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2019年11月22日

上州紅葉巡り 11月14日 ①青龍山吉祥寺

バスツアーもあちこちへ行っているので、目新しいところがなくなってきた。そんな中で「宝徳寺床もみじ 青龍山吉祥寺 上州紅葉5景めぐり」というツアーがあった。コースは群馬県の沼田の近くにある青龍山吉祥寺のもみじを鑑賞し、原田農園というところで昼食のあと、沼田市内の沼田城跡を見て、そこから南東へ移動の途中でバスが路上駐車して赤城山の全景を撮らせてくれた。次に渡良瀬渓谷鉄道の大間々駅の近くの高津戸峡を散策し、最後は宝徳寺の「床もみじ」だった。いつもご一緒するKご夫妻をお誘いしご一緒した。
 またも天気予報は芳しくなく「雨が降らなければいいや」というところだった。朝7時集合の横浜は雨が降っていたが、段々と好転し、昼近くから晴れ間が広がったのは幸いだった。
 東国花の寺百ヶ寺群馬11番札所という青龍山吉祥寺からツアーを振り返っていく。

青龍山吉祥寺 X650.jpg 境内図 青龍山吉祥寺パンフレットより

1.関越道 前橋付近を走る
青空が広がってきた。赤城山が上まで見られる。右側にある高い建物は群馬県庁だ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 37mm ISO125 ) 露出補正 なし
191114_001.jpg
2.虹
バスは沼田へ向かって走る。晴れ間は出ているのだが、雨が降ってきた。すると左側に大きな虹がかかるのが見えた。私は右側の列に座っていたので、2mほど離れた窓越しに撮らなくてはならなかった。もちろんトリミングしている。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/1250秒 37mm ISO125 ) 露出補正 なし
191114_002.jpg
3.青龍寺吉祥寺 山門
関越道を沼田で下りて、川場村というところにある吉祥寺の駐車場に着いた。青龍寺吉祥寺は鎌倉建長寺を本山とする臨済宗の禅寺である。 吉祥寺創建は南北朝時代の暦応2年(1339年)建長寺42世中巌円月禅師を開山和尚とし大友氏時により創建された。建長寺派四百有余ヶ寺の寺院の中で一番北域に位置することから、建長寺北の門とも呼ばれている。山門は文化12年(1815年)に関寧大器和尚によって再建された。入母屋造で、間口8.5m、奥行き5.5m、12本の丸柱仕上げで建てられている山門である。勅額(皇帝や天皇が与える扁額を勅額という)の「青龍山」の文字は、北朝第4代天皇 後光厳天皇御染筆という。

Nikon D750 Nikon 28-105mm f3.5-f4.5
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 28mm ISO800 ) 露出補正 なし
191114_003.jpg
4.円月池と丈六の滝
山門の手前右側に池があった。もみじに目を奪われる。池の中にある岩から丈六の滝が流れ落ちるが、この水は何処から引き込まれているのだろうか。

Nikon D750 Nikon 28-105mm f3.5-f4.5
プログラムオートで撮影 ( f4.2 1/500秒 56mm ISO500 ) 露出補正 なし
191114_004.jpg
5.山門から本堂への参道を見る
細い石畳の参道だが両側にもみじが迎えてくれた。山門右手には楼上へ上がる階段があり、楼上には文殊菩薩を中尊に十六羅漢像が祀られている。同行したKさんのご主人は楼上へ上がられたそうだ。

Nikon D750 Nikon 28-105mm f3.5-f4.5
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 28mm ISO800 ) 露出補正 なし
191114_005.jpg
6.本堂への参道
石畳には苔が生え、落ち葉がちりばめられている。余談だが、フィルム時代は露出はシャッタースピードと絞り値で調整したが、最近の進歩したデジタルカメラではISO感度もその役割を担う。

Nikon D750 Nikon 28-105mm f3.5-f4.5
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 28mm ISO900 ) 露出補正 なし
191114_006.jpg
7.釈迦堂のもみじ
本堂の手前左手に釈迦堂があった。祀られている釈迦如来坐像の説明札があった。菩提樹の下で静かに瞑想するお釈迦様の姿を現したものだそうだ。

Nikon D750 Nikon 28-105mm f3.5-f4.5
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 44mm ISO1000 ) 露出補正 なし
191114_007.jpg
8.鐘楼
赤い実が鐘楼を引き立てる。何という木の実かネットで探してみたがわからなかった。青龍山吉祥寺は花寺と称されている。春から秋にかけて多くの草花が境内に咲き、目を楽しませてくれるという。

Nikon D750 Nikon 28-105mm f3.5-f4.5
プログラムオートで撮影 ( f3.8 1/500秒 38mm ISO640 ) 露出補正 なし
191114_008.jpg
9.古月庵
宝物殿として参拝者も見学できるようだったが、団体のツアーのため時間的にその余裕がなかった。

Nikon D750 Nikon 28-105mm f3.5-f4.5
プログラムオートで撮影 ( f3.8 1/500秒 38mm ISO320 ) 露出補正 なし
191114_009.jpg
10.聖観音
上州観音霊場 29番札所になっている。

Nikon D750 Nikon 28-105mm f3.5-f4.5
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 31mm ISO280 ) 露出補正 なし
191114_010.jpg
11.鮮やかなもみじ -1
瓦葺の屋根にかかるもみじは鮮やかに見える。

Nikon D750 Nikon 28-105mm f3.5-f4.5
プログラムオートで撮影 ( f4.2 1/500秒 66mm ISO800 ) 露出補正 なし
191114_011.jpg
12.本堂回廊と臥龍庭
本堂前の前に立つと、左手に本堂の建物とその回廊、その前には禅寺らしい庭があった。延宝3年(1675年)に再建された本堂は、108坪の山内最大の建物で、禅寺に相応しい質素な作りになっているが、欄間や仏像などは禅の精神と威厳を充分に示していると言われる。臥龍庭は武尊岩と小石と杉苔で作った枯山水。水の流れ雲の動きに横たわる龍を現しているそうだ。

Nikon D750 Nikon 28-105mm f3.5-f4.5
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 28mm ISO500 ) 露出補正 なし
191114_012.jpg
13.マメガキ(豆柿)
すっかり葉が落ちた木に小さな柿の実がなっていた。マメガキというらしい。中国から持ち込まれたとされる渋柿の一種で、食用というよりは「柿渋」を採取する用途の方が主だったようだ。とはいっても、褐色を帯び始めるくらい熟したものはとても甘くておいしく食べられるという。大きさは直径2cmほどの小さな実で、実が綺麗なオレンジ色の間はまだ少し渋味が抜けきらず、2回くらい霜に当たって黒ずんだような褐色になってくると渋が完全に抜けて甘くなるという。

  Nikon D750 Nikon 28-105mm f3.5-f4.5
プログラムオートで撮影 ( f4.2 1/500秒 62mm ISO560 ) 露出補正 なし
191114_013.jpg
14.鮮やかなもみじ -2
観光客は多いがこんな静かなところもあった。

Nikon D750 Nikon 28-105mm f3.5-f4.5
プログラムオートで撮影 ( f3.8 1/500秒 35mm ISO1600 ) 露出補正 なし
191114_014.jpg
15.鮮やかなもみじ -3
藁ぶき屋根の釈迦堂の前にももみじがあった。

Nikon D750 Nikon 28-105mm f3.5-f4.5
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/500秒 92mm ISO3200 ) 露出補正 なし
191114_015.jpg
16.鮮やかなもみじ -4
紅葉は見ごろだった。

Nikon D750 Nikon 28-105mm f3.5-f4.5
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/500秒 92mm ISO3200 ) 露出補正 なし
191114_016.jpg
17.秋の実り
きれいな実がなっていたが、名前がわからない。マメカキとは違うようだ。

Nikon D750 Nikon 28-105mm f3.5-f4.5
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 44mm ISO560 ) 露出補正 なし
191114_017.jpg
18.釈迦堂
宝泉殿とも呼ばれる。寛政2年(1790年)に天嶺慧鑑和尚によって再建された建物だ。吉祥寺のパンフレットや、ホームページを見ても、建物についての解説があるのは山門、本堂とこの釈迦堂だけだった。その建築年は、山門が1815年に再建、本堂が1675年に再建、釈迦堂は1790年の再建である。

Nikon D750 Nikon 28-105mm f3.5-f4.5
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 46mm ISO200 ) 露出補正 なし
191114_018.jpg
19.釈迦堂内部
釈迦堂の中に入って見た。堂内中央には本尊釈迦三尊像、左右奥には中興開山和尚像が祀られている。中でも中央正面にひときわ大きな釈迦如来坐像は、当山の本尊で、鎌倉時代後期の作と伝えられ群馬県の重要文化財になっているそうだ。また、入り口左側には見上げるような楠の一枚板、樹齢1000年と云われる板に48世智顕英行住職が書いた「摩訶般若波羅蜜多心経」を彫上げた般若板がおかれていた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/250秒 9mm ISO3200 ) 露出補正 なし
191114_019.jpg


2019年11月 5日

苗場の紅葉 田代ロープウェイと苗場ドラゴンドラ(後) 10月26日

標高1,346mのゴンドラ山頂駅から、8人乗りのゴンドラに乗って、全長5,481m、所要時間約25分、標高921mの山麓駅に到着した。田代ロープウェイと苗場ドラゴンドラの中から紅葉を眺めるというのが、このツアーの「売り」だった。 バスに乗っている間は晴れ間が出る天気だったが、苗場に来て雲が多くなってしまった。 13:40頃 苗場ドラゴンドラ山麓駅で待っていてくれたバスは、再び二居田代スキー場の方へ戻り、二居ダムと二居湖を見せてくれた。 二居ダムは高さ87mのロックフィルダムで、電源開発(Jパワー)の大規模揚水式水力発電所である奥清津発電所ならびに奥清津第二発電所の下池を形成している。上池であるカッサダム(田代湖)との間で水を往来させ、最大160万キロワットの電力を発生する。堤頂を歩いてみたが、そこに二居湖と田代湖が繋がっていることを説明するボードがあった。

191026038 X700 切抜2二居湖ダム RX10M4_0000.jpg Okky (日本最大級の揚水式発電所)の説明ボードより

 関越道の湯沢ICの手前にある「レストハウス越後」というドライブインで「買い物タイム」があり、帰路につく。その後は三好SA 17:30 → 美女木から首都高に入り、羽横線経由で横浜に着いたのは19時だった。丁度12時間のバスツアーだった。

17.苗場ドラゴンドラ山頂駅 -1
全長は5,481mで、日本最長のゴンドラである。ドラゴンドラ山麓駅からドラゴンドラ山頂駅へは、冬季は約15分、冬季以外は20分 - 30分の所要時間で結ばれている。2001年12月に開業した。2017年4月からは冬季スキーシーズン以外の季節運行を開始し、紅葉シーズンは「紅葉のドラゴンドラ」という名称で毎年10月上旬から11月上旬に営業を行っている。今年の5月台北に行ったとき、台北動物園から「猫空ロープウェイ」  に乗ったが、それも8人乗りの同じようなカゴだった。全長は約4kmで、苗場の方が長い。次々と8人乗りのゴンドラが苗場プリンスホテルがある山麓駅から到着する。

   Nikon D750 Nikon 28-105mm f3.5-f4.5
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/500秒 85mm ISO180 ) 露出補正 -0.3段
  191026_017.jpg
18.苗場ドラゴンドラ山頂駅 -2
乗客が降り、ゴンドラは向きを変え、山頂駅から山麓駅への乗客が、グループで乗り込んでいく。全長5,481m、所要時間約25分のアップダウンのあるゴンドラの空中散歩の始まりだ。

Nikon D750 Nikon 28-105mm f3.5-f4.5
プログラムオートで撮影 ( f4 1/400秒 46mm ISO3200 ) 露出補正 -0.3段
191026_018.jpg
19.ゴンドラ出発
私たちは進行方向後ろ向きの席に座ることになった。ゴンドラの中からアクリル板の窓越しに写真を撮るが、もう一つ色が冴えない。

Nikon D750 Nikon 28-105mm f3.5-f4.5
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/500秒 28mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
191026_019.jpg
20.アップ&ダウン
ゴンドラはアップ&ダウンをしながら進んでいく。1本のロープにいったい何台のゴンドラが吊るされているのだろうか。帰宅して調べてみると107台のゴンドラが行き来しているという記述があった。紅葉を強調しようと彩度を上げてみたが、加減をしないと色のバランスが崩れてしまう。

Nikon D750 Nikon 28-105mm f3.5-f4.5
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/500秒 85mm ISO500 ) 露出補正 -0.3段
191026_020.jpg
21.すれ違うゴンドラ
紅葉のシーズンは年配の観光客が多いが、スキーシーズンは鮮やかな色のウェアを身に着けた若い人たちが多いのだろうと思う。2002年に苗場から近隣のかぐらスキー場(旧 かぐら・みつまた・田代スキー場)との間に当時世界最長のゴンドラ(区間全長は5,481m:現在は「日本最長」)であるこの「苗場・田代ゴンドラ」(ドラゴンドラ)が設置された。これにより苗場から、かぐら・みつまた・田代の各スキー場にアクセスすることが可能になり、全てのスキー場を総称して「Mt.Naeba」とも呼ばれるようになった。

Nikon D750 Nikon 28-105mm f3.5-f4.5
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 40mm ISO360 ) 露出補正 -0.3段
191026_021.jpg
22.眼下の絶景
出発し7~8分ほど経っただろうか。ゴンドラは斜面を下っていく。谷を水が流れ落ちる。なかなかの絶景だ。

Nikon D750 Nikon 28-105mm f3.5-f4.5
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/500秒 78mm ISO560 ) 露出補正 -0.3段
191026_022.jpg
23.紅葉と黄葉
ゴンドラが山頂駅を出てから10分くらいたっただろうか。木々のそれぞれの紅葉、黄葉が美しいがなかなか色が出ない。

Nikon D750 Nikon 28-105mm f3.5-f4.5
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/500秒 85mm ISO450 ) 露出補正 -0.3段
191026_023.jpg
24.二居湖 -1
二居(フタイと読む)湖が見えてきた。

Nikon D750 Nikon 28-105mm f3.5-f4.5
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/500秒 105mm ISO140 ) 露出補正 -0.3段
191026_024.jpg
25.二居湖 -2
二居湖(二居ダム調整池)は標高810mにあり、二居ダムは写真の奥の方にあるのでここからは見えない。

Nikon D750 Nikon 28-105mm f3.5-f4.5
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/640秒 28mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
191026_025.jpg
26.山並み
ゴンドラ内には「山頂駅からの山並み」と書かれたシールが貼られていた。私たちは後ろ向きの席に座ったので、この図は反対側から見た図になるようだ。背中の方に谷川岳がある。いずれにしてもゴンドラの中からは何も見えなかった。

Nikon D750 Nikon 28-105mm f3.5-f4.5
プログラムオートで撮影 ( f3.8 1/500秒 35mm ISO220 ) 露出補正 -0.3段
191026_026.jpg
27.清津川
眼下に清津川が流れるポイントに来た。パンフレットでは、この辺り(鉄柱14号付近)が絶景ポイントして紹介されている。

Nikon D750 Nikon 28-105mm f3.5-f4.5
プログラムオートで撮影 ( f4.2 1/500秒 62mm ISO250 ) 露出補正 -0.3段
191026_027.jpg
28.苗場ドラゴンドラ山麓駅付近
約25分間のドラゴンドラの旅はあっという間だった。山麓駅は標高921m、紅葉もこれからなのだろう。午後1時、集合時間まで30分ほど余裕があった。

Nikon D750 Nikon 28-105mm f3.5-f4.5
プログラムオートで撮影 ( f3.8 1/500秒 32mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
191026_028.jpg
29.ツアーのバス
今回のツアーでお世話になった横浜の本牧運輸の観光バスだ。ドラゴンドラ山麓駅の駐車場で待機してくれていた。この日は1号車と2号車が来ていて、私たちが乗ったのは1号車で、車両ナンバーは50-05と分かりやすい。2号車のナンバーは60-06だった。ドライバーさんもベテランで、乗り心地がよかった。

Nikon D750 Nikon 28-105mm f3.5-f4.5
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/640秒 34mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
191026_029.jpg
30.奥清津発電所
バスはドラゴンドラ山麓駅から、再び田代ロープウェイ山麓駅の方に戻って、二居湖、二居ダムへ向かう。バスはいったん、奥清津第二発電所(30万kw発電機2台、総出力60万kw 平成8年運転開始)の前で停車する。これから二居ダムの堤頂までバスで上がるのだが、その駐車場が空くのを待機する。やがて2台の観光バスが下りてきて、私たちのバスが坂を上っていく。バスを降りるとダムの堤頂の右側に二居湖、左側に高さ87mのロックフィルダムが見下ろせた。写真は、ダム堤の下に見える奥清津発電所である。25万kwの発電機4台で総出力100万kwだそうだ。その手前に見える設備は発電機で作った電圧16,500ボルトの電圧を系統電圧の50万ボルトに昇圧させる機器だ。昭和53年に運転が開始されている。見上げると瞬間地上高230mという田代ロープウェイが上がって行く。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.2 1/1250秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし  
191026_030.jpg
31.奥清津発電所堤頂からの眺め
二居ダムの堤頂は端から端まで280mあるという。その中ほどまで行って発電所を見下ろした。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO200 ) 露出補正 なし
191026_031.jpg
32.清津川へ
ロックフィルダムのわき(洪水吐)を流れ出た水は再び清津川となって、北へ流れていき、西からカッサダムから流れ込むカッサ川を合わせて、やがて信濃川となり、日本海に注いでいる。

     Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 37mm ISO400 ) 露出補正 なし
191026_032.jpg
33.二居湖 -3
二居湖(二居調整池)の総貯水量は1,830万㎡。浅貝川と清津川が流れ込んでいる。奥清津および奥清津第二発電所への放水口ゲートが右側の岸にあり、発電時は下の発電所に放水される。揚水時は、二居湖の水を放水ゲートから取り入れ、夜間の電力を利用して田代湖(カッサ調整池)へ上げる。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1250秒 13mm ISO125 ) 露出補正 なし
191026_033.jpg
34.二居湖 -4
二居湖は堤頂から南側にある。田代湖は北西の方向だ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1250秒 37mm ISO125 ) 露出補正 なし
191026_034.jpg
35.二居湖バス駐車場
堤頂は280mあるが、その先のほうまで歩いてみた。気が付くとバスの出発の時間が迫っていた。二居湖の観光バス用駐車場は3~4台ほどしか止まれない。従って、その駐車場を出るバスがないと下で待っているバスが上がってこられない。 

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 23mm ISO400 ) 露出補正 なし
191026_035.jpg
36.山古志の鯉
バスは二居湖を出発し、三国街道に戻る。湯沢ICから関越道に入る前に「レストハウス越後」というドライブインで「買い物タイム」があった。「湯沢錦鯉ランド」と書かれていて、 レストハウスの前の小さな堀を山古志の錦鯉が泳いでいた。2004年10月に中越大地震で被害を受け、2005年4月1日に長岡市に編入された、 山古志村  は錦鯉の故郷と言われる。山古志のオフィシャルサイトには、錦鯉発祥の地として、 およそ370年前(1645年頃)の江戸時代初期に山古志を含む「二十村郷」が形成され、1700年代に入るとその一帯地域で食用とした真鯉が飼育されるようになってきて、その折、突然変異により微かに赤い模様のある鯉が出現し、それが錦鯉の始まりとされていると紹介されている。売店でビールを買って車内に戻った。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 33mm ISO2500 ) 露出補正 なし
191026_036.jpg


2019年10月31日

苗場の紅葉 田代ロープウェイと苗場ドラゴンドラ(前) 10月26日

10月25日は、 九州南部から太平洋側を進む低気圧と、小笠原に被害をもたらし、列島から離れたところを通過していった台風21号のため、また、千葉県を中心に大雨が降った。千葉では9人の方々が亡くなり、福島でも1人のかたが死亡された。ご冥福を祈る。
 翌26日は、2か月前に予約していた某旅行社の「越後紅葉5景! 日本最長5481m!苗場ドラゴンドラ 日本一の瞬間地上高230m!田代ロープウェイ&二居湖」という日帰りバスツアーがあった。大雨の予報からキャンセルかなと思っていたが、旅行社からその連絡はない。当日、雨は止み、朝焼けを迎えた。
 横浜に午前7時に集合。バスは首都高から第三京浜に入り、環八の練馬ICから関越自動車道に上がった。渋滞もあり、三芳SA 9:10 → 上里SAで弁当を積み込み 10:10出発 → 赤城高原PAでトイレ休憩 10:50 → 月夜野ICで下り、国道17号(三国街道)に入る。猿ヶ京温泉、法師温泉温泉への入り口を経て、標高900mの三国トンネル(三国峠)を抜けてバスは二居田代スキー場の駐車場に入った。そこから91人乗り、全長2,175mの田代ロープウェイに乗り込む。紅葉のベストシーズンの土曜日ということで混雑が予想されたが、思いのほか空いていて待たずに乗ることが出来た。所要時間約10分、12:10 標高802mの山麓駅を発車、標高1,413mの山頂駅に着いた。
  田代ロープウェイの山頂駅から、約25分ほど、緩やかな下りの散策路を苗場ドラゴンドラというロープウェイの山頂駅へ歩く。
 この日は Nikon D750 に2006年に購入した古い Nikkor 28-105mm f3.5-4.5 を付けていった。

1.初冠雪の富士山
横浜駅東口に朝7時の集合だったが、集合場所が初めての場所なので少し余裕を持って、6時に我が家を出発した。昨日の雨は嘘のように、朝焼けの空を背景に、22日に初冠雪した富士山が輝いていた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 37mm ISO800 ) 露出補正 なし 
191026_001.jpg
2.横浜ベイクォーター
横浜ベイクォーター という商業施設の前が集合場所だった。横浜港に注ぐ帷子川の対岸は日産グローバル本社ビル、その右隣に原鉄道模型博物館がある横浜三井ビルが見える。手前はシーバスの乗り場だ。舟の赤い屋根が見える。写真で左側に見える「みなとみらい大橋」の路上にバスが迎えに来る。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 37mm ISO800 ) 露出補正 なし
191026_002.jpg
3.関越道から望む赤城山
上里SAを出てしばらく走り、前橋の近くになると右手に赤城山の山並みが見えてきた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 37mm ISO125 ) 露出補正 なし
191026_003.jpg
4.利根川を渡る
添乗員さんが、藤岡JCTを過ぎたあたりで、「利根川を渡ります」と教えてくれた。やはり水量が多い。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1250秒 35mm ISO125 ) 露出補正 なし
191026_004.jpg
5.三国街道の紅葉
関越自動車道を月夜野ICで下りて、三国街道と呼ばれる国道17号線を走る。標高が上がるにつれ、周囲の山々の紅葉が鮮やかになってきた。ただ、この辺りに来ると雲が多くなり、イマイチきれいな色が出ない。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO200 ) 露出補正 なし
191026_005.jpg
6.田代ロープウェイから見る二居湖
苗場プリンスホテル、苗場スキー場を左手に見ながら、三国街道沿いの二居田代スキー場の駐車場に入った。ここから田代ロープウェイに乗る。全長2,175mのロープウェイは91人乗りで、我々ツアーの一行40数名は1回で乗り切ることが出来た。ロープウェイからは通称「二居湖」 が眺められた。二居湖は新潟県と長野県の境、苗場山に端を発し信濃川に注ぐ清津川に建設された二居ダムのダム調整池である。

Nikon D750 Nikon 28-105mm f3.5-f4.5
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/500秒 55mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
191026_006.jpg
7.田代ロープウェイ 山麓駅方面
ロープウェイは二居ダムの上空に差し掛かる。瞬間地上高は230mあるという。紅葉が美しい。

Nikon D750 Nikon 28-105mm f3.5-f4.5
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/500秒 55mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
191026_007.jpg
8.田代ロープウェイ シースルー床窓
ロープウェイの床には下を見下ろせるアクリル板の窓が設けられていた。眼下の紅葉の彩りは見頃だった。

Nikon D750 Nikon 28-105mm f3.5-f4.5
プログラムオートで撮影 ( f4.2 1/500秒 52mm ISO720 ) 露出補正 -0.3段
191026_008.jpg
9.田代ロープウェイ山頂駅
山頂駅で降りると眼前に広がる高原一帯は、プリンスホテルが運営しているかぐらスキー場である。

Nikon D750 Nikon 28-105mm f3.5-f4.5
プログラムオートで撮影 ( f5 1/640秒 38mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
191026_009.jpg
10.田代ロープウェイ 山頂駅付近の紅葉
田代ロープウェイ 山頂駅は標高1,413mにある。木々はそれぞれに色づいている。山麓駅から山頂駅まで約10分で標高差約600mを上がってきた。

     Nikon D750 Nikon 28-105mm f3.5-f4.5
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/500秒 105mm ISO360 ) 露出補正 -0.3段
191026_010.jpg
11.かぐらスキー場
かぐらスキー場は、新潟県南魚沼郡湯沢町にあるスキー場で、日本屈指の広さを誇り、株式会社プリンスホテルが運営している。かぐらエリア、田代エリア、みつまたエリアの3っのゲレンデがある。右手に見えるのは通称「田代湖」と呼ばれる。

Nikon D750 Nikon 28-105mm f3.5-f4.5
プログラムオートで撮影 ( f3.8 1/500秒 38mm ISO110 ) 露出補正 -0.3段
191026_011.jpg
12.高原の散策路
田代ロープウェイの山頂駅から、次に乗る苗場ドラゴンドラの山頂駅まで、緩やかな下り坂を散策する。右手に広がる高原(スキー場)を見ながらのんびりと歩ける。爽やかだ。

Nikon D750 Nikon 28-105mm f3.5-f4.5
プログラムオートで撮影 ( f4.2 1/500秒 52mm ISO160 ) 露出補正 -0.3段
191026_012.jpg
13.田代湖
高原の散策路から苗場山、かぐらスキーゲレンデ方面を眺める。広大な景色に見とれてしまう。時間があれば湖畔まで歩いていきたいところだ。右下に見えているのが通称「田代湖」で、新潟県南魚沼郡湯沢町、信濃川水系カッサ川に建設されたカッサダム湖(カッサ調整池)である。カッサダムは写真の右奥にありここからは見えない。また、このカッサ調整池と、ロープウェイで見た二居ダム調整池とは、繋がっていて、カッサ調整池からの水が二居ダムにある奥清津発電所に落とされる。また、夜間の電力を利用してカッサダム調整池に水を戻す。

Nikon D750 Nikon 28-105mm f3.5-f4.5
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/500秒 98mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
191026_013.jpg
14.白樺林の紅葉
田代湖の左手に見えていた白樺林がいい感じだ。よく見ると散策路もある。

  Nikon D750 Nikon 28-105mm f3.5-f4.5
プログラムオートで撮影 ( f5 1/500秒 98mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
191026_014.jpg
15.パノラマリフト
スキー場にはいくつものリフトがある。この辺りは春から夏にかけて、きっとチョウもいるだろう。その頃に来てみたいと思った。

Nikon D750 Nikon 28-105mm f3.5-f4.5
プログラムオートで撮影 ( f5 1/500秒 98mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
191026_015.jpg
16.苗場ドラゴンドラ山頂駅付近
あっという間に田代ロープウェイの山頂駅から苗場ドラゴンドラの山頂駅に来てしまった。此処には数軒のクレープ、ホットドッグ、コーヒーといった旗を立てた模擬店が出ていた。

Nikon D750 Nikon 28-105mm f3.5-f4.5
プログラムオートで撮影 ( f4.2 1/500秒 66mm ISO110 ) 露出補正 -0.3段
191026_016.jpg


2019年5月 3日

武蔵嵐山 蝶の里公園 ホソオチョウ 4月23日

昨日はゴルフを楽しんだので、少々疲れてはいたが、このシーズンはチョウの写真も撮りたい。5日前に妙高から帰ってきた道を再び武蔵嵐山に向かった。関越道を東松山で下りる。
 今年もホソオチョウを撮りたいと思ってここへ来た。ホソオチョウというのは韓国から移入されたチョウである。国立環境研究所の「侵入生物データベース」によれば、国外からの持込も国内での分布拡大も,"放蝶ゲリラ"による人為的な放蝶によると考えられているとし、違法な放蝶により日本に生息している悪モノなのだ。しかし、悪いのはホソオチョウではなく、ヒトであり、ホソオチョウにとっては、新天地を与えられてハッピーなのかもしれない。
 国内での初記録は1978年の東京都日野市.この時点で,既に定着していたと考えられている。そして、数年のうちに、東京都から中央本線沿いに山梨県にまで局地的に分布を広げた。1990年代になると、京都府、岐阜県、栃木県、宮城県、福岡県など地理的に離れた地域に生息が確認されている。本種は飛翔能力が低いため、現在までに生息が確認されたことのある地域は、違法な放蝶といった人為的手段で分布を広げたものと考えられている。1980年代に東大構内で発生した際には,成虫の駆除により根絶されたそうだ。一方で、あるところでは、この蝶を保護するため、天然記念物に指定しようかという話まで出る騒ぎもあったそうだ。
 日本チョウ類保全協会編の「日本のチョウ」では重点対策外来種とされている。
 そういうチョウを目の色を変えて追いかけまわすのは顰蹙を買うかもしれないが、ホソオチョウそのものは魅力的な蝶である。今年も撮りたくなってやってきた。

190423_001.jpg 1.ホソオチョウ♂ -1
午前10時、広い草むらをふわふわとたくさんのホソチョウが飛んでいる。なかなか止まってくれないが、やっとタンポポに止まった。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f4.5 1/2500秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
190423_002.jpg 2.ホソオチョウ♂ -2
破損している個体は少ないが、やや擦れてきているように思う。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 219mm ISO200 ) 露出補正 なし
190423_003.jpg 3.ホソオチョウ♀ -1
♂もきれいだが、♀も魅力がある。前翅から後翅にかけて「韓くれない」とも呼ばれる深紅の輪が渋い。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f4.5 1/1600秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
190423_004.jpg 4.ホソオチョウ♀ -2
周りには♂がいっぱい飛んでいるのだが、求愛してくる♂はいない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO125 ) 露出補正 なし
190423_005.jpg 5.ホソオチョウ♀ -3
こんな低いところに止まるので撮りにくい。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 11mm ISO100 ) 露出補正 なし
190423_006.jpg 6.ホソオチョウ♀ -4
♀はあまり長い距離を飛ばないで、すぐに止まることが多い。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 155mm ISO125 ) 露出補正 なし
190423_007.jpg 7.ホソオチョウ♂ -3
タンポポと同じ高さくらいまでカメラを下げて、モニターで撮る。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 23mm ISO100 ) 露出補正 なし
190423_008.jpg 8.ホソオチョウ♀ -5
♀の裏面を撮った。この個体は少し擦れているようだ。産卵ではない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 23mm ISO100 ) 露出補正 なし
190423_009.jpg 9.ホソオチョウ♀ -6
オオイヌノフグリに吸蜜に来たのかともったが、そうではないようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
190423_010.jpg 10.ホソオチョウ♂ -4
♀の写真が多いが、これは♀が魅力的だから多く撮ったからで、ふわふわと飛んでいる個体数は♂が圧倒的に多い。この個体は擦れていない。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f4.5 1/2000秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
190423_011.jpg 11.ホソオチョウ♂ -5
前の写真と同じ個体だった。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f4.5 1/1600秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
190423_012.jpg 12.ホソオチョウ♂ -6
小一時間、この草むらでホソオチョウを堪能することができた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし


2019年4月29日

上越妙高へドライブ旅行(2・終) 4月18日

翌18日は、昨日よりも良い天気になった。部屋からは、まだたっぷり雪の残るスキー場のゲレンデが見られ、その向こうには白銀の妙高山(2,454m)が輝く。
 昨日、ギフチョウに会えなかったのが心残りであり、もう一度「斐太歴史の里」へ行ってみることにした。案内所へ行くと、昨日とは違う女性がおられ、この方はギフチョウのことに詳しかった。今年はギフチョウは少ないとのことである。傍に咲いていたカンアオイの花を教えてくれた。昨日の乱舞していたという話は、やはりキアゲハのことに違いないという。
 2日間続けてやってきたことに同情され、ギフチョウのいそうなところ、カンアオイがあるところなどを教えてくれた。そして、北登城道を「鮫が尾城跡」まで上がる。だが、やはりギフチョウは現れなかった。
 この後、総合案内所の先ほどの女性が、もしかしたらギフチョウがいるかもしれないと、天神堂古墳群へ行くこと薦めてくれた。行ってみたが、やはりギフチョウの姿はない。最後に桜がきれいだという松ヶ峯に寄って帰路についた。
 今回は往復で約780km走り、高速道路料金は16,000円弱だった。ギフチョウには会うことができなかったが、雪を被った上信越の山々を見ながらのドライブは快適だったし、花見もでき、満足できる一泊二日の旅だった。

1.朝の妙高山 -1
昨夜は疲れていたので、早く就寝した。朝の5時半に明るさを感じて覚醒し、窓のカーテンを開けてみると、雲一つない青空。妙高山の山頂は朝の光に輝いていた。もう少し早く目が覚めていれば、もしかしたら、日が当たって、赤く染まった頂きが見られたかもしれない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 28mm ISO400 ) 露出補正 なし
190418_001.jpg
2.朝の妙高山 -2
山頂をもう少し引き寄せてみた。まだ、朝の光で少し赤みが残っている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 60mm ISO160 ) 露出補正 なし
190418_002.jpg
3.ルンルンスキー場 -1
休暇村妙高の前はスキーゲレンデになっているが、見ての通りならだかな斜面である。平均斜度10度、全長900mのコースは子供や初心者の練習におすすめという。利便性抜群である。正面右側が妙高山でその左が三田原山(2,347m)だ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 25mm ISO100 ) 露出補正 なし
190418_003.jpg
4.朝の妙高山 -3
朝食を終え部屋に戻ってきたときの妙高山の姿である。それにしても雲一つなく晴れたものだ。マクロレンズで撮った。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f4 1/4000秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
190418_004.jpg
5.ルンルンスキー場 -2
ゲレンデの全景である。右側にリフトがあるが今は動いていない。左から三田原山、妙高山、そして妙高山とともに日本百名山の一つである火打山(2,462m)、その手前の山は妙高山の外輪山である神奈山(1,909m)だ。休暇村妙高の標高は787mだそうだ。昨日、ここへ上がってきた道を、さらに進むと、関温泉、燕温泉がある。すぐ近くに、妙高カントリークラブというゴルフ場があるが、まだ雪に覆われていた。5月1日にオープンされるようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/1000秒 11mm ISO100 ) 露出補正 なし
190418_005.jpg
6.カンアオイの花
何とかギフチョウに会いたいと思い、2日目も斐太歴史の里へ向かう。総合案内所に着いたのは9時少し過ぎていた。この日案内所にいた女性は昨日とは違うかたで、ギフチョウのことをよく知っていた。今年はギフチョウが極めて少ないらしい。昨日の鮫ヶ尾城跡で乱舞していたというのは、やはりキアゲハのことだったようだ。その女性が、ここにカンアオイ(ギフチョウの食草)の花が咲いていますよと教えてくれた。カンアオイの花は初めて見た。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f4 1/640秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
190418_006.jpg
7.コツバメ -1
年1回の発生で春先に現れるコツバメがいた。関東にもいるのだが、なかなか撮るチャンスがない。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f4 1/800秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
190418_007.jpg
8.コツバメ -2
前の写真と同じ個体。小さなシジミチョウなので、近寄って撮った。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro 絞り優先オートで撮影  ( f4 1/640秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
190418_008.jpg
9.オオイワカガミ
昨日も撮影した。葉が大型で、長さと幅が8~12cmあり、鋸歯が目立つ。葉は艶があり固く、光を照り返すので岩鏡という名がついたそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 41mm ISO400 ) 露出補正 なし
190418_009.jpg
10.カタクリが咲く登山道
この日は天気が良く、北登城道も陽光に溢れ、その両側にはカタクリの花が咲く。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 143mm ISO100 ) 露出補正 なし
190418_010.jpg
11.上越市の眺め
鮫ヶ尾城跡からの眺めは素晴らしい。上越市は新潟県上越地方で古くから相互補完の関係を築いてきた高田市と直江津市が、1971年(昭和46年)4月29日付で新設合併して発足した。高田平野(頸城平野、上越平野ともよばれる。)の向こうに見えるのは米山山地と思う。左側が日本海だ。手前には新幹線が走る。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 73mm ISO100 ) 露出補正 なし
190418_011.jpg
12.鮫ヶ尾城跡 桜と新緑と雪山
高田平野の反対側の眺めは、雪の妙高連山をバックに新緑が萌え、サクラが咲き、雪国の春そのものだった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 41mm ISO100 ) 露出補正 なし
190418_012.jpg
13.高田平野
再び、サクラと高田平野の広がりを眺める。今回はギフチョウには会えなかったが、この景色を見られたことはここまで来た甲斐があった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1000秒 38mm ISO100 ) 露出補正 なし
190418_013.jpg
14.ユキツバキ
鮫ヶ尾城跡の山頂には約1時間ほどいた。しかし、ギフチョウは現れなかった。そろそろ下山する。路傍に咲くユキツバキは深紅で花が小さく凛としていた。主に日本の太平洋側に分布するヤブツバキが東北地方から北陸地方の日本海側の多雪地帯に適応したものと考えられるとのこと。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f4.5 1/1000秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
190418_014.jpg
15.陽光を浴びるカタクリの花
wikipediaによると、蕾をもった個体は芽が地上に出てから10日程で開花する。日中に花に日が当たると、花被片が開き反り返る。日差しがない日は終日花が閉じたままであるという。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f4.5 1/1000秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
190418_015.jpg
16.白いカタクリ
白いカタクリの花が咲くのは100万本に1本という確率だそうだが、ここではよく見ることができた。斑紋がない葉を撮っていた写真なので載せたが、ピントが甘い。ご容赦。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f4.5 1/800秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
190418_016.jpg
17.カタクリの花
2輪のカタクリの花が形よく並んで咲いていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 21mm ISO800 ) 露出補正 なし
190418_017.jpg
18.カキオドシ
小さな花が可愛らしかったので撮ったが、日本全国どこにでも自生する多年草だそうだ。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f4.5 1/1600秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
190418_018.jpg
trong>19.天神堂古墳群
総合案内所まで下りてきて、先ほどの女性に、残念ながらギフチョウに会えなかったことを伝え、お礼を言った。すぐ傍に国指定史跡になっている天神堂古墳群というところがあるので、一応寄ってみてくださいと言われた。妙高市教育委員会のパンフレットによれば、ここは観音平・天神堂古墳群と言い、斐太遺跡の北に位置する観音平古墳群と、約1km離れたここ南側の天神堂古墳群には、2基の前方後円墳をはじめとして方墳、円墳などが3世紀後半から5世紀にかけて170基あまり造られたという。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 12mm ISO100 ) 露出補正 なし
190418_019.jpg
20.一面に咲くカタクリ
天神堂古墳群の広場のようになったところには、一面カタクリの花が咲いていた。しかし、チョウが飛ぶ姿は見えない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 55mm ISO100 ) 露出補正 なし
190418_020.jpg
21.諏訪神社?
この鳥居は、車を路駐した下の道から石段を上がってきたところにある。天神堂古墳群に立てられていた案内板を見ると、この場所に乙吉神社と、龍町神社の二つの神社の名前がある。位置的にみるとこの鳥居は龍町神社のもので、諏訪神社ともいわれるようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 15mm ISO200 ) 露出補正 なし
190418_021.jpg
22.松ヶ峯
この近くにもう一つサクラの名所がある。今朝、休暇村妙高のフロントで、「松ヶ峯の桜はまだ咲いてますか?」と尋ねてみたところ、「今が見頃です」ということだった。天神堂古墳群から国道18号線で松ヶ峯入り口までそれほど時間はかからなかった。松ヶ峯というところは妙高サンシャインランドというリゾート施設になっていた。ゴルフ場もある。駐車場に車を停めて、歩いてみた。絵を描いている人たちもいた。雪山とサクラが素晴らしい。妙高山のやや手前に見える神奈山の中腹には「跳ね馬」(雪形)が見える。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/1000秒 19mm ISO100 ) 露出補正 なし
190418_022.jpg
23.ゴルフ場 -1
松ヶ峯の池の向こうはゴルフ場だった。妙高サンシャインホテルに付設された妙高サンシャインゴルフ倶楽部(18ホールズ)という。4月1日にプレオープンされ、4月13日にシーズンインしたようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 43mm ISO100 ) 露出補正 なし
190418_023.jpg
24.ゴルフ場 -2
見たところ、フラットでとても良いコースのように思える。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 32mm ISO100 ) 露出補正 なし
190418_024.jpg
25.ゴルフ場 -3
ティーイング・グラウンドにカートがやってきた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 76mm ISO100 ) 露出補正 なし
190418_025.jpg
26.ゴルフ場 -4
こんな天気の良い暖かい日に、雪山とサクラを見ながらゴルフができるのは羨ましい限りだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 56mm ISO100 ) 露出補正 なし
190418_026.jpg
27.妙高サンシャインホテル
ホテルは妙高サンシャインゴルフ倶楽部のクラブハウスにもなっているようだ。ラウンドを終えたパーティーのカートがクラブハウスに戻っていく。私たちも駐車場に戻り、帰路につく。午後1時少し過ぎたところだった。帰路も往きと同じで、上信越道、関越道、圏央道を走って、途中、東部湯の丸SAと狭山PAで休憩をとり、明るいうちに無事自宅に帰着した。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1000秒 25mm ISO100 ) 露出補正 なし
190418_027.jpg


2017年5月13日

武蔵嵐山 蝶の里と都幾川河岸散策 4月28日

ホソオチョウという韓国から人為的に持ち込まれたといわれるアゲハチョウ科の蝶がいる。アカボシゴマダラと同じように、要注意外来生物であるが、一度、会ってみたいと思っていた。いくつか報じられている発生地の中に、埼玉県の都幾川沿いにも発生していると知り、武蔵嵐山の蝶の里公園と併せて都幾川河岸を歩いてみることにした。
 詳細な場所が判らず、カーナビで設定できないので、嵐山町役場を目的地にした。そこで聞き込みをしようという考えだ。東名高速の海老名から圏央道経由、鶴ヶ島で関越道に入り、東松山で下りようと考えた。しかし、国道16号から東名高速のインターに入ったところで、カーナビの案内に惑わされて、誤って東京方面にのってしまった。カーナビは環八経由、練馬から関越にのせたかったようだ。結局、その通りに走ることになり、東名高速の東京終点から環八を走ることになる。これなら始めから第三京浜で環八へ出た方が早くて安い。大失態だ。そんなことで嵐山町の役場に着いたのは10時少しすぎだった。町役場で蝶の里公園の場所を聞き、観光案内地図をもらって、やっとたどり着くことができた。
 まず、チョウの里公園を歩く。人は少なかった。向こうから歩いて来られたご婦人から「何の写真を撮られてますか」と聞かれた。花の写真を撮っているのならと、キンラン、ギンランが咲いているところを教えてくださった。ともに絶滅が心配されている珍しい花だそうだ。
 蝶の里公園を出て、都幾川の河岸を歩く。大きな川だ。のどかで気持ちがいい。左岸、右岸とそれほど広くない河川敷を歩く。
  午後になって、ようやくホソオチョウに遭遇した。限られた範囲だったが、数は多かった。チョウの写真は後編で掲載するとして、まず、散策したところを見ていただきたい。
 近くには、紅葉がきれいな嵐山渓谷や木曽義仲産湯の清水がある鎌形八幡神社や、菅谷城跡とも呼ばれる、鎌倉幕府の有力御家人として知られる畠山重忠の館跡である菅谷館跡など、歴史的な遺構がある。季節を改めてまた来てみたいと思った。

1.嵐山町役場
立派な町役場なのに驚いた。小高い丘の上に立っている。昭和42年(1967年)町制が施行され、菅谷村は嵐山町となる。この時の国勢調査では2091世帯、人口10,148人であった。平成7年の国勢調査で5,768世帯、人口19,706人となった翌年の平成8年(1996年)にこの町役場新庁舎が完成している。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(​ ​f3.3 1/1600秒 4mm ISO100​ )露出補正 -0.3段
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2.ホテルのような嵐山町庁舎
とても町役場とは思えない。まるでリゾートホテルのようだ。中に入って、たまたま、向こうから歩いて来られた職員の方に「蝶の里公園」へ行きたいのですが」と尋ねると、嵐山町ガイドマップを下さり、道を教えてくださった。チョウの里公園は平成5年(1993年)4月30日に開園している。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(​ ​f3.3 1/1600秒 4mm ISO100​ )露出補正 -0.3段
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3.ピンクのハナミズキ
玄関の脇に植えられていた1本のハナミズキの木がピンクの花を咲かせていた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(​ ​f5.2 1/640秒 27mm ISO100​ )露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
4.ギンラン 銀蘭
蝶の里公園に到着。散策されていたご婦人がギンランが咲いているのを教えてくれた。1990年代ころから急激に数を減らし、絶滅危惧II類(VU)(環境省レッドリスト)として掲載されたそうだ。これから花はもっと開くようだが、もっと丁寧に撮っておけばよかった。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/250秒 90mm ISO900 )露出補正 なし
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5.キンラン 金蘭
「こっちにあるのがキンランです」とおしえてくださったのは、5~6m離れたところに咲いていたキンランだった。ウィキペディアによれば、キンランもギンランも、同じような場所で同時期に開花するが、近年は雑木林の放置による遷移の進行や開発、それに野生ランブームにかかわる乱獲などによってどちらも減少しているので、並んで咲いているのを見る機会も減りつつあるそうだ。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/250秒 90mm ISO450 )露出補正 なし
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6.都幾川河川敷
都幾川(ときがわ)は蝶の里公園の南側に流れている。都幾川とその支流である槻川(つきかわ)が合流する二瀬橋の手前から下流の方に向かって河川敷を歩いてみた。多摩川でもそうであったが、ここでも菜の花が咲いている。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(​ ​f4.2 1/1600秒 12mm ISO100​ )露出補正 -0.3段
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7.都幾川 二瀬橋
都幾川は荒川水系の一級河川であり越辺川の支流である。Wikipediaによれば、この上流域には大野ダムの建設計画があったが、治水計画見直しにより現在は中止されている。比企郡嵐山町で秩父郡東秩父村を源流とする槻川を合わせる辺りは京都の嵐山の風景によく似ている事から武蔵嵐山と命名され嵐山渓谷と呼ばれている。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(​ ​f3.3 1/1000秒 4mm ISO100​ )露出補正 -0.3段
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8.堤防と桜並木
都幾川右岸は桜並木になっている。もう花は落ちてしまって新緑になっているが、咲いているころはさぞ、きれいだったろうと思う。全長2kmに、約250本のソメイヨシノが連なっている。四半世紀前に地元住民の寄付により記念植樹された若木が今では大変見事になったということだ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(​ ​f5.2 1/400秒 30mm ISO100​ )露出補正 -0.3段
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9.オオムラサキの森
再び蝶の里公園に戻る。 嵐山町のホームページによれば、オオムラサキの森は、もとからある雑木林を生かして整備された森だそうだ。この森が整備されたのは1986年(昭和61年)で、埼玉県により買収・整備され、オオムラサキの保護や森づくりの活動拠点として嵐山町に託された。森の広さは約1.7ヘクタールで、保全観察林、展示見本林、実験林、観察林の4つの区域に分かれている。さらに、森内にあるオオムラサキの森活動センターも(財)日本宝くじ協会の助成を受けて建築された。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(​ ​f4 1/125秒 9mm ISO125 )露出補正 -0.3段
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10.オオムラサキの幼虫
オオムラサキの森活動センターに来た。そこには大きなエノキの木があり、その枝にはグリーンのネットで被われたオオムラサキの幼虫が飼育、観察されていた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(​ ​f4 1/200秒 9mm ISO100 )露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
11.エノキの葉
エノキの葉は、瑞々しい新緑になっていた。オオムラサキの幼虫たちにとって、やわらかくて、さぞおいしいことだろう。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(​ ​f4.2 1/125秒 12mm ISO100 )露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
12.オオムラサキの森活動センター
グリーンのネットに被われた幼虫のことについて聞いてみようと思ったが、オオムラサキの森活動センターには、どなたもいらっしゃらなかった。この辺りで見ることのできるチョウたちの写真などが展示されていた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(​ ​f3.3 1/100秒 4mm ISO1600 )露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。


2014年8月 8日

初めての赤城山 7月24日


 前々から一度行ってみたいと思っていた赤城山だったが、なぜかその機会がなかった。圏央道も開通し、海老名から関越道の鶴ヶ島まで行けるようになったので、チャレンジを試みる。先日、山梨へ行ったときは、海老名から八王子JCTまで、30分ほどで抜けられ「これは速い」と実感した。しかし、八王子JCTから鶴ヶ島JCTまでは、それより少し時間がかかった。練馬~鶴ヶ島よりやや距離がある感じだ。自宅から横浜新道、環八で関越道の練馬インターから入るのと、この日のように東名、圏央道を走って、鶴ヶ島へ抜けるとのどちらが早いか?距離的には横浜新道、環八周りのほうが短いように感じる。環八を抜けるのにかかる時間次第のようだ。
(参考:圏央道 海老名-鶴ヶ島 距離 69km、 所要時間 1時間20分 / 関越道 練馬-鶴ヶ島 30km、所要時間 40分)

 朝6時半に自宅を出発、途中、上里SAで朝食にし、前橋ICで関越を降り、しばらく市内を走って、県道4号線をまっすぐ登って、赤城山ビジターセンターがある、覚満淵の駐車場に車を止めたのは、ちょうど10時だった。3時間半を要した。

  覚満淵は規模はあまり大きくはないが、きれいなところだった。人は少ない。蝶は多くはなかったが、木道の傍に咲くノハラアザミにウラギンヒョウモンやセセリチョウが来ていた。
 小一時間、覚満淵を一周したあと、大沼湖畔にある赤城神社へ移動した。観光シーズンに入っているのにここも人が少ない。 赤城神社でお参りをし、再び、車で大沼を一周した。赤城はゼフィルスが有名だが、ポイントが分からない。
  覚満淵へ上ってくる途中に、ここは蝶がいそうだなというところがあった。赤城山総合観光案内所がある新坂平というところだ。ここの大きな駐車場にポツンと車を停めて、そのあたりで写真を撮ったが、ヒョウモンチョウがいたくらいで収穫はなかった
  天気予報が当たり、雲が広がってきた。車の中で、持参したおにぎりを食べて、帰路に着いたのはごご1時半、途中、富士見温泉で立ち寄り湯にも入り、前橋IC~関越に乗り圏央道を走って、往きと同じ道をたどった。圏央道に新しくできた厚木PAで一休みしたが、相模川を眺めながら食べた「さがみ食堂」というところの「なんつッ亭濃厚とんこつラーメン(780円(税込)」がとても美味しかった。濃厚とんこつラーメンというが、味はしつこくなく上品だった。

1.覚満淵
赤城ビジターセンターの駐車場に車を停め、覚満淵の入り口への散策路に入る。標高1,360m、周囲500mの沼のまわりは湿地帯となっていて、沼と湿地帯とを覚満淵と呼ばれている。比叡山の高僧である覚満法師がここで七日七夜にわたり大法会を行ったことから覚満淵と呼ばれるようになったとのこと。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.4 1/850秒 12.9mm ISO200 ) 露出補正 なし
覚満淵;クリックすると大きな写真になります。
2.カルガモ
覚満淵に今は水鳥が少ないが、カルガモがグループになって浮かんでいた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/280秒 14.4mm ISO100 ) 露出補正 なし
ウラギンヒョウモン -1;クリックすると大きな写真になります。
3.ウラギンヒョウモン -1
覚満淵の周囲に設けられた木道を歩いていると、ノハラアザミが咲いていて、オレンジが複数、吸蜜に来ていた。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/640秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
ウラギンヒョウモン -1;クリックすると大きな写真になります。
4.ウラギンヒョウモン -2
ノハラアザミはこんな感じのところに咲いていた。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/640秒 32mm ISO200 ) 露出補正 なし
ウラギンヒョウモン -2;クリックすると大きな写真になります。
5.覚満淵とウラギンヒョウモン
背景に沼と湿原が拡がる。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/500秒 38mm ISO200 ) 露出補正 なし
140808_005.jpg
6.ウラギンヒョウモン -3
背景は駒ヶ岳だと思う。赤城山という山はなく、中央のカルデラの周囲を、円頂を持つ1,200mから1,800mの峰々が取り囲む山々の総称である。主峰は大沼の北東にある黒檜山(1,828m)。この駒ヶ岳は1,685mだ。覚満淵が1,360mだから、高い山とは感じない。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.0 1/800秒 4.4mm ISO200 ) 露出補正 なし
ウラギンヒョウモン -3;クリックすると大きな写真になります。
7.ヒメキマダラセセリ -1
ノハラアザミはまだ咲き始めたばかりのようだ。セセリチョウもやってくる。ストローを持ち上げてまっすぐ花に差し入れている。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/640秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
ヒメキマダラセセリ -1;クリックすると大きな写真になります。
8.コキマダラセセリ
ヒメキマダラセセリと少し感じが違うのがいた。オレンジ色がより鮮やかで、前翅の前縁が翅頂に向けてそり上がっている。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
コキマダラセセリ;クリックすると大きな写真になります。
9.ウラギンヒョウモンとコキマダラセセリ
ウラギンヒョウモンとコキマダラセセリが、ひとつの花に集まってくる。この花からは美味しい蜜が出ているのだろう。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/170秒 148.0mm ISO200 ) 露出補正 なし
ウラギンヒョウモンとコキマダラセセリ;クリックすると大きな写真になります。
10.ノハナショウブとコキマダラセセリ
覚満淵に咲くノハナショウブにコキマダラセセリが訪れた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/250秒 166.6mm ISO100 ) 露出補正 なし
ノハナショウブとコキマダラセセリ;クリックすると大きな写真になります。
11.女性ハイカー
写真を撮っていたら、若い3人のお嬢さんが追いついてきた。ウラギンヒョウモンとノハラアザミの背景にさせていただく。「どちらからですか?」と尋ねたら「前橋からです」との返事。覚満淵には良く来ているらしい。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/900秒 4.4mm ISO200 ) 露出補正 なし
女性ハイカー;クリックすると大きな写真になります。
12.地蔵岳
覚満淵入り口から歩き始めて約30分、湿原の反対側あたりに来た。地蔵岳(1,674 m) の 山頂には各電波通信の赤城中継局が置かれている。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/900秒 10.7mm ISO200 ) 露出補正 なし
地蔵岳;クリックすると大きな写真になります。
13.湿原に咲くノハナショウブ
あざかな紫の花だった。今が盛りのようだ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.6 1/850秒 7.0mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
湿原に咲くノハナショウブ;クリックすると大きな写真になります。
14.外国人女性ハイカー
どこから来られたのだろうか? さっそうと歩いていた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/320秒 59.0mm ISO320 ) 露出補正 -0.3段
外国人女性ハイカー;クリックすると大きな写真になります。
15.ヒメキマダラセセリ -2
覚満淵一周路の3分の2くらいまで来た。このあたりはちょっと沼から離れたところを歩く。ヒメキマダラセセリが飛ぶ。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/800秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
ヒメキマダラセセリ -2;クリックすると大きな写真になります。
16.ヒメキマダラセセリ -3
ヒメキマダラセセリの裏面は、個体によって微妙な差がある。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/250秒 140mm ISO720 ) 露出補正 なし
ヒメキマダラセセリ -3;クリックすると大きな写真になります。
17.スジグロシロチョウ
日陰になるところをゆっくりと飛び、花を訪れる。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/250秒 140mm ISO360 ) 露出補正 なし
スジグロシロチョウ;クリックすると大きな写真になります。
18.クロヒカゲ
ヒカゲチョウかと思ったが、クロヒカゲの♀のようだ。樹液を吸いに来ている。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/160秒 92.0mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
クロヒカゲ;クリックすると大きな写真になります。
19.サトキマダラヒカゲ
樹液の匂いがするのだろうか、17.のクロヒカゲがいたところの周りを飛び回り、止まる。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/160秒 185.0mm ISO320 ) 露出補正 -0.3段
サトキマダラヒカゲ;クリックすると大きな写真になります。
20.ウラギンヒョウモン -4
ビジターセンターの駐車場まで戻ってきた。その傍に小さな赤い花が咲いていて、ここにもウラギンヒョウモンがいた。エルタテハも見かけたが、よい写真は撮れなかった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/250秒 138.4mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
ウラギンヒョウモン -4;クリックすると大きな写真になります。
21.ヒメウラナミジャノメ
20.と同じところで撮った。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/180秒 92.0mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
ヒメウラナミジャノメ;クリックすると大きな写真になります。
22.赤城神社
車で5分ほど走ると大沼湖畔に出る。大洞というあたりが旅館や飲食店のあるにぎやかなところで、さらに進むと赤城神社の入り口がある。 赤城神社は大沼の小鳥ケ島という小さな半島にある。駐車場の車を置いて、その半島のい先端にかけられた赤い橋を渡る。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/500秒 60mm ISO200 ) 露出補正 なし
赤城神社;クリックすると大きな写真になります。
23.赤城神社 鳥居
赤い橋を渡ると鳥居があり、鳥居をくぐって右手に行くと社殿がある。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.6 1/850秒 6.8mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
赤城神社 鳥居;クリックすると大きな写真になります。
24.赤城神社 社殿
もとは大洞にあった。1601年(慶長2年)、厩橋(前橋)城主として入封した酒井重忠が鬼門に当たる大洞赤城神社を篤く信仰し、歴代藩主もこれに倣ったと伝えられる。1970年(昭和45年)、現在の小鳥ヶ島(厳島神社跡地)に大洞から遷座し、社殿が現存するものへ再建された。この際に小鳥ヶ島の環境を破壊するとして反対運動が起こっているそうだ。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/500秒 30mm ISO200 ) 露出補正 なし
赤城神社 社殿;クリックすると大きな写真になります。
25.境内のテングチョウ
この写真の左手に手水舎がある。そこにテングチョウが吸水に来ていた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.6 1/850秒 6.0mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
境内のテングチョウ;クリックすると大きな写真になります。
26.クジャクチョウ
赤城神社を離れ、朝、上ってくる途中に蝶のいそうなところがあったので、そこに寄ってみることにした。そこは赤城山総合観光案内所のあるところから、新坂平というところで、大きな駐車場もあった。しかしその広い駐車場にはほかに1台しか停められていない。駐車場に沿って歩いてみると、クジャクチョウが飛び出した。後翅を鳥についばまれている。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.0 1/800秒 133.4mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
クジャクチョウ;クリックすると大きな写真になります。
27.ヒカゲチョウと紛らわしいクロヒカゲ♀
これもヒカゲチョウと紛らわしいが、クロヒカゲ♀のようだ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.0 1/160秒 76.5mm ISO320 ) 露出補正 -0.3段
ヒカゲチョウと紛らわしいクロヒカゲ♀;クリックすると大きな写真になります。
28.クロヒカゲ♂
♀に比べ、♂のほうはクロヒカゲというのを明確に判断できる。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/160秒 133.4mm ISO320 ) 露出補正 -0.3段
クロヒカゲ♂;クリックすると大きな写真になります。
29.ウラギンヒョウモン -5
日は陰ってきていたが、新坂平の駐車場の脇の草原を何頭ものオレンジが飛び回っていた。このウラギンヒョウモンは羽化したてのようでとてもきれいだった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/160秒 115.0mm ISO160 ) 露出補正 なし
ウラギンヒョウモン -5;クリックすると大きな写真になります。
30.ヒョウモンチョウ
新坂平の駐車場の草むらを飛び回るオレンジの中で、ウラギンヒョウモンとちょっと異なるのがいた。花には止まらない。裏面で確認しようと思うが、裏も見せてくれない。撮影した画像をモニターでみると、どうやらヒョウモンチョウのようだ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/160秒 160.5mm ISO160 ) 露出補正 なし
ヒョウモンチョウ;クリックすると大きな写真になります。
31.圏央道 厚木パーキング・エリア
帰路、富士見温泉で立ち寄り湯をしたあと、前橋で関越道に上がったが、途中どこかで一休みしようと思いながら、圏央道に入ってしまった。混んでいるかもしれないが、新しくできた厚木PAに寄った。幸い、パーキングも余裕があり、フード・コートで食べた「なんつッ亭濃厚とんこつラーメン」もとても旨かった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.6 1/600秒 8.8mm ISO100 ) 露出補正 なし
.圏央道 厚木パーキング・エリア;クリックすると大きな写真になります。
32.厚木PAから眺める相模川
ラーメンをすすりながら、相模川の流れを眺めた。相模川は山中湖を水源として、相模湖、津久井湖を経由して、相模平野を形成し、平塚市・茅ヶ崎市の境付近で相模湾に注いでいる。大きな川は眺めていると気分が落ち着く。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.6 1/400秒 8.1mm ISO200 ) 露出補正 なし
厚木PAから眺める相模川;クリックすると大きな写真になります。