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2017年10月23日

ツマグロヒョウモンは今秋も元気 10月8日

やっと晴れて、気温も上がってきた。舞岡公園へ行こうかと思ったが、今日は日曜日なので敬遠する。
 キバナコスモスに集まるツマグロヒョウモンでも撮りに行こうと保土ヶ谷公園に出かけた。バス停を降りたところにキバナコスモスの植え込みがあるが、そこにはチョウの影はない。公園の南側、バス通りの下にある下池の方へ下りていく途中で、数本のセイタカアワダチソウが黄色い花を咲かせていたが、そこに夢中で吸蜜するツマグロヒョウモンの♂がいた。きれいな個体なので、時間をかけて20?30カット撮影した。
 せせらぎが造られている下池、上池の周囲は、最近、ずいぶんと整備がなされ、ナガサキアゲハでも来ていないかと楽しみにしていた白いブッドレアの花は剪定され、花は咲いていなかった。

保土ヶ谷公園地図.jpg
?神奈川県立保土ヶ谷公園管理組合ホームページより

 次に、秋にはキバナコスモスがたくさん咲いている明神台公園へ行ってみる。ここは児童公園なのだが、日曜日なのに子供連れの姿は少ない。少し遅いかなと思ったが、キバナコスモスは咲いていて、ツマグロヒョウモンが舞っていた。

クリックすると大きくなります。 1.ツマグロヒョウモン♂ -1
星川駅前からバスに乗って、明神台で降りる。帰りは歩くのだが、往きは上りで少々辛いのでバスを利用する。バス停から、保土ヶ谷公園の下池の方へ下りていく途中に、数は多くないが、セイタカアワダチソウが咲いていた。とても小さなツマグロヒョウモンの♂が吸蜜をしていた。??

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/400秒 90mm ISO200 )露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 2.ツマグロヒョウモン♂ -2
落ち着いて吸蜜しているので、いろいろな姿を撮ってみよう。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影( f5.6 1/800秒 90mm ISO200 )露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 3.ツマグロヒョウモン♂ -3
他にモデルになってくれるような蝶もいない。今度は翅を開いて見せてくれた。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影( f5.6 1/800秒 90mm ISO200 )露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 4.ツマグロヒョウモン♂ -4
頭を下にして蜜をさぐる。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影( f5.6 1/800秒 90mm ISO200 )露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 5.ツマグロヒョウモン♂ -5
こんどは裏面を見せてくれた。前翅裏面の赤味がかった色がこのチョウの特徴と思う。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/800秒 90mm ISO200 )露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 6.ツマグロヒョウモン♂ -6
こんどは横向きに展開。ここまでおよそ10分間、吸蜜を続け、楽しませてくれた。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/400秒 90mm ISO200 )露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 7.ツマグロヒョウモン♂ -7
このチョウは一旦セイタカアワダチソウから離れ、近くの木の上に静止した。P610で撮る。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(? ?f5.6 1/400秒 116mmISO100? )? 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 8.ツマグロヒョウモン♀
そこへ♀が飛んできた。セタカアワダチソウで吸蜜を始めるが、さっきの♂がすぐに追いかける。2匹はどこかへ飛んで行ってしまい、戻っては来なかった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(? ?f5.6 1/200秒 90mm ISO100? ) ? 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 9.下池から桜丘高校側(西側)の眺め
この辺りは11月下旬には紅葉がきれいだ。この時期はカエデの類はまだ色づいていないが、1本だけ葉が黄色くなっている木があった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(? ?f4.5 1/640秒 12mm ISO100? ) ? 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 10.カツラの黄葉
その木は何の木だろうかと後で調べてみた。葉の形を見ると、どうやらカツラのようだ。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影( f5.6 1/1250秒 90mm ISO200 )露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 11.ツバメシジミ♀
下草の上を飛んでいるツバメシジミがいた。尾状突起は無くなっているようだが、きれいな♀だった。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影( f5.6 1/1250秒 90mm ISO200 )露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 12.イチモンジセセリ -1
イチモンジセセリが飛んできて、目の前で止まった。だいぶ擦れている。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影( f5.6 1/640秒 90mm ISO200 )露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 13.チャバネセセリ
これはチャバネセセリ。イチモンジセセリに比べ個体数は多くない。イチモンジセセリとは良く見ないと区別をつけ難い。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影( f5.6 1/640秒 90mm ISO200 )露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 14.イチモンジセセリ -2
明神台公園に着いた。花壇にはイチモンジセセリが多い。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影( f5.6 1/2000秒 90mm ISO200 )露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 15.ウラナミシジミ♀ -1
秋になるとウラナミシジミが現れる。年4回くらい発生するるようだが、9月を過ぎるころから個体数が多くなる。南方系のチョウだ。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影( f5.6 1/500秒 90mm ISO200 )露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 16.ウラナミシジミ♀ -2
ウラナミシジミはキバナコスモスにも来る。この個体はすごく小さい。左側の翅が伸び切らなかった羽化不全のようだ。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影( f5.6 1/1000秒 90mm ISO200 )露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 17.ツマグロヒョウモン♂ -7
明神台公園に咲くキバナコスモスには、数頭のツマグロヒョウモンが飛んでいた。しかし、♂ばかりだ。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影( f5.6 1/1600秒 90mm ISO200 )露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 18.ツマグロヒョウモン♂ -8
下から撮れるところに止まってくれた。ツマグロヒョプモンの裏面は好きだ。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影( f5.6 1/1000秒 90mm ISO200 )露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 19.ツマグロヒョウモン♂ -9
この日(10月10日)はツマグロヒョウモンは元気で、数も多かった。しかし、翌週になるとすっかり気温が下がってしまった。10月の中ごろとしては46年ぶりの寒さなどと報じられている。ツマグロヒョウモンが元気に翔ぶのもこれが最後だったかも知れない。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影( f5.6 1/2000秒 90mm ISO200 )露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 20.ベニシジミ
ベニシジミがまだ飛んでいた。このチョウも春早くから11月ごろまで見られる。たくさんいるので大事にしないが、ユニークな柄をした、なかなかきれいなチョウである。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影( f5.6 1/1000秒 90mm ISO200 )露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 21.アオスジアゲハ
元気にキバナコスモスの花を、次から次へと飛び回っていたが、さすがに大分擦れてきている。そろそろ、チョウの季節も終わりになる。それにしても今年の天候不順は、チョウたちにも厳しい年になったのではないだろうか。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影( f5.6 1/1000秒 90mm ISO200 )露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 22.モンキアゲハ♀
保土ヶ谷公園から星川へ下りてきた。保土ヶ谷区役所の花壇にモンキアゲハを見つけた。しかし、後翅は傷み、片方の尾状突起はない。トリミングして、傷を隠してやろう。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影( f5.6 1/250秒 90mm ISO320 )露出補正 -0.3段


2017年5月14日

ホソオチョウを狙って 4月28日

ホソオチョウは、何年も前に韓国へ旅行した時、ソウルから南に走る高速道路のSAで飛んでいるのを見たことがあった。とても魅力的なチョウだった。そのホソオチョウが埼玉県の都幾川河岸にも発生していると知り、一度、撮りたいと思っていた。
  ホソオチョウは、韓国から持ち込まれたようだ。国外からの持込も、国内での分布拡大も、"放蝶ゲリラ"による人為的な放蝶によると考えられているという。いわゆる要注意外来生物だ。
 国内での初記録は1978年の東京都日野市、この時点で既に定着していたと考えられているという。放蝶しない、保護しない、という立場から1980年代に東大構内で発生した際には、成虫の駆除により根絶された。幼虫はウマノスズクサを好んで食するためジャコウアゲハの幼虫と競合する。
 この日の狙いはホソオチョウだ。チョウの里公園、都幾川河岸を歩き回って、やっとホソオチョウの舞うところを探し当てた。

;クリックすると大きな写真になります。 13.ツバメシジミ♀
道に迷ったりしたので、到着予定時間より、1時間ほど遅くなってしまった。オオムラサキ管理センターの駐車場に車を停めて、さっそく、蝶の里公園を歩き始めた。最初に撮ったツバメシジミ♀は、翅表に現れたブルーが鮮やかだった。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/800秒 90mm ISO200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 14.ツバメシジミ♀ 裏面
前の写真と同じ個体。低いところに止まるので撮りにくい。モニターでローアングルで撮る。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(? ?f4.2 1/500秒 12mm ISO100? )露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 15.スジグロシロチョウ
この白い花はクサイチゴ(草苺)の花ではないだろうか? ヘビイチゴの花は黄色い。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/250秒 90mm ISO500 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 16.スジグロシロチョウ求愛
下草に止まった♀に、♂が求愛している。♀は尾端を上げて交尾拒否の体制。♂の愛は受け入れられなかった。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/1250秒 90mm ISO200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 17.ギンイチモンジセセリ -1
河川敷を歩いていると思わぬチョウが飛び出して、近くの葦の葉に止まった。ギンイチモンジセセリだ。3日前には多摩川河川敷でこのチョウを追った。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/8?0???0秒 90mm ISO?2?00 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 18.ギンイチモンジセセリ -2
お腹が太いので♀のようだ。反対側に回り込んで撮る。

?Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/10?0???0秒 90mm ISO200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 19.ヤマトシジミ
ヤマトシジミの第1化も多く飛んでいた。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/1?250秒 90mm ISO200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 20.ツマキチョウ
再び蝶の里公園へ戻る。数は多くないがツマキチョウが飛んでいる。この個体は右下翅が羽化不全のようで縮んでしまっていた。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/1?250秒 90mm ISO?2?00 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 21.ベニシジミ
春のチョウの定番ともいうべきオレンジ色も艶やかなベニシジミも多かった。蝶の里公園では、ウスバシロチョウが飛ぶ姿を目撃したが、撮影できなかった。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1?000秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 22.ホソオオチョウ♂ -1
都幾川沿いの堤防を歩いていると、白いチョウが弱々しく、フワフワと飛んできて、地面に止まった。飛び立たれないようにゆっくりと距離を詰めて、シャッターを切っていく。やっと、本日の本命であるホソオチョウに会えたのだった。詳しいポイントが判らなかったので、会えるまでに時間がかかってしまった。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/640秒 90mm ISO200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 23.ホソオチョウ♀ -1
大きさがヒメウラナミジャノメほどの黒っぽいチョウが飛び立った。飛び方はヒメウラナミジャノメと全く違うので、ホソオチョウの♀だろうと見当がついた。これがアゲハチョウ科のチョウかと思うほど小さい。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/500秒 90mm ISO200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 24.ホソオチョウ♀ -2
同じ個体。少し飛んでまた止まった。翅を閉じ、裏面を見せてくれる。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/1000秒 90mm ISO200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 25.ホソオチョウ♂ -2
周囲を見回すと数頭のフワフワと飛んでいるホソオチョウがいる。しばらく飛んでは止まるのだが、堤防の傾斜地に止まるので撮りにくい。この個体は少し擦れていた。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/500秒 90mm ISO200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 26.ホソオチョウ♂ -3
これは比較的きれいな個体だった。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/640秒 90mm ISO200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 27.ホソオチョウ♂ -4
これは大分傷んでいた。 ??

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/5?0???0秒 90mm ISO?2???????00 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 28.ホソオチョウ♂ -5
これはきれいな個体だったが、なかなか良いところに止まって撮らせてくれない。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/80???0秒 90mm ISO200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 29.ホオオチョウ♂ -6
最後にP610で環境を入れて撮ろうと試みた。草の背が高くて背景を遮ってしまう。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(? ?f3.3 1/500秒 4mm ISO100? )露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 30.ジャコウアゲハ 吸蜜
再び、蝶の里公園を歩く。ウスバシロチョウが飛んでいた辺りに咲いていたツツジの花に黒いチョウが絡んでいた。ジャコウアゲハの♂だ。胴体の紅色が鮮やかだ。食草のウマノスズクサは、ホソオチョウと競合する。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/320秒 90mm ISO200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 31.ジャコウアゲハ 休憩
同じ個体。ジャコウアゲハはしばらく飛んでは、このような姿勢で葉上などに止まることが良くある。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/250秒 90mm ISO200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 32.ツマキチョウ♀
そろそろ引き上げようかと歩いていると、セリバヒエンソウでツマキチョウの♀が吸蜜しているのを見つけた。しかし、ロープが張ってあって近づけない。P610で撮る。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(? ?f6.3 1/125秒 236mm ISO200? )露出補正 -0.3段


2017年5月 8日

ギンイチモンジセセリとミヤマチャバネセセリ 4月25日

昨年は何かと所用があり、この時期に多摩川の河川敷を歩くことができなかった。一昨年は4月28日に、今日歩いたのとほとんど同じコースを歩いて、ギンイチモンジセセリを多く見ることができたが、その時は♀の新鮮な個体が多く、♂はすでに、少し擦れているのが多かった。それに比べ、今年は♂が多く、♀はまだ羽化したばかりと見える1頭だけしか撮っていない。
 一方、ミヤマチャバネセセリは一昨年に比べて極めて数が少なかった。今回、目撃したのはわずか2頭で、撮影できたのは1頭のみだった。
 ギンイチモンジセセリやミヤマチャバネセセリ、そして、ベニシジミやヤマトシジミなどは、いずれも翅を開いても2cmそこそこの小さなチョウで、しかも、地面近くに咲く小さな花や食草を求めて飛ぶので、撮影するのに骨が折れる。

;クリックすると大きな写真になります。 1.カタバミの花に来たギンイチモンジセセリ
聖蹟桜ヶ丘駅を降りて、多摩川へと歩く。河川敷にある公園を歩き、小さな花を撮っていると、偶然そこにギンイチモンジセセリが来て吸蜜を始めた。多摩川の右岸では、初めて見るギンイチモンジセセリだった。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/1000秒 90mm ISO200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 2.次はオオイヌノフグリへ
そのギンイチモンジセセリは、こんどはすぐ近くに咲くオオイヌノフグリへ移った。小さな躰に比べると大きな目だ。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/1000秒 90mm ISO200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 3.ミヤマチャバネセセリ
多摩川にかかる長い橋を渡って、多摩川左岸に出て、河川敷に下りる。ギンイチモンジセセリやミヤマチャバネセセリの食草であるススキの原を探る。目にも止まらぬ速さで飛んできたミヤマチャバネセセリが目の前の枯れたヨシの葉に止まった。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/1600秒 90mm ISO200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 4.ヤマトシジミ♂
翅表のブルーが輝く。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/640秒 90mm ISO200 )露出補正 なし
;
5.ギンイチモンジセセリ -1
12時を過ぎてギンイチモンジセセリが多くみられるようになった。落ち着いて吸水している。地面に両肘をつくようにして撮る。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影( f5.6 1/1000秒 90mm ISO200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 6.ギンイチモンジセセリ -2
こんどはP610に持ち替えて、接近して、その広角端でとる。この蝶は年に2?3回成虫が現れるが、夏型が発生する季節は草いきれで、熱中症になってしまいそうだ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(? ?f3.3 1/1250秒 4mm ISO100? ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 7.ギンイチモンジセセリ -3
この個体は翅を半分開いて、黒褐色のビロードのような表を見せてくれた。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/1000秒 90mm ISO200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 8.ギンイチモンジセセリ -4
前の写真と同じ個体。反対側に回り込んで撮った。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1000秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 9.ギンイチモンジセセリ -4
これも前の写真と同じ個体。もう一歩前進して撮る。擦れのないきれいな個体だ。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/1600秒 90mm ISO200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 10.ギンイチモンジセセリ -5
これまで現れるのはすべて♂だったが、この個体は腹が太く、♀のようだ。ピントを外してしまったのが残念。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/1000秒 90mm ISO200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 11.ギンイチモンジセセリ -6
これも♂のようだ。♂が多いということは、まだ、発生初期なのだろうか。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/1250秒 90mm ISO200 )露出補正 なし
170506_012.jpg
12.ツマグロヒョウモン -1
ツマグロヒョウモンがもう発生していた。一昨年4月28日に来た時も、同じところでツマグロヒョウモンが飛んでいたように思う。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/800秒 90mm ISO200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 13.ツマグロヒョウモン -2
前の写真と同じ個体。テリトリーを張っているのか、飛び立っては、また戻ってきて、近くに止まる。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/1200秒 90mm ISO200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 14.ヒメウラナミジャノメ
河川敷全域にヒメウラナミジャノメは多かった。P610を使う時は、広角端か、望遠端が多い。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(? ?f6.5 1/320秒 258mm ISO100? )露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 15.ベニシジミ
ベニシジミも多かった。河川敷を歩いていると、パッと飛び立つ。はじめは何だろうかと、止まるのを待って確認していたが、慣れてくると、飛び立った段階で、ベニシジミだと判るようになった。地面に止まった時は、こういう撮り方しかない。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(? ?f3.3 1/1250秒 4mm ISO100? )露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 16.一ノ宮公園あたり
この日の多摩川河川敷は陽春という言葉がぴったりだった。歩きながら撮った写真を載せる。向こうに見えるのは野猿街道の橋だ。手前に広がるのは一ノ宮公園だ。この日もここからスタートした。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(? ?f4.2 1/1600秒 11mm ISO100? )露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 17.多摩川右岸
釣り竿が何本も川に投げられていた。しかし、釣り人の姿は見えない。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(? ?f4 1/1600秒 9mm ISO100? )露出補正-0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 18.ススキの原
河川敷にはススキがたくさんあるが、今は枯れている。このススキの原がギンイチモンジセセリや、ミヤマチャバネセセリの住み家なのだ。顔をのぞかせたススキの新芽に、新しい生命が産み付けられる。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f4 1/1600秒 9mm ISO100? ) ? 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 19.河川敷の菜の花
枯れたススキの向こうには、菜の花がきれいに咲いている。先日、TVで河川敷や堤防に咲く菜の花が問題になっていると報じていた。河川敷に生える菜の花のほとんどは、セイヨウアブラナ、セイヨウカラシナのようだ。そして河川敷に菜の花が生えだしたのは、そんなに昔ではなく、1960?70年代ごろからとのこと。日本では、江戸時代からナタネ栽培は一大農業作物だったのである。ただ明治になると、在来種のアブラナより油の採れるセイヨウアブラナが取って代わった。昭和に入る頃には、ほとんど西洋種に置き換わったようだ。 そして、戦後になると、わざわざ栽培して種子を採取し、そこから油を絞ることはほとんどなくなったという。最初から種子を輸入した方が安くて簡単だからである。ところが栽培されなくなった時期から、各地の河川敷や堤防に菜の花畑が登場してきた。かつて栽培されていた菜の花が放棄される過程で種子が河川に流れ出して流域に拡散したと想像される。自然界で繁茂している菜の花はほとんどが外来種であるとのこと。加えて雑種化が進んでいるそうだ。 セイヨウアブラナは遺伝子組み換え種子の可能性が高いとのこと。カナダなとでは普通に使われている。菜の花が生える富栄養化した土にはミミズなどが増え、それがモグラやノネズミを増やす。そうすると堤防が弱くなるという問題が指摘されている。(森林ジャーナリスト田中敦夫氏の記述に基づいた)

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f5.5 1/500秒 44mm ISO100? ) ? 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 20.魚を獲るサギ
橋の上から、白いサギが川の流れにくちばしを突っ込んで、何か捕獲したようだ。肉眼では見えないが、後で画像を見てみると、魚だった。くちばしが黒いのでコサギのようだ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(? ?f6.5 1/320秒 258mm ISO100? )露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 21.ゆうゆうと飛ぶ白いサギ
白いサギは見える範囲に3頭いた。1頭が飛び立つと他も飛ぶ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(? ?f5.6 1/500秒 90mm ISO100? )露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 22.中州
ところどころ、中州になっているところがあるが、その中洲にも菜の花が広がっていた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(? ?f5.2 1/400秒 30mm ISO100? )露出補正 -0.3段


2017年5月 5日

ツマキチョウ翔ぶ 小石川植物園 4月14日

私にとって春はギフチョウとツマキチョウから始まる。今年のギフチョウの発生時期は早いのか遅いのか判断が難しかった。いつものところに4月6日に出かけた結果、1頭だけ撮影することができた。数は少なく、少し発生が遅れているようだが、ここのツマキチョウはどうだろうか。
 白山駅から歩いて、小石川植物園の塀沿いに歩くころには、ツマキチョウが飛ぶのを確認でき、十分発生していると思われた。
  ツマキチョウの活動が活発になる時間まで、園内の桜などを鑑賞して11時30分ごろツマキチョウが多く飛ぶポイントに行く。たくさん飛んでいる。しかし、なかなか止まってくれない。昨春はセリバヒエンソウの花や、菜の花に止まってくれたが、この日はよくあんなに飛び続けて疲れないのだろうかと思うほど、飛び回っている。結局、やっとタンポポの花に来た♂を撮っただけだった。♀は全く見なかった。
  同好の外国のご婦人がいらっしゃった。どちらのお国の方かと伺ったところフィンランドとのこと。ご主人が日本人で日本に住んで10年以上になる。そして、今日で3日続けてここに来てツマキチョウを撮っていると、もちろん上手な日本語で話してくれた。
 2時間近く、このポイントで粘ってみたが、結局、ツマキチョウはタンポポに止まった1頭を撮っただけだった。

;クリックすると大きな写真になります。 18.ツバメシジミ
ツマキチョウを目で追っているとツバメシジミ♀が飛び、草叢に止まった。P610でローアングルで狙う。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(? ?f3.3 1/800秒 4mm ISO100? )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 19.ツバメシジミ 開翅
同じ個体だが、開翅してくれたところを撮った。擦れていない。

Nikon D5000 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/1250秒 90mm ISO200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 20.ツバメシジミ 裏面
ツバメシジミは後翅裏面のオレンジ色の斑紋が可憐である。

Nikon D5000 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影( f5.6 1/1250秒 90mm ISO200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 21.菜の花とモンシロチョウ -1
狙いはツマキチョウなのだが、モンシロチョウと紛らわしい。ツマキチョウかなと思って近づくとモンシロチョウだった。

Nikon D5000 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/1250秒 90mm ISO200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 22.タンポポに来たツマキチョウ -1
目の前を飛んで行ったツマキチョウが、20mくらい先に咲くタンポポの花に止まった。手前から忍び足で近づきシャッターを切る。

Nikon D5000 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/1600秒 90mm ISO200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 23.タンポポに来たツマキチョウ -2
落ち着いて吸蜜してくれている。一歩前進しで撮る。

Nikon D5000 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1600秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 24.タンポポに来たツマキチョウ -3
さらに近づいて撮ることができた。こんどはP610でローアングル、ワイドで撮ろうとカメラを持ち変えたところ、逃げられてしまった。この日、撮影できたツマキチョウはこのワンチャンスだけだった。

Nikon D5000 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/1250秒 90mm ISO200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 25.モンシロチョウの求愛
なんという花なのか判らないが5mmぐらいの小さな花にいたモンシロチョウの♀に♂が求愛していた。♀は腹端を挙げて拒否し、交尾には至らなかった。

Nikon D5000 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影( f5.6 1/2000秒 90mm ISO200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 26.モンシロチョウ♀ 斑紋異常?
ところが、そのモンシロチョウの♀の前翅に何か違和感がある。普通、前翅の外側の中央部にもう一つ黒斑があるのだが、それが欠落している。トリミングした。

Nikon D5000 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影( f5.6 1/2000秒 90mm ISO200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 27.?菜の花とモンシロチョウ -2
モンシロチョウの♂。細い胴体が透けて見える。背景の丸いボケがきれいだ。

Nikon D5000 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/1000秒 90mm ISO200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 28.ルリシジミ
新鮮なルリシジミがいた。飛んでいるところを見るとブルーの翅表が輝く♂だった。

Nikon D5000 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/1250秒 90mm ISO200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 29.ルリタテハ
ルリタテハも飛んできた。開翅してくれるのを待ったが、飛んで行ってしまった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(? ?f5.6 1/400秒 143mm ISO100? )? 露出補正 なし


2016年10月13日

秋深まる 舞岡公園 9月28日

そろそろ、舞岡公園の柿が熟するころだと思う。昨年、その柿の実にアカボシゴマダラ、ゴマダラチョウ、そしてコムラサキが集まっていた。この秋はどうだろうか。
 前回8月31日に行ったときは、ウマノスズクサにジャコウアゲハが産卵をしていた。孵化した幼虫たちは元気だろうかと思い、車を走らせた。

;クリックすると大きな写真になります。 1.ウラナミシジミ -1
ハギの花でウラナミシジミが吸蜜している。秋を感じる。ハギはウラナミシジミの食草でもある。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f3.3 1/500秒 4mm ISO100? ) ? 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 2.ウラナミシジミ -2
90mmマクロで撮った。背景がきれいにボケるのは良いのだが、反面ピントの合う範囲が浅くなる。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/320秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 3.ウラギンシジミ交尾 -1
公園へのアプローチを歩いていると、何かがきらっと光って見えた。交尾中のウラギンシジミが葉の上に止まっている。上が♂で下が♀だ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f3.3 1/640秒 4mm ISO100? ) ? 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 4.ウラギンシジミ交尾 -2
余裕があったので次に90mmマクロで撮る。白飛びしそうなので露出補正をする。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/4000秒 90mm ISO200 ) 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。 5.ウラギンシジミ交尾 -3
このカップルにはだいぶ長い時間モデルになってもらった。♂が少し翅を開いている。マクロで撮るとすべてにピントを合わせるのが難しい。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/2000秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 6.ジャコウアゲハ幼虫 -1
ウマノスズクサが生えているところへ行ってみた。元気なジャコウアゲハの幼虫たちがウマノスズクサの葉を食べつくそうとしている。なみへい サイエンスの話題「黒蝶の戦略 ジャコウアゲハの超能力」によれば、ジャコウアゲハの幼虫はウマノスズクサを食草としているが、単に食べるだけではなく一生にわたって大変な恩恵をこの植物から得ている。その鍵になる化合物がウマノスズクサの作るアリストロキア酸という小さな分子である。つまりジャコウアゲハの幼虫はウマノスズクサのアリストロキア酸をせっせと食べて体内に蓄積して小鳥などの天敵から身を守っているのだ。さらに♀はウマノスズクサに産卵する際、産んだ卵にアリストロキア酸を含むクリームを塗布して外敵から守るという念の入れようである。孵化した幼虫はまずこの卵の殻を食べて効率的に毒で武装すると記されている。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 90mm ISO2000 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 7.ジャコウアゲハ幼虫 -2
これも3齢か4齢と思う。ずいぶん大きくなっている。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/200秒 90mm ISO250 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 8.ジャコウアゲハ幼虫 -3
よく見るとあちらにもこちらにも、2齢?4齢の幼虫がたくさんいる。幼虫はウマノスズクサの葉だけではなく茎も食べてしまう。蛹はいない。(以下、なみへい サイエンスの話題「黒蝶の戦略 ジャコウアゲハの超能力」 から引用)終齢期の幼虫は、蛹化が近くなると何故か食草を離れ地上を這って何メートルも離れたところにある建物の南向きのモルタル壁に攀じ登る。高いのは2、3メートルも登るのである。そこで細い釣り糸のような白い糸を吐いて自分の身体を壁に固定して蛹化する。壁への接着部は黒いタールのような基礎構造がしっかりと塗りつけられている。その姿はさながら後ろ手に縛られて壁に括られたようで番町皿屋敷のお菊を髣髴させる。そんなことから「お菊虫」という別名がついている。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f5.3 1/125秒 39mm ISO220? ) ? 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 9.キンモクセイ 金木犀
古民家の庭にキンモクセイが咲き、強い香りが漂ってきた。wikipedia等によると、キンモクセイは中国南部原産で、日本には江戸時代に渡来したそうだ。一般には桂花の名で呼ばれることがある。まさしく秋に小さいオレンジ色の花を無数に咲かせる。雌雄異株であるが、日本では雄株しか入っていないので結実しないという。キンモクセイの花の匂いの成分であるガンマーデカラクトンには、虫を避ける効果が有るという。また、キンモクセイの花は甘めでしっかりした強い香りであることから、その香りがトイレの芳香剤として1970年代初頭から1990年代前半まで主流で利用されていたため、トイレを連想させることがあるようだ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f3.3 1/640秒 4mm ISO100? ) ? 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 10.アカボシゴマダラ -1
アカボシゴマダラは元気だ。舞岡公園ではいつも見られる蝶である。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f6 1/125秒 215mm ISO180 ) ? 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 11.アカボシギマダラ -2
前の写真とは別の個体。開翅してくれた。♀のようだ。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 12.ウラギンシジミ ♂
ウラギンシジミの♂はこのように梢の葉先に止まって縄張りを張る。蝶まで10mくらい離れているので飛び道具(P610望遠)を使用する。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f6.3 1/125秒 236mm ISO180 ) ? 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 13.ツバメシジミ
往きにウラナミシジミがいたハギでツバメシジミが吸蜜していた。ハギはツバメシジミの食草でもある。少しピントが甘い、ご容赦。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 90mm ISO320 ) 露出補正 なし


2016年9月27日

八千穂高原、松原湖、観音平 蝶は少なかった 9月10日

八千穂高原、松原湖、そして観音平と八ヶ岳の東側を周ったが、蝶の数は極めて少なかった。八千穂高原自然園で会った地元の同好の方も今年は蝶が少ないと嘆いておられた。クジャクチョウすら見ていないという。
 八千穂高原では、遠くに止まったアサギマダラとボロボロのミドリヒョウモン♀数頭見ただけで、あとはイチモンジセセリくらいしかいない。松原湖では二度ほどムモンアカシジミが飛ぶのを見たが、撮影することはできなかった。手ぶらでは帰りたくないので、観音平へ寄ってみた。ここでも蝶の数は少なく、アサギマダラとスジボソヤマキチョウ以外、成果はなかった。
 今シーズン最後と思って出かけた信州は、惨敗に終わったが、それでも何とか晴れ間を見ながら、のんびりとドライブを楽しむことができた。特に今までも一二度寄ったことはあるが湖畔をゆっくり歩くことはなかった松原湖では、のんびりと歩き、よい時間を過ごすことができた。
 予想通り、帰路の中央高速は相模湖手前で渋滞となってしまった。上野原で中央高速を降り、相模原から国道16号線を抜けた。しかし、国道16号線に出るまでの道は片側一車線で信号も多く、時間がかかった。途中のファミレスで夕食にし、自宅に着いたのは夜9時少し前だった。

;クリックすると大きな写真になります。 28.アサギマダラ
八千穂高原自然園の散策路を歩いていると、アサギマダラがフアフアと飛んできた。止まってくれないかと行く手を見守っていると、少々離れたところの梢に静止した。しかし遠い。35mm版1440mm相当のP610の望遠端で撮る。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f6.5 1/125秒 258mm ISO280? ) ? 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 29.ミドリヒョウモン♀
ミドリヒョウモンは何頭か見たが、すべて♀ばかりで、破損が激しい。これは比較的破損が少ない方だった。ゴマナの花で吸蜜する。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f3.5 1/1000秒 5mm ISO100? ) ? 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 30.ミドリヒョウモン♀ 裏面
表はオオウラギンスジヒョウモンとよく似ているが、裏面を見せてくれるとミドリヒョウモンと判る。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f5.6 1/200秒 143mm ISO100? ) ? 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。 31.ミドリヒョウモン♀ 開翅
ここにいたミドリヒョウモンの♀はすべて黒化型だった。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/400秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 32.ツバメシジミ♀
あらためてツバメシジミの分布が広いことを思う。松原湖畔で撮った。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1000秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 33.アサギマダラ -1
八千穂高原、松原湖で全く収穫のないまま、清里から八ヶ岳高原ラインに入り、観音平へ寄ってみる。この日は土曜日で観音平の駐車場からは車が溢れ、路上駐車の列が続く。しかし、到着したときは時間も遅く、駐車場まで登っていくと十分スペースが空いていた。そんな駐車場の脇に咲くノハラアザミにアサギマダラがいた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f3.3 1/200秒 4mm ISO100? ) ? 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。 34.アサギマダラ -2
アサギマダラは2頭いた。いずれもきれいな個体で、♀だった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f3.3 1/400秒 4mm ISO100? ) ? 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。 35.アサギマダラ -3
90mmマクロで撮る。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 36.アサギマダラ -4
ノハラアザミの花から花へと移っていく。正面から撮れた。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/400秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 37.ミドリヒョウモン♂
ボロボロのミドリヒョウモンの♂が元気に吸蜜している。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/640秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 38.スジボソヤマキチョウ♂ -1
これより先に、駐車場の少し先にある南アルプスの展望台付近でこの蝶を目撃したが、撮ることができなかった。今度は慎重に、まず遠くから撮る。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f5.6 1/800秒 64mm ISO100? ) ? 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。 39.スジボソヤマキチョウ♂ -2
やっと信州の高原らしい蝶に会うことができた。ノハラアザミの花に止まっていたが、飛び立とうとしている。この蝶も止まるときは翅を閉じる。翅の表が見られるのはこんな時しかない。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1000秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 40.スジボソヤマキチョウ -3
落ち着いてノハラアザミで吸蜜している。蝶も花も新鮮だ。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1250秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし


2016年8月16日

舞岡公園 夏の蝶 8月3日

前日の横浜は激しい雨が降っていた。今朝は晴れ間が出て熱くなりそうだ。しかし、天候は不安定で、突然雨に見舞われることもありそうである。
  クサギの花は咲いているだろうか、黒いアゲハたちの発生状況はどうかなどが気になっていた。雨が降った時にカメラを入れるビニール袋をポケットに突っ込んで、久しぶりに舞岡公園へ行ってみることにした。
 クサギの花は咲き始めだった。心配していた通り、昼前に夕立のような雨が降ったが、その後、クサギの花の咲くところへ行くと、黒いアゲハの姿があった。珍しくナガサキアゲハもいる。しばらくは咲きはじめのクサギの花に絡むモンキアゲハと、ナガサキアゲハを撮った。しかし、モンキアゲハもナガサキアゲハも擦れた個体が多い。あと一週間もすると、クサギの花はさらに開き、その匂いが蝶を誘うと思うが、新鮮な黒いアゲハ達は見られるのだろうか。

;クリックすると大きな写真になります。 1.モンキチョウ♀
ツメクサの葉に羽化したばかりのようなきれいなモンキチョウの♀が静止していた。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
絞り優先オートで撮影  (? ?f6?.3??? 1/?640?秒 185mm ISO200???? ?) 露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。 2.クロアゲハ♂ 吸水 -1??
古民家への入り口でクロアゲハが吸水していた。背景を入れてローアングルで撮ろうとしたが、旨くいかなかった。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
?? 絞り優先オートで撮影  (? ?f6?.3??? 1/?250?秒 300mm ISO320 ?) 露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。 3.クロアゲハ♂ 吸水 -2
?? 前の写真と同じ個体。前の日に降った雨で道に水溜りがある。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
?? 絞り優先オートで撮影  (? ?f6?.3??? 1/?250?秒 300mm ISO450 ?) 露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。 4.キタキチョウ??
古民家の裏庭で、葉の裏にキタキチョウが逆さまに止まっていた。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO????
絞り優先オートで撮影  (? ?f6?.3??? 1/?250?秒 175mm ISO720 ?) 露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。 5.ヤマトシジミ????
離れたところにヤマトシジミが止まっていた。手ぶれ補正のある SIGMA18-300 の望遠端だが、1/250秒で何とか止まっている。解像もまあまあだと思う。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??????
絞り優先で撮影  (? ?f6?.3??? 1/?250?秒 175mm ISO1000 ?) 露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。 6.ムラサキシジミ ♂
古民家の庭に♂のムラサキシジミがいた。飛んだ時に翅の表側が見えたが、♀に比べ深い紫色が鮮やかだった。開翅したところを撮りたかったが開いてくれなかった。クモにつかまらなければよいが。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
絞り優先で撮影  (? ?f6?.3??? 1/?160秒 300mm ISO3200 ?) 露出補正? ?+0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 7.咲き始めのクサギの花とモンキアゲハ -1??
雲行きが怪しくなり、雨が降りそうになってきた。今日はこれまでと思い、駐車場への道を歩き始めたところ、降ってきてしまった。仕方なく止むまで雨宿りしようと古民家へ戻り、その縁側に座って雨をやり過ごした。一時、激しく降って、止んだのは小一時間後だった。雨が上がり、空が明るくなると、さっそく蝶が飛び始める。クサギの花のところへ行ってみると、雨が降る前はいなかった黒いアゲハが来ていた。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
?? 絞り優先で撮影  (? ?f6?.3??? 1/?250秒 155mm ISO220 ?) 露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。 8.咲き始めのクサギの花とモンキアゲハ -2
?? クサギの花は咲き始めだったが、モンキアゲハはだいぶ擦れていた。その中でこの個体は比較的きれいだった。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
?? 絞り優先オートで撮影  (? ?f6?.3??? 1/?250秒 155mm ISO720 ?) 露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。 9.咲き始めのクサギの花とモンキアゲハ -3??
?? 翅が傷んだところはできるだけ写らないように撮ってやる。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO????
?? 絞り優先オートで撮影  (? ?f6?.3??? 1/?250秒 300mm ISO1400 ?) 露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。 10.クサギの花にきたナガサキアゲハ -1
?? クサギの花に珍しくナガサキアゲハが吸蜜に来た。しかし、だいぶ擦れてしまっている。左側の翅の方が傷が少ない。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
?? 絞り優先オートで撮影  (? ?f6?.3??? 1/?250秒 116mm ISO320 ?) 露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。 11.クサギの花にきたナガサキアゲハ -2
?? 前の写真と同じ個体で♂だ。ナガサキアゲハらしい後翅裏面基部の朱色の紋が目立つ。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
?? 絞り優先オートで撮影  (? ?f6?.3??? 1/?250秒 300mm ISO400 ?) 露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。 12.アカボシゴマダラ -1??
?? これから秋にかけてアカボシゴマダラを多くみられる季節になる。これは♀のようだ。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO????
?? 絞り優先オートで撮影  (? ?f6?.3??? 1/?250秒 165mm ISO1000 ?) 露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。 13.アカボシゴマダラ -2????
前の写真と同じ個体。開翅してくれた。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??????
絞り優先オートで撮影  (? ?f6?.3??? 1/?250秒 165mm ISO640 ?) 露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。 14.アカボシゴマダラ -3
これも前の写真と同じ個体。開翅したところを正面から撮る。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
絞り優先オートで撮影  (? ?f6?.3??? 1/?250秒 70mm ISO1100 ?) 露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。 15.アカボシゴマダラ -4??
これは違う個体だ。多分、♂だと思う。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO????
絞り優先オートで撮影  (? ?f6?.3??? 1/?250秒 300mm ISO320 ?) 露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。 16.ツバメシジミ産卵
ハギの新芽にツバメシジミが産卵しようとしていた。このレンズ、丸いボケがきれいに出た。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
絞り優先オートで撮影  (? ?f6?.3??? 1/?640秒 300mm ISO200 ?) 露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。 17.ムラサキシジミ
いつものところにムラサキシジミがいた。食樹であるシイの生垣があるここでのムラサキシジミは♀しか見たことがない。開翅するのを待って撮る。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
?? 絞り優先オートで撮影  (? ?f6?.3??? 1/?640秒 300mm ISO360 ?) 露出補正? ?なし


2016年7月23日

ミドリシジミがいない! 箱根湿生花園 7月19日

西日本から東海地方までは前日の7月18日に梅雨明けとなったが、関東はまだ梅雨明け宣言がない。7月に入ってからも天候は不良で、所用があったこともあり、なかなか蝶の写真を撮りに出かけられなかった。だが、ここ数日はとても蒸し暑くなり、天気予報に反して日中、日が差す日が続いている。この日も天気予報は曇りとなっていたが、気温が高ければ蝶も飛ぶだろうと、箱根の湿生花園に行ってみることにした。
 毎年、この時期には、ここでミドリシジミが多くみられる。今回ももちろんそのミドリシジミをじっくり撮ろうと思っていた。自宅を7時に出発し、8時半には箱根湿生花園の駐車場に着いた。ここ仙石原の標高は650mあるが、車から降りると、この時間でも蒸し暑い。9時の開園を待って中に入った。
 しかし、ミドリシジミの姿を見ることができない。ここ数年、毎年7月20日前後にここを訪れているが、こんなことは初めてだ。いつも数頭は吸蜜しているノリウツギの花にもいない。とうとうこの日は1頭のミドリシジミも見ることができなかった。どうしたことかと思い、職員の方に伺ってみた。管理者の方に確認していただいた結果、ミドリシジミは発生していたが数は少なく、さらに、ここ数日は暑さのためか全く見られなくなったとのことだった。いないはずはないのだが、この暑さでどこかに潜んでいるのだろうか。午後1時ごろまで、湿生花園で過ごしたが、とうとうミドリシジミを見ることはなかった。また、来シーズンに来てみようと思う。
 というわけで、蝶の写真はオオウラギンスジヒョウモンなどしか撮れなかった。アサマイチモンジのきれいな個体に出会ったが、撮りそこなってしまったのが残念だ。

;クリックすると大きな写真になります。 1.モンキチョウの卵
開園時間の9時まで少し時間があった。以前、駐車場の奥の林縁で、ミドリシジミを見たことがあったので、そのあたりを歩いてみるが、その姿はなかった。草叢ではモンキチョウが元気に飛んでいる。シロツメクサの葉に産卵して飛び立った後を見てみると、小さな卵が産みつけられていた。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/800秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 2.ツバメシジミ♀ -1
ツバメシジミも飛んでいた。開翅したところを見ると♀だった。シロツメクサはツバメシジミの食草の一つなのだ。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/400秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 3.ツバメシジミ♀ -2
ツバメシジミの後翅裏面にはルリシジミやヤマトシジミにない橙色の紋がある。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f3.3 1/400秒 4mm ISO100? ) ? 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 4.モンキチョウ♀ -1
9時開園を待って園内に入る。さっそく、ミドリシジミが出てきていないかとハンノキの林縁を探してみるがいない。花の写真を撮りながら、ノリウツギの花にミドリシジミが来ていないかと探してみるが、そこにもいない。モンキチョウの♀がここでも元気に産卵をしていた。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1600秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 5.ツバメシジミ♀ -3
園内でもツバメシジミが産卵行動をしていた。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 90mm ISO250 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 6.アカタテハ -1
湿原植生復元区の花畑ではアカタテハがさっそうと飛び、オカトラノオの花で吸蜜していた。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1250秒 90mm ISO250 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 7.アカタテハ -2
同じ個体を今度はP610の望遠域で引き寄せて撮る。きれいな個体だった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f5.6 1/400秒 197mm ISO100? ) ? 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 8.アカタテハ -3
左側からもう1枚。お腹が大きいので♀のようだ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f5.6 1/400秒 125mm ISO100? ) ? 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 9.オオウラギンスジヒョウモン -1
園内を二回りして、茶店のある入園口へ戻ってきた。何か飲んで一休みしようと思う。ところが昨年までは、この茶店で飲み物が出されていたが、今年(今日だけか?)はそのカウンターが閉ざされていて、サービスがない。外の自販機で冷たい飲み物を買ってきて、その茶店に座って一息ついた。この茶店のそばにブッドレアの花が咲いていて、いつもはクロアゲハなどが吸蜜に来ている。しばらくしてオオウラギンスジヒョウモンがやってきた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f5.6 1/160秒 125mm ISO100? ) ? 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 10.オオウラギンスジヒョウモン -2
時刻は11時半になったがミドリシジミは全く見ることができないままだ。再び、黄色いカセンソウや白いオカトラノオが咲く湿原植生復元区へ行ってみる。このオオウラギンスジヒョウモンは♀のようだ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f5.6 1/250秒 197mm ISO100? ) ? 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 11.ミドリヒョウモン -1
数頭のオオウラギンスジヒョウモンに交じって、ミドリヒョウモンがカセンソウにいた。この2種は同じ環境にいることが多い。ともにスミレ科植物を食草とする。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f5.6 1/320秒 125mm ISO100? ) ? 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 12.モンキチョウ♀ -2
湿原植生復元区の花畑に咲くカセンソウにはモンキチョウも来ていた。乳白色がとてもきれいな♀だ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f5.6 1/320秒 64mm ISO100? ) ? 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 13.モンキチョウ♀ -3
湿原植生復元区の環境を写し込もうと試みた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f5.3 1/320秒 39mm ISO100? ) ? 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 14.モンキチョウの求愛
もう少しピントを合わせることができればよかったのだが。求愛行動は♂が♀を追いかけるのが普通と思っていたが、逆になっている。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f5.5 1/500秒 54mm ISO100? ) ? 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 15.ミドリヒョウモン -2
オオウラギンスジヒョウモンは白いオカトラノオの花が好きで、ミドリヒョウモンは黄色いカセンソウの花が好きなようだ。湿原植生復元区の花畑では蝶までの距離が離れてしまい、90mmマクロではうまく撮れない。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f5.6 1/320秒 125mm ISO100? ) ? 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 16.キタキチョウ
エゾミソハギの花にキタキチョウがいた。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/320秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 17.イチモンジセセリ
平地ではイチモンジセセリは秋に多く見られる蝶だ。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし


2016年5月17日

舞岡公園のようす 4月25日

少し前の話になるが、舞岡公園のようすを見に行ってきた。一番気になっていたのは、南門手前の広場にあるタニウツギのピンクの花だった。この花が咲くとナガサキアゲハ、モンキアゲハが吸蜜に来る。だが、まだ蕾は固く、花が開くのはゴールデン・ウィークのころだろうと思ったが、どうだっただろうか。黒いアゲハは、カラスアゲハ♂とクロアゲハを見かけただけだった。(結局ほかのことと重なったり、天気が悪かったりして、タニウツギの花が咲くころには舞岡公園を訪れることが出来なかった)
  アゲハ、ツマキチョウの姿はなく、越冬したキタテハはもとより、ベニシジミ、ツバメシジミはすっかり擦れてしまっていた。春の前半終了といったところだ。
 アオスジアゲハ、キアゲハ、モンシロチョウ、コチャバネセセリ、コジャノメ、ヒメウラナミジャノメという春後半のいつもの顔ぶれが揃っていた。アカボシゴマダラ、ツマグロヒョウモン、モンキアゲハなどはこれからお出ましになると思う。5月後半からは、平地産ゼフィルスが愛好家を誘う。

;クリックすると大きな写真になります。 1.タニウツギの蕾
初めてこの花に来たモンキアゲハ、ナガサキアゲハを撮ったのは、5年ほど前の5月中頃だったと思う。ところがその後、このタニウツギの木は剪定されてしまい、しばらくは花を付けなくなってしまっていた。やっと昨年5月3日にこの花が咲き、モンキアゲハが吸蜜に来ているのを見ることが出来た。あと10日もすれば美しい花を咲かせると思う。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f4.6 1/160秒 12mm ISO100? ) ?  ?? 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 2.モンシロチョウ♀
モンシロチョウの♀は♂に比べ前翅の中室あたりが灰色になるが、この個体は、さらに黒い色のように見えた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f6 1/400秒 215mm ISO100? ) ?  ?? 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 3.ベニシジミ
ハルジオンの花でベニシジミが吸蜜しているのを見つけた。右前翅の半分くらいが破損している。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f6 1/640秒 215mm ISO100? ) ?  ?? 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 4.破損したキタテハ -1
越冬し、ぼろぼろになって、鱗粉もはがれ翅が透けて見えるキタテハが元気にタンポポで吸蜜していた。6か月以上生きていたと推察できる。ご苦労様・・・

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (f3.5 1/1250秒 9mm ISO125) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 5.破損したキタテハ -2
前の写真と同じ個体。熱心に吸蜜を続けている。再びP610に持ち替えて撮った。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f3.5 1/500秒 5mm ISO100? ) ?  ?? 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 6.アオスジアゲハ -1
長久保の池の近くに咲くハルジオンの花から花へアオスジアゲハが飛び回っていた。望遠端で引き寄せて撮った。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f5.6 1/200秒 258mm ISO100? ) ?  ?? 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 7.アオスジアゲハ -2
PowerShot G7X でも撮った。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (f3.5 1/1250秒 37mm ISO125) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 8.コジャノメ春型
ジャノメチョウが飛び出して、日の当たる翅の上に静止した。ヒメジャノメかと思ったが、コジャノメのようだ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f5.6 1/125秒 179mm ISO140? ) ?  ?? 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 9.小谷戸の里
小谷戸の里の門扉が新しくなった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f4 1/500秒 8mm ISO100? ) ?  ?? 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 10.小谷戸の里
多くの来園客で賑わう小谷戸の里にもこんな静かなところがあった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f4 1/125秒 8mm ISO100? ) ?  ?? 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 11.鯉のぼり
毎年、この時期に舞岡公園を訪れると、古民家の庭に鯉のぼりが泳いででいる。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f3.8 1/1000秒 6mm ISO100? ) ?  ?? 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 12.コチャバネセセリ
コチャバネセセリの季節になった。新鮮な個体が多い。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f5.6 1/250秒 179mm ISO100? ) ?  ?? 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 13.コチャバネセセリ開翅
前翅の付け根の黄茶色の鱗粉が全く擦れていない。ハルジオンの花が好きだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (f1.8 1/1250秒 9mm ISO125) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 14.ダイコンの花にモンシロチョウ
畑のダイコンの花にモンシロチョウが舞っていた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f6.5 1/320秒 258mm ISO100? ) ?  ?? 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 15.アオスジアゲハ
ダイコンの花にはアオスジアゲハも吸蜜に来る。花までは距離があった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f5.6 1/400秒 179mm ISO100? ) ?  ?? 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 16.ツバメシジミ
ツバメシジミの♂がダイコンの花の傍の草地に止まる。大分擦れてしまっていた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f6.5 1/160秒 258mm ISO100? ) ?  ?? 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 17.キアゲハ -1
ダイコンの花に今度はキアゲハがやってきた。花から花へと飛び回る。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f6.5 1/320秒 258mm ISO100? ) ?  ?? 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 18.キアゲハ -2
元気な♂だ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f6.3 1/500秒 236mm ISO100? ) ?  ?? 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 19.キアゲハ -3
同じ個体だが、やはり左側の尾状突起がなかったのだ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f5.6 1/400秒 143mm ISO100? ) ?  ?? 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 20.きれいなベニシジミ
やっと擦れていないベニシジミが撮れた。ベニシジミは年5?6回発生する、幼虫で越冬するが、必ずしも終齢幼虫で越冬するとは限らないそうだ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f5.6 1/400秒 197mm ISO100? ) ?  ?? 露出補正 なし


2015年8月21日

秋が近づく舞岡公園 8月18日

昨日は久しぶりに雨らしい雨が降った。時々、日は差すものの曇り空だ。さすがに気温も下がっていた。

5月、6月と足しげく通ったが、7月は一度も行っていなかった舞岡公園へ行ってみようと思う。そろそろクサギの花が咲くころで、そこに集まる黒いアゲハの夏型を撮ろうと思う。

いつものように駐車場に車を停め、公園へと歩きはじめる。谷戸までの道はキタキチョウくらいしか飛んでいない。田んぼは稲が実り、鳥たちから守るためにネットが掛けられていた。秋の気配を感じる。蝶は少ないが、新鮮なイチモンジセセリが飛び始めている。

小谷戸の里にクサギの花が咲く頃だ。近くへ行くとクサギ独特の匂いがしてきた。これは黒いアゲハたちが来るだろうと期待したのだが、来ていない。もう一か所、奥にもクサギの木がある。そちらに行ってみると、カラスアゲハとクロアゲハがいた。割ときれいな個体だった。クサギの花は傾斜地の上の方で咲いていて、吸蜜に来る蝶を撮りにくい。そのアゲハたちもクサギを離れてしまった。また、もとのクサギの花へ戻る。ボロボロのモンキアゲハの♀が来ていた。しばらく粘ってみたが、他には来てくれなかった。

いつものように、狐久保へ行く道を入り、また戻って、瓜久保ヘいった。瓜久保のかっぱ池は昨日雨が降っているのに干上がっていた。帰り道でもう一度古民家のクサギの花を見て行った。ナガサキアゲハ、モンキアゲハが来て、ようやくナガサキアゲハを撮ったが、良い写真は撮れていない。

この日、それらの蝶のほかに、数は少ないながら見かけた蝶は、アゲハ、キアゲハ、サトキマダラヒカゲ、ヒメウラナミジャノメ、イチモンジチョウ、ルリタテハ、アカボシゴマダラ、モンシロチョウ、ヅバメシジミ、ルリシジミ、ヤマトシジミ、ウラギンシジミ、ベニシジミ、ムラサキシジミなどだったが、アカボシゴマダラの数は少なく、ツマグロヒョウモン、ヒメアカタテハ、アカタテハは全く見られなかった。秋には出てくるのだろうか。

;クリックすると大きな写真になります。 1.キタキチョウ
ハギの花の周りをキタキチョウたちが飛んでいる。♂の黄色はとても鮮やかだ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/125秒 143mm ISO1100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 2.実りの秋
谷戸の田んぼのイネには実が育っている。鳥たちに食べられないように広範囲にネットが掛けられていた。そろそろ、案山子たちも出てくるだろう。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/125秒 21mm ISO280 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 3.イチモンジセセリ
小谷戸の里へ行く途中の道端の低い草の上を、新鮮なイチモンジセセリが飛んでいた。発生初期なのだろう。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/125秒 64mm ISO450 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 4.ツバメシジミ
擦れたツバメシジミが元気に飛んでいた。暑い夏を生き延びてきたのだろう。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/125秒 8mm ISO220 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 5.ユウガギク
マーガレットを小型にしたような花が咲いていた。「柚香菊」と書く。一般に野菊と呼ばれる種類の1つである。 和名の由来は、柚に似た香りのする菊ということからきているとのこと。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.3 1/125秒 4mm ISO400 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 6.ヤブガラシ
この花は蝶の好きな花だ。特にアオスジアゲハが良く吸蜜にくる。しかし、この日、アオスジアゲハを見なかった。和名の「藪枯らし」と書くが藪を覆って枯らしてしまうほどの生育の旺盛さを示しているそうだ。wikipediaによれば、別名ビンボウカズラ「貧乏葛」とも呼ばれ、その意味としては、庭の手入れどころではない貧乏な人の住処に生い茂る、あるいはこの植物に絡まれた家屋が貧相に見える、またはこの植物が茂ったことが原因で貧乏になってしまう、などの意味に解釈されている。どれも邪魔者扱いである。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.3 1/125秒 4mm ISO360 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 7.サルスベリ
小谷戸の里の入り口を入ったところに一本の百日紅の木があり、いま、見事なピンクの花を咲かせていた。サルスベリは「百日紅」書くが、「猿滑」とも書く。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.3 1/125秒 4mm ISO140 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 8.クサギの花
私はこの花が咲くのを毎年、待ち望んでいる。8月の中頃から咲くこの花には黒いアゲハたちが良く集まってくるからだ。クサギ「臭木」の花は傍に行くと独特の匂いが漂うが、嫌いな匂いではない。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.3 1/125秒 9mm ISO180 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 9.小谷戸の里に咲くオミナエシ
秋の七草「女郎花」が咲いていた。キタキチョウがその周りを飛んでは花に止まり吸蜜していた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.5 1/125秒 48mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 10.トウギボウシ
オオバギボウシともいう。「唐擬宝珠」。花は下向きに咲いているので、ローアングルで撮った。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.3 1/160秒 48mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 11.クサギの花に来たクロアゲハ
裏面では雌雄の区別が難しいが、後翅の赤い斑紋からすると、♂のようだ。比較的きれいな個体だった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.3 1/160秒 48mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 12.クサギの花に来たカラスアゲハ♀
やっと近くの花に来てくれたが、良い写真は撮れなかった。クサギの花ではじっと留まって吸蜜せず、ホバリングをしながら吸蜜し、花から花へすぐ移っていく。このカラスアゲハは♀だった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.3 1/125秒 72mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 13.クサギの花に来たモンキアゲハ
最初のポイントのクサギの花で吸蜜をしていた。しかし、大きく破損している。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.3 1/125秒 197mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 14.ウラギンシジミ
夏のウラギンシジミはこのように路上で吸蜜するものが多い。こういう時は開翅して止まってはくれない。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.3 1/250秒 12mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 15.トロロアオイ
「黄蜀葵」。一日花で、夕方早い時間に閉じる。根の部分が粘っこいらしい。オクラに似た花を咲かせることから花オクラとも呼ばれる。この植物から採取される粘液はネリと呼ばれ、和紙作りのほか、蒲鉾や蕎麦のつなぎ、漢方薬の成形などに利用されるそうだ。大きな花だった。次に咲く蕾が、咲いている花の後ろにいっぱい付いていた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.3 1/1600秒 4mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 16.ガビチョウ
餌を咥えたガビチョウが目の前を横切って茂みの中に入って止まった。見るとそこにはもう一羽ガビチョウがいて、自分が加えてきた餌を口移ししていた。残念ながらそのシーンを撮ることはできなかった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.5 1/125秒 54mm ISO1100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 17.ベニシジミ
チダケサシの花にきれいなベニシジミが止まっていた。箱根湿生花園ではこの花でミドリシジミも吸蜜している。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.3 1/160秒 4mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 18.干上がったかっぱ池
この様子を見たときは、今年の夏の暑さを一層思い知らされた。昨日はここも久しぶりに雨らしい雨が降ったはずなのに、このありさまである。蓮の花はどうなってしまうのかな。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/200秒 8mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 19.カワセミ
帰り道、もう一度クサギの花を見て行こうと小谷戸の里を歩いていたら、瑠璃色の鳥が前を横切って10m位先の小枝に止まった。カワセミだ。こちらを向いて止まったので背中の瑠璃色の翅が見えなかった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/125秒 108mm ISO800 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 20.クサギの花に来たナガサキアゲハ♂
ナガサキアゲハがクサギの花に来たのを見るのは初めてだった。擦れていないきれいな個体だった。撮った時は気が付かなかったが、向こう側にもう1頭いるようだ。帰りに小谷戸の里のクサギを見に来てよかった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/125秒 108mm ISO450 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 21.ヤマトシジミ♀
この頃なぜかヤマトシジミを見る機会が少なくなっているような気がする。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.6 1/160秒 6mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 22.ムラサキシジミ♀
この日も駐車場の植え込みにムラサキシジミがいた。待つことしばし、やっと開翅してくれた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/125秒 81mm ISO250 ) 露出補正 -0.3段


2015年5月22日

保土ヶ谷公園 P610テスト(続) 5月7日


 舞岡公園でのテスト撮影に続き、この日は徒歩圏内の保土ヶ谷公園へP610を持って出かけた。ISO感度はオート(100?1600)にして、シャッタースピードの下限を1/125秒に設定し、プログラム・オートで撮る。

 蝶はあまりいなかったが、それでもモンキアゲハやナガサキアゲハがゆうゆうと飛んでいく。彼らが立ち寄ってくれる適当な花がない。

;クリックすると大きな写真になります。 1.ツバメシジミ♀ -1
「花と緑の広場」の方へ下りていく途中にシロツメクサが花を咲かせている草地があった。良く見るとツバメシジミの♀が飛び、時々止まっては吸蜜している。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.5 1/320秒 45mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 2.ツバメシジミ♀ -2
後翅の橙色の紋がきれいだった。露出補正はしなかったが、ほとんど白トビさせないで撮れた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.3 1/640秒 4mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 3.ツバメシジミ♀ -3
シロツメクサはツバメシジミの食草の一つである。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.3 1/640秒 4mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 4.カルガモ
他の水鳥たちの姿が見えなくなってだいぶたつが、カルガモだけは居ついている。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.2 1/180秒 30mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 5.もう一羽のカルガモ
水場にはもう一羽、カルガモがいた。この2羽が雌雄かどうかはわからない。シャッター・スピードの下限設定が利いている。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.5 1/125秒 45mm ISO400 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 6.ハスの花
池にはハスの花が咲いていた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/250秒 64mm ISO100 ) 露出補正 なし
150519_007.jpg 7.オオデマリ
公園はまだ整備中である。池にはオオデマリの木が植えられ、花を付けていた。露出補正なしでほとんど白トビしないで撮れていた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 10mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 8.ヒメウラナミジャノメ
この日、蝶の数は少なかった。この時期、どこにでもいるのは、このヒメウラナミジャノメ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.5 1/125秒 45mm ISO140 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 9.アジサイ
早くもアジサイが咲き始めていた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.3 1/125秒 4mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 10.ツバメシジミ♀ 産卵
先ほどのシロツメクサの花が咲く草地に戻ってきた。シロツメクサに産卵しようとしている♀がいた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.3 1/640秒 4mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 11.ツバメシジミ♀ 開翅
前翅の青色の部分がやや大きな♀だった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.3 1/640秒 4mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 12.ハッカチョウ
帰路、帷子川の河畔に、カラスよりやや小さめな黒い鳥が2羽飛んできた。頭に何かフサフサとした冠毛がある。調べてみたところ、ハッカチョウらしい。八哥鳥と書く。外来種だそうだ。35mm版換算で1300mm位になるが、ブレは抑えられている。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/125秒 236mm ISO200 ) 露出補正 なし


2015年5月10日

多摩川河川敷を歩く(2) ギンイチモンジセセリ編 4月28日


 野猿街道が多摩川を跨ぐ橋を渡りきるのに約6分かかった。渡り終えて、少し上流へ移動し、河川敷に下りた。ススキのあるところでは、ギンイチモンジが飛んでいる。数も多い。しかしなかなか、シャッター・チャンスを与えてくれない。ここでもミヤマチャバネセセリを撮った。

  河川敷を歩くと、さっき電車で渡った京王線の鉄橋が近くなってきた。昼近くになってやっとギンイチモンジセセリが静止するチャンスがあり、撮れるようになった。多くは草の茎に止まる。

 やがて、京王線の鉄橋をくぐって、都道18号線(鎌倉街道)にかかる橋へ出る。この手前にでは、ギンイチモンジセセリも見られ、また、生まれたばかりのツマグロヒョウモンが飛んでいた。橋をくぐる。ここから先の河川敷にはススキの林の中にハルジオンが咲く道があり、ギンイチモンジセセリがそのハルジオンに吸蜜に来ていた。

  さらに下流に進むがあまり良いポイントはなく、南武線の南多摩駅までの道のりは長かった。南多摩駅の駅前の蕎麦屋で冷たいビールでのどを潤し、ざるそばを食べたのは、午後3時だった。

;クリックすると大きな写真になります。 17.ギンイチモンジセセリ -1
やっと草の茎に止まってくれたギンイチモンジセセリが撮れた。きれいな個体だった。ギンイチモンジセセリは1属1種、「鼻」が突き出た感じで他のセセリチョウ科の蝶とは少し様子が違う。後翅の銀色の線は夏型よりこの春型の方が目立つという。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/320秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 18.ギンイチモンジセセリ -2
オオイヌノフグリに止まった。しかし、長くは止まっていない。蝶たちは私の膝より低いところを飛び回り、止まることが多い。どうしても屈みこんで撮るが、屈んだり立ったりで足腰に負担がかかる。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1000秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 19.ギンイチモンジセセリ -3
この個体はお腹が太い。♀のようだ。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/640秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 20.ナガミヒナゲシ
道端にナガミヒナゲシの花が咲いていた。日本では帰化植物として自生している。日本の在来動植物を駆逐するかもしれない恐ろしい宿敵とも言われる。繁殖力が強く、その威力は、膨大な数の種子によるもので、花の後には必ず結実し、1,000?2,000個もの微粒の種子をばら撒くそうだ。花弁の上にいる緑色のものは何かの幼虫だろうか。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1250秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 21.ギンイチモンジセセリ -4
このような姿勢で草の茎に止まることが多い。この個体もお腹が太く♀のようだ。午前中は止まらなかったギンイチモンジセセリが、午後になってこのように止まることが多くなった。羽化して間もない♀なのだろうか。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/800秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 22.生まれたばかりのツマグロヒョウモン -1
鎌倉街道の端の手前でオレンジ色も鮮やかにツマグロヒョウモンが飛んでいた。葉の上に止まって撮らせてくれる。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1600秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 23.生まれたばかりのツマグロヒョウモン -2
HS50に持ち替えて、広角端で同じ個体を撮る。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/900秒 4.4mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 24.ススキの群落
都道18号線(鎌倉街道)にかかる橋を超えるとススキの群落があった。その中に開かれた小道を歩く。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/900秒 30mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 25.ギンイチモンジセセリ -5
ギンイチモンジセセリがハルジオンの花に吸蜜に来た。昨年も同じような光景に出会っている。胴が細くどうやら♂のようだ。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1250秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 26.ギンイチモンジセセリ -6
前の写真と同じ場面であるが、連写で撮っていたら、ピントはその分外れてしまったが、花から離れようと飛び上がったところが撮れた。表面は黒褐色だ。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1000秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 27.ギンイチモンジセセリ -7
♂は発生時期が早いのか少し擦れてきている。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/2000秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 28.ギンイチモンジセセリ -8
裏面は黄褐色だが、前翅の下側、後翅と重なるところは黒褐色だ。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/2000秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 29.ギンイチモンジセセリ -9
HS50に持ち替えてこんな写真が撮れた。手前に1頭と、奥のハルジオンの花でも1頭が吸蜜している。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/900秒 4.4mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 30.ギンイチモンジセセリ -10
ちょっと待っていると入れ代わり立ち変わりハルジオンの花にギンイチモンジセセリが止まりに来る。どうやらハルジオンにくるのはみんな♂のようだ。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/3200秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 31.ギンイチモンジセセリ -11
♂の比較的きれいな個体だった。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/2000秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 32.ミヤマチャバネセセリ
ミヤマチャバネセセリもハルジオンに来た。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1250秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 33.ベニシジミ
ベニシジミも元気に飛んでいる。飛び方は素早く、私の動体視力では捕捉するのが難しい。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1000秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 34.モンキチョウ
襟回りのピンクがきれいだし、眼がとても大きい。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/640秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 35.ツバメシジミ♂
先日、舞岡公園でうまく撮ることができなかったツバメシジミを、止まって落ち着くのを待ってやっと撮った。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/640秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 36.南武線鉄橋
ようやく多摩川に架かる府中街道の府中市と稲城市を結ぶ橋を渡る。渡りきるのに約7分かかった。この橋をまっすぐ進むと南武線の南多摩駅。その南多摩駅へ向かう南武線の電車が鉄橋を渡っていく。時刻は2時半、喉も乾いて、腹も減った。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/900秒 4.4mm ISO100 ) 露出補正 なし


2015年4月18日

蝶 自選年間ベスト10 (6) 2008年


 2005年から?毎年、?関東が寒い時期に、グァム島へゴルフに行っている?。もちろん?ゴルフに集中しなくてはならないので、蝶の写真は撮る余裕はない。この年もラウンド中、コンデジを携行し、ティ・グラ?ウンドで待つ僅かな時間など、ゴルフの邪魔にならないように気を付けながら、数ショット撮ったに過ぎない。
  また、この年は、7月16日?25日に、スロベニアやクロアチアを巡った。夏の盛りで、ほとんどが晴れた日であったのを思いだす。蝶の数は少なく、写真もあまり撮ることが出来なかった。

 国内では、大磯や南足柄でアゲハチョウ科の蝶の春型を多く撮った。
  いまいち、良い写真が少ない年だっ?た。?前年の2007年12月には、私にとって2代目のNikonのデジタル一眼であるNikon D300を購入した。ライブ・ビュー撮影ができるというのが、購入の引き金になったが、そのライブ・ビュー機能には制約があって、蝶の写真の撮影には全く役に立たなかった。また、この年の2月には、レンズ部分が回転し、フリーアングルで撮れる???Nikon COOLPIX S10 という、コンパクト・デジカメも購入している。???

;クリックすると大きな写真になります。 ?1.?ヤエヤマムラサキ♂ 2008年1月21日 グァム島
第4回目のグァム島ゴルフツアーの折、ラウンド中に偶然目の前に現れた。グァムにはマルバネルリマダラは多いが、ヤエヤマムラサキは限られたところでしか見ることがなかった。

Canon PowerShot A6?2?0 f2.8-4.1 7.3-29.2mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/?320秒 ??7mm ISOオート )
;クリックすると大きな写真になります。 ?2.ギフチョウ 2008年4月4日 神奈川県相模原市藤野町
?私が小学生や中学生のころには、神奈川県内にギフチョウの産地がいくつかあった。高尾山でも会っているし、秦野の中津川渓谷でも採集したことがある。しかし、環境が一変し、ギフチョウは見ることができなくなった。ここ藤野では、「ギフチョウを守る会」が保護活動を行い、昭和57年12月28日に神奈川県指定天然記念物に指定され、昭和58年3月神奈川県教育委員会から「ギフチョウ(卵・幼虫・蛹も含む)を採集したり、許可なくして生息に影響を及ばす行為をした者は処罰されますのでご注意ください。」と通達が出されている。山頂付近では昼ごろ、登山者の脇でギフチョウが飛び回る。

Nikon COOLPIX S10 f3.5 6.3-63mm 6.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/?262秒 ??6mm ISO?50? )
;クリックすると大きな写真になります。 ?3.?アオスジアゲハ 2008年5月6日 神奈川県大磯
横浜から東海道線に乗って大磯へ行き、湘南平へ上った。ツツジが咲く山頂付近にはクロアゲハ、カラスアゲハ、モンキアゲハなどがいた。海の方へ下りてくる途中でアオスジアゲハが翅を開いているところを撮れた。

Nikon D300 Tokina 100mm ?f?2.8 macro
絞り優先オートで撮影( ?f?5.6 1/?125?秒 ?100mm ?ISO4?50? )露出補正 ?なし?
;クリックすると大きな写真になります。 4.ミヤマカラスアゲハ春型♂ 2008年5月8日 神奈川県南足柄 ウスバシロチョウを撮るのが目的で、南足柄へ行った時、偶然に撮れた。その後もミヤマカラスアゲハを撮りたくて、同じ場所の出掛けたが、まったく会えない。

Nikon D300 Tokina 100mm ?f?2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ?f?5.6 1/?500?秒 ?100mm ?ISO4?00? )露出補正 ?なし?
;クリックすると大きな写真になります。 5.オナガアゲハ春型♂ 2008年5月8日 神奈川県大雄山最乗寺
  南足柄へ行くときは、大雄山最乗寺にも寄ることにしているが、その境内に咲くシャクナゲにきれいな個体のオナガアゲハが来ていた。後翅前縁の白い紋が鮮やかだ。

Nikon D300 Tokina 100mm ?f?2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( ?f?5.6 1/?500?秒 ?100mm ?ISO4?00? )露出補正 ?なし?
;クリックすると大きな写真になります。 6.キアゲハ 2008年7月20日 クロアチア ドブロクニク
7月に「クロアチア・スロベニア・モンテネグロ・ボスニアヘルツコビナ4ヶ国を巡る12日間」というツアーに参加したが、その時、クロアチアのドブロクニクのレストランの前で撮った。

Nikon D300 ?Sigma 17-70 f2.8~4.5? macro
プログラムオートで撮影 ( f?10? 1/?400秒 ??70mm ISO?400 )
;クリックすると大きな写真になります。 ?7.ツバメシジミ♀ 2008年?9月3日 横浜市舞岡公園
?脊の低い植物に産卵する母蝶。産卵された子孫は幼虫になって冬を越し、来春、蝶になる。??背景がきれいにボケてくれた。?

Nikon D300 Tokina 100mm ?f?2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( ?f?5.6 1/?500?秒 ?100mm ?ISO4?00? ) 露出補正 ?なし?
;クリックすると大きな写真になります。 8.クロアゲハ♀ 2008年9月11日 神奈川県箱根湿生花園
?飛んできたクロアゲハが目の前のサワギキョウの花に止まった。きれいな♀だ。クロアゲハやオナガアゲハは♀の赤い紋が目立つ。近くにいた外国からの観光客のご婦人が「Wonderful !」?と声を上げた。

Nikon D100 SIGMA 17-70mm? ?macro?
?プログラムオートで撮影 ( f7.1 1/200秒 70mm ISO400 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 ?9.ツマグロヒョウモン♀? 2008年10月18日 横浜市三ツ沢公園
年数回発生するツマグロヒョウモンもこれは最後の発生の♀だ。きれいな個体で、コンパクト・デジカメでロー・アングルのマクロで上手く撮れたと思っている。

Canon PowerShot A6?2?0 f2.8-4.1 7.3-29.2mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/?250秒 ??7mm ISOオート )
;クリックすると大きな写真になります。 ?10?.ウラギンシジミ♀?? 2008年12月4日 鎌倉 円覚寺
?どこに蝶がいるのかわからないような写真だが、鎌倉に紅葉を見に行った12月の暖かい日に、多分越冬体制に入っていただろうウラギンシジミが元気に飛び出して、梢に止まって日光浴を始めた。紅葉との取り合わせが珍しかった。

Nikon D100 SIGMA 17-70mm? ?macro?
?プログラムオートで撮影 ( f?8? 1/2?5?0秒 70mm ISO400 ) 露出補正 なし


2014年9月 8日

蝶は夏の終わり 舞岡公園 9月2日


  ここ一週間ほど晴れる日がなく、気温も30度を越えなかったが、今朝は青空が出ている。涼しかったので蝶たちはどのような状況になっているか、3週間ぶりに舞岡公園へ出かけることにした。
ゴマダラチョウやクロコノマチョウなどにも会えるかと期待もあったが、結果は、いつもの年と同じく夏の終わりの蝶相だった。しかも蝶の数は少なく、ツマグロヒョウモンや、アカボシゴマダラ、ウラギンシジミにも会えなかった。

ツバメシジミの交尾 -1;クリックすると大きな写真になります。 1.ツバメシジミの交尾 -1
長久保池の近くで交尾中のツバメシジミがいた。まず、D5300+NIKKOR18-140 で撮る。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/1000秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
ツバメシジミの交尾 -2;クリックすると大きな写真になります。 2.ツバメシジミの交尾 -2
奥行きのある写真を撮ろうとHS50に持ち替える。翅の白トビを避けるため、-0.7段の露出補正をした。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/800秒 4.4mm ISO100 ) 露出補正 -0.7段
クモに捕まったイチモンジセセリ;クリックすると大きな写真になります。 3.クモに捕まったイチモンジセセリ
公園を歩くとクモが巣を張っていることが多いが、狭くなった道で、自分がクモの巣に引っかかりそうになって凝視すると、イチモンジセセリが捕まっていた。捕まってからあまり時間が経っていないようだ。クモの名前はわからない。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.0 1/160秒 37mm ISO125 ) 露出補正 なし
イチモンジセセリ;クリックすると大きな写真になります。 4.イチモンジセセリ
イチモンジセセリは9月になると多くなる。クモに捕まらないように・・・。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/320秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
クサギの花に来たモンキアゲハ;クリックすると大きな写真になります。 5.クサギの花に来たモンキアゲハ
古民家の裏のクサギの花にモンキアゲハが来ていた。クサギの花は先月(8月15日)に来たときにはまだ咲き初めであったが、まだ咲いていた。これから開く花も多い。このところの涼しさで長持ちしているのだろうか。モンキアゲハは傷んだ個体が多い。これはまだ良い方だが、右前翅の前縁と左後翅尾状突起が破損していた。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/250秒 140mm ISO1800 ) 露出補正 なし
ヤブガラシに来たモンキアゲハ;クリックすると大きな写真になります。 6.ヤブガラシに来たモンキアゲハ
狐久保に入る道の途中のヤブガラシの花に複数のモンキアゲハが舞っていた。モンキアゲハのほかに、クロアゲハ、カラスアゲハやアオスジアゲハもヤブガラシが好きだ。ヤブガラシの花までは距離があったので、飛び道具、HS50で撮った。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/160秒 124mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
葉上で休むモンキアゲハ;クリックすると大きな写真になります。 7.葉上で休むモンキアゲハ
ヤブガラシの小さな花の吸蜜に飛び回っていたモンキアゲハは、時々、葉の上に翅を拡げて止まり、休む。残念ながらこのモンキアゲハも後翅が破損していたので、"上半身"だけ撮った。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/90秒 103mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
カマキリに捕まったアブラゼミ;クリックすると大きな写真になります。 8.カマキリに捕まったアブラゼミ
何かバタバタと音がするので何がいるのだろうかと見ると、カマキリがアブラゼミを捕まえていた。まだ、捉えたばかりのようで、捕まったアブラゼミが翅を打ち振るわせていたのだ。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/250秒 140mm ISO640 ) 露出補正 なし
ヤブガラシとカラスアゲハ♀ 翅表;クリックすると大きな写真になります。 9.ヤブガラシとカラスアゲハ♀ 翅表
かっぱ池のそばのヤブガラシにはカラスアゲハの♀がいた。大分擦れている。尾状突起も破損していたので、トリミングした。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
ヤブガラシとカラスアゲハ♀ 裏面;クリックすると大きな写真になります。 10.ヤブガラシとカラスアゲハ♀ 裏面
同じ個体である。お腹が大きい。前翅裏面の白帯の幅が広い。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/640秒 640mm ISO200 ) 露出補正 なし
ヤマトシジミ♀ HS50 で撮る;クリックすると大きな写真になります。 11.ヤマトシジミ♀ HS50 で撮る
ヤマトシジミもいつもより数がとても少ないように思う。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/200秒 4.4mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
ヤマトシジミ♀ D5300+NIKKOR18-140 で撮る;クリックすると大きな写真になります。 12.ヤマトシジミ♀ D5300+NIKKOR18-140 で撮る
前の写真と同じ個体だ。じっくりと目にピントを合わせた。シジミチョウを撮るにはもう少し蝶に寄りたいところだ。トリミングした。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/640秒 640mm ISO200 ) 露出補正 なし
イチモンジセセリ翅表;クリックすると大きな写真になります。 13.イチモンジセセリ翅表
イチモンジセセリが開翅しているところは、写真に撮れることが少ない。もう少しきれいな個体だったらよかった。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/250秒 140mm ISO280 ) 露出補正 なし
秋の収穫;クリックすると大きな写真になります。 14.秋の収穫
古民家の作業棟の軒には、房は小さいがトウモロコシが吊るされていた。秋の気配が感じられる。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/250秒 52mm ISO1400 ) 露出補正 なし
産卵するアゲハ;クリックすると大きな写真になります。 15.産卵するアゲハ
長久保池の近くのカラタチの植え込みでは、アゲハの♀が産卵に来ていた。カラタチの新芽にホバリングをしながら腹を曲げて、産卵している。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
アオスジアゲハの産卵;クリックすると大きな写真になります。 16.アオスジアゲハの産卵
駐車場に戻る途中、アオスジアゲハが茂みの中を飛んでいた。見ていると、どうやら産卵をしているようだ。産卵するアオスジアゲハは良い写真が撮れなかったが、飛び去った後を見ると葉の上に1卵生みつけられていた。葉っぱからみて、食草のクスノキの新芽だと思う。

上:FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.0 1/160秒 32mm ISO250 ) 露出補正 -0.3段
下:Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/400秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし


2014年5月31日

舞岡公園 蝶は端境期? 5月17日


  5月に入ってから舞岡公園へ行っていなかったので、様子を見に行きたくなった。しかし、行ってはみたものの、蝶の影は少ない。発生直後のような新鮮なサトキマダラヒカゲがいたが、コチャバネセリ、ヒメウラナミジャノメが目立つだけだ。ひょっとしたらもう出ているかもしれないと思ったアカシジミはもとより、アカボシゴマダラ、ツマグロヒョウモンもいない。黒いアゲハも時折、モンキアゲハが飛んで行くだけだ。
  以前にも時々、立ち話をしたことがある、公園で良くお見かけする方に、「チョうが少ないですね」と問うてみると「端境期でしょう。もうすぐ出てきますよ。」とのこと。出てきてくれることを期待する以外にない。
  (この日から2週間が経過しているが、5月29日現在、すでにアカシジミ、ウラナミアカシジミ、ウラゴマダラシジミの平地産ゼフィルスが発生しているという情報を得ている。)

サトキマダラヒカゲ;クリックすると大きな写真になります。 1.サトキマダラヒカゲ
いつものように歩きはじめると南門の手前で、サトキマダラヒカゲらしき蝶が何かを探すように飛んでいる。やがて木の根元近くに止まった。樹液が出ているのだ。新鮮なサトキマダラヒカゲだった。この状態ではピントが合わせにくい。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/80秒 119.3mm ISO1600 ) 露出補正 なし
コチャバネセセリ;クリックすると大きな写真になります。 2.コチャバネセセリ
この日多く会えたのは、コチャバネセセリくらいだった。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/250秒 90mm ISO450 ) 露出補正 なし
ヒメウラナミジャノメ;クリックすると大きな写真になります。 3.ヒメウラナミジャノメ
ヒメウラナミジャノメには失礼だが、いつもはあまり撮ろうとしない蝶だ。この日はほかに撮る蝶が少ない。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/250秒 90mm ISO750 ) 露出補正 なし
ヒメウラナミジャノメ 裏面 4.ヒメウラナミジャノメ 裏面
いつもと違う雰囲気のヒメウラナミジャノメが撮れた。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/400秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
コチャバネセセリ 翅表;クリックすると大きな写真になります。 5.コチャバネセセリ 翅表
レンズの先が近づいても夢中で吸蜜していた。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/500秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
絵をかく人;クリックすると大きな写真になります。 6.絵をかく人
この日は古民家の周囲で絵を描いている方が多かった。絵画教室の方たちなのだろうか。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/160秒 29.2mm ISO160 ) 露出補正 なし
シラン;クリックすると大きな写真になります。 7.シラン
古民家の庭に咲いていた。世話をされていた女性に「なんという名の花ですか」と尋ねたところ、「シラン」と言われた。それがこの花の名とも知らず、思わず聞き返してしまった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.0 1/850秒 4.4mm ISO200 ) 露出補正 なし
コチャバネセセリ♀;クリックすると大きな写真になります。 8.コチャバネセセリ♀
新鮮な個体だった。腹が太く、翅の幅が比較的広いので♀だと思う。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1250秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
シャクヤク;クリックすると大きな写真になります。 9.シャクヤク
シャクヤクにもいろいろな花があるようだ。シャクヤクはボタン科の多年草とのこと。立てば芍薬座れば牡丹と言われるが、牡丹が「花王」と呼ばれるのに対し、芍薬は花の宰相、「花相」と呼ばれる。ボタンが樹木であるのに対して、シャクヤクは草本である。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F8.0 1/800秒 20.8mm ISO200 ) 露出補正 なし
ツバメシジミ♀;クリックすると大きな写真になります。 10.ツバメシジミ♀
ツバメシジミは春先に目立つチョうだが、年に数回発生する。♂の翅表は、ブルーだが、♀は一般的に黒い。しかし、この♀のように青が入るものがある。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/350秒 85.5mm ISO200 ) 露出補正 なし
広い野原のコチャバネセセリ;クリックすると大きな写真になります。 11.広い野原のコチャバネセセリ
小さい蝶を短い焦点距離で撮るには、レンズの先10cm位に近寄らなければならない。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/900秒 6.0mm ISO200 ) 露出補正 なし
キリの花;クリックすると大きな写真になります。 12.キリの花
古民家の近くの休み処の近くに大きな桐の木がある。キリはこんな花を咲かせる。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F6.4 1/800秒 55.0mm ISO400 ) 露出補正 なし
コチャバネセリ 開翅;クリックすると大きな写真になります。 13.コチャバネセリ 開翅
この位置から開翅吸蜜中のコチャバネセセリを見ると、前翅と後翅がX字に開かれていて、まるでジェット機のようだ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.6 1/480秒 9.7mm ISO200 ) 露出補正 なし
池畔のコチャバネセセリ;クリックすると大きな写真になります。 14.池畔のコチャバネセセリ
この日はコチャバネセリを撮りに来たようなものだ。ほかに撮る蝶が少なかったので、この蝶のいろいろなシーンを撮ることができた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F6.4 1/850秒 4.4mm ISO400 ) 露出補正 なし


2014年5月10日

多摩川河川敷を歩く 4月26日


 東京都と神奈川県を分けて流れる多摩川は、永年、神奈川県に住みついている私にとっては、通勤や何かの用事で都心に出るのに、東海道線、横須賀線、東横線などで、ほとんど毎日のように渡っていく川だった。
  ゴールデン・ウィークの初日、快晴で気温も上がりそうだ。電車に乗って多摩川の上流へ行ってみようと思う。目的は2種のセセリチョウ科の蝶。ともに今まで撮ったことがない。
  JR南武線で分倍河原へでて、京王線に乗り換えた。目的の2種のセセリチョウがいそうなところは、ネット上でいろいろと検索して調べておいた。それほど特定的な場所ではなく、条件さえ整えば、広範囲に生息しているようだ。取りあえず、乗り換えた京王線が多摩川に架かる鉄橋を渡ったので、その次の駅で降りてみることにする。多摩川が流れる方向に見当を付けて歩き始めた。500mほど歩くと大きな橋が見えてきた。河川敷を歩くには対岸の方がよさそうなので、その大きな橋を渡り、橋のたもとで河川敷に下りた。
 下流の方へ歩いていく。さっそく、目的のセセリチョウのひとつが飛び出した。個体数も多い。しかし、なかなか止まってくれない。ほとんどが私の膝から下の位置を飛び回る。止まってくれても、良い写真を撮るのが難しい。
 さらに下流に進む。目的としたもう一方のセセリチョウも現れた。2種のセセリチョウを交互に撮りながら、河川敷を歩く。キタテハ、キタキチョウ、モンキチョウ、ツマキチョウ、ヤマトシジミ、ツバメシジミ、そして羽化したてのとてもきれいなツマグロヒョウモンにもであった。途中、ノビルを採っている方に出会った。ノビルは焼いて味噌を付けて食べると酒の肴に美味いとのこと。籠の中はいっぱいになっていた。
 河原でバーベキューなどをして楽しむ家族連れの脇を通って、4~5kmほど歩いたであろうか。この日は、同好の方に会うこともなかった。蝶も少なくなってきたので、そこから一番近い南武線の駅を目指す。少し疲れたけれど、目的を果たすことが出来、満足して帰路に着いた。

府中四谷橋;クリックすると大きな写真になります。 1.府中四谷橋
京王線を聖蹟桜ヶ丘で降り、地図で見当を付けて、府中四谷橋に出る。歩いていると汗ばむようになってきた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/850秒 7.3mm ISO100 ) 露出補正 なし
府中四谷橋から多摩川下流を望む;クリックすると大きな写真になります。 2.府中四谷橋から多摩川下流を望む
大きな川は眺めていると気持ちがいい。福岡に勤務していた頃、時々訪れた久留米の近くを流れる筑後川を懐かしく思い出す。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F6.4 1/900秒 7.5mm ISO100 ) 露出補正 なし
河川敷のススキ;クリックすると大きな写真になります。 3.河川敷のススキ
河川敷にはススキの群落がある。ススキは今日の狙いであるギンイチモンジセセリとミヤマチャバネセセリの食草である。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/950秒 16.0mm ISO200 ) 露出補正 なし
ギンイチモンジセセリ♀ -1;クリックすると大きな写真になります。 4.ギンイチモンジセセリ♀ -1
多摩川にかかる府中四谷橋を対岸(左岸)に渡って、上流に向かって歩く。下りやすいところから河川敷に下りた。さっそく初めて見るギンイチモンジセセリが飛ぶ。これはお腹が太く、♀のようだ。飛翔中に見る翅表はコーヒーを煮詰めたような黒だ。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1600秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
ギンイチモンジセセリ♀ -2;クリックすると大きな写真になります。 5.ギンイチモンジセセリ♀ -2
写真4.と同じ個体。落ち着いて止まっていてくれたのでHS50に持ち替えてバリアングルで撮った。こんな環境に生息する。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.0 1/900秒 4.4mm ISO100 ) 露出補正 なし
ギンイチモンジセセリ♀ -3;クリックすると大きな写真になります。 6.ギンイチモンジセセリ♀ -3
羽化したばかりのようなきれいな♀だった。蝶の中ではちょっと変わった格好をしている。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/2000秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
ギンイチモンジセセリ♀ -4;クリックすると大きな写真になります。 7.ギンイチモンジセセリ♀ -4
写真6.と同じ個体。HS50でローアングルで撮った。ススキの原で、私の膝より下を飛ぶ。撮影はし難い。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/800秒 5.6mm ISO100 ) 露出補正 なし
樹液に来たキタテハ;クリックすると大きな写真になります。 8.樹液に来たキタテハ
ひらひらと赤褐色の蝶が飛んできた。いつものように直線的に敏捷に飛ぶ姿と違うので、ちょっと戸惑った。細い木だけど樹液が出ていて、その匂い?に寄ってきたのだ。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/2000秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
ヒメオドリコソウで吸蜜するモンキチョウ♀;クリックすると大きな写真になります。 9.ヒメオドリコソウで吸蜜するモンキチョウ♀
ストローをヒメオドリコソウの小さな花に伸ばして吸蜜している。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/800秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
ミヤマチャバネセセリ -1;クリックすると大きな写真になります。 10.ミヤマチャバネセセリ -1
今日のもう一つのターゲットであるミヤマチャバネセセリは、最初にギンイチモンジセセリを撮ったところでも見つけていたが、そこでは撮りそこなった。今度は、逃げられないように、まず、慎重にHS50でやや遠目から撮った。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/340秒 106.8mm ISO100 ) 露出補正 なし
ミヤマチャバネセセリ -2 開翅;クリックすると大きな写真になります。 11.ミヤマチャバネセセリ -2 開翅
飛翔は敏捷だが、ギンイチモンジセセリに比べると、あまり長く飛ばないで止まってくれるの、撮りやすい。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1600秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
ミヤマチャバネセセリ -3;クリックすると大きな写真になります。 12.ミヤマチャバネセセリ -3
後翅裏面中央にある明瞭な白斑が、イチモンジセセリなど他の類似のセセリチョウとこの種を見分けやすい。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1600秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
ミヤマチャバネセセリ -3;クリックすると大きな写真になります。 13.ミヤマチャバネセセリ -3
ミヤマチャバネセセリはギンイチモンジセセリとともに、このような河川敷の原にいる。しかし、こういう場所も開発され、だんだん少なくなってきているようだ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/900秒 6.4mm ISO200 ) 露出補正 なし
ミヤマチャバネセセリ -4;クリックすると大きな写真になります。 14.ミヤマチャバネセセリ -4
カラスエンドウの小さな花で吸蜜するミヤマチャバネセセリ。小さな蝶なので、大きく写すには、アゲハを撮るときなどに比べ、うんと近寄らなくてはならない。ファインダーを覗いて撮るのは、顔を近づけなくてはならないので、モニターを見て撮るより苦労する。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/800秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
ミヤマチャバネセセリ -5;クリックすると大きな写真になります。 15.ミヤマチャバネセセリ -5
正午少し前になった。蝶たちも吸蜜することが多くなったようだ。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/800秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
ツバメシジミ♀;クリックすると大きな写真になります。 16.ツバメシジミ♀ 今年初めて撮るツバメシジミだったが、♀もだいぶ擦れている。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1000秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
ギンイチモンジセセリ♂ -1;クリックすると大きな写真になります。 17.ギンイチモンジセセリ♂ -1
今日は最初に撮ったあと、ギンイチモンジセセリは飛び回るばかりで、なかなか撮らせてもらっていなかった。やっとハルジオンの花で吸蜜する個体を撮ることが出来た。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/2500秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
ギンイチモンジセセリ♂ -2;クリックすると大きな写真になります。 18.ギンイチモンジセセリ♂ -2
小さな白い花で吸蜜するギンイチモンジセセリ♂の顔。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1000秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
ギンイチモンジセセリ♂ -3;クリックすると大きな写真になります。 19.ギンイチモンジセセリ♂ -3 ツメクサの花で吸蜜する♂。もう、午後1時に近いが、午前中はなかなか止まってくれなかったギンイチモンジセセリが、花で吸蜜することが多くなった。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1250秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
緑豊かな多摩川の河川敷;クリックすると大きな写真になります。 20.緑豊かな多摩川の河川敷
ほぼ目的を達成したので、そろそろ引き上げようと、堤をのんびりと歩く。都会の川だが、このあたりの河川敷は緑が豊かだ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/600秒 19.0mm ISO200 ) 露出補正 なし
家族連れの憩い;クリックすると大きな写真になります。 21.家族連れの憩い
今日は連休の初日となる土曜日。この近くは公園になっていて駐車場もある。家族連れでバーベキューなどを楽しめる絶好の場所だ。蝶の撮影は終了である。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/800秒 9.4mm ISO100 ) 露出補正 なし
是政橋;クリックすると大きな写真になります。 22.是政橋
南武線の鉄橋の下を通って、是政橋に出た。4~5kmは歩いたであろうか。喉も乾いて、腹も減ってきた。長い是政橋を対岸に渡って、南武線の南多摩駅に出る。南多摩駅は新しい高架駅になっていた。駅前はまだ開発は進んでなく、冷たいビールも飲みたかったが、適当な飲食店もない。仕方なく、近くにあったコンビニで、牛乳とカレーパンを買って、駅ののホームのベンチで食べた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( F7.1 1/800秒 8.8mm ISO100 ) 露出補正 なし


2013年5月11日

「2m離れて蝶を撮る」 舞岡公園 5月5日


 4月28日にNikon COOLPIX P90を持って、三ツ沢公園へ行った時、望遠端(110.4mm:35mm版換算624mm画角)で、その最短撮影距離約2mから蝶を撮って、シャープな画像が得られた。これならばデジイチに付けた100mmマクロで2m離れたところから撮って、後でトリミングするよりは良い画が得られるかなと思った。 そこで、この日はP90だけ持って舞岡公園へ出かけた。

 さすが、ゴールデンウィークの子供の日、駐車場はいっぱいで臨時駐車場へ回らねばならなかった。当然、公園に入ると、子供連れの若いご夫婦や、孫を連れた熟年のご夫婦でいっぱいで、初めて見る賑やかさだった。

 さて、「2m離れて蝶を撮る」の練習台になってくれる蝶たちはというと、ヒメウラナミジャノメ、コチャバネセセリ、ツバメシジミ、ヤマトシジミ、ベニシジミといった小型の蝶しかいない。モンキアゲハ、アオスジアゲハを見かけるがとても撮れる状況になかった。
 望遠端で小型の蝶たちを撮ったが、シャープなピントが得られる歩留まりが悪い。シャッター・チャンスを逃すこともある。
 「2m離れて蝶を撮る」は限界はあるが、被写体に近寄れないときに有効だと感じた。ただ、デジイチと、P90タイプのいわゆるネオ一眼とを携えての撮影は少々骨が折れる。

ヒメウラナミジャノメ 開翅;クリックすると大きな写真になります 1.ヒメウラナミジャノメ 開翅
2m離れて望遠端で撮ったが、撮りやすい条件がそろっていた。翅表の微妙な色も表現できている。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/350秒 110.4mm ISO64 ) 露出補正 なし
ヒメウラナミジャノメ 横から;クリックすると大きな写真になります 2.ヒメウラナミジャノメ 横から
1.とは違う個体である。陽のあたるところに止まっていて、ファインダーのAF枠で眼をとらえることができた。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/350秒 110.4mm ISO64 ) 露出補正 なし
ヒメウラナミジャノメ 広角端マクロで;クリックすると大きな写真になります 3.ヒメウラナミジャノメ 広角端マクロで
2.と同じ個体を広角端((4.6mm:35mm版換算26mm画角)で撮った。全く違う写真になる。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/222秒 4.6mm ISO64 ) 露出補正 なし
ヒメウラナミジャノメ 正面から;クリックすると大きな写真になります 4.ヒメウラナミジャノメ 正面から
正面からは撮りにくいが、うまく眼にピントを合わせることができた。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/250秒 110.4mm ISO64 ) 露出補正 なし
ツバメシジミ;クリックすると大きな写真になります 5.ツバメシジミ
蝶を左に寄せたかったので若干トリミングした。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/160秒 110.4mm ISO64 ) 露出補正 なし
傷んだベニシジミ;クリックすると大きな写真になります 6.傷んだベニシジミ
ベニシジミの第1化は、すっかり擦れてしまっている。しかし、元気に飛び回り、ハルジオンで吸蜜する。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/350秒 110.4mm ISO64 ) 露出補正 なし
コチャバネセセリ;クリックすると大きな写真になります 7.コチャバネセセリ
今日撮った蝶たちはみな小型の蝶だった。2m離れると624mm相当画角でもこの大きさにしか撮れない。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/320秒 110.4mm ISO64 ) 露出補正 なし
キタキチョウ 広角側で;クリックすると大きな写真になります 8.キタキチョウ 広角側で
この蝶は望遠端で何度も撮影を試みたが、合焦しなかった。仕方なく広角端にして撮った。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.0 1/125秒 4.6mm ISO64 ) 露出補正 なし
古民家広場の賑わい;クリックすると大きな写真になります 9.古民家広場の賑わい
5月5日、こどもの日 古民家の広場には鯉のぼりが泳ぎ、人で賑わっていた。なにかイベントも行われているようだ。いつもは平日に出かけるので、こんな光景を見るのは珍しい。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/180秒 4.6mm ISO64 ) 露出補正 なし
ノアザミ;クリックすると大きな写真になります 10.ノアザミ
古民家の裏庭に咲いていた立派なアザミの花。アザミにもいろいろ種類があるようだが、ノアザミは春に咲く。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/160秒 110.4mm ISO78 ) 露出補正 なし
赤い実;クリックすると大きな写真になります 11.赤い実
残念ながら何の実なのかよくわからない。このような実は秋に見ることが多いのだが。望遠端で合焦できるかどうか試みたが、これはうまく合焦している。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/134秒 110.4mm ISO81 ) 露出補正 なし
南門のタニウツギ;クリックすると大きな写真になります 12.南門のタニウツギ
前回4月25日に舞岡公園を訪れた時、3年前に剪定され、しばらく花をつけなかったタニウツギに蕾があって嬉しく思った。あれから10日たったが花は少ないもののきれいに咲いていた。黒いアゲハが訪れはしないかとしばらく待っていたが、期待に応えてはくれなかった。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/250秒 4.6mm ISO64 ) 露出補正 -0.7段


2013年4月30日

舞岡公園 4月25日


  しばらく気温が上がらない日が続いたが、今日は18℃くらいまでになりそうとのこと。朝のうち雲が多かったが、だんだん晴れてきた。躊躇なく舞岡公園へ行くことにする。
  前回13日に行った時には見ることがなかった、クロアゲハ、カラスアゲハ、ジャコウアゲハ、コチャバネセセリ、ヒメウラナミジャノメが発生していた。アオスジアゲハはまだのようだ。

タニウツギ がんばれ!;クリックすると大きな写真になります 1.タニウツギ がんばれ!
3年前の2010年5月15日にここへ来たときには、きれいなタニウツギの花が満開で、ナガサキアゲハやモンキアゲハがその花を訪れ、良い写真が撮れた。しかし、翌年は剪定されてしまい、2年間花をつけることがなかった。しかし、うれしいことに今年は少ないながら蕾を付けていた。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.0 1/160秒 6.1mm ISO200 ) 露出補正 なし
タニウツギの蕾;クリックすると大きな写真になります 2.タニウツギの蕾
100mmマクロで撮った。ピントの合わせどころが難しい。連休明けくらいが満開になるのだろうか?連休中に一度来てみよう。

Nikon D300  Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/320秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
コチャバネセセリ -1;クリックすると大きな写真になります 3.コチャバネセセリ -1
コチャバネセセリが発生していた。この蝶はよくハルシオンの花で吸蜜するが、この日は道に止まってストローを伸ばしている。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.0 1/1250秒 6.1mm ISO200 ) 露出補正 なし
ツマキチョウ♂;クリックすると大きな写真になります 4.ツマキチョウ♂
ツマキチョウの♂が小さな黄色い花で吸蜜していた。4月13日に来た時は飛び回ってばかりいて、ゆっくり撮らせてくれなかったが、この日はサービスしてくれた。残念ながら、破損していた。

Nikon D300  Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/320秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
アゲハチョウ♂;クリックすると大きな写真になります 5.アゲハチョウ♂
ようやくアゲハチョウを多くみられる季節になった。これはとても小さな個体である。可愛らしい。

Nikon D300  Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1250秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
カラスアゲハ♂;クリックすると大きな写真になります 6.カラスアゲハ♂
小谷戸の古民家の裏庭で、新鮮なカラスアゲハの♂がつつじの花に飛んできた。花が日陰にあるので蝶がシルエットになってしまった。

Nikon D300  Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/500秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
クロアゲハ♀;クリックすると大きな写真になります 7.クロアゲハ♀
立派なアザミの花が咲いていたので、モンキアゲハでも来ないかなと思っていたら、クロアゲハが来た。しかし、すでに大きく破損している。

Nikon D300  Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1250秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
ヒメウラナミジャノメ;クリックすると大きな写真になります 8.ヒメウラナミジャノメ
まだ発生初期のようで新鮮な個体が多く見られた。

Nikon D300  Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/800秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
コチャバネセセリ -2;クリックすると大きな写真になります 9.コチャバネセセリ -2
この日見かけたコチャバネセセリは、皆、路上に止まって吸水していた。今度はマクロで上から押さえつけるように撮る。コチャバネセセリは幼虫で越冬し、早春に蛹になり、羽化する。

Nikon D300  Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1600秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
130429_010.jpg 10.ツバメシジミ♀
ツバメシジミは♀が多くなっていて、♂はすでに擦れた個体が目立つようになった。

Nikon D300  Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1250秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
ジャコウアゲハ♂;クリックすると大きな写真になります 11.ジャコウアゲハ♂
このジャコウアゲハ♂は、♀を探しているのだろうか、古民家の裏庭で旋回を続けている。花にも来ない。飛び疲れるのであろうか、時々この写真のように葉上に止まる。少しトリミングした。

Nikon D300  Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1250秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
キジバト;クリックすると大きな写真になります 12.キジバト
そろそろ引き上げようと駐車場へ向かう。そこに、保護色のようになっていてわかりにくいが、キジバトがいた。私から2?3mという近くをゆっくり散歩していた。

Nikon D300  Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/250秒 ISO500 ) 露出補正 -0.3段

2012年10月 9日

コンデジで撮った小さな蝶 10月2日


 相鉄あずみ野線の緑園都市にある相鉄ギャラリーで時事通信社のカメラマンが撮ったロンドンオリンピックの報道写真展が開催されていたので見に行った。展示された写真では、選手が大写しになり、その表情が見事に表現されていた。スポーツ写真は、遠くから望遠レンズで撮る事が多く、動きも早い。光も十分でないことが多いと思うが、さすがにうまく捉えられている。大きな明るいレンズと、高いISO感度がシャープな画像を得るのに活躍しているに違いない。特に高いISO感度は最近の大きな技術的進歩と思う。
  さて、見終わって外に出ると、フォーチュラカが植えられた花壇に小さな蝶が飛んでいた。蝶の大きさは、どれも2cmくらいしかない。コンパクトデジカメは、広角域で撮ると、マクロモードで被写体に1cmまで近づけるものもある。この日持っていたIXY30Sはバリアングルモニターはついていないので、ローアングルでは撮りにくく、モニターでピントがあっているかどうかの確認はできないが、ピント枠が合焦したことを示すグリーンになっているのを確認してシャッターを切っていく。広角にすると被写界深度は深くなり、シャープに撮れる。

チャバネセセリ -1;クリックすると大きな写真になります 1.チャバネセセリ -1
相鉄ギャラリーは相鉄と三井不動産によって開発された「サンステージ緑園都市」という大規模高層住宅の一角にあるが、そのエントランスに花壇がある。このときはフォーチュラカが咲いていた。そのフォーチュラカに多くのセセリチョウが訪れていた。これはイチモンジセセリかと思ったが、チャバネセセリだった。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/1000秒 4.9mm ISOオート ) 露出補正 なし
チャバネセセリ -2;クリックすると大きな写真になります 2.チャバネセセリ -2
これもチャバネセセリ。翅は比較的擦れていない。苦しい姿勢で、ローアングルで撮った。花壇に密集して咲くフォーチュラカに奥行きが出た。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/800秒 4.9mm ISOオート ) 露出補正 なし
イチモンジセセリ;クリックすると大きな写真になります 3.イチモンジセセリ
これはイチモンジセセリ。色や大きさはほとんど同じで区別はつけ難いが、後翅裏面の銀色の小さな紋の形、並び方で区別できる。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/800秒 4.9mm ISOオート ) 露出補正 なし
ツバメシジミ;クリックすると大きな写真になります 4.ツバメシジミ
花壇にはツバメシジミとヤマトシジミがいた。どちらも日本の蝶の中でもっとも小さな蝶たちだ。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/800秒 4.9mm ISOオート ) 露出補正 なし
ツバメシジミ♀ 半開翅;クリックすると大きな写真になります 5.ツバメシジミ♀ 半開翅
コンデジのモニターで、フォーカス枠を蝶の目にあわせ、その枠が合焦したことを示す緑色に変わるのを確認してシャッターを切るが、これはシャッター半押しで少しカメラを右に振ってシャッターを切った。被写界深度が大きいのでシャープな写真が撮れる。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/500秒 4.9mm ISOオート ) 露出補正 なし


2012年6月 4日

南足柄でウスバシロチョウと黒いアゲハ達を狙う 5月16日 1/2 夕日の滝あたり


 5月16日、今年もウスバシロチョウと黒いアゲハを撮ろうと南足柄へ出かけた。ポイントに着くとさっそくフワフワ、スーとその特徴のある飛びかたで、ハルジオンの咲く草原にウスバシロチョウを見つけることができた。しかし、ほとんど吸蜜をしないで飛びまわるので、なかなか写真が撮れない。
 一方、ツツジはすでに盛りを過ぎていた。黒いアゲハは、そのほとんどがジャコウアゲハの♂である。しばらく撮影して、夕日の滝のキャンプ場へ行き、持参したおにぎりを食べる。夕日の滝は、いつもより水の量が多かった。午後は、昨年と同じく大雄山最乗寺へ廻った。

ジャコウアゲハ♂ -1;クリックすると大きな写真になります 1.ジャコウアゲハ♂ -1
夕日の滝の入口にあたる地蔵堂の駐車場に車を停める。花が少なくなったツツジにジャコウアゲハが来ていた。腹部の赤が鮮やかだ。近くにお茶の工場があり、見学もさせてくれるという。3.11の原発被害で、一時話題となった南足柄の放射能などに付いて話をしてくれた。全く問題はないとのこと。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1250秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
オナガアゲハ♂;クリックすると大きな写真になります 2.オナガアゲハ♂
時間はまだ9時半になっていない。今度はオナガアゲハの♂がツツジを訪れた。花から花へ、タッチ・アンド・ゴーを繰り返す。連写で撮った中の1枚。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/2000秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
ジャコウアゲハ♂ -2;クリックすると大きな写真になります 3.ジャコウアゲハ♂ -2
同じく地蔵堂の駐車場で撮影。1.とは別の個体である。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1600秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
モンキチョウ♀;クリックすると大きな写真になります 4.モンキチョウ♀
さて、ウスバシロチョウのポイントに着いた。ウスバシロチョウは飛んでいるが、なかなか止まってくれず撮影のチャンスがない。取りあえず、傍のハルジオンに止まったモンキチョウ♀を撮る。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1250秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
ウスバシロチョウ -1;クリックすると大きな写真になります 5.ウスバシロチョウ -1
やっとウスバシロチョウが写真を撮らせてくれた。翅がやや黒ずんだ個体である。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1250秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
ウスバシロチョウ -2;クリックすると大きな写真になります 6.ウスバシロチョウ -2
5.と同じ個体。前翅の中室にある黒い縞模様の幅が太く、より黒く見える。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1000秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
ウスバシロチョウ♀ -1;クリックすると大きな写真になります 7.ウスバシロチョウ♀ -1
ハルジオンの花に止まるウスバシロチョウは♀が多かった。交尾済みの♀の腹端には茶色っぽい交尾嚢が見られる。これは交尾中に雄が粘液を出して、自分の尾端の毛とともに塗り固めて、他の♂と交尾ができないようにするためのものだ。この写真では交尾嚢が良くわかる。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/320秒 6.1mm ISO200 ) 露出補正 なし
ウスバシロチョウ♀ -2;クリックすると大きな写真になります 8.ウスバシロチョウ♀ -2
7.とは別の個体だが、この♀にも交尾嚢がある。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1000秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
コツバメ;クリックすると大きな写真になります 9.コツバメ
コツバメが、近くの民家のツツジの周りを飛んでいた。落ちたツツジの花に止まって、露を吸ってているようだ。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/400秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
ジャコウアゲハ♂ 裏面;クリックすると大きな写真になります 10.ジャコウアゲハ♂ 裏面
コツバメがいた民家のツツジにジャコウアゲハの♂が訪れた。後翅の赤い紋と、腹部の赤が毒々しく見えるが鮮やかだ。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1000秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
ウスバシロチョウ♂;クリックすると大きな写真になります 11.ウスバシロチョウ♂
この個体はどうやら♂のようだ。右側前翅が透けて後ろにあるピンクのハルジオンの花が見える。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1250秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
ツバメシジミ♀;クリックすると大きな写真になります 12.ツバメシジミ♀
ツバメシジミはマメ科の植物を食草とするが、このツバメシジミも産卵をしようとしているのだろうか。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1000秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
夕日の滝;クリックすると大きな写真になります 13.夕日の滝
酒匂川の支流、内川に架かる高さ約23mの滝で、足柄山の金太郎はこの滝の水を産湯の使い、育ったと伝えられる夕日の滝は昨年来た時より、水の量が多かった。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/30秒 6.1mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段


2012年5月20日

八王子市長池公園 5月7日


 連休明けの5月7日、多摩丘陵の西部、東京都八王子市の東南部に位置する 長池公園へ行って見ることにした。八王子市と多摩市、町田市とが接するところで、自宅から車で1時間少々のところにある。国道16号を右に入り、相模原の駅前から横浜線の向こう側に出て、米陸軍相模総合補給廠の脇を通って行く。やがて、長池公園の駐車場に辿り着いた。
 まず、インフォメーションセンターである長池公園自然館に寄る。わずかながら協力金を箱の中に入れ、公園内の地図をいただいて、さっそく、歩き始めた。蝶は多くはなかったが、アオバセセリに会えたのは大きな収穫だった。長池公園生き物図鑑というサイトによれば、80種くらいの蝶が生息しているようだ。隣接する連生寺公園にも寄ってみたが、ここでは全く収穫がなかった。次回、長池公園では地味にゴイシシジミなどを狙ってみたい。

築池;クリックすると大きな写真になります 1.築池
駐車場から長池公園自然館に寄り、地図をいただいた。地図を見ながら、北へ進むと二つの池があった。北側にあるのが姿池、手前にあるのが築池という。この写真は姿池と築池の間に立ち、振り返って築池を眺めたところ。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/1250秒 8.9mm ISO200 ) 露出補正 なし
長池;クリックすると大きな写真になります 2.長池
築池に沿って南に歩く。「つくいけの道」と名付けられた散策路を炭焼き小屋に出る。そこから良く手入れされた林の中を下りていくと、長池の端に出る。この写真はそこから長池を眺めたところだが、ここから先は特別保存ゾーンとなっていて、入ることができない。ミドリシジミの食樹であるハンノキの林もあるとのことだ。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/250秒 12.1mm ISO200 ) 露出補正 なし
ベニシジミ;クリックすると大きな写真になります 3.ベニシジミ
長池の浄瑠璃姫の碑のあるところから観察路となっている「ながいけの道」を築池の方へ戻る。この道は陽当たりのよい、蝶のいそうな道だ。しかし、道端に咲くハルジオン(ヒメジオンかもしれない)の花にいるのは、春の蝶の定番ベニシジミとコチャバネセセリくらいだ。

Nikon D300  Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/3200秒 ASA400 ) 露出補正 -0.3段
アオバセセリ;クリックすると大きな写真になります 4.アオバセセリ -1
咲き始めた道端のミツバウツギの花の周りをハチ達と一緒にアオバセセリが飛んでいた。少なくとも2頭はいる。ミツバウツギの花に止まり、飛び立ってはまた、花に止まる。ここでアオバセセリに会えるとは思っていなかった。写真を撮るには少し距離が離れている。白い花に露出が影響されるので、+補正した。

Nikon D300  Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/250秒 ASA400 ) 露出補正 +1.0段 トリミング
アオバセセリ;クリックすると大きな写真になります 5.アオバセセリ -2
やや近くの花に止まってくれた。少し露出はオーバーになってしまった。

Nikon D300  Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/125秒 ASA640 ) 露出補正 +1.0段 トリミング
アオスジアゲハ;クリックすると大きな写真になります 6.アオスジアゲハ
アオスジアゲハもミツバウツギの花を訪れる。蝶も花もピカピカに新鮮である。

Nikon D300  Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1000秒 ASA400 ) 露出補正 なし トリミング
アオバセセリ;クリックすると大きな写真になります 7.アオバセセリ -3
ミツバウツギの木は全部で6?7本あっただろうか。やはり蝶は日当たりの良い木を訪れる。

Nikon D300  Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/500秒 ASA400 ) 露出補正 なし トリミング
コチャバネセセリ 開翅;クリックすると大きな写真になります 8.コチャバネセセリ 開翅
「ながいけの道」の道端には、ベニシジミとコチャバネセリが多かった。時折、コミスジが飛ぶ。

Nikon D300  Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1000秒 ASA400 ) 露出補正 なし
コチャバネセセリ;クリックすると大きな写真になります 9.コチャバネセセリ コンパクトデジカメで撮影
前の写真と同じ個体、同じ場所で余裕があったので、G12に持ち替えて撮った。周囲の環境が解かる。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/250秒 6.1mm ISO200 ) 露出補正 なし
ツバメシジミ;クリックすると大きな写真になります 10.ツバメシジミ
ツバメシジミは地表すれすれの草花の中を飛ぶことが多く、止まっても上から押さえつけるように撮ることになってしまう。余裕があるとローアングルで背景を工夫できるのだが、敏捷に飛び立ってしまうことが多い。

Nikon D300  Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1250秒 ASA400 ) 露出補正 なし
連生寺公園 展望台;クリックすると大きな写真になります 11.連生寺公園 展望台
一旦、長池公園から離れ、姿池の長池見附橋から1km弱ほど北の方にある連生寺公園へ行って見た。公園は小高い山になっていて、鬱蒼とした林に散策路が造られている。メインであろうと思われる道のつきあたりに展望台があった。写真は京王相模原線の堀之内駅の方向と思う。蝶は全く見かけない。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/1000秒 18.1mm ISO200 ) 露出補正 なし
連生寺公園 さえずり橋;クリックすると大きな写真になります 12.連生寺公園 さえずり橋
展望台から、今来た道を戻る途中を右下に下りて行くと、このさえずり橋という吊り橋があった。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/250秒 6.1mm ISO200 ) 露出補正 なし
アオバセセリ;クリックすると大きな写真になります 13.アオバセセリ -4
連生寺公園から再び長池見附橋へ戻り、その近くにあったイタ飯屋さんで昼食にした。食後、駐車場へ戻るまえに、もう一度、さっきのミツバウツギのところへ行って見た。アオバセセリはまだいた。最後にちょっと気に行った写真が撮れたので、満足して帰路に付く。

Nikon D300  Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/500秒 ASA400 ) 露出補正 なし トリミング

2011年7月23日

舞岡公園 朝がけ 7月18日


 7月18日 の早朝、「なでしこJapan」がドイツ・フランクフルトで行われたいた女子サッカー World Cup の決勝のPK戦でアメリカに勝ち、優勝した。昨夜からこの日は早朝に舞岡公園へ行ってみようと決めていた。前回7月12日は暑い日で、日中ほとんど蝶が見られなかった。それでは、朝早く気温が上がる前ならどうだろうかと思ったからだ。
 サッカーの試合が終わったのは6時半、舞岡公園の駐車場に着いたのが7時10分、それほど早朝というわけではないが、初めてのトライである。歩き始めると、カラスアゲハやウラギンシジミが飛んでいるのを見かけた。9時過ぎまで2時間、公園を歩いた。日中より、蝶の影は多い。

路上のルリシジミ;クリックすると大きな写真になります   1.路上のルリシジミ
7時20分、早速ルリシジミが路上をちらちらと飛んでいる。G12のバリアングルモニターで撮り始めた。マクロに設定するのを怠って撮っていたので、どうかと思ったが、なんとかピントはきている。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/125秒 6.1mm ISOオート ) 露出補正 なし
オカトラノオとダイミョウセセリ;クリックすると大きな写真になります 2.オカトラノオとダイミョウセセリ
新鮮なダイミョウセセリが、オカトラノオに数頭来ていた。帰りに9時ごろ同じところを通ったが、その時にはもう姿は無かった。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/100秒 6.1mm ISOオート ) 露出補正 なし
ダイミョウセセリ;クリックすると大きな写真になります 3.ダイミョウセセリ マクロ撮り
これは♀だろうか? お腹がが太いし、後翅に白い帯が薄らと出ている。

Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F4 1/800秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
ウラギンシジミ;クリックすると大きな写真になります 4.ウラギンシジミ
7時40分 ウラギンシジミが飛んでいた。路上に止まったりしていたが、近くの葉に止まり、日光浴を始めた。新鮮な夏型の♂だ。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/160秒 6.1mm ISOオート ) 露出補正 なし
ウラギンシジミ;クリックすると大きな写真になります 5.ウラギンシジミ マクロ撮り
写真4.と同じ個体、同じ静止位置。ソックスをはいたような脚が可愛らしい。

Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F4 1/800秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
ウラギンシジミ;クリックすると大きな写真になります 6.ウラギンシジミ 裏
その名の通り裏は一面銀色である。この時期は路上に止まって口吻を伸ばしていることが多いようだ。

Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F4 1/400秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
ヤマユリ;クリックすると大きな写真になります 7.ヤマユリ
古民家の庭にヤマユリが咲いていた。ナガサキアゲハの♀でも来てくれれば絵になるのだが。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/250秒 6.1mm ISOオート ) 露出補正 なし
ホウセンカ;クリックすると大きな写真になります 8.ホウセンカ
同じく古民家の庭に咲いていた。花言葉は「私に触れないで」というらしいが、それは触れると果実がはじけることに由来するようだ。島倉千代子や中島みゆきの歌の曲名にもなっている。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/100秒 6.1mm ISOオート ) 露出補正 なし
マツヨイグサ;クリックすると大きな写真になります 9.マツヨイグサ
この花も古民家の傍らに咲いていた。マツヨイグサというのは正しくはマツヨイグサ属の総称で、125の種があるそうだ。どの種も南北両アメリカ大陸原産であり、他地域には産しない。日本も例外ではなく、野生のものは帰化植物か、逸出した園芸植物のいずれかであるという。漢字では待宵草と書く。一日花であり、多くの種が夕刻に開花し夜間咲きつづけ翌朝には萎む。これが待宵草の名の由来である。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/400秒 6.1mm ISOオート ) 露出補正 なし
アカボシゴマダラ;クリックすると大きな写真になります 10.一服するアカボシゴマダラ
朝8時 瓜久保のおやすみ処の縁側でアカボシゴマダラが一服している。普段ここは公園を散策する人たちが'一休み'と腰を下ろしたり、子供たちがはしゃいでいるところだが、朝早いためか空いていた。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/125秒 6.1mm ISOオート ) 露出補正 なし
アカボシゴマダラ;クリックすると大きな写真になります 11.樹上のアカボシゴマダラ
一服し終えたアカボシゴマダラは近くの木の葉の上に移って、周りを見渡している。テリトリーを張っているのだろうか。後翅の赤いドットと黄色い口吻が鮮やかな奇麗な♂だった。神奈川県で発生しているアカボシゴマダラは中国南部や香港に分布するassimilis亜種が人為的に持ち込まれたものであると言われている。舞岡公園では同じエノキを植樹とする本邦固有のゴマダラチョウと共存するが、アカボシゴマダラのほうが優勢であるように思える。

Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F4 1/500秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし トリミング
ツバメシジミ♀;クリックすると大きな写真になります 12.ツバメシジミ♀
ハギの花で吸蜜したり、産卵姿勢になったり、忙しい♀だった。

Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F4 1/500秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
トリミング
ヤマトシジミ;クリックすると大きな写真になります 13.ヤマトシジミ
ハギの花で吸蜜するヤマトシジミ。今年はなぜかツバメシジミを見る機会が多く、ヤマトシジミを見ることが少ない。

Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F4 1/500秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
コチャバネセセリ;クリックすると大きな写真になります 14.コチャバネセセリ 開翅
後退角翼のジェット戦闘機のようだ。

Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F4 1/400秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
コミスジ;クリックすると大きな写真になります 15.コミスジ
大分擦れた個体であるが元気にスイスイと飛んでいた。

Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F4 1/640秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
ネムノキ;クリックすると大きな写真になります 16.ネムノキ
ネムノキは広い意味でマメ科に属する。キタキチョウが好む食草である。7月12日に来た時はネムノキの花にカラスアゲハが来ていたが、すぐ離れてしまった。-1.0段にしてみたが、正解だったと思う。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/200秒 6.1mm ISOオート ) 露出補正 -1.0段
ツマグロヒョウモン;クリックすると大きな写真になります 17.ツマグロヒョウモン 今年はツマグロヒョウモンをなかなか見ることができないでいる。この日も全く姿を見せず、帰り際に駐車場の傍で、やっと1頭見かけた。♀を探しているのだろうか、時々このように梢に止まって周りを見回していた。

Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F4 1/1600秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし

2011年7月14日

オオムラサキセンター 山梨県北杜市 7月5日


 前の晩、暑気払いの会があって帰宅が遅くなったが、7月5日は梅雨の晴れ間で、気温も上がりそうなので、山梨県は日野春に近い「オオムラサキセンター」へ行くことにした。
 朝は6時50分に自宅を出たが、環八が大渋滞で瀬田から高井戸まで1時間近くかかってしまった。高井戸を左折して甲州街道を調布まで行き、そこから中央高速に乗ったが、ここからは快調に走れ、10時半にオオムラサキセンターに到着した。
 途中、南アルプスと八ヶ岳の全容が眺められた。オオムラサキセンターの駐車場辺りでは、オオムラサキが旋回していた。撮ろうと思ってチャンスを狙ったがかなわなかった。入館料@400円を支払いビバリウムへ向かう。

オオムラサキセンター入口;クリックすると大きな写真になります 1.オオムラサキセンター入口
例年6月の下旬から羽化が始まるが、ホームページによると今年の最初の羽化は6月26日だったそうだ。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/80秒 6.1mm ISOオート ) 露出補正 -0.3段
ビバリウムの中;クリックすると大きな写真になります 2.ビバリウムの中
ビバリウムに入るとオオムラサキが飛びまわっていた。小学生たちが見学に来ていて、賑やかである。顔見知りのセンターの方に羽化しそうな蛹があるか尋ねてみたが、数は多くないらしい。その一つの前には山梨のテレビ局の方がTVカメラを据えて撮影の準備をされていた。羽化は午後になるだろうとのこと。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/500秒 6.1mm ISOオート ) 露出補正 -0.3段
ビバリウムのオオムラサキ;クリックすると大きな写真になります 3.ビバリウムのオオムラサキ
ビバリウムは広い。1,400平方メートルある。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/125秒 6.1mm ) 露出補正 +0.7段
まるまる太った終令幼虫;クリックすると大きな写真になります 4.まるまる太った終令幼虫
昨夏は酷暑で産卵数が4割も減少し、今年は越冬した幼虫の数は約700にとどまっているとのこと。また、5月に気温が上がらず、羽化は1週間ほど遅れているらしい。しかし、この幼虫は見事に太っていた。おそらく今日中には前蛹になるだろう。

Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F4 1/500秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
蛹;クリックすると大きな写真になります 5.蛹
羽化しそうな蛹だが、まだ、もう少し時間がかかりそうだとのこと。おそらく午後になってしまうだろう。この蛹の前にはYBS放送の方がTVカメラを構えて待機しておられたが、羽化したのはやはり正午過ぎになってからだったそうだ。羽化の写真は昨年来た時に撮った。 http://n-shuhei.net/studio_yamako/2010/07/23_1004.php

Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F4 1/125秒 105mm ISO560 ) 露出補正 なし
人懐っこいオオムラサキ;クリックすると大きな写真になります 6.人懐っこいオオムラサキ
ビバリウムのベンチに座っていた家内の袖にオオムラサキが止まっていた。はじめは袖の上から汗を吸っていたが、そのうち下がってきて、直接肌の汗を吸い始めた。家内はチクチクと吸われる感覚があるという。オオムラサキセンターの館長さんのブログにも取り上げられていた。
  オオムラサキセンターのホームページ
  館長さんのブログ

上:Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F4 1/1600秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
下:Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/1600秒 6.1mm ISOオート ) 露出補正 +0.7段
オオムラサキ 開翅;クリックすると大きな写真になります 7.オオムラサキ 開翅
まだ7月の初めであり、ビバリウムの中のオオムラサキも♂が圧倒的に多い。左後翅がちょっと切れているが美しい♂が翅を開いてくれた。

Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F4 1/2000秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
花に来たオオムラサキ?;クリックすると大きな写真になります 8.花に来たオオムラサキ?
おそらく羽化して間もないと思われる奇麗なオオムラサキが花に止まっている。オオムラサキは樹液とか、熟した果実から吸汁するが、花の蜜を吸う場面は見たことがない。これは珍しいシーンと思ったが、よく見ると口吻は伸ばしていない。吸っているのではなさそうだ。単に花に止まって休んでいるのだろう。

Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F4 1/500秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
餌台に集まるオオムラサキ;クリックすると大きな写真になります 9.餌台に集まるオオムラサキ
ビバリウムの中には4?5箇所に餌台が置かれ、パイナップルが置かれていた。熟れたパイナップルの匂いがオオムラサキを惹き付ける。

Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F4 1/500秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
ツバメシジミ♀;クリックすると大きな写真になります 10.ツバメシジミ♀
12時ごろ、ビバリウムを出た。この日は羽化を見ることができなかったが、前回撮影しているので、良しとした。テラスに座ってスラッシュ(ジュースを凍らせた飲み物)を飲みながら一休みしたが、目の前の草むらでツバメシジミが白いツメクサに産卵をしていた。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/400秒 6.1mm ISOオート ) 露出補正 なし
八ヶ岳;クリックすると大きな写真になります 11.八ヶ岳
施設での撮影だけでは物足りないので、観音平へ行ってみることにした。カーナビに任せ、長坂から中央高速に乗り、小渕沢で降りたが、その途中に八ヶ岳PAがあったので、八ヶ岳と南アルプスの写真を撮っておこうと車を停めた。小渕沢に向かって右側に八ヶ岳が見える。左から編笠岳、権現岳と続き、主峰の赤岳はその奥になる。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/500秒 25mm ISOオート ) 露出補正 なし
南アルプス;クリックすると大きな写真になります 12.南アルプス
左側には南アルプスが連なる。ここから一番立派に、大きく見えるのは甲斐駒ケ岳だ。北岳はここからは見えなかった。こんなに山が見えるとは本当にラッキーだったと思う。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/640秒 30.5mm ISOオート ) 露出補正 なし

2011年4月27日

もう一度ツマキチョウ 舞岡公園 4月26日


 4月15日にツマキチョウの写真を撮りたくて舞岡公園へ出かけたが良い写真が撮れなかった。そこで4月26日、もう一度舞岡公園に出かけた。
 季節は移ろい、前回は少なかったタンポポやハルジオンの花が咲いていた。昼過ぎから気温も上がり、蝶の数も多くなった。
 この日に見かけた蝶は、アゲハ、キアゲハ、クロアゲハ、テングチョウ、キタテハ、ルリタテハ、コミスジ、ツマキチョウ、モンシロチョウ、モンキチョウ、キタキチョウ、ツバメシジミ、ルリシジミ、ヤマトシジミ、ベニシジミ、ヒメウラナミジャノメ、コチャバネセセリといったところ。ゴールデンウィークになるとさらに賑やかになると思う。
 今日の狙いのツマキチョウは、多くを見かけるものの素早く飛び回り、なかなか撮らせてくれなかったが、あきらめてそろそろ引き上げようと思った頃、ようやくチャンスがやってきた。ツマキチョウは雌も発生していた。

鯉のぼり;クリックすると大きな写真になります 1.鯉のぼり
今日は良い天気だった。舞岡公園の中心にある小谷戸の里では、古民家前で鯉のぼりが元気に泳いでいた。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G Macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1250秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし
ツバメシジミ交尾;クリックすると大きな写真になります 2.ツバメシジミ交尾
小さな花にツバメシジミの♀が止まって蜜を吸っていたところへ小柄な♂が求愛した。いったん飛びたって、もつれていたが、下草に降りて交尾がなった。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G Macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/2500秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし
ヒメウラナミジャノメ;クリックすると大きな写真になります 3.ヒメウラナミジャノメ
今日はよくこのチョウを見かけた。まったくの普通種であるが、こうして見ると新鮮である。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G Macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/2000秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし
ヤマトシジミ♀;クリックすると大きな写真になります 4.ヤマトシジミ♀
この季節の蝶たちは下草の小さな花に止まってくれる。写真は撮りにくい。久しぶりにヤマトシジミ♀の開翅が撮れた。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G Macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/2000秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし
ベニシジミ;クリックすると大きな写真になります 5.ベニシジミ
そろそろベニシジミの第一化も終わろうとしている。60mmレンズで目いっぱい被写体に近ずく。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G Macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/2000秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし
コチャバネセセリ;クリックすると大きな写真になります 6.コチャバネセセリ
咲き始めたハルジオンの花でコチャバネセセリが吸蜜していた。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G Macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/4000秒 60mm ISO360 ) 露出補正 なし
越冬したルリタテハ;クリックすると大きな写真になります 7.越冬したルリタテハ
歩いていると敷石にルリタテハが翅を拡げて日光浴をしていた。しばらくじっとしていてくれたので、ライブビューでの撮影を試みたが、ピントがうまく合わせられなかった。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G Macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/2000秒 60mm ISO360 ) 露出補正 なし
モンシロチョウ♂;クリックすると大きな写真になります 8.モンシロチョウ♂
道端のタンポポでモンシロチョウが吸蜜していた。露出補正なしで撮ったが白い翅も白トビしていなかった。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G Macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/3200秒 60mm ISO360 ) 露出補正 なし
ツマキチョウ♂;クリックすると大きな写真になります 9.ツマキチョウ♂ -1
この日もツマキチョウは♀を含めてよく見かけたが、良く飛び回って写真を撮らせてくれなかった。午後2時に近くなったので、そろそろ引き上げようかと思ったころ、やっとチャンスがやってきた。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G Macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/3200秒 60mm ISO360 ) 露出補正 なし
ツマキチョウ♂;クリックすると大きな写真になります 10.ツマキチョウ♂ -2
ツマキチョウは4月10日ごろからゴールデンウィークの頃まで見ることができる。そろそろ♀が多くなってくる。この日も♀を何頭か見かけた。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G Macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/2500秒 60mm ISO360 ) 露出補正 なし

2010年8月 9日

真夏の舞岡公園

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 7月29日に箱根の湿生花園へ行こうと計画したが、天気予報どおりの雨になった。激しい雨も予想されるとのことなので断念した。その代わりにと、7月31日、普段は真夏にはあまり行かない舞岡公園へ出かけてみた。狙いはナガサキアゲハの♀、ジャコウアゲハの♀、クロコマチョウ夏型であったが、それらはいずれも撮ることができなかった。舞岡公園には、夏の花が咲いていた。黒いアゲハたちが吸蜜に来るクサギの花も咲き始めている。蝶は端境期のようだ。

キチョウ♀;クリックすると大きな写真になります 1.キチョウ♀
萩の花にキチョウが数匹飛び交っていた。花で吸蜜するかと思うと、枝先の葉に産卵もする。翅の質感が撮れたと思う。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/320秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
ツバメシジミ♀;クリックすると大きな写真になります 2.ツバメシジミ♀
奇麗な個体だった。半分翅を開いて見せてくれた翅表後翅の橙色斑がとてもきれいだった。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/500秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
アカボシゴマダラ夏型;クリックすると大きな写真になります 3.アカボシゴマダラ夏型
春には白い春型を撮ろうと追いかけたが、アカボシゴマダラはやはり、黒の基調にその赤い斑紋がちりばめられた夏型が美しい。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/125秒 150mm ISO900 ) 露出補正 なし
コチャバネセセリ;クリックすると大きな写真になります 4.コチャバネセセリ
まだ咲き始めたばかりのクサギの花にコチャバネセセリが来ていた。もう少しするとこの花にモンキアゲハやカラスアゲハなど、黒い大型のアゲハが集まるようになる。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/250秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
ナガサキアゲハ♂;クリックすると大きな写真になります 5.ナガサキアゲハ♂
鳥に後翅をついばまれ、ぼろぼろになったナガサキアゲハの♂が、クサギの花に来ていた。雌が来ないかとしばらくここで待ったが、この日は駄目だった。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/1000秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
舞岡公園 夏の花;クリックすると大きな写真になります 6.舞岡公園 夏の花
蝶はあまり多くはなかったが、夏の花が咲いていた。
1) コオニユリ 2) ネムノキ 3)4) キキョウ 5) サルスベリ 6) ワタ
7) ムクゲ 8) ヒマワリ 9) クサギ 10) ムクゲ(八重) 11) ヤマユリ 12) オミナエシ
撮影データ省略

2010年4月27日

今年初めての舞岡公園


 今日は暖かい日になるというので、ツマキチョウの写真を撮りたいと思い、舞岡公園へ出かけた。
 気温はまあまあで、陽は差してきているが風が強い。それと、なぜか蝶の数が少ないように思う。
 公園内の手入れが行き届きすぎているのであろうか。単に、今年の天候不順のためなのか。
 ツマキチョウも何頭か見かけることができたが、数は少ないように思えた。しかし、谷戸はすっかり春らしくなり、緑が美しい。
瓜久保+クリックすると大きな写真になります 1.瓜久保
公園内の瓜久保と呼ばれているところ。下草は緑になり、木々は新しい息吹に溢れている。

Nikon COOLPIX S10 F3.5 6.3-63mm 6 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/297秒 6.3mm ISO50 ) 露出補正 なし
ツマキチョウ ♂;クリックすると大きな写真になります 2.ツマキチョウ ♂ ?1
セイヨウタンポポで吸蜜するツマキチョウの♂。前翅先端のオレンジ色がはっきり見えなかった。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/3200秒  ISO400 ) 露出補正 なし
ツマキチョウ ♂;クリックすると大きな写真になります 3.ツマキチョウ ♂ ?2
前の写真とは違う個体であるが、驚くほど小さな個体だった。やはり天候不順が原因なのだろうか。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/2500秒  ISO400 ) 露出補正 なし
ツマキチョウ ♀;クリックすると大きな写真になります 4.ツマキチョウ ♀
♂の発生に比べて、♀の発生時期は少し遅れるが、このメスは羽化したてで、純白の翅をしたきれいな個体だった。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/2500秒  ISO400 ) 露出補正 なし
トリミング
キタテハの求愛;クリックすると大きな写真になります 5.キタテハの求愛
越冬したキタテハ秋型である。葉上に止まった♀に♂が熱心に求愛を始めた。しかし、結ばれず、♂は飛び去ってしまった。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/1600秒  ISO400 ) 露出補正 なし
アオサギ;クリックすると大きな写真になります 6.アオサギ
瓜久保にかっぱ池という、夏には蓮の花が咲く小さな池がある。そこに大柄なアオサギがいた。餌を取っている。じっと狙いを定め、チャンスと見るやくちばしを水に突っ込み捕食していた。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/640秒  ISO400 ) 露出補正 なし
ツバメシジミ;クリックすると大きな写真になります 7.ツバメシジミ
この時期はいつも多くみられるツバメシジミだが、この日は少なかった。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/2500秒  ISO400 ) 露出補正 なし
トリミング
タチスボスミレに来たベニシジミ;クリックすると大きな写真になります 8.タチスボスミレに来たベニシジミ
ベニシジミの春型はオレンジ色の部分が鮮やかで、黒化してしまう夏型より、美しい。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/2000秒  ISO400 ) 露出補正 なし
ハルジオンに来たベニシジミ;クリックすると大きな写真になります 9.ハルジオンに来たベニシジミ
この蝶は下草や、タチスボスミレのような地面の小さな花に止まることが多いので、写真を撮るときに背景の処理に困る。ハルジオンに来てくれると、バックをぼかすことができる。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/2000秒  ISO400 ) 露出補正 なし

2009年5月21日

早くもアカシジミ

 5月19日、朝のうち曇っていたが、TVの天気予報ではこれから晴れてくるというので、舞岡公園へ出かけた。しかし、公園に着いてもいっこうに晴れてこない。気温はまあまあ高いので、蝶も何かいるだろうと歩き始めた。今日の狙いは、白いアカボシゴマダラの春型であったが、何頭か見かけるものの撮ることが出来なかった。でも、思いがけずアカシジミに出会えたのは収穫だった。
1.ツバメシジミ♀
レンゲの咲く原っぱにツバメシジミが飛んでいた。雄の表翅はブルーだが、雌はご覧の通り黒い。しかし、なかなか美しい。尾状突起の付け根にあるオレンジがアクセントになっている。COOLPIX P90 の広角端4.6mmで撮った。

COOLPIX P90
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/87秒 ASA64 ) 露出補正 -0.3段
ツバメシジミ♀:クリックすると大きな写真になります
2.同じツバメシジミ
D300 Tokina 100mm macro で撮った。眼にピントを合わせる。

Nikon D300  Tokina 100mm macro 
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/800秒 ASA400 ) 露出補正 -0.3段
   アクティブD-ライティング標準
同じツバメシジミ:クリックすると大きな写真になります
3.田んぼで泥んこ遊び
子供たちが田植え前の田んぼで泥んこ遊びをしていた。

COOLPIX P90
プログラムオートで撮影 ( F4 1/98秒 ASA64 ) 露出補正 -0.3段
田んぼで泥んこ遊び:クリックすると大きな写真になります
4.泥落とし
遊んだ後は水道がある洗い場で、男の子も女の子も、お母さんたちが泥落とし。

COOLPIX P90
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/132秒 ASA64 ) 露出補正 -0.3段
泥落とし:クリックすると大きな写真になります
5.アカシジミ
平地産ゼフィルスの発生は6月と思っていたが、もうアカシジミが発生していた。周囲を気にせず一心不乱に吸蜜している。3?4メートルくらいの距離があるだろうか。COOLPIX P90 の望遠端110.4mmで撮った。35mm版換算で624mmである。ASAがオートで400に上がっていた。

COOLPIX P90
プログラムオートで撮影 ( F8 1/85秒 ASA400 ) 露出補正 -0.3段
アカシジミ:クリックすると大きな写真になります
6.同じアカシジミ
これは5.と同じアカシジミを Tokina 100mm macro を付けたD300で撮った。前の写真は110.4mmだから、焦点距離にそう違いはない。5.の写真はこの写真をトリミングしたのと同じようである。

Nikon D300  Tokina 100mm macro 
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/800秒 ASA400 ) 露出補正 -0.3段  
アクティブD-ライティング標準
同じアカシジミ:クリックすると大きな写真になります
7.別のアカシジミ
少しはなれたところにいた別のアカシジミも吸蜜に余念がない。P90の望遠端110.4mmで撮る。

COOLPIX P90
プログラムオートで撮影 ( F5 1/140秒 ASA173 ) 露出補正 -0.3段
別のアカシジミ:クリックすると大きな写真になります
8.イチモンジチョウ
今日は沢山のイチモンジチョウを見かけた。美しい翅の裏を見せてくれた。

Nikon D300  Tokina 100mm macro 
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/250秒 ASA400 ) 露出補正 -0.3段 
  アクティブD-ライティング標準
イチモンジチョウ:クリックすると大きな写真になります
9.サトキマダラヒカゲ
私が子供のころは、単にキマダラヒカゲといったが、その後、キマダラヒカゲはサトキマダラヒカゲとヤマキマダラヒカゲに分けられた。

Nikon D300  Tokina 100mm macro 
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1000秒 ASA400 ) 露出補正 -0.3段
トリミング   アクティブD-ライティング標準
サトキマダラヒカゲ:クリックすると大きな写真になります
10.アオスジアゲハ
アオスジアゲハは花から花へ俊敏に飛び回る。

Nikon D300  Tokina 100mm macro 
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/500秒 ASA400 ) 露出補正 -0.3段
トリミング アクティブD-ライティング標準
アオスジアゲハ:クリックすると大きな写真になります

2009年4月26日

再び舞岡公園へ

 4月16日にはいろいろな蝶に会えたので、気を良くして、4月22日に再び舞岡公園に出かけてみた。この日は NIKKOR 18-200mm に Kenko の CLOSE-UPレンズ No.1 を付けた D300 持って出た。これは旅行でレンズ1本(18-200mm)で済まし、蝶が現れたときに、 CLOSE-UPレンズをアタッチして撮ることのテストをして見たかったからである。結果は蝶に、より近くまで寄ることが出来、ボケもきれいだった。ただし、CLOSE-UPレンズを付けたままでは遠くにピントを合わすことが出来ないので、やはりマクロレンズのほうが使いやすい。
ヒメウラナミジャノメ:クリックすると大きな写真になります 1.ヒメウラナミジャノメ
地味な蝶である。日本全国どこにでもいるし、春から秋まで、年3?4回世代を繰り返し、いつでも見られる。しかし、翅を開いたときの蛇の目模様は可愛らしい。

Nikon D300  NIKKOR 18-200mm + Kenko CLOSE-UP No.1
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/800秒 ASA400 ) 露出補正 -0.3段
アクティブD-ライティング標準
コチャバネセセリ::クリックすると大きな写真になります 2.コチャバネセセリ
この蝶も春4月に第1化が発生する。熱心にハルジオンで吸密する。

Nikon D300   NIKKOR 18-200mm + Kenko CLOSE-UP No.1
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1000秒 ASA400 ) 露出補正 -0.3段 
  アクティブD-ライティング標準
コチャバネセセリ翅表:クリックすると大きな写真になります 3.コチャバネセセリ翅表
翅を開いたところを見ると、広げられた後翅が主翼で、立った前翅が尾翼のジェット機のような姿である。実際、飛翔スピードは、弾丸のように速い。18-200mmの80mmくらいのところで撮っているが、多少トリミングしているものの CLOSE-UPレンズ装着により大きく写る。

Nikon D300  NIKKOR 18-200mm + Kenko CLOSE-UP No.1
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1000秒 ASA400 ) 露出補正 -0.3段
   アクティブD-ライティング標準
コジャノメ:クリックすると大きな写真になります 4.コジャノメ
木々の茂ったところに多く、あまり人前に姿を現さない。バックライトが当たりきれいだった。良く似た蝶にヒメジャノメがいるが、ヒメジャノメより見る機会は少ない。D-ライティングが効果的で翅の模様が見える。

Nikon D300  NIKKOR 18-200mm + Kenko CLOSE-UP No.1 
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/250秒 ASA400 ) 露出補正 -0.3段
   アクティブD-ライティング標準
春の定番 ベニヒカゲ:クリックすると大きな写真になります 5.春の定番 ベニヒカゲ
この蝶も年5?6回発生を繰り返す。夏に発生するものは橙色の部分が黒ずむ。この春型のほうが美しい。

Nikon D300  NIKKOR 18-200mm + Kenko CLOSE-UP No.1 
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/640秒 ASA400 ) 露出補正 -0.3段 
  アクティブD-ライティング標準
ツバメシジミ:クリックすると大きな写真になります 6.ツバメシジミ
雄の翅表がブルーに輝くシジミチョウのなかで、都会でも見られるのは、ルリシジミ、ヤマトシジミとこのツバメシジミであるが、前2種に比べ個体数は少ない。終齢幼虫で冬を越し、4月に第1化が発生する。

Nikon D300  NIKKOR 18-200mm + Kenko CLOSE-UP No.1
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1250秒 ASA400 ) 露出補正 -0.3段 
  アクティブD-ライティング標準
コミスジ:クリックすると大きな写真になります 7.コミスジ
駐車場へ戻る途中の道端に新鮮なコミスジが現れた。D300のライブビュー撮影は、モニターが動かず使いづらい上、まだ練習不足であり、急ぐときは間に合わない。従って、地面に止まられると上から撮るしか仕方なく、こんな愛想のない写真になってしまう。

Nikon D300  NIKKOR 18-200mm + Kenko CLOSE-UP No.1
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/320秒 ASA400 ) 露出補正 -0.3段 
  アクティブD-ライティング標準
コンデジで撮ったコミスジ:クリックすると大きな写真になります 8.コンデジで撮ったコミスジ
同じ個体を、ポケットに入れておいた可動式モニター付きのコンデジでローアングルで撮った。もっと左側によって、道の奥行きを出せると良かったが、7.の写真よりは良さそうだ。

Canon PowerShot A640
プログラムオートで撮影 ( F4 1/160秒 )

2007年10月 9日

今年最後の舞岡公園

関東はすっかり涼しくなって、そろそろ蝶も少なくなってくるかなと思っていた折、ここ数日の曇り空から一変して青空が拡がったので、舞岡公園へ車を走らせた。この公園は秋にはいろいろな木々が美しい実をつけるが、もうだいぶ落ちてしまったようだ。蝶の数もあまり多くない。

クリックすると大きな写真になります1.彼岸花にキアゲハの♀が吸蜜に訪れた。意外と新鮮だ。これから産卵して、その卵は孵化して蛹になり、蛹で冬を越す。手振れとある程度、蝶の動きを止めるために250分の1秒より速いシャッタースピードが欲しい。

Nikon D100 Tokina 100mm macro
プログラムオートで撮影 ( F 6.3  1/640秒 )
クリックすると大きな写真になります2.ヒメアカタテハをIXY 900ISの広角側(28mm相当)でマクロにして撮った。蝶とレンズとの距離は10cmあるかないか。吸蜜など夢中になっている蝶には、意外と近くまで寄れる。

Canon IXY900IS
プログラムオートで撮影
クリックすると大きな写真になります3.同じ蝶をTokina 100mmで撮るとこのような絵になる。こうなると蝶だけの写真であり、ボケは綺麗な方がいい。

Nikon D100  Tokina 100mm macro
プログラムオートで撮影

クリックすると大きな写真になります4.この蝶はツバメシジミという。これは♀。どうやら産卵を試みているらしい。この蝶は春先から秋まで見ることが出来るが、数はそれほど多くはない。尾状突起と赤い紋が美しい。

Nikon D100  Tokina100mm macro
プログラムオートで撮影