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2017年1月11日

紅葉の鎌倉を散策(3) 浄智寺から銭洗弁財天へ 12月5日

東慶寺の山門を出て鎌倉街道を鎌倉方面へ5分ほど歩くと、浄智寺の入り口に着いた。右へ曲がって石橋を迂回して、寶所在近と書かれた額がかかる山門をくぐる。
  浄智寺は同じく臨済宗の円覚寺派で鎌倉五山の第4位である。ちなみに鎌倉五山第一位は建長寺、第二位は先に訪れた円覚寺だ。
 浄智寺の境内を歩いた後、今度は海蔵寺へ行こうと思い、いったん鎌倉街道に戻る。鎌倉方面へ進み横須賀線の踏切まで来たが、海蔵寺は横須賀線線路の鎌倉に向かって右側にある。ということは踏切を渡らないで右のほうに歩けばよいと思ったのが浅はかだった。まず、右に進む道が見当たらない。仕方なく浄智寺の入り口まで戻り、拝観受付の女性に、「この先、海蔵寺まで行けますか?」と尋ねたところ、山越えになるけど20分くらいで行けるという。ならばと歩き始めたが、その道は葛原岡神社、源氏山、銭洗弁天、さらに長谷の大仏に通ずるハイキングコースで、途中海蔵寺へ下りる道は見つからなかった。
 さきに述べたように、途中で追い越された地元のかたらしい人に「海蔵寺さんへはどう行けばいいですか」と聞いてみたら、「この先から降りていけると思いますが、崖になっていて、前夜の雨で滑るので危険ですから迂回した方がいいですよ」と教えてくださった。海蔵寺かどうかはわからないが、左がけ下にお寺の屋根が見えた。とても下りられるところではなく、そのまま源氏山へ向かう以外になかった。

28.浄智寺入り口
東慶寺を出てから5分ほどで、ここ浄智寺の入り口に着いた。ここを入って山門に続く石段を上る。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f4.8 1/​250​秒 50mm ISO1250​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
29.山門​​
鎌倉石のきれいな石段の上に、寶所在近とかかれた額のかかる山門(惣門と記された資料もある)がある。寶所在近とは宝物は近くにあるという禅の言葉だそうだ。宗から招いた無学祖元が書いたと伝えられている。参拝者が増えてきた。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f4.8 1/​250​秒 48mm ISO1100​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
30.鐘楼門​​​​
山門をくぐるとさらに石段があり、拝観受付のさきに中国式の鐘楼門が見えた。この鐘楼門を山門ということがあるようだ。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f4.8 1/​250​秒 50mm ISO1250 ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
31.茶室 龍淵荘
鐘楼門を入るのを後にして、拝観受付を右手に行くと茶屋がある。龍淵荘と書かれていた。カエデが見事に紅葉していた。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
プログラムオートで撮影  (​ ​f8 1/​250​秒 31mm ISO200 ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
32.布袋尊
鎌倉江の島七福神のひとつだそうだ、布袋尊は中国の唐の時代に実在した僧であり、七福神の一人だ。弥勒菩薩の化身ともいわれるという。浄智寺の布袋尊は石の立像でやぐら近くに安置されている。富貴繁栄のご利益があるといわれ、参拝者が多いというが、この日はひっそりとしていた。何やらウィンクをしているよう布袋様だ。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f5.6 1/​500​秒 98mm ISO200 ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
33.書院とモミジ
布袋尊から引き返してくると仏殿の裏手にある茅葺屋根の書院があった。大正13年築とのこと。、寺院の建物というより古民家のような素朴な風情が感じられる。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f9 1/​320​秒 50mm ISO200 ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
34.浄智寺 本堂
鐘楼門の先に本堂がある。本堂の扁額には「曇華殿」と書かれている。曇華殿とは三千年に一度だけ咲く伝説の花に由来するというが、いつ建てられたものかはわからなかった。写真は曇華殿に安置されている三世仏。南北朝時代のもので、わが国に伝わる三世仏の中でも造立年代の早いものといい県重要文化財に指定されている。仏教における三世とは、過去・現在・未来のことで、三世仏は向かって左から阿弥陀如来(過去)、釈迦如来(現在)、弥勒菩薩(未来)だそうだ。いずれも袖と裾を台座から垂らした宋風の像とのこと。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f3.8 1/​125秒 25mm ISO3200 ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
35.浄智寺 境内奥​​
浄智寺の境内は山に囲まれ背後の谷戸に深く続き、長い歴史をもったお寺にふさわしい閑寂なたたずまいとなっている。現在では地理的環境と鎌倉五山の伽藍遺構を後世に伝えるため、国の史跡として保護されているそうだ

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels​​
プログラムオートで撮影 ( f4 1/200秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
36.鐘楼門
鐘楼門は2階が鐘楼という珍しい山門で銅の鐘がかかっている。旧鐘楼門は1679年の建立であり、現在の鐘楼門は2007年(平成19年)に建て替えられたもので、境内では一番新しい建物だそうだ。 銅鐘は県の重要文化財にしてされていて、龍頭が鐘全体にくらべて小さく、かつ繊細な感じのする鐘で、暦応3年(1340年)の銘がある。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
プログラムオートで撮影  (​ ​f4.2 1/​250秒 38mm ISO280 ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
37.浄智寺からハイキングコースへ
浄智寺の次は海蔵寺へ行きたいと思っていた。しかし、旨くコースを選ぶことができず、浄智寺から葛原岡、源氏山、さらには大仏へと続く葛原岡・大仏ハイキングコースを歩くことになった。実は浄智寺がそのハイキングコースのスタートなのだ。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f4.2 1/​250秒 38mm ISO280 ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
38.葛原岡神社​​
はじめは広くて歩きやすい道だったが、だんだんと狭くなり、木の根があって歩きにくい坂道になった。崖の下にある海蔵寺へ行くのは諦めて、20分くらい歩いただろうか、葛原岡神社に着いた。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f10 1/​400秒 38mm ISO200 ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
39.葛原岡神社のお社(本殿)​​
小さな本殿の右側に「昇運の神龍」というのがあった。この本殿を造営する際、旧本殿に収められていた神龍で120年間最新をお護りしていた(略)と記されていた。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f5 1/​250秒 60mm ISO2000 ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
40.銭洗弁財天
葛原岡神社にお参りした後、道案内板に従って銭洗弁天に向かった。ここが銭洗弁天の洞窟への入り口である。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f3.5 1/​250秒 18mm ISO2500 ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
41.銭洗弁財天 本宮
洞窟を抜けて境内に出る。銭洗弁財天は正しくは銭洗弁財天宇賀福神社という。本宮には本宮:市杵島姫命が祀られている。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f9 1/​320秒 18mm ISO200 ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
42.銭洗弁財天 奥宮​​
本宮の横の洞窟、ここが銭を洗う奥宮である。湧き出る清水は銭洗水と呼ばれ、鎌倉五名水に数えられている。洞内には宇賀神と弁財天が祀られ、銭洗い用のざるが用意されており、参拝者はざるに硬貨や紙幣を入れて銭洗水で洗う。ご利益は銭が増えるそうだ。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f3.8 1/​50秒 25mm ISO3200 ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
43.七福神社
3つある境内社のひとつ七福神社

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f5 1/​250秒 18mm ISO200 ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
44.下之水神社
​​ これも3つある境内社のひとつで、もう一つ上之水神社がある。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f5.6 1/​250秒 22mm ISO200 ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
45.銭洗弁財天 入り口
​​ いま、境内からトンネルをくぐって入口へ戻ろうとしている。D5000はISO12800までだが、3200を上限に設定している。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f3.5 1/​80秒 18mm ISO32​​00 ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。

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2014年1月19日

亀戸天神と柴又帝釈天 1月6日 -1 亀戸天神・龍眼寺


 正月も6日になった。今年は大型正月休みとなったが、世の中はいよいよ今日から始動だ。
 3日間も家にいると、なんだか落ち着かなくなってくる。かといってこれといってすることもない。 亀戸天神に行ったことがない。横浜から横須賀線・総武線で一本で行ける。そうだ、亀戸天神に行ってみよう。亀戸天神から歩いて押上に出て、京成電車に乗り、久しぶりに柴又帝釈天へも行ってみよう。

1.蔵前通り
亀戸で下車して歩こうと思っていたが、横須賀線から直通の総武快速は、亀戸には停まらない。予定変更し、錦糸町で降りて亀戸天神に向かった。錦糸町駅の駅員さんに道を尋ねたところ地図をくださって、丁寧に説明していただいた。蔵前通りに出て、横十間川を目指して歩くと、やがて横十間川を渡る天神橋に出た。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.0 1/873秒 14.4mm ISO200 ) 露出補正 なし
蔵前通り;クリックすると大きな写真になります。
2.船橋屋
天神橋を渡って左側に 船橋屋という店があった。文化2年(1805年)、11代将軍徳川家斉の頃、創業致したという葛餅の老舗だ。お買い上げ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F6.4 1/867秒 8.1mm ISO400 ) 露出補正 なし
船橋屋;
3.亀戸天神 鳥居
船橋屋のすぐ先の左側が亀戸天神への入り口である。参道を進むと真っ赤な鳥居がある。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.0 1/855秒 7.5mm ISO100 ) 露出補正 なし
亀戸天神 鳥居;クリックすると大きな写真になります。
4.亀戸天神 本殿
鳥居をくぐると太鼓橋があり、その先に本殿がある。参道のる両側は梅だろうか。例年2月第2日曜日から3月第2日曜日まで梅祭りがおこなわれるという。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F7.1 1/1000秒 20.1mm ISO400 ) 露出補正 なし
亀戸天神 本殿;クリックすると大きな写真になります。
5.絵馬で願掛け
菅原道真を祀る亀戸天神は、亀戸天満宮とも言われ学問の神様。受験シーズンを控え、本殿の前には、志望校を書き、合格を祈願した絵馬が掛けられている。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/750秒 4.4mm ISO200 ) 露出補正 なし
絵馬で願掛け;クリックすると大きな写真になります。
6.本殿東側から東京スカイツリーを望む
東京スカイツリーはほど近い。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/1000秒 8.8mm ISO200 ) 露出補正 なし
本殿東側から東京スカイツリーを望む;クリックすると大きな写真になります。
7.猿まわし
境内には猿まわし 「太郎次郎一門」の興行が行われていた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/284秒 20.1mm ISO400 ) 露出補正 なし
猿まわし;クリックすると大きな写真になります。
8.猿が飛ぶ
1mか1.5m離された50~60cmの高さのある踏み台から踏み台へ猿が飛び移る。この日一番の芸だったようだ。ご祝儀をはずむことになった。このお猿さんは見物していた家内に手を差し伸べ、握手をした。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/800秒 23.3mm ISO400 ) 露出補正 なし
猿が飛ぶ;クリックすると大きな写真になります。
9.参拝者
今日は月曜日、仕事始めの会社も多いのだろう。スーツ姿のサラリーマンの初詣姿を多く見る。今年は明るい話題も多いが、サラリーマンの願いが通じるかどうか。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/910秒 7.0mm ISO400 ) 露出補正 なし
参拝者;クリックすると大きな写真になります。
10.石灯籠と太鼓橋と本殿
午前11時20分、参拝者も多くなってきた。境内はそれほど広くはないが、御嶽神社、花園社、弁天社などの摂末社がある。太鼓橋は、鳥居をくぐったすぐのところに男橋があり、本殿の手前にもう一つ女橋がある。これは女橋。灯籠は琴柱灯籠という。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F6.4 1/873秒 7.5mm ISO400 ) 露出補正 なし
石灯籠と太鼓橋と本殿;クリックすると大きな写真になります。
11.アオサギ
例年4月25日から5月5日まで藤祭りが催され、敷地内の藤棚が一斉に開花し、神社中が一面藤色に染まるという。その藤棚を支える柵にアオサギがいた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/572秒 115.0mm ISO400 ) 露出補正 なし
アオサギ;クリックすると大きな写真になります。
12.白い山茶花
亀戸天神のお参りを終え、次に葛飾柴又へ行こうと思い、京成電車の押上まで歩くことにした。横十間川に沿って北へ歩くと、あるマンションの入り口に白いサザンカの花が咲いていた。サザンカはツバキ科の常緑広葉樹で、秋の終わりから、冬にかけての寒い時期に、花を咲かせる。昭和52年12月6日に、一般公募の結果、サザンカは江東区の花に制定されたとのこと。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/750秒 66.0mm ISO400 ) 露出補正 なし レベル補正
白い山茶花;クリックすると大きな写真になります。
13.龍眼寺 布袋尊
さらに押上に向かって進むと右手に亀戸七福神の旗が見えた。龍眼寺(萩寺)という。お参りした後、失礼して、布袋堂の中を撮らせていただいた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.6 1/50秒 9.2mm ISO800 ) 露出補正 なし レベル補正
龍眼寺 布袋尊;クリックすると大きな写真になります。
14.龍眼寺 庚申塔
  これは江東区指定有形民俗文化財になっている庚申塔という。万治2年(1659年)の銘がある区内では最も古いとされる。正面上部に3っの種子が刻まれ、その下に見猿、聞か猿、言わ猿が並んでいる。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.6 1/800秒 9.7mm ISO400 ) 露出補正 なし レベル補正
龍眼寺 庚申塔;クリックすると大きな写真になります。
15.十間橋から東京スカイツリーを望む
  浅草通りに出て、少し行ったところを右に入り、十間橋を渡る。橋の上はスカイツリーのビューポイントだ。今日は風があって、川面が揺れていて、きれいに映らない。ここから見るライトアップされたスカイツリーはきれいだと思う。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
  プログラムオートで撮影 ( F3.6 1/800秒 4.4mm ISO100 ) 露出補正 なし レベル補正
十間橋から東京スカイツリーを望む;クリックすると大きな写真になります。
16.押上
  東京ソラマチの前に出た。ここが京成電車の押上駅であり、東京スカイツリー前だ。ここで京成電車に乗り、高砂駅へ。高砂で京成金町線に乗り換えて一駅、柴又で降りた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
  プログラムオートで撮影 ( F3.6 1/873秒 4.4mm ISO100 ) 露出補正 なし レベル補正
押上;クリックすると大きな写真になります。


2012年2月27日

日本橋と日本橋七福神巡り その1 2月17日


 東野圭吾の推理小説が原作の映画「麒麟の翼」を観て、あらためて日本橋という場所に興味が沸いてきた。会社勤めをしていた時は、オフィスが日本橋にあったので、昼食のための外出などで近辺を歩いたことはあるが、観光スポットとして探索したことはまだない。
  まず日本橋に翼のある麒麟の像があるなんて、まったく気付いていなかった。そしてその知らなかった像がこの小説のタイトルであり、象徴的なものとして取り上げられていた。
  また、この小説には日本橋七福神めぐりが事件の全容を解明する上でのキーとして登場する。七福神めぐりというのも、おもしろそうだなと思い、この日、新橋で昼の会合があるのを機会に、小説の舞台となった日本橋をぶらり歩いてみようとと考えた。

1.日本橋のたもと
ご承知のように日本橋という橋は、中央通り(所謂銀座通り)の高島屋がある地下鉄日本橋駅から三越へ向かう途中にある。三越に向かって左側の日本橋のたもとに、「道の起点としての日本橋」、「日本の道100選」といった銘板とともに、日本橋がはじめて掛けられたのは、徳川家康が幕府を開いた慶長8年(1603年)であるといったことが書かれた札が建っていた。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/200秒 4.9mm ISOオート ) 露出補正 -0.7段
日本橋のたもと;クリックすると大きな写真になります
2.日本橋の上は首都高
改築以前の日本橋は、明治5(1872)年に架け替えられたものであった。しかし、木造であったことや建設後年数を経過していること、さらには大都市として発展していた東京の「顔」にそぐわなくなっていることなどから、明治44(1911)年に現在の橋に架け替えられたという。平成11(1999)年には国の重要文化財にも指定されている。日本橋が架かる日本橋川の上は、首都高が走る。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/1600秒 7.5mm ISOオート ) 露出補正 -0.7段
日本橋の上は首都高;クリックすると大きな写真になります
3.橋の上
高島屋から三越へ向け、日本橋上の左舗道を歩く。橋の真ん中に麒麟像があり、橋を渡ると三越だ。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/320秒 9.3mm ISOオート ) 露出補正 -0.7段
橋の上;クリックすると大きな写真になります
4.麒麟像
明治44年に架けられた橋は、耐久性などの問題から、石造りの橋とすることに決定された。そして、橋の装飾については、建築家の妻木頼黄氏に装飾顧問として、そのデザインを委嘱したとのこと。その結果、妻木氏は材料に青銅を用い、西洋的なデザインを主体としながらも、日本的なモチーフも取り入れた和洋折衷の様式を持ったデザインにしたという。映画「麒麟の翼」に登場する麒麟像の製作については、東京美術学校に委嘱され装飾柱に置かれる麒麟および2.の写真にある東京都のマークを抱えた獅子の原型製作には、彫刻家の渡辺長男氏が、その鋳造には彫刻家で渡辺の義父の岡崎雪聲氏が担当したそうだ。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/100秒 9.3mm ISOオート ) 露出補正 -0.7段
麒麟像;クリックすると大きな写真になります
5.日本橋川
中央通りを反対側へ渡る。これは人形町方面を眺めたところ日本橋川の上を首都高が走る。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/250秒 4.9mm ISOオート ) 露出補正 -0.7段
日本橋川;クリックすると大きな写真になります
6.日本橋魚市場発祥地の碑
日本橋の北詰東側に「日本橋魚市場発祥地の碑」が建っていた。江戸~大正までの期間、このあたりから北 (三越の東側一帯) にかけて 大きな魚市場が広がっていたという。 説明には、日本橋川の川沿いには近畿地方から鮮魚を満載した舟が数多く集まり、ここはその中心的な場所として賑わったそうだ。この魚河岸は大正12年の関東大震災で築地に移り、東京都中央卸売市場に発展したとあった。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/1250秒 4.9mm ISOオート ) 露出補正 -0.7段
日本橋魚市場発祥地の碑;クリックすると大きな写真になります
7.日本橋七福神 小網神社から巡る
「麒麟の翼」に、事件を解く鍵として日本橋七福神が登場する。これから日本橋七福神を廻ってみよう。日本橋をスタートして人形町の方へ向かう。順番としては小網神社を最初に訪れるのがよさそうだ。日本橋人形町商店街による「おすすめ散歩コースMAP」をアウトプットしてポケットに入れておいたが、この地図が意外と大まかで詰めができない。小網町まで来て、小網神社を自分で発見できず、ビル工事で交通整理をしていた方に「小網神社を御存じですか」と尋ねると「そこの日刊工業新聞の建物の裏です」と教えてくださった。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/250秒 5.7mm ISOオート ) 露出補正 -0.7段
小網神社から巡る;クリックすると大きな写真になります
8.小網神社-福禄寿と弁財天
稲荷大神を主祭とし、540年前(文政元年1466年)に鎮座した古いお社。「福禄寿」と「弁財天」が祀られているという。総尾州檜造りの重厚な彫刻が施された社殿と神楽殿は、中央区指定文化財になっている。小網神社に立てかけられた看板を見て、「おや、七福神ではなくて八福神」と気がついた。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/100秒 8mm ISOオート ) 露出補正 -0.7段
小網神社;クリックすると大きな写真になります
9.茶の木神社
次は茶の木神社だ。ここは水天宮を目当てに歩けばよさそうだ。小網神社から新大橋通りへ出て、水天宮交差点の手前を左へは入れば良いと思っていたが、新大橋通りを通り越してしまって、その先を左に入ってしまった。「日本橋公会堂」というのがあったので、中に入って「茶の木神社はどこですか」と尋ねた。「日本橋と五街道ー開催記念日本橋マップ」という精度の高い地図をいただいた。戻って新大橋通りを渡りビルの谷間にあるひっそりとした茶の木神社を発見。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/50秒 8.4mm ISOオート ) 露出補正 -0.7段
茶の木神社;クリックすると大きな写真になります
10.茶の木神社-布袋尊
神社の説明には、その昔、神社の周囲にめぐらされた茶の木の緑があまりに見事だったため、「お茶の木様」と人々に親しまれたと記されている。もとは下総の佐倉城主の大老である堀田家の屋敷で、ご祭神の倉稲魂命(うがのみたまのみこと)はその守護神とのこと。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5 1/80秒 16mm ISOオート ) 露出補正 -0.7段
布袋尊;クリックすると大きな写真になります
11.水天宮交差点
茶の木神社のお参りを終え、人形町通りと新大橋通りの交わる水天宮交差点に出る。水天宮は安産、子授けの神様として知られている。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5 1/160秒 13.8mm ISOオート ) 露出補正 -0.7段
水天宮交差点;クリックすると大きな写真になります
12.水天宮-弁財天
安産信仰で有名な東京水天宮のご祭神は、もとは九州・久留米藩有馬家で祀られてきた屋敷神とのこと。文政元年(1818年)、参勤交代の際に三田赤羽の有馬家藩邸に分霊され、江戸庶民の信仰を集めると、明治4年(1871年)、現在の日本橋蛎殻町に移った。写真を撮っていると、お宮参りの御家族が来られた。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.2 1/320秒 6.6mm ISOオート ) 露出補正 -0.7段
弁財天;クリックすると大きな写真になります
13.水天宮 子宝犬
犬の親子の像の周囲を取り巻く十二支のうち、自分の干支を撫でると子授けや厄除けなどのご利益があるという。これで、八福神のうち三つにお参りした。時刻は午後3時になろうとしている。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/250秒 7.6mm ISOオート ) 露出補正 -0.7段
子宝犬;クリックすると大きな写真になります

2011年1月30日

初冬の鎌倉 1/2


 昨年も12月の初旬に鎌倉へ紅葉を見に行った。12月に入ったというのにとても暖かな日だった。
実は、この年(2010年)の3月に倒れてしまった鶴岡八幡宮の大銀杏がその後、どうなっているか見てみたいと思っていた。
 この日は北鎌倉で横須賀線を降りて、東慶寺、浄智寺、建長寺にお参りして、鎌倉まで歩くことにした。それほど人は多くなかった。

1.円覚寺総門
北鎌倉駅を左側出口に降りて、すぐ左に円覚寺がある。総門に上がる階段の両側の紅葉はいつもながらきれいだった。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/41秒 51.8mm ISO100 ) 露出補正 なし
円覚寺総門;クリックすると大きな写真になります
2.横須賀線踏切
この日は円覚寺の中には入らず、線路を渡って池に架けられた橋を通ってバス通り(鎌倉街道)にでた。円覚寺の方を振り返るとちょうど鎌倉方面からの電車が通った。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.2 1/100秒 8.2mm ISO100 ) 露出補正 なし
横須賀線踏切;クリックすると大きな写真になります
3.北鎌倉東慶寺
バス通りを鎌倉方向に進むと、北鎌倉駅から徒歩4分のところに、右側に東慶寺へ上がるところがある。山門を入ると右側で拝観料を払う。千両がとてもきれいだった。この松ヶ岡東慶寺は1285年、北条時宗夫人覚山志道尼によって開創された。駆け込めば離縁できる女人救済の尼寺として600年近くその寺法が引き継がれてきていたが、明治に入り近代の訪れとともに、寺法に終りを告げ、臨済宗円覚寺派の禅寺となった。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.2 1/89秒 4.6mm ISO100 ) 露出補正 なし
北鎌倉東慶寺;クリックすると大きな写真になります
4.東慶寺 赤く染まる葉
なんという植物なのか良くわからない。その赤く染まった葉が印象に残った。右側の塀の中は東慶寺の本堂である。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.2 1/103秒 4.6mm ISO100 ) 露出補正 なし
東慶寺 赤く染まる葉;クリックすると大きな写真になります
5.東慶寺 黄色く色づく葉
本堂への門の手前にあった木の葉が黄色く色づき、これも美しい。曇り空の光がやさしい。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.2 1/145秒 8.2mm ISO100 ) 露出補正 なし
東慶寺 黄色く色づく葉;クリックすると大きな写真になります
6.東慶寺 本堂
本堂へは、山門から墓苑へ向かう路の右側にある門をくぐる。本尊の釈迦如来坐像を祀る本堂「泰平殿」は佐藤禅忠師が紺紙金泥で観音を揮毫して、 昭和10年(1935年)に建立したもの。美しい宝形造の屋根を誇る本堂の庭には、 春になるとしだれ桜が花をつける。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/115秒 4.6mm ISO100 ) 露出補正 なし
東慶寺 本堂;クリックすると大きな写真になります
7.東慶寺 もみじ
本堂の庭から塀にかかるもみじを眺める。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/97秒 6.6mm ISO100 ) 露出補正 なし
東慶寺 もみじ;クリックすると大きな写真になります
8.東慶寺 銀杏の落ち葉
ここは、釈宗演老師に見いだされ、厳しい修行を積み、奥義を究めようとした植村宗光和尚の墓所だろうか。定かではない。大きな銀杏の木があり、その落ち葉が美しい。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.2 1/78秒 4.6mm ISO100 ) 露出補正 なし
東慶寺 銀杏の落ち葉;クリックすると大きな写真になります
9.東慶寺 もみじと銀杏
説明の必要はない鮮やかさであった。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5 1/140秒 75.7mm ISO100 ) 露出補正 なし
東慶寺 もみじと銀杏;クリックすると大きな写真になります
10.浄智寺 鐘楼門
東慶寺を出て、再びバス通りに戻り、明月川という小さな川のの右側に浄智寺はあった。階段を上がり、 「寶所在近」の額がある総門から入る。浄智寺は鎌倉五山の四位に列せられる寺。弘安4年(1281年)、執権北条時頼の三男宗政の菩提を弔い、 宗政とその子師時を開基として宗政の妻が建立したとされる。 現在の建物は関東大震災後に再建されたとのこと。正式には金宝山(きんぽうざん)浄智荘厳(しょうごん)禅寺という。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/57秒 9.2mm ISO100 ) 露出補正 なし
浄智寺 鐘楼門;クリックすると大きな写真になります
11.浄智寺 布袋尊
裏庭のトンネルを抜けたところに洞窟があり、弥勒菩薩の化身といわれる布袋尊が祀られている。鎌倉七福神巡りのひとつになっている。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/76秒 5.9mm ISO100 ) 露出補正 なし
浄智寺  布袋尊;クリックすると大きな写真になります
12.浄智寺 もみじ
裏の方はとてもひなびたところだった。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/145秒 4.6mm ISO100 ) 露出補正 なし
浄智寺 もみじ;クリックすると大きな写真になります
13.浄智寺 タチヒガン
神奈川の名木100選であり、鎌倉市天然記念物に指定されている2本のタチヒガンがあった。4月上旬には薄紅色の美しい花を付けるという。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/110秒 4.6mm ISO100 ) 露出補正 なし
浄智寺 タチヒガン;クリックすると大きな写真になります
14.風呂桶屋さん
浄智寺の参拝を終え、再びバス通りに戻り、次は建長寺へと向かう。右手に写真のような木の風呂桶、手桶の店があった。創業文政元年の看板が架かっている。文政元年は1818年だ。この辺りでは、まだまだ需要があるのであろう。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/162秒 9.2mm ISO100 ) 露出補正 なし
風呂桶屋さん;クリックすると大きな写真になります

2011年1月 7日

初詣「瀬谷八福神めぐり」


 2011年 今年の正月は良い天気が続く。元旦は例年通り、近所の橘樹神社と神明社へ初詣に出かけた。時間が早かったためか昨年より、お参りの人が少なかったように思う。
 そして、1月4日は、暮れに相鉄線の中吊りで見かけた「瀬谷八福神めぐり」初詣に出かけてみた。相鉄線各駅からイベント切符が発行され、往復運賃は2割引きになる。通常、往復440円の星川-瀬谷間が360円だった。
 駅に、地図と八福神それぞれのスタンプが押せるパンフレットが置いてあったので、それを頼りに歩き始める。次への移動に30分以上歩くところはバスの案内もあるので、遠慮せずにバスを利用した。

1.絵馬型往復割引乗車券とスタンプ帳
これは、すべてお参りを終えて、スタンプが揃ったスタンプ帳である。瀬谷駅を9時半ごろスタートし、左上から順番に右下へ巡って、再び瀬谷駅に戻って来たのは午後1時半を少し回ったころだった。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/46秒 15.1mm ISO100 ) 露出補正 なし
絵馬型往復割引乗車券とスタンプ帳;クリックすると大きな写真になります
2.長天寺 ダルマ大師
最初の臨済宗長天寺までは、瀬谷駅北口から約7分。七福神とは良く聞くが、八福神と言うのは耳慣れない。七福神に何が増えているのだろうかと思ったら、ここ、長大寺のダルマ大師だった。長天寺は室町時代の1394年に開創されたという。本堂の手前右側にお堂があり、ダルマ大師が安置されている。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/83秒 11.8mm ISO100 ) 露出補正 なし
長天寺 ダルマ大師;クリックすると大きな写真になります
3.長天寺本堂
本堂の右側にはダルマ大師の石像が置かれている。古いものではなさそうだ。この長天寺は明治22年に、瀬谷村、二つ橋村、宮沢村が合併して瀬谷村となった時に、その瀬谷村の村役場が置かれたところとのこと。大正5年まで村役場として使われたという。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5 1/220秒 4.6mm ISO100 ) 露出補正 なし
長天寺本堂;クリックすると大きな写真になります
4.妙光寺 大黒尊天
八福神の2番目は、長天寺から徒歩50分のところにある日蓮宗の蓮昌山妙光寺だった。ちょっと体力温存とばかりに、一旦、瀬谷駅のバスターミナルまで戻り、竹村町というところまでバスに乗った。PASUMOが利用できるので楽だ。妙光寺は竹村町バス停より徒歩1分のところにある。この寺は652年に開基されている。1282年に日蓮大聖人が一泊し、その後、日蓮宗に改宗したという。何でも望み通り打ち出せる打ち出の小槌を持った大黒様だ。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/141秒 7.3mm ISO100 ) 露出補正 なし
妙光寺 大黒尊天;クリックすると大きな写真になります
5.善昌寺 恵比寿神
次の善昌寺までは徒歩5分と近い。室町時代の1533年に開山。鎌倉の光明寺より雨乞本尊が下賜されたとのこと。恵比寿神は家内安全、仕事順調を守護するという。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.2 1/49秒 8.2mm ISO100 ) 露出補正 なし
善昌寺 恵比寿神;クリックすると大きな写真になります
6.瀬谷銀行跡
さて、4番目の徳善寺までは徒歩で30分かかる。バスの便はない。かまくら古道と名付けられた道を歩く。しばらく行くと左側に瀬谷銀行跡という案内板があり、写真のような門があった。門の中を覗いてみたが、特にそれらしきものはなかった。明治40年頃は養蚕業による経済好況期であったが、瀬谷銀行が設立されたのはその頃の1907年だった。頭取の小島家は代々政五郎を名乗り、昭和の初期まで村の行政に功績を残したという。1935年(昭和10年)鎌倉銀行と合併した。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/55秒 4.6mm ISO100 ) 露出補正 なし
瀬谷銀行跡;クリックすると大きな写真になります
7.日枝社
さらに、15分ほど歩くと右手に横浜市指定天然記念物の大きな欅(ケヤキ)の木がある日枝社(神社)があった。そのケヤキは本殿の右側にあり、樹齢300年、樹高35mもある。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.2 1/103秒 7.3mm ISO100 ) 露出補正 なし
日枝社;クリックすると大きな写真になります
8.徳善寺 毘沙門天
ようやく第4番目の曹洞宗徳善寺に着いた。弘治元年(1555年)に創建、開山は玄室泰存禅師。本尊は釈迦牟尼仏。 毘沙門天は財徳、福徳、消災の守護という。 境内のタラヨウ、カヤは横浜市指定の名木になっている。本堂の扉と、前に置かれている鉢には、二つの紋章がある。右は曹洞宗大本山の永平寺、左は鶴見の総持寺の紋だと、お参りをしていた地元のおばさんが教えて下さった。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/137秒 4.6mm ISO100 ) 露出補正 なし
徳善寺 毘沙門天;クリックすると大きな写真になります
9.徳善寺の石像
境内にこんな可愛らしい石像があった。背景は入口である仁王門(平成門)。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/148秒 4.6mm ISO100 ) 露出補正 なし
徳善寺の石像;クリックすると大きな写真になります
10.徳善寺の仁王様
平成門と言う額がかかった仁王門の左右には仁王様の木像がある。新しいもののようだ。オートフォーカスは何回も金網を捉えるが、なんとかそのあいまを抜けて、仁王様の眼に合焦させた。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/137秒 4.6mm ISO100 ) 露出補正 なし
徳善寺の仁王様;クリックすると大きな写真になります
11.寶蔵寺 弁財天
徳善寺で瀬谷駅北側の四福神のお参りを終えた。11時半だが瀬谷駅まで戻り昼食にすることにした。「八福神めぐり」のパンフレットに出ていた駅前の「いしうす」という店に入った。パンフレットを見せると「八福神めぐり」の特別メニュー(天ぷらそば)があり、おにぎりが2個フリーで付く。店主曰く、昨日は「八福神めぐり」パンフレットを持った人が50人来たと喜んでいた。この日もすでに先客ひと組あり。
 さて、食後は瀬谷駅の南口に回り、まずは5番目の寶蔵寺へ向かった。同好の方々が何組かいらっしゃる。約10分で到着した。ここは高野山真言宗寶蔵寺という。1066年の開基で本尊は不動明王。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5 1/242秒 4.6mm ISO100 ) 露出補正 なし
寶蔵寺 弁財天;クリックすると大きな写真になります
12.寶蔵寺の弁財天像
本尊の手前左側にお堂があり、その中に弁財天の石像が祀られていた。弁財天は真言密教の曼陀羅に安んじられており、八福神唯一の女神で知恵財福のご利益があり、芸道技術の神としても崇拝されている。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.2 1/54秒 7.3mm ISO100 ) 露出補正 なし
寶蔵寺の弁財天像;クリックすると大きな写真になります
13.西福寺 布袋尊
6番目は真言宗西福寺である。約5分で着いた。1534年の創立と推定されている。境内には「千年シイ」と呼ばれる大霊木がある。布袋尊のモデルは中国の禅僧で、開運と安産の聖者であり、あせらず、おおらかに生きよと説くとされる。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/9秒 4.6mm ISO100 ) 露出補正 なし
西福寺 布袋尊;クリックすると大きな写真になります
14.布袋尊の石像
境内には知恵袋を持った布袋尊の石像があった。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/164秒 8.2mm ISO100 ) 露出補正 なし
布袋尊の石像;クリックすると大きな写真になります
15.宗川寺 福禄寿
7番目の宗川寺へは、西福寺から約20分かかった。宗川寺は日蓮宗の第12世日賢上人が1625年に石川家の鬼門除け「題目堂」として建立し、開祖となったとのこと。日賢上人石川宗川の信心に感銘し、寺の名に宗川の名を取り、宗川寺と名付けた。福禄寿は短身、長頭、多髪で常に鶴を伴い、人望福徳を授けるという。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/298秒 4.6mm ISO100 ) 露出補正 なし
宗川寺 福禄寿;クリックすると大きな写真になります
16.徳善寺別院 全通院勢至堂 寿老人
宗川寺からさらに20分、最後の徳善寺別院 全通院勢至堂は環状4号線を歩道橋で渡って、石段を上がったところにあった。参拝客の数は増えてきている。開創は寛永年間(1624年~1643年)とのこと。本堂は1798年の建立で200年間、風雪に耐えてきた。私たちの前に10代とも思われる若いお嬢さんが1人でお参りしていた。何をお願いしているのだろうか。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.9 1/153秒 5.9mm ISO100 ) 露出補正 なし
徳善寺別院 全通院勢至堂 寿老人;クリックすると大きな写真になります
17.寿老人
本堂の右側にあるガラス窓越しに寿老人像が祀られていた。寿老人は中国の神で南極老人ともいわれ、寿命を司る明髯明神ともいう。知恵と長寿を約束してくれる神として尊ばれている。境内にフジの名木がある。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/6秒 20.8mm ISO100 ) 露出補正 なし
寿老人;クリックすると大きな写真になります
18.アオサギ
八福神すべてのお参りを終え、帰路についた。瀬谷駅南口までは歩くと40分かかるという。環状4号線を走るバスに乗ることを選択した。下瀬谷橋というバス停でバスを待つ間、そばを流れる相沢川で餌をさがしているアオサギを撮った。川の水はきれいだった。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5 1/96秒 110.4mm ISO100 ) 露出補正 なし
アオサギ;クリックすると大きな写真になります

2009年7月29日

川越散策

 7月23日、友人4人と私たち夫婦で川越に出かけた。横浜からは湘南新宿ラインで大宮まで50分で行く。そこから川越線でJR川越へ。今日はJR川越駅から徒歩で「小江戸川越 七福神めぐり」と「いちのや」で鰻を食べることが主たる目的である。午前10時半、JR川越駅から歩き始めた。
1.小江戸川越七福神 第一番 妙善寺(毘沙門天)
「小江戸川越 七福神めぐり」の第一番は妙善寺。案内板もなく分かり難いので駅前交番で尋ねた。駅から400m、妙善寺は静かなところにあった。観光客の姿はない。

Canon IXY 900IS
プログラムオートで撮影  ( F7.1 1/200秒 )
小江戸川越七福神 第一番 妙善寺(毘沙門天):クリックすると大きな写真になります
2.オミナエシとヤマトシジミ
妙善寺の境内に女郎花(オミナエシ)が植えられていて、そこにヤマトシジミが来ていた。

Canon IXY 900IS
プログラムオートで撮影  ( F2.8 1/320秒 )
オミナエシとヤマトシジミ:クリックすると大きな写真になります
3.第二番 天然寺(寿老人)
この寺も探すのに苦労した。観光客は誰もいないから後をゾロゾロ付いて行くわけにもいかない。。妙善寺を出て、2回、町の人に尋ねた。一旦国道16号線に出て歩いた。

Canon IXY 900IS
プログラムオートで撮影  ( F3.5 1/80秒 )
第二番 天然寺(寿老人):クリックすると大きな写真になります
4.中院
11時半になった。天然寺から、この日の「楽しみ」である「いちのや」で鰻を食べようと、松江町目指して歩き始めた。道筋にも寺がある。なかでも中院は庭園は良かった。

Canon IXY 900IS
プログラムオートで撮影  ( F2.8 1/100秒 )
中院:クリックすると大きな写真になります
5.第四番 成田山川越別院(恵比寿天)
喜多院の裏門、成田山川越別院の脇を通ったが、ここは「いちのや」を優先し、あとで見ることにした。

Canon IXY 900IS
プログラムオートで撮影  ( F4 1/100秒 )
第四番 成田山川越別院(恵比寿天):クリックすると大きな写真になります
6.「いちのや」
天保の時代から180年のれんを受け継いで六代目という「いちのや」。ここは二つある入り口のひとつ。昼時なので混みあっていたが、大部屋、小部屋と席は多く、回転がいい。すぐに案内された。

Canon IXY 900IS
プログラムオートで撮影  ( F2.8 1/160秒 )
いちのや:クリックすると大きな写真になります
7.「いちのや」のうな重
びっしりと詰まったうな重は旨かった。これに肝吸とお新香がついて3.15K。納得である。八海山を別途注文。

Canon IXY 900IS
プログラムオートで撮影  ( F2.8 1/25秒 )
.「いちのや」のうな重:クリックすると大きな写真になります
8.第三番 喜多院(大黒天)
「いちのや」を出て、来た道を戻り、川越の中心的存在である喜多院をお参りした。平安時代の創建と言われるが、慶長4年(1599年)にその27世を継いだ天海が家康の厚い信頼を得たところから栄えたという。

Canon IXY 900IS
プログラムオートで撮影  ( F2.8 1/160秒 )
第三番 喜多院(大黒天):クリックすると大きな写真になります
9.時の鐘
そして、再び来た道を「いちのや」の方角へ戻り、「いちのや」を通り越して、連雀町の手前を右に曲がり、大正浪漫夢通りと名づけられた道を通り、蔵造りの町並みへでた。先月訪れた佐原の古い町並みとはまた違った蔵造りの商店が建ち並らぶ。ぶらぶら歩いていると、あいにく雨が降ってきた。これは、川越のランドマークである「時の鐘」。外国からの観光客も来ている。

Canon IXY 900IS
プログラムオートで撮影  ( F3.2 1/125秒 )
時の鐘:クリックすると大きな写真になります
10.蔵造りの町並み
蔵造りの町並みはメインストリートになっていて、車も多く通る。雨が強くなってきたので、本日はここまで。バスに乗って川越駅へ向った。小江戸川越七福神めぐりの、第5番 蓮馨寺(福禄寿神)、第6番 見立寺(布袋尊)、第7番 妙昌寺(弁財天)は次回川越を訪れる時にとっておくことにした。

Canon IXY 900IS
プログラムオートで撮影  ( F4 1/160秒 )
蔵造りの町並み:クリックすると大きな写真になります