新横浜公園アーカイブ: Studio YAMAKO

2024年3月29日

初夏のような保土ヶ谷公園 ② チョウも飛び出す 2024年2月20日 横浜市保土ヶ谷区

今年の保土ヶ谷公園梅まつりは、この週の土曜日、2月24日に開催された。この暖かさで梅も満開になることだろう。河津桜はすでにほぼ満開であった。
 越冬中だったキタテハ、キタキチョウが飛んでいた。

000_240220159 X900 ◎河津桜 保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg
河津桜と子供たち 2024年2月20日 県立保土ヶ谷公園

022_240220093 X900 ◎ヒヨドリ 保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 22.ヒヨドリ -1
ヒヨドリも梅の花の蜜を吸いに来ていた。ヒヨドリはムクドリと同じように日本では多く、ごく普通に見られる。wikipediaによれば、日本、サハリン、朝鮮半島南部、台湾、中国南部、フィリピンの北部(ルソン島)に分布するというが、そこでの生息数は少ないそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 220mm ISO320 )
023_240220116 X900 〇ヒヨドリ 思いのまま 保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 23.ヒヨドリ -2
ヒヨドリは、1本の樹に紅白の花を咲かせる「思いのまま(オモイノママ)」に移動した。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 132mm ISO500 )
024_240220101 X900 ◎保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 24.メジロ
緑萼だろうか、一重の白梅で吸蜜するメジロ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 220mm ISO250 )
025_240220106 X900 〇保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 25.スマホで撮影
見頃の梅は観梅に来た人たちの絶好の被写体になっていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.5 1/2000秒 26mm ISO500 )
026_240220120 X900 〇思いのまま 保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 26.思いのまま(オモイノママ)
八重咲の咲分け品種「思いのまま」の由来は、品種改良の際に思うような色の花が出てこず、改良を手掛けた園芸家にとっては"思いのまま"に咲き分けてくれず、むしろ梅のほうが"思いのまま"に咲き分けることから命名されたようである。ChatGPTで、聞いてみたところ、「思いのまま」という品種以外にも、紅白に咲き分ける梅の木の品種はいくつか存在し、その中でも代表的なものを挙げると、「葉縁白梅(ようえんしろうめ)」、「春狂い(はるくるい)」、「双葉梅(ふたばうめ)」といった品種があるそうだ。それぞれの特徴も教えてくれた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 151mm ISO640 )
027_240220124 X900 保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 27.週末は「梅まつり」
この週の土曜日には毎年恒例の「梅まつり」が開催される。ちなみに保土ヶ谷公園梅園には40種90本の梅があるそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f16 1/1250秒 21mm ISO3200 )
028_240220141 X900 ◎全7犬 保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 28.6匹のワンちゃん -1
今日も奥様方が愛犬を連れて散歩に来られていた。小型犬から中型犬の6匹が集まっていた。「撮らせてください」と声をかけてカメラを向けた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f2.8 1/2000秒 11mm ISO400 )
029_240220136 X900 ◎保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 29.6匹のワンちゃん -2
乳母車に乗せられている2匹の小型犬は、そこに「Miniature Pinscher」という犬種名が書かれていた。右上の脚の長い中型犬は、ウィペットという犬種のようで、wikipediaで調べてみると「ウィペットとは、イギリスのイングランド原産のサイトハウンド犬種である。犬種名は鞭で打たれた馬のようにすばやく俊足で駆け回ることに由来していると考えられている。」と記されていた。他のワンちゃんたちの犬種は解らない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.5 1/2000秒 28mm ISO500 )
030_240220148 X900 ◎河津桜 保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 30.河津桜と幼稚園の子供たち -1
梅園を離れ、再び下池の方へ下りて来た。先生に引率された幼稚園の子供たちが河津桜の下をわんぱく広場の方へ歩いていく。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.5 1/2000秒 30mm ISO400 )
031_240220163 X900 ◎河津桜 保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 31.河津桜と幼稚園の子供たち -2
手前に張り出した枝に咲く河津桜にピントを合わせた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 46mm ISO800 )
032_240220166 X900 ◎河津桜 保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 32.河津桜と幼稚園の子供たち -3
此処を左へ上がるとバス通りの方へ、まっすぐ進むと公園の南側の出口だ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 38mm ISO640 )
033_240220157 X900 ◎保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 33.越冬していたキタテハ秋型
今日は格別に暖かいので飛び出してきた。翅を広げて日光浴をしている。だが、近づくと敏捷に飛び立つ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 220mm ISO250 )
034_240220167 X900 アメリカスズカケノキ 保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 34.スズカケノキの実
何の実だろうかと思った。検索してみたところこれはスズカケノキの実だった。スズカケノキの別名はプラタナスである。昨年秋に横浜ビジネスパーク(YBP)で撮った紅葉しているプラタナスの写真を振り返ってみると、この写真の前段階の実が写っていた。wikipediaによれば、日本では街路樹として、モミジバスズカケノキ が多く使われる。モミジバスズカケノキは、スズカケノキとアメリカスズカケノキとの雑種である。このイガイガの丸い実はプラタナスの和名「スズカケノキ」の名前の由来にもなっているそうだ。山伏が山道を歩く時に身に着ける上着「篠懸(すずかけ)衣(い)」に、鈴玉のような装飾をつけていて、それをプラタナスの実に見立てた、というのがスズカケノキの名前の由来という。実を割ると、たくさんの綿毛がついた種子の集合体(集合果)である事がわかる。外見はまるでライチのようで「食べられる?」と思えるのだが、割ってみると食べらtれないことがわかるそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 132mm ISO320 )
035_240220169 X900 アメリカスズカケノキ 保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 35.スズカケノキ(プラタナス)
これが実が成っていた木だ。私にはスズカケノキか、アメリカスズカケノキか区別はつかない。PictureThisで検索するとアメリカスズカケノキとあった。  

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f2.5 1/2000秒 9mm ISO100 )
036_240220183 X900 〇保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 36.キタキチョウ
キタキチョウも成虫で越冬する。暖かい日差しに目が覚めたのだろう、オオイヌノフグリの花で吸蜜していた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒220mm ISO500 )
037_240220185tm X900 ▲飛翔 保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 37.飛んでいるキタキチョウ
下池と河津桜と散策する人物を背景にキタキチョウが飛ぶ姿が撮れた。決して合成写真ではない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f2.4 1/2000秒9mm ISO200 )
038_240220190 X900 オオキバナカタバミ 峰岡公園 RX10M4.jpg 38.オオキバナカタバミ(大黄花片喰・大黄花酢漿草)
近所の峰岡公園まで戻ってきた。オオキバナカタバミの花が咲いていた。wikipediaには、南アフリカ原産で、現在では世界各地の温帯に帰化植物として定着している。葉に紫褐色の斑点が多数見られることで他のカタバミと識別が可能。春先に鮮やかな黄色の花を多数咲かせる。別名キイロハナカタバミ。ヤマトシジミの食草の一つである。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 220mm ISO200 )
039_240220197 X900 ◎アブラナ 峰岡公園 RX10M4.jpg 39.アブラナ(油菜)
昨秋、センニチコウやヒャクニチソウが咲き、クロマダラソテツシジミや、ツマグロヒョウモンで楽しませてもらった花壇が植え替えられてアブラナが咲いていた。wikipediaによれば、古くから野菜として、また油を採るため栽培されてきた作物で、別名としてナノハナ(菜の花)、ナタネ(菜種は正式な作物名である)などがあり、江戸時代には胡菜または蕓薹と呼ばれたそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 56mm ISO200 )

2017年10月28日

蝶 自選年間ベスト10 (​11) 2013年

2013年2月に娘夫婦がバリ島旅行に誘ってくれたので一緒に行くことになった。娘たちは4泊5日をのんびり過ごすというが、チョウ好きの私にとっては憧れの東南アジアである。シンガポール経由で入ったバリ島で、着いた日の宿をとったのは、島の西側、海沿いのスミニャックというところだ。翌日、ホテルのプールで遊んでいる娘たちと別れて、近くを歩いてみた。ちょっと脇の空き地に入ると多くの蝶を見ることだ出来る。さすがだ。次の日はタクシーを頼んで、タバナンというところにあるバタフライ・パークへいった。ホテルへ戻る途中、バリ島の景勝地タナロット寺院に寄った。

 第3日はやはり西側の海沿いにある「ブルガリ」で昼食にした後、ウルワツ寺院でケチャ・ダンスを観る。ここにも蝶は多い。次の日は、タマン・アユン寺院を観た後、北東部の山間地であるキンタマーニ高原へ行く。ここは楽しみにしていたが、レストランで食事をしただけで蝶を追うことはできなかった。そして、ウブドに向かった。ウブドでは宿泊したプリ・ウランダリというホテルの敷地内や、ゲートを出て、すぐ近くの空き地で蝶を追いかけ、楽しんだ。詳しくはバリ島のフィールドで撮った蝶をご覧いただきたい。

 夏は、2泊3日で、八島が原湿原、美ヶ原に出かけたが、あまり成果は得られなかった。北杜市のオオムラサキセンターや上高地へは日帰りで出かけた。
  秋には新横浜公園のガガイモでカバマダラが発生しているという情報に触れた。台風が来ていたりしてなかなかチャンスがなかったが、最後の最後にやっと1頭に会うことができた。

;クリックすると大きな写真になります。 1.ヤエヤマムラサキ 2013年1月28日 グァム島
マンギラオゴルフ場に、この年もまた、ヤエヤマムラサキがいた。きれいな個体で、翅を開いて見せてくれた。♀の前翅の先は紫色に輝く。これは♂だ。

Nikon D5000 TAMRON 90mm ​f​2.8G macro
絞り優先オートで撮影(f​​5.6 1/1400秒 90mm ISO400 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 2.翅を開いたマルバネルリマダラ 2013年1月28日 グァム島
グァム島のマンギラオ ゴルフクラブでホール・アウトして、クラブハウスへ戻る道にテイキンザクラの深紅の花が咲いているところがある。毎年ここではマルバネルリマダラがその花に集まっている。

Nikon D5000 TAMRON 90mm ​f​2.8G macro
絞り優先オートで撮影 ( f​​​5.6​ 1/​250​秒 90mm ISO​8​00)露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 3.ユベンタヒメゴマダラ 2013年2月8日 バリ島 タバナン付近
初めて見るチョウだった。ランタナの花に絡みながら吸蜜しようとしている。​

Nikon D5000 TAMRON 90mm ​f​2.8G macro
絞り優先オートで撮影( f​​​5.6​ 1/​800​秒 90mm ISO​400) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 4.コモンタイマイ バリ島 タナロット寺院​
黄色いランタナの花に来ていたコモンタイマイ。ここでは普通種のようである。ウブドで見たコモンタイマイは激しく傷んでいたが、これはきれいな個体だった。

Nikon D5000 TAMRON 90mm ​f​2.8G macro
絞り優先オートで撮影( Ff​​​​5.6​ 1/​400​秒 90mm ISO​400)露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 5.ギフチョウ鮮やかに 2013年4月5日 神奈川県相模原市​
イワツツジが咲いていた。いつもの年よりも早いのではなかろうか。イワツツジに来たギフチョウを撮るのは初めてだった。

Nikon D300 Tokina 100mm ​f​2.8 macro
  絞り優先オートで撮影( f​​5.6 1/​1600​秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
クリックすると大きくなります。 ​6.ウラナミアカシジミ 2013年5月13日 横浜市舞岡公園
なかなか良い写真が撮れなかったウラナミアカシジミが目の前にいた。​

Nikon D300 Tokina 100mm ​f​2.8 macro 
絞り優先オートで撮影 ( f​​​​​6.3​ 1/​250​秒 ISO​9​00 ) 露出補正 -0.3段
クリックすると大きくなります。 7.ギンボシヒョウモン 2013年7月8日 山梨県北杜市 観音平
観音平は標高1,570mある。ここまで登ってくるとギンボシヒョウモンが多くなる。​

Nikon D300 Tokina 100mm ​f​2.8 macro 
絞り優先オートで撮影 ( ​f​6.3​ 1/​1000​秒 ISO​4​00 ) 露出補正 -0.3段
クリックすると大きくなります。 8.スジグロシロチョウの求愛 2013年8月23日 長野県上高地
2頭のスジグロシロチョウの♂が​キオンの花に止まっている♀に求愛をしている。前にいる♂の眼はしっかりと下にいる♀を見ている。しかし♀の方は尾端を上げて交尾したくないと意思表示している。私の好きな写真になった。

Nikon D300 Tokina 100mm ​f​2.8 macro
絞り優先オートで撮影( ​​​f6.3​ 1/​800​秒 ISO​4​00 )露出補正 ​なし​​​​​​​
クリックすると大きくなります。 9.路傍のクジャクチョウ 2013年7月25日 長野県美ヶ原山麓
美ヶ原から三城へ下りてきて、松本へ向かう道の傍らに咲く黄色い花でクジャクチョウが吸蜜していた。​

Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f4 1/200秒 6mm ISO200 ) 露出補正 なし
クリックすると大きくなります。 10.カバマダラ 2013年10月31日 横浜市新横浜公園
秋になって​、カバマダラが新横浜公園で発生しているとの情報がネット上を飛び交っていた。やっと10月18日に行くことができたが、伊豆大島に大きな被害をもたらした台風26号で、ここ新横浜公園も冠水し、第三京浜の港北インターから新横浜へ向かう道(県道13号線)を挟んで、日産スタジアムの反対側の公園や運動場部分は、閉鎖されていた。新横浜公園は、国土交通省京浜河川事務所管理下の多目的遊水地の上に建設されている。台風の大雨で冠水することこそ、その目的を果たしているのだが​​​​​​​​​。​水が引いた​​10月​28日にも行ってきたが、カバマダラは飛んでいなかった。そして最後のチャンスと思って行った31日に、フジバカマの花に来ていたこのチョウを撮った。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f5.6 1/​40​0秒 1​11​mm ISO​1​00 ) 露出補正 なし
クリックすると大きくなります。 ​補 1.アサギマダラ 2013年​10月10日 富山県五箇村
秋に能登半島ドライブ旅行をした折、往きに世界遺産「五箇村」を訪れた。北陸の秋だったが、天気が良く、五箇村の村落のフジバカマには、オオウラギンスジヒョウモンや複数のアサギマダラが舞っていた。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm ​f​3.5-5.6G
​プログラム​オートで撮影(​f​5.6 1/​640​秒 ​170​mm ISO400)露出補正 -0.3段
クリックすると大きくなります。 補 2.カセンソウの花畑で遊ぶオオウラギンスジヒョウモン 2013年7月18日 神奈川県 箱根湿生花園
箱根湿生花園の奥にある仙石原湿生植生復元区には、この時期黄色いカセンソウの花が咲く。一面黄色いカセンソウの花の中にいるオオウラギンスジヒョウモンを撮りたかった。ここは低地湿原として、一部が国指定天然記念物に指定されている貴重な場所。 ​

Nikon COOLPIX P90 ​f​2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( ​f​5​.6​ 1/​250​秒 110mm ISO​64)露出補正 ​-0.3段
クリックすると大きくなります。 補 3.逆さに止まるテングチョウ 2013年7月8日 山梨県北杜市 観音平
テングチョウの写真は、地面に止まったり、下草に止まったりしているところが多い。こんな止まり方をするテングチョウは初めてだった。​

Nikon D300 Tokina 100mm ​f​2.8 macro 
絞り優先オートで撮影  ( ​f​​6.3​ 1/​320秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
クリックすると大きくなります。 補 4.ヒョウモン3種 長野県八島が原湿原 2013年7月25日
この写真は、平成14年の年賀状に使用した。左からヒョウモンチョウ、ミドリヒョウモン、ウラギンヒョウモン。ほかに同じ花が沢山あるのに何で一つの花に集まるのだろうか? ​

Nikon D300 Tokina 100mm ​f​2.8 macro 
絞り優先オートで撮影  ( ​f​​5.6​ 1/​3200秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
クリックすると大きくなります。 補 5.オオムラサキ 2013年7月8日 山梨県北杜市​
樹液が出ている大きな木があり、その柵にオオムラサキの♂が翅を開いて止まってくれた。まだ7月の初旬だが既に大分擦れていた。

Nikon D300 Tokina 100mm ​f​2.8 macro 
絞り優先オートで撮影  ( ​f​​5.6​ 1/​400秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
171028_016.jpg 補 6.アコンテアイナズマ? 2013年2月10日 バリ島 ウブド​
ウブドの朝、散歩をしていたら、むこうからから猛スピードで飛んできた。必死になって写真を撮ったが、なんという蝶かわからない。帰国して、東南アジアの蝶図鑑を新調して同定を試みたが、確信はない。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8G macro
絞り優先オートで撮影 ( f​5.6​ 1/​800​秒 90mm ISO​400 )露出補正 なし


2017年4月30日

ギフチョウの里 4月4日

例年なら、4月の第一週はギフチョウが舞う適期なのだが、今年は桜の開花も遅いようなので、ギフチョウの発生も遅れているのだろうかと思ってしまう。ネットでも情報が少ないが、4月3日、4日と天候は良く気温も上がってきそうなので、4月4日にいつものところへ出かけることにした。
 新しい道路ができたので、1時間半くらいで行ける。ギフチョウが飛び始めるのは11時ごろからだと思い、遅く出発しようと思ったが、駐車場がいっぱいになるのが心配で、8時に出発した。
 歩き始めると越冬したテングチョウが飛び、ミヤマセセリやスギタニルリシジミも現れる。500mくらいの所を行ったり来たりしてギフチョウの出現を待つが、現れてくれない。例年通り、何人もの方が来ておられたが、その中の1人がギフチョウが飛んでいくのを確認されていた。発生しているようだ。
  12時を過ぎて気温も上がってきた。やや奥の方にある梅の花で、5、6人の愛好者がカメラを構えておられた。トラフシジミがいるという。しかし、遠くて肉眼ではなかなか見つけられない。この日携行したカメラはSIGMAの18-300mmを付けたD5300とCOOLPIX P610だ。やっと、見つけた。そのとき、トラフシジミを撮っていた方の友人が、100mほど離れたところの梅の花にギフチョウが来ていると知らせに来られた。私も、トラフシジミはさておいて、ギフチョウがいるという所へ駆けつけた。まだ、梅の花にいるらしいが、なかなか見つけられない。と、そのギフチョウが飛び立った。吸蜜に飽きたのか、梅の花には戻らず、少し離れた小さな木に止まったようだ。回り込んでそのあたりへ行ってみる。しばらく探してやっと開翅して止まっているギフチョウを見つけた。この日のギフチョウは後にも先にもこの1頭だけだった。

;クリックすると大きな写真になります。 1.テングチョウ
駐車場に車を止めて歩き始める。沢沿いの道を右へ。さっそくテングチョウが飛び出す。気温も上がってきて、飛び出す個体数も多い。何年か前までは春一番に飛ぶ越冬したタテハチョウはキタテハだったが、最近はテングチョウが多くなった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(​ ​f3.3 1/1250秒 4mm ISO100​ ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 2.ミヤマセセリ♂
この蝶も年に一度、春に生まれてくる蝶だ。良い写真の撮りにくい蝶である。この日は離れて撮らなくてはならないことが多いと思い、90mm マクロではなく、SIGMAの18-300mmを付けてきた。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影 (​ ​f​6​​​​​.3​​​ 1/​1000​秒 300mm ISO​2​​00​​​​ ​)露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。 3.梅に来たテングチョウ​​
まだ咲き残っている梅の花にもテングチョウは多く飛来する。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
プログラムオートで撮影 (​ ​f​6​​​​​.3​​​ 1/​800​秒 300mm ISO​2​​00​​​​ ​)露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。 4.ミヤマセセリ♀
タチツボスミレにミヤマセセリの♀が止まった。新鮮だ。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影 (​ ​f​6​​​​​.3​​​ 1/​500​秒 280mm ISO​2​​00​​​​ ​)露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。 5.保護色のテングチョウ​​
春の里山は落葉が多い。その落葉はわれわれの目からテングチョウを紛らわす。テングチョウは多く飛んでいるが、破損の少ない個体を選んで撮る。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
プログラムオートで撮影 (​ ​f​6​​​​​.3​​​ 1/​800​秒 300mm ISO​2​​00​​​​ ​)露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。 6.スギタニルリシジミ -1
ルリシジミによく似たシジミチョウだ。ルリシジミに比べて裏面は暗灰色になり、翅表は暗青色に輝く。静止中、翅表はめったに見せてくれず、飛び立った時に観察する以外にない。飛翔中の写真を撮るのは私には難しい。この蝶も春だけに現れる。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影 (​ ​f​6​​​​​.3​​​ 1/​500​秒 300mm ISO​2​​00​​​​ ​)露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。 7.スギタニルリシジミ -2​​
オオイヌノフグリの小さな花で吸蜜するスギタニルリシジミ。この蝶も良い写真が撮れない。たまに梅の花に来るが、撮るチャンスがない。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
プログラムオートで撮影 (​ ​f​6​​​​​.3​​​ 1/​800​秒 300mm ISO​2​​00​​​​ ​)露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。 8.キタテハ
テングチョウに比べてはるかに少ないキタテハが敏捷に飛んでは止まる。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(​ ​f6.3 1/640秒 236mm ISO100​ )露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 9.スギタニルリシジミ -3
再びオオイヌノフグリで吸蜜するスギタニルリシジミに遭遇した。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影 (​ ​f​6​​​​​.3​​​ 1/​800​秒 300mm ISO​2​​00​​​​ ​)露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。 10.スギタニルリシジミ -4​​
毎年春にここへきて、スギタニルリシジミの写真を撮っているがなかなか良い写真が撮れない。今年もダメだった。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f​6​​​​​.3​​​ 1/​1000​秒 300mm ISO​2​​00​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。 11.ミヤマセセリ♀ 開翅​​​​
開翅したミヤマセセリの♀がいた。にじり寄ってシャッターを切る。♂にはない前翅の白い帯が特徴だ。この蝶は♀の方が愛好者が多い。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f​6​​​​​.3​​​ 1/​1000​秒 300mm ISO​2​​00​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。 12.ギフチョウ -1​​​​
梅の花に来ていたトラフシジミを撮る方々の仲間に入れていただいた。首が痛くなるほど梅の花を見上げて、どこにいるのか探したが発見できない。やっと見つけ出したが梅の花や枝の陰になってしまう。その時、一人のかたが走って来られ、そのトラフシジミを撮っていた友人に、「ギフが下の梅に来てますよ!」と告げに来た。数人の人がそちらへ動く。私もトラフシジミを残して移動した。現場に着いたときには、まだ梅の花にいたようだが、探し出せないうちに飛び出して前の沢の向こう側に行ってしまった。ギフチョウを撮るにはこのチャンスしかないと思い、迂回して小さな橋を渡って沢の向こう側に回り、小さな木に止まっていたのを見つけ出した。他の方々は梅の花で吸蜜したこの蝶をたくさん撮影されていたようで、沢を渡っては来なかった。モデルを独占することができて、連写した。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​​​
プログラムオートで撮影 (​ ​f​6​​​​​.3​​​ 1/​800​秒 300mm ISO​2​​00​​​​ ​)露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。 13.ギフチョウ -2
同じ個体である。ほとんど擦れていないきれいな個体だった。この日私が見たギフチョウはこの個体のみであった。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影(​ ​f​6​​​​​.3​​​ 1/​800​秒 300mm ISO​2​​00​​​​ ​)露出補正​ ​なし
170430_014.jpg 14.トラフシジミ 半開翅​​
ギフチョウを撮り終えて、もう一度トラフシジミがいた梅の花に戻った。トラフシジミの春型は「春トラフ」と呼ばれてきれいだ。やっとファインダーにとらえて連写する。少し翅を開いてくれて表を見せてくれた。少しトリミングをしている。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
プログラムオートで撮影(​ ​f​6​​​​​.3​​​ 1/​800​秒 300mm ISO​2​​00​​​​ ​)露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。 15.トラフシジミ -1
P610の望遠端を活用。目が隠れてしまったが、ファインダーではそれを確認できなかった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(​ ​f6.3 1/400秒 258mm ISO100​ )露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 16.トラフシジミ -2
D5300で撮る。P610に比べると、ファインダーははるかにこちらの方が見やすい。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f​6​​​​​.3​​​ 1/​800​秒 300mm ISO​2​​00​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。 17.トラフシジミ jump-up​​
飛び上がったときに開翅した裏面を見せてくれた。ピントは少し外れている。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
​​ プログラムオートで撮影 (​ ​f​6​​​​​.3​​​ 1/​640秒 300mm ISO​2​​00​​​​ ​)露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。 18.トラフシジミ 開翅​​
​​ トラフシジミもめったに開翅して翅表見せてくれない。偶然だがこんな写真が撮れた。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
​​ プログラムオートで撮影 (​ ​f​6​​​​​.3​​​ 1/​640秒 300mm ISO​2​​00​​​​ ​)露出補正​ ​なし

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2015年11月 3日

セイタカアワダチソウとキタテハ秋型 新横浜公園 10月19日

10月29日にオープンした「ららぽーと海老名」のことを先にアップしたので、前後してしまった。

10月19日、この日は晴れて気温も上がるという。久しぶりに新横浜公園へ行ってみようと思った。一昨年は、8月に迷蝶としてカバマダラが1頭が飛来し、このあたりに生育する食草のガガイモに産卵、9月から10月には、その第二化がここで発生したということが話題となった。私も最後の最後に1頭(多分第3化)をカメラに収めることができた。昨年、今年はそのような話は聞かない。

新横浜公園には、そのカバマダラが好んで吸蜜していたフジバカマが育てられている。そこには、ヒメアカタテハ、アカタテハ、キタテハも集まってきていた。今日はこのヒメアカタテハを撮りたかった。今年はヒメアカタテハを舞岡公園で全く見なかったし、ほかでもほとんど見ていない。しかし行ってみたところ、そのフジバカマはまだ蕾が多く、十分に咲いていない。もちろん蝶の姿もない。

そこで、まっ黄色に咲いているセイタカワダチソウに蝶を探してみた。いたのはキタテハの秋型だ。それはそれでセイタカワダチソウの黄色に良く似合う。しばらくは夢中になって撮影した。
 しかし、イチモンジセセリ、ウラナミシジミが飛んでいるが、ヒメアカタテハ​やアカタテハは姿を見せない。ヒメアカタテハはどうなってしまうのだろうか? ちょっと心配になる。
 セイタカワダチソウには、何種類かのハナブがいた。意識して見ていると興味が湧いてきた。

;クリックすると大きな写真になります。 1.キタテハ秋型 -1 開翅
フジバカマの花はまだ咲いていない。新横浜公園には野球場をはじめ第一運動広場、第二運動広場、球技場と広々としたグランドがあり、その周りにジョギングのコースが設けられている。北西の一番奥が野球場だがその近くにフジバカマは植えられている。フジバカマは諦めて、ジョギングコースと野球場の間に咲くセイタカアワダチソウを見に行った。キタテハのきれいな秋型が飛び出した。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1000秒 60mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 2.キタテハ秋型 -2
キタテハは関東では年3回発生するが、9月以降に発生する個体は、夏に生まれてくる成虫に比べ、翅表の色は赤褐色、裏面は案褐色になり、たくましく見える。前翅外縁の凸凹は夏型より大きくなる。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1600秒 60mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 3.キタテハ秋型 -3
秋型の色の濃さは個体により差はあるようだ。これは♂と思う。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/800秒 60mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 4.キタテハ秋型 -4
3.と同じ個体が翅を開いてくれた。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1000秒 60mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 5.キタテハ秋型 -5
色の濃い個体はひょっとしてシータテハ?と思わせることがある。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/500秒 60mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 6.キタテハ秋型 -6
P610の広角側で下から仰いで撮った。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.3 1/1600秒 4mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 7.キタテハ秋型 -7
これは♀のように見える。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/640秒 81mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 8.イチモンジセセリ -1
これだけ花がいっぱいあるとどの花から吸蜜しようかと迷うだろう。蝶にとっては幸せな季節である。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1000秒 60mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 9.イチモンジセセリ -2
長い口吻を伸ばして吸蜜している。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1000秒 60mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 10.イチモンジセセリ -3
再びフジバカマがある花壇の方へ行ってみた。吸蜜中の♀に♂がアプローチをしている。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/200秒 81mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 11.ウラナミシジミ
秋になるとみられる蝶のひとつにウラナミシジミがある。でも、そろそろ擦れてきているが。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1250秒 60mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 12.ウラナミシジミ♂ 半開翅
俊敏に飛ぶ。この蝶は暖地系の蝶だ。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/800秒 60mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 13.ウラナミシジミ♂ 開翅
破れてはいないが、大分擦れた個体だった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/320秒 236mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 14.モンキチョウ♀
モンキチョウは春一番から、秋の遅くまで元気に飛んでいる。意外と敏感でレンズを近づけていくとサッと飛び立つことが多い。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/800秒 236mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 15.キゴシハナアブ
先日、妻籠宿を歩いていた時に、民家のクロホオズキの花に吸蜜に来ていたハナアブがきれいだったことから、ハナアブに興味を持った。セイタカアワダチソウの花に何種類かのハナアブがいた。ハナアブには全く素人なので、撮ってきた写真をインターネットのハナアブ図鑑 などで調べた。これはキゴシハナアブのようだ。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/800秒 60mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 16.オオハナアブ
セイタカアワダチソウの花の周りを飛んでいるハナアブの中では大きいほうだ。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1250秒 60mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 17.ナミハナアブ
これは単にハナアブとも呼ばれる。後脚に花粉団子を付けている。ひと昔前、セイタカアワダチソウが花粉症の原因と言われひと騒動あった。 一部マスコミが取り上げ、机上の学者が認めた為、皆が信じ込んでしまったが、フィールド学者が杉の様な風媒花では無く、虫媒花である事を指摘し、騒ぎは収まったという。セイタカアワダチソウとブタクサとが混同されることもあるようだ。ブタクサとは違う種である。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1250秒 60mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 18.オオバン
新横浜公園の野球場と鶴見川の間にある池にくちばしと額が白い、黒い鳥が10数羽いた。n-shuhei さんにオオバンであると教えていただいた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.5 1/250秒 258mm ISO100 ) 露出補正 なし


2014年10月21日

保土ヶ谷公園を散歩 10月10日・16日


 今朝も新横浜公園のホームページを見たが、10月6日の台風18号による大雨の被害はまだ復旧せず、閉鎖されたままだった。また、来週早々には19号が関東を狙っている。しばらく新横浜公園のフジバカマに集まる蝶は撮れないかもしれない。

  この日も天気が良いので、散歩がてら保土ヶ谷公園へ行った。人が少なかったので、のんびりと歩いてきたが、蝶の数は少ない。ナガサキアゲハが飛んでいたが、吸蜜してくれるような花もなく、撮ることができなかった。

 16日にも保土ヶ谷公園へ行った。この日は、いつもと違う道を通って、直接「花と緑の広場ゾーン」の下に出ようと思ったが、杉山神社への坂道を上がってしまっていた。

セイタカアワダチソウとベニシジミ;クリックすると大きな写真になります。 1.セイタカアワダチソウとベニシジミ
公園のの縁にはセイタカアワダチソウが咲いている。ちょっと離れた高いところに咲く花に動くものが見えた。花の裏からベニシジミが出てきた。飛び道具が活きる。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/300秒 185mm ISO200 ) 露出補正 -0.7段
ホワイト・ブッドレアとツマグロヒョウモン;クリックすると大きな写真になります。 2.ホワイト・ブッドレアとツマグロヒョウモン
ホワイト・ブッドレアはまだ、咲いていた。9月15日に来たときは、この花にミドリヒョウモンが来ていた。3週間も咲いている。ツマグロヒョウモンは新鮮な個体だった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/500秒 89mm ISO200 ) 露出補正 -0.7段
ツマグロヒョウモン開翅;クリックすると大きな写真になります。 3.ツマグロヒョウモン開翅
良い角度で撮れたのだが、残念ながら蝶との間に何かが重なってしまった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/340秒 89mm ISO200 ) 露出補正 -0.7段
パート・カラー;クリックすると大きな写真になります。 4.パート・カラー
HS50に特定の色だけを残し、残りをモノクロにするという機能がある。残す色をオレンジにして、ツマグロヒョウモンを撮ってみた。表翅を撮るチャンスがなかったのが残念。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/550秒 89mm ISO200 ) 露出補正 -0.7段
整備された公園;クリックすると大きな写真になります。 5.整備された公園
保土ヶ谷公園には、甲子園の神奈川県予選を行う保土ヶ谷球場や、ラグビー場、サッカー場の運動施設や、かながわアートホール、噴水などがある。バス通りを挟んで反対側に梅園やテニスコートがあり、その下に、「森とせせらぎゾーン」「花と緑の広場ゾーン」が整備されている。来年は、もっとよくなるのではと期待している。写真は「森とせせらぎゾーン」の上から、「花と緑の広場ゾーン」を眺めたところ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/950秒 12mm ISO200 ) 露出補正 -0.7段
ハナミズキの実;クリックすると大きな写真になります。 6.ハナミズキの実
木々に実のなる季節である。ハナミズキの実は不味いそうだ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/350秒 33mm ISO100 ) 露出補正 -0.7段
ゴンズイの実;クリックすると大きな写真になります。 7.ゴンズイの実
今まであまり見ることがなかった。実はミカンの房のような袋に包まれている。秋に赤く熟して裂け、中には黒い光沢のある種子がある。ゴンズイという魚がいるが、植物のゴンズイ(別名クロハゼ)は、その樹皮の模様が、魚のゴンズイに似ている、あるいは役に立たないところが似ている、などその名のついた魚との関係がありそうだと言われている。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/250秒 33mm ISO100 ) 露出補正 -0.7段
1本脚のアオサギ;クリックすると大きな写真になります。 8.1本脚のアオサギ
帷子川の相鉄線の星川駅のところにかかっている橋のひとつ上流にかかる橋(ほしかわ橋)の上から下流を眺めると、右岸にアオサギが片足で立っていた。なぜ鳥は片足で立つのだろうか。体温保持のためらしい。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/210秒 167mm ISO100 ) 露出補正 -0.7段
秋型キタテハ;クリックすると大きな写真になります。 9.秋型キタテハ
16日にも保土ヶ谷公園へ行ったが、いつもと違う杉山神社への坂道を上がっていくと、小さな公園があった。キバナコスモスが咲いていたので、何かいないかと目を凝らすと、ウラナミシジミ、ヤマトシジミが飛んでいる。撮影チャンスがないまま、先へ行こうと思ったとき、今年初めて撮る秋型キタテハが飛んできた。このキタテハは羽化の時、右前翅の先が伸びきれなかったようだ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/900秒 4.4mm ISO200 ) 露出補正 -0.7段
フヨウの花;クリックすると大きな写真になります。 10.フヨウの花
公園から杉山神社へ行く道にフヨウの花が咲いていた。いっぱい蕾を付けている。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.4 1/900秒 16mm ISO200 ) 露出補正 -0.7段
杉山神社;クリックすると大きな写真になります。 11.杉山神社
星川杉山神社の祭神は、賢く、勇敢で力が強く、さらに容姿端麗であったといわれる伝説の英雄、日本武尊(ヤマトタケルノミコト)といわれる。杉山神社が文献にあらわれるのは約千年前、平安の時代にさかのぼるとのこと。杉山神社という名称の神社は古くから複数があり、江戸時代に書かれた『武蔵国風土記』には、当時の武蔵国に杉山神を奉斎するお社が72社あったことが記されているそうだ。平成16年には神社の裏手より、縄文時代から弥生時代にかけてのものと思われる遺跡も発見されているという。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/900秒 6mm ISO200 ) 露出補正 -0.7段
保土ヶ谷公園の緑;クリックすると大きな写真になります。 12.保土ヶ谷公園の緑
ここは、公園の噴水のある広場からバス通りを挟んで反対側にある憩いの場だ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.6 1/850秒 6mm ISO200 ) 露出補正 -1.0段
クロアゲハ♂;クリックすると大きな写真になります。 13.クロアゲハ♂
この日もホワイト・ブッドレアが咲くところへ行ってみた。黒いアゲハがふわふわと花に絡んでいた。ナガサキアゲハかと思い駆け寄ったが、クロアゲハの♂だった。だいぶ破損している。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.4 1/850秒 124mm ISO200 ) 露出補正 -0.7段
チャバネセセリ;クリックすると大きな写真になります。 14.チャバネセセリ
「花と緑の広場ゾーン」からの帰り道は、下校する横浜市立桜丘高校の生徒さんたちと一緒に、星川駅への道を歩いた。なだらかな下り坂だけど、遠かった。アザミの花で比較的新鮮なチャバネセセリが吸蜜していた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/900秒 4.4mm ISO200 ) 露出補正 -0.7段


2014年5月26日

日産スタヂアム フリー・マーケット と 新横浜公園 5月11日


 娘の勤務先の友人のお誘いで、ここ2~3回、続けて横浜日産スタヂアムで開催される大がかりなフリー・マーケットに出店している。かみさんはみんなのお弁当を作って届けている。幸い、好評のようだ。今回はマイカーで会場までそのお弁当を運んだ。フリー・マーケットのフリーは"自由"ではなく、"蚤"だそうで、言ってみれば蚤の市である。日産スタヂアムの周囲を取り囲むように車を乗り入れて出店し、その数はとても多く、想像以上だった。あちこち見て歩いたが、衣料品などは1品100円で売られているところが多い。飲食店も数多く出ていて、家族ずれの来場者でにぎわっていた。
  しばらく娘たちが出店したところにいたが、予定通り、私は途中で抜け出して、隣の新横浜公園へ回った。何か蝶はいないかと歩いてみたが、蝶の姿はほとんど見ない。昨秋、カバマダラがいたあたりへ行ったところ、栽培された花でアカタテハが吸蜜していた。新横浜公園は鶴見川流域総合治水対策として鶴見川多目的遊水地を兼ねている。鶴見川の増水時には治水施設である遊水地となる。そのため、周囲には土手があるが、その土手にツメクサやハルジオンが多く咲いていて、モンキチョウが飛び回っていた。
 1時間ほど新横浜公園を歩いて、再びフリー・マーケットに戻った。まだまだ、人出は多く、娘たちの店も結構繁盛しているようだ。私は椅子を与えられて、かみさん手製の弁当を食べた。

1.フリー・マーケット会場
フリー・マーケットは日産スタジアムのほぼ全周にわたっている。娘たちは、スタジアムへのメインの入り口となる東ゲートに陣取っていた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.0 1/800秒 5.2mm ISO100 ) 露出補正 なし
フリー・マーケット会場;クリックすると大きな写真になります。
2.いろいろな商品
娘の友人が出品していた"ぬいぐるみ"に子供たちが興味深々。出品者に聞いてみたら、ゲームセンターなどにあるUFOキャッチャーなどのクレーン・ゲームでつり上げてゲットしたプライズだそうだ。元手がいくらかかっていることやら。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/850秒 9.4mm ISO400 ) 露出補正 なし
いろいろな商品;クリックすると大きな写真になります。
3.値段の交渉
出品者は不要になったものを店に並べる。お客さんは気に入ったものがあると、値段の交渉に入る。リサイクル・ショップだ。そのやり取りが楽しいらしい。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/900秒 11.9mm ISO400 ) 露出補正 なし
値段の交渉;クリックすると大きな写真になります。
4.東ゲート階段下
東ゲートへ上がる階段の手前は広くなっている。ここのも多くの店が出ている。飲食店もにぎわっていくるころだ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/680秒 20.1mm ISO100 ) 露出補正 なし
東ゲート階段下;クリックすると大きな写真になります。
5.アカバナユウゲショウ
11時半、フリー・マーケット会場を離れ、お隣の新横浜公園へ行く。さすが日曜日なので人が多い。テニスをする人、ローラー・ボードを楽しむ若者、ドッグランで愛犬を遊ばせるご夫婦などなど、にぎやかだ。新横浜公園の奥に流れる鶴見川のほうへ歩く。道端に小さなかわいい花が咲いていた。家に戻って調べてみると、アカバナユウゲショウ(赤花夕化粧)というらしい。和名の由来は午後遅くに開花して、艶っぽい花色を持つことからとされるが、実際には昼間でも開花している。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.6 1/850秒 10.1mm ISO100 ) 露出補正 なし
アカバナユウゲショウ;クリックすると大きな写真になります。
6.ニワゼキショウ
アカバナユウゲショウと同じところに咲いていた。名前がわからなかったが、n-shuhei さんのブログで解った。漢字では庭石菖と描く。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.0 1/640秒 16.7mm ISO100 ) 露出補正 なし
ニワゼキショウ;クリックすると大きな写真になります。
7.アカタテハ
昨秋、フジバカマが咲いていて、カバマダラが来ていたところへ行ってみた。栽培されたセキチクと思われる花にアカタテハが来ていた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/850秒 4.4mm ISO200 ) 露出補正 なし
アカタテハ;クリックすると大きな写真になります。
8.モンキチョウ
フジバカマが咲いていた後ろは鶴見川多目的遊水地としての堤防の土手になっている。ツメクサが咲き、ハルジオンも咲いていた。このモンキチョウは黄色いが♀のように見える。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/420秒 76.5mm ISO100 ) 露出補正 なし
モンキチョウ;クリックすると大きな写真になります。
9.モンキチョウ♂
ハルジオンが咲き、ツメクサが咲く土手の草原で。この日の蝶は、このモンキチョウとアカタテハ以外はヤマトシジミくらいしか見られなかった。こんなに良い天気なのに。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/900秒 8.1mm ISO200 ) 露出補正 なし
モンキチョウ♂;クリックすると大きな写真になります。
10.ヘラオオバコ
漢字では箆大葉子と書く。鶴見川の堤にたくさん咲いていた。背の高いつくしのようだ。ヨーロッパ原産の雑草で、日本では帰化植物で穂には小さな花が密生しており、下から上へと次々に咲き上がっていくという。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.6 1/900秒 9.2mm ISO100 ) 露出補正 なし
ヘラオオバコ;クリックすると大きな写真になります。
11.鶴見川の堤防から日産スタヂアムを望む
堤防の上から新横浜公園、そしてその向こうに日産スタヂアムを望む。この中が鶴見川流域総合治水対策として鶴見川多目的遊水地を兼ねる。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.6 1/850秒 4.5mm ISO100 ) 露出補正 なし
鶴見川の堤防から日産スタヂアムを望む;クリックすると大きな写真になります。
12.再びフリー・マーケット会場へ
時間は1時20分前。食べ物、飲み物の模擬店も繁盛していた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F8.0 1/850秒 20.8mm ISO200 ) 露出補正 なし
再びフリー・マーケット会場へ;クリックすると大きな写真になります。
13.日韓ワールドカップ
2002 FIFA World Cup では、ここ日産スタヂアムで決勝のドイツ-ブラジル戦が行われた。東ゲートにはその記念モニュメントがあった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F8.0 1/1100秒 4.6mm ISO400 ) 露出補正 なし
日韓ワールドカップ;クリックすると大きな写真になります。
14.噴水で水遊び
この日は良い天気で気温も上がった。東ゲート下に噴水が出るところがあるが、子供たちが楽しそうにはしゃいでいた。まだまだフリー・マーケットは続くが、私たちはごご2時過ぎに娘たちを残して引き揚げた。さて、どれくらいの売り上げがあったのやら?

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F6.4 1/800秒 59.0mm ISO100 ) 露出補正 なし
噴水で水遊び;クリックすると大きな写真になります。


2013年11月16日

カバマダラ追伸 10月31日


 この日、小机城跡から新横浜公園に着いたのは11時半だった。それから、午後1時頃まで、おおよそ1時間半、フジバカマの咲くところで、1頭のカバマダラをモデルにして撮り続けた。このカバマダラは時折柵を超えて向こう側へ行き、しばらく戻ってこないこともあったが、また、フジバカマに戻ってくる。
 蛹を見せてくださった新横浜町内会のかたの話によれば、8月に迷蝶として、1頭?のカバマダラが飛来し、このあたりに生育する食草のガガイモに産卵、9月から10月には、その第二化が羽化したそうだ。台風26号が来襲する前までは多くの成虫が飛んでいたという。そのころには「横浜市にカバマダラが発生」と話題になって、多くの人が集まるようになった。今日いたカバマダラは、第3化だとのこと。見せてもらった蛹も何日か後には羽化するだろうとの話だった。
 せっかく撮れたので、もう少しカバマダラの写真を載せておきたい。

カバマダラ -1;クリックすると大きな写真になります。 20.カバマダラ -1
シャープに撮れたと思う。マダラチョウ科特有の頭から胸にかけての白の斑点が鮮やかだ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/350秒 82.4mm〈Equiv.135≑447mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
カバマダラ -2;クリックすると大きな写真になります。 21.カバマダラ -2
陽の光を翅いっぱいに浴びて吸蜜している。右後翅縁が少し傷んでいるが、この1頭しかいないのだから贅沢は言えない。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/278秒 82.4mm〈Equiv.135≑447mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
カバマダラ -3;クリックすると大きな写真になります。 22.カバマダラ -3
手前のフジバカマの花に隠れてしまい翅が見えない。おかげで、顔が強調された写真となった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/250秒 79.4mm〈Equiv.135≑431mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
カバマダラ -4;クリックすると大きな写真になります。 23.カバマダラ -4
じっと待っていると、翅が見えるところまで移動してきた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/276秒 79.4mm〈Equiv.135≑431mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
カバマダラ -5 24.カバマダラ -5
やっと近くへ来てくれたと思ったら、道路わきの下の方にある花に止まった。レンズを広角側にして、モニターで見ながら下から撮る。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.2 1/949秒 4.4mm〈Equiv.135≑24mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
カバマダラ -6;クリックすると大きな写真になります。 25.カバマダラ -6
今度はまた離れたところへ飛んでいき、フジバカマの花にぶら下がった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/465秒 106.8mm〈Equiv.135≑582mm〉 ISO200 ) 露出補正 -0.3段
カバマダラ -7;クリックすると大きな写真になります。 26.カバマダラ -7
翅を開いたところを横から撮る。背は盛り上がり、尻を上げるような姿勢だ。脚は1対が退化し、4本にしか見えない。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/232秒 61.3mm〈Equiv.135≑332mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
カバマダラ -8;クリックすると大きな写真になります。 27.カバマダラ -8
裏側から開翅したところを見る。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/431秒 79.4mm〈Equiv.135≑431mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
カバマダラ -9;クリックすると大きな写真になります。 28.カバマダラ -9
最後は正面から。陽の光に翅が透き通ってきれいだ。このモデルをあらゆる角度から撮らせていただいた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/640秒 148.0mm〈Equiv.135≑803mm〉 ISO200 ) 露出補正 -0.3段
JR横浜線小机駅;クリックすると大きな写真になります。 29.JR横浜線小机駅
午後1時過ぎ、十分にカバマダラの撮影を楽しめたので、帰路に着く。再び、小机辻のバス停まで歩く。この日は、カバマダラに会うことが出来、しかも独り占めして撮影ができ、とてもハッピーだった。HS50EXRにも慣れ、シャープな画が多くなったことも収穫だった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/560秒 28.0mm〈Equiv.135≑152mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段


2013年11月10日

小机城跡から新横浜公園へ 10月31日


  昨日の日曜日に続き、今日も良い天気だ。蝶が見られるのもそろそろ終わりになる。この日は舞岡公園へ出かけようと思っていた。しかし、ある方の蝶のブログを拝見すると、昨日撮られたカバマダラの写真が載っていた。すっかり諦めていたが、予定を変更し、初めて訪れる小机城址へ行って、そのあと新横浜公園へ周ってみることにする。
 いつもはマイカーで行くが、この日はバスを利用した。横浜駅西口から市営バスに乗り、小机辻というところで下車し、小机城跡に向けて歩いた。新横浜公園は小机城跡の向こう側になるので、小高い山になっている城跡を反対側に抜けられることを期待したが駄目で、再び上がってきた城跡の入口まで戻って、改めて右側に日産スタヂアムを見ながら歩くことになる。
  新横浜公園に着き、土手の道をフジバカマの咲くところへ向かう。フジバカマの花をじっと見ている方がいる。この方は同好の方ではなかったが、その視線の先を見ると、ツマグロヒョウモンの♀が・・・いや、カバマダラが吸蜜していた。やっと会うことが出来た。その方に挨拶をして、撮り始めた。1頭しかいないので、その同じ個体を1時間以上撮った。
  今日は、カバマダラに会えるとは思っていなかったし、HS50EXRの習熟のために、それしか携えていなかった。確かに画質はイマイチだが、期待以上に撮れたと思う。

やっと会えたカバマダラ;クリックすると大きな写真になります。 1.やっと会えたカバマダラ
まず最初に、3回目でやっと会えたカバマダラの写真を見ていただきたい。カバマダラは南方系の蝶で、日本では南西諸島に生息するが、近年、分布が北へ拡がり、九州南部の宮崎県などでは定着しつつあるといわれる。私は、2005年に石垣島でみた。また、この春、バリ島へ旅行した時にスミニャックで撮影している。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/400秒 88.7mm〈Equiv.135≑480mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
小仏城跡へ;クリックすると大きな写真になります。 2.小机城跡へ
さて、横浜駅西口から乗った横浜市営バスを小机辻で降り、北へ向かう。JR横浜線の踏切を渡ってしばらく進むと、 小机市民の森への案内標識があった。左に見える小高い山が小机城跡だ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/879秒 4.4mm〈Equiv.135≑24mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
ウラギンシジミ♀;クリックすると大きな写真になります。 3.ウラギンシジミ♀
小机城跡への上り口まで来ると、ウラギンシジミがちらちらと飛んでいた。背後には竹林が迫っている。今日は暖かい日だ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.6 1/576秒 7.5mm〈Equiv.135≑41mm〉 ISO200 ) 露出補正 -0.3段
ウラギンシジミ そろそろ越冬の準備か;クリックすると大きな写真になります。 4.ウラギンシジミ そろそろ越冬の準備か
しばらくすると、このウラギンシジミは葉の裏側に逆さまになって止まった。寒くなってくると、このような姿で動かなくなって、人目に触れず越冬する。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.6 1/320秒 11.5mm〈Equiv.135≑62mm〉 ISO200 ) 露出補正 -0.3段
小机城本丸跡;クリックすると大きな写真になります。
5.小机城本丸跡
登っていくと、本丸広場というところに出た。その入口に冠木門という門があった。この写真は本丸広場に入って冠水門を振り返ったところ。小机城は、永享の乱(1438年 - 39年)の頃に上杉氏によって築城されたとされるが、正確な築城年代は分かっていないそうだ。小机城跡の調査はまだ十分になされておらず、ここが本丸跡とは断定できないとのこと。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/74秒 30.3mm〈Equiv.135≑165mm〉 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
二の丸広場;クリックすると大きな写真になります。 6.二の丸広場
本丸広場の東側に二の丸広場があった。小机市民の森に入ってから、まだ、人に会っていない。座られたことがないようなベンチに落ち葉が落ちていた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.2 1/500秒 7.3mm〈Equiv.135≑40mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
城跡の遺構と竹林;クリックすると大きな写真になります。 7.城跡の遺構と竹林
土塁や空堀といった遺構が見られるが、何よりもこの城跡を覆う竹林は見事である。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/45秒 4.4mm〈Equiv.135≑24mm〉 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
1カバマダラがフジバカマに;クリックすると大きな写真になります。 8.カバマダラがフジバカマに
一旦、朝に入った小机市民の森の入口まで戻って、日産スタヂアムを右手に見ながら、新横浜公園の土手に上がった。10月18日、28日にヒメアカタテハやキタテハなどを撮ったフジバカマが咲くところへ行く。時刻は11時半だった。一人の方がじっと奥の方に咲くフジバカマの房を見ている。わたくしが挨拶をすると「あそこにいますよ」と教えてくれた。一瞬、ツマグロヒョウモンの♀かと思ったが、カバマダラだった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/584秒 110.8mm〈Equiv.135≑600mm〉 ISO200 ) 露出補正 -0.3段
カバマダラの蛹;クリックすると大きな写真になります。 9.カバマダラの蛹
新横浜公園は、国土交通省京浜河川事務所管理下の多目的遊水地の上に建設されている。台風の大雨で冠水することこそ、その目的を果たしているのだ。新横浜町内会の美化環境部では、新横浜公園内にバタフライ・ガーデンと称して蝶や生き物が賑わうビオトープを整備しているが、この日、たまたまその方々が来て何やら整備をされていた。軽トラの荷台には、カバマダラの食草であるガガイモが植えられた植木鉢が置かれていて、緑色のきれいな蛹が付いていた。どこかで見つけられた蛹を持ち去られてしまわないように緊急避難させているのだろう。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F8.0 1/800秒 4.4mm〈Equiv.135≑24mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
カバマダラ -1;クリックすると大きな写真になります。 10.カバマダラ -1
私に「ここにいますよ」と教えてくださった人は、同好のかたではなかったので、このカバマダラは私の専属モデルとなった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/400秒 99.2mm〈Equiv.135≑538mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
カバマダラとヒメアカタテハ;クリックすると大きな写真になります。 11.カバマダラとヒメアカタテハ
蝶たちはみな太陽を背に受けて花に止まり吸蜜しているように思える。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/370秒 71.0mm〈Equiv.135≑385mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
カバマダラ♂ 裏面;クリックすると大きな写真になります。 12.カバマダラ♂ 裏面
翅を閉じて止まってくれた。裏面後翅に4つの紋があり、一番下の紋が♂の性標である。♀には3っの黒い紋しかない。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/500秒 55.0mm〈Equiv.135≑298mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
キタテハ -1;クリックすると大きな写真になります。 13.キタテハ -1
カバマダラはフジバカマでの吸蜜に夢中で、いなくなりそうにない。花の陰になりカバマダラが撮れないときは他の蝶にカメラを向ける。キタテハもなかなかきれいだ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/553秒 49.1mm〈Equiv.135≑267mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
キタテハ -2;クリックすると大きな写真になります。 14.キタテハ -2
望遠端近くで撮ったが、シャープに撮ることが出来た。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/500秒 166.6mm〈Equiv.135≑905mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
2頭のキタテハ;クリックすると大きな写真になります。 15.2頭のキタテハ
  キタテハは多かった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/500秒 59.0mm〈Equiv.135≑320mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
ヒメアカタテハ ♀;クリックすると大きな写真になります。 16.ヒメアカタテハ ♀
ヒメアカタテハも多かった。ほとんどの個体は傷がなくきれいだった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/217秒 110.8mm〈Equiv.135≑602mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
ヒメアカタテハ ♂;クリックすると大きな写真になります。 17.ヒメアカタテハ ♂
ヒメアカタテハの雌雄の区別は難しいが、このヒメアカタテハは、前の写真のヒメアカタテハより、赤みが強く、前翅の形がシャープに見えるので、多分♂だと思う。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/400秒 82.4mm〈Equiv.135≑447mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
2頭のヒメアカタテハ;クリックすると大きな写真になります。 18.2頭のヒメアカタテハ
ピントがはずれているが上にいるのが♂で、下にいるのが♀のようだ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/298秒 50.9mm〈Equiv.135≑276mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
モンシロチョウ;クリックすると大きな写真になります。 19.モンシロチョウ
新横浜町内会のボランティアみなさんが、丹精込めて作られているバタフライ・ガーデンには、きれいな花が咲いている。その花々にモンシロチョウや、イチモンジセセリが集う。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/500秒 26.0mm〈Equiv.135≑141mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段


2013年11月 7日

再び新横浜公園へ 10月28日


 関東接近が予想された台風27号は、コースが南側にそれ、関東地方を離れて26日(土曜日)には通り抜けた。そして日曜日は良い天気となった。
  インターネットで新横浜公園/カバマダラを検索してみると、27日には、数こそ多くないが、撮影された方がいたようだ。
  そこで28日(月)、私としては二度目の新横浜公園へ出かけた。昼ごろになると気温はぐっと上がって、期待が膨らむ。しかし、例のフジバカマにはヒメアカタテハ、キタテハそしてツマグロヒョウモンしかいない。それでもモデルになってくれるそれらの蝶たちとともに楽しいひと時を過ごした。少し範囲を広げて歩いてみたが、カバマダラに出会うことはできなかった。お二人の女性の同好の方がいらっしゃったが、お二人とも、この日はカバマダラと会えていないとのこと。残念。1時半には駐車場の車に戻った。

土手の草刈り;クリックすると大きな写真になります。 1.土手の草刈り
10日前に来た時は、この土手も雑草が茂り、セイタカアワダチソウがたくさん咲いていた。しかし、公園の土手の草はすっかり刈り取られて、きれいになっていた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5 1/950秒 4.4mm〈Equiv.135≑1000mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
ウラギンシジミ ♀ -1;クリックすると大きな写真になります。 2.ウラギンシジミ ♀ -1
歩く途中でキラキラと銀色に光るウラギンシジミがいた。しばらく見ていると葉の上に止まる。そろそろ越冬の準備に入るのだろうか。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1250秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
ウラギンシジミ ♀ -2;クリックすると大きな写真になります。 3.ウラギンシジミ ♀ -2
前の写真と同じ個体。HS50EXRで撮る。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5 1/950秒 4.4mm〈Equiv.135≑24mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
キタテハ -1;クリックすると大きな写真になります。 4.キタテハ -1
フジバカマのところへ来た。まだまだ、きれいに咲いていた。しかし、カバマダラの姿はない。お二人の女性愛好家もおられたが、二人とも、この日はカバマダラに会っていないという。キタテハの秋型が色を濃くし、きれいだ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/568秒 185.0mm〈Equiv.135≑1000mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
キタテハ -2;クリックすると大きな写真になります。 5.キタテハ -2
HS50EXRもシャープに撮れる。EDFファインダーを覗いて撮っている。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/431秒 33.9mm〈Equiv.135≑184mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
ヒメアカタテハ -1;クリックすると大きな写真になります。 6.ヒメアカタテハ -1
フジバカマにはヒメアカタテハも多い。そのほとんどが新鮮な個体だ。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/2500秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
ヒメアカタテハ -2;クリックすると大きな写真になります。 7.ヒメアカタテハ -2
ヒメアカタテハの雌雄同定は私には難しいがこれは♀のように見える。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/2500秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
キタテハとヒメアカタテ;クリックすると大きな写真になります。 8.キタテハとヒメアカタテハ
この日のフジバカマは、キタテハとヒメアカタテハが多かった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/640秒 33.9mm〈Equiv.135≑184mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
キタテハ;クリックすると大きな写真になります。 9.キタテハ
この時季、キタテハの色はとても渋い。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/2500秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
アカタテハ;クリックすると大きな写真になります。 10.アカタテハ
この日もアカタテハがいた。フジバカマで吸蜜している蝶は、キタテハが最も多く、次にヒメアカタテハで、アカタテハは比較的少ない。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/2000秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
ヒメアカタテハ;クリックすると大きな写真になります。 11.ヒメアカタテハ
HS50EXRの広角側で、背景に公園の土手を入れて撮った。ヒメアカタテハはレンズの先10cm位のところにいる。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/855秒 4.4mm〈Equiv.135≑24mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
モンシロチョウの交尾;クリックすると大きな写真になります。 12.モンシロチョウの交尾
フジバカマが咲くところを離れて、もしかしてカバマダラに会えるかもしれないとの淡い期待を抱いて、鶴見川の方へ歩いてみた。そこへ白い蝶がひらひらと降りてきて下草に止まった。交尾中のモンシロチョウだ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/530秒 185.0mm〈Equiv.135≑1000mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
アオサギ;クリックすると大きな写真になります。 13.アオサギ
鶴見川の対岸にアオサギがいた。じっと川を睨んでいる。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/541秒 185.0mm〈Equiv.135≑1000mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
オオバン;クリックすると大きな写真になります。 14.オオバン
見たことのない水鳥が川面に浮かんでいた。n_shuheiさんに教えを乞うたところ、さっそくオオバンとの回答をいただいた。白いくちばしとつながるように、仮面のような白い紋が額?にある。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/576秒 185.0mm〈Equiv.135≑1000mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
柿;クリックすると大きな写真になります。 15.柿
鶴見川沿いの農家の果樹園では、柿が色づいていた。葉はすっかり落ちてしまっている。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/320秒 160.5mm〈Equiv.135≑870mm〉 ISO200 ) 露出補正 -0.3段
カリン;クリックすると大きな写真になります。 16.カリン
リンゴかなと思ったが、よく見るとカリンのようだ。カリンの果実に含まれる成分は咳や痰など喉の炎症に効くとされ、のど飴に配合されていることが多い。渋く石細胞が多く堅いため生食には適さず、砂糖漬けや果実酒に加工されるそうだ。加熱すると渋みは消えるとのこと。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/160秒 123.8mm〈Equiv.135≑670mm〉 ISO200 ) 露出補正 -0.3段
コサギ;クリックすると大きな写真になります。 17.コサギ
比較的小さな白いサギがいた。ちょっと調べてみると、白いサギには、コサギ、ダイサギ、ヘラサギなどがいるが、コサギの特徴は指先が黄色いとのこと。飛びあがったところを見ると黄色い足先が見えるのでコサギだと思う。ピントが外れてしまったが、ご容赦。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/232秒 55.0mm〈Equiv.135≑298mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
ダイサギ?;クリックすると大きな写真になります。 18.ダイサギ?
コサギより大きく、くちばしが長い。水の中にじっと立って魚を待つ。という特徴からダイサギだと思う。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/458秒 172.8mm〈Equiv.135≑938mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
ヒメアカタテハの顔;クリックすると大きな写真になります。 19.ヒメアカタテハの顔
90mmマクロでヒメアカタテハに近づいて撮った。下の写真はその同じショットをトリミングしたもの。さすがAPSサイズのデジイチで撮ると、TAMRON90mmの解像力とで、シャープに撮れている。細かな毛の一本一本まで解るし、眼にも毛があるのが見える。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/2500秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
イチモンジセセリ;クリックすると大きな写真になります。 20.イチモンジセセリ
イチモンジセセリは擦れた個体も多くなってきている。これはきれいな個体だった。HS50EXRでのフォーカシングもだいぶ慣れてきた。AF枠の中央にしっかり蝶の眼を捉えること。そして、手振れしないように。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/545秒 133.4mm〈Equiv.135≑723mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
3頭のキタテハ;クリックすると大きな写真になります。 21.3頭のキタテハ
フジバカマにはキタテハが多く集まっていた。異なる花房に止まる3頭を同時に撮ることも出来る。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/320秒 95.6mm〈Equiv.135≑518mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
アカタテハ;クリックすると大きな写真になります。 22.アカタテハ
望遠ズームのおかげでディスタンスがとれ、この程度のアップで撮ることは難しくない。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/452秒 143.6mm〈Equiv.135≑778mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
ツマグロヒョウモン -1;クリックすると大きな写真になります。 23.ツマグロヒョウモン -1
きれいなツマグロヒョウモン♂がフジバカマに来た。今年は舞岡公園では、ツマグロヒョウモンをほとんど撮っていない。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/800秒 148.0mm〈Equiv.135≑778mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
ツマグロヒョウモン -2;クリックすると大きな写真になります。 24.ツマグロヒョウモン -2
きれいな個体だったのでもう1枚。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/640秒 123.8mm〈Equiv.135≑670mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
秋空とツマグロヒョウモン;クリックすると大きな写真になります。 25.秋空とツマグロヒョウモン
フジバカマの高いところにある花に止まり、翅を閉じて吸蜜している。これがカバマダラだったら良いのにと思う。HS50EXRは、それまで中望遠で撮っていても、こんなチャンスではズーム操作で、広角で撮れるのが便利だ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/800秒 4.8mm〈Equiv.135≑26mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
日産スタヂアム;クリックすると大きな写真になります。 26.日産スタヂアム
駐車場へ向かって歩く。この日は何も行われていないのか駐車場もがら空きだった。雲一つない秋の青空だった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/942秒 7.0mm〈Equiv.135≑38mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
ハクセキレイ 幼鳥 -1;クリックすると大きな写真になります。 27.ハクセキレイ 幼鳥 -1
駐車場にセキレイがいた。顔が黄色いのでキセキレイかと思ったが、どうやらハクセキレイの幼鳥のようだ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/160秒 185.0mm〈Equiv.135≑1000mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
131107_028.jpg 28.ハクセキレイ 幼鳥 -2
ここでも土手の雑草が刈り取られているが、そこで餌を探しているのだろうか、ほかにも数羽見ることが出来た。撮り終わってマイカーに乗り込む。今日はカバマダラにこそ会えなかったが、HS50EXRで蝶のほかいろいろな被写体も撮ることが出来、楽しかった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/160秒 185.0mm〈Equiv.135≑1000mm〉 ISO160 )露出補正 -0.3段


2013年11月 4日

新横浜公園 セイタカアワダチソウとフジバカマ 10月18日


10月の第1週だったか、いくつかの蝶のブログを閲覧していると、横浜市でカバマダラが発生しているというコンテンツがあった。最近になって、そこが新横浜公園であることが分かった。他に予定もあって、すぐには出かけられず、やっと、10月18日に行くことが出来た。
  行ってみて驚いた。伊豆大島に大きな被害をもたらした台風26号で、ここ新横浜公園も冠水し、第三京浜の港北インターから新横浜へ向かう道(県道13号線)を挟んで、日産スタジアムの反対側の公園や運動場部分は、閉鎖されていた。
  どうしようもなく、少し歩いてみようと鶴見川にかかる橋(亀甲橋)を渡り始めると、向こうからカメラ2台を肩に掛けられた見るからに同好の方が歩いてこられた。中に入れないので、公園の周囲を一周されたという。カバマダラはいなかったようだ。一緒にフジバカマが咲いているというポイントを探してみようと、途中、公園管理事務所の方にお聞きしながら、それらしき方向へ向かう。公園への降り口には警備員の方が立っていて、進入禁止になっている。土手の上からフジバカマの咲いているところが見えた。どうやらあそこらしい。同好の方が管理事務所に電話をして、何とか入れてもらえないかと交渉するが、OKにはならない。午後2時ごろ入れるようになる予定だと。時間は11時50分。昼食などをして、時間を過ごし、ふたたび、午後2時に来てみたところ、入ることが出来た。さっそくフジバカマを目指すが、アカタテハが2頭いるのみで、カバマダラの姿は見ることが出来なかった。台風26号でどこかへ飛ばされてしまったのだろうか。でも卵や幼虫も発見されていたので、もう少し日にちが経過すれば、羽化してくるのではと期待もするが、台風で倒された土手の草がすっかり刈られてしまい、難しそうだ。

ヤマトシジミ;クリックすると大きな写真になります。 1.ヤマトシジミ
カバマダラのことがなかったら、この日は舞岡公園へ出かけていただろう。そろそろ蝶のシーズンも終わりになる。出会えた蝶は撮っていこう。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/181秒 66.0mm〈Equiv.135≑358mm〉 ISO100 ) 露出補正 なし
セイタカアワダチソウとイチモンジセセリ;クリックすると大きな写真になります。 2.セイタカアワダチソウとイチモンジセセリ
これこそ「秋」という組み合わせだ。ここのセタカアワダチソウも午後には刈り取られてしまっていた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/2500秒 90.0mm〈Equiv.135≑488mm〉 ISO400 ) 露出補正 なし
消毒;クリックすると大きな写真になります。 3.消毒
冠水したグランドを消毒しているのだろうか。きれいな虹が出ている。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/800秒 25.0mm〈Equiv.135≑135mm〉 ISO100 ) 露出補正 なし
ヒメアカタテハ -1;クリックすると大きな写真になります。 4.ヒメアカタテハ -1
ちょっと離れていたので、目一杯ズームして撮ったが、手ブレしてしまった。ご容赦。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/200秒 185.0mm〈Equiv.135≑1000mm〉 ISO100 ) 露出補正 なし
ヒメアカタテハ -2;クリックすると大きな写真になります。 5.ヒメアカタテハ -2
今年は舞岡公園ではヒメアカタテハが少なく、写真も撮っていない。しかし、ここにで複数のヒメアカタテハが飛び回っていた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/605秒 185.0mm〈Equiv.135≑1000mm〉 ISO100 ) 露出補正 なし
ヒメアカタテハ 裏面;クリックすると大きな写真になります。 6.ヒメアカタテハ 裏面
複雑な、幾何学的な模様だ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/549秒 185.0mm〈Equiv.135≑1000mm〉 ISO100 ) 露出補正 なし
フジバカマに来たアカタテハ -1;クリックすると大きな写真になります。 7.フジバカマに来たアカタテハ -1
午後2時になって、やっと公園の中に入ることが出来た。さっそく、カバマダラはいないかとフジバカマの咲いているところに行ってみる。蝶影があった。だが、アカタテハだった。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/800秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
フジバカマに来たアカタテハ -2;クリックすると大きな写真になります。 8.フジバカマに来たアカタテハ -2
アカタテハはもう1頭いた。今度はHA50EXRで撮る。185mmで撮ったが、今度はブレが少なかった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/180秒 185.0mm〈Equiv.135≑1000mm〉 ISO100 ) 露出補正 なし
フジバカマに来たアカタテハ -3;クリックすると大きな写真になります。 9.フジバカマに来たアカタテハ -3
もう1枚。これも何とか手ブレしないで撮れた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/180秒 185.0mm〈Equiv.135≑1000mm〉 ISO100 ) 露出補正 なし
ホウジャク;クリックすると大きな写真になります。 10.ホウジャク
他に撮るものもなく、フジバカマに長い口吻を伸ばしていたホウジャクに被写体になってもらった。オオスカシバと違って翅が透きとおっていない。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1000秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
県道13号線の橋脚;クリックすると大きな写真になります。 11.県道13号線の橋脚
午後3時になった。雲がかかり、気温が下がってきて、カバマダラは期待できないと思い、帰路に就くことにした。駐車場は日産スタジアム側にあり、県道13号線の下を歩く。朝はここも通れなかった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/100秒 37.0mm〈Equiv.135≑200mm〉 ISO400 ) 露出補正 なし