ?) 露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。 4.コオニユリに止まろうとするキアゲハ??
ちょっと離れたところだったのでこれが精いっぱいだった。300mm開放でも何とか解像してくれる。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO????
絞り優先??オートで撮影  (? ?f6?.3??? 1/1000秒 300mm ISO2?00???? ?) 露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。 5.湿原のヒョウモンチョウ
背景を写し込んだ写真が撮りたかった。もう少し蝶が近くにいてくれないと広がりが出ない。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f4.5 1/640秒 14mm ISO100? ) ? 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 6.マツムシソウで吸蜜するジャノメチョウ -1
ジャノメチョウ自体は普通種だが、マツムシソウとの取り合わせで値打ちが上がる。木道以外歩けないのであまり近くに寄ることができない。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f4.2 1/800秒 11mm ISO100? ) ? 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 7.マツムシソウで吸蜜するジャノメチョウ -2
前の写真と同じ個体。カメラを換えて撮る。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
絞り優先??オートで撮影  (? ?f6?.3??? 1/1000秒 230mm ISO2?00???? ?) 露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。 .マルバダケブキにウラギンヒョウモン
木道から離れたところで咲くマルバダケブキにウラギンヒョウモンが来た。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
絞り優先??オートで撮影  (? ?f6?.3??? 1/1000秒 300mm ISO2?00???? ?) 露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。 9.ヒメシジミ♂
ヒメシジミが数頭飛んでいるところがあった。動き回っていてなかなか落ち着いてくれない。だいぶ擦れている。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
絞り優先??オートで撮影  (? ?f6?.3??? 1/800秒 300mm ISO2?00???? ?) 露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。 10.ヒメシジミ♂ 開翅
前の写真と同じ個体。開翅して見せてくれた。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
絞り優先??オートで撮影  (? ?f6?.3??? 1/1250秒 300mm ISO2?00???? ?) 露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。 11.新鮮なヒメシジミ♂??
ちょっと離れたところだったけれど、きれいなヒメシジミが止まって翅を開いてくれた。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO????
絞り優先??オートで撮影  (? ?f6?.3??? 1/1000秒 300mm ISO2?00???? ?) 露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。 12.木道に止まったコキマダラセセリ????
眼にも止まらぬ速さで飛んできたセセリが木道の目の前に止まった。コキマダラセセリ♀のようだ。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??????
絞り優先??オートで撮影  (? ?f6?.3??? 1/1600秒 300mm ISO2?00???? ?) 露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。 13.ウラギンヒョウモン
やっとノアザミにウラギンヒョウモンが止まった。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
?? 絞り優先??オートで撮影  (? ?f6?.3??? 1/640秒 260mm ISO2?00???? ?) 露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。 14.ヒヨドリバナとヒョウモンチョウ
ヒョウモンチョウは元気だ。飛び回ってはヒヨドリバナに止まってストローを伸ばす。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f6.3 1/320秒 236mm ISO100? ) ? 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 15.八島が原湿原
鎌ヶ池の近くまで来た。蝶々深山、車山方面を望む。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
絞り優先??オートで撮影  (? ?f6?.3??? 1/800秒 32mm ISO2?00???? ?) 露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。 16.ノハラアザミにウラギンヒョウモン
ノハラアザミは秋の花といわれるが、もう咲き始めている。ノアザミに比べて棘が多い。破損のないウラギンヒョウモンがそのノハラアザミに飛来して吸蜜を始めた。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
?? 絞り優先??オートで撮影  (? ?f6?.3??? 1/800秒 250mm ISO2?00???? ?) 露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。 17.ハバヤマボクチ 葉場山火口
?? これは見たことがない。ハバヤマボクチという。花が咲くのは秋というから、これは蕾なのだろう。ネットで調べてみると花は紫色でちょっとアザミの花に似ている。花の大きさはアザミより少し大きいようだった。調べてみると、葉場山というのは草刈り場の山あるいは丘を意味している。ボクチはホクチの訛りであり、ホクチは漢字で火口と書く。火は火打ち石などで発火した火を受けて種火をつくることに由来し、口は種火そのもの。つまり、ハバヤマボクチとは草刈り場のようなところに生え、葉の裏に白い綿毛が密生していてこの綿毛に火打ち石などで火を飛ばして種火にすることに由来するらしい。

  Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
?? ??絞り優先??オートで撮影  (? ?f6?.3??? 1/400秒 300mm ISO2?00???? ?) 露出補正? ?なし

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2015年8月26日

軽井沢でゴルフ 8月22日

軽井沢にある学生時代の友人の山荘に仲間が集まり、もう15年近く毎年恒例となっているゴルフの会が8月22日にあった。参加者は多い時は15名を超えたが、今年は9名と少しさびしかった。
 ゴルフの前夜から友人の山荘(といっても立派な別荘)に泊めていただき、前夜祭を行う。これがとても楽しいひと時なのだ。

このころになると軽井沢も少し人が少なくなる。朝夕は涼しいがゴルフのプレイ中は暑い。この日は特に湿度が高かったようだ。でも、2っの台風が日本列島をうかがっているなか快晴とまではいかなかったが、良い天気に恵まれた。

例年、ゴルフの後、もう一泊して反省会をおこない、翌日曜日の朝、東京・横浜方面へ帰るのだが、1年先輩の方が心不全で急逝されて、お通夜が22日で告別式が23日だった。告別式に参列したいと思い、22日ゴルフ終了後ゴルフ場でパーティーのあと、帰路に着いた。さいわい関越も環八もすいすいと走れ、2時間半で同乗者を上野毛で下した。たまたまこの日は多摩川の花火大会で、車より人が多いのに驚いた。

1.ジャノメチョウ
毎年のことだがこのゴルフ場であまり蝶を見ることがない。少し早目に軽井沢隨縁ナインハンドレッド倶楽部に到着し、練習場へ行った。ジャノメチョウがおとなしく静止していた。

Canon PowerShot A640 f2.8-4.1 7.3-29.2mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/60秒 7mm ISOオート )
;クリックすると大きな写真になります。
2.クロヒカゲ♀
もう一匹いた。こちらはクロヒカゲの♀だ。後翅の肛角あたりは鳥に啄まれたのだろう。

Canon PowerShot A640 f2.8-4.1 7.3-29.2mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/60秒 7mm ISOオート )
;クリックすると大きな写真になります。
3.色づき始める
何という樹かわからないが、一部の葉が色づき始めていた。まだ暑いけれど秋の気配なのだろうか?

Canon PowerShot A640 f2.8-4.1 7.3-29.2mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1320秒 13mm ISOオート )
;クリックすると大きな写真になります。
4.アウトコースから浅間山を望む
正面に見えるのが浅間山(2568m)。左側が黒斑山(2404m)方面、さらに左の方向は先日行ってきた湯の丸になる。

Canon PowerShot A640 f2.8-4.1 7.3-29.2mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1400秒 13mm ISOオート )
;クリックすると大きな写真になります。
5.打ち下ろしのショートホール
前の組は女性3人組。ホールアウトするのを待つ。正面の浅間山の右手にある小さな頂は小浅間山(1665m)。

Canon PowerShot A640 f2.8-4.1 7.3-29.2mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1250秒 22mm ISOオート )
;クリックすると大きな写真になります。
6.ナツアカネかアキアカネか
秋のトンボの代名詞はアキアカネだが、とても良く似たナツアカネというのもいる。胸の黒い紋で識別するらしいが、それによるとこれはナツアカネの♀のようだ。(参考:http://map.edb.miyakyo-u.ac.jp/akatombo/p06.html) 秋に数が増えるアキアカネは秋のトンボの代表種だが、このところ数が減ってきていて、一部で絶滅の恐れがある生き物のリスト(レッドリスト)に加える自治体が相次いでいるという。原因ははっきりしていないが、農薬との関連をうかがわせるデータもあるらしい。(参照:http://mainichi.jp/feature/news/20150819k0000e040197000c.html)

Canon PowerShot A640 f2.8-4.1 7.3-29.2mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 100秒 7mm ISOオート )
;クリックすると大きな写真になります。
7.インコース18番ホール
上がりの最終ホールは浅間山と黒斑山を見ながらの打ち下ろしのロングホール。さすが、眺めの良いホールだ。クラブハウスの前の池には何度も入れた記憶があるが、今回は無事右側からグリーンを狙えた。しかし、アプローチをミスしてバンカーに入れてしまって元も子もない。少し蒸し暑かったが、気の置けない仲間との楽しいゴルフだった。成績不問。

Canon PowerShot A640 f2.8-4.1 7.3-29.2mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 250秒 15mm ISOオート )
;クリックすると大きな写真になります。


2015年3月 8日

蝶 自選年間ベスト10 (?5?) 2007年


 蝶 自選年間ベスト10? は(2)200?6?年 をアップしてから?、(3)1999年以前、(4)2000年?2004年 と遡っていたが、今回は2007年分に戻す。? ? ?2007年は7月7月4日?13日に旅行会社のツアーに参加して、オーストリアのチロルから、北イタリアのドロミテを旅行した??。
 ザルツブルグに入り、ハルシュタットやシャーフベルク登山鉄道を巡り、インスブルックに泊まって、チロルの山をトレッキングした。そして、ドロミテ街道をコルティナ・ダンペッツォへ行き、最後はベニスというコースだったが、今までのツアーの中で最も印象に残る旅行だった。

 ?この年、?国内では余り?撮影?に出かけることはなく、8月の終わりに、浅間山系の池の平湿原へベニヒカゲを求めて行った程度であった。あとは、自宅から車で30分ほどで行ける舞岡公園を歩くことが多かった。

;クリックすると大きな写真になります。 1.ツマグロヒョウモン 2007年5月9日 横浜市舞岡公園
5月の連休のころになるとツマグロヒョウモンが元気に飛び始める。関東ではすっかり普通種になってしまったツマグロヒョウモン?だが、小学生のころ高尾山の尾根道で初めてネットに入れた時は手が震えた?。?なかなか見栄えのする蝶だ。?舞岡公園でもハルジオンの花に良く吸蜜にくる。

Nikon D100 Tokina 100mm F2.8D macro
プログラムオートで撮影 ( F8 1/1000秒 ISO400 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 2.ウラゴマダラシジミ 2007年5月29日 横浜市舞岡公園
5月の終わり頃から舞岡公園では6種の平地産ゼフィルスが見られるようになる。今まで見てきたのは擦れたウラゴマダラシジミ?だったがこの時初めてきれいな個体に会え、しかも開翅してくれた。?

Nikon D100 Tokina 100mm F2.8D macro
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/640秒 ISO400 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 3.モンキチョウの仲間 フィールドモンキチョウ? 2007年7月7日
2007年7月4日~13日、「ザルツカンマーグート、チロル、ドロミテ 3大ハイキング」というツアーに参加した。インスブルックの近く、チロルにある、世界一美しい村と言われるアルプバッハに寄った時に撮った。この写真はこうして翅を閉じて止まっていると日本で見るモンキチョウとまったく変わらない。しかし、飛翔したときに翅表が見えると、オレンジ色だったりする。記憶が薄いが多分このモンキチョウも表はオレンジ色だったと思う。

Nikon D100 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F7.1 1/800秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 4.クモマベニヒカゲの仲間 Eribia Ligea ? 2007年7月8日
?ツアーのコースに?チロル地方のゼーフェルドの郊外にある村でジャム作りを体験するという時間があった。私はエスケープして蝶の写真を撮っていた。

Nikon D100 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/250秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 5.クモマベニヒカゲの仲間 Eribia Ligea ? 裏面 2007年7月8日 チロル ゼーフェルド郊外
上と同じ種のようだが、違う個体である。裏面は日本にいるクモマベニヒカゲとは少し違う。

Nikon D100 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/500秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 6.コヒョウモンモドキの仲間 2007年7月8日 チロル ゼーフェルド郊外 
調べてみると Mellicta asteria という蝶の♀のようだ。黄色い花と、ぺんぺん草との構図が良かったかなと思っている。

Nikon D100 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/320秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 7.シジミチョウの一種 2007年7月10日 ドロミテ トレチーメ付近
ドロミテのアウロンツォ小屋の近くで撮った。この数時間前には雪が降っていた。気温が低く、蝶は飛ぶことが出来ない。凍えているようだ。

Nikon D100 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/320秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 8.ジャノメチョウ 2007年7月25日 横浜市舞岡公園
舞岡公園ではこの時まで、ジャノメチョウを見たことはなかった。百合の花とジャノメチョウ・・・こんな取り合わせはまたとないと思う。

Nikon D100 Tokina 100mm F2.8D macro
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/640秒 ISO400 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 9.ベニヒカゲ?♀? 2007年8月24日 長野県池の平湿原
早朝に家を出て、小諸の先から高峰高原に上がり、池の平湿原に入った。マツムシソウも最盛期だった。

Nikon D100 Tokina 100mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/2000秒 ISO400 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 10.ヒメキマダラヒカゲ 2007年8月24日 長野県池の平湿原
湿原への取り付きとなる林道には、ヒメキマダラヒカゲが多かった。コンデジで近寄って撮って、その環境の雰囲気を出したかった。

Canon PowerShot A620 F2.8-4.1 7.3-29.2mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/1000秒 7.3mm ISOオート )


2013年8月 8日

信州蝶撮りの旅 7月25日?27日 -3 三城牧場


 八島が原湿原に2時間ほど滞在した後、ビーナスラインを美ヶ原方面に走り、扉峠から三城牧場「「よもぎこば林道」に入る。約40分ほどで三城牧場キャンプ場に着いた。駐車場に車を置いて、三城牧場を広小場の方へ上がっていく。ここも蝶の数はあまり多くない。しかし、雨に降られることもなく、歩くことができた。
 私が初めて三城牧場へ来たのは、中学2年の7月下旬だったと思う。その頃は、広小場の上の百曲りというところではミヤマシロチョウが飛んでいた。今は無理だろう。中学3年の時は8月下旬に来たが、クジャクチョウ、キベリタテハ、ヤマキチョウが沢山いたのを思い出す。一人、松本からバスに乗り、三城の手前にある石切場の桜清水小屋に泊まって、三城牧場まで歩いたものだった。60年も前の思い出だ。
 今回は1時間ほど三城牧場で撮って、4時少し前に松本へ向かい、「松本ホテル花月」には5時前に到着した。

オオハンゴンソウとジャノメチョウ;クリックすると大きな写真になります。 1.オオハンゴンソウとジャノメチョウ
三城牧場の駐車場近くでは、オオハンゴンソウが、いま、きれいに花を咲かせていた。環境省指定特定外来生物だそうだ。ジャノメチョウが吸蜜していた。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1250秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
ヤマカラスアゲハ;クリックすると大きな写真になります。 2.ミヤマカラスアゲハ
広小場への道を歩いていると、ゆっくりとミヤマカラスアゲハが飛んできて、近くに止まった。だいぶ傷んでいた。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/250秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
ミドリヒョウモン交尾;クリックすると大きな写真になります。 3.ミドリヒョウモン交尾
ミドリヒョウモンのペアがいた。近づくと♂が♀をぶら下げて飛び、近くの葉に移動する。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1250秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
ノリウツギに集まるミドリヒョウモン;クリックすると大きな写真になります。 4.ノリウツギに集まるミドリヒョウモン
八島が原湿原では、ウラギンヒョウモンとギンボシヒョウモンが多かったが、ここではミドリヒョウモンが多い。きれいに咲いているノリウツギの花に何匹ものミドリヒョウモンが集まっていた。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/500秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
ベニシジミ;クリックすると大きな写真になります。 5.ベニシジミ
再び、駐車場の方へ戻ってきた。オオハンゴンソウではベニシジミが吸蜜している。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/800秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
クジャクチョウ;クリックすると大きな写真になります。 6.クジャクチョウ
美ヶ原を見上げた写真を撮りたいと思い、道路を少し下る。と、そこに何やら黒い蝶が飛び、路傍の黄色い花に止まった。クジャクチョウだ。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/400秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
クジャクチョウ G12で撮る;クリックすると大きな写真になります。 7.クジャクチョウ G12で撮る
そのクジャクチョウは、落ち着いて吸蜜していたので、D300で撮った後、ベストのポケットからG12を取り出して撮った。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/200秒 6.1mm ISO200 ) 露出補正 なし
美ヶ原を見上げる;クリックすると大きな写真になります。 8.美ヶ原を見上げる
山頂に見えているのは、電波塔と王が頭ホテルだ。。60年ほど前、石切場の桜清水小屋から、ここ三城まで歩いて、広小場から百曲りを経て、王が頭へ上ったのを思い出す。NHKとSBCのアンテナが王ヶ頭に建設されたのは昭和32年で、その頃は電波塔も王が頭ホテルもなかった。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( F7.1 1/250秒 37.7mm ISO64 ) 露出補正 なし
コムラサキ;クリックすると大きな写真になります。 9.コムラサキ
さて、松本へ下ろうと駐車場に戻ってくると、敷き詰められた砂利の地面で、コムラサキとミドリヒョウモンが吸蜜していた。上から押さえつけて撮っては面白くないので、G12の広角側で、ローアングルで撮ろうと近づくが、なかなか敏感で撮らせてくれなかった。D300につけた100mmマクロでも遠くなってしまう。やむなく、P90の望遠端で撮った。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( F5.0 1/250秒 110.4mm ISO176 ) 露出補正 なし

2013年7月 7日

ゼフィルスのシーズン終わる 舞岡公園 6月29日


 5月の下旬から始まる平地産ゼフィルスの季節も終わった。シーズン中は、ポイント、ポイントに何人もの愛好者がカメラを構えるが、この日は土曜日というのに誰一人いない。もしかしたら撮りそこなったウラゴマダラシジミや、あわよくばオオミドリシジミの♀にでも会えないかと、出かけてみたのだが、やはり姿はなかった。
 駐車場から、公園へ向かう途中にある合歓の木の花にクロアゲハが来ていた。残念ながら撮り逃す。
この日は、テングチョウやジャノメチョウに会えたが、蝶の数は少ない。リョウブの花にトラフシジミが来ていたが、撮りそこなってしまった。

テングチョウ訪花;クリックすると大きな写真になります 1.テングチョウ訪花
今日はいつもと違う道から公園に入った。東門から谷戸へ下る道だ。途中に咲くリョウブの花に2匹のテングチョウがいた。90mmマクロでは寄れないので、P90で撮る。ピントが合う歩留まりもだいぶ良くなってきた。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F5.0 1/250秒 110.4mm ISO93 ) 露出補正 なし
樹液 ヒカゲチョウ;クリックすると大きな写真になります 2.樹液 ヒカゲチョウ
かって、よくアカボシゴマダラなどが集まっていた枝を落としたところから樹液の出る木に、ヒカゲチョウが来て、顔を突っ込んでいた。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F5.0 1/250秒 110.4mm ISO1600 ) 露出補正 なし
ハルジオンにいたサトキマダラヒカゲ;クリックすると大きな写真になります 3.ハルジオンにいたサトキマダラヒカゲ
あまりにも破損しているので、はじめはサトキマダラヒカゲとはわからなかった。この蝶が花を訪れるのはほとんど見ることがない。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F5.0 1/250秒 110.4mm ISO123 ) 露出補正 なし
ウラギンシジミ;クリックすると大きな写真になります 4.ウラギンシジミ
狐久保の入り口にウラギンシジミがいた。羽化したての夏型の♂で、とてもきれいだった。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/250秒 90mm ISO900 ) 露出補正 なし
羽化したてのテングチョウ;クリックすると大きな写真になります 5.羽化したてのテングチョウ
かっぱ池の入り口に、羽化したばかりと思われるきれいなテングチョウがいた。右手前にモンシロチョウがいたが、悪いけど無視した。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1600秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
テングチョウ P90で;クリックすると大きな写真になります 6.テングチョウ P90で
前の写真と同じ個体だが、90mmマクロでは、それ以上寄れないので、P90の望遠端で撮る。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F5.0 1/250秒 110.4mm ISO273 ) 露出補正 なし
ヒメジャノメ;クリックすると大きな写真になります 7.ヒメジャノメ
暗いところにヒメジャノメが止まっていた。P90でピントが合うかどうか、確信はなかったが、意外とシャープに撮れていた。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F5.0 1/250秒 110.4mm ISO1442 ) 露出補正 なし
谷戸のベニシジミ;クリックすると大きな写真になります 8.谷戸のベニシジミ
谷戸の道端に咲くハルジオンにベニシジミが多くいる。P90の広角端で、背景を映し込んで撮った。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F7.1 1/250秒 4.6mm ISO64 ) 露出補正 なし
谷戸のベニシジミ;クリックすると大きな写真になります 9.カラスアゲハ♀
黒いアゲハが飛んできて、梢の葉に止まって開翅した。第二化だろうかとてもきれいな♀だった。10カットほどシャッターを切って、ピントが合ったのは2カットだけだった。カメラを固定するのが難しく、AF枠に上手く被写体をとらえられない。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F5.0 1/250秒 110.4mm ISO638 ) 露出補正 なし
ルリシジミ;クリックすると大きな写真になります 10.ルリシジミ
90mmマクロで近寄って撮った。眼が悪くなってしまったので、マクロでもAFを使用しているが、AF枠を左上に移動させて撮った。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/400秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
キマダラセセリ -1;クリックすると大きな写真になります 11.キマダラセセリ -1
古谷戸の里のリョウブの花には、何頭かのキマダラせせりが吸蜜に来ていた。ここにはトラフシジミやミドリシジミも来る。トラフシジミの姿を見たが撮りそこなった。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F5.0 1/250秒 110.4mm ISO64 ) 露出補正 なし
キマダラセセリ -2;クリックすると大きな写真になります 12.キマダラセセリ -2
近くの花に来たのを90mmマクロで撮る。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/2500秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
ベニシジミ 撮り比べ -1;クリックすると大きな写真になります 13.ベニシジミ 撮り比べ -1
まずP90の望遠端(35mm版換算画角は624mm)で撮る。ピントも旨く合った。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F5.0 1/250秒 110.4mm ISO147 ) 露出補正 なし
ベニシジミ 撮り比べ -2;クリックすると大きな写真になります 14.ベニシジミ 撮り比べ -2
次に同じ位置から90mmマクロで撮る。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/800秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
ジャノメチョウ;クリックすると大きな写真になります 15.ジャノメチョウ
自動車が走る道路を超える橋を渡って駐車場に戻るが、その橋の近くの斜面にジャノメチョウが飛んでいた。舞岡公園でジャノメチョウに会うのは 2007年7月以来、二度目である。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F5.0 1/250秒 110.4mm ISO583 ) 露出補正 なし
ジャノメチョウ 開翅;クリックすると大きな写真になります 16.ジャノメチョウ 開翅
1頭だけかと思ったら、他にもいた。これは♀のようだ。発生初期でいずれもきれいな個体だった。15.の写真と比べてみると、ホワイトバランスは両者ともオートにしているが、ともにNikonのP90とD5000で色調が異なる。5.と6.を比較してみても、P90の方がイエローが強い。光に違いがあったのだろうか。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/640秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし

2011年7月28日

相鉄沿線 緑園都市 7月22日


 7月23日夜、中国東部の浙江省温州で、停車していた高速鉄道の列車に後続の列車が追突し、追突したほうの4両の車両が、高架橋からおよそ15メートル下に転落したというニュースが伝わった。悪天候で停車中のカナダ・ボンバルディア型の編成に、東北新幹線・秋田新幹線のE2系こまち型編成が時速100km?200kmで追突したという。驚いたのは、1日半後の25日朝に営業運転を再開したことだ。凄いと驚いたのと同時に恐ろしさを感じた。
  さて、そんなことは起るはずがない(であろう)、横浜を起点とするローカル私鉄の相鉄線は、二俣川で海老名方面へ向かう本線と、湘南台へ向かういずみ野線に分かれる。開発されたいずみ野線沿線の「緑園都市」駅の近くに「相鉄ギャラリー」があり、絵画や写真の展覧会が年十数回開催されている。相鉄線車内の中づりに、その「相鉄ギャラリー」で7月6日から7月31日まで開催される「清水徹 写真展 ヨーロッパの街角散歩 中欧・東欧」の案内があった。実は8日にも行ってきたが、パネルの写真展示とともに液晶大型モニターで約30分の写真のスライドショーが行われていた。
 会期の前半は東欧で後半は中欧になっていた。そこで22日に再びその中欧編を観に出かけた次第である。両日とも写真家の清水徹さんが会場に来られていて、露出などについて質問もさせていただいた。清水徹さんの作品は、ヨーロッパの街の情景が巧みな光のあしらいで表現されていた。

1.「サンステージ緑園都市」
相鉄いずみ野線「緑園都市」駅は平成9年に「関東の駅百選」に選ばれたそうだ。その駅名の通り、緑溢れるゆとりある空間が特徴である。相鉄いずみ野線のガードと交差する立派な道路を東へ進むと「サンステージ緑園都市」という大規模に開発された高層住宅域がある。「サンステージ緑園都市」は相鉄建設・三井建設により1987年9月に竣工し、相鉄、三井不動産によって分譲された。「西の街」6棟-638戸、「東の街」11棟-1162戸のビッグコミュニティである。

Canon IXY900IS F2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F7.1 1/200秒 4.6mm ISOオート ) 露出補正 なし
サンステージ緑園都市;クリックすると大きな写真になります
2.「相鉄ギャラリー」
その「サンステージ緑園都市」の一角に「相鉄ギャラリー」がある。4階がギャラリーになっていて、エレベーターで上がる。

Canon IXY900IS F2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/320秒 4.6mm ISOオート ) 露出補正 なし
相鉄ギャラリー;クリックすると大きな写真になります
3.「サンステージ緑園都市」構内
「サンステージ緑園都市」の構内は行き届いた整備がされている。塵ひとつ落ちていない。

Canon IXY900IS F2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/400秒 4.6mm ISOオート ) 露出補正 なし
モンキチョウ♂;クリックすると大きな写真になります
4.モンキチョウ♂
「サンステージ緑園都市」の入り口となる広場の花壇には、四季折々、花が植えられている。今はマリーゴールドが花盛りだった。「相鉄ギャラリー」に来た時は、ここに何か蝶がいるのではないかと楽しみにしている。

Canon IXY900IS F2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F7.1 1/200秒 4.6mm ISOオート ) 露出補正 なし
モンキチョウ♀;クリックすると大きな写真になります
5.モンキチョウ♀
Canon IXY900IS にはバリアングルモニターは付いていない。カメラをこの位置にして撮るには、斜め上からモニターを覗き、蝶が中央に写っていることを確認して、焦点枠がグリーンに変わるのを、つまりピントが合ったことのシグナルを見届けてシャッターを押す。構図など考えられない。

Canon IXY900IS F2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F7.1 1/200秒 4.6mm ISOオート ) 露出補正 なし
モンキチョウ♀;クリックすると大きな写真になります
6.ジャノメチョウ -1
ふと、見渡すとここでは見慣れない黒っぽい蝶がいた。新鮮なジャノメチョウだった。光が逆になってしまい翅が暗くなったので、Capture NX2 で部分的に明るくしてみた。

Canon IXY900IS F2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F7.1 1/320秒 4.6mm ISOオート ) 露出補正 なし
ジャノメチョウ;クリックすると大きな写真になります
7.ジャノメチョウ -2
反対側に回り込んで撮った。

Canon IXY900IS F2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F7.1 1/250秒 4.6mm ISOオート ) 露出補正 なし
ジャノメチョウ;クリックすると大きな写真になります
8.ジャノメチョウ 開翅
時々、翅を開いてはすぐまた閉じる。翅を開くタイミングに合わせてシャッターを切った。

Canon IXY900IS F2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F7.1 1/320秒 4.6mm ISOオート ) 露出補正 なし
ジャノメチョウ;クリックすると大きな写真になります


2010年9月 3日

美ヶ原山麓 三城

 
 8月21日 高速道路は1000円、夏休みの土曜日とあって、中央高速は日のバス停付近から渋滞が始まった。朝6時15分に自宅を出発して、諏訪で下りて、ビーナスラインを進み、和田峠を越え、美ヶ原の手前、扉峠で左に入った。現地到着は正午少し前になってしまった。
 私が中学生にころは、三城から美ヶ原へ登っていく途中でミヤマシロチョウに会えたし、王が鼻ではオオイチモンジもいた。だが、今は絶滅のようだ。
 この日は、三城周辺を1時間半ほど歩き、高原の蝶を撮った。

キアゲハ♂;クリックすると大きな写真になります 1.キアゲハ♂
駐車場に車を停め、遊歩道をキャンプ場のほうへ進む。アザミの花が咲いている広場があり、ヒョウモンチョウ達が飛び交っている。アザミに来ている奇麗なキアゲハがいた。コンパクトデジカメのマクロで寄って撮った。

Canon PowerShot A640 F2.8-4.1 7.3-29.2mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/250秒 7.3mm )
キアゲハ♀;クリックすると大きな写真になります 2.キアゲハ♀
こちらは雌である。後翅の青い帯が鮮やかな個体だった。

Nikon D300 Tokina 100mm macro F2.8D
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/250秒 ISO400 ) 露出補正 なし
ヤマキチョウ;クリックすると大きな写真になります 3.スジボソヤマキチョウ
中学生のころ、ここ三城へ来た時には、ヤマキチョウとスジボソヤマキチョウが狭い範囲ですみ分けていたのを思いだした。これはヤマキチョウかと思ったが、スジボソヤマキチョウのようだ。ヤマキチョウの方は、前翅の外縁が赤桃色に縁どられ、先端の張りだしが緩やかである。

Nikon D300 Tokina 100mm macro F2.8D
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/2000秒 ISO400 ) 露出補正 なし
メスグロヒョウモン♂;クリックすると大きな写真になります 4.メスグロヒョウモン♂
飛び交っているヒョウモン達は何種類かいるようだ。これはメスグロヒョウモンの♂。この蝶のメスは同じ種類かと思うほど模様が違っていて、その名の通り、青黒い地色ににイチモンジのような白い線がある。左前翅に穴があいているが、なにかに突き刺したのだろうか。

Nikon D300 Tokina 100mm macro F2.8D
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/125秒 ISO400 ) 露出補正 なし
ギンボシヒョウモン;クリックすると大きな写真になります 5.ギンボシヒョウモン
7月22日に入笠山に行ったときには、ウラギンヒョウモンばかりでギンボシヒョウモンに会えなかったが、ここではほとんどがギンボシヒョウモンのようだ。

Nikon D300 Tokina 100mm macro F2.8D
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/200秒 ISO400 ) 露出補正 なし
サカハチチョウ夏型;クリックすると大きな写真になります 6.サカハチチョウ夏型
ここ2?3年、この蝶を撮る機会がなかった。春型に比べ夏型は黒がしまって美しいと思う。

Nikon D300 Tokina 100mm macro F2.8D
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/2000秒 ISO400 ) 露出補正 なし
サカハチチョウ夏型裏面;クリックすると大きな写真になります 7.サカハチチョウ夏型裏面
6.と同じ個体である。裏の模様もなかなか味があると思う。イタドリの可憐な花で吸蜜していた。

Nikon D300 Tokina 100mm macro F2.8D
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/1600秒 ISO400 ) 露出補正 なし
;">ミドリヒョウモン;クリックすると大きな写真になります 8.ミドリヒョウモン
表の模様では先ほどのメスグロヒョウモンの♂と区別が難しい。裏面を見ると判別はやさしい。

Nikon D300 Tokina 100mm macro F2.8D
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/125秒 ISO400 ) 露出補正 なし
ジャノメチョウ;クリックすると大きな写真になります 9.ジャノメチョウ
ジャノメチョウの写真は難しい。蝶自体が地味であり、低い草に止まることが多く絵にならない。ルドベキアの花で吸蜜していた。

Nikon D300 Tokina 100mm macro F2.8D
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/640秒 ISO400 ) 露出補正 なし