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2021年2月24日

永谷天満宮 2月3日

環状2号線の横浜市営地下鉄 上永谷駅の近くに永谷天満宮という神社があることを知った。
 この日は久しぶりに舞岡公園へ出かけたが、午前中にそこから、車で15分くらいのところにある永谷天満宮に参拝することにした。ホームページを開いてみると、「日本三躰永谷天満宮」は菅原道真公の御自作の御神像をおまつりする由緒正しきお宮です。後略」と記されていた。
 日本三躰とはどういうことだろうかと興味があったので、wikipediaを検索してみると、日本三躰天神(にほんさんたいてんじん)とは、大宰府に左遷された菅原道真が自身を鏡に映して自ら彫ったと伝わる道真像3体を神体として安置する3つの天満宮の総称である。「躰」は「体」の異体字であるため、日本三体天神とも表記する。うち2体は菅原氏や道真と縁の深い寺院に安置されていたが、神仏分離に伴い移された。」とあり、道明寺の1体は大阪の道明寺天満宮へ、安楽寺の1体は福岡の太宰府天満宮へ移されたとある。 菅原道真が自身を鏡に映して自ら彫ったと伝わる道真像3体を神体として安置する3つの天満宮のうちのひとつが永谷天満宮である。  全国に約1万2千社あるという菅原道真を祭神とする天満宮の総本社は京都の北野天満宮と、福岡の太宰府天満宮であるが、ともに参拝経験がある。
 本殿にお参りして、その後ろにある小高い天神山を一回りしてきた。ウメが咲き、カンザクラも咲き、メジロもいた。

 恥ずかしながら、舞岡公園でシジュウカラを撮るときに-1.0段、露出補正をしたが、設定を元に戻すのを怠り、永谷天満宮ではすべ-1.0段露出補正のままで撮ってしまった。Adobe Photoshop Elements 2018 で調整している。

1.曹洞宗天神山 貞昌院
天満宮を象徴する牛の像があり、そのわきに「曹洞宗天神山 貞昌院」という石柱が立っていたので「おや」と思った。wikipediaで調べてみると、貞昌院の前身は、天性院と称した天台宗の宿坊であり、上之坊、下之坊という二坊があったが、足利時代に廃絶されたと伝えられる。下之坊には菅原道真五男で菅秀才と呼ばれた菅原淳茂が流罪となり配流されてこの地に起居しており、道真自刻の尊像を奉祀して朝夕崇拝したのが、永谷天満宮の始まりであるとする伝説が残る。貞昌院は永谷天満宮の別当となり、 当時は永谷天満宮と山を挟んだ位置関係にあったが、文化14年(1817年)に、現在の場所に移転した。道真像(神像)は長らく同寺に保存され、祭事や出開帳の際に神社に動座(移す)されていた。近年は丑年の天満宮例大祭の際にのみ天満宮へ動座されていたが、2009年に神体を保管する施設が完成したことにより、以降は天満宮に安置されることとなったという。写真の右手の建物が 貞昌院のようだが気が付かなかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/500秒 9mm ISO160 ) 露出補正 -1.0段
001_210203002 X800 永谷天満宮 RX10M4.jpg
  2.永谷天満宮 参道
写真の左側にある小さな駐車場に車を停めて、石段を上がると、参道に出る。鳥居がある参道の入り口は後ろだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 15mm ISO200 ) 露出補正 -1.0段
002_210203072 X800 永谷天満宮 RX10M4.jpg
3.本殿の石段
本堂は小高いところにある。初詣はにぎわうようだ。永谷天満宮は、明応2年(1493年)藤原乗国が永谷に居城し、霊夢をから社殿を造営し、御神像を安置してから500余年が経とうとしている。その間、宅間伊織之介、藤原綱頼の修造や藤原規富の改築があったが、享和3年正月不慮の火災により焼失した。貞昌院第十六世徹玄岷州が再建を志したが即世し、嗣僧大輝がその志を継承し文化2年落成、その後、関東大震災では本殿、覆殿、幣殿等倒壊し大被害を蒙り、資材欠乏の時であったが氏子の熱意により下賜材等を得て修復した。そして、昭和62年、氏子崇敬者の奉賛もあり(菅原道真?)の薨後1088年並びに平成即位の記念事業として現在の社殿が完成。現在では例祭をはじめとした各祭事、御祈祷を執り行っているといったことが記されている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 30mm ISO320 ) 露出補正 -1.0段
003_210203005 X800 永谷天満宮 RX10M4.jpg
4.永谷天満宮 本殿
左側に「おまいりのしかた」の絵札が立てられている。いつも思うのだが、拍手を打つのもいい音を出すのはなかなか難しい。神様がおられる本殿を正面から撮るのはご法度であるので、斜め横から失礼した。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 19mm ISO2000 ) 露出補正 -1.0段
004_210203054 永谷天満宮 X800 RX10M4.jpg
5.本殿と永谷菅廟碑
本殿に向かって左の方へ歩いてみる。石碑がある。漢文なのだろうか漢字がびっしりと並んでいて、何が書いてあるのか私には解らない。この石碑は永谷菅廟碑と言い、明治35年3月25日に建立されている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.4 1/500秒 9mm ISO250 ) 露出補正 -1.0段
005_210203011 X800 永谷天満宮 RX10M4.jpg
6.天神山へ  菅廟碑
菅廟碑の先に右の方へ上る道があったので行って見ると、小高い丘の上に出た。ここが天神山なのだろう。この石碑は管秀塚という。菅原道真が筑紫の太宰府に左遷されるや、子息たちも全国各地に配流されたが、五男の菅秀才淳茂は、相模国永谷郷の下之坊(現在の貞昌院の前身)に居を構え、朝夕に天神山の山頂に立ち、遥か西方の太宰府に居る父を思慕したとある。その場所が菅秀塚で、自身の遺髪を納めたとも伝えられているそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 13mm ISO125 ) 露出補正 -1.0段
006_210203013 X800 永谷天満宮 RX10M4.jpg
7.天神山 浅間神社
天満宮は「天神」、「天神さま」「天神さん」とも呼ばれる。天神山山頂には浅間神社という小さな石の社とその倍以上の高さがある石灯篭が立っていた。祭神は木花之佐久夜毘売(コノハナサクヤビメ)で、家庭円満、子授け、安産、縁結びの神と言われる。ホームページの境内案内図には浅間社と書かれている。末社のひとつなのだろうか。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 17mm ISO100 ) 露出補正 -1.0段
007_210203020 X800 永谷天満宮 RX10M4.jpg
8.横浜市営地下鉄
山頂には、前の写真の浅間神社の向こうに見える高い金網のフェンスがあり、そこから下を見ると、家並みとともに横浜市営地下鉄の上永谷駅と下永谷、舞岡方面への線路が見えた。 金網の枠が小さく、その枠が映り込んでしまった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/1000秒 172mm ISO100 ) 露出補正 -1.0段
008_210203019 X800 永谷天満宮 RX10M4.jpg
9.天神山 八重寒紅
早咲きの紅梅「八重寒紅」が咲いていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f11 1/500秒 42mm ISO200 ) 露出補正 -1.0段
009_210203022 X800 永谷天満宮 RX10M4.jpg
10.白梅
天神山は永谷天満宮の裏山である。早咲きの白梅も咲いていた。代表的な早咲きのの白梅の品種である「冬至」に似ているが確信はない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f11 1/500秒 41mm ISO400 ) 露出補正 -1.0段
010_210203024 X800 永谷天満宮 RX10M4.jpg
11.ニホンスイセン
登ってきたのは本殿の左側( 菅廟碑 があるほう)からだったが、本殿の右側(北西)へ下りる道を下る。石段が造られていて、こちらの方がメインの登り口かと思う。その道にニホンスイセンの花が植えられていて、きれいに咲いていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 9mm ISO100 ) 露出補正 -1.0段
011_210203026 X800 永谷天満宮 RX10M4.jpg
12.サクラにメジロ
早咲きのサクラの木があり、咲き始めていた。早咲きのサクラにもいろいろ種類があるが、これはカンヒザクラとヤマザクラの交雑種であるカンザクラのようだ。花にメジロが飛んできた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 168mm ISO200 ) 露出補正 -1.0段
012_210203029 X800 永谷天満宮 RX10M4.jpg
13.メジロ
メジロは雌雄同色で♂♀が区別できない。冬季には若い個体が群れで行動することが多いという。この個体も群れではいなかったが、まだ、身体が小さいように思えた。普段は「チー」や「チュー」などと鳴き、「チィチョチューチィ」などとさえずり、「長兵衛、中兵衛、長忠兵衛」と聞こえるということを聞いたことがある。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 168mm ISO100 ) 露出補正 -1.0段
013_210203034m X800 〇永谷天満宮 RX10M4.jpg
14.カンザクラ
カンザクラは小さな木が1本しかなったが、全体としてはまだ、三分咲きというところだった。日がよく当たる枝では良く咲いている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 30mm ISO100 ) 露出補正 -1.0段
014_210203044 X800 永谷天満宮 RX10M4.jpg
15.天神山入り口(表門?)
登るときは反対側から上がり、頂上から一回りしてここへ下りてきた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/1500秒 14mm ISO400 ) 露出補正 -1.0段
015_210203051 X800 永谷天満宮 RX10M4.jpg
16.梅の古木
本殿の石段を下りて、狛犬があるところまで来ると、梅の古木があり、花も咲いていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1500秒 56mm ISO320 ) 露出補正 -1.0段
016_210203060 X800 永谷天満宮 RX10M4.jpg
17.梅の古木と本殿
本殿と石段を背景に梅の古木を撮った。もっと絞って撮ったほうが良かったと反省。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/1500秒 35mm ISO640 ) 露出補正 -1.0段
017_210203066 X800 永谷天満宮 RX10M4.jpg
18.ウメにメジロ
駐車場へ戻ろうと参道を下りて来ると、右手の一段高いところの境内の脇に植えられているウメの木に、メジロの姿が見えた。戻って撮る。2羽ほどいたが、そのうち1羽はシジュウカラだった。+補正して撮るべきところを-補正で撮ってしまっていて大失敗。またまた反省。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/1500秒 35mm ISO640 ) 露出補正 -1.0段
018_210203078 X800 〇永谷天満宮 RX10M4.jpg


2017年3月24日

河口湖へ1泊2日のドライブ旅行(4) 富士山北口本宮浅間神社 3月4日

「与 勇輝 館」で十分な時間をとって、布で創作されたノスタルジックな人形たちを鑑賞した。次は、富士山北口本宮浅間神社だ。
 今回は3っの浅間神社を巡ったが、富士山周辺に、また、全国にどれくらいの数の浅間神社があるのだろうか?wikipediaによれば、浅間神社とは、富士信仰に基づいて富士山を神格化した浅間大神(浅間神)、または浅間神を記紀神話に現れる木花咲耶姫命(このはなのさくやひめのみこと)とみなして祀る神社である。富士山は​​奈良時代末から火山活動が活発化し、​​​​​​​​​​火山神(浅間神)としての信仰(浅間信仰)として全国に広がったとされる。​そして、浅間神と木花咲耶姫命が同一視されたのには木花咲耶姫命の出産が関係している。中には木花咲耶姫命の父神・大山祇神や、姉神・磐長姫命を主祭神とするものもあり、それらを含めて全国に約1,300社の浅間信仰の神社がある。これらの神社は、富士山麓をはじめとしてその山容が眺められる地に多く所在するという。横浜にも浅間神社はある。
 2013年に「富士山と信仰・芸術の関連遺産群」として世界文化遺産への登録勧告があった浅間神社は、静岡県に6っと山梨県に3っ、計9っがあげられている。今回、私たちが参拝した富士山本宮浅間大社、富士御室浅間神社、北口本宮富士浅間神社のほか、静岡県の富士宮市にある山宮浅間神社、村山浅間神社、人穴浅間神社、裾野市の須山浅間神社、駿東郡小山町の富士浅間神社そして山梨県の都留郡富士河口湖町にある河口浅間神社がある。
 富士山北口本宮神社を参拝したのち、早めの昼食だったが「不動」という店でほうとうを食べた。

50.富士山北口本宮浅間神社 表参道
ここは、2013年1月5日「富士午後周遊日帰りバスツアー」で来たことがある。その時は、バスは138号線沿いにある駐車場に停められたので、この参道の奥に見える鳥居の所から参道を歩いた。しかし、今回は、そのまま境内近くの駐車場まで入ることができた。境内手前の大鳥居から138号線からの参道を見る。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f4.2 1/​250​秒 35mm ISO400​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
51.参道から見る大鳥居
​​ 大鳥居から随神門を見る。この大鳥居は日本最大の木造鳥居だそうだ。扁額には「三国第一山」と書かれている。この大きな鳥居は、江戸時代後期より60年に一度、大きな改修が行われてきたそうだ。前回は2014年にその大改修が行われた。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f4 1/​250​秒 20mm ISO200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
52.大鳥居
​​ 2014年の改修で、鳥居を支える8本の柱が取り替えられ、全体の色が塗り直された。4本の袖柱には、国産の桧が使われ、2本は東京のあきる野市より、残りの2本は埼玉県飯能市と島根県津和野町から調達されたとのこと。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f8 1/​250​秒 18mm ISO200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
53.随神門(山門)​​
市指定重要文化財になっている立派な山門だ。扁額には「富嶽」とある。北口本宮富士浅間神社のパンフレットによれば、享保18年(1733年)、江戸の富士講村上派を仕切る村上光清が、幣殿、拝殿、神楽殿、手水舎とともに随神門を造営したとある。 ​​

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f3.5 1/​250​秒 18mm ISO360​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
54.拝殿
随神門をくぐると、神楽殿があり、その先に立派な拝殿があった。北口本宮富士浅間神社のホームページによると、その由緒は「景行天皇40年(西暦110年)、日本武尊ご東征の折、足柄の坂本(相模国)より酒折宮(甲斐国)へ向かう途中で当地「大塚丘」にお立ち寄りになられ、そこから富士の神霊を親しく仰ぎ拝され「北方に美しく広がる裾野をもつ富士は、この地より拝すべし」と仰せになりました。そのお言葉に従い大塚丘に浅間大神と日本武尊をお祀りし、当社の創建となりました。」とある。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
プログラムオートで撮影  (​ ​f3.5 1/​250​秒 20mm ISO320​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
55.孫の結婚式?
拝殿の右側に、2本の桧が根本で1本になり、さらに頭上12mで再び、合着していることから「富士夫婦桧」と呼ばれている樹高33m、目通り幹囲(目の高さでの立ち木の幹の直径)7.6mの桧の大木がある。ここで挙式を済ませたと思われる2人が写真を撮られていたが、その傍で見守る、祖父母であろうかご高齢のご夫婦の姿が印象的だった。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
プログラムオートで撮影  (​ ​f6.3 1/​250​秒 50mm ISO200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
56.「富士夫婦桧」
前出の「富士夫婦桧」だ。根張りが著しく発達し、漏斗を伏せたような形になっていて、見上げると、枝は四方に良く伸びて見事である。県下で最大のヒノキの巨樹だそうだ。1992年9月1日に富士吉田市指定天然記念物に指定されている。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
プログラムオートで撮影  (​ ​f4 1/​250​秒 18mm ISO200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
57.「富士太郎杉」
拝殿へ向かって左には「富士太郎杉」という巨木がある。こちらは杉だ。樹高は45m、目通り幹囲8.2m、推定樹齢は300年以上とされ、1958年6月19日に山梨県指定天然記念物に指定されている。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
プログラムオートで撮影  (​ ​f5.6 1/​250​秒 18mm ISO200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
58.本殿
拝殿の脇から本殿の一部を撮らせていただいた。本殿は社記によれば元和元年(1615)に建立された。桁行1間、梁間2間、入母屋造、桧皮葺。桃山時代の装飾的技法の多様性を示すとともに、これが建築と一体をなしたすぐれた意匠を見せる顕著な遺構であるという。北口本宮冨士浅間神社本殿 附:棟札一枚 として 1953年3月31日に国指定重要文化財になっている。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
プログラムオートで撮影  (​ ​f4.8 1/​250​秒 50mm ISO3200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
59.東宮本殿
北口本宮浅間神社には本殿が3っある。拝殿に向かって左側の道を入っていくと、東宮本殿があった。貞応2年(1233年)北条義時造営ののち、永禄4年(1561)に武田信玄が再建したこの東宮本殿が現存する中では最も古く、一間社流造、檜皮葺屋根、室町・桃山様式で、明治40年、内務省にて国宝指定され、法改定により昭和25年に国指定重要文化財となっている。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
プログラムオートで撮影  (​ ​f5.6 1/​250​秒 22mm ISO200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
60.富士山登山道吉田口 と末社のお社
再び拝殿前に戻って、今度は拝殿の右側へ行く。末社が並んでいた。写真の左手奥の鳥居の先から続く登山道の前に並んでいるのは、日之御子社、池鯉鮒社、倭四柱社、日枝社、日隆社、愛宕社、天津神社、国津神社、天満社だ。他にも境内には多くの末社が祀られていて、表参道​​​​​​沿いに青麻社、稲荷社、八幡社。諏訪神社前に三殿社、三神社、風神社、下諏訪社、子安社。本殿後ろに恵毘寿社。東宮隣に神武天皇社。登山道の鳥居の先​​​に祖霊社が鎮座している。これはすごい。とても全部お参りできない。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
プログラムオートで撮影  (​ ​f9 1/​320​秒 18mm ISO200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし ​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​
;クリックすると大きな写真になります。
61.西宮本殿
西宮本殿は拝殿の奥にある現本殿の西に北面して建ち、もとは太神宮と称された。文禄3年(1594年)谷村城主浅野左衛門佐氏重が浅間神社本殿として造営し、元和元年(1615年)の浅間神社本殿再建のさい移築し西宮となった。1間社流造、桧皮葺。正面に1間の向拝を設ける。この本殿はかつては本社本殿の建物であり、比較的木割も大きく、堂々とした力強さをみせる。とくに全体に施された装飾意匠にすぐれ、桃山時代建築の特色をよく示しているという。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
プログラムオートで撮影  (​ ​f5 1/​250​秒 35mm ISO200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
62.拝殿と太郎杉、夫婦桧
舞殿の手前から拝殿を撮る。拝殿の左側に太郎杉、右側に夫婦桧が聳えるが、その手前にも綱をまかれた杉の大木があった。この杉には特に名前は付けられていないようだ。もう1本、本社殿の幣殿(舞殿との本殿の間)の脇に富士吉田市指定天然記念物の大スギがある。これは次朗杉というのだそうだ。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
プログラムオートで撮影  (​ ​f5.6 1/​250​秒 38mm ISO200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
63.大鳥居から参道を振り返る
11時半になった。そろそろ北口本宮をお暇しよう。随神門の段の上から大鳥居とその先にまっすぐ伸びた参道を眺めた。私は花粉症で目がかゆくなって仕方がない。ゴールデンウィークの前くらいまでは我慢しなくてはならないが、この杉並木の花粉のインパクトはどうなのだろうか?

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
プログラムオートで撮影  (​ ​f4.5 1/​250​秒 18mm ISO200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。