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Studio YAMAKOで“ハイイロタテハモドキ”が含まれるブログ記事

2015年2月 9日

2015年 Bali島で撮った蝶(2) ウブド① 1月11日


 ウブドのKamandalu Ubudでの初めての朝を迎えた。朝食前に敷地内を歩いてみる。日は差していないが、もう、コジャノメのような蝶と、一昨年もウブドにいたルリモンジャノメのような蝶が飛んでいる。

 この日は11時頃、ホテルのシャトル便でウブドの街へ出かける予定である。私はその前に、できれば、ホテルの門を出て、周囲を歩いてみたいと思っていた。2人の守衛さんにより厳重に管理されている門まで行って、一人の若い守衛さんに、少し外を散歩をしたいと告げたところ、にこにこと笑ってどうぞと言ってくれた。門の外は広々とした田んぼが広がる。Viceroyというホテルの方へ歩き、その入り口の先の右側に続く、川が流れる谷への入り口まで歩いてみた。残念ながら、キチョウ、タテハモドキ、ハイイロタテハモドキがいたぐらいであまり収穫はなかった。
  一旦、ホテルへ戻り、今度はホテルの敷地内で蝶を探すことにした。ホテルの敷地の北側の外縁に沿って歩くと、日が差してきた。カバマダラなども飛び出す。

  11時にかみさんと娘夫婦と合流し、ホテルのシャトル便でウブドの街へ出かけた。ウブドの街でも、ちょっとしたところで蝶を見ることができた。

;クリックすると大きな写真になります。 19.メドウスニセコジャノメ
朝食前、ホテルの敷地内を歩くと、コジャノメのようなジャノメチョウがいた。コジャノメと比べると明らかに裏面のジャノメの紋が違うし、白い線もより鮮やかだ。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
プログラムオートで撮影  ( f5.6 1/250秒 140mm ISO900 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 20.ルリモンジャノメ♂ -1
一昨年もウブドで撮った蝶だ。マネシヒカゲ属(Elymnias)の蝶で、ルリモンジャノメのバリ島亜種のようだ。ここでは普通種のようで、どこにでもいた。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
プログラムオートで撮影  ( f5.6 1/250秒 140mm ISO1100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 21.ルリモンジャノメ♂ -2
ホテルの敷地外を歩いて、ホテルに戻ってきた。朝、ルリモンジャノメを見たところへ来てみると、再会できた。気温が上がり、活発に飛び回っていた。この蝶は止まるときは翅をしっかり閉じてしまうので、飛翔中を狙わなくては翅表を撮ることができない。トライしたが、すべてピントが外れてしまった。ただ、前翅が瑠璃色に輝き、後翅外縁部が茶色に縁どられた翅表を見ることはできた。翅表は派手な毒蝶であるルリマダラ属の仲間に擬態している。しかし、裏はジャノメチョウらしい地味なままになっている。翅を閉じて止まるこの蝶は、捕食する鳥に目立たないのだろう。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
プログラムオートで撮影  ( f5.6 1/250秒 140mm ISO400 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 22.ルリモンジャノメ♀ -1
先に見たルリモンジャノメと少し違う個体が止まっている。何カットか撮っていると、飛んだ。翅表を見て驚いた。先のルリモンマダラと全く違う。毒蝶であるカバマダラ風に擬態している♀だと思う。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
プログラムオートで撮影  ( f5.6 1/250秒 140mm ISO280 ) 露出補正 なし

参考として、(青森の蝶たち インドネシア編5)に掲載されていた写真を拝借した。左が♂で右が♀
X300 060128c.jpg
;クリックすると大きな写真になります。 23.ルリモンジャノメ♀ -2
前の写真と同じ個体だ。きれいだ。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
プログラムオートで撮影  ( f5.6 1/250秒 140mm ISO250 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 24.タテハモドキ -1
9時半ごろ、Kamandalu Ubudのゲートの守衛さんにお許しをいただいて、ホテルの外に出た。広々とした田んぼの中を歩いたが、キチョウが飛ぶくらいで収穫はない。やがてZENUBUD(ホテル)という看板があり、右の谷の方へ曲がる道があったので入ってみる。道端にタテハモドキがいた。ずいぶん傷んでいる。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
プログラムオートで撮影  ( f5.6 1/500秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 25.タテハモドキ -2
これはきれいな個体だった。しかし、前の写真といい、止まっているところが良くない。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
プログラムオートで撮影  ( f5.6 1/1000秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 26.タテハモドキ♂♀
ウブドの街へ出て、午後1時半ごろモンキー・フォレストの先の「Tropical View Cafe」というところに入って昼食にした。このCafeの前は緑の田んぼが広がっていた。その田んぼの脇の草地でタテハモドキの交尾が見られた。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
プログラムオートで撮影  ( f5.6 1/640秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 27.イワサキタテハモドキ -1
門外のフィールドからホテル内に戻ってきて、ルリモンジャノメがいた辺りを歩いていると開翅しているイワサキタテハモドキに出会った。この蝶は日本では八重山で迷蝶として記録されている。1990年と2011年には西表島と石垣島でそれぞれ一時的に発生したとのこと。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
プログラムオートで撮影  ( f5.6 1/400秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 28.イワサキタテハモドキ -2
前の写真とは違う個体である。ホテルの敷地の北側外縁に複数のこの蝶がいた。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
プログラムオートで撮影  ( f5.6 1/320秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 29.ハイイロタテハモドキ -1
Kamandalu Ubudの外で撮ったハイイロタテハモドキだ。複数の個体がいたが、どれも鳥に啄まれたような傷があった。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
プログラムオートで撮影  ( f5.6 1/400秒 130mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 30.ハイイロタテハモドキ -2
前の写真と同じ個体である。ハイイロタテハモドキは日本では記録されていない。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
プログラムオートで撮影  ( f5.6 1/500秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 31.ハイイロタテハモドキ -3
これは前出の「Tropical View Cafe」のフィールドで撮った。破損のないきれいな個体だったが、翅を開いたところは撮れなかった。止まっている棘のある茎は南国的な紅い花を咲かせるハナキリンだ。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
プログラムオートで撮影  ( f5.6 1/400秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 32.クロテンシロチョウ
サレン・アグン宮殿の前でホテルに帰るシャトル便を待っている時に撮った。大勢の人がいるところでも、こんな花があれば、吸蜜している。かって、日本国内では生息していなかったが、1988年以降に与那国島で定着し、その後は石垣島、西表島、波照間島で継続して発生しているとのこと。( 日本蝶類保全協会編 フィールドガイド 日本のチョウ 参照 )

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
プログラムオートで撮影  ( f5.6 1/250秒 140mm ISO450 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 33.ヒメウラナミジャノメ
ウブドのサッカー場で撮った。日本の身近なところにいるヒメウラナミジャノメと裏面の斑紋が全くと言ってよいほど同じである。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
プログラムオートで撮影  ( f5.6 1/400秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 34.ヒメシルビアシジミ
これもウブドのサッカー場にいた。ヒメシルビアシジミだと思う。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
プログラムオートで撮影  ( f5.6 1/400秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし


2015年1月28日

二度目のBali島・今回は3泊4日の旅 1月9日~13日 (4) ウブドの街を散策


 ホテルのシャトル便で、ウブドの街の中心であるサレン・アグン宮殿に着いたのは11時15分ごろだった。そこからウブド市場を見て、カルナ通りという細いが、​商店​が立ち並ぶ道をモンキー​・​フォレスト通りのサッカー場のところまで進む。モンキー​・​フォレスト通りを、アクセサリーや、Tシャツ、バッグの店などを覗き、家内と娘はいくつかの店の中に入っては、品定めに時間をかけ、いくつかお買い上げになりながら南へ下る。二人には楽しい時間のようだ。

 モンキー・フォレストまで来て、左(東へ)に曲がる。午後1時を過ぎた。どこかで何か食べようと、適当なところを探していると、ちょっと高くなったところに「​Tropical View Cafe」という看板が目に付いた。店の入口まで階段を上がってみると、素晴らしい景色が広がっていた。ここで​Binatanで​喉​を潤し、サンドウィッチを食べる。
 歩いていると暑くて汗びっしょりになるが、じっとしていると風がさわやかだ。ウブドはそういうところらしい。

 食事の後は、ウブドのもう一つのメーン・ストリートであるハノマン通りを北へ歩き、サレン・アグン宮殿に戻ってきた。宮殿の前は、ピック・アップの場所になっているようで、旅行​会社​の車や、他のホテルの車などがひっきりなしに停車し、客を乗り降りさせている。私たちは、3時半に来てくれたホテルのシャトル便に乗り、​Kamandalu​ Ubudに帰り着いた。シャワーを浴び、一休みする。 Ubudの二晩目の夕食は、前回来たときにも行ったBridge​s​というレストランに行くことになった。

50.サレン・アグン宮殿に到着
ホテルから10分ほどで宮殿前に到着した。私たちが降りた車にホテル​へ​帰るお客さんが乗り込む。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
プログラムオートで撮影  ( f8 1/250秒 23mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
51.宮殿前で記念撮影
サレン・アグン宮殿の前で中国​か​台湾​から​の観光客が記念撮影をしている。おととし訪れた時も中国や台湾からの観光客は多かったが、今年はまた増えているような印象を持った。バリは北京からは遠いが、台湾や、上海、香港からは比較的近い。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
プログラムオートで撮影  ( f8 1/250秒 23mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
52.ウブドの市場
サレン・アグン宮殿の​前の​​ラ​ヤ・ウブド通りを挟んで向かい側にウブド市場があった。ガイドブックによれば早朝は食材を求める地元の人びとで賑わうそうだが、日中は観光客でにぎわう。雑貨が天井まで所狭しと並ぶ。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
プログラムオートで撮影  ( f7.1 1/250秒 42mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
53.カルナ通り
ラヤ・ウブド通りから、モンキー​・​フォレスト通りと平行に伸びる細いカルナ通りに入り、南へと歩く。ウブド市場の延長のようで、雑貨屋が並ぶ。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
プログラムオートで撮影  ( f5.6 1/250秒 30mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
54.カルナ通りの賑わい
右側の塀の内側は寺院だ。ペンジョールがいくつも見られる。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
プログラムオートで撮影  ( f9 1/320秒 48mm ISO200 ) 露出補正 なし​
;クリックすると大きな写真になります。
55.カルナ通りの寺院
ガイドブックによればバリ島の人口390万人の約90%がヒンドゥ教を信仰しているという。また、バリ島には2万以上の寺院があるという。各村には3っの寺院があり、各家庭の住居のも屋敷寺というのがある。ウブドの街にも多くの寺院があった。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
プログラムオートで撮影  ( f​8​ 1/​250​秒 ​23​mm ISO2​8​0 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
56.カルナ通りの出口​
私たちはウブド市場のほうからカルナ通りに入り、ここに出てきた。もちろんこちら側からみれば、ここが入り口である。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
プログラムオートで撮影  ( f​.9​ 1/​320​秒 ​18​mm ISO2​00 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
57.サッカー場にいた鳥
モンキー・フォレスト通りに出るところにサッカー場がある。そこに、カシラダカのような頭をしているこんな鳥がいた。トリミングを施す。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
プログラムオートで撮影  ( f​..6 1/​320​秒 ​140​mm ISO2​00 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
58.モンキー・フォレスト通りのホテル
サッカー場からモンキー・フォレスト通りを南へ歩く。こんな入り口のホテルがあった。車と人が行き交うモンキーフォレスト通りを一歩中に入るとこんな雰囲気の空間がある。これがウブドなのだ。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
プログラムオートで撮影  ( f​8 1/​250秒 ​30​mm ISO2​00 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
59.コンビニの屋上にも寺院
日本でも、都会の街ではビルの屋上に神社が祀られているところがあるが。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
プログラムオートで撮影  ( f​10 1/​400秒 ​27​mm ISO2​00 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
60.どこの車?
見たことのないマークを付けたコンパクト・カーが駐車していた。後ろに回って見てみると、どうやらダイハツの車らしい。マークはダイハツのDがデザイン化されているようだ。バリ島を走っている車の95%は日本車だと思える。最も多いのはトヨタ車、次いでスズキの車だ。ダイハツは日本では軽自動車に特化しているが、バリではミニバンも多い。ホンダ、日産の車は比較的少なかった。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
プログラムオートで撮影  ( f​9 1/​320秒 ​50mm ISO2​00 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
61.モンキー・フォレスト入り口
モンキー・フォレスト通りの南端にあたるところにモンキー・フォレストがある。道路に出てきた猿が尻を掻いている。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
プログラムオートで撮影  ( f​.4.8 1/​250秒 ​52mm ISO2​20 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
62.Tropical View Cafe
モンキー・フォレスト通りは、左(東)の方へ曲がっていくが、ハノマン通りに出る途中に「Tropical View Cafe」という看板が目に付いた。午後2時、喉は乾いたし、腹も減ってきた。どんなところかと入り口の階段を上がってみる。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
プログラムオートで撮影  ( f​.8 1/​250秒 ​18mm ISO2​20 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
63.田園風景
「Tropical View Cafe」の入り口をあがると、カフェの前には写真のような田園風景が広がっていた。思いがけず良いところだった。またウブドに来ることがあれば、また立ち寄りたい。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
プログラムオートで撮影  ( f​7.1 1/​800秒 ​80mm ISO2​20 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
64.田んぼにいた鳥
「Tropical View Cafe」の前に広がる田んぼには、こんな鳥がいた。タテハモドキやハイイロタテハモドキも飛んでいた。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
プログラムオートで撮影  ( f​.5.6 1/​800秒 ​140mm ISO2​00 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
65.パダン・テガル寺院
モンキー・フォレスト通りを左に曲り、ハノマン通りを北へ歩く。ウブドの街にも多くの寺院があるが、この寺院はなかなか立派だった。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
プログラムオートで撮影  ( f​9 1/​320秒 ​42mm ISO2​00 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
66.パダン・ケルタ寺院
さらに、北へ進むとパダン・ケルタ寺院というのがあった。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
プログラムオートで撮影  ( f​9 1/​320秒 ​42mm ISO2​00 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
67.Kamandalu Ubud の夕暮れ
サレン・アグン宮殿前で、3時前に来てくれたホテルのシャトル便に乗って、4時ごろにウブドの街からホテルに戻った。シャワーを浴び、一休みして、Birdgesというレストランに行く。これは夕方7時少し前のホテルのライス・フィールドだ。IXY30Sの広角側は開放でf2と比較的明るい。

Canon IXY 30S f2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f​2​ 1/​20​秒 ​4.9​mm ISO​8​00 ) 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。


2015年1月22日

二度目のBali島・今回は3泊4日の旅 1月9日~13日 (2) ジンバランからウブドへ


 2日目は午前中RIMBA JINBARANで過ごしたあと、正午に呼んであったJTBの車で、ウブドへ移動する。やってきたJTBの車は小さくて、大きなスーツ・ケースを2つ積むと3列目のシートが半分しか使えない。前列はドライバーと女性のガイドさん、2列目は娘夫婦と私、3列目に小柄なかみさんが座ったが、少々窮屈である。スーツ・ケースを積むということがうまく伝わってなかったようだ。ガイドさんは恐縮して途中のJTBのオフィスで車を変えることになった。ただ、その車は10年以上は使われていると思われる日本製のディーゼル・エンジン車で音が大きく、落ち着かない。

 途中何ヶ所か寄り道をしていく。RIMBAからデンパサール中心部へは、ングラ・ライ バイパスへ出るが、まず、その手前にあるジェンガラ・ケラミックという陶器店に寄る。
 次は娘のリクエストでデンパサール中央市場に行く。喧噪、果物や食べ物の匂い・・・凄いところだった。
 そして、一路北北東に進路をとり、ウブドへ向かった。ウブドまであと15分くらいというところにあるTERRA COTTAというレストランに寄った。中に入るとレストランの前には田んぼが広がり、目を癒してくれる。蝶も飛んでいた。ミーゴレン(インドネシア風やきそば)が旨かったし、サティという串焼きも旨かった。あと15分で仕事が終わるというところで、ドラーバーさんとガイドさんを小一時間待たせてしまった。4時半ごろ、今夜から2泊するKamandalu Ubud に到着した。露天風呂ならぬ専用プール付のコテージだったがそのプールに入ることはなかった。

19.RIMBA JINBARAN を出発
滞在時間はわずか16~17時間であったが、楽しんだRIMBA JINBARANを正午にチェック・アウトし、出発した。予約してあったJTBの車が迎えに来てくれたが、荷物があるという連絡が行き届いていなかったらしく小さな車だった。途中で乗り換えることになる。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/110秒 4.4mm ISO400 ) 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。
20.ジェンガラ・ケラミック(Jenggala Keramik)
娘が是非寄っていきたいという陶器店で車を停めてもらった。店の中に入ると2組の日本人観光客がいた。店内は広くカフェもあり、雰囲気が良い。ジュプン(プルメリア)やバナナの葉、ロータスなどバリ島の自然をモチーフとしたモダンな陶器が並ぶ。彩りもいろいろだが、オリーブ色が一番似合うと思った。かみさんと娘は何やらお買い上げのようだった。アウトレット店もあるようだ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/850秒 28mm ISO200 ) 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。
21.バイク天国 (車窓)
バリはバイクが多い。その走り方は車を恐れない。車が信号で徐行すると、あっという間にその前に10台くらいのバイクが入り込む。また走り出すと、それらのバイクを抜くことになるのだが、バイク同士で追い越しを掛けるので車の前にはみ出してくる。見てるだけで疲れてしまう。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/320秒 30mm ISO100 ) 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。
22.デンパサール中央市場(バサール・バトゥン)到着
午後2時頃バサール・バトゥンと呼ばれるデンパサール中央市場に着いた。すぐそばにバトゥン川という川が流れていて、その川を挟んで反対側にもクンバサリ・ショッピングセンターという市場があった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f7.1 1/900秒 4.4mm ISO400 ) 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。
23.バサール・バトゥン 果物屋
入り口付近はすごい人だ。JTBのガイドさんがその小さな入り口を入って案内をしてくれた。野菜、果物など生鮮食料品や香辛料が所狭しと積み上げられている。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/30秒 6mm ISO1600 ) 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。
24.バサール・バトゥン 八百屋
市場の奥の方は薄暗い。ここにはたくさんの野菜が積まれていた。午後2時過ぎという時間なので、お客さんは少ない。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/15秒 6mm ISO500 ) 露出補正 -0.7段
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25.焼魚売り
市場を出たところでもいろいろなものを売っていたが、焼魚を売っているおばさんもいた。西洋人らしきお客さんが買っている。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.6 1/680秒 9mm ISO200 ) 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。
26.ペンジョール
結局バサール・バトゥンでは何も買わずに、ウブドへ向け出発した。デンパサールの中心街を車で走ると、何やら指竿のような飾り物があちこちで見られた。ガイドさんの説明では、これは昨年の12月27日のガルンガン(Galungan)で飾られたものだという。ガルンガン(Galungan)とは、210日ごとに巡ってくるバリヒンドゥーの祭礼日だそうだ。世の中の善(ダルマ)の悪(アダルマ)に対する勝利を記念する祝日と言われており、各家の家寺や村の寺院に天上界の神々や自然霊、祖先霊が降り立ち、人々は供物でもてなし、祈りを捧げる。祖先霊が各家庭に帰ってくる事から、日本のお盆のような宗教行事と言われる事もある。また、クニンガン(Keningan)とは、ガルンガンの日から10日後の祭日で、この日の正午に、地上に降り立った神々や自然霊、祖先霊が天上界に帰る日と言われている。そしてこのペンジョールは、龍を模した物とも、聖なる山アグン山を模した物とも言われが、ガルンガンの日から35日後に取り外される。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/850秒 49mm ISO100 ) 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。
27.TERRA COTTA
昼飯をまだ食べていない。午後3時を少し回っている。ウブドの西側、ルンシアカン通り沿いのあと15分ほどでウブドというあたりにTERRA COTTAというレストランがある。娘夫婦は、ここはレストランに前に広がるライス・フィールドの眺めがすばらしいという情報を得ていた。ここでランチにした。ミーゴレンと、サティがとても旨かった。terra cotta というのはイタリア語で素焼きの焼き物を意味するようだが、このレストランの名前とどう関係するのだろうか。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/850秒 6mm ISO400 ) 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。
28.レストランの前に広がるライス・フィールド
田んぼでは刈入れが行われている。バリ島では一年間に三毛作も可能という。注文した料理が来るまでの間、畦道を歩いてみた。タテハモドキや、ハイイロタテハモドキが飛んでいて野辺の花を訪れていた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 18mm ISO100 ) 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。
29.アヒル小屋
TERRA COTTAの前の田んぼの脇にアヒル小屋があった。アイガモかもしれない。アイガモを放飼することにより、雑草や害虫を餌として食し排泄物が稲の養分となり、化学肥料、農薬の不使用によるコストの低減および、化学肥料による稲の弱体化を回避出来、病虫害の低減を計る合鴨農法というのがある。アイガモは毎年田植えの時期に、生まれたての雛を購入・放鳥し、稲の収穫後に食肉用として処分されるという。こにいるアヒルあるいはアイガモが合鴨農法のためのものなのかどうかは定かではない。食材になのだろうか。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.6 1/320秒 12mm ISO100 ) 露出補正 -0.7段あいがも
;クリックすると大きな写真になります。
30.ウブドの郊外 (車窓)
JTBのガイドさんとドライバーを小一時間待たせてしまった。今夜の宿であるKamandalu Ubud までの15分ほどの間、ガイドさんは助手席で居眠りをしていた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/160秒 38mm ISO160 ) 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。
31.Kamandalu Ubud のサンセット
4時半ごろKamandalu Ubud に到着した。少々疲れたのでシャワーを浴びようとする。しかし、浴槽とシャワーのお湯の切り替えが、上手くいかない。浴槽にお湯をためることはできるが、シャワーを浴びられない。仕方なく、ビラの外についているシャワーを使った。昼飯が遅かったので、夜7時にこのホテルのプールサイドにあるカフェで軽く夕食にすることにする。もちろん、フロントにシャワー不具合のクレームを伝えた。

Canon IXY 30S f2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.3 1/1000秒 19mm ISO160 ) 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。
32.プールサイドへ上がる階段
正面に見えるのがメイン・レストランからフロントに続く建物である。プールはこの階段を上がった右側にあり、さらにその右にカフェがある。

Canon IXY 30S f2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2 1/30秒 5mm ISO640 ) 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。
33.夜のプール
スイミング・プールの上にAIRA CAFEがある。ここで食事をすることにした。食事はメイン・ダイニングのほうから運んでくるようだ。Bintangビールを飲んだ後、4人で白ワインを1本空けた。良く寝られそうだ。明日が楽しみだ。

Canon IXY 30S f2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/5秒 11mm ISO1600 ) 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。

2013年3月30日

バリ島のフィールドで撮った蝶 -1 2月7日 /バリ島旅行 2月5日~13日


 つぎはバリ島滞在中にフィールドで撮った蝶の写真をご覧いただく。午前中の観光への出発前に撮った写真や、寺院へ行ったときに偶然に撮ることができた写真である。バリ島ではどこにでも蝶はいる。ちょっと脇道に入ると、すぐに何種かの蝶に出会えるし、空き地があれば、戻らなくてはいけない時間を忘れるほど蝶を追うことができる。ただ、バリ島の蝶に無知な私にはどの蝶が珍しい蝶で、どの蝶が普通種なのか区別できない。私にとってはみんな初めて見る珍しい蝶だ。

 今回撮影した場所は、海側のスミニャックのプティトゥンガット寺院付近、タナ・ロット寺院、南側のウルワツ付近、タバナン郊外バタフライ・パーク付近、それにウブド近郊の空き地などだ。
撮っているときはなんという名の蝶かわからない。横浜に戻ってきて、参考図書をひっくり返して探したり、インターネットで検索したりした。近縁種と区別したい検索の場合は、学名でするとそのグループ(属)の種類についての情報が得られる。外国の蝶愛好家のホームページや、ブログにヒットして「アッ、これだ」ということが何度かあった。

 生物地理区でいうとバリ島は東南アジア、インド、中東を含む東洋区にある。(バリ島のすぐ東側はオーストラリア区で、 ウォレス線やウェーバー線によって、分かれている。)
日本国内では、屋久島と奄美大島の間に位置するトカラ列島南部の、小宝島以南の南西諸島が東洋国に属するという。言い換えれば、南北に長い日本の南側はバリ島と同じ東洋区なのだ。八重山諸島に生息する蝶がバリ島にもいて、和名がついているのだ。東洋区には約2,900種の蝶がいるといわれ、多くは熱帯雨林を中心に生息している。

カバマダラ;クリックすると大きな写真になります 24.カバマダラ
2月7日、スミニャック・クロボカン地区。これは日本にもいるカバマダラだ。プティトゥンガット寺院の塀のそばに咲く小さな花に吸蜜に来ていた。バリ島へ来て初めて撮る蝶だ。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8G macro

絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/400秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
スミニャック プティトゥンガット寺院付近の路地;クリックすると大きな写真になります 25.スミニャック プティトゥンガット寺院付近の路地
車が行き交う幹線道路から、ちょっと脇道に入ってみた。すぐに蝶たちが飛び出してきた。 2月7日

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8G macro
絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/1600秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
ハイイロタテハモドキ;クリックすると大きな写真になります   26.ハイイロタテハモドキ
何回か図書や、インターネットで見たことがある蝶がいた、このときは名前はわからなかった。西表島や石垣島で採集された記録がある。スミニャックのプティトゥンガット寺院付近の路地で撮影。 2月7日  

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8G macro
絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/1250秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
ハイイロタテハモドキ;クリックすると大きな写真になります 27.ハイイロタテハモドキ
26.と同じ個体が陽の当たる葉先に止まって半開翅してくれた。だいぶ擦れてしまっている。 2月7日

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8G macro
絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/1600秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
クロテンシロチョウ;クリックすると大きな写真になります 28.クロテンシロチョウ
日本では1988年以降、与那国島に定着し、その後、八重山の各地で継続して発生しているいう。躰が細くヒメシロチョウに似た蝶だ。スミニャックのプティトゥンガット寺院付近の路地で撮影。 2月7日  

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8G macro
絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/250秒 90mm ISO800 ) 露出補正 なし
タテハモドキ;クリックすると大きな写真になります 29.タテハモドキ
日本では九州以南に生息している。スミニャックのプティトゥンガット寺院付近の路地の明るい草地で活発に飛んでいた。なんとか開翅しているところを撮ろうと思ったが、チャンスを与えてくれなかった。2月7日

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8G macro
絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/1000秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
コヒゲセセリのようなセセリチョウ;クリックすると大きな写真になります 30.コヒゲセセリのようなセセリチョウ
  Guamにいたコヒゲセセリのような蝶だ。でも分布域も違う。コヒゲセセリ(Hylephila phyleus)ではない。2月7日

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8G macro
絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/2500秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
クロマダラソテツシジミ;クリックすると大きな写真になります 31.クロマダラソテツシジミ
2月7日、午前中のわずかな時間スミニャックの路地で撮影を楽しんだが、午後は、ウルワツへ出かけた。昼食をしたBVLGARIのビラでも蝶が飛んでいた。この蝶は近年は南西諸島や九州南部で定着したという。台風に乗って飛んでくるのか、大阪、東京そして神奈川県の三浦半島でもソテツで発生することがある。でも、そこでは年を越して世代をつなぐことはできないようだ。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8G macro
絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/800秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
ツマムラサキマダラ;クリックすると大きな写真になります 32.ツマムラサキマダラ
そのBVLGARIのレストランの中でツマムラサキマダラが、ガラスに遮られ、外に出るに出られなくてもがいていた。大分弱っている。手に取って、モデルになってもらった。この後、手にのせたままレストランの外に行き、植え込みに置いてやり、改めて撮ろうとしたら、元気に飛んで行ってしまった。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/1250秒 6.1mm ISO200 ) 露出補正 なし
クロテンシロチョウ;クリックすると大きな写真になります 33.クロテンシロチョウ
BVLGARIの敷地内にもクロテンシロチョウがいた。屋根の隙間に生えている小さな花で吸蜜していた。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8G macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/4000秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
ナガサキアゲハ;クリックすると大きな写真になります 34.ナガサキアゲハ
同じく2月7日、BVLGARIの敷地内に立派なナガサキアゲハの♀が舞っていた。これは娘の主人が「いますよー」と教えてくれ、走り寄って撮った一枚だ。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8G macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/250秒 90mm ISO560 ) 露出補正 なし
シロオビアゲハ;クリックすると大きな写真になります 35.シロオビアゲハ
シロオビアゲハも飛んでいる。やはり、沖縄やGuamにいるシロオビアゲハより後翅の白い帯が太い。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8G macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/640秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
ツマベニチョウ;クリックすると大きな写真になります 36.ツマベニチョウ
2月7日午後、BVLGARIで時間を過ごした後、ウルワツ寺院へ行った。境内に入ると3~4mくらいの木に咲いたオレンジ色の花に多くのツマベニチョウが飛び交っていた。残念ながら、立ち入りにくいところなので、離れて撮ることになってしまった。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8G macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/640秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
ユベンタヒメゴマダラ;クリックすると大きな写真になります 37.ユベンタヒメゴマダラ
2月8日、タバナンのバタフライ・パークから出てきたところに、ランタナの植え込みがあり、蝶が舞っていた。この蝶は初めて見る蝶だった。素晴らしくきれいな個体だった。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8G macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/800秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
ユベンタヒメゴマダラ;クリックすると大きな写真になります 38.ユベンタヒメゴマダラ
見事に開翅してくれた。リュウキュウアサギマダラの近縁種といわれる。与那国島で迷蝶として採集されたことがあるとのこと。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8G macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/500秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
Catopsillia pomona ♀ pale form ウスキシロチョウ;クリックすると大きな写真になります 39.Catopsillia pomona ♀ pale form ウスキシロチョウ
日本でも、沖縄以南に土着する。♀の低温期型ではこのような赤褐色の斑紋が出る。2月8日、タバナンのバタフライ・パークから出てきたところのランタナの花に来ていた。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8G macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1600秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
イワサキタテハモドキ;クリックすると大きな写真になります 40.イワサキタテハモドキ
2月8日、タバナンのバタフライ・パークの傍の茂みのなかにいた。日本では八重山などで記録されるが迷蝶のようだ。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8G macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/250秒 90mm ISO560 ) 露出補正 なし
ルリモンジャノメの仲間;クリックすると大きな写真になります 41.ルリモンジャノメの仲間
イワサキタテハモドキを追って、薄暗い藪に踏み込んだら飛び出した。この蝶は日本にはいないようだ。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8G macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/250秒 90mm ISO1800 ) 露出補正 なし
ユベンタヒメゴマダラ;クリックすると大きな写真になります 42.ユベンタヒメゴマダラ
もう一度、ユベンタヒメゴマダラ。横から翅の裏側が見ることができた。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8G macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/320秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
ウスキシロチョウ;クリックすると大きな写真になります 43.ウスキシロチョウ
2月8日、タバナンのバタフライ・パークのあと、タナ・ロット寺院へ行った。駐車場からの道を歩いていると、ハイビスカスの花に黄色い蝶が顔を埋めていた。ウスキシロチョウと思うが、39.で見ていただいた低温期型とはずいぶん模様が違う。キシタウラナミシロチョウかもしれないと調べてみたが、そうでは無いようだ。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8G macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1250秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
メスアカムラサキ ♀;クリックすると大きな写真になります 44.メスアカムラサキ ♀
2月8日、タナ・ロット寺院。こいつには騙された。帰宅するまで、てっきりカバマダラと思っていた。撮ってきた写真をパソコンに取り込んでいるときに、何か違和感があったので、よく見るとメスアカムラサキの♀だった。それにしてもうまく擬態するものだ。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8G macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/2500秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
コモンタイマイ;クリックすると大きな写真になります 45.コモンタイマイ
タナ・ロット寺院の境内を歩いていると、かみさんが「キアゲハがいる」と言う。見るともちろん「キアゲハ」ではない大型の蝶がランタナの花に絡んでいる。コモンタイマイだ。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8G macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/400秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
アオタテハモドキ?;クリックすると大きな写真になります 46.アオタテハモドキ?
タナ・ロット寺院の散策を終え、駐車場近くのレストランで遅い昼食となった。陽のあたるテラス席で食べていると、タテハチョウらしき蝶が飛んできて地面に止まった。飛び出して行って、シャッターを切るが、すぐ飛び去ってしまった。八重山にもいるアオタテハモドキと思う。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8G macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/2500秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし


2013年3月28日

タバナン バタフライ・パークで撮った蝶 -2 2月8日 /バリ島旅行 2月5日~13日


 タバナン バタフライ・パークには約1時間滞在したが、もっと時間を取るべきだったと思う。蛹を付けたゲージがあり、次々と羽化しているようだった。羽化シーンも写真に撮ると余計なものも写りこんでしまい興ざめするが、その瞬間を眺めて、何が出てくるのか見届けるも興味深いと思う。
 バリ島は裏面の美しいカザリシロチョウの仲間がいると聞いていたので、写真に撮るのを楽しみにしていたが、とうとう旅行中会うことはなかった。時期が悪かったのだろうか。
 帰りにショップがあったので、ガイドブックを買って帰ろうと思い尋ねてみたが、ページがちぎれたようなのを見せてくれて、これが残っている最後の1冊だという。せめてパンフレットでもと思ったが、それも在庫切れとのこと。なんだかここもオフ・シーズンという感じだった。

オビモンアゲハ;クリックすると大きな写真になります 12.オビモンアゲハ
初めてみる蝶だった。日本での記録は無いようだ。海野和男さんのブログ「海野和男デジタル昆虫記」によると、「オビモンアゲハはアジアに広く分布するアゲハで、サカハチチョウのように卵を重ねて産み付ける変わった習性を持つ。幼虫も群生し、気持ちが悪い。」と記されていた。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8G macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1000秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
アオネアゲハ;クリックすると大きな写真になります 13.アオネアゲハ
バリ島は蝶愛好家の間で、15年前頃にアオネアゲハ(Papilio peranthus)の多産地として有名になった島だそうだ。このことは予備知識としてあったので、飛翔中のアオネアゲハを園内で見たときにはすぐわかった。よい写真が撮れなかったのが残念。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8G macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1000秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
アオネアゲハ 開翅;クリックすると大きな写真になります 14.アオネアゲハ 開翅
花から飛び立った時に一瞬見えたエメラルドグリーンは見事だった。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8G macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1000秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
Cethosia hypsea  ヒプセアハレギチョウ;クリックすると大きな写真になります 15.Cethosia hypsea ヒプセアハレギチョウ
羽化したてのきれいな個体だった。この蝶は表も裏も晴れ着を着ているようにあでやかである。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8G macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/250秒 90mm ISO500 ) 露出補正 なし
オオゴマダラ?;クリックすると大きな写真になります 16.オオゴマダラ?
沖縄で見るオオゴマダラに比べ、褐色がかった翅の色をしている。また、翅にある黒いドットの模様が極めて少ない。どう見ても同じ種には見えなかったが、種名はわからない。いくつもの図鑑を見比べたが分からなかった。アカボシゴマダラの春型に見られる著しい白化と同じような現象かなと思ったりする。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8G macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/400秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
Papilio ambrax?;クリックすると大きな写真になります 17.Papilio ambrax?
この蝶も同定が難しかった。Papilio ambrax というのはいろいろなタイプがあるようだ。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8G macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/400秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
130327_018.jpg 18.ハイイロタテハモドキ
ハイイロタテハモドキが開翅してくれた。地味だけど趣のある模様をしている。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8G macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/250秒 90mm ISO450 ) 露出補正 なし
キシタアゲハ;クリックすると大きな写真になります 19.キシタアゲハ
ヘレナキシタアゲハと思う。トリバネアゲハはキシタアゲハ属、アカエリトリバネアゲハ属を含めて3つの属からなる。開帳11cm~13cm。園内に数は多かった。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8G macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/250秒 90mm ISO720 ) 露出補正 なし
フタオシジミの仲間 シタジロフタオルリシジミ;クリックすると大きな写真になります 20.フタオシジミの仲間 シタジロフタオルリシジミ
彩がきれいなところに止まってくれた。産卵しているようにも見える。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8G macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/400秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし 
チャイロタテハ;クリックすると大きな写真になります 21.チャイロタテハ
しばらく追い掛け回して撮った蝶だ。きれいな個体と思ったが、残念ながら左後翅が破損していた。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8G macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/500秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
チャイロタテハ裏面;クリックすると大きな写真になります   22.チャイロタテハ裏面
21.と同じ個体だが、こちら側から撮ると左後翅の破損が見えない。♀はより黒っぽいというので、これは♂のようだ。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8G macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/250秒 90mm ISO560 ) 露出補正 なし 
.見られなかったカザリシロチョウ;クリックすると大きな写真になります 23.見られなかったカザリシロチョウ
出発前に中林花山さんのブログを拝見して、バリ島では是非カザリシロチョウに会いたいと期待し、また、実際に会えると思っていた。ところが、ここバタフライ・パークでも、 field でも見ることができなかった。発生時期の問題なのだろうか。バタフライ・パークの資料室で標本を眺めるだけだった。
滞在時間1時間少々で引き上げることになったが、もっともっと時間をとるべきだったと思う。撮影した蝶は20種に満たない。いままで、海外ではカナダのナイアガラとか、シンガポールのセントーサ島など、日本では多摩動物公園昆虫館はじめ各地の昆虫館、昆虫園を訪れたことがあるが、ここタバナンのバタフライ・パークはとても自然で、fieldにいるような感じがあった。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/50秒 6.1mm ISO800 ) 露出補正 なし


2013年3月25日

タバナン バタフライ・パークで撮った蝶 -1 2月8日 /バリ島旅行 2月5日~13日


 バリ島へ来て3日目、朝10時にスミニャックのホテルへ迎えに来てもらい、タクシーでホテルから北へ1時間ほどのタバナンという町の郊外にあるバタフライ・パークヘ行った。囲いのあるところで蝶の写真を撮るというのは、あまり気の進むことではないが、見たことのない蝶がいるだろうと期待して行った。実は、予定では明日行くはずだったが、明日は明日でスケジュールが立て込んでいるようなので、急遽、前夜、ホテルのコンシェルジュに頼み、段取りをつけた。現地に11時過ぎに到着し、12時過ぎまでバタフライ・パークの中で撮影した。見たこともないような蝶が飛び交い、しばし夢中になる時間であった。
 東京の多摩動物公園の昆虫館よりはやや広いゲージの中に、ハイビスカスや、ランタナなど蝶の好む花が植えられている。蝶たちは元気に飛び回り、fieldと変わりはない。上には網が張ってあるが、人工的な感じはしない。入園者はあまり多くはなかった。

 今回、バリ島で蝶の写真を撮ったのだが、初めてみる蝶がほとんどで、その名前が分からなくて往生した。ときどき、蝶の参考書などを購入する昆虫文献 六本脚さんに電話して「バリ島の蝶」といった図鑑またはフィールド・ガイドはないか尋ねてみたが、なかなかぴったりのものがない。六本脚さんから、
  •  BTTERFLIES OF THAILANDO 2nd Edition PISUTH EK-AMNUAY 2012
  •  翔 No.217(2012年8月) 百万石蝶談会
  •  翔 No.218(2012年10月) 百万石蝶談会
が参考になるのではないかと薦められたので購入する。
 そのほか、手元に所持していた
  •  Butterflies of Borneo and South East Asia 大塚一壽 2001
  •  THE COMPLETE FIELD GUIDE TO BUTTERFLIES OF AUSTRALIA MICHAEL F.BRABY 2004
  •  原色台湾蝶類大図鑑 白水 隆 1982
  •  学研の図鑑 世界のチョウ 黒沢良彦 大島進一 1979
  •  フィールドガイド 日本のチョウ 日本蝶類保全協会編 2012
  を参考にした。
  また、インターネットで などを参考にさせていただいた。
それでもなかなか難しい。というわけで同定できなかったもの、間違った種名を掲げたものがあると思うが、ご容赦いただきたい。

TAMAN KUPU KUPU BALI;クリックすると大きな写真になります 1.TAMAN KUPU KUPU BALI
TAMANは庭園のこと。蝶はKUPU KUPUという。ここバタフライ・パークは、バリ島の中央部で、スミニャックからはバトゥカル山に向かう途中のタバナンという町の郊外にある。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.0 1/1000秒 8.9mm ISO800 ) 露出補正 なし
バタフライ・パークの中;クリックすると大きな写真になります 2.バタフライ・パークの中
バタフライ・パークの中はこのようにハイビスカスなどの花が植えられ、よく整備されている。道もコンクリートではなく、水たまりができるような土の道なのがうれしい。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.0 1/500秒 6.1mm ISO200 ) 露出補正 なし
ゴクラクトリバネアゲハが出迎える;クリックすると大きな写真になります 3.ゴクラクトリバネアゲハが出迎える
バタフライ・パークの象徴として、トリバネアゲハのモニュメントが出迎えてくれる。今回はこのバタフライ・パークでトリバネアゲハを見ることはできなかった。ただ、自宅に戻って、You Tube などを検索してみると、確かにここでトリバネアゲハが撮影された映像がある。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/1250秒 12.1mm ISO800 ) 露出補正 なし
130324_004.jpg 4.フタオシジミの仲間 Hypolycaena sypylus
扉を開けてバタフライ・パークの中に入ると、いきなり、敏速に飛ぶシジミチョウに目を奪われた。目の前の葉上に止まってくれる。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8G macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/800秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
フタオシジミの仲間 開翅;クリックすると大きな写真になります 5.フタオシジミの仲間 開翅
4.と同じ個体が少し移動して、開翅してくれた。大分擦れていた。表翅の模様からシタジロフタオルリシジミなのかなと思う。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8G macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/800秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
ハレギチョウの仲間;クリックすると大きな写真になります 6.ハレギチョウの仲間
この蝶も始めてみるとそのあでやかさに驚かされる。G12で撮った。この写真はバタフライ・パークの雰囲気が分かると思う。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.0 1/80秒 6.1mm ISO200 ) 露出補正 なし
ハレギチョウの仲間 裏面;クリックすると大きな写真になります 7.ハレギチョウの仲間 裏面
ハレギチョウの仲間も何種類かに分かれているが、裏面を見ると、Cethosia hypsea (ヒプセアハレギチョウ)のように見える。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8G macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1000秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
イワサキタテハモドキ 裏面;クリックすると大きな写真になります 8.イワサキタテハモドキ 裏面
八重山諸島でも時々迷蝶として採集されることがあるという。表はタテハモドキのような茶色だ。この蝶はウブドの空き地でも飛んでいた。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8G macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1000秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
130324_009.jpg 9.同定できず
大きさはヤマキチョウやスジボソヤマキチョウほど。裏面は見せてくれなかった。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8G macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/640秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
ハイイロタテハモドキ;クリックすると大きな写真になります 10.ハイイロタテハモドキ
西表島で採集された記録があるという。この蝶は昨日、スミニャックでも撮影したが、それは傷んだ個体だった。これは羽化したてのきれいな個体だった。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8G macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1600秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
ナガサキアゲハ♂;クリックすると大きな写真になります 11.ナガサキアゲハ♂
バタフライ・パークでこの蝶を見たとき、ナガサキアゲハの仲間だということは容易に見当がついたが、何という種かわからなかった。後翅裏の派手な黒い玉模様に判断を妨げられた。ようやくナガサキアゲハと分かったのはつい先日である。日本にいるナガサキアゲハは Papilio memnon thunbergi で、これは亜種である Papilio memnon genor だった。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8G macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/800秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし