Atelierで“「京都・奈良私的観光地図」”タグの付いているブログ記事

2007年5月13日

トロッコ列車

クリックすると大きな写真になりますクリックすると大きな写真になります  京都の娘の所に製作したベッドサイド・テーブルを届けるついでに、列車好きの孫とのつきあいもあってトロッコ列車に乗ることになった。娘の住まいに近い四条大宮から京福電鉄に乗った。孫は、運転席の真後ろで、線路を凝視していた。終点の嵐山から一つ手前の駅嵯峨で降りる。5分ほど歩くとJRの嵯峨嵐山に隣り合ってトロッコ嵯峨駅がある。このトロッコ列車は1時間に1本が運転されている。単線でトロッコ亀岡駅までを往復運転しているようだ。ちょうど亀岡行きが出発したところで50分くらい待たねばならない。そのような人が多いのか、駅はSLのミュージアムにもなっており、ホールにはD51はじめ5台のSLが機関車が陳列されていた。このトロッコ列車、人気があるようで、海外からのツアー客などで座席(全て指定)はすぐに売り切れ、立ち席で乗るお客もあったようだ。

続きを読む "トロッコ列車"

2007年4月18日

京都醍醐寺:葉桜ですが。

クリックすると大きな写真になりますクリックすると大きな写真になりますクリックすると大きな写真になりますクリックすると大きな写真になりますクリックすると大きな写真になります




 下の娘が京都で住むようになって、アッシーで京都に行く回数が増えている。荷物運びなどの用事が済めば、京都の名所を訪づれるのを家内が楽しみにしている。今回は、TVなどで桜のきれいな寺としてよく取り上げられる京都伏見にある醍醐寺に行ってみることにした。
 2007年4月15日(日)現在、ソメイヨシノは葉桜になっているが、満開の時には見事にちがいない。この時期は、むしろ鐘楼の傍に植わっているカエデの新緑がまぶしい。今年は新緑と桜がほとんど同じ時期になっているようだ。
 秀吉が花見用に秀吉好みらしい派手さで改築した三宝院とその庭は撮影禁止である。庭ぐらい撮ってもかまわないと思うのだが、監視員があちこちで目を光らしている。金堂の裏にまだ花をつけている大きな桜があり、その先の青空にはジェット雲が白い筋を引いていた。霊宝館の庭には、2本のボタン桜が満開であった。その傍らの花びらが散った芝生に、ムクドリ?が遊んでいた。
 醍醐寺は世界文化遺産になっているようだが、それにしても拝観料が高い。金堂と三宝院、霊宝館を巡ると1500円も取られる。また、駐車料金も2時間近くで700円も取られた。まあ、京都は車で行くところでないかもしれない。

続きを読む "京都醍醐寺:葉桜ですが。"

2007年3月18日

久しぶりの京都:金閣寺など

 二転三転あったが、下の娘が京都で仕事のために一人住まいすることになった。アッシーを頼まれたので久しぶりに京都を訪れた。
 決めた住まいの近くに、新撰組で有名な壬生寺がある。土曜日だが京都の寺としては、参拝客は少ない方だ。新撰組で有名なだけで、緑も少ない。むしろ、新撰組の屯所跡や周りの住宅・和菓子舗なんかの方が趣がある。

 四条大宮の不動産屋での手続きを済ませて昼食を求めに四条烏丸や河原町あたりを車でながしたが、駐車場を探しに時間を費やしただけだった。結局京都市役所前の地下駐車場にようやく車を停めて、三条通商店街の中の「彦左衛門」という古い料亭旅館を改造した和室の焼き肉屋(?)でランチを摂った。そこから、駐車場に戻る間に、あの有名な本能寺がある。ここも、繁華街の中にあるせいか訪れる人もまばらである。むしろ、多くの画廊がある寺町通りの方が面白そうである。いずれゆっくり来たいものだ。

続きを読む "久しぶりの京都:金閣寺など"

2006年10月19日

隠居、初めての狂言鑑賞

 大学時代の夏休みに伊勢志摩の教育キャンプ場でカウンセラーをしていた1?13期の仲間たちが年に一度1泊で集まる。キャンプ場はもう閉鎖になっているが、例年夏休みの最後の土日に幹事担当期の趣向で関西のいろいろな場所で友好を暖めることになっていた。みんな歳をとったので今年から夏の暑い時期はやめて秋に開催することになり、東大寺近くにある某会社の健康保険組合保養所にお世話になった。
 その大広間で狂言なるものを初めて鑑賞することになった。広間に青竹を半分割ったもので仕切り、にわか仕立ての能舞台で大蔵流の狂言師 大蔵基誠もとなりさんと 竹内寛ゆたか)さんが演じてくれた。奈良出身の竹内寛さんがリユニオンメンバーのひとりと学友であることが縁である。この竹内寛さんに狂言のイロハ:能と狂言の相違、能舞台、演技などについてユーモアを交えながらの講義をしてもらった。そのような講義の後に、「寝音曲」という狂言を鑑賞すると初めてながら良く理解でき、大変面白かった。シテ 太郎冠者:大蔵基誠さん、アド 主人:竹内寛さんご両人の発声は朗々として小気味が良い。演技終了後、メンバーの女性に狂言用の衣装を着せるショウまでしてもらった。また、機会があれば本格的な能舞台で鑑賞したいものである。
 2日とも快晴で、うっすらと汗をかきながら久しぶりに東大寺を中心に奈良公園を散策した。南大門から大仏さんまでの東大寺の表参道は修学旅行生や海外観光客らで賑わっていたが、大仏殿の裏は静かで何人かの人たちがキャンバスに向かっていた。保養所のすぐ近くにある依水園はまだ紅葉は早かったが、手入れの行き届いた庭の向こうに、南大門・若草山・春日奥山・御蓋山などの借景が見渡せた。
kingstone01.jpgkingstone02.jpgkingstone03.jpg










京都・奈良私的観光地図に掲載

2006年9月17日

隠居のドライブ:宇治・三室戸寺

 2006年9月15日、朝起きるとなかなか良い天気だ。急に思いついて家内が行きたいと言った宇治平等院近辺に出かけることにした。天候を見てひょいと出かけられるのが隠居のいいところだ。宇治の平等院なんて、多分学生時代に行ったきりかもしれない。カーナビで目的地を設定すると堺の我が家から1時間とちょっとで行けるようだ。名神高速の大山崎JCTから京滋バイパスがつながったためにずいぶん近くなった。平等院近くになると西国第十番札所の三室戸寺への案内が目についた。あじさいの花寺で有名だったのを思い出し寄ってみることにした。花のシーズンではないし平日なので参拝者は少ない。それでも萩の花や最盛期をすぎたハスの花がいくつか残っていた。萩の花にはキチョウが飛んできていたが、なかなか撮るのが難しい。代わりに、シジミの仲間が止まっていたのを撮った。池の錆びた鉄条網にシオヤトンボ♂が止まっていた。ギボウシとおぼしき花にアキアカネとおぼしきトンボが止まっていた。
 せっかく来たので平等院にも入場した。建物よりも植木屋の見事な手入れに見とれていた。秋の空に甍の先の鳳凰が光っていた。
 拝観料は仕方ないとして、駐車料金が高すぎるような気がする。平等院の傍の民間駐車場(しかない)は700円もとる。三室戸寺は500円だ。1日置いておく人もいるのかもしれないが、1時間あまりの駐車では都心の駐車料金並みだ。
Uji01.jpgUji02.jpgUji04.jpgUji06.jpg
Uji07.jpgUji08.jpgUji09.jpg
京都・奈良私的観光地図に掲載