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Studio YAMAKOで“聖パウロカトリック教会”が含まれるブログ記事

2023年5月22日

いにしえの奈良 2泊3日のサクラ見物 ⑦ 2023年4月5日ー7日 朝の古都と又兵衛桜

4月7日、ツアー3日目、最終日になった。昨夜は早く寝てしまったので、今朝は早く目が覚めた。カーテンを開けて空模様を確かめるが、予報通り今にも雨が降りそうだ。
 この日は9時出発だった。ホテルから200mくらいのところに元興寺という名刹がある。7時から朝食をとり、その元興寺へ行ってみたが、残念ながら、開門は9時で境内の中には入れなかった。その足で、奈良の迎賓館と言われる奈良ホテル、荒池などを散歩して8時20分にホテルに戻った。
 バスはホテルを9時に出発した。昨日、春日山へ向かったのと同じ道を天理市、桜井市を抜けていく。途中でとうとう雨が本降りになってきてしまった。最初の目的地は「又兵衛桜」である。談山神社から東へ音羽の山並みの向こう側の宇陀市にある。又兵衛桜は福島県の三春滝桜のような、大きな一本桜であるが、花の見ごろは残念ながら終わってしまっていた。バスの駐車場と又兵衛桜までの距離が500mほどあり、傘をさしての歩行は少々つらかった。

000_2304070225 X700 〇名残の又兵衛桜 G7X.jpg
雨の又兵衛桜 樹齢300年 2023年4月7日 奈良県宇陀市

172_2304070131 X900 朝の元興寺 G7X.jpg 172.元興寺
宿泊したホテルから、南へ200mほど歩いたところに元興寺があった。拝観受付のあるところまで行ってみると、拝観時間は9時からで、中に入ることはできなかった。wikipediaによれば、元興寺は、蘇我馬子が飛鳥に建立した日本最古の本格的仏教寺院である法興寺(飛鳥寺)が、平城京遷都に伴って平城京内に移転した寺院である。奈良時代には近隣の東大寺、興福寺と並ぶ大寺院であったが、中世以降次第に衰退して、3寺院(元興寺極楽坊、元興寺塔跡、小塔院)に分立した。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f2.2 1/1000秒 13mm ISO140 ) 露出補正 なし
173_2304070130 X900 朝の元興寺 G7X.jpg 173.元興寺極楽坊
この元興寺は旧称「元興寺極楽坊」といい、1978年(昭和53年)「元興寺」に改称された。真言律宗、西大寺末寺である。本尊は智光曼荼羅。元興寺子院極楽坊の系譜を引き、鎌倉時代から独立。本堂・禅室・五重小塔は国宝。境内は国の史跡「元興寺極楽坊境内」。世界遺産「古都奈良の文化財」の構成資産のひとつである。写真の門は重要文化財の東門。門の先に極楽堂(本堂の一部)が見える。中に入って拝観してみたかった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 37mm ISO2000 ) 露出補正 なし
174_2304070140 X900 奈良ホテル 教会 G7X.jpg 174.聖ラファエル教会
まだ出発までは時間がある。奈良ホテルを見に行ってみよう元興寺を少し南へ下って、左に折れる。まっすぐ行って左へ行くと富士屋ホテルの入り口になる。そこに教会らしきクラシカルな建物があった。「レトロな建物を訪ねて」というブログを開いて教えていただいたことには、この教会はわたくしも軽井沢で見たことがある「聖パウロカトリック教会」と同じレーモンド設計事務所の設計で1997年(平成9)年に建てられたようだ。奈良ホテルの附属教会として、結婚式などが行われているそうだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO250 ) 露出補正 なし
175_2304070143 X900 〇大乗院庭園 G7X.jpg 175.旧大乗院庭園 -1
左に奈良ホテルの玄関に上がっていく道を進むと、「名勝 旧大乗院庭園」があった。大乗院とは、1087年(寛治元年)に創建され、平安時代から江戸時代に栄えた門跡寺院のひとつ。(藤原氏の子弟が入室し、興福寺の別当職を輩出していた。)治承4年(1180年)の南都焼き討ちによる焼失後に現在地に移り、廃仏毀釈の影響で明治初年に廃寺となるまで存続していた。現在、その敷地内の一部が奈良ホテルとなっている。この庭園は室町時代の徳政一揆で荒廃したが、その後門跡尋尊大僧正の依頼により、室町時代に活躍した作庭の名手善阿弥によって改造された。将軍足利義政を始め公家たちがしばしば拝観に訪れ、以降、明治初頭まで南都随一の名園と称えられていた。戦後その一部が整備され、1958年(昭和33年)国の名勝に指定される。平城遷都1300年祭に伴い、2017年7月1日より、園路の一般公開を開始された。(奈良ホテル ホームページより)

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 24mm ISO400 ) 露出補正 なし
176_2304070148 X900 大乗院庭園 G7X.jpg 176.旧大乗院庭園 -2
朝なので人影のない旧大乗院庭園を眺めながら、奈良ホテルへと上がっていった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 37mm ISO320 ) 露出補正 なし
177_2304070149 X900 奈良ホテル G7X.jpg 177.奈良ホテル 玄関 -1
緩い坂を上ると奈良ホテルの建物の正面に出た。朝8時少し前で、朝食の時間なのか、表に宿泊者の姿はない。奈良ホテルは、1909年(明治42年)10月に営業開始したホテルだそうだ。本館は辰野金吾、片岡安の設計による。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1000秒 16mm ISO250 ) 露出補正 なし
178_2304070150 X900 奈良ホテル G7X.jpg 178.奈良ホテル 玄関 -2
第二次世界大戦前には国営(鉄道院→鉄道省直営)の時代が長く、近畿において国賓・皇族の宿泊する迎賓館に準ずる施設としての役割をになっていた。このため「関西の迎賓館」とも呼ばれる。今日でも著名人が多く宿泊し、皇族の奈良宿泊の際にはこのホテルが利用されることが専らだそうだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1000秒 16mm ISO320 ) 露出補正 なし
179_2304070154 X900 〇奈良ホテル G7X.jpg 179.奈良ホテル 本館建物
宿泊設備としては木造2階建て瓦葺き建築で創業以来の本館と、1984年(昭和59年)に営業を開始した鉄筋コンクリート造4階建ての新館からなる。現在(2010年)の客室数は本館・新館合わせて127で、ツイン・ダブルの洋室を基本とするが、少数ながら和室も用意されているという。奈良ホテルは、JR西日本と近鉄グループがともに50%を出資していたが、2018年8月31日付けでJR西日本が近鉄GHDから全株式を取得して完全子会社化した。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.0 1/1000秒 10mm ISO250 ) 露出補正 なし
180_2304070162 X900 興福寺五重塔 G7X.jpg 180.荒池越しに見た興福寺五重塔
奈良ホテルから、昨日バスで通った国道169号(天理街道)に出た。ホテルは国道169号沿いにある荒池と呼ばれる農業用灌漑池の畔、かつては興福寺の塔頭である大乗院が所在した跡地の小高い丘に建っている。写真の左側が奈良ホテルである。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 37mm ISO250 ) 露出補正 なし
181_2304070165 X900 〇天理街道 荒池 G7X.jpg 181.荒池
国道169号線は荒池を左右に割るように走っている。写真は道路の左側から荒池の右側に広がる荒池園地を見ている。荒池園地は、猿沢池や若草山を含む県立都市公園である総面積502.38haの奈良公園に含まれる。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 37mm ISO800 ) 露出補正 なし
182_2304070173 X900 春日大社 一の鳥居 G7X.jpg 182.春日大社 一の鳥居
さらに北に歩くと、右手に春日大社の一の鳥居があった。春日大社本殿はここから東へ、参道を歩いて約20分のところにある。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 20mm ISO1600 ) 露出補正 なし
183_2304070174 X900 興福寺へ 菊水楼 G7X.jpg 183.料亭 菊水楼
春日大社一の鳥居を左へ(西へ)曲がる。しばらく行くと、立派な門構えの菊水楼という料亭があった。菊水楼(きくすいろう)は、創業は1891年(明治24年)で、同年建築の旧本館、1901年(明治34年)建築の本館、円成寺塔頭から移築された表門(1615年建築)と庭門は、2000年(平成12年)12月に国の登録有形文化財に登録されている。(wikipedia)

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1000秒 16mm ISO1250 ) 露出補正 なし
184_2304070175 X900 菩提院大御堂 G7X.jpg 184.菩提院鐘楼
さらに西へ歩くと、左手の石段を下った先に鐘楼が見えた。菩提院という、法相宗の寺院で大本山興福寺の子院。本尊は阿弥陀如来。通称は十三鐘(じゅうさんかね)という。天正8年(1580年)に再建された御堂は写っていないが、石段を下りた先の境内に見えている鐘楼にかかる梵鐘は、永享8年(1436年)の鋳造で、かつては昼夜十二時(とき)だけではなく、明け七つと六つの間の早朝勤行の時にも打たれたことから、「十三鐘」の通称を持つという。大御堂前庭では、春日神鹿をあやまって殺した少年・三作を石子詰の刑に処して葬り、祀ったと伝わる塚がある。(wikipedia)

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 25mm ISO1000 ) 露出補正 なし
185_2304070179 X900 興福寺 G7X.jpg 185.興福寺 南円堂
更にまっすぐ歩いて、興福寺の境内に入った。この建物は興福寺境内の西の奥にある南円堂だ。2日前にも来ている。南円堂は、創建以来四度目の建物で、寛保元年(1789年)に再建された。江戸時代の建物といっても、その手法はきわめて古い様式で、鎌倉初期の再建である。興福寺に残る最も古い建築物で同じく八角形の北円堂を参考にして建てられたと考えられるという。北円堂には、運慶一門の手による本尊の木造弥勒如来坐像(国宝)、木造無著・世親菩薩立像(国宝)、四天王立像(国宝)が安置されている。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 37mm ISO500 ) 露出補正 なし
186_2304070180 X900 興福寺 G7X.jpg 186.五重塔
この三日間に五重塔は何回も撮った。先にも触れたが、大規模修理に向けた調査が進むなか、修理現場を覆う「素屋根」の設置が始められる。2023年7月から設置し始め、30年3月には修理工事が終わる予定だ。しばらくの間、今の姿を見ることができなくなる。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.0 1/1000秒 11mm ISO250 ) 露出補正 なし
187_2304070182 X900 興福寺 本堂 G7X.jpg 187.興福寺中金堂
8時15分になった。そろそろ宿に戻らなくてはならない。創建1,300年となる2010年(平成22年)に中金堂再建工事が着工され、2017年(平成29年)には、翌年に中金堂が完成するのを見越し仮金堂内の諸仏を早くも中金堂に移した。今見る中金堂は、2018年(平成30年)10月に9代目の中金堂として落慶した。落成後、内部の一般公開がされていたが、この時は新型コロナウィルス感染拡大防止のため拝観することができなかった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO200 ) 露出補正 なし
188_2304070188 X900 〇猿沢の池 G7X.jpg 188.五十二段の石段
昨日の朝にも散歩した猿沢池に下りる五十二段の石段を下りた。子供の鹿が頭を突き合わせている。遊んでいるのだろう。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/800秒 28mm ISO2300 ) 露出補正 なし
189_2304070195 X900 名残の又兵衛桜 G7X.jpg 189.又兵衛桜に到着
ホテルを出発してから、1時間20分ほどで又兵衛桜に到着した。場所は昨日訪れた談山神社の東側である。雨はいよいよ本降りである。加えて、バスの駐車場から現地までは500mほどあったのではなかろうか。カメラ片手に傘をさして歩く。こんな時はG7Xでいかざるをえない。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1000秒 16mm ISO320 ) 露出補正 なし
190_2304070196 X900 名残の又兵衛桜 G7X.jpg 190.又兵衛桜 -1
又兵衛桜を見るには時すでに遅かった。手前に咲く菜の花が救いである。又兵衛桜は樹齢約300年のシダレザクラという栽培品種である。瀧桜とも呼ばれる。奈良県の保護樹だそうだ。比較して申し訳ないが、かって福島県で見た「三春の滝桜」(天然記念物)はエドヒガン系ベニシダレザクラで、推定樹齢は1000年と言われる。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 20mm ISO250 ) 露出補正 なし
191_2304070199 X900 名残の又兵衛桜 G7X.jpg 191.又兵衛桜 -2
例年の見頃は4月上旬から4月中旬となっているが、ご覧のような状況で、今年は時すでに遅しである。又兵衛桜の由来は、wikipediaによると、名称は大坂の陣で活躍した戦国武将後藤基次(又兵衛)に因んでいる。豊臣家崩壊後、後藤基次は大宇陀(現 奈良県宇陀市)の地で暮らし、再興の時期を待ったと伝わるが、桜はその時の後藤家屋敷跡にある。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 37mm ISO800 ) 露出補正 なし
192_2304070200 X900 名残の又兵衛桜 G7X.jpg 192.又兵衛桜 -2
2000年(平成12年)のNHK大河ドラマ「葵 徳川三代」のオープニング映像で使用されたことで有名になった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.2 1/1000秒 12mm ISO250 ) 露出補正 なし
193_2304070209 X900 〇名残の又兵衛桜 G7X.jpg 193.又兵衛桜 -3
まだ、咲いていた桜もあった。これはサトザクラの一種だと思う。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1000秒 9mm ISO250 ) 露出補正 なし
194_2304070212 X900 〇名残の又兵衛桜 G7X.jpg 194.又兵衛桜 -4
又兵衛桜の周囲に植えられている桜が、咲き残っていてくれた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1000秒 15mm ISO250 ) 露出補正 なし
195_2304070219 X900 名残の又兵衛桜 G7X.jpg 195.又兵衛桜 -5
又兵衛桜の周囲に植えられている桜は、開花時期の異なる品種が混在していた。これも桜を見に来る人たちの為を思う工夫なのであろう。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 20mm ISO250 ) 露出補正 なし
196_2304070228 X900 名残の又兵衛桜 G7X.jpg 196.バスに戻る
バスまで、戻るのに10分くらいかかってしまう。スイセンが咲いていたので、又兵衛桜を背景に撮った。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.0 1/1000秒 9mm ISO200 ) 露出補正 なし
197_2304070229 X900 〇名残の又兵衛桜 ハナミズキ G7X.jpg 197.名残の又兵衛桜
手前に咲くのはハナミズキの花。傘をさして、小走りにバスへと急ぐ。決められた時間には何とか間に合ったが、一番最後になってしまった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 21mm ISO320 ) 露出補正 なし

2020年10月 5日

軽井沢を散策 一泊旅行(1) 9月17日~18日 追分宿・白糸の滝・旧軽井沢

今回の軽井沢一泊旅行を想起したのは、「軽井沢蝶の楽園」でアサギマダラを見るのが目的でもあったが、観光もしてみたかったからだ。
 最近は、ゴルフでは毎年軽井沢へ行く機会があったものの、夕方に着いて、友人の家で夕食をして、翌日はゴルフ、そして、その夜も友人の家に泊めていただき、翌朝解散というパターンだった。私は翌日はみんなと別れて、湯の丸高原へ蝶の写真を撮りに行ったりはしていたものの、軽井沢 の街や名勝を歩くことはしていなかった。そこでGo To トラベルを利用して、一泊で観光をしてみようと思い、JTBで予約をしたのだ。 1日目の天気がどうなるか気を揉んだが、関越→上信越道を走るうちに晴れ間が見られるようになり、まず、信濃追分の近くにある「軽井沢蝶の楽園」へ行くことした。そこそこ写真を撮って、正午ごろ「軽井沢蝶の楽園」を後にして、かっての信越本線であったしなの鉄道の線路を反対側に渡って、信濃追分宿を歩いた。人は多くない。信州そばで昼食にして、白糸の滝へ移動したが、ここは若い人たちでにぎわっていた。
 今宵の宿はJTBが手配してくれた旧軽井沢の「ホテル音羽の森」というところ。チェックインして夕食までの時間、旧軽井沢を散策した。

21.天皇陛下の句碑 御製の碑
追分宿の入り口にある駐車場に、平成天皇陛下は皇太子時代にしばしば訪れられた石尊山に平成22年8月、秋篠宮ご家族とともに登られ、「長き年の 後に来たりし 山の上に はくさんふうろ 再び見たり」と詠われたと彫られた句碑があった。石尊山(1,677m)は浅間山の寄生火山で、ここ追分宿が登山口になっている。追分宿は北国街道(北陸道)との分岐点でもあり「追分」の名はこれに由来する。元禄時代には旅籠屋71軒、茶屋18軒、商店28軒を数え、飯盛女も最盛期には200~270人もいたとされるほど栄えた。また、民謡に多く見られる追分節の発祥の地である。後で行く旧脇本陣の油屋は、堀辰雄や立原道造、室生犀星らに愛され、堀辰雄の小説「菜穂子」、「ふるさとびと」に登場する牡丹屋という旅館はその油屋がモデルだそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.4 1/500秒 9mm ISO200 ) 露出補正 なし
021_200917123 X800 信濃追分宿 RX10M4.jpg
22.信州そば
国道18号の少し北側の旧中山道を小諸に向かって追分宿の街道がある。しばらく行ったところに「ささくら」という蕎麦屋があった。その時は通り過ぎたが、駐車場へ戻る道で小腹が空いたので入って、信州二八蕎麦を頼んだ。しっかりした蕎麦で美味かった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/500秒 12mm ISO800 ) 露出補正 なし
022_200917133 X800 信濃追分宿 RX10M4.jpg
23.旧本陣跡
追分宿の旧本陣跡に高札場があった。昭和58年に寛永10年(1633年)の古文書等から復元されたそうだ。写真の高札は複製品で、現物は追分宿郷土館に保管展示されている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.4 1/500秒 9mm ISO400 ) 露出補正 なし
023_200917138 X800 信濃追分宿 RX10M4.jpg
24.曹洞宗 泉洞寺 山門
さらに進むと右側に路地があって、門があり、寺院が見えた。曹洞宗 泉洞寺という。山門前の石柱には「 不許山門入葷酒」と彫られていて、臭気の強い野菜は他人を苦しめるとともに自分の修行を妨げ、酒は心を乱すので、これを口にしたものは清浄な寺内にはいることを許さないという意味だそうだ。禅寺で「不許葷酒入山門」と彫られているところが多い。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 18mm ISO800 ) 露出補正 なし
024_200917156 X800 信濃追分宿 泉洞寺 RX10M4.jpg
25.泉洞寺 境内
今から約410年前の、慶長3年(1598年)3月、上州(現在の群馬県長野原町)常林寺第5世・心庵宗祥禅師によって開創された。小説家「堀辰雄」が生前好んで散歩したところとしても有名だそうだ。  

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.4 1/500秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
025_200917152 信濃追分宿 泉洞寺 RX10M4.jpg
26.泉洞寺 本堂
泉洞寺は、寺名「仙洞寺」であったが江戸時代、火災に遭遇したことから、火災等の災難を除けるようにと祈願して「仙洞寺」から、水を持って寺を守る様にと「泉洞寺」と改名して寺の安全を願ったと伝えられる。本尊は聖観世音菩薩。この寺の大本山は福井県の永平寺、横浜鶴見の總持寺になる。  

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.4 1/500秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
026_200917145 X800 信濃追分宿 泉洞寺 RX10M4.jpg
27.泉洞寺 卓球慈光地蔵尊
本堂に向かって右側に、まだ真新しい一風変わったお地蔵さんがあった。近くへ行って見ると「卓球慈光地蔵尊」との札がある。その左側にはほうきのようなものを持ち、眼鏡をかけた氷環慈石地蔵尊(通称カーリング地蔵)なる像が立っていた。その他、勉強をしている地蔵、お酒を持っている地蔵などユニークな地蔵もあったが、いかがなものか。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 21mm ISO160 ) 露出補正 なし
027_200917146 X800 信濃追分宿 泉洞寺 RX10M4.jpg
28.泉洞寺 鐘楼
大みそかには夜11時半から、450貫の除夜の鐘を撞くことができるそうだ。約400個の手作り灯明が参拝者を迎え、お守りや、松本ダルマなどの縁起物が用意されるという。泉洞寺から、駐車場へと戻る。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 14mm ISO640 ) 露出補正 なし 
028_200917143 X800 信濃追分宿 泉洞寺 RX10M4.jpg
29.油屋旅館
中仙道軽井沢追分宿で脇本陣であった旧油屋は、昭和13年に現在の位置に移転してから80年、堀辰雄・立原道造・加藤周一に代表される文士・知識人たちが好んで執筆に利用した宿として、多くの作品の舞台となった旅籠だった。現在、NPO「油やプロジェクト」が活動の拠点とする「文化磁場油や」となっている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 18mm ISO320 ) 露出補正 なし
029_200917164 X800 信濃追分宿 油屋旅館 RX10M4.jpg
30.油屋旅館 追分古盤堂
薦められて油やの玄関を上がると、左回りの回廊になっていて、1階の廊下や部屋にはいろいろな展示があった。その一つに、私も聴いたことがある古いレコードジャケットが展示されていた。60年代ロックとジャズを中心に店主のコレクションから名盤珍品を展示販売するそうだ。他にも、器の店、磁器や彫刻の個展、草木染め、木工、また、絵画、版画などのファインアートなどの展示、販売がなされていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.4 1/500秒 9mm ISO2500 ) 露出補正 なし
030_200917168 X800 信濃追分宿 油屋旅館 RX10M4.jpg
31.油屋旅館素泊まりの宿
油や旅館は平成24年に「油やプロジェクト」を開始し、その由緒ある本館2F・和室5部屋を素泊まりの宿として再び泊まれるように修復・改装されている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/125秒 9mm ISO3200 ) 露出補正 なし
031_200917175 X800 信濃追分宿 油屋旅館 RX10M4.jpg
32.堀辰雄 文学記念館
軽井沢に別荘を構えて晩年を過ごした堀辰雄の旧居跡に、1992年に仮開館し、1993年に開館した[。事業主体は軽井沢町である。wikipediaによれば、 記念館には旧居、堀の亡くなる直前に完成した書庫の他、堀の生涯と文学の背景を紹介した常設展示棟(堀多恵子未亡人が長く住んでいた別棟)、直筆原稿や研究資料などが保存され資料の閲覧や企画展・講演会などの催しが行われる閲覧室などがあり、2001年には広大な庭に堀の直筆の文学碑が建立された。収蔵資料は約3500冊に及ぶ蔵書、直筆原稿、初版本、初版雑誌、写真、書簡、硯箱などから構成され、企画展などで展示されているという。私たちは入館しなかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 14mm ISO1000 ) 露出補正 なし
032_200917183 X800 信濃追分宿 堀辰雄文学記念館 RX10M4.jpg
33.軽井沢 白糸の滝 -1
追分から軽井沢に向かい、中軽井沢から左に入る。国道146号線を鬼の押出し方面への道との分岐路の手前を右に、白糸ハイランドウェイという有料道路に入る。追分宿から30分ほどで白糸の滝の駐車場に着いた。車の数が多く、若い人たちがたくさん来ていた。駐車場から人が行きかう道を少し歩いて滝に着いた。富士山の白糸の滝より、スケールは小さいが、整った形をしていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/500秒 12mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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34.軽井沢 白糸の滝 -2
富士山の白糸の滝とは少し趣が違うが、そう長居をするところではない。白糸の滝と称される滝は全国各地にある。軽井沢の白糸の滝は、千曲川の支流のひとつである湯川の源流で、上流に川が存在せず、浅間山の伏流水が岩盤の間から湧き出して滝となっているため、雨の後でも水が濁らないそうだ。幅70m、高さ3mある。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/500秒 12mm ISO3200 ) 露出補正 なし
034_200917209 X800 白糸の滝 RX10M4.jpg
35.旧軽井沢を歩く 軽井沢教会/軽井沢幼稚園
白糸の滝から30~40分走っただろうか、この日の宿、「軽井沢本通り」から「万平通り」をちょっと入ったところにある「ホテル音羽の森」に着いた。午後3時過ぎだったが、ホテルにチェックインをして、旧軽井沢を散策する。「旧軽井沢銀座」の通りを歩いていくと、右手に「日本キリスト教団 軽井沢教会」、「軽井沢幼稚園」という看板が掛かった建物があった。創立115年を迎える歴史ある教会だそうだ。設立当初(1905年)は「軽井沢合同基督教会」として発足、現在は、日本基督教団に所属するプロテスタント教会として地域の宣教・伝道活動を行っている。毎週日曜日には礼拝を行っており、誰でも自由に参加できる。現在の会堂(写真)は1929年(昭和4年)に献堂、設計はウィリアム・メレル・ヴォーリズ氏で、軽井沢に幾つか残っているヴォーリズ建築のひとつという。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f2.5 1/1000秒 19mm ISO640 ) 露出補正 なし  
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36.聖パウロカトリック教会
左手に「チャーチストリート」という新しい商業施設があり、そこを通り抜けると「水車の道」という通りの向こうに教会が見えた。この教会は1935年(昭和10年)に英国人のワード神父により設立され、米国建築学会賞を受賞したアントニン・レーモンドが設計を担当した軽井沢の歴史的建造物の一つであり、聖パウロカトリック教会とも呼ばれる。堀辰雄や川端康成の小説にも登場する。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f2.2 1/1000秒 14mm ISO125 ) 露出補正 なし  
036_200917006 X800 旧軽井沢 聖パウロカトリック教会 G7X.jpg
37.聖パウロカトリック教会のキリスト像
この教会で結婚式を挙げる人たちも多いようだが、挙式をしたカップルを祝福するようにイエス・キリスト像が立つ。教会の設計者アントニン・レイモンドのノミエ夫人が造ったといわれている彫像だそうだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 25mm ISO200 ) 露出補正 なし  
037_200917007 X800 旧軽井沢 聖パウロカトリック教会 G7X.jpg
38.聖パウロカトリック教会の聖母子像
建物正面の三角屋根にはめ込まれたマリア像と、その頂に輝く十字架が有名なようだが、教会の門の右側には写真のような聖母子像があった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 37mm ISO1250 ) 露出補正 なし
  
038_200917013 X800 旧軽井沢 聖パウロカトリック教会 G7X.jpg
39.土屋写真店
「土屋写真店」というのがあった。軽井沢の歴史を知ることが出来る写真が展示されている。 もとは小林一茶も泊まった軽井沢宿の旅籠だったが、明治39年(1906年)に写真館として創業したそうだ。 軽井沢の昔の写真が手に入る店として有名である。 モノクロ写真が展示され、多くの人が写真を見ていた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f2.2 1/1000秒 13mm ISO200 ) 露出補正 なし
039_200917022 X800 旧軽井沢銀座通り G7X.jpg
40.軽井沢写真館
しばらく行くと、また写真館があった。「軽井沢写真館」という。この建物も木造のレトロな雰囲気で、歴史を感じる。建物だけでなく、店内に揃えられているレトロな衣装を着て、写真撮影ができるのだ。「軽井沢写真館」は35年前から豪華なドレス姿で撮影をしてくれる写真館だそうだ。店内を覗いてみるとたくさんレトロなドレスが揃っていた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO200 ) 露出補正 なし
040_200917029 X800 旧軽井沢銀座通り G7X.jpg
41.つるや旅館
   「旧軽井沢銀座通り」もかなり奥まったところに、「つるや旅館」があった。ホームページによれば、つるや旅館は江戸時代初期に、中山道の宿場町軽井沢宿の休泊茶屋、旅籠鶴屋として開業した。明治に入り、宣教師たちの軽井沢への往来が始まると、つるやは旅館業に転じ、日本風の建物のまま、西洋風な雰囲気を取り入れた。その後、大正には、多くの文人たちが泊った。芥川龍之介、室生犀星、堀辰雄らが、暖かな雰囲気の中で執筆したという。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f2.5 1/1000秒 16mm ISO2000 ) 露出補正 なし
041_200917031 X800 旧軽井沢銀座通り G7X.jpg
42.神宮寺
「つるや旅館」のところから引き返すことにした。しばらく行くと右手に神社があったのでお参りしていく。wikipediaによれば真言宗智山派の寺院で 山号は表白山、院号は釈迦院。本尊は大日如来。碓氷峠にある熊野神社の別当寺であった。元々は、旧碓氷峠の熊野神社付近にあったが、寛文2年(1662年)に現在の地に移されたという。春には推定400年の枝垂桜が咲くお花見スポットとしても有名なのだそうだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f2 1/1000秒 11mm ISO250 ) 露出補正 なし
042_200917035 X800 旧軽井沢銀座通り 神宮寺 G7X.jpg
43.ピレネー犬
郵便局のところまで来ると、真っ白い ピレネー犬を2頭を連れてこられていたご夫婦に会った。実はこのご夫婦と愛犬たちには、今日追分宿でお目に掛かりご挨拶している。写真に写っているそのうちの1頭は左の後ろ足がない。骨頭壊死で失くしたと話してくださった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 37mm ISO125 ) 露出補正 なし 
043_200917037 X800 旧軽井沢銀座通り G7X.jpg
44.公衆電話ボックス
「軽井沢本通り」と「離れ山通り」が交差するロータリーに写真のような公衆電話ボックスがあった。軽井沢を感じさせる。 

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f2 1/1000秒 11mm ISO125 ) 露出補正 なし
044_200917041 X800 旧軽井沢銀座通り G7X.jpg
45.公衆トイレ
これは「軽井沢本通り」で見かけた公衆トイレである。「軽井沢銀座」から「軽井沢本通り」に戻ってきて、軽井沢駅方面に進んだところにある。軽井沢観光振興センターの建物の左側にある。9年ほど前の時点ではこの場所に公衆トイレがなく、一番近い公衆トイレもここから歩くとそこそこ距離がある「旧軽井沢公衆トイレ」とトイレ環境はよくなかったようだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f2.2 1/1000秒 13mm ISO500 ) 露出補正 なし
045_200917045 X800 軽井沢本通り G7X.jpg