2008年8月30日

隠居のDIY:枕木にブリックを貼る

クリックすると大きな写真になります 3年前の夏に、プロに依頼して庭のリフォームをした。そのときに、裏庭の一部に一時的に花などを植えておく畳半畳ほどの小さな花壇を作ってもらった。周りに枕木ライクを囲っただけのものである。
 この枕木は、ほんとの(?)枕木のように材質が硬く防腐剤がよくしみ通ったものではなく、形が枕木に似ているだけである。毎日のように水やりをしているので3年も経つと一部が腐ってきた。
 これを補修するために、表の垣根の下の土止めブロック・モルタルに貼ったときに余っていたブリック(InterFIXというベルギー製の薄いレンガ)を貼ることにした。
 写真のように、下地として枕木のひび割れた部分にモルタルを流し込んだ。モルタルは市販のインスタント・セメントを水で溶いたものである。

クリックすると大きな写真になります 2日おいて、水平部分なので高価な専用接着剤でなくてもいいのではないかとモルタルを接着剤として、ブリックを貼ってみた。モルタルをコテで薄くのばして、その上にブリックを置いていくだけである。
 モルタルは粘着性が少ないが、乾いてみると強度は十分である。ホースで引っかけて剥がれたブリックは、わずかに残っていた専用接着剤をパンにバターを塗るように、ブリックの裏面に塗って下地のモルタルに押しつけるとうまく貼り付けることができた。
 いびつになっていた端の部分をブリックを切断したときに使ったブロック切断用のディスクをつけたディスクグラインダで削った。

DIY作品集に収載

 

2008年8月28日

山小屋 Hütte:Hachi :晩夏

 7月にやり残した補修作業をしに、お盆過ぎにパートナーと出かけた。トイレの壁と天井、玄関ポーチの仕上げなどやることはたくさんある。

 お盆もすぎると林道を吹き抜ける風は爽快である。夜は冬布団をかけて寝ても寒いくらいであった。夕方までよく働いた翌朝、MP3 レコーダー EDIROL R-1 を手に持って Nikon 18-200mmVR のレンズをつけたイチデジを首からぶら下げて夜明け間もない農道を登った。

クリックすると大きな写真になります いつもは行かない農道からあぜ道をたどるとパッと視界が開けた。左手に氷ノ山から右手の高丸までの夜明けの緑の眺望である。新しい発見である。



クリックすると大きな写真になりますクリックすると大きな写真になります 小さなたんぼのあぜに、オニユリが赤い花をつけている。
最近あまりみかけなくなったマツヨイグサが、雑草のなかに咲いている。



クリックすると大きな写真になりますクリックすると大きな写真になりますDSC_0029.JPG この時期には野の花に目を向けることが少なかったが、ゆっくりと観察しながら歩いてみると名前の分からない可憐な花が雑草の中に埋もれている。写真を撮ってかえって、いつもお世話になっている「K's Bookshelf」 などで自宅でネット・サーチしてみると、クズとツリガネニンジンであることが分かった。
小屋のすぐ近くに咲いていた白い花の名がネットサーチでも分からなくて、K's Bookshelf の掲示板に投げかけてみると、すぐに マミィさんという方が白いキキョウではないかと教えてくれた。
クリックすると大きな写真になります この日の朝はウグイスの鳴き声も少なく、都会ではあまり聞かなくなったキリギリスの音を採集していると、いままで聞いたことのない野鳥の声が聞こえてきた。
 EDIROL R-1 で録音しながら、鳴き声の方向に目を凝らすと雑木林の中に、ハトくらいの大きさの派手な野鳥が木の幹に沿ってとまっているのがみえる。夢中でイチデジのシャッターを押し続けた。自宅でさえずりを増幅し、写真をトリミング・拡大して、「ことりのさえずり」サイトでサーチしてみると、どうやら「アカゲラ」のようである。
 スキー客が少なくなって今冬からスキーリフトも動かなくなるようだが、Hütte:Hachi への訪問が楽しくなってきた。

ハチ高原近辺私的観光地図に掲載 

2008年8月26日

新しいスタイルのPC:VGC-LM

 居間に置いているPCは、10年くらい前に買ったディスプレイと7年前に東京で単身赴任したときに求めたディスクトップPCの本体とを組み合わせて使っていた。
 家庭内LAN経由でネットにつなぐこと(これでほとんどのことができるが)と文書作成ぐらいが、主な用途である。
 最近になってディスプレイの調子がおかしくなった。画面が鼓型に真ん中がくびれて表示される。ディスプレイを傾けたりすると直るのだが、どうも寿命らしい。
 妻は前からデザインのよいパソコンにこだわり、大型電器店にいくたびに VAIO typeL 型がお気に入りだったが、娘たちにそんなにお金をだすなら DELL のノートブックが3台も買えると諫められていた。2万円くらいだせば、19インチワイドの液晶モニタを手に入れることができる。

 先日、景品をもらいに電気店にでかけたついでに買うでもなしにパソコン売り場をのぞくと例の VAIO VGC-LM52DB が在庫かぎりということで特価(¥139,000)になっていた。(あとで、ネットで調べると、最近後継機の VGC-LM72DB が売り出されており、LM52DB は最安価格12万円を切っている。) 自分のへそくりで買うというので、古いパソコンとはおさらばすることにした。

クリックすると大きな写真になります 持って帰って座り机の上に設置してみた。液晶TVと同じように、HDD などのパソコン本体は厚さ 10cm ほどのディスプレイに一体型で収められており、マウス・キーボードはワイヤレス操作である。線の引き回しは、電源とLANケーブル(我が家は無線ではない)に、ほとんど使うことはないと思うがTVを見ようとすると同軸ケーブルが必要なだけで、現在のディスクトップに比べるとまことにすっきりしている。妻はこのすっきり感がお気に入りで得心している。

 Vista、IE7 がプリインストールされているので、初期設定は極めて簡単である。VAIO 関係のソフト登録やUPDATE がうるさくいってくるが。 IE の検索は、Yahoo! が全面に押し出されている。
 サブウーファーも内蔵されているスピーカーはそこそこの音がする。ちなみに、RadioSenboku につないでみると外部オーディオにつながなくても楽しめそうだ。TV も地デジ対応チューナーが入っており、画像も問題ない。DVD ドライブでは、Blue-lay の録画・再生もできるようである。PC の用途がだんだんと変化してきている現れだろう。全体的に、PC を主体とした液晶TV といった感じである。さすがに、TV・オーディオ機器メーカーのSONY 製品である。一人住まいで、一台でパソコン・TV をおしゃれに楽しみたいという人にはもってこいであろう。
  

2008年8月24日

隠居のBlog備忘録: MT4.1 で エントリー部分のみを印刷する

 友人から、ブログのヘッダー部分や右サイドメニューを外して、エントリー部分のみを印刷できないかの質問を受けた。確かに、ヘッダー部分や右サイドメニューが印刷されるのは少々うっとうしい。

 方法をググッテみるといつもテンプレートを使わせてもらっている「小粋空間」さんに、「印刷用スタイルシート」というカストマイズがあることが分かった。このカスタマイズは、印刷をするときには、スタイルシートを切り替える仕様になっている。MT4.1、「小粋空間」さんのテンプレート(layout-two-column-liquid-right )の私のブログ環境に導入してみたので備忘録として書き留めておきたい。
 
  1. 印刷用スタイルシート追加を追加する。
     管理画面のデザイン→テンプレート→インデックス・テンプレートの表示で「インデックステンプレートを作成」クリックして、以下のように新しいインデックス・テンプレートを作成する。
    • テンプレートの名前:ForPrinting(なんでもよい)
    • 出力ファイル名:print.css
    • 再構築オプション:チェックを外す
    • このテンプレートにリンクするファイル:(空白)
    • テンプレートの中身:スタイルシート(styles-site.css)の中身を丸ごとコピー
  2. 印刷用スタイルシートの修正
    コピーしたスタイルシートで本体のヘッド部分と右サイドメニューが印刷プレビューで表示されないように、該当スタイルのID属性、クラス属性をいじった。
     私の場合、具体的にはスタイルシートの次の項目を青字で書いた部分を付加した。
    #header 
        {
         /* padding: 15px;
        border-bottom: 1px solid #669;
        color: #999;
        background-image: url("http://n-huhei.net/Libraly/Image/Wood_ipe_01.gif");   
        background: #8fabbe; 
       text-align: left;     */
       display: none;
    }
    
    #links-left-box dl,
    #links-right-box dl {
      /*  margin: 0;
        padding: 0;   */
          display: none;
        }
    
    /* 2カラムリキッドレイアウト(右サイドバー) */
    .layout-two-column-liquid-right #content {
        /* margin: 0 250px 10px 0px;  */
        margin: 0 10px 0px;    
       /* border-bottom: 1px solid #669;
        border-right: 1px solid #669;
        background-color: #ffffff;  */
        border-style: none; 
    }

  3. テンプレートに link 要素追加
     次に、モジュールテンプレートの「ヘッダー」 <head> 部にあるスタイルシートを呼び出している部分を次の青字部分を追加した。
    実際には、この部分を先に付加しておいて、ブログのエントリーを表示し、ブラウザーのツールバー「ファイル」→「印刷プレビュー」で確認しながら print.css をいじる試行錯誤をした。
    
       <link rel="stylesheet" href="<$MTLink template="スタイルシート"$>" type="text/css" media="screen,tv" />
       <link rel="stylesheet" href="<$MTBlogURL$>print.css" type="text/css" media="print" />


  4. カスタマイズの結果
    ForPrintCSS.jpgForPrintCSS_2.jpg 左のスクリーンショットは、このカスタマイズをしていない場合とカスタマイズした後との印刷画面の比較である。
     カスタマイズした後は、ヘッダーと右サイドメニューが印刷画面に出てこないので、エントリー部分のみを印刷できる。




2008年8月18日

隠居のBlog備忘録:MT4.1 での lightbox による画像の挿入を簡略化する

 最近、友人の海外旅行の写真集をブログ Studio YAMAKO に作成していることもあって、画像の挿入する機会が増えた。MT4.1 で写真を掲載することは、MT3.3 のときに比べれば少し楽になっているが、まだいろいろと操作をしなければならない。

 私の場合、写真はブログ本文にサムネイルを掲載し、これをクリックすれば画面全体がブラックアウトして、ポップアップ的に原寸の写真が表示される lightbox というプラグインを使用しているので、その分も操作が多い。そこで、私の知識でもう少し手を抜くことはできないかググッテみた。

 MT4.1 で画像の挿入操作をしたときに自動的に貼り付けてくれるHTMLコードは下のようなコードである。
<form mt:asset-id="227" class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;">
<a href="http://n-shuhei.net/studio_yamako/xxxxxx/080818_001.jpg">
<img alt="080818_001.jpg" src="http://n-shuhei.net/studio_yamako/xxxxxx/080818_001-thumb-200x132.jpg" width="200" height="132" class="mt-image-right" style="float: right; margin:  0 0 20px 20px;" /></a></form>

今までは作成してくれたコードを、次の青字のように数カ所属性を追加したり、手を加えたりしていた。
<form mt:asset-id="227" class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;">
<a href="http://n-shuhei.net/studio_yamako/xxxxxx/080818_001.jpg" title="ABC" rel="lightbox[aa]">
<img alt="クリックすると大きな写真になります" src="http://n-shuhei.net/studio_yamako/xxxxxx/080818_001-thumb-200x132.jpg" width="200" height="132" class="mt-image-right" style="float: right; margin: 5px;" /></a></form>


 このように手を加えることは挿入する写真が多くなると結構な手間になる。
 「モバイルタイプ備忘録」の関連ページなどを参考に、perl なんてこれから晩学するつもりで全く分からないが、画像の挿入時に使われるソース・プログラムを覗いて、「秀丸」でいじってみた。
 ソース・プログラムは、/cgi/mt/lib/MT/Asset フォルダーにある Image.pm である。この320行目あたりにある行を青字のように変えた。
# '<a href="%s"><img alt="%s" src="%s" %s %s /></a>',
'<a href="%s" title="" rel="lightbox[]"><img alt="%s" src="%s" %s %s /></a>'

 私の場合、lightbox は 2.0 を使っているので、グループ表示のための [] とキャプション挿入の title="" を付け加えた。日本語文字列の「クリックすると大きな写真になります」を入れようとしたが、これは上手くいかなかった。 perl の勉強が必要のようだ。この挿入は、「だい」→「クリックすると大きな写真になります」とIME に単語登録して簡単化することにした。
 初期値では、サムネイル写真を表示するボックスの周囲に余白を作る style の margin が私の場合適切ではないので、この部分も先ほどのソース・プログラムで見つけて(279・282行目あたり)、次のように改定すると上手くいった。
# ' $wrap_style .= q{style="float: left; margin: 0 20px 20px 0;"};
    $wrap_style .= q{style="float: left; margin: 5px;"};

# ' $wrap_style .= q{style="float: right; margin: 0 0 20px 20px;"};
 ' $wrap_style .= q{style="float: right; margin: 5px;"};

 ソース・プログラムが少しいじれるようになったので、ブログつくりも面白みが増えたが、リスクとは隣り合わせのようだ。しっかりとバックアップをとってからいじるようにしたいと思う。それにしても、学習しなければならないことが多いので、もうちょっとの間はボケの進行が止まっていて欲しいと祈念している。

2008年8月16日

MT4.1 での迷惑トラックバックの阻止:asciiTBPingfilter

 MT3.3 のときに、JunkTrackbacks の絨毯爆撃に悩まされて、「小粋空間」さんの ASCII TBPing Filter というプラグインを入れて阻止したことをエントリーしている。

クリックすると大きくなります MT4.1 では、MT3.3 のときに「迷惑トラックバック」にフィルタリングされていた spam trackback は、screenshot のように「スパム指定されているトラックバック」としてフィルタリングされてあまり気にとめていなかったが、開いてみると英語のSpam TB が1000 以上溜まっていた。JunkTrackbacks の絨毯爆撃は相変わらず続いていたのだ。

 それで、MT4.1 での迷惑トラックバックの阻止の方法を探ってみた。ヒントを得るために、上記の「小粋空間」さんの ASCII TBPing Filter というプラグインを訪ねてみると、"asciiTBPingfilter.zip(MT4.x用)" が用意されていた。早速、このプラグインを導入した。
 導入は、すこぶる簡単である。上のファイルをダウンロードして解凍して出てくるフォルダー asciiTBPingfilter を Movable Type の plugins ディレクトリにアップロードするだけである。
 「システム・メニュー」→「プラグイン」で "ASCII TBPing Filter Plugin 2.0" が表示されれば(多分一番上に) OK である。これをクリックすると
ASCII 文字のみのトラックバックをフィルタリング(スパムとしても保存しない)
との説明がある。

クリックすると大きくなります 各ブログの「設定」→「プラグイン」でも "ASCII TBPing Filter Plugin 2.0" が表示されている。ここの「設定」ボタンで「フィルタリングされたトラックバックをログに出力する」にチェックをいれると screenshot のように、フィルタリングされたトラックバックがリスト表示される。 JunkTrackbacks の絨毯爆撃は相変わらず続いているようだ。
 チェックを外せば、ログも表示されなくなる。




2008年8月14日

隠居の読書:「我らいかに死すべきか」(松田道雄)

 『知的生産の技術』→「梅棹忠夫」→『京都案内』→『京の町かどから』『花洛』「松田道雄」のハイパーリンクで、この本に行き当たった。

 この歳になると、そろそろ本の題名『我らいかに死すべきか』は気になって仕方がない。だが、この本の中身は題名のような本ではない。
 私が求めた平凡社ライブラリーのこの本は、松田道雄が1998年に90歳で亡くなったあとの 2001年3月に出版されている。あとがきにかえて書かれている「ひとりごとノート」には、この原稿は『暮しの手帖』の安森さんに頼まれて『暮しの手帖』に10回にわたって、「何とかについて」という命題で書いたらしい。

 ネットで調べてみると、1971年に『暮しの手帖』社から、10回分をまとめた題名『我らいかに死すべきか』という本で出版されている。題名は『暮しの手帖』社がつけたらしい。
 松田は、1967年(59歳)に小児科の診療を辞め、執筆・評論活動に専念しているから、その頃に、この原稿を書いたのではないかと思われる。だから、晩年の作品ではない。

 この10回分の「何とか」は、次のようなものである。
  1. 恋愛について
  2. 夫婦について
  3. 共ばたらきについて
  4. 親子について
  5. 一夫一婦について
  6. 育児について
  7. 教育について
  8. 道徳について
  9. 健康について
  10. 晩年について

 読んでみると、この本は「我らいかに生きるべきか」という松田道雄の「人間論」なのだ。個々の章で自分の生き様をもう少し深く考えてみたいと気持ちになる文章が続いている。

 第8章までの「何かについて」への人間論は、「うん、うん、そのとおり」と思うが、私にとってはそれを実践するにはもう過ぎ去った人生の話である。子育てや生活することに一生懸命な子供達には読んで欲しいものだが。 

 「健康について」の章をメタボの定期受診の順番を待ちながら読んだ。その冒頭に、次のような文章がある。
 健康とは自分の日常生活をやっていくのに十分な身体の機能である。
 これで十分かどうかは、自分できめることである。健康をこのように自主的にかんがえることができるようになったのは、さいきんのことである。人間が他人にしばられていては、自分で健康はきめられない。
 現実は、その人が健康であるかどうかは、企業が政府ぐるみできめている。私のメタボリック症候群は、企業の健康診断で判定された。確かに、血糖値は高いし、血圧も高い。企業にとっては、企業を動かしているひとつの部品が突然脳梗塞でも起こし用に立たなくなったりすれば、少しは損失かもしれないし、その治療のために健康保険で負担もしなくてはならない。企業が私の健康かどうかの決定権を持っていたのだ。
 自由な身になったいま、自分の健康については、「日常生活を十分にやっていける」のかを視点に判断していきたいと思う。血圧がWHO の診断基準のどこにあるかを一喜一憂しても仕方がない。

 第10章「晩年について」を読んで、近づきつつある自分の晩年のために、いまの生活をいかに生きるべきかかんがえた。
 晩年とは死とむきあう年である。それは本人の心がまえにかんするもので、生理的年齢とは無関係である。
 死とむきあってたじろがぬためには、現世への未練をなるべく少なくすることだ。人間とのつながりがつよいほど未練がのこる。連帯を少なくすることは、それだけ孤独になることである。晩年とは孤独に耐える年だともいえる。孤独に耐えるには、人間ではなしに、人間のつくったものだけを愛するすべを心得るにこしたことはない。
 
 晩年はたのしい収穫の季節である。けれども、まかぬ種は生えない。
 晩年を荒涼の砂漠にしないためには、それまでに、ひたいに汗して耕し、種をまき、雑草をとりのぞかねばならない。
(中略)
 年をとってからたのしむことのできるものを、年をとるまえに用意することである。それは高尚である必要はない。だが、低俗なものは、年をとるにしたがって、興味のそとに抜け出してしまう。
 そのあとに、味覚、聴覚、視覚のそれぞれに年をとるまえに用意することの例を挙げたりしている。我が意を得たりである。
 五木寛之のいう『林住期』にも同じようなことが書いてある。現世への未練を少なくするように、林住期を楽しみたいと思う。

   
われらいかに死すべきか (平凡社ライブラリー)
松田 道雄
平凡社
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2008年8月10日

8月の Jazz Download: Giant Steps by John Coltrane

 早い梅雨明けから酷暑が続いている。都市部では、ヒートアイランド現象からか時に豪雨があるようだが、住宅街では雷がなるだけで雨が少しもふらない。

 戸外には、孫の蝉とりに付き合うだけで、ほとんどは部屋にクーラーをつけて閉じこもっている。蝉とりといえば、今年はくまぜみが大発生である。虫かごにすぐに一杯になる。孫は Catch and Release を楽しんでいる。

 屋内での楽しみは、ネットで Jazz を楽しむことである。月が替わって、eMusic からのダウンロードができるようになった。
 例によって、内藤遊人さんの「はじめてのジャズ」の「聴いておきたい名盤50」を参考に、ダウンロードする曲を物色した。

 今月は、サックス奏者の John Coltrane が残している名盤にある曲名、"Giant Steps" と "Blue Train" を eMusic からダウンロードすることにした。この本に紹介されているレコード(CD)アルバムはレーベルの関係か残念ながらヒットしなかった。
  John Coltrane はその後のサックス奏者に多大な影響を与えているようだ。Amazon で探してみると海外盤が安く手に入るようなので、注文した。推奨されている "Ballads" "Giant Steps" "My Favorite Things" "Blue Train " の4枚である。

 オーディオで聴いてみた。今まで何曲かは聴いているが、このようにまとめて聴いて見ると、さすが評判どおり心地よく耳に飛び込んでくる。
 これらのCD からMP3 ファイルにリッピングは、最近では Window Media Player 10 で簡単にできるようになっている。 設定すべき項目は、ツール・タグの「取り込み」を右クリックして、「ツール」⇒「オプション」⇒「音楽の取り込み」で保存するフォルダーを設定し、形式を mp3 にして、取り込み開始ボタンをクリックすればよい。

 このようにして取り込んだ mp3 ファイルも取り入れて、Radio Senboku の Playlist を全面改定した。
 JazzCollectionList に掲載している曲順はそのままだが、今回はできるだけサックスを中心とした管楽器 Artists のトラックを盛り込むようにした。 ただ、Live365 に UP できる容量は 200MB に制限されているので、JazzCollectionList の半分程度のトラックしか収容できない。残りは、次回の改訂時に UP する予定である。詳細は、現在放送中の Playlist で確認できる。

 このような作業は結構時間を費消するが、自分用の Jazz 放送局を作っていると思えばあまり苦にもならない。

Ballads
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John Coltrane Elvin Jones Jimmy Garrison Reggie Workman McCoy Tyner
Impulse (1995-06-27)
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おすすめ度の平均: 5.0
5 トレーンが全身全霊を込めて作ったバラッド
5 お疲れさん、ジョン様...。
5 ホントいい。
5 ジャズ『バラード』の王道です。激しく吹きまくるコルトレーンのイメージに合わない、という評もありますが、何回聞いても飽きがこないだけでなく、どんどん良さが深まっていきます。
5 音を愛で口ずさめるコルトレーン

Giant Steps
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John Coltrane
WEA Japan (1998-02-27)
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おすすめ度の平均: 4.5
1 貴方の耳でお確かめ下さい
5 私のコルトレーン原点
5 全人類要必聴!
5 ロリンズと肩を並べた日
5 シーツ・オブ・サウンドの完成

My Favorite Things
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John Coltrane
Wesgram (1994-06-16)
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おすすめ度の平均: 5.0
3 アトランティック時代唯一の汚点?
5 コルトレーンで1曲選ぶなら
5 そうだ、コルトレーン、聴こう。
4 コルトレーンらしさ
5 ソプラノサックスが歌う快進撃への序曲

Blue Train
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John Coltrane
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おすすめ度の平均: 5.0
5 アルフレッド・ライオンの意地の一枚
5 爽快
5 コルトレーン飛躍の記念碑
5 唯一のブルーノート


 

2008年8月 3日

隠居のお勉強:JavaScript(13) onerror

 梅雨明けから酷暑の日が続き、屋外での活動はほとんどできない。特に、ここ大阪堺市は全国的に見ても暑い都市で連日最高気温が35℃を超えている。老齢を自覚して、クーラーの効いた部屋で過ごすようにしている。

 幸いウェブを開いておれば退屈することはない。JavaScript の学習がおろそかになっていたので、例によって W3Schools の tutorial で再開することにした。今回は、前回に続いてエラー処理の script である。

 onerror イベントハンドラーは、エラーをキャッチしてメッセージを出す古くからの標準的な方法である。

 次はその使い方サンプルである。
<html>
<head>
<script type="text/javascript">
onerror=handleErr;
var txt="";

function handleErr(msg,url,l)
{
txt="There was an error on this page.\n\n";
txt+="Error: " + msg + "\n";
txt+="URL: " + url + "\n";
txt+="Line: " + l + "\n\n";
txt+="Click OK to continue.\n\n";
alert(txt);
return true;
}

function message()
{
adddlert("Welcome guest!");
}
</script>
</head>

<body>
<input type="button" value="View message" onclick="message()" />
</body>

</html>



上のスクリプトは、alert("Welcome guest!"); とすべきとろころが、adddlert("Welcome guest!"); となっているので、下のボタンをクリックするとスクリプトがエラーとなり、onerror イベントハンドラーが働き、エラーが表示される。



この間違ったスクリプトを訂正すると、"Welcome guest!" と本来のメッセージが表示され、エラーは表示されない。次のボタンをクリックしてみてください。



2008年8月 2日

隠居、WindowsXP SP3 の不具合で苦戦


 最近は、家内にとってもPCが使えなくなると困るようだ。
 デジカメで撮った写真を確認したり、わずかばかりの資産運用を確かめたり、ウェブ・ショッピングをしたりしている。また、孫のおもりにゲームをしたり、ペーパークラフトを印刷したりするのに必要だ。メールはもっぱらケイタイでしているので、必要性を感じていないようだが。

 私が7年前に東京で単身赴任するときに求めたパソコンを、家庭内LANでつないで今居間で使っている。家内が使っているパソコンはこのパソコンだ。パソコンはほとんど自分で組み立ててきたが、このときはそんな時間的余裕もなく、富士通のデスクトップ(FMV deskpower)を購入した。OSは、WindowsMEであった。
 2004年に帰堺してから、WindowsXP HoemEdition にグレードアップした。そのグレードアップで、操作を間違って起動ドライブをC: ではなく、D: としてしまった。動いているので、まあーいいか!とそのまま放ってあった。

 先日、WindowsXP ServicePack 3 への更新メッセージのお誘いに乗って、ついインストールをはじめた。この手のインストールは時間がかかる。インストール途中で、買い物にでかけた。帰って画面を見るとインストールが終わっているようなので再起動すると、Windows起動ロゴは表示されたあとマウスカーソルが表示されてから停止してしまい、そのまま進まない。

 もう1台のパソコンで以前にも電源を変えたときにお世話になった「パソコンが起動しない!」ページに行くと、このようなときの対処法は、
 このプロセスまで進むのであれば、ハードウェア的な異常の可能性は低く、直前にインストールしたドライバやアプリケーションなどの影響による、OSの不調によるものと考えられます。セーフモードで起動が出来るかなどをテストしてみてください。

とある。
 ところが、フリーズするパソコンには、BIOS の変更と起動ドライブを変更するファンクションキーが表示されるだけで、他のF キーを叩いてもセーフモードで起動できない。XP のインストールCD も起動しない。このパソコンで修復することは無理である。万事休す!!

 家内は、これを機会に欲しがっていたかっこいいパソコンを買うつもりになっている。そこまで覚悟しているなら壊れてもいいので、最初からインストールしなおすことにした。HDD も中身がグチャグチャになっている。生きている他のパソコンも使って、以下のように再インストールしたら、また使えるようになった。グチャグチャになっていた HDD もすっきりした。
  1. FMV deskpower のマスターHDD を取り外す。メーカー製のパソコンはきっちりと狭い空間に取り付けてあるので、取り外すのに手間がかかる。
  2. クリックすると大きな写真になります 取り外したマスターHDD の jumper ピンを slave に差し替えて、写真のように自作パソコンの slave HDD と取り替える。自作パソコンのATXケースは空間が大きいので、このような場合は助かる。
  3. HDD からバックアップしておきたいデータを USB 接続している外付けHDDにコピーする。その前に、不必要なデータ(フォルダー)は削除しておいた方が、コピー時間が短くてすむ。完全なバックアップにするには、CD に焼い方がよかったかもしれない。
  4. バックアップしたら、このHDD を初期化する。初期化は、「マイコンピュータ」→「管理」→「ディスクの管理」で表示される該当ディスクの右クリックで出てくる「フォーマット」をクリックする。
  5. フォーマットした HDD の jumper ピンを master に変更し、元のPC(FMV deskpower)にとりつける。
  6. BIOS で優先起動順位を CD-ROM として、WindowsXP のインストールCD で初期インストールを行う。これは時間のかかる作業だが、インストールをし始めたらほおって置いてもいいようだ。
  7. XP をインストールしたときに買った Version は、SP1 だから、Microsoft が提供する SP2 をインストールした。SP2 にしておかないと、私が VirusScan で使っている McAfee はうまくインストールできなかった。
  8. あとは、バックアップしていた Documents and Settings, mail などを戻した。私は、メールは Gmail を使っている(ISPアドレスやレンタル・サーバーのアドレス宛は、転送している)ので、このような時は便利である。


 ネットでググッテみると、XP SP3 はまだまだ問題が多いようだ。安定してから導入したいと思う。

 パソコンの不具合については、ネットでサーチすれば大抵のことは解決策が載っている。だが、今回のような不具合は、パソコンが一台であればお手上げである。パソコンショップに持ち込むしかないであろう。パソコンは2台以上持つのがお薦めである。この頃は、家庭内コンセントを使って簡単に家庭内LANも構築できるらしいから、便利になっている。

 それと、ブラウザーは、InternetExplorer(IE) 以外に別のブラウザーも使えるようにしておいた方がいい。IEが駄目なときも、他のブラウザー(例えば、FireFox など)では、OK の場合が多い。