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2022年11月 5日

日塩もみじライン 日帰りドライブ 10月20日

久しぶりの快晴。家内を乗せ、紅葉を見に日帰りドライブをした。目的地は一度走ってみたいと思っていた日塩もみじラインである。朝6時に自宅を出発し、東北道を西那須野塩原インターで下り、国道400号線を塩原温泉へ。そこから日塩もみじラインを鬼怒川へ向かった。今がベストと思って出かけたが、少し時期尚早で、残念ながら日塩もみじラインの紅葉はいまいちだった。途中もあまり見どころはなく、標高1,170mの白滝を見た後は、カーブが続く山道をあっという間に鬼怒川温泉まで下りてきてしまった。
 東武鉄道の鬼怒川温泉駅の標識が出てきたので、それに従って進み、駅前の駐車場の車を停め、何を食べようかとぶらぶら歩いてみた。今年8月オープンした斬新な店、金谷製菓本舗のカフェがあった。そこで昼食にする。
 余談になるが、日光金谷ホテルと鬼怒川金谷ホテルとの関連に興味を持った。以下に「KANAYA RESORTS」のホームページを引用させていただいた。

「1871(明治4)年、日光東照宮の楽人(雅楽の奏者)だった金谷善一郎と、日光見物に来て宿がとれず途方に暮れていた一人の外国人との運命的な出会いがありました。この外国人が「ヘボン式ローマ字」の発案者として有名なヘボン博士でした。善一郎は、彼から「国際的観光地として日光が発展するためには、外国人観光客を受け入れる宿泊施設が必要である」と助言を受け、自宅の一部を外国人に提供し、1873(明治6)年、「カッテージ・イン」と名付け宿を始めました。このことが、当社のルーツとなる、日本におけるホテルの起源となった"日光金谷ホテル"の誕生となり、ここから"金谷のおもてなし"がはじまりました。」と記されていた。そして、金谷善一郎さんの長女である金谷多満さんと夫・正生さんの長男である鮮治さんは、1953年(昭和28年)に日光金谷ホテル株式会社から分離して、鬼怒川温泉ホテル株式会社を設立。初代社長に就任した。1978年(昭和53年)には、同じ鬼怒川温泉に鬼怒川金谷ホテルを開業した。

 観光客は多くはなかった。家内は土産物屋さんを見に行くという。私は、駅の様子を見に行った。ちょうどSL列車が到着したところだった。乗客を降ろした後、機関車の方向転換のため駅前の転車台に来るという。SL C11123 が転車台に乗って方向転換するところを見てきた。
 帰路で寄った蓮田SAはなかなか楽しかった。北海道の生チョコレートなども売っている。私は好物のクジラベーコンを買った。往復8時間ほどの運転だったが、夕方6時過ぎには自宅に戻れ、それほど疲れを感じなかった。

000_221020007 X700 日塩もみじライン エーデルワイススキーリゾート 塩原 Z50 18-200.jpg
日塩もみじラインの紅葉 2022年10月20日 那須塩原市中塩原~日光市藤原

001_221020001 X800 もみじ谷大吊橋 塩原 Z50 18-200.jpg 1.塩原ダム湖
東北自動車道を西那須野塩原インターでおりて、国道400号線を塩原温泉に向かって30分ほど走ると左に「もみじ谷大吊橋」入り口の表示があったので、誘われるように下りて行った。塩原ダム(しおばらダム)は、栃木県那須塩原市の那珂川水系箒川に建設されたダムである。1978年(昭和53年)に完成させた。ダムの型式は重力式コンクリートダム、高さは60.0 mで洪水調節、不特定利水、塩原・那須台地の農地への灌漑を目的としている。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f4.8 1/500秒 54mm ISO 280 ) 露出補正 なし
002_221020002 X800 もみじ谷大吊橋 塩原 Z50 18-200.jpg 2.もみじ谷大吊橋 ダム湖である塩原湖周辺は環境整備がなされており、ダム右岸には塩原ダム公園が整備された。ここに1999年(平成11年)、「もみじ谷大吊橋」が完成した。この「もみじ谷大吊橋」は箒川下流の塩原ダム湖に架かる、トラスなどの補剛桁を用いず、横に張ったワイヤーロープで強度を確保した「無補剛桁歩道吊橋」としては本州一長い全長320mの大吊橋である。トラスとは三角形を基本単位としてその集合体で構成する構造形式のこと。通行料金は、大人が1回300円だった。私たちは敬老料金で200円だった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f5 1/500秒 18mm ISO 110 ) 露出補正 なし
003_221020003 X800 もみじ谷大吊橋 塩原 Z50 18-200.jpg 3.もみじ谷大吊橋 主塔
吊橋のワイヤーを支える支柱の高さは26mある。ダムはこの吊橋の東側にある。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f7.1 1/500秒 18mm ISO 110 ) 露出補正 なし
004_221020004 X800 もみじ谷大吊橋 塩原 Z50 18-200.jpg 4.もみじ谷大吊橋の真ん中
南北に架かる吊橋のセンターには「温泉と滝と吊橋の町 しおばら」というプレートが張られていた。残念ながら紅葉にはまだ早かった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f4.5 1/500秒 18mm ISO 100 ) 露出補正 なし
005_221020004 X800 日塩もみじライン エーデルワイススキーリゾート 塩原 Z50 18-200.jpg 5.日塩もみじライン
国道400号に戻り塩原温泉郷へ向け走る。しばらく行くと道が二つに分かれていた。カーナビに従って右側を行くとトンネルに入る。どうやらこれは新道のようで、左側の道を行くと箒川に沿って、「回顧の吊橋」「回顧の滝」「山髭の滝」「連珠の滝」といろいろ見どころがあったようだ。事前の学習不足だった。再びその旧道と合流したあと、左、鬼怒川方面への日塩もみじラインに入る。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f5.6 1/500秒 24mm ISO 110 ) 露出補正 なし
006_221020005 X800 日塩もみじライン エーデルワイススキーリゾート 塩原 Z50 18-200.jpg 6.日塩もみじライン 「エーデルワイススキーリゾート」駐車場
途中、右側に「エーデルワイススキーリゾート」と看板の出ている車が1台も止まっていない駐車場があった。もみじが少し色づいているようだったので、その道路わきに車を停めてみる。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f6.3 1/500秒 27mm ISO 110 ) 露出補正 なし
007_221020006 X800 日塩もみじライン エーデルワイススキーリゾート 塩原 Z50 18-200.jpg 7.日塩もみじライン -1
紅葉はいまいちだったが、西側は日光方面だろうか、山の連なりが眺められた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f6 1/500秒 105mm ISO 110 ) 露出補正 なし
008_221020008 X800 日塩もみじライン 塩原 Z50 18-200.jpg 8.日塩もみじライン -2
日塩もみじラインは鬼怒川温泉と塩原温泉とを結ぶ全長28キロメートルの観光道路だ。栃木県道路公社が管理する一般有料道路・日塩有料道路(もみじライン、龍王峡ライン)となっていたが、2020年12月11日に無料開放されている。例年、紅葉の色づき始めは10月初旬で、見ごろは10月下旬前後。モミジ、カエデ、ブナ、カツラ、シラカバ、ナラ、ナナカマド、ヤマウルシ、カラマツ、ツタなどが鮮やかな赤・橙・黄色に染まるというが、まだ少し早く、その感動はなかった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f11 1/125秒 17mm ISO125 ) 露出補正 なし
009_221020009 X800 日塩もみじライン 白滝 塩原 Z50 18-200.jpg 9.白滝 -1
日塩もみじラインを塩原から半分ほど走ったところに、それほど大きな滝ではないが白滝という滝があった。紅葉が進めば眺めがよいと思う。滝のそばに「峠の茶屋」があったが閉まっていた。「峠の茶屋」の前にある「思いもみじ・思われもみじ」と名付けられた2本のもみじは、春はさわやかな新緑、秋は紅葉と毎年、多くの観光客の目を楽しませてくれるという。滝からの流れは道路の橋の下をくぐり、さらに落ちていた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f9 1/125秒 17mm ISO125 ) 露出補正 なし
010_221020010 X800 日塩もみじライン 白滝 塩原 Z50 18-200.jpg 10.白滝 -2
滝の落ち口にカメラを向けると、紅葉している木々があった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f8 1/125秒 17mm ISO125 ) 露出補正 なし
011_221020011 X800 日塩もみじライン 白滝 塩原 Z50 18-200.jpg 11.白滝からの眺め 谷と山並み
滝が落ちる先は、深い谷になっていた。見える山並みは川治から尾瀬のあたりだと思う。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f11 1/125秒 20mm ISO125 ) 露出補正 なし
012_221020012 X800 鬼怒川温泉駅前 金谷菓子本舗 Z50 18-200.jpg 12.鬼怒川駅前のCafe
カーブが続く道を鬼怒川温泉まで下りてきた。鬼怒川温泉駅という標識を左に入って駅前に出た。駅前の駐車場に車を置き、昼食の場所を探す。駐車場の道を挟んで向かい側に、まだ新しそうな店が目についた。入ってみる。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f10 1/125秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
013_221020013 X800 鬼怒川温泉駅前 Z50 18-200.jpg 13.「金谷菓子本舗」
そこは、今年8月2日にオープンしたオリジナルの焼き菓子などを展開するギフトショップと、飲食やランチを楽しめるCafeを併設した「金谷菓子本舗」という店だった。鬼怒川金谷ホテル(日光市鬼怒川温泉大原)などを運営する「KANAYA RESORTS」の新店舗だった。中に入るときれいなパッケージのクッキーなどが並び、2人の店員さんがいたので「お二人も入れて、お店の写真を撮っていいですか」と許可を求めて撮った。1927年(昭和2年)、浅草から日光まで東武鉄道が開通。それに伴い日光金谷ホテルの鬼怒川支店として、鬼怒川の発展の端緒を開く形で1931年(昭和6年)に鬼怒川温泉ホテルが開業し、1953年(昭和28年)に日光金谷ホテルから独立し、独自の発展を遂げ、その後「KANAYA RESORTS」になる。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/125秒 11mm ISO125 ) 露出補正 なし
014_221020014 X800 鬼怒川温泉駅前広場 Z50 18-200.jpg 14.「鬼怒太」
鬼怒川温泉駅の駅前広場にこんな像が立っていた。何だろうと思ったら鬼怒川川治・温泉ライオンズクラブ結成40周年記念の「鬼怒太」像だった。鬼怒太の像は鬼怒川温泉のキャラクターとして2003年10月8日に登場した。見かけは少し怖けど、どこか憎めない立ち姿である。像の作者は環境陶芸家の藤原郁三氏。広場の向こう側のあずまや風の「足湯」の左側に見えるのが「金谷菓子本舗」だ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f11 1/125秒 10mm ISO125 ) 露出補正 なし
015_221020015 X800 鬼怒川温泉駅 SL大樹 Z50 18-200.jpg 15.東武鉄道SL「大樹」ふたら
食事をした後、土産物屋さんを見たいというかみさんを残して駅構内を見に行った。そうしたら、思いもかけずにSL列車がホームに止まっていた。入場券を買って中に入る。13時37分に着いた「SL大樹 ふたら」だった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/125秒 30mm ISO125 ) 露出補正 なし
016_221020016 X800 鬼怒川温泉駅 SL大樹 Z50 18-200.jpg 16.C11123
C11形蒸気機関車は、鉄道省が1932年(昭和7年)に設計した過熱式のタンク式蒸気機関車である。C11形123号機は、もとは「C11 1」として、1947年に滋賀県の江若(こうじゃく)鉄道向けに製造された車両だそうだ。北海道の鉄道に譲渡された後、1975年に廃車。以降は日本保存鉄道協会が保有する形で、北海道で静態保存されてきた。2018年、この車両を東武博物館が取得し、東武鉄道によって、大手私鉄では初となる蒸気機関車の動態復元作業に着手した。今年4月に試運転が公開された。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f7.1 1/125秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
017_221020017 X800 鬼怒川温泉駅 SL大樹 Z50 18-200.jpg 17.転車台へ
鬼怒川温泉駅13時37着の SL大樹ふたら72号 を牽いてきた C11123 は客車を切り離し駅前広場にある転車台へ向かう。この日運行されたSL列車はこの SL大樹ふたら72号 のみだったようだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/125秒 37mm ISO200 ) 露出補正 なし
018_221020018 X800 鬼怒川温泉駅 SL大樹 Z50 18-200.jpg 18.客車
この客車は14系のようだ。SL大樹は、SLが客車3両を引っ張る定員約200席の列車で、その客車のうち12系は、1969年に製造され、その後夜行列車等での使用のため、グリーン車へと改造を行い、形式が「オハ」から「オロ」へと改められ、ムーンライト高知・松山として2009年まで使用されていたそうだ。12系のほか昭和40~50年(1965年~1975年)に製造され、JR四国から譲り受けた14系客車(スハフ14-1、スハフ14-5、オハフ15-1、オハ14-1)、JR北海道から譲り受けた(オハ14-505(ドリームカー)、スハフ14-501)が使われている。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/125秒 37mm ISO125 ) 露出補正 なし
019_221020019 X800 鬼怒川温泉駅 SL大樹 Z50 18-200.jpg 19.転車台
東武鉄道ではC11を使ったSL大樹を鬼怒川温泉〜下今市間に運行する関係で、鬼怒川温泉駅、下今市駅に転車台を設備している。逆走が困難なSLの運行では転車台は終点駅には必須の施設で、SL復活運転プロジェクトにあわせてJR西日本から譲り受けた転車台だそうだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f8 1/125秒 37mm ISO125 ) 露出補正 なし
020_221020020 X800 鬼怒川温泉駅 SL大樹 Z50 18-200.jpg 20.転車台に入線
13時55分ごろ、駅前に設置された転車台にC11123が入ってきた。ホームで客車を切り離したあと、まっすぐ走って、バックで側線に入り、前進してこの転車台に入ってきた。見学者のために転車台に入る時刻表が掲示されていた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/125秒 29mm ISO125 ) 露出補正 なし
021_221020021 X800 鬼怒川温泉駅 SL大樹 Z50 18-200.jpg 21.転車台が回転 -1
C11123と車掌車を載せた転車台が回転していく。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/125秒 22mm ISO125 ) 露出補正 なし
022_221020022 X800 鬼怒川温泉駅 SL大樹 Z50 18-200.jpg 22.転車台が回転 -2
ほぼ90度回転した。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/125秒 17mm ISO125 ) 露出補正 なし
023_221020023 X800 鬼怒川温泉駅 SL大樹 Z50 18-200.jpg 23.転車台が回転 -3
ほぼ180度の回転を終える。車掌車のヨ8634はJR貨物から譲渡を受けたものだそうだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f10 1/125秒 11mm ISO125 ) 露出補正 なし
024_221020024 X800 鬼怒川温泉駅 SL大樹 Z50 18-200.jpg 24.転車台が回転 -4
右側へ移動して、再び機関車を見る。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f9 1/125秒 15mm ISO125 ) 露出補正 なし
025_221020025 X800 鬼怒川温泉駅 SL大樹 Z50 18-200.jpg 25.転車台から側線へ
転車台と戻っていく側線のレールの位置を合わせ、機関車は動き始めた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f9 1/125秒 15mm ISO125 ) 露出補正 なし
026_221020026 X800 鬼怒川温泉駅 SL大樹 Z50 18-200.jpg 26.機関士さんが手を振って
手を上げたら、機関士さんも手を振ってくれた。東武鉄道では、SL機関士は2017年の運行開始当時、SLの運転免許を保有する社員がいなかったことから、 SLを従来から運転している秩父鉄道、大井川鐵道、真岡鐵道に協力を仰ぎ、6名 のSL機関士がおられるそうだ。このC11形123号機の動態復元完了によって、東武鉄道のSLはC11形3両という、日本では唯一の同一形機3両体制となった。この123号機が、「SL大樹」の運転開始時からの207号機、真岡鐵道から活躍の場を写した325号機とともに運用に入るにあたり、さらに機関士2名の自社養成が2020年12月から開始されていた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/125秒 15mm ISO125 ) 露出補正 なし

後記 実は今回もKさんご夫妻とご一緒する予定だったが、Kさんのご親戚にご不幸があり、私たちだけで来ることになった。Kさんは栃木県のご出身で、この辺のことはとても詳しい。帰ってきて、報告がてら電話すると、「塩原から鬼怒川へ抜けたのなら逆光で走り難かったでしょう」と言われた。ご指摘の通りだった。また、鬼怒川近くへ降りてきて「龍王峡辺りは見ましたか」と聞かれたが、残念ながらナビは教えてくれなかった。ご一緒できなくて残念だった。

2015年9月29日

高尾山から城山、日影沢 初秋の蝶を探す 9月15日

ケーブルカーで高尾山へ上がった。高尾山にはブナ林がありシーズンにはフジミドリシジミが観察できるという。どの辺だろうかと思いつつ、さる園の方へ歩いていくが良くわからない。小学生の頃、このあたりでギフチョウを見たのを思い出す。小さなアゲハだと思ってネットを振ったところ、うまくかわされてしまったが、良く見るとそれはアゲハではなくギフチョウだった。ギフチョウとわかると緊張してしまってネットが思うように振れなかったのを思い出す。

薬王院に参拝し、写真を撮り、高尾山山頂へ上がる。ここまで蝶の姿は全く見なかった。今日の狙いは高尾山に多産するというアサギマダラだ。頂上からどこへ向かうか思案の結果、もみじ台、一丁平から城山に行くことにした。

もみじ台を過ぎたあたりでテングチョウや擦れたミドリヒョウモンが飛んでいる。少ないながらサカハチチョウもいた。一丁平から城山へ歩きはじめると、やっとアサギマダラがノアザミで吸蜜していた。この時期としては傷のないクモガタヒョウモンも現れる。

城山で一休みしたあと、日影沢を降りる。春にはアサギマダラも飛んでいたが姿がない。ヒヨドリバナのような蝶が好む花も少ない。夏型のサカハチチョウなどを撮りながら、キャンプ場まで下りてしまった。日影沢は春の方が蝶は豊かだ。
 この日はマイカーを高尾山口の氷川神社の駐車場に置いてきているので、日陰沢からのバス通りを歩かなければならなかったが、この道はイチモンジセセリ以外何もいなかった。高尾山の歩きを少し甘く見ていたが足のつま先が傷む。

;クリックすると大きな写真になります。 25.テングチョウ
もみじ台のあたりでは木枠で保護された階段状の道にテングチョウが飛んでいた。翅を閉じて止まるとどこにいるのかわからない。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.3 1/640秒 4mm ISO100 ) 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。 26.サカハチチョウ夏型 -1
似たような花が沢山あるのでよくわからないが、カントウヨメナだろうかキク科の白い花で夏型のサカハチチョウが吸蜜していた。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.3 1/1250秒 ​140mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 27.サカハチチョウ夏型 -2
開翅を待ったが開いてくれなかった。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1000秒 ​140mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 28.ミドリヒョウモン♂
夏眠から覚めたミドリヒョウモンが飛んでいた。大分擦れてしまっている。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.3 1/320秒 4mm ISO100 ) 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。 29.アサギマダラ -1
ようやくノアザミの花で吸蜜するアサギマダラに会えた。擦れている。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 ​140mm ISO1000 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 30.アサギマダラ -2
前の写真と同じ個体。今度はP610で撮った。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.3 1/125秒 4mm ISO100 ) 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。 31.スジグロシロチョウ♀
これはきれいな個体だった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.3 1/125秒 4mm ISO160 ) 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。 32.チャバネセセリ
イチモンジセセリかと思ったらチャバネセセリだった。これも擦れている。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 ​140mm ISO1000 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 33.ヒメキマダラセセリ -1
ハギの花ではヒメキマダラセセリが吸蜜していた。構図は良いと思うのだが、モデルがいまいち。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
;クリックすると大きな写真になります。 34.ヒメキマダラセセリ -2
前の写真と同じ個体をP610で撮る。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5,3 1/125秒 36mm ISO110 ) 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。 35.ヒメキマダラセセリ -3
キマダラセセリかなと思ったがヒメキマダラセセリのようだ。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR 
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 ​140mm ISO250 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 36.クモガタヒョウモン♂ -1
擦れてはいるが比較的きれいなクモガタヒョウモンだった。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
  絞り優先オートで撮影  ( f5.3 1/250秒 ​95mm ISO220 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 37.クモガタヒョウモン♂ -2
前の写真と同じ個体。位置を変えたクモガタヒョウモンの傍らを登山客が登っていく。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
  絞り優先オートで撮影  ( f4.5 1/400秒 ​42mm ISO220 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 38.イチモンジセセリ
  城山から日影沢を下る。少し裏面の斑紋に違和感があるが、イチモンジセセリのようだ。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
   絞り優先オートで撮影  ( f4.5 1/400秒 ​42mm ISO220 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 39.サカハチチョウ夏型 開翅
ここ日影沢にくると春にはサカハチチョウ春型が飛んでいるが、同じあたりに翅表の黒い夏型のサカハチチョウがいた。夏型の方が好きだ。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
  絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/400秒 ​140mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 40.サカハチチョウ夏型
  ローアングルでP610の広角端で撮った。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
  プログラムオートで撮影 ( f3.3 1/800秒 4mm ISO160 ) 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。
41.ダイミョウセセリ
  ダイミョウセセリは暖かいところでは年3回発生する。これはとてもきれいな個体だったので恐らく第3化と思う。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR 
  絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 ​140mm ISO800 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 42.吸水するテングチョウ
  日影沢キャンプ場が近くなってきた。春にもこのあたりにはテングチョウが多い。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
  プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/500秒 98mm ISO100 ) 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。 43.コミスジ
  日影沢ではコミスジもおなじみの蝶だ。ここでローアングルで撮ろうと思って低く構えようとしたところ足を滑らせてバランスを崩し転んでしまった。転んだ姿勢のままでシャッターを押す。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
  プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/400秒 108mm ISO100 ) 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。 44.イチモンジセセリ
  日陰のバス停からバス通りを歩く。民家の庭に咲く花にイチモンジセセリが多い。花弁の先に蕾が付いているような写りになった。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
   絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 ​140mm ISO640 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 45.バラの花とイチモンジセセリ
   おおよそバラの花に蝶が来るのを見たことがない。初めて見る光景だった。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
    絞り優先オートで撮影  ( f5 1/1600秒 ​70mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 46.キク科の花にイチモンジセセリ
一つの株に咲く花にイチモンジセセリが数頭集まっている。このあとイチモンジセセリ以外蝶は姿を現さず、黙々と駐車場まで歩く。これといった成果がない秋の高尾山だった。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
  絞り優先オートで撮影  ( f5 1/1000秒 ​100mm ISO200 ) 露出補正 なし


2015年9月27日

初秋の高尾山 9月15日

2007年にミシュランガイドで最高ランクの"三つ星"の観光地に選出されて以来、登山客が多くなっているというのでしばらく敬遠していたのだが、 高尾山へ行ってみたいと思った。ようやく天候も安定してきたので、9月15日に出かける。高尾山は東京都八王子市にある標高599mの山である。東京都心から近く、年間を通して多くの観光客や登山者が訪れる。また、古くから修験道の霊山とされている。

圏央道が開通して 自宅から高尾山へは行きやすくなった。朝7時半に自宅を出発、国道16号線の鵜野森を左折して、愛川インターから圏央道に入る。この間が距離は短いのだが、渋滞する。圏央道に上がってしまえば、高尾山まではすいすいと行けるのだが圏央道に入るまで約1時間を要し、結局、高尾山口の駐車場に入ったのは9時だった。既に八王子市営の駐車場は満車でその奥の氷川神社の駐車場に1日1000円で停めることになった。仕方ない。

9時15分発のケーブルカーに清滝駅から乗る。高尾山駅まで約6分で上がる。帰路はどの道を下るかはまだ決めていなかったが、いずれにせよケーブルカーには乗らないので、片道切符を買った。(往復930円、片道480円)

高尾山駅から薬王院へ向かう。高尾山には小学生のころは何回も来ているが、薬王院にお参りしたことはない。この日はゆっくり拝観したが結構な階段が続く。本堂、本社とお参りして奥ノ院の脇から高尾山頂へでた。

山頂からの眺めを楽しんだ後、さて、これからどこへ向かおうかと思案した。初めは山頂の周囲を巡る5号路を歩こうかと思ったが、いずれにしても下山しなくてはならない。アサギマダラなど蝶の写真も撮りたいが、山頂付近に蝶の影はない。そこで、もみじ台、一丁平から城山へ行き、城山から春は蝶の多い日影沢へ下りることにした。高尾山頂から城山への道は比較的起伏のないのんびり歩ける路を想像していたが、高尾山からは木枠で段が付けられた道を一気に下り、次に結構な上りがあった。造られた段が歩幅に合わず歩きにくい。期待した蝶もアサギマダラ1頭と、比較的擦れていないクモガタヒョウモンを撮ったくらいで収穫は少ない。

城山では前回と同じく冷たいサイダーをラッパ飲みし、日影沢を下る。春に比べると花が少なく、蝶も時折、サカハチチョウの夏型がいるくらいでパッとしなかった。
 今日は車を高尾山口に置いてきている。日影沢のキャンプ場から1時間半以上歩くことになってしまった。

1.京王線 高尾山口駅
駐車場は高尾山口駅の傍にあった。1967年に開業し、今年の4月24日にルニューアルが完成した新しい駅舎がきれいだ。この日もP610を重宝に使った。しかし、三日前に舞岡公園へ行ったとき、最後の数カットを露出補正-0.7で撮ったが、それをリセットするのを怠ってしまいそのまま撮っていってしまった。迂闊。開いてみて随分アンダーだなと気が付いた。レベルとトーンカーブで調整している。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.3 1/800秒 4mm ISO100 ) 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。
2.高尾山ケーブルカー 清滝駅
高尾山口駅からケーブルカーの山麓駅である清滝駅へは5分ほど歩いた。遠足だろうか小学生の列が続く。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.2 1/1250秒 12mm ISO100 ) 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。
3.ケーブルカーの車両
9時30分発のケーブルカーが上から降りてきた。あおば号ともみじ号があり、これはもみじ号だ。2008年12月23日から4代目車両が導入されたという。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.5 1/400秒 59mm ISO100 ) 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。
4.あおば号と交換
右側を上から下りてきたあおば号が通り過ぎた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.2 1/250秒 27mm ISO100 ) 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。
5.高尾駅到着
ケーブルカーは約6分間で高尾山駅に着いた。降りる人はそれほど多くなかった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/160秒 8mm ISO100 ) 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。
6.青銅三十六童子 師子慧童子
ケーブルカーを降りて薬王院の参道を登っていくと両側に次々と青銅の像が立っている。高尾通信によれば、これらの童子達は、すべて不動明王の眷属であり、ひとりひとりが1千万人の従者をもっているとわれる。眷属とは、ここでは仏や観音に従うものということだ。その眷属である三六童子については、どのような者かその典拠となるお経本がない。大法輪平成2年1月号に村岡空師の「日本の不動尊信仰」という文があるがこれに「天台座主の尊意(9世紀)が撰した「吽迦迦羅野儀軌」三巻にもとずき「仏説聖不動経」が編まれ、(ここに三十六童子が出ている)そしてそれを真言系の行者が部分的に手直しし、現在の形が生まれた。」とあるそうだ。難しい。この像は「師子慧童子」という。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/125秒 8mm ISO400 ) 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。
7.杉苗寄進
「高尾山の御信徒は自分のお願いが成就した時に、感謝とお礼を込めて苗木を奉納する習慣があった」ということで、現在でも苗木ではなくお金を納めるという形に変えて、杉苗奉納が続いているそうだ。一口3千円からで1万円以上の人がその名をこの写真のように掲示される。最後は1000本の寄進者の名前が掲示されているようなので、1本10円ということか?

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.3 1/125秒 4mm ISO280 ) 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。
8.薬王院 四天王門
しばらく歩くと薬王院の入口に立つ楼門があった。昭和59(1984)年に江戸期に建立されたままの形に5億円かけて再建されたそうだ。重層入母屋造り形式で、なかなか風格がある。外国人観光客も登ってきている。なにせ、ミシュランガイドの三ツ星観光地だ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.3 1/125秒 4mm ISO110 ) 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。
9.四天王像
四天王門にはその名の通り、持国天、広目天、増長天、多聞(毘沙門)天の像がある。門の外側には向かって左に増長天、右に広目天、門の内側には左に多聞天、右に持国天が立つ。写真は左から増長天、広目天、多聞天、持国天。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/125秒 12mm ISO1600 ) 露出補正 -0.7段 ほか4枚合成
;クリックすると大きな写真になります。
10.薬王院 仁王門
本堂の手前に、三間一戸、八脚門、単層、寄棟造、柿葺型銅版葺屋根の仁王門があった。向かって左側には密迹金剛力士像(吽形)、右側には那羅廷金剛力士像(阿形)が安置されている。仁王門の前面にはこの阿吽一対の仁王像が、仁王門の本堂側には大天狗と小天狗の像が右左にあって阿吽一対をなしている。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 9mm ISO100 ) 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。
11.薬王院 本堂
仁王門をくぐると高尾山薬王院有喜寺本堂が目の前にある。本堂には薬師如来と飯縄権現(いづなごんげん)が祀られている。薬王院のホームページによれば、高尾山薬王院有喜寺は今から1260余年前の天平16年(744年)に、聖武天皇の勅令により東国鎮守の祈願寺として、高僧行基菩薩により開山された。薬王院の名は創建当初、薬師如来をご本尊とした事に由来する。現在は真言宗智山派の大本山として「成田山新勝寺」「川崎大師平間寺」「高尾山薬王院」が三大本山として知られている。南北朝時代の永和年間(1375年)には京都醍醐山より俊源大徳が入山し八千枚の護摩供養秘法の後、今のご本尊「飯縄大権現(いづなだいごんげん)」を奉祀し中興された。戦国期、飯縄大権現は戦国武将の守護神として崇敬され、上杉謙信や武田信玄の兜表にも奉られ、また北条家の手厚い保護も受け江戸期に入ると徳川家(特に紀州家)との仏縁により隆盛をむかえた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/160秒 10mm ISO100 ) 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。
12.大天狗
本堂の左右には巨大な大天狗、小天狗の面が掲げられている。こちらは右側にある赤い顔の大天狗。大天狗は強い神通力を持っているので鼻が高いと言われている。別名、鼻高天狗とも呼ばれるそうだ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.2 1/125秒 12mm ISO220 ) 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。
13.小天狗
向かって左側には青い顔の小天狗が据えられている。口がくちばしのようなかたちをしている。別名烏天狗と呼ばれるそうだ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/125秒 5mm ISO140 ) 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。
14.薬王院 本社 飯縄権現堂
ウィキペディアによれば、ここは薬王院の中心となる本社で、飯縄権現を祀る社殿(神社)である。現在の社殿は1729年(享保14年)に本殿が建立され、1753年(宝暦3年)に幣殿と拝殿が建立された。のち1805年(文化2年)・1965年(昭和40年)・1998年(平成10年)に大改修を行なっている。江戸時代後期の代表的な神社建築で1952年(昭和27年)に東京都指定有形文化財に指定されている。入母屋造の本殿と拝殿を幣殿で繋いだ権現造である。社殿全体に華麗で極彩色の装飾がなされていることが特徴である。社殿前方には鳥居があり、神社であることが分かる。寺院の中にある神社という形態は神仏分離以前の神社の姿の一つの典型例といえるだろうとのこと。本尊の飯縄大権現立像は異形の仏として有名だそうだ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.8 1/250秒 7mm ISO100 ) 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。
15.薬王院 本社 飯縄権現堂の彫刻 この飯縄権現堂は華麗さにおいては山内一といっても過言ではないようだ。拝殿、幣殿、本殿が一体となった権現造りで壁面に施されている見事な彩色彫刻は、規模では及ばないものの日光の東照宮に比べても見劣りしないという。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.2 1/200秒 12mm ISO100 ) 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。
16.高尾山山頂
30~40分ほど薬王院を参拝見学し、10時半過ぎに標高599mの高尾山山頂に着いた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.8 1/1600秒 7mm ISO100 ) 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。
17.山頂からの眺め
右手のやや高い山は丹沢山地北部、山梨県と神奈川県の境にある大室山(1588m)、晴れていればその右側に富士山が見える。大室山の手前には、石老山(700m)が見える。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/2000秒 14mm ISO100 ) 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。
18.高尾山から城山へ もみじ台
高尾山山頂からどこへ回ろうか考えた挙句、結局、城山へ行くことにした。のんびりと歩ける尾根道を想定したが、もみじ台までは、急な下り坂だった。木枠で階段状になっているのだが、歩幅が合わなくて歩きづらかった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.3 1/400秒 4mm ISO100 ) 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。
19.もみじ台から一丁平への道
こんな道ばかりを予想していたが、このあと、今度は上り坂になる。このあたりでやっとアサギマダラとクモガタヒョウモンに会えた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/200秒 14mm ISO100 ) 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。
20.一丁平
やがて一丁平に着く。もうひと登りしなくてはならない。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/125秒 9mm ISO100 ) 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。
21.シモクレンの実
しょうがのような形をした紅い実がいくつもなっている木があった。後で調べてみるとシモクレン(紫木蓮)というようだ。花は赤紫色のモクレン様で3月~5月に咲く。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/400秒 15mm ISO100 ) 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。
22.城山山頂
今年5月に日影沢から上った城山山頂に着いた。時間は12時20分。途中写真を撮りながら1時間半もかかってしまった。城山茶屋で冷たいサイダーをラッパ飲みした。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.3 1/800秒 4mm ISO100 ) 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。
23.中央本線
日影沢を下って行ったが、春に比べて花がなく、蝶もあまり飛んでいない。キャンプ場まで下りたが、車を高尾山口に置いてあるので、そこまで歩かなければならない。これが結構苦痛だった。裏高尾から国道20号へ出る道の横をJR中央本線が走っている。城山山頂から2時間以上かかってしまった。足が痛い。親指の爪が紫色になってしまった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/640秒 15mm ISO100 ) 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。
24.高尾山口氷川神社
この神社の境内が臨時駐車場になっている。氷川神社は、二千年以上の歴史をもつといわれ、以前、鉄道博物館の帰りに寄った大宮の氷川神社が総本社だそうだ。高尾の氷川神社は応永年間(1394-1428)に片倉城主毛利師親が武蔵一宮氷川神社より勧請されたとされている。帰りは町田街道を行くことにした。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/125秒 10mm ISO110 ) 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。