早くもアカシジミ - Studio YAMAKO

2009年5月21日

早くもアカシジミ

 5月19日、朝のうち曇っていたが、TVの天気予報ではこれから晴れてくるというので、舞岡公園へ出かけた。しかし、公園に着いてもいっこうに晴れてこない。気温はまあまあ高いので、蝶も何かいるだろうと歩き始めた。今日の狙いは、白いアカボシゴマダラの春型であったが、何頭か見かけるものの撮ることが出来なかった。でも、思いがけずアカシジミに出会えたのは収穫だった。
1.ツバメシジミ♀
レンゲの咲く原っぱにツバメシジミが飛んでいた。雄の表翅はブルーだが、雌はご覧の通り黒い。しかし、なかなか美しい。尾状突起の付け根にあるオレンジがアクセントになっている。COOLPIX P90 の広角端4.6mmで撮った。

COOLPIX P90
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/87秒 ASA64 ) 露出補正 -0.3段
ツバメシジミ♀:クリックすると大きな写真になります
2.同じツバメシジミ
D300 Tokina 100mm macro で撮った。眼にピントを合わせる。

Nikon D300  Tokina 100mm macro 
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/800秒 ASA400 ) 露出補正 -0.3段
   アクティブD-ライティング標準
同じツバメシジミ:クリックすると大きな写真になります
3.田んぼで泥んこ遊び
子供たちが田植え前の田んぼで泥んこ遊びをしていた。

COOLPIX P90
プログラムオートで撮影 ( F4 1/98秒 ASA64 ) 露出補正 -0.3段
田んぼで泥んこ遊び:クリックすると大きな写真になります
4.泥落とし
遊んだ後は水道がある洗い場で、男の子も女の子も、お母さんたちが泥落とし。

COOLPIX P90
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/132秒 ASA64 ) 露出補正 -0.3段
泥落とし:クリックすると大きな写真になります
5.アカシジミ
平地産ゼフィルスの発生は6月と思っていたが、もうアカシジミが発生していた。周囲を気にせず一心不乱に吸蜜している。3~4メートルくらいの距離があるだろうか。COOLPIX P90 の望遠端110.4mmで撮った。35mm版換算で624mmである。ASAがオートで400に上がっていた。

COOLPIX P90
プログラムオートで撮影 ( F8 1/85秒 ASA400 ) 露出補正 -0.3段
アカシジミ:クリックすると大きな写真になります
6.同じアカシジミ
これは5.と同じアカシジミを Tokina 100mm macro を付けたD300で撮った。前の写真は110.4mmだから、焦点距離にそう違いはない。5.の写真はこの写真をトリミングしたのと同じようである。

Nikon D300  Tokina 100mm macro 
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/800秒 ASA400 ) 露出補正 -0.3段  
アクティブD-ライティング標準
同じアカシジミ:クリックすると大きな写真になります
7.別のアカシジミ
少しはなれたところにいた別のアカシジミも吸蜜に余念がない。P90の望遠端110.4mmで撮る。

COOLPIX P90
プログラムオートで撮影 ( F5 1/140秒 ASA173 ) 露出補正 -0.3段
別のアカシジミ:クリックすると大きな写真になります
8.イチモンジチョウ
今日は沢山のイチモンジチョウを見かけた。美しい翅の裏を見せてくれた。

Nikon D300  Tokina 100mm macro 
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/250秒 ASA400 ) 露出補正 -0.3段 
  アクティブD-ライティング標準
イチモンジチョウ:クリックすると大きな写真になります
9.サトキマダラヒカゲ
私が子供のころは、単にキマダラヒカゲといったが、その後、キマダラヒカゲはサトキマダラヒカゲとヤマキマダラヒカゲに分けられた。

Nikon D300  Tokina 100mm macro 
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1000秒 ASA400 ) 露出補正 -0.3段
トリミング   アクティブD-ライティング標準
サトキマダラヒカゲ:クリックすると大きな写真になります
10.アオスジアゲハ
アオスジアゲハは花から花へ俊敏に飛び回る。

Nikon D300  Tokina 100mm macro 
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/500秒 ASA400 ) 露出補正 -0.3段
トリミング アクティブD-ライティング標準
アオスジアゲハ:クリックすると大きな写真になります

コメント

yamakoさん

いつもながら、見事な写真を見させて頂きました。
コンデジの写真とイチデジの写真の縦横比が異なるというのは面白い現象ですね。

それとひとつ質問です。
撮った写真をレタッチソフトでトリミングするという行為は、デジタルズームで写真を撮っていることと同じことでしょうか。
イチデジの光学ズームで精細に撮った写真をあとでトリミングした写真は、コンデジのデジタルズームと変わらないと素人には思えるのですが。、

n-shuhei さん、お褒めにあずかり恐縮です。でも、6.のアカシジミの写真と10.のアオスジアゲハは気に入っています。
コンデジは4:3でデジイチは35mmフィルムと同じ4:6のフォーマットになっています。もっとも後からトリミングでどうにでもなりますが。
>撮った写真をレタッチソフトでトリミングするという行為は、デジタルズームで写真を撮っていることと同じことでしょうか。
そのとおりと考えて良いと思います。デジタルズームと言うのは、写る枠を小さくして、相対的に望遠にしています。撮像素子が狭められる分、画素数が少なくなって、画像が荒れることになります。トリミングは逆に写った後で写った範囲を小さくするわけですから、shuheiさんのおっしゃるとおりですね。ただし、トリミングの目的ははあくまでも絵作りにあります。

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