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2021年10月18日

北海道 3泊4日 10月7日~10日 その2 旭山動物園から美瑛・「青い池」へ

旭山動物園の動物たちは、みんな生き生きとしている。人に飼われて、抑圧された感じは少しもない。動き回るサルたちは大声で叫んでいる。観客はそれを見ているのが楽しい。
 ペンギンたちの食事の時間や、水の中を泳ぐ姿を見て、その写真を撮りながら時間が経つのを忘れてしまった。
 ペンギンたちを見たあとは、「あざらし館」を見た。ここも円柱になっている水槽を泳ぐアザラシを見られるように作られていて、ゴマフアザラシが水槽を元気にに泳いでいた。前の晩OMO7の説明会で、「旭山動物園で見落としはならないものは何ですか」と質問したところ、「かば館」で「水の中を泳ぐカバ」という答えだった。もちろん見てきた。水槽の水が汚れていて、泳ぐ姿は、はっきり見えなかったが、迫力があった。
 簡単な食事を済ませ、午後1時に旭山動物園を出発する。バスに1時間弱揺られ、「青い池」に着いた。「青い池」なんて大したことなないだろうと思っていたが、意外と良かった。天候にも恵まれた。wikipediaによれば、「この池は1988年(昭和63年)12月に噴火した十勝岳の堆積物による火山泥流災害を防ぐため、美瑛川本流に複数建設された堰堤のひとつに水が溜まったものである。この堰堤はコンクリートブロックによるもので、北海道開発局により1989年(平成元年)6月に着工され同年年末に完成した。美瑛川を横切る形で施工され、本流から離れた両岸の森林内部まで堰堤が造られた結果、美瑛川左岸側のブロック堰堤に水が溜まるようになり、周囲に自生していたカラマツ、白樺等の樹木は、水没し立ち枯れた。したがって、目的を持って造られた溜池や貯水池などとは異なり、「青い池」は偶発的に人造池となったものである。」とあった。「青い池」は大したことなないだろうと思っていたが、意外と良かった。ここは天候に恵まれた。
 「青い池」を観賞したあと、「白ひげの滝」と「十勝岳望岳台」をみて、この日泊る宿のある富良野へと向かう。

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「青い池」に映る青空 2021年10月8日 北海道上川郡美瑛町白金

26.泳ぐゴマフアザラシ -1
2004年6月にオープンした「あざらし館」。館内に入れば、アザラシの特徴的な泳ぎを観察できる「マリンウェイ(円柱水槽)」や大水槽があった。生き生きと「マリンウェイ(円柱水槽)」を泳いでいくゴマフアザラシが見られる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/500秒 9mm ISO640 ) 露出補正 なし
026_211008342 X800 〇旭山動物園 RX10M4.jpg
27.泳ぐゴマフアザラシ -2
水面下に洞窟窓があり、生き生きと泳ぎ回る姿を横から見ることが出来る。泳いでいるアザラシは、ゴマフアザラシ1種だった。ゴマフアザラシは、北半球の、北海道からアラスカにいたるベーリング海やオホーツク海・日本海に分布している。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.4 1/500秒 9mm ISO800 ) 露出補正 なし
027_211008347 X800 〇旭山動物園 RX10M4.jpg
28.アムールトラ
猛獣のいる檻に行って見た。アムールトラが行ったり来たりしている。トラの種は一つである。種としての同じ遺伝子をもちながらも、すむ地域の気候や、生息環境の植生などによって、身体や習性に特色が現れた結果、見られる違いがある。チョウでも同じだ。こうした違いで、種をさらに細かく分けたものが、亜種である。トラの場合は、諸説あるようだが、9つの亜種が知られているそうだ。アムールトラはシベリアトラとも言われ、寒い北東アジアの森にすむ。身体が大きく、毛もフワフワで長く、寒冷地によく適応している。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1250秒 11mm ISO125 ) 露出補正 なし
028_211008353 X800 〇旭山動物園 RX10M4.jpg
29.ライオン
ライオンも種としてはアフリカライオンという1種のようだ。現在の主な生息地はアフリカ大陸のサブサハラであり、亜種と言われるインドのジル国立公園のインドライオンは絶滅が危惧されている。飼育されているライオンは20年以上生きることもあるというが、野生のライオン、特に雄は10年以上生存するのは稀だそうだ。もちろん、檻の金網の外から撮影している。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 65mm ISO800 ) 露出補正 なし
029_211008356 X800 〇旭山動物園 RX10M4.jpg
30.生後10か月目のキリン
昨年末の12月28日に、アミメキリンのペアに雄の赤ちゃんが生まれた。兄は1歳を目前に事故で死んでしまったが、その後、母親に新しい命が宿り、454日の妊娠期間を経て出産したそうだ。誕生時175cmだった体高は、1カ月で180cmを越えたという。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 37mm ISO100 ) 露出補正 なし
030_211008361 X800 〇旭山動物園 RX10M4.jpg
31.泳ぐカバ -1
昨夜泊ったOMO7で薦められた「かば館」に入った。2013年に完成したそうだ。カバが水の中を泳ぐ姿を見ることが出来た。カバの屋内放飼場は深さ約3mのプールがあり、水中でのカバの動きをあらゆる角度から観察できる。1頭のカバ水に入っていて、初めて水の中を泳ぐカバの姿を見た。まじかで見ると大きい。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.4 1/125秒 9mm ISO3200 ) 露出補正 なし
031_211008366 X800 旭山動物園 RX10M4.jpg
32.泳ぐカバ -2
体長3.5 - 4m、体重は雄は平均1,500kg 、雌は平均1,300kg[ 。非常に大型の雄だと2,000kgを超えることもあるという。陸上動物としては、ゾウ、サイに次ぐ3番目の大きさだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/40秒 20mm ISO3200 ) 露出補正 なし
032_211008368 X800 旭山動物園 RX10M4.jpg
33.モンキチョウ 雌
ニガナのような黄色い花にモンキチョウが来ていた。モンキチョウの個体数は非常に多い。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
033_211008373 X800 旭山動物園 RX10M4.jpg
34. インドクジャク 雄
元々この鳥はインド、スリランカ、ネパール南部、パキスタン東部、バングラデシュ西部に自然分布する。沖縄県の宮古島、八重山地方でインドクジャクが野生化して手が付けられないほど増えているそうだ。1978年頃リゾートホテルで観賞用として放し飼いにしていたものが逃げたのが始まりだそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f7 1/1000秒 31mm ISO100 ) 露出補正 なし
034_211008377 X800 〇旭山動物園 RX10M4.jpg
35.インドクジャク 雌
雄の成鳥は尾羽基部の上面を被う100-150枚の羽毛(上尾筒じょうびとう)が発達する。上尾筒は、雌にアピールするための羽である。一方、雌の成鳥は全身が褐色、顔や腹部が淡褐色みを帯びた白い羽毛で被われている。冠羽の先端は褐色で、嘴や後肢の色彩は黄褐色である。雄に比べると極めて地味な装いだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 140mm ISO400 ) 露出補正 なし
035_211008378 X800 〇旭山動物園 RX10M4.jpg
36.野菊の花にモンキチョウ -1
園内のあちらこちらに野菊が咲いているが、その花にモンキチョウが好んでやってくる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
036_211008396 X800 ◎旭山動物園 RX10M4.jpg
37.野菊の花にモンキチョウ -2
モンキチョウはまだまだきれいな個体が多い。一方、野菊とは、野生の菊のことである。これはノコンギクというのだろうか。キク科の植物は日本に約350種の野生種があり、帰化種、栽培種も多い。多くのものが何々ギクの名を持ち、その中で菊らしく見えるものもかなりの属にわたって存在する。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1000秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
037_211008403 X800 ◎旭山動物園 RX10M4.jpg
38.旭山動物園 東門
再び東門に戻ってきた。東門はなだらかな山の高いところにあり、ヒョウのモニュメントの向こうに旭川の市街地が見える。レストラン「カムイチカプ」のテラス席でビールを1杯のみ、ラーメンを食べて昼食にする。旭山動物園には3時間滞在し、これから美瑛に向かう。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 25mm ISO100 ) 露出補正 なし
038_211008415 X800 〇旭山動物園 RX10M4.jpg
39.美瑛「青い池」 -1
「青い池」に向かうバスの車内で、バスガイドさんが、これから行く「青い池」はマックのコマーシャルの壁紙になったと説明してくれた。私はてっきりマクドナルドのハンバーガーのコマーシャルかと思っていたが、実は2012年7月に発売されたAppleのOS X Mountain Lionの15種類の壁紙のひとつに、「青い池」の写真が採用されたということが、後で調べてわかった。Windows user の私は知らなかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 25mm ISO100 ) 露出補正 なし
039_211008431 X800 〇美瑛青い池 RX10M4.jpg
40.美瑛「青い池」 -2
冒頭でも記したが、この池は十勝岳の堆積物による火山泥流災害を防ぐため、美瑛川本流に複数建設された堰堤のひとつに水が溜まったものだそうだ。目的を持って造られた溜池や貯水池などとは異なり、青い池は偶発的に人造池となったものである。周囲に自生していたカラマツ、白樺等の樹木は、水没し立ち枯れた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 16mm ISO100 ) 露出補正 なし
040_211008434 X800 ◎美瑛青い池 RX10M4.jpg
41.美瑛「青い池」 -3
青い池は美瑛町の東南部、美瑛川左岸の標高約500mに位置しており、十勝岳の麓に湧く白金温泉から約2.5km北西の地点にある。wikipediaによると、この付近の湧水には水酸化アルミニウム など、主に白色系の微粒子が含まれており、美瑛川本流の水と混ざることによって分散され一種のコロイドが生成される。水中に差し込んだ太陽光がコロイドの粒子と衝突散乱して水の吸収による青色の透過光が加わり、美しい青色に見えると言われていると記されていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
041_211008436 X800 〇美瑛青い池 RX10M4.jpg
42.美瑛「青い池」 -4
1989年(平成元年)6月に着工され同年年末に完成した。「青い池」を最初 (1997年)に発見したのは上富良野在住のプロカメラマン高橋真澄氏であるそうだ。高橋真澄氏は1998年に写真集「blueriver」を出版。「青い池」がこの写真集に収録されていたことにより写真愛好家等の口コミで存在が広まっていったという。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 16mm ISO100 ) 露出補正 なし
042_211008439m X800 ◎美瑛青い池 RX10M4.jpg
43.美瑛「青い池」 -5
この日は天候に恵まれた。雨や曇りの日でも池の色は青いというが、曇ってしまってはせっかくの青い池も映えないと思う。ここに来るまでは、「青い池」などはどうせ大したことはなかろうと思っていたが、来てみてびっくり。感動してしまった。これからまたバスに少し乗って、「白ひげの滝」を見に行く。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f​2.8​ 1/​1250​秒 1​1​mm ISO1​25​ ) 露出補正 なし
043_211008067 X800 美瑛 青い池 北海道旅行 D7X.jpg


旭山動物園,「マリンウェイ(円柱水槽)」,あざらし館,ゴマフアザラシ,アムールトラ,ライオン,かば館,インドクジャク,モンキチョウ,野菊,ニガナ,美瑛川,「青い池」,白金温泉,

2016年4月 2日

多摩動物公園(2) 3月17日

次にチンパンジーに会って、アフリカ園を後にする。そこから先はエリア的には広いアジア園だ。特にユキヒョウを見たいと思う。
  アジア園はアフリカ園のような広い放飼場はなく、動物たちとの間に、金網やアクリル板があるので写真が撮りにくい。できるだけ金網やアクリル板に近づいて、それらが目立たないようにする。
  途中、コウノトリやインドサイを見ながら、多摩動物公園の一番奥まで行った。そこでオランウータンやターキン、そして、ユキヒョウを見た。
  歩いていると汗ばむ暖かさだ。テングチョウやウラギンシジミも飛んでいる。

17.チンパンジー
多摩動物公園には多くのチンパンジーが飼育されている。♂6頭、♀14頭がいて、それぞれ名前が付けられ、放飼場の柵の前に顔写真が示されていた。この写真のチンパンジーは何といおう名前だろうか。見比べてみたが分からなかった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f5.6 1/100秒 98mm ISO1600​ ) ​ 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
18.チンパンジーの横顔
眼窩の上の骨が出っ張っていて、眼がくぼんでいる。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f5.6 1/50秒 98mm ISO1600​ ) ​ 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
19.インドサイ♂ ビクラム
サイはアフリカ大陸に棲んでいるのがクロサイ、シロサイというが、このサイはインド、ネパールにいるインドサイだ。ビクラムという名の♂のようだ。ネパールのチトワン国立公園から多摩動物公園へ、インドサイのナラヤニとビクラムが来日して14年になるそうだ。当時ビクラム♂は生後1年という幼いサイだったという。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f5.6 1/800秒 125mm ISO100​ ) ​ 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
20.インドサイ♂ ナラヤニ
多摩動物公園に来た時は​​​​​​推定生後半年だそうで、ビクラムより半年お兄さんということになる。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f5.6 1/640秒 90mm ISO100​ ) ​ 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
21.ムフロン♀ 餌を食む横顔
聞き慣れない名の動物だ。ムフロンはヒツジの祖先と言われる。♀には角がない。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f5.6 1/400秒 125mm ISO100​ ) ​ 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
22.ムフロン♀ 正面
正面から見るととても優しい顔をしている。アジア園にいたが、コルシカ島、サルジニア島の山岳地帯に棲息するという。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f5.6 1/125秒 108mm ISO200​ ) ​ 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
23.ムフロン♂
野生のヒツジにはたくさんの種類があるそうだが、ムフロンはそのなかで最も小型​​​​​​という。家畜のヒツジは紀元前6000年ごろにムフロンを改良してつくられたといわれているそうだ。大きな角があるのは♂だけ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f5.6 1/125秒 45mm ISO110​ ) ​ 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
24.オランウータン
オランウータンはチンパンジーと同じく霊長類のヒト科で、その中でチンパンジーやゴリラはヒト亜科に分類されるが、オランウータンはオランウータン亜科だそうだ。オランウータンの腕は脚の2倍の長さがある。これは上腕骨ではなく橈骨と尺骨が長いことによるものである。指とつま先が曲がっていて、そのため枝を上手につかむことができるそうだ。多摩動物公園にいるのはボルネオオランウータンで、♂が4頭、♀が8頭いる。これは♀のようだ。仕草が愛くるしい。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f5.6 1/125秒 161mm ISO220​ ) ​ 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
25.麻袋で遊ぶオランウータン
オランウータン放飼場に着いたときは、このオランウータンは麻の袋をかぶって顔が見えなかった。しばらくして、写真のように麻袋をはらい上げて顔を見せてくれた。これも♀と思う。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f5.6 1/125秒 236mm ISO320​ ) ​ 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
26.アムールトラ
多摩動物公園では2009年秋に釧路市動物園からオスのリングを1年間借り受け、メスのシズカとのあいだに2010年7月、3頭の子が生まれた。子どもたちには、そのころに活躍したアスリートにちなみ、オスはケイスケ、メスはアイ、マオと名付けられたという。アイというのは福原愛、マオは浅田真央か?そして現在、多摩動物園に残ったのは母親のシズカとアイだ。野生のトラは1歳半〜2歳ほどで親離れし、1頭で縄張りを作って生活するようになるが、♀同士の親子であることと、2頭でいる方がじゃれあったりして動きが多くなり見応えもあるので、一緒にしていたという。この日はこの1頭しか見られなかった。シズカなのかアイなのかはわからない。台の上で向こう向きに寝ていたが、しばらくして顔を持ち上げた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f4​.8​​​ 1/5​00​​​秒 1​7​​​mm ISO1​00​​​​ ) ​ 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
27.​​顔を上げてくれたアムールトラ 
ガラス(アクリル板)越しなので、グリーンがかって撮れる。少し補正した。私にはシズカなのかアイなのか区別がつかない。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f4​.8​​​ 1/5​00​​​秒 64​​​mm ISO100​ ) ​ 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
28.ユキヒョウ
見たかったユキヒョウはアジア園の一番奥にいた。ヒョウよりは灰色がかった色をしている。ユキヒョウはアフガニスタン東部、インド北部、ウズベキスタン東部、カザフスタン東部、キルギス、タジキスタン、中華人民共和国西部に棲息するという。多摩動物公園のユキヒョウは♂のシンギズが2015年10月10日に死亡したので、現在は♂1頭、♀3頭だそうだ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f5.6​​​ 1/125秒 108mm ISO160​ ) ​ 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
29.ユキヒョウの眼
眼光鋭い。ファインダーを覗いていて、一瞬睨まれたような気がした。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f6.5​​​ 1/125秒 258mm ISO250​ ) ​ 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
30.レッサーパンダ
中国南西部、インド東北部の高地の森林や竹林に棲息するという。海抜1000m以上の山のなかで単独でくらしている。えさを食べるために早朝と夕方に動きまわり、日中は木の上や穴のなかでネコのように丸くなって眠っているそうだ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (f5.6 1/160秒 197mm ISO100) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
31.ゴールデンターキン
ずんぐりむっくりした初めて見る動物だった。​​チベット、ブータン、中国に生息するターキンの亜種の一つ。2000〜4000mの山岳地帯に棲んでいて、夏は高地へ、冬は低地へ移動しながら、群れでくらしているという。この2月に赤ちゃんが生まれ、多摩動物公園のゴールデンターキンは7頭(♂2頭、♀5頭)になったそうだ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (f5.6 1/125秒 143mm ISO140) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
32.シャモア
「アルプスの貴公子」と呼ばれることもある端正な顔立ちをしているシャモアはウシ科だそうだ。頭の後方に鉤状に曲った20cmぐらいの角を雌雄ともにもつ。岩登りやジャンプが巧みで、夏季には標高 4000m近くの高山にまで行動圏を広げるという。カモシカ(ウシ科)の仲間で、モンテネグロのドゥルミトル国立公園には数百頭の棲息が確認されており、一大繁殖地だそうだ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (f6.5 1/125秒 258mm ISO180) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
33.タイリクオオカミ
多摩動物公園のタイリクオオカミは10頭いるが、そのすべてが兄弟姉妹だそうだ。 タイリクオオカミの亜種であるニホンオオカミは、1905年に奈良県東吉野村鷲家口(わしかぐち)にて捕獲された若いオスの個体を最後に目撃例がなく、絶滅したと見られるとのこと。ガラス越しに撮った。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (f5.6 1/200秒 98mm ISO100) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
34.インドガン
オオカミを見て、正門までシャトルバスに​​乗って行こうと思ったが、工事中のため、バスはここには来ないという。仕方なく、インドサイのところまで戻って、歩いて昆虫生態園へ行くことにした。インドサイと同じところに放たれているインドガンは、さっきはくちばしを首に突っ込んで寝ていたが、いまは、活動していた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (f5.6 1/1000秒 108mm ISO100) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
35.ニホンツキノワグマ
​​上野動物園で飼育されていたニホンツキノワグマの♂のソウと♀のタロコが昨年4月に多摩動物公園へ移ってきた。これは、♂のソウで推定10歳だそうだ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (f5.6 1/125秒 108mm ISO125) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
36.ルリコンゴウインコ
この日は動物の顔を撮ろうと思っていたので鳥には構わないでいた。だが、戻り道で鮮やかな色をしたインコがいたので撮ってしまった。現在、多摩動物公園ではベニコンゴウインコが4羽、ルリコンゴウインコが3羽が飼育されているそうだ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (f5.5 1/500秒 59mm ISO100) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
37.ベニコンゴウインコ
ベニコンゴウインコは一昨年南房パラダイスを訪れた際に見た記憶がある。正午になった。このあと、昆虫生態園へ入って、飼育放蝶されている蝶たちをモデルに、PowerShot G7X とD5000+TAMRON macro 90mm に付けたLEDのリング・ライトを試してみようと思う。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (f5.5 1/400秒 59mm ISO100) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
38.多摩都市モノレール線
昆虫生態園で約1時間蝶の写真を撮った。昆虫生態園を出て、午後1時過ぎ、途中、どこかのファミレスででも昼食にしようと駐車場へ向かう。多摩動物公園の正面を出て見上げると1998年に開業した多摩都市モノレール線が走っていた。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
プログラムオートで撮影  ( F6.3 1/640秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。