Studio YAMAKOで“オオウラギンスジヒョウモン”タグの付いているブログ記事

2018年8月18日

オオウラギンスジヒョウモン と ウラギンスジヒョウモン 箱根湿性花園 7月14日

7月9日に箱根湿性花園に電話してみた。「ミドリシジミは出ているでしょうか?」と尋ねたところ「今年はまだ見ていません」とのこと。「ノリウツギは咲いてますか?」と尋ねたら「咲いてます」という返事をいただいた。
 昨年は、都合がつかなくて行くことができなかったが、一昨年7月19日にミドリシジミを撮ろうと箱根湿性花園へ行ったところ、その姿を全く見ることができなかった。今年は桜の開花から始まって、何もかもが10日ほど早い。例年7月20日をメドに行くと必ずミドリシジミに会えたが、今年はどうなのだろうか。
 駄目でも仕方ないと思い、7月14日に出かけた。午前中から気温が高かった。 御殿場から仙石に向かうと、カーナビで「この先事故で通行止めです」とアナウンスされた。かといって状況もわからないし、片側一車線の山道を引き返すのをためらっていると、御殿場から右側車線をサイレンを鳴らして、救急車が2台上がって行った。15分くらいして、その救急車が戻ってきた。負傷者は収容されたらしい。しばらくして、止まっていた車が動き出した。事故現場は、そこからそれほど先ではなく、長尾トンネルの手前だった。下ってくる乗用車と登っていく乗用車がぶつかっていた。
 そんなことがあって、到着が1時間ほど遅くなってしまい、湿性花園に着いたのは9時半だった。入園してさっそく、ノリウツギの咲いていくところに行ってみた。ノリウツギの花は適期を過ぎていたが、ミドリシジミは元気だった。一つの花の房に4頭もいたことがあった。ただ時間も遅くなり、気温が高く、開翅はしてくれなかった。♀も多いように見える。
  花に来るオオウラギンスジヒョウモンを撮ろうと、カセンソウやヌマトラノオが咲く湿原復元区へ行ってみた。活発に飛び回るオオウラギンスジヒョウモン♂を追っていたが、1頭、何か違う感じの、前翅の先端に♀の特徴である白い△の紋があるが、オオウラギンスジヒョウモンの♀はもっと暗色である。また、前翅外縁のくびれがオオウラギンスジヒョウモンより明らかに少ない。これはウラギンスジヒョウモンの♀と同定した。ウラギンスジヒョウモンは少なくなっていると言われ、私にとって貴重な写真となった
。  元気なミドリシジミを確認できたし、思ってもみなかったウラギンスジヒョウモンにも会えた。暑くなってきたので12時に撮影を切り上げ、湿性花園の前の蕎麦屋さんに入って「とろろ蕎麦」を食べて、帰路に着いた。

;クリックすると大きな写真になります。 1.ミドリシジミ -1
ノリウツギが見えるところに近づくと、その花に飛んできたミドリシジミが見えた。先客がいる。2頭にピントが合うようにカメラの位置を移動する。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 94mm ISO160 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 2.ミドリシジミ -2
同じ2頭をプラス補正で撮った。裏面から♂♀を見分けるのは、私には難しいが、お腹が太いので♀かもしれない。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 168mm ISO320 ) 露出補正 +0.7段
;クリックすると大きな写真になります。 3.ミドリシジミ -3
この日は日差しが強く、暑かった。ミドリシジミも日陰で翅を休める。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 136mm ISO320 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 4.ミドリシジミ -4
前の写真と同じ個体。左後翅広角に小さな破損がある。発生後期になっているのではないかと思った。今年はやはりいつもの年より発生時期が早いようだ。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 22mm ISO250 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 5.ミドリシジミ -5
裏面の白条の位置、太さ、曲がり方などには個体により、微妙な差がある。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO320 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 6.ミドリシジミ -6
この画の中に4頭のミドリシジミがいる。ノリウツギの花はほかにもあるのに、なぜかここに集まっている。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 45mm ISO320 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 7.キタテハ -1
キタテハの夏型のきれいな個体だった。花はオカトラノオだと思っていたが、どうやらヌマトラノオのようだ。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 213mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 8.オオウラギンスジヒョウモン♂ -1
湿原復元区に咲くカセンソウには、今年もオオウラギンスジヒョウモンが舞っていた。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 178mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 9.オオウラギンスジヒョウモン♂ -2
オオウラギンスジヒョウモンはヌマトラノオでも吸蜜する。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 147mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 10.ウラギンスジヒョウモン♀ -1
ヌマトラノオに来ていたこの個体を見て、最初はオオウラギンスジヒョウモン以外思いつかなかったが、よく見ると何か違う。前翅の翅頂部に小さな白い紋があり、♀のようだと思った。しかし、オオウラギンスジヒョウモンの♀はもっと暗い色である。それにこの個体は、オオウラギンスジヒョウモンに比べ、前翅外縁のくびれが少ない。これはウラギンスジヒョウモンの♀と思う。ウラギンスジヒョウモンは、1992年に信州の高ボッチで見て以来、お目にかかっていない。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 175mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 11.ウラギンスジヒョウモン♀ -2 裏面
同じ個体。裏面後翅の銀紋もオオウラギンスジヒョウモンとは微妙に異なる。後翅亜外縁部も赤みを帯び、ウラギンスジヒョウモン♀の特徴がある。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 15mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 12.ウラギンスジヒョウモン♀ -3
しばらくの間、ヌマトラノオの花から花へ移って、吸蜜してくれていたので、撮影にも余裕があった。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 16mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 13.ウラギンスジヒョウモン♀ -4
開翅もしてくれる。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 56mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 14.ウラギンスジヒョウモン♀ -4
比較的近くにあるヌマトラノオの花にきてくれた。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 19mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 15.ウラギンスジヒョウモン♀ -5
ほんとにきれいな個体だった。満足。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 26mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 16.キアゲハ
湿原復元区に咲くチダケサシにキアゲハが絡んでいた。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 62mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 17.アカタテハ
例年、湿原復元区に来ると必ずと言ってよいほどアカタテハが飛んでいる。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 129mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 18.キタテハ -2
キタテハは年3回ほど発生する。これは多分第2化と思う。形がずんぐりした印象なので、♀だと思う。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 48mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 19.キタテハ -3
このキタテハは湿原復元区のヌマトラノオの花からしばらく離れようとしなかった。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 168mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 20.オオウラギンスジヒョウモン♂ -3
ウラギンスジヒョウモンと見比べていただくと、前翅の翅頂部(先端部分)が外側に膨らんでいるのと、翅の幅がやや細長いのがわかる。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 168mm ISO160 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 21.オオウラギンスジヒョウモン♂ -4
裏面はウラギンスジヒョウモンに比べてやや暗い感じで、銀色の帯も少し形が違う。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 168mm ISO160 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 22.オオウラギンスジヒョウモン♂ -5
20.21.と同じ個体。例年はオオウラギンスジヒョウモンはもっと個体数が多いが、今年は少なかった。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 168mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 23.ミドリシジミ -7
最後にもう一度ミドリシジミを見に行った。今回は開翅シーンが撮れなかったが、ここは9時開園なので、それより前に入ることができない。次回は何とか開翅するミドリシジミの♂を撮るチャンスに恵まれたい。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 129mm ISO640 ) 露出補正 -0.7段


2017年10月28日

蝶 自選年間ベスト10 (?11) 2013年

2013年2月に娘夫婦がバリ島旅行に誘ってくれたので一緒に行くことになった。娘たちは4泊5日をのんびり過ごすというが、チョウ好きの私にとっては憧れの東南アジアである。シンガポール経由で入ったバリ島で、着いた日の宿をとったのは、島の西側、海沿いのスミニャックというところだ。翌日、ホテルのプールで遊んでいる娘たちと別れて、近くを歩いてみた。ちょっと脇の空き地に入ると多くの蝶を見ることだ出来る。さすがだ。次の日はタクシーを頼んで、タバナンというところにあるバタフライ・パークへいった。ホテルへ戻る途中、バリ島の景勝地タナロット寺院に寄った。

 第3日はやはり西側の海沿いにある「ブルガリ」で昼食にした後、ウルワツ寺院でケチャ・ダンスを観る。ここにも蝶は多い。次の日は、タマン・アユン寺院を観た後、北東部の山間地であるキンタマーニ高原へ行く。ここは楽しみにしていたが、レストランで食事をしただけで蝶を追うことはできなかった。そして、ウブドに向かった。ウブドでは宿泊したプリ・ウランダリというホテルの敷地内や、ゲートを出て、すぐ近くの空き地で蝶を追いかけ、楽しんだ。詳しくはバリ島のフィールドで撮った蝶をご覧いただきたい。

 夏は、2泊3日で、八島が原湿原、美ヶ原に出かけたが、あまり成果は得られなかった。北杜市のオオムラサキセンターや上高地へは日帰りで出かけた。
  秋には新横浜公園のガガイモでカバマダラが発生しているという情報に触れた。台風が来ていたりしてなかなかチャンスがなかったが、最後の最後にやっと1頭に会うことができた。

;クリックすると大きな写真になります。 1.ヤエヤマムラサキ 2013年1月28日 グァム島
マンギラオゴルフ場に、この年もまた、ヤエヤマムラサキがいた。きれいな個体で、翅を開いて見せてくれた。♀の前翅の先は紫色に輝く。これは♂だ。

Nikon D5000 TAMRON 90mm ?f?2.8G macro
絞り優先オートで撮影(f??5.6 1/1400秒 90mm ISO400 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 ?2.翅を開いたマルバネルリマダラ 2013年1月28日 グァム島
グァム島のマンギラオ ゴルフクラブでホール・アウトして、クラブハウスへ戻る道にテイキンザクラの深紅の花が咲いているところがある。毎年ここではマルバネルリマダラがその花に集まっている。

Nikon D5000 TAMRON 90mm ?f?2.8G macro
絞り優先オートで撮影 ( f???5.6? 1/?250?秒 90mm ISO?8?00)露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 ?3.ユベンタヒメゴマダラ 2013年2月8日 バリ島 タバナン付近
初めて見るチョウだった。ランタナの花に絡みながら吸蜜しようとしている。?

Nikon D5000 TAMRON 90mm ?f?2.8G macro
絞り優先オートで撮影( f???5.6? 1/?800?秒 90mm ISO?400) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 ?4.コモンタイマイ バリ島 タナロット寺院?
黄色いランタナの花に来ていたコモンタイマイ。ここでは普通種のようである。ウブドで見たコモンタイマイは激しく傷んでいたが、これはきれいな個体だった。

Nikon D5000 TAMRON 90mm ?f?2.8G macro
絞り優先オートで撮影( Ff????5.6? 1/?400?秒 90mm ISO?400)露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 ?5.ギフチョウ鮮やかに 2013年4月5日 神奈川県相模原市?
イワツツジが咲いていた。いつもの年よりも早いのではなかろうか。イワツツジに来たギフチョウを撮るのは初めてだった。

Nikon D300 Tokina 100mm ?f?2.8 macro
  絞り優先オートで撮影( f??5.6 1/?1600?秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
クリックすると大きくなります。 ?6.ウラナミアカシジミ 2013年5月13日 横浜市舞岡公園
なかなか良い写真が撮れなかったウラナミアカシジミが目の前にいた。?

Nikon D300 Tokina 100mm ?f?2.8 macro 
絞り優先オートで撮影 ( f?????6.3? 1/?250?秒 ISO?9?00 ) 露出補正 -0.3段
クリックすると大きくなります。 ?7.ギンボシヒョウモン 2013年7月8日 山梨県北杜市 観音平
観音平は標高1,570mある。ここまで登ってくるとギンボシヒョウモンが多くなる。?

Nikon D300 Tokina 100mm ?f?2.8 macro 
絞り優先オートで撮影 ( ?f?6.3? 1/?1000?秒 ISO?4?00 ) 露出補正 -0.3段
クリックすると大きくなります。 ?8.スジグロシロチョウの求愛 2013年8月23日 長野県上高地
2頭のスジグロシロチョウの♂が?キオンの花に止まっている♀に求愛をしている。前にいる♂の眼はしっかりと下にいる♀を見ている。しかし♀の方は尾端を上げて交尾したくないと意思表示している。私の好きな写真になった。

Nikon D300 Tokina 100mm ?f?2.8 macro
絞り優先オートで撮影( ???f6.3? 1/?800?秒 ISO?4?00 )露出補正 ?なし???????
クリックすると大きくなります。 9.路傍のクジャクチョウ 2013年7月25日 長野県美ヶ原山麓
美ヶ原から三城へ下りてきて、松本へ向かう道の傍らに咲く黄色い花でクジャクチョウが吸蜜していた。?

Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f4 1/200秒 6mm ISO200 ) 露出補正 なし
クリックすると大きくなります。 10.カバマダラ 2013年10月31日 横浜市新横浜公園
秋になって?、カバマダラが新横浜公園で発生しているとの情報がネット上を飛び交っていた。やっと10月18日に行くことができたが、伊豆大島に大きな被害をもたらした台風26号で、ここ新横浜公園も冠水し、第三京浜の港北インターから新横浜へ向かう道(県道13号線)を挟んで、日産スタジアムの反対側の公園や運動場部分は、閉鎖されていた。新横浜公園は、国土交通省京浜河川事務所管理下の多目的遊水地の上に建設されている。台風の大雨で冠水することこそ、その目的を果たしているのだが?????????。?水が引いた??10月?28日にも行ってきたが、カバマダラは飛んでいなかった。そして最後のチャンスと思って行った31日に、フジバカマの花に来ていたこのチョウを撮った。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f5.6 1/?40?0秒 1?11?mm ISO?1?00 ) 露出補正 なし
クリックすると大きくなります。 ?補 1.アサギマダラ 2013年?10月10日 富山県五箇村
秋に能登半島ドライブ旅行をした折、往きに世界遺産「五箇村」を訪れた。北陸の秋だったが、天気が良く、五箇村の村落のフジバカマには、オオウラギンスジヒョウモンや複数のアサギマダラが舞っていた。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm ?f?3.5-5.6G
?プログラム?オートで撮影(?f?5.6 1/?640?秒 ?170?mm ISO400)露出補正 -0.3段
クリックすると大きくなります。 ?補 2.カセンソウの花畑で遊ぶオオウラギンスジヒョウモン 2013年7月18日 神奈川県 箱根湿生花園
箱根湿生花園の奥にある仙石原湿生植生復元区には、この時期黄色いカセンソウの花が咲く。一面黄色いカセンソウの花の中にいるオオウラギンスジヒョウモンを撮りたかった。ここは低地湿原として、一部が国指定天然記念物に指定されている貴重な場所。 ?

Nikon COOLPIX P90 ?f?2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( ?f?5?.6? 1/?250?秒 110mm ISO?64)露出補正 ?-0.3段
クリックすると大きくなります。 補 3.逆さに止まるテングチョウ 2013年7月8日 山梨県北杜市 観音平
テングチョウの写真は、地面に止まったり、下草に止まったりしているところが多い。こんな止まり方をするテングチョウは初めてだった。?

Nikon D300 Tokina 100mm ?f?2.8 macro 
絞り優先オートで撮影  ( ?f??6.3? 1/?320秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
クリックすると大きくなります。 ?補 4.ヒョウモン3種 長野県八島が原湿原 2013年7月25日
この写真は、平成14年の年賀状に使用した。左からヒョウモンチョウ、ミドリヒョウモン、ウラギンヒョウモン。ほかに同じ花が沢山あるのに何で一つの花に集まるのだろうか? ?

Nikon D300 Tokina 100mm ?f?2.8 macro 
絞り優先オートで撮影  ( ?f??5.6? 1/?3200秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
クリックすると大きくなります。 ?補 5.オオムラサキ 2013年7月8日 山梨県北杜市?
樹液が出ている大きな木があり、その柵にオオムラサキの♂が翅を開いて止まってくれた。まだ7月の初旬だが既に大分擦れていた。

Nikon D300 Tokina 100mm ?f?2.8 macro 
絞り優先オートで撮影  ( ?f??5.6? 1/?400秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
171028_016.jpg ?補 6.アコンテアイナズマ? 2013年2月10日 バリ島 ウブド?
ウブドの朝、散歩をしていたら、むこうからから猛スピードで飛んできた。必死になって写真を撮ったが、なんという蝶かわからない。帰国して、東南アジアの蝶図鑑を新調して同定を試みたが、確信はない。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8G macro
絞り優先オートで撮影 ( f?5.6? 1/?800?秒 90mm ISO?400 )露出補正 なし


2016年7月23日

ミドリシジミがいない! 箱根湿生花園 7月19日

西日本から東海地方までは前日の7月18日に梅雨明けとなったが、関東はまだ梅雨明け宣言がない。7月に入ってからも天候は不良で、所用があったこともあり、なかなか蝶の写真を撮りに出かけられなかった。だが、ここ数日はとても蒸し暑くなり、天気予報に反して日中、日が差す日が続いている。この日も天気予報は曇りとなっていたが、気温が高ければ蝶も飛ぶだろうと、箱根の湿生花園に行ってみることにした。
 毎年、この時期には、ここでミドリシジミが多くみられる。今回ももちろんそのミドリシジミをじっくり撮ろうと思っていた。自宅を7時に出発し、8時半には箱根湿生花園の駐車場に着いた。ここ仙石原の標高は650mあるが、車から降りると、この時間でも蒸し暑い。9時の開園を待って中に入った。
 しかし、ミドリシジミの姿を見ることができない。ここ数年、毎年7月20日前後にここを訪れているが、こんなことは初めてだ。いつも数頭は吸蜜しているノリウツギの花にもいない。とうとうこの日は1頭のミドリシジミも見ることができなかった。どうしたことかと思い、職員の方に伺ってみた。管理者の方に確認していただいた結果、ミドリシジミは発生していたが数は少なく、さらに、ここ数日は暑さのためか全く見られなくなったとのことだった。いないはずはないのだが、この暑さでどこかに潜んでいるのだろうか。午後1時ごろまで、湿生花園で過ごしたが、とうとうミドリシジミを見ることはなかった。また、来シーズンに来てみようと思う。
 というわけで、蝶の写真はオオウラギンスジヒョウモンなどしか撮れなかった。アサマイチモンジのきれいな個体に出会ったが、撮りそこなってしまったのが残念だ。

;クリックすると大きな写真になります。 1.モンキチョウの卵
開園時間の9時まで少し時間があった。以前、駐車場の奥の林縁で、ミドリシジミを見たことがあったので、そのあたりを歩いてみるが、その姿はなかった。草叢ではモンキチョウが元気に飛んでいる。シロツメクサの葉に産卵して飛び立った後を見てみると、小さな卵が産みつけられていた。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/800秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 2.ツバメシジミ♀ -1
ツバメシジミも飛んでいた。開翅したところを見ると♀だった。シロツメクサはツバメシジミの食草の一つなのだ。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/400秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 3.ツバメシジミ♀ -2
ツバメシジミの後翅裏面にはルリシジミやヤマトシジミにない橙色の紋がある。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f3.3 1/400秒 4mm ISO100? ) ? 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 4.モンキチョウ♀ -1
9時開園を待って園内に入る。さっそく、ミドリシジミが出てきていないかとハンノキの林縁を探してみるがいない。花の写真を撮りながら、ノリウツギの花にミドリシジミが来ていないかと探してみるが、そこにもいない。モンキチョウの♀がここでも元気に産卵をしていた。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1600秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 5.ツバメシジミ♀ -3
園内でもツバメシジミが産卵行動をしていた。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 90mm ISO250 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 6.アカタテハ -1
湿原植生復元区の花畑ではアカタテハがさっそうと飛び、オカトラノオの花で吸蜜していた。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1250秒 90mm ISO250 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 7.アカタテハ -2
同じ個体を今度はP610の望遠域で引き寄せて撮る。きれいな個体だった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f5.6 1/400秒 197mm ISO100? ) ? 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 8.アカタテハ -3
左側からもう1枚。お腹が大きいので♀のようだ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f5.6 1/400秒 125mm ISO100? ) ? 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 9.オオウラギンスジヒョウモン -1
園内を二回りして、茶店のある入園口へ戻ってきた。何か飲んで一休みしようと思う。ところが昨年までは、この茶店で飲み物が出されていたが、今年(今日だけか?)はそのカウンターが閉ざされていて、サービスがない。外の自販機で冷たい飲み物を買ってきて、その茶店に座って一息ついた。この茶店のそばにブッドレアの花が咲いていて、いつもはクロアゲハなどが吸蜜に来ている。しばらくしてオオウラギンスジヒョウモンがやってきた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f5.6 1/160秒 125mm ISO100? ) ? 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 10.オオウラギンスジヒョウモン -2
時刻は11時半になったがミドリシジミは全く見ることができないままだ。再び、黄色いカセンソウや白いオカトラノオが咲く湿原植生復元区へ行ってみる。このオオウラギンスジヒョウモンは♀のようだ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f5.6 1/250秒 197mm ISO100? ) ? 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 11.ミドリヒョウモン -1
数頭のオオウラギンスジヒョウモンに交じって、ミドリヒョウモンがカセンソウにいた。この2種は同じ環境にいることが多い。ともにスミレ科植物を食草とする。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f5.6 1/320秒 125mm ISO100? ) ? 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 12.モンキチョウ♀ -2
湿原植生復元区の花畑に咲くカセンソウにはモンキチョウも来ていた。乳白色がとてもきれいな♀だ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f5.6 1/320秒 64mm ISO100? ) ? 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 13.モンキチョウ♀ -3
湿原植生復元区の環境を写し込もうと試みた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f5.3 1/320秒 39mm ISO100? ) ? 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 14.モンキチョウの求愛
もう少しピントを合わせることができればよかったのだが。求愛行動は♂が♀を追いかけるのが普通と思っていたが、逆になっている。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f5.5 1/500秒 54mm ISO100? ) ? 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 15.ミドリヒョウモン -2
オオウラギンスジヒョウモンは白いオカトラノオの花が好きで、ミドリヒョウモンは黄色いカセンソウの花が好きなようだ。湿原植生復元区の花畑では蝶までの距離が離れてしまい、90mmマクロではうまく撮れない。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f5.6 1/320秒 125mm ISO100? ) ? 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 16.キタキチョウ
エゾミソハギの花にキタキチョウがいた。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/320秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 17.イチモンジセセリ
平地ではイチモンジセセリは秋に多く見られる蝶だ。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし


2015年8月11日

信州高層湿原 八島湿原を歩く 7月27日

八島湿原には過去に5回、蝶の写真を撮りに来ているが、湿原を一周することはなかった。
  ここはそれほど珍しい蝶がいるわけではないが、今回も高原の蝶を撮るのが目的だった。しかし、今年は蝶の発生がどのようになっているか少々わかりづらい。先週行った湯の丸では、いつもの年より蝶が少ないという。今回は、ここだけに腰を据えて、湿原を一周してみようと思う。

結果、あまり多くの成果はなかったが、過去にここを訪れた時には会うことができなかったコヒョウモンモドキとアカセセリに会えたのが収穫だった。
 今回もD5300にNIKKOR 18-140mmmを付け、さらに蝶に近寄って撮れるようにclose-up1をアタッチした。また、いつものようにCOOLPIX P610 をリストストラップで右手に持つ。

;クリックすると大きな写真になります。 1.ウラギンヒョウモン
快晴で気温も高い。高原の代表的な蝶であるウラギンヒョウモンが元気よく飛び回り、ノアザミの花に止まる。ここには蝶たちの好きな花が多い。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1800秒 ?140mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 2.ミドリヒョウモン♂とノリウツギ
ノリウツギも蝶たちの好きな花だ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f?45.5 1/?320秒 ?59mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 3.ミドリヒョウモン♀ 黒化型
ちょっとピントを外してしまった。ノリウツギで吸蜜する美しい♀だった。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/2000秒 ?140mm ISO200 ) 露出補正 
;クリックすると大きな写真になります。 4.コヒョウモンモドキ
離れたところに咲くノリウツギの花に小さなヒョウモンチョウがいる。眼が悪いので肉眼では同定できない。モニターで拡大してみてコヒョウモンモドキと確認できた。P610で望遠('35mm版換算で1200m相当)にして撮ったが、何とかぶれないで撮れている。このカメラの手振れ補正効果は素晴らしい。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6 1/400秒 215mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 5.コヒョウモンモドキ開翅
前の写真と同じ個体である。先週、湯の丸で会えたコヒョウモンモドキは上手く撮ることができなかったが、ここで再会できたのはラッキーだった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6 1/320秒 215mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 6.コヒョウモン
朝のうちは下草の上を飛んでいたコヒョウモンが、花を訪れる時間帯になったようで、ヨツバヒヨドリで複数が吸蜜している。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/320秒 236mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 7.ウラジャノメ
2012年の7月13日に来たときは、ウラジャノメが大発生していたが、この日は数頭を見ただけだった。しかも擦れている個体が多い。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.5 1/160秒 258mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 8.ウラギンヒョウモンとミドリヒョウモン
ノアザミには、この2種のほかギンボシヒョウモンも訪れる。また、コキマダラセセリなどもノアザミが好きだ。色鮮やかに咲いている。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/320秒 161mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 9.マルバダケブキとコヒョウモン
マルバダケブキにもいろいろな蝶が吸蜜にくる。湯の丸ではミヤマシロチョウが来ていた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/400秒 108mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 10.コヒョウモンの好きなヨツバヒヨドリ
五分咲きのヨツバヒヨドリ。コヒョウモンのご馳走だ。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/2000秒 ?140mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 11.御射山を背景にコヒョウモンを撮る
自分で気に入った写真の1枚だ。コヒョウモンはトレッキングコースの脇に咲いていたヨツバヒヨドリに夢中だった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.3 1/1600秒 4mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 12.ギンボシヒョウモン
高原のヒョウモンチョウの代表であるギンボシヒョウモンがノアザミで吸蜜していた。ギンボシヒョウモンは山地性のヒョウモンだ。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1000秒 ?140mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 13.コウリンカに来たコヒョウモン
珍しくコヒョウモンがコウリンカの花に飛来した。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/640秒 ?140mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 14.アカセセリ
コチャバネセセリかと思ったが、良く見ると後翅裏面が違う。初めて会ったアカセセリだった。残念ながら少し擦れている。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/640秒 ?140mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 15.コキマダラセセリ
これはコキマダラセセリだ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.5 1/250秒 59mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 16.コヒョウモンたちのパーティー会場
ヨツバヒヨドリの花に集うコヒョウモンたち。とても楽しそうに見える。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.5 1/250秒 108mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 17.コヒョウモン
道沿いのヨツバヒヨドリには、コヒョウモンが飛び交い、吸蜜している。湿原を背景にして撮った。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 8mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 18.マルバダケブキに集まる蝶 アカセセリも!
マルバダケブキの花それぞれに蝶が来ていた。中央にアカセセリ、左右はコヒョウモンだ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/640秒 116mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 19.ノアザミの花とウラギンヒョウモン
ウラギンヒョウモンもノアザミの花が好きだ。ギンボシヒョウモンとは裏面後翅の模様で区別できる。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1000秒 ?140mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 20.イブキトラノオにもコヒョウモン
ヒョウモンチョウは生息地が少なくなっているそうだが、ここでの個体数は多かった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/320秒 90mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 21.コキマダラセセリ
♀だろうと思う。きれいな個体だった。ヒメキマダラセセリととてもよく似ている。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.6 1/200秒 6mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 22.ギンボシヒョウモン開翅
開いた翅からはウラギンヒョウモンとの区別がつきにくいが、♂では、ウラギンヒョウモンは前翅にある3本の性標がギンボシヒョウモンより太くはっきりしている。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/640秒 ?140mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 23.コキマダラセセリ♂ ノアザミの花に夢中
翅を開いて吸蜜しているところを上から撮ることができた。小さくて素早く飛ぶので見逃しがちだが、なかなか趣がある。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 ?140mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 24.精悍なギンボシヒョウモン
生まれたばかりであろうと思われるギンボシヒョウモンの♂がノアザミの花に君臨していた。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/320秒 ?140mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 25.オオウラギンスジヒョウモン
駐車場へ戻る途中の斜面に咲くヨツバヒヨドリに花で、オオウラギンスジヒョウモンの♀が、陽の光をいっぱいに浴びて、吸蜜していた。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1250秒 ?140mm ISO200 ) 露出補正 なし


2015年7月 7日

リョウブの花に集う蝶 舞岡公園 6月22日

舞岡公園でリョウブの花が咲き始めたころだ。リョウブはトラフシジミの食草の一つであるとともに、その白い花には多くの蝶がやってくる。今日の狙いはトラフシジミとミドリシジミ♀の開翅シーンだ。生き残っているウラゴマダラシジミがいればうれしい。

9時半ごろ、公園の駐車場に着いた。駐車場の植え込みに居ついているムラサキシジミを撮り、まず、谷戸の上の方ににあるリョウブの木へ行ってみた。白い花が咲いている。しかし、蝶の姿は見えない。

あとでまた来ることにして、ミドリシジミのポイントへ進む。あんなにたくさん来られていた舞岡公園の平地産ゼフィルス・ファンも、その姿がない。 アカメガシワの花にも何かいないかと探してみた。一週間前は黄色い雄花ばかりが咲いていた花序には、紅色の雌花が混じっていた。ここにも蝶の姿はない。

そして、次の、本命であるリョウブの木のあるところに移動した。2人の先客がおられた。トラフシジミとミドリシジミが来ていると教えていただいた。はじめは高いところで花に顔を埋め、吸蜜していたが、じっと待っていると、下に咲いている花にも移動してくる。しかし、なかなか良い位置では撮らせてくれない。しばらく粘って、トラフシジミ、ミドリシジミ、そして珍客であろうオオウラギンスジヒョウモンなど、やってきた蝶たちを撮った。擦れてはいたが、ウラゴマダラシジミがいたのはうれしかった。

次はミドリシジミ♀の開翅シーンを撮りたかった。まず、遠い方のポイントへ行ったが、姿を見ることができなかった。もう一つのポイントに戻ってきたところ、先ほどの二人のかたがたが、下草にレンズを向けられていた。ミドリシジミ♀のO型だった。

もう一度リョウブの花のところに戻ったら、「ミズイロオナガがいますよ」と声を掛けられた。リョウブの花に来たのではないが、その近くに止まっていた。

そして最後に、朝に行った谷戸の上に咲くリョウブの花に立ち戻った。トラフシジミとオオウラギンスジヒョウモンに会えた。この日は、多くの蝶に会うことができた。舞岡公園の平地産ゼフィルスはそろそろ終わる。今シーズンは舞岡公園に産する平地産ゼフィルス全6種のうち、オオミドリシジミを除く5種を目撃、撮影することができた。

;クリックすると大きな写真になります。 1.ムラサキシジミ♀
この日は9時半に舞岡公園の駐車場に到着した。いつもムラサキシジミがいるところを見ると、この日も2頭が目に付いた。翅を開いてくれたのは♀だった。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/320秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 2.リョウブの木
公園の東口に向かう道にリョウブの木がある。やっと咲いたようだ。先着のカメラマンがおられたので、「いますか」と聞いてみたが、いない様だった。まだ、少し時間的に早いのかもしれない。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/200秒 12mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 3.ネムノキの花
季節はどんどん進んでいく。舞岡公園にはネムノキが沢山あるが、どの木も花が咲き始めていた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/200秒 72mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 4.リョウブの花で吸蜜するトラフシジミ
今日のテーマはリョウブの花だ。私が知っている2本目のリョウブの木に着いた。先着カメラマンは2名いらっしゃる。本命はトラフシジミであろう。リョウブはトラフシジミの食草でもある。さっそくトラフシジミを見つけた。撮りやすいところに下りてきてくれた。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 90mm ISO250 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 5.ミドリシジミも
リョウブの花ではミドリシジミもよく吸蜜している。お腹が太いので♀のように見えるが定かではない。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 90mm ISO800 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 6.オオウラギンスジヒョウモン♂ -1
トラフシジミに夢中になっていたら、オレンジ色の蝶がやってきた。ミドリかオオウラギンスジか?飛び回っている時は同定できなかったが、リョウブの花に止まってくれて、オオウラギンスジヒョウモンと解った。昨年の秋、舞岡公園の谷戸で撮ったのは擦れた個体だったのに比べなんとも美しい。ここでこの時期に見られたのは初めてである。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/400秒 125mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 7.アオスジアゲハ
リョウブの花にはアオスジアゲハもやってきた。落ち着きなく touch and go を繰り返す。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.5 1/320秒 48mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 8.トラフシジミ♀ -1
先ほどの個体とは違う個体である。お腹が大きく♀のようだ。左の前翅、後翅のそれぞれのパンチ・アウトされたような穴が開いていて、反対側の翅表のブルーがチラリと見える。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/125秒 90mm ISO560 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 9.トラフシジミ♀ -2
前の写真と同じ個体。右側の翅には穴が空いていない。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/125秒 108mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 10.ミドリシジミ -1
複数のミドリシジミがリョウブの花に来ていた。飛んだ時に緑色に輝いたのが1頭いたが、この個体かどうかはわからない。撮りやすいところに止まってくれた。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 90mm ISO1000 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 11.ミドリシジミ -2
近い距離に止まっていたのでP610の広角端で撮った。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/125秒 4mm ISO220 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 12.大きなスジグロシロチョウ
リョウブの木の近くに咲くアザミの花で大きなスジグロシロチョウが吸蜜していた。スジグロシロチョウとヤマトスジグロシロチョウの判別は私にはできない。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.8 1/125秒 19mm ISO180 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 13.ウラゴマダラシジミ -1
白っぽい蝶が飛んできた。モンシロチョウとは飛び方が違う。ルリシジミにしては大きい。あっ、「これはウラゴマダラシジミだ!」。やっとお目にかかることができた。離れた梢の葉に止まっていて撮りにくい。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.5 1/125秒 258mm ISO800 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 14.ミドリシジミ♀ O型 開翅 -1
一旦リョウブの木を離れて、ミドリシジミの♀を探した。先ほどリョウブの木のところにおられた先着カメラマン2名が、ここでも先着されていて、ミドリシジミの♀が開翅していると教えてくださった。O型のきれいな個体だった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.5 1/125秒 48mm ISO250 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 15.ミドリシジミ♀ O型 開翅 -2
前の写真と同じ個体。回り込んでD5300+TAMRON 90mm macro で撮る。前翅の斑紋はAとOの中間くらいの感じだ。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 90mm ISO560 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 16.ツユクサ
道端に可憐なツユクサの花が咲いていた。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/320秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 17.オカトラノオの花に来たキマダラセセリ -1
今年はまだ、あまりキマダラセセリを見ていなかったが、この日は多く見ることができた。オカトラノオが咲く季節になったが、キマダラセセリが吸蜜に来ていた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/125秒 161mm ISO250 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 18.オカトラノオの花に来たキマダラセセリ -2
前の写真と同じ個体。翅を開いていて、下がった後翅の向こう側に、半分立てた前翅の裏側が見える。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/125秒 143mm ISO160 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 19.キンシバイ
古民家の裏庭にキンシバイが咲いている。上の写真は6月10日に来たときに撮った写真だ。良く見ると雄蕊が一か所から出ていて、何か違和感があった。二か所から出てきている花もあった。しかし、今日咲いている花は、下の写真のように、ほとんどがすべて雄蕊が生え揃っている。実はキンシバイ(金糸梅)の雄蕊は5群に分かれているとのこと。それが一つ一つ生えてくるのだ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
上:プログラムオートで撮影 ( f3.3 1/250秒 4mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
下:プログラムオートで撮影 ( f3.6 1/200秒 6mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 20.ミズイロオナガシジミ -1
再びリョウブの木のそばに戻ってきた。そのすぐ近くの葉の上にミズイロオナガシジミが止まっていた。これも先にいらっしゃった愛好家のかたに「ここにミズイロオナガがいますよ」と教えていただいた。2つの眼で探すより、複数の眼のほうがはるかに効率よく探し出せ、それを共有させていただけるのはありがたい。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/125秒 64mm ISO360 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 21.ミズイロオナガシジミ -2
前の写真と同じ個体である。少し近寄って撮った。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/125秒 64mm ISO720 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 22.蟻に牽かれるトラフシジミの遺体
先ほどミズイロオナガの所在を教えてくださった方が、「おおっ!きれいだ」と声を上げられた。何かなと思って見に行くとトラフシジミが翅を開いている。よくみるとそのトラフシジミは死んでおり、それを蟻が牽いて行こうとしているのだ。トラフシジミの開翅シーンは、私は見たことがないがその翅表はとてもきれいなものだった。しかし、このトラフシジミはなぜ、命を落としたのだろうか?

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.3 1/125秒 39mm ISO140 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 23.ヒカゲチョウ
ヒカゲチョウもリョウブの花にやってきた。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 90mm ISO560 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 24.トラフシジミ -3
D5300に付けた90mmマクロで撮りやすい位置にトラフシジミが止まってくれた。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 90mm ISO320 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 25.キマダラセセリ
リョウブの花にもキマダラセセリはやってくる。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 90mm ISO640 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 26.ウラゴマダラシジミ -2
さっきいたウラゴマダラシジミがまだいて、移動して撮りやすいところに止まってくれている。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.5 1/125秒 48mm ISO900 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 27.ウラゴマダラシジミ -3
同じ個体だが、静かに休んでいてくれたのでD5300+TAMRON 90mm macro で撮る。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 90mm ISO640 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 28.アジサイ
12時半になった。今日はまずまずの成果が得られたので引き上げることにする。道端のアジサイもきれいだ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.3 1/200秒 4mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 29.トラフシジミ -4
駐車場へ行く前に、朝に寄った東門の手前のリョウブの木に戻ってみた。朝は見つからなかったけど、トラフシジミが2頭いた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/200秒 98mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 30.オオウラギンスジヒョウモン♂ -2
トラフシジミの写真を撮っていると、時々、オレンジ色が視野に入る。元気よく飛び回り、なかなかリョウブの花に止まってくれない。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/160秒 98mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段

この日はリョウブの花に集まる蝶たちを撮った。トラフシジミ、ミドリシジミ、オオウラギンスジヒョウモン、キマダラセセリ、ヒカゲチョウ、アオスジアゲハがやってきた。このほかにリョウブの花で吸蜜こそしなかったが、その花の匂いに誘われたのか、ウラゴマダラシジミやミズイロオナガシジミもいた。カラスアゲハも見かけた。リョウブの木を中心に半径15mほどのところで、これだけの蝶たちに会うことができた。


2014年10月12日

舞岡公園では珍しい蝶 9月29日


 そろそろ秋の蝶も多くなってきたのではないかと、久しぶりに舞岡公園へ出かけた。この日はさわやかな快晴だった。

  駐車場から公園へ向かう橋からは、ウラギンシジミたちがテリトリー争いをしていた。橋のほうへ張り出した木の枝に止まって、他のウラギンシジミが飛んでくると、スクランブルをかける。4?5頭の♂が飛び交っていた。

  公園の中に入る。あまりチョうの数は多くない。谷戸へ下りるとヒヨドリバナが咲いていて、何かヒョウモンが飛んでいる。ツマグロヒョウモンではないようだ。オオウラギンスジヒョウモン♀がいた。ミドリヒョウモンもいる。オオウラギンスジヒョウモンを舞岡公園で見るのは初めてだ。ミドリヒョウモンは2005年に古民家で見たが、それ以来見ていない。先日、保土ヶ谷公園でもミドリヒョウモンを見ている。この両種はどちらかというと山地にいる蝶なのだが、今秋はどうしたのだろうか? n-shuhei さんも、大阪の泉北ニュータウンや、府立花の文化園で撮られているし、インターネットで見る他の蝶関連のブログ等でも、平地で撮ったミドリヒョウモンが紹介されている。

 ナガサキアゲハの♀が悠々と飛んでいる。仰ぎ見ると後翅の白斑がきれいだ。♂も飛んでいる。しかも破損のないきれいな個体だ。しかし、この日、撮影することはできなかった。舞岡公園には以外と花が少ない。

ウラギンシジミ♂;クリックすると大きな写真になります。 1.ウラギンシジミ♂
駐車場から公園に入る橋のそばで、何頭ものウラギンシジミがテリトリー争いをしていた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/480秒 155mm ISO100 ) 露出補正 -1.0段
ヤマトシジミの求愛;クリックすると大きな写真になります。 2.ヤマトシジミの求愛
道端のレンゲソウの花で吸蜜する♀に、♂が求愛している。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/1000秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
遊歩道のヒカゲチョウ;クリックすると大きな写真になります。 3.遊歩道のヒカゲチョウ
公園の遊歩道を歩きはじめる。いつもヒカゲチョウがいるところで、この日も飛んでいた。路上に止まるところを広角側ロー・アングルで数カット撮ったが、私が撮っている間、自転車の人、散歩中の人がじっと待っていてくれた。「ありがとうございます」と礼を言ったら「何を撮っていたのですか?」と聞かれた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/980秒 4.4mm ISO400 ) 露出補正 なし
アゲハチョウ産卵;クリックすると大きな写真になります。 4.アゲハチョウ産卵
カラタチの葉にアゲハチョウが産卵していた。尾状突起のあたりが大きく破損していたので、トリミングしてかくした。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/640秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
チモンジセセリとアザミ;クリックすると大きな写真になります。 5.イチモンジセセリとアザミ
谷戸のあぜ道に咲くアザミの花にはイチモンジセセリが多くいた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/850秒 4.4mm ISO200 ) 露出補正 なし
イチモンジセセリとヒヨドリバナ;クリックすると大きな写真になります。 6.イチモンジセセリとヒヨドリバナ
ヒヨドリバナにもイチモンジセセリが多い。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/250秒 140mm ISO500 ) 露出補正 なし
オオウラギンスジヒョウモン♀ -1;クリックすると大きな写真になります。 7.オオウラギンスジヒョウモン♀ -1
谷戸のあぜ道を歩いていると、ヒョウモンが飛んでいる。ツマグロヒョウモンとは違う。オオウラギンスジヒョウモンの♀だった。舞岡公園では初めて見る。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/2000秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
オオウラギンスジヒョウモンが止まった案山子;クリックすると大きな写真になります。 8.オオウラギンスジヒョウモンが止まった案山子
公園の谷戸では、案山子コンクールが行われていた。クマもん、フナッシー、ドラえもんなどの案山子が並んでいた。これは「ぬか床べに子」という作品。これにオオウラギンスジヒョウモン♀が止まった。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/800秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
オオウラギンスジヒョウモンとヒヨドリバナ;クリックすると大きな写真になります。 9.オオウラギンスジヒョウモンとヒヨドリバナ
オオウラギンスジヒョウモンと分かりやすいように裏面を撮った。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3。6 1/950秒 4.4mm ISO200 ) 露出補正 なし
赤米;クリックすると大きな写真になります。 10.赤米
実り始めた稲穂がこうべを垂れる田んぼの一角に、黒紫色の穂を見つけた。撮った写真を古谷戸の事務所の方に見てもらい、「これは何でしょう?」と尋ねてみたところ、赤米ということだった。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/400秒 62mm ISO200 ) 露出補正 なし
オオウラギンスジヒョウモン;クリックすると大きな写真になります。 11.オオウラギンスジヒョウモン
この日、多くのオオウラギンスジヒョウモンが飛んでいた。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/1000秒 105mm ISO200 ) 露出補正 なし
オオウラギンスジヒョウモン♀ -2;クリックすると大きな写真になります。 12.オオウラギンスジヒョウモン♀ -2
オオウラギンスジヒョウモンの♀とミドリヒョウモンの♀は表側だけを見ると判定が難しい。翅表の暗化傾向を見るとミドリヒョウモン♀のようにも見えるが、かすかに見える後翅裏面から、やはりオオウラギンスジヒョウモン♀のようだ。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/1600秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
コスモス;クリックすると大きな写真になります。 13.コスモス
夏にヒマワリが咲いていた畑ではコスモスが咲いていた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5。6 1/900秒 4.4mm ISO100 ) 露出補正 なし
アカボシゴマダラ♀;クリックすると大きな写真になります。 14.アカボシゴマダラ♀
アカボシゴマダラも多く見られるようになってきた。瓜久保の休憩所の傍で撮った。前翅の形から観て♀のようだ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5。6 1/240秒 138mm ISO100 ) 露出補正 なし
アカボシゴマダラ♂;クリックすると大きな写真になります。 15.アカボシゴマダラ♂
水車小屋まで戻ってくると、また、アカボシゴマダラが飛んできて、今度は目の前の葉に止まってくれた。今度は♂だ。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/320秒 112mm ISO200 ) 露出補正 なし
アカボシゴマダラ開翅 -1;クリックすると大きな写真になります。 16.アカボシゴマダラ開翅 -1
前の写真と同じ個体である。開翅してくれた。すっかり日本の蝶になっている。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/320秒 112mm ISO200 ) 露出補正 なし
アカボシゴマダラ サイドビュー;クリックすると大きな写真になります。 17.アカボシゴマダラ サイドビュー
回り込んで、開翅しているアカボシゴマダラの横向きになったところを撮る。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/250秒 116mm ISO280 ) 露出補正 なし
アカボシゴマダラ開翅 -2;クリックすると大きな写真になります。 18.アカボシゴマダラ開翅 -2
HS50の広角側で、水車小屋を背景にして撮った。後翅の赤いドットがきれいだ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/500秒 4.4mm ISO100 ) 露出補正 なし
オオウラギンスジヒョウモン♀ -3;クリックすると大きな写真になります。 19.オオウラギンスジヒョウモン♀ -3
またヒヨドリバナにオオウラギンスジヒョウモン♀が来ていた。この日は何頭ものこの蝶を見た。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/80秒 99mm ISO400 ) 露出補正 なし
アカタテハとヒヨドリバナ;クリックすると大きな写真になります。 20.アカタテハとヒヨドリバナ
この季節になるとアカタテハやヒメアカタテハが多くなる。しかし、今年はヒメアカタテハはほとんど見ない。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/170秒 99mm ISO800 ) 露出補正 なし
ミドリヒョウモンの求愛;クリックすると大きな写真になります。 21.ミドリヒョウモンの求愛
ミドリヒョウモンの♂が、♀の後を追い、路上に止まった♀に求愛を続けている。♂のほうは間違いなくミドリヒョウモンだが、さて、♀のほうはひょっとしてオオウラギンスジヒョウモンかもしれない。翅表の暗化の状態や、若干前翅が細長く感じるので、これはやはりミドリヒョウモンの♀だろうか。第一、♂が他種のメスをここまで追いかけるだろうか。しかし、この2頭はとうとう交尾に至らず、♂は飛び去ってしまった。オオウラギンスジヒョウモンの♀かも知れないという疑念を拭いきれない。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/250秒 112mm ISO360 ) 露出補正 なし
初めて見るエゾビタキ;クリックすると大きな写真になります。 22.初めて見るエゾビタキ
いつもはあまり通らない「おおなばの丘」を周ってみた。数人の野鳥撮影の方がいらっしゃる。邪魔にならないように通り過ぎたが、スズメほどの大きさの鳥が前方の木の高い枝に止まった。HA50の1000mm換算(185mm)で撮る。だが名前がわからないので、n-shuheiさんに尋ねてみたところ、、コサメビタキではないかと教えていただいた。さっそくインターネットで検索してみると、熊本の大学生の方の「里山人雑記」というブログサイトに「識別ポイント エゾビタキ、サメビタキ、コサメビタキ」というのがあった。それでみると、エゾビタキに似ているように見える。n-shuheiさんのアドバイスで「野鳥鑑定掲示板」に投稿したところ、向井さんという方からエゾビタキだろうと教えていただいた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/280秒 144mm ISO400 ) 露出補正 なし


2014年10月 5日

奥日光の蝶 9月12日


  9月11日?12日、足利から奥日光へドライブ旅行をした。11日はあいにくの雨、その雨の中、足利学校や鑁阿寺を見て歩き、渡良瀬渓谷沿いに日光へ出て、その日は日光湯元温泉に泊まった。2日目の9月12日は快晴となった。朝から、蝶たちが飛び出している。撮影ポイントは、湯元温泉、千手ケ浜、小田代ヶ原、赤沼だったが、多いのはミドリヒョウモンとウラギンヒョウモンで楽しみは少なく、しかも擦れている個体が多い。湯元温泉でクジャクチョウ、小田代ヶ原でキベリタテハに会えたのが救いである。

クジャクチョウ;クリックすると大きな写真になります。 1.クジャクチョウ
朝、車で出発しようとトランクに荷物を載せていると、駐車場の脇にあるアザミの花に複数の蝶が舞うのが見えた。さっそく近づいてみると、まず、クジャクチョウを見つけた。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f11 1/250秒 140mm ISO450 ) 露出補正 なし
ミドリヒョウモン♀;クリックすると大きな写真になります。 2.ミドリヒョウモン♀
♂の鮮やかなオレンジ色に比べ、♀は暗緑色に見える。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f11 1/250秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
ウラギンヒョウモン♀;クリックすると大きな写真になります。 3.ウラギンヒョウモン♀
立派なウラギンヒョウモンがいた。小学生の時、林間学校で日光湯元に来て、その時に採ったウラギンヒョウモンの♀をオオウラギンヒョウモンとして、当時会員になっていた少年昆虫同好会に報告したところ、日光にはオオウラギンヒョウモンの記録はないと言われた。もう一度確認したところ、後翅縁のv字模様がなく、ウラギンヒョウモンの♀でしたと訂正したことを思い出した。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f11 1/320秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
ウラギンヒョウモンとオオウラギンスジヒョウモン♀ 4.ウラギンヒョウモンとオオウラギンスジヒョウモン♀
下にいるウラギンヒョウモンは♂だろうか、♀だろうか? 翅の色から見ると♂のようだ。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f11 1/320秒 60mm ISO200 ) 露出補正 なし
ミドリヒョウモン♀、クジャクチョウ、イチモンジセセリ;クリックすると大きな写真になります。 5.ミドリヒョウモン♀、クジャクチョウ、イチモンジセセリ
ノアザミの花で3種の蝶が吸蜜している。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f11 1/250秒 140mm ISO250 ) 露出補正 なし
ウラギンヒョウモン♀;クリックすると大きな写真になります。 6.ウラギンヒョウモン♀
ウラギンヒョウモンの♀は、まだ擦れていない、きれいな個体が多い。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f11 1/250秒 70mm ISO200 ) 露出補正 なし
イチモンジセセリ;クリックすると大きな写真になります。 7.イチモンジセセリ
湯元温泉の駐車場のノアザミで、もう少し撮っていたかったが、出発となった。中禅寺湖近くの赤沼車庫で、低公害バスの時間を待つ間、その周囲に咲く、ノアザミに来ていたイチモンジセセリを撮った。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f11 1/250秒 140mm ISO250 ) 露出補正 なし
ウラギンヒョウモン♀;クリックすると大きな写真になります。 8.ウラギンヒョウモン♀
きれいな個体だった。♂のようにも見えるが、♂にある前翅の性標が見られない。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f11 1/320秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
千手ケ浜 ミドリヒョウモン♀;クリックすると大きな写真になります。 9.千手ケ浜 ミドリヒョウモン♀
赤沼から低公害バスで千手ケ浜に着いた。バス停から中禅寺湖畔まで、10分ほどだ。千手ケ浜はミドリヒョウモンとウラギンヒョウモンしかいなかった。このあたりにはシロヨメナが群落となって咲いていて、その白い花にも蝶たちはやってくる。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f11 1/250秒 140mm ISO640 ) 露出補正 なし
ミドリヒョウモン♂とウラギンヒョウモン;クリックすると大きな写真になります。 10.ミドリヒョウモン♂とウラギンヒョウモン
ミドリヒョウモンとウラギンヒョウモンが、ノアザミに、次から次と訪れる。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f11 1/320秒 130mm ISO200 ) 露出補正 なし
ルリシジミ;クリックすると大きな写真になります。 11.ルリシジミ
なにか違う種かと思って近づくが、ルリシジミだった。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f11 1/320秒 112mm ISO200 ) 露出補正 なし
シロヨメナで吸蜜するミドリヒョウモン♂;クリックすると大きな写真になります。 12.シロヨメナで吸蜜するミドリヒョウモン♂
ミドリヒョウモン♂は、擦れている個体がほとんどだった。この個体はきれいなほうだ。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f11 1/640秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
アカタテハ;クリックすると大きな写真になります。 13.アカタテハ
千手ケ浜から千手ケ浜のバス停に戻ってきた。バスが来るまでの時間、蝶を撮る。シロヨメナの花にアカタテハがやってきた。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f11 1/250秒 140mm ISO400 ) 露出補正 なし
ノアザミとミドリヒョウモン;クリックすると大きな写真になります。 14.ノアザミとミドリヒョウモン
ノアザミとしたが、アザミにもいろいろな種類がある。ニッコウアザミというのもあり、ノアザミと良く似ている。このミドリヒョウモン♂は破損していない比較的きれいな個体だ。というより、きれいな個体を選んで撮るほど数が多い。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f11 1/250秒 140mm ISO320 ) 露出補正 なし
ミドリヒョウモン裏面;クリックすると大きな写真になります。 15.ミドリヒョウモン裏面
ミドリヒョウモン独特の裏面後翅を撮る。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f11 1/320秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
ミドリヒョウモン♂ -1;クリックすると大きな写真になります。 16.ミドリヒョウモン♂ -1
この個体も比較的きれいだった。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f11 1/250「秒 140mm ISO450 ) 露出補正 なし
破損したミドリヒョウモン;クリックすると大きな写真になります。 17.破損したミドリヒョウモン
左側の翅がボロボロになったミドリヒョウモン♂。それでもがんばって、ノアザミで吸蜜している。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f11 1/250「秒 140mm ISO250 ) 露出補正 なし
ミドリヒョウモン♂ -2;クリックすると大きな写真になります。 18.ミドリヒョウモン♂ -2
とにかくミドリヒョウモンとウラギンヒョウモンしか撮る蝶がいないのだ。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f11 1/250「秒 140mm ISO250 ) 露出補正 なし
キベリタテハ 小田代ヶ原;クリックすると大きな写真になります。 19.キベリタテハ 小田代ヶ原
千手ケ浜からハイブリッドバスに乗って、小田代ヶ原で下りた。シカ除けの回転扉から小田代ヶ原周回路の中に入る。しかし、周回路は途中で工事中の区間があり、そこまで行って引き返すことになる。木道の一部補修が行われているところで、先に歩いていた友人のご主人が、敷いてあるベニア板のところにキベリタテハが止まっていルのを知らせてくれた。慎重に近づいて撮るが、背景がどうにもならない。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f14 1/250「秒 140mm ISO280 ) 露出補正 なし
梢に止まるキベリタテハ;クリックすると大きな写真になります。 20.梢に止まるキベリタテハ 人が通ると飛び立って、周囲を旋回し、近くの梢の葉に止まった。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f14 1/250「秒 140mm ISO450 ) 露出補正 なし
キベリタテハ開翅;クリックすると大きな写真になります。 21.キベリタテハ開翅
しばらく待っていると、また、前のところに戻ってきて口吻を伸ばしている。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f14 1/250「秒 140mm ISO450 ) 露出補正 なし
ルリタテハ;クリックすると大きな写真になります。 22.ルリタテハ
小田代ヶ原バス停にルリタテハがいた。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f14 1/250「秒 140mm ISO6400 ) 露出補正 なし
梢に止まるルリタテハ;クリックすると大きな写真になります。 23.梢に止まるルリタテハ
ローアングルで撮ろうと近づくと、飛び立ってしまい、キベリタテハと同じように近くの木に避難する。湯元、千手ケ浜、小田代ヶ原で蝶の写真を撮ったが、クジャクチョウ、キベリタテハ以外は、いつも撮っている蝶ばかりだった。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f14 1/250「秒 140mm ISO6400 ) 露出補正 なし


2014年8月15日

上高地 日帰り 穂高橋から河童橋、小梨平へ 8月1日


 途中で足を止めて写真を撮っていると、ひっきりなしに人が通る。路上に止まるシータテハ夏型を撮り逃がしたが、文句は言えない。
  バスの出発が朝早かったということで、車内でおにぎりが3個配られ、暑い緑茶のサービスもあり、これがとても旨かった。梅干し、鮭、塩昆布とも食べてしまった。さらに、おにぎりが出るとは思わなかったので、朝飯用にと思い、持ってきていたカレーパン(2個)も大正池で下車するまでに食べてしまった。午後1時を回り、昼飯の時間になったが、結局、昼飯は食べないで、午後2時ごろに、五千尺ホテルのカフェで、これもツアーについていた券を利用して、ケーキとコーヒーで済ませた。ビールを一杯飲みたかったのだが、カフェにビールはなかった。

 河童橋の周りは人がいっぱいだった。簡単に、しかも日帰りでも上高地を訪れることができるのだから、当たり前だ。だから自分も来られる。
 河童橋を渡って、左岸に出て、ビジター・センターのある小梨平で30分ほど撮影した後、午後3時半が集合予定であるバス・センターへ向かった。

 オオイチモンジは望むべくもなかったが、この日の収穫は、ミヤマカラスアゲハが撮れたこと。それに、ノアザミで吸蜜するコキマダラセセリを、吊り尾根を背景に撮れたのもうれしかった。
  思いもかけず好天にも恵まれた。しかし、バスが上高地を出発するころは、まだ晴れてはいたものの、雲行きが怪しくなってきていた。

  諏訪SAで休憩した後、車内は眠る人も多く静かだったが、笹子トンネルを過ぎるころから、雷が鳴り、続いて強い雨が降ってきた。大月のあたりでは豪雨になった。この雨の影響だろうが、西丹沢のキャンプ場で、テントを張っていた4WD車専用のキャンプ地がある中州から、危険と思い、川を渡って川岸へ戻ろうとした自家用車が鉄砲水に流されて、3人の人が亡くなられたという事故があったことをニュースで知った。

ウラギンヒョウモン;クリックすると大きな写真になります。 25.ウラギンヒョウモン
穂高橋から梓川右岸の小道を河童橋に向け歩きはじめる。そこへ、ウラギンヒョウモンが飛来して、下草に止まった。なにか弱々しく葉の裏側に身をひそめようとする。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/350秒 4.4mm ISO100 ) 露出補正 なし
梓川とコチャバネセセリ;クリックすると大きな写真になります。 26.梓川とコチャバネセセリ
ヨツバヒヨドリの花には、いろいろな蝶が吸蜜に来る。右のほうに田代橋が見える。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/900秒 4.4mm ISO200 ) 露出補正 なし
ミヤマカラスアゲハ -1;クリックすると大きな写真になります。 27.ミヤマカラスアゲハ -1
ウェストン・レリーフの少し手前に建つホテルの敷地に何やら黒いアゲハが飛んでいた。緑色の金属光沢が美しい、ミヤマカラスアゲハの♂だ。どこかに止まってくれないかとじっと待っていると、そこに咲いていたシナノナデシコに近づき、吸蜜を始めた。連写で数ショットを撮る。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/320秒 105mm ISO200 ) 露出補正 なし
ミヤマカラスアゲハ -2;クリックすると大きな写真になります。 28.ミヤマカラスアゲハ -2
以下、ミヤマカラスアゲハは、すべて同じ個体の写真である。これは夏型で、春型に比べて大きく、後翅裏面の白帯は目立たない。シナノナデシコは高さが30cm位しかない。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/400秒 105mm ISO200 ) 露出補正 なし
29.ミヤマカラスアゲハ -3;クリックすると大きな写真になります。 29.ミヤマカラスアゲハ -3
ほとんど傷のないきれいな個体だった。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/320秒 105mm ISO200 ) 露出補正 なし
ミヤマカラスアゲハ -4;クリックすると大きな写真になります。 30.ミヤマカラスアゲハ -4
少し位置を変えてくれた。表翅を全開して見せてくれた。今日の成果の一つである。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/320秒 105mm ISO200 ) 露出補正 なし
ウェストン・レリーフ;クリックすると大きな写真になります。 31.ウェストン・レリーフ
三度にわたり、日本に長期滞在をしたイギリス人宣教師のウォルター・ウェストンは、日本アルプスなどの山および当時の日本の風習を世界中に紹介した登山家である。このレリーフは1937年(昭和12年)8月に設置された。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.6 1/85秒 8mm ISO400 ) 露出補正 なし
梓川右岸の林道;クリックすると大きな写真になります。 32.梓川右岸の林道
六百山(2,470m)を眺めながら歩く林道は木漏れ日がそそぎ、すがすがしい。穂高の名声に隠れがちであるが、この梓川左岸の六百山、その右側に続く八衛門沢、霞沢岳は、捨てがたい魅力があるという。霞沢岳には徳本峠から尾根を上る登山道が通じている。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/640秒 30mm ISO200 ) 露出補正 なし
ヒメキマダラセセリ;クリックすると大きな写真になります。 33.ヒメキマダラヒカゲ
これもきれいな個体だった。昨年8月28日に来たときは、数は多かったが、擦れた個体がほとんどだった。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/250秒 140mm ISO400 ) 露出補正 なし
34.アカタテハ -1;クリックすると大きな写真になります。 34.アカタテハ -1
ヨツバヒヨドリの咲くところには必ず何かがいる。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
35.アカタテハ -2 開翅;クリックすると大きな写真になります。 35.アカタテハ -2 開翅
都会でも良く見る蝶である。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
36.アカタテハ -3;クリックすると大きな写真になります。 36.アカタテハ -3
HS50の広角側で背景を入れて撮った。露出補正なしでとると、ヨツバヒヨドリなど白い花は飛んでしまう。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/600秒 4.4mm ISO200 ) 露出補正 なし
ミドリヒョウモンとヨツバヒヨドリ 37.ミドリヒョウモンとヨツバヒヨドリ
ミドリヒョウモンンもほとんどがきれいな個体である。D5300+NIKKOR18-140mm のマルチパターン測光で撮ると少しアンダー気味に撮れる傾向を感じていたが、ヨツバヒヨドリの花も白トビしていない。適正露出と思う。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/400秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
清水川;クリックすると大きな写真になります。 38.清水川
河童橋を左岸へ渡って、ビジター・センターがある。小梨平に入るところに清水橋があり、湧き水が渦を作る清水川という清流が流れている。陽の光に水草の緑が映えて美しい。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/120秒 7mm ISO400 ) 露出補正 なし
39.コヒョウモン;クリックすると大きな写真になります。 39.コヒョウモン
小梨平のビジタ?・センターの裏にクガイソウ、ヨツバヒヨドリが咲いていた。今日はコヒョウモンの写真を撮りたいと思ってきているが、見かけはするものの、よい写真が撮れなかった。ここにはコヒョウモンが他のヒョウモンチョウに混じって多く飛んでいた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/900秒 4.4mm ISO200 ) 露出補正 なし
トリカブト;クリックすると大きな写真になります。 40.トリカブト
これはヤチトリカブト(谷地鳥兜)というらしい。ご存じのとおり、全草に猛毒を含む。主な毒成分はジテルペン系アルカロイドのアコニチンだそうだ。きれいな花だ。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/500秒 50mm ISO200 ) 露出補正 なし
クガイソウで吸蜜するコヒョウモン -1;クリックすると大きな写真になります。 41.クガイソウで吸蜜するコヒョウモン -1
コヒョウモンは、赤城山にいたヒョウモンチョウと良く似ている。前翅表の内縁後角側の2つの黒い紋が、コヒョウモンではつながるので区別できる。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/250秒 140mm ISO220 ) 露出補正 なし
クガイソウで吸蜜するコヒョウモン -2;クリックすると大きな写真になります。 42.クガイソウで吸蜜するコヒョウモン -2
後翅裏面外縁の薄紫色の帯の形状でもヒョウモンチョウと区別ができる。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/640秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
クガイソウで吸蜜するコヒョウモン -3;クリックすると大きな写真になります。 43.クガイソウで吸蜜するコヒョウモン -3
気に入った写真が撮れた。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/640秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
キンモンガ;クリックすると大きな写真になります。 44.キンモンガ
蝶に見紛うようなきれいな蛾でキンモンガという。昼行性だが薄暗い林などでヒラヒラ飛び、花の蜜を吸うことが多いようだが、ここは陽光降りそそぐところでヨツバヒヨドリで吸蜜していた。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/1000秒 70mm ISO200 ) 露出補正 なし
ウラギンヒョウモン;クリックすると大きな写真になります。 45.ウラギンヒョウモン
上高地では今の時期、ミドリヒョウモンとオオウラギンスジヒョウモンが圧倒的に多く、ウラギンヒョウモンは少なかった。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/800秒 62mm ISO200 ) 露出補正 なし
ミドリヒョウモン ♀ -1;クリックすると大きな写真になります。 46.ミドリヒョウモン ♀ -1
今日見てきたミドリヒョウモンはすべて♂だったが、ここで♀に出会った。バランスの良い構図で撮れた。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/800秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
ミドリヒョウモン ♀ -2;クリックすると大きな写真になります。 47.ミドリヒョウモン ♀ -2
おそらく今日、羽化してきた個体だと思う。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/900秒 57mm ISO200 ) 露出補正 なし
オウラギンスジヒョウモン ♀;クリックすると大きな写真になります。 48.オオウラギンスジヒョウモン ♀
はじめ、ミドリヒョウモンの♀かと思っていたが、後で調べてみると、前翅表側の内縁後角の黒い紋の位置から、オオウラギンスジヒョウモンと判別できた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/640秒 103mm ISO1250 ) 露出補正 なし
コヒョウモン 斑紋異常?;クリックすると大きな写真になります。 49.コヒョウモン 斑紋異常?
前翅表の斑紋に何か違和感があった。そのわけは黒い紋が大きく、特に内縁の内側の二つの黒い紋が繋がってしまっている。しかし、この程度はそう珍しくはないようで、結論は斑紋異常ではない。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/400秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
河童橋;クリックすると大きな写真になります。 50.河童橋
はとバスのサービスでいただいたチケットで、コーヒー・ケーキ・セットを五千尺ホテルのCafeで楽しんで、そろそろ、バス・センターに戻ることにする。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.0 1/800秒 8mm ISO200 ) 露出補正 なし
雲行き怪しく;クリックすると大きな写真になります。 51.雲行き怪しく
午後3時、吊り尾根を振り返ると、雲がかかってきていた。午後、遅くには雨が降るという天気予報は当たっているようだ。しかし、今日はラッキーだった。半分あきらめていたのに、写真を撮っている間はづっと晴れていたのだから。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.0 1/900秒 11mm ISO400 ) 露出補正 なし


2014年8月11日

上高地 日帰り 大正池から田代橋へ 8月1日


  8月1日、はとバスの「ゆったり上高地」という日帰りバスツアーを予約していた。4、5日前から長野県松本あたりの天気予報を気にしていたが、前後の日は晴れマークがついているものの、8月1日は、曇りのち雨という予報だった。しかし、予報は前日になって、午前中に晴れ間が出ると変わった。午後3時くらいまでは雨も降らないようだ。
さて、当日になって、横浜は快晴。バスは朝7時に浜松町を出発した。南アルプスに雲はかかっていたもの、進むにつれてその雲も晴れてきた。

  途中、20分停車の休憩を2回とって、上高地に着いたのは正午少し前だった。5時間弱かかったが、上信越道を松本で降りてから、1時間半近くかかる。
 昨年と同じように大正池で降りて、田代池→梓川右岸→河童橋→小梨平へと歩く。天気も良いので、大正池で降りず、そのまま、バスターミナルまで乗って、岳沢の途中まで登ってみたい気もあったが、午後3時にはバスターミナルへ戻らねばならず、体力と時間から無理はしなかった。

1.入笠山 バスの車窓から
バスは中央道を快適に走る。南アルプスの山の上の方はちょっと雲に隠れていたが、南アルプスの山並みの北側のはずれにある入笠山まで来ると、すっかり雲が無くなっていた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.0 1/210秒 41mm ISO100 ) 露出補正 なし
入笠山 バスの車窓から;クリックすると大きな写真になります。
2.車山 バスの車窓から
左側の車窓に見えていた入笠山を過ぎて、今度は右側の車窓に蓼科の車山が見えてきた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/400秒 71mm ISO100 ) 露出補正 なし
車山 バスの車窓から;クリックすると大きな写真になります。
3.氷穴の里
上信越道を松本で降りて、上高地への道(158号線)を進むと、途中、稲核というところの近くに道の駅で氷穴の里というドライブインがあった。ここで2回目の休憩となったが、売店では氷水に冷やした西瓜や桃が良く売れていた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/950秒 22mm ISO400 ) 露出補正 なし
氷穴の里;クリックすると大きな写真になります。
4.はとバスの新車
私たちが乗ってきたこの黄色いバスは、はとバスの新車で「レガート」と呼ばれている。ボディに虹を思わせるラインが入っているが、そのラインの数は8本で、タイヤの上からテイルにかけては10本あるのだそうだ。8と10でハトになっていますとバスガイドが話してくれた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.4 1/800秒 30mm ISO400 ) 露出補正 なし
はとバスの新車;クリックすると大きな写真になります。
5.梓湖
奈川渡ダムで堰き止められた梓湖。ここで乗鞍へ行く道と分かれる。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/900秒 6mm ISO200 ) 露出補正 なし
梓湖;クリックすると大きな写真になります。
6.大正池と吊り尾根
バスが釜トンネルを抜けてしばらく行くと左手車窓に大正池と穂高連峰の吊り尾根が見えてきた。出かけるときは、今日は山は見えないだろうと諦めていたが、奥穂高岳のあたりに少し雲がかかるが、吊り尾根はほとんど見えた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.6 1/850秒 8mm ISO200 ) 露出補正 なし
大正池と吊り尾根;クリックすると大きな写真になります。
7.大正池のほとり
ほとんどの乗客が大正池ホテル前で降りて、自然研究路を歩く。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/800秒 34mm ISO200 ) 露出補正 なし
大正池のほとり;クリックすると大きな写真になります。
8.マガモの幼鳥
大正池には数匹のマガモが観光客のいる池のふちに寄ってきていた。幼鳥である。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/250秒 95mm ISO640 ) 露出補正 なし
マガモの幼鳥;クリックすると大きな写真になります。
9.焼岳
焼岳は遮るものなく、くっきりと見ることができた。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/250秒 95mm ISO640 ) 露出補正 なし
焼岳;クリックすると大きな写真になります。
10.ミドリヒョウモン
大正池から田代池に向けて、自然研究路を歩いていると、オレンジ色が鮮やかなヒョウモンチョウたちが飛び始めた。ミドリヒョウモンが葉上に止まる。傷みのないきれいな♂だ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/250秒 144mm ISO100 ) 露出補正 なし
ミドリヒョウモン;クリックすると大きな写真になります。
11.ミドリヒョウモン 表
ヨツバヒヨドリが咲いているところがあった。何種類かのヒョモウンチョウの仲間が吸蜜に来ている。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/110秒 185mm ISO400 ) 露出補正 なし
ミドリヒョウモン 表;クリックすると大きな写真になります。
12.ヨツバヒヨドリとミドリヒョウモン♂
花もチョウもとても新鮮だ。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
ヨツバヒヨドリとミドリヒョウモン♂;クリックすると大きな写真になります。
13.コチャバネセセリ
舞岡公園などで見慣れているコチャバネセセリより、ずいぶんと黒っぽい。裏面の暗黄褐色の鱗粉がとれてしまっているようだ。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/1000秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
コチャバネセセリ;クリックすると大きな写真になります。
14.カラスシジミ
ヨツバヒヨドリにはカラスシジミも来ていた。ヨツバヒヨドリの花にはいろいろな蝶が集まる。後ろではミドリヒョウモンが吸蜜している。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/640秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
カラスシジミ;
15.コキマダラセセリ
コキマダラセセリもヨツバヒヨドリにいた。右はミドリヒョウモンだ。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/800秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
コキマダラセセリ;クリックすると大きな写真になります。
16.きれいなオオウラギンスジヒョウモン
きれいな個体だった。もしかしてウラギンスジヒョウモンかなと思い、帰宅してから、保育社の「原色日本蝶類図鑑」と見比べながら考察したが、やはりオオウラギンスジヒョウモンのようである。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/640秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
きれいなオオウラギンスジヒョウモン;クリックすると大きな写真になります。
17.コキマダラセセリ 田代池で吊り尾根を背景に HS50
ヨツバヒヨドリでいろいろな蝶の撮影を楽しんだ後、田代池に出た。正面には穂高連峰の吊り尾根が見える。ふと見るとそこに咲いていたノアザミの花で、コキマダラセセリが吸蜜していた。吊り尾根を背景に蝶の写真を撮れるチャンスだ。まず、HS50の広角側で、パンフォーカスになるように撮った。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.4 1/900秒 4.4mm ISO200 ) 露出補正 なし
コキマダラセセリ 田代池で吊り尾根を背景に HS50;クリックすると大きな写真になります。
18.コキマダラセセリ 田代池で吊り尾根を背景に D5300 NIKKOR 18-140
このレンズの広角端で撮ろうと思うと、被写体に45cmまでしか近づくことができないので、肝心のコキマダラセセリが小さくしか撮れない。仕方なく、少し離れて、蝶の大きさを確保して撮ると、背景はボケてしまう。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/800秒 56mm ISO200 ) 露出補正 なし
コキマダラセセリ 田代池で吊り尾根を背景に D5300 NIKKOR 18-140;クリックすると大きな写真になります。
19.穂高連峰 奥穂高岳から前穂高岳
この日はいろいろなポイントで穂高連峰を眺めたが、ここ田代池で見た時が一番きれいだった。左の奥穂高岳から右の前穂高岳への尾根がきれいに眺められた。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/1000秒 60mm ISO200 ) 露出補正 なし
穂高連峰 奥穂高岳から前穂高岳;クリックすると大きな写真になります。
20.穂高連峰 西穂高岳から明神だ岳
もう少し広げて撮る。大勢の観光客が写真を撮っていた。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/1000秒 35mm ISO200 ) 露出補正 なし
穂高連峰 西穂高岳から明神だ岳;クリックすると大きな写真になります。
21.梓川
大正池に流れ込む梓川の流れはきれいで水量も豊富だった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.0 1/800秒 4.4mm ISO400 ) 露出補正 なし
梓川;クリックすると大きな写真になります。
22.オオウラギンスジヒョウモン
ヨツバヒヨドリの花が咲いていると、そこにはオオウラギンスジヒョウモンか、ミドリヒョウモンがやってくる。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.0 1/240秒 76mm ISO400 ) 露出補正 なし
オオウラギンスジヒョウモン;クリックすると大きな写真になります。
23.オオウラギンスジヒョウモン 表
吸蜜を止めると近くの梢の葉で翅を休める。こういう時は開翅することが多いようだ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/280秒 167mm ISO200 ) 露出補正 なし
オオウラギンスジヒョウモン 表;クリックすると大きな写真になります。
24.穂高橋から梓川上流を眺める
やがて、田代橋までやってきた。中州がある梓川に田代橋と穂高橋が架かる。穂高橋を渡って梓川右岸に出て、河童橋まで歩く。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.4 1/850秒 6mm ISO400 ) 露出補正 なし
穂高橋から梓川上流を眺める;クリックすると大きな写真になります。


2014年8月 4日

箱根湿生花園 梅雨空の花を訪れる蝶 7月18日


 休憩所から園内を眺めていると、傘をさしていた人たちが、すぼめて歩くようになったのが見える。10時半を少し回ったところだ。昼ごろまで、もう一回りして来ようと、立ち上がった。
  まず、ノリウツギの咲いているポイントへ直行した。同じような状況だった。ミドリシジミは吸蜜しているが、狙っている開翅はしてくれない。しばらく開翅を待って、ねばっていたがあきらめて、湿原植生復元区へ向かった。

  少し、空が明るくなって気温も上がってきたようだ。ここにはオカトラノオとカセンソウがいっぱい咲いている。オオウラギンスジヒョウモンが飛び始めた。だんだん飛んでいる数が増えてくる。オカトラノオが好きなようだ。カセンソウも訪れる。
  しばらくの間、湿生植生復元区でオオウラギンスジヒョウモンを追った。 オオウラギンスジヒョウモン以外には、ヒメキマダラセセリ、チャバネセセリ、キタキチョウくらいしかいない。

  再び、ノリウツギのポイントへ戻る。ふと見ると、ミドリシジミが開翅を始めた。何とか寄れるので、D5300+NIKKOR 18-140mmで撮る。ノリウツギの白い花に影響されるのか、露出はアンダー気味に撮れる。
 アサマイチモンジ、ミヤマカラスシジミもノリウツギの花を訪れた。
 最後にもう一度、ミドリシジミの開翅を見ることができ、12時少し過ぎに切り上げることにした。

ミドリシジミ;クリックすると大きな写真になります。 17.ミドリシジミ
雨宿りと休憩をした後、再びノリウツギのポポイントへ戻った。ノリウツギの花は、最盛期だった。日が差せば吸蜜に来るミドリシジミでいっぱいになるだろうと思う。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/160秒 123.8mm ISO160 ) 露出補正 なし
オオウラギンスジヒョウモン -1;クリックすると大きな写真になります。 18.オオウラギンスジヒョウモン -1
ノリウツギのポイントへはまた後でもどってくることにして、湿生植生復元区へ移動した。オレンジが飛び始めている。ここにいるオレンジはオオウラギンスジヒョウモンだ。しかし、離れたところに咲くオカトラノオで吸蜜している。また、飛び道具を使わざるを得ない。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/160秒 155.0mm ISO100 ) 露出補正 なし
オオウラギンスジヒョウモン -2;クリックすると大きな写真になります。 19.オオウラギンスジヒョウモン -2
D5300で撮る。140mmで、これが目いっぱいだ。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/250秒 140mm ISO250 ) 露出補正 なし
オオウラギンスジヒョウモン -3;クリックすると大きな写真になります。 20.オオウラギンスジヒョウモン -3
カセンソウでも吸蜜する。裏面を撮りたかった。これでオオウラギンスジヒョウモンだということがわかる。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/160秒 185.0mm ISO125 ) 露出補正 なし
ヒメキマダラセセリ;クリックすると大きな写真になります。 21.ヒメキマダラセセリ
開翅したヒメキマダラセセリの裏面をとる。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/160秒 133.4mm ISO160 ) 露出補正 なし
オオウラギンスジヒョウモン -4;クリックすると大きな写真になります。 22.オオウラギンスジヒョウモン -4
飛び道具HS50の望遠端(35mm版換算1000mm)で撮る。まあまあの描写だ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/300秒 185.0mm ISO100 ) 露出補正 なし
チャバネセセリ -1;クリックすると大きな写真になります。 23.チャバネセセリ -1
イチモンジセセリかと思ったら、チャバネセセリだった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/210秒 185.0mm ISO100 ) 露出補正 なし
オオウラギンスジヒョウモン -5;クリックすると大きな写真になります。 24.オオウラギンスジヒョウモン -5
だんだん数が多くなってきた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/400秒 119.3mm ISO100 ) 露出補正 なし
オオウラギンスジヒョウモン -6;クリックすると大きな写真になります。 25.オオウラギンスジヒョウモン -6
同じ場面をD5300で撮った。HS50に比べると、ややアンダーな露出になる。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/400秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
オオウラギンスジヒョウモン -6;クリックすると大きな写真になります。 26.オオウラギンスジヒョウモン -6
一画面に4頭のオオウラギンスジヒョウモンが入った。不思議と集まってくる。すべて♂だ。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/400秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
オオウラギンスジヒョウモン -7;クリックすると大きな写真になります。 27.オオウラギンスジヒョウモン -7
やっと近くに来てくれた。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/320秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
オオウラギンスジヒョウモン -8;クリックすると大きな写真になります。 28.オオウラギンスジヒョウモン -8
湿原植生復元区のカセンソウの花園は彼らにとっては天国のようだ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.0 1/220秒 35.2mm ISO100 ) 露出補正 なし
オオウラギンスジヒョウモン -9;クリックすると大きな写真になります。 29.オオウラギンスジヒョウモン -9
やっと気に入った写真が撮れた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/160秒 71.0mm ISO100 ) 露出補正 なし
オオウラギンスジヒョウモン -10;クリックすると大きな写真になります。 30.オオウラギンスジヒョウモン -10
湿原の広さが感じ取れる。箱根湿生花園の周囲に広がる湿原は面積8haで、比較的低い山地に残る数少ない湿原として、昭和9年に、一部が国の天然記念物に指定されている。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/400秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
チャバネセセリとオカトラノオ;クリックすると大きな写真になります。 31.チャバネセセリとオカトラノオ
チャバネセセリは、舞岡公園などでもいるが、見る機会が少ない。地味な蝶だ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/250秒 148.0mm ISO100 ) 露出補正 なし
32.エゾミソハギ;クリックすると大きな写真になります。 32.エゾミソハギ
湿生花園には、ミソハギとエゾミソハギは生えている。自分の撮ってきた写真を見ても、色も花の形も同じようで、両者の区別がつかない。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.6 1/160秒 9.2mm ISO100 ) 露出補正 なし
オオウラギンスジヒョウモン -11;クリックすると大きな写真になります。 33.オオウラギンスジヒョウモン -11
再びノリウツギのポイントに戻ってきた。少し離れたノリウツギの花にオオウラギンスジヒョウモンが来ていた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/160秒 172.8mm ISO320 ) 露出補正 なし
ミドリシジミ半開翅;クリックすると大きな写真になります。 34.ミドリシジミ半開翅
ふと近くのノリウツギの花を見ると、ミドリシジミが開翅を始めていた。もっと、完全に開いてくれるものと期待していたが、アブが邪魔をして、翅を閉じてしまった。しかし、きれいな緑の輝きを見た。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/800秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
ミドリシジミとハナアブ;クリックすると大きな写真になります。 35.ミドリシジミとハナアブ
ノリウツギの花には、いろいろな昆虫が吸蜜に来る。ハンミョウの仲間や、ハナムグリの仲間、そしてハナアブの仲間が集まっている。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.0 1/600秒 32.7mm ISO200 ) 露出補正 なし
アサマイチモンジ 表;クリックすると大きな写真になります。 36.アサマイチモンジ 表
アサマイチモンジも来た。少し擦れてしまっている。2頭いた。これは♀のようだ。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/1000秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
アサマイチモンジ 裏;クリックすると大きな写真になります。 37.アサマイチモンジ 裏
少し高いところに止まった。飛び道具に持ち変える。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/200秒 160.5mm ISO100 ) 露出補正 なし
ミドリシジミ;クリックすると大きな写真になります。 38.ミドリシジミ
ミドリシジミの数も多くなってきた。ほとんどが新鮮な個体が多い。まだ、発生初期なのかもしれない。D5300で撮っておく。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/640秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
ミドリシジミ開翅;クリックすると大きな写真になります。 39.ミドリシジミ開翅
さっき半開翅を撮ったのとほとんど同じ位置に止まっていたミドリシジミが開翅してくれた。同じ個体かどうかはわからない。ただ蝶の向きが悪い。後ろからだと緑色の輝きがでない。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/800秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
ミヤマカラスシジミ;クリックすると大きな写真になります。 40.ミヤマカラスシジミ
ミヤマカラスシジミはいないのかと、探してみる。奥の方の花で吸蜜しているのを見つけた。少し距離があるのでHS50で狙うが、ピントが合わせにくい。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.4 1/850秒 88.7mm ISO400 ) 露出補正 なし
ミドリシジミ 緑色の輝き;クリックすると大きな写真になります。 41.ミドリシジミ 緑色の輝き
失敗をしてしまった。40.のミヤマカラスシジミを撮るのに、蝶が暗くなっってしまうと思い、+1.0段の露出補正をした。しかし、その途端にミヤマカラスシジミは花の影に隠れてしまって撮れなかった。その時、39.で撮ったミドリシジミが向きを変えて開翅してくれて、輝く緑色が見えた。あわてて腕を上げてカメラを構え、バリアングルモニターで撮ったが、露出補正を戻すのを忘れてしまった。ノリウツギの白が完全に飛んでしまっている。レタッチをしてみるが救うことはできない。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.0 1/480秒 38.1mm ISO400 ) 露出補正 +1.0段


2013年10月24日

能登半島ドライブ旅行(1) 10月10日


 まだ、日本列島が猛暑に襲われていたころ、いつもご一緒する友人ご夫妻から「能登半島をドライブしよう」とお誘いをいただいた。日程は10月10日から12日と決まり、宿の手配もしていただいた。
  台風24号が心配だったが、運よく前日までに抜けてくれ、出発の10月10日は快晴に恵まれた。初日の行程は、まず、横浜から東名・新東名で豊田から東海環状道に入り、美濃関JCTから東海北陸道を五箇山まで行く。五箇山で世界遺産の「菅沼合掌造り集落」を散策し、再び、東海北陸道を走り、小矢部砺波JCTから北陸自動車道を金沢森本まで行く。
  そこから、のと里山道路をこの日泊まる「休暇村能登千里浜」を通り越して巌門まで行った。巌門で20分間、遊覧船に乗って、「休暇村能登千里浜」まで戻ったときは、日没のころだった。
  今回、持って行ったカメラは、NIKKOR 18-200mmを付たNikon D5000 と、コンパクトカメラはIXY30Sだ。100mmマクロと、HS50EXRがあればと思ったこともあった。

1.富士川S.A.から見えた富士山
台風一過の快晴、東名高速からは富士山がきれいに見えていた。御殿場JCTから新東名に入る予定だったが、おしゃべりをしていて入りそこなった。朝7時30分、東名の富士川S.A.で朝食にする。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F6.4 1/1000秒 8.9mm ISO125 ) 露出補正 なし
富士川S.A.から見えた富士山;クリックすると大きな写真になります。
2.五箇山 世界遺産菅沼合掌造り集落
その後2回ほど休憩をとって、12時45分、最初の目的地である五箇山の 世界遺産菅沼合掌造り集落に着いた。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/640秒 95mm ISO400 ) 露出補正 なし
五箇山 世界遺産菅沼合掌造り集落
3.合掌造り集落を俯瞰
駐車場の先から、下へ降りる道があり、その途中で合焦造り集落を俯瞰できる。かって訪れた白川郷に比べると、その規模は小さく、現在9戸の合掌造り家屋が残っている。。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F7.1 1/250秒 24mm ISO400 ) 露出補正 なし
合掌造り集落を俯瞰;クリックすると大きな写真になります。
4.合掌造りの妻側
妻側の障子の桟が美しい。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/250秒 170mm ISO560 ) 露出補正 なし
合掌造りの妻側;クリックすると大きな写真になります。
5.キバナコスモス
集落の中を歩く。秋の花、キバナコスモスが咲いていた。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/250秒 170mm ISO560 ) 露出補正 なし
キバナコスモス;クリックすると大きな写真になります。
6.神明社
集落の奥の方に、神明社という社があった。どうも神社仏閣を見つけるとカメラを向けたくなる。菅原部落の神明社は、古くは現在地より南東にあったそうだ。昭和12年に国道脇に移され、さらに昭和45年の国道拡幅工事により現在地に移されているとのこと。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F7.1 1/250秒 36mm ISO400 ) 露出補正 なし
神明社;クリックすると大きな写真になります。
7.コスモスと合掌造り
コスモスが植えられていた。秋の菅沼合掌造り集落を演出する。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F9.0 1/320秒 18mm ISO400 ) 露出補正 なし
コスモスと合掌造り;クリックすると大きな写真になります。
8.コスモスと合掌造り IXYで撮る
コスモスに近寄って撮ったが、焦点距離が短いので背景のボケが少なく、状況が分かる。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/320秒 11.2mm ISO125 ) 露出補正 なし
コスモスと合掌造り IXYで撮る;クリックすると大きな写真になります。
9.オオウラギンスジヒョウモン フジバカマに集う蝶たち
7.の写真の右隅に見える合掌造りでない建物は、「掌(てのひら)」という喫茶店だ。その喫茶店の手前に、フジバカマが咲いていた。そのフジバカマに、蝶が集う。これはオオウラギンスジヒョウモン♀。ほかに、アカタテハ、キタテハ、そしてアサギマダラが。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/800秒 150mm ISO400 ) 露出補正 なし
オオウラギンスジヒョウモン フジバカマに集う蝶たち;クリックすると大きな写真になります。
10.アサギマダラが好むフジバカマ
フジバカマも秋の花。この時期、各地に咲くフジバカマにもアサギマダラが集まるという。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/640秒 150mm ISO400 ) 露出補正 なし
アサギマダラが好むフジバカマ;クリックすると大きな写真になります。
11.アサギマダラ開翅
アサギマダラは特にフジバカマの花が好きなようだ。夢中になって吸蜜し、時折翅を開く。ここに3頭のアサギマダラがいた。マクロか、HS50EXRがあればと思ったし、時間があればもっと撮っていたかった。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/640秒 170mm ISO400 ) 露出補正 なし
アサギマダラ開翅;クリックすると大きな写真になります。
12.かっぱ
「ぱっか」ってなんだろうと思ったら、「かっぱ」というみやげ物屋さんだった。立派な合掌造りだ。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/400秒 70mm ISO400 ) 露出補正 なし
131022_012.jpg
13.ウラナミシジミ
秋になると多くなるウラナミシジミが駐車場わきの花壇に咲くイモカタバミの花で吸蜜していた。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/1250秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
ウラナミシジミ;クリックすると大きな写真になります。
14.ウラナミシジミ IXYで撮る
土手や田の畦に咲いている、古来から日本にあるカタバミは黄色だが、このイモカタバミはピンクだ。ウラナミシジミは忙しくその花から花を飛び回り吸蜜する。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/400秒 4.9mm ISO125 ) 露出補正 なし
ウラナミシジミ IXYで撮る;クリックすると大きな写真になります。
15.巌門遊覧船
合掌造り集落のベンチで、富士川S.A.で買ってきた「すき焼き弁当」を食べ、いよいよ、能登半島へ向かった。能登金剛と呼ばれるところにある巌門を観ようと思う。時刻は午後4時。海の方へ下りていくと、本日最終便といって遊覧船の呼び込みが・・・。20分一人1,000円、乗ることにした。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F13 1/640秒 18mm ISO400 ) 露出補正 なし
巌門遊覧船;クリックすると大きな写真になります。
16.遊覧船からの眺め -1 碁盤島
左側の島を碁盤島という。小さな島の中央には湧水が出ており、中に碁盤形の岩塊が沈んでいるという。その昔、義経と弁慶がここで囲碁を楽しんだと伝わることから、碁盤島と呼ばれているそうだ。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F10 1/400秒 38mm ISO400 ) 露出補正 なし
遊覧船からの眺め -1 碁盤島;クリックすると大きな写真になります。
17.遊覧船からの眺め -2 釣り人
岩場に釣り人がいた。何か掛かったのだろうか、竿を持つ手に力が入っている。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/1600秒 170mm ISO400 ) 露出補正 なし
遊覧船からの眺め -2 釣り人;クリックすると大きな写真になります。
18.遊覧船からの眺め -3 旧福浦灯台
福浦港の集落が見えるが、右側に日本最古の木造灯台と言われる、白い旧福浦灯台が見えた。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/1600秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
遊覧船からの眺め -3 旧福浦灯台;クリックすると大きな写真になります。
19.遊覧船からの眺め -4 巌門
これが巌門だ。 波食によって形成された天然の洞門だそうで、幅6m、高さ15m、奥行き60m にも及ぶという。奥の大洞窟は義経主従が隠れ場所にしたといわれている。遊覧船は巌門の水深が許す途中まで入った。船長がいうには、明日は低気圧が来るので海は荒れ、遊覧船は出せないとのこと。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/1600秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
遊覧船からの眺め -4 巌門;クリックすると大きな写真になります。
20.巌門から日本海を眺める
遊覧船を降りると、巌門の裏側へ降りる道があった。反対側から見る巌門の向こうには日本海が見える。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/2500秒 135mm ISO400 ) 露出補正 なし
巌門から日本海を眺める;クリックすると大きな写真になります。
21.日本海に沈む夕日・・・残念
今宵の宿である「休暇村能登千里浜」へは、少し戻るようになる。ホテルについて、荷物を置くや否や、海岸へ行ってみた。残念ながら夕日は雲に隠れ見ることはできなかった。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/400秒 70mm ISO400 ) 露出補正 なし
日本海に沈む夕日・・・残念;クリックすると大きな写真になります。


2013年9月 9日

日帰りで上高地へ 8月28日 その2 田代橋→河童橋


  9月8日、空が明るくなり始めたころ、TVで2020年のオリンピック・パラリンピックの開催地が東京に決まったことが報じられた。なぜかとても嬉しく思った。かって、初めての東京オリンピックが開催されたのは、昭和39年、私が大学を卒業して1年目、製薬会社に入社し、働き始めた年だった。
  昭和39年の東京オリンピックの折に刊行された、アサヒグラフ増刊「東京オリンピック」という写真画報が手元に残っている。日本は16個の金メダルを獲り、国中が沸き立ったのを覚えている。アサヒグラフの広告を見ると、日本女子バレーボール優勝の写真などとともに、懐かしいメイド・イン・ジャパンの製品の広告が沢山あった。カメラの広告はマミヤ35 スーパーデラックス F1.7 (当時¥23,000)くらいで、意外と少ない。雪印北海道バターの意匠は、今と全く変わっていない。我が家のTVはまだ白黒だった。
 その後、1972年は札幌、1998年には長野と2回の冬季オリンピックをも誘致してきたが、とりわけ、今回の関係者の方々のご苦労は並大抵ではなかったと察する。新たな希望が生まれた。なんとか、元気で、2020年の、私にとって2回目の、東京オリンピックを迎えたいと思う。
さて、本題に戻りたい。

 田代橋、そして梓川の中州に続く穂高橋を渡って、梓川右岸へ出る。そこに、西穂高岳に向かう登山口があった。西穂高岳は、その名の通り穂高連峰の西端にあり、標高は2,909mだ。梓川右岸を川に沿って、河童橋に向かって、歩いていく。途中、上高地清水屋ホテルで食事をした。さらに河童橋に向かって進むと、左側に、日本アルプスを世界に紹介した英国人宣教師ウェストンを偲び、岩にレリーフがはめ込まれたウェストン碑があった。田代橋から、河童橋まで20分という行程だが、途中、食事をし、写真を撮りながら、1時間半ほど費やし、河童橋に着いたのは、ごご2時半を過ぎていた。

11.西穂高岳登山口
梓川を右岸に渡ってすぐのところに、西穂高岳への登山口がある。ここから西穂高山荘へ3時間、さらに標高2,701mの独標まで1時間半、そこから西穂高岳山頂(2,909m)まで1時間半の行程とのこと。最近は、岐阜県側から、新穂高ロープウェイを利用して上る人が多いらしい。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/80秒 6.1mm ISO200 ) 露出補正 -0.7段
西穂高岳登山口;クリックすると大きな写真になります。
12.対岸の絶景
梓川を挟んで眺める、六百山(左、2,450m)と霞沢岳(右、2,646m)。中央は三本槍という。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/1250秒 6.1mm ISO200 ) 露出補正 なし
対岸の絶景;クリックすると大きな写真になります。
13.オオチャバネセリ
川沿いの遊歩道に咲くキオンの花に、セセリチョウが数頭来ている。イチモンジセセリかと思ったが、オオチャバネセセリだった。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/500秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
オオチャバネセリ;クリックすると大きな写真になります。
14.オオチャバネセセリ G12で
背景は上高地温泉ホテル。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/1250秒 6.1mm ISO200 ) 露出補正 なし
オオチャバネセセリ G12で;クリックすると大きな写真になります。
15.上高地清水屋ホテル
先日、TVで旅番組を見ていたら、上高地が紹介されていて、この上高地清水屋ホテルが取り上げられていた。2年前にリニューアルされているそうだ、時計を見ると1時半を回っている。このホテルのレストランで食事をすることにした。私はビーフカレー、家内はスパゲッティ・カルボナーラを注文した。もちろんビールも。美味しかった。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/1000秒 6.1mm ISO200 ) 露出補正 なし
上高地清水屋ホテル;クリックすると大きな写真になります。
16.ウェストン碑
岩にレリーフがはめ込まれている。イギリス人宣教師、ウォルター・ウェストン(Walter Weston)は明治21年から同28年の日本滞在中に、槍ヶ岳や穂高の山々を数多く歩き、我が国に近代的な登山意識をもたらし、日本山岳会結成のきっかけを作ったとされる。「日本アルプスの登山と探検」などを著し、日本アルプスなどの山、及び当時の日本の風習を世界中に紹介した登山家でもあったという。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/13秒 15.7mm ISO200 ) 露出補正 なし
ウェストン碑;クリックすると大きな写真になります。
17.ミドリシジミ -1
小さな白い花に、黒っぽい何かが絡んでいる。カラスシジミかと思った。しかし、何か感じが違う。ミドリシジミだった。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/1600秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
ミドリシジミ -1;クリックすると大きな写真になります。
18.ミドリシジミ -2
撮り易いところに止まってくれた。8月の終わりだというのに、ほとんど擦れていない。開いてくれないので雌雄はわかりにくいが、この時期なら、多分♀であろう。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/800秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
ミドリシジミ -2;クリックすると大きな写真になります。
19.ボロボロのオオウラギンスジヒョウモン♂
キオンの花にはよく蝶が来る。ボロボロだったけど、とても元気なオオウラギンスジヒョウモンだった。後ろにいるのは、ミドリヒョウモン。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/250秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
ボロボロのオオウラギンスジヒョウモン♂;クリックすると大きな写真になります。
20.オオウラギンスジヒョウモン
7月、8月を生き抜き、左側の翅がちぎれそうになっているオオウラギンスジヒョウモン♂だ。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/250秒 90mm ISO900 ) 露出補正 なし
オオウラギンスジヒョウモン;クリックすると大きな写真になります。
21.ミドリヒョウモン
白いオカトラノオの花に来ていたミドリヒョウモン♂。擦れてはいるが、この個体は、まだまだ、きれいだ。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/250秒 90mm ISO560 ) 露出補正 なし
ミドリヒョウモン;クリックすると大きな写真になります。
22.スジグロシロチョウの求愛合戦
キオンの花に止まって吸蜜している♀に、2匹の♂が求愛している。♀は尾を立てて、交尾拒否の体制だ。前にいる♂は下の♀を見ている。後ろの♂は前にいる♂を見ている。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/1000秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
スジグロシロチョウの求愛合戦;クリックすると大きな写真になります。
23.スジグロシロチョウの求愛
後ろにいた♂は諦めたのか、飛び去った。残った♂は、交尾拒否する♀に体を摺り寄せるようにして、促している。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/800秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
スジグロシロチョウの求愛;クリックすると大きな写真になります。
24.赤い実
遊歩道と梓川の間に生えている木に赤い実がなっていた。秋の気配を感じる。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.0 1/200秒 6.1mm ISO200 ) 露出補正 なし
赤い実;クリックすると大きな写真になります。
25.河原に下りて焼岳を振り返る
梓川の河原に下りてみた。振り返ると、大爆発で一日にして大正池を誕生させた活火山、焼岳が聳える。現在登山可能なのは北峰だけで、主峰の南峰は入山禁止になっているそうだ。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/1250秒 25.0mm ISO200 ) 露出補正 なし
河原に下りて焼岳を振り返る;クリックすると大きな写真になります。
26.オオウラギンスジヒョウモン♀
ほとんど擦れていない♀だった。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/800秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
オオウラギンスジヒョウモン♀;クリックすると大きな写真になります。
27.カラスシジミ
また、黒っぽい何かがゴマナの花にいた。これこそ、カラスシジミだ。箱根の湿性花園で見たミヤマカラスシジミとは、後翅裏面の白い線が内側によっているので区別できる。ゼフィルスのようだけど、ゼフィルスの仲間ではない。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/500秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
カラスシジミ;クリックすると大きな写真になります。
28.カラスシジミ G12で撮る
カラスシジミは熱心に吸蜜している。余裕があったので、G12でも撮った。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.0 1/200秒 6.1mm ISO200 ) 露出補正 なし
カラスシジミ G12で撮る;クリックすると大きな写真になります。
29.穂高連峰
河原に降りて、賑やかな河童橋の下をくぐり、向こう側に出て、穂高連峰を撮った。まだ、吊り尾根の雲はとれない。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.0 1/1000秒 15.7mm ISO200 ) 露出補正 なし
穂高連峰;クリックすると大きな写真になります。


2013年7月24日

箱根仙石原湿原の蝶たち -1 (オオウラギンスジヒョウモンほか) 7月18日


 箱根仙石原湿原では、日が射すようになって蝶たちが活発に飛ぶようになった。入口を入って右側にある喫茶室の奥にに咲いていたブッドレアの花にはクロアゲハが吸蜜に来ていた。湿原植生復元区では、オオウラギンスジヒョウモンが飛び回っている。

クロアゲハの雌雄;クリックすると大きな写真になります。 17.クロアゲハの雌雄
ひと房のブッドレアの花に2頭のクロアゲハがいた。左側が♂で右側が♀のようだ。♀の後翅裏面の赤い紋がきれいだ。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F5.0 1/250秒 110.4mm ISO187 ) 露出補正 なし
クロアゲハ♀;クリックすると大きな写真になります。 18.クロアゲハ♀
17.の写真と同じ個体である。比較的傷が少ない個体だった。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F5.0 1/250秒 110.4mm ISO246 ) 露出補正 なし
クロアゲハ♂ -1;クリックすると大きな写真になります。 19.クロアゲハ♂ -1
こちらは17.と同じ♂の個体。右後翅前縁に白い性班が見える。トリミングした。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/320秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
クロアゲハ♂ -2;クリックすると大きな写真になります。 20.クロアゲハ♂ -2
これも同じ個体。広げた翅の色が微妙な黒だ。トリミングした。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/800秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
クロアゲハ♀;クリックすると大きな写真になります。 21.クロアゲハ♀
比較的破損が少ない個体だったが、左側の尾状突起などはちぎれそうになっている。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/640秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
キマダラセセリ;クリックすると大きな写真になります。 22.キマダラセセリ
湿原植生復元区に咲くオカトラノオにキマダラセセリがいた。しかし、今年はその数が少ないように思う。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F5.0 1/250秒 110.4mm ISO390 ) 露出補正 なし
オオチャバネセセリ;クリックすると大きな写真になります。 23.オオチャバネセセリ
イチモンジセセリかと思ったが、オオチャバネセセリのようだ。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F5.0 1/250秒 110.4mm ISO107 ) 露出補正 なし
チャバネセセリ;クリックすると大きな写真になります。 24.チャバネセセリ
チャバネセセリもいた。セセリチョウ科の蝶はみな同じように見え、ともすれば、見過ごしてしまう。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1250秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
オオウラギンスジヒョウモン -1;クリックすると大きな写真になります。 25.オオウラギンスジヒョウモン -1
カセンソウの花が咲く湿原植生復元区には、オオウラギンスジヒョウモンが颯爽と飛ぶ。写真でのウラギンスジヒョウモンとの判別は難しいが、どうやらここにいるのはオオウラギンスジヒョウモンのようである。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F8.0 1/250秒 110.4mm ISO64 ) 露出補正 -0.3段
オカトラノオで吸蜜するオオウラギンスジヒョウモン;クリックすると大きな写真になります。 26.オカトラノオで吸蜜するオオウラギンスジヒョウモン
湿原植生復元区は柵で保護されていて、蝶が柵の傍の花まで来てくれればよいが、さもないと遠くから撮らなくてはならない。P90が活躍する。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F5.0 1/250秒 110.4mm ISO64 ) 露出補正 なし
カセンソウの群落とオオウラギンスジヒョウモン;クリックすると大きな写真になります。 27.カセンソウの群落とオオウラギンスジヒョウモン
この黄色い花はオグルマかと思っていたが、実はカセンソウという花だった。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F5.0 1/250秒 110.4mm ISO64 ) 露出補正 -0.3段
カセンソウとオカトラノオとオオウラギンスジヒョウモン;クリックすると大きな写真になります。 28.カセンソウとオカトラノオとオオウラギンスジヒョウモン
オオウラギンスジヒョウモンは花から花へと幸せそうだ。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/2500秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
オオウラギンスジヒョウモン -2;クリックすると大きな写真になります。 29.オオウラギンスジヒョウモン -2
少し近くの花に止まってくれた。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1600秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
130724_030.jpg 30.オオウラギンスジヒョウモン -3
奥行きを表現したいと思い、縦位置でP90を構えたが、手振れしてしまっている。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F7.1 1/250秒 110.4mm ISO64 ) 露出補正 -0.3段
湿原植生復元区;クリックすると大きな写真になります。 31.湿原植生復元区
広々とした湿原植生復元区には、最盛期を迎えた黄色いカセンソウと、オカトラノオの花がいっぱいだった。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F6.3 1/250秒 7.3mm ISO64 ) 露出補正 -0.3段


2011年8月 6日

さわやかな箱根湿生花園 7月23日 2/2


 ノリウツギの周りでミドリシジミをしばらく撮った後、湿性花園の奥に拡がる仙石原湿原植生復元区へ行った。湿原には黄色いオグルマの花が咲いていて、蝶たちも訪れている。しかし、遊歩道から少し離れたところに咲いているので、カメラからはちょっと遠くなってしまう。
 そのあと、湿性花園の中を行ったり来たりして、ほぼ目的を達したので、そろそろ切り上げようと、出口に向かった。出口近くに「やまゆり」という喫茶室があり、コーヒーを一杯飲んだ。時間は11時20分。その「やまゆり」の庭に咲いていたブッドリアの花に来ていた蝶達を撮って、切り上げることにした。午後2時前には自宅に帰ってきた。

湿原に咲くオグルマに憩うキアゲハ;クリックすると大きな写真になります 9.湿原に咲くオグルマに憩うキアゲハ
仙石原湿原植生復元区は広い湿原になってるが、遊歩道で歩けるところはほんのわずかである。湿原にはいくつかのオグルマの群落があり、それぞれの群落にキアゲハが舞う。

Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F4.5 1/2500秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
オオウラギンスジヒョウモン♂;クリックすると大きな写真になります 10.オオウラギンスジヒョウモン♂
オオウラギンスジヒョウモンは多くみられた。すでに破損が著しい♂もいる。

Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影(F4.5 1/2500秒 105mm ISO400)露出補正 なし
 トリミング
オオウラギンスジヒョウモン♀;クリックすると大きな写真になります 11.オオウラギンスジヒョウモン♀
再びミドリシジミが群がるノリウツギに戻ってきた。きれいな個体のオオウラギンスジヒョウモン♀がノリウツギの花で吸蜜していた。

Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影(F4.5 1/1250秒 105mm ISO400)露出補正 なし
 トリミング
ヒヨドリバナで吸蜜するミドリシジミ;クリックすると大きな写真になります 12.ヒヨドリバナで吸蜜するミドリシジミ
この遊歩道の奥に、ミドリシジミの食樹であるハンノキが生えている。時間は10時半過ぎ、この時間はいろいろな花で吸蜜をするようだ。白い花に引っ張られて、ミドリシジミが暗くなってしまうのではと思い+1.0の補正をした。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(F4 1/250秒 6.1mm ISOオート)露出補正 +1.0段
マクロで撮ったヒヨドリバナで吸蜜するミドリシジミ;クリックすると大きな写真になります 13.マクロで撮ったヒヨドリバナで吸蜜するミドリシジミ
前の写真と同じ個体である。マクロで撮った。

Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro 絞り優先オートで撮影(F4.5 1/3200秒 105mm ISO400)露出補正 なし
ミドリシジミ♂;クリックすると大きな写真になります 14.ミドリシジミ♂
葉で静止するミドリシジミ。破れた前翅からメタリックグリーンが見える。

Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影(F4.5 1/800秒 105mm ISO400)露出補正 なし
ブッドリアの花とアカタテハ;クリックすると大きな写真になります 15.ブッドリアの花とアカタテハ -1
コーヒーを一杯飲みたくなって、出口近くの「やまゆり」という喫茶室に入った。その店のテラスに何本かのブッドリアが植えられていて、花盛りだった。

Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影(F4.5 1/2500秒 105mm ISO400)露出補正 なし
ブッドリアの花とアカタテハ;クリックすると大きな写真になります 16.ブッドリアの花とアカタテハ -2
ブッドリアの花は虫が好きらしい。ここにはアカタテハ4頭ほど来ていた。オオスカシバのような蛾や、ハチたちも集まっている。

Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影 ( F4.5 1/800秒 105mm ISO400 )露出補正 なし
ブッドリアの花を訪れたオオウラギンスジヒョウモン♂;クリックすると大きな写真になります 17.ブッドリアの花を訪れたオオウラギンスジヒョウモン♂
とてもきれいな個体だった。

Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影( F4.5 1/400秒 105mm ISO400 )露出補正 なし
モンキチョウ;クリックすると大きな写真になります 18.モンキチョウ
翅が陽の光を浴びて、動体が透けて見える。

Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影( F4.5 1/1600秒 105mm ISO400 )露出補正 なし
エゾスジグロシロチョウ;クリックすると大きな写真になります 19.エゾスジグロシロチョウ
出口近くの植え込みで、スジグロシロチョウが飛んでいたので撮っておいた。家に戻ってモニターで見ると、どうもエゾスジグロシロチョウのようである。開翅した写真も撮っていたので、図鑑を引っ張り出して調べてみたが、間違いなさそうだ。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( F4 1/160秒 6.1mm ISOオート )露出補正 -1.0段

2010年10月 4日

秋色の仙石原


 少し秋らしくなってきた9月19日、休日1,000円の東名高速を使って、箱根仙石原にある箱根湿性花園へ行ってきた。朝7時に自宅を出て、開園時間の9時直前に湿生花園の駐車場に入った。すでに数名の人が開園を待っていた。
 園に入ってまず、適当なベンチをさがし、花を眺めながら途中の足柄サービスエリアで仕入れたサンドウィッチを食べた。1時間半ほど撮影したが、登りの車が混まないうちにと、昼前には湿生花園を離れ、御殿場から東名に上がり、自宅に戻ったのは午後2時前だった。

箱根町立箱根湿生花園;クリックすると大きな写真になります 1.箱根町立箱根湿生花園
ここはチケット売り場。入園料は大人700円で65歳以上は割引があって600円に。この日は清々しい天気だった。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F4 1/125秒 22mm ISO400 ) 露出補正 なし
シオンの花で吸蜜するミドリヒョウモン♀;クリックすると大きな写真になります 2.シオンの花で吸蜜するミドリヒョウモン♀?1
入口を入ってすぐのベンチに腰をかけ、朝食のサンドウィッチを頬張っていると近くのシオンの花にヒョウモンチョウが来ていた。なんだろうと思って近づいてみるとミドリヒョウモンの♀だった。擦れてはいるが、破損はほとんどない。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/1600秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
シオンの花で吸蜜するミドリヒョウモン♀;クリックすると大きな写真になります 3.シオンの花で吸蜜するミドリヒョウモン♀?2
前の写真と同じ個体である。広角側で撮ったが、18mmにすると蝶が小さくなってしまうので、少し戻して撮った。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F11 1/500秒 32mm ISO400 ) 露出補正 なし
キタキチョウの交尾;クリックすると大きな写真になります 4.キタキチョウの交尾
交尾中のキチョウに、他の♂がちょっかいを出している。キチョウは翅を開いては止まらない。翅表を撮るには飛翔しかないが、うまく撮れた。
さて、知らなかったが、2005年に日本のキチョウはキタキチョウとキチョウの2種に分割されたとのこと。本州などに生息している馴染みの深いキチョウはキチョウではなくキタキチョウになった。
形態的には前翅表の縁毛が黄色いなど細かいところでは違いがあるようだが、一見しただけでは良く分からないという。幸いなことにトカラ列島の渡瀬線以北にはキチョウ(E.hecabe)は生息していないので、本土で見るキチョウは全てキタキチョウである。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/800秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
サワキキョウとウラナミシジミ;クリックすると大きな写真になります 5.サワキキョウとウラナミシジミ
ウラナミシジミが見られるようになると秋である。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/1250秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
キアゲハ;クリックすると大きな写真になります 6.キアゲハ
アザミの花で吸蜜しているキアゲハ。周囲にはススキの穂が見え、秋の気配が感じられる。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/1600秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
ススキとオミナエシ;クリックすると大きな写真になります 7.ススキとオミナエシ
湿生花園の奥は、仙石原湿原植生復元区となっている。昭和45年頃ススキ草原の野焼きがされなくなってから、ヨシが丈高く茂り、樹木も増えて日向を好む多くの湿原植物がその姿を消してしまったそうだ。昭和60年に箱根湿生花園の水田跡地に湿生植物の復元実験区が設けられた。昔の湿原に復元するには野焼きが効果的で、初夏の草刈りは回復を早めるという結果を得て、6月に草刈り、冬期に火入れが毎年行われているとのこと。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/1000秒 40mm ISO400 ) 露出補正 なし
オオウラギンスジヒョウモン♀;クリックすると大きな写真になります 8.オオウラギンスジヒョウモン♀
以前にミドリシジミの季節にここへ来た時はオレンジ色の♂が活発に飛びまわっていた。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/1250秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
サクラタデの花で吸蜜するモンシロチョウ;クリックすると大きな写真になります 9.サクラタデの花で吸蜜するモンシロチョウ
サクラタデの花はとても可憐である。普段は見向きもしないモンシロチョウもサクラタデの花のお陰か清楚で美しい。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/800秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
ちょっと違和感のあるツマグロヒョウモン♂;クリックすると大きな写真になります 10.ちょっと違和感のあるツマグロヒョウモン♂
新鮮なツマグロヒョウモンが飛んできたので撮った。しかし、前翅翅表の先端の普通は2つに分かれている黒斑がつながってひとつの大きな黒斑になっている。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/2000秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
キタテハ秋型 11.キタテハ秋型
新鮮なキタテハの秋型だ。都会では秋型は12月の初めまで成虫で活動し、暖かい日には1月や2月でも飛んでいる。成虫で越冬し、春に次世代(夏型)につないでいく。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/1600秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
ヒメアカタテハ;クリックすると大きな写真になります 12.ヒメアカタテハ 今年は舞岡公園でほとんどヒメアカタテハを見ることがなかったが、ここで会えた。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/1000秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
アゲハチョウ;クリックすると大きな写真になります 13.アゲハチョウ
箱根湿生花園は花が多いので吸蜜に来る蝶たちを撮るチャンスに恵まれる。今日はもともと半日行の予定だったので、このアゲハチョウを撮ったあと、帰路に着いた。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/1250秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし

2009年9月 6日

信州 高ボッチと八島ヶ原湿原 その2

 八島ヶ原湿原は、美ヶ原、和田峠方面から進むと蓼科の車山の手前にある。高山植物も多く、蝶も多い。今回はクジャクチョウやスジボソヤマキチョウを撮りたかった。
 クジャクチョウは何とか撮れたが、スジボソヤマキチョウはいなかった。でも(その1)で見ていただいたキベリタテハを撮ることが出来たのは収穫だった。
 次回は時期を変えて訪れてみたい。約2時間滞在し、帰路に着いた。中央道も空いていて、余り疲れを感じることなく、夜7時前には自宅に着いていた。
ギンボシヒョウモン:クリックすると大きな写真になります 10.ギンボシヒョウモン
ギンボシヒョウモンとウラギンヒョウモンを翅表で見分けるのは難しい。裏はいくつかそれぞれに特長があり、容易に判別できる。これは、ギンボシだった。

Nikon D300 Tokina 100mm macro
プログラムオートで撮影 ( F8 1/250秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
アクティブD-ライティング標準
ヒョウモンチョウ:クリックすると大きな写真になります 11.ヒョウモンチョウ
ヒヨドリバナにヒョウモンチョウが来ていた。だいぶ擦れている。ヒョウモンチョウとコヒョウモンも区別が難しい。この両者はむしろ翅表を見たほうが判別がつく。

Nikon D300 Tokina 100mm macro
プログラムオートで撮影 ( F11 1/500秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
アクティブD-ライティング標準
ギンボシヒョウモン(裏):クリックすると大きな写真になります 12.ギンボシヒョウモン(裏)
ギンボシヒョウモンの裏は、たとえば後翅の付け根の銀色の斑紋がウラギンが一直線になるのに比べて三角形になるなどの特長があり、両者の区別は容易だ。

Nikon D300 Tokina 100mm macro
プログラムオートで撮影 ( F8 1/250秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
アクティブD-ライティング標準
シオンに来たウラギンヒョウモン:クリックすると大きな写真になります 13.シオンに来たウラギンヒョウモン
可憐なシオンの花にウラギンヒョウモンが吸蜜に来ていた。高原らしい取り合わせと思う。

Nikon D300 Tokina 100mm macro
プログラムオートで撮影 ( F13 1/640秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
アクティブD-ライティング標準
クジャクチョウ:クリックすると大きな写真になります 14.クジャクチョウ
アザミの花にクジャクチョウが訪れた。なかなか良い位置に止まってくれなかったが、何とか撮れた。残念なことに左側の後翅が裂けている。この蝶も高原の蝶の代表格だろう。

Nikon D300 Tokina 100mm macro
プログラムオートで撮影 ( F8 1/250秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
アクティブD-ライティング標準
ウラギンヒョウモン:クリックすると大きな写真になります 15.ウラギンヒョウモン 八島ヶ原湿原を背景に
離れたところのアザミに止まっているウラギンヒョウモンを八島ヶ原湿原を背景に撮った。気に入ったショットである。

Nikon D300 Tokina 100mm macro
プログラムオートで撮影 ( F8 1/250秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
アクティブD-ライティング標準
クジャクチョウ(裏):クリックすると大きな写真になります 16.クジャクチョウ(裏)
クジャクチョウは、ヨーロッパでも Peacock と呼ばれている。日本産の亜種名は geisha (芸者)と付けられている。そのような鮮やかな蝶であるが、裏はご覧の通り、渋い模様はあるもの一面黒褐色と地味だ。

Nikon D300 Tokina 100mm macro
プログラムオートで撮影 ( F9 1/500秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
アクティブD-ライティング標準
クジャクチョウ(裏):クリックすると大きな写真になります 17.クジャクチョウ(裏) 八島ヶ原湿原を背景に
同じ個体であるが、余裕があったのでコンデジで撮った。

Canon PowerShot A640
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/1000秒 ISO80 ) 7.3mm広角端
オオウラギンスジヒョウモン:クリックすると大きな写真になります 18.オオウラギンスジヒョウモン
ヒョウモンチョウの仲間がもう1種。夏の間、涼しい高原で活発に飛び回ったヒョウモンたちは、ほとんどが擦れてきている。

Nikon D300 Tokina 100mm macro
プログラムオートで撮影 ( F10 1/400秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
アクティブD-ライティング標準

2009年8月 9日

月山と鳥海山山麓 その3

 日本海に面した「象潟シーサイドホテル」で昼食をとった後、再び鳥海山山麓へ向かい、鳥海山の伏流水を抱える「獅子ヶ鼻湿原」を約2時間かけて散策をした。2人のガイドさんが付いてくれて説明をしてくれた。
 午後3時半にバスに戻り、帰路に着いた。国道7号線から今ツアーで4度目の山形自動車道を通り、東北自動車道で郡山に着いたのが8時過ぎ、新幹線で東京駅に着いたのは夜10時を過ぎていた。
ヒヨドリバナとオオウラギンスジヒョウモン:クリックすると大きな写真になります 8.ヒヨドリバナとオオウラギンスジヒョウモン
歩き始めて、森の中の道に入る手前の開けたところに、ヒヨドリバナが一群となって咲いていた。そこに数頭のヒョウモンたちが吸蜜にきている。ガイドさんが先導する一行と離れてしまうので、あまりじっくりと撮ってはいられない。戻ってきたときに再度狙ってみよう。ウラギンスジヒョウモンとオオウラギンスジヒョウモンは同定が難しい。また、メスグロヒョウモンの♂も同じように見える。

Nikon D300 Σ17mm-70mm macro
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/1250秒 ASA400 ) 露出補正 -0.3段
アクティブD-ライティング標準
クルマユリ:クリックすると大きな写真になります 9.クルマユリ
私は花の写真は旨く取れないが、路傍に可愛らしいクルマユリが咲いていたので撮った。暗いと思ったので絞りを少し開いたが、それでもASAは1100に上がっていた。

Nikon D300 Σ17mm-70mm macro
絞り優先オートで撮影 ( F4.2 1/125秒 ASA1100 ) 露出補正 -0.3段
アクティブD-ライティング標準
鳥海マリモ(1):クリックすると大きな写真になります 10.鳥海マリモ(1)
ここ獅子ヶ鼻湿原は「鳥海マリモ」と「奇形のブナ」が売りである。鳥海マリモは阿寒湖のマリモとは違うようだ。伏流水の激しい水流が密生するコケを球状に絡めて「鳥海マリモ」を形成するという。ヒラウロコゴケ、ハンデルソロイゴケなど、学術上でも注目される貴重なコケがほとばしる流れの中に群生する。

Nikon D300 Σ17mm-70mm macro
絞り優先オートで撮影 ( F4.5 1/125秒 ASA900 ) 露出補正 -0.3段
アクティブD-ライティング標準
鳥海マリモ(2):クリックすると大きな写真になります 11.鳥海マリモ(2)
前の写真とほぼ同じところであるが、落ち葉が溜まってしまって美しさを損ねている。

Nikon D300 Σ17mm-70mm macro
絞り優先オートで撮影 ( F4.5 1/125秒 ASA640 ) 露出補正 -0.3段
アクティブD-ライティング標準
奇形ブナ 「燭台」:クリックすると大きな写真になります 12.奇形ブナ 「燭台」
「燭台」と名が付けられたブナの奇形。横に伸びた奇形の幹がローソク台に似ているところからこの名がある。また、ニンフ(森の妖精)が座れるような形になっているところから別名「ニンフの腰掛」とも呼ばれている。

Nikon D300 Σ17mm-70mm macro
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/60秒 ASA1600 ) 露出補正 -0.3段
アクティブD-ライティング標準
炭焼き釜:クリックすると大きな写真になります 13.炭焼き釜
奇形のブナは100本以上はあるという。なぜ、ブナの奇形がこの森にこんなに沢山あるのか。病気説のほかに「炭焼き説」がある。ブナは、明治の中ごろまではもっぱら蒔や炭の材料で、かって炭焼きが行われたこの地域では、深い雪の上に出た幹を伐って利用した。これを何年も繰り返すうち、その周囲がコブになって盛り上がった・・・ということらしい。奇形のブナは地上2?3mのところにコブがあるのも頷ける。コブから上にはまっすぐに何本かに分かれて幹が伸びている。

Nikon D300 Σ17mm-70mm macro
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/50秒 ASA1600 ) 露出補正 -0.3段
アクティブD-ライティング標準
奇形ブナ 「あがりこ大王」:クリックすると大きな写真になります 14.奇形ブナ 「あがりこ大王」
「あがりこ」はこのあたりの方言で、"芽が上がる"ことに由来する。このひときわ大きな「あがりこ大王」は樹齢おおよそ三百年。

Nikon D300 Σ17mm-70mm macro
絞り優先オートで撮影 ( F4 1/125秒 ASA500 ) 露出補正 -0.3段
アクティブD-ライティング標準
再びオオウラギンスジヒョウモン:クリックすると大きな写真になります 15.再びオオウラギンスジヒョウモン
再び、森へ入るときに通ったヒヨドリバナの咲くところに戻ってきた。多くのヒョウモンたちが花から花へと飛び回っているが、オオウラギンスジヒョウモンとミドリヒョウモンの2種だけのようだ。

Nikon D300 Σ17mm-70mm macro
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/160秒 ASA400 ) 露出補正 -0.3段
アクティブD-ライティング標準
ミドリヒョウモン:クリックすると大きな写真になります 16.ミドリヒョウモン
こちらはミドリヒョウモン。すこし擦れて新鮮さがうすれてきている。

Nikon D300 Σ17mm-70mm macro
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/250秒 ASA400 ) 露出補正 -0.3段
アクティブD-ライティング標準
庄内平野:クリックすると大きな写真になります 17.庄内平野
午後4時半、バスは庄内平野の中を走る。広々として緑が美しい。このあと、しばし眠り込んでしまった。

Canon PowerShot A640
プログラムオートで撮影 ( F4 1/400秒 )