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2017年1月11日

紅葉の鎌倉を散策(3) 浄智寺から銭洗弁財天へ 12月5日

東慶寺の山門を出て鎌倉街道を鎌倉方面へ5分ほど歩くと、浄智寺の入り口に着いた。右へ曲がって石橋を迂回して、寶所在近と書かれた額がかかる山門をくぐる。
  浄智寺は同じく臨済宗の円覚寺派で鎌倉五山の第4位である。ちなみに鎌倉五山第一位は建長寺、第二位は先に訪れた円覚寺だ。
 浄智寺の境内を歩いた後、今度は海蔵寺へ行こうと思い、いったん鎌倉街道に戻る。鎌倉方面へ進み横須賀線の踏切まで来たが、海蔵寺は横須賀線線路の鎌倉に向かって右側にある。ということは踏切を渡らないで右のほうに歩けばよいと思ったのが浅はかだった。まず、右に進む道が見当たらない。仕方なく浄智寺の入り口まで戻り、拝観受付の女性に、「この先、海蔵寺まで行けますか?」と尋ねたところ、山越えになるけど20分くらいで行けるという。ならばと歩き始めたが、その道は葛原岡神社、源氏山、銭洗弁天、さらに長谷の大仏に通ずるハイキングコースで、途中海蔵寺へ下りる道は見つからなかった。
 さきに述べたように、途中で追い越された地元のかたらしい人に「海蔵寺さんへはどう行けばいいですか」と聞いてみたら、「この先から降りていけると思いますが、崖になっていて、前夜の雨で滑るので危険ですから迂回した方がいいですよ」と教えてくださった。海蔵寺かどうかはわからないが、左がけ下にお寺の屋根が見えた。とても下りられるところではなく、そのまま源氏山へ向かう以外になかった。

28.浄智寺入り口
東慶寺を出てから5分ほどで、ここ浄智寺の入り口に着いた。ここを入って山門に続く石段を上る。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f4.8 1/​250​秒 50mm ISO1250​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
29.山門​​
鎌倉石のきれいな石段の上に、寶所在近とかかれた額のかかる山門(惣門と記された資料もある)がある。寶所在近とは宝物は近くにあるという禅の言葉だそうだ。宗から招いた無学祖元が書いたと伝えられている。参拝者が増えてきた。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f4.8 1/​250​秒 48mm ISO1100​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
30.鐘楼門​​​​
山門をくぐるとさらに石段があり、拝観受付のさきに中国式の鐘楼門が見えた。この鐘楼門を山門ということがあるようだ。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f4.8 1/​250​秒 50mm ISO1250 ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
31.茶室 龍淵荘
鐘楼門を入るのを後にして、拝観受付を右手に行くと茶屋がある。龍淵荘と書かれていた。カエデが見事に紅葉していた。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
プログラムオートで撮影  (​ ​f8 1/​250​秒 31mm ISO200 ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
32.布袋尊
鎌倉江の島七福神のひとつだそうだ、布袋尊は中国の唐の時代に実在した僧であり、七福神の一人だ。弥勒菩薩の化身ともいわれるという。浄智寺の布袋尊は石の立像でやぐら近くに安置されている。富貴繁栄のご利益があるといわれ、参拝者が多いというが、この日はひっそりとしていた。何やらウィンクをしているよう布袋様だ。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f5.6 1/​500​秒 98mm ISO200 ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
33.書院とモミジ
布袋尊から引き返してくると仏殿の裏手にある茅葺屋根の書院があった。大正13年築とのこと。、寺院の建物というより古民家のような素朴な風情が感じられる。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f9 1/​320​秒 50mm ISO200 ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
34.浄智寺 本堂
鐘楼門の先に本堂がある。本堂の扁額には「曇華殿」と書かれている。曇華殿とは三千年に一度だけ咲く伝説の花に由来するというが、いつ建てられたものかはわからなかった。写真は曇華殿に安置されている三世仏。南北朝時代のもので、わが国に伝わる三世仏の中でも造立年代の早いものといい県重要文化財に指定されている。仏教における三世とは、過去・現在・未来のことで、三世仏は向かって左から阿弥陀如来(過去)、釈迦如来(現在)、弥勒菩薩(未来)だそうだ。いずれも袖と裾を台座から垂らした宋風の像とのこと。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f3.8 1/​125秒 25mm ISO3200 ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
35.浄智寺 境内奥​​
浄智寺の境内は山に囲まれ背後の谷戸に深く続き、長い歴史をもったお寺にふさわしい閑寂なたたずまいとなっている。現在では地理的環境と鎌倉五山の伽藍遺構を後世に伝えるため、国の史跡として保護されているそうだ

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels​​
プログラムオートで撮影 ( f4 1/200秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
36.鐘楼門
鐘楼門は2階が鐘楼という珍しい山門で銅の鐘がかかっている。旧鐘楼門は1679年の建立であり、現在の鐘楼門は2007年(平成19年)に建て替えられたもので、境内では一番新しい建物だそうだ。 銅鐘は県の重要文化財にしてされていて、龍頭が鐘全体にくらべて小さく、かつ繊細な感じのする鐘で、暦応3年(1340年)の銘がある。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
プログラムオートで撮影  (​ ​f4.2 1/​250秒 38mm ISO280 ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
37.浄智寺からハイキングコースへ
浄智寺の次は海蔵寺へ行きたいと思っていた。しかし、旨くコースを選ぶことができず、浄智寺から葛原岡、源氏山、さらには大仏へと続く葛原岡・大仏ハイキングコースを歩くことになった。実は浄智寺がそのハイキングコースのスタートなのだ。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f4.2 1/​250秒 38mm ISO280 ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
38.葛原岡神社​​
はじめは広くて歩きやすい道だったが、だんだんと狭くなり、木の根があって歩きにくい坂道になった。崖の下にある海蔵寺へ行くのは諦めて、20分くらい歩いただろうか、葛原岡神社に着いた。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f10 1/​400秒 38mm ISO200 ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
39.葛原岡神社のお社(本殿)​​
小さな本殿の右側に「昇運の神龍」というのがあった。この本殿を造営する際、旧本殿に収められていた神龍で120年間最新をお護りしていた(略)と記されていた。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f5 1/​250秒 60mm ISO2000 ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
40.銭洗弁財天
葛原岡神社にお参りした後、道案内板に従って銭洗弁天に向かった。ここが銭洗弁天の洞窟への入り口である。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f3.5 1/​250秒 18mm ISO2500 ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
41.銭洗弁財天 本宮
洞窟を抜けて境内に出る。銭洗弁財天は正しくは銭洗弁財天宇賀福神社という。本宮には本宮:市杵島姫命が祀られている。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f9 1/​320秒 18mm ISO200 ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
42.銭洗弁財天 奥宮​​
本宮の横の洞窟、ここが銭を洗う奥宮である。湧き出る清水は銭洗水と呼ばれ、鎌倉五名水に数えられている。洞内には宇賀神と弁財天が祀られ、銭洗い用のざるが用意されており、参拝者はざるに硬貨や紙幣を入れて銭洗水で洗う。ご利益は銭が増えるそうだ。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f3.8 1/​50秒 25mm ISO3200 ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
43.七福神社
3つある境内社のひとつ七福神社

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f5 1/​250秒 18mm ISO200 ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
44.下之水神社
​​ これも3つある境内社のひとつで、もう一つ上之水神社がある。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f5.6 1/​250秒 22mm ISO200 ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
45.銭洗弁財天 入り口
​​ いま、境内からトンネルをくぐって入口へ戻ろうとしている。D5000はISO12800までだが、3200を上限に設定している。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f3.5 1/​80秒 18mm ISO32​​00 ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。

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2014年5月28日

江の島 と 鎌倉長谷観音 5月13日


  小学校のクラス会の幹事を引き受けている。これまでも2年に一度くらいは集まる機会があったが、70歳を過ぎて、お互い時間もできたので、「もう少し頻繁に会おうか!」ということになり、半年に一回開催することにし、その幹事を引き受けることにした。
 昨年12月は、横浜に来てもらった。その時に次回の希望を聞いたら、江の島へ行きたいという。続けて神奈川県に来ていただくのは申し訳ないと思ったが、ご希望に従う。幹事といっても特に何をするわけではない。前回開催時に、今回の開催日は決めてあるので、どこを周るかを少し考えて、食事をする店を決め、案内を出すだけだ。今はe-mailがあるので、連絡も簡単である。(しかし、約3名ほど携帯のメールも使ったことがない方がいる。この方々には郵便で知らせて、返事をいただくしかない。申し訳ないが電話連絡は億劫だ)
  午前11時に小田急線の片瀬江ノ島駅で集合。全員遅れることなく到着した。江の島大橋を渡って、参道の石畳を歩き、江島神社、奥津宮をお参りして、岩屋通りを下って、海岸に出る。3~4名は戻ってくるときの登りが辛そうだと下りなかった。この日は何やら工事中で岩屋に入ることはできなかった。昼食は岩屋に行く途中にある「魚見亭」というところを予約しておいた。各自、好きなものを食べてもらう。
 昼食後は江ノ電に乗って、長谷寺と大仏へ行くことになった。片瀬江ノ島からまっすぐ帰るというメンバー2人と別れ、江ノ電に乗る。結局、時間にあまり余裕もないので、長谷寺だけにした。小一時間散策をして、JR鎌倉駅へ着いたのは夕方5時だった。

1.トンビ
朝のうちははっきりしない天気だったが、11時に小田急線の片瀬江ノ島駅で集合し、江の島に向け歩き出すころには、日が射すほどになっていた。江の島大橋を渡りながら、浜を見ていると、トンビが2~3羽、翅を休めていた。トンビなのかトビなのか、はっきり知らなかったが、トンビともトビともいうらしい。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/480秒 185。0mm ISO100 ) 露出補正 なし
トンビ;クリックすると大きな写真になります。
2.江島神社
江島神社の階段を上がる。階段の手前には、エスカーというエスカレーターがある。昭和34年に国内初の屋外エスカレーターとして、高低差46メートルを4連で結ぶ全長106メートルの「江の島エスカー」が登場した。頂上まで石段を上っていくと20分かかるところ、江の島エスカーだとわずか4分で登れるという。参加者の意見を聞いたが、エスカーはやめて階段を上ることにする。瑞心門から、いま上がってきた参道を眺める。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F6.5 1/840秒 5.8mm ISO400 ) 露出補正 なし
江島神社;クリックすると大きな写真になります。
3.江の島ヨットハーバー
江の島ヨットハーバーは1964年10月に開催された東京オリンピックのヨット競技の会場として使うために、1961年より江ノ島の北東側海岸にあった岩場を埋め立て1964年に完成している。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/900秒 38.1mm ISO100 ) 露出補正 なし
江の島ヨットハーバー;クリックすると大きな写真になります。
4.岩屋道通り
予約した昼食の時間調整と、頂上まで登ってきた疲れを癒すため、海の見える Cafe でお茶にする。男性はビールだ。一休みしたあと、岩屋への道を歩く。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.6 1/250秒 10.7mm ISO200 ) 露出補正 なし
岩屋道通り;クリックすると大きな写真になります。
5.奥津宮
江の島が二つにくびれているところ(山ふたつ)の断崖を眺め、先に進むと江島神社の奥津宮がある。江島神社のご祭神は三人姉妹の女神だが、この奥津宮の祭神は多紀理比賣命(タギリヒメミコト)。 三人姉妹の一番上の姉神で、安らかに海を守る神様といわれている。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F7.1 1/850秒 9.4mm ISO400 ) 露出補正 なし
奥津宮;クリックすると大きな写真になります。
6.龍宮
関連のインターネット情報によると、江の島は沸出以来龍の棲む所と言われ、古来より龍神は弁財天信仰と習合し、密接な結びつきから江島縁起を始め多くの伝説が残っている。鎌倉で悪行を重ねていた、5つの頭を持つ5龍頭は、江ノ島に舞い降りた弁財天の弁天様に一目惚れし、更正を誓い結婚した。五龍頭は江ノ島の正面にある龍口寺に五龍頭は祀られてが、ここ龍宮(わだつみのみや)にも祀られている。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/800秒 6.0mm ISO400 ) 露出補正 なし
龍宮;クリックすると大きな写真になります。
7.稚児ヶ淵
江の島の一番奥にあたる稚児ヶ淵の上に出た。ここから石段を下りて、左の方へ行くと岩屋である。この日は防護ネットの張替等工事のため入ることができなかった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F6.4 1/850秒 15.0mm ISO100 ) 露出補正 なし
稚児ヶ淵;クリックすると大きな写真になります。
8.茅ヶ崎沖 烏帽子岩の遠望
茅ヶ崎の烏帽子岩をHS50の望遠端(35mm版換算1000mm)で撮る。烏帽子岩は正しくは姥島(うばしま)ということを知った。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F7.1 1/900秒 185.0mm ISO100 ) 露出補正 なし
茅ヶ崎沖 烏帽子岩の遠望;クリックすると大きな写真になります。
9.もどり道
昼食は稚児ヶ淵の崖の上にある「魚見亭」を1時に予約していた。少し早めに着いたが、平日のためか、入ることができた。みんな自分の食べたいものをそれぞれ注文し、1時間ほど海を見ながら、食事とおしゃべりを楽しんだ。ここで次回開催の日取りと場所が決まり、合わせて、この日はこれから江ノ電に乗って、鎌倉の長谷へ行こうということになり、「魚見亭」を後にした。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/950秒 23.3mm ISO400 ) 露出補正 なし
もどり道;クリックすると大きな写真になります。
10.鵜
来るときはトビを見てきたが、帰りには鵜がいた。鵜にはウミウとカワウがいて、両者はよく似ている。くちばしの基部の露出部が小さく、口角で三角形に尖るという特徴から、これはウミウと判断した。'環境省のウミウとカワウの見分け方を参照した。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/420秒 160.5mm ISO100 ) 露出補正 なし
鵜;クリックすると大きな写真になります。
11.江ノ電 江の島駅
江ノ電は単線運転だ。ここ江の島駅で交換する。車内は学校帰りの小学生たちでにぎやかだった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/350秒 30.3mm ISO100 ) 露出補正 なし
江ノ電 江の島駅;クリックすると大きな写真になります。
12.長谷
江ノ電を長谷で下車した。大仏へ行こうか、長谷寺へ行こうか、両方行こうか、相談したが、時間も心配なので長谷寺に行こうということになった。長谷寺に向かって歩いていくと左側に収玄寺というお寺があった。何回か長谷寺を訪れているが今まで気が付かずに通り過ぎていた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/850秒 12.4mm ISO400 ) 露出補正 なし
長谷;クリックすると大きな写真になります。
13.イワシカギクで吸蜜するヤマトシジミ
長谷寺の境内で小さな花が咲いていたが、花に詳しいクラスメートがイワシカギクと教えてくれた。そのイワシカギクにヤマトシジミの♂が吸蜜に来ていた。なかなか落ち着いてくれず、撮りにくい。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/350秒 106.8mm ISO100 ) 露出補正 なし
イワシカギクで吸蜜するヤマトシジミ;クリックすると大きな写真になります。
14.オガタマノキの花
境内にオガタマノキの花が咲いていた。木に名札があったのでオガタマノキと分かった。オガタマノキ(招霊木)はモクレン科オガタマノキ属の常緑高木で日本に自生するモクレン科では唯一の常緑樹だそうだ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/120秒 30.3mm ISO800 ) 露出補正 なし
オガタマノキの花;クリックすると大きな写真になります。
15.カイウ
海芋という札が立てられていた。サトイモ科の多年草だそうだ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.6 1/120秒 11.9mm ISO400 ) 露出補正 なし
カイウ;クリックすると大きな写真になります。
16.弁天窟の弁財天
境内の放生池を過ぎた辺の弁天堂をさらに奥へすすむと、弘法大師参籠の地と伝わる弁天窟があり、その名にちなみ窟内壁面には弁財天とその眷属(けんぞく:神の使者)である十六童子が彫られている。光はほとんどなく、ノーフラッシュで無理やり撮った。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.2 1/6秒 6.0mm ISO3200 ) 露出補正 なし
弁天窟の弁財天;クリックすると大きな写真になります。
17.和み地蔵
弁天窟から出てくると和み地蔵に迎えられた。その名の通り、心を和ませてくれるお顔をされている。宮城県の石神彫刻工房で作られたそうだ。長谷寺を出て、再び江ノ電に乗り、JR鎌倉駅へ。みなさんはちょうど来た湘南新宿ラインに乗り、切符を買っていて乗り遅れた人と、その面倒を見ていた人と私の3人は次に来た横須賀線の電車に乗って帰路に着いた。次回は今秋11月に三鷹のジブリの森で再会を予定している。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/160秒 4.4mm ISO320 ) 露出補正 なし
和み地蔵;クリックすると大きな写真になります。


2014年3月21日

南房総ドライブ(4) 白間津花畑、笠森観音、東京ドイツ村 3月4日


 南房パラダイスを出発したのは12時半ごろだった。さらに南下して、房総半島最南端に近い、館山市相浜というところへ行く。漁協直営の「相浜亭」で昼食の予定だ。また、少し道に迷ったが、漁港の前に素朴に建てられた「相浜亭」があった。お客さんは多い。実は「海鮮バーベキュー」が目当てだったが、あいにく火曜日は休みとのこと。その姉妹店の「相浜亭」は海鮮丼が売りらしい。私は前半の運転を終え、ご褒美のビールを飲ませていただき、伊勢海老が一匹入った伊勢海老天丼というのを食べた。
  ここからは、ノンアルコールで我慢していただいた友人のご主人に運転をお願いした。次の目的地は太平洋に面する南房総市千倉町の白間津地区の、国道410号線沿いにある花畑だ。1月から3月にかけては、ポピー、キンセンカ、ストックなどの花が咲き揃い、花摘みが楽しめるということで、初めに計画したバスツアーでは、これがメインになっていた。花畑には、多分、兼業農家の人たちだろうが、何軒かの花を売る店、花を摘ませる店があり、賑わっていた。
 道の駅になっている鴨川オーシャンパークで一休みした後、楽しみにしている笠森観音へ向かった。鴨川の先の安房天津というところを左に曲がり清澄山、養老渓谷といった山道を走って、年に1、2回ゴルフに行く高滝へ出る。さらに北上して笠森観音に着いたのは、もう夕方の5時だった。笠森観音は、期待通りのところと、期待外れなところがあった。 さて、最後は友人の奥様のリクエストで、東京ドイツ村のライトアップを見る。入園料は乗用車1台1500円だったが、これはイルミネーション期間(2013年~2014年は11月9日~4月6日)の15時以降、入園料が無料になっていて、乗用車1台の駐車料金としての1500円だった。通常は大人1人1200円だそうだ。
 少々遅くなった。東京ドイツ村には、寒かったこともあって、長居はしなかったが、7時近くになっておいた。
 再び海ほたるを通って、途中で軽く食事をして、横浜に帰り着いたのは、9時少し前だった。

46.「相浜亭」
漁協直営の「相浜亭」はなかなかの人気だった。私たちが入ったときは、まだ空席があったが、すぐ満員になってしまった。ほんとに質素な建物に、机と椅子を並べたというところ。私が食べた伊勢海老天丼は2,000円だった。さすが、伊勢海老は美味かった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/640秒 20.8mm ISO200 ) 露出補正 なし
「相浜亭」;クリックすると大きな写真になります。
47.白間津花畑の菜の花
場所は南房総市千倉町、向こうに見える海は太平洋だ。菜の花畑が広がっている。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F8.0 1/850秒 4.4mm ISO400 ) 露出補正 なし
白間津花畑の菜の花;クリックすると大きな写真になります。
48.キンギョソウ
ストックにも似ているが、キンギョソウのようだ。花が金魚の形をしている。オレンジ色のキンセンカも咲いていた。この花畑で花を摘んで持ち帰ることが出来る。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/800秒 4.4mm ISO100 ) 露出補正 なし
キンギョソウ;クリックすると大きな写真になります。
49.花を売る店
花畑には、写真のような花を摘ませたり、摘んだ花を売ったりする店が点在する。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F6.4 1/800秒 14.4mm ISO400 ) 露出補正 なし
花を売る店;クリックすると大きな写真になります。
50.笠森観音
夕方5時過ぎ、笠森観音の駐車場に着いたが止まっている車はない。観音堂は午後4時に閑堂されているという立札が立っていた。しかし、外観だけでも見ておきたい。駐車場からこの階段を上がっていく。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.6 1/17秒 10.7mm ISO400 ) 露出補正 なし
笠森観音;クリックすると大きな写真になります。
51.笠森寺 境内
階段を上りきって、山門をくぐり境内に入る。通称笠森観音と呼ばれているが正しくは笠森寺という。天台宗別格大本山、坂東三十三箇所の第三十一番札所、山号は大悲山というそうだ。十一面観音像が本尊であることから「笠森観音」と通称される。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.6 1/70秒 7.9mm ISO400 ) 露出補正 +1.0段
笠森寺 境内;クリックすると大きな写真になります。
52.笠森寺 観音堂
Wikipediaによると、大岩の上にそびえる観音堂は、61本の柱で支えられた四方懸造と呼ばれる構造で、日本で唯一の特異な建築様式であり重要文化財である。長元元年(1028年)に後一条天皇の勅願で建立されたと伝えられているがその後焼失し、現在の建物は、解体修理の際発見された墨書銘から文禄年間(1592-1595年)の再建とされている。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.2 1/34秒 7.0mm ISO400 ) 露出補正 +0.3段
140320_052.jpg
53.笠森寺 観音堂の側面
登り階段のある正面から観音堂に沿って左にまわってみた。京都の清水寺の舞台を思わせる。しかし、整理されていない電線がいっぱい架けられているし、工事用の資材なども放置されていて、残念だった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.6 1/40秒 7.5mm ISO400 ) 露出補正 なし
笠森寺 観音堂の側面;クリックすると大きな写真になります。
54.重要文化財笠森寺観音堂
観音堂は地上16mの床高の上に建てられている。この日は上がることはできなかったが、正面の階段を上がると、外から見える高欄付き、回縁がある。中に入ると外陣があり、その奥に内陣がある。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.2 1/40秒 7.3mm ISO400 ) 露出補正 なし
140320_054.jpg
55.六角堂から観音堂を見る
観音堂を背にして左手の小高いところに退色した朱色の六角堂があった。子育地蔵尊と記されている。そこから振り返って観音堂を眺めると、空に少しだけオレンジ色が残っていた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.0 1/15秒 12.4mm ISO500 ) 露出補正 +0.3段
六角堂から観音堂を見る;クリックすると大きな写真になります。
56.境内から山門を見る
寒くなってきた。そろそろ車の戻ろうとして、山門を見る。境内の梅も寒そうだった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.6 1/15秒 10.1mm ISO400 ) 露出補正 なし
境内から山門を見る;クリックすると大きな写真になります。
57.山門を振り返る
あとで調べていて解ったことだが、風神・雷神の珍しい仁王様が安置されているという。気が付かなった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.6 1/15秒 10.7mm ISO2000 ) 露出補正 なし
山門を振り返る;クリックすると大きな写真になります。
58.霊木 子授楠
参道の左手に子授観音が立っていた。神木ならぬ霊木という大きな楠があり、二本に分かれた根の間に開いた穴をくぐると子供を授かるという。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/8秒 18.5mm ISO3200 ) 露出補正 なし
霊木 子授楠;クリックすると大きな写真になります。
59.東京ドイツ村 -1
東京ドイツ村のゲートを入る。ゲートで乗用車1台に付き1500円の駐車料金を払う。15時以降はこの駐車料を支払うだけで、入園料は無料だ。イルミネーションが眩い。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.0 1/13秒 18.0mm ISO3200 ) 露出補正 -1.0段
東京ドイツ村 -1;クリックすると大きな写真になります。
60.東京ドイツ村 -2
高台に展望台があるので上がっていった。見下ろすとイルミネーションの世界が広がる。人が黒い点のように見える。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/15秒 18.6mm ISO1000 ) 露出補正 -1.0段
東京ドイツ村 -2;クリックすると大きな写真になります。
61.東京ドイツ村 -3
「光の絵本」と称され、飛行機とか風船とかが描かれている。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/30秒 27.0mm ISO1600 ) 露出補正 -1.0段
東京ドイツ村 -3;クリックすると大きな写真になります。
62.東京ドイツ村 -4
約200万個のLED電球が使用されているという。あしかがフラワーパーク(栃木県足利市)・江の島「湘南の宝石」(神奈川県藤沢市)とともに、夜景観光コンベンション・ビューローが認定する「関東三大イルミネーション」に指定されているとのこと。退出は一方通行の道を、敷地内を一周するようにして、ゲートに出た。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/15秒 21.6mm ISO1250 ) 露出補正 -1.0段
東京ドイツ村 -4;クリックすると大きな写真になります。


2013年3月 4日

バリ島旅行 2月5日~13日 (4) 2月8日 バタフライ・パークとタナ・ロット寺院


 2月8日 娘夫婦の計画によると、明日9日は、タバナン郊外にあるバタフラい・パークへ行って、タマン・アユン寺院に寄り、lキンタマーニ高原に行こうという計画になっている。そして、後半3日間を過ごすウブドへ移動だ。本日は"何もしないでのんびりする日"になっている。わたくしにとっては、"のんびり何もしない"というのはどうも性に合わない。そこで、昨夜、ホテルのコンシェルジュに相談し、タクシーを頼んでもらった。私は家内を道連れにして、2人でバタフラー・ガーデンを前倒しして、この日に行ってしまおうと考えた。
 英語を話せる、人のよさそうな運転手のタクシーが午前10時にホテルに来てくれた。まず、タバナンの町を見ながら、バタフライ・パークに向かう。小一時間で到着した。ここでは蝶の写真を撮ったが、それは後でまとめることにする。バタフライ・パークの外にも蝶が多い。そこでも時間を費やした。
 昼食をせずにタナ・ロット寺院へ向う。タナ・ロット寺院を観て、蝶の写真も撮って、そこで昼食にしたが、2時を過ぎていた。ドライバーにも腹を空かせてしまった。

39.アグン山
朝6時半、ホテルから見る海側と反対側の景色である。この日も天気は良く、うっすらと高い山が見える。朝食の時にウェイトレスに聞いてみたところ、アグン山とのこと。ホテル「THE LEGIAN」からは北東の方向に見え、キンタマーニの東側だ。標高は3142mとバリ島の最高峰だ。アグン山が見えたのはこの日だけだった。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/60秒 30.5mm ISO200 ) 露出補正 なし
アグン山;クリックすると大きな写真になります
40.バタフライ・パーク
タナバンという町は比較的大きな町だった。そこからさらに20分くらいだったろうか、キンタマーニの方へ北上したところにバタフライ・パークがあった。入場者は4~5人と少なくラッキーだ。ここまで、わざわざ来る人は少ないのだろう。入場料はひとり米ドルで8.50ドルだった。インドネシア語で蝶のことをクプクプという。ここに1時間少々滞在した。この奥が蝶園になっていて、右側の建物から中に入る。上にはネットが張ってあるが、自然な感じがする。思ったより広くはなかった。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F8 1/2500秒 30.5mm ISO800 ) 露出補正 なし
バタフライ・パーク;クリックすると大きな写真になります
41.バタフライ・パークの外側
そろそろ引き上げようかと、外に出る。乗ってきたタクシーが待っていてくれた。しかし、ゲートの外にも蝶園では見られなかった蝶が飛んでいる。また、しばし写真を撮ることになった。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F8 1/2500秒 6.1mm ISO800 ) 露出補正 なし
バタフライ・パークの外側;クリックすると大きな写真になります
42.タナ・ロット寺院へのアプローチ -1
バタフライ・パーク付近には少し歩くと蝶がいそうなところがあり、もう少し時間を費やしたかったが、あまりわがままも言っていられない。バタフライ・パークを1時半くらいに出発して、そこからは南西の方向の海沿いにあるタナ・ロット寺院へ向かった。タナ・ロット寺院はバリ島六大寺院の一つで、海の守護神を守る名刹だそうだ。タナ・ロット寺院の北側にある駐車場でタクシーを降り、海に沿って歩く。ここは、まだタナ・ロット寺院には入っていない。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F8 1/1600秒 18.1mm ISO200 ) 露出補正 なし
タナ・ロット寺院へのアプローチ -1;クリックすると大きな写真になります
43.タナ・ロット寺院へのアプローチ -2
タナ・ロット寺院周辺の海辺は磯になっている。ちょっと、江の島を思わせる。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8G macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/4000秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
タナ・ロット寺院へのアプローチ -2;クリックすると大きな写真になります
44.タナ・ロット寺院へのアプローチ -3
タナ・ロット寺院の近くには2つの海に突き出したところがある。ここは手前の方の「岬」だ。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8G macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/2000秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
タナ・ロット寺院へのアプローチ -3;クリックすると大きな写真になります
45.タナ・ロット寺院へのアプローチ -4
前の写真の向こう側からこの「岬」を撮る。ここは夕日がきれいなことでも有名なところである。今日は残念ながらサンセットまでいることはできない。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/1250秒 13.8mm ISO200 ) 露出補正 なし
タナ・ロット寺院へのアプローチ -4;クリックすると大きな写真になります
46.タナ・ロット寺院遠望
みやげもの屋が立ち並ぶ参道を抜けると海辺の境内にたどり着く。そこから見えたタナ・ロット寺院の全景だ。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/1250秒 13.8mm ISO200 ) 露出補正 なし
タナ・ロット寺院遠望;クリックすると大きな写真になります
47.タナ・ロット寺院とメル
ここはお祭りのとき以外は立ち入ることができない神聖な場所だそうだ。左側の奥にメルが見える。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/1250秒 15.7mm ISO200 ) 露出補正 なし
タナ・ロット寺院とメル;クリックすると大きな写真になります
48.釣りをする少年
海に突き出た岩礁の上から釣糸を垂れる現地の少年たちがいた。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8G macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1600秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
釣りをする少年;クリックすると大きな写真になります
49.タナ・ロット寺院
これが海の上に突き出した岩礁の上に建つタナ・ロット寺院である。46.の写真の通り、干潮時には陸続きになり、岩礁まで歩いて渡れるが、異教徒は岩の上の寺院には入ることができない。岩礁の下にある洞窟には聖なる泉が湧き出していて、手や頭を清める人々が行列を作るという。集まった人々の姿が見えるが、それほど多くはない。夕日に映える美しいシルエットで知られる。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8G macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1250秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
タナ・ロット寺院;クリックすると大きな写真になります
50.チャンディ・ブンタル
バリ・ヒンドゥ寺院にはこのような"割れ門"=チャンディ・ブンタルが必ずある。"割れ門"は現実世界と神聖な世界を分けると考えられている。この"割れ門"の先に寺院が見える。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8G macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1600秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
チャンディ・ブンタル;クリックすると大きな写真になります
51.海の後ろに広がる畑
駐車場まで戻ってきて、海を眺められるレストランで、ドラーバーさんとも一緒に遅い昼食にした。午後2時を回っていた。昨夜、ジンバランの海岸で食べたような海鮮バーベキューもあって、イカとハマグリなどを焼いてもらって、ミーゴレンと一緒に食べた。ドライバーさんが、炒めたほうれんそうをすすめてくれた。食事を終えて、駐車場へ向かうとそこは一面、畑が広がっていた。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8G macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1600秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
海の後ろに広がる畑;クリックすると大きな写真になります
52.インド洋の夕日
夕方5時少し前に「THE LEGIAN」に帰り着いた。タナ・ロットでは夕日を見ることはできなかったが、ここでも、今日も夕日がきれいだった。娘たちはのんびりとした時間を楽しんだことだろう。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8G macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/800秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
インド洋の夕日;クリックすると大きな写真になります
53.バリ風レストラン「CHANDI」
この日の夕食はスミニャックの街にあるバリ風のレンストランへ行ってみようということになった。予約をしていなかったので、テーブルが空くまでバーで飲む。乾いたのどにカンパリソーダがやけに美味かった。ソフトシェルクラブがとても美味しかった。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.0 1/60秒 4.9mm ISO3200 ) 露出補正 なし
バリ風レストラン「CHANDI」;クリックすると大きな写真になります
54.夕食
エビや、肉のグリルを注文したが、味はまずまず。しっかり焼いて出てくる。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.0 1/60秒 4.9mm ISO3200 ) 露出補正 なし
夕食;クリックすると大きな写真になります
55.ジェラード
娘のご主人はジェラードが大好物である。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/500秒 4.9mm ISO3200 ) 露出補正 なし
ジェラード;クリックすると大きな写真になります
56.バンド
夜9時半。ショッピング・モールの近くにちょっとした広場があり、バンド演奏がされていたが、あまりお客さんはいなかった。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.5 1/60秒 4.9mm ISO3200 ) 露出補正 なし
バンド;クリックすると大きな写真になります
57.「THE LEGIAN」最後の夜
夜9時45分、ホテルに帰り着いた。「THE LEGIAN」最後の夜となる。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.0 0.3秒 4.9mm ISO3200 ) 露出補正 なし  
「THE LEGIAN」最後の夜;クリックすると大きな写真になります

2012年6月19日

富士山を左回りに一周 5月31日~6月2日 1/2 伊豆から河口湖へ


 毎年恒例になっている家内の兄、姉との2泊3日のドライブ旅行を今年も計画した。姉は不参加となり、私たち夫婦と家内の兄の3人となった。今年も戸田温泉の 「ときわや」 に泊るが、翌日、どこを廻ろうかと考えた結果、はじめてのところへ行って見ようと、河口湖畔の宿をネットで探し、予約した。コースは富士山を反時計まわりに一周することになる。
 東京→熱海→網代(昼食)→伊東→冷川峠→修善寺→戸田(泊)→三島→箱根峠→芦ノ湖スカイライン→箱根園(昼食)→御殿場→山中湖→河口湖(泊)→本栖湖→朝霧高原→田貫湖(昼食)→第二東名→東京 とおよそ500kmほどのドライブだった。

1.熱海港
「ときわや」のおかみが日本橋「うさぎや」のどら焼きが好きだというので、兄をピックアップした後、その「うさぎや」に回り、開店15分前に予約しておいたどら焼きを受け取り、首都高にのった。いつもは東名で沼津まで行って、伊豆中央道を修善寺に向かうが、今回は網代で昼食にしようと考え、小田原厚木道路で小田原に出て、海岸沿いに熱海に出ることにした。熱海で車を停め、港から海を眺めた。こんなにクルーザーが停められているとは思わなかった。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/1000秒 12.1mm ISOオート ) 露出補正 なし
熱海港;クリックすると大きな写真になります
2.網代「笑ぎょ」
往路の目的は、網代の 「笑ぎょ」だ。ここは昨年帰路に寄ったところ。とても新鮮でおいしく、かつリーズナブルな値段で気に行っていた。熱海から伊東へ向かって左側にある。駐車場も十分あって、停めやすい。この日は、いかの活き造り、地魚の刺身、サザエの壺焼、鯵フライ、いとよりの煮付けなど3人で腹いっぱい食べた。いかの活き造りに添えられたコロ(きも)が旨かった。新鮮でなくては食べられない。酒が飲めないのが残念。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/320秒 4.9mm ISOオート ) 露出補正 なし
網代「笑ぎょ」;クリックすると大きな写真になります
3.伊東マリンタウン
昼飯で腹いっぱいになって、腹ごなしをと伊東のマリンタウンで車を停めた。ここもクルーザーやヨットが沢山碇泊している。初島が見えた。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/800秒 17.5mm ISOオート ) 露出補正 なし
伊東マリンタウン;クリックすると大きな写真になります
4.第2日目 箱根峠
伊東のマリンタウンで一休みし、冷川峠へ上がり、修善寺から戸田へ抜けた。「ときわや」に入る前に、 「丸吉食堂」に寄った。ほんとはここでも食事をしたいのだが、「ときわや」に泊ると近すぎて具合が悪い。お土産を手渡し、しばらく話をして、お土産をいただいて去った。「ときわや」ではタカアシガニが出されたが、旬は1月~3月だそうだ。月が変わり、6月1日、第2日目は、河口湖泊である。芦ノ湖スカイラインから御殿場に出る予定なので、まず、沼津から国道一号線を箱根峠に上がった。トイレ休憩をとった箱根峠エコパーキングに新箱根八里記念碑(峠の地蔵)なるものがった。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/1000秒 4.9mm ISOオート ) 露出補正 +0.3段
第2日目 箱根峠;クリックすると大きな写真になります
5.芦ノ湖スカイライン 三国峠
雄大な富士山を眺めようと芦ノ湖スカイラインを走ったが、あいにくの曇天。晴れていれば、この手前の杓子峠や、ここ三国峠から、御殿場を挟んで素晴らしい富士山が望めるのだが残念だった。路線バスもほとんどお客が乗っていない。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/1000秒 4.9mm ISOオート ) 露出補正 +0.3段
芦ノ湖スカイライン 三国峠;クリックすると大きな写真になります
6.山中湖畔
御殿場からは一般道を走り、須走、篭坂峠を抜けて、山中湖畔の旭ケ丘へ出た。ひっそりとしている。山中湖畔には母校体育会の山荘があり、泊ったこともある。なつかしい。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/1000秒 4.9mm ISOオート ) 露出補正 +0.3段
山中湖畔;クリックすると大きな写真になります
7.DOG Cafe WILD★WAN
一休みして、コーヒーでも飲もうと湖畔の道を走りながら店を探していると、 DOG Cafe WILD★WANという看板が目に付いた。愛犬を連れて入ることができるCafeのようだ。店内に入ってふと振り返ると、まっ黒い大きな犬が立ちあがっていて、びっくりした。名前はJ.J.という。グレートデンの♂8歳だそうだ。大型犬のドッグイヤーは8年とのことで、もうシニアであるとのこと。ブログに載せさせてくださいとお願いした。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/60秒 6.1mm ISOオート ) 露出補正 +0.3段
DOG Cafe WILD★WAN;クリックすると大きな写真になります
8.河口湖畔から
午後4時に今宵の宿泊先である 'KUKUNA'に到着した。4階の部屋は河口湖に面していて、富士山が眺められた。到着した時の富士山は雲で覆われていた。しかし、5時20分、富士山はその大部分の姿を現した。頂は薄らと雲の笠をかぶっている。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.3 1/250秒 18.6mm ISOオート ) 露出補正 なし
川口湖畔から;クリックすると大きな写真になります
9.6時10分、もう少し、夕焼けがきれいかと期待したが、この程度だった。江の島で見た富士山は西側に見えるのでシルエットになるが、ここでは太陽が右後ろにある。

Nikon D5000 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影 ( F9 1/320秒 55mm ISO400 ) 露出補正 -0.7段
川口湖畔から;クリックすると大きな写真になります
10.河口湖夜景

'KUKUNA'の部屋から河口湖の夜景がきれいだった。この向こうに富士山があるが、雲に覆われている。明日の朝を期待しよう。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2 1/2秒 4.9mm ISOオート ) 露出補正 なし
河口湖夜景;クリックすると大きな写真になります


2012年3月 6日

舞岡公園冬景色 その1 2月20日


 私が舞岡公園へ出掛けるのは蝶の撮影が目的である。従って、舞岡公園へ通い始めて10年目を迎えるが、今まで蝶の飛ばない季節に訪れたことはない。しかし、舞岡公園を知るためには冬も歩いてみなくてはいけないと思うようになった。この日は晴れ間も覗き、寒さも和らぐというので、出掛けて行った。

1.舞岡公園南門
いつもの駐車場に車を停め、いつものコースを歩き始める。当然のことだが木々の葉は落ちていて、枝と枝の隙間からその向こうが見通せる。ここは、南門。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/78秒 11.5mm ISO74 ) 露出補正 なし
舞岡公園南門;クリックすると大きな写真になります
2.タイワンリス
歩いていると、道の左側の木の枝から、右側の木の幹へとリスが飛んだ。大きさといい、立派な尻尾といい、外来種であるタイワンリスだと思う。伊豆大島で飼われていたのを江の島植物園で飼育していたが、台風で飼育小屋が壊れて逃げ出し、県内で繁殖するようになったという。舞岡公園に少なくとも10頭以上はいるそうだ。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5 1/142秒 75.5mm ISO95 ) 露出補正 なし
タイワンリス;クリックすると大きな写真になります
3.大原谷戸池
「古谷戸の里」の方へ歩いて行くと、最初の池が左手に見える。夏は緑に覆われていて、全く違う眺めだ。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/114秒 23mm ISO64 ) 露出補正 なし
大原谷戸池;クリックすると大きな写真になります
4.「古谷戸の里」
「古谷戸の里」は月曜日はお休みである。中に入ることができない。4月になると、ここには桜の花が咲き、「古谷戸の里」の古民家の庭には鯉のぼりが泳ぐ。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/153秒 8.2mm ISO64 ) 露出補正 なし
「古谷戸の里」;クリックすると大きな写真になります
5.「古谷戸の里」のトイレから
「古谷戸の里」の門の左手にトイレがある。「古谷戸の里」の中には入れないけど、トイレは利用できた。そのトイレから、「古谷戸の里」の中へ入れるようになっているが、その扉には鍵がかかっていた。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5 1/168秒 4.6mm ISO64 ) 露出補正 なし
.「古谷戸の里」のトイレから;クリックすると大きな写真になります
6.アオサギがカエルを捕食 -1
「古谷戸の里」を出てきたところに古谷戸池がある。何人かの方がその池の方向にカメラを向けたり、双眼鏡で覗いたりしている。ご婦人がアオサギがカエルを食べていると教えてくれた。小さい池だが、その反対側にアオサギの姿があった。はじめは良く見えなかったが、やっと捕捉して、驚いた。小さなカエルを捕食したのだと思っていたところ、大きなカエルだった。ウシガエルというのだろうか、体調20cmくらいあろうかと思えるカエルをくちばしに咥えている。凄いシーンだ。この日は、24倍ズームのNikon COOLPIX P90 を持ってきていたので、35mm版換算624mm画角で撮った。明るかったので、ほとんどぶれなかった。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5 1/311秒 110.4mm ISO64 ) 露出補正 なし トリミング
アオサギがカエルを捕食;クリックすると大きな写真になります
7.アオサギがカエルを捕食 -2
アオサギはくちばしに咥えた大きなカエルを、一旦池に入れては咥え直す。カエルの腹部が見える。しばらく、見ていたら、完全に呑みこんでしまった。凄い迫力だった。アオサギの顔にあるカエルの手が、付け睫毛をした眼のように見える。6.7.とも邪魔なものが写り込んだので、若干トリミングした。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5 1/313秒 110.4mm ISO64 ) 露出補正 なし トリミング
アオサギがカエルを捕食;クリックすると大きな写真になります
8.きざはしの池 タシギ?
瓜久保の方へ歩く。すぐ左手にきざはしの池があり、ここも野鳥が多いようだ。ここでもじっと双眼鏡をのぞいている方がいるので「何がいるんですか?」訪ねた。良く聞き取れなかったが、「あの木の左側を左へ1mくらいのところに何かいます。」と教えてくれた。やっと捕捉し、まず中間距離でピントを合わせ、110.4mm(624mm相当)へズームする。鳥の形がやっとはっきり見えた。鳥の名は良くわからないが、タシギだろか?

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5 1/234秒 110.4mm ISO64 ) 露出補正 なし トリミング
きざはしの池 タシギ?;クリックすると大きな写真になります
9.舞岡公園北門
舞岡公園には南門、北門と東門がある。これらの門の内側は公園(市)の土地であり、ここから外は、私有の農営地ということか。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/118秒 7.3mm ISO64 ) 露出補正 なし
舞岡公園北門;クリックすると大きな写真になります
10.さくらなみ池
谷戸の水田を挟んで向こう側に、さくらなみ池、そしてその右側に宮田池がある。ここは何時も三脚で望遠レンズを付けたカメラを構える方が多い。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/174秒 32.7mm ISO64 ) 露出補正 なし
さくらなみ池;クリックすると大きな写真になります
11.瓜久保の池
北門を出て、市営地下鉄の舞岡駅の方へ行くと、左手に瓜久保の家という休憩所がある。ここを左に入って瓜久保と呼ばれる高台に進むと、夏には睡蓮の花を咲かせるかっぱ池という池があり、母親に連れられた子供たちがザリガニ釣りに夢中になる。この日は薄氷が張っていた。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/69秒 6.6mm ISO64 ) 露出補正 なし
瓜久保の池;クリックすると大きな写真になります
12.ロウバイ(蝋梅)の花
かっぱ池の傍に蝋梅の花が咲いていた。今の時期に訪れることがないので、ここに蝋梅の木があったのに気がつかなかった。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/166秒 8.2mm ISO64 ) 露出補正 なし
ロウバイ(蝋梅)の花;クリックすると大きな写真になります
13.早咲きの梅
今年は梅の花も咲き始めるのが遅い。かっぱ池の先の瓜久保の広場で早咲きの梅が1本、花を咲かせていた。何かほっとする。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5 1/196秒 32.7mm ISO64 ) 露出補正 なし
早咲きの梅;クリックすると大きな写真になります

2012年1月18日

箱根日帰り温泉と七里ガ浜 1月12日


 前の晩、突然娘たち夫婦から電話があり、明日、箱根の日帰り温泉に行かないかと誘いがあった。我々にとくに予定はなく二つ返事で「行こう」となった。雪が降るのではないかと心配したが、まずまずの天気である。我が家まで車で迎えに来てくれたが、往きは東名-小田原厚木で行くことにする。
 小田原でかまぼこを買いたいと言い出し、「鈴廣かまぼこの里」に寄った。昼飯前に箱根湯本の「天山湯治郷」という日帰り温泉に到着、1時間少々、のんびりと湯につかる。この日は平日なので、比較的すいていて、ゆっくりできた。ふたたび、「鈴廣かまぼこの里」へ戻り、鈴廣が経営する蕎麦やで昼飯にする。帰路は、西湘バイパスを走り、七里ガ浜によってカフェに入り、夕陽の江の島を眺め、カレーを食べた。今日は運転をしなくてよいのワインも飲めた。

1.風祭駅
箱根登山鉄道の小田原と箱根湯本の中間に風祭駅がある。箱根湯本に向かって左側の改札口を出ると、「鈴廣かまぼこの里」につながっている。我々は車で地下駐車場に入り、、「鈴廣かまぼこの里」の鈴なり市場に上がった。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/1250秒 4.9mm ISOオート ) 露出補正 なし
風祭駅;クリックすると大きな写真になります
2.「鈴廣かまぼこの里」 鈴なり市場
鈴なり市場、つまりはショッピングセンターだが、ここでは作りたてのかまぼこ各種が試食できる楽しみがある。かまぼこの原料である魚肉には脳の活動を活発にし、視力の向上を助けるDHAが含まれるとして、受験生の夜食などに良いと、こんなコーナーがあった。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2 1/400秒 4.9mm ISOオート ) 露出補正 なし
鈴なり市場;クリックすると大きな写真になります
3.鈴廣本店
鈴なり市場の隣に鈴廣本店があった。鈴廣の創業は、慶応元年(1865年)。村田屋の屋号で魚商を営んでいた四代当主である村田屋権右衛門は、小田原の魚河岸に近い代官町(現在の本町)にてかまぼこ製造を始めたという。小田原はかまぼこで有名である。我々が普段、目にすることが多い、ここ鈴廣と籠清がとくに有名だが、他にも老舗はあり、小田原蒲鉾組合に加盟している企業は13社に及ぶ。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/160秒 10.3mm ISOオート ) 露出補正 なし
鈴廣本店;クリックすると大きな写真になります
4.日帰り温泉「天山湯治郷」
一旦、かまぼこの里を離れ、国道1号線を箱根方面に進む。箱根湯本駅の手前を左に入って、旧道(732号線)を行く。曲がりくねった細い道を進むと奥湯本というバス停のあたりが「天山湯治郷」の入口だった。駐車場に車を停めて玄関に向かう。娘夫婦は何回か来たことがあるらしく、今日はすいているという。土日は駐車場も一杯で入れないそうだ。男湯は4湯、女湯は5湯あり、露天風呂である。入湯料はひとり1200円だった。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.2 1/50秒 6.6mm ISOオート ) 露出補正 なし
「天山湯治郷」;クリックすると大きな写真になります
5.白いサギ
湯から上がって、屋根を見ると白いサギが5cmほどの小魚をくちばしにくわえて、屋根に止まった。サギは小魚をすぐに飲み込んでしまったが、しばらく屋根に止まっていた。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.3 1/125秒 18.6mm ISOオート ) 露出補正 なし
白いサギ;クリックすると大きな写真になります
6.「鈴廣かまぼこの里」 千世倭樓
「天山湯治郷」の蕎麦が旨いというが、あいにくこの日は休みだった。そこで再び風祭に戻り、さっき来たかまぼこの里の食事処である千世倭樓(ちょうわろう)というところに入った。ここは国道1号線を挟んで鈴廣本店の反対側にある。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/250秒 4.9mm ISOオート ) 露出補正 なし
千世倭樓;クリックすると大きな写真になります
7.千世倭樓 「美蔵」
千世倭樓の中は、会席、割烹、茶房と蕎麦があったが、やはり蕎麦「美蔵」にすることにした。この蔵みたいな建物が蕎麦処だった。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/500秒 4.9mm ISOオート ) 露出補正 なし
千世倭樓 「美蔵」;クリックすると大きな写真になります
8.夏みかん
少々酸っぱいが食べられるとのこと。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5 1/60秒 12.5mm ISOオート ) 露出補正 なし
夏みかん;クリックすると大きな写真になります
9.七里ガ浜
七里ガ浜に美味しいカレーを食べさせる洒落た店があるというので、西湘バイパスを江の島方面に向かう。右手の海に茅ヶ崎の烏帽子岩を見ながら、江の島を通り過ぎ七里ガ浜に着いたのは、3時50分だった。その「珊瑚礁」というカレー屋さんは、5時オープン。1時間あるので近くのカフェに入った。そうこうするうちに、陽が落ちてきた。カフェを出て、道路を渡って浜に出る。4時28分。夕陽は江の島の左(南)に落ちていく。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5 1/1250秒 13.6mm ISOオート ) 露出補正 なし
七里ガ浜;クリックすると大きな写真になります
10.関東ふれあいの道 稲村ケ崎・磯づたい
関東ふれあいの道 稲村ケ崎・磯づたい の案内板がある駐車場へ上がってきた。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/1250秒 4.9mm ISOオート ) 露出補正 なし
関東ふれあいの道 稲村ケ崎・磯づたい;クリックすると大きな写真になります
11.サーファー
寒そうな海だが、まだサーファーが数人海に入っていた。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.3 1/100秒 18.6mm ISOオート ) 露出補正 なし
サーファー;クリックすると大きな写真になります
12.富士山
江の島のあたりにかかっている雲で、今日は富士山は見えないのかと思っていたら、思ったより右側(北)に見えた。1年で1月が一番富士山を見られる日が多いという。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/500秒 7.8mm ISOオート ) 露出補正 なし
富士山;クリックすると大きな写真になります
13.落陽
4時40分過ぎ、太陽は相模湾の雲の中に落ちて行った。このあと、「珊瑚礁 モアナマカイ」へ。ちょうど5時、オープンと同時に入った。薦められた地魚メバルの蒸し煮が旨かった。シーフードカレーもいい味だ。ハウスワインもまずまずで、グラス2杯で良い気分になった。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.3 1/500秒 18.6mm ISOオート ) 露出補正 なし
落陽;クリックすると大きな写真になります

2012年1月13日

江の島 1月5日 2/2


 写真の説明をするのに、現地の観光案内所でもらったイラストマップや、インターネットのWikipediaほかで情報を得ながら綴っていったら、何やら観光案内のようになってしまった。しかし、起源や歴史を調べながら訪問した土地を振り返るのも、なかなか興味深い。
 奥津宮にお参りした後、さらに海岸まで下って岩屋まで行った。降りる途中で、帰りにここで食べようと磯料理の店をチェックしておく。岩屋まで行き、戻ってその店で食事にしたのは、午後2時前だった。「江の島ビール」などを飲み、ゆっくり食事をし、3時前に弁天橋に向かって戻り始めた。弁天橋までたどり着いたのが3時40分、まだ陽は高い。しかし、日没を見届けてから帰りたかった。

20.岩屋付近
ここは稚児ヶ淵と言われるあたりだ。稚児ヶ淵の名は、鎌倉相承院の稚児白菊がこの淵に投身したことに由来するという。

Nikon D300 SIGMA 17mm-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影  ( F13 1/640秒 24mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
岩屋付近;クリックすると大きな写真になります
21.富士山絶景
相模湾の向こうに富士山の優美な姿を遮るものなく見ることができた。大きな波が岩に当って白い波が上がるのを待って、シャッターを切った。岩屋の前に広がるこの岩場は、関東大震災の時、隆起したもので、絶好の磯釣り ポイントにもなっている。

Nikon D300 SIGMA 17mm-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影  ( F9 1/1250秒 70mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
富士山絶景;クリックすると大きな写真になります
22.岩屋の入口
江島神社は、552年、欽明天皇の勅命で、岩屋に宮を建てたのがはじまりとされると先に記した。岩屋は波の浸食によって出来た自然の洞窟で古くから信仰の対象として親しまれてきた。この岩屋に最初に入ったという記録として、寿永元年(1182年)4月5日、源頼朝を先頭に鎌倉武士47名が文覚上人を招いて岩屋にて戦勝祈願を行ったとある。江戸時代には弁財天信仰を集め訪れる人の絶えなかった岩屋だが、昭和46年3月に落石の危険ありとされ閉鎖された。しかし再開の要望強く平成5年4月に藤沢市によって完全に補修され、又入窟出来るようになった。かつての岩屋とは趣もずいぶん変わってしまったというが、潮の満干にも関係無く、少々荒れ模様でも入れるように、コンクリートの歩道橋が高い場所に造られた。私が岩屋の中に入ったのは、昭和46年に一旦閉鎖される前で、岩の上を歩いて入った記憶がある。今回は中には入らなかった。

Nikon D300 SIGMA 17mm-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影  ( F6.3 1/160秒 17mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
岩屋の入口;クリックすると大きな写真になります
23.再び富士山を望む
江の島深訪はここが終点である。来るときにチェックしておいた店「魚見亭」で昼飯にすることにする。もと来た道を戻る前にもう一度、富士山を撮っておこうとカメラを向けた。

Nikon D300 SIGMA 17mm-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影  ( F14 1/800秒 40mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
再び富士山を望む;クリックすると大きな写真になります
24.磯料理「魚見亭」
御岩屋通りの階段を上ったところに「魚見亭」はある。後で調べてみたら、この地で創業140余年だそうだ。崖の上に建てられているが、その崖に突き出た席で、焼き蛤、サザエの壺焼、焼いかを肴に、地ビールの「江の島ビール」で喉を潤した。少々歩き疲れてもいたので、ビールも旨い。

Nikon D300 SIGMA 17mm-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影  ( F5.6 1/125秒 26mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
磯料理「魚見亭」;クリックすると大きな写真になります
25.相模湾ととんび
「魚見亭」では外を眺めながら心地よく、のんびりとした時間を過ごした。相模湾、富士山、そして上空にはとんびが舞う。

Nikon D300 SIGMA 17mm-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影  ( F9 1/1250秒 70mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
相模湾ととんび;クリックすると大きな写真になります
26.「龍恋の鐘」
奥津宮の右側に「龍野ヶ岡自然の森」という脇道があった。眺めが良いのかと思い行ってみると「龍恋の鐘」というのがあった。この鐘は、江島縁起「天女と五頭龍伝説」の恋物語に因んで建てられ、その伝説にあやかろうと多くの人が鐘を鳴らしている。「天女と五頭龍伝説」とは、この地域を支配する五頭竜が江の島の弁天様に一目惚れし、求婚したが、人間に対する残虐非道の行いを理由に断られた。五頭竜は一度は引いたが翌日に心を改め、人間を守ることを弁天に誓い、五頭竜の恋は成就したという言い伝えである。周囲の柵には恋人たちの鍵が掛けられていた。

Nikon D300 SIGMA 17mm-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影  ( F13 1/640秒 17mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
龍恋の鐘」;クリックすると大きな写真になります
27.再び「中村屋羊羹店」
再び「中村屋羊羹店」の前を通る。通り過ぎて振りかえってシャッターを切った。階段のある道と歴史を感じさせる店構えが撮ってくれと訴える。

Nikon D300 SIGMA 17mm-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影  ( F5 1/125秒 38mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
再び「中村屋羊羹店」;クリックすると大きな写真になります
28.児玉神社
端心門まで下りてきた。その手前の右側に児玉神社の入口がある。お参りする人は少ない。この児玉神社は台湾総督をへて日露戦争で日本を勝利に導いた児玉源太郎陸軍大将を祀った神社で、大正10年(1921年)の創建以来、勝運の神として仰がれてきた。境内には爾霊山(203高地・いれいさん)の石などがあった。年末のNHK-TV「坂の上の雲」の記憶が新しい。

Nikon D300 SIGMA 17mm-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影  ( F3.2 1/125秒 17mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
児玉神社;クリックすると大きな写真になります
29.しらす問屋「とびっちょ」
TVで有名なしらす問屋「とびっちょ」。店の前のサンプル棚には24cmもある巨大などんぶりに新鮮なお魚がのっている。こだわり抜いた塩分控えめ、ふんわり釜揚げシラスもある。生しらすは朝獲れたしらすのみ使用するというが、1月~3月はしらすが禁漁だそうで生しらすは食べられない。

Nikon D300 SIGMA 17mm-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影  ( F3.5 1/125秒 17mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
しらす問屋「とびっちょ」;クリックすると大きな写真になります
30.弁天橋から眺める午後の富士山
時刻は午後3時35分。陽はだいぶ傾いてきた。露出は難しいのだろうが、-0.3段補正のままでマルチパターン測光のカメラ任せ。

Nikon D300 SIGMA 17mm-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影  ( F18 1/1250秒 19mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
弁天橋から眺める午後の富士山;;クリックすると大きな写真になります
31.境川河口
相模湾に流れ込む境川の河口に掛かる片瀬橋を江の島水族館の方へ渡る。河口の岸で釣りをしている人がいた。

Nikon D300 SIGMA 17mm-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影  ( F9 1/320秒 40mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
境川河口;クリックすると大きな写真になります
32.西浜から
この日の最後の目的である夕陽を西浜の江の島水族館の辺りで撮ろうと思う。時刻は3時50分。陽が落ちてくるまで小一時間掛かりそうだ。海にはサーファーが多いが波は穏やかであった。

Nikon D300 SIGMA 17mm-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影  ( F9 1/1250秒 70mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
西浜から;クリックすると大きな写真になります
33.Ristorante 「il Chianti」
少し時間をつぶさなくてはならないが、そこにイタ飯屋さんがあったので、ピザでも食べようと入って見ることにした。もうだいぶ陽は傾いて、私たちの影が長い。

Nikon D300 SIGMA 17mm-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影  ( F13 1/640秒 17mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
Ristorante 「il Chianti」;クリックすると大きな写真になります
34.Ristorante 「il Chianti」の中
ピザを1枚とグラスワインを注文した。客席と厨房との境の棚に、パルミジャーノ・レジャーノが4つも置いてある。これは立派なもんだと思ったが、待てよと思い、ウェイトレスのお嬢さんに「あれは本物?」と尋ねてみた。やはりダミーだった。

Nikon D300 SIGMA 17mm-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影  ( F4.5 1/320秒 62mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
Ristorante 「il Chianti」の中;クリックすると大きな写真になります
35.落陽
16時35分、いよいよ太陽が相模湾の向こうに隠れようとしている。波がしらが夕陽に染まってきれいだった。

Nikon D300 SIGMA 17mm-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影  ( F10 1/400秒 26mm ISO400 ) 露出補正 なし
落陽;クリックすると大きな写真になります
36.紅く染まる空とシルエットになる富士山
前の写真とほとんど同じ時刻に撮った。富士山の周りに全く雲がないので、夕焼けにメリハリがない。サーファー達もそろそろ引き上げてくる。

Nikon D300 SIGMA 17mm-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影  ( F10 1/400秒 55mm ISO400 ) 露出補正 なし
紅く染まる空とシルエットになる富士山;クリックすると大きな写真になります
37.日没頃の富士山
16時42分。いよいよ太陽が姿を消そうとしている。その太陽の光を受けて、富士山の山肌が紅く見える。

Nikon D300 SIGMA 17mm-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影  ( F7.1 1/800秒 70mm ISO400 ) 露出補正 -1.3段
日没頃の富士山;クリックすると大きな写真になります
38.日没頃の相模湾
西の空は赤く染まった。上空は青さが残る。

Nikon D300 SIGMA 17mm-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影  ( F10 1/400秒 24mm ISO400 ) 露出補正 -0.7段
日没頃の相模湾;クリックすると大きな写真になります
39.16時48分
太陽は完全に沈んだ。富士山はシルエットになり、波が砂浜に縞模様を描く。このショットを最後に帰路に着いた。小田急線の片瀬江ノ島駅は近い。帰りは小田急線で大和にでて、相鉄線に乗り換え、1時間ほどで帰ってくることができた。今日は満足の一日だった。以前に来た時に比べ江の島は良く整備され、公衆トイレや案内板も多く、その案内板も英語、中国語、韓国語が併記されているものが増えていた。

Nikon D300 SIGMA 17mm-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影  ( F6.3 1/640秒 70mm ISO400 ) 露出補正 -1.3段
16時48分

2012年1月 9日

江の島 1月5日 1/2


 1月5日 しばらく行っていなかった江の島へ出かけた。江島神社への初詣と、海を見ながら磯料理で昼飯、そして富士山を眺めることが目的である。この日は良い天気だった。富士山は全く雲に隠れることはなかった。お陰で楽しみにしていた夕焼けの富士は、ちょっとメリハリがない写真になってしまった。
 かみさんの提案で、往きはJRで大船まで出て、そこから初体験の湘南モノレールに乗った。モノレールの江の島駅に着いたのは12時少し前で、それから日没近くまで楽しんできた。

1.湘南モノレール大船駅
湘南モノレールに初めて乗った。今まで眺めることはあったが、なんだか遊園地の乗り物のようで、実用的な乗り物という感じはしなかった。しかし、実際に乗ってみてその先入観を改めた。湘南モノレールは1970年(昭和45年)3月7日に大船駅 -西鎌倉駅間が開業し、その翌年7月1日に大船駅-湘南江の島駅間が開通して全線開通となった。全長6.6km、全線単線で8駅ある。所要時間は13分45秒であるが、7分間隔で運行されている。全線単線なので、隔駅で上りと下りが交換する。大船から江の島までの運賃は300円だった。湘南モノレール株式会社は三菱重工の連結子会社。この車両は1988年(昭和63年)3月に登場した500型という。

Canon IXY900IS F2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F7.1 1/200秒 4.6mm ISOオート ) 露出補正 なし
湘南モノレール大船駅;クリックすると大きな写真になります
2.とんび
正しくはトビという(鳶、学名: Milvus migrans)は、タカ目タカ科に属する鳥類の一種だ。江の島弁天橋のたもとに来ると青空に多数のトビが舞っていた。時折、低いところまで滑空してくる。特に江ノ島では、トビの大群が見られ、観光客の弁当や肉まん、ハンバーガー等を狙われることが多いという。

Nikon D300 SIGMA 17mm-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影  ( F9 1/1250秒 70mm ISO400 ) 露出補正 なし
とんび;クリックすると大きな写真になります
3.弁天橋と江の島全景
江の島定番の写真である。時刻は12時10分。全くの快晴であった。

Nikon D300 SIGMA 17mm-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影  ( F13 1/640秒 40mm ISO400 ) 露出補正 なし
弁天橋と江の島全景;クリックすると大きな写真になります
4.弁天橋の途中から
弁天橋の舗道を歩いて江の島に渡る途中、右手に富士山が見える。海は相模湾で、対岸は所謂湘南海岸だ。左手に小さく茅ヶ崎の烏帽子岩が見える。

Nikon D300 SIGMA 17mm-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影  ( F10 1/1600秒 70mm ISO400 ) 露出補正 -1.0段
弁天橋の途中から;クリックすると大きな写真になります
5.青銅の鳥居
12時20分、江の島上陸。江島神社の参道へと進む。参道の入り口のある青銅の鳥居は、藤沢市指定文化財とのこと。文政4年(1821年)に再建されたものであるが、両方の柱には当時の多くの寄進者の名前が彫られている。江戸時代の信仰の広さが伝わる。額には江の島大明神と記されている。

Nikon D300 SIGMA 17mm-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影  ( F10 1/400秒 29mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
青銅の鳥居;クリックすると大きな写真になります
6.「岩本楼」
「岩本楼」は現在は旅館として営業されている。江戸時代までは岩本院と言われ、弁天社の本宮をあずかった一山の総別当ともいわれる由緒ある院だったとのこと。ちょっと長くなるが、江島神社のことを知る上で、Wikipediaに記されている概要を紹介する。江島神社は欽明天皇13年(552年)、神宣に基づき欽明天皇の勅命により、江の島の南側の洞窟に宮(岩屋)を建てたのに始まると伝える。その後、神仏習合により当社は金亀山与願寺と称する寺となった。そこには岩本坊・上ノ坊・下ノ坊の3つの別当があり、それぞれ岩屋本宮(現在の奥津宮)・上之宮(現在の中津宮)・下之宮(現在の辺津宮)を管理していた。その中で岩本坊は総別当とされ、江島寺とも称した。慶安2年(1649年)に京都・仁和寺の末寺となってからは、岩本坊のみ院号の使用が認められて岩本院と称するようになった。三坊は競って当社の縁起を説いて回り、参詣者を集めた。そのうちに利権争いが起こり、寛永17年(1640年)、岩本院は幕府からの朱印状を得て上ノ坊を吸収した。後に下ノ坊も支配するようになり、岩本院が全島の権益を握ることとなったという。その後、明治6年(1872年)、神仏分離によって仏式を廃して神社となり江島神社へ改称、県社に列せられた。同時に僧侶は全員僧籍を離れて神職となり、廃仏毀釈により多くの仏教施設や仏像などが破壊された。岩本院は参詣者の宿泊施設としても利用されていたことから、旅館となり「岩本楼」へ改称したとう。

Nikon D300 SIGMA 17mm-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影  ( F6.3 1/160秒 19mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
「岩本楼」;クリックすると大きな写真になります
7.江島神社 端心門
奥津宮・中津宮・辺津宮からなる江島神社の御神門。竜宮城を模して造られたといわれる。清々しい心で参拝してほしいと命名されたという。

Nikon D300 SIGMA 17mm-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影  ( F5.6 1/500秒 62mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
江島神社 端心門;クリックすると大きな写真になります
8.日本三大弁財天
琵琶を形取った板に「日本三代大弁財天 江島神社」と書かれているのが、気になった。江島神社は江戸時代までは弁財天を祀っており、江島弁天・江島明神と呼ばれたそうだ。現在の祭神(多紀理比賣命、市寸島比賣命、田寸津比賣命)は、先にふれたとおり、明治の神仏分離の際に改められたものとのこと。

Nikon D300 SIGMA 17mm-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影  ( F7.1 1/200秒 17mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
日本三大弁財天;クリックすると大きな写真になります
9.辺津宮
端心門を通って上に上がると辺津宮があった。江島神宮に祀られる宗像三女神(海の守護神)のうち、田寸津比賣命(たぎつひめのみこと)が祀られる辺津宮は、かっての下之宮である。現在の社殿は昭和51年に改築されている。

Nikon D300 SIGMA 17mm-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影  ( F6.3 1/160秒 32mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
辺津宮;クリックすると大きな写真になります
10.奉安殿
辺津宮境内にある奉安殿には八臂弁財天と妙音弁財天が安置される。この江島弁財天は安芸の宮島、近江の竹生島と並んで日本三大弁財天とのこと。

Nikon D300 SIGMA 17mm-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影  ( F5 1/125秒 17mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
奉安殿;クリックすると大きな写真になります
11.八坂神社
同じく境内にある八坂神社は、京都の八坂神社と同様に、祇園精舎の守護神である牛頭(ゴズ)天王を祀る社だそうだ。江戸時代は天王社と称した。入母屋造の社殿は弘化元年(1844年)に再建され、さらに現在の社殿は、江島神社御鎮座1450年記念事業の一環として平成14年に改築されたと案内板にあった。この写真の鳥居を上がった左側にその小さな社がある。

Nikon D300 SIGMA 17mm-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影  ( F7.1 1/200秒 21mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
八坂神社;クリックすると大きな写真になります
12.ヨットハーバー 湘南港
八坂神社の鳥居をでたところから、ヨットハーバーが見下ろせた。江の島の東側に位置している湘南港は、1964年、東京オリンピックのヨット競技場として整備された。オリンピックでは参加国40カ国、参加選手281人、参加艇数109艇がフィン級からドラゴン級までの5種目を戦ったという。以来、湘南港は公共ヨットハーバーの草分けとして、数々のヨットレースが開催され、日本のヨット活動の普及に貢献してきているそうだ。

Nikon D300 SIGMA 17mm-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影  ( F10 1/1600秒 70mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
ヨットハーバー 湘南港;クリックすると大きな写真になります
13.中津宮
植物園があり、展望タワーがある「江の島サムエル・コッキング苑」の方へ歩くと右手に中津宮が見えた。中津宮は市寸島比賣命(いちきしまひめのみこと)を祀る。仁寿3年(853年)創建。権現造の社殿は元禄2年(1689年)に改築された。そして昭和55年に改修。その後、平成8年9月に大改造され、元禄2年の権現造を再現したのが現在の社殿だそうだ。

Nikon D300 SIGMA 17mm-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影  ( F5 1/125秒 24mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
中津宮;クリックすると大きな写真になります
14.水琴窟
中津宮の境内の脇に水琴窟があった。左に見える立て札に、柄杓で水鉢から水をすくい、水鉢の手前にある円く置かれた玉石の中心部にその水を注ぐとあった。試してみたが、小さいがきれいな音が聞こえた。水琴の音に含まれる高周波が心身の浄化、運気向上と幸運を招いてくれるそうだ。

Nikon D300 SIGMA 17mm-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影  ( F3 1/125秒 21mm ISO450 ) 露出補正 -0.3段
水琴窟;クリックすると大きな写真になります
15.「サムエル・コッキング苑」
この辺りが江の島で一番高いところと思う。1880年(明治13年)に横浜在住のアイルランド人貿易商のサムエル・コッキングが金亀山与願寺(現在は神仏分離され江島神社)の敷地3800坪を買収し、菜園を設けたのが始まりであるここ「サムエル・コッキング苑」は、現在は国際交流をテーマに藤沢市の姉妹友好都市コーナーが設けられている庭園だそうだ。南洋植物園があり、四季折々の花が植えられているというが、この時期、花は少ない。展望台も含めて入場料は500円。中へは入らなかった。

Nikon D300 SIGMA 17mm-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影  ( F10 1/400秒 45mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
「サムエル・コッキング苑」;クリックすると大きな写真になります
16.御岩屋通り
江の島の南側にある岩屋への道である。ここからは下りだが、また、上ってこなくてはいけないと思うと辛い。正面に富士山が見えた。

Nikon D300 SIGMA 17mm-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影  ( F10 1/400秒 50mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
御岩屋通り;クリックすると大きな写真になります
17.御岩屋通りの商店
御岩屋通りには歴史を感じさせる商店が並ぶ。この「中村屋羊羹店」は明治35年(1902年)の創業で今年で110年にもなる。三代目の中村助次郎が、島の岩場一面に、付着する海苔に思いつき、東京のお菓子屋に、海苔の入った羊羹を製造してもらい、「弁天海苔やうかん」と名付けて、岩屋参道名勝「山二ツ」のところで販売を始めたのが起源だそうだ。

Nikon D300 SIGMA 17mm-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影  ( F6.3 1/160秒 45mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
御岩屋通りの商店;クリックすると大きな写真になります
18.奥津宮
旧本宮である。江島神社の起源である岩屋に一番近い。三人姉妹で一番上の女神である多紀理比賣命(たぎりひめのみこと)を祀る。入母屋造の社殿は天保13年(1842年)に再建された。源頼朝が養和2年(1182年)に奉納した石鳥居があったという。写真の鳥居は昭和16年の台風で破損し、補修されたもの。手前に拝殿があり、奥に本殿がある。拝殿は昭和51年(1976年)に新築されたもので、社殿は平成23年に全面修復された。

Nikon D300 SIGMA 17mm-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影  ( F10 1/320秒 34mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
奥津宮;クリックすると大きな写真になります
19.八方睨みの亀
奥津宮の拝殿の天井に、江戸時代の画家、酒井抱一作の八方睨みの亀が描かれている。ただし、これは模写である。原画は潮風と年月で、金箔等はすべて剥がれ落ち、傷みが激しいので江島神社に保存されているという。

Nikon D300 SIGMA 17mm-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影  ( F4 1/125秒 45mm ISO1400 ) 露出補正 -0.3段
八方睨みの亀;クリックすると大きな写真になります

2011年5月21日

台湾ファミリーツアー 5月8日~11日 その4 九份


車体を軋ませながら、頑張って走る九份行きのバスは夕方5時少し過ぎに九份の基山街の下に着いた。降りたところから賑やかな商店がならぶ細い坂道の街が始まる。とたんに臭豆腐の強烈なにおいに襲われてしまった。一昨年訪れた上海の豫園を思い出す。
 バス停から基山街を通って、台湾映画「悲情城市」の撮影に使われたレトロな石段に出る。その一角にある「阿妹茶樓」でお茶を飲んで一休みし、暗くなったバス通りに降りてきた。タクシーが停まっていたので、それに乗った。
 タクシーで鉄道の瑞芳駅まで行き、そこから台北へは列車で戻ってみたかったが、時間も押していたので、そのまま台北まで行ってしまった。タクシー代は2000元、およそ6000円であった。

九份 基山街;クリックすると大きな写真になります 28.九份 基山街
バスを降りたところから、お土産やなどの商店が並ぶ基山街が始まる。南北に延びた一番賑やかな小路である。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/50秒 4.9mm ISOオート ) 露出補正 -0.3段
食欲をそそる匂い;クリックすると大きな写真になります 29.食欲をそそる匂い
基山街の途中で貝や、いかを焼く店があった。江の島を思い起こす。この貝はサザエとツブ貝の合いのこのような感じだが、とても旨そうだった。私のそういう気持ちを同行者は全く、気に留めず素通りしてしまった。せめて写真でも撮っておこう。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
上:プログラムオートで撮影 ( F4.2 1/125秒 34mm ISO900 ) 露出補正 なし
下:プログラムオートで撮影 ( F5.3 1/125秒 90mm ISO800 ) 露出補正 なし
「九份茶坊」;クリックすると大きな写真になります 30.「九份茶坊」
九份で最も古い茶芸館である。古き良き時代の空気を感じさせると人気の九份であるが、かつて「小上海」「小香港」と呼ばれたはなやかな時代があった。戦後に金鉱が閉鎖されると、九份の町はその繁栄が嘘であったかのように静まりかえったというが、その静けさが芸術家たちに愛され、非情城市をはじめとする映画や、ドラマのロケ地として利用されるようになったそうだ。奥に進み、階段を下りると、階下には、絵画のギャラリーや、陶芸の工房が併設されていて、博物館のようになっていた。記念に茶器を買った。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/125秒 18mm ISO1400 ) 露出補正 なし
みどりさん;クリックすると大きな写真になります 31.みどりさん
この「九份茶坊」へ嫁いだのが日本人の吉村みどりさん。2006年9月にテレビ朝日の「ポカポカ地球家族」という番組で紹介されたことがある。みどりさんはいま39歳になられただろうか。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F4.2 1/80秒 32mm ISO3200 ) 露出補正 なし
「阿妹茶樓」;クリックすると大きな写真になります 32.「阿妹茶樓」
ベネチア国際映画祭でグランプリを受賞した映画「悲情城市」の舞台となった九份の 茶芸館「阿妹茶楼」である。BSの旅番組などでもよく登場する。ここの3階まで上がり、テラスでお茶を飲んだ。隣の席は韓国から来た4人の女性で賑やかだった。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F7.1 1/200秒 18mm ISO400 ) 露出補正 なし
基隆湾の眺め;クリックすると大きな写真になります 33.基隆湾の眺め
店内からの展望はすばらしく、基隆湾や遠くの山々、太平洋を見渡すことができた。太陽が沈み雲の中に入ってしまった。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F7.1 1/200秒 48mm ISO400 ) 露出補正 なし
夕暮れの「阿妹茶樓」;クリックすると大きな写真になります 34.夕暮れの「阿妹茶樓」
お茶を飲んで、外に出るとすっかり暗くなっていた。赤い提灯に火が入り、旅情を演出する。ここから石段を写真で見る手前のほうへ降り、バス通りに出た。途中で結婚式を挙げたカップルが写真屋さんに写真を撮らせていた。D5000でシャッタースピード1/125秒でISO上限を3200に設定しておくと、暗くなっても気にせずにシャッターを切れるので楽だ。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/125秒 20mm ISO2200 ) 露出補正 なし
フカヒレ、アワビ、ロブスター;クリックすると大きな写真になります 35.フカヒレ、アワビ、ロブスター
先にもふれたように、帰りはタクシーで鉄道の瑞芳駅まで行き、そこから汽車で台北に帰ろうと計画していたが、遅くなったのでそのまま台北まで乗ってしまった。夜8時少し前に一旦ホテルに入り、歩いて「欣欣魚翅坊」というガイドブックにあったフカヒレのレストランに行き夕食にした。決してガラのいい場所とは言えない長春路に位置するこのお店はド派手な看板が目を引く。しかし、手頃な値段で旨かった。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/125秒 18mm ISO1250 ) 露出補正 なし
だめ押しで小龍包;クリックすると大きな写真になります 36.だめ押しで小龍包
「欣欣魚翅坊」の道路を挟んで反対側に「京鼎樓」という小龍包が旨いという店がある。せっかくだから入った。腹いっぱいだったのにとても旨いと思った。10個で170元。日本人の客が多かった。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F4.2 1/125秒 32mm ISO1400 ) 露出補正 なし