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2015年7月12日

隠居の散策:さかい利晶の杜を訪ねる

今まで堺市の中心街宿院にあった堺市民病院の跡地に、さかい利晶の杜と称するミュージアムが造られた。

TVで評判になったりしたので、梅雨の晴れ間を縫って一度行ってみることにした。期待ほどではなかったが、記録として残しておきたい。

堺市民病院は、堺市立総合医療センターと改称して、堺市津久野の「知恵の文殊さん」として有名な家原寺近くの公団住宅跡地に立派な建物を建て、本年7月から開業した。

利晶とは、利休と与謝野子から1字ずつ取っているのだ。その名のとおり、このミュージアムには、千利休と与謝野晶子に関する資料などが展示されている。東畑建築設計事務所というところの設計であるこの建物は、それなりの工夫も凝らしてあるが、なんとなく税金の無駄遣いといった感じがしないでもない。

敷地内には、湯葉と豆腐の食事処梅の花スターバックスが特権的に店を構えている。バスでの観光客は、梅の花で食事を摂っているようだ。我々も帰り際にスターバックスに寄って帰ったし、堺市街の中心地ということもあって、なかなかの盛況であった。

;クリックすると大きな写真になります。 利晶の杜玄関
2015/7/10
国道26号線に面している。

NIKON COOLPIX P610
4.3mm (35mm換算:24mm)
プログラムオート 1/500s f3.3 ISO100
露出補正 0
;クリックすると大きな写真になります。 ミュージアムと梅の花との間の植え込み
2015/7/10
色々な木が植えられている。時間が経てば、良い庭になるかもしれない。

NIKON COOLPIX P610
5.0mm (35mm換算:28mm)
プログラムオート 1/1000s f3.5 ISO100
露出補正 0
DSCN4588.JPG ヤブツバキの葉にアオスジアゲハ
2015/7/10
リョウブの若い木にも花が咲いていた。蝶が来るかもしれない。

NIKON COOLPIX P610
44.8mm (35mm換算:220mm)
プログラムオート 1/125s f3.5 ISO220
露出補正 0
;クリックすると大きな写真になります。 ロビーにあるジオラマから
2015/7/10
宿院頓宮への参道?

NIKON COOLPIX P610
4.3mm (35mm換算:24mm)
プログラムオート 1/125s f3.3 ISO250
露出補正 0
;クリックすると大きな写真になります。 堺の港が栄えていた頃の外国帆船模型
2015/7/10
展示場への入場は有料である。一部を除いて、撮影はOKである。

NIKON COOLPIX P610
4.3mm (35mm換算:24mm)
プログラムオート 1/30s f3.3 ISO200
露出補正 0
;クリックすると大きな写真になります。 与謝野晶子の生家駿河屋の店風景
2015/7/10
鉄幹との間に、12人も子供がいることは知らなかった。

NIKON COOLPIX P610
4.3mm (35mm換算:24mm)
プログラムオート 1/13s f3.3 ISO800
露出補正 0
;クリックすると大きな写真になります。 千利休屋敷跡
2015/7/10
かなり大きな敷地だったらしい。

NIKON COOLPIX P610
9.0mm (35mm換算:50mm)
プログラムオート 1/500s f4.0 ISO100
露出補正 0
DSCN4611.JPG 灯籠と井戸
2015/7/10
茶室用の水は、この井戸から汲んでいたという。

NIKON COOLPIX P610
7.2mm (35mm換算:40mm)
プログラムオート 1/500s f3.8 ISO100
露出補正 0

2013年7月22日

夏のH?tte Hachi:豪雨に見舞われる


 娘の家族と旅行するときは、どうしても休日になってしまう。海の日に続く連休の日・月曜日を利用して、氷ノ山のふもとにある山小屋 H?tte Hachi に出かけた。あいにく天気予報は雨の確率が高い。このごろの天気予報は、メッシュが細かい地点でも提供してくれ、よくあたる。三人の小さい子供たちは雨が降ったらあまりすることがないが、ままよと出かけた。
 北近畿豊岡自動車道が昨秋、さらに延長されたので、小屋に残り30分ほどで行ける九号線にある道の駅八鹿但馬蔵まで、高速道路でいける。北近畿豊岡自動車道は高速道路ではないが、規格が第一種3級という高速道路仕様である。トンネルでも道幅は広く快適である。

水が多かったかな?;クリックすると大きな写真になります。 飯盒でご飯を炊く;クリックすると大きな写真になります。  幸い小屋に着いた時には、雨の気配はない。子供たちに飯盒でご飯を炊く経験をさせてやろうというのが予定の一つである。薪の柴を集めたが、昨晩でも雨が降ったのか、火付きが悪い。杉の枯れ葉などでようやく炊きあがったが、2つの飯盒のうち一つは柔らかいし、一つは焦げている。それでも、子供たちは家内が室内で作ったカレーをかけて、美味しそうに食べていた。


 子供たちが、父親と氷ノ山登山口でもある親水公園に川遊びに行っている間、小屋近くで蝶を追っかけてみた。撮った名前の分からない蝶を YAMAKO さんに教えをこうとホソバセセリという名で、YAMAKO でも会ったことがないという。鉢伏には、結構変わった蝶がいるらしい。

H?tte Hachi 近辺の蝶たち
サカハチチョウ:H?tte Hachi;クリックすると大きな写真になります。 ホソバセセリ:H?tte Hachi;クリックすると大きな写真になります。 ベニシジミ:H?tte Hachi;クリックすると大きな写真になります。 ミドリヒョウモン:H?tte Hachi;クリックすると大きな写真になります。
サカハチチョウ:H?tte Hachi(兵庫県)
2013/7/14
Nikon D7000 + ?50-500mm
290mm(35mm換算435mm)
絞り優先オート1/100s F8.0 ISO900
露出補正 0 トリミング
ホソバセセリ:H?tte Hachi(兵庫県)
2013/7/14
Nikon D7000 + ?50-500mm
340mm(35mm換算510mm)
絞り優先オート1/100s F7.1 ISO560
露出補正 0 トリミング
ベニシジミ:H?tte Hachi(兵庫県)
2013/7/14
Nikon D7000 + ?50-500mm
290mm(35mm換算435mm)
絞り優先オート1/125s F6.3 ISO100
露出補正 0 トリミング
ミドリヒョウモン:H?tte Hachi(兵庫県)
2013/7/14
Nikon D7000 + ?50-500mm
340mm(35mm換算530mm)
絞り優先オート1/100s F6.3 ISO2100
露出補正 0 トリミング


 その夜半から、滝のような雨が降り始めた。朝になっても雷を伴ってやまない。10時ごろになって、ようやく小ぶりになった。そうそうに引き上げることにして、帰途、三田市にある兵庫県立人と自然博物館に、子供たちを連れて行ってやることにした。
 ところが、小屋から9号線に出る途中で、パトロールカーが道をふさいでいる。今朝からの豪雨で橋が壊れて通行止めになったのだ。しかたなく、引き返し鉢高原から村岡の方向に迂回し、9号線に出た。こちらの山道も、ところどころ冠水していたが、なんとか通ることができた。
 そのあとは、連休最終日とあって車は多いものの順調に走り、博物館によって帰宅した。

大雨の写真を撮ったはずだが:H?tte Hachi;クリックすると大きな写真になります。 氷ノ山も雲が低くかかっていた:H?tte Hachi;クリックすると大きな写真になります。 雨があがるとトンボが:H?tte Hachi;クリックすると大きな写真になります。 人と自然の博物館に展示されているカブトムシ標本;クリックすると大きな写真になります。
大雨の写真を撮ったはずだが:H?tte Hachi(兵庫県)
2013/7/15
SONY DSC-W300 7.6mm
プログラムオート1/40s F2.8 ISO150
露出補正 0 
氷ノ山も雲が低くかかっていた:H?tte Hachi(兵庫県)
Nikon D7000 + ?50-500mm
95mm(35mm換算142mm)
シャッター優先オート 1/1000s F5.0 ISO320
露出補正 +1.0 
雨があがるとトンボが:H?tte Hachi(兵庫県)
Nikon D7000 + ?50-500mm
210mm(35mm換算315mm)
シャッター優先オート 1/1000s F6.0 ISO3200
露出補正 +1.0 
人と自然の博物館に展示されているカブトムシ標本(兵庫県)
2013/7/15
SONY DSC-W300 7.6mm
プログラムオート1/40s F2.8 ISO320
露出補正 0 


2010年9月26日

隠居の写真整理:Picasa でGPS ユニットを使って撮影場所を記録する

 デジスコ用のコンデジ Sony DSC-W300 を求めた時についていたパンフレットなどを整理していて、GPS-CS1K(2010年9月現在、生産完了:今はGPS-CS3Kという製品が発売されている)というGPS ユニットが売りだされているのを知った。記録魔の隠居の遊び道具としては面白そうなので、余計なものがひとつ増えるが、ネットで衝動買いした。

  GPS-CS1K は、GPS(全地球測位システム)衛星から送られてくる信号を捉え、位置情報を記録するものである。日本での正確な位置を捕捉するために、日本製の「みちびき」という衛星が最近打ち上げられたことが、報道されている。ただし、1日中の測定のためには、あと2機が必要なのだそうだ。

 それはともかくとして、GPS-CS1K は、通信状態が良ければ、15秒ごとに 2m ぐらいの誤差で、その位置を記録してくれる。当然ながら、電波が捉えられない室内などでは、記録はできない。

 このGPS-CS1K の記録ファイル(log)には、日付時刻とその時の位置情報(60進法で表示される経度と緯度)が残される。デジカメには、Exif  という情報が写真撮影したときに取り込まれている。この情報の中に、撮影日時時刻が記録されている。GPS-CS1Kが記録した時刻とカメラが記録した時刻をマッチすることによって、どの場所で写真撮影が行われたが分かることになる。当然ながら、カメラの時刻合わせの設定は正確でなければならない。

 この撮影時刻と位置を付きあわせてくれるソフトが、GPS-CS1Kを求めたときに付属していた【GPS Image Tracker】である。

 先日、京都で府立植物園と賀茂川堤を歩いて撮影した写真をサンプルとして、実際の使用法を例示してみたいと思う。 詳細については、【デジカメアイテム丼】の記事を参照して欲しい。
  1. デジカメをぶら下げ、GPS-CS1Kをウエストポーチに取り付けた。
    GPS-CS1Kは、戸外で電源(単3電池1本)をオンにして、GPSの信号が受信出来ているかどうかの確認を行うだけでよい。
  2. 午前の10時半頃に京都府立植物園でGPS をオンにして、午後3時過ぎ娘の1K 近くに車で帰りついたときに、GPS の電源を切った。
    堺の自宅でいつものように写真の整理を Picasa で行い、ブログに載せる写真を別フォルダにエクスポートした。
  3. 【GPS Image Tracker】を立ち上げ、GPS-CS1K をUSB 接続でパソコンに接続するとログファイルの取り込み画面が出てくるのでOKする。
    ImageTr_02.JPG
  4. ログファイルが取り込まれたのを確認して、右フレームの【画像の追加】をクリックしてでてくるフォルダ選択画面で、位置情報を追加したい写真を選ぶ。
    この例の場合、撮影した野鳥の写真を追加すると、撮影時刻と一致する場所が地図上にマークが立つ。サムネイル写真の左側に、マークが付く場合はうまくマッチしていない場合なので、その写真は、上のゴミ箱アイコンを使って削除しておいたほうがいいようだ。ImageTr_01.JPGそして右フレーム下の【画像に位置情報を保存】ボタンをクリックして出てくるポップアップで、【保存】を選ぶと、写真の Exif 情報に付加される。
  5. Exif に位置情報が付加されているのは、Picasa で確認できる。ImageTr_04.JPG
    写真のプロパティを見ると、GPS緯度とGPS経度が、60進法で表示されている。ImageTr_05.JPG
  6. これらの位置を Google Maps API で自作した地図(例えば、【京都・滋賀・奈良近辺私的観光地図】で表示するためには、60進法の緯度・経度を10進法に変化しなければならない。ありがたいもので、ネットでサーチすると、そのようなツールを提供してくれているページが幾つかある。その中では、motohasi さんのページが使いやすい。
  7. このようにデジカメ写真の Exif に位置情報を付加しておくと、Google Maps API での自作地図に応用できるが、もっと趣向をこらしたEvryTrail というサイトのサービスが受けられる。
     このあたりの利用法については、【GPS スライドショー・アルバムの作り方】に詳しい。この記事を参照して、EveryTrail というサイトに登録(無料)し、【CREATE TRIP】という機能を使って、下のような写真を撮った場所と写真がリンクする trip といわれる地図を作ってみた。Picasa で表示されるものとよく似たこの地図のHTML ソースは、trip を作成するとメールで送られてくる。下の地図は、このソースを貼りつけたものである。

 よく調べてみると、先日手に入れた Nikon D90 には、GPS の端子がついており、Nikon の DP-1 というGPS ユニットを付けると自動的に、写真Exif 情報に位置情報を取り込んでくれるようだ。便利な世界になったもんだ。

Kyoto-Kamogawa Birds Watching

<


2006年4月18日

雀のさえずり

 「堺自然ふれあいの森」のエントリーで、ウグイスの鳴き声の音録について触れた。小鳥の啼き声を録音したいというのは、退職後にやりたいと思ってリストしていた中の一項目であった。さきの里山の散策でこの想いが一段と募った。Googleで、”小鳥の鳴き声を録音する”という文章で検索してみるとローランド エディロールR-1というのとSONY PCM-D1が良い製品と分かった。会議や講演の録音には、OLYMPUSのVoice Trekが売れているようだが、小鳥の啼き声には向いていないようだ。SONY PCM-D1はプロがLiveを録音するような代物だし、価格的に手が出ない。結局、WAVEまたはMP3で録音でき、野鳥の会のメンバーも使っているという説明につられて、少し高い買い物であるがEDIROL R-1をweb-shoppingした。
 本日午後品物が届いた。開梱ももどかしく取説をざーと読んで、鳥の鳴き声がいつも聞こえる近くの公園に録音テストにでかけた。音源が梢の先で少し小さかったけれどもどうやら録音OKのようなので、帰宅して聴くに堪えるものなのか再生してみた。予想通り録音レベルが-36dBくらいなので、音楽を聴くボリュームレベルではほとんど聞こえない。例のSoundEngineで音量を平均-17dBに調整すると雀のさえずり(と思っているのですが)が明快に聞こえるようになった。録音ファイル・フォームが、waveまたはMP3という使い慣れた形式であるのが嬉しい。上空を飛ぶ飛行機の音や犬を散歩させている人の声なども混ざるが、これは使えそうである。また、遊びのタネが増えた。まるで幼児である。
 Webで求めたPodCastPickleというFlash FreeSoftで聴いてみてください。このソフトについてはまだよく理解していないが面白そうなので、こんどの機会にエントリーしようと思っている。









(追記:2006/4/20) とほほのWeb入門にHPに動画を載せる方法が紹介されていたのでPodCastPickleから変更した。IEのWindowsMediaPlayer7.0用である。Netscapeでは機能しないようだ。 







<追記:2006/9/19> 最近はMP3再生ボタンは、<新しいFlash MP3 Playerを導入>で紹介したようにPlay Tagger by del.icio.usを専ら使っている。ちなみに、雀のさえずりは、左のPlayボタンをクリックすれば聞こえてくる。