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2022年1月 8日

原鉄道模型博物館 4 of 4 ユニオン・パシフィックのビッグボーイ ほか 11月27日

日本の車両ではED16形が旧式客車を牽く列車や、相模鉄道の「YOKOHAMA NAVYBLUE」新型車両を、そして、西ドイツ国鉄のV200形ディーゼル機関車が牽く貨物列車、EO3形の電気機関車が牽く旅客列車を見てきたが、いちばんテツモパークのジオラマには、ほかにも興味深い模型が走っていた。
 DBのEO3形の量産車である103形電気機関車は、機関車と同色に塗られた客車を牽く特急列車として周回し、その試作車でありEO3形と交代で2ルートの外回りを走行する。原鉄道模型のドイツのDR E94電気機関車はV200形とED16形と同じルート3を入れ替わって走行していた。
 原鉄道模型のアメリカのUP4000 ビックボーイ 蒸気機関車が牽く貨物列車 やフランスの NORD 3.1252形が牽く旅客列車、および、2両編成のドイツ DB SVT 04 ディーゼルカー は1ルートを走行し、ドイツ国鉄 BR96 蒸気機関車が牽く貨物列車は2ルートの内回りを相模鉄道の12000形と交代で走行していた。
 説明し難いが、ジオラマの一番手前のルート4には30分だけ京福電気鉄道3号車が走っていた。また、入り口を入ってジオラマの一番奥のライン内側に小さな円のルート5があり、そこには単行の阪神電気鉄道301形のトロリーポールの電車が走っていた。その阪神電気鉄道301形が走行する小さな円になったジオラマの山の上にはケーブルカーの駅があり、ジオラマの上に渡された架線をキャビンが行ったり来たりしていた。  

000_211127159 X700 〇原鉄道模型 RX10M4 - コピー.jpg
駅で行き交うBR96 蒸気機関車が牽く貨物列車と103形電気機関車が牽く特急列車 2021年11月27日 原鉄道模型博物館 

047_211127099 X800 〇原鉄道模型 DR E94 RX10M4 - コピー.jpg 47.DR E94電気機関車
原鉄道模型(シャングリ・ラ鉄道)の車両はあまり長い時間は走らせていないようだ。この日のこの模型の走行予定は午前中30分と午後30分のみである。実車は1940年に大型貨物列車用に設計され、製造され、ニックネームをクロコダイルというそうだ。第二次世界大戦まで機関車のほとんどはDB(ドイツ連邦鉄道)にあり、終戦後も、機関車は既存の部品から作られ、DBとオーストリア連邦鉄道(ÖBB)で稼働した。ÖBBは合計44台を受け取り、1020シリーズとして稼働し、1995年まで使用した。原鉄道模型ではBOCKHOLT製品を入手、2個モーター駆動だったのを6個モーターにするなど、シャングリ・ラ鉄道で大改造しているそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 34mm ISO3200 ) 露出補正 なし  
048_211127106 X800 〇原鉄道模型 RX10M4 - コピー.jpg 48.DB BR96 マレー型蒸気機関車
ドイツ国鉄BR96は、バイエルン王国邦有鉄道Gt.2/4X2型として、25輌製造されたマレー式タンク蒸気機関車である。その後ドイツ国有鉄道に編入され、形式はBR96と改められた。バイエルン地方の勾配線区に投入され、優秀な成績を収めたが1954年に全廃され、1輌も保存されなかった。ホームページをみると「模型は阪神大震災の際、高さ1.5mの陳列棚から転落してしまった。しかし、少しの歪みも出ず、BOCKHOLTというメーカーのすばらしさに驚嘆した。」と記されているが、ホームページに掲載されているモデルと塗色が異なる。塗り替えられたのだろうか、それとも違うモデルなのだろうか?

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/160秒 36mm ISO3200 ) 露出補正 なし
049_211127113 X800 〇原鉄道模型 RX10M4 - コピー.jpg 49.アメリカのUP4000 ビックボーイ 蒸気機関車が牽く貨物列車
実車は、アメリカのユニオン・パシフィック鉄道が1941年から1944年にかけて製作した、世界最大・最強級の蒸気機関車である。アメリカン・ロコモティブ(アルコ)社の手で25両(4000 - 4024号機)が製造され、ビッグボーイの愛称で一般によく知られている。ホームページジを見ると、走っていた模型はアスター製品を利用、電動式とライブスチームを1台ずつ用意しているとあった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/125秒 78mm ISO3200 ) 露出補正 なし
050_211127115 X800 〇原鉄道模型 RX10M4 - コピー.jpg 50.UP4000 ビックボーイ -1
鉄橋から顔を出したUP4000 ビックボーイ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/200秒 81mm ISO3200 ) 露出補正 なし
051_211127126 X800 〇原鉄道模型 RX10M4 - コピー.jpg 51.UP4000 ビックボーイ -2
照明が落とされた時間帯である。ライトが光っている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/25秒 73mm ISO3200 ) 露出補正 なし
052_211127283 X800 〇原鉄道模型 RX10M4.jpg 52.UP4000 ビックボーイ -3
機関庫の前のプラットホームの荷捌き場を通過する。駅員や作業する人のフィギュアが良い。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/100秒 34mm ISO3200 ) 露出補正 なし
053_211127381 X800 〇原鉄道模型 RX10M4.jpg 53.フランスの NORD 3.1252形が牽く旅客列車 -1
手前をBR96 蒸気機関車が牽く貨物列車が通過する。その向こうにフランスの NORD 3.1252形が停車している。ホームページによると、NORD 3.1252形はロンドン~パリ間の特急「ゴールデンアロー」「フレッシュドール」などの牽引機として有名な、複式内側4気筒の美しい機関車だそうだ。BOCKHOLT製の模型の電気装置をベベルギアに改造したと記されている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/50秒 50mm ISO3200 ) 露出補正 なし
054_211127394 X800 〇原鉄道模型 RX10M4.jpg 54.フランスの NORD 3.1252形が牽く旅客列車 -2
茶色の機関車と緑の客車がユニークだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/60秒 76mm ISO3200 ) 露出補正 なし
055_211127207 X800 〇原鉄道模型 RX10M4 - コピー.jpg 55.2両編成のドイツ DB SVT 04 ディーゼルカー -1
ドイツの高速ディーゼル列車だったようだが、いろいろ調べてみたが、素性が良く分からなかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/125秒 55mm ISO3200 ) 露出補正 なし
056_211127352 X800 〇原鉄道模型 RX10M4.jpg 56.2両編成のドイツ DB SVT 04 ディーゼルカー -2
走行時間は長いのだが、あまりインパクトがない。やはり大きなジオラマは、長い編成の列車が印象に残る。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/160秒 43mm ISO3200 ) 露出補正 なし
057_211127252 X800 〇原鉄道模型 RX10M4.jpg 57.2両編成のドイツ DB SVT 04 ディーゼルカー -3
ビッグボーイや、NORD 3.1252形 が走行するのと同じ1ルートを交代して走っていたが、いちばんテツモパークの走行予定表を見ると、ビーグボーイが30分走行すると、SVT 04 が1時間、次にNORD 3.1252形が30分動くと、SVT 04 が1.5時間走行するという具合である。稼働率が高い。 

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/125秒 23mm ISO3200 ) 露出補正 なし
058_211127142 X800 〇原鉄道模型 RX10M4 - コピー.jpg 58.DB 103形電気機関車 が牽引する特急列車 -1
ドイツの鉄道高速化のさきがけとなった有名な電気機関車で、現在は103形と呼ばれている。原信太郎さんは1982年に実物を運転したことがあるそうだ。5年間にわたる前出の試作車、EO3の運用実績などを踏まえ、量産車の103形は1970年から1974年にかけて、出力増強などの改良を実施した145両が製造された。量産車の型式は100番台 (103 101 - 103 245) となり、試作車と区別する意味で、103.1型と呼ばれることがある。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/125秒 23mm ISO3200 ) 露出補正 なし
059_211127107 X800 〇原鉄道模型 RX10M4 - コピー.jpg 59.DB 103形電気機関車 が牽引する特急列車 -2
試作車と量産車の外観上の主な相違点としては、試作車は腰部に銀色の細帯を巻いているのに対して、量産車にはそれがない。また、側面の通風用ルーバーが試作車では1段だが、量産車では2段となっている。いちばんテツモパークのジオラマでは、試作車のE03形は青緑色とクリーム色に塗り分けられた客車を牽いていたが、103形では機関車と同色の客車を牽いていたので区別出来た。

  SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/200秒 43mm ISO3200 ) 露出補正 なし
060_211127123m X800 〇原鉄道模型 RX10M4 - コピー.jpg 60.DB 103形電気機関車 が牽引する特急列車 -3
2ルート外回りを行く DB 103 形電気機関車が牽く客車編成である。wikipediaによれば、1979年に103型の後継機としてインバータ制御・三相交流誘導電動機を本格的に採用した120型電気機関車(試作車)が製造され、1987年からは量産車も製造された。しかし、特に高速運転時において120型の不具合が頻発したため、103型を高速新線で走行可能なように改造することとなった。具体的には、運転台の気密化やブレーキの改良などが挙げられる。その結果、1990年代に入ってからも103型の第一線での活躍が続くこととなった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/80秒 27mm ISO3200 ) 露出補正 なし
061_211127142 X800 〇原鉄道模型 RX10M4 - コピー.jpg 61.DB 103形電気機関車 が牽引する特急列車 -4
夜間走行の場面だが、スポットライトが当たったようにきれいに撮れた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/400秒 97mm ISO3200 ) 露出補正 なし
062_211127151 X800 〇原鉄道模型 RX10M4 - コピー.jpg 62.DB 103形電気機関車 が牽引する特急列車 -5
少し引いて、アングルを下げて撮ってみる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/400秒 97mm ISO3200 ) 露出補正 なし
063_211127276 X800 〇原鉄道模型 RX10M4.jpg 63.クラッシクカーのフィギュア
駅舎の脇に止まるこのクラッシックカーの模型は素晴らしかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 58mm ISO3200 ) 露出補正 なし
064_211127388 X800 〇原鉄道模型 RX10M4.jpg 64.ケーブルカー
いちばんテツモパークの外周の内側にある、小さな円になったジオラマの山の上には、ケーブルカーの駅があり、ジオラマに渡された架線をキャビンが行ったり来たりしていた。丁寧に作られている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/30秒 175mm ISO3200 ) 露出補正 なし


2021年12月29日

原鉄道模型博物館 2 of 4 ジオラマを走る日本の車両 11月27日

原信太郎さんのコレクションは約6,000両と言われるが、展示されているその代表的な模型を見終えて、いよいよ、いちばんテツモパークと呼ばれるジオラマを走る鉄道模型を楽しむ時間に入る。ここは写真撮影が許可されている。
 世界最大級と言われるいちばんテツモパークは、30m x 10m の1周約70mという大きさで、1番ゲージという軌間45mmのレールが6路線あり、1周の長さは約70mで、全線路の長さは約450mある。そのジオラマを本物の車両が本物の街を走るように、鉄道模型が走り、見ている者を魅了する。
 ジオラマを数々の鉄道の車両が走るが、まずは日本の車両に注目する。
 横浜の原鉄道模型博物館は2012年に開設された。さっそく足を運んだが、素晴らしさに魅了され、早速購入した原信太郎さんの著書「原信太郎 鉄道模型のすべて 技術の極み、躍動美」を購入した。勝手ながら、ブログの記述はその著書の内容を参照・引用させていただいている。

000_211127299 X700 〇原鉄道模型 RX10M4.jpg
ジオラマを走る相鉄線新型車両 リオン駅を通貨 2021年11月27日 原鉄道模型博物館

010_211127096 X800 〇原鉄道模型 京福電気鉄道 3 RX10M4.jpg 10.京福電気鉄道 No.3
13歳の時にブリキ缶を材料に第1号となる模型を作られたそうだが、この京福電気鉄道 No.3 は1978年に原鉄道模型(シャングリラ鉄道)で制作された。著書の説明には。「最初は2本ポールだったが、その後パンタグラフに改造した。模型の台車は、本物はドイツのマン社製だったが、色気がないので高野山鉄道の登山用のものを流用した。」と記されていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/250秒 43mm ISO3200 ) 露出補正 なし
011_211127129 X800 〇原鉄道模型 RX10M4.jpg 11.国鉄 ED16形がけん引する旅客列車 -1
1931年上越線清水トンネル開通に合わせて製造された電気機関車だそうだ。私はこのED16形という電気機関車は、南武線で時々見たことがある。wikipediaによれば、本形式は最後に18両全機が立川機関区に集められ奥多摩駅 - 浜川崎駅間などで運転される青梅線・南武線の石灰石列車の牽引に使用されたからだ。1984年(昭和59年)6月19日をもって全車廃車となった。国鉄初期の旧型電気機関車としては実に53年間の長きにわたって運用された長命な形式であった。原鉄道模型博物館では、国鉄の旧形客車を牽いて走行していた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/250秒 34mm ISO3200 ) 露出補正 なし
012_211127130m X800 〇原鉄道模型 RX10M4.jpg 12.国鉄 ED16形がけん引する旅客列車 -2
原鉄道模型博物館のジオラマでは、スハ43など国鉄の旧形客車を牽いて走行していた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/320秒 15mm ISO3200 ) 露出補正 なし
013_211127196 X800 〇原鉄道模型 RX10M4.jpg 13.国鉄 ED16形がけん引する旅客列車 -3
ジオラマの駅を通過するところだが、プラットフォームにいる人などフィギュアがとてもリアルである。高架下の自動車などのクラシックな車が良い。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/400秒 38mm ISO3200 ) 露出補正 なし
014_211127307 X800 〇原鉄道模型 RX10M4.jpg 14.国鉄 ED16形がけん引する旅客列車 -4
原鉄道模型は架線から集電している。パンタグラフも機能するように作られているが、架線集電のための材料は日本では手に入り難いため自作されたのだそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/250秒 20mm ISO3200 ) 露出補正 なし
015_211127314 X800 〇原鉄道模型 RX10M4.jpg 15.国鉄 ED16形がけん引する旅客列車 -5
貨物列車とすれ違う。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/320秒 46mm ISO3200 ) 露出補正 なし
016_211127329tm X800 ▲原鉄道模型 RX10M4.jpg 16.国鉄 ED16形がけん引する旅客列車 -6
いちばんテツモパークのジオラマは、照明も工夫されている。写真を撮るには少々つらいのだが夜景も演出される。客車の室内には明かりが灯る。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/100秒 9mm ISO3200 ) 露出補正 なし
017_211127335 X800 〇原鉄道模型 RX10M4.jpg 17.国鉄 ED16形がけん引する旅客列車 -7
鉄橋を渡る。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/125秒 25mm ISO3200 ) 露出補正 なし
018_211127339 X800 〇原鉄道模型 RX10M4.jpg 18.国鉄 ED16形がけん引する旅客列車 -8
列車が通過すると信号が赤に変わる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/320秒 73mm ISO3200 ) 露出補正 なし
019_211127358 X800 〇原鉄道模型 RX10M4.jpg 19.国鉄 ED16形がけん引する旅客列車 -9
DB(ドイツ国鉄)のV200形ディーゼル機関車がけん引する貨物列車と行きかう。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 58mm ISO2000 ) 露出補正 なし
020_211127359 X800 〇原鉄道模型 RX10M4.jpg 20.国鉄 ED16形がけん引する旅客列車 -10
夜間の照明演出の間はシャッタースピードが遅くなってしまう。向こう側のプラットフォームに入っているのは、箱根登山鉄道タイプと称される3両編成だ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/80秒 21mm ISO2000 ) 露出補正 なし
021_211127274 X800 〇原鉄道模型 RX10M4.jpg 21.箱根登山鉄道 チキ2形 -1
この車両は箱根登山鉄道の雰囲気を取り込んだシャングリラ鉄道(原鉄道模型)の創作模型である。1970年に制作されている。この車両は12時半からの運転予定になっていて、走行を見ないで退出しまった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 29mm ISO1200 ) 露出補正 なし
022_211127275 X800 〇原鉄道模型 RX10M4.jpg 22.箱根登山鉄道 チキ2形 -2
箱根登山鉄道の電車が停車しているホームで、4人に人がそれぞれくつろいでいる。このフィギュアがとてもリアルである。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 29mm ISO3200 ) 露出補正 なし
023_211127344t X800 〇原鉄道模型 RX10M4.jpg 23.箱根登山鉄道 チキ2形 -3
先に見てきた展示室に、箱根登山鉄道 チキ1形 チキ1 が展示されていた。原信太郎さんは幼いころに祖母と最も急な勾配の箱根登山鉄道に乗った。うなりを上げるモーターの力強さ、急カーブの続く山道、そして万全のブレーキ装置、自分と同じ1919年生まれのこの電車が大好きになったという。手前に見えるくらっひくな自動車の模型が素晴らしい。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/500秒 13mm ISO1600 ) 露出補正 なし
024_211127198 X800 〇原鉄道模型 RX10M4.jpg 24.阪神電気鉄道301形 301
ジオラマのいちばん奥に、外周を走る線路の内側に円周のレールがあるが、ここを単行の車両が走る。この日、私がいた時間には 阪神電気鉄道301形 301 が走行していた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/125秒 65mm ISO3200 ) 露出補正 なし
025_211127182 X800 〇原鉄道模型 RX10M4.jpg 25.相模鉄道 12000系 -1
マレー型の蒸気機関車が牽く貨物列車が走っていた2番内回りの線路を、11時ごろから相模鉄道の新型車両12000系が走行を始めた。相模鉄道は私が横浜から自宅の最寄り駅星川迄利用する路線である。2019年11月14日(木)から、相鉄・JR直通線開業を記念し、新型車両12000系の1番ゲージ模型の走行を開始しがアナウンスされていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/400秒 39mm ISO3200 ) 露出補正 なし
026_211127228 X800 〇原鉄道模型 RX10M4.jpg 26.相模鉄道 12000系 -2
wikipediaによれば、本線及びいずみ野線に加え、2019年(令和元年)11月30日開業の相鉄新横浜線の一部区間(西谷駅 - 羽沢横浜国大駅間)及びその先の相鉄・JR直通線対応車両Jとしてのの運用を想定し投入された。同年度末までに全6編成が製造されている。「YOKOHAMA NAVYBLUE」の塗装が採用されている。なお、12000系が営業運転を開始する前に、2022年度下期に開業予定でである相鉄・東急線対応車両として、先行して20000系が2018年(平成30年)2月11日に横浜駅10時30分発の特急海老名行きより営業運転を開始している。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/400秒 78mm ISO3200 ) 露出補正 なし
027_211127236 X800 〇原鉄道模型 RX10M4.jpg 27.相模鉄道 12000系 -3
ジオラマの線路をそれなりのスピードで走行する編成を1/160秒では、止めることが出来なかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/160秒 26mm ISO3200 ) 露出補正 なし
028_211127255 X800 〇原鉄道模型 RX10M4.jpg 28、相模鉄道 12000系 -4
「YOKOHAMA NAVYBLUE」の塗装は、照明が落ちるとピントが合わせ難くなる

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/100秒 23mm ISO3200 ) 露出補正 なし
029_211127294 X800 〇原鉄道模型 RX10M4.jpg 29.相模鉄道 12000系 -5
動体ブレはしているが、スポットライトを浴びたように撮れた。実際の相鉄線もこういうところを走ってくれると楽しいのだが。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/200秒 23mm ISO3200 ) 露出補正 なし
030_211127403 X800 〇原鉄道模型 RX10M4.jpg 30.HOゲージ 横浜ジオラマ
いちばんテツモパークのジオラマを抜けると左手に横浜ジオラマと称される、横浜の今昔を再現したHOゲージの部屋があった。原鉄道模型博物館の見どころガイドには、かっての横浜駅周辺の様子や、馬車道や中華街エリアなど、横浜の町並みが再現されていると記されていた。写真は現在の桜木町駅の高架ホームと想像できる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/60秒 78mm ISO3200 ) 露出補正 なし


2021年12月25日

原鉄道模型博物館 1 of 4 11月27日

前回、原鉄道模型博物館へ行ったのは、2017年11月だった。その後、久しぶりに行って見ようと思って、ホームページを開いてみると、コロナ感染防止のため閉館になっていた。
 今年も秋になってようやくコロナ感染者数が減少し、10月1日に緊急事態宣言も全面解除となって、原鉄道模型博物館は10月14日に営業再開された。ただ、密にならないように、事前にチケットの購入が求められる。久しぶりに行って見たくなって、11月27日の10時の予約をとった。
 当日は開館時間前に10名ほどの列が出来ていた。子供さんを連れて来られているかたもいるが、むしろ大人の入場者が多い。この日は SONY RX10M4 を携行する。写真を撮りながら2時間ほど滞在した。写真撮影は許可されている。

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JR九州の観光列車「在る列車」の原型となった模型のこと 2021年11月27日 原鉄道模型博物館

001_211127002 X800 原鉄道模型博物館 DSC04018.jpg 1.「在る列車」
wikipediaを見ると、明治時代末期に九州鉄道がアメリカ合衆国のJ.G.ブリル社より輸入した豪華客車のイメージを持たせて設計された車両とあるが、写真が原信太郎さんが制作したその模型である。 今回のJR九州の観光列車である「在る列車」の専用車となった車両は、四国旅客鉄道(JR四国)で2011年4月に廃車となったキハ47形気動車のキハ47 176・1505を譲り受け小倉総合車両センターで改造した2両編成 で、2015年7月18日に報道関係者向けに公開され、同日小倉総合車両センターから出場した。その車両は世界的に著名な鉄道模型愛好家の原信太郎が製作した模型をベースに、次男で原鉄道模型博物館副館長である原健人の監修のもと、水戸岡鋭治がデザイン・設計を行ったと記されていた。列車名の「或る列車」は、この車両のコンセプトの基となった豪華客車に対して当時の鉄道趣味者が付けた呼び名である。また、キーワードの"ARU"には A - AMAZING(「素晴らしい」九州の魅力を広く紹介) R - ROYAL(「豪華な」デザイン、「素晴らしい」スイーツコース) U - UNIVERSAL(「世界中の」「皆さま」に愛される列車を目指して)の意味が込められている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f3.2 1/200秒 14mm ISO3200 ) 露出補正 なし
002_211127030 X800 〇原鉄道模型博物館 DSC04018.jpg 2.ブダペストの地下鉄
電車を使った地下鉄として、世界最古のハンガリーの首都ブダペストの地下鉄1号線が開業時に導入した木造車両の模型。私が2009年11月に中欧旅行をした折、ブダペストでその古い駅舎跡を見たようなな記憶があるが定かではない。一号線は2002年に世界文化遺産の一部になった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f3.5 1/320秒 32mm ISO3200 ) 露出補正 なし
003_211127033 X800 〇原鉄道模型博物館 DSC04018.jpg 3.ボストン高架鉄道の車両
私は路面電車が好きだ。広島とか熊本へ行くとしばしば見とれていることがある。高知の土佐電鉄もいい。ここではケースの中に多くの路面電車の車両が展示されていて、見惚れてしまう。ボストン高架鉄道の車両が何両かあった。wikipediaでは、ボストン高架鉄道は、マサチューセッツ州ボストンとその周辺地域の街路の上、下、を運行する路面電車と高速輸送鉄道だった。 1894年に設立され、最終的にリースと合併によりウェストエンドストリート鉄道を買収し、市内の主要な公共交通機関のプロバイダーとなった。と記されていた。しかしこの車両のことかどうかわからない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f3.5 1/500秒 22mm ISO2200 ) 露出補正 なし
004_211127040 X800 〇原鉄道模型博物館 DSC04018.jpg 4.京阪電気鉄道60号 びわこ号
説明板には、1930年代の流線形の流行をいち早く採用し、電力方式の異なる2路線を直通するため、パンタグラフとトロリーポールを持つ。日本初の2車体連接構造を採用して急曲線の輸送力確保を両立した。と記されている。1934年に製造され、現役時代の形式は60型で3編成が製造された。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/400秒 48mm ISO3200 ) 露出補正 なし
005_211127044 X800 〇原鉄道模型博物館 DSC04018.jpg 5.阪神電気鉄道 71型
説明板には、1937年に登場した14.5mの路面電車用大型車両。大きな窓と当時関西で流行していた流線形の外観から「金魚鉢」の愛称でも親しまれたとある。1937年に製造されて1975年にい引退した。10両製造され、71号が水明公園(尼崎市水明町)、74号が蓬川公園(尼崎市崇徳院3丁目)、79号が民間企業敷地内(滋賀県)の3両が保存されている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/400秒 37mm ISO3200 ) 露出補正 なし
006_211127058 X800 〇原鉄道模型博物館 DSC04018.jpg 6.パリ・リヨン・地中海鉄道(上)とチェサピーク・オハイオ鉄道の蒸気機関(下)
車 上のパリ・リヨン・地中海鉄道の蒸気機関車は151A型、151A3 (1932年製造)で、蒸気圧の使用効率を高めるため、前後2基、左右合計で4基のシリンダーを搭載している。1,520tの貨車を牽引して1/125の勾配を50km/hで登った。下のチェサピーク・オハイオ鉄道の蒸気機関車 H8型 H8 1601(1941年製造) は、アメリカ東部アリゲーニー山脈を越えるルートで使われた。最大5,200tがけん引可能でウェスト・バージニア州で採掘された石炭の輸送などで活躍した。UP(ユニオン・パシフィック)のビッグボーイを超える強力な機関車と云えると説明されている。展示ケースにはまだまだたくさんの美しい車両たちの模型があった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f3.5 1/200秒 32mm ISO3200 ) 露出補正 なし
007_211127083 X800 〇原鉄道模型博物館 DSC04018.jpg 7.世界の模型店巡り
原信太郎さんは海外旅行をすると鉄道模型店巡りが楽しみだったようだ。ひとたび店に入ると、引っ越しの荷物のような木箱をいくつも持ち帰ったと記されている。海外では鉄道模型は大人の趣味のひとつであるという。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f2.4 1/400秒 9mm ISO3200 ) 露出補正 なし
008_211127085 X800 〇原鉄道模型博物館 DSC04018.jpg 8.原信太郎さんの「青年時代満州への旅」
青年時代になると大陸の鉄度を見たいと思うようになる。大学入学前には、北朝鮮の当時最新の鋼製電車である金剛山電気鉄道を見た。1942年には戦争の緊迫感のなか、東京から下関、下関から連絡船で釜山へ連絡船で渡り、釜山から北京へ行き、北京から国際列車「大陸」で奉天(現瀋陽)へ行った。奉天からソ連製の寝台列車で異国情緒溢れるハルピンに到着した。なお、wikipediaによれば、有名な「あじあ号」は南満州鉄道(満鉄)が1934年(昭和9年)から1943年(昭和18年)まで大連駅 - 哈爾濱(ハルビン)駅間の約950kmを連京線・京浜線経由で運行していた特急列車である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f2.4 1/400秒 9mm ISO3200 ) 露出補正 なし
009_211127090 X800 〇原鉄道模型博物館 DSC04018.jpg 9.貴重なメルクリン社の模型
下の3両の電車模型は20世紀初頭、ドイツのケルン・ボン鉄道が重役15人に記念品として贈るため、ドイツのメルクリン社に発注した15台(45両)のうちの1台(3両)だそうだ。原信太郎さんはこれを1950年にスイスで購入したとのこと。世界で15台しかない希少性に加え、メルクリン社の歴史としても貴重な模型であり、同社から譲って欲しい懇願されたことのある1品という。「メルクリン」は150年以上の歴史を持つ、ドイツの老舗玩具メーカーの名前であり、1895年に最初の鉄道模型を発売して以来、世界中の人たちに愛されて、世界最大級のシェアを持ち続けている。私も子供の頃はあこがれたが、親にねだれるほど安くはなかった。なお、メルクリン社は2009年2月4日 、 資金繰りに行き詰まって裁判所に破産手続きを申請したが、2010年10月 に自己再生をはたしている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f3.2 1/200秒 15mm ISO3200 ) 露出補正 なし


2019年1月17日

機関車トーマス 原鉄道模型博物館 1月11日

帆船日本丸の20年ぶりの大改修工事の現場を見たあと、久しぶりに原鉄道模型博物館へ行ってみた。  正月明けの平日でもあるので空いているかと思ったら、意外に多くのお客さんが入っていた。車いすの年配のご婦人たちが何人か介護士さんに引率されて来られていた。興味をお持ちの方もおられるようで、熱心にご覧になっていた。  2012年7月に横浜三井ビルディングにオープンした原鉄道模型博物館であるが、私はすでに5~6回は訪れている。いろいろと工夫を凝らしたイベントも開催されている。12月6日から1月21日まで「きかんしゃトーマス スペシャルギャラリー」が催されていたので、お母さんに連れられた子供達も多かった。  いちばんテツモパークと称される1番ゲージの大きなレイアウトを走る模型を、RX10M4で撮るのは初めてだったが、フォーカスが早く、連写した場合のピントの追従もいいようだ。もう少し、構図や撮影方法を習熟しなくてはならない。

1.パシフィック・エレクトリック鉄道1000形
ケースに展示されている模型車両は博物館オープン以来、あまり変わっていないようだ。私は路面電車が好きである。最近の路面電車は、どの都市でも同じような連接車両が走っているが、昔の車両はそれぞれ特徴があって興味がある。このケースには、10数台ものクラッシックな路面電車が展示されている。この車両は1913年のパシフィック・エレクトリック鉄道1000型の模型だ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 29mm ISO2500 ) 露出補正 なし
190111001.jpg
2.DBの定番
いつ行ってもこのDBの機関車が牽く列車が走っていて、いわばこのジオラマの定番である。この西ドイツ国鉄103型電気機関車 (DB Baureihe 103) は、ドイツ連邦鉄道(西ドイツ国鉄、現・ドイツ鉄道)が保有・運行した特急旅客用交流電気機関車である。1970年~1974年に量産車が製造されている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f4 1/100秒 60mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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3.DB V200形
この車両もいつも走っているなと思う。DBのディーゼル機関車の定番模型である。実車では初期に製造されたものはV200.0形と呼ばれ、1962年からは出力を増大したV200.1形が製造された。それぞれ、1968年に220形および221形と改称されている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/160秒 32mm ISO3200 ) 露出補正 なし
190111003.jpg
4.阪神電気鉄道311形314
ジオラマの一角に、「いちばんテツモパーク」と称される1番ゲージの大きなレイアウトとは切り離されたエンドレスの小さなレイアウトがある。単行車両などがここを周回する。この車両は原信太郎さんが作ったいわゆる原鉄道模型と称される車両で、連結運転を実施するため、総括制御をめざして量産された木造車両と紹介されている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/320秒 73mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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5.カーブを通過するDB103牽引列車
写真を撮るには良いカーブと思う。しかし、車両との間に入る構造物が多く、すっきりはしない。ピント合わせも難しい。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/400秒 78mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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6.きかんしゃトーマスの仲間たち
きかんしゃトーマスが牽く客車の後ろ側を見て、"おやっ"と思った。機関車トーマスと一緒に走る仲間として、アニーとクララベルという客車がある。アニーは乗客を乗せ、クララベルは荷物と車掌も乗せるのだそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/320秒 117mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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7.きかんしゃトーマス並走 -1
きかんしゃトーマスとなかまたち オフィシャルサイトを見ると、きかんしゃトーマスにはざっと18種類もの機関車がある。その「きかんしゃトーマスとなかまたち」の中でトーマスとその一番の仲良しというパーシーを並走させている。レイアウトで複線になっているいわばメインの線路を同方向に並走する。ブルーがトーマスでグリーンがパーシーだ。子供たちが大喜びで、フロアでトーマス達と並走する。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/160秒 62mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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8.きかんしゃトーマス並走 -2
wikipediaによれば、きかんしゃトーマス(Thomas and Friends) は、鉄道模型及びCGアニメーションで制作されるイギリスの幼児向けテレビ番組である。 原作は、イギリスのウィルバート・オードリー牧師が1945年より創刊した「汽車のえほん」。 イギリスのアイリッシュ海に浮かぶとされる架空の島ソドー島に敷かれたノース・ウェスタン鉄道(ソドー鉄道)で働く、顔と意志を持った蒸気機関車や車両たちと、それに関わる人々を描く。1986年には第2シリーズの放送が始まり、以後、放送形態・制作会社・制作形態を変更しながらもシリーズは現在まで続いている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/250秒 62mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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9.きかんしゃトーマス並走 -3
日本では1990年よりフジテレビ系の子供向け番組「ひらけ!ポンキッキ」内のコーナードラマとして放送が開始された。10年以上前のことになるが、2007年現在で日本国内のきかんしゃトーマスのキャラクター商品の売上額は年間300億円に上った。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/250秒 39mm ISO3200 ) 露出補正 なし
190111009.jpg
10.きかんしゃトーマス並走 -4
この日、トーマスとパーシーの並走は、11:30-12:00、14:10-14:40 の1回30分を2クール行われる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/60秒 106mm ISO3200 ) 露出補正 なし
190111010.jpg
11.きかんしゃのトーマスの仲間
原鉄道模型博物館の「きかんしゃトーマス スペシャル ギャラリー」のページには「イギリスで放送が始まったTVシリーズの撮影に使われていたトーマスたち(一番ゲージ鉄道模型、全16種類)が、冬のイルミネーションバージョンの装いで登場! 」とある。機関庫に休む機関車たちは、定かではないが、左からステップニー、オリバー、ジェームス、エドワードだろうか?

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/25秒 129mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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12.DB E44形電気機関車
DB E44形電気機関車が牽引する貨物列車が駅を通過する。駅員やホームのベンチに座る乗客のフィギュアが良くできている。列車もさることながら、これらのフィギュアにフォーカスした写真も良いと思う。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 48mm ISO2500 ) 露出補正 なし
190111012.jpg
13.C&O H8 1655 大型蒸気機関車 -1
この蒸気機関車は原信太郎さんが制作されたいわゆる「原鉄道模型」である。この動輪6軸の2-6-6-6型蒸気機関車は、チェサピーク・アンド・オハイオ鉄道(C&O)向けにライマ機関車製造会社で製造された。この機関車に付けられたアレゲニーの名称はC&Oの石炭を運搬する路線のアレゲーニー山脈に由来する。 2-6-6-6型は2クラスが製造されたのみで、1941年、チェサピーク・アンド・オハイオ鉄道の「アレゲニー」とバージニアン鉄道の「ブルーリッジ」である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/80秒 102mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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14.C&O H8 1655 大型蒸気機関車 -2
前の写真から連写で撮ってきた一コマである。フォーカスは良く追従していると思う。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/100秒 102mm ISO3200 ) 露出補正 なし
190111014.jpg
15.石垣の下のフィギュア
石垣の上の鉄路を貨物列車が離れていく。この写真は、その車両を入れて石垣の下のフィギュアを撮りたかった。いわばフィギュア中心のつもりだ。石垣の下は海辺になっていて、その砂浜で絵を描く人、語らう夫婦、本を読む人などのフィギュアが置かれている。次回来たときはフィギュアを主として、列車を従とする構図をもう少しうまく撮ってみたい。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/125秒 76mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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16.きかんしゃトーマス並走 -5
トーマスとパーシーの並走は 間もなく終了する。ジオラマは時々夜間の照明になる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/125秒 76mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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17.C57形蒸気機関車
C57 5という赤いプレートを付けた蒸気機関車が国鉄の当時の客車を牽いて停車していた。私が滞在している時間内での走行はなかった。実物のC57 5 は姫路市御立交通公園に保存展示されている。C57 5 は1937年(昭和12年)に産声を上げ、梅小路機関区に配属された。その後昭和17年から19年まで姫路機関区で働くなど、1974年(昭和49年)に引退するまで、37年間活躍した。昭和50年に姫路市御立交通公園に保存展示されることとなったそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/60秒 56mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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18.大阪鉄道デイ1形
現在の近鉄南大阪線である大阪鉄道が1923年の電化に際して製造した木造電車。これも「原鉄道模型」で原信太郎さんがお気に入りの車両だそうだ。ジオラマの中央の高架駅の下に路面電車の停留所が造らているが、その奥の線路に停められている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/200秒 114mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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19.仕事を終えたパーシー
14:40でトーマスと並走の仕事を終えたパーシーが高架線の箱根登山鉄道(箱根登山鉄道の雰囲気を撮り込んだシャングリラ・ラ鉄道による創作模型)の隣に停車した。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/400秒 125mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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20.DB E03形
先ほどのDB 103とともにこのDB E03 も走行していた。機関車はよく似ているが、牽引する客車も違う。このE03型 は1965年に103形の試作車として4両が製造された。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/400秒 46mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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21.箱根登山鉄道 チキ2形 8
箱根登山鉄道の前身である1919年に開業した小田原電気鉄道が導入した電車だそうだ。チキとは、「チ」が地方鉄道線用車両を示し、「キ」は客車の意味である。チキ2形は1935年に製造されている。模型はレイアウトの一番手前の路面電車のルートを行ったり来たり、反復運転されていた。実車は、その後モハ108形となり、1956年6月には鋼製車体となった。2000年代に入ってから、2004年9月からはモハ108号が窓回りを黄色とし、それ以外の部分を水色とする塗装デザインに変更された。さらに2008年9月からは、1957年に登場したSE車と同様の塗装デザインに変更されている(wikipediaによる)。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/200秒 36mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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22.横浜三井ビル1階スペースのきかんしゃトーマスレイアウト 原鉄道模型博物館は横浜三井ビルの2階にあるが、2階に上がるエスカレータの手前の1階フロアにきかんしゃトーマスのレイアウトが設けられていた。お母さんと一緒の子供たちがプラレールで遊んでいる。ただし、ここで遊ぶには原鉄道模型博物館の入館券を見せなくてはならない。

Canon PowerShot SX620 HS f3.2-6.6 4.5-112.5mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/30秒 4mm ISO100 ) 露出補正 なし
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2017年11月22日

ジオラマを駆ける鉄道模型 11月11日

横浜ブルフ13というシネマ・コンプレックスに、朝9時開映の「ミックス」という映画を見に行った。最近人気が出てきた卓球にかかわる映画で、練習や試合の場面もあるが、それが俳優さんが演じているとは思えないほど、現実感があった。練習したのだと思う。オリンピック・メダリストの水谷準も登場する。ちょっとストーリーのテンポは遅かったが、満足した。
 昼食後、かみさんは買い物をしていくというので、私は久しぶりに原鉄道模型博物館へ行くことにした。
 原鉄道模型博物館は、2012年の7月10日に、同年2月に竣工した横浜三井ビルディングの2階にオープンした。私はその年の10月に初めて原鉄道模型博物館を見学したが、それから5回くらい訪れている。2013年4月に行われた同博物館の写真展で私の撮った写真が優秀賞のひとつに選ばれ、翌年同館のカレンダーの写真、12枚のうちの1枚に採用された。
 2年半ぶりに原鉄道模型博物館を訪れ、ジオラマを疾走する鉄道模型の撮影を楽しんだ。

1.高架線を走るDB V200
商店の屋上で洗濯物を干すフィギュアの向こうをドイツ国鉄のDB V200が姿を現した。V200ディーゼル機関車(実車)は1953年から翌年にかけて、クラウス=マッファイにて試作機が5両製造され、1956年より量産が開始され、同社にて61両が、マシーネンバオ・キール(現MaK、のちフォスロ)にて20両が製造されたという。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.8 1/640秒 37mm ISO3200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
2.DB E03 002
西ドイツ国鉄では1960年代に入り、特急列車 (TEE, F-Zug) の最高速度200 km/h 運転を計画し、そのための線路の改良や新型機関車の製造などの準備​が行われ、それまでの特急旅客用電気機関車としては、最高速度160 km/h 運転に対応したE10.12型(後の112型→113型)が運用されていたが、103型が後継機として開発されることになり、1965年にまずE03型 (E03 001 - E03 004) として、試作車4両が製造された。この模型のえんじとクリーム色は通称TEEカラーと呼ばれる。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.8 1/800秒 37mm ISO3200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
3.蒸気を吐く入替用蒸気機関車
奥に見える操車場では、運搬される荷物が置かれ、荷が積まれた貨車を入れ替える小さな蒸気機関車が待機している。作業をする人を表すフィギュアも良く作られている。​

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.8 1/250秒 37mm ISO3200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
4.列車通過
ホームのベンチに座って列車を待つ親子連れをしり目に、電気機関車が牽引するDBの列車が通り抜けていく。フィギュアをもっとシャープに写し取りたいが、列車にピントを合わせるとこうなってしまう。客車に乗客がいればよかった。列車のピントを外して、フィギュアにフォーカスしても良いかなと思う。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.8 1/320秒 37mm ISO3200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
5.すれ違う列車
駅のホームに列車が入ってくる。反対側の線路を列車が通過する。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.8 1/800秒 37mm ISO3200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
6.列車到着
ジオラマでは、この列車は停車しないで走り続ける。写真で停車しているように見えるので、親子連れの客は乗車するのかなと思ってしまう。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.8 1/400秒 37mm ISO3200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
7.原鉄道模型 スイス国鉄 SBB Ae3/6Ⅱ 10412
収蔵されている鉄道模型車両が1500台を超すという原鉄道模型博物館だが、その中には、「原鉄道模型」と言って2014年7月5日に亡くなられた原信太郎さんが自ら作られた模型がある。その「原鉄道模型」が1番ゲージジオラマを走るときには、その旨、案内のアナウンスがある。この車両は13時20分から10分間運転されたスイス国鉄の SBB Ae3/6Ⅱ 10412 電気機関車だ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.8 1/800秒 37mm ISO3200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
8.箱根登山鉄道タイプの電車
この電車は箱根登山鉄道の雰囲気を取り込んだ「原鉄道模型」の創作模型である。いつもこの辺りに置かれているようだ。フィギュアも効果的だ。前の車両には乗客の姿も見える。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.8 1/320秒 37mm ISO3200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
9.高架駅に到着
E03 電気機関車が牽引する旅客列車が高架上に造られた駅に入ってきた。車寄せに止まっている乗用車や歩く人の姿が駅の雰囲気を備えている。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.8 1/800秒 37mm ISO3200 )露出補正 なし
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10.DB E103 193-9 電気機関車
先に登場した試作機のあと、量産型として、TEEやICを牽くE103型となり、名実共に西ドイツ国鉄を代表するフラッグシップ電機となった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.8 1/500秒 37mm ISO3200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
11.ディーゼル車両 DB SVT 04
この2両編成の車両はドイツ国鉄のディーゼルカーだ。強い日差しの海岸沿いを走行する。海岸で海水浴をする人、絵を描く人、また、名所案内の立て札もあり、リアルだ。もっとフィギュアにフォーカスして撮るべきだった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.8 1/250秒 37mm ISO3200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
12.阪神電気鉄道 311形
「いちばんテツモパーク」と呼ばれる「1番ゲージジオラマ」の右手奥に、サークルになった線路があり、そこを「原鉄道模型」である阪神電気鉄道 311形が走行を始めた。実車は大正期に量産された木造車両だそうだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.8 1/1000秒 37mm ISO3200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
13.DB E44
西ドイツ国鉄の貨物用電気機関車 E44形 がホッパー貨車を牽いて、操車場で作業をするフィギュアのそばを走り抜ける。ピントが中途半端になってしまったが、これもフィギュアにフォーカスすると良かったかと思う。次回、原鉄道模型博物館を訪れた際は、フィギュア―にフォーカスした各場面を撮ってみたい。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.8 1/500秒 37mm ISO3200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
14.発車待ち
情景としては発車を待つ電車のようだ。ともに「原鉄道模型」で手前は、箱根チキ2形 8、奥に停車しているのは京福電気鉄道デナ1形 3 だ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.8 1/250秒 37mm ISO3200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
15.DB E103 193-9 電気機関車
大ジオラマの一番外側の周回線路を DB E103 193-9 電気機関車が引く旅客列車が行く。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.8 1/160秒 37mm ISO3200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
16.DB AG-218
高架線の下は川は流れていて、釣りを楽しむ人がいる。ジオラマの脇に張り出されている走行列車表を見ると、機関車は DB AG-218 で意味が分からないがルートヴィッヒシアター専用機となっていた。旧西ドイツ国鉄の液体式ディーゼル機関車だ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.8 1/500秒 25mm ISO3200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
17.DB AG-218 が牽く旅客列車と町の風景
機関車の先頭に架かれた 218 473 -7 の文字が何とか読み取れる。保線する人や、町を走る車、歩いている人、また、屋根があるプラット・ホームで列車を待つ人などが俯瞰できる。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.8 1/500秒 37mm ISO3200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
18.クラシック・カー
駅前に停められているクラッシックな車が気に入った。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.5 1/320秒 15mm ISO3200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
19.高架線の下
貨物列車が通過する高架線の下は川になっていて、その川の向こうには車が見える。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.2 1/100秒 12mm ISO3200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
20.レールツェペリン号
wikipediaによれば、​​ドイツの飛行機技術者であるフランツ・クルッケンベルク によって1929年に設計・開発された、プロペラ推進式の鉄道車両とのこと​​​。​​​1両のみが試作されたそうだ​​​。ツェッペリン飛行船に外観が似ていることから、その名があるという​​​。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.8 1/1000秒 37mm ISO3200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
21.大型の蒸気機関車
さっきまで操車場で休んでいた「原鉄道模型」 C&O H8 1655 というアメリカの大きな蒸気機関車が牽く貨物列車が走り始めた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.8 1/400秒 37mm ISO3200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
22.DB V200 旅客列車
この日、このV200が牽く列車は、1回1時間づつ、3回走行していた。この機関車は「原鉄道模型」ではなく、一般車両だ。照明の具合で昼なのか、夜なのか判らない情景となってしまう。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.2 1/500秒 14mm ISO3200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
23.箱根登山鉄道チキ2形 8
ガード下に川が流れる高架線沿いの道路に単線の線路があり、そこをさっきまで発車待ちをしていた「原鉄道模型」の箱根登山鉄道チキ2形が行ったり来たりする。掲示されている走行列車表によると、1日2回のみ、それぞれ1回10分間走行する。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.2 1/640秒 14mm ISO3200 )露出補正 なし
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24.ガード下の情景
高架線の下の情景である。路面電車の線路と川があり、停留所らしきところにはベンチが並んでいて、猫もすわっている。フィギュアと併せてほんとによく作られたジオラマと思う。ただ、写真を撮るには光が難しい。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.2 1/640秒 14mm ISO3200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
25.「横浜ジオラマ」
「いちばんテツモパーク」ジオラマを切り上げて、隣にある「横浜ジオラマ」に移動した。ここは狭いが、みなとみらいの光景を凝縮したジオラマになっている。24時間の光の演出がされれいるが、これは夕方の情景で、乗客が乗った通勤電車の車内にはに明かりが灯る。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.8 1/125秒 24mm ISO3200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
26.桜木町駅前?
イメージとしては高架駅に通勤電車が停車している夜の桜木町駅だ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f1.8 1/200秒 15mm ISO3200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
27.鉄道好きの女の子
このジオラマはHOゲージなので、線路幅は16mmだ。1番ゲージは45mmなので縮尺はその1/3くらいになる。このジオラマでは、深夜には列車は動かない。鉄道好きの女の子も列車が動き出すのを待っている。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f1.8 1/200秒 9mm ISO3200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
28.朝6時のみなとみらい
夜が明けて、観覧車の時計が 6:00 になった。ジオラマは明るくなる。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f1.8 1/500秒 9mm ISO3200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
29.昔の停車場
桜木町は、明治5年に初めて鉄道が走ったところ。その頃の駅舎と小さな汽車の情景が造られている。朝5時、まだ汽車は動かない。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.5 1/50秒 17mm ISO3200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
30.汽笛一声発車
その小さな汽車は明るくなった駅を出発した。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.8 1/160秒 37mm ISO3200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。


2016年8月 1日

世界鉄道博 2016 7月22日

7月16日から9月11日まで、パシフィコ横浜で読売新聞社、BS日テレ主催の「世界鉄道博 2016」が開催されていることを知った。子供たちが夏休みに入ってしまうと混むだろうと思い、7月22日に行ってみた。ネットで検索してみると、レイアウトの規模も大きく、原鉄道模型の未公開の車両も出されているという。
 1500円の入場料をお支払いする。入り口の係りの方に「写真を撮っていいですか」と聞いたところ、「OKです」とのこと。
​  左手のエントランス部の世界の鉄道写真ギャラリーはお馴染の櫻井 寛さんの作品​という。左回りに見て歩くが、その左側にZONE-1として、まっすぐに50mにも及ぶ「世界の鉄道模型コレクション」の陳列ケースが並んでいて、、37のケースに約1000両の模型が展示されていた。イギリス、ドイツ、フランす、スイス、イタリア、ベルギーなどのヨーロッパ各国、そして、アメリカ、 日本、オーストラリア、中国の鉄道車両模型が、各ケースにそれぞれ、おおよそ30両ずつ並べられている。原信太郎さんの6000輌にものぼるコレクションの中から、今回はこれまで未公開のHOスケール1150輌が展示されているという。これだけで見に来た甲斐があったと思う。
​  ZONE-2はZONE-1の右側をヨーロッパ、アメリカ、日本の3つのジオラマに分けた「世界の鉄道物語」というエリアがあった。それぞれのレイアウトをOゲージの鉄道模型が走る。
 ZONE-3は「シャングリ・ラ鉄道」の巨大レイアウトだった。実に線路延長650mにもおよぶこのシャングリ・ラ鉄道は、エンドレスを含む28の壮大なレイアウトで、レイアウト上の車輌数はなんと560輌(うち外国型160輌)だそうだ。実際に260輌もの車輌が同時に走るさまは鉄道模型ファンにとってまさに理想郷(シャングリ・ラ)といえるだろう。
  この日はG7Xを携えていった。会場は人工光線だけだが、レンズが明るいのでノーフラッシュで、プログラムオートで「シャッター速度速め」に設定しておいたら、1/500、1/1000でシャッターが切れた。しかし、ISOも6400を上限に上がっていくので画像は少々粗くなってしまった。「シャッター速度普通」で試しておけばよかった。

1.世界鉄道博 2016 エントランス
10時半、それほど入場客は多くない。子供たちが多いと思っていたが、まだ小学校は夏休みが始まっていないのか、母親に連れてこられた未就学児童がほとんどだった。​

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (f2.5 1/1000秒 16mm ISO6400) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
2.プロローグ
蒸気機関車、電気機関車、電車の鉄道写真に迎えられて中に入る。世界地図で描かれた路線図もあった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (f1.8 1/1000秒 9mm ISO3200) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
3.ZONE-2 世界の鉄道物語 ヨーロッパ
ZONE-1のHOゲージ、約1000両の車両模型は後で見ることにして、まず世界の鉄道物語のレイアウトを見ていく。最初はヨーロッパだ。入り口には「イギリスの鉄道のはじまり物語」として、1800年代初期の蒸気機関車の模型が展示されていた。これは実用蒸気機関車の始まりであるロケット号(1829年)だ。 ​​

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (f2 1/1000秒 11mm ISO5000) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
4.20世紀の英国の鉄道
レイアウトの手前には、何枚かのパネルがあって興味ある解説がなされている。何といってもイギリスは鉄道発祥の国。しかし、20世紀に入るとドイツやスイスでは電化が進んだが、廉価で良質な石炭が採れ、切通しや橋梁技術など建築土木技術が進展した英国では電化の必要を感じなかったという。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (f1​.8​​​ 1/1000秒 9​​​​mm ISO​3​​200​​​) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
5.オーストリア、ハンガリー
19世紀にはプロイセン他小国に分かれていたドイツに比べハプスブルグ帝国のオーストリアは欧州屈指の大国だった。ハンガリーは1867年にオーストリアに併合され、オーストリア・ハンガリー帝国となっていた。オーストリアの鉄道では、1998年にユネスコより鉄道施設として最初の世界遺産に指定されたアルプス山脈のゼメリング峠を多数の長いトンネルと、大規模な橋で超えるゼメリング鉄道が有名である。右下の写真は、ヨーロッパ最初のブダペストの地下鉄である。 ​​

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (f1​.8​​​ 1/1000秒 9​​​​mm ISO​4000​​​​​​​) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
6.ヨーロッパの鉄道 0ゲージレイアウト
ヨーロッパの鉄道の0ゲージレイアウトでは、3本の列車が走行していた。一番外側をTGVが高速で周回する。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (f2.8 1/500秒 22​​​​mm ISO​6400​​​​​​​) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
7.待機するTEEの模型​​
1957年に登場し国際列車トランスヨーロッパエクスプレス(TEE)に使用され​​​た当時​​​​​​の西ドイツ製​​​​ ​DB VT11.5 (BR601) TEE ディーゼルカーが、オリエント急行で有名なプルマンの客車と並んで待機している。​

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (f2.8 1/320秒 37​​​​mm ISO​6400​​​​​​​) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
8.有名な鉄道車両たちの写真
レイアウトのわきの「Shangri-la Railway since1937」というエンブレムの入ったパネルには、ヨーロッパの鉄道の有名な車両の写真が66枚展示されていた。これから見て歩くアメリカの鉄道、日本の鉄道のわきにもそれぞれ66枚の写真が掲示されている。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (f1​.8​​​ 1/1​000​​​秒 9​​​​​​​​mm ISO​2000​​​​​​​) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
9​.ヨーロッパの鉄道の機関車たち
レイアウトのわきには、有名な蒸気機関車、電気機関車、電車の模型が整列している。

​Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (f2.8 1/320秒 37​​​​​​​​mm ISO​6400​​​​​​​) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
10.アメリカの鉄道
ZONE-2、2番目のアメリカの鉄道のレイアウトに移動する。入り口にある「アメリカの鉄道の始まり物語」にある展示ケースには1830年アメリカ最初の蒸気機関車「トム・サム号」と、この写真の1932年のアメリカ最初の実用蒸気機関車「グラス・ホッパー号」が展示されていた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (f1.8 1/1000秒 9​​​​​​​​mm ISO​4000​​​​​​​) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
11.アメリカの鉄道模型編成と子供たち
お母さんに伴われた幼い子供たちがアメリカの鉄道模型編成を熱心に見ている。夏休みに入ると小学生たちが大勢見に来ることだろう。子供たちにとって鉄道模型は憧れである。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (f2.8 1/400秒 37​​​​​​​​mm ISO​6400​​​​​​​) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
12.アムトラック
アメリカの鉄道のレイアウトには、アムトラックの車両があった。アムトラック(Amtrak)は、アメリカ合衆国で1971年に発足した、全米をネットワークする鉄道旅客輸送を運営する公共企業体とのこと。アムトラックの名称は、"America"と"Track"(線路、軌道などの意)の二つの語から合成されたものだそうだ。この電気機関車はAEM-7形といい、1978年から1988年にかけてアメリカ合衆国のアムトラックと通勤鉄道に投入された両運転台、車軸配置B-Bの電気機関車である。主要部品の大半はスウェーデンのASEA (現ABB) が製造しており、最終組立はアメリカのGM-EMDで行われたという。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (f2.8 1/400秒 24​​​​​​​​mm ISO​6400​​​​​​​) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
13.日本の鉄道
アメリカの鉄道の次には日本の鉄道のレイアウトがあった。「日本の鉄道の始まり物語」には江戸時代の1853年、日本人が初めて作った鍋島藩の蒸気機関車の模型がった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (f1.8 1/1000秒 9mm ISO​5000​​​​​​​) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
14.京成1600 開運号
レイアウトには珍しい車両の模型があった。京成電鉄の1600形電車は1953年(昭和28年)に特急開運号の専用車両として作られた車両だった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (f2.5 1/500秒 17mm ISO​6400​​​​​​​) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
15.旧国鉄の蒸気機関車たち
流線型のC55を中心に旧国鉄の蒸気機関車のOゲージ模型も並べられている。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (f2.8 200秒 37mm ISO​6400​​​​​​​) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
16.シャングリ・ラ鉄道
ZONE-3はシャングリ・ら鉄道の巨大なHOゲージレイアウトだ。原信太郎氏(1919-2014)が1937年に自宅で創設した鉄道模型の理想郷「シャングリ・ラ鉄道」に由来しており、「鉄道は世界をつなぐ 」の理念の下、国内外の車両の鉄道模型が縦横無尽に走行する。「サンライズ・エクスプレス」のHOゲージ編成が走行中だった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (f1.8 1000秒 9mm ISO​3200​​​​​​​) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
17.シャングリ・ラ鉄道 メンテナンス
シャングリ・ラ鉄道のレイアウトは広大であるが、ジオラマにはなっていない。その敷き詰められた線路のわきで走行する列車のメンテナンスをされているご高齢の方がおられた。鉄道模型がお好きな方なのだろうなと思う。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (f2.5 1000秒 15mm ISO​6400​​​​​​​) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
18.シャングリ・ラ鉄道の車両
シャングリ・ラ鉄道では560輌(うち外国型160輌)のHOゲージ車両模型が投入されている。実際に260輌もの車輌を同時に走らせることがあるようだが、鉄道模型ファンにとってはワクワクすることだと思う。手前にあるのはS-BAHNの車両。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (f2.8 400秒 37mm ISO​6400​​​​​​​) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
19.横浜および横浜近郊の鉄道会社
シャングリ・ラ鉄道のわきの壁面にはJR東日本や大手私鉄の京浜急行をはじめ、湘南モノレールなどの横浜および横浜近郊の鉄道会社のブースが設けられていた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (f1.8 1000秒 9mm ISO​3200​​​​​​​) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
20.鉄道ワンダー・ランド
シャングリ・ラ鉄道の広大なレイアウトの向こうにあるのはZONE-4の鉄道ワンダー・ランドだ。子供たちが楽しめるようになっている。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (f2.8 320秒 37mm ISO​6400​​​​​​​) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
21.きかんしゃトーマス
きかんしゃトーマスは1984年からイギリスで放送が始まった1番ゲージの鉄道模型を使用して撮影される人形劇、現在はコンピュータを使用して制作されるCGアニメーションとして放送されている幼児向けテレビ番組である。日本ではフジテレビで1990年から2007年まで放映された。​​​​​​​​​ここにはトーマスを中心にジェームスとステップニーの3台の機関車があった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (f1.8 1000秒 9mm ISO​2500​​​​​​​) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
22.最後に見たZONE-1の1000両の鉄道模型
さて、ZONE-2からZONE-4まで見終わって、いったん最初の「世界の鉄道プロローグ」まで戻ってきた。最後にZONE-1の「世界の鉄道模型コレクション」を見ることにする。会場の左サイドにまっすぐに陳列ケースが連なる。一つ一つの車両の説明はない。イギリスから始まって中国まで約1000両のHOゲージの鉄道模型が並べられていた。これはイタリアのケース。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (f2 1000秒 11mm ISO​400​​​​​​​) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
23.イタリアの鉄道模型
これはディーゼル機関車だろうか。とてもユニークな形をしている。D341形か。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (f1.8 1000秒 9mm ISO​500​​​​​​​) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
24.アメリカの蒸気機関車
この模型はニューヨーク・セントラル鉄道の5405蒸気機関車。日本のC62と同じ形式のハドソン型蒸気機関車である。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (f1.8 1000秒 9mm ISO​800​​​​​​​) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
25.中国の電気機関車
「世界の鉄道模型コレクション」の最後の1台がこの模型だった。中国の鉄道模型はこの1台しかなかった。形式番号6Y209が読み取れる。Wikipediaによれば、この6Y2型はフランスのアルストムが製造した、中国の輸入電機で初の大型電気機関車である。1961年、中国で初の電化路線の宝鶏 - 鳳州間が完成、導入予定の中国初の国産電気機関車6Y1型が性能不足の為、1960年にフランスのアルストムから総計25両の本形式を輸入したとある。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (f1.8 1000秒 9mm ISO​400​​​​​​​) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。


2015年11月13日

久しぶりに原鉄道模型博物館へ 10月28日

午前中、野毛山動物園、野毛山公園を歩いた後、桜木町駅の方へ下ってくると、たまたまバス停で横浜駅行きのバスが来たので、閉まりかけたドアを開けてもらい乗車した。
 昼食は後回しにして、その足で久しぶりに原鉄道模型博物館へ行く。この日は「京急展」と「原信太郎フォトライブラリー~日本編~」が公開されていた。原鉄道模型博物館が平成24年7月10日にオープンして間もないころは「いちばんテツモパーク・フォトウィーク」など一部のイベント期間を除き、 館内での撮影は禁止されていたが来場者からの要望も多く、平成25年11月1日(金)より全館で撮影が解禁された。

わたくしも​「いちばんテツモパーク・フォトウィーク」​のコンテストに応募し、2013年4月4日~26日の第3回いちばんテツモパーク・フォトウィークで優秀作品​に選ばれ、2014年の同博物館の卓上カレンダーの8月の写真に採用された
 今回はP610で写真を撮ったが、館内の照明はなかなかの難敵である。昼間の情景で明るい照明になっている時に通過する模型の列車を狙っていると、突然夜の照明に切り替わることもしばしばだった。

23.ある列車
この「或る列車」は明治39年(1906年)、当時の「九州鉄道」がアメリカのブリル社に豪華客車を発注したものの、「九州鉄道」が国有化されたため、活躍する機会のなかった「九州鉄道ブリル客車」のことで、通称「或る列車」と呼ばれる。当時の日本で最も豪華な設備を備えていた"幻"の豪華客車が今年(2015年)夏、「ななつ星 in 九州」に続く、JR九州の10番目のD&S(デザイン アンド ストーリー)列車として「或る列車」が生まれて話題となった。鉄道をこよなく愛し、世界的な鉄道模型の神様といわれた故・原信太郎氏が作成した模型を元に、水戸岡鋭治氏がデザイン・設計したそうだ。原鉄道模型博物館副館長を務める原健人氏が監修している。8月には、大分⇔日田間で運行され、11月1日からは長崎⇔佐世保間で走り出す。スィーツ付きでひとり片道20,000円から33,000円だそうだ。車両はキハ47から改造されている。その「或る列車」の模型が展示されていた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.3 1/40秒 39mm ISO1600 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
24.ポールの電車
一つ一つ個性のあるポールの単行車両が展示されている。上はボストン高架鉄道の51型、下は丸みを帯びた車体と大きな窓から「金魚鉢」の愛称を持つ1937年製造の阪神電気鉄道の71型だ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/125秒 14mm ISO640 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
25.スペイン マジョルカ島の木造電車
下段の車両はマジョルカ島のソイエル鉄道を今も走る現役で、島の中心都市パルマと北の町ソイエルとを結び1912年に蒸気機関車の鉄道として開通し、1929年に電化された。マジョルカ島は地中海の楽園とも呼ばれるリゾート地であり、音楽家のショパンと作家のジョルジュ サンドが一冬をともに過ごした地しても有名だそうだ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/125秒 9mm ISO1000 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
26.ブダペストの地下鉄
電車を使った地下鉄として世界最古のハンガリーの首都ブダペストの地下鉄一号線が開業時に導入した木造車両。トンネル径が小さく車体高が抑えてあり、車内の天井高を確保するために弓のような曲線を描く台車で荷重を支え、パンタグラフを屋根に載せる余裕もないので、架線に追従させる機構を車体側面に取り付けた独特の構造が特徴だったと解説されている。2009年に中欧旅行をした時に見てきた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/125秒 10mm ISO560 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
27.「いちばんテツモパーク」
ケースに展示されていた名車を見た後、ジオラマのある「いちばんテツモパーク」へ移動した。この日の入場者は多くはなかった。この写真、被写体ぶれが著しい。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/15秒 64mm ISO1600 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
28.流し撮りに挑戦
右から左にカメラを動かしながら撮ってみた。列車は止まっていないが、躍動感がある。この機関車はドイツ国鉄のE03形(後の103形)である。E03形は、卵のようなスタイルをしており、TEEカラーと呼ばれるクリームと赤の塗装を身にまとっていた。また、後に登場する量産機とは違って、屋根も銀色に塗装されていた。1965年にDBの最新型の急行用電気機関車として発表された。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.3 1/15秒 36mm ISO1600 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
29.ジオラマのメイン駅
DBの103 193-9が牽く列車が駅を通過する。これは多分メルクリンの模型と思う。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.5 1/60秒 48mm ISO1600 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
30.原鉄道模型の運転
やがてアナウンスがあって原鉄道模型のDB BR96 022が牽く貨物列車を走らせるという。ドイツで最大のマレー式蒸気機関車だそうだ。原信太郎著の「原信太郎 鉄道模型のすべて」によればこの黄色い蒸気機関車は1985年にBOCKHOLTというメーカーで作られた1/30のスケールの模型だそうだ。この模型は阪神大震災の際、高さ1.5mの陳列棚から転落したが、少しの歪も出なかったとのこと。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.5 1/40秒 59mm ISO1600 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
31.DB BR96 022
DB BR96 022が牽く貨物列車が停車した。今日、原鉄道模型博物館に入った時の入場券の絵がこの黄色い機関車だった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/40秒 116mm ISO1600 ) 露出補正 -0.3段
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32.快走するDBの103 193-9
wikipediaによれば、全盛期には西ドイツ国鉄の看板列車であった「ラインゴルト」などのTEE牽引機としても運用されたほか、1971年からは従来のF-Zugを再編した全車1等車のインターシティ (IC) が運転を開始し、その牽引にも運用されるようになる。1970年代末には特急列車 (TEE, IC) の最高速度が160 km/h から200 km/h に引き上げられ、ICの2等車連結で編成美は崩れるものの(2等車はクリーム色と藍色の塗り分けだった)、当時200 km/h 運転が可能な機関車は103型しかなく、200 km/h 運転の専用機としてその本領を発揮したそうだ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.2 1/60秒 30mm ISO1600 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
33.おかしな編成
PENNSYLVANIA鉄道の5475蒸気機関車が、JNRのブルートレイン客車を牽引している。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.8 1/30秒 17mm ISO1600 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
34.高架駅を抜けてくる列車
DBののE03形が牽く列車が高架駅を通過してこちらに向かってくる。右下の小さな町並みのフィギュアが良くできている。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/80秒 22mm ISO1600 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
35.SHELLの石油運搬車を牽引する蒸気機関車
模型のナンバープレートは24 025 となっているが、機関車の形式が良くわからない。DB BR42形に似ているのだが。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/60秒 116mm ISO1600 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
36.高架駅を通過する列車
DB E03形が牽く旅客列車が高架駅を通過する。この編成は休みなく走っていた。結果、撮る機会が多くなる。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.8 1/40秒 17mm ISO1600 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
37.踏切
この日撮った写真の中で気に入った写真だ。手前は1978年に作られた京福電気鉄道の3号車で路面を走る。その路面から右の方につながる踏切をDBのE03形が牽く夜行列車が通過する。クラシックなトラックとフィギュアが気に入った。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.2 1/60秒 12mm ISO1600 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
38.Ae6/8形電気機関車
この写真を撮ったあと、Ae6/8形電気機関車が牽く貨物列車を走行させるとのアナウンスがあった。ベルン-レッチュベルク-シンプロンの鉄道Ae6/8形電気機関車だそうだ。この後すぐ動き出した。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/100秒 15mm ISO1600 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
39.流し撮り
流し撮りがうまくいった。DBのDB E03形電気機関車が止まって背景が流れている。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.3 1/60秒 32mm ISO1600 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
40.疾走するAe6/8形電気機関車
現在ではスイスの最大の私鉄であるBLS AGとなっているベルン-レッチュベルク-シンプロン鉄道やその後身であるBLSレッチュベルク鉄道で使用された電気機関車だそうだ。実機は1943年製で、この形式で最後に製造された車両のようだ。最高時速100km/hで、27パーミルの勾配では610tを75km/hで牽引可能なAe6/8形201-208号機として1990年代半ばまで使用されている。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.5 1/50秒 48mm ISO1600 ) 露出補正 -0.3段
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41.京急展
原鉄道模型博物館ではこの8月31日から11月3日まで、秋の特別催事として京急展が開催されていた。京急の車両は独特の美しさがある。創業当初の1900年製造の1号車から歴代車両の模型が並べられていた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.2 1/100秒 27mm ISO1600 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。


2014年7月28日

横浜 原鉄道模型博物館 7月11日


1週間ほど前から、強烈な台風が来るとの予報が出ていたが、その3日くらい前には、7月11日には関東地方に来ると報じられていた。その日はちょっと早い納涼会をしようと先輩のお宅にお招きを受けていた。しかし、この予報なので、先輩と相談し延期にさせていただいた。ところが当日になって、その台風はどんどん弱まって、雨も、風もおとなしくなってしまい、午前中には青空が見えるようになっていきた。延期にしてしまい、申し訳なかったような気がする。
午後になって、家でパソコンを開いて、たまたま原鉄道模型博物館のホームページを見ていたら、明日まで、原信太郎さんが撮影したフィルムによる「日本の蒸気影像公開」というイベントが行われていることを知った。納涼会が延期になって、ちょっと気が引けたが、することもないので、横浜の原鉄道模型博物館まで行ってきた。先日、京都に行った時に梅小路蒸気機関車館を見てきたので、興味が繋がっていたこともある。影像には、呉線でのC62とC59の重連や、電化前にC62牽引の旅客列車の前にEF58形が連結された習熟運転のシーンなどが残されていた。
D5300と、NIKKOR 18-140mm と TAMRON 90mm を持っていき、「いちばんテツモパーク」で走る模型を撮影してきた。館内の照明は決して明るくない。ほとんどのショットをISO6400で撮ることになる。

後日、原信太郎さんが7月5日にお亡くなりになられたことを知りました。謹んでお悔やみ申し上げます。

1.「いちばんテツモパーク」を動かしてみよう!
「日本の蒸気影像公開」を30分~40分見た後で、「いちばんテツモパーク」へ行ってみると、「いちばんテツモパーク」を動かしてみよう! という催しが行われていた。「運転実習」と銘打たれている。本物の運転台を使って、お客さんが実際に模型の列車を動かすという趣向だ。男性も女性も、大人も子供も受け付け順に運転台に座っていた。自分が動かしている模型の列車は、運転台の前におかれたモニターで見ることができる。列車の先頭にはカメラの付いた車両が付けられている。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
プログラムオートで撮影  ( f2.8 1/100秒 90mm ISO6400 ) 露出補正 なし
「いちばんテツモパーク」を動かしてみよう!;クリックすると大きな写真になります。
2.運転実習で走る列車
ドイツ国鉄のE03 002 という電気機関車が引く貨物列車の前にカメラが付いた車両がついている。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
プログラムオートで撮影  ( f2.8 1/250秒 90mm ISO1100 ) 露出補正 なし
運転実習で走る列車;クリックすると大きな写真になります。
3.「いちばんテツモパーク」
「いちばんテツモパーク」のレイアウトの中心を走行するドイツ国鉄 V200 018 というディーゼル機関車が牽く、石炭列車。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
プログラムオートで撮影  ( f5.3 1/160秒 85mm ISO6400 ) 露出補正 なし
「いちばんテツモパーク」;クリックすると大きな写真になります。
4.ドイツ国鉄 V200 018 ディーゼル機関車 実車のV200形ディーゼル機関車の 018 は1957年製。液体式ディーゼル機関車で、1100馬力ディーゼル機関を2基搭載した客貨両用の機関車だそうだ。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
プログラムオートで撮影  ( f5.6 1/160秒 122mm ISO6400 ) 露出補正 なし
ドイツ国鉄 V 200 018 ディーゼル機関車;クリックすると大きな写真になります。
5.ドイツ国鉄 V200 018 ディーゼル機関車 正面から
トンネルを抜けるところに照明が当たっていたので、トンネルから出てきたという情景を出せた。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
プログラムオートで撮影  ( f5.3 1/50秒 85mm ISO6400 ) 露出補正 なし
ドイツ国鉄 V 200 018 ディーゼル機関車 正面から;クリックすると大きな写真になります。
6.DB(ドイツ国鉄)220 012-9 ディーゼル機関車が牽く旅客列車 -1
館内の照明は暗い。反面、光のバリエーションがある。上手く光が当たるところを通過する列車を狙えた。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
プログラムオートで撮影  ( f5.6 1/100秒 140mm ISO6400 ) 露出補正 なし
DB(ドイツ国鉄)220 012-9 ディーゼル機関車が牽く旅客列車 -1;クリックすると大きな写真になります。
7.DB(ドイツ国鉄)220 012-9 ディーゼル機関車が牽く旅客列車 -2
保守作業のフィギュアが効果的だ。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
プログラムオートで撮影  ( f5.3 1/250秒 85mm ISO5600 ) 露出補正 なし
DB(ドイツ国鉄)220 012-9 ディーゼル機関車が牽く旅客列車 -2;クリックすると大きな写真になります。
8.DB(ドイツ国鉄)220 012-9 ディーゼル機関車が牽く旅客列車 -3
カヌーをこぐフィギュアが浮かぶ川の上を走るところを切り取った。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
プログラムオートで撮影  ( f4.5 1/125秒 42mm ISO6400 ) 露出補正 なし
140728_008.jpg
9.夜のプラットフォーム
館内の照明は時々、「夜」になる。プラットフォームの電燈が汽車を待つ人たちを ほんのりと照らす。TAMRONのf2.8 のレンズと、ISO6400 で1/40秒でシャッターが切れた。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
プログラムオートで撮影  ( f2.8 1/40秒 90mm ISO6400 ) 露出補正 なし
夜のプラットフォーム;クリックすると大きな写真になります。
10.ローカル線の汽車 DB323形入替用機関車
D5300 の2416万画素のAPCサイズ撮像素子は、なかなかシャープである。ブログでは写真を(800 X 533)にサイズダウンしているのでわからないが、元の画像(6,000 X 4,000)を拡大してみると客車のサボの文字が読める。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
プログラムオートで撮影  ( f5.0 1/250秒 75mm ISO3600 ) 露出補正 なし
ローカル線の汽車 DB323形入替用機関車;クリックすると大きな写真になります。
11.フランス国鉄の蒸気機関車
走行中の車両として SNCF 150 X 198 と掲示されていた。この時は日本のブルー・トレインの客車を牽引していた。違和感がある。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
プログラムオートで撮影  ( f5.6 1/125秒 140mm ISO6400 ) 露出補正 なし
140728_011.jpg
12.クロコダイル形電気機関車 スイス国鉄 SBB Ce6/8形 の引く旅客列車
クロコダイル形電気機関車の引く旅客列車が、V200形ディーゼル機関車が牽く石炭輸送列車と並走する。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
プログラムオートで撮影  ( f5.6 1/250秒 140mm ISO4500 ) 露出補正 なし
クロコダイル形電気機関車 スイス国鉄 SBB Ce6/8形 の引く旅客列車;クリックすると大きな写真になります。
13.ジオラマのレイアウトの中央を走行するスイス国鉄 Ae3/6Ⅱ形電気機関車
このあたりが大きなジオラマのほぼ中央にあたる。新しいカメラとレンズで約1時間ほど撮影を楽しんだ。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
プログラムオートで撮影  ( f2.8 1/250秒 90mm ISO2200 ) 露出補正 なし
ジオラマのレイアウトの中央を走行するスイス国鉄 Ae3/6Ⅱ形電気機関車;クリックすると大きな写真になります。


2014年2月21日

HS50EXRで鉄道ジオラマを撮る 2月14日


  パシフィコ横浜で行われていた 「2014 CP+」 を見た後、まだ時間が早かったので、降り続く雪は気になったが、原鉄道模型博物館へ寄っていくことにした。昨年秋からジオラマの撮影が常時可能になっている。前回12月26日と同じくHS50EXRでチャレンジしてみる。
 雪のためだろう、ジオラマの先客は2名だけだった。この日は、①連写で流し撮りをしてみる。②ジオラマに置かれているフィギュアに焦点を合わせ、走り去る列車を撮る。・・・をテーマにしてみた。

1.踏切で貨物列車の通過を待つ自動車
シャッタースピードは約1/50秒。思ったほど列車が流れなかった。明日はバレンタイン・デイで、踏切で泊まった小型トラック、鉄橋の下を通過するトラックは、チョコレートのプレゼントを積んでいた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.0 1/52秒 16.7mm ISO800 ) 露出補正 なし
踏切で貨物列車の通過を待つ自動車;クリックすると大きな写真になります。
2.荷捌き中のホームを蒸機が通過
プラット・ホームのフィギュアにピントを合わせておき、蒸気機関車がかぶるのを待ってシャッターを切った。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/50秒 59.0mm ISO800 ) 露出補正 なし
荷捌き中のホームを蒸機が通過;クリックすると大きな写真になります。
3.京福電鉄
原信太郎さんにより1978年に作られた京福電気鉄道の模型が、約10分間だけ、ジオラマの一番手前にある短いレーンを往復走行した。折り返し駅周辺のフィギュアによる演出は効果的だ。ISO3200になったが、ちょっと厳しい。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/75秒 59.0mm ISO3200 ) 露出補正 なし
京福電鉄;クリックすると大きな写真になります。
4.物干し台とクロコダイル型電機
この模型は、1975年に作られたスイス国鉄の SBB Ce6/8形 という。この写真も屋上で洗濯物を干す女性にピントを合わせておき列車の通過を待った。これもAUTOでISO3200になったが、ISO1600にして、1/50秒でよかったと思う。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/100秒 42.3mm ISO3200 ) 露出補正 なし
物干し台とクロコダイル型電機;クリックすると大きな写真になります。
5.転車台の上の蒸気機関車
田舎にある転車台の上で機関車が回っていた。残念ながらその動きを表現することはできなかった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/76秒 24.2mm ISO3200 ) 露出補正 なし
転車台の上の蒸気機関車;クリックすると大きな写真になります。
6.蒸気機関車が牽く旅客列車
11コマ/秒の連写で流し撮りを試みた。ちょうどジオラマのライトが夕焼けのように変わった時だった。プログラムオートで、ISO640で、1/16秒だった。もっとISO感度が上がっても良いと思うが・・・?

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.0 1/16秒 17.3mm ISO640 ) 露出補正 なし
蒸気機関車が牽く旅客列車;クリックすると大きな写真になります。
7.扇形機関庫の前を疾走する蒸気機関車
連写で流し撮りし、何枚か撮ったうちの1枚だ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/32秒 39.3mm ISO2500 ) 露出補正 なし
扇形機関庫の前を疾走する蒸気機関車;クリックすると大きな写真になります。
8.保線作業
保線作業をする2人の脇を列車が通過する。鉄粉が飛んできそうだ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/50秒 73.7mm ISO1600 ) 露出補正 なし
保線作業;クリックすると大きな写真になります。
9.停車中のスイス国鉄 Be 4/6 電気機関車
ホームに停車中の機関車の情景が伝わってくる。この形式の2号機である12302号の実車は、1919年に試作車として造られた。Be 4/6 は、ゴッタルド峠越えを主目的に製造されたロッド式の電気機関車である。客貨車両方に使用される万能機でもあったという。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/25秒 45.6mm ISO1600 ) 露出補正 なし
停車中のスイス国鉄 Be 4/6 電気機関車;クリックすると大きな写真になります。
10.狙い通りのタイミング
電気機関車の運転手とホームに立つ駅員とのアイ・コンタクトを感じる情景になった。ホーム上の駅員にフォーカスを合わせておいて、連写で列車の通過を待った。狙い通りのタイミングだった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/80秒 61.3mm ISO2000 ) 露出補正 なし
狙い通りのタイミング;クリックすると大きな写真になります。
11.行き交う3列車
いちばん向こうの線路を、日本の蒸気機関車C11+C12 が牽く貨物列車が行く。プラットホームのベンチに2人の女性が座っている中央の線路を、DB E10形電気機関車が牽く急行列車が右から左へ通過、そして一番手前をスイス国鉄の Ce6/8形クロコダイル電気機関車が牽く貨物列車が左から右へと通過する。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/16秒 20.1mm ISO500 ) 露出補正 なし
行き交う3列車;クリックすると大きな写真になります。


2013年6月 4日

COOLPIX P90で蝶を撮る 舞岡公園 5月31日


 本題に入る前に・・・

 嬉しいことがあった。横浜のみなとみらいにある原鉄道模型博物館で、4月4日から26日にかけて「第3回 いちばんテツモパーク フォトウィーク」というイベントが開催されていた。普段は撮影禁止だが、その期間は撮影できる。4月12日に出かけ、撮ってきた写真の中から1枚をそのフォトコンテストに応募していたところ、それが優秀作品に選ばれた。写真は次のURLを開いてご覧いただきたいと思う。
http://www.hara-mrm.com/event/event1302_02.html
昨年10月に行われた第1回の時にも応募し、その時も入選した。コンテスト入選など初めてのことだったので、とても嬉しく思った。
  その第1回開催の時は、偶然だったので、たまたま持っていたコンパクトデジカメのCanon G12 で撮ったが、今回は、Nikon D5000にΣ17-70mmを付けて、クロスライトフィルターX4を用意した。一番ゲージの鉄道模型が走るジオラマは、情景が演出されていて明るさが十分ではない。なるべく早いシャッターを切りたいので、1/250秒に設定すると、ISO感度は3200になってしまう。
 2012年の3月末に、横浜の「そごう」で開催された、原信太郎さんの「究極の鉄道模型店」を見て、その素晴らしさに感動し、その年の7月に横浜に新しく建った三井ビル2階にオープンされた「原鉄道模型博物館」をたびたび訪れるようになった。ジオラマでは、毎回違う編成の列車が走り、飽きない。

 さて、本題に戻る。COOLPIX P90 を使いこなしてみようと思い、その望遠端(110.4mm 35mm版換算画角624m)で「2m離れて蝶を撮る」を試行している。今回は、画質はファインにして画像サイズを4000X3000(12M)から、3260X2448(8M)に変更して撮った。1/2.33 CCD という小さな撮像素子に対し、12Mは多すぎると何かで読んだからだ。また、ISO感度を「高感度オート」に設定した。これだとISO感度64-1600の範囲で明るさにより自動的に設定される。
もちろん、デジイチも携行しているが、まず、P90で撮った蝶の写真を載せる。
関東地方も早々と梅雨に入ったが、この日は気温も高く、ゼフィルスが発生しているだろうと期待し、出かけることにした。前回は5月5日に訪れているが、だいぶ間が空いてしまった。

ルリシジミ;クリックすると大きな写真になります 1.ルリシジミ
公園の入り口に咲いていたウツギだろうか、その白い花でルリシジミが吸蜜していた。「2m離れて蝶を撮る」を試みる。Nikon COOLPIX P90 のズームを望遠端の110.4mmm(35mm版換算624mm)にして、電子ファインダーで、AF枠で眼を狙う。P90の電子ビューファインダーは約23万ドットと粗いのでピントが合ったかどうかは確認が難しい。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/272秒 110.4mm ISO64 ) 露出補正 なし
モンシロチョウ求愛;クリックすると大きな写真になります 2.モンシロチョウ求愛
ハルジオンの茎に隠れて見難いが、下に止まっていたモンシロチョウの♀に♂が求愛している。♀は交尾拒否の体制。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/350秒 110.4mm ISO64 ) 露出補正 なし
ウラギンシジミ♂;クリックすると大きな写真になります 3.ウラギンシジミ♂
ウラギンシジミが地面でストローを伸ばしていた。こういう時は広角にしてバリアングルモニターでローアングルで撮った方が良いと思ったが、逃げられてしまった。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/250秒 110.4mm ISO80 ) 露出補正 なし
ミドリシジミ;クリックすると大きな写真になります 4.ミドリシジミ
池のほとりへ行くと、4~5人の方々が、下草に向けてカメラを構えておられる。ミドリシジミがいたなと思い、仲間に入れていただく。羽化して間もないミドリシジミが、池の柵の傍の下草にしがみついていた。ここは広角端ローアングルで撮る。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/300秒 4.6mm ISO850 ) 露出補正 なし
ミドリシジミと子供たち;クリックすると大きな写真になります 5.ミドリシジミと子供たち
この日は金曜日だったが、たくさんの子供たちが来ていた。池のほとりで嬌声を挙げている。それなのにこのミドリシジミはじっとして動かない。1カットだけフラッシュで撮らせていただく。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/320秒 4.6mm ISO360 ) 露出補正 なし 内臓ストロボ発光
金色に輝くミドリシジミ;クリックすると大きな写真になります 6.金色に輝くミドリシジミ
これは他の個体。下草から日の当たる葉に上がってきた。襟元に緑色の輝きが見えないので♀かもしれない。「高感度オート」のおかげで1/250秒でシャッターが切れた。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/250秒 110.4mm ISO146 ) 露出補正 なし
アオスジアゲハ;クリックすると大きな写真になります 7.アオスジアゲハ
農地の柵の向こうに咲くハルジオンの花でアオスジアゲハが吸蜜していた。このような時、望遠端だとワーキングディスタンスもとれるし、ピントも合わせやすい。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/250秒 110.4mm ISO64 ) 露出補正 なし