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2019年1月10日

夕景 大桟橋とみなとみらい 1月3日

三が日は良い天気が続いた。みなとみらいの夕景もきれいだろうと思い、思いついて午後遅くから出かけた。天気は良いのだが風が強いくて寒い。
 横浜の1月3日の日没は16時41分だった。大桟橋に着いたのは16時20分だったが、もう日は大分傾いてしまって、建物に遮られて太陽の姿は見られなくなっていた。太陽はもっとランドマークタワー側に沈むのかと思っていたら、この季節はその南側のクイーン(横浜税関)側に落ちている。空の茜色もいまいちで、露出が難しい。
 そこへ「本日入港予定だったにっぽん丸はキャンセルされました」というアナウンスがあった。何故だか分からなかったが、1月8日夕方のTVニュースで、12月30日にグアムを出航する際に岸壁に衝突するという事故があったことが報じられた。船長から基準を超えたアルコールが検出されたという。乗客、乗員は無事だった。にっぽん丸は商船三井客船の全長170m、22,400総トンの客船である。予定では本日3日に横浜に戻る予定だったという。乗客は空路帰国したそうだ。
 大桟橋の上でベイブリッジ側と赤レンガ側を行ったり来たりして、17時20分くらいまで過ごした。冷たい風が吹き、鼻水が出る。大桟橋には、この時間でも外国人観光客が多い。みなとみらいをバックにして写真を取り合っていた。
 大桟橋から、象の鼻公園を通って、赤レンガ倉庫まで歩き、そこから汽車道を通って桜木町に出た。寒かった。
 RX10M4は一眼レフ並みの重さがある。手持ちでの撮影だったので、手振れ補正機能に期待したが、難しい。1/20秒より遅いシャッター・スピードとなったショットは手振れをご容赦いただきたい。

1.落日
16時20分に大桟橋の上に上がった。太陽は横浜税関の後ろに落ちていて、もはや姿が見えない。シーンセレクションで撮ってみたが、赤くなっている空が上手く撮れなかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シーンセレクションで撮影 ( f3.5 1/250秒 29mm ISO100 ) 露出補正 なし
190103001.jpg
2.出航を待つ ロイヤルウイング
大桟橋のベイ・ブリッジ側にはロイヤルウイングが停泊していた。これからディナー・クルーズに出航するようだ。wikipedia によれば、ロイヤルウイングという船は、1960年に関西汽船の別府航路を代表するクルーズ客船「くれない丸」として就航した。1988年に日本シーラインによってレストランシップに改装され、現在は大桟橋を母港とするレストラン船である。全長86.7m、総トン数2,876トン。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 26mm ISO800 ) 露出補正 なし
190103002.jpg
3.暮れなずむベイ・ブリッジ -1
ベイ・ブリッジ の方角は太陽が沈む方角とは反対側である。空は淡い茜色になってきた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シーンセレクションで撮影 ( f3.5 1/80秒 23mm ISO160 ) 露出補正 なし
190103003.jpg
4.暮れなずむベイ・ブリッジ -2<br> 大桟橋の上は風が吹いて寒い。寒そうに歩く外国人観光客の姿が見える。1989年に開通したこのベイ・ブリッジはすっかりおなじみになった。海面からの高さは55mで、2009年(平成21年)に客船クイーン・メリー2が横浜に寄港したが、ベイ・ブリッジの下を通過することができないため、大黒ふ頭に停泊した​の​をはじめ、今ではその下をくぐることが出来ず大桟橋に着岸できない大型客船が多くなっているようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 38mm ISO1000 ) 露出補正 なし
190103004.jpg
5.赤レンガ倉庫とランドマーク・タワー
観覧車の時計が17:00を告げている。日没時間から約20分過ぎたころだ。赤レンガ倉庫にも明かりが灯りだした。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/125秒 26mm ISO3200 ) 露出補正 なし
190103005.jpg
6.ロイヤルウィング出航 -1
17:00出航のディナー・クルーズが離岸を始めた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/125秒 9mm ISO3200 ) 露出補正 なし
190103006.jpg
7.ロイヤルウィング出航 -2
湾内を逆進して、構内で向きを変える。 約2時間、ベイ・ブリッジをくぐって東京湾に出て、大桟橋に戻ってくる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/40秒 20mm ISO3200 ) 露出補正 なし
190103007.jpg
8.日没から30分
日没から30分経った。ライトアップされた横浜税関の方角の空は茜色が残る。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/100秒 32mm ISO3200 ) 露出補正 -0.7段
190103008.jpg
9.暗くなった横浜港
ちょっとの間にベイ・ブリッジと横浜港の海は暗くなってしまった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/10秒 38mm ISO3200 ) 露出補正 -0.7段
190103009.jpg
10.みなとみらい夕景
まだ少し赤みが残る空を背景に、ライトアップされた赤レンガ倉庫や観覧車が輝きを増す。私は三脚を持ち歩かないので、そろそろ手持ちも限界である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/40秒 21mm ISO3200 ) 露出補正 -0.7段
190103010.jpg
11.象の鼻パーク
象の鼻波止場を明治中期の形状に復元し、横浜港開港150周年となる2009年(平成21年)開園した象の鼻パークから赤レンガ倉庫へと歩く。海からの風が冷たい。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/20秒 15mm ISO3200 ) 露出補正 -0.7段
190103011.jpg
12.赤レンガ倉庫 -1
赤レンガ倉庫からベイ・ブリッジを望む。横浜赤レンガ倉庫は、明治政府によって保税倉庫として建設され、建設当時の正式名称は横浜税関新港埠頭倉庫といった。写真の左側に見える2号館は1911年、右側の1号館は1913年に竣工。保税倉庫としての役割は1989年までに終え、しばらく放置されていた。隣接する横浜赤レンガ倉庫スケート場はとても賑わっていたが、ここはもう人影が少ない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/13秒 13mm ISO3200 ) 露出補正 -0.7段
190103012.jpg
13.赤レンガ倉庫 -2
2002年、赤レンガ倉庫を中心とした付近一帯は、展示スペース、ホール、広場、店舗からなる横浜赤レンガパークとしてオープンした。赤レンガ倉庫1号館は主に文化施設として、公益財団法人横浜市芸術文化振興財団が運営する。赤レンガ倉庫2号館は商業施設で、株式会社横浜赤レンガが運営する。外は寒いが2号館のなかは明るくて、温かそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/100秒 10mm ISO3200 ) 露出補正 -0.7段
190103013.jpg
14.赤レンガ倉庫2号館外観
1号館と2号館の間はイベントなどがお行われる広場になっているが、ここは「あかいくつ」バスの停留所がある道路側(赤レンガパーク」から見た2号館だ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/20秒 14mm ISO3200 ) 露出補正 -0.7段
190103014.jpg
15.汽車道 wikipedia によれば、汽車道は元々、ウィンナープロムナードと呼ばれていたが、1996年(平成8年)に行われた名称公募により改称となった。1911年(明治44年)開通の旧横浜駅と新港埠頭を結ぶ臨港線(通称税関線とも)の廃線跡を利用し、その一部にあたる約500mの区間をレールも残した上で緑地として整備したものである。汽車道を右に外れてその緑地を歩く。観覧車とクィーンズ・タワーの前にジェット・コースターが走る。手がかじかんできた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/80秒 16mm ISO3200 ) 露出補正 -0.7段
190103015.jpg
16.港1号橋梁とランドマーク・タワー
汽車道の港1号橋梁は1907年(明治40年)に、港2号橋梁とともにアメリカン・ブリッジで製作されたトラス橋で、1909年(明治42年)に鉄道院により架設された。複線相当の幅がある。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.4 1/20秒 9mm ISO3200 ) 露出補正 -0.7段
190103016.jpg


2018年2月20日

​AMADEA 2月17日

このところ、いろいろあって、なかなか街を歩くこともなかった。​ そんな時、インターネットで横浜港の大桟橋に AMADEA という客船が入港するのを知った。
 飛鳥Ⅱという豪華客船があるが、この AMADEA という船の前身は初代飛鳥だというので興味を持った。この日は少々風があったが、快晴で温かい冬の日だった。久しぶりに大桟橋に​行って​見ることにする。
  また、16日から中国旧正月の春節が始まったので、中華街へも行ってみようと思う。 桜木町から汽車道を歩いて、赤レンガ倉庫へ出た。そこからさっそく大桟橋に接岸している AMADEA が眺められた。28,856総トンの船体は、以前に見に来た Queen Elizabeth(90,900トン) や Celebrity MILLENNIUM(91,000トン) と比べるとさすがに小さい。
 像の鼻のわきを歩いて大桟橋に向かう。AMADEA を左回りの見ていく。
  AMADEAを見たあと、中華街へ足を延ばす。春節が始まった土曜日とあって、人出は多い。中国語が飛び交っている。半数くらいは中国からの観光客のようだ。
 時刻は午後1時近くになったが、春節の催しは午後2時半からのようで、まだ間がある。前々から一度食べたかった「あさりソバ」を食べたいと思い、「吉兆」へ行ってみたが、さすがに満席で、まして一人では入ることができなかった。また、次回にしよう。

1.赤レンガ倉庫
午前11時20分、まだ人の数は少ない。赤レンガ倉庫の周囲は掃除が行き届いていて、塵一つ落ちていない。しゃれた自転車のタクシーが客待ちをしていた。wikipediaによると、これはベロタクシーというらしい。 1997年にドイツで起業したVELOTAXI GmbH Berlinにより開発された高性能な自転車タクシーとその運営システムだそうで、日本では特定非営利活動法人ベロタクシージャパンが管理及びサポートを行っているそうだ。2002年に京都で初めて運用され、横浜では2007年に始まっている。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f4.5 1/1250秒 19mm ISO125 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
2.スケートリンク
平昌オリンピックでは、羽生結弦と宇野昌磨の活躍が期待されているが、赤レンガ倉庫に設けられたスケートリンクは、賑わいを見せていた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f7.1 1/1250秒 37mm ISO125 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
3.窓ガラスの青空
この日は気持ちよく晴れた日だった。赤レンガ倉庫の窓ガラスにその青空が映り込む。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.5 1/1000秒 17mm ISO640 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
4.AMADEA
赤レンガ倉庫の広場を通り抜けて、港に出る。その正面には大桟橋に着岸している AMADEA の美しい船体があった。残念ながらここから見る右舷側は日陰になっている。 AMADEA の前身は、郵船クルーズが運行していた当時日本で最大の客船であった初代「飛鳥」だった。 2006年2月11日に運行を終了し、三菱重工横浜製作所にて改修され、現在はドイツの船会社、フェニックス・ライゼンの客船としてバルト海を中心に運行されている。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f4.5 1/1250秒 22mm ISO125 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
5.AMADEA 右舷船首
赤レンガ倉庫の広場の前を、横浜港発祥の波止場である象の鼻のほうへ歩く。AMADEA を左回りに見ていこう。初代「飛鳥」、現 AMADEA は1991年に三菱重工長崎造船所で作られた。 そのスタイリッシュな外観、卓越した設計思想、上質かつ落ち着きのあるパブリックスペース、日本船として史上最高の出来映えと称されたそうだ。それが初代「飛鳥」であり、日本のクルーズマーケットを力強く牽引してきた名船といえる。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f4.5 1/1250秒 37mm ISO125 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
6.象の鼻パークから見る AMADEA
港に沿って迂回し、 象の鼻パーク へ出る。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f4.5 1/1250秒 32mm ISO125 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
7.象の鼻防波堤と AMADEA
象の鼻防波堤の向こうの大桟橋に停泊する AMADEA が美しい。この船は28,856総トンで、今ではそれほど大きな船ではないが。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f4.5 1/1250秒 23mm ISO125 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
8.AMADEA 象の鼻防波堤とユリカモメ
港の柵にユリカモメが止まっていた。AMADEA の引き立て役になってもらう。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f4.5 1/1250秒 37mm ISO125 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
9.ユリカモメ一羽が飛び立ち一羽が飛来
2羽止まっていたユリカモメのうち一羽が飛び立って、空くのを待っていたように次の一羽がやってきた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f4.5 1/1250秒 37mm ISO125 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
10.AMADEA 正面から眺める
大桟橋へのアプローチに向かって進む。このあたりで AMADEA の正面が眺められた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f5.6 1/1250秒 37mm ISO125 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
11.AMADEA 船首左舷
大桟橋展望台の入り口に来た。ここからはAMADEA の左舷を見るようになる。この日のわたくしのスタート地点であるランドマークタワーも見える。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f5.6 1/1250秒 9mm ISO125 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
12.左舷客室
左舷客室デッキを眺める。横浜入港は約5年ぶりだそうだ。海が荒れた影響で、着岸は予定より約9時間遅れとなったそうだが、昨日(16日)に着岸しているので、乗船客は横浜の街などへ観光に出かけている。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f6.3 1/1250秒 19mm ISO125 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
13.フェニックス・ライゼン
AMADEA は2006年にドイツのフェニックス・ライゼンに売却され、バハマ船籍となった。船体にPhoenixReisen の文字が見える。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f6.3 1/1250秒 9mm ISO125 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
14.船尾
右舷から見始めて一回りし船尾に来た。バハマ船籍になっているが、バハマの首都である NASSAU の文字が見える。ネットで引いてみると、社団法人日本造船工業会の資料によれば、2001年時点で最も船籍が多い国は、バハマにも近いところにあるパナマで、全体の21%。つまり、世界の5分の1の船が籍を置いていることになる。 パナマ船籍にすると、税金等の船舶にかかる費用が安く済む。先進海運国では、自国の船には、原則的に自国が承認する海技免状等を持った船員の乗船を義務づけている。しかし先進諸国の船員は賃金も高く、より低賃金の発展途上国海運との価格競争では不利になる。一方、 便宜置籍船 では船員の雇用等に関する規制が緩やかで、賃金の安い外国人船員を乗せることができるというわけだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f5.6 1/1250秒 16mm ISO125 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
15.大桟橋展望台から
大桟橋展望台の一番高いところに上って、 AMADEA を見下ろした。現在の「飛鳥Ⅱ」は51,420トンで AMADEA より大きいが、こうしてみるとこの船も立派である。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f6.3 1/1250秒 14mm ISO125 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
16.ロイヤルウイング
大桟橋から見ると AMADEA はみなとみらい側に接岸しているが、反対側のベイブリッジ側には、ロイヤルウイングという船が停まっていて、汽笛を鳴らし、出航するところだった。ロイヤルウイングは、横浜港大桟橋を拠点として営業しているレストラン船である。ランチクルーズ、ディナークルーズ、ティークルーズがあり、ちょうど12時発のランチクルーズが出航したところだった。ここで向きを変えてベイブリッジを出て行く。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f5 1/1250秒 37mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
17.ベイブリッジとロイヤルウイング
ロイヤルウイングの旧船名は「くれない丸」といい、もとは関西汽船の別府航路を代表するクルーズ客船であった。 1960年2月27日に竣工した「くれない丸」は2,876トンで、別府航路からの退役後はいったん予備船となり、その後佐世保重工業に売却された。1988年、レストランシップに改装され、旅客定員630名の横浜港東京湾クルーズ客船として現役である。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f5 1/1250秒 37mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
18.春節の中華街
大桟橋を後にして、春節の中華街へ行ってみた。腹が減ったので何か食べたいなと思い、以前から一度食べてみたかった「あさりソバ」にしようと「吉兆」まで行ったが、やはり満員だった。待つ人もいて、まして一人では難しかった。関帝廟はさすがに賑わっていた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.8 1/1250秒 20mm ISO125 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。


2009年6月16日

横浜大桟橋黄昏

 6月11日、出張で大阪から来る友人と大船の居酒屋で一杯やろうと、大船に詳しい友人から誘いがあり、二つ返事で出かけていった。3人で午後4時から飲み始めたが、大船に詳しい友人は藤沢で次の飲み会があり、大阪からの友人は帰りの飛行機の時間もあり、午後6時少し前にお開きになった。飲み始めるころは曇り空だったが、大船の駅に向かうころは青空が出ていた。大阪へ帰る友人と東海道線で横浜まで戻る車中で、時間も早いし、大桟橋へ行ってみようと思い立った。横浜で友と別れ、みなとみらい線で日本大通り駅へ出て、大桟橋へと急いだ。
大桟橋橋入り口:クリックすると大きな写真になります 1.大桟橋橋入り口
時間は6時35分、あたりは夕暮れ時の気配が漂う。大桟橋の入り口には、ちょっとエキゾチックな洋風居酒屋がある。まだ、客は入っていないが、灯りがつきはじめた。

Canon IXY 900IS
プログラムオートで撮影  ( F2.8 1/60秒 )
落陽:クリックすると大きな写真になります 2.落陽
大桟橋に着いたらちょうど太陽がビルとビルの間に落ちるところだった。雲がなく、美しい夕焼けは見られなかったが、ホワイトバランスを曇天にして撮った。

Canon IXY 900IS
プログラムオートで撮影  ( F4.5 1/250秒 ) Capture NXでD-ライティング処理 
ベイブリッジ:クリックすると大きな写真になります 3.ベイブリッジ
赤レンガ倉庫のあるみなとみらいの反対側を眺めるとベイブリッジがある。手前の船は大桟橋を根城にしている「ロイヤルウイング」というクルーズ船で、1回約2時間のランチクルーズやディナークルーズとして、毎日4回運行されている。

Canon IXY 900IS
プログラムオートで撮影  ( F3.5 1/80秒 )
黄昏:クリックすると大きな写真になります 4.黄昏
また、赤レンガ倉庫側へ戻る。観覧車の時計は7時03分。三脚を立てて、シャッターチャンスを狙うアマチュアカメラマンがファインダーを覗く。

Canon IXY 900IS
プログラムオートで撮影  ( F4 1/60秒 )
再びベイブリッジ :クリックすると大きな写真になります 5.再びベイブリッジ
  あたりは暗くなってきた。ベイブリッジの上を走る首都高速にも明かりが点いた。シャッタースピードが遅くなったので、手すりにカメラを押し付け、固定して撮った。ホワイトバランスをオートにしたら、暗く青い空が映し出された。

Canon IXY 900IS
プログラムオートで撮影  ( F5.8 1秒 )
再びみなとみらい:クリックすると大きな写真になります 6.再びみなとみらい
恋人たちが憩う大桟橋を行ったりきたりして、まだ空に明るさが残るみなとみらい側を眺める。7時24分、赤レンガがうっすらライトアップされ、みなとみらいのビル群にも灯かりが入り美しい時間帯となった。

Canon IXY 900IS
プログラムオートで撮影  ( F4 1/3.3秒 )