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2021年1月23日

蝶 自選年間ベスト10 (17) 2019年

2019年のまとめをしていなかった。遅くなってしまったが振り返ってみる。
 5月のGWに2回目の台湾旅行をした。今回も娘たち夫婦と一緒に、グルメと観光の旅である。半日だけ台北市動物園を付き合ってもらった。ここは蝶園もあるが、動物園の中に「虫虫探索谷」という探索路があり、そこに舞うチョウたちを自然な状態で楽しむことが出来る。敷地面積は上野動物園の10倍以上と広い。だが、あまりめぼしいチョウを見ることは出来なかった。
 5月中旬には、友人のご夫婦と岩手、秋田、山形をドライブ旅行した。山形の出羽三山で有名な羽黒山で、予期せずにギフチョウに出会えた。
 7月22日~25日、久しぶりに北海道へ行った。旭川便が取れなかったので帯広に宿をとり、レンタカーで大雪高原温泉や、銀泉台、十勝地方を巡った。残念ながら天候がいまひとつすぐれず、チョウは少なく、北海道の普通種に甘んじた。
 8月はキベリタテハを撮りたいと湯の丸高原へ出かけたが、成果なし。ベニヒカゲは多かった。
 9月7日、軽井沢でゴルフを楽しんだ翌日、信濃追分近くの「蝶の楽園」(個人の方がアサギマダラを呼び込もうとテニスコート2面を潰してフジバカマを植えた)へ寄ってみた。良い写真は撮れなかったが、シータテハ、クジャクチョウ、ミヤマカラスアゲハなどが、花に集まっていて、ひと時を楽しんだ。

1.クロアゲハ♂ 春型 2019年5月2日 八王子市長池公園
まだ十分に咲いていないミツバウツギの花にクロアゲハが来ていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 164mm ISO1250 ) 露出補正 なし
001_190502 X800 長池公園 RX10M4 JPEG DSC06337a.jpg
2.イシガケチョウ 2019年5月5日 台湾 台北市立動物園 虫虫探索谷
人が多い、いわゆる動物園のエリアから離れて、虫虫探索谷という散策路を歩く。最初に見たのはオナシアゲハ♀だった。ツマムラサキマダラ、クロテンシロチョウ、クロタテハモドキ、タイワンルリシジミなどが次々と現れる。どこからともなく飛んできたイシガケチョウが、大きな葉の上に止まった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 201mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
002_190505173 X800 台北市動物園 虫虫探索谷 DSC06686 JPEG.jpg
3、タイワンキマダラ♂♀ 2019年5月5日 台湾 台北市立動物園 虫虫探索谷
梢に止まるタイワンキマダラを見つけた。すると、もう1頭飛んできてカップルが出来た。手前が♀。このチョウは最近では八重山諸島にも生息しているが、台湾からの迷蝶由来である。

  SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 121mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
003_190505232 X800 台北市動物園 虫虫探索谷 DSC06779 JPEG.jpg
4.トラフシジミ♂ 2019年6月6日 横浜市 舞岡公園
平地産ゼフィルスを撮りに舞岡公園へ行った。飛び出してきたこのチョウは羽化したばかりと思われるら夏型のトラフシジミだった。裏面の色が濃い。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 168mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
004_190606079 X800 舞岡公園 RX10M4 JPEG DSC08015aa.jpg
5.クロアゲハ♀の吸水 2019年6月18日 横浜市 舞岡公園
もう第2化が出ているのだろうか。きれいな個体だった。なかなか近寄らせてくれなかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 31mm ISO100 ) 露出補正 なし
005_190618017 X800 ◎舞岡公園 RX10M4 JPEG.jpg
6.ホソバヒョウモン 2019年7月23日 北海道 大雪高原温泉林道
あいにく日が差さず気温が低い。キオンの花に2頭のホソバヒョウモンが来ていた。 

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 208mm ISO400 ) 露出補正 なし
006_190723306 X800 〇大雪高原温泉林道 RX10M4.jpg
7.ミドリヒョウモン♂♀ 2019年7月24日 北海道 上川 大雪森のガーデン
北海道ガーデン街道のいちばん北へ行った。ヒヨドリバナのような花にいたミドリヒョウモンのカップルは♂♀ともストローを伸ばして吸蜜していた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO160 ) 露出補正 なし
007_190724415t X800 〇大雪森のガーデン RX10M4.jpg
8.コヒオドシ 2019年7月25日 北海道 十勝千年の森
帯広から日高山脈に向かって、車で45分ほどのところにある十勝千年の森へ行った。チョウの数は多い。せめてコヒオドシでもいないかと思っていたところ、ヨツバヒヨドリに来てくれた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.4 1/500秒 9mm ISO160 ) 露出補正 なし
008_190725615 X800 〇十勝千年の森 RX10M4.jpg
9.ベニヒカゲ♀ 2019年8月27日 湯の丸高原 池の平
池の平はベニヒカゲの多産地。8月下旬、マツムシソウで吸蜜している。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.4 1/640秒 203mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
009_190827103 X800 〇池の平 RX10M4.jpg
10.アサギマダラ♂ 2019年8月27日 湯の丸高峰林道
   池の平から湯の丸地蔵峠への林道を走っていると、ヒヨドリバナの咲くところで数頭のアサギマダラが、舞っていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
010_190827435 X800 〇湯の丸林道 RX10M4.jpg
補1.ギフチョウ 2019年5月22日 山形県 羽黒山
ドライブ旅行で行った山形県の羽黒山で思いがけずにギフチョウに逢った。アゲハかと思って追いかけたが、飛び方が違っていた。破損した個体で、良い写真ではないが、記憶に残る1枚となった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 220mm ISO100 ) 露出補正 -0.7段
補001_190522100 X800 〇羽黒山 DSC07136.jpg
補2.アカボシゴマダラ(外来種)春型♀ 2019年5月26日 横浜市 舞岡公園
舞岡公園にアカボシゴマダラが住み着いてからもう15年くらいになるのではないだろうか。初めて、春に、真っ白いこのチョウの♀が飛ぶ姿を見たときは、「これは何だ!」と驚いたものだった。 

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 220mm ISO100 ) 露出補正 -0.7段
補002_190526121 X800 舞岡公園 RX10M4 DSC07578.jpg
補3.ミドリヒョウモン♂ 2019年7月25日 北海道 帯広近郊
札幌に本社がある「マルセイバターサンド」というお菓子で有名な六花亭が企画運営する庭園、六花の森に寄った。ここは帯広空港に近い。花が多く、チョウの数も多かった。カラスシジミもいた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1250秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
補003_190725133t X800 六花の森 G7X.jpg
補4.サトキマダラヒカゲ 2019年9月3日 横浜市 舞岡公園
舞岡公園のサトキマダラヒカゲは数を減らしているように思う。

Nikon D750 SIGMA 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
プログラムオートで撮影  (f4.5 1/500秒 40mm ISO1100) 露出補正 -0.3段
補004_190903056m X800 〇舞岡公園 LV D750 SIGMA18-300.jpg


2019年10月20日

蝶 自選年間ベスト10 (17) 2019年

9月9日には、台風15号が千葉県に大きな被害をもたらし、その傷が癒えないまま、10月12日から13日にかけて、今度は19号が来襲した。15号では、強風による送電線の切断などで多くの世帯で電気、水道が止まり、生活に大きな支障をもたらした。19号は東日本全域に及ぶ広範囲に大雨を降らせ、千曲川、阿武隈川などが氾濫、NHKニュースでは、10/19現在、79人の方々が亡くなり、71河川が決壊したと報じている。自然の猛威には勝てないのか。被害に遭われた方々の苦難は計り知れないが、何もして差し上げることが出来ない。

 さて、2019年に撮ったチョウの写真についてであるが、2019年は、5月はじめに台北、同じく下旬に羽黒山へ観光旅行、7月後半には北海道十勝、7月30日に箱根湿性花園、8月には上高地へ日帰りで行き、8月後半には今回の台風19号で道路が寸断され孤立した休暇村嬬恋鹿沢に泊まり、湯の丸高原で撮影した。そして9月には、軽井沢でのゴルフの集いの翌日、「花咲山蝶の楽園」というところでチョウを追った。出羽三山の羽黒山では、思いもかけずギフチョウに会った。すでに最盛期を過ぎ、翅は破損した個体だったが、印象に残っている。
 私見だが、チョウをテーマにした写真には、どんな要件があるかを考えてみた。
1.チョウの目にピントが合っていること。カメラぶれのないこと。
2.モデルであるチョウが、美麗種、希少種であること(に越したことはない)。
3.モデルのチョウの翅が破損したり、擦れたりしていないきれいな個体であること。
4.チョウのいる環境が写し込まれていること、チョウ以外に目を引く被写体が入っていること。
5.訪花、飛翔、吸水、求愛など、チョウの生活があること。
6.それらを含めた構図の良さ。などがあると思う。
 例えば、広角レンズで、画面の左側に高山植物の花が咲き、その花で高山蝶が吸蜜をしている。画面右手の空間には、アルプスの山が、あるいは眼下に見える花咲く草原が広がる、といった構図で、チョウの目にシャープにピントが合い、背景のボケもできるだけ抑えて、その景色が識別できるような写真が撮れたらいいなと思う。ただし、希少なチョウであれば、その生息地がわかるような背景はそのチョウの保護を目的として、公表は控えなければならないだろう。 また、背景がうるさい構図ではマクロレンズで、その背景を色彩の濃淡のみになるようぼかしてしまう。地面や下草に止まったチョウは、ローアングルで背景を景色として写し込むといった撮り方を工夫したい。

190000_001.jpg 1.タイワンキマダラ 2019年5月5日 台湾 台北動物園内
5月4日から8日まで4泊5日の台湾観光旅行をした。その2日目、天気が良いことを見はかって、台北動物園を訪れ、園内の虫虫探索谷という遊歩道を歩いた。タイワンキマダラが飛んできて近くの木に止まった。するともう1頭飛んできて求愛が始まる。右側の翅を開いている方が♂と思う。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 121mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
190000_002.jpg 2.アカシジミ 2019年5月26日 横浜市舞岡公園
良く咲いたクリの花で吸蜜する。アカシジミはクリの花が好きだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO160 ) 露出補正 -0.3段
190000_003.jpg 3.トラフシジミ夏型 2019年6月6日 横浜市舞岡公園
羽化したてのとてもきれいな個体だった。今年はトラフシジミの夏型を多く見かけた。舞岡公園で春型を見る機会は少ない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 168mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
190000_004.jpg 4.クロアゲハ♂ 2019年6月18日 横浜市舞岡公園
この日は良い天気になった。午前10時、古民家の門の前の道でクロアゲハが吸水する。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 31mm ISO160 ) 露出補正 -0.3段
190000_005.jpg 5.ホソバヒョウモン 2019年7月23日 北海道大雪高原温泉林道
7月22日から25日まで久しぶりに北海道へ撮影を目的に出かけたが、あいにく天気が悪く、多くの成果は得られなかった。ホソバヒョウモンは北海道にしかいないチョウだ。キオンの花に来ていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 208mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
190000_006.jpg 6.コヒオドシ 2019年7月25日 北海道十勝千年の森
今回の北海道遠征では少なくともコヒオドシの写真は撮りたかったが、期待した大雪高原温泉林道、銀泉台への林道では見ることが出来なかった。ところが最終日に立ち寄った、北海道ガーデン街道の中の一つである「十勝千年の森」で思いがけずコヒオドシに会えた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 193mm ISO400 ) 露出補正 なし
190000_007.jpg 7.ミヤマカラスシジミ 2019年7月30日 箱根湿性花園
例年、箱根湿性花園へは、7月20日ごろに行っているが今年は7月30日になってしまった。ミドリシジミや、ミヤマカラスシジミが良く来るノリウツギの花はさすがに終わっていた。これはチダケサシで吸蜜するミヤマカラスシジミ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
190000_008.jpg 8.ベニヒカゲ♀ 2019年8月27日 長野県湯の丸高原
湯の丸には3種の高山蝶が生息し、もちろん採集は禁止され保護されている。その中の1種であるベニヒカゲは池の平湿原に多産する。発生時期は他の2種の高山蝶より遅れ、8月に入ってから数を増やす。♀のきれいな個体が多くいた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 203mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
190000_009.jpg 9.シータテハ 2019年9月7日 長野県信濃追分付近
軽井沢でゴルフを楽しんだ翌日、信濃追分付近の「蝶の楽園」と呼ばれるところへ行った。ここはフジバカマを植えて、アサギマダラを呼んでいるが、行った日はフジバカマはまだ蕾が多く、アサギマダラは来ていなかった。ブッドレアにシータテハが来ていた。シータテハには久しぶりに会った。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 42mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
190000_010.jpg 10.ミヤマカラスアゲハ 2019年9月7日 長野県信濃追分付近
「蝶の楽園」にクサギの木が1本あり、花を咲かせていた。これは何か来るなと期待していたところ、クロアゲハに続いて、ミヤマカラスアゲハが吸蜜に来た。花から花へと飛び回る。ほとんど擦れていないきれいな個体だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 208mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
190000_011.jpg 補1.ツマムラサキマダラ♀ 2019年5月5日 台湾 台北動物園内
台湾では普通種だが、今回は美しい個体に会えた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO250 ) 露出補正 -0.3段
190000_012.jpg 補2.コムラサキ 2019年8月8日 長野県上高地
AFではピントが合わせ難い状況だが、合焦した瞬間にシャッターを切ることが出来た。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO500 ) 露出補正 なし
190000_013.jpg 補3.アサギマダラ 2019年8月27日 長野県湯の丸林道
アサギマダラがフワフワと飛んできて林道脇に咲くヒヨドリバナに止まった。車を停めて撮影。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 203mm ISO320 ) 露出補正 なし
190000_014.jpg 補4.キタテハ秋型 2019年10月1日 横浜市保土ヶ谷区星川
法性寺というお寺の境内で、飛んできたキタテハの秋型が大きな岩の上に止まった。寄って撮るとすぐ飛び去ってしまったが、飛び立つ瞬間が撮れていた。

Nikon D750 Tokina macro 100mm f2.8 D
絞り優先オートで撮影  ( f4 1/500秒 100mm ISO140 ) 露出補正 -0.3段
190000_015.jpg 補5.アゲハ 2019年10月7日 横浜市保土ヶ谷区明神台公園
公園の片隅にキバナコスモスとフヨウが咲いていた。ツマグロヒョウモンやアオスジアゲハなどが吸蜜に来るキバナコスモスにアゲハもやってきて開翅してくれた。

Nikon D750 SIGMA 150mm f2.8 macro 
絞り優先オートで撮影 ( f4 1/500秒 150mm ISO280 ) 露出補正 なし


 

2019年6月 2日

台北市動物園 園内を飛ぶチョウ 5月5日

朝、パンダを見て外に出ると、黄褐色の中型のチョウが飛んでいた。どうやら、オナシアゲハのようだ。
 園内にも多くのチョウが見られ、フラミンゴがいた池の周りでも何種か飛んでいた。「虫虫探索谷」を歩くのだが、まず、「昆虫館」へ行ってしまうことにした。前回掲載したとおりである。
 「昆虫館」は30分で切り上げ、「虫虫探索谷」へ行くことににした。ほとんど誰も歩いていない。「昆虫館」でも見たチョウ、「昆虫館」では見なかったチョウが次々と現れる。残念ながら「虫虫探索谷」には花が少なかった。  しばらく行くと向こうからかみさんと娘夫婦が歩いてきた。私が「昆虫館」にいた間に、この先まで歩いていたらしい。「もうちょっと、先まで行ってくるよ」と言ってすれ違った。
 あまり多くの種の撮影はできなかったが、小一時間楽しんだ。最後にフラミンゴのいた池の近くでタイワンキマダラなどを撮って、家族と合流した。台湾の普通種は、日本の南西諸島にも生息する種が多い。今回撮ることができたチョウの中で、日本には生息していない種は、クロタテハモドキ、オナシアゲハ、それに同定が正しければであるが、クロウラナミシジミのみである。「昆虫館」で撮ったチョウも、タイワンジャコウアゲハと強いて言えば、オナシクロアゲハくらいだった。今回の4泊5日の台湾旅行で晴れたのはこの日一日だけだったので、この日に動物園へ行けたことに感謝である。

190505_054.jpg 17.オナシアゲハ -1
パンダ館を出てくると見たことのない蝶が飛んでいる。飛んでいるところにカメラを向け、数カット撮ったうちの1枚である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 53mm ISO125 ) 露出補正 -0.3段
190505_055.jpg 18.オナシアゲハ -2
やっと止まってくれたので近づいて撮る。どうやらオナシアゲハのようだ。チャンギ国際空港のバタフライ・ガーデンで見たオナシアゲハはもっと白っぽかったように思う。「原色台湾蝶類大図鑑」によれば、♀は♂に比べてやや翅型が幅広く、地色はくすんだ黄色とあるので、これは♀だと思う。台湾では珍しくないチョウのようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 53mm ISO125 ) 露出補正 -0.3段
190505_056.jpg 19.コミスジ あるいは リュウキュウミスジ
フラミンゴの池の傍でミスジチョウの仲間が葉に止まったが、全体が撮れず、同定できなかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 147mm ISO500 ) 露出補正 -0.3段
190505_057.jpg 20.ツマムラサキマダラ ♂ -1
  ツマムラサキマダラがフラミンゴの池の草むらを飛び回っている。

  SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
190505_058.jpg 21.ツマムラサキマダラ ♂ -2
このチョウも日本の奄美から八重山で継続的に発生している。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 218mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
190505_059.jpg 22.イシガケチョウ
「虫虫探索谷」を歩き始める。さっそくイシガケチョウが飛び出した。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 201mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
190505_060.jpg 23.クロテンシロチョウ
きれいな個体だった。このチョウも翅を開いて止まることはないようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 136mm ISO320 ) 露出補正 -0.3段
190505_061.jpg 24.クロタテハモドキ -1
これもきれいな個体だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO160 ) 露出補正 -0.3段
190505_062.jpg 25.タイワンルリシジミ ♂
なかなか敏感でこれ以上近づかせてくれなかった。日本でも本州は太平洋、瀬戸内海沿岸部に分布し、南西諸島には広く分布し、特に屋久島と八重山諸島に多いという。日本ではヤクシマルリシジミと呼ばれる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
190505_063.jpg 26.タイワンルリシジミ ♀
新鮮な♀が半分開翅してくれた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 219mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
190505_064.jpg 27.タイワンルリシジミ ♀ 裏面
前の写真と同じ個体。羽化したてのきれいな個体だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO125 ) 露出補正 -0.3段
190505_065.jpg 28.ツマムラサキマダラ ♀
後翅に多数の白い筋を見せるツマムラサキマダラの♀。きれいな個体だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO250 ) 露出補正 -0.3段
190505_066.jpg 29.クロタテハモドキ -2
クロタテハモドキの数は多い。この個体は、撮った時はイワサキタテハモドキかと思っていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO125 ) 露出補正 -0.3段
190505_067.jpg 30.クロタテハモドキ -3
裏面はほとんど真っ黒である。前の写真に比べて黒くて精悍な姿である。雌雄差あるいは個体差があるようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO160 ) 露出補正 -0.3段
190505_068.jpg 31.クロウラナミシジミ?
「原色台湾蝶類大図鑑」を首っ引きで検索してみたが、もっともそれらしいのがクロウラナミシジミだった。だが岡崎市の杉坂美典さんの素晴らしいホームページ「台湾の蝶」によれば、クロウラナミシジミの台湾での分布は台湾中部の山岳地帯と南部の低標高(~1000m)の常緑広葉樹林の周辺とされている。ここは「昆虫館」ではなく、フィールドである。いるはずはないのだが、同ホームページに掲載されているたくさんの同種の写真を拝見したところ、後翅裏面の外縁部にある特徴的な黒い斑紋も共通するように思える。ルリウラナミシジミ、ヒメウラナミシジミの可能性もあると思うが。写真は大きくトリミングしている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO125 ) 露出補正 -0.3段
190505_069.jpg 32.タイワンキマダラ -1
  そろそろチョウを撮るのを終わりにしようかと思っていたところ、すぐそばにあった木にタイワンキマダラが飛んできた。日本でのタイワンキマダラは、日本チョウ類保全協会編の「日本のチョウ」によると、「1973年に西表島で発見された。台湾からの迷蝶由来とされる。以後、西表島では完全に土着し、八重山の各島でも定着している」とある。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 117mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
190505_070.jpg 33.タイワンキマダラ -2
そこへもう1頭タイワンキマダラが飛んできて、絡んでいる。右側が後から飛んできたほうで、こっちが♂と思う。昨年8月に訪れたベトナムのダナンでも本種を撮った。日本最西端の島である与那国島から、台北までの距離は約157km、そして、石垣島から台北までの距離は約271kmである。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 121mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段


2018年10月17日

キシタアゲハ舞う! ベトナム ダナンで撮ったチョウ(1) 8月6日~8日

ダナンではビーチのあるリゾート・ホテルでのんびり過ごすのが目的という今回の旅行は、チョウの撮影に関してはあまり大きな期待を持ってはいなかった。しかし、ソンチャ半島に建つそのリゾート・ホテルに着いてみると、確かにビーチはあるが、その広大な敷地には、背後に緑豊かな山が控えていた。
 ホテルに到着して、チェックインをしている間、眼下に広がる海のほうを眺めていると、ルリモンアゲハかなと思うような、大型の瑠璃色に輝くチョウが飛んでいるのを目撃した。レセプションからバギーで私たちが宿泊する棟へ行く途中でも、何頭かのチョウが飛んでいる。ハイビスカスも咲いていて期待ができる。ダナンではビーチのあるリゾート・ホテルでのんびり過ごすのが目的という今回の旅行は、チョウの撮影に関してはあまり大きな期待を持ってはいなかった。しかし、ソンチャ半島に建つそのリゾート・ホテルに着いてみると、確かにビーチはあるが、その広大な敷地には、背後に緑豊かな山が控えていた。
  2回行ったことがあるインドネシアのバリ島の蝶相ともまた違うようだ。見たことのないチョウがいる。
そして、帰国する9日の午前中まで、ホテルの敷地内で撮影を楽しむことができたのは、幸いだった。
 帰国してからも、撮ってきた写真を、手持ちの参考資料や、インターネットで見比べて同定するのが一苦労だった。同定は難しい。でも、この作業も楽しい。
 一部の写真はトリミングしている。
参考にした資料(図鑑)

  1. A Pictorial Guide Butterflies of Gorumara National Park Department of Forest Government of West Bengal 2013
  2. A Naturalist 's Guide to the BUTTERFLIES OF PENINSULAR MALAYSIA SINGAPORE and THAILAND   Laurence G.Kirton 2014
  3. A Field Guide to the Butterfries of Borneo and South East Asia   KAZUHISA OTSUKA 2001
  4. BUTTERFLIES OF THAILAND 2nd Edition 2012   PIsuth EK-Amnuay


参考にさせていただいたインターネット・サイト
  1. ぷてろんワールド 世界の蝶百科
      https://www.pteron-world.com/index.html
  2. 東南アジアの蝶ファン倶楽部 南ベトナムの蝶
      http://fanseab.my.coocan.jp/svietnam.html
  3. 海外旅行記 異国を旅して ベトナムの蝶 
      http://www.geocities.jp/ikokuhetabi/butterfly/vietnam/index.html
  4. ピーミィの写真散歩
      http://naturingthailand.blog89.fc2.com/blog-entry-507.html

181017_001.jpg 1.シラホシヒメワモン Faunis eumeus 8月6日 
ケーブルカーをビーチまで下りたところで、このチョウが飛んでいるのを見つけた。初めて見るチョウだった。小さいがワモンチョウの仲間だ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/125秒 136mm ISO3200 ) 露出補正 -0.3段
181017_002.jpg 2.キシタアゲハ♀ Troides aeacus -1 8月6日
8月6日、早々にキシタアゲハが撮れた。もちろんフィールドで見るのは初めてだった。キシタアゲハ属はジャコウアゲハ族で5っのグループに分けられ、調べてみると、キシタアゲハ ヘレナキシタアゲハ サビモンキシタアゲハ パプアキシタアゲハ  ブルキシタアゲハ コウトウキシタアゲハ フィリピンキシタアゲハ アンフリサスキシタアゲハ フィリピンキシタアゲハの9種がいる。ここに現れたのはキシタアゲハか、ヘレナキシタアゲハか迷ったが。どうやらキシタアゲハのようだ。これは♀である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 46mm ISO1250 ) 露出補正 -0.3段
181017_003.jpg 3.キシタアゲハ♀ Troides aeacus -2 8月6日
前の写真と同じ個体。擦れていないきれいな個体だった。今が最盛期なのかもしれない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 46mm ISO1600 ) 露出補正 -0.3段
181017_004.jpg 4.キシタアゲハ♀ Troides aeacus -3 8月6日
花から花へと飛び回る。こちらも撮りやすいほうへ動く。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 90mm ISO1250 ) 露出補正 -0.3段
181017_005.jpg 5.キシタアゲハ♀ Troides aeacus -4 8月6日
また、次の花へ移ろうとジャンプする。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 90mm ISO1250 ) 露出補正 -0.3段
181017_006.jpg 6.キシタアゲハ♀ Troides aeacus -5 8月6日
傷のない個体と思っていたが、左前翅の外縁部にちょっと欠けたところがあった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 129mm ISO2000 ) 露出補正 -0.
3段
181017_007.jpg 7.キシタアゲハ♀ Troides aeacus -6 8月7日
これは翌日(8月7日)に撮影した別の個体。大分擦れている。キシタアゲハは分布域が広く、インドネシアを中心として、東南アジア全域に広く分布し、台湾、インドにも産するという。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/320秒 143mm ISO3200 ) 露出補正 なし
181017_008.jpg 8.ウスイロネッタイヒョウモン Cirrchroa tyche mithila -1 8月7日
オレンジ色のチョウが飛んできた。じっと見ていると、梢の葉に止まった。英名を Common Yeoman という。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/250秒 187mm ISO3200 ) 露出補正 なし
181017_009.jpg 9.ウスイロネッタイヒョウモン Cirrochroa tyche mithila -2 8月7日
飛び立って少し飛んだが、また、同じようなところに止まった。タテハチョウ科ドクチョウ亜科の蝶だ。A Field Guide to the Butterfries of Borneo and South East Asia で調べていると、デヨネチャイロタテハというよく似たチョウをいた。また、ウラベニヒョウモンにも似ている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 215mm ISO250 ) 露出補正 なし
181017_010.jpg 10.タイワンキマダラ Cupha erymanthis -1 8月7日
裏面だけでは分かりにくかったが、次の写真のように開翅してくれてタイワンキマダラと分かった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 203mm ISO320 ) 露出補正 なし
181017_011.jpg 11.タイワンキマダラ Cupha erymanthis -2 8月7日
前の写真と同じ個体。分布は広くインド、ヒマラヤ、インドシナ半島、ボルネオ島、インドネシア、中国の南西部・南部、そして、日本の八重山諸島にも分布している。日本では1973年に西表島で発見された。台湾からの迷チョウ由来の蝶と考えられている。以後、西表島では完全に土着し、八重山の各島でも定着している。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO640 ) 露出補正 なし
181017_012.jpg 12.ホシシジミタテハ Zemeros flegyas 8月7日 
ホテルのレセプションの近くで、何か赤いチョウが敏捷に飛んでいるのを見つけた。初めて見るチョウだ。もちろん、その場では同定できない。いろいろ検索した結果、ホシシジミタテハと同定した。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/250秒 178mm ISO3200 ) 露出補正 なし
181017_013.jpg 13.チャバネセセリの仲間 -1
セセリチョウの同定は難しい。チャバネセセリ Pelopidas mathias あるいは、トガリチャバネセセリ Pelopidas agna かと思ったが確信が持てない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 60mm ISO1000 ) 露出補正 なし
181017_014.jpg 14.タイワンキマダラ Cupha erymanthis -3 8月7日
この個体は、写真10,11とは別の個体だ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 172mm ISO400 ) 露出補正 なし
181017_015.jpg 15.クロタテハモドキ Junonia iphita  -1 8月7日
ごく普通種のようである。しかし、なかなか渋い。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 181mm ISO2000 ) 露出補正 なし
181017_016.jpg 16.クロタテハモドキ Junonia iphita  -2 8月7日
開翅してくれた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 181mm ISO2000 ) 露出補正 なし
181017_017.jpg 17.クロタテハモドキ Junonia iphita  -3 8月7日
これは近くにいた別のもう1頭の裏面である。まだ、羽化して間もない個体と思う。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 181mm ISO2000 ) 露出補正 なし
181017_018.jpg 18.クロタテハモドキ Junonia iphita  -4 8月7日
表の色が少し明るいのが気になった。八重山諸島にもいるというイワサキタテハモドキ Junonia hedoniaではないかと、2015年にバリ島で撮ったイワサキタテハモドキの写真と見比べてみたが、後翅裏面前縁の白点の有無などから、やはりクロタテハモドキと思う。前の写真と同じ葉に止まって半分開いてくれた。

  SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 181mm ISO1000 ) 露出補正 なし
181017_019.jpg 19.ホリイコシジミ Zizula hylax -1 8月7日
ケーブルカーの索道の下は開かれているが、そのケーブルカーの「SKY」駅の傍に紫色の花が沢山咲いていた。その周りを小さなシジミチョウ が飛び交っている。そして、その葉に産卵しようとしている個体もある。ホリイコシジミだ。そしてその紫色の花を咲かせているのはホリイコシジミの食草の一つでもあるヤナギバルイラソウ(柳葉ルイラ草)だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 15mm ISO1600 ) 露出補正 なし
181017_020.jpg 20.チャバネセセリの仲間 -2 8月8日
そのヤナギバルイラソウの葉にチャバネセセリの仲間が止まった。裏面後翅の斑紋が良く分かるが、トガリチャバネセセリに似ているように思う。トガリチャバネセセリは八重山諸島が分布の北限だそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 203mm ISO500 ) 露出補正 なし
181017_021.jpg 21.キシタアゲハ♂ Troides aeacus -1 8月8日
3日目、遅い朝食の後、ホテル内遊歩道を歩く。3日目ともなるとチョウが多く出てくるポイントが分かってきた。ケーブルカーの「SKY」駅の周囲が良いポイントだ。昨日まで、キシタアゲハは♀の写真しか撮れなかったが、後翅の黄色も鮮やかな♂が現れた。♀より活発に花から花へ移り吸蜜をする。ほとんど傷のないきれいな個体だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 140mm ISO500 ) 露出補正 なし
181017_022.jpg 22.ホリイコシジミ Zizula hylax -2 8月8日
朝のうちはヤナギバルイラソウの廻りを忙しそうに飛んでいたホリイコシジミが、この時間(午前11時過ぎ)になると黄色い花(ウェデリア?)で吸蜜をするようになった。ピントは外れているが、翅表のブルーも撮れた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 143mm ISO320 ) 露出補正 なし
181017_023.jpg 23.キシタアゲハ♂ Troides aeacus -2 8月8日
また、新たにキシタアゲハの♂が飛来し、白い花で吸蜜を始めた。これも擦れのないきれいな個体だ。適期なのだろう。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 181mm ISO500 ) 露出補正 なし
181017_024.jpg 24.キシタアゲハ♂ Troides aeacus -3 8月8日
連写で撮っていると、こういうシーンも撮れる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 181mm ISO500 ) 露出補正 なし
181017_025.jpg 25.キシタアゲハ♂ Troides aeacus -4 8月8日
同じ個体。今度は近くの花に来て吸蜜を始めた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 198mm ISO200 ) 露出補正 なし
181017_026.jpg 26.キシタアゲハ♂ Troides aeacus -5 8月8日
ちょっとブレてしまったが、開翅したところが撮れた。瑞々しい上品な yellow に魅了される。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 198mm ISO200 ) 露出補正 なし
181017_027.jpg 27.キシタアゲハ♂ Troides aeacus -6 8月8日
キシタアゲハは位置を変えて吸蜜を続ける。こちらも移動ししてカメラの位置を変えて撮る。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 198mm ISO250 ) 露出補正 なし
181017_028.jpg 28.キシタアゲハ♂ Troides aeacus -7 8月8日
今度はヤナギバルイラソウの紫の花に寄ってきた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 172mm ISO500 ) 露出補正 なし
181017_029.jpg 29.キシタアゲハ♂ Troides aeacus -7 8月8日
あまり好みの蜜ではなかったのだろうか? すぐ離れて行ってしまった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 172mm ISO400 ) 露出補正 なし


2015年2月 6日

2015年 Bali島で撮った蝶(1) ジンバラン 1月10日


 Bali島旅行記のあと、このbali島で撮った蝶の写真を抱えていたが、2月2日に冬の舞岡公園へ出かけ、今まで見たことのなかった鳥たちに出会えたので、そちらを先にアップした。

  さて、Bali島はジンバランの「RIMBA Jimbaran BALI」に泊まった翌日、広大なホテルの敷地内で蝶を追った。午後はUbudへ移動しなくてはならないので午前中の限られた時間だったっが、9種の蝶を撮影でき、結構楽しむことができた。

  同じ敷地内にある姉妹施設の「AYANA」へは、シャトル・バスがあるが、その道に沿って遊歩道がある。あまり人が歩くところではなく、草むらの中にも立ち入ることができる。じっくりと探せばもっともっと多くの種類に出会えたと思う。

  Baliにはいったい何種類くらいの蝶が生息しているのだろうか。台湾で400種を超えるというから、同じくらいは生息しているのだろうか。

 Bali島の面積は5,532㎢で東京都の約2.5倍にあたる。バリ島の中央よりやや北側には、アグン山(3,142m)、バトゥール山(1,717m)とキンタマーニ高原の山々が東西に連なる。いずれも活火山で、アグン山は1964年に、バトゥール山は1917年と1926年に大噴火している。こうした火山灰と熱帯モンスーン特有の激しいスコールが肥沃な土壌を生み出し、ライス・テラスに代表されるBali独特の風光明媚な景観を作り出している。ジンバランはBali島の南端の方でングラ・ライ国際空港に近いバトゥン半島の北側に位置する。海も近い。

 Bali島は11月~3月までは雨季だという。5月~9月がベスト・シーズンのようだ。地域、季節により飛んでいる蝶は異なると思うが、おととし来た時も2月であり、ほぼ同じ季節だった。今度来る機会があれば、是非、乾季に来たい。カザリシロチョウなど違う蝶たちにも会えると思う。

;クリックすると大きな写真になります。 1.メスアカムラサキ♀
朝8時、朝食のためRIMBAのレストランへ向かう途中、ふわっと飛んできて目の前に止まった。カバマダラかと思ったが、カバマダラよりやや大きく、すぐにメスアカムラサキの♀と解った。今回Bali島へきて最初のカットだ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/240秒 130mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 2.メスアカムラサキ♂ -1
10時半、AYANAの方へ向かう遊歩道を蝶を撮りながら歩いてきて、「RIMBA」へ戻ってくると、エントランスの前にメスアカムラサキの、今度は♂が路面で吸水していた。時々飛び立っては近くに止まる。メスアカムラサキの♂と♀の翅の模様の違いが良くお分かりいただけると思う。メスアカムラサキのメスはカバマダラに擬態しているとされる。wikipedia などによれば、飛び方にしても、有毒のカバマダラに擬態しているとされるメスアカムラサキの♀は、普段はマダラチョウのようにふわふわと飛んでいるが、人が追っかけて捕虫網をふりまわし、取り逃がしたとたん、タテハチョウの飛び方に変わって力強くはばたいて逃げてしまう。このことは、この蝶の普段の飛び方が、モデルに似せるための、つまり擬態のためにあえてとっている行動であることを示唆するものであるという。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/750秒 74mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 3.メスアカムラサキ♂ -2
前の写真と同じ個体である。しばらくこの周りにいた。AYANAとのシャトルバスが見える。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.6 1/850秒 6mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 4.同定できなかった蝶 -1
朝食前、エントランス近くにいたこの蝶を娘の主人が見つけて「何かいますよ」と教えてくれた。シジミチョウ科の蝶のようにも見えるが、大きさは小型のタテハチョうくらいある。前翅が少し破れていて、その破れたところから翅表のきれいな紫色が見える。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/160秒 24mm ISO320 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 5.同定できなかった蝶 -2
前の写真と同じ個体。良く見ると尾状突起のようなものがある。ムラサキシジミの仲間だろうか。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/110秒 111mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 6.ウスキシロチョウ♂ -1
ホテル敷地内の遊歩道で撮った。写真では見難いが大きな葉の裏に静止している。風があって、葉が大きく揺れ、フォーカス・ポイントが定まらない。日本でも八重山諸島ではふつうにみられる。敏速に飛ぶ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/210秒 22mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 7.ウスキシロチョウ♂ -2
10時半頃、RIMBAの玄関に戻ってきたが、その近くに咲いていたハイビスカスの花にウスキシロチョウが潜り込んでいた。花の蜜というのは、雄蕊や雌蕊には無いのだ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/210秒 32mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 8.ウスキシロチョウ♂ -3
9時過ぎまでは、敏速に飛び回っていたウスキシロチョウだが、この時間帯になると吸蜜に花を訪れる個体が多い。このハイビスカスの周りには入れ代わり立ち代わりウスキシロチョウが飛んできていた。頭を埋めて無心で吸っている。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.6 1/200秒 12mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 9.ウスキシロチョウ♀ 
前の写真と違い裏面の黄色が濃い。♀だろうと思う。それとも違う種だろうか。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/450秒 24mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 10.キチョウの仲間
見たところは日本でも良く見るキタキチョウに良く似ている。しかし、同じ種なのかどうかは解らない。遊歩道の小さな花に多く見られた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/170秒 51mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 11.ウラナミシロチョウ
撮った時はウスキシロチョウかと思っていたが、後で写真を見ると少し違う。ウラナミシロチョウのようだ。日本でも沖縄以南に土着している。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/220秒 148mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 12.ウラベニヒョウモン -1
初めて見る蝶だった。雑草が茂る草むらの日当たりの良い黄色い花で数頭のこの蝶が吸蜜していた。ウラベニヒョウモンという和名がついているが、大きさはやや小さく、日本のヒョウモンチョウほどで、斑紋も違和感があった。後翅裏面に赤褐色の帯状部分があるのが和名の由来だそうだ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/160秒 55mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 13.ウラベニヒョウモン -2
日本でも迷蝶として、石垣島や、西表島で発見されたこともあるが、土着はしていないとされている。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/170秒 86mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 14.キマダラセセリの仲間 -1
とても小さなセセリチョウだった。日本にいるキマダラセセリやアカセセリに似るが違う種である。調べてみると東南アジア、オーストラリアには、キマダラセセリに良く似たセセリチョウの種類が多い。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/160秒 99mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 15.キマダラセセリの仲間 -2
左前翅表面、右前翅裏面、右後翅表面が見られるが、前の写真の蝶と同じ種かどうかも解らない。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/200秒 119mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 16.同定できないシジミチョウ -1
2m位の木の周りを飛んでいた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/800秒 96mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 17.同定できないシジミチョウ -2
前の写真と同じ個体である。マメ科の木のように見えるが、その枝に産卵している。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.6 1/680秒 12mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 18.タイワンキマダラ
初めて見る蝶である。日本では1973年に西表島で発見され、台湾からの迷蝶とされたが、以後、西表島では完全に土着し、八重山の各島にも土着しているそうだ。(日本チョウ類保全協会編 フィールドガイド 日本のチョウ 参照)

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/300秒 22mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段