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2023年7月24日

猛暑の箱根湿性花園 ① 2023年7月18日 神奈川県箱根町仙石原

例年、箱根湿性花園へはミドリシジミの発生時期に合わせて、7月20日前後に行っていた。ところがここ数年、そのタイミングが合わなくなってきていた。少し発生が早くなってきているのだと思い、今年は7月第2週に行こうと予定していたが、その週は予定が重なり、ラストチャンスの14日も雨の予報になってしまった。そのあとは3連休になり、混雑が煩わしい。結局、18日に行ってきた。
 天気は良かったのだが、猛暑だった。その日、横浜は37.3℃を記録している。
 朝8時には湿性花園に到着していた。じっと待っていても仕方ないので、近所を歩いてみるが、それだけで汗ビッショリになってしまった。おそらく30℃はすでに超えていたと思う。工事の資材置き場を歩くキジを見ているうちに湿性花園が開いた。
 ノリウツギの花はまだ少し残っていた。リョウブの花も咲いていた。チョウが来ていないかと目を凝らして見ながら歩いたが、チョウの姿はなかった。
 記述については、箱根湿性花園のパンフレットや、いつも通り、wikipediaを参照させていただいた。

000_230718016 X700 〇猛暑の湿性花園 キジ RX10M4.jpg
キジのお散歩 2023年7月18日 神奈川県箱根町仙石原

001_230718003 X900 猛暑の湿性花園 開門前 RX10M4.jpg 1.開園前の箱根湿性花園
自宅から車で2時間弱、朝8時に箱根湿性花園の駐車場に着いた。開くのは午前9時である。箱根といえども既に暑い。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f2.5 1/1250秒 100mm ISO3200 ) 露出補正 なし
002_230718002 X900 猛暑の湿性花園 ホンアジサイ RX10M4.jpg 2.ホンアジサイの品種
駐車場の前にある「湿性茶屋」という蕎麦屋の前に、わたくしとしては初めて見るアジサイの品種が咲いていた。「Picture This」で検索するもホンアジサイとしか出てこない。インターネットでホンアジサイの画像を丹念に検索してみたところ、「ダンスパーティー」という品種によく似ていた。「ダンスパーティー」は1994年頃に静岡県にある加茂花菖蒲園で作出され、近年鉢物のギフトが数多く流通するようになって一気にブレイクし、以来不動の人気を誇るアジサイだそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 19mm ISO100 ) 露出補正 なし
003_230718133 X900 箱根湿性花園外 ベニバナユウゲショウ Z50 Z105mc.jpg 3.ユウゲショウ(夕化粧)
湿性花園の辺りを当てもなく、開園までの時間つぶしに歩いてみる。まだ、8時半前なのに汗が噴き出してくる。この花はアカバナユウゲショウ(赤花夕化粧)といわれることもある。5月から9月にかけて、茎上部の葉の脇から薄紅色で直径1~1.5cmの花をつける。可憐な花だ。和名の由来は、午後遅くに開花して、艶っぽい花色を持つことからとされるが、実際には昼間でも開花した花が見られる。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f.0 1/800秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
004_230718134 X900 箱根湿性花園外 ヒメオウギズイセン Z50 Z105mc.jpg 4.ヒメオウギズイセン(姫檜扇水仙)
ヒメヒオウギズイセンは、園芸ではクロコスミア、または旧学名のモントブレチアの名前でも呼ばれることもあるそうだ。花茎から穂状花序を分枝し、各々にオレンジ色の花を付ける。全世界で野生化していて、佐賀県では移入規制種の指定を受けており、栽培が条例で禁止されているそうだ。(wikipedia参照)

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f9 1/800秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
005_230718007 X900 猛暑の湿性花園 マドンアリリー蕾 RX10M4.jpg 5.マドンナリリーの蕾
「Picture This」 で検索するとマドンナリリーと結果が出たが・・・。wikipediaで調べてみると、種としてのユリは「北半球のアジアを中心にヨーロッパ、北アメリカなどの亜熱帯から温帯、亜寒帯にかけて広く分布しており、原種は100種以上、品種は約130品種(アジア71種、北アメリカ37種、ヨーロッパ12種、ユーラシア大陸10種)を数える。日本には15種があり7種は日本特産種だそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f2.4 1/1250秒 9mm ISO320 ) 露出補正 なし
006_230718024 X900 〇猛暑の湿性花園 キジ RX10M4.jpg 6.キジ♂
以前にも湿性花園が仙石原湿原と接するあたりでキジを見たことがあった。キジは日本鳥学会が選定した国鳥であるとともに、国内の多くの自治体でも「市町村の鳥」に指定されている。wikipediaによれば、「日本には、東北地方に生息するキタキジ、本州・四国の大部分に生息するトウカイキジ、紀伊半島などに局地的に生息するシマキジ、九州に生息するキュウシュウキジの4亜種が自然分布していた。ユーラシア大陸が原産地であるコウライキジが、もともとキジが生息していなかった北海道、対馬、南西諸島などに狩猟目的で放鳥され、野生化している。」

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO1000 ) 露出補正 なし
007_230718026 X900 猛暑の湿性花園 RX10M4.jpg 7.レブンソウ(礼文草)
午前9時、箱根湿性花園の門が開いた。高山や北海道など寒冷地に見られる花が植えられているところに行く。北海道礼文島の固有種のレブンソウが咲いていた。礼文島の桃岩展望台や桃岩歩道などで見られるそうだ。絶滅危惧IA類 (CR)(環境省レッドリスト)である。礼文島へは4年ほど前にツアーを申し込んでいたが、催行されず行けなかった。

SONY Cyber-shot RX10Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 168mm ISO320 ) 露出補正 なし
008_230718140 X900 箱根湿性花園 ソラマメ科 Z50 Z105mc.jpg 8.モンキチョウ♀ 産卵行動
モンキチョウが産卵していた。種名は解らなかったがマメ科の植物の細い枝に産み付けようとしている。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f9 1/800秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
009_230718145 X900 箱根湿性花園 ノムラツツジ Z50 Z105mc.jpg 9.鮮やかな紅葉 ノムラモミジ(野村紅葉)
イロハモミジは淡い緑の新芽から夏の濃い緑、そして秋には真っ赤な紅葉へと、季節によって色の変化を楽しめるのが魅力である。 一方、ノムラモミジの葉はずっと赤いままだ。wikipediaによれば、日本は世界有数の多品種のカエデが見られる国で自生種は27種が存在する(園芸種は120種以上)。日本のカエデとして代表されるのはイロハモミジである。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f8 1/800秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
010_230718076 X900 猛暑の湿性花園 コウホネ RX10M4.jpg 10.コウホネが咲く池
仙石原湿原植生復元区の近くの池にはコウホネの黄色い花が咲いていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.2 1/1250秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
011_230718032tm X900 猛暑の湿性花園 コウホネ RX10M4.jpg 11.コウホネ(河骨) -1
wikipediaによれば、コウホネはスイレン科コウホネ属に属する水草の1種である。底泥中を横に這う地下茎から葉を伸ばし、ふつう水面より上に葉を立ち上げるが 、水面に浮かべる浮水葉をつけることもある。また水中の沈水葉は細長い。夏になると、長い花柄の先に直径3~5cmほどの黄色い花を咲かせる。日本固有種ともされ、北海道から九州の浅い池や沼に生育する。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO400 ) 露出補正 なし
012_230718147tm X900 〇箱根湿性花園 コウホネ Z50 Z105mc.jpg 12.コウホネ -2
コウホネ (河骨)の名の由来は、底泥中を這う白い地下茎が骨のように見えるためとされることが多い。この地下茎を乾燥させたものは川骨(せんこつ)とよばれ、生薬とされる。日の当たる黄色い花は露出をマイナス補正して撮影した。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f11 1/800秒 105mm ISO400 ) 露出補正 -0.7段
013_230718044 X900 ◎猛暑の湿性花園 コウホネ RX10M4.jpg 13.コウホネ -3
コウホネの花は、長い花柄 (直径 3〜6mm) が地下茎から生じて水上へ伸び、その先端に直径 3~5cm で上向きに咲く黄色いカップ状の花を1個つける。数日開花し、雌しべが成熟した後に雄しべが成熟する。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO125 ) 露出補正 -1.0段
014_230718036 X900 △猛暑の湿性花園 RX10M4.jpg 14.ハグロトンボ
池が「ポコッ」と音がして、池の水面に丸く水紋ができた。魚がいるのだ。コウホネの葉に止まっていたハグロトンボが驚いて飛んだ。露出補正を元に戻す間がなかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.5 1/1250秒 36mm ISO1250 ) 露出補正 -1.0段
015_230718057 X900 猛暑の湿性花園 アサザ RX10M4.jpg 15.アサザ(浅沙、阿佐佐)
その隣の池にはアサザが咲いていた。こちらはミツガシワ科アサザ属の多年草。同じような黄色い花が咲く水草だが、5枚ある花弁の周辺には細かい裂け目が多数ある。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO200 ) 露出補正 -1.0段
016_230718048 X900 猛暑の湿性花園 ヤマユリ RX10M4.jpg 16.ヤマユリ(山百合)
平地にも咲く、特に珍しいユリではないが、wikipediaにある「山地に生える日本特産のユリで、夏に咲く花は大型で白く、山中でもよく目立ち、強い芳香を放つ。」という通りに咲いていた。モンキアゲハなどが吸蜜に来る。オレンジ色の花粉を裏面にいっぱい付けたキアゲハもよく見かける。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 65mm ISO400 ) 露出補正 なし
017_230718050 X900 猛暑の湿性花園 ナガバミズアオイ RX10M4.jpg 17.ナガバミズアオイ(長葉水葵)
少し休んで水分を補給しようと思い、休憩所に腰を下ろした。休憩所の前の池にはナガバミズアオイが咲いていた。この花にもチョウはよく来るのだが、今日はその姿がない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO640 ) 露出補正 なし
018_230718053 X900 猛暑の湿性花園 コバギボウシRX10M4.jpg 18.コバギボウシ(小葉擬宝珠) -1
蕾の状態では、どんな花か分かり難かったが、「Picture This」はコバノギボウシと同定した。先日、舞岡公園で見たオオバギボウシは白い花だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 44mm ISO250 ) 露出補正 なし
019_230718069 X900 猛暑の湿性花園 コバギボウシ RX10M4.jpg 19.コバギボウシ(小葉擬宝珠) -2
コバギボウシはオオバギボウシに比べると全体的に小さく、花茎の高さは30~50cmである。日当たりの良い湿った草原や湿原に自生する。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f2.4 1/1250秒 9mm ISO160 ) 露出補正 なし
020 230718153 X900 箱根湿性花園 フシグロセンノウ Z50 Z105mc.jpg 20.フシグロセンノウ(節黒仙翁)
ナデシコ科(センノウ属)の花だそうだ。和名の由来のように茎の節が黒褐色になり、茎の上部は分枝し、まばらな軟毛がある。森林の伐採や園芸採取などによる減少が危惧されているという。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f3.0 1/800秒 105mm ISO1400 ) 露出補正 なし
021_230718155 X900 〇箱根湿性花園 エゾカワラナデシコ Z50 Z105mc.jpg 21.エゾカワラナデシコ(蝦夷河原撫子)
エゾカワラナデシコはカワラナデシコの基準変種で、花がやや大きく、色が鮮やかな傾向がある程度で遠目にはカワラナデシコとの識別は難しいという。カワラナデシコには3〜4対ある苞が、2対しかないのがエゾカワラナデシコの特徴という。wikipediaによれば、カワラナデシコ は苞が 3〜4対あり、がく片が 3〜4cmと長いところが本種とは異なるというが、意識して見ないと解らない。私には区別するのが難しい。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f8 1/800秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
022_230718157 X900 箱根湿性花園 ハマナス Z50 Z105mc.jpg 22.ハマナス(浜茄子)の実 -1
ハマナスは、バラ科バラ属の落葉低木である。枝先に1~3個ほど紅紫色の5弁花を咲かせ、強く甘い芳香がある。花は昨年、北海道の「ファーム富田」へ行ったときに咲いているのを見た。花が咲いた後、果実(偽果)が結実する。果実の中には、種子が多く含まれているそうだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f9 1/800秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
023_230718156 X900 箱根湿性花園 ハマナス Z50 Z105mc.jpg 23.ハマナス(浜茄子)の実 -2
果期は8~10月というが、すでに真っ赤に育った実も付いていた。wikipediaでは、和名ハマナスの語源は、浜(海岸の砂地)に生え、熟した果実が甘酸っぱいので、ナシに例えて「ハマナシ(浜梨)」という名が付けられ、それが転訛したと武田久吉博士が唱え、後に牧野富太郎博士が唱えた同様の説が通説になっていると。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f8 1/800秒 105mm ISO400 ) 露出補正

2023年6月30日

近所の公園に咲く花々 2023年6月22日 横浜市保土ヶ谷区 峰岡公園

梅雨の最中ではあるがここのところ晴れはしないものの、雨は降らない。TVのワイドショーでも雨が降るとの予報が出されるが、降らない。
 近所に買い物に出るときに、G7Xをポケットに入れていく。
 峰岡公園は、3,986㎡の小さな街区公園で、ブランコ、滑り台、鉄棒があるいわば児童公園で、中央に広場もあり、町内会の人たちがグランドゴルフを楽しんでいる。公園の周囲には、町内会の方々や、ご近所の人たちが世話をされている花壇があって、この時期、多くの花が咲いている。
 コンデジの Canon G7X のレンズは 9mm~37mm である。フォーカスをマクロモードにして、望遠端の35mm版換算100mm相当の37㎜にすると、1m弱しか寄れないが、それでも何とか蝶の写真も撮れる。野草ではなく、観賞用の園芸品種だが、しばし道草をして撮影を楽しんだ。

000_230622019t X900 峰岡公園 センニチソウ G7X.jpg
咲き始めたセンニチソウとヤマトシジミ♂ 2023年6月22日 横浜市保土ヶ谷区 峰岡公園

001_230622002 X900 峰岡公園 ホンアジサイ G7X.jpg 1.ホンアジサイ(本紫陽花)
日本原産のガクアジサイの栽培種で、単にアジサイともいう。 花序のほとんどが装飾花からなる手毬咲き状のアジサイのこと。峰岡公園に写真のようなホンアジサイが咲くようになって、数日が経っている。装飾花が他のアジサイと違うようなので、何だろうと思っていた。アジサイに蝶が吸蜜に来るのは見たことがないが、前回この花の前を通ったときにヤマトシジミが吸蜜に来ていたようだった。品種名は調べられなかった。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1250秒 9mm ISO160 ) 露出補正 なし
002_230622003 X900 峰岡公園 ムラサキバレンギク G7X.jpg 2.ムラサキバレンギク(紫馬簾菊) と ホンアジサイ
wikipediaによると、ムラサキバレンギクは北アメリカ原産の多年草。花期は初夏から晩秋にあたる7〜10月頃で、頭状花(花の中央に見える部分)は盛り上がり、舌状花(花弁に見える部分)はやや下向きに咲く。後ろのホンアジサイの品種名(あるいは呼称)は「白楽天」という花に似ているが、確信はない。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/1250秒 37mm ISO200 ) 露出補正 なし
003_230622005tm X900 峰岡公園 モンシロチョウ G7X.jpg 3.モンシロチョウ♂
花壇にはモンシロチョウが数頭翔んでいた。花で吸蜜する個体は少なく、時々このように葉に止まって休んでいるように見える。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1250秒 37mm ISO125 ) 露出補正 なし
004_230622007 X900 峰岡公園 ホンアジサイ G7X.jpg 4.ホンアジサイ
これもホンアジサイだと思う。だが、日本原産の品種をアジサイ、ホンアジサイと呼ぶのに対し、ガクアジサイが西洋で品種改良されたものを西洋アジサイ(ハイドランジア)と呼ぶそうだ。さまざまな色があり、日本古来のアジサイよりも見た目が豪華な品種が多いのが特徴という。難しい。これは、そのハイドランジアかもしれない。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 37mm ISO200 ) 露出補正 なし
005_230622009 X900 峰岡公園 アガパンサス・プラエコクス G7X.jpg 5.アガパンサス・プラエコクス
南アフリカ原産。日本では園芸用に球根が販売される。ヒガンバナ科 / ムラサキクンシラン属(アガパンサス属)。アガパンサスは和名をムラサキクンシラン(紫君子蘭)という。さわやかな涼感のある花を多数咲かせ、立ち姿が優雅で美しく、厚みのある革質の葉が茂る様子には力強さも感じられるという。南アフリカに10~20種ほどの原種が自生し、交配などにより300以上の園芸品種が育成されているそうだ。性質が強く、植えっぱなしでほとんど手がかからないので、公園などの花壇やコンテナの植え込みに利用され、また切り花としてフラワーアレンジメントにも使われているという。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/1250秒 37mm ISO125 ) 露出補正 なし
006_230622011 X900 峰岡公園 アジサイ G7X.jpg 6.ノリウツギ(糊空木)
「Picture This」で検索してみるとノリウツギだった。wikipediaによると、「ノリウツギはアジサイ科アジサイ属の落葉低木で、樹高は2~3mくらいで、高いものは5mくらいになる」とあった。ノリウツギはアジサイの仲間だったのだ。箱根湿性花園に咲くノリウツギにはミドリシジミやアサマイチモンジ、オオウラギンスジヒョウモンなどが吸蜜に来る。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.7 1/1250秒 37mm ISO200 ) 露出補正 なし
007_230622013 X900 峰岡公園 ムラサキバレンギク G7X.jpg 7.ムラサキバレンギク と モンシロチョウ
だいぶ擦れてしまったモンシロチョウが吸蜜していた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.7 1/1250秒 37mm ISO200 ) 露出補正 なし
008_230622014t X900 峰岡公園 センニチソウ G7X.jpg 8.ヤマトシジミ♂
いま、ヤマトシジミが多く翔んでいる。これも典型的な夏型の雄だ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.0 1/1250秒 37mm ISO200 ) 露出補正 なし
009_230622015 X900 峰岡公園 ヒャクニチソウ G7X.jpg 9.ヒャクニチソウ(百日草) -1
和名のヒャクニチソウは開花期間が長いことに由来する。また、花の寿命が長いことからウラシマソウ(浦島草)やチョウキュウソウ(長久草)の別名もあるそうだ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 37mm ISO125 ) 露出補正 なし
010_230622016m X900 峰岡公園 ヒャクニチソウ G7X.jpg 10.ヒャクニチソウ -2
ネットで調べてみると、「ヒャクニチソウの花は中心部の筒状花の部分とそれを取り巻く舌状花からなっている。 中心部の筒状花の部分は、長期間にわたって成長し、花を咲かせつつ上方に伸びる。 筒状花の花冠は黄色で5裂し有毛。 開花後に雌しべの柱頭が伸び、やがて柱頭だけがリボンのようになって残る。」と説明されていた。その通りの写真になった。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1250秒 37mm ISO125 ) 露出補正 なし
011_230622021t X900 峰岡公園 ヒメヒオウギズイセン G7X.jpg 11.ヒメヒオウギズイセン(姫檜扇水仙)
峰岡公園の反対側の花壇へ移動した。ヒメヒオオギズイセンは、アヤメ科ヒオウギズイセン属(クロコスミア属)の雑種。ヒオウギズイセンとヒメトウショウブとの交配種だそうだ。花茎から穂状花序を分枝し、各々に鮮やかなオレンジ色の花を付ける。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 37mm ISO200 ) 露出補正 なし
012_230622022 X900 峰岡公園 ヒルザキツキミソウ G7X.jpg 12.ヒルザキツキミソウ(昼咲月見草)
マツヨイグサの仲間だ。北米原産の帰化植物であり、観賞用として輸入・栽培されていたものが野生化している。名称の由来は、宵に咲くツキミソウと違って、昼間にも開花していることによる。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1250秒 37mm ISO160 ) 露出補正 なし
013_230622024 X900 峰岡公園 ハルシャギク G7X.jpg 13.ハルシャギク(波斯菊)
和名の由来となっている「ハルシャ(波斯)」はペルシャのことだそうだ。別名はジャノメソウ(蛇目草)という。花の色は、中心が濃紅色で、周辺は黄色の蛇の目模様であり、別名のジャノメソウの由来となっているが、このほうが解りやすい。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 37mm ISO160 ) 露出補正 なし
014_230622026 X900 峰岡公園 ムラサキギボウシ G7X.jpg 14.ムラサキギボウシ(紫擬宝珠)
ムラサキギボウシは半日陰や、日陰の湿った土壌を好む多年草で、カタツムリや、ナメクジが付きやすいそうだ。ギボウシとは、この植物のつぼみ、または包葉に包まれた若い花序が擬宝珠に似ていることに由来する。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 37mm ISO160 ) 露出補正 なし
015_230622027 X900 峰岡公園 キンシバイ G7X.jpg 15.キンシバイ(金糸梅)
6月7日に舞岡公園へ行ったとき、古民家の裏庭で、見事に咲いていた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 37mm ISO125 ) 露出補正 なし
016_230622029 X900 峰岡公園 サルビア・コエルレア G7X.jpg 16.サルビア・コエルレア
サルビア・コエルレアは、メドセージという名前で流通している場合があるが、メドセージは本種とは別のものだそうだ。これは日本に入ってきた時に流通業者が勘違いしたことに起因する。優れた蜜源植物でありチョウやハチドリが訪れるという。昨年、北海道の美瑛を訪れたときに、咲いていたサルビア(来路花)に、エゾシロチョウが吸蜜に来ていた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 37mm ISO400 ) 露出補正 なし
017_230622030 X900 峰岡公園 モモイロカイウ G7X.jpg 17.モモイロカイウ(桃色海芋)
始めて見た花だった。サトイモ科オランダカイウ属の園芸植物である。葉に斑が入らないのが特徴だそうだ。原産地は南アフリカで日本には大正初期頃に渡来しているそうだ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 37mm ISO320 ) 露出補正 なし
018_230622032 X900 保土ヶ谷区役所 ビオラ・トリコロール G7X.jpg 18.ビオラ・トリコロール
保土ヶ谷区役所に来た。1階駐車場の上にあるフラットな部分の周囲に花壇が設けられているが、そこにはパンジーなどが植えられている。地味だが可憐な花が咲いていた。「Picture This」 で検索すると、ビオラ・トリコロールとでた。ヨーロッパ原産の1年草で、本種を改良した園芸品種がビオラやパンジーと呼ばれ、流通している。紫、黄色、白の3色が混ざった花を咲かせるスミレであることから、ビオラ・トリコロールと名付けられたそうだ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 37mm ISO250 ) 露出補正 なし
019_230622033 X900 保土ヶ谷区役所 ビオラ・コルヌタ G7X.jpg 19.ビオラ・コルヌタ<>br> これも 「Picture This」 で検索した。日本でビオラと呼ばれている花は、ヨーロッパのピレネー地方原産のビオラ・コルヌタを中心に改良された園芸品種群であり、花の直径が4cm以下のものを指す。それより直径が大きい花はパンジーと呼ばれ区別されているそうだ。知らなかった。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 37mm ISO250 ) 露出補正 なし
020_230622034 X900 保土ヶ谷区役所前 ノウゼンカズラ G7X.jpg 20.ノウゼンカズラ(凌霄花) -1
保土ヶ谷区役所の前にある高層住宅の花壇に咲いていた。大きなオレンジ色の花が目立つ。凌霄花は漢名であるが、「霄(そら)を凌ぐ花」の意で、高いところに攀(よ)じ登ることによる命名という。漢詩では他の物に絡むため愛の象徴となるのだ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1250秒 9mm ISO250 ) 露出補正 なし
021_230622037 X900 保土ヶ谷区役所前 ノウゼンカズラ G7X.jpg 21.ノウゼンカズラ(凌霄花) -2
wikipediaによると、ノウゼンカズラの花は、枝先に円錐花序を萌出し、直径6-7cmの橙黄色の花を対生する。花房は垂下し、花冠は広い漏斗型で、先端は5裂し平開する。雄蕊は4本のうち2本が長い。日本では結実しにくいそうだ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 37mm ISO1250 ) 露出補正 なし