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Atelierで“塗装”が含まれるブログ記事

2020年11月 3日

隠居の庭:10月の花など

お隣さんの老夫婦(我々よりも10歳くらい年上の)が亡くなられてから家は売家になっていたが、ようやく新しい居住者が決まって、解体工事が始まった。
 解体が進むと、お隣の陰になっていた手作りパーゴラが汚くむき出しになった。このパーゴラは、15年前にまだ少しは体力が残っていた時分に作ったものだが、材木が安物の2X4材で、その後塗装などの手入れをしなかったのでぼろぼろになっていた。
 この取り壊しをしていると、庭に咲いているフジバカマにアカタテハが吸蜜にやってきた。以前にアサギマダラが飛来したことがあるので期待したが、翅が欠損しているアカタテハだった。この蝶は、3日間にわたり飛来した。

DSC06710.JPG 2020/10/30 自宅庭(堺)センシュウギク(マリーゴールド)
地植え。寂しい秋の庭に、唯一、鮮やかに咲いている。
Sony α7Ⅱ + FE3.5-5.6/28-70mm
70mm 1/500 F5.6 ISO:160
DSC06699.JPG 2020/10/30 自宅庭(堺) フジバカマにアカタテハ
アカタテハは、翅の一部が欠損している。
Sony α7Ⅱ + FE3.5-5.6/28-70mm
70mm 1/500 F5.6 ISO:200
DSC06623.JPG 2020/10/30 自宅庭(堺) ホトトギス
裏庭のあまり日当たりのよくない小さな花壇に咲いている。家内によれば、今年は多くの花がきれいに咲いているそうだ。
Sony α7Ⅱ + Sigma18-300mm
75mm(35mm換算112.5mm) 1/500 F5.6 ISO:3200


2018年8月12日

隠居の庭:朝顔が咲いた

お隣との境界ブロック塀に、立てかけるように設置した木枠ネットに、朝顔がようやく一輪咲いた。この春、外壁を塗装したときに取り外したバラ誘引に使っていた木枠ネットを台所の窓から見えるブロック塀に立てかけたのだ。この下は小さな花壇になっており、家内はいろいろのものを植えている。ときには山椒の苗が植えてあったりして、新鮮な香り高い葉が食卓に上ったりする。
 この花壇に、思いついてスーパーで買った朝顔の種を撒いた。ここなら、小学生の植物観察よろしく毎朝雨戸を開けるたびに育ち方がわかる。6月はじめころ撒いた種は、忘れかけていたが、7月に入ってやがて二葉を出し、つるを伸ばして、木枠ネットに絡みついてきた。やがて塀際に植わっているお隣の棒がしにつるを伸ばしていったので、家内がネットに誘引した。猛暑の中、なかなか蕾がつかないな、なんて食卓の話題にしていたら、8月12日に花が咲いた。絞りの入ったしろい花だ。種を求めた時に、どのような花が咲くか袋にあったはずだが、すっかり忘れている。
 これから晩夏にかけて、それこそ朝の時間に楽しませてくれるのかもしれない。

;クリックすると大きな写真になります。 2018/8/12 桃山台(堺市)
朝顔 -1
暑さにもめげす咲いているサンゴバナの横にさいた。
SONY NEX-7 + SEL50M28
50.0mm 1/50 f/8.0 ISO100 EV 0
;クリックすると大きな写真になります。 2018/8/12 桃山台(堺市)
朝顔 -2
よく見ると早速バッタがやってきている。家内によると花を食すらしい。
SONY NEX-7 + SEL50M28
50.0mm 1/80 f/8.0 ISO100 EV 0


2017年10月 7日

隠居の散策:ハーベストの丘(3)2017/9/29

外壁塗装の工事が雨のために延びて、家の周りの覆いがまだ外れない。外気を吸いたくて、少し時間ができたので、年間パスポートを使って、ハーベストの丘をぶらりとすることにした。
 10月の始めから、コスモスフェスタというイベントが開かれる予定なので、開花も進んでいるかもしれない。
 開演 9:30 少し前に着いたので、広大な駐車場の周りをぶらりと歩いてみた。駐車場の西側は、畑作をしている鉢ヶ峯の丘がある。西側は、雑木林の谷となっている。南側に、遊園地がある。
 お恥ずかしい話であるが、後で写真のデータを見ると、設定が無茶苦茶になっている。どうやらシャッター前のシャッタースピードを変えるダイヤルに指がかかっているのを気づかずにいたらしい。最近は、ISOが跳ね上がっていても画像が見られるので、まあ、なんとかブログに使えるのであるが。

;クリックすると大きな写真になります。 2017/9/29 ハーベストの丘(堺市)
快晴
9月29日 9:20 気温 27.3℃ 湿度 42.0% 無風
空には雲一つない。

RICOH GR-Ⅱ
18.3mm AE( 1/700s f/5.6 ISO100) EV 0
;クリックすると大きな写真になります。 2017/9/29 ハーベストの丘(堺市)
フジバカマ
駐車場の東側にフジバカマが咲いていた。ひょっとして、アサギマダラが来るかもしれない。

SONY α7Ⅱ+Sigma 18-300mm macro
80.0mm TV( 1/500s f/5.6 ISO1250) EV 0
;クリックすると大きな写真になります。 2017/9/29 ハーベストの丘(堺市)
ヒメウラナミジャノメ
駐車場の東側の雑草に、比較的新鮮なヒメウラナミジャノメが留まった。

SONY α7Ⅱ+Sigma 18-300mm macro
80.0mm TV( 1/500s f/5.6 ISO1250) EV 0
;クリックすると大きな写真になります。 2017/9/29 ハーベストの丘(堺市)
アキノゲシ
ここにも、アキノゲシが勢力を伸ばしていた。

RICOH GR-Ⅱ
18.3mm AE( 1/320s f/5.6 ISO100) EV 0
;クリックすると大きな写真になります。 2017/9/29 ハーベストの丘(堺市)
ナガコガネグモ
園の入り口からすぐの植え込み巣を張っていた。

SONY α7Ⅱ+Sigma 18-300mm macro
250.0mm TV( 1/500s f/6.7 ISO500) EV 0
;クリックすると大きな写真になります。 2017/9/29 ハーベストの丘(堺市)
噴水
入り口近くに噴水がある。空には、雲一片ない。

RICOH GR-Ⅱ
18.3mm AE( 1/350s f/5.6 ISO100) EV 0
;クリックすると大きな写真になります。 2017/9/29 ハーベストの丘(堺市)
チャバネセセリ
サルビアの花で吸蜜していた。

SONY α7Ⅱ+Sigma 18-300mm macro
30.0mm TV( 1/500s f/4.5 ISO100) EV 0
;クリックすると大きな写真になります。 2017/9/29 ハーベストの丘(堺市)
クラフト体験教室の案内
ハロウィン用の装飾を作る教室が開かれるようだ。異文化が、なんの抵抗もなくどんどん入っている。

RICOH GR-Ⅱ
18.3mm AE( 1/90s f/4.5 ISO100) EV 0
;クリックすると大きな写真になります。 2017/9/29 ハーベストの丘(堺市)
オオチャバネセセリ
「平地では生息地・数が減少傾向にあり、地域の絶滅危惧種に指定されている場合がある。」と Wikipedia にはある。大阪府のレッドリストには、準絶滅種となっている。

SONY α7Ⅱ+Sigma 18-300mm macro
100.0mm crop TV( 1/500s f/5.6 ISO200) EV 0
;クリックすると大きな写真になります。 2017/9/29 ハーベストの丘(堺市)
ウラギンシジミ♂
前回(9月19日)に来たときに遭遇した場所とほぼおなじ場所で、開翅してくれた。

SONY α7Ⅱ+Sigma 18-300mm macro
300.0mm crop TV( 1/8000s f/6.7 ISO4000) EV 0
クリックすると大きくなります。 2017/9/29 ハーベストの丘(堺市)
キタキチョウ
ウラギンシジミがいたあたりには、黄色い蝶がひらひらしているが、なかなか留まってくれない。こんな写真しか撮れなかった。

SONY α7Ⅱ+Sigma 18-300mm macro
200.0mm crop TV( 1/8000s f/6.7 ISO2500) EV 0
クリックすると大きくなります。 2017/9/29 ハーベストの丘(堺市)
コガタスズメバチ
吸水に来ていた。近くに巣があるんだろうか。

SONY α7Ⅱ+Sigma 18-300mm macro
200.0mm crop TV( 1/8000s f/6.7 ISO4000) EV 0
;クリックすると大きな写真になります。 2017/9/29 ハーベストの丘(堺市)
吊り橋
ウラギンシジミがいた谷底から、吊り橋を見上げる。

RICOH GR-Ⅱ
18.3mm AE( 1/750s f/5.6 ISO100) EV 0
;クリックすると大きな写真になります。 2017/9/29 ハーベストの丘(堺市)
チャバネセセリ
マツバギクでは、チャバネセセリとモンキチョウがさかんに吸蜜していた。

SONY α7Ⅱ+Sigma 18-300mm macro
230.0mm TV( 1/6000s f/6.7 ISO2000) EV 0
;クリックすると大きな写真になります。 2017/9/29 ハーベストの丘(堺市)
コスモス畑
まだ、まばらに咲いている。10月からは、コスモス・フェスタらしい。 隣の畑では、キバナコスモスの苗がまだ花をつけていない。開花は11月ころになるらしい。

RICOH GR-Ⅱ
18.3mm AE( 1/800s f/5.6 ISO100) EV 0
;
2017/9/29 ハーベストの丘(堺市)
コスモス -1
ピンク色の花が最も多い。キタテハのが飛んでいたが、撮るチャンスがなかった。

SONY α7Ⅱ+Sigma 18-300mm macro
230.0mm TV( 1/500s f/6.7 ISO320 EV 0
;クリックすると大きな写真になります。 2017/9/29 ハーベストの丘(堺市)
コスモス -2
紫色は、一番少ない。

SONY α7Ⅱ+Sigma 18-300mm macro
150.0mm TV( 1/8000s f/6.7 ISO6400 EV 0
;クリックすると大きな写真になります。 2017/9/29 ハーベストの丘(堺市)
コスモス -3
白のコスモスも、なかなかきれい。

SONY α7Ⅱ+Sigma 18-300mm macro
150.0mm TV( 1/8000s f/6.7 ISO6400 EV 0
;クリックすると大きな写真になります。 2017/9/29 ハーベストの丘(堺市)
ホシミスジ
出口近くの歩道でヒラヒラしていた。このチョウは、動きが緩慢そうに見えて、人の陰には敏感である。

SONY α7Ⅱ+Sigma 18-300mm macro
150.0mm TV( 1/8000s f/6.7 ISO2000 EV 0
;クリックすると大きな写真になります。 2017/9/29 ハーベストの丘(堺市)
快晴
ゲート近くにあるスイトピーの花壇の向こうは快晴であった。
9月29日11時15分。気温 29.2℃ 湿度 39.0% 風速 1.0m

RICOH GR-Ⅱ
18.3mm AE( 1/800s f/5.6 ISO100) EV 0


2017年9月 2日

隠居の散策:8月の終わり頃の泉北ニュータウン・栂地区(1)

8月28日、昨夜少し雨が降ったせいか、朝は涼しくなった。秋が近づいてきている。だが、昼には気温が上がる予測だ。朝食摂るそうそう近所を歩いてみることにした。7時50分、ポーチにいつも入っている携行気象計 Kestrel で気温を測ってみると、気温29.1度、湿度50.5%だった。少し涼しくなった。
 今まで気づかなかったノウゼンカズラやアメリカアサガオが咲きだしている。暑い盛りからアチラコチラで咲いているヘクソカズラや七変化も、数を増やしたように思う。
 今回新たに気づいたのは、セセリチョウが、今咲く花に飛び回っていることだ。だが、セセリチョウの特定は難しい。撮った写真と図鑑と首っ引きだ。今回も YAMAKO さんに助力を頂いた。

;クリックすると大きな写真になります。 2017/8/28 大森(堺市)
七変化(ランタナ)
この酷暑の中で咲く、可憐な花だ。亜熱帯アメリカ原産で、わが国へは江戸時代の末期に渡来した。色の変化しない黄色や白色の品種もある。

RICOH GR-Ⅱ
18.3mm AE( 1/125s f/5.6 ISO100) EV -0.7
;クリックすると大きな写真になります。 2017/8/28 大森(堺市)
ノウゼンカズラ(凌霄花)
中国が原産 我が家の庭にもあったが、庭をリフォームしたときに取り払った。繁殖力が極めて強い。

RICOH GR-Ⅱ
18.3mm AE( 1/125s f/5.6 ISO100) EV -0.7
;クリックすると大きな写真になります。 2017/8/28 大森(堺市)
ヘクソカズラ (屁糞葛)
今年は豊作なのか、アチラコチラで目立つ。葉を1枚とって揉んでみると確かにいい匂いはしない。

RICOH GR-Ⅱ
18.3mm AE( 1/125s f/5.0 ISO100) EV -0.7
;クリックすると大きな写真になります。 2017/8/28 檜尾(堺市)
オオチャバネセセリ
道端の小さな花畑に、いろいろなセセリチョウが飛び回っていた。

SONY α7Ⅱ+Sigma 18-300mm
300.0mm crop TV( 1/500s f/6.7 ISO640) EV 0
;クリックすると大きな写真になります。 2017/8/28 檜尾(堺市)
キマダラセセリ
サルビア?の花に、キマダラセセリも飛んできた。

SONY α7Ⅱ+Sigma 18-300mm
150.0mm crop TV( 1/500s f/6.7 ISO800) EV 0
;クリックすると大きな写真になります。 2017/8/28 檜尾(堺市)
ヤマトシジミ
他のシジミチョウの姿はなくなった。

SONY α7Ⅱ+Sigma 18-300mm
200.0mm crop TV( 1/500s f/6.7 ISO800) EV 0
;クリックすると大きな写真になります。 2017/8/28 檜尾(堺市)
ヤマトシジミ開翅
表翅の色は、薄いので多分オスだろう。

SONY α7Ⅱ+Sigma 18-300mm
200.0mm crop TV( 1/500s f/6.7 ISO400) EV 0
;クリックすると大きな写真になります。 2017/8/28 檜尾(堺市)
イチモンジセセリ
代表的なセセリチョウ。この小さな花畑はいろいろな蝶が来るので楽しい。

SONY α7Ⅱ+Sigma 18-300mm
120.0mm crop TV( 1/500s f/5.6 ISO640) EV 0
;クリックすると大きな写真になります。 2017/8/28 檜尾(堺市)
アメリカアサガオ
和田川の柵に絡みついていた。繁殖力があるらしく、この時期いろいろなところでツルを伸ばしている。

RICOH GR-Ⅱ
18.3mm AE( 1/180s f/5.6 ISO100) EV -0.7
;クリックすると大きな写真になります。 2017/8/28 檜尾(堺市)
ニガカシュウ
同じく和田川の柵に絡みついていた。色々とネットサーチしたがヒットせず、「この花の名は?掲示板」に助けを乞うと「日陰のモモ子」さんという方が即座に答えていただいた。この方、すこぶる花の名に詳しい。
葉脈に規則正しく横に走る側脈があるのもニガカシュウの特徴ですと「ヤマノイモの仲間~葉による見分け方」ページにはある。

RICOH GR-Ⅱ
18.3mm AE( 1/160s f/5.6 ISO100) EV -0.7
;クリックすると大きな写真になります。 2017/8/28 檜尾(堺市)
クサネム(草合歓)
ニュータウンでは、まだ稲作が続いている。穂をつけ始めた田んぼの中に、今まで気づかなかった雑草が生えていた。
1年草。荒れ地や田の畦などに多いが、最近水田に多く発生し、収穫時に邪魔になったり、種子が籾に混入し米の品質を低下させる等で問題となっている。と「雑草図鑑」の「水田雑草」に説明がある。
堺いきもの情報館に投稿

SONY α7Ⅱ+Sigma 18-300mm
70.0mm TV( 1/500s f/5.6 ISO400) EV 0
;クリックすると大きな写真になります。 2017/8/28 檜尾(堺市)
ヒレタゴボウ(アメリカミズキンバイ)
キレイな黄色い花だが、これも水田の雑草ではないだろうか。少なくとも休耕田に繁茂していたりする。

SONY α7Ⅱ+Sigma 18-300mm
135.0mm crop TV( 1/500s f/9.5 ISO400) EV 0
;クリックすると大きな写真になります。 2017/8/28 檜尾(堺市)
イチモンジセセリ
小さな花畑の千日紅で吸蜜していた。横に咲いているケイトウには、留まらない。

SONY α7Ⅱ+Sigma 18-300mm
100.0mm TV( 1/500s f/8.0 ISO400) EV 0
;クリックすると大きな写真になります。 2017/8/28 檜尾(堺市)
みかんの花
ハチだろうか、吸蜜に来ていた。

SONY α7Ⅱ+Sigma 18-300mm
80.0mm TV( 1/500s f/6.7 ISO400) EV 0
;クリックすると大きな写真になります。 2017/8/28 檜尾(堺市)
マツヨイグサ
蕾をいっぱい付けていた。

SONY α7Ⅱ+Sigma 18-300mm
90.0mm TV( 1/500s f/8.0 ISO400) EV 0
;クリックすると大きな写真になります。 2017/8/28 檜尾(堺市)
マメアサガオにイチモンジセセリ
アサガオには、あまり蝶はやってこないのだが。

SONY α7Ⅱ+Sigma 18-300mm
230.0mm TV( 1/750s f/8.0 ISO400) EV 0
;クリックすると大きな写真になります。 2017/8/28 檜尾(堺市)
イヌマキの果実
実の色は、段々と色が変わっていくらしい。

RICOH GR-Ⅱ
18.3mm AE( 1/100s f/4.5 ISO100) EV 0
;クリックすると大きな写真になります。 2017/8/28 檜尾(堺市)
泉州の玉ねぎ
ちょっと前まで、このような玉ねぎの干場があちこちで見かけたのだが。

RICOH GR-Ⅱ
18.3mm AE( 1/90s f/4.5 ISO100) EV 0
;クリックすると大きな写真になります。 2017/8/28 檜尾(堺市)
サルスベリ並木
堺市南区役所の道路沿いに咲いている。区役所は現在外壁塗装かなんかの工事中である。

RICOH GR-Ⅱ
18.3mm AE( 1/90s f/4.5 ISO100) EV 0


  Kestrel

2013年4月16日

隠居のDIY:エクステリアのメンテナンス:デッキの塗装、テーブルの修繕

 
 桜の時期も過ぎて、屋外の作業をしていても快適になった。庭や垣根の花もいろいろと咲き出した。
2003年に、プロに作ってもらったウッドデッキを10年以上使ってきた。床板の材料は、アイアンウッド(多分ウリン)を使っているので、耐久性に問題はないと思うが、塗装が少し剥がれてきたので、防腐を目的に塗装することにした。
 エクステリアの清掃は、高圧洗浄機のケルヒャーの出番が多い。今回も、デッキの汚れをケルヒャーで洗浄した。古い塗装が剥がれて、地が見えているところもあるが、綺麗に塗装するのが目的ではないので、ペーパーは書けないことにした。
 水気がなくなるのを待って、リビングに続くアルミサッシ下部やデッキ中に立っているベランダを支える鉄柱などに、養生テープを貼った。
 ホームセンターで買い求めた1.6L(デッキは六畳ほどの広さがある) のオリーブ色防腐塗料ウッドスティンを刷毛で塗った。塗装作業は家内が自分でするというので任せた。中腰で移動しながらの作業は辛い。塗料は良くかき混ぜたつもりであったが、残量が少なくなるにつれて濃厚になってきので、最後に上塗りした部分はむらになってしまった。まあ、これで何年かは持つだろう。

ウッドデッキの塗装
ケルヒャーで洗浄;クリックすると大きな写真になります ケルヒャーで洗浄後;クリックすると大きな写真になります" 刷毛で塗装;クリックすると大きな写真になります 塗装後;クリックすると大きな写真になります
ケルヒャーで洗浄 ケルヒャーで洗浄後、塗装が剥げている。 刷毛で塗装、最近は便利な養生テープを売っている。 塗装後、少しむらになっている。


 もう一つ、手を入れたい場所は梅の木の下に作ったテーブルである。DIYをやり始めた2004年に、一生懸命に作ったものを、2009年に塗装しなおした。この天板の一部が腐ってきた。もともと、一般的な2X4材で作ったものだから、耐久性には問題がある。
 今回の修復は、この腐っている部分を、新しい部材と張り替える作業である。昔作ったものは、10年も経つと修復しなければならないものが増えてきた。
 天板はすのこのように角材にビスで止めている。この角材を脚部(ソーホースを応用したもの)に、ボルトで固定しているので、天板を外すのは、このボルトをインパクト・ドライバーで緩めるだけだから簡単な作業である。だが、天板はビスで止め、おまけにビス頭を隠すために、埋め木をしていた。
 この埋木を外して、中のビスをインパクト・ドライバーで抜けば簡単と考えていたが、10年も経つとネジ頭が錆びてもろくなっており、インパクト・ドライバーで抜けたのは2~3本であった。こんな時のために、メカアリゲータという治具を持っていたのを思い出し、これに付属している補助座掘錐でビスの周りを掘り下げ、プライヤーで抜くなどして、天板を取り外した。今回の作業で、最も時間を要した作業だった。
 ホームセンターで新しく求めた 1X8(コーナンでは売っていなくて、ロイヤルホームセンターで求めた。)と 1X6 を元のテーブルの曲線に合わせて、ジグソウでカットして、天板の横木としている元の角材にビス止めした。今回は、ビスの頭を隠すのはやめた。
 まだ、塗装はしていないが、塗装が剥がれてきているガーデンチェアと一緒に、塗装するつもりである。

腐ってきたガーデンテーブルの天板;クリックすると大きな写真になります ビスの頭は、埋め木で隠れている;クリックすると大きな写真になります 補助座掘錐を使う;クリックすると大きな写真になります 後日ペンキを塗るつもり;クリックすると大きな写真になります
腐ってきたガーデンテーブルの天板 ビスの頭は、埋め木で隠れている 補助座掘錐を使う 後日ペンキを塗るつもり


2012年3月30日

隠居のDIY :集成材で孫の本棚を作る


 小学校に入学するときにランドセル置を作成した初孫も今年に6年生となる。本がだんだんと増えてきたらしく、ランドセル置の続きに置く幅広の本棚を作って欲しいと云ってきた。

 棚作りは材質を何にしようかと迷うぐらいで、他はあまり問題となるところはない。なるべく軽くと思ったので、桐の集成材を使おうかと思ったが、一般的な材の長さ(1820mm)では、要望されている幅 1100mm の棚を取るともったない。それで、上下だけは、幅 300mm、長さ 2400mm のパイン集成材を使うことにした。パイン集成材だけでは重すぎるので、間の棚は桐集成材を使うことにした。横板も丈夫さの点から、幅 100mm 厚さ 18mm のパイン集成材を柱的に使うことにした。

 このような作品を作るときには、Excel で簡単な図面(詳細は決めない)を作っておいて、印刷しておく。作業をしながら、思いついた細かい部分を書きこんでいく。いわば、図面の現物合わせである。
 木工作品を作るときには、できるだけ金属は使いたくない。それで、棚板と横板の接合は、横板を棚板の幅だけ切り欠いて棚板を納めて見ることにした。棚の高さは、大型本・B5版本(高さ21cm)・新書版(高さ17.5cm)の3段にした。
裏板はいらないというので、裏板なしで製作にかかったが、これが結果的には問題であった。部材を組み上げたときに、切欠きが精密でなかったせいもあって、平行四辺形にひしゃげるのである。それで、最下部の棚板の下に、1X4 を縦半分に割いた横板を前と後ろに嵌めこむことにした。底板につけるキャスターを隠す意味合いもある。そのようにしてもまだ少し不安定であるので、一番上の棚の後部にも寸法に合わせて切断にした1X4 を嵌め込み、いずれもコースレッドの頭を隠す方法でしっかり留めた。さらに安定させるために、各棚板の横から、手持ちにあった頭のない隠し釘を打ち込んだ。これで外観上は、金属臭はなくなった。
 なお、キャスターは、底板に鬼目ナットをねじ込んでとりつけた。

簡易図面 切欠きを削る:
電動ノコで切り込みを入れてから、トリマーで削る
完成:
桐集成材とパイン集成材は塗装しなくてもきれいである。
完成:孫の部屋に置いた
簡易図面;クリックすると大きな写真になります 切欠きを削る;クリックすると大きな写真になります 完成;クリックすると大きな写真になります 孫の部屋に置いた;クリックすると大きな写真になります


用意した材料は、次のようなもので、¥8000ほどでそろった。
  • 長さ 1080mm 、幅300mm、厚さ18mm のパイン集成材 2枚
  • 長さ 1080mm、 幅250mm、厚さ18mm の桐集成材 2枚
  • 長さ 900mm、 幅100mm、厚さ18mm のパイン集成材 4枚
  • キャスター 4個(手持ちの物)
  • 鬼目ナット 4個
  • 長さ 1062mmの1X4 2枚
  • 細めの 35mmコーススレッド(木ねじ)12本ほど
  • 径 8mm 長さ 30mm の木ダボ 6個ほど
  • 長さ 30mmの両端のとがった隠し釘 


 使った工具は以下のものである。


リョービ トリマ TRE-40
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2011年10月26日

隠居、秋の野に咲く花を観察する


 涼しくなったら兵庫県鉢伏にある山小屋に行こうとパートナーと約束しながら、なんやかんやと雑用が入って、もう寒くなる頃(10月17・18日)になって一緒することができた。

 幸い天候に恵まれて、すっきりした青空が広がった。今回、私はデッキの木材部に防腐剤を塗装することが目的である。パートナーは、小屋のまわりの雑草を刈りながら、初めての燻製作りに挑戦していた。その合間を見て、屋根から滑り落ちる雪が引っかかる檜の枝打ちと花の咲かない桜を切り倒した。檜は、20年前ぐらいに友人が植えてくれたもので、結構背が高くなってしまって屋根の雪が滑り落ちる雪の邪魔になっていたのだが、根元から伐採するにはリスクがありそうだった。おかげで、デッキの前はすっきりと見通しが良くなった。

ヤマガラ;クリックすると大きな写真になります 翌早朝、雲ひとつ無い青空の下、久しぶりに探鳥散策にでかけた。鳥のさえずりはあまり聞こえてこない。農道の上のケーブルに留まったヤマガラを撮ったのが、ただ一羽の野鳥だった。
 ゲレンデから見える氷ノ山は、赤茶色に紅葉している。ゲレンデや農道の脇には、大阪ではあまり見慣れない秋の野草が花を咲かせていた。ネットで調べても名前の分からない花の名は、例によって、【この花の名は?掲示板】にお世話になった。

つくし岩沙参;クリックすると大きな写真になります荒地待宵草;クリックすると大きな写真になりますかんとうよめな;クリックすると大きな写真になりますオタカラウコウ;クリックすると大きな写真になります
つくし岩沙参:鉢伏(兵庫)
2011/10/18
荒地待宵草:鉢伏(兵庫)
2011/10/18
かんとうよめな:鉢伏(兵庫)
2011/10/18
オタカラウコウ:鉢伏(兵庫)
2011/10/18


2011年5月21日

隠居の庭仕事:ケルヒャーによる敷石掃除など


 5月になって、庭の花も賑やかになってきた。それにつれて、家内から庭での作業要請が増えてきた。
 2009年3月に、エクラン塗装したガレージのタイヤ汚れや敷石の黒ずみをケルヒャーで掃除することや、家を立てた時から使っていた裏庭の立水栓蛇口を、昨秋園芸店で求めていたかっこ良い蛇口に交換すること、ウッドデッキ用のオーニングを取り付けること、庭の多くをジェラストーンで覆っているので、花檀を作って小さな植木や花を植えられるようにすること、などである。やった仕事を一応記録しておこう。
 ケルヒャーでの清掃作業はそれほど難しいものではない。多少の根気がいるだけである。ノズルの先を敷石から10cmくらい近づけると汚れがよく落ちるようである。
 水道栓の付け替えもそれほど困難な作業ではない。庭の道路側についている水道メータ・ボックスにある水道栓は、簡単には動かないようになっているので、ロッキング・プライヤーを使って水を止めた。古い水道栓は、ウォータプライヤーを使うと外すことができた。あとは新しい水道栓にシールテープを巻きつけて、ねじ込むだけである。シールテープは、時計回りの方向に巻くのが正解である。(シールテープの卷き方
 オーニングそのものは、2007年に作ったものを使っているが、それを支えていた木製の腕木が古くなって折れてしまったので、新しく細工した。3X4cm 角材にペンキを塗って、これをパーゴラの棚に使っているアイアンウッドに金具を使ってボルトで取り付けた。今までよりは、多少長持ちが期待できると思っている。
 花檀は、組み合わせるだけで直径が70cm になるようにな、8 分円のレンガを売っていたので、これを組み合わせてみた。継ぎ目をモルタルで接着したほうが強いかもしれないが、将来動かすことも考えて組み合わせただけにしている。これに植える低木として、ヒペリカム・エンビフレアという花木を買ってきた。黄色い花が咲くのを期待している。

ケルヒャーでジェラストーンの清掃古い水道栓;クリックすると大きな写真になります昨年までのオーニング;クリックすると大きな写真になります新しく作った花檀;クリックすると大きな写真になります
ケルヒャーでジェラストーンの清掃作業。Before:古い水道栓Before:昨年までのオーニング新しく作った花檀
After:清掃後新しい水道栓;クリックすると大きな写真になります今年のオーニング;をヒペリカムを植えた;クリックすると大きな写真になります
After:清掃後After:新しい水道栓After:今年のオーニングヒペリカムを植えた

2010年6月15日

隠居のDIY:山小屋で、カッコウを聞きながら、2x4で作った棚の組み立てと床下物置きへの入口を改修する


 30年前くらいから山小屋 Hütte Hachi の玄関に置いていたスチール製の棚(W180xH180xD45cm) が一部が錆びて汚くなってきていた。棚があるからとほとんど使うことのない雑多なものを置く場所にもなっていた。
 雑多なものを整理することが目的ではあるが、パートナーがスチール製の棚を自宅の物置きに再使用するというので、その処分も決まった。そのあとに半分ほどの大きさの木製棚(W74xH182xD114cm) を作ることにした。

 ステーションワゴンで運び易いように、柱・桟・棚を別々に作製し現地で組み合わせることにした。材料は求めやすく、細工のし易い 2x4材 を使うことにした。
 2x4材は寸法が決まっているので細工はし易いが、多少歪んでいたりする。この歪みを修正しながら接合するには、経験的にボルトとナットを使うのが、最も強度が強くなる。
 ナットには、径6mmのボルトで接合できるように鬼目ナットを受け側に埋め込んだ。鬼目ナット埋込み用の下穴は、指示されている径のドリルを使わないと緩んだり埋込みにくくなる。種類にもよるが、径6mmの木工用鬼目ナットの場合、8.6mm~9mm のドリルを使う。
 組み合わせる時にボルトの頭が飛び出ないように、座掘錐で穴を開けておく。このとき、先にボルトを通す貫通穴を開けてしまうと作業がやりにくくなるので、必ず座掘を先にするようにしたい。また、鬼目ナットを埋め込む位置は、ドリル用の貫通穴を開けるときと同時に作業した方がよい。径6mm のボルトを通す穴を開けるときに、余裕をみて 9mm のドリルを使えばうまくいくようである。
 そのようにして部品を作っていくと、現地ではインパクトドライバーの先にボルト用のソケットをつけてボルトを締めるだけで組み上がる。
 あとは、棚部分に 1x4材を棚の幅にあわせて切断し、桟の上に並べて部分的に木ねじで留めた。室内で利用するので、塗装は省略した。
 旧の棚に置いていたストーブ・風呂用に使う灯油ポリ容器は、ホームセンターに安く売ってる金属製のタンクに置き換える予定である。 

材料の木取り;クリックすると大きな写真になります鬼目ナットを埋め込む;クリックすると大きな写真になります組みあがった棚;クリックすると大きな写真になります
2x4材で作った枠の木鬼目ナットを埋め込む組みあがった棚


  =床下への入口;クリックすると大きな写真になります  棚はできたが幅を狭くし、棚板も減らしたので、今まで収納していた工事用の金具などを置く場所がなくなった。そのようなときには、床下に収納することにしている。山小屋Hütte Hachiは、かなりの傾斜地に建っているので、床下は高いところで大人が立てるくらいの高さがある。
 床下へ出入り口は、山小屋を建てた当初からフロアの隅の一部 90cm 四方を切取り開けたり閉めたりできるようにしていた。この出入口の蓋が痛んで隙間風が入る状況になっていた。これを改善するために、パートナーが求めていた床下収納ボックス用のアルミ枠(62x62cm) を使って修理した。新たな蓋はトイレ・洗面所の床を張り替えた時のフロア材が残っていたので、これを使った。
 これですっきりとしたので、次回にでも床下を片づけたいと思っている。

カッコウ;クリックすると大きな写真になります 作業に行ったのは、6月の12・13日であったが、13日から梅雨入りしてしまった。幸い二日目の作業は室内作業だったので助かったが、野鳥撮影をするチャンスはあまりなかった。
 二日にわたって、ここ2~30年間聞くことのなかったカッコウが鳴いていた。作業をしている遙か向こうの電線に見かけないキジバトくらいの鳥が留まったので、周章ててΣAPO 120-400mmで写真収めた。
 あまり鮮明に撮れていない写真を自宅のパソコンでトリミングして確認すると、なんとカッコウである。
 小宮輝之さんの【日本の野鳥】には夏鳥として、以下の記述がある。
平地から山地のアシ原や畑、高原のカラマツ林など明るい場所に多い。繁殖期のおすは樹上や電線にとまったり、飛びながら大きな声でカッコウと鳴く。
Hütte Hachi近くにも戻ってきているようなので、今度はデジスコで狙ってみたいと思っている。
 山小屋には、隠居の遊び対象がいっぱい転がっている。

2009年9月21日

隠居のDIY:デッキテーブル・セットの塗装

 6年前に、プロに頼んで第一次の庭のリフォームをしたときにウッドデッキを作ってもらった。そのウッドデッキに置きたいとガーデン・テーブルとチェアのセットを、そのときにはまだDIY に手を染めていなかったので、通信販売で求めた。
 6年も風雨にさらされているとオイルフニッシュの塗装が白っぽく剥げて汚くなってきた。また、墨つぼの墨をこぼしたりして黒く汚していたりする。

 自作のガーデン・チェアとテーブルをこの春に白く塗装したので、同じ白の水性ペンキで塗ることにした。ブログに掲載するほどのことではないのだが、記録として残しておきたい。
 前にも用いたベルテックスサンドという研磨パッドで汚れをあらかた落とし、汚れが染みているところは、手持ちの#60のサンドペーパーで擦った。 元々はオイルフニッシュが塗ってあったので、ペンキが乗る程度に磨けばOK だった。水性ペンキを上塗りする場合には、霧吹きを用意しておいて、霧を吹きかけた上に刷毛を滑らせば上手く塗れるようだった。
 半日程度のアルバイトであったが、デッキでのお茶も気分が良くなった。
Before:クリックすると大きな写真になりますAfter:クリックすると大きな写真になります