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Studio YAMAKOで“池の平三方歩道”が含まれるブログ記事

2019年9月 5日

池の平、鹿沢園地、小諸高原美術館 <8月27日~28日>(2) 池の平湿原 -2 8月27日

池の平三方歩道から池の平湿原に設けられた木製の散策路を歩いて、忠治の隠岩と言われるところに出た。まっすぐ登ると三方ヶ峰(2,040m)のわきを抜けて三方コマクサ園だが、今回は行かない。忠治の隠岩から右へ歩くと鏡池の展望所がある。そのあたりで撮影し、広場になっていてベンチが置かれている忠治の隠岩のあたりへ戻り一休みした。歩いていると汗ばむが、ベンチに腰を下ろすと涼しい風が通り抜ける。途中の狭山PAで買ってきたカレーパンを食べた。
 そこには忠治の隠岩という標識がある巨石群があった。江戸時代の侠客である国定忠治が上州赤城から逃げてきて隠れたという伝説の岩と説明されている。岩石は、数十万年前(約30万年前)、烏帽子・浅間火山群の三方ケ峰火山の活動で出来た溶岩の塊だそうだ。
 忠治の隠れ岩のことをもう少し知りたいと思い、検索してみたところ、ご自身のプロフィールに2007年5月に八王子から信州・御代田に引っ越し、定年後第2の人生もスローダウンし、田舎ライフを楽しんでいると、述べておられるかたの「信州の田舎だより」というサイトがあり、そこには 国定忠治は、関八州の役人に追われ、信州などに何回も逃げた。そしてほとぼりがさめると、また赤城山・国定村に戻るのだが、その立ち回り先として檀一雄 の「新説 国定忠治」に、三方山の岩屋というのが出てくるそうだ。池の平湿原・三方ケ峰の山裾「忠治の隠岩」に対応すると思われと記されていた。
 一休みして、駐車場へ戻る前に、もう一度鏡池のほうへ行ってみた。そこでクジャクチョウに会えた。クジャクチョウは今回撮りたいチョウの一つだったのでうれしい。広い湿原を背景にしたチョウが撮れないかと試行を重ねながら同じ散策路を池の平三方歩道へと戻った。

1908271_016.jpg 16.池の平湿原散策路
池の平湿原は、三方ケ峰噴火口の跡に形成されたもので、その溶岩が流れ落ちたという放開口に向かって、忠治の隠岩から続く散策路が見えるが、今回そこは歩かなかった。

  SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 62mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
1908271_017.jpg 17.忠治の隠岩広場
忠治の隠岩広場には木製のベンチが置かれていたが、 そこに多くのトンボが止まっていた。みんな同じ方を向いている。ベンチの表面が暖かいので止まって翅を休めているのだろうか?

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 11mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
1908271_018.jpg 18.ハクサンフウロとベニヒカゲ♀
可憐なハクサンフウロの花にベニヒカゲが来た。顔が見えないが、ピントはあっているようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 114mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
1908271_019.jpg 19.ベニヒカゲとコヒョウモン
比較的擦れていないコヒョウモンが、ベニヒカゲと仲良くマツムシソウで吸蜜していた。両方にピントが合うように移動して撮った。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 151mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
1908271_020.jpg 20.クジャクチョウとコヒョウモン -1
そこへクジャクチョウが飛んできて、隣のマツムシソウに止まった。クジャクチョウはきれいな個体だった。今年の第2化と思う。

Nikon D750 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f4 1/500秒 90mm ISO110 ) 露出補正 -0.3段
1908271_021.jpg 21.クジャクチョウ -1
今回、ベニヒカゲとともに、目的としていたクジャクチョウが撮れたので、幸いだった。襟元(前翅前縁)の黒と白のハリが品が良く、垢抜けしている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 183mm ISO160 ) 露出補正 -0.3段
1908271_022.jpg 22.クジャクチョウとコヒョウモン -2
いったん吸蜜を始めると、しばらくは飛び立たないでモデルになってくれている。池の平で生息しているのは、コヒョウモンだけで、ヒョウモンチョウはいないようだ。池の平湿原は標高2,000mある。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 84mm ISO125 ) 露出補正 -0.3段
1908271_023.jpg 23.コヒョウモン -1 クジャクチョウは離れたが、コヒョウモンは同じ花で吸蜜を続けていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 198mm ISO125 ) 露出補正 -0.3段
1908271_024.jpg 24.マツムシソウとベニヒカゲ -1
マツムシソウは今が最盛期かと思うが、まだまだ蕾がある。マツムシ(スズムシ)が鳴くころに咲くことが和名の由来であるとする説があるそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 16mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
1908271_025.jpg 25.マツムシソウとベニヒカゲ -2
左側のベニヒカゲは♂かもしれない。一番右のマツムシソウにはハチと一緒にオオチャバネセセリが吸蜜している。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 67mm ISO160 ) 露出補正 -0.3段
1908271_026.jpg 26.ベニヒカゲとクジャクチョウ
マツムシソウで吸蜜するクジャクチョウの向こうをベニヒカゲが飛んで行った。このベニヒカゲは♂のようだ。後翅の白帯が♀に比べ鮮明でない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO125 ) 露出補正 -0.3段
1908271_027.jpg 27.クジャクチョウ -2
いま、翅を閉じていたクジャクチョウが翅を開いた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO125 ) 露出補正 -0.3段
1908271_028.jpg 28.クジャクチョウ -3
まだ蕾のものや、すでに咲き終えたマツムシソウに混じって、アキノキリンソウ(あるいはホソバキリンソウ)の黄色い花が咲き、クジャクチョウを引き立てている。

Nikon D750 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f4 1/500秒 90mm ISO160 ) 露出補正 -0.3段
1908271_029.jpg 29.ベニヒカゲが飛ぶ環境 -1
広い草原をベニヒカゲが花を求めて飛びまわる。池の平湿原には、この日何頭ほどのベニヒカゲが飛んでいたのだろうか。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 26mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
1908271_030.jpg 30.コヒョウモン -2
コヒョウモンは多くいたが、そのほとんどはすっかり擦れてしまっていた。

Nikon D750 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f4 1/640秒 90mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
1908271_031.jpg 31.ベニヒカゲが飛ぶ環境 -2
湿原のマツムシソウの咲くところには、ベニヒカゲがいる。個体数は極めて多い。これは♂のようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 9mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
1908271_032.jpg 32.アキノキリンソウとベニヒカゲ♀
  アキノキリンソウの黄色にベニヒカゲはよく似合うと思う。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 190mm ISO160 ) 露出補正 -0.3段
1908271_033.jpg 33.アキノキリンソウとベニヒカゲ♂
  これは♂と思う。きれいな個体だった。上から押さえつけるような撮り方になってしまったが、幸い開翅したベニヒカゲの前後翅にピントが合った。木道は湿原の地面から高いところに設けられていて、マツムシソウはじめ、ほとんどの花々は、膝より低い位置に咲いている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 190mm ISO160 ) 露出補正 -0.3段
1908271_034.jpg 34.池の平三方歩道
池の平三方歩道へ戻ってきた。オオチャバネセセリが飛びまわっている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 9mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
1908271_035.jpg 35.マルバダケブキとオオチャバネセセリ
マルバダケブキにもオオチャバネセセリが来ていた。背景を写し込んだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 9mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
1908271_036.jpg 36.マツムシソウとベニヒカゲ -1
この季節の池の平湿原はマツムシソウとベニヒカゲに尽きる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 65mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
1908271_037.jpg 37.ルリタテハ
ルリタテハが飛んできて、私の周囲を行ったり来てしていたが、まるで撮ってくださいと言わんばかりに目の前の路上に止まった。ルリタテハは日本全国どこでも見られる普通種であまり珍重されないが、独特な衣装を着たきれいなチョウだと思う。ローアングルで背景を入れて撮りたかったが逃げられてしまった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 132mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段


2019年9月 2日

池の平、鹿沢園地、小諸高原美術館 <8月27日~28日>(1) 池の平湿原 -1 8月27日

今年の天候には困ったものである。台風崩れの湿った暖かい空気が南から流れ込み、北にある高気圧のため、前線が停滞してしまっていた。  信州へは例年7月の中旬~下旬に出かけることが多いが、今年はベニヒカゲの写真を撮りたいと思い、8月27日に湯の丸高原の近くの新鹿沢に宿を予約していた。現地の予報では、27日は晴れたり曇ったりだが、28日はどうやら雨になりそうだ。半分あきらめながら27日の朝7時に自宅を出発した。北へ進むにつれて、空は明るくなり、11時半前に池の平に着いた時は雲は多いものの、晴れ間も出るまあまあの天気であった。池の平では目的のベニヒカゲが多く飛び、クジャクチョウにも会えた。  蝶の写真を撮るのはこの日しかないと思い、池の平のあとは、湯の丸高原の地蔵峠から群馬県側にある鹿沢園地へ行き、今宵の宿の傍の野草園で撮影する。  翌朝は予想通り雨だった。写真を撮るのはあきらめて、小諸高原美術館で7月24日から今日まで開催されている海野和男氏の「小諸日誌20年」「蝶・多様性の世界」という写真展を見に行くことにした。

 さて、湯の丸高原から湯の丸高峰林道を走り、池の平湿原の駐車場に入った。南に佐久平を眺めながら、左廻りに池の平湿原を見て迂回していくコースと、直接池の平湿原へ行く道があるが、今回は、ベニヒカゲが目的だったので、後者を選択した。

1908271_001.jpg 1.マツムシソウとベニヒカゲ♀ -1
駐車場から池の平湿原へのアプローチとなる林間の道、池の平三方歩道を進むと、マツムシソウが咲き、さっそくベニヒカゲ♀が吸蜜に来た。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 203mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
1908271_002.jpg 2.オオチャバネセセリ
オオチャバネセセリも多かった。可憐なハクサンフウロの花で吸蜜する。よく見るとなかなか精悍な顔をしている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO125 ) 露出補正 -0.3段
1908271_003.jpg 3.ベニヒカゲ♀ 2頭
今が盛りのマツムシソウに2頭のベニヒカゲが来ていた。この時期になると♀が多くなるようだ。♀の後翅裏面には明瞭な白い帯があり、♂と区別できる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
1908271_004.jpg 4.ベニヒカゲ♀ 開翅
開翅して吸蜜するところも撮れた。♀はオレンジ色の紋の中にある黒斑の中に小さな白点が見え、前後翅の周囲の白い縁毛が鮮やかである。標本で見るクモマベニヒカゲのようだ。

Nikon D750 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f4 1/1000秒 90mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
1908271_005.jpg 5.ベニヒカゲ♀ 開翅 広角撮影
カメラを持ち換えて、SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ の広角端(35㎜版24mm)で撮った。チョウが好む空間が広がる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 9mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
1908271_006.jpg 6.ノアザミとオオチャバネセセリ
ノアザミにはオオチャバネセセリが来ている。少し擦れているようだが♂のように思う。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 9mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
1908271_007.jpg 7.マルバダケブキとベニヒカゲ♀
きれいな♀がマルバダケブキにいた。ベニヒカゲにとっては、ここはマツムシソウ、ノアザミ、アキノキリンソウ、ハクサンフウロ、そしてマルバダケブキとご馳走がいっぱいある。

Nikon D750 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f4 1/500秒 90mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
1908271_008.jpg 8.ササの葉に止まるベニヒカゲ♀
これも全く擦れていないベニヒカゲ♀だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 106mm ISO160 ) 露出補正 -0.3段
1908271_009.jpg 9.アキノキリンソウとベニヒカゲ -1
アキノキリンソウの黄色い花にもベニヒカゲは飛来する。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 219mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
1908271_010.jpg 10.アキノキリンソウとベニヒカゲ -2
こちらに向いたところをもう1枚。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 213mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
1908271_011.jpg 11.マツムシソウとベニヒカゲ♀ -2
一輪のマツムシソウに止まるベニヒカゲが絵になる。

Nikon D750 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f4 1/12500秒 90mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
1908271_012.jpg 12.マツムシソウとベニヒカゲ♀ -3
湿原の木道の傍に咲くマツムシソウは今が盛りである。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 20mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
1908271_013.jpg 13.鏡池とベニヒカゲ
写真の右上に、駐車場から池の平三方歩道という緩やかな坂道を歩いてきて、池の平湿原への入り口を歩く人が見える。そこから湿原に敷かれた木道を歩いてくると、忠治の隠れ岩広場というところに出る。写っている池は鏡池と言う。写真の中央下部にベニヒカゲが写っている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 18mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
1908271_014.jpg 14.ウラギンヒョウモン♂
ここまで、ベニヒカゲとオオチャバネセセリと、擦れ擦れのコヒョウモンしか見なかったが、ノアザミでウラギンヒョウモン♂が吸蜜していた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 155mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
1908271_015.jpg 15.マルバダケブキとオオチャバネセセリ
マルバダケブキもチョウの好きな花だ。1頭のオオチャバネセセリが向こう向きに吸蜜中で、その右下から、もう1頭が花に向かって飛び込んでいく。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 9mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段


2017年8月16日

嬬恋鹿沢 2泊3日のドライブ旅行(7/19-21) (3)池の平湿原

2日目、午前9時に宿を出発し、県道94号線を地蔵峠へ向けて登っていく。地蔵峠で群馬県嬬恋村から、長野県東御市へ入る。地蔵峠には湯の丸スキー場の広い駐車場があり、その先を左に入ると高峰高原(車坂峠)に通じる湯の丸高峰林道だ。ゆっくりと車を進める。昨年夏に来た時にベニヒカゲなどを撮影したスキーゲレンデは柵が施されていて入れなかった。
 9時半には池の平駐車場に着いた。まだ、駐車できるか心配していたが、十分空いていた。
 ここで一行4人は、女性2人と男性2人に分かれて散策することになる。私と友人のご主人とは見晴らしの良い湿原の外側の道を行く。雷の丘 2.108m から雲の上の広場 2,110m へ登る。さらに進むと、眼下に佐久平、小諸方面が眺められる。湿原に沿うように北西へ進み、コマクサの群生を見て、忠治の隠岩広場へ下りた。
  一方ご婦人たちは、湿原の中央を通る池の平三方歩道(木道)を歩き、忠治の隠岩広場へ出て、放開口からコケモモラインを歩いて、出発点へ戻った。雲の上の広場から、湿原越しに忠治の隠岩広場から放開口へと歩くご婦人たちの姿が確認できた。
  私は途中でチョウの写真を撮りながら、合流点へ戻るまで2時間少々かかってしまい、だいぶ待たせてしまった。
 池の平駐車場へ戻り、湯の丸高峰林道を高峰高原へ向け進む。久しぶりにこの林道を通る。舗装されているかと思っていたが、未舗装のがたがた道のままだ。ただ、要所要所で道幅が広げられていたように思う。
  高峰温泉を通り、車坂峠の高峰高原ホテルの駐車場に車を入れた。このホテルのレストランで昼食だ。

クリックすると大きくなります。 38.アヤメに止まるコチャバネセセリ
舞岡公園にもいるコチャバネセセリがアヤメ(菖蒲)の花びらに止まった。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影(​ ​f​6​​​​​.3​​​ 1/​640秒 300mm ISO​2​​00​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
クリックすると大きくなります。 39.幹が倒れて・・・​​
見晴歩道を雷の丘へと登っていく途中に、倒れた幹が根を張って頑張り、その倒れた幹から、数本の枝が幹に育っていた。子供の幹はまっすぐ上へと伸びている。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels​​
プログラムオートで撮影(​ ​f3.3 1/200秒 4mm ISO100​ ) ​ 露出補正 なし
クリックすると大きくなります。 40.ウスユキソウ 薄雪草
ウスユキソウが咲いていた。ウスユキソウの高山型であるミネウスユキソウかもしれない。ヨーロッパアルプスに咲くエーデルワイスは、和名をセイヨウウスユキソウといい日本には自生していない。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(​ ​f3.3 1/400秒 4mm ISO100​ ) ​ 露出補正 なし
クリックすると大きくなります。 41.ヒメキマダラヒカゲ
生まれたばかりのきれいな個体だった。発生初期のようだ。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影 (​ ​f​6​​​​​.3​​​ 1/​250秒 300mm ISO​​450​​​​ ​)露出補正​ ​なし
クリックすると大きくなります。 42.池の平湿原俯瞰​​
雲の上の広場から池の平湿原を見下ろす。雲の上広場は標高2110mある。鏡池、忠治の隠岩が見える。このあと見えている道へと降りていく。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels​​
プログラムオートで撮影(​ ​f5.5 1/320秒 4mm ISO100​ ) ​ 露出補正 なし
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43.湯の丸山と烏帽子岳​​
一昨年7月にミヤマシロチョウとミヤマモンキチョウを撮りに登った烏帽子岳と湯の丸山を望む。手前が湯の丸山(2101m)、奥の尖った山頂が烏帽子岳(2066m)だ。今いる雲の上広場の方が高い。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels​​
プログラムオートで撮影(​ ​f4.5 1/1000秒 14mm ISO100​ ) ​ 露出補正 なし
クリックすると大きくなります。 44.グンナイフウロ 郡内風露​​
和名の「郡内」とは山梨県の郡内地方の三ッ峠で発見されたため。「風露」は茎にある羽毛のような刺に付いた露が風に揺らぐ様を表したという、風流な意味があるそうだ。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
プログラムオートで撮影 (​ ​f​5.6​​​ 1/​1000秒 56mm ISO​200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
クリックすると大きくなります。 45.ギンボシヒョウモン
まさに高原のチョウである。よく似ているウラギンヒョウモンは低い標高のところに多いが、このギンボシヒョウモンは標高1000m以上の山地に生息する。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影(​ ​f​6.3​​​ 1/​640秒 300mm ISO​200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
クリックすると大きくなります。 46.コヒョウモン​​
嬬恋鹿沢休暇村で見てきたのはヒョウモンチョウだったが、これはコヒョウモンだ。翅表の前翅内縁に並ぶ黒い斑紋にその特徴がみられる。真ん中の黒斑は中央に寄り、外側の2っの黒斑はつながっている。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
プログラムオートで撮影 (​ ​f​6.3​​​ 1/​640秒 300mm ISO​200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
クリックすると大きくなります。 47.ノアザミで吸蜜するギンボシヒョウモン -1
高原らしい背景で撮りたかった。チョウに陽が当たっていればよかったのだが。フラッシュを使っても良かったが、後の祭り。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(​ ​f3.3 1/1600秒 4mm ISO100​ ) ​ 露出補正 なし
クリックすると大きくなります。 48.ノアザミで吸蜜するギンボシヒョウモン -2
こんなきれいなギンボシヒョウモンを見るのは久しぶりだった。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影(​ ​f​6.3​​​ 1/​640秒 300mm ISO​200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
クリックすると大きくなります。 49.コマクサ 駒草​​
見晴歩道は左、三方ヶ峰、右、地蔵峠への三方見晴歩道へ出る。三方ヶ峯の裾を降りて、忠治の隠岩へと向かうが、三方見晴歩道を左へ行ったところにコマクサが咲いていた。wikipediaによると、コマクサは美しい花と、常に砂礫が動き、他の植物が生育できないような厳しい環境に生育することから「高山植物の女王」と呼ばれていて、和名はその花の形が馬(駒)の顔に似ていることに由来するとあった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels​​
プログラムオートで撮影(​ ​f5.6 1/640秒 125mm ISO100​ ) ​ 露出補正 なし
クリックすると大きくなります。 50.ミヤマモンキチョウ♂ -1​​
この日の本命、ミヤマモンキチョウが飛び始めた。個体数は比較的多い。ネバリノギラン(粘芒蘭)で吸蜜する。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
プログラムオートで撮影(​ ​f​6.3​​​ 1/​1000秒 300mm ISO​200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
クリックすると大きくなります。 51.コヒョウモン裏面
飛んできたコヒョウモンがアヤメの花に止まった。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
​​ プログラムオートで撮影(​ ​f​6.3​​​ 1/​800秒 300mm ISO​200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
クリックすると大きくなります。 52.ミヤマモンキチョウ♂ -2
​​ ミヤマモンキチョウはネバリノギランの花が好きなようだ。ハクサンフウロも咲いているが、ここではネバリノギランで吸蜜することが多い。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
​​ プログラムオートで撮影(​ ​f​6.3​​​ 1/​1000秒 300mm ISO​200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
クリックすると大きくなります。 53.ミヤマモンキチョウ♂ -3
​​ ♂は擦れている個体が多い。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
​​ プログラムオートで撮影 (​ ​f​6.3​​​ 1/​1000秒 300mm ISO​200​​​​ ​)露出補正​ ​なし
クリックすると大きくなります。 54.ミヤマモンキチョウ♂ -4
​​ 前の写真と同じ個体。ミヤマモンキチョウはモンキチョウと同じように吸蜜するときは翅を閉じる。なかなか開翅シーンは撮影できない。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
​​ プログラムオートで撮影(​ ​f​6.3​​​ 1/​1000秒 300mm ISO​200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
クリックすると大きくなります。 55.ミヤマモンキチョウ♀​​
​​ 飛び立つときにタイミングよくシャッターが切れた。♀はまだ、新鮮な個体が多いようだ。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
​​ プログラムオートで撮影(​ ​f​6.3​​​ 1/​640秒 300mm ISO​200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
クリックすると大きくなります。 56.産卵するミヤマモンキチョウ♀​​​​
​​ 食草のクロマメノキが多く生えていて、♀が産卵するシーンが観察できた。写真の左上のクロマメノキの葉の上に産み付けられた1卵が見られる。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​​​
​​ プログラムオートで撮影(​ ​f​6.3​​​ 1/​800秒 300mm ISO​200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
クリックすると大きくなります。 57.ミヤマモンキチョウ
​​ なんとか良い写真を撮りたいと、チャンスを待っていたが、だいぶ時間もたってしまった。そろそろ、3人の同好者と合流しなくてはならない。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
​​ プログラムオートで撮影(​ ​f​6.3​​​ 1/​800秒 300mm ISO​200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
クリックすると大きくなります。 58.手乗りのヤマキマダラヒカゲ​​
​​ 汗を吸いに来るのだろうか、クロヒカゲ、ヒメキマダラヒカゲ、そしてこのヤマキマダラヒカゲがハイカーにまとわりつく。そして、止まってはストローを伸ばして汗を吸っている。吸われるとチクッと痛みを感じる。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels​​
​​ プログラムオートで撮影(​ ​f3.3 1/1250秒 4mm ISO100​ ) ​ 露出補正 なし

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