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2024年4月 5日

舞岡公園 春の訪れ 2024年3月13日 横浜市戸塚区

一昨年の12月にWeb上で開催された日本チョウ類保全協会の「企画展・チョウの写真展 チョウが消えていく」に、わたくしが舞岡公園で撮った写真「向日葵のモンキチョウ」を応募したところ、取り上げていただいた。そしてその年の暮れに、日本蝶類保全協会のWeb写真出展者及び会員との、写真の披露と忘年会がZOOMによるオンラインで開催され恐る恐る参加したが、そのときに舞岡で「写真展 生き物たち」を主催されている「舞岡深蝶団」のGさんとお話ができた。今年も3月にそのGさんから、「第9回 写真展 生き物たち」のご案内のはがきをいただいていた。
 3月13日にその「第9回 写真展 生き物たち」を見にいこうと舞岡公園に出かけた。駐車場からはいつも歩く舞岡公園の中を通って、横浜市営地下鉄の舞岡駅への道を行くと、会場である舞岡ふるさと村「虹の家」がある。  道々、舞岡公園の早春を撮っていったが、この日は暖かくキタテハが飛ぶ姿も見た。

000_240313062tm X700 ◎舞岡公園 アオジ RX10M4.jpg
瓜久保の家の入口近くにいたアオジ 2024年3月13日 横浜市戸塚区舞岡公園

001_240313001 X900 舞岡公園 ユズリハ RX10M4.jpg 1.ユズリハ(楪・交譲木・譲葉・杠)の新芽
駐車場からけやき広場を抜けて道路に架かる橋を渡って南門へと歩いていくと、新芽の葉柄が赤紫色をした、特徴のある3mほどの高さの木があった。PictureThisで検索するとユズリハという常緑樹だった。ユズリハという和名は、春に枝先に若葉が出たあと、前年の葉がそれに譲るように落葉することに由来するそうだ。赤紫色の新芽が目をひいた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 146mm ISO1250 )
002_240313006 X900 〇ヒイラギナンテン 舞岡公園 RX10M4.jpg 2.ヒイラギナンテン(柊南天)の花
葉がナンテンのように複葉で、ヒイラギのようなトゲがあることや、果実のつき方がナンテンに似ていることに由来する名前。だが、ヒイラギの仲間でもナンテンの仲間でもないそうだ。秋になると黒紫色に熟した白い粉を被った実をよく見かける。春はこんな黄色い花が咲くのだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 220mm ISO400 )
003_240313010 X900 〇舞岡公園 アセビ RX10M4.jpg 3.アセビ(馬酔木)の蕾
早春になると枝先に10 cmほどの房になった円錐花序を垂らす。写真は蕾でこれから白い壷状の花を多数咲かせる。この花はチョウの好きな花でもある。ギフチョウなども吸蜜に来るし、越冬したルリタテハもこの花でよく見かける。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.2 1/2000秒 18mm ISO320 )
004_240313013 X900 〇舞岡公園 トウレンゲツツジ RX10M4.jpg 4.これは何?
まっすぐ柄が伸びてその先に芽鱗のようなものが付いている。PictureThis で検索してみたが、検索するたびに違う種が出てくる。レンゲツツジ、アメリカテマリシモツケ、バッコヤナギ、ウマスギゴケなどが提示され、逆にそれらの画像を検索してみたが、マッチするものは現れなかった。次回、行ったときに成長した様を見てみたい。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f2.4 1/2000秒 9mm ISO400 )
005_240313015 X900 〇舞岡公園 アオキ RX10M4.jpg 5.アオキ(青木)の新芽
日本原産。もうすぐ褐色を帯びた紫色の花が咲く。関東以西の海岸近くにある樹林に多く自生するが、身近な雑木林にも見られる。最も日陰に強い植物として知られ、家の北側やビルの谷間など条件の悪い場所の植栽にも使われる。蕾や新芽は天ぷら、おひたしとして食用されるそうだ。冬の間ついている俵形の赤い果実が美しい。舞岡公園でもよくみられる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 39mm ISO400 )
006_240313018 X900 舞岡公園 サンシュユ  RX10M4.jpg 6.サンシュユ(山茱萸)
谷戸に1本の黄色い花が咲いている木があった。マンサクかなと思ったが、サンシュユであった。wikipediaによれば、サンシュユという和名は中国植物名「山茱萸」が音読みとなり、そのまま和名になっている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.5 1/2000秒 25mm ISO320 )
007_240313022 X900 〇舞岡公園 サンシュユ  RX10M4.jpg 7.サンシュユの花
日本名の別名ハルコガネバナ(春黄金花)は、早春、葉がつく前に木一面に黄色の花をつけることからついた呼び名で、日本植物学者の牧野富太郎さんが山茱萸に対する呼び名として提唱したものであるという。果実は10月中旬 - 11月に赤く熟し、グミの果実に似ている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 196mm ISO400 )
008_240313039 X900 ◎舞岡公園 ヤマシギ RX10M4.jpg 8.ヤマシギ(山鷸、山鴫) -1
きざはしの池の前で数人の方が三脚を立てて撮影されていた。一人の年配の女性に「何がいますか」と訊ねると、「ヤマシギです」と指でその方向を教えて下さった。だが、見つけられない。やっと見つけた。20mくらい先で、枯葉、枯草と保護色になって判り難かった。肉眼では判別できず、ズームを35㎜版相当600mにして、ファインダーでやっとヤマシギと判った。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 220mm ISO200 )
009_240313035tm X900 ◎舞岡公園 ヤマシギ RX10M4.jpg 9.ヤマシギ -2
長いくちばしを地面に入れて食餌を探しているようだ。土にくちばしを差しこんで、地中のミミズなどの小動物を捕食するという。トリミングした。wikipediaによれば、ヤマシギは狩猟鳥に指定されており、狩猟の対象種である。また食用としても好まれる。しかし、地域によっては、ヤマシギが希少種となっているところもあり、狩猟鳥指定には批判的な声もあるそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 220mm ISO500 )
010_240313044 X900 〇舞岡公園 ユキヤマギ RX10M4.jpg 10.ユキヤナギ(雪柳)
和名の由来は見ての通りだ。ヤナギのようにしだれる枝に白い小さな花が咲き乱れる様子を雪に見立てて「雪柳」の名がついた。小枝全体に群がるように咲いていく一つ一つの白い花が可愛い。今春は咲くのが少し遅いのではないかと思っていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f2.5 1/2000秒 9mm ISO100 )
011_240313051 X900 ◎舞岡公園 アオジ RX10M4.jpg 11.アオジ(青鵐、蒿鵐、蒿雀) -1
瓜久保の家の門を入ろうとしたところでバサバサという音がしてスズメが飛び出した。少し飛んですぐまた、地面に止まった。スズメかと思ったのはアオジだった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 220mm ISO1250 )
012_240313058 X900 ▲舞岡公園 アオジ 捕食 RX10M4.jpg 12.アオジ -2
和名のアオは緑も含めた古い意味での青の意だそうで♂の色彩に由来するという。青には見えないが腹の黄色が緑に見える。この個体は嘴の下が黒いので♂のようだ。地面で何かを見つけて咥えたようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 220mm ISO3200 )
013_240313069t X900 ◎舞岡公園 アオジ カラタチ RX10M4.jpg 13.アオジ -3
2mくらいのところまで近づいてきたが、飛び立ってカラタチの枝に止まった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 220mm ISO640 )
014_240313073 X900 〇舞岡公園 ミツマタ RX10M4.jpg 14.ミツマタ(三椏)
瓜久保の家の縁側に座って一休みしたのち、「第9回 写真展 生き物たち」の会場の「虹の家」へ向かった。「舞岡町小川アメニティ」を歩いていく。途中、ミツマタの黄色い花が咲いていた。この時期はサンシュユ、マンサクなど黄色い花が多いように思う。ChatGPTに聞いてみたところ、1.花粉媒介者への誘引: 特に春は、花粉媒介者(虫や鳥)が活発になる時期であり、黄色い花は彼らを誘引しやすい色彩を持っているとされている。2.視認性の向上: 春にはまだ新緑が生い茂っていないため、木々の花が目立つようにする必要があり、黄色い花は、背景との対比がはっきりして目立ちやすい色である。3.温暖化と適応: 温暖化の進行により、春の気温が上昇し、黄色い花の植物が増えた可能性も考えられる。といったことが可能性として挙げられた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 58mm ISO200 )
015_240313075 X900 〇舞岡公園 オウバイソケイ RX10M4.jpg 15.オウバイソケイ(黄梅素馨)
また、黄色い花が咲いていた。PictureThisの解説によれば、英名は「ジャパニーズジャスミン」であるが中国原産で、ジャスミンのような香りはない。日本には明治時代に渡来した。別名をウンナンソケイという。オウバイに似ている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 220mm ISO500 )
016_240313078 X900 〇舞岡公園 サクラ RX10M4.jpg 16.早咲きの桜
民家の庭にほぼ満開の桜が咲いていた。何という品種の桜かわからない。またまたChatGPTで「淡いピンクの小さな花を咲かせ3月中旬ごろに満開になる早咲きの桜の品種を教えてください」と聞いてみたところ、「そのような特徴を持つ早咲きの桜の品種として、「乙女桜(おとめざくら)」があります。乙女桜は、淡いピンク色の小さな花を持ち、通常、3月中旬に満開になります。この品種は、日本の桜の中でも比較的早咲きであり、華やかな花を楽しむことができます。」という回答があった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 218mm ISO320 )
017_240313081 X900 〇舞岡公園 ヤブツバキ RX10M4.jpg 17.八重咲のヤブツバキ
あまり見たことのないまっかな二重のヤブツバキが咲いていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 94mm ISO640 )
018_240313083 X900 〇舞岡公園 サラサモクレン RX10M4.jpg 18.サラサモクレン?の蕾
PictureThisで検索するとサラサモクレンと出てきた。サラサモクレン(更紗木蓮)は、シモクレンとハクモクレンの交雑種で、紫が薄まり、外がピンクで内側が白といった可愛らしいカラーリングのモクレンという。私にはこの蕾を見て調べてみてもサラサモクレンかハクモクレンかは判らなかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 155mm ISO200 )
019_240313150 X900 舞岡公園 舞岡深蝶団 G7X.jpg 19.「第9回 写真展 生き物たち」 -1
 瓜久保の家から花の写真を撮りながら20分ほど歩いて「第9回 写真展 生き物たち」の会場である。「虹の家」に着いた。Gさんが会場に詰めておられ、1年ぶりに再会しお話をした。Gさんは、日本自然科学写真協会(SSP)会員で2019年にSSP大賞を受賞されている。今回出展されていた「チョウゲンボウに睨まれた」と題された写真が素晴らしかった。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO500 )
020_240313129t X900 舞岡公園 舞岡深蝶団 G7X.jpg 20.「第9回 写真展 生き物たち」 -2
蝶の写真では、T.Y. さんが出展されていた一連の OlympusのOMシリーズのプロキャプター機能で撮影されたと思われる連続・合成写真に見入ってしまった。私もこんな写真を撮ってみたい。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO800 )
021_240313102 X900 〇舞岡公園 カルガモ RX10M4.jpg 21.かっぱ池のカルガモ
前回は電車とバスを利用して来たので、帰りは「虹の家」からは横浜市営地下鉄の舞岡駅へ歩いたが、この日はマイカーで来ていたので、駐車場まで戻らなくてはならない。途中、何か野鳥はいないかと瓜久保のかっぱ池まで行ってみた。特に成果はなかったが、カルガモが池で風を凌いでいた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 51mm ISO1000 )
022_240313109 X900 〇舞岡公園 金子家のひな人形 RX10M4.jpg 22.旧金子家のひな壇
古民家まで戻ってきた。金子家の母屋には、ひな壇がまだ残されていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/100秒 48mm ISO3200 )
023_240313129 X900 〇舞岡公園 アオサギ RX10M4.jpg 23.田んぼのアオサギ
田んぼに向けて三脚を立てカメラを向けている方がいた。田んぼの向こう側なので距離はあったが、アオサギは大きい。田んぼの水に姿を落としていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 180mm ISO400 )

2023年3月24日

舞岡公園「写真展 生き物たち」/ コジュケイに驚く 2023年3月8日

3月に入ってJPS昆虫切手研究会のSさんからメールをいただき、3月4日から12日まで、第8回「写真展 生き物たち」が舞岡ふるさと村「虹の家」で開催されていることを知った。昨年12月にWeb上で開催された日本チョウ類保全協会の「企画展・チョウの写真展 チョウが消えていく」に、わたくしが昨年7月に舞岡公園で撮った写真「向日葵のモンキチョウ」を応募したところ、掲載されることになった。そして、12月25日に日本蝶類保全協会のWeb写真出展者及び会員との、写真の披露と忘年会がZOONによるオンラインで開催された。恐る恐る参加したが、その際、舞岡での「写真展 生き物たち」を主催されている「舞岡深蝶団」のGさんとお話ができた。そんなことがあって、今回の「写真展 生き物たち」に足を運びたいと思ったのだ。
 舞岡公園へ年数回行くようになって、かれこれ20年になるが、マイカー以外で行ったことがない。そろそろ運転免許も返上しなくてはならないかなと自覚している。そこで今回は電車とバスを利用して行ってみた。横浜から根岸線で本郷台へ行き、そこからバスで小菅ヶ谷北公園まで乗って舞岡公園の南門から入った。マイカーで行くのとでは倍時間がかかる。
 南門を入って歩き出してしばらくすると、彼方で「チョットコイ」と鳴くのが聞こえた。すると、左側から「チョットコイ」という大きな声が聞こえて驚いた。遊歩道の藪の隙間からコジュケイが喉の奥まで見せて声を張り上げていた。そろそろ繁殖期なのだろう。
 途中、アオジもいた。かっぱ池では、何人かの方々がカメラを向けていた。「何がいますか?」と訊ねてみると「池の向こう側にカワセミがいます」と教えてくださった。ファインダーで捉えるのに少々時間がかかった。
 そこから、北門を出て、坂下口から、「虹の家」へ向かった。4年ぶりの開催という「第8回 写真展生き物たち」の会場に入ると、すぐ、Gさんにお会いすることができた。ピントの素晴らしくシャープな数々の作品を拝見した。Gさんは日本自然写真協会に2019年SSP大賞を受賞されておられる。また、「表裏ツーショット」という、翅表と裏面を見せる同じ種の蝶2頭の写真を10数葉出展されていたTさんともお話しできた。2棟のチョウをともにピントが合うように撮るのはなかなか難しいことはよく承知している。
 「虹の家」からの帰り道は、舞岡八幡宮にお参りした時間を除くと、横浜市営地下鉄の舞岡駅まで歩いて5分ほどだった。

000_230308036 X700 ◎舞岡公園 コジュケイ RX10M4.jpg
大きな声で鳴くコジュケイ 2023年3月8日 横浜市戸塚区 舞岡公園

001_23030809m X900 ◎舞岡公園 ミツマタ RX10M4.jpg 1.ミツマタ (三椏)
季節は移り変わっていく。ミツマタの花期は3 - 4月で三つ叉(また)に分かれた枝の先に黄色い花を咲かせる。花には花弁がなく、筒状で先端が4裂した萼筒がつき、外側に白い細かい毛が密生して、内側が黄色い。樹皮は繊維質が強く、和紙の原料、特に日本紙幣の原料として重要である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4 1/1600秒 118mm ISO160 ) 露出補正 なし
002_230308035 X900 ◎舞岡公園 アオジ RX10M4.jpg 2.アオジ(青鵐、蒿鵐、蒿雀)
遊歩道を歩いているとアオジがいた。アオジはここではおなじみの野鳥だ。ホオジロの仲間で、きれいな緑や黄色は、薄暗いところでは自然に溶け込み目立たない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4 1/1600秒 220mm ISO3200 ) 露出補正 なし
003_230308041 X900 ◎舞岡公園 コジュケイ RX10M4.jpg 3.コジュケイ(小綬鶏) -1
南門から入って水車小屋の方へあるくと、コジュケイの「チョットコイ」と鳴く声が聞こえてきた。少し離れているようだが、どこにいるのかなとみていると、突然、ごく近くで「チョットコイ」が聞こえた。ふと見ると、道端から2mほど入った藪の隙間にコジュケイの鳴く姿があった。もちろん別の個体である。急いでシャッターを切ったが、驚くほど大きな声だった。喉の奥まで見えるように口を開けて叫んでいる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4 1/1600秒 220mm ISO3200 ) 露出補正 なし
004_230308050 X900 ◎舞岡公園 コジュケイ ウィンク RX10M4.jpg 4.コジュケイ -2
コジュケイが口をつぐむ。wikipediaによれば、日本にはペットとして台湾種テッケイ(台湾語:tek-ke/竹雞)が移入された。狩猟用に基亜種が1919年に東京都や神奈川県で(1915年には既に脱走していたとされる、亜種テッケイが1933年に埼玉県や兵庫県で放鳥された。身体に似合わぬ大きな声で鳴き、それが「チョットコイ、チョットコイ」と聞こえることから、「警官鳥」と俗称されることがあった。日本では岩手県以南の太平洋沿岸、四国、九州などで繁殖しているという。「チョットコイ」という鳴き声は比較的よく聴くが、姿を見せることはなかなかないという。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4 1/1600秒 220mm ISO3200 ) 露出補正 なし
005_230308052tm X900 ◎舞岡公園 コジュケイ RX10M4.jpg 5.コジュケイ -3
コジュケイのオスは繁殖期になると「チョットコイ チョットコイ」と聞こえる大きな鳴き声を盛んに出すようになるという。コジュケイの繁殖期は4~6月だそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4 1/1600秒 220mm ISO3200 ) 露出補正 なし
006_230308057 X900 舞岡公園 コジュケイ 左向き RX10M4.jpg 6.コジュケイ -4
左を向いて右頬を見せた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4 1/1600秒 220mm ISO3200 ) 露出補正 なし
007_230308062 X900 〇舞岡公園 コジュケイ 右向き RX10M4.jpg 7.コジュケイ -5
右を向いて左頬を見せた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4 1/1600秒 220mm ISO3200 ) 露出補正 なし
008_230308076 X900 ◎舞岡公園 コジュケイ RX10M4.jpg 8.コジュケイ -6
もう1頭いるようだが、姿を見せない。コジュケイはキジの仲間で、大きさは28~33cmほど。ほとんど飛ばない。飛んでも長い距離は飛ばないようだ。しばらく粘ったがこれ以上藪から出てくることはなかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4 1/1600秒 220mm ISO3200 ) 露出補正 なし
009_230308084 X900 〇舞岡公園 サンシュウユ RX10M4.jpg 9.サンシュユ(山茱萸)が咲く谷戸
サンシュユは中国原産で、春先に葉が出る前に黄色い花を咲かせる。俳句の季語は春だ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.5 1/1600秒 24mm ISO250 ) 露出補正 なし
010_230308085 X900 ◎舞岡公園 サンシュウユ RX10M4.jpg 10.サンシュユ
難しい名前だが、サンシュユは 中国名「山茱萸」の音読み。日本に渡来したのは江戸中期だそうだ。「山茱萸」の 「茱萸」はグミのことで、 秋にはグミのような実がなる。 赤く熟し、食べられるらしい。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4 1/1600秒 220mm ISO320 ) 露出補正 なし
011_230308092 X900 ◎舞岡公園 RX10M4.jpg 11.古民家の葺き替え完了
ちょうどひと月前の2月8日にここに来たときは、小谷戸の里の納屋と母屋の茅葺屋根葺き替え工事が始められていたが、きれいに完了していた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f2.5 1/1600秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
012_230308102m X900 △舞岡公園 ミツマタ RX10M4.jpg 12.モンシロチョウ♂
良い写真ではないが、モンシロチョウが飛び始めていた。春の発生は例年3月中旬だが、今年は早いように思う。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4 1/1600秒 220mm ISO200 ) 露出補正 なし
013_230308108 X900 △舞岡公園 RX10M4.jpg 13.カワセミ(翡翠、翡翆、魚狗、川蟬)
 -1 かっぱ池を前にして何人かの方々が、カメラを構えていた。どこに何がいるのかわからない。時々をお会いする方もおられたので挨拶して「何がいるのですか?」と訊ねてみたところ、カワセミが池の向こう側にいると教えてくださった。どこにいるのか、なかなか見つけられなかったが、やっとファインダーで捉えることができた。カワセミは、川蝉、翡翠、魚狗、水狗、魚虎、魚師、鴗など、それを表す(読む)漢字が沢山ある。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4 1/1600秒 46mm ISO250 ) 露出補正 なし
014_230308112 X900 ◎舞岡公園 RX10M4.jpg 14.カワセミ -2
カワセミはずっと池を見ている。カワセミは肉食である。エサ(魚、昆虫)を探しているようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4 1/1600秒 220mm ISO250 ) 露出補正 なし
015_230308158tm X900 ◎舞岡公園 RX10M4.jpg 15.カワセミ -3
時々飛び立っては、水面を叩くようにくちばしを池に突っ込む。そしてまた、適当な水草の枯れた枝に陣を張る。水を叩く瞬間を撮りたかったが駄目だった。嘴の下側の色から♀のように見えた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4 1/1600秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
016_230308169 X900 〇舞岡町小川アメニティ ミツマタ RX10M4.jpg 16.舞岡町小川アメニティに咲くミツマタ
舞岡公園の北門を出て、坂下口のバス停へ出る。そこから左へ行くと横浜市営地下鉄の舞岡駅だが、道の左側にせせらぎが流れ、舞岡町小川アメニティと名付けられている。大きなミツマタの花が咲いていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4 1/1600秒 155mm ISO100 ) 露出補正 なし
017_230308176 X900 舞岡ふるさと村 虹の家 RX10M4.jpg 17.舞岡ふるさと村「虹の家」
しばらく歩くと、第8回「写真展 生き物たち」の会場である舞岡ふるさと村「虹の家」に着いた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.2 1/1600秒 14mm ISO400 ) 露出補正 なし
018_230308189 X900 舞岡ふるさと村 虹の家 RX10M4.jpg 18.第8回「写真展 生き物たち」 -1
中に入ると、野鳥、蝶、生き物たちの多くの作品が張られたパネルが5枚くらいあったろうか。GさんとTさんの説明を聞きながら、丹念に見させていただいた。どれも良い作品である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/500秒 12mm ISO800 ) 露出補正 なし
019_230308178 X900 舞岡ふるさと村 虹の家 RX10M4.jpg 19.第8回「写真展 生き物たち」 -2
Gさんの作品は「庭の野鳥たち」というタイトルの写真だった。シジュウカラの巣立ちや、メジロの写真の構図がとても良いと思った。チョウの写真もミズイロオナガシジミなど良い構図の作品があった。帰宅してGさんの「案山子」というブログも拝見したが、アップされている作品はいずれもシャープなピントで"高品質"である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/500秒 12mm ISO800 ) 露出補正 なし
020_230308183 X900 舞岡ふるさと村 虹の家 RX10M4.jpg 20.第8回「写真展 生き物たち」 -3
Tさんお写真は"表裏ツーショット"というタイトルで、全部で14種のチョウの表が見える個体と、裏が見える個体の2頭が1枚の構図の中に収まっている写真がそれぞれ1枚、計14枚あった。これはすごいと思った。2頭のチョウを両方ともピントが合うように撮るのはなかなか難しい。しかもそれが"表裏ツーショット"である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/500秒 11mm ISO1200 ) 露出補正 なし
021_230308202 X900 〇舞岡町小川アメニティ 舞岡八幡宮 RX10M4.jpg 21.舞岡八幡宮 -1
1時間ほど作品を鑑賞しながら、Gさん、Tさんと蝶談義をさせていただき楽しい時間を過ごさせていただいた。12時過ぎに「虹の家」を退出し舞岡駅へ向かう。途中の左側に舞岡八幡宮というお宮さんがあった。舞岡八幡宮は、1302年に起きた白旗が空に舞うという奇怪な出来事を機にこの地を「舞岡村」と呼ぶようになり、神社も建立されたといわれている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 84mm ISO1000 ) 露出補正 なし
022_230308207 X900 〇舞岡町小川アメニティ 舞岡八幡宮 RX10M4.jpg 22.舞岡八幡宮 -2
河津桜が咲いていて、メジロの写真を撮っている方がいた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 30mm ISO125 ) 露出補正 なし
023_230308209 X900 〇舞岡町小川アメニティ ロウバイ RX10M4.jpg 23.ロウバイ
ひと月前に舞岡公園のかっぱ池の傍に咲くロウバイの花を撮ったが、舞岡町小川アメニティにまだいっぱい花をつけたロウバイの木があった。黄色が濃いように見えた。そこからはすぐに地下鉄の舞岡駅に着いた。半日だったが今日は楽しい時間を過ごすことができた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 30mm ISO125 ) 露出補正 なし

2017年4月15日

チョウ と 野鳥 舞岡公園 3月17日

まだちょっと肌寒い日だったが、そろそろチョウも飛び始めるだろうと、舞岡公園へ出かけた。
 この日はもう一つ目的があって、舞岡公園から横浜市営地下鉄の舞岡駅の方へ行ったところにある、舞岡ふるさと村「虹の家」というところで、3/11~3/20まで、第5回 写真展 「生き物たち」 が開催されていて、それを見たかった。チョウの写真が多く展示されていたが、舞岡公園に生息するチョウのみならず、ヒョウモンモドキなど、珍しいチョウの写真もあり、興味深かった。
 この日は、駐車場から南門を入って、まっすぐ舞岡ふるさと村「虹の家」へ向かおうとした。途中、体験畑があるあたりで、陽光が注がれた菜の花に何かが絡んでいるのが見えた。テングチョウだった。そして数頭のモンシロチョウもいる。どうやら、チョウのシーズンも始まるようだ。
 写真展を見て、また、同じ道を戻ってきた。水車小屋の手前で、野鳥を撮る方々がカメラを構えておられた。ベニマシコだという声も聞こえる。私は見たことがない野鳥である。家に戻って、かろうじて捉えた写真を開いて、ネットで調べてベニマシコと確認した。

 この日は、n-shuheiさんに教えていただいた、スマホの山旅ロガーというアプリで、この日歩いたルートを記録し、測定結果のファイルをパソコンに送信、GoogleMapで表示することを試してみた。n-shuheiさんのブログでの説明がとても分かりやすく、何とか表示することができた。

舞岡公園散策地図(Google map)

1.マンサク(万作、満作、金縷梅)
先月、舞岡公園の小谷戸の里で赤褐色マンサクの花が咲いていたが、黄色い花が一般的と思う。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f5.6 1/160秒 81mm ISO100​ ) ​ 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。
2.モズ(百舌、百舌鳥、鵙)
いつもの道を歩いていると、飛んできた鳥が枝にとまった。肉眼では同定できない。撮った画像を見てみると、嘴が黒いのでモズのようだ。舞岡公園でモズは比較的多く見られる。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f6.5 1/1000秒 258mm ISO100​ ) ​ 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。
3.越冬テングチョウ
狐久保への入り口に体験畑があり、そこに菜の花が咲いていた。日が当たって鮮やかな色だ。何かが絡んでいるので、近づいてみるとテングチョウだった。さすがに色あせてはいるが破損はない。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f6.3 1/800秒 238mm ISO100​ ) ​ 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。
4.モンシロチョウ
モンシロチョウも飛んでいた。唱歌の歌詞のように菜の花に止まって吸蜜を始める。後ろにはテングチョウがいる。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f6.5 1/500秒 258mm ISO100​ ) ​ 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。
5.開翅したモンシロチョウ
まだ発生初期のようでこの個体は♂だ。3m~4m離れているが、P610の258mm(35mm版換算1440mm)は、こんな時に役に立つ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f6.5 1/640秒 258mm ISO100​ ) ​ 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。
6.テングチョウ開翅
テングチョウはこちらに翅の模様が判るように止まってくれた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f5.6 1/800秒 179mm ISO100​ ) ​ 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。
7.瓜久保の家の梅
カッパ池に入るところに瓜久保の家という休憩所がある。ここには何本かの梅の花が植えられている。テングチョウを見たのは狐久保の入り口だが、ここは瓜久保という。この両者の地名に興味を持った。ネットで調べた限りでは判らない。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f5.3 1/640秒 36mm ISO100​ ) ​ 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。
8.アオジ(青鵐、蒿鵐、蒿雀) -1
「虹の家」からの帰路、瓜久保の家を過ぎたあたりの散策路で地面をつついていた。はじめはスズメと思った。しかし、どこか違う。私にとっては初めて見る鳥だった。帰宅して調べてみるとアオジだと分かった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f5.6 1/125秒 72mm ISO250​ ) ​ 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。
9.アオジ -2
鋭い目と鋭い口が印象的な野鳥だ。飛び去らずにしばらく、歩き回って地面にいる何かを啄んでいた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f5.6 1/125秒 179mm ISO320​ ) ​ 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。
10.ベニマシコ (紅猿子) -1
きざはし池のところへ来た。ここはいつも多くの野鳥ファンがカメラを構えている。この日は水車小屋の手前の田んぼの縁に多くの愛好者が目を凝らしている。私には何がいるのかわからない。「ベニマシコの♀だ」とい声が聞こえた。何とかファインダーにとらえて連写する。♂は全体的に紅赤色を帯び、♀は雌は全体的に明るい胡桃色という。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f6.5 1/125秒 258mm ISO320​ ) ​ 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。
11.ベニマシコ -2
ベニマシコの♂は全体的に紅赤色を帯び、♀は雌は全体的に明るい胡桃色という。P610で連写すると、その連写した画像ファイル(7枚くらい)を取り込むのに時間がかかる。取り込みが終わるまでしばし次のシャッターが切れないのが難点だ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f6.5 1/320秒 258mm ISO100​ ) ​ 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。
12.カシラダカ (頭高) -1
「カシラダカ」という声も聞こえる。私は見たことがない。ベニマシコに比べ少し大きい鳥がいた。帰宅して撮った画像を見て、カシラダカとわかった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f6.5 1/125秒 258mm ISO125 ) ​ 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。
13.カシラダカ  -2
土の中に虫でもいるのだろうか、啄んで嘴を動かしている。カシラダカの特徴である冠毛が隠れてしまった。「ウグイス」という声も聞こえたのでカメラで追ってみたが、探すことができなかった。ここには10数人のかたがおられれた。チョウと同じように、一人で探すより、多くの目で探す方が見つけやすい。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f6.5 1/125秒 143mm ISO110 ) ​ 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。