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2021年6月 2日

初夏の日影沢 5月26日

ここ数年、成果を得らないでいる小仏日影沢へ行って見ようと思い立った。例年と比べると時期的には10日ほど遅い。また、日影沢林道の環境も変わってしまっていて、沢沿いに白い花を咲かせていたミツバウツギは、林道の護岸工事のためか、無くなってしまっている。ミツバウツギの花には、アオバセセリや、ミヤマカラスアゲハ、オナガアゲハが良く吸蜜に来ていたのだが。
 この日は、久しぶりにサカハチチョウを撮りたかった。また、スミナガシやクモガタヒョウモン、ミスジチョウに会いたいと思っていた。だが撮影できたのは、ミスジチョウだけで、サカハチチョウ、スミナガシやクモガタヒョウモンには遭遇しなかった。
 7時半にマイカーで自宅を出て、8時半過ぎに日影沢林道に着いた。小仏峠へ向かう旧甲州街道の浅川国際マス釣り場の先を左に入ると日影沢林道への入り口だ。入り口から日影沢キャンプ場までの間の林道わきのスペースに車を止めようとするが、すでに車がいっぱい入っている。結局、日影沢キャンプ場のすぐ手前に停めることになった。日影沢キャンプ場はコロナ対策で臨時休業になっていた。
 気温が上がる10時少し前まで、キャンプ場に待機し、現れるチョウを撮っていた。
 今年生まれのきれいなテングチョウが飛び始める。アオスジアゲハ、モンキアゲハ、ジャコウアゲハが飛んでいる。10時近くなるとミスジチョウが現れた。
 サカハチチョウを撮ろうと林道を進むが現れてくれない。やはり時期的に少し遅いのであろう。2kmほど林道を入ったが、成果はなかった。再び、キャンプ場へ戻る途中、アサギマダラが現れたくらいだった。
 11時半過ぎ、木下沢林道へ行って見ようと車で移動する。

1.ハルジオン(春紫苑)
ここのところ、ハルジオンとヒメジョオンとの違いが今一つ理解できず、勉強してみた。先ず、いい加減だったのは、正しくはヒメジョオン(姫女苑)というのをヒメシオンと思い込んでしまっていた。キャンプ場に咲くこの花を見て、葉の茎への付き方、舌状花が糸のように細いことなどから、ハルジオンと同定した。ここに咲くのはすべてハルジオンのようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 218mm ISO500 ) 露出補正 なし
001_210526003 X800 ハルジオン 日影沢 RX10M4.jpg
2.ミニチュア・ピンシャーと飼い主さん
キャンプ場にご夫人が愛犬を散歩に連れてこられた。私を見たその愛犬がリードを引っ張って突進するように走り寄り、足に飛びついてきた。見たことのない犬種だったので、その名を聞いてみたが、帰宅した時にはすっかり忘れてしまっていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 23mm ISO400 ) 露出補正 なし
002_210526010 X800 リクト君 日影沢 RX10M4.jpg
3.ミニチュア・ピンシャー リクト君(オス)
帰宅して、愛犬家のKさんに写真を送って犬種名を尋ねてみた。さすが、ミニチュア・ピンシャーという名が示された。ミニチュア・ピンシャーでネット検索をしてみたところ、大きさ、毛色、耳の形が一致し、また、小型犬だけどパワフル、といった記述もあり、飼い主さんを引っ張り、私に向かって突進してきた姿から見て、確信した。洋服を着せているので特徴的な胸の毛色が見えないが、想像はつく。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 20mm ISO100 ) 露出補正 なし
003_210526008 X800 リクト君 日影沢 RX10M4.jpg
4.テングチョウ♂
気温が上がってくると、まず、テングチョウが目についた。今年生まれの初々しい♂だ。  

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO125 ) 露出補正 なし
004_210526017 X800 ◎日影沢 RX10M4.jpg
5.ヒメキマダラセセリ
飛来したセセリチョウがやや離れたところの葉の上に止まった。私は視力が弱くなっているので、同定できない。撮った画像を見て、ヒメキマダラセセリと想定する。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO125 ) 露出補正 なし
005_210526018 X800 日影沢 RX10M4.jpg
6.アカボシゴマダラ 春型
キャンプ場の広場にアカボシゴマダラ♂が飛来した。地面に止まり、口吻を伸ばし水分補給、ミネラル補給か? 昨日は雨が降って、朝の地面は湿っていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
006_210526027 X800 ◎日影沢 RX10M4.jpg
7.ジャコウアゲハ♂
黒いアゲハはモンキアゲハ、オナガアゲハ、ジャコウアゲハが飛び回る。ジャコウアゲハ♂が葉の上に止まった。後翅が破損している。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO250 ) 露出補正 なし
007_210526031 X800 〇日影沢 RX10M4.jpg
8.ハルジオンに来たテングチョウ
茎に巻きつくような葉、下向きの蕾、細い舌状花などハルジオンの特徴があるその花にテングチョウ♂がきた。越冬した個体に比べると、オレンジ色が鮮やかだ。  

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 102mm ISO100 ) 露出補正 なし
008_210526038 X800 〇日影沢 RX10M4.jpg
9.コミスジ
比較的大きな個体だったのでミスジチョウかと思ったが、コミスジだった。 コミスジの方が時期的に早く発生する。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
009_210526043 X800 コミスジ 日影沢 RX10M4.jpg
10.ミスジチョウ -1
今度はミスジチョウだった。コミスジより大型である。発生初期のようで新鮮な個体である。地面に止まり、口吻を伸ばして吸水する。撮り難い。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 143mm ISO100 ) 露出補正 なし
010_210526045 X800 ミスジチョウ 日影沢 RX10M4.jpg
11.ミスジチョウ -2
広角側でローアングルで撮ろうとするが、なかなか敏感で、近づくとサッと飛び立ってしまう。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 155mm ISO160 ) 露出補正 なし
011_210526050 X800 〇ミスジチョウ 日影沢 RX10M4.jpg
12.ミスジチョウ -3
追いかけまわしたためか、少し離れた葉の上に逃れて行った。葉と葉の間からフォーカスする。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 87mm ISO160 ) 露出補正 なし
012_210526052 X800 〇ミスジチョウ 日影沢 RX10M4.jpg
13.イトトンボの仲間 -1
沢筋にはイトトンボの仲間が多い。検索してみたが同定は難しい。トンボ目のイトトンボ亜科には、イトトンボ科、カワトンボ科など7つの科がある。イトトンボと言った場合、イトトンボ科だけではなくカワトンボ科など、イトトンボ亜科の種を指すようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 172mm ISO250 ) 露出補正 なし
013_210526055 X800 〇日影沢 RX10M4.jpg
14.イトトンボの仲間 ー2
翅の先端に2点の小さな紅色の紋がある。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 196mm ISO2000 ) 露出補正 なし
014_210526064 X800 〇日影沢 RX10M4.jpg
15.イトトンボの仲間 ー3
翅が褐色である。これはニホンカワトンボの♂か?

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO250 ) 露出補正 なし
015_210526105 X800 〇日影沢 RX10M4.jpg
16.イチモンジチョウ
サカハチチョウかと思ったが、イチモンジチョウだった。そう思ってしまうほど小さな個体だった。羽化したてのようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 218mm ISO160 ) 露出補正 なし
016_210526062 X800 〇日影沢 RX10M4.jpg
17.アサギマダラ♀ -1
山側の茂みからアサギマダラがスーッと飛来して近く草の葉に止まった。水分を補給しているようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 217mm ISO500 ) 露出補正 なし
017_210526075 X800 〇日影沢 RX10M4.jpg
18.アサギマダラ♀ -2 開翅
開翅したところを見ると、♂にある後翅の肛角部の黒い性標がない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 217mm ISO400 ) 露出補正 なし
018_210526077 X800 ◎日影沢 RX10M4.jpg
19.アサギマダラ♀ -3
少し近寄って望遠側で撮った。背景がボケている。アサギマダラのような大型のチョウは扱いやすい。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 218mm ISO640 ) 露出補正 なし
019_210526089 X800 ◎日影沢 RX10M4.jpg
20.アサギマダラ♀ -4
さらに近づいて、今度は広角側で撮った。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/500秒 9mm ISO250 ) 露出補正 なし
020_210526091 X800 ◎日影沢 RX10M4.jpg
21.クロヒカゲ♀
崩れた、近づけない荒地に止まっていた。クロヒカゲは良く似たヒカゲチョウより、時期的に早く発生する。すでに破損している。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 218mm ISO250 ) 露出補正 なし
021_210526110 X800 ◎クロヒカゲ 日影沢 RX10M4.jpg
22.ミスジチョウ -4
キャンプ場へ戻ってきた。キャンプ場の炊事場の傍でミスジチョウが地面に下りて吸水している。ローアングルで狙ったが背景が良くない。ミスジチョウは発生最盛期を迎えているようで、個体数も多いようだ。羽化直後は吸水行動を盛んに行う。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 46mm ISO320 ) 露出補正 なし
022_210526119 X800 ◎ミスジチョウ 日影沢 RX10M4.jpg
23.アサギマダラ -5
キャンプ場の広場にもアサギマダラが舞い降りてきた。アサギマダラまで地面に止まる。この個体も羽化直後なのだろうか吸水している。先ほどの個体とは前翅の斑紋が少し違っているので、別の個体と推察される。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO125 ) 露出補正 なし
023_210526127 X800 ◎日影沢 RX10M4.jpg


2017年5月27日

裏高尾と八王子城跡で撮ったチョウ 5月8日 

9時半前に日影沢林道の入り口に着いた。車を停めてさっそく歩き始める。天気は良くて、気温も上がってきた。一昨年に思いがけなくミスジチョウに会えたキャンプ場には、コミスジしかいない。もしかしてミスジチョウかと思って、凝視するがみんなコミスジだ。まだ、発生していないのだろう。テングチョウもいない。ハルジオンによく来ているアオスジアゲハもいない。
  ゆっくりした上り坂の林道を城山方面に進む。沢沿いに咲くミツバウツギに、アオバセセリや、オナガアゲハ、運が良ければミヤマカラスアゲハが集まっているのを楽しみにしていたが、ミツバウツギの花はまだ三分咲き程度で、チョウの姿はなかった。戻ってくるときにまたチャンスがあるだろうと思い、先に進む。サカハチチョウが元気に飛んでいる。
  1時間ほど林道を上がって、Uターンすることにした。戻りの道もサカハチチョウしか撮影できなかったが、途中、オナガアゲハとカラスアゲハが道で吸水をしていた。ここでの撮影のチャンスはこれだけだった。結局、アオバセセリにも会えなかった。
 一旦車に戻ったのは昼前だった。車の中で、サンドウィッチを食べ、次に中央本線の線路の向こう側の木下沢へ行ってみた。ここはネットを持った方が多かった。5~6名に会った。ウスバシロチョウがいたが、これも撮影できず。裏高尾は完敗に終わった。
 思いがかなえられず、最後に八王子城跡へ行ってみる。ここではミツバウツギの花に来ていたとても美麗なクロアゲハの♀の写真を撮ることができた。専属のモデルになってくれて、いろいろなポーズを撮らせてくれた。

;クリックすると大きな写真になります。 15.サカハチチョウ -1
サカハチチョウは多く飛んでいた。しかし、あまり良いところに止まってくれない。トリミングして画に入れたくないところを落とした。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
​​ プログラムオートで撮影 (​ ​f​6.3​​​​​​​​ 1/​250​秒 300mm ISO4​​00​​​​ ​)露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。 16.サカハチチョウ -2
サカハチチョウの裏面はとても繊細な模様だ。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影(​ ​f​6.3​​​​​​​​ 1/​640​秒 300mm ISO2​​00​​​​ ​)露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。 17.サカハチチョウ -3​​
新緑の葉に止まる。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
プログラムオートで撮影 (​ ​f​6.3​​​​​​​​ 1/​400​秒 300mm ISO2​​00​​​​ ​)露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。 18.サカハチチョウ -4
前の写真と同じシーンをP610で撮る。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f3.3 1/640秒 4mm ISO100​ ) ​ 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 19.コミスジ
コミスジにしては少し大きいかなと思って寄ってみたが、ミスジチョウではなかった。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影 (​ ​f​6.3​​​​​​​​ 1/​1000​秒 300mm ISO2​​00​​​​ ​)露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。 20.オナガアゲハ吸水 -1
前日は雨が降ったようで、林道はところどころ水が染み出ていた。日差しが強く、そこでオナガアゲハとカラスアゲハが吸水をしていた。あまり落ち着かないで、羽を打ちながら移動する。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影(​ ​f​6.3​​​​​​​​ 1/​640​秒 300mm ISO2​​00​​​​ ​)露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。 21.オナガアゲハ吸水 -2 開翅
羽化したての新鮮な個体だった。♂である。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影 (​ ​f​6.3​​​​​​​​ 1/​640​秒 300mm ISO2​​00​​​​ ​)露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。 22.カラスアゲハ吸水 -1  開翅​​
こんどはカラスアゲハに向かう。これも傷のないきれいな個体だった。♂だ。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
プログラムオートで撮影 (​ ​f​6.3​​​​​​​​ 1/​640​秒 300mm ISO2​​00​​​​ ​)露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。 23.カラスアゲハ吸水 -2
この水溜りのまわりから、しばらく離れそうもない。一旦、飛び立っても、再び戻ってきて吸水場所を探している。 

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影 (​ ​f​6.3​​​​​​​​ 1/​400​秒 300mm ISO2​​00​​​​ ​)露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。 24.オナガアゲハ吸水 -3
オナガアゲハもここの水たまりから離れないで、行ったり来たりしている。比較的近くで吸水をはじめた。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
​​ プログラムオートで撮影 (​ ​f​6.3​​​​​​​​ 1/​800​秒 300mm ISO2​​00​​​​ ​)露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。 25.オナガアゲハ吸水 -4
​​ 落ち着いて吸水しているので、近寄って撮る。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
​​ プログラムオートで撮影 (​ ​f​6.3​​​​​​​​ 1/​800​秒 220mm ISO2​​00​​​​ ​)露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。 26.オナガアゲハ吸水 -5
​​ P610広角で撮る。もっと林道を入れて撮りたかったが、左によるとチョウが縦になってしまってうまくない。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
​​ プログラムオートで撮影(​ ​f3.3 1/1000秒 4mm ISO100​ )​ 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 27.サカハチチョウ -5
​​ 同じところでサカハチチョウも吸水をする。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
​​ プログラムオートで撮影(​ ​f3.3 1/800秒 4mm ISO100​ )露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 28.サカハチチョウ -6
​​ 八王子城跡へ移動した。ミツバウツギの花にサカハチチョウが来ていた。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
​​ プログラムオートで撮影 (​ ​f​6.3​​​​​​​​ 1/​250​秒 300mm ISO11​​00​​​​ ​)露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。 29.クロアゲハ♀ -1 ミツバウツギにて
​​ 午後3時に近くなった。この日は成果がなかったが、そろそろ帰ろうと駐車場へ歩き始める。その時、頭上にチョウの影を感じ、振り返ったところ、ミツバウツギの花にクロアゲハが飛んできて、吸蜜を始めている。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
​​ プログラムオートで撮影(​ ​f​6.3​​​​​​​​ 1/​250​秒 300mm ISO10​​00​​​​ ​)露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。 30.クロアゲハ♀ -2 ミツバウツギにて​​
​​ 花から花へ移動して、姿勢を変えて夢中で吸蜜を続けている。開いた翅を見ると黒条が目立つ前翅と、青藍色の鱗粉を散りばめ、外縁部の赤い紋が目立つ後翅が♀の特徴を示している。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
​​​​ プログラムオートで撮影 (​ ​f​6.3​​​​​​​​ 1/​250​秒 300mm ISO10​​00​​​​ ​)露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。 31.クロアゲハ♀ -3 ミツバウツギにて
​​​​ こんどは裏面を見せてくれた。無傷の美しい個体である。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
​​​​ プログラムオートで撮影 (​ ​f​6.3​​​​​​​​ 1/​250​秒 300mm ISO18​​00​​​​ ​)露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。 32.クロアゲハ♀ -4 ミツバウツギにて​​
​​​​ 次に表翅を見せてくれる。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
​​​​ プログラムオートで撮影 (​ ​f​6.3​​​​​​​​ 1/​250​秒 300mm ISO18​​00​​​​ ​)露出補正​ ​なし
クリックすると大きくなります。 33.クロアゲハ♀ -5 ミツバウツギにて
​​​​ 吸蜜中も翅を打ってホバリングをしているが、連写で撮っていると開翅した瞬間を切り取ることができた。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
​​​​ プログラムオートで撮影 (​ ​f​6.3​​​​​​​​ 1/​250​秒 300mm ISO16​​00​​​​ ​)露出補正​ ​なし
クリックすると大きくなります。 34.クロアゲハ♀ -6 ミツバウツギにて
​​​​ 専属モデルになってくれたこのクロアゲハ♀を夢中で撮影する。いろいろなポーズを見せてくれる。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
​​​​​​ プログラムオートで撮影 (​ ​f​6.3​​​​​​​​ 1/​250​秒 300mm ISO14​​00​​​​ ​)露出補正​ ​なし
クリックすると大きくなります。 35.クロアゲハ♀ -7 ミツバウツギにて
D5300に付けたSIGMA 18-300mm を300mmに伸ばして、上を向いて撮っているが、何とか1/250秒で止まっている。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影(​ ​f​6.3​​​​​​​​ 1/​250​秒 300mm ISO18​​00​​​​ ​)露出補正​ ​なし
クリックすると大きくなります。 36.クロアゲハ♀ -8 ミツバウツギにて
こんどはミツバウツギの花にぶら下がる。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影 (​ ​f​6.3​​​​​​​​ 1/​250​秒 300mm ISO25​​00​​​​ ​)露出補正​ ​なし
クリックすると大きくなります。 37.クロアゲハ♀ -9 ミツバウツギにて
羽ばたいて姿勢を上にあげ、口吻をミツバウツギの花に。まだ、吸蜜を続けている。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影 (​ ​f​6.3​​​​​​​​ 1/​250​秒 300mm ISO25​​00​​​​ ​)露出補正​ ​なし
クリックすると大きくなります。 38.クロアゲハ♀ -10 ミツバウツギにて
いろいろなポーズを撮らせてくれた専属もモデルも、ようやくミツバウツギの花を離れていった。時間にしてはせいぜい2分程度であるが、じっくり楽しませてくれた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影  (​ ​f5.6 1/​125​秒 143mm ISO10​​00​​​​ ​) 露出補正​ ​なし


2017年5月24日

裏高尾と八王子城跡 散策 5月8日

長かったゴールデン・ウィークから抜けた5月8日は快晴だった。連休が明けたらと計画していた裏高尾へ行く。朝はゆっくり8時ごろ出発した。圏央道を使うと、1時間少々で日影沢林道入口に到着することができる。特に駐車場はないが、林道の広くなったところに路駐だ。
  歩き始めると汗が出るほどの暑さだが、新緑の林道を歩くのはさわやかだ。林道は小仏城山へと続くが、年配の方々がトレッキングをされている。歩くのが目的の方、探鳥が目的の方、道端に咲く花々を観察して歩かれる人などと会ったが、チョウの写真を撮りに来ている人は見かけなかった。
  私のこの日の目的はアオバセセリだ。沢沿いに咲くミツバウツギの花に来ていないか、目を凝らして探すが、姿はない。ミツバウツギはまだ三分咲きというところか。アオバセセリもまだ発生していないのかもしれない。路傍の可憐な花を撮りながら、城山への途中まで行って戻ってきた。
 昼前になって、持参したサンドウィチを車の中で食べたあと、中央線のガードをくぐって、木下沢へ行ってみた。ここは、網を持った採集者が多く、5~6人の人たちと出会った。ここもウスバシロチョウが飛んでいたくらいだったが、そのウスバシロチョウも採集者のネットに納まってしまった。
 最後に八王子城跡に寄った。ここの方が蝶が多かった。いずれも撮影できなかったが、ウスバシロチョウが飛び、クモガタヒョウモンも元気に舞っていた。咲き始めたミツバウツギの花に来た生まれたてのクロアゲハの♀が、とてもきれいだった。
  午後3時半、帰路に着いたが、帰りは町田街道から16号線に出る一般道を走った。幸い渋滞はなく1時間半で自宅に着いた。

1.タツナミソウ 立浪草 -1
オカタツナミソウかもしれない。シソ科のタツナミソウ属には種類が多い。和名は"波立つような"ということから由来しているそうだ・・・なるほど。素晴らしいイマジネーションと思う。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(​ ​f3.3 1/125秒 4mm ISO900​ )露出補正 -0.3段
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2.タツナミソウ 立浪草 -2
SIGMA 18-300 を付けたD5300 で撮る。花の咲き方と模様が泡立つ波を連想させる。花言葉は「わたくしの命を捧げます」だそうだ。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影(​ ​f​6​​​​​​​​ 1/​250​秒 165mm ISO3​2​​00​​​​ ​)露出補正​ ​なし
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3.クサイチゴ 草苺 -1
クサイチゴの純白の花が咲いていた。イチゴと付くと食べられるかなと思ってしまうが、はたして食べられるのか否か?毒ではないが、食べた方の話によると美味ではないようだ。全草や果実を乾燥させたものは漢方の生薬として利用されるという。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影(​ ​f5.6​​​​​​​​ 1/​250​秒 52mm ISO10​​00​​​​ ​)露出補正​ ​なし
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4.クサイチゴ 草苺 -2​​
P610でも撮っておいた。こういうところに生えているという環境が判る。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels​​
プログラムオートで撮影 (​ ​f3.3 1/125秒 4mm ISO220​ ) ​ 露出補正 -0.3段
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5.八重桜​​
小仏城山に向け登って行って、そろそろ引き返そうかと思っていたころ、こんな花が咲いていた。遠くから見るとエゴノキかなと思ったが、近くへ行ってみると八重の桜だった。wikipediaによると、ヤエザクラとは八重になる桜の総称という。ヤマザクラやサトザクラから変化したものと言われている。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
プログラムオートで撮影(​ ​f6.3​​​​​​​​ 1/​250​秒 300mm ISO280 ​)露出補正​ ​なし
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6.日影沢林道
八重桜のところで引き返す。日影沢林道を下っていく。左側は沢が近くなってくる。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(​ ​f3.8 1/200秒 6mm ISO100​ ) 露出補正 -0.3段
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7.ムラサキケマン 紫華鬘
こんなきれいなムラサキケマンは初めて見た。wikipediaによれば、全草にプロトピンを含み有毒で、誤食すれば嘔吐・呼吸麻痺・心臓麻痺などを引き起こすという。 ウスバシロチョウの幼虫の食草であり、このためウスバシロチョウも有毒となる。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影 (​ ​f6.3​​​​​​​​ 1/​800​秒 280mm ISO200 ​)露出補正​ ​なし
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8.シャガ 射干、著莪、胡蝶花
シャガは中国原産で、かなり古くに日本に入ってきた帰化植物だそうだ。色鮮やかな花だが、あまり好きではない。チョウもめったに寄ってこない。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(​ ​f3.3 1/125秒 4mm ISO360 )露出補正 -0.3段
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9.ミツバウツギ 三葉空木
写真のように葉が3枚、複葉で出てくるのでこの名がある。花は完全には開かない。しかし、チョウたちが好きな花だ。開花のころ、アオバセセリ、オナガアゲハ、カラスアゲハ、ミヤマカラスアゲハ、クロアゲハ、サカハチチョウ、コミスジ、キタキチョウ、などが吸蜜している。茎はウツギと同様に中空となる。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(​ ​f5.2 1/320秒 30mm ISO100 )露出補正 -0.3段
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10.ヤブデマリ 藪手毬
長池公園で見たヤブデマリのようだ。、カンボクかとも思ったが、葉の形がヤブデマリのようである。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(​ ​f5.5 1/125秒 45mm ISO560 )露出補正 -0.3段
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11.コハコベ 小繁縷
小さな可憐な花が咲いていた。 wikipediaによれば、日本では春の七草の一つとして古くから親しまれており、葉野菜として食用にされる。また家畜として飼われているニワトリの餌となることもある。ただし畑地では、他の穀物の成長を妨げる雑草として扱われ、オオムギの生産量を最大80%減少させることもあるとされる。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影 (​ ​f6.3​​​​​​​​ 1/​500​秒 280mm ISO200 ​)露出補正​ ​なし
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12.セリバヒエンソウ 芹葉飛燕草 
小石川植物園や武蔵嵐山でもツマキチョウが吸蜜に来ていた花だ。中国から明治時代に観賞用に渡来したとされる外来種だそうだ。強い毒性があるという。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影 (​ ​f6.3​​​​​​​​ 1/​450​秒 300mm ISO200 ​)露出補正​ ​なし
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13.ホオジロ​​
八王子城跡に初めて見る野鳥がいた。その場では何という鳥かわからなかった。10m以上向こうで、地面にいる虫を啄んでいるのだろう。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels​​
プログラムオートで撮影(​ ​f5.6 1/125秒 197mm ISO200 )露出補正 -0.3段
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14.八王子城跡​​
想定復元された冠木門。八王子城跡の虎口への石段を上がるとこの門がある。石垣は落城したあと土に埋もれていたという。通路の幅の広さから立派な城であったことが偲ばれる。この門の向こうが御主殿である。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels​​
プログラムオートで撮影(​ ​f3.3 1/1250秒 4mm ISO100 )露出補正 -0.3段
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