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Studio YAMAKOで“箱根登山鉄道タイプ”が含まれるブログ記事

2021年12月29日

原鉄道模型博物館 2 of 4 ジオラマを走る日本の車両 11月27日

原信太郎さんのコレクションは約6,000両と言われるが、展示されているその代表的な模型を見終えて、いよいよ、いちばんテツモパークと呼ばれるジオラマを走る鉄道模型を楽しむ時間に入る。ここは写真撮影が許可されている。
 世界最大級と言われるいちばんテツモパークは、30m x 10m の1周約70mという大きさで、1番ゲージという軌間45mmのレールが6路線あり、1周の長さは約70mで、全線路の長さは約450mある。そのジオラマを本物の車両が本物の街を走るように、鉄道模型が走り、見ている者を魅了する。
 ジオラマを数々の鉄道の車両が走るが、まずは日本の車両に注目する。
 横浜の原鉄道模型博物館は2012年に開設された。さっそく足を運んだが、素晴らしさに魅了され、早速購入した原信太郎さんの著書「原信太郎 鉄道模型のすべて 技術の極み、躍動美」を購入した。勝手ながら、ブログの記述はその著書の内容を参照・引用させていただいている。

000_211127299 X700 〇原鉄道模型 RX10M4.jpg
ジオラマを走る相鉄線新型車両 リオン駅を通貨 2021年11月27日 原鉄道模型博物館

010_211127096 X800 〇原鉄道模型 京福電気鉄道 3 RX10M4.jpg 10.京福電気鉄道 No.3
13歳の時にブリキ缶を材料に第1号となる模型を作られたそうだが、この京福電気鉄道 No.3 は1978年に原鉄道模型(シャングリラ鉄道)で制作された。著書の説明には。「最初は2本ポールだったが、その後パンタグラフに改造した。模型の台車は、本物はドイツのマン社製だったが、色気がないので高野山鉄道の登山用のものを流用した。」と記されていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/250秒 43mm ISO3200 ) 露出補正 なし
011_211127129 X800 〇原鉄道模型 RX10M4.jpg 11.国鉄 ED16形がけん引する旅客列車 -1
1931年上越線清水トンネル開通に合わせて製造された電気機関車だそうだ。私はこのED16形という電気機関車は、南武線で時々見たことがある。wikipediaによれば、本形式は最後に18両全機が立川機関区に集められ奥多摩駅 - 浜川崎駅間などで運転される青梅線・南武線の石灰石列車の牽引に使用されたからだ。1984年(昭和59年)6月19日をもって全車廃車となった。国鉄初期の旧型電気機関車としては実に53年間の長きにわたって運用された長命な形式であった。原鉄道模型博物館では、国鉄の旧形客車を牽いて走行していた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/250秒 34mm ISO3200 ) 露出補正 なし
012_211127130m X800 〇原鉄道模型 RX10M4.jpg 12.国鉄 ED16形がけん引する旅客列車 -2
原鉄道模型博物館のジオラマでは、スハ43など国鉄の旧形客車を牽いて走行していた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/320秒 15mm ISO3200 ) 露出補正 なし
013_211127196 X800 〇原鉄道模型 RX10M4.jpg 13.国鉄 ED16形がけん引する旅客列車 -3
ジオラマの駅を通過するところだが、プラットフォームにいる人などフィギュアがとてもリアルである。高架下の自動車などのクラシックな車が良い。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/400秒 38mm ISO3200 ) 露出補正 なし
014_211127307 X800 〇原鉄道模型 RX10M4.jpg 14.国鉄 ED16形がけん引する旅客列車 -4
原鉄道模型は架線から集電している。パンタグラフも機能するように作られているが、架線集電のための材料は日本では手に入り難いため自作されたのだそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/250秒 20mm ISO3200 ) 露出補正 なし
015_211127314 X800 〇原鉄道模型 RX10M4.jpg 15.国鉄 ED16形がけん引する旅客列車 -5
貨物列車とすれ違う。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/320秒 46mm ISO3200 ) 露出補正 なし
016_211127329tm X800 ▲原鉄道模型 RX10M4.jpg 16.国鉄 ED16形がけん引する旅客列車 -6
いちばんテツモパークのジオラマは、照明も工夫されている。写真を撮るには少々つらいのだが夜景も演出される。客車の室内には明かりが灯る。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/100秒 9mm ISO3200 ) 露出補正 なし
017_211127335 X800 〇原鉄道模型 RX10M4.jpg 17.国鉄 ED16形がけん引する旅客列車 -7
鉄橋を渡る。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/125秒 25mm ISO3200 ) 露出補正 なし
018_211127339 X800 〇原鉄道模型 RX10M4.jpg 18.国鉄 ED16形がけん引する旅客列車 -8
列車が通過すると信号が赤に変わる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/320秒 73mm ISO3200 ) 露出補正 なし
019_211127358 X800 〇原鉄道模型 RX10M4.jpg 19.国鉄 ED16形がけん引する旅客列車 -9
DB(ドイツ国鉄)のV200形ディーゼル機関車がけん引する貨物列車と行きかう。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 58mm ISO2000 ) 露出補正 なし
020_211127359 X800 〇原鉄道模型 RX10M4.jpg 20.国鉄 ED16形がけん引する旅客列車 -10
夜間の照明演出の間はシャッタースピードが遅くなってしまう。向こう側のプラットフォームに入っているのは、箱根登山鉄道タイプと称される3両編成だ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/80秒 21mm ISO2000 ) 露出補正 なし
021_211127274 X800 〇原鉄道模型 RX10M4.jpg 21.箱根登山鉄道 チキ2形 -1
この車両は箱根登山鉄道の雰囲気を取り込んだシャングリラ鉄道(原鉄道模型)の創作模型である。1970年に制作されている。この車両は12時半からの運転予定になっていて、走行を見ないで退出しまった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 29mm ISO1200 ) 露出補正 なし
022_211127275 X800 〇原鉄道模型 RX10M4.jpg 22.箱根登山鉄道 チキ2形 -2
箱根登山鉄道の電車が停車しているホームで、4人に人がそれぞれくつろいでいる。このフィギュアがとてもリアルである。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 29mm ISO3200 ) 露出補正 なし
023_211127344t X800 〇原鉄道模型 RX10M4.jpg 23.箱根登山鉄道 チキ2形 -3
先に見てきた展示室に、箱根登山鉄道 チキ1形 チキ1 が展示されていた。原信太郎さんは幼いころに祖母と最も急な勾配の箱根登山鉄道に乗った。うなりを上げるモーターの力強さ、急カーブの続く山道、そして万全のブレーキ装置、自分と同じ1919年生まれのこの電車が大好きになったという。手前に見えるくらっひくな自動車の模型が素晴らしい。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/500秒 13mm ISO1600 ) 露出補正 なし
024_211127198 X800 〇原鉄道模型 RX10M4.jpg 24.阪神電気鉄道301形 301
ジオラマのいちばん奥に、外周を走る線路の内側に円周のレールがあるが、ここを単行の車両が走る。この日、私がいた時間には 阪神電気鉄道301形 301 が走行していた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/125秒 65mm ISO3200 ) 露出補正 なし
025_211127182 X800 〇原鉄道模型 RX10M4.jpg 25.相模鉄道 12000系 -1
マレー型の蒸気機関車が牽く貨物列車が走っていた2番内回りの線路を、11時ごろから相模鉄道の新型車両12000系が走行を始めた。相模鉄道は私が横浜から自宅の最寄り駅星川迄利用する路線である。2019年11月14日(木)から、相鉄・JR直通線開業を記念し、新型車両12000系の1番ゲージ模型の走行を開始しがアナウンスされていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/400秒 39mm ISO3200 ) 露出補正 なし
026_211127228 X800 〇原鉄道模型 RX10M4.jpg 26.相模鉄道 12000系 -2
wikipediaによれば、本線及びいずみ野線に加え、2019年(令和元年)11月30日開業の相鉄新横浜線の一部区間(西谷駅 - 羽沢横浜国大駅間)及びその先の相鉄・JR直通線対応車両Jとしてのの運用を想定し投入された。同年度末までに全6編成が製造されている。「YOKOHAMA NAVYBLUE」の塗装が採用されている。なお、12000系が営業運転を開始する前に、2022年度下期に開業予定でである相鉄・東急線対応車両として、先行して20000系が2018年(平成30年)2月11日に横浜駅10時30分発の特急海老名行きより営業運転を開始している。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/400秒 78mm ISO3200 ) 露出補正 なし
027_211127236 X800 〇原鉄道模型 RX10M4.jpg 27.相模鉄道 12000系 -3
ジオラマの線路をそれなりのスピードで走行する編成を1/160秒では、止めることが出来なかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/160秒 26mm ISO3200 ) 露出補正 なし
028_211127255 X800 〇原鉄道模型 RX10M4.jpg 28、相模鉄道 12000系 -4
「YOKOHAMA NAVYBLUE」の塗装は、照明が落ちるとピントが合わせ難くなる

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/100秒 23mm ISO3200 ) 露出補正 なし
029_211127294 X800 〇原鉄道模型 RX10M4.jpg 29.相模鉄道 12000系 -5
動体ブレはしているが、スポットライトを浴びたように撮れた。実際の相鉄線もこういうところを走ってくれると楽しいのだが。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/200秒 23mm ISO3200 ) 露出補正 なし
030_211127403 X800 〇原鉄道模型 RX10M4.jpg 30.HOゲージ 横浜ジオラマ
いちばんテツモパークのジオラマを抜けると左手に横浜ジオラマと称される、横浜の今昔を再現したHOゲージの部屋があった。原鉄道模型博物館の見どころガイドには、かっての横浜駅周辺の様子や、馬車道や中華街エリアなど、横浜の町並みが再現されていると記されていた。写真は現在の桜木町駅の高架ホームと想像できる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/60秒 78mm ISO3200 ) 露出補正 なし


2017年11月22日

ジオラマを駆ける鉄道模型 11月11日

横浜ブルフ13というシネマ・コンプレックスに、朝9時開映の「ミックス」という映画を見に行った。最近人気が出てきた卓球にかかわる映画で、練習や試合の場面もあるが、それが俳優さんが演じているとは思えないほど、現実感があった。練習したのだと思う。オリンピック・メダリストの水谷準も登場する。ちょっとストーリーのテンポは遅かったが、満足した。
 昼食後、かみさんは買い物をしていくというので、私は久しぶりに原鉄道模型博物館へ行くことにした。
 原鉄道模型博物館は、2012年の7月10日に、同年2月に竣工した横浜三井ビルディングの2階にオープンした。私はその年の10月に初めて原鉄道模型博物館を見学したが、それから5回くらい訪れている。2013年4月に行われた同博物館の写真展で私の撮った写真が優秀賞のひとつに選ばれ、翌年同館のカレンダーの写真、12枚のうちの1枚に採用された。
 2年半ぶりに原鉄道模型博物館を訪れ、ジオラマを疾走する鉄道模型の撮影を楽しんだ。

1.高架線を走るDB V200
商店の屋上で洗濯物を干すフィギュアの向こうをドイツ国鉄のDB V200が姿を現した。V200ディーゼル機関車(実車)は1953年から翌年にかけて、クラウス=マッファイにて試作機が5両製造され、1956年より量産が開始され、同社にて61両が、マシーネンバオ・キール(現MaK、のちフォスロ)にて20両が製造されたという。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.8 1/640秒 37mm ISO3200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
2.DB E03 002
西ドイツ国鉄では1960年代に入り、特急列車 (TEE, F-Zug) の最高速度200 km/h 運転を計画し、そのための線路の改良や新型機関車の製造などの準備​が行われ、それまでの特急旅客用電気機関車としては、最高速度160 km/h 運転に対応したE10.12型(後の112型→113型)が運用されていたが、103型が後継機として開発されることになり、1965年にまずE03型 (E03 001 - E03 004) として、試作車4両が製造された。この模型のえんじとクリーム色は通称TEEカラーと呼ばれる。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.8 1/800秒 37mm ISO3200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
3.蒸気を吐く入替用蒸気機関車
奥に見える操車場では、運搬される荷物が置かれ、荷が積まれた貨車を入れ替える小さな蒸気機関車が待機している。作業をする人を表すフィギュアも良く作られている。​

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.8 1/250秒 37mm ISO3200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
4.列車通過
ホームのベンチに座って列車を待つ親子連れをしり目に、電気機関車が牽引するDBの列車が通り抜けていく。フィギュアをもっとシャープに写し取りたいが、列車にピントを合わせるとこうなってしまう。客車に乗客がいればよかった。列車のピントを外して、フィギュアにフォーカスしても良いかなと思う。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.8 1/320秒 37mm ISO3200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
5.すれ違う列車
駅のホームに列車が入ってくる。反対側の線路を列車が通過する。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.8 1/800秒 37mm ISO3200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
6.列車到着
ジオラマでは、この列車は停車しないで走り続ける。写真で停車しているように見えるので、親子連れの客は乗車するのかなと思ってしまう。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.8 1/400秒 37mm ISO3200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
7.原鉄道模型 スイス国鉄 SBB Ae3/6Ⅱ 10412
収蔵されている鉄道模型車両が1500台を超すという原鉄道模型博物館だが、その中には、「原鉄道模型」と言って2014年7月5日に亡くなられた原信太郎さんが自ら作られた模型がある。その「原鉄道模型」が1番ゲージジオラマを走るときには、その旨、案内のアナウンスがある。この車両は13時20分から10分間運転されたスイス国鉄の SBB Ae3/6Ⅱ 10412 電気機関車だ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.8 1/800秒 37mm ISO3200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
8.箱根登山鉄道タイプの電車
この電車は箱根登山鉄道の雰囲気を取り込んだ「原鉄道模型」の創作模型である。いつもこの辺りに置かれているようだ。フィギュアも効果的だ。前の車両には乗客の姿も見える。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.8 1/320秒 37mm ISO3200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
9.高架駅に到着
E03 電気機関車が牽引する旅客列車が高架上に造られた駅に入ってきた。車寄せに止まっている乗用車や歩く人の姿が駅の雰囲気を備えている。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.8 1/800秒 37mm ISO3200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
10.DB E103 193-9 電気機関車
先に登場した試作機のあと、量産型として、TEEやICを牽くE103型となり、名実共に西ドイツ国鉄を代表するフラッグシップ電機となった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.8 1/500秒 37mm ISO3200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
11.ディーゼル車両 DB SVT 04
この2両編成の車両はドイツ国鉄のディーゼルカーだ。強い日差しの海岸沿いを走行する。海岸で海水浴をする人、絵を描く人、また、名所案内の立て札もあり、リアルだ。もっとフィギュアにフォーカスして撮るべきだった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.8 1/250秒 37mm ISO3200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
12.阪神電気鉄道 311形
「いちばんテツモパーク」と呼ばれる「1番ゲージジオラマ」の右手奥に、サークルになった線路があり、そこを「原鉄道模型」である阪神電気鉄道 311形が走行を始めた。実車は大正期に量産された木造車両だそうだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.8 1/1000秒 37mm ISO3200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
13.DB E44
西ドイツ国鉄の貨物用電気機関車 E44形 がホッパー貨車を牽いて、操車場で作業をするフィギュアのそばを走り抜ける。ピントが中途半端になってしまったが、これもフィギュアにフォーカスすると良かったかと思う。次回、原鉄道模型博物館を訪れた際は、フィギュア―にフォーカスした各場面を撮ってみたい。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.8 1/500秒 37mm ISO3200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
14.発車待ち
情景としては発車を待つ電車のようだ。ともに「原鉄道模型」で手前は、箱根チキ2形 8、奥に停車しているのは京福電気鉄道デナ1形 3 だ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.8 1/250秒 37mm ISO3200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
15.DB E103 193-9 電気機関車
大ジオラマの一番外側の周回線路を DB E103 193-9 電気機関車が引く旅客列車が行く。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.8 1/160秒 37mm ISO3200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
16.DB AG-218
高架線の下は川は流れていて、釣りを楽しむ人がいる。ジオラマの脇に張り出されている走行列車表を見ると、機関車は DB AG-218 で意味が分からないがルートヴィッヒシアター専用機となっていた。旧西ドイツ国鉄の液体式ディーゼル機関車だ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.8 1/500秒 25mm ISO3200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
17.DB AG-218 が牽く旅客列車と町の風景
機関車の先頭に架かれた 218 473 -7 の文字が何とか読み取れる。保線する人や、町を走る車、歩いている人、また、屋根があるプラット・ホームで列車を待つ人などが俯瞰できる。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.8 1/500秒 37mm ISO3200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
18.クラシック・カー
駅前に停められているクラッシックな車が気に入った。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.5 1/320秒 15mm ISO3200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
19.高架線の下
貨物列車が通過する高架線の下は川になっていて、その川の向こうには車が見える。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.2 1/100秒 12mm ISO3200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
20.レールツェペリン号
wikipediaによれば、​​ドイツの飛行機技術者であるフランツ・クルッケンベルク によって1929年に設計・開発された、プロペラ推進式の鉄道車両とのこと​​​。​​​1両のみが試作されたそうだ​​​。ツェッペリン飛行船に外観が似ていることから、その名があるという​​​。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.8 1/1000秒 37mm ISO3200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
21.大型の蒸気機関車
さっきまで操車場で休んでいた「原鉄道模型」 C&O H8 1655 というアメリカの大きな蒸気機関車が牽く貨物列車が走り始めた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.8 1/400秒 37mm ISO3200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
22.DB V200 旅客列車
この日、このV200が牽く列車は、1回1時間づつ、3回走行していた。この機関車は「原鉄道模型」ではなく、一般車両だ。照明の具合で昼なのか、夜なのか判らない情景となってしまう。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.2 1/500秒 14mm ISO3200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
23.箱根登山鉄道チキ2形 8
ガード下に川が流れる高架線沿いの道路に単線の線路があり、そこをさっきまで発車待ちをしていた「原鉄道模型」の箱根登山鉄道チキ2形が行ったり来たりする。掲示されている走行列車表によると、1日2回のみ、それぞれ1回10分間走行する。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.2 1/640秒 14mm ISO3200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
24.ガード下の情景
高架線の下の情景である。路面電車の線路と川があり、停留所らしきところにはベンチが並んでいて、猫もすわっている。フィギュアと併せてほんとによく作られたジオラマと思う。ただ、写真を撮るには光が難しい。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.2 1/640秒 14mm ISO3200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
25.「横浜ジオラマ」
「いちばんテツモパーク」ジオラマを切り上げて、隣にある「横浜ジオラマ」に移動した。ここは狭いが、みなとみらいの光景を凝縮したジオラマになっている。24時間の光の演出がされれいるが、これは夕方の情景で、乗客が乗った通勤電車の車内にはに明かりが灯る。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.8 1/125秒 24mm ISO3200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
26.桜木町駅前?
イメージとしては高架駅に通勤電車が停車している夜の桜木町駅だ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f1.8 1/200秒 15mm ISO3200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
27.鉄道好きの女の子
このジオラマはHOゲージなので、線路幅は16mmだ。1番ゲージは45mmなので縮尺はその1/3くらいになる。このジオラマでは、深夜には列車は動かない。鉄道好きの女の子も列車が動き出すのを待っている。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f1.8 1/200秒 9mm ISO3200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
28.朝6時のみなとみらい
夜が明けて、観覧車の時計が 6:00 になった。ジオラマは明るくなる。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f1.8 1/500秒 9mm ISO3200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
29.昔の停車場
桜木町は、明治5年に初めて鉄道が走ったところ。その頃の駅舎と小さな汽車の情景が造られている。朝5時、まだ汽車は動かない。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.5 1/50秒 17mm ISO3200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
30.汽笛一声発車
その小さな汽車は明るくなった駅を出発した。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.8 1/160秒 37mm ISO3200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。


2012年10月29日

原鉄道模型博物館 10月11日 2/2


 写真を撮っているとあっという間に時間が経つ。撮り始めて1時間近くが過ぎた。 今年の3月に横浜そごうで行われた「究極の鉄道模型展」で原さんの模型を初めて見て心が動かされ、さっそくアマゾンで 「原信太郎 鉄道模型のすべて」という本を購入した。今回の記述もそれを参考にさせていただいている。
原信太郎 鉄道模型のすべて―技術の極み、躍動美
原 信太郎
誠文堂新光社
売り上げランキング: 446050

  原さんはこの本の中で、「・・・レイアウトには、鉄製のレールを敷設し、枕木はアイアンウッド、6本の犬釘でレールを止め、さらに架線も張り、ディティールにはとことんこだわりました。初めて45mmゲージを鉄のレールの上で走らせたときには、感激で胸がいっぱいになりました。とくに電源を切り、惰性走行で鉄のレール上を走らせると、カタンカタンというジョイント音が本物さながらに聞こえるのです。また、走行した部分が銀色に光る様子も本物そっくりの美しさでした。」と述べられている。通常の鉄道模型は電源を切ると急ブレーキをかけたようにその場で止まってしまう。本物のような惰力走行を実現ということは原さんのとって70年近い研究の成果だそうだ。 立ち位置を変え、撮影を楽しんだ。気が付いたら閉館間際の5時55分だった。

13.停車中のフランス国鉄・SFCF 2D2形電気機関車
周回していたフランス国鉄・SFCF 2D2形電気機関車の牽く列車が駅に停車した。プラットフォームに駆け上がる駅員さんの姿や機関車の向こうに見える二人連れの姿が情景を作る。右側に停車している木造の電車はなんだろう。「原信太郎 鉄道模型のすべて」をみると箱根登山鉄道タイプ(No.10)という箱根登山鉄道の雰囲気を取り込んだ原さんの理想郷であるシャングリ・ラ鉄道の創作模型というのに似ているが。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/60秒 30.5mm ISO1600 ) 露出補正 -0.7段
停車中のフランス国鉄・SFCF 2D2形電気機関車;クリックすると大きな写真になります
14.高架駅を出る列車
ドイツ国鉄のE10 1240 形電気機関車が牽く列車が高架駅を出る。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/60秒 30.5mm ISO1600 ) 露出補正 -0.7段
高架駅を出る列車;クリックすると大きな写真になります
15.停車中のワゴン・リ客車
左側がCIWLNo.4111 EDという客車。右側も ワゴン・リ社の客車だ。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/25秒 30.5mm ISO1600 ) 露出補正 -0.7段
停車中のワゴン・リ客車;クリックすると大きな写真になります
16.通過中の夜行列車
ドイツ国鉄のV200形ディーゼル機関車(V200 018)が牽く夜行列車である。客車には温もりを感じる灯りが点いている。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/125秒 10.8mm ISO1600 ) 露出補正 -0.7段
通過中の夜行列車;クリックすると大きな写真になります
17.オリエント急行
ワゴン・リ社の寝台客車を連ねた列車がホームで出発を待っている。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/60秒 30.5mm ISO1600 ) 露出補正 -0.7段
オリエント急行?;クリックすると大きな写真になります
18.カーブを走行する列車
ドイツ国鉄のE10 1240 形電気機関車が牽く列車を立ち位置を変えて正面から撮った。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/30秒 30.5mm ISO1600 ) 露出補正 -0.7段
カーブを走行する列車;クリックすると大きな写真になります
19.箱根登山鉄道の雰囲気を取り込んだシャングリ・ラ鉄道の創作模型
自分自身この写真を撮ったことを忘れていた。これは13.にも写っていた箱根登山鉄道タイプ(No.10)の3両編成である。「原信太郎 鉄道模型のすべて」にはこの3両編成の一番右側の車両の写真が掲載されていたので、13.の写真にあった車両は少し違うのではないかなと思っていた。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/60秒 6.1mm ISO1600 ) 露出補正 -0.7段
箱根登山鉄道の雰囲気を取り込んだシャングリ・ラ鉄道の創作模型;クリックすると大きな写真になります
20.ローカル私鉄
手前は大阪鉄道デイ1形、奥に停車している電車はよくわからない。手前の大阪鉄道デイ1形はこの後、運行された。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.2 1/60秒 6.1mm ISO1600 ) 露出補正 -0.7段
ローカル私鉄;クリックすると大きな写真になります
21.動き出した大阪鉄道デイ1形
行き止まりの駅に停車してた大阪鉄道デイ1形が動き出した。反対側には「あべの-道明寺」のサボが掛かっていた。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/60秒 6.1mm ISO1600 ) 露出補正 -0.7段
動き出した大阪鉄道デイ1形;クリックすると大きな写真になります
22.道路とクロスして走るドイツ国鉄のDB218形電気機関車
また、立ち位置を変えて、山岳地帯を走るDB218形電気機関車が牽く列車を撮った。右側にはトンネルを抜けてきた道路を走る車が配されている。細かなところが丁寧に作られているジオラマだ。時間は5時55分になった。そろそろ閉館の時間である。名残は惜しいが退出することにした。違う日に訪れると違った列車たちがこのジオラマを駆け巡っているのだと思う。また、次のチャンスを待つことにする。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/100秒 15.7mm ISO1600 ) 露出補正 -0.7段
道路とクロスして走るドイツ国鉄のDB218形電気機関車;クリックすると大きな写真になります
23.おまけ 入場券
スキャナーで取り込んだ入場券。それぞれに違う模型が描かれている。上2枚は自動販売機で購入、下のは午後再び来た時に窓口で購入した切符。
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