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2018年2月20日

​AMADEA 2月17日

このところ、いろいろあって、なかなか街を歩くこともなかった。​ そんな時、インターネットで横浜港の大桟橋に AMADEA という客船が入港するのを知った。
 飛鳥Ⅱという豪華客船があるが、この AMADEA という船の前身は初代飛鳥だというので興味を持った。この日は少々風があったが、快晴で温かい冬の日だった。久しぶりに大桟橋に​行って​見ることにする。
  また、16日から中国旧正月の春節が始まったので、中華街へも行ってみようと思う。 桜木町から汽車道を歩いて、赤レンガ倉庫へ出た。そこからさっそく大桟橋に接岸している AMADEA が眺められた。28,856総トンの船体は、以前に見に来た Queen Elizabeth(90,900トン) や Celebrity MILLENNIUM(91,000トン) と比べるとさすがに小さい。
 像の鼻のわきを歩いて大桟橋に向かう。AMADEA を左回りの見ていく。
  AMADEAを見たあと、中華街へ足を延ばす。春節が始まった土曜日とあって、人出は多い。中国語が飛び交っている。半数くらいは中国からの観光客のようだ。
 時刻は午後1時近くになったが、春節の催しは午後2時半からのようで、まだ間がある。前々から一度食べたかった「あさりソバ」を食べたいと思い、「吉兆」へ行ってみたが、さすがに満席で、まして一人では入ることができなかった。また、次回にしよう。

1.赤レンガ倉庫
午前11時20分、まだ人の数は少ない。赤レンガ倉庫の周囲は掃除が行き届いていて、塵一つ落ちていない。しゃれた自転車のタクシーが客待ちをしていた。wikipediaによると、これはベロタクシーというらしい。 1997年にドイツで起業したVELOTAXI GmbH Berlinにより開発された高性能な自転車タクシーとその運営システムだそうで、日本では特定非営利活動法人ベロタクシージャパンが管理及びサポートを行っているそうだ。2002年に京都で初めて運用され、横浜では2007年に始まっている。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f4.5 1/1250秒 19mm ISO125 )露出補正 なし
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2.スケートリンク
平昌オリンピックでは、羽生結弦と宇野昌磨の活躍が期待されているが、赤レンガ倉庫に設けられたスケートリンクは、賑わいを見せていた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f7.1 1/1250秒 37mm ISO125 )露出補正 なし
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3.窓ガラスの青空
この日は気持ちよく晴れた日だった。赤レンガ倉庫の窓ガラスにその青空が映り込む。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.5 1/1000秒 17mm ISO640 )露出補正 なし
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4.AMADEA
赤レンガ倉庫の広場を通り抜けて、港に出る。その正面には大桟橋に着岸している AMADEA の美しい船体があった。残念ながらここから見る右舷側は日陰になっている。 AMADEA の前身は、郵船クルーズが運行していた当時日本で最大の客船であった初代「飛鳥」だった。 2006年2月11日に運行を終了し、三菱重工横浜製作所にて改修され、現在はドイツの船会社、フェニックス・ライゼンの客船としてバルト海を中心に運行されている。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f4.5 1/1250秒 22mm ISO125 )露出補正 なし
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5.AMADEA 右舷船首
赤レンガ倉庫の広場の前を、横浜港発祥の波止場である象の鼻のほうへ歩く。AMADEA を左回りに見ていこう。初代「飛鳥」、現 AMADEA は1991年に三菱重工長崎造船所で作られた。 そのスタイリッシュな外観、卓越した設計思想、上質かつ落ち着きのあるパブリックスペース、日本船として史上最高の出来映えと称されたそうだ。それが初代「飛鳥」であり、日本のクルーズマーケットを力強く牽引してきた名船といえる。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f4.5 1/1250秒 37mm ISO125 )露出補正 なし
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6.象の鼻パークから見る AMADEA
港に沿って迂回し、 象の鼻パーク へ出る。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f4.5 1/1250秒 32mm ISO125 )露出補正 なし
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7.象の鼻防波堤と AMADEA
象の鼻防波堤の向こうの大桟橋に停泊する AMADEA が美しい。この船は28,856総トンで、今ではそれほど大きな船ではないが。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f4.5 1/1250秒 23mm ISO125 )露出補正 なし
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8.AMADEA 象の鼻防波堤とユリカモメ
港の柵にユリカモメが止まっていた。AMADEA の引き立て役になってもらう。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f4.5 1/1250秒 37mm ISO125 )露出補正 なし
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9.ユリカモメ一羽が飛び立ち一羽が飛来
2羽止まっていたユリカモメのうち一羽が飛び立って、空くのを待っていたように次の一羽がやってきた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f4.5 1/1250秒 37mm ISO125 )露出補正 なし
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10.AMADEA 正面から眺める
大桟橋へのアプローチに向かって進む。このあたりで AMADEA の正面が眺められた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f5.6 1/1250秒 37mm ISO125 )露出補正 なし
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11.AMADEA 船首左舷
大桟橋展望台の入り口に来た。ここからはAMADEA の左舷を見るようになる。この日のわたくしのスタート地点であるランドマークタワーも見える。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f5.6 1/1250秒 9mm ISO125 )露出補正 なし
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12.左舷客室
左舷客室デッキを眺める。横浜入港は約5年ぶりだそうだ。海が荒れた影響で、着岸は予定より約9時間遅れとなったそうだが、昨日(16日)に着岸しているので、乗船客は横浜の街などへ観光に出かけている。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f6.3 1/1250秒 19mm ISO125 )露出補正 なし
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13.フェニックス・ライゼン
AMADEA は2006年にドイツのフェニックス・ライゼンに売却され、バハマ船籍となった。船体にPhoenixReisen の文字が見える。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f6.3 1/1250秒 9mm ISO125 )露出補正 なし
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14.船尾
右舷から見始めて一回りし船尾に来た。バハマ船籍になっているが、バハマの首都である NASSAU の文字が見える。ネットで引いてみると、社団法人日本造船工業会の資料によれば、2001年時点で最も船籍が多い国は、バハマにも近いところにあるパナマで、全体の21%。つまり、世界の5分の1の船が籍を置いていることになる。 パナマ船籍にすると、税金等の船舶にかかる費用が安く済む。先進海運国では、自国の船には、原則的に自国が承認する海技免状等を持った船員の乗船を義務づけている。しかし先進諸国の船員は賃金も高く、より低賃金の発展途上国海運との価格競争では不利になる。一方、 便宜置籍船 では船員の雇用等に関する規制が緩やかで、賃金の安い外国人船員を乗せることができるというわけだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f5.6 1/1250秒 16mm ISO125 )露出補正 なし
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15.大桟橋展望台から
大桟橋展望台の一番高いところに上って、 AMADEA を見下ろした。現在の「飛鳥Ⅱ」は51,420トンで AMADEA より大きいが、こうしてみるとこの船も立派である。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f6.3 1/1250秒 14mm ISO125 )露出補正 なし
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16.ロイヤルウイング
大桟橋から見ると AMADEA はみなとみらい側に接岸しているが、反対側のベイブリッジ側には、ロイヤルウイングという船が停まっていて、汽笛を鳴らし、出航するところだった。ロイヤルウイングは、横浜港大桟橋を拠点として営業しているレストラン船である。ランチクルーズ、ディナークルーズ、ティークルーズがあり、ちょうど12時発のランチクルーズが出航したところだった。ここで向きを変えてベイブリッジを出て行く。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f5 1/1250秒 37mm ISO125 ) 露出補正 なし
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17.ベイブリッジとロイヤルウイング
ロイヤルウイングの旧船名は「くれない丸」といい、もとは関西汽船の別府航路を代表するクルーズ客船であった。 1960年2月27日に竣工した「くれない丸」は2,876トンで、別府航路からの退役後はいったん予備船となり、その後佐世保重工業に売却された。1988年、レストランシップに改装され、旅客定員630名の横浜港東京湾クルーズ客船として現役である。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f5 1/1250秒 37mm ISO125 ) 露出補正 なし
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18.春節の中華街
大桟橋を後にして、春節の中華街へ行ってみた。腹が減ったので何か食べたいなと思い、以前から一度食べてみたかった「あさりソバ」にしようと「吉兆」まで行ったが、やはり満員だった。待つ人もいて、まして一人では難しかった。関帝廟はさすがに賑わっていた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.8 1/1250秒 20mm ISO125 )露出補正 なし
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2017年2月 8日

神戸と有馬温泉(1) 元町と灘「沢の鶴」 12月25日

JALマイレージバンクのメールで、12月末で失効するマイレージがあるという知らせが来た。無駄にするのももったいないなと思い、どこかに行こうかと考えて、一度行ってみたいと思っていた神戸と有馬温泉に行くことにした。ネットではJAL会員である家内と2名分を予約することができなかったので、電話で国内線特典航空券を予約した。とても親切に応対してくれ、宿も相談したところ JAL Easy Hotel という提携宿泊先を教えてくれた。元町ではプラザホテルという駅前の便利のよいビジネスホテル、有馬温泉は「古泉閣」というところを予約した。羽田発 7:30 の伊丹往きの便だったので少々早起きをしなくてはならなかった。満席であった。

元町

伊丹空港から三宮行のバスに乗る。9時50分に三宮に着いた。歩いてしまおうかと思ったが荷物もあるので元町まで一駅JRに乗った。元町プラザホテルは駅前だった。荷物を預けて、さっそく元町商店街を歩く。この日は25日、クリスマスの日曜日だ。

1.元町駅交番
元町駅について東口を海側に出る。元町商店街に続くところだ。道を反対側に渡った右側に元町プラザホテルがある。この交番が目についた。ブラジルをイメージしたという建物は、約25万人のブラジル移民が神戸港から旅立っていることに由縁がある。 ステンドグラスは港にたどり着いた移民たちがまず目にする海を表す。太陽や月の光を反射し、新天地への希望をたたえた海の輝きを表現しているそうだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 26mm ISO125 ) 露出補正 なし
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2.元町商店街
ホテルに荷物を預けて、さっそく元町商店街へ出かけた。横浜、神戸と大きな港のある都市に元町という名は響きが良い。wikipediaによると、「東は鯉川筋(メリケンロード)から西は宇治川筋(メルカロード)まで、東西約1.2kmにわたって店が建ち並ぶアーケード商店街。東から元町通1丁目と2丁目が1番街で、3 - 6丁目は丁目ごとに分かれている。江戸時代以来の摂津国八部郡神戸村、さらには1868年(明治元年)の神戸村・二茶屋村・走水村の3村合併による神戸町にあたる地域で、加えて東西幹線となる西国街道沿いの中心部であったことが元町と呼ばれる所以である。宇治川を挟んで西に位置する兵庫津の海運業や酒造業が集まる西国街道沿いの商業地として栄え、1874年(明治7年)に「元町通」と改称されたことで元町商店街として整備されるようになった。」とある。ホテルから路地を抜けて、元町商店街の元町一番街へ出た。さすが天井が高いアーケードがある立派な商店街だ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/160秒 23mm ISO125 ) 露出補正 なし
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3.神戸風月堂本店
元町3丁目にある神戸風月堂本店。クリスマスの意匠を施したゴーフルの缶が店頭に並べられていた。神戸に居留地があった頃の明治30年(1897年)に創業したとのこと。老舗である。東京上野にも風月堂があるが、wikipediaによると、江戸時代中期、小倉喜右衛門(後に改姓して大住喜右衛門)が江戸で開いた和菓子店を起源とし、明治時代以降、大住家からの暖簾分けが行われた結果、複数の会社がこの名を継承しているという。上野風月堂の創業は1747年、神戸風月堂の創業は1897年とあった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/30秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
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4.クリスマス・ツリー
神戸風月堂の店内にはあまり見たことのないきれいな飾りつけのクリスマスツリーがあった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/50秒 16mm ISO800 ) 露出補正 なし
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5.神戸南京町
元町商店街を6丁目の入り口まで歩いて、引き返してきた。一番街の手前を海側に折れると左手に南京町の入り口である西安門があった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
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6.南京町の賑わい
この日は12月25日、クリスマスの日曜日だ。時刻は11時半を回ったところ。横浜中華街を凌ぐ人出だった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/250秒 26mm ISO125 ) 露出補正 なし
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7.南京町 長安門
西安門から南京西路、南京東路と進んでいくと、南京町の東の入り口であるこの長安門が見えてくる。南京町は東西約270m、南北約110mと横浜中華街と比べると規模は小さいがなかなか賑やかだ。横浜中華街、長崎新地中華街とともに日本3大中華街だ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/160秒 32mm ISO125 ) 露出補正 なし
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8.南京町広場
南京東西路と南北路が交わるところに南京町広場があって、このあずまやがある。神戸にも関帝廟があるが、南京町にあるのではなく、山側の中山手通りにあるそうだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 19mm ISO125 ) 露出補正 なし
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9.屋台
通りには100を超える店舗が並ぶが、点心ものなどを売る屋台には若い人たちが並んでいた。ちょうど昼時だ。外国人観光客が多い。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.2 1/400秒 12mm ISO125 ) 露出補正 なし
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10.三宮へ
さて、1時半に三宮から出発する神姫バスの午後半日市内観光バスを予約しているので、元町からまたJRに一駅乗って三宮に移動した。1時間ほどあるので昼食にしようと入ったのがこの店だ。7~8人、待っている人が並んでいて、中を覗くと感じの良い店だったので、ここで食べることにした。「お薦めは?」と聞いたところ、オムライスだという。かみさんはお薦めに従ってオムライスを、私はメンチカツならぬミンチカツを頼んだ。新開地というところにある1952年創業の老舗洋食店「グリル一平」の三宮店だそうだ。リーズナブルな価格なのに客扱いが丁寧で感じの良い店だった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/50秒 15mm ISO125 ) 露出補正 なし
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灘「沢の鶴」

インターネットで予約しておいた神姫バスの市内観光午後コースという観光バスに乗った。このコースは、1日コースの後半だけ乗車するというコースだ。1日コースの客は午前中に神戸ポートタワーに上り、神戸港クルーズ船に乗って、ホテルオークラ神戸で昼食をして、1時50分に午後コースの人を乗せて三宮を出発する。午後コースは、沢の鶴資料館と北野異人館街散策だ。バスガイドさんの1995年(平成7年)の阪神淡路大震災の話を聞きながらバスは​​神戸の西、灘にある沢の鶴資料館へ向かう。灘五郷とは兵庫県神戸市の東灘区・灘区と同県西宮市を合わせた阪神間の地域を指し、御承知の通り、「灘の生一本」で知られる日本酒の生産地である。

11.沢の鶴資料館 入り口
薦で包んだ4斗入の酒樽、いわゆる薦被りがきれいに積み上げられた沢の鶴資料館の入り口。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f10 1/400秒 31mm ISO200 ) 露出補正 なし
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12.大桶
説明書きには大樽の大きさは直径約2m30、深さ1m95cm、容量は6,336ℓ、すなわち一升瓶で3,520本分入ると記されていた。この写真の樽には「全容量三八四七」の文字が見える。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/30秒 9mm ISO640 ) 露出補正 なし
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13.古い柱
江戸時代末期に建造され170年以上の歳月を経てきたと考えられる大石蔵を、酒造りの文化を広め、後世に伝えることを願って資料館として公開したのが「昔の酒蔵」沢の鶴資料館だそうだ。創業300年を誇る沢の鶴の貴重な酒造りの道具や灘酒の伝統文化を展示されている。この資料館は昭和55年に兵庫県重要文化財に指定されたが、平成7年の大震災で全壊した。3年7か月かけて再建したが、もと有った具材が55%以上が使われないと文化財に指定されないそうだ。そのため宮大工が柱を継いで再建したと説明があった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2 1/30秒 11mm ISO500 ) 露出補正 なし
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14.酒を運んだ舟 樽廻船
説明書きによれば、酒の輸送ははじめは菱垣廻船によって他の商品と一緒に送られていたが、やがて菱垣廻船から分離独立した樽廻船により運ばれるようになったそうだ。樽廻船で江戸に送られた酒樽は19世紀当初以降年間100万樽以上という膨大な量に達した。菱垣廻船では通常20日前後要したのに比べ樽廻船は4~5日、平均でも6.3日で江戸まで新酒を運んだという。

​​ Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1​.8​​​ 1/30秒 ​9​​​​​​​mm ISO​125​ ) 露出補正 なし​​​
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15.放置された樽?
資料館から一旦外に出る。道を挟んで反対側に樽がい​っぱい置かれている​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​ところがあった。まるで放置しているように乱雑に​​​置いてある​​​​​​。ここは資料館で酒の醸造は行われていないはず​​​​​​なのになぜ樽が置かれてい​るのかと​​​​​​​​​疑問に思った​​​。

​​ Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f​5​​​​​​​​ 1/​320​秒 ​70​mm ISO200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
16.沢​​​の鶴資料館入り口 全景
一旦、外に出て、もう一度改めて「昔の酒蔵」沢の鶴資料館の門を入った。ここは平成11年3月に復興再建され、公開された。日本で初めて、株式会社大林組の技術である木造免震構造を採用しているそうだ。

​​ Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f9​​​ 1/​320​秒 18mm ISO200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
17.杉玉​​
古い造り酒屋の軒先には必ずと言ってよいほどこの杉玉を見るが、今までは床屋さんの赤と青の看板と同じく、酒屋の印くらいにしか思っていなかった。wikipediaによると、「杉玉はスギの葉(穂先)を集めてボール状にした造形物で酒林(さかばやし)とも呼ばれる。日本酒の造り酒屋などの軒先に緑の杉玉を吊すことで、新酒が出来たことを知らせる役割を果たす。「搾りを始めました」という意味である。吊るされたばかりの杉玉はまだ蒼々としているが、やがて枯れて茶色がかってくる。この色の変化がまた人々に、新酒の熟成の具合を物語る。今日では、酒屋の看板のように受け取られがちであるが、元々は酒の神様に感謝を捧げるものであったとされる。」と記されていた。

​​ Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f4.2​​​ 1/​250​秒 32mm ISO1000​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
18.撥ねつるべ​​​​
資料館の中庭に、大きな天秤のようなものがあった。「動力のない時代、一般に水をくみ上げる方法。撥棒の先端に釣瓶を付けた竹竿を結び、井戸の中を上り下りさせる。撥棒の後端には適当な重さの石を縛り付け釣瓶と水の重みを石の重みを利用したテコの原理で軽くしている。」との説明書きがあった。

​​ Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f4.5​​​ 1/​250​秒 20mm ISO200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
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19.住吉神社
資料館のすぐ隣に住吉神社があった。住吉神社という名の神社は各地にある。神戸市周辺にも本住吉神社を含めていくつかの住吉神社があるが、「神戸の空の下で」というサイトをみると、この神社は神戸市灘区大石南町にある住吉神社であることが判った。沢の鶴とは特に関係はないようだ。

​​ Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f9​​​ 1/​320​秒 22mm ISO200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
20.外から見た資料館
しばらく外で写真を撮ったが、資料館のショップに戻った。酒の試飲をさせていただき、山田錦を100%使った「灘の生一本」を買ってバスに戻った。

​​ Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f10​​​ 1/​400​秒 18mm ISO200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。


2017年1月24日

横浜中華街 12月12日

もうしばらく昨年の撮りの残し分が続く。
 昨年12月のはじめに、かっての勤務先で同じマーケティング部門で仕事した友人W氏が、退職以来初めて会う友人T氏と3人で食事をしようとお膳立てをしてくれた。3人は同じ大学の出身である。
  W氏のアレンジメントで11時半にJR石川町駅で待ち合わせて横浜中華街の上海料理店「三和楼」で昼食会をすることになった。「三和楼」は私も知っているところで2~3回行ったことがある。
 余談になるが、上海料理と言えば上海ガニがある。ところが、香港で、​​​​中国本土から輸入した上海ガニから基準値を超えるダイオキシンが検出され、旬を迎えた上海ガニに影響が広がっているようだ。中国の輸出規制のため横浜中華街でも品薄になり、安全な上海ガニの仕入れ値が高騰しているそうだ。この日は三和楼でも上海ガニはメニューから外されていた。その後輸入は再開され、12月の後半には食べられるようになったらしい。
  再会の会話を楽しみながらゆっくり食事をした後、ほろ酔い機嫌で久しぶりに中華街をぶらぶらと歩いた。横浜開港記念会館でボランティアガイドをしているW氏の案内で今まで知らなかったことを教えていただくことができ、とても参考になった。
 中華街散策の後、私は元町へ向かい、2人は石川町へ戻った。

1.横浜中華街 善隣門
約束の時間よりやや早めに3人がそろい、W氏の案内で延平門から西門通りを歩き、中華街大通りへの入り口である善隣門へでた。私は石川町駅から中華街に入った記憶がない。

Canon IXY900IS f2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/400秒 5mm ISOオート ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
2.市場通り
中華街大通りを東へ朝陽門(みなとみらい線の元町中華街駅方面)に向かってしばらく歩くと、右手に市場通り門があり、そこを右に曲がり市場通りに入った。細い道だけど両側に店が並び人通りが多くにぎやかだ。

Canon IXY900IS f2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/160秒 11mm ISOオート ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
3.三和楼
三和楼は市場通りを抜けて関帝廟通りを東へ、少し天長門の方へ行ったところにある。石川町駅からなら、はじめから関帝廟通りを来た方が近いのだが、これは中華街見物と、時間調整の意味もあったのかW氏の計らいだった。三和楼の上海料理は少し薄味かなと思うが、なかなかうまい。いろいろ食べたが、この店自慢の排骨(パイコー)がとても旨かった。排骨とは、中国語で豚などのスペアリブ。すなわち骨付きあばら肉だ。その豚のあばら肉に卵と小麦粉の衣をつけて油で揚げた肉料理なのだが、排骨は、中華街では三和楼が元祖なのだそうだ。それと五目焼きそばも旨かった。

Canon IXY900IS f2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/500秒 5mm ISOオート ) 露出補正 なし
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4.関帝廟
2時間以上かけて、ビールを飲み、甕だし紹興酒を飲み、旨い上海料理を賞味した。良い気持ちになって外へ出る。W氏はまず関帝廟へ連れて行ってくれた。酒を飲んでのお参りはご法度なのかもしれないが、静かに見学した。三国志で有名な武将、関羽がまつられている。

Canon IXY900IS f2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/320秒 5mm ISOオート ) 露出補正 なし
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5.横浜中華学院
関帝廟のとなりに学校があり、その校庭が関帝廟から見えた。校庭には中学生らしい生徒たちがのびのびと遊んでいた。台湾系の学校だそうだ。

Canon IXY900IS f2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/125秒 13mm ISOオート ) 露出補正 なし
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6.日本における新聞誕生の碑
関帝廟をお参りしたあと、次にW氏は「ここは知らないでしょう」と言って、関帝廟の先にある「日本における新聞誕生の碑」へ案内してくれた。中華街には何回も来ているがここは知らなかった。1864(元治元)年、海外事情を明らかにするために、ジョセフ・ヒコ(浜田彦蔵)が外国新聞を翻訳・編集し、日本初の邦字新聞「海外新聞」を発刊したが、ここはその居館跡だとのこと。また碑文には「(前略)木戸孝允、伊藤博文、坂本竜馬など多くの人々に民主政治を伝えた彦は、民主主義の先駆者として、およそ新聞を読むほどの人々の心の奥に残る文化の恩人であった。1994(平成6)年6月28日〈海外新聞発刊130年記念日に ジョセフ彦記念会〉と記されていた。

Canon IXY900IS f2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/60秒 5mm ISOオート ) 露出補正 なし
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7.會芳亭
再び関帝廟通りを関帝廟、三和楼の方へ戻る。三和楼の先の向かい側に山下町公園があり、そこに會芳亭がある。W氏はここは清国領事館跡だと教えてくれた。

Canon IXY900IS f2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/160秒 6mm ISOオート ) 露出補正 なし
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8.横浜媽祖廟
「もう一つ関帝廟のようなところがあったね」というと、會芳亭の先の天長門を右に曲がって、横浜媽祖病 へ案内してくれた。媽祖 とは北宋時代に実在した福建省・林氏の娘だそうだ。

Canon IXY900IS f2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/125秒 13mm ISOオート ) 露出補正 なし
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9.横浜媽祖廟 太鼓楼
wikipediaによると、2006年(平成18年)3月17日に、横浜媽祖廟は開港から150周年を迎える横浜の新名所として横浜中華街に落慶開廟したとのことで、比較的新しい。この横浜媽祖廟の入り口側に鐘楼、出口側に太鼓楼があるが、それぞれの袴部分には媽祖廟の建設現場から出土した煉瓦が使用されているとW氏が教えてくれた。

Canon IXY900IS f2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/80秒 5mm ISOオート ) 露出補正 なし
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10.谷戸橋
2人と別れ、私は元町へと歩いた。元町の入り口にこの谷戸橋がある。この谷戸橋が架かっている土地はもともと陸​​​地​​​だったであろう​​​という。というのも、谷戸橋が架かっている堀川は1860年に開削した運河で、現在の谷戸橋が架かるあたりから東側は横浜村という陸続きの半島となっていたという。更に、現在の谷戸橋は震災後に現在位置に架けられたもので、元々は山下公園通りより1本内側の水町通りに架かっており、最初は堀川が開削されたと同じ1860年に木製の橋が架けられていたと思われるとのこと。横浜市認定の歴史的建造物だそう​だ。

Canon IXY900IS f2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5​.8​​​ 1/​30​​​​​​​秒 ​17​mm ISOオート ) 露出補正 なし
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2010年2月27日

横浜中華街 春節

 2月20日(土)夜7時のTBSテレビ番組「キズナ食堂」で「中華街で働く人が選ぶ!うまくて安い隠れた名店」10店が紹介された。翌日、21日(日)には春節のパレードも行われるという。寒い日が続いていたがこの日は暖かそうであったので、久しぶりに中華街へ出てみることにした。手元にあった中華街の案内図にそれらの店をプロットして、場所を確認した。テレビで紹介された店は食事時でもあり、すべてに列ができていた。
1.紅棉
1952(昭和27)年創業の老舗中華菓子の店。もともとお菓子屋さんだが、ここの「肉まん」が生地がフアフアで絹のような舌触りと紹介されている。ご覧のように買い求めるお客さんの列ができていた。肉まん 1個300円

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/150秒 5.9mm ISO64 ) 露出補正 -0.3段
紅棉:クリックすると大きな写真になります
2.三和樓
この店は、前日のTV放送で紹介された店ではない。実は、わたくしの小学校の友人のお嬢さんが嫁いだ店である。場所は、1.紅棉のお隣り。上海料理であるが、シーズンには上海ガニがうまい。価格もリーズナブルである。
ここ関帝廟通りに山下町公園という小さな公園があるが、今日の春節パレードはここから出発してJR石川町の方向の地久門へ向かい、右回りに善隣門から中華街大通りに入ってくる。そして、朝陽門から右に曲がって、天長門から再び関帝廟通りの山下町公園に戻ってくるというコースになっていた。出発は午後2時、このとき12時半であったので、どこかで食事をして、また戻ってくることにした。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/147秒 4.6mm ISO64 ) 露出補正 -0.3段
三和樓:クリックすると大きな写真になります
3.萬来亭
毎朝作る自家製太麺を中国産と日本産の2種の醤油で味付けした「上海焼きそば」が売りという。場所は、関帝廟通りの市場通り門をくぐって元町方面へ行ったところだ。少し離れたところにあるので、ここはすいているかと思ったが、TVの効果は大きく、列ができていた。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.2 1/90秒 4.6mm ISO64 ) 露出補正 -0.3段
萬来亭:クリックすると大きな写真になります
4.吉兆
中華街大通りから市場通りを開港通りに向かって少し入ったところにある。ここは「あさりそば」がうまいそうだ。934円。路地裏の店の名物メニュー、大粒のあさりから濃厚な魚介のうまみ・・・と紹介されている。だが、ここも列ができていて断念。とうとう、この日は台湾薬膳料理の「青葉」で昼食にした。「しじみ」が食べたかったのでここにしたが、今、「しじみ」はお役所の指示で出せないという。ノロウイルスが問題らしい。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/82秒 4.6mm ISO64 ) 露出補正 -0.3段
吉兆:クリックすると大きな写真になります
5.春節パレード(祝舞遊行) 出発前
「青葉」で食事を終え、山下町公園に戻ってきた。時刻は1時50分、午後2時出発予定のパレードの準備がなされている。山下町公園から少し地久門の方へ移動し、ちょうど「三和樓」の前あたりの歩道で、パレードを待つことにした。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/111秒 18.8mm ISO64 ) 露出補正 -0.3段
春節パレード(祝舞遊行) 出発前:クリックすると大きな写真になります
6.寅
パレードが爆竹とともに始まった。今年は寅年であるので、パレードの先頭は寅だった。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/163秒 25.7mm ISO64 ) 露出補正 -0.3段
寅:クリックすると大きな写真になります
7.龍舞
次は龍がやってきた。大勢の人が龍を動かしている。演舞するのは横浜山手中華学校、横浜中華学院の生徒たちとOBとのこと。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/130秒 28.8mm ISO64 ) 露出補正 -0.3段
龍舞:クリックすると大きな写真になります
8.皇帝のお妃と家臣たち
龍舞の後に民族衣装を纏った女性らが続く。そして、皇帝が人力車に乗って通り、次にお妃が行く。その後に京劇に出てくるような衣装を着た皇帝の家臣たちが通って行った。この写真、お妃を見る歩道いっぱいに溢れた見物人の表情が皆、とても穏やかだった。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.2 1/84秒 8.2mm ISO64 ) 露出補正 -0.3段
皇帝のお妃と家臣たち:クリックすると大きな写真になります
9.子どもたち
パレードの最後尾が通り過ぎたので、そろそろ帰ろうかと、混雑する関帝廟通りを天長門のほうへ歩き、そこを左に曲がって、朝陽門のところまで来た。すると、中華街大通りを、パレードが再びこちらに向かってきたので、また、しばらく見てしまった。可愛い子どもたちもパレードに参加している。みんな楽しそうだ。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/80秒 18.8mm ISO64 ) 露出補正 -0.3段
子どもたち:クリックすると大きな写真になります
10.民族衣装の女性
かなり年配のひとも混じっていたが、美しい女性たちが民族衣装に身を纏って行進してきた。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/82秒 18.8mm ISO64 ) 露出補正 -0.3段
民族衣装の女性:クリックすると大きな写真になります
11.龍舞
爆竹の煙がたなびく中を、再び龍舞がやってきた。龍を操っているのは、男性だけでなく、女性も頑張っている。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/128秒 23mm ISO64 ) 露出補正 -0.3段
龍舞:クリックすると大きな写真になります
12.獅子舞
この獅子舞を採青というらしい。獅子舞が各店舗を回り、軒先に吊るされた紅包(ご祝儀)をとり、商売繁盛を祈るとのこと。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/219秒 11.8mm ISO64 ) 露出補正 -0.3段
獅子舞:クリックすると大きな写真になります

2007年9月26日

横浜散策

9月11日 あいにくの天気だったが久しぶりにIXY900ISを携えて横浜に出てみた。中華街で昼食をしてから山下公園へ行き、氷川丸の右舷側から出ているシーバスに乗り、赤レンガ倉庫、みなとみらいを経由して横浜駅東口近くまでおよそ35分、横浜港の海からレインボーブリッジなどを眺めた。

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1.横浜は2009年に開港150周年を迎える。2004年2月1日に開業したみなとみらい線の車両には古い港の風景が描かれたスッテカーが貼られている。元町・中華街駅

Canon IXY900IS
クリックすると大きな写真になります2.横浜中華街では蜀の武将関羽を奉る「関帝廟」が有名だが、2006年3月に、宋の時代に実在した護国救民の中国歴史上人物である媽祖を奉る「横浜媽祖廟・天后宮」が出来た。ここはマンション建設予定地であったが、これに反対する横浜中華街発展会協同組合がこの土地を買い取ってこの「横浜媽祖廟・天后宮」を建てた。広角28mm相当で撮影

Canon IXY900IS
クリックすると大きな写真になります3.1930年にシアトル航路に就航した12,000トンの日本郵船の豪華客船「氷川丸」は、戦後も含め238回も太平洋を横断した。1960年、船体も疲労し、その役目を終え、横浜港山下公園桟橋に係留されている。その氷川丸のとも綱に休むかもめ達。なぜか皆同じ方を向いている。

Canon IXY900IS
クリックすると大きな写真になります4.氷川丸の向こう側に乗り場を見つけた横浜港シーバスに乗った。横浜港の海の上から赤レンガ倉庫やみなとみらいのビル群、反対側にはベイブリッジを眺めることが出来る。トゥワイライトタイムには綺麗だろうなと思う。

Canon IXY900IS
クリックすると大きな写真になります5.これがそのベイブリッジ。1989年に開通した全長860m斜張橋で映画「ゴジラ vs モスラ」にもでてきた。このシーバスに初めて乗ってみたが、次回は是非晴れた日に、そして出来れば夕方に乗ってみたいと思う。

Canon IXY900IS