検索結果: Studio YAMAKO

このブログを検索

大文字小文字を区別する 正規表現

Studio YAMAKOで“「十勝千年の森」”が含まれるブログ記事

2019年10月20日

蝶 自選年間ベスト10 (17) 2019年

9月9日には、台風15号が千葉県に大きな被害をもたらし、その傷が癒えないまま、10月12日から13日にかけて、今度は19号が来襲した。15号では、強風による送電線の切断などで多くの世帯で電気、水道が止まり、生活に大きな支障をもたらした。19号は東日本全域に及ぶ広範囲に大雨を降らせ、千曲川、阿武隈川などが氾濫、NHKニュースでは、10/19現在、79人の方々が亡くなり、71河川が決壊したと報じている。自然の猛威には勝てないのか。被害に遭われた方々の苦難は計り知れないが、何もして差し上げることが出来ない。

 さて、2019年に撮ったチョウの写真についてであるが、2019年は、5月はじめに台北、同じく下旬に羽黒山へ観光旅行、7月後半には北海道十勝、7月30日に箱根湿性花園、8月には上高地へ日帰りで行き、8月後半には今回の台風19号で道路が寸断され孤立した休暇村嬬恋鹿沢に泊まり、湯の丸高原で撮影した。そして9月には、軽井沢でのゴルフの集いの翌日、「花咲山蝶の楽園」というところでチョウを追った。出羽三山の羽黒山では、思いもかけずギフチョウに会った。すでに最盛期を過ぎ、翅は破損した個体だったが、印象に残っている。
 私見だが、チョウをテーマにした写真には、どんな要件があるかを考えてみた。
1.チョウの目にピントが合っていること。カメラぶれのないこと。
2.モデルであるチョウが、美麗種、希少種であること(に越したことはない)。
3.モデルのチョウの翅が破損したり、擦れたりしていないきれいな個体であること。
4.チョウのいる環境が写し込まれていること、チョウ以外に目を引く被写体が入っていること。
5.訪花、飛翔、吸水、求愛など、チョウの生活があること。
6.それらを含めた構図の良さ。などがあると思う。
 例えば、広角レンズで、画面の左側に高山植物の花が咲き、その花で高山蝶が吸蜜をしている。画面右手の空間には、アルプスの山が、あるいは眼下に見える花咲く草原が広がる、といった構図で、チョウの目にシャープにピントが合い、背景のボケもできるだけ抑えて、その景色が識別できるような写真が撮れたらいいなと思う。ただし、希少なチョウであれば、その生息地がわかるような背景はそのチョウの保護を目的として、公表は控えなければならないだろう。 また、背景がうるさい構図ではマクロレンズで、その背景を色彩の濃淡のみになるようぼかしてしまう。地面や下草に止まったチョウは、ローアングルで背景を景色として写し込むといった撮り方を工夫したい。

190000_001.jpg 1.タイワンキマダラ 2019年5月5日 台湾 台北動物園内
5月4日から8日まで4泊5日の台湾観光旅行をした。その2日目、天気が良いことを見はかって、台北動物園を訪れ、園内の虫虫探索谷という遊歩道を歩いた。タイワンキマダラが飛んできて近くの木に止まった。するともう1頭飛んできて求愛が始まる。右側の翅を開いている方が♂と思う。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 121mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
190000_002.jpg 2.アカシジミ 2019年5月26日 横浜市舞岡公園
良く咲いたクリの花で吸蜜する。アカシジミはクリの花が好きだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO160 ) 露出補正 -0.3段
190000_003.jpg 3.トラフシジミ夏型 2019年6月6日 横浜市舞岡公園
羽化したてのとてもきれいな個体だった。今年はトラフシジミの夏型を多く見かけた。舞岡公園で春型を見る機会は少ない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 168mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
190000_004.jpg 4.クロアゲハ♂ 2019年6月18日 横浜市舞岡公園
この日は良い天気になった。午前10時、古民家の門の前の道でクロアゲハが吸水する。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 31mm ISO160 ) 露出補正 -0.3段
190000_005.jpg 5.ホソバヒョウモン 2019年7月23日 北海道大雪高原温泉林道
7月22日から25日まで久しぶりに北海道へ撮影を目的に出かけたが、あいにく天気が悪く、多くの成果は得られなかった。ホソバヒョウモンは北海道にしかいないチョウだ。キオンの花に来ていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 208mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
190000_006.jpg 6.コヒオドシ 2019年7月25日 北海道十勝千年の森
今回の北海道遠征では少なくともコヒオドシの写真は撮りたかったが、期待した大雪高原温泉林道、銀泉台への林道では見ることが出来なかった。ところが最終日に立ち寄った、北海道ガーデン街道の中の一つである「十勝千年の森」で思いがけずコヒオドシに会えた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 193mm ISO400 ) 露出補正 なし
190000_007.jpg 7.ミヤマカラスシジミ 2019年7月30日 箱根湿性花園
例年、箱根湿性花園へは、7月20日ごろに行っているが今年は7月30日になってしまった。ミドリシジミや、ミヤマカラスシジミが良く来るノリウツギの花はさすがに終わっていた。これはチダケサシで吸蜜するミヤマカラスシジミ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
190000_008.jpg 8.ベニヒカゲ♀ 2019年8月27日 長野県湯の丸高原
湯の丸には3種の高山蝶が生息し、もちろん採集は禁止され保護されている。その中の1種であるベニヒカゲは池の平湿原に多産する。発生時期は他の2種の高山蝶より遅れ、8月に入ってから数を増やす。♀のきれいな個体が多くいた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 203mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
190000_009.jpg 9.シータテハ 2019年9月7日 長野県信濃追分付近
軽井沢でゴルフを楽しんだ翌日、信濃追分付近の「蝶の楽園」と呼ばれるところへ行った。ここはフジバカマを植えて、アサギマダラを呼んでいるが、行った日はフジバカマはまだ蕾が多く、アサギマダラは来ていなかった。ブッドレアにシータテハが来ていた。シータテハには久しぶりに会った。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 42mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
190000_010.jpg 10.ミヤマカラスアゲハ 2019年9月7日 長野県信濃追分付近
「蝶の楽園」にクサギの木が1本あり、花を咲かせていた。これは何か来るなと期待していたところ、クロアゲハに続いて、ミヤマカラスアゲハが吸蜜に来た。花から花へと飛び回る。ほとんど擦れていないきれいな個体だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 208mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
190000_011.jpg 補1.ツマムラサキマダラ♀ 2019年5月5日 台湾 台北動物園内
台湾では普通種だが、今回は美しい個体に会えた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO250 ) 露出補正 -0.3段
190000_012.jpg 補2.コムラサキ 2019年8月8日 長野県上高地
AFではピントが合わせ難い状況だが、合焦した瞬間にシャッターを切ることが出来た。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO500 ) 露出補正 なし
190000_013.jpg 補3.アサギマダラ 2019年8月27日 長野県湯の丸林道
アサギマダラがフワフワと飛んできて林道脇に咲くヒヨドリバナに止まった。車を停めて撮影。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 203mm ISO320 ) 露出補正 なし
190000_014.jpg 補4.キタテハ秋型 2019年10月1日 横浜市保土ヶ谷区星川
法性寺というお寺の境内で、飛んできたキタテハの秋型が大きな岩の上に止まった。寄って撮るとすぐ飛び去ってしまったが、飛び立つ瞬間が撮れていた。

Nikon D750 Tokina macro 100mm f2.8 D
絞り優先オートで撮影  ( f4 1/500秒 100mm ISO140 ) 露出補正 -0.3段
190000_015.jpg 補5.アゲハ 2019年10月7日 横浜市保土ヶ谷区明神台公園
公園の片隅にキバナコスモスとフヨウが咲いていた。ツマグロヒョウモンやアオスジアゲハなどが吸蜜に来るキバナコスモスにアゲハもやってきて開翅してくれた。

Nikon D750 SIGMA 150mm f2.8 macro 
絞り優先オートで撮影 ( f4 1/500秒 150mm ISO280 ) 露出補正 なし


 

2019年8月 9日

チョウを求めて北海道をドライブ <7月22日~25日>(4・終) 十勝千年の森と六花の森 7月25日

残り今日半日の北海道である。晴れてはいないが明るい空だ。
 TV番組で得た情報を頼りに、帯広地方卸売市場に行って朝飯にしようということになった。市場は帯広駅から十勝川の流れる西のほうへ20分ほど走ったところにあり、8時20分に着いた。市場は開いていたが人は少ない。市場の1階は鮮魚、海産物、青果や一般食品などの店が並んでいる。市場食堂「ふじ膳」は2階にあって朝6時に開く。そばやラーメンもあるが、ここはちらし寿司が安くて美味いとの評判だった。入って左側に寿司のカウンターがあったがそこは誰も座っていなかった。お客さんは10人以上入っていた。評判のちらし寿司を食べようと思ったが、昨夜も寿司だったので、思いとどまり、てんぷらそばを食べた。それはそれで美味かった。
 食後、1階の市場に戻り、鮮魚店や青果店を見て歩いた。夕張メロンではないのだが、オレンジ色の果肉の大きなメロンが売られていた。
 帯広地方卸売市場から、8か所ある北海道ガーデン街道 の庭園の一つである「十勝千年の森」へ向かった。日高山脈に向かって走る。10時に到着した。晴れ間も出て、気温も上がり、歩くと汗ばむ。ヒヨドリバナやノリウツギなどチョウたちの好きな花も咲いていて、ミドリヒョウモンが元気に飛んでいる。嬉しかったのは、コヒオドシに会えたことだった。
 最後にとかち帯広空港の近くにある「六花の森」に寄った。ここは、札幌に本店がある「マルセイバターサンド」でおなじみの六花亭が企画運営する庭園である。チョウは期待していなかったので、G7Xしか持って入らなかったが、ここにもヒヨドリバナが咲いていて、チョウが舞っていた。G7Xでもなんとか撮れたのだが、出口のところで吸蜜中のカラスシジミを見つけた。駐車場に近かったので、RX10M4を取にをいったん車に戻り、撮影した。
 とかち帯広空港でレンタカーを返し、少し早めに空港ロビーに着いた。レストランで昼食にする。車から解放され、もちろん冷たい生ビールを飲む。十勝名物の「豚丼」を食べたが、これも美味かった。
 予定通り、定刻15:35発の飛行機に搭乗した。少し出発は遅れたが、無事、ほぼ定刻に羽田空港に着いた。
 今回の北海道ドライブ旅行では、620kmを運転したが、まず、事故がなかったことが何よりだった。事前に計画したところをほとんど訪れることができ、天気がさえなかったことを除けば、とても良い旅行だったと思う。

190725_001.jpg 1.帯広地方卸売市場
8時半、場内は閑散としている。もっと早い時間が忙しい時なのだろうか?

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO400 ) 露出補正 なし
190725_002.jpg 2.帯広地方卸売市場 市場食堂「ふじ膳」
何日か前にここがTVで紹介されていた。ぜひ行ってみたいと思っていたが、残念ながら夜はやっていない。昼は写真を撮り歩いているので、行くとすれば朝だ。ということで今朝行ってきた。寿司の朝定食600円は安いし、特上生ちらし2,500円、おまかせ握り2,000円にも食思が動く。だが、夕べも寿司だった。結局、てんぷらそばにしたが、今思うと寿司を食べておけばよかった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO160 ) 露出補正 なし
190725_003.jpg 3.「十勝千年の森」
「十勝千年の森」は帯広市場から約25㎞西にあり30分くらいで着いた。入り口にはNHKテレビドラマ「なつぞら」のポスターが張られ、来園者を出迎えてくれる。 帯広・十勝は各所でNHK連続TVドラマ「なつぞら」の舞台をアッピールしていた。泊まったホテルで「なつぞら」のロケをした牧場は何処かと尋ねてみたが、NHKは公表していないので良くはわからないが、足寄(あしょろ)の陸別の方だと言われているという返事だった。自宅に戻ってきて、インターネットで探ってみると、「なつ」が絵をかいていた草原は清水町の羽帯にある丸山育成牧場で、「柴田牧場」の牧草地のロケ地は新得町、そして、「なつ」たちが暮らす家は足寄郡の陸別町などと投稿されていた。

  SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/500秒 12mm ISO100 ) 露出補正 なし
190725_004.jpg 4.「十勝千年の森」 ビジターセンター
受付のあるビジターセンターの中にはいろいろ展示パネルがあった。「十勝千年の森」で会える生きものが説明されたパネルがあったが、チョウではミドリヒョウモンとモンキチョウの写真しかなかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/400秒 18mm ISO3200 ) 露出補正 なし
190725_005.jpg 5.「十勝千年の森」 園内図
ビジネスセンターで入園料(1.000円)を支払う。東京ドームの100倍近くもあるという園内に入る。ここ「十勝千年の森」の事業主体は十勝毎日新聞である。創設者である十勝毎日新聞の会長さんだった林光繁氏は1987年ごろ「新聞は大量の紙を使う。環境破壊を毎日繰り返している仕事だ。植樹をして、森を造っていけば、カーボン(二酸化炭素)をオフセット(相殺)できる」という志を立てた。王子製紙林木育種研究所に紙と木のカーボン含有量を問い合わせた。「紙は約46%、トド松で約47%」という回答だったそうだ。十勝毎日新聞の発行部数で計算すると、約800haの森を造成すると、オフセットできると判断したという。wikipediaによると「十勝千年の森」の広さは400haだそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/500秒 12mm ISO2500 ) 露出補正 なし
190725_006.jpg 6.ミドリヒョウモン -1 「十勝千年の森」
薄日が漏れるようになり、気温が上がってきた。ノリウツギの花にミドリヒョウモンが来ていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO500 ) 露出補正 なし
190725_007.jpg 7.ミドリヒョウモン -2 「十勝千年の森」
ヨツバヒヨドリでもミドリヒョウモンが吸蜜していた。チョウの好きな花が咲いている。余裕があったので蝶に近づき広角端で撮る。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/500秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
190725_008.jpg 8.ミドリヒョウモン -3 「十勝千年の森」 こんどは望遠端近くで撮影した。擦れていないきれいな個体だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 193mm ISO500 ) 露出補正 なし
190725_009.jpg 9.コキマダラセセリ 「十勝千年の森」
元気に飛び回っては花にくる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO160 ) 露出補正 なし
190725_010.jpg 10.メスグロヒョウモン♀ 「十勝千年の森」
いったんはメスグロヒョウモンにフォーカスしたが、ハナムグリなどの甲虫の方に焦点を当ててしまった。甲虫の名前は全くわからない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 187mm ISO250 ) 露出補正 なし
190725_011.jpg 11.アース・ガーデン 「十勝千年の森」
「十勝千年の森」 にはイギリスのガーデンデザイナーであるダン・ピアソンが設計した「アース・ガーデン/大地の庭」や「メドウ・ガーデン/野の花の庭」など4つのガーデンがある。優れた庭園デザインを表彰する英国のガーデンデザイナーズ協会(SGD)賞選考で、「アース・ガーデン(大地の庭)」「メドウ・ガーデン(野の花の庭)」が日本では初となる最高位の大賞「グランドアワード」に輝き、審査員から「最も美しい庭」「21世紀のガーデンデザインの最良の例」と絶賛されたそうだ。 ここは 波打つ芝の丘が日高山脈と一体となり、圧倒的なスケールを持って目の前に広がると言われるアース・ガーデンだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 94mm ISO125 ) 露出補正 なし
190725_012.jpg 12.コヒオドシ -1 「十勝千年の森」
アース・ガーデン を眺めてビジターセンターへ戻ろうとすると、そこに咲くヨツバヒヨドリにコヒオドシがいた。落ち着いて吸蜜している。やっと会えたコヒオドシを少し距離をおいて慎重に撮る。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO320 ) 露出補正 なし
190725_013.jpg 13.コヒオドシ -2 「十勝千年の森」
まだまだ落ち着いて吸蜜している。広角端にしてモニターで撮影した。17年ぶりのコヒオドシだった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.4 1/500秒 9mm ISO160 ) 露出補正 なし
190725_014.jpg 14.オオチャバネセセリ
信州の高原でおなじみのチョウだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 183mm ISO160 ) 露出補正 なし
190725_015.jpg 15.ジャノメチョウ
数は多くないが舞岡公園でも見られるチョウだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 187mm ISO250 ) 露出補正 なし
190725_016.jpg 16.「六花の森」
次に「十勝ヌップクガーデン」というところに寄ってみようと思い、カーナビにセットした。ところがカーナビが案内してくれたところにそのようなガーデンは見当たらない。行ったり来たりしてみたが、とらえられないので、あきらめて「六花の森」へ行くことにした。受付で入園料をお支払いする。大人800円のところここでもJAF会員割引で600円だった。入り口を入るとウッドチップが敷かれた遊歩道を歩く。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1000秒 15mm ISO250 ) 露出補正 なし
190725_017.jpg 17.坂本直行記念館 「六花の森」
「六花の森」 の中にはこの坂本直行記念館のほか、百瀬智宏 作品館 、小川游 作品館、池田均作品館、などいくつかロッジ風の建物があった。この坂本記念館には北海道十名山や原野に咲く山野草の絵が展示されている。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO1250 ) 露出補正 なし
190725_018.jpg 18.十勝六花
坂本直行記念館には、坂本直行画伯が手掛けた六花亭の包装紙・十勝六花(エゾリンドウ、ハマナシ、オオバナノエンレイソウ、カタクリ、エゾリュウキンカ、シラネアオイ)を描いた作品が展示されていた。園内には、この六花のうち、夏に咲くハマナシの花が咲いていた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO800 ) 露出補正 なし
190725_019.jpg 19.「六花の森」散策路
小川に沿って歩く散策路は落ち着いた気持ちの良い路だった。ここをさらに進むと広い芝生の広場があり、「六'Cafe'」があった。六花亭の銘菓の数々が販売されている。HPで「六花の森は 100,000㎡ の敷地に十勝六花(エゾリンドウ、ハマナシ、オオバナノエンレイソウ、カタクリ、エゾリュウキンカ、シラネアオイ)などが季節毎に花開き、庭の中にはクロアチアの古民家を移築した美術館が点在していている。」と記されていた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO640 ) 露出補正 なし
190725_020.jpg 20.ミドリヒョウモン -4 「六花の森」
製菓会社の「六花亭」が運営する庭園ということで、失礼ながらあまり期待していなかった。しかし、さすが北海道であり、自然との調和は素晴らしかった。ヨツバヒヨドリが咲いていてミドリヒョウモンが舞っている。チョウは期待していなかったので、G7Xしか持って入らなかったが、何とか撮ることができた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO160 ) 露出補正 なし
190725_021.jpg 21.ミドリヒョウモン -5 「六花の森」
良い位置から撮影できた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1250秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
190725_022.jpg 22.メスグロヒョウモン♀ 「六花の森」
シシウドの花にはメスグロヒョウモン♀が来ていた。後ろにミドリヒョウモンもいる。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/12000秒 37mm ISO125 ) 露出補正 なし
190725_023.jpg 23.カラスシジミ 「六花の森」
駐車場への出口近くに咲いていたヨツバヒヨドリにミドリシジミのようなチョウが見えた。よく見るとカラスシジミだった。G7Xで何枚か撮った後、駐車場に停めてあった車から、RX10M4を取ってきて撮った。同じ花に2頭いたが、他の1頭は後翅が大きく破損していた。レンタカー返却の時間もみて、空港で食事もしたいので、1時少し前に「六花の森」を離れた。ここからとかち帯広空港まで15kmと近い。名物「豚丼」 を食べて、今回の北海道旅行を終えた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 18mm ISO200 ) 露出補正 なし