東京都と神奈川県を分けて流れる多摩川は、永年、神奈川県に住みついている私にとっては、通勤や何かの用事で都心に出るのに、東海道線、横須賀線、東横線などで、ほとんど毎日のように渡っていく川だった。
ゴールデン・ウィークの初日、快晴で気温も上がりそうだ。電車に乗って多摩川の上流へ行ってみようと思う。目的は2種のセセリチョウ科の蝶。ともに今まで撮ったことがない。
JR南武線で分倍河原へでて、京王線に乗り換えた。目的の2種のセセリチョウがいそうなところは、ネット上でいろいろと検索して調べておいた。それほど特定的な場所ではなく、条件さえ整えば、広範囲に生息しているようだ。取りあえず、乗り換えた京王線が多摩川に架かる鉄橋を渡ったので、その次の駅で降りてみることにする。多摩川が流れる方向に見当を付けて歩き始めた。500mほど歩くと大きな橋が見えてきた。河川敷を歩くには対岸の方がよさそうなので、その大きな橋を渡り、橋のたもとで河川敷に下りた。
下流の方へ歩いていく。さっそく、目的のセセリチョウのひとつが飛び出した。個体数も多い。しかし、なかなか止まってくれない。ほとんどが私の膝から下の位置を飛び回る。止まってくれても、良い写真を撮るのが難しい。
さらに下流に進む。目的としたもう一方のセセリチョウも現れた。2種のセセリチョウを交互に撮りながら、河川敷を歩く。キタテハ、キタキチョウ、モンキチョウ、ツマキチョウ、ヤマトシジミ、ツバメシジミ、そして羽化したてのとてもきれいなツマグロヒョウモンにもであった。途中、ノビルを採っている方に出会った。ノビルは焼いて味噌を付けて食べると酒の肴に美味いとのこと。籠の中はいっぱいになっていた。
河原でバーベキューなどをして楽しむ家族連れの脇を通って、4~5kmほど歩いたであろうか。この日は、同好の方に会うこともなかった。蝶も少なくなってきたので、そこから一番近い南武線の駅を目指す。少し疲れたけれど、目的を果たすことが出来、満足して帰路に着いた。
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1.府中四谷橋
京王線を聖蹟桜ヶ丘で降り、地図で見当を付けて、府中四谷橋に出る。歩いていると汗ばむようになってきた。
FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/850秒 7.3mm ISO100 ) 露出補正 なし
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2.府中四谷橋から多摩川下流を望む
大きな川は眺めていると気持ちがいい。福岡に勤務していた頃、時々訪れた久留米の近くを流れる筑後川を懐かしく思い出す。
FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F6.4 1/900秒 7.5mm ISO100 ) 露出補正 なし
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3.河川敷のススキ
河川敷にはススキの群落がある。ススキは今日の狙いであるギンイチモンジセセリとミヤマチャバネセセリの食草である。
FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/950秒 16.0mm ISO200 ) 露出補正 なし
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4.ギンイチモンジセセリ♀ -1
多摩川にかかる府中四谷橋を対岸(左岸)に渡って、上流に向かって歩く。下りやすいところから河川敷に下りた。さっそく初めて見るギンイチモンジセセリが飛ぶ。これはお腹が太く、♀のようだ。飛翔中に見る翅表はコーヒーを煮詰めたような黒だ。
Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/1600秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
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5.ギンイチモンジセセリ♀ -2
写真4.と同じ個体。落ち着いて止まっていてくれたのでHS50に持ち替えてバリアングルで撮った。こんな環境に生息する。
FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.0 1/900秒 4.4mm ISO100 ) 露出補正 なし
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6.ギンイチモンジセセリ♀ -3
羽化したばかりのようなきれいな♀だった。蝶の中ではちょっと変わった格好をしている。
Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/2000秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
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7.ギンイチモンジセセリ♀ -4
写真6.と同じ個体。HS50でローアングルで撮った。ススキの原で、私の膝より下を飛ぶ。撮影はし難い。
FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/800秒 5.6mm ISO100 ) 露出補正 なし
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8.樹液に来たキタテハ
ひらひらと赤褐色の蝶が飛んできた。いつものように直線的に敏捷に飛ぶ姿と違うので、ちょっと戸惑った。細い木だけど樹液が出ていて、その匂い?に寄ってきたのだ。
Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/2000秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
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9.ヒメオドリコソウで吸蜜するモンキチョウ♀
ストローをヒメオドリコソウの小さな花に伸ばして吸蜜している。
Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/800秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
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10.ミヤマチャバネセセリ -1
今日のもう一つのターゲットであるミヤマチャバネセセリは、最初にギンイチモンジセセリを撮ったところでも見つけていたが、そこでは撮りそこなった。今度は、逃げられないように、まず、慎重にHS50でやや遠目から撮った。
FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/340秒 106.8mm ISO100 ) 露出補正 なし
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11.ミヤマチャバネセセリ -2 開翅
飛翔は敏捷だが、ギンイチモンジセセリに比べると、あまり長く飛ばないで止まってくれるの、撮りやすい。
Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/1600秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
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12.ミヤマチャバネセセリ -3
後翅裏面中央にある明瞭な白斑が、イチモンジセセリなど他の類似のセセリチョウとこの種を見分けやすい。
Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/1600秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
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13.ミヤマチャバネセセリ -3
ミヤマチャバネセセリはギンイチモンジセセリとともに、このような河川敷の原にいる。しかし、こういう場所も開発され、だんだん少なくなってきているようだ。
FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/900秒 6.4mm ISO200 ) 露出補正 なし
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14.ミヤマチャバネセセリ -4
カラスエンドウの小さな花で吸蜜するミヤマチャバネセセリ。小さな蝶なので、大きく写すには、アゲハを撮るときなどに比べ、うんと近寄らなくてはならない。ファインダーを覗いて撮るのは、顔を近づけなくてはならないので、モニターを見て撮るより苦労する。
Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/800秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
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15.ミヤマチャバネセセリ -5
正午少し前になった。蝶たちも吸蜜することが多くなったようだ。
Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/800秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
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16.ツバメシジミ♀
今年初めて撮るツバメシジミだったが、♀もだいぶ擦れている。
Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/1000秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
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17.ギンイチモンジセセリ♂ -1
今日は最初に撮ったあと、ギンイチモンジセセリは飛び回るばかりで、なかなか撮らせてもらっていなかった。やっとハルジオンの花で吸蜜する個体を撮ることが出来た。
Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/2500秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
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18.ギンイチモンジセセリ♂ -2
小さな白い花で吸蜜するギンイチモンジセセリ♂の顔。
Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/1000秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
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19.ギンイチモンジセセリ♂ -3
ツメクサの花で吸蜜する♂。もう、午後1時に近いが、午前中はなかなか止まってくれなかったギンイチモンジセセリが、花で吸蜜することが多くなった。
Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/1250秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
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20.緑豊かな多摩川の河川敷
ほぼ目的を達成したので、そろそろ引き上げようと、堤をのんびりと歩く。都会の川だが、このあたりの河川敷は緑が豊かだ。
FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/600秒 19.0mm ISO200 ) 露出補正 なし
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21.家族連れの憩い
今日は連休の初日となる土曜日。この近くは公園になっていて駐車場もある。家族連れでバーベキューなどを楽しめる絶好の場所だ。蝶の撮影は終了である。
FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/800秒 9.4mm ISO100 ) 露出補正 なし
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22.是政橋
南武線の鉄橋の下を通って、是政橋に出た。4~5kmは歩いたであろうか。喉も乾いて、腹も減ってきた。長い是政橋を対岸に渡って、南武線の南多摩駅に出る。南多摩駅は新しい高架駅になっていた。駅前はまだ開発は進んでなく、冷たいビールも飲みたかったが、適当な飲食店もない。仕方なく、近くにあったコンビニで、牛乳とカレーパンを買って、駅ののホームのベンチで食べた。
FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F7.1 1/800秒 8.8mm ISO100 ) 露出補正 なし
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2013年5月11日
4月28日にNikon COOLPIX P90を持って、三ツ沢公園へ行った時、望遠端(110.4mm:35mm版換算624mm画角)で、その最短撮影距離約2mから蝶を撮って、シャープな画像が得られた。これならばデジイチに付けた100mmマクロで2m離れたところから撮って、後でトリミングするよりは良い画が得られるかなと思った。
そこで、この日はP90だけ持って舞岡公園へ出かけた。
さすが、ゴールデンウィークの子供の日、駐車場はいっぱいで臨時駐車場へ回らねばならなかった。当然、公園に入ると、子供連れの若いご夫婦や、孫を連れた熟年のご夫婦でいっぱいで、初めて見る賑やかさだった。
さて、「2m離れて蝶を撮る」の練習台になってくれる蝶たちはというと、ヒメウラナミジャノメ、コチャバネセセリ、ツバメシジミ、ヤマトシジミ、ベニシジミといった小型の蝶しかいない。モンキアゲハ、アオスジアゲハを見かけるがとても撮れる状況になかった。
望遠端で小型の蝶たちを撮ったが、シャープなピントが得られる歩留まりが悪い。シャッター・チャンスを逃すこともある。
「2m離れて蝶を撮る」は限界はあるが、被写体に近寄れないときに有効だと感じた。ただ、デジイチと、P90タイプのいわゆるネオ一眼とを携えての撮影は少々骨が折れる。
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1.ヒメウラナミジャノメ 開翅
2m離れて望遠端で撮ったが、撮りやすい条件がそろっていた。翅表の微妙な色も表現できている。
Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/350秒 110.4mm ISO64 ) 露出補正 なし
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2.ヒメウラナミジャノメ 横から
1.とは違う個体である。陽のあたるところに止まっていて、ファインダーのAF枠で眼をとらえることができた。
Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/350秒 110.4mm ISO64 ) 露出補正 なし
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3.ヒメウラナミジャノメ 広角端マクロで
2.と同じ個体を広角端((4.6mm:35mm版換算26mm画角)で撮った。全く違う写真になる。
Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/222秒 4.6mm ISO64 ) 露出補正 なし
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4.ヒメウラナミジャノメ 正面から
正面からは撮りにくいが、うまく眼にピントを合わせることができた。
Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/250秒 110.4mm ISO64 ) 露出補正 なし
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5.ツバメシジミ
蝶を左に寄せたかったので若干トリミングした。
Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/160秒 110.4mm ISO64 ) 露出補正 なし
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6.傷んだベニシジミ
ベニシジミの第1化は、すっかり擦れてしまっている。しかし、元気に飛び回り、ハルジオンで吸蜜する。
Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/350秒 110.4mm ISO64 ) 露出補正 なし
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7.コチャバネセセリ
今日撮った蝶たちはみな小型の蝶だった。2m離れると624mm相当画角でもこの大きさにしか撮れない。
Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/320秒 110.4mm ISO64 ) 露出補正 なし
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8.キタキチョウ 広角側で
この蝶は望遠端で何度も撮影を試みたが、合焦しなかった。仕方なく広角端にして撮った。
Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.0 1/125秒 4.6mm ISO64 ) 露出補正 なし
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9.古民家広場の賑わい
5月5日、こどもの日 古民家の広場には鯉のぼりが泳ぎ、人で賑わっていた。なにかイベントも行われているようだ。いつもは平日に出かけるので、こんな光景を見るのは珍しい。
Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/180秒 4.6mm ISO64 ) 露出補正 なし
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10.ノアザミ
古民家の裏庭に咲いていた立派なアザミの花。アザミにもいろいろ種類があるようだが、ノアザミは春に咲く。
Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/160秒 110.4mm ISO78 ) 露出補正 なし
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11.赤い実
残念ながら何の実なのかよくわからない。このような実は秋に見ることが多いのだが。望遠端で合焦できるかどうか試みたが、これはうまく合焦している。
Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/134秒 110.4mm ISO81 ) 露出補正 なし
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12.南門のタニウツギ
前回4月25日に舞岡公園を訪れた時、3年前に剪定され、しばらく花をつけなかったタニウツギに蕾があって嬉しく思った。あれから10日たったが花は少ないもののきれいに咲いていた。黒いアゲハが訪れはしないかとしばらく待っていたが、期待に応えてはくれなかった。
Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/250秒 4.6mm ISO64 ) 露出補正 -0.7段
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2013年4月30日
しばらく気温が上がらない日が続いたが、今日は18℃くらいまでになりそうとのこと。朝のうち雲が多かったが、だんだん晴れてきた。躊躇なく舞岡公園へ行くことにする。
前回13日に行った時には見ることがなかった、クロアゲハ、カラスアゲハ、ジャコウアゲハ、コチャバネセセリ、ヒメウラナミジャノメが発生していた。アオスジアゲハはまだのようだ。
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1.タニウツギ がんばれ!
3年前の2010年5月15日にここへ来たときには、きれいなタニウツギの花が満開で、ナガサキアゲハやモンキアゲハがその花を訪れ、良い写真が撮れた。しかし、翌年は剪定されてしまい、2年間花をつけることがなかった。しかし、うれしいことに今年は少ないながら蕾を付けていた。
Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.0 1/160秒 6.1mm ISO200 ) 露出補正 なし
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2.タニウツギの蕾
100mmマクロで撮った。ピントの合わせどころが難しい。連休明けくらいが満開になるのだろうか?連休中に一度来てみよう。
Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/320秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
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3.コチャバネセセリ -1
コチャバネセセリが発生していた。この蝶はよくハルシオンの花で吸蜜するが、この日は道に止まってストローを伸ばしている。
Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.0 1/1250秒 6.1mm ISO200 ) 露出補正 なし
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4.ツマキチョウ♂
ツマキチョウの♂が小さな黄色い花で吸蜜していた。4月13日に来た時は飛び回ってばかりいて、ゆっくり撮らせてくれなかったが、この日はサービスしてくれた。残念ながら、破損していた。
Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/320秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
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5.アゲハチョウ♂
ようやくアゲハチョウを多くみられる季節になった。これはとても小さな個体である。可愛らしい。
Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/1250秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
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6.カラスアゲハ♂
小谷戸の古民家の裏庭で、新鮮なカラスアゲハの♂がつつじの花に飛んできた。花が日陰にあるので蝶がシルエットになってしまった。
Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/500秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
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7.クロアゲハ♀
立派なアザミの花が咲いていたので、モンキアゲハでも来ないかなと思っていたら、クロアゲハが来た。しかし、すでに大きく破損している。
Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/1250秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
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8.ヒメウラナミジャノメ
まだ発生初期のようで新鮮な個体が多く見られた。
Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/800秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
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9.コチャバネセセリ -2
この日見かけたコチャバネセセリは、皆、路上に止まって吸水していた。今度はマクロで上から押さえつけるように撮る。コチャバネセセリは幼虫で越冬し、早春に蛹になり、羽化する。
Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/1600秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
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10.ツバメシジミ♀
ツバメシジミは♀が多くなっていて、♂はすでに擦れた個体が目立つようになった。
Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/1250秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
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11.ジャコウアゲハ♂
このジャコウアゲハ♂は、♀を探しているのだろうか、古民家の裏庭で旋回を続けている。花にも来ない。飛び疲れるのであろうか、時々この写真のように葉上に止まる。少しトリミングした。
Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/1250秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
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12.キジバト
そろそろ引き上げようと駐車場へ向かう。そこに、保護色のようになっていてわかりにくいが、キジバトがいた。私から2?3mという近くをゆっくり散歩していた。
Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/250秒 ISO500 ) 露出補正 -0.3段
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2012年10月 9日
相鉄あずみ野線の緑園都市にある相鉄ギャラリーで時事通信社のカメラマンが撮ったロンドンオリンピックの報道写真展が開催されていたので見に行った。展示された写真では、選手が大写しになり、その表情が見事に表現されていた。スポーツ写真は、遠くから望遠レンズで撮る事が多く、動きも早い。光も十分でないことが多いと思うが、さすがにうまく捉えられている。大きな明るいレンズと、高いISO感度がシャープな画像を得るのに活躍しているに違いない。特に高いISO感度は最近の大きな技術的進歩と思う。
さて、見終わって外に出ると、フォーチュラカが植えられた花壇に小さな蝶が飛んでいた。蝶の大きさは、どれも2cmくらいしかない。コンパクトデジカメは、広角域で撮ると、マクロモードで被写体に1cmまで近づけるものもある。この日持っていたIXY30Sはバリアングルモニターはついていないので、ローアングルでは撮りにくく、モニターでピントがあっているかどうかの確認はできないが、ピント枠が合焦したことを示すグリーンになっているのを確認してシャッターを切っていく。広角にすると被写界深度は深くなり、シャープに撮れる。
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1.チャバネセセリ -1
相鉄ギャラリーは相鉄と三井不動産によって開発された「サンステージ緑園都市」という大規模高層住宅の一角にあるが、そのエントランスに花壇がある。このときはフォーチュラカが咲いていた。そのフォーチュラカに多くのセセリチョウが訪れていた。これはイチモンジセセリかと思ったが、チャバネセセリだった。
Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/1000秒 4.9mm ISOオート ) 露出補正 なし
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2.チャバネセセリ -2
これもチャバネセセリ。翅は比較的擦れていない。苦しい姿勢で、ローアングルで撮った。花壇に密集して咲くフォーチュラカに奥行きが出た。
Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/800秒 4.9mm ISOオート ) 露出補正 なし
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3.イチモンジセセリ
これはイチモンジセセリ。色や大きさはほとんど同じで区別はつけ難いが、後翅裏面の銀色の小さな紋の形、並び方で区別できる。
Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/800秒 4.9mm ISOオート ) 露出補正 なし
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4.ツバメシジミ
花壇にはツバメシジミとヤマトシジミがいた。どちらも日本の蝶の中でもっとも小さな蝶たちだ。
Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/800秒 4.9mm ISOオート ) 露出補正 なし
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5.ツバメシジミ♀ 半開翅
コンデジのモニターで、フォーカス枠を蝶の目にあわせ、その枠が合焦したことを示す緑色に変わるのを確認してシャッターを切るが、これはシャッター半押しで少しカメラを右に振ってシャッターを切った。被写界深度が大きいのでシャープな写真が撮れる。
Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/500秒 4.9mm ISOオート ) 露出補正 なし
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2012年6月 4日
5月16日、今年もウスバシロチョウと黒いアゲハを撮ろうと南足柄へ出かけた。ポイントに着くとさっそくフワフワ、スーとその特徴のある飛びかたで、ハルジオンの咲く草原にウスバシロチョウを見つけることができた。しかし、ほとんど吸蜜をしないで飛びまわるので、なかなか写真が撮れない。
一方、ツツジはすでに盛りを過ぎていた。黒いアゲハは、そのほとんどがジャコウアゲハの♂である。しばらく撮影して、夕日の滝のキャンプ場へ行き、持参したおにぎりを食べる。夕日の滝は、いつもより水の量が多かった。午後は、昨年と同じく大雄山最乗寺へ廻った。
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1.ジャコウアゲハ♂ -1
夕日の滝の入口にあたる地蔵堂の駐車場に車を停める。花が少なくなったツツジにジャコウアゲハが来ていた。腹部の赤が鮮やかだ。近くにお茶の工場があり、見学もさせてくれるという。3.11の原発被害で、一時話題となった南足柄の放射能などに付いて話をしてくれた。全く問題はないとのこと。
Nikon D300 Tokina 100mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/1250秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
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2.オナガアゲハ♂
時間はまだ9時半になっていない。今度はオナガアゲハの♂がツツジを訪れた。花から花へ、タッチ・アンド・ゴーを繰り返す。連写で撮った中の1枚。
Nikon D300 Tokina 100mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/2000秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
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3.ジャコウアゲハ♂ -2
同じく地蔵堂の駐車場で撮影。1.とは別の個体である。
Nikon D300 Tokina 100mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/1600秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
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4.モンキチョウ♀
さて、ウスバシロチョウのポイントに着いた。ウスバシロチョウは飛んでいるが、なかなか止まってくれず撮影のチャンスがない。取りあえず、傍のハルジオンに止まったモンキチョウ♀を撮る。
Nikon D300 Tokina 100mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/1250秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
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5.ウスバシロチョウ -1
やっとウスバシロチョウが写真を撮らせてくれた。翅がやや黒ずんだ個体である。
Nikon D300 Tokina 100mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/1250秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
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6.ウスバシロチョウ -2
5.と同じ個体。前翅の中室にある黒い縞模様の幅が太く、より黒く見える。
Nikon D300 Tokina 100mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/1000秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
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7.ウスバシロチョウ♀ -1
ハルジオンの花に止まるウスバシロチョウは♀が多かった。交尾済みの♀の腹端には茶色っぽい交尾嚢が見られる。これは交尾中に雄が粘液を出して、自分の尾端の毛とともに塗り固めて、他の♂と交尾ができないようにするためのものだ。この写真では交尾嚢が良くわかる。
Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/320秒 6.1mm ISO200 ) 露出補正 なし
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8.ウスバシロチョウ♀ -2
7.とは別の個体だが、この♀にも交尾嚢がある。
Nikon D300 Tokina 100mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/1000秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
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9.コツバメ
コツバメが、近くの民家のツツジの周りを飛んでいた。落ちたツツジの花に止まって、露を吸ってているようだ。
Nikon D300 Tokina 100mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/400秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
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10.ジャコウアゲハ♂ 裏面
コツバメがいた民家のツツジにジャコウアゲハの♂が訪れた。後翅の赤い紋と、腹部の赤が毒々しく見えるが鮮やかだ。
Nikon D300 Tokina 100mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/1000秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
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11.ウスバシロチョウ♂
この個体はどうやら♂のようだ。右側前翅が透けて後ろにあるピンクのハルジオンの花が見える。
Nikon D300 Tokina 100mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/1250秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
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12.ツバメシジミ♀
ツバメシジミはマメ科の植物を食草とするが、このツバメシジミも産卵をしようとしているのだろうか。
Nikon D300 Tokina 100mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/1000秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
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13.夕日の滝
酒匂川の支流、内川に架かる高さ約23mの滝で、足柄山の金太郎はこの滝の水を産湯の使い、育ったと伝えられる夕日の滝は昨年来た時より、水の量が多かった。
Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/30秒 6.1mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
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2012年5月20日
連休明けの5月7日、多摩丘陵の西部、東京都八王子市の東南部に位置する
長池公園へ行って見ることにした。八王子市と多摩市、町田市とが接するところで、自宅から車で1時間少々のところにある。国道16号を右に入り、相模原の駅前から横浜線の向こう側に出て、
米陸軍相模総合補給廠の脇を通って行く。やがて、長池公園の駐車場に辿り着いた。
まず、インフォメーションセンターである
長池公園自然館に寄る。わずかながら協力金を箱の中に入れ、公園内の地図をいただいて、さっそく、歩き始めた。蝶は多くはなかったが、アオバセセリに会えたのは大きな収穫だった。
長池公園生き物図鑑というサイトによれば、80種くらいの蝶が生息しているようだ。隣接する
連生寺公園にも寄ってみたが、ここでは全く収穫がなかった。次回、長池公園では地味にゴイシシジミなどを狙ってみたい。
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1.築池
駐車場から長池公園自然館に寄り、地図をいただいた。地図を見ながら、北へ進むと二つの池があった。北側にあるのが姿池、手前にあるのが築池という。この写真は姿池と築池の間に立ち、振り返って築池を眺めたところ。
Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/1250秒 8.9mm ISO200 ) 露出補正 なし
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2.長池
築池に沿って南に歩く。「つくいけの道」と名付けられた散策路を炭焼き小屋に出る。そこから良く手入れされた林の中を下りていくと、長池の端に出る。この写真はそこから長池を眺めたところだが、ここから先は特別保存ゾーンとなっていて、入ることができない。ミドリシジミの食樹であるハンノキの林もあるとのことだ。
Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/250秒 12.1mm ISO200 ) 露出補正 なし
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3.ベニシジミ
長池の浄瑠璃姫の碑のあるところから観察路となっている「ながいけの道」を築池の方へ戻る。この道は陽当たりのよい、蝶のいそうな道だ。しかし、道端に咲くハルジオン(ヒメジオンかもしれない)の花にいるのは、春の蝶の定番ベニシジミとコチャバネセセリくらいだ。
Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/3200秒 ASA400 ) 露出補正 -0.3段
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4.アオバセセリ -1
咲き始めた道端のミツバウツギの花の周りをハチ達と一緒にアオバセセリが飛んでいた。少なくとも2頭はいる。ミツバウツギの花に止まり、飛び立ってはまた、花に止まる。ここでアオバセセリに会えるとは思っていなかった。写真を撮るには少し距離が離れている。白い花に露出が影響されるので、+補正した。
Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/250秒 ASA400 ) 露出補正 +1.0段 トリミング
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5.アオバセセリ -2
やや近くの花に止まってくれた。少し露出はオーバーになってしまった。
Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/125秒 ASA640 ) 露出補正 +1.0段 トリミング
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6.アオスジアゲハ
アオスジアゲハもミツバウツギの花を訪れる。蝶も花もピカピカに新鮮である。
Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/1000秒 ASA400 ) 露出補正 なし トリミング
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7.アオバセセリ -3
ミツバウツギの木は全部で6?7本あっただろうか。やはり蝶は日当たりの良い木を訪れる。
Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/500秒 ASA400 ) 露出補正 なし トリミング
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8.コチャバネセセリ 開翅
「ながいけの道」の道端には、ベニシジミとコチャバネセリが多かった。時折、コミスジが飛ぶ。
Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/1000秒 ASA400 ) 露出補正 なし
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9.コチャバネセセリ コンパクトデジカメで撮影
前の写真と同じ個体、同じ場所で余裕があったので、G12に持ち替えて撮った。周囲の環境が解かる。
Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/250秒 6.1mm ISO200 ) 露出補正 なし
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10.ツバメシジミ
ツバメシジミは地表すれすれの草花の中を飛ぶことが多く、止まっても上から押さえつけるように撮ることになってしまう。余裕があるとローアングルで背景を工夫できるのだが、敏捷に飛び立ってしまうことが多い。
Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/1250秒 ASA400 ) 露出補正 なし
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11.連生寺公園 展望台
一旦、長池公園から離れ、姿池の長池見附橋から1km弱ほど北の方にある連生寺公園へ行って見た。公園は小高い山になっていて、鬱蒼とした林に散策路が造られている。メインであろうと思われる道のつきあたりに展望台があった。写真は京王相模原線の堀之内駅の方向と思う。蝶は全く見かけない。
Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/1000秒 18.1mm ISO200 ) 露出補正 なし
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12.連生寺公園 さえずり橋
展望台から、今来た道を戻る途中を右下に下りて行くと、このさえずり橋という吊り橋があった。
Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/250秒 6.1mm ISO200 ) 露出補正 なし
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13.アオバセセリ -4
連生寺公園から再び長池見附橋へ戻り、その近くにあったイタ飯屋さんで昼食にした。食後、駐車場へ戻るまえに、もう一度、さっきのミツバウツギのところへ行って見た。アオバセセリはまだいた。最後にちょっと気に行った写真が撮れたので、満足して帰路に付く。
Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/500秒 ASA400 ) 露出補正 なし トリミング
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2011年7月23日
7月18日 の早朝、「なでしこJapan」がドイツ・フランクフルトで行われたいた女子サッカー World Cup の決勝のPK戦でアメリカに勝ち、優勝した。昨夜からこの日は早朝に舞岡公園へ行ってみようと決めていた。前回7月12日は暑い日で、日中ほとんど蝶が見られなかった。それでは、朝早く気温が上がる前ならどうだろうかと思ったからだ。
サッカーの試合が終わったのは6時半、舞岡公園の駐車場に着いたのが7時10分、それほど早朝というわけではないが、初めてのトライである。歩き始めると、カラスアゲハやウラギンシジミが飛んでいるのを見かけた。9時過ぎまで2時間、公園を歩いた。日中より、蝶の影は多い。
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1.路上のルリシジミ
7時20分、早速ルリシジミが路上をちらちらと飛んでいる。G12のバリアングルモニターで撮り始めた。マクロに設定するのを怠って撮っていたので、どうかと思ったが、なんとかピントはきている。
Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/125秒 6.1mm ISOオート ) 露出補正 なし
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2.オカトラノオとダイミョウセセリ
新鮮なダイミョウセセリが、オカトラノオに数頭来ていた。帰りに9時ごろ同じところを通ったが、その時にはもう姿は無かった。
Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/100秒 6.1mm ISOオート ) 露出補正 なし
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3.ダイミョウセセリ マクロ撮り
これは♀だろうか? お腹がが太いし、後翅に白い帯が薄らと出ている。
Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影 ( F4 1/800秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
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4.ウラギンシジミ
7時40分 ウラギンシジミが飛んでいた。路上に止まったりしていたが、近くの葉に止まり、日光浴を始めた。新鮮な夏型の♂だ。
Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/160秒 6.1mm ISOオート ) 露出補正 なし
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5.ウラギンシジミ マクロ撮り
写真4.と同じ個体、同じ静止位置。ソックスをはいたような脚が可愛らしい。
Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影 ( F4 1/800秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
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6.ウラギンシジミ 裏
その名の通り裏は一面銀色である。この時期は路上に止まって口吻を伸ばしていることが多いようだ。
Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影 ( F4 1/400秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
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7.ヤマユリ
古民家の庭にヤマユリが咲いていた。ナガサキアゲハの♀でも来てくれれば絵になるのだが。
Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/250秒 6.1mm ISOオート ) 露出補正 なし
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8.ホウセンカ
同じく古民家の庭に咲いていた。花言葉は「私に触れないで」というらしいが、それは触れると果実がはじけることに由来するようだ。島倉千代子や中島みゆきの歌の曲名にもなっている。
Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/100秒 6.1mm ISOオート ) 露出補正 なし
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9.マツヨイグサ
この花も古民家の傍らに咲いていた。マツヨイグサというのは正しくはマツヨイグサ属の総称で、125の種があるそうだ。どの種も南北両アメリカ大陸原産であり、他地域には産しない。日本も例外ではなく、野生のものは帰化植物か、逸出した園芸植物のいずれかであるという。漢字では待宵草と書く。一日花であり、多くの種が夕刻に開花し夜間咲きつづけ翌朝には萎む。これが待宵草の名の由来である。
Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/400秒 6.1mm ISOオート ) 露出補正 なし
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10.一服するアカボシゴマダラ
朝8時 瓜久保のおやすみ処の縁側でアカボシゴマダラが一服している。普段ここは公園を散策する人たちが'一休み'と腰を下ろしたり、子供たちがはしゃいでいるところだが、朝早いためか空いていた。
Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/125秒 6.1mm ISOオート ) 露出補正 なし
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11.樹上のアカボシゴマダラ
一服し終えたアカボシゴマダラは近くの木の葉の上に移って、周りを見渡している。テリトリーを張っているのだろうか。後翅の赤いドットと黄色い口吻が鮮やかな奇麗な♂だった。神奈川県で発生しているアカボシゴマダラは中国南部や香港に分布するassimilis亜種が人為的に持ち込まれたものであると言われている。舞岡公園では同じエノキを植樹とする本邦固有のゴマダラチョウと共存するが、アカボシゴマダラのほうが優勢であるように思える。
Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影 ( F4 1/500秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
トリミング
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12.ツバメシジミ♀
ハギの花で吸蜜したり、産卵姿勢になったり、忙しい♀だった。
Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影 ( F4 1/500秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
トリミング
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13.ヤマトシジミ
ハギの花で吸蜜するヤマトシジミ。今年はなぜかツバメシジミを見る機会が多く、ヤマトシジミを見ることが少ない。
Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影 ( F4 1/500秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
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14.コチャバネセセリ 開翅
後退角翼のジェット戦闘機のようだ。
Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影 ( F4 1/400秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
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15.コミスジ
大分擦れた個体であるが元気にスイスイと飛んでいた。
Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影 ( F4 1/640秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
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16.ネムノキ
ネムノキは広い意味でマメ科に属する。キタキチョウが好む食草である。7月12日に来た時はネムノキの花にカラスアゲハが来ていたが、すぐ離れてしまった。-1.0段にしてみたが、正解だったと思う。
Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/200秒 6.1mm ISOオート ) 露出補正 -1.0段
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17.ツマグロヒョウモン
今年はツマグロヒョウモンをなかなか見ることができないでいる。この日も全く姿を見せず、帰り際に駐車場の傍で、やっと1頭見かけた。♀を探しているのだろうか、時々このように梢に止まって周りを見回していた。
Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影 ( F4 1/1600秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
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2011年7月14日
前の晩、暑気払いの会があって帰宅が遅くなったが、7月5日は梅雨の晴れ間で、気温も上がりそうなので、山梨県は日野春に近い「オオムラサキセンター」へ行くことにした。
朝は6時50分に自宅を出たが、環八が大渋滞で瀬田から高井戸まで1時間近くかかってしまった。高井戸を左折して甲州街道を調布まで行き、そこから中央高速に乗ったが、ここからは快調に走れ、10時半にオオムラサキセンターに到着した。
途中、南アルプスと八ヶ岳の全容が眺められた。オオムラサキセンターの駐車場辺りでは、オオムラサキが旋回していた。撮ろうと思ってチャンスを狙ったがかなわなかった。入館料@400円を支払いビバリウムへ向かう。
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1.オオムラサキセンター入口
例年6月の下旬から羽化が始まるが、ホームページによると今年の最初の羽化は6月26日だったそうだ。
Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/80秒 6.1mm ISOオート ) 露出補正 -0.3段
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2.ビバリウムの中
ビバリウムに入るとオオムラサキが飛びまわっていた。小学生たちが見学に来ていて、賑やかである。顔見知りのセンターの方に羽化しそうな蛹があるか尋ねてみたが、数は多くないらしい。その一つの前には山梨のテレビ局の方がTVカメラを据えて撮影の準備をされていた。羽化は午後になるだろうとのこと。
Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/500秒 6.1mm ISOオート ) 露出補正 -0.3段
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3.ビバリウムのオオムラサキ
ビバリウムは広い。1,400平方メートルある。
Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/125秒 6.1mm ) 露出補正 +0.7段
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4.まるまる太った終令幼虫
昨夏は酷暑で産卵数が4割も減少し、今年は越冬した幼虫の数は約700にとどまっているとのこと。また、5月に気温が上がらず、羽化は1週間ほど遅れているらしい。しかし、この幼虫は見事に太っていた。おそらく今日中には前蛹になるだろう。
Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影 ( F4 1/500秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
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5.蛹
羽化しそうな蛹だが、まだ、もう少し時間がかかりそうだとのこと。おそらく午後になってしまうだろう。この蛹の前にはYBS放送の方がTVカメラを構えて待機しておられたが、羽化したのはやはり正午過ぎになってからだったそうだ。羽化の写真は昨年来た時に撮った。
http://n-shuhei.net/studio_yamako/2010/07/23_1004.php
Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影 ( F4 1/125秒 105mm ISO560 ) 露出補正 なし
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6.人懐っこいオオムラサキ
ビバリウムのベンチに座っていた家内の袖にオオムラサキが止まっていた。はじめは袖の上から汗を吸っていたが、そのうち下がってきて、直接肌の汗を吸い始めた。家内はチクチクと吸われる感覚があるという。オオムラサキセンターの館長さんのブログにも取り上げられていた。
オオムラサキセンターのホームページ
館長さんのブログ
上:Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影 ( F4 1/1600秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
下:Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/1600秒 6.1mm ISOオート ) 露出補正 +0.7段
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7.オオムラサキ 開翅
まだ7月の初めであり、ビバリウムの中のオオムラサキも♂が圧倒的に多い。左後翅がちょっと切れているが美しい♂が翅を開いてくれた。
Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影 ( F4 1/2000秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
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8.花に来たオオムラサキ?
おそらく羽化して間もないと思われる奇麗なオオムラサキが花に止まっている。オオムラサキは樹液とか、熟した果実から吸汁するが、花の蜜を吸う場面は見たことがない。これは珍しいシーンと思ったが、よく見ると口吻は伸ばしていない。吸っているのではなさそうだ。単に花に止まって休んでいるのだろう。
Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影 ( F4 1/500秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
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9.餌台に集まるオオムラサキ
ビバリウムの中には4?5箇所に餌台が置かれ、パイナップルが置かれていた。熟れたパイナップルの匂いがオオムラサキを惹き付ける。
Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影 ( F4 1/500秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
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10.ツバメシジミ♀
12時ごろ、ビバリウムを出た。この日は羽化を見ることができなかったが、前回撮影しているので、良しとした。テラスに座ってスラッシュ(ジュースを凍らせた飲み物)を飲みながら一休みしたが、目の前の草むらでツバメシジミが白いツメクサに産卵をしていた。
Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/400秒 6.1mm ISOオート ) 露出補正 なし
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11.八ヶ岳
施設での撮影だけでは物足りないので、観音平へ行ってみることにした。カーナビに任せ、長坂から中央高速に乗り、小渕沢で降りたが、その途中に八ヶ岳PAがあったので、八ヶ岳と南アルプスの写真を撮っておこうと車を停めた。小渕沢に向かって右側に八ヶ岳が見える。左から編笠岳、権現岳と続き、主峰の赤岳はその奥になる。
Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/500秒 25mm ISOオート ) 露出補正 なし
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12.南アルプス
左側には南アルプスが連なる。ここから一番立派に、大きく見えるのは甲斐駒ケ岳だ。北岳はここからは見えなかった。こんなに山が見えるとは本当にラッキーだったと思う。
Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/640秒 30.5mm ISOオート ) 露出補正 なし
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2011年4月27日
4月15日に
ツマキチョウの写真を撮りたくて舞岡公園へ出かけたが良い写真が撮れなかった。そこで4月26日、もう一度舞岡公園に出かけた。
季節は移ろい、前回は少なかったタンポポやハルジオンの花が咲いていた。昼過ぎから気温も上がり、蝶の数も多くなった。
この日に見かけた蝶は、
アゲハ、キアゲハ、クロアゲハ、テングチョウ、キタテハ、ルリタテハ、コミスジ、ツマキチョウ、モンシロチョウ、モンキチョウ、キタキチョウ、ツバメシジミ、ルリシジミ、ヤマトシジミ、ベニシジミ、ヒメウラナミジャノメ、コチャバネセセリといったところ。ゴールデンウィークになるとさらに賑やかになると思う。
今日の狙いの
ツマキチョウは、多くを見かけるものの素早く飛び回り、なかなか撮らせてくれなかったが、あきらめてそろそろ引き上げようと思った頃、ようやくチャンスがやってきた。
ツマキチョウは雌も発生していた。
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1.鯉のぼり
今日は良い天気だった。舞岡公園の中心にある小谷戸の里では、古民家前で鯉のぼりが元気に泳いでいた。
Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G Macro
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/1250秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし
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2.ツバメシジミ交尾
小さな花にツバメシジミの♀が止まって蜜を吸っていたところへ小柄な♂が求愛した。いったん飛びたって、もつれていたが、下草に降りて交尾がなった。
Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G Macro
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/2500秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし
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3.ヒメウラナミジャノメ
今日はよくこのチョウを見かけた。まったくの普通種であるが、こうして見ると新鮮である。
Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G Macro
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/2000秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし
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4.ヤマトシジミ♀
この季節の蝶たちは下草の小さな花に止まってくれる。写真は撮りにくい。久しぶりにヤマトシジミ♀の開翅が撮れた。
Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G Macro
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/2000秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし
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5.ベニシジミ
そろそろベニシジミの第一化も終わろうとしている。60mmレンズで目いっぱい被写体に近ずく。
Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G Macro
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/2000秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし
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6.コチャバネセセリ
咲き始めたハルジオンの花でコチャバネセセリが吸蜜していた。
Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G Macro
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/4000秒 60mm ISO360 ) 露出補正 なし
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7.越冬したルリタテハ
歩いていると敷石にルリタテハが翅を拡げて日光浴をしていた。しばらくじっとしていてくれたので、ライブビューでの撮影を試みたが、ピントがうまく合わせられなかった。
Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G Macro
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/2000秒 60mm ISO360 ) 露出補正 なし
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8.モンシロチョウ♂
道端のタンポポでモンシロチョウが吸蜜していた。露出補正なしで撮ったが白い翅も白トビしていなかった。
Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G Macro
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/3200秒 60mm ISO360 ) 露出補正 なし
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9.ツマキチョウ♂ -1
この日もツマキチョウは♀を含めてよく見かけたが、良く飛び回って写真を撮らせてくれなかった。午後2時に近くなったので、そろそろ引き上げようかと思ったころ、やっとチャンスがやってきた。
Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G Macro
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/3200秒 60mm ISO360 ) 露出補正 なし
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10.ツマキチョウ♂ -2
ツマキチョウは4月10日ごろからゴールデンウィークの頃まで見ることができる。そろそろ♀が多くなってくる。この日も♀を何頭か見かけた。
Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G Macro
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/2500秒 60mm ISO360 ) 露出補正 なし
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2010年8月 9日
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7月29日に箱根の湿生花園へ行こうと計画したが、天気予報どおりの雨になった。激しい雨も予想されるとのことなので断念した。その代わりにと、7月31日、普段は真夏にはあまり行かない舞岡公園へ出かけてみた。狙いはナガサキアゲハの♀、ジャコウアゲハの♀、クロコマチョウ夏型であったが、それらはいずれも撮ることができなかった。舞岡公園には、夏の花が咲いていた。黒いアゲハたちが吸蜜に来るクサギの花も咲き始めている。蝶は端境期のようだ。
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1.キチョウ♀
萩の花にキチョウが数匹飛び交っていた。花で吸蜜するかと思うと、枝先の葉に産卵もする。翅の質感が撮れたと思う。
Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/320秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
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2.ツバメシジミ♀
奇麗な個体だった。半分翅を開いて見せてくれた翅表後翅の橙色斑がとてもきれいだった。
Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/500秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
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3.アカボシゴマダラ夏型
春には白い春型を撮ろうと追いかけたが、アカボシゴマダラはやはり、黒の基調にその赤い斑紋がちりばめられた夏型が美しい。
Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/125秒 150mm ISO900 ) 露出補正 なし
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4.コチャバネセセリ
まだ咲き始めたばかりのクサギの花にコチャバネセセリが来ていた。もう少しするとこの花にモンキアゲハやカラスアゲハなど、黒い大型のアゲハが集まるようになる。
Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/250秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
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5.ナガサキアゲハ♂
鳥に後翅をついばまれ、ぼろぼろになったナガサキアゲハの♂が、クサギの花に来ていた。雌が来ないかとしばらくここで待ったが、この日は駄目だった。
Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/1000秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
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6.舞岡公園 夏の花
蝶はあまり多くはなかったが、夏の花が咲いていた。
1) コオニユリ 2) ネムノキ 3)4) キキョウ 5) サルスベリ 6) ワタ
7) ムクゲ 8) ヒマワリ 9) クサギ 10) ムクゲ(八重) 11) ヤマユリ 12) オミナエシ
撮影データ省略
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2010年4月27日
今日は暖かい日になるというので、ツマキチョウの写真を撮りたいと思い、舞岡公園へ出かけた。
気温はまあまあで、陽は差してきているが風が強い。それと、なぜか蝶の数が少ないように思う。
公園内の手入れが行き届きすぎているのであろうか。単に、今年の天候不順のためなのか。
ツマキチョウも何頭か見かけることができたが、数は少ないように思えた。しかし、谷戸はすっかり春らしくなり、緑が美しい。
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1.瓜久保
公園内の瓜久保と呼ばれているところ。下草は緑になり、木々は新しい息吹に溢れている。
Nikon COOLPIX S10 F3.5 6.3-63mm 6 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/297秒 6.3mm ISO50 ) 露出補正 なし
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2.ツマキチョウ ♂ ?1
セイヨウタンポポで吸蜜するツマキチョウの♂。前翅先端のオレンジ色がはっきり見えなかった。
Nikon D300 Tokina 100mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/3200秒 ISO400 ) 露出補正 なし
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3.ツマキチョウ ♂ ?2
前の写真とは違う個体であるが、驚くほど小さな個体だった。やはり天候不順が原因なのだろうか。
Nikon D300 Tokina 100mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/2500秒 ISO400 ) 露出補正 なし
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4.ツマキチョウ ♀
♂の発生に比べて、♀の発生時期は少し遅れるが、このメスは羽化したてで、純白の翅をしたきれいな個体だった。
Nikon D300 Tokina 100mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/2500秒 ISO400 ) 露出補正 なし
トリミング
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5.キタテハの求愛
越冬したキタテハ秋型である。葉上に止まった♀に♂が熱心に求愛を始めた。しかし、結ばれず、♂は飛び去ってしまった。
Nikon D300 Tokina 100mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/1600秒 ISO400 ) 露出補正 なし
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6.アオサギ
瓜久保にかっぱ池という、夏には蓮の花が咲く小さな池がある。そこに大柄なアオサギがいた。餌を取っている。じっと狙いを定め、チャンスと見るやくちばしを水に突っ込み捕食していた。
Nikon D300 Tokina 100mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/640秒 ISO400 ) 露出補正 なし
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7.ツバメシジミ
この時期はいつも多くみられるツバメシジミだが、この日は少なかった。
Nikon D300 Tokina 100mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/2500秒 ISO400 ) 露出補正 なし
トリミング
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8.タチスボスミレに来たベニシジミ
ベニシジミの春型はオレンジ色の部分が鮮やかで、黒化してしまう夏型より、美しい。
Nikon D300 Tokina 100mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/2000秒 ISO400 ) 露出補正 なし
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9.ハルジオンに来たベニシジミ
この蝶は下草や、タチスボスミレのような地面の小さな花に止まることが多いので、写真を撮るときに背景の処理に困る。ハルジオンに来てくれると、バックをぼかすことができる。
Nikon D300 Tokina 100mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/2000秒 ISO400 ) 露出補正 なし
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2009年5月21日
5月19日、朝のうち曇っていたが、TVの天気予報ではこれから晴れてくるというので、舞岡公園へ出かけた。しかし、公園に着いてもいっこうに晴れてこない。気温はまあまあ高いので、蝶も何かいるだろうと歩き始めた。今日の狙いは、白いアカボシゴマダラの春型であったが、何頭か見かけるものの撮ることが出来なかった。でも、思いがけずアカシジミに出会えたのは収穫だった。
1.ツバメシジミ♀
レンゲの咲く原っぱにツバメシジミが飛んでいた。雄の表翅はブルーだが、雌はご覧の通り黒い。しかし、なかなか美しい。尾状突起の付け根にあるオレンジがアクセントになっている。COOLPIX P90 の広角端4.6mmで撮った。
COOLPIX P90
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/87秒 ASA64 ) 露出補正 -0.3段
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2.同じツバメシジミ
D300 Tokina 100mm macro で撮った。眼にピントを合わせる。
Nikon D300 Tokina 100mm macro
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/800秒 ASA400 ) 露出補正 -0.3段
アクティブD-ライティング標準
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3.田んぼで泥んこ遊び
子供たちが田植え前の田んぼで泥んこ遊びをしていた。
COOLPIX P90
プログラムオートで撮影 ( F4 1/98秒 ASA64 ) 露出補正 -0.3段
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4.泥落とし
遊んだ後は水道がある洗い場で、男の子も女の子も、お母さんたちが泥落とし。
COOLPIX P90
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/132秒 ASA64 ) 露出補正 -0.3段
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5.アカシジミ
平地産ゼフィルスの発生は6月と思っていたが、もうアカシジミが発生していた。周囲を気にせず一心不乱に吸蜜している。3?4メートルくらいの距離があるだろうか。COOLPIX P90 の望遠端110.4mmで撮った。35mm版換算で624mmである。ASAがオートで400に上がっていた。
COOLPIX P90
プログラムオートで撮影 ( F8 1/85秒 ASA400 ) 露出補正 -0.3段
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6.同じアカシジミ
これは5.と同じアカシジミを Tokina 100mm macro を付けたD300で撮った。前の写真は110.4mmだから、焦点距離にそう違いはない。5.の写真はこの写真をトリミングしたのと同じようである。
Nikon D300 Tokina 100mm macro
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/800秒 ASA400 ) 露出補正 -0.3段
アクティブD-ライティング標準
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7.別のアカシジミ
少しはなれたところにいた別のアカシジミも吸蜜に余念がない。P90の望遠端110.4mmで撮る。
COOLPIX P90
プログラムオートで撮影 ( F5 1/140秒 ASA173 ) 露出補正 -0.3段
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8.イチモンジチョウ
今日は沢山のイチモンジチョウを見かけた。美しい翅の裏を見せてくれた。
Nikon D300 Tokina 100mm macro
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/250秒 ASA400 ) 露出補正 -0.3段
アクティブD-ライティング標準 |
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9.サトキマダラヒカゲ
私が子供のころは、単にキマダラヒカゲといったが、その後、キマダラヒカゲはサトキマダラヒカゲとヤマキマダラヒカゲに分けられた。
Nikon D300 Tokina 100mm macro
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/1000秒 ASA400 ) 露出補正 -0.3段 トリミング
アクティブD-ライティング標準 |
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10.アオスジアゲハ
アオスジアゲハは花から花へ俊敏に飛び回る。
Nikon D300 Tokina 100mm macro
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/500秒 ASA400 ) 露出補正 -0.3段
トリミング アクティブD-ライティング標準 |
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2009年4月26日
4月16日にはいろいろな蝶に会えたので、気を良くして、4月22日に再び舞岡公園に出かけてみた。この日は NIKKOR 18-200mm に Kenko の CLOSE-UPレンズ No.1 を付けた D300 持って出た。これは旅行でレンズ1本(18-200mm)で済まし、蝶が現れたときに、 CLOSE-UPレンズをアタッチして撮ることのテストをして見たかったからである。結果は蝶に、より近くまで寄ることが出来、ボケもきれいだった。ただし、CLOSE-UPレンズを付けたままでは遠くにピントを合わすことが出来ないので、やはりマクロレンズのほうが使いやすい。
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1.ヒメウラナミジャノメ
地味な蝶である。日本全国どこにでもいるし、春から秋まで、年3?4回世代を繰り返し、いつでも見られる。しかし、翅を開いたときの蛇の目模様は可愛らしい。
Nikon D300 NIKKOR 18-200mm + Kenko CLOSE-UP No.1 絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/800秒 ASA400 ) 露出補正 -0.3段 アクティブD-ライティング標準 |
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2.コチャバネセセリ
この蝶も春4月に第1化が発生する。熱心にハルジオンで吸密する。
Nikon D300 NIKKOR 18-200mm + Kenko CLOSE-UP No.1
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/1000秒 ASA400 ) 露出補正 -0.3段
アクティブD-ライティング標準
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3.コチャバネセセリ翅表
翅を開いたところを見ると、広げられた後翅が主翼で、立った前翅が尾翼のジェット機のような姿である。実際、飛翔スピードは、弾丸のように速い。18-200mmの80mmくらいのところで撮っているが、多少トリミングしているものの CLOSE-UPレンズ装着により大きく写る。
Nikon D300 NIKKOR 18-200mm + Kenko CLOSE-UP No.1
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/1000秒 ASA400 ) 露出補正 -0.3段
アクティブD-ライティング標準
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4.コジャノメ
木々の茂ったところに多く、あまり人前に姿を現さない。バックライトが当たりきれいだった。良く似た蝶にヒメジャノメがいるが、ヒメジャノメより見る機会は少ない。D-ライティングが効果的で翅の模様が見える。
Nikon D300 NIKKOR 18-200mm + Kenko CLOSE-UP No.1
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/250秒 ASA400 ) 露出補正 -0.3段
アクティブD-ライティング標準
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5.春の定番 ベニヒカゲ
この蝶も年5?6回発生を繰り返す。夏に発生するものは橙色の部分が黒ずむ。この春型のほうが美しい。
Nikon D300 NIKKOR 18-200mm + Kenko CLOSE-UP No.1
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/640秒 ASA400 ) 露出補正 -0.3段
アクティブD-ライティング標準
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6.ツバメシジミ
雄の翅表がブルーに輝くシジミチョウのなかで、都会でも見られるのは、ルリシジミ、ヤマトシジミとこのツバメシジミであるが、前2種に比べ個体数は少ない。終齢幼虫で冬を越し、4月に第1化が発生する。
Nikon D300 NIKKOR 18-200mm + Kenko CLOSE-UP No.1
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/1250秒 ASA400 ) 露出補正 -0.3段
アクティブD-ライティング標準
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7.コミスジ
駐車場へ戻る途中の道端に新鮮なコミスジが現れた。D300のライブビュー撮影は、モニターが動かず使いづらい上、まだ練習不足であり、急ぐときは間に合わない。従って、地面に止まられると上から撮るしか仕方なく、こんな愛想のない写真になってしまう。
Nikon D300 NIKKOR 18-200mm + Kenko CLOSE-UP No.1
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/320秒 ASA400 ) 露出補正 -0.3段
アクティブD-ライティング標準
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8.コンデジで撮ったコミスジ
同じ個体を、ポケットに入れておいた可動式モニター付きのコンデジでローアングルで撮った。もっと左側によって、道の奥行きを出せると良かったが、7.の写真よりは良さそうだ。
Canon PowerShot A640
プログラムオートで撮影 ( F4 1/160秒 )
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2007年10月 9日