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2017年12月29日

2泊3日の京都紅葉狩り(3) 東寺ライトアップ 12月4日

嵐山では小雨も降ってきたので、早めに引き上げることになった。桂川の右岸から渡月小橋を渡って中之島公園に入ったところに京都駅行行のバス停があり、ちょうどそのバスが来た。ここで乗る人は少なく着席することが出来た。
 午後3時半に京都駅に着き、5時からと言われていたホテルのチェック・インもできた。4時半に京都駅の上の伊勢丹のレストラン街で、前回、京都に来た時にも寄った寿司屋で夕食にした。カウンターでしゃべりながら、東寺へ行くにはどう行けばよいか聞いてみた。歩いてはちょっと遠いし、駅待ちのタクシーでは嫌がられる距離と言い、近鉄電車で一駅乗るのが一番良いと教えてもらった。
 6時から始まると思っていた東寺のライトアップは6時半からで、30分ほど小雨の降る中で待つことになってしまった。
 東寺は平安京守護を目的として創建され、寺の歴史は新都とともに始まった。その後、弘法大師空海に下賜され、真言密教の根本道場となった。真言宗全体の総本山でもある。教王護国寺(きょうおうごこくじ)とも呼ばれる。

75.慶賀門で開門を待つ
夜6時少し過ぎに東寺のライトアップ特別拝観の入り口に着いた。小雨が降っている。拝観は6時半からとのことで、30分ほど待たなくてはならなかった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.5 1/125秒 19mm ISO2500 )露出補正 なし
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76.宝蔵の堀
慶賀門を入ると左手に宝蔵があり、その宝蔵に沿って堀があるが、さっそくライトアップされた紅葉が堀に映って美しく、シャッターを押させた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f1.8 1/125秒 9mm ISO800 ) 露出補正 なし
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77.国宝 五重塔 -1
堀の先には、五重塔が見えた。東寺の象徴として広く親しまれている五重塔は、天長3年(826)弘法大師の創建着手に始まるが、落雷などにより、4回も焼失している。現在の搭は正保元年(1644)徳川家光の寄進によって竣工した高さ55m、現存する日本の古塔中最も高い搭だそうだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f1.8 1/125秒 9mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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78.国宝 五重塔 -2
ライトアップされた五重塔は、そのバランスの取れた全体の姿を見せる。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.8 1/125秒 37mm ISO3200 )露出補正 なし
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79.宝蔵の堀と五重塔
夜であり、宝蔵はライトアップされていないので、その建物はわからなかったが、宝蔵には弘法大師が唐の国師、恵果から授かった、現在、国宝となっている密教法具や数々の寺宝が収められていた。そのため、周囲は堀で囲まれ火事による延焼に備えていた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.8 1/125秒 21mm ISO3200 )露出補正 なし
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80.食堂から眺める五重塔
食堂と書いて「じきどう「」と読む。境内の北から南へ食堂、講堂、金堂と大伽藍が並ぶ。この配置は「仏法僧」を表しているという。一番奥の金堂が本尊の「仏」、講堂が密教の教え「法」、そして、カメラの位置の右にある食堂が「僧」で、生活の中に修業を見出すところだそうだ。講堂、金堂の前のモミジがライトアップされているが、残念ながら、葉はだいぶ落ちてしまっていた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.8 1/125秒 22mm ISO3200 )露出補正+1.0段
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81.重要文化財 講堂
講堂はライトアップの期間中、夜も特別拝観できた。国立の寺院だった東寺を託された弘法大師空海は、人生のすべてを注いで、密教の教えを伝えようとした。その中心的な建物として位置づけたのが、講堂だったそうだ。承和6年(839)に完成している。しかし、文明18年(1486)に金堂、南大門とともに焼失している。金堂が桃山時代に、南大門が江戸時代になって再建されたのに対し、講堂は焼失より5年後に最優先で再建されたそうだ。残念ながら、講堂と金堂の内部は撮影禁止であったが、講堂には、国宝 梵天、国宝 帝釈天、国宝 不動明王など21躯の仏像が安置されていて、その姿に圧倒された。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.8 1/125秒 22mm ISO3200 )露出補正+1.0段
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82.講堂前のモミジと五重塔
残念ながら、モミジには遅かった。京都の紅葉ライトアップを特集したガイドブックには、東寺のライトアップは近年はじめられたので混雑が少ないと記されていたが、結構、多くの観光客が来ていた。。​

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.8 1/125秒 ​37​mm ISO3200 )露出補正+1.​0段
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83.国宝 金堂 -1
​大伽藍​の一番奥は金堂だった。平安遷都とともに建立された金堂は東寺の本堂である。文明18年(1486)に焼失し、今の堂は豊臣秀頼が発願し、片桐且元を奉行として、慶長8年​​​​(1603)に竣工した。桃山時代の代表的な建築と言われる。中に安置されている重要文化財の日光菩薩、月光菩薩、薬師如来、そして十二神将は目を奪う。写真を撮りたかった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2 1/125秒 ​11​mm ISO2000 )露出補正 +1.​0段
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84.金堂前のモミジと五重塔
ここのモミジはまだ葉を残してくれていた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.5 1/125秒 ​17mm ISO3200 )露出補正+1.​0段
171228_083.jpg
85.国宝 金堂 -2
今の建物は、関ヶ原の合戦後に落成している。宋の様式を取り入れ天竺様と和様を合わせた桃山時代の代表的な建物で、屋根の中央の切り上げは、東大寺大仏殿や平等院鳳凰堂にもみられる形だそうだ。東大寺大仏殿、平等院鳳凰堂も見てきているが、そう言われれば・・・

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f1.8 1/125秒 ​9mm ISO3200 )露出補正 +1.​0段
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86.国宝 五重塔 -3
五重塔の正面に来た。搭は少し離れたところから眺める方が良いようだ。新幹線の南側の窓から眺められるのが、この五重塔で、いわば仏の都、京都のランドマークである。五重塔は仏陀の遺骨を安置するストゥーパが起源とされ、弘法大師空海が唐より持ち帰った仏舎利が収められているそうだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f1.8 1/125秒 ​9mm ISO3200 )露出補正 +1.​0段
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87.瓢箪池
五重塔の前から、講堂、金堂の東側にある瓢箪池の方へ回る。池にモミジが映り込む。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f1.8 1/125秒 ​9mm ISO3200 )露出補正 +0.7段
171228_086.jpg
88.金堂と瓢箪池
ライトアップされた金堂の屋根、瓢箪池に映り込むモミジは美しい情景だった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f1.8 1/125秒 ​21mm ISO3200 )露出補正+0.7段
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89.東大門
大宮通りに面している東大門を瓢箪池の前から撮る。モミジが彩を添えてくれている。創建年は不明で、現在の建物は、建久9年(1198)に文覚によって再建された八脚門(重要文化財)だそうだ。建武3年(1336)6月に入京し、東寺に陣を布いた足利尊氏は、新田義貞と戦火を交え、義貞に攻められた尊氏は、この東大門を閉ざして危機を脱したことから、「不開門」(あかずのもん)と呼ばれているという。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.5 1/125秒 ​18mm ISO3200 )露出補正+0.7段
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90.金堂と講堂
振り返って瓢箪池越しに金堂(左)と講堂(右)を見る。桜の季節にもライトアップ夜間特別拝観が行われるが、どんなものだろうか。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.2 1/125秒 ​13mm ISO3200 )露出補正+0.7段
171228_089.jpg
91.瓢箪池に映る五重塔
とてもきれいだったが、写真では、うまく表すことは出来なかった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.2 1/125秒 ​12mm ISO3200 )露出補正+0.7段
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92.宝蔵
宝蔵の西側の堀に沿って歩く。右側にその堀に架かる石橋があった。うっすらと宝蔵が見え、その前にあるモミジがライトアップされていた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.2 1/125秒 ​13mm ISO640 )露出補正 +0.7段
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93.大宮通り
九条通りに突き当たる大宮通りから、東寺の五重塔を眺める。時刻はまだ7時半だが交通量は少ない。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.8 1/125秒 ​20mm ISO3200 )露出補正+0.7段
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94.551の豚まん
ホテルに戻ろうと、京都駅構内を八条口の方に歩いていると、551豚まんのJR京都駅店があった。大阪におられる現役時代の友人が今も東京出張の際、居酒屋で会う折に手土産として持ってきてくださる。大好物だ。よし! 買って行って、ホテルで、これでビールを一杯飲もう。この店、多い時は1日に7千個売るという。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.8 1/125秒 ​9mm ISO125 ) 露出補正 +0.7段
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2010年4月21日

春の京都 3/3 京都御所一般公開


 バスは知恩院から15分くらいで京都御苑に着いた。
 京都御苑の中に京都御所がある。春の一般公開は平成22年4月7日(水)から4月11日(日)までの5日間ということで、限られた日数しかない。参観者は京都御苑から、御所の中に入れるが、宣秋門から参入し、清所門から退出する。普段見ることができない御所の中、その数々の建物を見ることができた。
 12時に京都御所を後にして、名神高速、伊勢湾岸道、東名を走って午後7時前、横浜に到着した。名神-東名を走るより、伊勢湾岸道路を回ったほうが30分早く着けるという。バスに乗っている時間が長く窮屈ではあったが、満足のいく小旅行でった。
 
25.中立売御門
ここは京都御苑の門の一つで、バスはここから御苑の中の駐車場に入ることができる。

Nikon D300 NIKKOR 18-200mm F/3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F8 1/250秒 65mm ISO400 ) 露出補正 なし
中立売御門;クリックすると大きな写真になります
26.「虎図」岸岱
宣秋門から御所の敷地に入り、順路に従って歩く。さすがに参観者は多く、ぞろぞろと歩く。御車寄の次に諸大夫の間がある。ここは正式に参内した者の控えの間で、身分の上下によって異なった部屋に控えたという。襖の絵にちなんで格の高い順に虎の間(岸岱筆)、鶴の間(狩野永岳筆)、桜の間(原在照筆)がある。

Nikon D300 NIKKOR 18-200mm F/3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F5 1/125秒 75mm ISO3200 ) 露出補正 なし
「虎図」岸岱;クリックすると大きな写真になります
27.承明門から紫宸殿
紫宸殿は朱塗りの塀で囲まれ、3か所に朱塗りの門がある。これは、紫宸殿の正面にある承明門から見たところ。参観者は紫宸殿に向かって右側にある日華門から入る。

Nikon D300 NIKKOR 18-200mm F/3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F9 1/320秒 31mm ISO400 ) 露出補正 なし
承明門から紫宸殿;クリックすると大きな写真になります
28.左近の桜と右近の橘
紫宸殿に向かって右側に左近の桜、左側に右近の橘がある。桜はすでに散ってしまっていた。

Nikon D300 NIKKOR 18-200mm F/3.5-5.6G
上:プログラムオートで撮影 ( F10 1/400秒 18mm ISO400 ) 露出補正 なし
下:プログラムオートで撮影 ( F9 1/320秒 18mm ISO400 ) 露出補正 なし
左近の桜と右近の橘;クリックすると大きな写真になります
29.紫宸殿 高御座
紫宸殿の中央に、即位の儀式に天皇の御座として用いられる高御座(たかみくら)がある。現在の高御座は古制に則って、大正天皇の即位式の際に造られたものである。高御座の右側には皇后の御座である御帳台(みちょうだい)がある。

Nikon D300 NIKKOR 18-200mm F/3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/160秒 55mm ISO400 ) 露出補正 なし
紫宸殿 高御座;クリックすると大きな写真になります
30.小御所 五節舞
ここは小御所。御元服御殿ともいう。東宮御元服、立太子の儀式など皇太子の儀式が行われた所とのこと。この日は五節舞の人形が並べられていた。天武天皇が創設した舞と言われ、天皇が吉野宮で琴を弾いたときに天女が舞い降り、袖を5回ひるがえして待ったことを起源とするとの伝承があるとのこと。

Nikon D300 NIKKOR 18-200mm F/3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/125秒 40mm ISO560 ) 露出補正 なし
小御所 五節舞;クリックすると大きな写真になります
31.御常御殿
御常御殿は室町時代以降、天皇が日常の住まいとして使用した御殿で内部は15室からなる入母屋桧皮葺きの書院造の建物である。この絵は原在照による「岳陽楼図」という襖絵である。

Nikon D300 NIKKOR 18-200mm F/3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F4.2 1/125秒 36mm ISO800 ) 露出補正 なし
御常御殿;クリックすると大きな写真になります
32.御内庭
御常御殿の前に広がる庭で、曲折した遣り水を流して、土橋や石橋を架けた趣向を凝らした庭で、奥に茶室を構えている。

Nikon D300 NIKKOR 18-200mm F/3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/160秒 34mm ISO400 ) 露出補正 なし
御内庭;クリックすると大きな写真になります
33.八重桜
御所の参観を終え、清所門より、御苑へ出た。駐車場へ歩く途中に八重桜が見事に花をつけていた。まだ、蕾も多い。

Nikon D300 NIKKOR 18-200mm F/3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F10 1/400秒 36mm ISO400 ) 露出補正 なし
八重桜;クリックすると大きな写真になります
34.我々の乗ってきたバス
これから帰路につくバス。横浜から京都まで、往復14~15時間乗せていただくことになる。距離にして、1,000km程だろうか。

Nikon D300 NIKKOR 18-200mm F/3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F8 1/250秒 24mm ISO400 ) 露出補正 なし
我々の乗ってきたバス;クリックすると大きな写真になります
35.伊勢湾岸道路
名神高速の草津JCTから新名神高速を走って、この伊勢湾岸道路に入った。ここは名古屋港の海に橋がかけられているところ。名港西大橋あたりだろうと思う。豊田で東名高速に行った。その後、浜名湖SA、足柄SAに寄り、午後7時前、順調に横浜駅西口に到着した。

Canon IXY900IS F2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.8 1/320秒 17.3mm ISOオート ) 露出補正 なし
伊勢湾岸道路;クリックすると大きな写真になります


2010年4月17日

春の京都 2/3 清水寺から知恩院へ


 7時45分、次の集合場所である知恩院三門前の駐車場をゴールとして、清水寺から歩き始めた。
タクシーで仁和寺へ行くという計画は断念し、産寧坂→二年坂→八坂神社→祇園白川→平安神宮→知恩院 と歩くことにする。
10.産寧坂
朝なのでまだ人通りが少ない。この時間に歩けるのはラッキーだと思う。ここから二年坂にかけて、京都の風情を演出する界隈である。石段と石畳の坂道に沿って町屋の飲食店や土産物店がなどが並んでいる。産寧坂という名は安産祈願の信仰がある清水寺の子安塔への参道にあたるためという。別名三年坂というがこれは大同3年に開かれたかららしい。

Nikon D300 NIKKOR 18-200mm F/3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/160秒 35mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
産寧坂;クリックすると大きな写真になります
11.イノダコーヒ店
三条通りに本店があるイノダコーヒの清水店。本店は昭和22年開業の京都屈指の喫茶店である。こんな店でコーヒーを飲んでみたいと思うが、まだ営業時間前である。

Nikon D300 NIKKOR 18-200mm F/3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/160秒 35mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
イノダコーヒ店;クリックすると大きな写真になります
12.法観寺 八坂の塔
飛鳥時代に創建された古刹である法観寺の五重塔は、一般に八坂の塔と呼ばれ親しまれている。本瓦葺き5層、高さ46mの純然たる和様建築で白鳳時代の建築様式を今に伝えるものであるとのこと。たびたび火災により焼失しているが現在の塔は1440年に足利義教によって再興されたものという。

Nikon D300 NIKKOR 18-200mm F/3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F9 1/320秒 31mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
D-ライティング処理
法観寺 八坂の塔;クリックすると大きな写真になります
13.和久傳
八坂の塔から少し戻って、二年坂に入った。三年坂が大同3年(808年)に造られたというが、二年坂は大同2年に造られているという。二年坂から高台寺へ廻った。開門は午前9時ということで中には入れない。高台寺から下りてきて、ねねの道をちょっと入ったところにこの和久傳があった。ここ高台寺和久傳が和久傳の本店であり、その懐石料理は昼でも16,000円からという高級店だ。

Nikon D300 NIKKOR 18-200mm F/3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F4 1/125秒 28mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
和久傳;クリックすると大きな写真になります
14.祇園 彩
大正時代に「お茶屋さん」として使われていた京町家を改装した店内だそうだ。昔ながらの趣をいかした空間で、舞妓気分を楽しんでくださいという。舞妓さんごっこのお店とでも言うべきか。

Nikon D300 NIKKOR 18-200mm F/3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/160秒 18mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
祇園 彩;クリックすると大きな写真になります
15.八坂神社 南樓門
南樓門から八坂神社境内に入る。八坂神社は地元では「祇園さん」と親しまれ、7月の祇園祭はこの神社の祭礼である。芸舞妓もよく参拝するという。

Nikon D300 NIKKOR 18-200mm F/3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F7.1 1/200秒 38mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
八坂神社 南樓門;クリックすると大きな写真になります
16.八坂神社 本殿
朝8時半、八坂神社本殿の掃除をする巫女さん。

Nikon D300 NIKKOR 18-200mm F/3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/125秒 35mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
八坂神社 本殿;クリックすると大きな写真になります
17.祇園
八坂神社の西樓門を出て四条通を進み、花見小路の筋向いを祇園白川へ行こうと右へ入った。そこにこんな店があった。夜ならまた違って見えるのだろうが、朝はちぐはぐな感じがした。

Nikon D300 NIKKOR 18-200mm F/3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F9 1/125秒 32mm ISO400 ) 露出補正 なし
祇園;クリックすると大きな写真になります
18.祇園白川
昨年夏に京都に来た折、夜、この辺を歩いた。ここの桜を是非見たかった。

Nikon D300 NIKKOR 18-200mm F/3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F7.1 1/200秒 70mm ISO400 ) 露出補正 なし
祇園白川;クリックすると大きな写真になります
19.祇園白川 しだれ桜
今が満開のようだ。川の水が素晴らしく澄んでいるのに驚いた。

Nikon D300 NIKKOR 18-200mm F/3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F9 1/320秒 18mm ISO400 ) 露出補正 なし
祇園白川 しだれ桜;クリックすると大きな写真になります
20.平安神宮
琵琶湖疎水の堀の桜がきれいだった。平安神宮は1895年に平安遷都1100年を記念して建てられたもの。意外に新しい建物だ。

Nikon D300 NIKKOR 18-200mm F/3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F10 1/400秒 29mm ISO400 ) 露出補正 なし
平安神宮;クリックすると大きな写真になります
21.平安神宮 しだれ桜
表参道を大鳥居をくぐって二条通りを渡った左側に、このしだれ桜があった。まだ蕾もある。奥に見えるのは京都市美術館別館。平安神宮で有名な「八重紅枝垂桜」は南神苑にあるが見に行けなかった。

Nikon D300 NIKKOR 18-200mm F/3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F9 1/320秒 44mm ISO400 ) 露出補正 なし
平安神宮 しだれ桜;クリックすると大きな写真になります
22.平安神宮 大極殿と蒼龍楼
時間が厳しくなってきたので応天門をくぐったところで、その先へ進むのを断念した。応天門から見た大極殿の右半分と蒼龍楼。左近の桜があるがすでに散っていた。

Nikon D300 NIKKOR 18-200mm F/3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F11 1/500秒 46mm ISO400 ) 露出補正 なし
平安神宮 大極殿と蒼龍楼;クリックすると大きな写真になります
23.知恩院三門
平安神宮からタクシーに乗って知恩院の集合場所へ。知恩院は詳しくは華頂山知恩教院大谷寺と称し、浄土宗の総本山である。本尊は法然上人像(本堂)および阿弥陀如来(阿弥陀堂)、開基(創立者)は法然である。元和7年(1621年)の建立とされている。この三門は五間三戸の二重門である。法然上人八百年大遠己法要は2年後とのこと。

Canon IXY900IS F2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/160秒 7.6mm ISOオート ) 露出補正 なし
知恩院三門;クリックすると大きな写真になります
24.知恩院三門の桜
ここの桜はそれほどではなった。椿の花にピントを合わせ、桜と三門を入れた。知恩院で30分ほど過ごしたが、大鐘楼のほうへは行かなかった。次回はもう少し時間をとって御影堂のほうへも行ってみたいと思う。

Canon IXY900IS F2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.8 1/100秒 17.3mm ISOオート ) 露出補正 なし
知恩院三門の桜;クリックすると大きな写真になります

2010年4月14日

春の京都 1/3 清水寺


 いつも利用する旅行社の企画で、清水寺と、4月7日から11日まで一般公開される京都御所を夜行日帰りバスで訪れるというのがあった。4月8日の夜、横浜を出発し、9日早朝、清水寺に到着した。バスは2時間に一度程度、サービスエリアに寄ったが、走行中は眠ることができた。
 清水寺の本堂に朝7時に入り、清水の舞台に上がったあと、10時半に知恩院で再び集合してバスに乗り、御所へ向かうまでの間、自由行動となった。
 南禅寺、高台寺、円山公園は前回に来ているので、タクシーに乗って仁和寺へ行こうかと思った。しかし、朝の祇園白川も歩いてみたいし、平安神宮もいつも大鳥居を眺めるだけである。結局、後者を選択し、歩いて廻ることにした。
 3回に分けて載せる。まずは清水寺から。
 
1.清水寺 清水寺三重塔
  清水寺を訪れるのは初めてのような気がする。駐車場から五条坂を登っていく。両側には、まだ早朝であるので店は開いていないが、清水焼の店が多い。左に下る産寧坂(三年坂)の入口を過ぎると仁王門が見えてきた。仁王門の右向こうに三重塔が見える。

  Nikon D300 NIKKOR 18-200mm F/3.5-5.6G
  プログラムオートで撮影 ( F9 1/320秒 24mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
  D-ライティング処理
 清水寺三重塔;クリックすると大きな写真になります
2.阿弥陀堂と奥ノ院
清水寺本堂、つまり有名な清水の舞台に入るところで、拝観料がいる。拝観時間は朝6時からである。本堂に入ると、清水の舞台に出た。この写真は、清水の舞台から左奥にある阿弥陀堂と奥ノ院だ。はじめは、この奥ノ院が舞台かと思ってしまった。桜もなんとか残ってくれている。

Nikon D300 NIKKOR 18-200mm F/3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/125秒 18mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
阿弥陀堂と奥ノ院;クリックすると大きな写真になります
3.清水の舞台
これが清水の舞台だ。現在の建物は寛永10年(1633年)に再建されたものとのこと。それにしても古い。139本の柱で支えられている。1694年~1864年の148年間で、この清水の舞台から飛び降りた人は未遂も含めて234件あったという。助かれば願いが叶い、死んでも成仏できるという信仰心らしい。生存率は85%だったとのこと。

Nikon D300 NIKKOR 18-200mm F/3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/160秒 29mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
D-ライティング処理
清水の舞台;クリックすると大きな写真になります
4.ふれ愛観音
奥ノ院の御堂の前に安置されている。参拝者は自分の体の具合の悪いところを観音様になぞらえて触っていく。膝、肘、肩が磨かれているようだ。

Nikon D300 NIKKOR 18-200mm F/3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/125秒 24mm ISO800 ) 露出補正 -0.3段
ふれ愛観音;クリックすると大きな写真になります
5.清水寺から京都市街を眺める
奥ノ院を少し下ったところから京都タワー方面を眺める。京都タワーは京阪電気鉄道のグループ会社である京都タワー株式会社が運営している。台座となっている京都タワービルの高さを加えた全体の高さは131m。1964年開業。タワーの独特な姿は、京都市内の町家の瓦葺きを波に見立て、海のない京都の街を照らす灯台をイメージしたものらしい。もちろん、建設当初から、古都である京都に、このような建造物が必要なのか、賛否が分かれ、「東寺の塔よりも高いものは建てない」と言われていた京都の歴史的景観との調和・不調和が争点となったとのこと。

Nikon D300 NIKKOR 18-200mm F/3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/250秒 105mm ISO800 ) 露出補正 -0.3段
清水寺から京都市街を眺める;クリックすると大きな写真になります
6.音羽の滝
清水寺という寺の名の由来となった滝という。奥ノ院、本堂から石段を下ったところにある。ご利益を期待して水を飲もうとする人々の行列がいつもできるというが、まだ朝の7時半前、人は少なかった。

Nikon D300 NIKKOR 18-200mm F/3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F5 1/125秒 24mm ISO800 ) 露出補正 -0.3段
音羽の滝;クリックすると大きな写真になります
7.本堂を支える柱
本堂(舞台)は139本の柱で支えられているというが、下から見るとこんな具合になっている。シャッタースピード1/125秒をキープして、ISOは1400に上がっていた。この機能には助けられる。

Nikon D300 NIKKOR 18-200mm F/3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F4 1/125秒 32mm ISO1400 ) 露出補正 -0.3段
本堂を支える柱;クリックすると大きな写真になります
8.三重塔
仁王門の近くまで降りてきたところに小さな池があり、水面には桜の花びらが降っていた。光が採れず、ゴミのようになってしまったけど。

Nikon D300 NIKKOR 18-200mm F/3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F9 1/320秒 26mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
三重塔;クリックすると大きな写真になります
9.仁王門と西門と三重塔
下まで降りてきた。写真を撮りながらゆっくり拝観したが、所要時間は約40分だった。さて、これから産寧坂→二年坂→八坂神社→祇園白川→平安神宮→知恩院 と歩くことにする。

Nikon D300 NIKKOR 18-200mm F/3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F9 1/320秒 22mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
仁王門と西門と三重塔;クリックすると大きな写真になります

2009年8月19日

夏の京都

 8月の10日-11日に、私の母校の卓球部が京都で行われるインカレ(全日本大学対抗)に出場するので、応援に出かけることになった。関西在住のOBが激励会を設営してくれている。11日の午前中に試合は終了し、すこし、京都を歩いて見ることにした。前々から関空へ一度行ってみたいと思っていたので、この日の戻りは夕方7時15分関空発、羽田行きを予約してある。京都を4時15分発の「はるか」に乗るこことにし、それまでの時間を充てる。
1.立派な京都駅
JR東日本のジパング倶楽部の割引を利用するため、新横浜から「ひかり」に乗り、昼前に京都に着いた。京都駅ビルは巨大である。1997年に竣工したこの駅ビルは規模の巨大さとデザインの斬新さのため、建設時はもちろん、建築後10年たった今でも、その評価には賛否があるという。私は賛成派である。

Canon IXY 900IS
プログラムオートで撮影  ( F2.6 1/60秒 )
立派な京都駅:クリックすると大きな写真になります
2.鴨川
第1日目の試合が終わったので、会場の京都市体育館最寄の西京極駅から阪急電車で四条河原町へ出た。夜は激励会があるが、それまでの時間、ぶらぶらと歩いた。四条大橋の上から、鴨川のほとりを眺める。午後4時半過ぎ、外国人観光客も夕涼みをしていた。

Canon IXY 900IS
プログラムオートで撮影  ( F5.8 1/40秒 )
鴨川:クリックすると大きな写真になります
3.三条大橋
四条大橋を渡ったところで川端の遊歩道に下りて三条へ向って進む。10分ほどで三条大橋のたもとに出た。この橋が本格的な橋となったのは天正18年(1590年)で、豊臣秀吉の命により架けられたという。現在の橋は昭和25年に改造された。ぎぼしは天正のものと昭和のものが混用されれている。

Canon IXY 900IS
プログラムオートで撮影  ( F4.5 1/160秒 )
三条大橋:クリックすると大きな写真になります
4.金閣寺総門
第2日目の試合終了後、西京極の京都市体育館から、タクシーに乗り金閣寺へ行った。何回か京都に来たことはあるが、金閣寺ははじめてである。正しくは鹿苑寺という。総門をくぐって振り向くと、美しい緑に混じり、もみじが紅葉を始めている。

COOLPIX P90
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/150秒 ASA64 ) 露出補正 -0.3段
金閣寺総門:クリックすると大きな写真になります
5.金閣寺
釈迦の骨をまつった舎利殿のことを「金閣」といい、ここ鹿苑寺は通称「金閣寺」と呼ばれる。足利3代将軍義満が1397年に西園寺家から別荘を譲り受け、山荘北山殿を造った。金閣を中心とした庭園、建物は極楽浄土を表しているという。

COOLPIX P90
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/226秒 ASA64 ) 露出補正 -0.3段
金閣寺:クリックすると大きな写真になります
6.金閣と外国人観光客
さすが京都、外国人観光客が多い。特にここ金閣寺では、外国人観光客が入れ替わり立ち代り、金閣を背景に記念写真を撮っていた。

COOLPIX P90
プログラムオートで撮影 ( F5 1/186秒 ASA64 ) 露出補正 -0.3段
金閣と外国人観光客:クリックすると大きな写真になります
7.わら天神
金閣寺を見終えて、次に今日のもうひとつの目的である北野天満宮へ行こうと思い、バス停に来てみるとバスを待つ人が溢れていた。それほど遠くはないと聞いていたので、ぶらぶらと歩き出した。暑い。西大路通りを南へ進むと右手に大きな鳥居があった。安産のご利益で有名なわら天神で、別名、敷地神社というらしい。

COOLPIX P90
プログラムオートで撮影 ( F5 1/294秒 ASA64 ) 露出補正 -0.3段
わら天神:クリックすると大きな写真になります
8.平野神社
わら天神の前で、子供づれのお母さんに、北野天満宮への道を尋ねた。西大路通りと並行している道を南へ平野神社の鳥居まで行き、そこを左に進むと北野天満宮の裏へ出ると教えてくださった。平野神社は延暦13年(794年)、桓武天皇による平安京遷都にともない、平城京で祀られていた今木神・久度神・古開神を遷座・勧請したのに始まるという。立派な神社だった。

COOLPIX P90
プログラムオートで撮影 ( F5 1/328秒 ASA64 ) 露出補正 -0.3段
平野神社:クリックすると大きな写真になります
9.北野天満宮
菅原道真を主祭神として、特に学問の神として知られ、多くの受験生の信仰を集めている。創建は947年。福岡の大宰府天満宮は菅原道真が左遷されたところ。この三光門(中門)(重要文化財)をくぐると社殿(国宝)がある。

COOLPIX P90
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/192秒 ASA64 ) 露出補正 -0.3段
北野天満宮:クリックすると大きな写真になります
10.大福梅の土用干し
北野天満宮では、7月中旬から8月下旬にかけて、6月中旬に境内で採取し、樽に塩漬された梅の実を樽から取り出し、すのこの上にむしろを敷き、その上に並べて約4週間かけてカラカラになるまで干し上げる。干し上がった梅の実は、再び塩をまぶして樽に11月下旬まで貯蔵する。土用干しの期間境内全域に甘酸っぱい梅の香りが広がる。(北野天満宮ホームページより) 後は社殿。

COOLPIX P90
プログラムオートで撮影 ( F4 1/150秒 ASA64 ) 露出補正 -0.3段
大福梅の土用干し:クリックすると大きな写真になります
11.哲学の道
北野天満宮を正面から出て、そろそろ京都駅に戻り、昼飯でも食おうとバス停に行くと、京都駅行きより先に銀閣寺行きのバスが来た。時間は2時少し前、「えーい、行っちまえ」とそのバスの乗り込んだ。バスは西へ向って30分近く走っただろうか。ようやく銀閣寺道に着いた。そこから銀閣寺へ向け歩き始める。川沿いに「哲学の道」が現れた。哲学者の西田幾多郎が思策に耽りながら歩いたという逸話から名前が付けられたという。

COOLPIX P90
プログラムオートで撮影 ( F3.2 1/82秒 ASA64 ) 露出補正 -0.3段
哲学の道:クリックすると大きな写真になります
12.修復中の銀閣寺
銀閣寺は俗称で、正しくは東山慈照寺といい、その観音殿を銀閣という。建立は1482年室町幕府8代将軍足利義政。銀閣は改修中であった。内部の改装とともに耐震工事が行われている。内部の改修は100年~150年に一度といわれ、約2年がかりで平成22年2月完成予定とのこと。「なんだ改修中か」と思ったが、貴重なものを見たと思い直した。写真が霞がかかったように見えるが、レンズが曇ったのに気が付かなかった。汗が飛んだのだろうか。

COOLPIX P90
プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/100秒 ASA64 ) 露出補正 -0.3段
修復中の銀閣寺:クリックすると大きな写真になります
13.銀閣
銀閣の二層部分。一層は心空殿といい書院風、二層は潮音閣といい、唐様仏殿の様式。閣上にある金銅の鳳凰は東面し、観音菩薩を祀る銀閣を絶えず守り続けているという。

COOLPIX P90
プログラムオートで撮影 ( F5 1/187秒 ASA64 ) 露出補正 -0.3段
銀閣:クリックすると大きな写真になります
14.「はるか」
銀閣からタクシーで京都駅に戻り、預けておいた荷物を受け取り、駅ビルで、生ビール片手に遅い昼飯を取った。関空アクセスとして、京都駅の30番線から出る16時15分発特急「はるか」の自由席に乗り込む。発車間際になると混んで来た。しかし、大部分の乗客は、天王寺で降りてしまった。

COOLPIX P90
プログラムオートで撮影 ( F5 1/100秒 ASA64 ) 露出補正 -0.3段
「はるか」:クリックすると大きな写真になります
15.関空
一度関空へ行ってみたかった。7月のはじめにハチ高原へ行った帰りに、関空から帰ろうと思ったが、時間を考えてやめてしまった。立派な施設であるが、ガランとした感じが気になった。レストランも客がほとんど入っていない。夏休みでお盆、多客期であろうに。

COOLPIX P90
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/20秒 ASA64 ) 露出補正 -0.3段
関空:クリックすると大きな写真になります
16.関西国際空港連絡橋
午後7時20分前。暮れかかる空港と連絡橋が見える。乗り込んだ飛行機はMD81で、予約した時には埋っていた窓側と真ん中の席に客はなく、3列シートを独り占めした。

COOLPIX P90
プログラムオートで撮影 ( F5 1/8秒 ASA64 ) 露出補正 -0.3段
関西国際空港連絡橋:クリックすると大きな写真になります

2008年12月 2日

紅葉の京都

 11月27日の夜、東京を出発し、夜中の東名、名神を走り、まだ、薄暗い朝6時に京都嵐山に着いた。バスの車中でも結構寝られるものである。嵐山、栂尾、槙尾、高雄と京都の紅葉を楽しんできた。少し遅いかなと思ったが、それでも京都の紅い紅葉はとても綺麗だった。
1.桂川から昇る朝日
早朝の嵐山で1時間半ほどの自由散策時間があった。とりあえず渡月橋のほうへ歩いて行ったが、そこで人力車のお兄さんに声をかけられた。1時間コースで乗ってみることにした。天龍寺、野宮神社、釈迦堂、嵯峨野の竹林、落柿舎などをめぐり、7時20分に桂川に戻ってきたら、渡月橋の向こうから朝日が昇って来ていた。

Nikon D300  NIKKOR 18-200mm 
プログラムオートで撮影  ( F11 1/500秒 ASA400 )
アクティブD-ライティング(標準)
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2.嵐山渡月橋
7時45分、渡月橋が朝日を浴びる。落葉もあるが、山はまだまだ美しい。コンデジで手前の落ち葉から、渡月橋やその向こうの紅葉の山までまあまあシャープに撮れた。

Canon PowerShot A640
プログラムオートで撮影  ( F4 1/125秒 )
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3.天龍寺
渡月橋の近くにある天龍寺の境内はもみじが美しい。真っ赤なもみじが陽の光を浴びて輝いている。

Canon PowerShot A640
プログラムオートで撮影  ( F3.5 1/60秒 )
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4.栂尾高山寺
嵐山から、嵐山・高雄パークウェイを上って、小1時間で高山寺に着いた。この寺は「鳥獣戯画」で有名である。ただ、ここにあるのはその「写し」であり、本物は東京国立博物館、京都国立博物館に寄託されている。

Canon PowerShot A640
プログラムオートで撮影  ( F3.5 1/125秒 )
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5.槙尾西明寺
高山寺から歩いて10分くらいのところに西明寺はある。ここも真言宗の名刹である。現在の本堂は1700年に将軍徳川綱吉の生母、桂昌院の寄進により再建された。

Nikon D300  NIKKOR 18-200mm 
プログラムオートで撮影  ( F5.5 1/125秒 ASA400 )
 アクティブD-ライティング(標準)
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6.高雄神護寺
高雄、槙尾、栂尾を三尾という。西明寺から徒歩15分、神護寺は高野山真言宗の寺で、密教美術の宝庫として知られる古刹である。金堂にたどり着くまでの石段は険しい。

Nikon D300  NIKKOR 18-200mm 
プログラムオートで撮影  ( F9 1/320秒 ASA400 )
アクティブD-ライティング(標準)
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7.神護寺参道の茶店
神護寺参道の登りはきついが、最初の石段が終わるあたりに京都らしい茶店があった。土曜日の昼時なのにあまり人がいないなと思った。帰路、ビールとおでんをここで食べて、駐車場に戻った。また、東京まで8時間のバスの旅が始まる。浜名湖サービスエリアに着いたとき(午後5時45分)はもう真っ暗だった。

Nikon D300  NIKKOR 18-200mm
プログラムオートで撮影  ( F7.1 1/200秒 ASA400 )
アクティブD-ライティング(標準)
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