2015年12月16日

隠居の散策:初冬の京都山科、毘沙門堂を訪ねる

京都長岡京に住む娘夫婦のところに、家内からアッシーを頼まれた。これといったイベントはないようなので、前から少し気になっていた京都山科にある毘沙門堂に連れて行ってもらうことにした。ネットなどで、落葉した紅葉が参道を覆っている下のような写真を見ている。紅葉の時期には少し遅いかもしれないが、今年の秋は暖かったので、まだ名残が見られるのではと期待した。

bisyamon02.jpg

京都桜写真館 春花京子より

京都の西南に位置する長岡京から山科へは、国道171号・1号線を辿って、京都市内を横切って行く。京阪山科駅近くの駐車場に車を置いて、歩いて行くことにした。標識には1.3kmとある。歩いて行く地区は、京都市安朱(あんしゅ)という地区である。毘沙門堂ちかくの高級住宅地は、山科区安朱屋敷町といい、なかなか落ち着いた住宅地である。
 毘沙門堂は、予想通りというか写真のような時期は過ぎていた。だが、ドウダンツツジなどの紅葉が残っていて、初冬の風情は、こころを落ち着かせてくれた。

;クリックすると大きな写真になります。 2015/12/13 京都
京阪山科駅近くの標識
毘沙門堂には、ネット情報では駐車場は10台しかない。日曜なので、駅の駐車場に車を置いた。幸い暖かい。
SONY α7Ⅱ+FE 3.5-6.3/24-240mm
92.0mm
絞り優先AE 1/90s f8.0 ISO125
露出補正 0
;クリックすると大きな写真になります。 2015/12/13 京都
山科疎水(琵琶湖疏水)
毘沙門堂に上がる道と交差している。有名な蹴上の疎水まで続いている。
SONY α7Ⅱ+FE 3.5-6.3/24-240mm
63.0mm 合成
絞り優先AE 1/90s f8.0 ISO125
露出補正 -0.7
;クリックすると大きな写真になります。 2015/12/13 京都
毘沙門堂参道
階段の両側に落紅葉の名残がある。
SONY α7Ⅱ+FE 3.5-6.3/24-240mm
63.0mm 合成
絞り優先AE 1/90s f8.0 ISO125
露出補正 -0.7
;クリックすると大きな写真になります。 2015/12/13 京都
毘沙門堂参道
毘沙門堂に上がるには、3つの階段がある。訪問した翌日は、赤穂義士まつりだそうだ。大内蔵之介が山科で討ち入り策を練っていたらしい。
SONY α7Ⅱ+FE 3.5-6.3/24-240mm
31.0mm
絞り優先AE 1/60s f11.0 ISO320
露出補正 0
;クリックすると大きな写真になります。 2015/12/13 京都
毘沙門堂勅使門
後西天皇より拝領した檜皮葺きの総門。余程のことがないかぎり開門されない。
SONY α7Ⅱ+FE 3.5-6.3/24-240mm
67.0mm
絞り優先AE 1/90s f11.0 ISO1600
露出補正 -0.7
;クリックすると大きな写真になります。 2015/12/13 京都
毘沙門堂薬医門
毘沙門堂3つの入り口のひとつ。一番出入りが多い。
SONY α7Ⅱ+FE 3.5-6.3/24-240mm
67.0mm
絞り優先AE 1/90s f11.0 ISO1600
露出補正 -0.7
;クリックすると大きな写真になります。 2015/12/13 京都
毘沙門堂境内の枝垂れ桜
宸殿前に植わっている。花が咲く頃には綺麗だろう。
SONY α7Ⅱ+FE 3.5-6.3/24-240mm
24.0mm
絞り優先AE 1/60s f11.0 ISO800
露出補正 -0.7
;クリックすると大きな写真になります。 2015/12/13 京都
毘沙門堂境内のナンテン
枝垂れ桜の横で真っ赤な実をたわわにつけていた。
SONY α7Ⅱ+FE 3.5-6.3/24-240mm
39.0mm
絞り優先AE 1/60s f11.0 ISO320
露出補正 -0.7
;クリックすると大きな写真になります。 2015/12/13 京都
毘沙門堂宸殿と霊殿の渡り廊下から
ドウダンツツジの紅葉が残っていた。
SONY α7Ⅱ+FE 3.5-6.3/24-240mm
50.0mm
絞り優先AE 1/60s f11.0 ISO800
露出補正 0
DSC07863.JPG 2015/12/13 京都
毘沙門堂晩翠園
江戸初期に造られた回遊式庭園。
SONY α7Ⅱ+FE 3.5-6.3/24-240mm
24.0mm
絞り優先AE 1/60s f11.0 ISO1250
露出補正 0
;クリックすると大きな写真になります。 2015/12/13 京都
毘沙門堂弁財天
秀吉の大政所・高台尼公が大阪城内に祀っていたものを当寺に移したとパンフレットにはある。
SONY α7Ⅱ+FE 3.5-6.3/24-240mm
24.0mm
絞り優先AE 1/60s f11.0 ISO1250
露出補正 0
;クリックすると大きな写真になります。 2015/12/13 京都
毘沙門堂仁王門前の階段
急な56段の石段は、高所に弱い私は恐怖を覚えた。
SONY α7Ⅱ+FE 3.5-6.3/24-240mm
24.0mm
絞り優先AE 1/60s f11.0 ISO2500
露出補正 -0.7


毘沙門堂境内図そうだ京都、行こう) より
bisyamon01.jpg



2015年4月21日

隠居の京都:京都西山 善峯寺


 娘が結婚して長岡京市に住むようになった。家内が訪ねてみるというので、アッシーを務めた。第二京阪道路ー京都縦貫自動車道で行けば、1時間すこしで着く。
 地元の回転すし屋で昼食をした後、娘の連れ合いが、まだ枝垂れ桜が咲いているという善峯寺に連れて行ってくれた。
 山の上にあるお寺に行くには、対向がなかなか難しい細く曲がりくねった道を上っていく。自分の運転では、かなり疲れそうだ。こんな機会でないと行けそうもないところだ。ただ、対向に時間がかかりながらもバスも走っている。日曜日とあって、たくさんの乗客が乗っている。

京都西山 善峯寺の春

;クリックすると大きな写真になります。 駐車場から山上を見る 善峯寺
2015/4/12
建物はこのような傾斜地にある。

Nikon COOLPIX P610
11.6mm (35mm換算:65mm)
プログラムオート 1/200s f4.2 ISO100
露出補正 0
;クリックすると大きな写真になります。 山門 善峯寺
2015/4/12
1716年に立てられたとある。

Nikon COOLPIX P610
11.6mm (35mm換算:65mm)
プログラムオート 1/200s f4.2 ISO100
露出補正 0
;クリックすると大きな写真になります。 枝垂れ桜の向こうに経堂 善峯寺
2015/4/12
1705年建立。現在祈願成就の絵馬奉納所になっている。

Nikon COOLPIX P610
15.2mm (35mm換算:85mm)
絞り優先AE 1/160s f6.3 ISO100
露出補正 +0.7
;クリックすると大きな写真になります。 遊龍の松と桂昌院しだれ桜 善峯寺
2015/4/12
桂昌院は五代将軍綱吉の生母。

Nikon COOLPIX P610
4.3mm (35mm換算:24mm)
絞り優先AE 1/100s f6.0 ISO140
露出補正 0
;クリックすると大きな写真になります。 薬師堂から京都市内・比叡山方面 善峯寺
2015/4/12
京都の東山高台は将軍塚である。

Nikon COOLPIX P610
4.3mm (35mm換算:24mm)
絞り優先AE 1/250s f7.6 ISO100
露出補正 0
;クリックすると大きな写真になります。 釈迦堂あたり 善峯寺
2015/4/12
境内に100本ほどの枝垂れ桜があるという。

Nikon COOLPIX P610
9.9mm (35mm換算:55mm)
絞り優先AE 1/200s f6.3 ISO100
露出補正 0
;クリックすると大きな写真になります。 釈迦堂あたり 善峯寺
2015/4/12
ソメイヨシノはないようだ。

Nikon COOLPIX P610
14.3mm (35mm換算:80mm)
絞り優先AE 1/160s f8.0 ISO280
露出補正 0
;クリックすると大きな写真になります。 手水 善峯寺
2015/4/12
パンフにはお香水とあるから湧き水かもしれない。

Nikon COOLPIX P610
6.3mm (35mm換算:35mm)
絞り優先AE 1/125s f7.6 ISO280
露出補正 0

2015年4月19日

隠居の散策:宇治平等院


 宇治市植物園へ行ったついでに、折角宇治まで来たので、宇治川近くにある神社などをぶらぶらしてみることにした。
   植物園でもらった地図を参考にすると、宇治川を挟んだ朝霧橋近くの右岸にPのマークがあるので、カーナビにセットし、ここに駐めることにした。結果論としては、この駐車場は空いていて場所もいいところにあるのだが、宇治橋近くのコインパーキングに比べると200円ほど高かった。
 朝霧橋に立ってみると、平等院はすぐそこなので、昨年4月に新しくなった鳳凰堂を訪ねてみることにした。朝霧橋を渡ると平等院の庭園入口がすぐにある。拝観料600円なりを払って、鳳凰堂に向かうと色々な国から来られた外国人が大勢いる。欧米系の人達も多い。

春の平等院

;クリックすると大きな写真になります。 朝霧橋から宇治川右岸 宇治川
2015/4/9
この川は水量が多い。

Nikon COOLPIX P610
6.3mm (35mm換算:35mm)
絞り優先AE 1/125s f7.6 ISO100
露出補正 0
150409_003.jpg 鳳凰堂左側面 平等院
2015/4/9
見えている端から鳳凰堂内部に入る。拝観はしなかったが。

Nikon COOLPIX P610
6.3mm (35mm換算:35mm)
絞り優先AE 1/200s f7.6 ISO100
露出補正 0
;クリックすると大きな写真になります。 鳳凰堂正面の外国人団体さん 平等院
2015/4/9
桜の樹の下でガイドさんが説明をしている。

Nikon COOLPIX P610
12.5mm (35mm換算:70mm)
絞り優先AE 1/100s f8.0 ISO180
露出補正 0
;クリックすると大きな写真になります。 鳳凰堂左正面から 平等院
2015/4/9
秋には紅葉がきれいのかもしれない。

Nikon COOLPIX P610
4.3mm (35mm換算:24mm)
絞り優先AE 1/160s f7.6 ISO100
露出補正 -0.3
;クリックすると大きな写真になります。 鐘楼 平等院
2015/4/9
若葉の楓がきれい。

Nikon COOLPIX P610
14.3mm (35mm換算:80mm)
絞り優先AE 1/125s f8.0 ISO280
露出補正 -0.3
;クリックすると大きな写真になります。 不動堂の庭 平等院
2015/4/9
真っ赤な大きな木瓜がさいていた。

Nikon COOLPIX P610
14.3mm (35mm換算:80mm)
絞り優先AE 1/125s f8.0 ISO280
露出補正 -0.3
;クリックすると大きな写真になります。 景勝院の桜 平等院
2015/4/9
種類は分からないが満開だった。

Nikon COOLPIX P610
14.3mm (35mm換算:80mm)
絞り優先AE 1/125s f8.0 ISO280
露出補正 -0.3
;クリックすると大きな写真になります。 レプリカの鳳凰 平等院
2015/4/9
望遠端で撮影。合成。

Nikon COOLPIX P610


  駐車場には、色々な店が軒を連ねる表参道から宇治橋に出て、右岸から帰ってきた。 山門を出たところで求めたソフトクリームには、抹茶の粉がいっぱい振りかけられていて、喉も乾いていたこともあってなかなか美味だった。

2014年7月 1日

隠居の京都:初夏の河合神社・高野川あたり


 娘の引越前日、その用意に家政婦をするという家内を京都下鴨神社近くの住まいまで、アッシーした。堺の自宅に持って帰るものもある。
 細々とした片付けは、私がいても邪魔である。整理がつくまでの間、もうあまり来ることもないであろう高野川の堤を散策することにした。高野川は、出町柳の加茂大橋で賀茂川と合流して鴨川となる。だから、鴨川の上流とも言える。川幅は、鴨川ほど広くはない。
 鴨川岸は賑やかであるが、高野川の西岸(右岸)は、閑静な住宅街である。

初夏の高野川散策
アヒルとカルガモ:交雑種?;クリックすると大きな写真になります。 アヒルとカルガモ:交雑種?
2014/6/22
Fujifilm HS50EXR 
160.5mm 1/210s f/5.6 ISO200
アオサギは、いつも1羽は観察できる;クリックすると大きな写真になります。 アオサギは、いつも1羽は観察できる
2014/6/22
Fujifilm HS50EXR 
106.8mm 1/350s f/5.6 ISO200
トベラ? 堤にはトベラ?が植栽されている
2014/6/22
Fujifilm HS50EXR 
52.8mm 1/450s f/5.6 ISO200
140623_013.jpg 左岸にはワルナスビが一面に咲いている。
2014/6/22
Fujifilm HS50EXR 
42.3mm 1/640s f/5.0 ISO200
カルガモの親子;クリックすると大きな写真になります。 カルガモの親子
2014/6/22
Fujifilm HS50EXR 
66.0mm 1/640s f/5.6 ISO200
キセキレイ;クリックすると大きな写真になります。 キセキレイ
2014/6/22
Fujifilm HS50EXR 
146.0mm 1/800s f/6.4 ISO200


 下鴨神社の南端の鳥居をくぐると左手すぐに河合神社というのがある。下鴨神社の摂社の一つである。女性のための神社らしい。
 一度も覗いたことはなかったので、詣らしてもらった。ここに奉納される絵馬は丸い手鏡の形となった鏡絵馬である。これに、美人祈願を自分の化粧品で書いて奉納するらしい。
 ついでに、神社のうらの糺の森には、ラグビーボールをあしらった石碑がある。明治43年に、三高の生徒が慶應義塾の指導を得て、この地でラグビーボールを蹴ったのが三高(京大)のラグビーの始まりと石碑の裏には書いてある。
 参照:第一蹴の地

河合神社・糺の森
河合神社入り口;クリックすると大きな写真になります。 河合神社入り口
2014/6/23
Fujifilm HS50EXR 
9.4mm 1/220s f/3.6 ISO400
鏡絵馬書き方案内板;クリックすると大きな写真になります。 鏡絵馬書き方案内板
2014/6/23
Fujifilm HS50EXR 
15.5mm 1/950s f/8.0 ISO400
奉納された絵馬の一例;クリックすると大きな写真になります。 奉納された絵馬の一例
2014/6/23
Fujifilm HS50EXR 
29.2mm 1/480s f/4.5 ISO400
河合神社本堂;クリックすると大きな写真になります。 河合神社本堂:奥の方に絵馬奉納所が見える
2014/6/23
Fujifilm HS50EXR 
4.4mm 1/800s f/4.0 ISO400
糺の森看板;クリックすると大きな写真になります。 糺の森看板
2014/6/23
Fujifilm HS50EXR 
9.4mm 1/60s f/3.6 ISO400
石碑:第一蹴の地;クリックすると大きな写真になります。 石碑:第一蹴の地
2014/6/23
Fujifilm HS50EXR 
6.2mm 1/105s f/3.2 ISO400

2014年5月23日

隠居の京都:5月の賀茂川散策


 下鴨神社近くに住まいをしている娘が、遊びで習っていたJazz Piano 教室の発表会で北野天満宮近くの会場で弾くという。プロのベースとドラムスが共演してくれて、一応トリオで演奏するらしい。嫌いではないので、家政婦をするという家内のアッシーも兼ねて、京都を訪れた。まもなくその住まいを引き払うので、かたづけなどいろいろと雑用があるようだ。

 家内がヘルパーをしている間、もう来る機会も減るだろうと思う賀茂川(鴨川の上流)の土堤を散策した。氷ノ山登山の後遺症で腰の調子がもうひとつよくないので、Finepix HS50 だけを首からぶら下げた。

 文句なしの晴天の土曜日ということもあって、多くの人がジョギングや散策をしている。さすが京都ということもあって、外国人の方たちも多い。
 河の浅瀬では、コサギ・アオサギ・カワウが餌探しに余念がなく、花の無くなった西洋カラシナには、カワラヒワが飛来したりしている。

5月の賀茂川風景
賀茂川堤;クリックすると大きな写真になります。 賀茂川:クサギの花が咲いている
2014/5/17
Fuji Finepix HS50
4.4mm(35mm換算25mm)
プログラムオート1/1500s F8.0 ISO400
露出補正 なし
クサギの花;クリックすると大きな写真になります。 クサギの花:賀茂川堤
2014/5/17
Fuji Finepix HS50
8.1mm(35mm換算48mm)
プログラムオート1/1900s F8.0 ISO400
露出補正 なし
ローアングル撮影
ヘラオオバコが咲く賀茂川堤;クリックすると大きな写真になります。 ヘラオオバコが咲く賀茂川堤
2014/5/17
Fuji Finepix HS50
8.1mm(35mm換算46mm)
プログラムオート1/1900s F8.0 ISO400
露出補正 なし
ローアングル撮影
ジョギングする外人女性;クリックすると大きな写真になります。 ジョギングする外人女性
2014/5/17
Fuji Finepix HS50
134.0mm(35mm換算750mm)
プログラムオート1/950s F7.1 ISO400
露出補正 なし
飛び立とうとするカワウ;クリックすると大きな写真になります。 飛び立とうとするカワウ
2014/5/17
Fuji Finepix HS50
106.8mm(35mm換算598mm)
プログラムオート1/800s F6.4 ISO400
露出補正 なし
アオサギ;クリックすると大きな写真になります。 アオサギ
2014/5/17
Fuji Finepix HS50
55.0mm(35mm換算308mm)
プログラムオート1/800s F8.0 ISO400
露出補正 なし
コサギ;クリックすると大きな写真になります。 コサギ
2014/5/17
Fuji Finepix HS50
76.5mm(35mm換算429mm)
プログラムオート1/950s F8.0 ISO400
露出補正 なし
カワラヒワ カワラヒワ
2014/5/17
Fuji Finepix HS50
123.8mm(35mm換算694mm)
プログラムオート1/800s F8.0 ISO400
露出補正 なし
ヘラオオバコにツマグロヒョウモン♂;クリックすると大きな写真になります。 ヘラオオバコにツマグロヒョウモン♂
2014/5/17
Fuji Finepix HS50
88.7mm(35mm換算497mm)
プログラムオート1/900s F6.4 ISO400
露出補正 なし
ヨモギ若葉にツマグロヒョウモン♂;クリックすると大きな写真になります。 ヨモギ若葉にツマグロヒョウモン♂
2014/5/17
Fuji Finepix HS50
115.0mm(35mm換算644mm)
プログラムオート1/1900s F8.0 ISO400
露出補正 なし


 昼食の約束時間近くになったので、車を駐めた下鴨神社に隣接するコイン・パーキングに戻ってくる途中に、変わった名前の表札がかかったお屋敷があった。後で、ネットで調べてみると、表札の【鴨脚慶夫さん】は、下鴨神社社家総代だったそうで、2006年に亡くなられている。鴨脚家は江戸期に公卿を出したこともある下鴨社家中の名家だそうだ。【鴨脚】の名字は「いちょう」と読むらしい。これは、鴨の脚が銀杏の葉に似ていることに因んでいるそうだ。
 発表会に行くために車を駐めた北野天満宮は、修学旅行生がたくさん訪れていた。この神社は、菅原道真公(菅公)を祭った神社の宗祀(総本社)である。本堂から少し離れたところにある絵馬掛所には、たくさんの合格祈願がぶら下がっていた。

S0250056.JPG 鴨脚家の門
2014/5/17
Fuji Finepix HS50
4.4mm(35mm換算25mm)
プログラムオート1/105s F2.8 ISO400
露出補正 なし、合成
北野天満宮絵馬掛所;クリックすると大きな写真になります。 北野天満宮絵馬掛所
2014/5/17
Fuji Finepix HS50
5.9mm(35mm換算34mm)
プログラムオート1/170s F3.2 ISO400
露出補正 なし、合成


2014年5月 6日

晩春、雨の京都府立植物園

 昭和の日、京都で一人住まいする娘のアパートまでのアッシーを頼まれた。連休中といえども、第二京阪道路がつながってからは車で行くのが一番早い。
 娘と家内が、結婚式の衣装合わせに時間を費やしている間の時間つぶしに、京都府立植物園をぶらぶらしてみることにした。ここの植物園は、他府県の住民でも70歳以上の老人は無料である。
 あいにくの雨で、駐車場はガラガラだし、園内の人影はまばらである。傘をさしてまで歩きまわる人は少ない。
 被写体は、花ならいくらでもあるが、残念ながら蝶は飛んでいない。撮った写真のうち、何枚かを記録に残しておこうと思う。

晩春、京都府立植物園の花
イチョウ、雄花;クリックすると大きな写真になります。 イチョウ、雄花の花が一面に散っている:京都府立植物園
2014/4/29
NEX-7+e 18-200mm
32.0mm(35mm換算48mm)
プログラムオート1/30s F8.0 ISO100
露出補正 なし
RAW画像をPhotoShop で現像
桜、鬱金;クリックすると大きな写真になります。 桜、鬱金(ウコン):京都府立植物園
2014/4/29
NEX-7+e 18-200mm
49.0mm(35mm換算73mm)
プログラムオート1/80s F5.6 ISO100
露出補正 なし
RAW画像をPhotoShop で現像
アメリカハナミズキ;クリックすると大きな写真になります。 アメリカハナミズキ:京都府立植物園<br />シロとピンクが並んで植えられていた。
2014/4/29
NEX-7+e 18-200mm
39.0mm(35mm換算58mm)
プログラムオート1/20s F13.0 ISO100
露出補正 なし
RAW画像をPhotoShop で現像
140429_004.jpg ハンカチの木:京都府立植物園
白く見えているのは苞である
2014/4/29
NEX-7+e 18-200mm
41.0mm(35mm換算61mm)
プログラムオート1/20s F13.0 ISO100
露出補正 なし
RAW画像をPhotoShop で現像
ミツマタの花:京都府立植物園;クリックすると大きな写真になります。 ミツマタの花:京都府立植物園
花の文化園では赤かった
2014/4/29
NEX-7+e 18-200mm
80.0mm(35mm換算120mm)
プログラムオート1/125s F6.3 ISO100
露出補正 なし
RAW画像をPhotoShop で現像
コロラドトウヒ:京都府立植物園;クリックすると大きな写真になります。 コロラドトウヒ:京都府立植物園
四季彩の丘にて
2014/4/29
NEX-7+e 18-200mm
68.0mm(35mm換算102mm)
プログラムオート1/125s F5.6 ISO320
露出補正 なし
RAW画像をPhotoShop で現像
ヤエベニシダレ:京都府立植物園;クリックすると大きな写真になります。 ヤエベニシダレ:京都府立植物園
さくら園あたり
2014/4/29
NEX-7+e 18-200mm
84.0mm(35mm換算126mm)
プログラムオート1/160s F6.3 ISO250
露出補正 なし
RAW画像をPhotoShop で現像
140429_009.jpg キクモモ:京都府立植物園
北山門あたり
2014/4/29
NEX-7+e 18-200mm
40.0mm(35mm換算60mm)
プログラムオート1/15s F11.0 ISO200
露出補正 なし
RAW画像をPhotoShop で現像
オオカナメモチ:京都府立植物園;クリックすると大きな写真になります。 オオカナメモチ:京都府立植物園
大芝生公園脇に
2014/4/29
NEX-7+e 18-200mm
72.0mm(35mm換算108mm)
プログラムオート1/125s F5.6 ISO160
露出補正 -0.3
RAW画像をPhotoShop で現像
ハーデンベルギア:京都府立植物園;クリックすると大きな写真になります。 ハーデンベルギア:京都府立植物園
カフェ横のトイレの壁
2014/4/29
NEX-7+e 18-200mm
72.0mm(35mm換算108mm)
プログラムオート1/125s F5.6 ISO160
露出補正 -0.3
RAW画像をPhotoShop で現像

 待ち合わせまでの時間はあまりなかったが、温室に入ってみることにした。ここにも名前が分からない熱帯地方の花がいっぱい咲いている。ちょうどフクシア展が開催されており、様々な種のフクシアが可憐な花を咲かせていた。
 室内の温湿度が高いので、レンズがすぐに曇る。

京都府立植物園、温室の花
赤のフクシア:京都府立植物園;クリックすると大きな写真になります。 赤のフクシア:京都府立植物園
2014/4/29
NEX-7+e 18-200mm
72.0mm(35mm換算108mm)
プログラムオート1/125s F5.6 ISO160
露出補正 -0.3
RAW画像をPhotoShop で現像
>シロと紫のフクシア:京都府立植物園;クリックすると大きな写真になります。 シロと紫のフクシア:京都府立植物園
2014/4/29
NEX-7+e 18-200mm
49.0mm(35mm換算73mm)
プログラムオート1/80s F5.6 ISO250
露出補正 +0.3
RAW画像をPhotoShop で現像
アマゾンユリ;クリックすると大きな写真になります。 アマゾンユリ:京都府立植物園
ローアングルで
2014/4/29
NEX-7+e 18-200mm
35.0mm(35mm換算52mm)
プログラムオート1/60s F8.0 ISO640
露出補正 +0.3
RAW画像をPhotoShop で現像
オサ プルクラ:京都府立植物園;クリックすると大きな写真になります。 オサ プルクラ:京都府立植物園
ローアングルで、日本で初めて開花したとのこと
2014/4/29
NEX-7+e 18-200mm
16.0mm(35mm換算27mm)
プログラムオート1/60s F8.0 ISO160
露出補正 +0.3
RAW画像をPhotoShop で現像
カエンカズラ:京都府立植物園;クリックすると大きな写真になります。 カエンカズラ:京都府立植物園
温室にて
2014/4/29
NEX-7+e 18-200mm
44.0mm(35mm換算66mm)
プログラムオート1/80s F8.0 ISO200
露出補正 +0.3
RAW画像をPhotoShop で現像
ウナツギヒメフヨウ:京都府立植物園;クリックすると大きな写真になります。 ウナツギヒメフヨウ:京都府立植物園
温室にて
2014/4/29
NEX-7+e 18-200mm
44.0mm(35mm換算66mm)
プログラムオート1/80s F8.0 ISO200
露出補正 +0.3
RAW画像をPhotoShop で現像

 帰りに、娘が今度新しく住むというアパートを見に行った。近くには、長岡天満宮があり、今は真っ赤なキリシマツツジが満開である。ここは、小雨模様だというのに、多くの人達が参拝していた。池の畔のモミジは新緑で美しい。秋の紅葉もいいかもしれない。

長岡天満宮
キリシマツツジ:長岡天満宮;クリックすると大きな写真になります。 キリシマツツジ:長岡天満宮
NEX-7+e 18-200mm
44.0mm(35mm換算66mm)
プログラムオート1/80s F8.0 ISO100
露出補正 +0.3
RAW画像をPhotoShop で現像、レタッチ
140429_021.jpg 新緑のモミジ:長岡天満宮
NEX-7+e 18-200mm
21.0mm(35mm換算31mm)
プログラムオート1/60s F3.5 ISO520
露出補正 +0.3
RAW画像をPhotoShop で現像


2014年3月25日

隠居の京都:春分の東山青蓮院


 京都に一人住まいする娘がようやく結婚することになった。お相手のご両親と二条の和食店(角倉了以の屋敷跡)で食事をしたあと、結婚式と披露宴をするという東山の式場を見に行った。
 そこから、青蓮院(しょうれんいん)はすぐ近くだというので、ご両親とお別れしたあと、訪ねてみることにした。 庭園の綺麗な寺らしいが、今までにいったことはない。が、この時期 花はあまり期待できない。
 将軍塚は、この門跡の境内にあるようだから、ずいぶん広い敷地である。寺の入口である長屋門脇には、2本の大きな楠がある。根っこ部分は、苔が覆っていて春の光が射して美しい。
 500円を払って建物に入ると、極彩色の襖絵が眼に飛び込んでくる。木村英輝さんという人の作品らしい。
 どうやらこの日は、京都着物パスポートのイベントとして、京都・東山花灯路をしていたらしく、庭園を着物姿の女性たちが散策していた。拝観料が割引になるなど、いろいろ特典があるらしい。
 花は少なかったが、大きなアセビがあちこちに植栽されており、満開であった。花の部分をアップしてみるとすずらんのようである。
 順路にしたがって裏庭に回ってみると、見事な竹林が空に伸びている。出口ちかくで、淡黄色の花をたくさんつけた木を見つけた。マンサクと思ったが、どうも違う。蝋梅でもないようだ。ネットでサーチしてみたが、ヒットしない。このようなときは、いつも【この花の名は?掲示板】にお世話になる。1時間もしないうちに、日陰のモモの木さんという方が、樒の花だ教えてくれた。ありがとうございます。お寺の庭には多いという。

二条がんこ庭園
コサギ:がんこ二条庭園;クリックすると大きな写真になります。 山縣有明も別荘にしていた:がんこ二条庭園;クリックすると大きな写真になります。 庭の紅梅は満開:がんこ二条庭園;クリックすると大きな写真になります。 十石舟:高瀬川;クリックすると大きな写真になります。
コサギ:がんこ二条庭園
2014/3/22
FUJIFILM Finepix HS50EXR
66.0mm(35mm換算370mm)
プログラムオート 1/160 F5.6 ISO400
山縣有明も別荘にしていた:がんこ二条庭園
2014/3/22
FUJIFILM Finepix HS50EXR
9.4mm(35mm換算53mm)
プログラムオート 1/400 F5.6 ISO200
庭の紅梅は満開:がんこ二条庭園
2014/3/22
FUJIFILM Finepix HS50EXR
9.4mm(35mm換算53mm)
プログラムオート 1/480 F3.6 ISO200
十石舟:高瀬川
2014/3/22
FUJIFILM Finepix HS50EXR
9.4mm(35mm換算53mm)
プログラムオート 1/480 F3.6 ISO200
大楠の根っこ:青蓮院;クリックすると大きな写真になります。 長屋門と大楠;クリックすると大きな写真になります。 140322_031.jpg;クリックすると大きな写真になります。 華頂殿の襖絵:青蓮院;クリックすると大きな写真になります。
大楠の根っこ:青蓮院
2014/3/22
FUJIFILM Finepix HS50EXR
66.0mm(35mm換算370mm)
プログラムオート 1/160 F5.6 ISO400
長屋門と大楠:青蓮院
2014/3/22
FUJIFILM Finepix HS50EXR
4.4mm(35mm換算25mm)
プログラムオート 1/250 F2.8 ISO200
白書院の襖絵:青蓮院
2014/3/22
FUJIFILM Finepix HS50EXR
4.4mm(35mm換算25mm)
プログラムオート 1/15 F2.8 ISO640 フラッシュ使用
華頂殿の襖絵:青蓮院
2014/3/22
FUJIFILM Finepix HS50EXR
8.8mm(35mm換算50mm)
プログラムオート 1/25 F3.6 ISO400
華頂殿前の庭園:青蓮院;クリックすると大きな写真になります。 アセビの花:青蓮院;クリックすると大きな写真になります。 裏庭の竹林:青蓮院;クリックすると大きな写真になります。 樒の花:青蓮院;クリックすると大きな写真になります。
華頂殿前の庭園:青蓮院
2014/3/22
FUJIFILM Finepix HS50EXR
4.6mm(35mm換算28mm)
プログラムオート 1/750 F2.8 ISO200
アセビの花:青蓮院
2014/3/22
FUJIFILM Finepix HS50EXR
28.0mm(35mm換算157mm)
プログラムオート 1/210 F4.5 ISO200
裏庭の竹林:青蓮院
2014/3/22
FUJIFILM Finepix HS50EXR
5.5mm(35mm換算31mm)
プログラムオート 1/200 F3.2 ISO200
樒の花:青蓮院
2014/3/22
FUJIFILM Finepix HS50EXR
5.5mm(35mm換算31mm)
プログラムオート 1/200 F3.2 ISO200


2014年2月14日

隠居の京都:寒のおわり、高野川の野鳥たち


 1月の終わりになって、京都に住む娘がインフルエンザにかかってしまった。一人住まいを気遣って、家内がこちら堺で養生させるという。連れて帰ってきて、一室に隔離した。
 4日間養生すると、仕事ができるまで回復したらしく、帰るから送ってくれという。車なので、カメラを積んでいった。家内が例によって家政婦をしている間に、どんより曇っているが、高野川をまた歩いてみた。

 正月に見た鳥より、種類は少ない感じである。サギはコサギしかいなかったが、採餌活動はあまり活発ではない。
コガモは水面採食のように言われているが、オナガガモのように逆立ち採食をしていた。ヒドリガモは、陸で採食をしていた。
 イソシギが飛んできたが、首をすくめていた。
 双眼鏡を首からぶら下げた人が、対岸にカワセミがいるのを教えてくれた。、留まっているのは枯れ草に引っかかっている青いゴミ袋のそばで、なかなか見つけにくかった。正月にきたときも、同じような場所に留まっていたのだが、どこかに巣があるのかもしれない。

寒の終わりの高野川で見た野鳥たち
ツグミ:下鴨神社;クリックすると大きな写真になります。 コガモ採食:高野川;クリックすると大きな写真になります。140202_002.jpg マガモ つがい:高野川;クリックすると大きな写真になります。
ツグミ:下鴨神社
2014/2/2
NIKON D7000+∑50-500mm/F4.5-6.3
500mm(35mm換算750mm)
シャッター優先オート 1/640 F9.0 ISO100
RAW画像をAdobe で現像
コガモ採食:高野川
2014/2/2
NIKON D7000+∑50-500mm/F4.5-6.3
500mm(35mm換算750mm)
シャッター優先オート 1/640 F6.3 ISO900
RAW画像をAdobe で現像
マガモ つがい:高野川
2014/2/2
NIKON D7000+∑50-500mm/F4.5-6.3
460mm(35mm換算690mm)
シャッター優先オート 1/640 F6.3 ISO1100
RAW画像をAdobe で現像
ヒドリガモ:高野川;クリックすると大きな写真になります。 コサギ:高野川;クリックすると大きな写真になります。 カルガモ:高野川;クリックすると大きな写真になります。
ヒドリガモ:高野川
2014/2/2
NIKON D7000+∑50-500mm/F4.5-6.3
500mm(35mm換算750mm)
シャッター優先オート 1/640 F6.3 ISO500
RAW画像をAdobe で現像
コサギ:高野川
2014/2/2
NIKON D7000+∑50-500mm/F4.5-6.3
500mm(35mm換算750mm)
シャッター優先オート 1/640 F6.3 ISO400
RAW画像をAdobe で現像
カルガモ:高野川
2014/2/2
NIKON D7000+∑50-500mm/F4.5-6.3
500mm(35mm換算750mm)
シャッター優先オート 1/800 F6.3 ISO900
RAW画像をAdobe で現像
イソシギ:高野川;クリックすると大きな写真になります。 セグロセキレイ:高野川;クリックすると大きな写真になります。 カワセミ:高野川;クリックすると大きな写真になります。
イソシギ:高野川
2014/2/2
NIKON D7000+∑50-500mm/F4.5-6.3
500mm(35mm換算750mm)
シャッター優先オート 1/800 F6.3 ISO450
RAW画像をAdobe で現像
セグロセキレイ:高野川
2014/2/2
NIKON D7000+∑50-500mm/F4.5-6.3
500mm(35mm換算750mm)
シャッター優先オート 1/800 F6.3 ISO200
RAW画像をAdobe で現像
カワセミ:高野川
2014/2/2
NIKON D7000+∑50-500mm/F4.5-6.3
500mm(35mm換算750mm)
シャッター優先オート 1/800 F6.3 ISO450
RAW画像をAdobe で現像


 帰り際に、いつもは横道から入る下鴨神社を表参道から歩いてみた。表参道の横にある糺の森の中に流れる泉川はなかなか風情があるが、さすがこの時期は寒々としていた。
 何やかやと行事の多い、この神社も節分前もあって、参拝者は少ない。南口鳥居のそばに古びた手水舎で、女性がひとり手水を使っていた。

糺の森:下鴨神社;クリックすると大きな写真になります。 表参道:下鴨神社;クリックすると大きな写真になります。 手水舎:下鴨神社;クリックすると大きな写真になります。
糺の森:下鴨神社
2014/2/2
SONY NEX-7 +SEL18200LE 18-200mm/F3.5-6.3
18mm(35mm換算27mm)
プログラムオート 1/80s F4.5 ISO100
RAW撮影 Adobe で現像
表参道:下鴨神社
2014/2/2
SONY NEX-7 +SEL18200LE 18-200mm/F3.5-6.3
62mm(35mm換算93mm)
プログラムオート 1/100s F5.6 ISO200
RAW撮影 Adobe で現像
手水舎:下鴨神社
2014/2/2
SONY NEX-7 +SEL18200LE 18-200mm/F3.5-6.3
46mm(35mm換算69mm)
プログラムオート 1/50s F5.0 ISO1600
RAW撮影 Adobe で現像


2014年1月 7日

2014年正月:京都高野川の鳥たち

 
 正月で帰省していた下鴨神社近くに住む娘を送りがてら、1月3日京都に出かけた。堺を出たのは10時過ぎだったが、京都市内を北に上る川端通が少々渋滞したぐらいで、後はスムーズだった。が、昼食をとろうとしたレストランは予約で満員で、結局娘の家の近くのラーメン屋にした。これも、30分ほど待たされた。

 下鴨神社への初詣の人たちが長い列を作っていた。この神社本堂の拝殿前には、生まれ年の干支ごとのお社があって、これに詣る人たちが個別に列を作っている。また、楼門の外には、相生社と呼ばれる縁結びの神が祀られる社があって、これにも多くの若者が列を作っていた。年中いろいろな行事も行われるし、商売上手な(?)神社という印象がある。

 家内が娘の部屋の家政婦をしている間、神社の喧騒から抜けだして、水鳥を求めて高野川を歩いてみることにした。神社の糺の森横の出口を出ると閑静な住宅街である。この住宅街を抜けると、高野川にかかる御蔭橋にでる。この橋のたもとの階段を降りると土堤にでる。川の中には、向こう岸に渡る飛び石が設置されている。

京都正月風景:下鴨神社あたり
下鴨神社楼門前;クリックすると大きな写真になります。 鴨神社近くのお屋敷 飛び石を渡る親子;クリックすると大きな写真になります。 高野橋あたりから比叡山を望む;クリックすると大きな写真になります。
下鴨神社楼門前
2014/1/3
SONY NEX-7
+SEL18200LE 18-200mm/F3.5-6.3
25mm(35mm換算37mm)
プログラムオート 1/125s F5.6 ISO100
RAW撮影 Adobe で現像
下鴨神社近くのお屋敷
しめ縄飾りが古式豊かである
2014/1/3
SONY NEX-7
+SEL18200LE 18-200mm/F3.5-6.3
22mm(35mm換算33mm)
プログラムオート 1/250s F8.0 ISO100
RAW撮影 Adobe で現像
飛び石を渡る親子
御蔭橋近くの飛び石
2014/1/3
NIKON D7000+∑50-500mm/F4.5-6.3
500mm(35mm換算750mm)
シャッター優先オート 1/1000s F6.3 ISO360
RAW画像をAdobe で現像
高野橋あたりから比叡山を望む
2014/1/3
2014/1/3
SONY NEX-7
+SEL18200LE 18-200mm/F3.5-6.3
50mm(35mm換算75mm)
プログラムオート 1/160s F8.0 ISO100
RAW撮影 Adobe で現像


 高野川の右岸土堤を比叡山を見ながら上がるといろいろな水鳥が、川の流れの中で行動している。この川に来ると、いつもコサギ・ダイサギ・アオサギに会える。
 それに、今回はマガモ・ヒドリガモ・コガモ・カルガモといったカモ類も動き回っている。
 20m以上も離れた対岸の茂みを背景に水面すれすれに青い鳥が飛んだ。カワセミだ。高野川では、はじめてのお目見えである。茂みの中の背の低い灌木に留まり水面を眺めていたが、川に飛び込み小魚をゲットした。かろうじて写っている姿を思い切りトリミングしてみた。ピントが甘いが、記録としては残して置けるだろう。
 ようやく相手が見つかった娘は、来年の正月は住むところが変わっているだろう。高野川にも来る機会もなくなるかもしれない。

高野川の鳥たち
コサギ:高野川;クリックすると大きな写真になります。 コサギとマガモ:高野川;クリックすると大きな写真になります。 小魚をくわえたカワセミ:高野川;クリックすると大きな写真になります。 ダイサギとマガモ:高野川;クリックすると大きな写真になります。
コサギ:高野川
2014/1/3
NIKON D7000+∑50-500mm/F4.5-6.3
340mm(35mm換算510mm)
シャッター優先オート 1/1000s F6.3 ISO250
RAW画像をAdobe で現像
コサギとマガモ:高野川
2014/1/3
NIKON D7000+∑50-500mm/F4.5-6.3
340mm(35mm換算510mm)
シャッター優先オート 1/1000s F6.3 ISO160
RAW画像をAdobe で現像
小魚をくわえたカワセミ:高野川
2014/1/3
NIKON D7000+∑50-500mm/F4.5-6.3
500mm(35mm換算750mm)
シャッター優先オート 1/1000s F6.3 ISO900
RAW画像をAdobe で現像
ダイサギとマガモ:高野川
2014/1/3
NIKON D7000+∑50-500mm/F4.5-6.3
380mm(35mm換算570mm)
シャッター優先オート 1/1000s F6.3 ISO200
RAW画像をAdobe で現像
小魚をくわえたダイサギ:高野川;クリックすると大きな写真になります。 カワウ:高野川;クリックすると大きな写真になります。 アオサギ:高野川;クリックすると大きな写真になります。 コガモ:高野川;クリックすると大きな写真になります。
小魚をくわえたダイサギ:高野川
2014/1/3
NIKON D7000+∑50-500mm/F4.5-6.3
290mm(35mm換算435mm)
シャッター優先オート 1/1000s F6.3 ISO1100
RAW画像をAdobe で現像
カワウ:高野川
2014/1/3
NIKON D7000+∑50-500mm/F4.5-6.3
290mm(35mm換算435mm)
シャッター優先オート 1/1000s F6.3 ISO1100
RAW画像をAdobe で現像
アオサギ:高野川
2014/1/3
NIKON D7000+∑50-500mm/F4.5-6.3
500mm(35mm換算750mm)
シャッター優先オート 1/1000s F6.3 ISO360
RAW画像をAdobe で現像
コガモ:高野川
何故かメスは1羽だけ
2014/1/3
NIKON D7000+∑50-500mm/F4.5-6.3
500mm(35mm換算750mm)
シャッター優先オート 1/1000s F6.3 ISO400
RAW画像をAdobe で現像
カルガモ:高野川;クリックすると大きな写真になります。 マガモ♂:高野川;クリックすると大きな写真になります。 コイとヒドリガモ:高野川;クリックすると大きな写真になります。 ダイサギ:高野川;クリックすると大きな写真になります。
カルガモ:高野川
2014/1/3
NIKON D7000+∑50-500mm/F4.5-6.3
340mm(35mm換算510mm)
シャッター優先オート 1/1000s F6.3 ISO1600
RAW画像をAdobe で現像
マガモ♂:高野川
2014/1/3
NIKON D7000+∑50-500mm/F4.5-6.3
340mm(35mm換算510mm)
シャッター優先オート 1/1000s F6.3 ISO1800
RAW画像をAdobe で現像
コイとヒドリガモ:高野川
2014/1/3
NIKON D7000+∑50-500mm/F4.5-6.3
116mm(35mm換算174mm)
シャッター優先オート 1/1000s F5.3 ISO1100
RAW画像をAdobe で現像
ダイサギ:高野川
2014/1/3
NIKON D7000+∑50-500mm/F4.5-6.3
460mm(35mm換算680mm)
シャッター優先オート 1/1000s F6.3 ISO500
RAW画像をAdobe で現像


 

2013年12月 1日

隠居の京都散策:晩秋の左京区 (2) 哲学の道・永観堂


 昼食をどうするかの予定もなしに歩いたので、スマホでサーチして探し当てたが、実際の店の前に立つともうひとつであった。その店の先を見ると、11時過ぎだというのに、行列ができている店がある。行ってみるとうどん屋で、家内が雑誌か何かに紹介されていた「おめん」という店だという。京都の11月休日は、どこに行っても混雑しているので、行列に加わることにした。
 その店は、銀閣寺の近くであったが、銀閣寺はパスして、花の時期にしか行ったことのない永観堂に向かうことにした。大混雑は覚悟のうえである。歩くのは桜の時期にも大勢の人と歩いた哲学の道である。この小川の堤は桜が植わっていて、春には桜のトンネルとなるが、今の時期はところどころにカエデの紅葉と山茶花が咲いている。

 永観堂は予想通り敬遠したくなるほど人人であった。それでも拝観券(¥1000)を求める人人の列に加わった。もみじの紅葉は真っ盛りである。人にも酔ったが、しばらくは赤い色が頭から抜けなかった。

温かつけ麺;クリックすると大きな写真になります。 温かつけ麺:食事処 おかめ
温かいだしつゆに、きんぴらごぼうや大根・生姜・ほうれん草などの薬味、ごまを入れてゆでたうどんをつけて食べる。野菜と海老の天ぷらは、塩をつけて食べる。

SONY NEX-7+SEL18200LE 18-200mm/F3.5-6.3
18mm(35mm換算:27mm)
プログラムオート 1/25s f/3.5 ISO1600
RAW画像をPhotoshop で現像
山茶花とカエデ:哲学の道;クリックすると大きな写真になります。 山茶花とカエデ:哲学の道
今の時期はところどころにカエデの紅葉と山茶花が咲いている。桜の紅葉は、もうひとつであった。

SONY NEX-7+SEL18200LE 18-200mm/F3.5-6.3
43mm(35mm換算:64mm)
プログラムオート 1/200s f/8.0 ISO100
RAW画像をPhotoshop で現像
マガモ♂:哲学の道;クリックすると大きな写真になります。 マガモ♂:哲学の道
幅5mほどの小川に、マガモの番が来ていた。マガモは、人が多いところでも平気なようである。

SONY NEX-7+SEL18200LE 18-200mm/F3.5-6.3
165mm(35mm換算:247mm)
プログラムオート 1/200s f/6.3 ISO1600
RAW画像をPhotoshop で現像
スケッチをする人;クリックすると大きな写真になります。 スケッチをする人:哲学の道
一人スケッチをする人がいた。沢山の人が覗いていくので、余程自信がある人だろう。

SONY NEX-7+SEL18200LE 18-200mm/F3.5-6.3
60mm(35mm換算:90mm)
プログラムオート 1/100s f/5.6 ISO125
RAW画像をPhotoshop で現像
釈迦堂で紅葉を楽しむ人人;クリックすると大きな写真になります。 釈迦堂で紅葉を楽しむ人人:永観堂
大玄関で靴を脱ぎ、くれるビニール袋に入れて持って順路にしたがって歩く。これだけの人だから、拝観料収入はすごいだろうと余計な計算をしたくなる。

SONY NEX-7+SEL18200LE 18-200mm/F3.5-6.3
38mm(35mm換算:57mm)
プログラムオート 1/125s f/6.3 ISO100
RAW画像をPhotoshop で現像
阿弥陀堂あたりから;クリックすると大きな写真になります。 阿弥陀堂あたりから:永観堂
順路にしたがって、ぞろぞろと歩くといたるところにこのような光景になる。

SONY NEX-7+SEL18200LE 18-200mm/F3.5-6.3
19mm(35mm換算:28mm)
プログラムオート 1/125s f/5.6 ISO100
RAW画像をPhotoshop で現像
阿弥陀堂あたりから;クリックすると大きな写真になります。 阿弥陀堂あたりから:永観堂
順路は、階段を上がったり下りたりするので紅葉は立体的になる。

SONY NEX-7+SEL18200LE 18-200mm/F3.5-6.3
60mm(38mm換算:57mm)
プログラムオート 1/80s f/5.0 ISO100
RAW画像をPhotoshop で現像
鐘楼そばの紅葉;クリックすると大きな写真になります。 鐘楼そばの紅葉:永観堂
鐘楼の奥は墓地になっているようである。

SONY NEX-7+SEL18200LE 18-200mm/F3.5-6.3
55mm(35mm換算:82mm)
プログラムオート 1/100s f/5.6 ISO400
RAW画像をPhotoshop で現像
真っ赤なもみじ;クリックすると大きな写真になります。 真っ赤なもみじ:永観堂
鐘楼のそばの紅葉は、見事に真っ赤に染まっていた。

SONY NEX-7+SEL18200LE 18-200mm/F3.5-6.3
74mm(35mm換算:111mm)
プログラムオート 1/200s f/8.0 ISO100
RAW画像をPhotoshop で現像
放生池:永観堂;クリックすると大きな写真になります。 放生池:永観堂
建物から出てきて、庭園の池に回ってみると、ここも紅葉が池に生えていた。池中の岩には、マガモが遊んでいた。

SONY NEX-7+SEL18200LE 18-200mm/F3.5-6.3
61mm(35mm換算:91mm)
プログラムオート 1/125s f/6.3.6 ISO100
RAW画像をPhotoshop で現像
放生池:永観堂;クリックすると大きな写真になります。 放生池:永観堂
糸もみじも真紅の紅葉に。

SONY NEX-7+SEL18200LE 18-200mm/F3.5-6.3
18mm(35mm換算:27mm)
プログラムオート 1/100s f/5.0 ISO100
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2013年11月29日

隠居の京都散策:晩秋の左京区(1) 吉田神社・真如堂


 京都に住む娘に荷物を届けるのを口実に、紅葉を見に行かないかと家内からお誘いがかかった。この時期の日曜日、京都は壮烈な人出が予想される。車で動きまわらないならという条件で、お付き合いをすることにした。
   娘が住む近くの出町柳の市営駐車場に車を駐めたのは、9時頃だった。堺から、近畿自動車道⇒第二京阪道路⇒阪神高速京都線はずっと高速道路なので、渋滞がなければ(渋滞にあったことはほとんどない)電車で行くより、はるかに早い。9時前だったので、阪神高速京都線鴨川西ICを下りてつながる河原町通は、スムースに流れていた。

出町柳デルタから、目的地の紅葉の穴場と思われる真如堂へ、天気もいいので歩くことにした。娘のスマホがナビする道は、京大吉田学舎の正門前から吉田神社へと続く。京大は、この時期学園祭の真っ最中である。日曜日にもかかわらず多くの学生で賑わっている。

出町柳デルタにある飛び石;クリックすると大きな写真になります。 出町柳デルタにある飛び石
川床に置いてある石伝いに鴨川を渡ることができる。さすがに、台風18号のときには見えなくなってゴミが引っかかったらしいが、今はきれいになっている。

SONY NEX-7+SEL18200LE 18-200mm/F3.5-6.3
28mm(35mm換算:42mm)
プログラムオート 1/160s f/6.3 ISO100
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京大吉田学舎付近のイチョウ;クリックすると大きな写真になります。 京大吉田学舎付近のイチョウ
イチョウが真っ黄色に色づいていた。

SONY NEX-7+SEL18200LE 18-200mm/F3.5-6.3
155mm(35mm換算:232mm)
プログラムオート 1/320s f/6.3 ISO100
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京大吉田学舎正門;クリックすると大きな写真になります。 京大吉田学舎正門
学園祭の最中であった。哲学研究会って、活動は何をしているんだろう。

SONY NEX-7+SEL18200LE 18-200mm/F3.5-6.3
18mm(35mm換算:27mm)
プログラムオート 1/200s f/7.1 ISO100
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吉田神社松宮社;クリックすると大きな写真になります。 吉田神社松宮社
桜だろうか、赤く色づいていた。今年は、桜の葉が散らずに長く残っているように思われる。

SONY NEX-7+SEL18200LE 18-200mm/F3.5-6.3
42mm(35mm換算:63mm)
プログラムオート 1/80s f/5.0 ISO800
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吉田神社社務所前付近;クリックすると大きな写真になります。 吉田神社社務所前付近
カエデの赤がきれい。結婚式が行われるようで、巫女さんがバタバタと走り回られていた。この神社は節分祭で有名だということだ。

SONY NEX-7+SEL18200LE 18-200mm/F3.5-6.3
41mm(35mm換算:61mm)
プログラムオート 1/80s f/5.0 ISO160
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吉田山から真如堂の遠景;クリックすると大きな写真になります。 吉田山から真如堂の遠景
吉田神社の小高い丘を超えると、真如堂への下りの石段がある。真如堂の三重塔が見える。このあたりから人出が多くなる。

SONY NEX-7+SEL18200LE 18-200mm/F3.5-6.3
40mm(35mm換算:60mm)
プログラムオート 1/250s f/7.1 ISO100
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吉田山荘の土塀;クリックすると大きな写真になります。 吉田山荘の土塀
先ほどの石段を降りた左手に吉田山荘という料理旅館がある。結婚披露宴が多いのかもしれない。ここの土塀越しにカエデが赤く色づいている。

SONY NEX-7+SEL18200LE 18-200mm/F3.5-6.3
21mm(35mm換算:31mm)
プログラムオート 1/250s f/5.6 ISO100
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真如堂山門;クリックすると大きな写真になります。 真如堂山門
真如堂の山門に着いたのは10時前だったが、多くの人たちが訪れていた。

SONY NEX-7+SEL18200LE 18-200mm/F3.5-6.3
49mm(35mm換算:73mm)
プログラムオート 1/160s f/5.6 ISO100
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花の木(ハナカエデ);クリックすると大きな写真になります。 花の木(ハナカエデ):真如堂
山門をくぐると右手に三重塔があり、参道を挟んで、この赤く染まった木がある。根元に立てられている標識には「花の木」とある。別名ハナカエデである。

SONY NEX-7+SEL18200LE 18-200mm/F3.5-6.3
49mm(35mm換算:73mm)
プログラムオート 1/160s f/5.6 ISO100
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三重塔:真如堂;クリックすると大きな写真になります。 三重塔:真如堂
真如堂は正式には、真正極楽寺(しんしょうごくらくじ)ということだ。宗派は、天台宗山門派ということだ。

SONY NEX-7+SEL18200LE 18-200mm/F3.5-6.3
18mm(35mm換算:27mm)
プログラムオート 1/250s f/6.3 ISO100
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本堂横:真如堂;クリックすると大きな写真になります。 本堂横:真如堂
本堂横のカエデ。白壁との対照が美しい。

SONY NEX-7+SEL18200LE 18-200mm/F3.5-6.3
18mm(35mm換算:27mm)
プログラムオート 1/80s f/4.0 ISO100
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本堂裏:真如堂;クリックすると大きな写真になります。 本堂裏:真如堂
本堂の周りには、沢山のカエデが植えられている。

SONY NEX-7+SEL18200LE 18-200mm/F3.5-6.3
48mm(35mm換算:72mm)
プログラムオート 1/100s f/5.6 ISO100
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本堂裏:真如堂;クリックすると大きな写真になります。 本堂裏:真如堂
まだ緑の葉のカエデもある。

SONY NEX-7+SEL18200LE 18-200mm/F3.5-6.3
48mm(35mm換算:72mm)
プログラムオート 1/125s f/5.6 ISO100
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開山堂付近:真如堂;クリックすると大きな写真になります。 開山堂付近:真如堂
真如堂は、本堂を拝観するのは有料であるが、境内は無料である。

SONY NEX-7+SEL18200LE 18-200mm/F3.5-6.3
48mm(35mm換算:72mm)
プログラムオート 1/100s f/5.6 ISO100
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本堂裏:真如堂;クリックすると大きな写真になります。 本堂裏:真如堂
紅葉は、本堂の前から始まって、12月初旬、本堂裏の散り紅葉をもって終わるそうだ。

SONY NEX-7+SEL18200LE 18-200mm/F3.5-6.3
48mm(35mm換算:72mm)
プログラムオート 1/100s f/5.6 ISO100
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本堂横:真如堂;クリックすると大きな写真になります。 本堂横:真如堂
勤労感謝の日が最も人出が多いようだが、盛りは年によって異なるようだ。

SONY NEX-7+SEL18200LE 18-200mm/F3.5-6.3
50mm(35mm換算:75mm)
プログラムオート 1/50s f/6.3 ISO125
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本堂前:真如堂;クリックすると大きな写真になります。 本堂前:真如堂
真っ赤に染まっている。

SONY NEX-7+SEL18200LE 18-200mm/F3.5-6.3
51mm(35mm換算:76mm)
プログラムオート 1/80s f/5.6 ISO400
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本堂前:真如堂;クリックすると大きな写真になります。 本堂前:真如堂
本堂の周りをぐるっと回っても、どこにでもカエデが紅葉している。

SONY NEX-7+SEL18200LE 18-200mm/F3.5-6.3
51mm(35mm換算:76mm)
プログラムオート 1/80s f/5.6 ISO400
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2013年11月15日

隠居の京都散策:御所・新島旧邸・同志社大学


 50年くらい前の学生時代に教育キャンプのカウンセラーをしていたOB会が、毎年開催される。幹事は、卒業年次別で順繰りに担当する。今年は、我々より2期上の先輩たちが企画してくれた。その中に、同志社大学卒業の人が二人おり、NHK大河ドラマ「八重の桜」も影響してか、京都御所旧新島襄邸同志社大学を見学することを計画してくれた。
 京都御所の見学(参観)は、事前に氏名・年齢・住所・性別・職業・国籍を示して、許可を得なければならないようで、各期に参観希望の有無と希望の場合に提出する項目が求められた。ネットで調べてみると、申し込みはオンラインで行うようだ。

 御所参観の入り口は、清所門にある。予定時間前になるとこの門の前に並ばされる。門をくぐると50人くらい座れると思われる参観者休所というところで参観前のビデオを混じえた説明がある。参観コースには、30分コースと1時間コースがある。15分ほど説明があって、1時間コースに出かける。ガイドをしてくれるのは、休所で説明してくれた係員である。まあ、宮内庁の人ではないだろう。
 純和風の御内庭には、一株だけすすきが植わっていた。スマホのコンパスで見るとこのすすきの東向こうの空はぽっかりと開いており、中秋の名月はきっとそこに出るのだろう。
 所内の撮影は、すべてOKである。それを知らなかったので、昔のコンデジとスマホしか持ってない。イチデジを持ってこなかったのが悔やまれる。

京都御所参観
宜秋門を説明するガイドさん;クリックすると大きな写真になります。 紫宸殿;クリックすると大きな写真になります。 御内庭のすすき;クリックすると大きな写真になります。 御三間の襖絵;クリックすると大きな写真になります。
宜秋門を説明するガイドさん
2013/11/8
Canon IXY 900
紫宸殿
2013/11/8
Canon IXY 900
御内庭のすすき
2013/11/8
SO-04E
御三間の襖絵
2013/11/8
Canon IXY 900


 新島旧邸は、京都御苑の東南部分の寺町通りすぐにある。御所からは、御苑内の砂利道を結構な距離を歩くことになる。ここには、結婚式によく使われるという新島会館が隣接しており、食事はそこでした。食事は一人前4000円もする豪華な松花堂弁当であったが、アルコール抜きの昼食はもうひとつであった。
 邸は明治11年に完成したようであるが、それにしてはいろいろな什器がその当時としては、モダンであったようだ。
 NHK大河ドラマ「八重の桜」のおかげで、参観者が急激に増加し、どうやら人数制限をしており、床が抜けるからと2階には上がらせてもらえなかった。

新島旧邸参観
新島旧邸への門 新島旧邸の外観;クリックすると大きな写真になります。 新島旧邸の玄関;クリックすると大きな写真になります。 付属屋の下切通シ側の白壁;クリックすると大きな写真になります。
新島旧邸への門(現在は出口として使われている)
2013/11/8
Canon IXY 900
新島旧邸の外観
2013/11/8
Canon IXY 900
新島旧邸の玄関
2013/11/8
Canon IXY 900
付属屋の下切通シ側の白壁
2013/11/8
Canon IXY 900


 新島旧邸を後にして、京都御苑の北部に位置する同志社大学を目指す。今度は、御苑の東側寺町通に沿った御苑の壁際の歩道を上がる。隣にある同志社女子大学の門から、通じる道を辿ると、大学正門に、学生ツアーガイドさん3人が迎えてくれた。院生のガイドさんは、同志社出身のキャンプOBを、その他は2班に別れて、現役の女子大生にガイドしてもらうことになった。
 古い大学だけあって、構内には歴史ある建物が、レンガつくりでデザインで統一されている。そんな中で、昨年できたというラーニング・コモンズという建物は、自ら勉強しようとする学生さんに学習をIT技術をふんだんに取り入れてヘルプする場所となっている。地下には、きれいな学食がある。近頃の学生さんは学生生活の環境に恵まれている。授業料も結構高いんだろうが。

同志社大学参観
正門で迎えてくれた学生ツアーガイド;クリックすると大きな写真になります。 有終館前で説明してくれる学生ツアーガイド;クリックすると大きな写真になります。 クラーク記念館;クリックすると大きな写真になります。 ステンドグラス:チャペル;クリックすると大きな写真になります。
正門で迎えてくれた学生ツアーガイド
2013/11/8
Canon IXY 900
有終館前で説明してくれる学生ツアーガイド
2013/11/8
Canon IXY 900
クラーク記念館
2013/11/8
Canon IXY 900
ステンドグラス:チャペル
2013/11/8
Canon IXY 900
   

2013年10月19日

隠居の旅:鉄ちゃんの孫に付き合う、北近畿タンゴ鉄道


 毎日新聞の記者が北近畿タンゴ鉄道を乗車した紀行記を掲載したことをきっかけに、家内が6年生の鉄ちゃんの孫に、一度乗せてやると約束してしまっていた。
 この第三セクターの鉄道会社は、日本で一番赤字が大きいらしい。そのため利用促進策として、列車デザイナーとして有名な水戸岡鋭治さんに依頼して、観光用の車両を造った。たった2両の「あかまつ」「あおまつ」という車両である。これが人気になって、夏休み中は予約(指定車両には予約が必要)でいっぱいになった。いろいろな都合でのびのびとなり、ようやく10月の連休に、予約がとれた。

 列車に乗り、天の橋立で少し観光をするだけなら、日帰りのコースで行ける。コースは、新大阪=特急こうのとり(自由席)⇒山陰本線豊岡⇒北近畿タンゴ鉄道=指定車あかまつ⇒天の橋立(観光)⇒宮津⇒福知山=特急こうのとり(自由席)⇒大阪 という予定を立てた。
 北近畿タンゴ鉄道の【あかまつ】の予約は、近くのショッピングタウンにある JTB でとったが、そんな予約は慣れていないらしく時間がかかった。料金は、大人・子供関係なしに一人300円である。それに、 JTB で予約すると手数料として、525円取られる。

 3連休の最後の日10月14日、始発の新大阪から特急こうのとりに乗る。始発のせいか、自由席でも空いていたが、大阪駅では満員になった。が、指定席を覗くとガラガラであった。
 孫は、駅弁を買ったり、新大阪駅に発着する列車に夢中でコンデジを向けていた。列車の名前は、すべてわかっていて教えてくれる。
 特急こうのとりは、新大阪=城崎を走っている。山陰本線には随分長い間乗っていない。城崎まで電化されているとは知らなかった。

 北近畿タンゴ鉄道宮津線の始発駅豊岡は、極めて質素な駅である。ここに、お目当ての「あかまつ」と「あおまつ」が連結して停まっている。「あかまつ」が定数制限の指定車で、「あおまつ」は自由席である。車内は、鉄ちゃんとおぼしき男の子を含むファミリーで満席である。鉄道マニアらしき人に話を聞くと今日10月14日は、新橋から横浜を結んだ路線が開業したことにちなんで鉄道記念日ということである。この鉄道記念日の前後にわたってかなりの割引となる記念切符が発売されているという。今日はそれを使って、普通車でやって来たらしい。我々は降車自由の一日乗り放題券を求めた。
 列車は、いくつかのトンネルやカーブが多い線路を結構なスピードで走っていく。「あかまつ」号は、各駅停車である。

北近畿タンゴ鉄道路線地図 map-131014.JPG


 三連休最後の快晴とあって、天の橋立はいっぱいの人である。中洲の松林をあるく時間的余裕はないので、駅から5分ほどで乗れるケーブルカーで「天の橋立ビュウランド」というところに登った。10年以上も前に車で来た時には、中洲の松林を歩いて対岸のロープウエイで見晴台まで登ったが、南側からの眺めもなかなかであった。帰りは、ケーブルカーに並行しているリフトで降りた。

 天の橋立駅から一駅となりの宮津まで普通列車に乗り、宮津で福知山行き特急「たんごリレー号」に乗車する。この特急は、2両編成で一両は指定席である。自由席は超満員である。福知山までの約40分は、つり革もない列車で立ちん坊であった。
 福知山では、「特急こうのとり」と接続しており、こちらは比較的空いていた。すっかり日が暮れた大阪駅で、孫が食べたいというラーメン屋「一風堂」を孫の先導とスマホナビで探し当て、待ち行列に加わった。家族と何回か来ているらしい。豚骨スープのラーメンと少し小さめの餃子でのビールは腹にしみた。

特急こうのとり:豊岡駅;クリックすると大きな写真になります。 あおまつ車両:豊岡駅にて;クリックすると大きな写真になります。 あかまつ車両:豊岡駅にて;クリックすると大きな写真になります。 あかまつ車両車内;クリックすると大きな写真になります。
特急こうのとり:豊岡駅にて
2013/10/14
SONY NEX-7+SEL18200LE 18-200mm/F3.5-6.3
55mm(35mm換算82mm)
絞り優先オート 1/60s F8.0 ISO160 露出補正 0
あおまつ車両:豊岡駅にて
2013/10/14
SONY NEX-7+SEL18200LE 18-200mm/F3.5-6.3
18mm(35mm換算27mm)
絞り優先オート 1/100s F8.0 ISO200 露出補正 0
あかまつ車両:豊岡駅にて
2013/10/14
SONY NEX-7+SEL18200LE 18-200mm/F3.5-6.3
20mm(35mm換算30mm)
絞り優先オート 1/100s F8.0 ISO100 露出補正 +0.7
あかまつ車両車内
2013/10/14
SONY NEX-7+SEL18200LE 18-200mm/F3.5-6.3
18mm(35mm換算27mm)
絞り優先オート 1/60s F8.0 ISO200 露出補正 +0.7
あかまつ車両車内;クリックすると大きな写真になります。 車内掲示の路線図;クリックすると大きな写真になります。 路線は単線である;クリックすると大きな写真になります。 快晴の天の橋立;クリックすると大きな写真になります。
あかまつ車両車内
2013/10/14
SONY NEX-7+SEL18200LE 18-200mm/F3.5-6.3
29mm(35mm換算43mm)
絞り優先オート 1/60s F8.0 ISO320 露出補正 +0.7
車内掲示の路線図
2013/10/14
SONY NEX-7+SEL18200LE 18-200mm/F3.5-6.3
200mm(35mm換算300mm)
絞り優先オート 1/320s F8.0 ISO1600 露出補正 0
路線は単線である
2013/10/14
SONY NEX-7+SEL18200LE 18-200mm/F3.5-6.3
18mm(35mm換算27mm)
絞り優先オート 1/60s F8.0 ISO500 露出補正 0
快晴の天の橋立
2013/10/14
SONY NEX-7+SEL18200LE 18-200mm/F3.5-6.3
33mm(35mm換算49mm)
絞り優先オート 1/160s F8.0 ISO100 露出補正 +0.3
 

2013年1月 8日

隠居の京都:正月、下鴨神社と高野川の水鳥たち

 
 帰省していた娘が荷物があるというので、京都まで送って行くことにした。住まいが下鴨神社の近くなので、初詣に行き、ついでに近くの高野川を歩いてみた。

 正月4日になっているが、相変わらず多くの人出である。当日は、蹴鞠始めがあるせいもある。蹴鞠をする場所は、15mぐらい四方の砂地である。これを見るための屋根のある高床の桟敷のような有料席(¥2000)が東西にある。1時半から開始ということだが、12時から受付という列に長蛇の列である。無料の立ち見席は、2時間近く前というのにすでに多くの人達が陣取っている。

 とても、みることはできそうにもなかったので、神社の東側出口からでて、高野(たかの)川まで500mほど歩いた。高野川の両堤には、散策路が整備されている。空には、小雪がちらついているが、ジョギングや犬の散歩をしている人がちらほらといる。川の右岸を上流に向かって進むと、雪の降る流れで、ヒドリガモが餌を探していた。
 右岸散策をを北大路通の先まで歩いて、障害者スポーツセンター横あたりに架る自転車と人しか通れない狭い橋で左岸に渡り、引き返してきた。散策中特段珍しい鳥とは出会えなかったが、すぐ近くでコサギが黄色い足で水中の小石を叩きながら餌を探していたり、ヒドリガモが堤に上がって枯れ草をつついていたりするのを間近に見ることができた。
 神社の駐車場まで帰ってくると駐車場を囲むクロガネモチの実に、多くのヒヨドリが群がって大きな声で啼いていた。この駐車場、正月料金ではじめの1時間は500円、あと1時間増すごとに、150円であった。神社も正月はかきいれどきなのだ。

下鴨神社本殿入り口;クリックすると大きな写真になります 蹴鞠をする場所;クリックすると大きな写真になります 蹴鞠保存会の人たちの入場;クリックすると大きな写真になります 部活集団の参拝;クリックすると大きな写真になります
下鴨神社本殿入り口
2013/1/4
蹴鞠をする場所:両横に有料の桟敷席がある
2013/1/4
蹴鞠保存会の人たちの入場:一番後ろで持っている箱には鞠が入っているのだろうか。
2013/1/4
部活集団の参拝:どうやらサッカー部では無さそうだ。
2013/1/4


ヒドリガモ♂:高野川;クリックすると大きな写真になります チュウサギ:高野川;クリックすると大きな写真になります セグロセキレイ:高野川;クリックすると大きな写真になります 130104_012.jpg
ヒドリガモ♂:高野川(京都)
2013/1/4
NikonD7000
Σ50ー-500mm F4.5-6.3
500mm(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO2800 F6.3)
露出補正 なし
トリミング
チュウサギ(冬羽):高野川(京都)
2013/1/4
NikonD7000
Σ50ー-500mm F4.5-6.3
460mm(35mm相当690mm)
シャッター優先オート
(1/1000s ISO320 F7.1)
露出補正 なし
セグロセキレイ:高野川(京都)
2013/1/4
NikonD7000
Σ50ー-500mm F4.5-6.3
460mm(35mm相当690mm)
シャッター優先オート
(1/1000s ISO1000 F6.3)
露出補正 なし
ヒドリガモ♀:高野川(京都)
2013/1/4
NikonD7000
Σ50ー-500mm F4.5-6.3
170mm(35mm相当255mm)
シャッター優先オート
(1/1000s ISO1000 F5.6)
露出補正 なし
カルガモ:高野川;クリックすると大きな写真になります 餌を探すコサギ:高野川;クリックすると大きな写真になります 餌をゲットしたコサギ:高野川;クリックすると大きな写真になります クロガネモチにヒヨドリ:下鴨神社;クリックすると大きな写真になります
カルガモ:高野川(京都)
2013/1/4
NikonD7000
Σ50ー-500mm F4.5-6.3
500mm(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO1400 F6.3)
露出補正 なし
トリミング
餌を探すコサギ:高野川(京都)
2013/1/4
NikonD7000
Σ50ー-500mm F4.5-6.3
290mm(35mm相当435mm)
シャッター優先オート
(1/1000s ISO3200 F6.3)
露出補正 なし
餌をゲットしたコサギ:高野川(京都)
2013/1/4
NikonD7000
Σ50ー-500mm F4.5-6.3
500mm(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/1000s IS560 F6.3)
露出補正 なし
トリミング
クロガネモチにヒヨドリ:下鴨神社(京都)
2013/1/4
NikonD7000
Σ50ー-500mm F4.5-6.3
460mm(35mm相当690mm)
シャッター優先オート
(1/640s IS640 F6.3)
露出補正 なし
トリミング


 

2012年10月11日

隠居の京都:府立植物園、将軍塚

 
 10月連休の最終日、下鴨に住む娘の家へのアッシーも兼ねて、久しぶりに京都を訪れた。行楽シーズンの連休とあって、どこにいっても人出は多く駐車場が満員なのは覚悟の上である。このようなときは早め早めに動くに限る。
 府立植物園には、9時40分ころに着いたが、駐車場には、まだ余裕があった。駐車場は、一回800円とられるが、入園料は65才以上を証明するものを持っていれば無料である。免許証を持たない家内は、前回証明するものがなくて200円を払ったが、今回は健康保険証を持ってきていた。

 このごろは、どこにいってもカメラを持った老人が目立つ。この園内では、特に多いようだ。被写体を花とすれば、撮るには困らない。が、野鳥とか蝶はほとんど見当たらない。なんだか淀んだ池に、カルガモが3~4羽浮いているだけだった。それでも、三脚に大砲の望遠レンズをつけたカメラマンが何かを狙っていたが。

 この公園は、北山通りにも出入口があって、食事をするのは便利である。ただし、北山通りの洒落たレストランは、いつも人が多いから早めに席につく必要がある。11時半を過ぎると、待たねばならない。

 植物園を出て、今回訪ねてみたかった東山の将軍塚に行くことにしたが、途中にしばらく行ったことのない清水寺へ車を回してみた。これは大失敗であった。駐車場は、どこも満車で、人でいっぱいの清水坂をノロノロと運転するはめになった。
 将軍塚は、国道1号線から入る東山ドライブウェイを上がってすぐの公園駐車場(無料)から、すぐである。ここは、京都市内の眺望がいいので有名である。駐車場に隣接する展望台でも眺望できるが、将軍塚(青蓮院門跡別院 大日堂)にある2箇所(北と西)の展望台から眺めが一番である。夜景は特にいいらしい。ただ、この庭園に入るのに、500円とられる。これがいやで、受付まできて引っ返す若者が多かった。おかげで、庭園内はガラガラだったが。

 
八重の秋桜;クリックすると大きな写真になります ハゲイトウ;クリックすると大きな写真になります アンスリウム;クリックすると大きな写真になります 水槽の熱帯魚;クリックすると大きな写真になります
八重の秋桜:京都府立植物園
2012/10/8
NikonD7000 NIKKOR 18-200mm 135 mm(35mm相当202mm)
絞り優先オート
(1/160s ISO100 F9.0)
露出補正 なし
ハゲイトウ,後ろは温室の屋根:京都府立植物園
2012/10/8
NikonD7000 NIKKOR 18-200mm 70 mm(35mm相当105mm)
絞り優先オート
(1/100s ISO280 F13.0)
露出補正 なし
アンスリウム:京都府立植物園温室
2012/10/8
NikonD7000 NIKKOR 18-200mm 135 mm(35mm相当202mm)
絞り優先オート
(1/100s ISO550 F5.6)
露出補正 なし
水槽の熱帯魚:京都府立植物園温室
2012/10/8
NikonD7000 NIKKOR 18-200mm 50 mm(35mm相当75mm)
絞り優先オート
(1/100s ISO2500 F5.6)
露出補正 なし
アサヒカズラ;クリックすると大きな写真になります シオン;クリックすると大きな写真になります ツマグロヒョウモン;クリックすると大きな写真になります 将軍塚庭園;クリックすると大きな写真になります
アサヒカズラ:京都府立植物園温室
2012/10/8
NikonD7000
NIKKOR 18-200mm 70 mm(35mm相当105mm)
絞り優先オート
(1/100s ISO560 F5.6)
露出補正 なし
シオン:京都府立植物園
2012/10/8
NikonD7000
NIKKOR 18-200mm 42 mm(35mm相当65mm)
絞り優先オート
(1/800s ISO100 F5.6)
露出補正 -1
キバナコスモスにツマグロヒョウモン:京都府立植物園
2012/10/8
NikonD7000
NIKKOR 18-200mm 200 mm(35mm相当300mm)
シャッター優先オート
(1/1250s ISO2000 F5.6)
露出補正 なし
将軍塚庭園:京都東山
2012/10/8
NikonD7000
NIKKOR 18-200mm 18 mm(35mm相当27mm)
シャッター優先オート
(1/100s ISO1100 F13.0)
露出補正 +2/3


将軍塚北展望台からの眺望;クリックすると大きな写真になります 将軍塚西展望台からの眺望;クリックすると大きな写真になります
将軍塚北展望台からの眺望:パノラマ画像 将軍塚西展望台からの眺望:パノラマ画像


2012年4月25日

隠居の花見:京都、京北と美山の桜を訪ねる


 京都に住む娘から荷物運びを頼まれた。ただの運送屋で京都に行くのはもったないので、前から訪ねてみたいと思っていた美山へ、荷物を降ろしたら行って見ることにした。美山は京都の北の方に位置するので、まだ桜が咲いているらしい。
 娘が住む下鴨から美山町観光協会に目的地を設定して走りだすと、右京区の山を走る離合が困難な山道に誘導された。這々の体で国道162号線にでることができたが、162号線も2車線はあるものの曲がりくねった山道である。162号線は、いわゆる周山街道と呼ばれる道で手入れの行き届いた杉林の間を縫って走っている。
 休憩した京北町の道の駅にあった付近地図に、常照皇寺というお寺があり、九重桜が今きれいらしいとある。急ぐ旅でもないので、よって見ることにした。この桜、京北町では有名な桜らしく観光バスが何台も駐まっていた。大きさは、大宇陀の又兵衛桜に比べれば、少し小さいが、淡いピンクの花がたわわに咲いていた。
 境内にも、古い山桜や芍薬、アセビなどが咲いていた。古い味わい深い寺である。

 ちょうど昼時分になったので、娘がスマホで付近の和食を探すと何軒かがヒットしたが、京蕪庵(きょうぶあん)という店で蕎麦を食べることにした。小さな店の中は満席で、外の満開の桜の下にある手作りの木のテーブルに通された。前には、田起こしたが終わった田んぼが広がっている。いささか待たされたが、暖かい蕎麦と鯖寿司は美味であった。そばの満開の桜では、ヒヨドリが盛んに吸蜜をしていた。

 美山町観光協会は、道の駅【美山ふれあい広場】にある。このあたりは、ツーリングのメッカらしく、若者たちのオートバイが沢山とまっていた。ここには牛乳工房があり、娘・家内はジェラートを楽しんでいた。私も一口もらったが、まろやかに腑に落ちた。
 観光協会の女性の話では、大野ダムの桜はすでにさかりを過ぎており、5~6km先の茅葺の里あたりの桜が満開であろうということであった。 茅葺の里は、正式には【南丹市美山町北伝統的建造物群保存地区】となっており、茅葺の主屋は30棟あると案内板にはある。のんびりと歩いても30分ほどの小さい集落である。

 帰りは、観光協会の女性に教えてもらって、県道19号線で園部から京都縦貫自動車道に入り終点沓掛から9号線などで、京都市内を東西に走った。京都市内を走るには、かなりの忍耐が必要である。娘を下鴨で降ろし、今度は河原町通りを南への忍耐の運転であった。やっぱり、京都は歩くところかもしれない。

京北弓削川堤の桜;クリックすると大きな写真になります 石楠花;クリックすると大きな写真になります 山桜 九重桜;クリックすると大きな写真になります
京北弓削川堤の桜
2012/4/21
石楠花:常照皇寺
2012/4/21
山桜:常照皇寺境内
2012/4/21
九重桜:常照皇寺
2012/4/21

満開の桜にヒヨドリ;クリックすると大きな写真になります 茅葺の里の鯉のぼり;クリックすると大きな写真になります 茅葺の里の枝垂れ桜;クリックすると大きな写真になります 茅葺の里;クリックすると大きな写真になります
満開の桜にヒヨドリ:京蕪庵
2012/4/21
Nikon D90 Nikkor18-200mm 200mm
(35mm相当300mm)
シャッター優先オート(1/750s ISO200 F5.6)
露出補正 なし
茅葺の里の鯉のぼり
2012/4/21
Nikon D7000 ΣAPO50-500mm 170mm
(35mm相当255mm)
シャッター優先オート(1/2000s ISO1250 F5.6)
露出補正 なし
茅葺の里の枝垂れ桜
2012/4/21
Nikon D90 Nikkor18-200mm 34mm
(35mm相当51mm)
絞り優先オート(1/750s ISO200 F8.0)
露出補正 なし
茅葺の里風景
2012/4/21
Nikon D7000 ΣAPO50-500mm 78mm
(35mm相当117mm)
絞り優先オート(1/125s ISO100 F10.0)
露出補正 なし

京都・滋賀・奈良近辺私的観光地図】に掲載

2011年8月19日

隠居の京都:五山送り火など


下鴨納涼古本まつり;クリックすると大きな写真になります 盆休みで帰ってきていた京都下鴨神社近くに住む娘を送りがてら、五山の送り火を見ようかということになった。下鴨神社あたりからは、五山の送り火を見物できるスポットの出町柳近くの三角州や賀茂川の土手などが近い。送り火最初の左大文字の点火は夜の八時ということで時間があったので、その日が最終日という【下鴨納涼古本まつり】に出かけてみた。糺の森に京都・大阪・奈良・滋賀・岡山の40の古書店が出店しており、文庫・雑誌から学術書・美術書まで約80万冊の古本が並んでいるということだ。森の中といっても、蒸し暑いなかを一軒づつ覗いてみた。最終日の店じまい近くだったので、あまりゆっくりというわけにはいかなかったが、それぞれ陳列している書物は店ごとに特徴があった。秋にも、知恩寺で古本市があるようだ。それ目当てに、京都に来るのもいいかもしれない。

 近くのレストランで早めの食事をして、7時半ころ混雑が予想されるという出町柳近くの三角州近くに出かけてみた。混雑は予想以上であった。三角州には、立錐の余地もないほど人が溢れ、車両の通行止めになっている高野川にかかる河合橋は大勢の警察官が、"立ち止まらないであるいてください。"と声をからしていた。
 左大文字の送り火を見ながら、河合橋から高野川の東側の道路を御蔭橋まで歩いて上がった。御蔭橋の上からは、松ヶ崎東山の【法】がよく見える。高野川の西堤の遊歩道を、【法】の送り火を見ながら、蓼倉(たでくら)橋まで歩いてみた。人は多いが、河合橋ほどのことはない。送り火をすべてみられるところは、なかなか無いようだ。
河合橋西詰の混雑河合橋から左大文字;クリックすると大きな写真になります左大文字;クリックすると大きな写真になります御蔭橋から【法】;クリックすると大きな写真になります
河合橋西詰の混雑
2011/8/16 Nikon D90
ΣAPO50-500mm 50mm
(35mm相当 75mm)
ISO3200 1/8s F4.5
河合橋から左大文字
2011/8/16 Nikon D90
ΣAPO50-500mm 50mm
(35mm相当 75mm)
ISO3200 1/20s F4.5
左大文字
2011/8/16 Nikon D90
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当 750mm)
ISO3200 1/15s F6.3
御蔭橋から【法】
2011/8/16 Nikon D90
ΣAPO50-500mm 78mm
(35mm相当 117mm)
ISO3200 1/4s F5.0


 翌朝、日の出とともに下鴨神社の糺の森を抜けて、高野川西堤を河合橋から蓼倉橋の上の方まで散策してみた。昨夜の喧騒とは打って変わって、犬の散歩をするひとやジョギングをするひとなどいつもの朝に戻っているようだった。川には、アオサギ・コサギ・ダイサギなどのサギ類とカルガモ・セグロセキレイなどが餌を求めていた。
セグロセキレイ;クリックすると大きな写真になりますコサギとダイサギ;クリックすると大きな写真になりますダイサギが小魚をキャッチ;クリックすると大きな写真になりますハグロトンボの交尾;クリックすると大きな写真になります
セグロセキレイ:高野川
2011/8/17
Nikon D90
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当 750mm)
ISO2800 1/750s F6.3
トリミング
コサギとダイサギ:高野川
2011/8/17
Nikon D90
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当 750mm)
ISO1800 1/750s F6.3
トリミング
ダイサギが小魚をキャッチ:高野川
2011/8/17
Nikon D90
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当 750mm)
ISO1800 1/750s F6.3
トリミング
ハグロトンボの交尾:高野川
2011/8/17
Nikon D90
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当 750mm)
ISO1800 1/750s F6.3
トリミング


2011年4月10日

隠居の花見:京都下鴨神社・賀茂川・府立植物園あたり


 4月9日土曜日、未明までかなり強く降っていた雨も、朝7時頃にはやんだ。京都に一人住まいする娘のところに、何やかや届けるというので、花見をかねてアッシーをした。
 娘の住まいに近い下鴨神社にはあまり桜はないが、少し歩くと賀茂川にかかる北大路大橋にでることができる。そこから 5分ほど北へ上ると、府立植物園がある。北山通りでレストランを見つけてランチをするつもりで北大路大橋から植物園沿いの堤をぶらぶらと歩いた。賀茂川の北大路から北山通りまで植物園横の堤には、枝垂れ桜が満開である。河原では、どのような団体か確認はしなかったが、露天が並んで産物を販売していたりした。

 川ではポップコーンか何か水鳥に餌を与えている家族がいて、マガモやアオサギが近寄ってきていた。ただ、中洲に留まっていたカワウは知らん顔であった。マガモ・カルガモに混じって、見たことないカモが1羽泳いでいる。撮った写真を自宅で確認してみるとヨシガモのようだ。初めての出会いである。

 北山通りの名前の知れたレストランは満員であったが、比較的空いていたイタリアンでスパゲティ・ランチを摂り、北山入口から植物園に入場した。60歳以上は、免許証などで証明ができれば、無料である。
 さすが植物園である。色とりどりの花がさいているが、人が多いせいか鳥の姿はあまり観察できない。今回気がついたことであるが、京都といえば多い外国の方々の姿が見えない。いつもよく聞こえてくる中国語は、一切聞こえない。観光バスにもほとんど会わない。東日本大震災の影響が確実に出ているようである。
 それでも、下鴨から第二京阪道路に乗るために選んだ川端通りを走ると、祇園白川あたりを頭に渋滞で動かなくなった。観光ガイドなどで紹介されているような場所は、やっぱり賑わっているのだ。そう、そう! 消費で日本を支えなくっちゃ
 
枝垂れ桜;クリックすると大きな写真になります桜とアオサギ;クリックすると大きな写真になりますミツバツツジ;クリックすると大きな写真になります陽光;クリックすると大きな写真になります
枝垂れ桜:賀茂川堤
2011/4/9
桜とアオサギ:京都府立植物園
2011/4/9
ミツバツツジ:京都府立植物園
2011/4/9
陽光(アマギザクラとカンヒザクラの交配種):京都府立植物園
2011/4/9
エナガ;クリックすると大きな写真になりますアオサギ;クリックすると大きな写真になりますヨシガモ;クリックすると大きな写真になりますマガモ(エクリプス);クリックすると大きな写真になります
エナガ:下鴨神社
2011/4/9
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当600mm)
ISO3200 1/750s F5.6
トリミング
アオサギ:賀茂川
2011/4/9
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当600mm)
ISO200 1/750s F5.6
トリミング
ヨシガモ:賀茂川
2011/4/9
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当600mm)
ISO720 1/750s F5.6
トリミング
マガモ(エクリプス):賀茂川
2011/4/9
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当600mm)
ISO640 1/750s F5.6
トリミング


2010年11月24日

隠居の京都:紅葉真っ盛りの実相院と詩仙堂


 飛び石連休の11月21日、家内が京都にひとり住む娘に荷物を持っていくというので、アッシーを頼まれた。荷物を届けたあと、1日1200円で車を駐めておける出町柳の公営地下駐車場に車を置いて、岩倉実相院行きのバスに乗った。快晴である。叡山電鉄を岩倉駅まで乗り15分ほど歩いても行けるのだが、バスだと実相院に横付けである。
 実相院には開門 9:00 前に着いたが、すでに 100 人くらいが行列を作っていた。実相院には駐車場はないことになっているが、10台ぐらいが駐まっていた。空いておれば、30分くらい駐めてくれるようだ。
 実相院はもとは天台宗のお寺だったようだが、現在は単立寺院である。むしろ、TV などで紅葉シーズンになると取り上げられる床もみじで有名な小さなお寺である。あちらこちらの傷みが激しいのか、いろいろと補強されている。拝観料¥500 はそれらの修復に当てられるのだろう、この小さい寺に観光バスが何台も入ってきた。肝心の床もみじは、室内撮影禁止なので撮ることはできない。これだけ人が多いとゆっくり鑑賞どころではないが、正午ごろがいいらしい。
 縁側を伝って庭を巡っていると、まだ紅葉していない楓の枝に、シジュウカラが留りにきた。これだけ人が多いのに、近くの枝に寄ってくるのは人に慣れているからだろうか。
開門前;クリックすると大きな写真になります実相院奥庭;クリックすると大きな写真になります楓にシジュウカラ;クリックすると大きな写真になります実相院の山門脇;クリックすると大きな写真になります
岩倉実相院:開門前の行列岩倉実相院:奥庭楓にシジュウカラ実相院の山門脇


 実相院を早々に切り上げて、詩仙堂に回ってみることにした。乗って来たバスでひっかえし、高野川沿いの修学院駅バス停で降り、地図を頼りに歩いた。どうやら道を間違えたらしく少々遠回りになったが、何とかたどり着いてみると、ここも大勢の人である。この時期の京都の紅葉で有名なところは、しかたない。おまけに、快晴である。
 少々歩きまわってお腹が空いたので、娘がネットで調べていた高野川沿いの小さなイタリアンレストラン【クリノコ】までタクシーをとばした。ランチセットは、デザート・コーヒーまでついて、リーズナブルでなかなか美味しかった。

ダイサギ;クリックすると大きな写真になります詩仙堂残月軒横の楓;クリックすると大きな写真になります詩仙堂庭園;クリックすると大きな写真になりますイタリアンレストラン【クリノコ】;クリックすると大きな写真になります
ダイサギ:高野川詩仙堂残月軒横の楓詩仙堂庭園の楓イタリアンレストラン【クリノコ】


 

2010年9月26日

隠居の写真整理:Picasa でGPS ユニットを使って撮影場所を記録する

 デジスコ用のコンデジ Sony DSC-W300 を求めた時についていたパンフレットなどを整理していて、GPS-CS1K(2010年9月現在、生産完了:今はGPS-CS3Kという製品が発売されている)というGPS ユニットが売りだされているのを知った。記録魔の隠居の遊び道具としては面白そうなので、余計なものがひとつ増えるが、ネットで衝動買いした。

  GPS-CS1K は、GPS(全地球測位システム)衛星から送られてくる信号を捉え、位置情報を記録するものである。日本での正確な位置を捕捉するために、日本製の「みちびき」という衛星が最近打ち上げられたことが、報道されている。ただし、1日中の測定のためには、あと2機が必要なのだそうだ。

 それはともかくとして、GPS-CS1K は、通信状態が良ければ、15秒ごとに 2m ぐらいの誤差で、その位置を記録してくれる。当然ながら、電波が捉えられない室内などでは、記録はできない。

 このGPS-CS1K の記録ファイル(log)には、日付時刻とその時の位置情報(60進法で表示される経度と緯度)が残される。デジカメには、Exif  という情報が写真撮影したときに取り込まれている。この情報の中に、撮影日時時刻が記録されている。GPS-CS1Kが記録した時刻とカメラが記録した時刻をマッチすることによって、どの場所で写真撮影が行われたが分かることになる。当然ながら、カメラの時刻合わせの設定は正確でなければならない。

 この撮影時刻と位置を付きあわせてくれるソフトが、GPS-CS1Kを求めたときに付属していた【GPS Image Tracker】である。

 先日、京都で府立植物園と賀茂川堤を歩いて撮影した写真をサンプルとして、実際の使用法を例示してみたいと思う。 詳細については、【デジカメアイテム丼】の記事を参照して欲しい。
  1. デジカメをぶら下げ、GPS-CS1Kをウエストポーチに取り付けた。
    GPS-CS1Kは、戸外で電源(単3電池1本)をオンにして、GPSの信号が受信出来ているかどうかの確認を行うだけでよい。
  2. 午前の10時半頃に京都府立植物園でGPS をオンにして、午後3時過ぎ娘の1K 近くに車で帰りついたときに、GPS の電源を切った。
    堺の自宅でいつものように写真の整理を Picasa で行い、ブログに載せる写真を別フォルダにエクスポートした。
  3. 【GPS Image Tracker】を立ち上げ、GPS-CS1K をUSB 接続でパソコンに接続するとログファイルの取り込み画面が出てくるのでOKする。
    ImageTr_02.JPG
  4. ログファイルが取り込まれたのを確認して、右フレームの【画像の追加】をクリックしてでてくるフォルダ選択画面で、位置情報を追加したい写真を選ぶ。
    この例の場合、撮影した野鳥の写真を追加すると、撮影時刻と一致する場所が地図上にマークが立つ。サムネイル写真の左側に、マークが付く場合はうまくマッチしていない場合なので、その写真は、上のゴミ箱アイコンを使って削除しておいたほうがいいようだ。ImageTr_01.JPGそして右フレーム下の【画像に位置情報を保存】ボタンをクリックして出てくるポップアップで、【保存】を選ぶと、写真の Exif 情報に付加される。
  5. Exif に位置情報が付加されているのは、Picasa で確認できる。ImageTr_04.JPG
    写真のプロパティを見ると、GPS緯度とGPS経度が、60進法で表示されている。ImageTr_05.JPG
  6. これらの位置を Google Maps API で自作した地図(例えば、【京都・滋賀・奈良近辺私的観光地図】で表示するためには、60進法の緯度・経度を10進法に変化しなければならない。ありがたいもので、ネットでサーチすると、そのようなツールを提供してくれているページが幾つかある。その中では、motohasi さんのページが使いやすい。
  7. このようにデジカメ写真の Exif に位置情報を付加しておくと、Google Maps API での自作地図に応用できるが、もっと趣向をこらしたEvryTrail というサイトのサービスが受けられる。
     このあたりの利用法については、【GPS スライドショー・アルバムの作り方】に詳しい。この記事を参照して、EveryTrail というサイトに登録(無料)し、【CREATE TRIP】という機能を使って、下のような写真を撮った場所と写真がリンクする trip といわれる地図を作ってみた。Picasa で表示されるものとよく似たこの地図のHTML ソースは、trip を作成するとメールで送られてくる。下の地図は、このソースを貼りつけたものである。

 よく調べてみると、先日手に入れた Nikon D90 には、GPS の端子がついており、Nikon の DP-1 というGPS ユニットを付けると自動的に、写真Exif 情報に位置情報を取り込んでくれるようだ。便利な世界になったもんだ。

Kyoto-Kamogawa Birds Watching

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2010年9月19日

隠居の探鳥ウォーク:京都府立植物園と賀茂川

 娘が職場を変えたことで、ひとり住まいも引っ越すことになった。その準備に、家内が応援に行くというのでアッシーを務めた。家内が家政婦をしている間は、狭い1Kにいても邪魔になる。鳥を求めて、京都府立植物園から賀茂川を歩いてみることにした。

 少し涼しくなったとはいえ、直射日光下ではまだまだ暑い。猛暑だったせいか、花の種類は少ないような気がするが、それでも色とりどりの夏の花が咲いていた。
 これらの花に、蝶が飛んでくる。オミナエシの黄色い花には、ツマグロヒョウモンがヒラヒラと舞っていた。5月葵祭の見物に行ったときに寄った植物園で、ブラジル・ツツジに吸蜜していたモンキアゲハが、今回もボタンクサギ(例によって【この花の名は?掲示板】で教えてもらった)に飛来していた。賀茂川の土手で、植物園外の塀際の植え込みには、ムラサキシジミが、綺麗な青色の表翅を広げているのを見つけた。
観覧温室の前のスイレン;クリックすると大きな写真になりますツマグロヒョウモン;クリックすると大きな写真になりますモンキアゲハ;クリックすると大きな写真になりますムラサキシジミ;クリックすると大きな写真になります
観覧温室の前のスイレン
Nikon D90 ΣAPO 120mm
(35mm相当180mm)
ISO200 1/400s F11.0
オミナエシにツマグロヒョウモン
Nikon D90 ΣAPO 400mm
(35mm相当600mm)
ISO200 1/200s F11.0
ボタンクサギにモンキアゲハ
Nikon D90 ΣAPO 400mm
(35mm相当600mm)
ISO3200 1/1000s F5.6
ムラサキシジミ
Nikon D90 ΣAPO 270mm
(35mm相当405mm)
ISO200 1/200s F5.6

 だが、本命は野鳥である。木立を見上げながら、日本の森植物生態園あたりまでくると、どこかで聞いたことのあるさえずりが聞こえてくる。Sanyo PCM recorder で録音して、自宅で SoundEngine Free を使って増幅して聴いてみると イカルのさえずりである。【ことりのさえずり】ページでも確認した。以前に聞いたのは、兵庫県の山奥での録音だった。このときに、【ことりのさえずり】ページのオーナーさんに教えてもらったのだ。イカルのさえずりの聞きなしは、【赤え衣こ着い、蓑笠着い(あかべこきい、みのがさきい)】といわれているが、そのように聞こえなくもない。
さえずりが聞こえる梢を凝視していると、鳥が動き回っている。今回は、双眼鏡をぶら下げていないので、視力の衰えた眼では良く見えない。ΣAPO を400mmまで筒一杯に伸ばして、ファインダーで覗き、鳥の姿が見えるとシャッターを押し続けた。自宅でトリミングした上で確認すると紛れもなくイカルである。初めてのゲットである。
広葉樹の林は薄暗い。Studio YAMAKO さんのオーナーに教えてもらって、ISO感度自動制御を設定していたので、シャッター優先(1/1000s)にしていると自動的に、ISO1600 ~ 3200 に上がっていた。新しいカメラ(D90)に投資した甲斐があったというものだ。

 植物園の中にあるレストランで、昼食にハモ丼を食べて、日差しは強いが植物園の横を流れる賀茂川の右岸堤を籔馬・貴船方向に向かって歩いてみることにした。葵祭の行列が下鴨神社から上賀茂神社に向かうコースである。
 川には、コサギ・ダイサギ・アオサギといったサギ類が堰堤で餌を狙っていたり、カルガモ家族が泳いでいたりする。上空には、トビが旋回したりもする。サギ類は、いくつかある堰堤ごとで餌を狙っているのが見られた。強い日差しさえなければ、のどかな風景である。
 一度くらいは、サギが小魚をくわえるところを写真に収めたくて、堰堤から水が流れ落ちるところで待ち構えるダイサギを狙ってみた。カメラを構えて根気よく待っていると、運良く小魚をくわえるところがキャッチできた。
 娘の新しい住まいは賀茂川にも近いので、また幾度かは訪れるチャンスがあるだろう。
 
イカル:京都府立植物園;クリックすると大きな写真になりますイカル:京都府立植物園;クリックすると大きな写真になりますトビ:賀茂川;クリックすると大きな写真になりますカルガモ:賀茂川;クリックすると大きな写真になります
イカル:京都府立植物園
Nikon D90 ΣAPO 400mm
(35mm相当600mm)
ISO1600 1/1000s F5.6
トリミング
イカル:京都府立植物園
Nikon D90 ΣAPO 400mm
(35mm相当600mm)
ISO3200 1/1000s F5.6
トリミング
トビ:賀茂川
Nikon D90 ΣAPO 400mm
(35mm相当600mm)
ISO200 1/1000s F8.0
トリミング
カルガモ:賀茂川
Nikon D90 ΣAPO 220mm
(35mm相当330mm)
ISO360 1/1000s F5.3
ダイサギとアオサギ:賀茂川;クリックすると大きな写真になります羽づくろいするアオサギ:賀茂川;クリックすると大きな写真になりますコサギの飛翔:賀茂川;クリックすると大きな写真になります小魚をくわえるダイサギ:賀茂川;クリックすると大きな写真になります
ダイサギとアオサギ:賀茂川
Nikon D90 ΣAPO 400mm
(35mm相当600mm)
ISO200 1/1000s F11.0
トリミング
羽づくろいするアオサギ:賀茂川
Nikon D90 ΣAPO 400mm
(35mm相当600mm)
ISO500 1/1000s F5.6
トリミング
コサギの飛翔:賀茂川
Nikon D90 ΣAPO 400mm
(35mm相当600mm)
ISO200 1/1000s F10.0
小魚をくわえるダイサギ:賀茂川
Nikon D90 ΣAPO 400mm
(35mm相当600mm)
ISO200 1/1000s F9.0
トリミング


Sanyo PCM recorder
SANYO リニアPCMレコーダー (ブラック) [ICR-PS603RM(K)]
三洋電機 (2008-11-21)
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おすすめ度の平均: 4.5
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3 録音周波数特性は、PCMでも、40〜23,000Hzです。
5 SANYOも中々良い品を出してますよ。


2010年7月29日

隠居の京都:迎賓館見学


 京都御苑にある京都御所の隣に京都迎賓館がある。京都御所は宮内庁の管轄で、迎賓館は内閣府の管轄だという。ちなみに、京都御苑は環境省の管轄らしい。
 京都の伝統工芸の匠たちの技術の粋を集めた建物ということで、建築家の端くれである娘が行きたがっていたのであるが、新聞公募による抽選では家内と私の組みがあたってしまった。
 本人確認やセキュリティ・チェックも厳しく、見学の注意書きには、写真は禁止区域外では撮ってもいいが、ブログには載せないでくれとある。それでも、平成17年4月に開館し、その年の公募で見学された方のページには写真入りで詳しく載っている。ブログはだめで、ブログでないページならいいということなのだろうか。昨年行った人のブログにも写真があるので、一応禁止しているが大目に見ているのかもしれない。コンプライアンス意識は高い方と思っているので、今回は写真を割愛しようとおもう。

御所のけもの道 猛暑のためか御苑内にある中立売駐車場はガラガラである。太陽がギラギラと照りつける御所土塀横の広い砂利道を5~6分歩いていく。この砂利道が、なかなか歩きにくい。だれもそうなのか、砂利の少ないけもの道のような細い白い道が続いている。自転車も、そのけもの道をやってくるので、行き違いにはどちらかが砂利の方に避けなければならない。

 迎賓館は、中庭的な池の周りに、各国首脳級クラスの客人をもてなす広間が六つある。見学できたのは、そのうちの三つである。【夕映えの間】という大広間には、【圓通寺】での借景にも似た【比叡月映】という綴れ織が壁面を飾っている。反対の西面を飾っているのは、この部屋の名前の由来となっている【愛宕夕照】と名付けられた同じような大きな綴れ織である。
 【藤の間】は多人数の洋式のパーティー用らしい。使用する洋食器が、白いテーブルクロスの上に陳列されていた。
 【桐の間】は、和式の宴会ができるようになっている。56畳の和室には12mの長さの漆塗りテーブルが中央にあり、背中に桐の紋が入った座椅子に座ると掘りごたつのように足を伸ばせるようになっている。その和室には、お供の人たちが控える茶室のような部屋がついている。
京都迎賓館で使われる箸;クリックすると大きな写真になります この広間から玄関に向かうのには、庭園となっている池の中央にかかる【廓橋】を通って行く。池には、千万円以上すると思われる(価値はよくわかりませんが)錦鯉がたくさん泳いでいる。その鯉の子供と思われる稚魚は、鴨川あたりから飛んでくるサギに狙われているとボランティアと思われる高齢の女性が説明してくれた。
 帰り際に、土産で販売していた外国人を和食でもてなすときの箸を求めた。竹で作られたこの箸は指で握りやすいように竹がねじってある。実際に使ってみると非常にものをつまみやすい。これなら、箸に慣れない海外の方も使えるであろう。

とらやの宇治金時;クリックするとおおきくなります 見学を終えたあと娘と落ち合い、羊羹で有名な【虎や】へ、かき氷に涼を求めた。御所蛤御門のすぐ近くにある。いい年の男性が一人で大盛りの宇治金時を楽しんでいるのにはびっくりした。



2010年5月16日

隠居の葵祭見物

 毎年5月15日に行われる葵祭は、今年は土曜日である。天気も良さそうである。夏になったので狭い1K に住む娘が、冬用品を預かって欲しいというのを理由に出かけることにした。

 近畿自動車道と京滋バイパスがつながったので、交通量の多い名神高速道路をバイパスすることできるようになり京都に行くのも楽になった。土曜日も仕事をするという娘から荷物を受け取り、下鴨神社と上賀茂神社の間に位置する京都府立植物園の駐車場に車を置くことにした。どこに駐めても駐車料金の高い京都市内ながら、ここでは 800円で1日駐めておける。10時過ぎに着くと90%くらい埋まっていたが、すぐに駐めることができた。天気が良いし、土曜日でもあるので植物園の入場者がもちろん多いのだろうが、私たちのような使い方をしている方もいるだろう。

 葵祭の行列は、御所を10:30に出て、下鴨神社には11:40には着く予定のようだ。植物園から初夏の賀茂川の流れを楽しみながら、小一時間歩いた。気温22℃、湿度35% と快適である。賀茂川から離れて下鴨神社に近づくにつれて、行列の着く30分ほど前というのにいろいろな国の言葉を話す人々が列を作るようになった。神社の境内に入ると、見物にいいと思われる場所は、有料(¥3000らしい)の席で占められていて、券がないものは溝で隔てられた木々の間からの観覧である。幸い、うっそうとした新緑の楠や楓のおかげで、ぶ厚い落ち葉の絨毯上の木陰である。予定より少し遅れて、行列は有料観覧席の間の木立の中を過ぎていった。

 植物園に帰る途中、賀茂川の河原にある石のベンチに腰をかけて、高速に乗る前に 7-11 で求めたおにぎりを頬張った。ちょうど昼時、下鴨神社近くの食堂やコンビニには、人が溢れていた。
 京都府立植物園は、60歳以上は無料である。ただし、免許書のように証明するものが必要であるが、家内は何もない。200円払っていた。歳をとったら、健康保険証のような身分証明を持ち歩いた方がいいのかもしれない。『きょうと子育て応援パスポート』というのを持っていると小学生までの子どもとその保護者は無料らしい。道理で、子どもがたくさん遊んでいる。
 『ハンカチの木』という珍しいらしい花が桜園の前に咲いていた。野鳥がいないかと期待したが、シジュウカラくらいしかいなかった。ブラジル・ツツジの花に、モンキアゲハStudio YAMAKO 蝶の写真集参照)が吸蜜に来ているのを家内が見つけた。ウツギと思われる花でもアオスジアゲハが吸蜜していた。

 娘と約束していた夕食まで時間があったので、北山出口から植物園を出て北山通りと賀茂川が交わるあたりの喫茶店でお茶をした。マスターの話では、賀茂川の西堤をもうすぐ葵祭の行列がさしかかるはずだという。 人をかき分けて、北山大橋西詰の交差点で、もう終わりかけの上賀茂神社に向かう行列を見た。交差点で警察官が北山通りの通行を一時的に止めて、行列を通していた。おかげで、北山通りは大渋滞である。

 中途半端ではあるが、これで京都の三大祭りを見物することができた。三つの祭りの中では、祇園祭が泉州のだんじりとおなじように地区々々で山と鉾を出すせいか、京都のおひとは一番力が入っているように思われた。
 この日、娘の住まいの近くにある梛ノ宮神社では、子どもを主体としたお祭りのようで、四条通の歩道には屋台がずーっと並んでいた。京都では、あまり名前の知られない祭りがいっぱいあるようだ。京都市内に住まいするのはそれなりの覚悟が必要のようだ。まあ、娘が京都に住まないとこんな経験はなかったにちがいない。せいぜい長生きしたいものだと思っている。

下鴨神社有料観覧席;クリックすると大きな写真になります葵祭風流傘;クリックすると大きな写真になります葵祭斎王代;クリックすると大きな写真になります牛車:賀茂川西堤;クリックすると大きな写真になります
ハンカチの木の花;クリックすると大きな写真になりますウツギにアオスジアゲハ;クリックすると大きな写真になりますブラジル・ツツジにモンキアゲハ;クリックすると大きな写真になります梛ノ宮神社のお祭り御輿;クリックすると大きな写真になります

2010年4月 7日

隠居の花見:京都洛東、野村別邸あたり

 4月4日日曜日、京都の1K で生活している娘に差し入れを持って行くとという口実で、頼まれて京都に花見に行くことにした。3月20日に一般国道1号バイパスである有料の第二京阪道路が開通したので、このルートを走ってみるのも一つの目的である。

 日曜でもあり、京都の桜は満開だというので大混雑が予想された。近畿自動車道の門真あたりからつながる第二京阪道路は、渋滞がよく発生する名神高速道路の吹田や京都南をバイパスできるので、ストレスが少なくてよい。いつもより、10分ほどはやく8時半頃到着するとすぐその足で、市営岡崎グランド地下駐車場に向かった。幸い、その時間では、すぐに地下駐車場に滑り込むことができた。

 京都市動物園横の疎水には、桜を下から見上げる遊覧船が出ている。これに乗ろうとしたが、整理券が出ていて乗船できるのは午后2時過ぎになるという。諦めて、南禅寺あたりを歩いてみることにした。

 南禅寺永観堂にも桜はあるが、ここらあたりは紅葉の時節に訪れるところであろう。ただ、娘によれば紅葉の永観堂は、ラッシュアワーの電車みたいでゆっくりできないらしい。
 昨年の春に求めた 月刊「京都」2007年4月号に、この岡崎界隈にある野村別邸の桜が綺麗とあったので、瀟洒な邸宅(別荘)を巡った。野村財閥をつくりあげた野村徳七の別邸とあって見事な枝垂れ桜が満開であった。

 昼自分になって、家内と娘がいったことのある平安神宮近くの娘の知り合いが設計したといううどん屋「おかきた」に行くことにした。いつも行列ができるらしいが、11時半ぐらいにいったのに、その日も30分ほどまちであった。となりのうどん屋の方が、行列は長かったが。注文したてんぷらとじうどんは、いいだし(出汁)が京風の細うどんにからんで美味であった。

 食事のあと、右京の方にも行ってみたかったが、このような日は車で動くのは得策ではない。混雑が予想されたが、哲学の道を通って銀閣寺まで行くことにした。桜は見事であるが、予想通り、人、人、人であった。うんざりして、大豊神社あたりまでいって、人気の少ない道を引っ返した。食事したうどん屋のとなりの大安で、酒の肴にいつも求める 細ごぼうたまり醤油漬 を買って駐車場に。早めの夕食をいつもの中華料理店で軽くすませ、来た道で引っ返すと、阪神高速京都線上鳥羽入り口までの市内はすこし混雑したが、あとはスイスイと帰ってきた。
動物園横の疎水;クリックすると大きな写真になります永観堂の桜;クリックすると大きな写真になります永観堂、楓の新緑;クリックすると大きな写真になります野村別邸のしだれ桜;クリックすると大きな写真になります
動物園横の疎水永観堂の桜永観堂、楓の新緑野村別邸のしだれ桜
哲学の道での桜;クリックすると大きな写真になりますミツマタの花と桜:哲学の道;クリックすると大きな写真になりますお屋敷の枝垂れ桜;クリックすると大きな写真になりますてんぷらとじうどん;クリックすると大きな写真になります
哲学の道での桜ミツマタの花と桜:哲学の道お屋敷の枝垂れ桜てんぷらとじうどん:かわきた




2010年1月 4日

隠居の京都:新春の伏見酒蔵あたり

 正月3日、休みの渋滞もそれほどでもない感じなので、京都に帰る娘を送りがてら行ったことのない伏見稲荷へ初詣にいってみることにした。カーナビの指示通り車を走らせると、名神高速の京都南第2出口を出たあたりから渋滞である。国道24号線沿いにみつけた小綺麗なうどんやで腹ごしらえをして、神社へ向かうと駐車場待ちの車が大渋滞している。整理をしているガードマンに聞くと、無料駐車場はどこも満員という。このときとばかり僅かな空き地を駐車場にしている民間の有料駐車場は、2時間で 2,000 円もとるという。特別、伏見稲荷でないといけないわけではないし、初詣は昨日、例年家族で行く泉北ニュータウンの櫻井神社にお詣りした。

 というわけで、初詣の後に行こうと思っていた伏見の酒蔵あたりを散策してみることにした。カーナビにセットしたのは、月桂冠大倉記念館である。ここなら駐車場もありそうだ。同じ伏見区でも、伏見稲荷からは5km以上も離れている。少し、道を間違いながらウロウロしていると、黄桜酒造の " Kappa Country " というミュージアムに出くわした。駐車場も空いており、無料だ。ここに車を置かせてもらって、坂本龍馬で有名な寺田屋や濠川という運河のような川沿いの白壁に板張りの酒蔵などがある歴史を感じる町並みをぶらついた。
 残念ながら月桂冠大倉記念館と寺田屋は休館だったが、雑踏の初詣よりはずっといい正月になった。だが、大河ドラマで龍馬が取り上げられているので、京都でも比較的静かと思われるこのあたりも、賑やかになるちがいない。家内は、濠川に浮かぶ十石舟に乗りに来たいといっているが。
寺田屋:クリックすると大きな写真になります濠川沿いにある酒蔵:クリックすると大きな写真になります濠川から酒造を見る:クリックすると大きな写真になります和菓子の木型:クリックすると大きな写真になります

  " Kappa Country "の売店で特別栽培米「山田錦」使用純米酒「坤滴」という文字に引かれて、一升瓶を求めた。駐車場代と思えば安いものだ。
 その駐車場の通りを隔てた斜め前に 古びた小さな和菓子屋があった。和菓子の木型や正月用の色鮮やかな落雁が並んでいる傍らで酒饅頭を売っていた。娘の狭い住まいで食すると酒が匂って上手かった。

2009年12月20日

隠居の京都:師走の町を歩いてみる

 京都に一人住まいする娘の大掃除ヘルプに家内がでかけるというのでアッシーをした。冬型気圧配置が強まってずいぶん寒いので、京都の雪景色を期待したが、残念ながら雪は降らなかった。
大将軍の焼き肉定食:クリックすると大きな写真になります まともな食事をあまりしていないらしい娘の希望で四条大宮にある「大将軍」で昼食としてはヘビーだが焼き肉昼食を摂った。京都の三条・四条通あたりの食事処は、どうやら堀川通りから西が庶民的になるらしい。

 そのあと一人で、師走の京都の町を歩いてみることにした。京都は広い通りを歩いてみても風情はない。堀川通りから一本西の車が1台ようやく通れるような岩上通りを上って、二条城の駐車場を抜け、丸太町から猪熊通りをブラブラと西陣へ。娘に聞くと京都らしい町家が多いのは、西陣あたりではないかという。京都は、私みたいな人が多いので、首からイチデジをぶら下げて歩いても違和感はない。

 歩いていて気がつくのは、玄関先に粽(ちまき)が吊されている町家が多い。家に帰って、ネットサーチしてみると、どうやら祇園祭のときに厄よけとして粽を求めて吊しているらしい。なかでも、長刀鉾の粽が人気らしい。
西陣近くの町家:クリックすると大きな写真になります厄よけのちまき:クリックすると大きな写真になります町家風の出版社:クリックすると大きな写真になります町家を改造した美術館クリックすると大きな写真になります

 もう一つ気づいたのは、町々にお地蔵さんがあることだ。これも、ネットサーチしてみると、お地蔵さんに関するページは結構多い。これらのお地蔵さんは、どうやら町内安全のために祀られているようだ。
お地蔵さん:クリックすると大きな写真になりますお地蔵さんの祠:クリックすると大きな写真になります祠の上の額:クリックすると大きな写真になります別のお地蔵さん:クリックすると大きな写真になります

 京都って、お寺・神社の庭や仏像ばかりではなく、町中をテーマを絞って歩いてみても面白そうだ。
 少し時間があったので、御所のある京都御苑まで足を伸ばしてみた。野鳥撮影のためのロケハン(Location Scouting)のつもりでもある。時代祭の見物には行ったが、中を歩いたことはない。中立売御門から入って北の方へ回ると「近衛池」という小さな池がある。ここには、幾種類かの野鳥が来るようだ。今度は、デジスコセットでも持って鳥を待ちかまえるのもいいかもしれない。
 御苑全体を歩き回るには、時間がかかりそうだし、少々疲れた。タクシーを拾って、娘の住まいまで帰った。運ちゃんの話では、明日の高校駅伝の応援で沢山の人が京都に訪れているらしい。

 ようやく掃除の終わった後、関西では超庶民的な「王将」の1号店が最近改装して新しくなったというので話の種に夕食に向かった。安くて量も多いが、いつも行くもっと西にある中華料理の方が美味しい。それでも、テークアウトも含めて賑わっていた。

2009年7月12日

初夏の京都:鞍馬寺

 1DK の部屋で娘がTV 兼パソコンで使う、棚中に収納できるキーボード・マウス台を届けに京都に行った来た。1ヶ月前にできあがっていたが、なにやかやとあり、配達が遅れていた。

 7月11日(土曜日)、京都は最高気温が32℃くらいになるという。涼しいところを目指そうと貴船・鞍馬方面にいってみることにした。ネットでサーチしてみると、案内は叡山電鉄の鞍馬線で訪ねるのが一般的で、車でのアクセス案内はほとんどない。
 カーナビで鞍馬寺をセットすると道はあるようだ。カーナビの誘導のまま走ると、ノーベル賞を受賞した益川教授が在籍する京都産業大学の横を山の方へくぐりぬけていく。この大学、バイクでの登校を認めているようで、大学が設けているバイク置き場がいくつもある。何台もの学生が乗るバイクが前後についたりするので、いささか恐怖感がある。鞍馬寺の山門に近づくにつれて、道は狭くなり、乗用車同志でも離合が難しい個所もある。
 山門(仁王門)近辺には、民間の駐車場がいくつかあり、500円で駐めさせてくれる。それぞれがそれほど大きくないので、ほとんどが満車であった。山門を行き過ぎたところで、ようやく駐めることができた。

 鞍馬山の一番高いところは「背くらべ石」(奥州へくだる牛若丸が名残を惜しんで背丈をくらべたという石)があるところで、高さは山門の標高から 235m とそれほど高くないが、山門から急な坂道・階段が続く。最初の急な上りには、信徒が寄進したという短い(200m)ケーブルカーがついている。
 杉木立が続いていて、じっとしている分には涼しいが、急坂を登ると汗が噴き出してくる。本殿金堂あたりには、大きな楓が沢山あり、紅葉シーズンにはきっと赤く染まるのだろう。
 「背くらべ石」の横には、「木の根道」といって、岩盤が固くて地下に根を張れない杉の根がアラベスク模様を描いていた。

 帰りはケーブルカーに乗らず、「枕草子」の「近くて遠いものの 例えに」にある「くらまの九十九折という道」をおりてきた。途中に「火祭り」で有名な由岐神社がある。
ケーブルカー:クリックすると大きな写真になります楓の階段:クリックすると大きな写真になります背くらべ石:クリックすると大きな写真になります木の根道:クリックすると大きな写真になります


 「背くらべ石」からは、貴船神社への下り道になるようだ。貴船から歩いてきた熟年組や英語を声高に話す若い集団とも行き交った。
 紅葉のシーズンに叡山鉄道で来て、貴船から鞍馬まで歩いてみるのがいいのかもしれない。

2009年6月 7日

隠居の京都:初夏の府立植物園

 京都に一人住まいする娘のところへ衣装ケースを届けるアッシーを頼まれた。このようなときには、行ったついでにどこかに寄ってくる。今回は花の端境期と思うが、前から気になっていた北山通りと鴨川に面する京都府立植物園に行ってみることにした。

 この植物園、60歳以上は無料である。ただし、運転免許証などの公的証明書が必要である。家内は運転をしないから免許証もなく保険証も持ち歩いているわけではないから、結局 温室に入るときも合わせて、400円をとられた。

 若いときに来たことがあるように思うが、ほとんど思い出せない。園内は我々のような熟年族と三脚をかついだカメラマン、スケッチをする人たちが目についた。新型インフルエンザの影響か、それとも修学旅行・外国人の団体旅行ではこのような場所は訪れないのか、団体には会わなかった。

 ここの温室はかなり大きい。温室は八つのゾーンに分けてあり、それぞれのゾーン毎に名前をあまり知らない花がいろいろと咲いている。写真を撮るたびに名札も一緒に撮った。
園芸品種の由来と思われる花もいろいろとある。
フクシァ:クリックすると大きな写真になりますアンスリウム:クリックすると大きな写真になりますインパチェンス属の一種アオサギ:クリックすると大きな写真になります
コガラ:クリックすると大きな写真になりますアリウム・ギガンチューム:クリックすると大きな写真になりますヒマラヤスギの実:クリックすると大きな写真になりますタイサンボクの花:クリックすると大きな写真になります


 この植物園には、樹木・花だけでなく野鳥もかなり棲息しているようだ。デジスコをセットして小鳥のさえずりが聞こえる梢にフィルドスコープを向けるマニアも見かけた。D70 に Nikkor 18-200mm 程度のレンズではなかなか小鳥は捉えきれない。池であまり動きのないアオサギはなんとか撮れるが、木の茂みの中で動きの速いヤマガラなどはなかなか難しい。パソコンでデジタル・ズームよろしくトリミングしてようやっとである。

 バラは盛りがすぎていた。それに堺市の浜寺公園のバラ庭園の方がバラエティがあっていいように思う。そのバラ園の近くに、アリウム・ギガンチュームという球状の面白い花が咲いていた。
 この植物園の創始は大正時代のようだが、戦後、昭和21年(1946)から12年間連合軍に接収されていたこともあって本格的に今の体裁を整えてきたのは、昭和40年代に入ってからのようだ。庭園にある大きなヒマラヤスギがいつからあるのか分からないが、実を沢山つけていた。このような実をみるのは初めてである。すぐ近くに、タイサンボクが純白の大きな花をつけていた。

京都・奈良私的観光地図に掲載 

2009年1月11日

冬の京都:圓通寺借景で雪の比叡山を楽しむ

 正月に帰省していた二女が、新しく購入したパソコンが届く日に設定を兼ねてかさばる荷物を持ってきて持って帰ってほしいとアッシーを頼まれた。天気予報は近畿地方中部の平野部でも積雪があるかもしれないと告げているが、道路は大丈夫のようだ。
クリックすると大きな写真になります 家内が使っている製品と同じものを価格.com で格安で求めたパソコンの設定は問題なく終わった。私が組み上げたパソコンがだんだんと駆逐されていって寂しいが、致し方ないことだ。

 昼食を近くの京風うどん屋さん「だいりき」で摂った。メニューには創作的なうどんが多く、人気のいなり寿司と細身の京うどんとの取り合わせは大阪では味わえない。

 このような時には、せっかく京都まで来たのでどこかに出かけるのであるが、観光としては季節はずれである。娘のおすすめにしたがって、上賀茂神社にちかい「圓通寺」にカーナビをセットした。比叡山が借景となる庭がいいのだそうだ。昨晩からの雪で、比叡山は白い。
 ちょっとした京都ガイド・ブックには駐車場があるかどうかのような詳細はでていないから、きっと拝観客も少ないと思われた。カーナビの案内にしたがって北山通りの府立植物園から深泥池近くの細い道をたどっていくと、最近開発されたと思われる新興住宅地のはずれにあった。駐車場は狭いスペースだが5~6台は駐められるようで無料である。拝観料600円を払って、冷たい板張りの廊下を巡っていくと、有名な借景が眺められる居室にでる。電気カーペットが敷いてあり、先客4名ほど座って眺めていた。

クリックすると大きな写真になりますクリックすると大きな写真になります この寺ではこの居室から外に向かっての写真撮影以外は、禁止されている。確かに苔むした石庭から数本の古い杉(檜?)越しに眺望できる白い比叡山は、一幅の絵である。
 この景観を守るため京都市は「京都市眺望景観創生条例」というものをつくり、マンションの建設などを規制しているようである。
 この寺は他に見るべきものは特にない。帰り際、檜皮葺きの屋根にうっすらした雪が残る門から入ったすぐそばに一本の蝋梅が咲いていた。


(追記:2009/1/31)1月28日の毎日新聞朝刊 「余録」は次のような内容だった。そう言えば、堺市泉北の荒山公園梅林に毎年咲く蝋梅はそろそろだろうか。
 英語で「ウインター・スイート」と呼ぶ花があるが、何だろうか。実はロウバイという。スイートには甘さとともに香りを示す意味があると言えば、ああなるほどと思われる方が多いだろう。寒気の中をただよう澄んだ芳香はまさに「冬の香り」である。
 散歩の途中、香りに気づいて見回せば、人の家の庭先のロウバイが目に入ってきた。葉のない枝には2、3㌢ほどの黄色い花がちょっとおじぎをしたような感じでいくつもついている。半ば透き通ったロウ細工のような光沢をもつ花である。
 いったいどんな造化の妙でこんなロウを引いたような花弁ができたのか。漢字では「蝋梅」だが、植物学上は梅と違うロウバイ科の木で、学名もずばり「冬の花」との意という。原産地の中国からは朝鮮半島経由で江戸時代初めに伝わった。
 芥川龍之介に「蝋梅や雪うち透かす枝の丈」の旬がある。「筑波おろしの寒きに琥珀に似たる数朶(すうだ)の花をつづりぬ」という田端の家の一株は、維新で没落した本所の養家にあった木だった。家に残る財はそれだけというが、当時わざわざ移植するほど珍しいものであったらしい。
 この花が満開となれば、梅の開花の知らせも届き始める。「春信」とは春の便りという意味だが、冬の季語である。同じく立春前の寒中にあって近づく春を待ちわびる「春隣」「探梅」といった言葉のいくつかも思い出させるロウバイだ。
 ちなみにその花青葉は「先導」「先見」だという。妨れる春をどんな花よりもいち早く察知し、人々に教えてくれるからに違いない。風が冷たければ冷たいほど、雪が深ければ深いほど、春は近い--寒中の芳香がそう告げている。


京都・奈良私的観光地図に掲載 

2008年4月14日

平安神宮神苑・岡崎あたり

 また家内のアッシーで京都に出かけた。娘の休日に合わせているので、当然土日となる。
 醍醐寺の桜などソメイヨシノの満開時には、出かけるのは億劫であるが、時期は少しずれている。

クリックすると大きな写真になります ソメイヨシノの満開は終わったが、平安神宮の枝垂れ桜は見頃ということをTVで言っていたいうので混雑を覚悟で行ってみることにした。予想どおり、岡崎界隈は観光バスが溢れていた。それでも、岡崎公園の地下駐車場へは、待機の列の最後尾につくと 30 分ほどで入れることができた。

クリックすると大きな写真になります  太極殿の前の広場には、人が溢れていた。顔立ち体格からあきらかに外国人と思われる人たちも多いが、バスのツアー客は話し言葉から判断すると中国人が多いようだ。太極殿の向こうに、満開の大きな枝垂れ桜が見える。皆のお目当ては、太極殿を取り巻くように造られている神苑なのだ。入るには拝観料 600 円がいる。今の平安神宮は後ほどの引用記事にあるように明治 28 年に建てられているが、この神苑もそのときに造られたらしい。

クリックすると大きな写真になりますクリックすると大きな写真になります 神苑に入ったところからすぐに、枝垂れ梅が溢れている。それをカメラに収めようと人も溢れている。いまや携帯にも画素数の多いデジカメがついているから、全ての人がカメラマンである。順路表示に従って、東神苑の方に回ると池端に貴賓館(尚美館)があって、そこでは今夕行われる観桜コンサートの準備が行われていた。
 この神苑には菖蒲など季節毎に咲く花も配されているようである。桜が終わった喧噪のない平日にまた訪れてみたいものだ。

 神苑の喧噪から離れて琵琶湖疎水の鴨東運河あたりをブラブラすることにした。その途中に、漬け物の「大安」がある。フラフラと立ち寄って、味見をした牛蒡などの漬け物をいく点か求めた。店の横に、奥行きの深い観光バスが5台ほど入れるガレージを持っていて、入れ替わり立ち替わり入ってくるバスを巧みにガイドしていた。京都人って、大阪人より商売はうまいのではないか。

クリックすると大きな写真になります080412_005.jpg 琵琶湖疎水のインクライン跡にも、家族連れなどが多く散策していた。そういえば隣は京都動物園である。ここには、バスのツアー客はこない。遅咲きの桜や葉桜が川面に花びらを散らしていた。

 日曜日朝、自宅に帰って昨日の毎日新聞夕刊をめくっていると、「建築夢伝説」という特集記事に、平安神宮が取り上げられていた。ちょうど、娘から平安神宮と御所とはどのような関係にあるのかと質問を受けたが、明確に答えられなかったところであった。昨日の体験から、「うん、なるほど!!」と独り言がでた。
 京都三大祭の一つ「時代祭」をつかさどる平安神宮は年間150万人以上が訪れるランドマークで、国内外に広く知られている。しかしもともとは、イベントの記念建造物として計画されたことはさほど知られていない。それがなぜ巨大な神社に変わったのか。国際日本文化研究センター教授(風俗史)で建築評論家の井上章一さんがその歴史を追った。
 平安京は、今から1200年ほど前にいとなまれた。その年代を794年、なくようぐいす平安京とおぼえた人は、多かろう。京都へ都をうつさせたのが桓武天皇であることも、ひろく知られていると思う。  平安神宮は、その桓武天皇と、あとひとり孝明天皇を神としてまつっている。幕末史のファンには言うまでもないが、孝明帝は明治維新の直前になくなった。京都が都であった時代の、その最後をかざる天皇である。皇都=京都のはじまりとおわりに位置する天皇が、ここでは神になっている。
 たてられたのは、1895年、明治28年であった。この年は、平安遷都からかぞえて1100年と1年にあたる。その建都1100年をいわうために、建設された。
 スケジュールが1年のびた点については、訳がある。1895年には、大規模な内国勧業博覧会をひらくことが、きめられていた。内務省が主催するこの博覧会を、なんとしても京都へひっぱりたい。そんな誘致の名目に、平安建都1100年という歴史がつかわれた。建都1100年の事業が、1101年の年へもちこされたのは、そのためである。
 この博覧会は、当初大阪でおこなわれる予定になっていた。それを、京都は大阪からうばいとっている。歴史を都市間競争の武器にする、そのさきがけでもあったろうか。
 くりかえすが、平安神宮の主だった建物は、1895年にできている。だが、はじめから神社としてたてられたわけではない。当初は、建都1100年祭の記念殿として、いとなまれた。もとは、イベント用のモニュメントだったのである。
 建設にあたっては、市民からの寄付金も、よせられた。いわゆる町衆の京都へよせる熱い想いも、この建物をみのらせている。都としての地位をうしなった街の、くじけるものかという気持ちも、そこにはあったろう。
 だからこそ、できあがった記念殿は、のちのちまでのこされることが、のぞまれた。そのためにひねりだされたのが、これを神社にしてしまおうという着想である。はじめに信仰があったわけではない。夢の結晶ともいうべきこの建物を、後世へもつたえよう。そんな情熱が最初にあって、記念殿は神社へとくみかえられた。
 桓武帝と、のちには孝明帝が、祭神にされたのも、皇都としての京都をしのぶためである。どうやら、この街では、王座を東京にうばわれ、かえって尊王精神が高まったようだ。  そういえば、平安神宮でおこなわれる時代祭も、まことに尊王的である。足利氏にはつめたいし、南北朝時代も吉野朝時代としてしめされる。いわゆる皇国史観でそめあげられたパレードが、ここではくりひろげられている。まあ、足利氏のあつかいは、ごく近年になって、やや好転しだしたが。
 記念殿の建築は、平安時代の大極殿にならおうとしている。といっても、正確な復元がなされたわけではない。いくらかの資料は参照されたが、想像でくみたてられたところもある。近代の京都が、平安京のまぼろしをよみがえらせたということか。
 そういえば、建築のかまえもどことなくファンタジーめいている。ディズニーランドが、西洋の中世を幻視しつつ、シンデレラ城をつくりあげた。あれによく似たやりくちが、ここでもとられたように思う。とりわけ東西両翼の楼閣に、私は絵本で見る竜宮城のようなおもむきを、感じる。
 記念殿のすぐ南側で同時にひらかれた博覧会も、ここには影をおとしているかもしれない。私には、楼閣部分が、博覧会のパピリオンめいた建築としてもうつる。外人観光客がおおぜいやってくるのも、そのせいか。


京都・奈良私的観光地図に掲載 

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