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2023年6月14日

6月の舞岡公園 ① 2023年6月5日 横浜市戸塚区舞岡公園

6月2日は横浜市も台風2号の大雨だった。6月3日の土曜日は午後から晴れ間が出て気温も上がったが、この日はJPS昆虫切手研究会主催のファーブル生誕200年記念「第36回昆虫切手昆虫切手展」に行く予定があった。私は雨を避けて出かけたので間に合わなかったが、日本アンリ・ファーブル会理事長であり、「完訳ファーブル昆虫記」の著者である奥本大三郎 埼玉大学名誉教授によるテープカットが行われていた。
 日曜日は良い天気になった。平地産のゼフィルスのトップ・シーズンであり、愛好家の皆さんが大勢来られると思い、翌月曜日も天気が良く気温も上がるという予報を信じて、6月5日はいつもより早めに現地に向かった。
 何かいないかと目を配りながら歩くが、ゼフィルスはもとよりチョウの姿はない。花の写真を撮りながら、昨年も、ミドリシジミやウラゴマダラシジミが集まっていたクリの花が咲くところへ行く。まだ、どなたも先客はおられなかった。
 クリの花を見上げていると、黒い影を見つけた。眼鏡をかけた目では同定はできない。AFで狙いを付けて連写してみて、モニターで確認するとミドリシジミだった。あと、破損したアカシジミを1頭見つけたが、それだけだった。
 他のポイントへも行ってみたが、何も現れてくれなかったし、他のチョウも少なかった。

000_230605001 X700 舞岡公園 Z50 Z105mc.jpg
羽化したばかりのミドリシジミ♀ 2023年6月5日 横浜市戸塚区舞岡公園

001_230605025 X900 舞岡公園 オカトラノオ RX10M4.jpg 1.オカトラノオ(丘虎の尾)
wikipediaには、「白色の小さな花を茎の先に総状につけ、下方から開花していく。花穂の先端が虎の尾のように垂れ下がる。」とあった。花穂の下の方の蕾が今にも開きそうである。この花もチョウが好きだ。箱根湿性花園にはオカトラノオの群落がある。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f4.0 1/1250秒 164mm ISO640 ) 露出補正 なし
002_230605026 X900 舞岡公園 ミズキ RX10M4.jpg 2.ミズキ(水木)
春の終わり頃になって白い小花を密に咲かせる。この花にはチョウは来ない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO400 ) 露出補正 なし
003_230605027 X900 舞岡公園 ガクアジサイ RX10M4.jpg 3.ガクアジサイ(額紫陽花)
一般的に知られているホンアジサイ(いわゆるアジサイ・紫陽花)はガクアジサイから栽培種として育てられてきた。写真のように花の中心に蕾のような花が集合し、その周りにガクと呼ばれる葉っぱが変化した部分がついているのがガクアジサイと呼ばれるアジサイの原種の1つだ。いまではアジサイというと原種のガクアジサイより、ホンアジサイの方をイメージする人が多い。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f4.0 1/1250秒 200mm ISO500 ) 露出補正 なし
004_230605028 X900 舞岡公園 シモツケ RX10M4.jpg 4.シモツケ(下野) 和名のシモツケ(下野)は最初に下野国、現在の栃木県で発見されたことに由来するそうだ。せいぜい高さ1m程度の落葉広葉樹の低木である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO500 ) 露出補正 なし
005_230605031m X900 〇舞岡公園 クリ ミドリシジミ RX10M4.jpg 5.ミドリシジミ -1
クリの花が咲くところに来た。昨年はこのクリの花に6種中5種の平地産ゼフィルスが集まっていた。今年も期待して花を見上げる。目を凝らして次から次と眺めていくと、黒っぽい影が見えた。目が悪いので眼鏡をかけた目では同定できない。RX10のAFでピント枠の中に入れて撮ってみる。モニターを拡大して見るとミドリシジミだった。今年も会えてよかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO640 ) 露出補正 なし
006_230605031 X900 〇舞岡公園 クリ ミドリシジミ RX10M4.jpg 6.ミドリシジミ -2
その個体はクリの花の上を歩いて移動していた。襟元(頭部の後ろの前翅の合わさるところ)に緑色の金属光沢があった。♂のようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO640 ) 露出補正 なし
007_230605042 X900 〇舞岡公園 クリ アカシジミ RX10M4.jpg 7.アカシジミ -1
アカシジミも見つけた。しかし、すでに破損した個体だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO1000 ) 露出補正 なし
008_230605048 X900 〇舞岡公園 クリ ミドリシジミ RX10M4.jpg 8.ミドリシジミ -3
見つけたときから15分ほど経った。まだ、クリの花を歩いて移動している。クリは虫媒花をつける。蜜の在処を示す花弁はなく、たくさんの雄花が集まった白い花穂をたくさんつけて存在を示す。また、分泌するスペルミンで醸し出される独特の匂いも昆虫を呼ぶためのものだ。クリの花には多くの虫たちが集まる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO400 ) 露出く正 なし
009_230605002 X900 〇舞岡公園 ガクアジサイ Z50 Z105mc.jpg 9.ヤマアジサイ
見つけたミドリシジミ1頭とアカシジミ1頭以外はここに現れなかった。20分ほどいて、ほかの愛好家も来られたので、「そこにいますよ」と案内して、その場を移動した。瓜久保の家に咲いていたアジサイは、白いガク(装飾花)の部分が次第にピンクを呈するようになる。ガクアジサイにはダンスパーティー、隅田の花火、城ヶ崎など様々な品種があるそうだが、これはガクアジサイではなく、ヤマアジサイと思われる。装飾花が白から赤に変わるのは、太陽の光に当たるからだと言われている。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f8.0 1/1000秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
010_230605055 X900 〇舞岡公園 ヤマボウシ RX10M4.jpg 10.ヤマボウシ(山法師)
花びらのように白く見える総苞片をつけて花を咲かせる。wikipediaによれば、和名のヤマボウシの由来は、中心に多数の花が集まる頭状の花序を法師(僧兵)の坊主頭に、花びらに見える白い総苞片を白い頭巾に見立てたもので、「山に咲く法師」(山法師)を意味するといわれているそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f4.0 1/1250秒 186mm ISO1000 ) 露出補正 なし
011_230605005 X900 舞岡公園 ドクダミソウ Z50 Z105mc.jpg 11.ドクダミ(蕺・蕺草)
葉はハート形、萼片や花弁を欠く小さな花が密集し、その基部に白い花びらのような苞(花や花の集まりの基部にある特殊化した葉)が4枚つくため、花の集まり(花序)が1個の花のように見える。自宅の近所で苞が八重のものドクダミを見た。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f3.2 1/1000秒 105mm ISO1100 ) 露出補正 なし
012_230605058 X900 〇舞岡公園 ベニシジミ RX10M4.jpg 12.ベニシジミ
春型のベニシジミは前翅のオレンジ色が鮮やかなので、つい撮りたくなってしまう。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO1400 ) 露出補正 なし
013_230605064m X900 〇舞岡公園 ミドリシジミ RX10M4.jpg 13.ミドリシジミ♀ -1
ミドリシジミが吸蜜していたクリの花が咲くところへ戻ってきた。そこにはミドリシジミはいなかったが、近くで数人の方が、カメラを構えていらした。行ってみるとミドリシジミが下草(ヤマグワ?)の葉に止まっていた。羽化したてのように見える。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO800 ) 露出補正 なし
014_230605076 X900 ◎舞岡公園 ミドリシジミ RX10M4.jpg 14.ミドリシジミ♀ -2
葉の上を歩いて、向きを変えた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO800 ) 露出補正 なし
015_230605011m X900 〇舞岡公園 ミドリシジミ  Z50 Z105mc.jpg 15.ミドリシジミ♀ -3
少し距離はあったが、105mmのマクロレンズで撮った。これ以上は近寄れない。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f5.0 1/1000秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
016_230605087 X900 〇舞岡公園 アカシジミ RX10M4.jpg 16.アカシジミ -2
クリの花を見上げているとアカシジミが1頭飛び出して、近くの葉に止まった。一見きれいな個体だったが、だいぶ擦れてしまっている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f4.0 1/1250秒 198mm ISO2500 ) 露出補正 なし
017_230605089m X900 〇舞岡公園 アカシジミ RX10M4.jpg 17.アカシジミ -3
前の写真と同じ個体。翔んで別のところに止まった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO3200 ) 露出補正 なし
018_230605017 X900 △舞岡公園 アカシジミ  Z50 Z105mc.jpg 18.アカシジミ -4
また、翔んで今度は下草の中に逃げ込んだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f8.0 1/1000秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
019_230605023m X900 ◎舞岡公園 アカシジミ  Z50 Z105mc.jpg 19.アカシジミ -5
葉の隙間から狙ってみる。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f6.3 1/1000秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
020_230605095 X900 〇舞岡公園 ミドリシジミ♀ RX10M4.jpg 20.ミドリシジミ♀ -4
もう一度、ミドリシジミが止まっていたところに戻ってみた。開翅を待ってみたが、これ以上は開いてくれなかった。♀であることは間違いないが、これでは何型かわからない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f4.0 1/1250秒 180mm ISO800 ) 露出補正 なし

2020年6月25日

真夏日の舞岡公園 6月10日

明日は梅雨入りしそうで、天気が良いのは今日までとの予報を聞いて、撮り残したアカシジミやウラナミアカシジミを撮ろうと、朝から暑い舞岡公園へ出かけた。
 自分では丹念に探して歩いたが、前半はゼフィルスの姿は見られない。久しぶりにクリ林と呼ばれる小高い雑木林へ上がってみたが、ここは少し環境が変わっていた。
 古民家の裏でノアザミに来たキアゲハを撮りながら、11時少し前に、やっと大きな樹の下の日陰になっているところでアカシジミを見つけた。日陰に居るので、光量が少なく色が出にくい。カラー・バランスはオートで撮るが、後でソフトで多少調整している。
 次に移動した同じようなところで、ウラナミアカシジミがいた。アカシジミ、ウラナミアカシジミは目立つので、見つけやすい。この日は5頭のウラナミアカシジミに遭遇した。
 今シーズンの平地産ゼフィルスは不調だったが、八王子郊外でオオミドリシジミとミズイロオナガシジミ、新治でミドリシジミが撮れ。舞岡で撮ったウラゴマダラシジミ、アカシジミ、ウラナミアカシジミと合わせて、あまり良い写真はないものの、6種がそろった。

001_200610038 RX10M4.jpg 1.サトキマダラヒカゲ
クリ林へ上がっていく途中でサトキマダラヒカゲが飛び出した。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 151mm ISO1250 ) 露出補正 -0.3段
002_200610050 X800 RX10M4.jpg 2.キアゲハ♂ -1
少し破損しているが、比較的きれいな個体だった。山吹色というような黄色が印象的だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1000秒 219mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
003_200610053 X800 RX10M4.jpg 3.キアゲハ -2
前の写真と同じ個体。咲き残ったノアザミの花で吸蜜、開翅

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 220mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
004_200610013c X800 D5300 TAMRON 90.jpg 4.アカシジミ -1
10時40分 気温は30℃近くまで上がっていると思う。日陰にある低い木の葉に止まっていたのを見つけた。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f4.5 1/500秒 90mm ISO1800 ) 露出補正 なし
005_200610075c X800 RX10M4.jpg 5.アカシジミ -2
狐久保というところにいたが、ここでアカシジミを見るのは初めてだった。光量が少ないので良い色で撮れない。  

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO3200 ) 露出補正 -0.3段
006_200610084c X800 RX10M4.jpg 6.アカシジミ -3
これも同じ個体だが、位置を換えて撮った。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO2000 ) 露出補正 -0.3段
007_200610090c X800 RX10M4.jpg 7.アカシジミ -4
広角端で撮った。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.4 1/500秒 9mm ISO800 ) 露出補正 -0.3段
008_200610099tc X800 RX10M4.jpg 8.アカシジミ -5
位置は変えるが飛び立たずにじっとモデルになってくれた。ソックスを履いたような脚先が可愛い。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/500秒 9mm ISO640 ) 露出補正 -0.3段
009_200610109 X800 RX10M4.jpg 9.ドクダミの花とサトキマダラヒカゲ
余談だが、wikipediaによれば、和名ドクダミの名称は、民間薬で毒下しの薬効が顕著であるので、毒を抑えることを意味する「毒を矯(た)める」から、「毒矯め(ドクダメ)」が転訛して「毒矯み(ドクダミ)」と呼ばれるようになったというのが通説だそうだ。ドクダミ自体に毒はない。昔から、ゲンノショウコ、センブリとともに日本の三大民間薬の一つに数えられ、薬効が多岐にわたるところから十薬とも呼ばれている。ドクダミは、内服薬として、胃腸病、食あたり、下痢、便秘、利尿などに利用され、外用薬としても腫れ物、吹き出物、皮膚病などの排膿や毒下しに用いられるとあった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO1250 ) 露出補正 -0.3段
010_200610122 X800 RX10M4.jpg 10.ヒメアカタテハ -1
少なくなったと思っていたが、草むらにヒメアカタテハがいた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 218mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
011_200610135 X800 RX10M4.jpg 11.ヒメアカタテハ -2
シロツメクサの花から花へと飛び回る。追いかけまわして、やっと開いたところを捉えた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 218mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
012_200610142 X800 舞岡公園 RX10M4.jpg 12.ウラナミアカシジミ -1
この日の目的のひとつであるウラナミアカシジミを見つけた。きれいな個体だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 60mm ISO2500 ) 露出補正 -0.3段
013_200610150c X800 RX10M4.jpg 13.ウラナミアカシジミ -2
ズームを伸ばして撮る。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 175mm ISO2500 ) 露出補正 -0.3段
014_200610154 X800 RX10M4.jpg 14.ウラナミアカシジミ -3
同じところにもう1頭いた。お腹が大きいのでこれは♀だろうと思う。ウラナミアカシジミの食樹は、クヌギ、ミズナラ、コナラなどブナ科である。少し擦れている。 

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 175mm ISO2500 ) 露出補正 -0.3段
015_200610165 X800 RX10M4.jpg 15.ウラナミアカシジミ -4
これは最初に見つけた個体だ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
016_200610021 X800 D5300 TAMRON 90.jpg 16.ウラナミアカシジミ -5
開いた後翅の間から翅表の鮮やかなオレンジ色が見える。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro 絞り優先オートで撮影 ( f4.5 1/500秒 90mm ISO1250 ) 露出補正 なし
017_200610191 X800 RX10M4.jpg   17.ウラナミアカシジミ -6
葉の影に止まっている環境を入れて撮った。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.4 1/500秒 9mm ISO500 ) 露出補正 -0.3段
018_200610210c X800 RX10M4.jpg 18.アカシジミ -6
別のアカシジミがいた。比較的きれいな個体だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 206mm ISO1250 ) 露出補正 -0.3段
019_200610213 X800 RX10M4.jpg 19.アカシジミ -7
内臓ストロボを使って撮ってみた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 121mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
020_200610218 X800 ◎舞岡公園 RX10M4.jpg 20.ウラゴマダラシジミ -1
この日3種目のゼフィルスはウラゴマダラシジミだった。我ながらよく見つけられたと思う。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 206mm ISO2000 ) 露出補正 -0.3段
021_200610223 X800 RX10M4.jpg 21.ウラゴマダラシジミ -2
一度飛び立ったが、またすぐ近くに止まった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 181mm ISO2500 ) 露出補正 -0.3段
022_200610231 X800 RX10M4.jpg 22.ムラサキシジミ
駐車場へ戻る途中、ムラサキシジミが飛び立って、少し先のササの葉に止まった。とっさにシャッターを切ったが、ズームを伸ばして撮る余裕はなく逃げられてしまった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 125mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
023_200610233t X800 RX10M4.jpg 23.イチモンジチョウ
いつものところにイチモンジチョウがいた。開翅して、水平にしか撮れないが、白い紋を通した光のところが明るく映っていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 60mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段


2017年7月19日

八ヶ岳 花のバスツアー 7月4日

かなり前のことになるが、「柳生博さんが暮らす八ヶ岳の森へ 八ヶ岳倶楽部とミヨシペレニアルガーデン」というバスツアーを申し込んであった。
  あいにく、晴れの予報だった天気予報がだんだん悪い方へ変わり、曇りのち雨となっていたが、その通りになってしまった。
 横浜駅を出発する中央道を行くツアーは、最近は圏央道を通る。そのためか出発時間もややゆっくりの8時だった。圏央道で事故渋滞があり、しばらくノロノロ走行したが、その後は順調に走れ、ほぼ、予定通りに最初の目的地である「八ヶ岳倶楽部」に到着した。
  ここで、まずランチである。高原野菜のサラダと、ボルシチにパンが付いて、食後にはケーキとハーブティーが出された。このツアーの参加者は30人ほどだったが、そのほとんどはご婦人で男性は私を含めて4名。マジョリティーのご婦人たちに好評のランチだったようだ。 この日は柳生博さんが来ていて、かみさんと二人で一緒に写真を撮っていただいた。
  八ヶ岳倶楽部の敷地内は木立の中に遊歩道が設けられているが、それほど広くはない。ショップもある。出発までの時間を少々持て余した。
 次に向かったのは、山梨県北斗市の小淵沢にある「八ヶ岳薬用植物園」だ。山梨県森林総合研究所が管理しているが、この広大な美しい植物園の入園料は無料である。医薬品開発受託機関を持つシミックホールディングス(株)という会社がネーミングライツスポンサーとなっているからだそうだ。係のかたが付いて小一時間案内をしてくれた。
  そして、最後に訪れたのは小淵沢にある「ミヨシ ペレニアル ガーデン」だった。広くはないが多くの美しい花が咲いていた。ここも、小黒晃さんという、TVなどでも活躍をされている園芸研究家のかたが案内をしてくれた。
 蝶の写真は、スジグロシロチョウと、ベニシジミ、コチャバネセリといった、どこででも見られる普通種だけだった。この天候では仕方あるまい。

1.圏央道渋滞
ツアーへの申し込みが早かったためか、バスの席は一番前だった。前が良く見える。相模原ICのあたりだったろうか、圏央道は渋滞となった。原因は事故のようだ。でも、完全に止まってしまってはいない。先で1車線通行になっているのだろう。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(​ ​f3.5 1/800秒 5mm ISO100) ​ 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
2.渋滞の原因
大きなトラックが止まっていて、片側通行になっていた。ここを抜けるとスイスイと走る。事故ではなく、エンコしたのだろうか。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(​ ​f6.3 1/30秒 5mm ISO1600) ​ 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
3.八ヶ岳倶楽部
予定より少し遅れたが、12時前に八ヶ岳倶楽部に着いた。ここは、現在は息子さんの柳生宗助さんが代表取締役だが、柳生博さんが1989年に開設されたところだ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(​ ​f4 1/120秒 9mm ISO320) ​ 露出補正 -0.3段
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4.八ヶ岳倶楽部散策路
整備された散策路。柳生博さんは広葉樹を次々に植えて、炉を造り、枕木を敷いて、どこにもない雑木林を造り上げ、今も常に手入れを行っているという。コアジサイが咲く。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(​ ​f3.3 1/100秒 4mm ISO1600) ​ 露出補正 -0.3段
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5.コチャバネセセリ
八ヶ岳倶楽部は八ヶ岳高原ラインという道路に面しているが、その道路沿いにクリの花が咲いていて、小さなセセリたちが、小やみになった雨の中吸蜜に飛び回っていた。道路の反対側から、小さなコチャバネセリを狙ったが、何とか捉えている。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(​ ​f6.5 1/160秒 258mm ISO100)露出補正 -0.3段
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6.スジグロシロチョウ
ヒレハリソウ(鰭玻璃草)は英名でコーンフリーとして知られる。そのコーンフリーの花にスジグロシロチョウが吸蜜に来た。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(​ ​f5.6 1/125秒 108mm ISO125)露出補正 -0.3段
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7.八ヶ岳薬用植物園
1時少し過ぎにバスは八ヶ岳倶楽部を出発した。小淵沢にある八ヶ岳薬用植物園に向かう。そこは、山梨県の森林総合研究所が管理していて、敷地面積は9.5ヘクタールある。広い。北に八ヶ岳、南に南アルプスを望み、標高は950mある。広大な敷地には約350種類の植物が栽培・展示されていた。山梨県の森林総合研究所の係り員のかたが我々一行に付いて歩きいて解説をしてくださった。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影 (​ ​f​5.6​​​ 1/​800​秒 18mm ISO​2​​00​​​​ ​) 露出補正​ ​-0.3段
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8.ノコギリソウ(鋸草)
いろいろな花が咲いていた。これはノコギリソウという。葉の形から名付けられたようだ。wikipediaによると、ノコギリソウの用途は広く、葉は歯痛、偏頭痛対策に使われる他、乾燥して粉にし、タバコの代用品にすることもあったそうだ。また、スウェーデン西部のダラカールリア地方では、ビールに混ぜて飲むという。最大の用途は傷薬であり、「止血草」「血の草」などと呼ばれていた。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
​​ プログラムオートで撮影(​ ​f​5.6​​​ 1/​500​秒 48mm ISO​2​​00​​​​ ​) 露出補正​ ​-0.3段
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9.デルフィニウム
​​ 学名は​​ギリシア語でイルカを意味するDelphisからきて​​​​​​​​​いる。和名はオオヒエンソウ(大飛燕草)であるが、あまり和名は使われない。キンポウゲ科でこの仲間はヨーロッパ、アジアに分布するが、一般には交配種が栽培される。紫、白、ピンクなど多くの花色の交配種がある。薬用植物というものの、アルカロイドの一種でデルフィニンを有し、食べると下痢や嘔吐を起こし、死に至る場合があるそうだ。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
​​ プログラムオートで撮影 (​ ​f​5.6​​​ 1/​250​秒 48mm ISO​2​​00​​​​ ​) 露出補正​ ​-0.3段
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10.トリアシショウマ(鳥足升麻)とベニシジミ
​​ トリアシショウマは消炎、解毒、浴湯料として使用されるという。今頃の信州の高原を歩くとアカショウマなど、よく似た花が多く咲いている。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
​​ プログラムオートで撮影 (​ ​f​6.3​​​ 1/​640​秒 300mm ISO​2​​00​​​​ ​)露出補正​ ​-0.3段
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11.ブルーベリーとベニシジミ
​​ 食用実木園では、ブルーベリーの実が、思ったより高い3mくらいの樹になっていた。雨に洗われて瑞々しい。ベニシジミが止まっていた。wikipediaによれば、ブルーベリーやビルベリーを使用した健康食品やサプリメントが「目の網膜に良い」と視力改善効果が謳われて広く市販されているが、国立健康・栄養研究所の論文調査や海外での客観的研究では、ブルーベリーやビルベリー、及びそれらに含まれるアントシアニンによる視力改善効果は認められておらず、目に良いとして宣伝されているのは根拠を持たない。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
​​ プログラムオートで撮影 (​ ​f​6.3​​​ 1/​320​秒 300mm ISO​2​​00​​​​ ​)露出補正​ ​-0.3段
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12.アーモンド
​​ アーモンドはチョコレートの中に入っているナッツということは知っているが、どういう木になる実か知らなかった。5mくらいの高さの木になっていた。モモと同じ仲間で春には白~淡紅色の花を咲かせる。和名はヘントウ(扁桃)というらしい。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
​​ プログラムオートで撮影 (​ ​f​5.6 1/​250​秒 35mm ISO​320​​​​ ​) 露出補正​ ​-0.3段
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13.アスチルベ ハナグモに捕食されたベニシジミ
​​ フワフワとした白いアスチルベの花にベニシジミがいるなと覗き込んでみると、どうやらハナグモに捕食されていたようだ。wikipediaによるとアスチルベはチダケサシ属の多年草植物で特にこのうちで園芸用に改良されたものを含む一連の観賞用に栽培されるものをこう呼ぶとあった。傍に立てられた説明板には、交配種のアスチルベ・アレンジーが多く栽培されていると記されていた。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
​​ プログラムオートで撮影 (​ ​f​6 1/​640​秒 195mm ISO​200​​​​ ​) 露出補正​ ​-0.3段
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14.スモーキングツリー(煙の木) -1
​​ 大きな木だった。遠くから見るとこの2本の木が薄紅色の塊の見えた。和名はケムリノキというらしい。そういえば煙のように霞んで見える。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
​​ プログラムオートで撮影 (​ ​f5.​6 1/​400​秒 52mm ISO​200​​​​ ​) 露出補正​ ​-0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
15.スモーキングツリー(煙の木) -2
​​ 別名を白熊(ハグマ)の木というが、ハグマとはヤクのことで、花枝がそのヤクという動物の尾っぽの白い毛のようなのでそう呼ばれるそうだ。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
​​ プログラムオートで撮影(​ ​f5.​6 1/​250​秒 66mm ISO​400​​​​ ​)露出補正​ ​-0.3段
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16.オオヤマレンゲ(大山蓮華)​​
​​ wikipediaによれば、高1,000-2,000mの山地の林内などに自生している。奈良県の八経ヶ岳と明星ヶ岳周辺に自生地があり、 1928年(昭和3年)2月7日に国の天然記念物に指定された。和名は白い花がハスの花に似ていることに由来するそうだ。朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の国花だという。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
​​ プログラムオートで撮影 (​ ​f5.​6 1/​250​秒 78mm ISO​320​​​​ ​) 露出補正​ ​-0.3段
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17.ミヨシ ペレニアルガーデン
​​ 2時半過ぎに八ヶ岳薬用植物園の見学を終え、バスに乗って、20分ほどで最後の目的地ミヨシ ペレニアルガーデンに着いた。ペレニアルとは何だと思い、帰宅してから調べたところ、生育に適さない時期(多くは冬)には地上部は枯れてしまうが、その時期を過ぎると再び発芽してくる宿根草のことだった。ここミヨシ ペレニアルガーデンでは約500種の植物が栽培されていて、春から秋にかけて花が咲き乱れるガーデンでは、宿根草の持つ本来の力強さと美しさが楽しめるというのが売り。NHKの趣味の園芸などで著名な園芸研究家の小黒晃さんが管理されていて、一緒に歩いて説明してくださった。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
​​ プログラムオートで撮影 (​ ​f5.​6 1/​250​秒 56mm ISO​500​​​​ ​) 露出補正​ ​-0.3段
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18.アリストロメリア (百合水仙) オレンジ
​​ これもwikipediaによるが、アリストロメリア属は南アメリカ原産で、約50種が知られ、いずれもアンデス山脈の寒冷地に自生するという。1753年、南米を旅行中だった有名な博物学者、生物学者、植物学者であるカール・フォン・リンネ自らが種を採集した。リンネは、親友のスウェーデンの植物学者クラース・アルストレーマーの名にちなんで花に名を残した。1926年(大正15年)に、日本に渡来したそうだ。花色は白、ピンクもあるが、ここではオレンジ色が鮮やかに冴えていた。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
​​ プログラムオートで撮影(​ ​f5.​6 1/​250​秒 32mm ISO​280​​​​ ​) 露出補正​ ​-0.3段
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19.白いスモーキングツリー
​​ 大きな木ではなかったが、ここには、白いスモーキングツリーがった。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
​​ プログラムオートで撮影 (​ ​f5.​6 1/​500​秒 24mm ISO​280​​​​ ​) 露出補正​ ​-0.3段
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20.葉の縁が紅色のドクダミ(蕺草)​​
今頃ならどこにでもドクダミの花が咲いているが、ここのドクダミの葉はその縁が紅色だった。これは栽培品種のカメレオンだそうだ。開花期の地上部を乾燥させたものは生薬名十薬(じゅうやく、重薬とも書く)とされ、日本薬局方にも収録されている。十薬の煎液には利尿作用、高血圧、動脈硬化の予防作用などがある。なお臭気はほとんど無い。 また、湿疹、かぶれなどには、生葉をすり潰したものを貼り付けるとよいとされている。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
プログラムオートで撮影(​ ​f6.3 1/​250​秒 200mm ISO​640​​​​ ​)露出補正​ ​-0.3段
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21.エキノプス​​​​
キク科の植物のようであるが、外見はアザミのようにも見える。なんとも美しい青だ。ルリタマアザミとも呼ばれるそうだ。エキノプスはハリネズミに似ているという意味らしい。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​​​
プログラムオートで撮影(​ ​f6.3 1/​250​秒 200mm ISO​450​​​​ ​)露出補正​ ​-0.3段
クリックすると大きくなります。
22.この花の名は?​​​​​​
スジグロシロチョウが止まっていて、きれいだったので撮ったが、肝心の花の名が判らない。シソ科の花のように思うのだが、検索しても判らなかった。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​​​​​
プログラムオートで撮影 (​ ​f6.3 1/​250​秒 300mm ISO​640​​​​ ​)露出補正​ ​-0.3段
クリックすると大きくなります。
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2016年6月28日

賑わう舞岡公園 6月3日

ゼフィルスのシーズン、ここ舞岡公園の賑わいはすごい。この日は30人近くの探鳥会ならぬ探蝶会グループの方々が来られていた。インストラクターの方が、「いま、あそこの葉の上で開いています」と指をさされる。みなさん一斉にその方向にカメラや双眼鏡を向けられている。わたくしはその人垣で近寄ることも、見つけることもできない。
 この日は古民家の手前で、早々にウラナミアカシジミに会うことができたが、ミドリシジミの第1のポイントではカメラマンもミドリシジミもいなかった。ここの発生は遅れているのだろうか。第2のポイントではミドリシジミ、アカシジミ、ウラナミアカシジミを見ることができた。久しぶりに栗林へ登ってみたが、収穫はなかった。昼前に舞岡公園を後にした。

;クリックすると大きな写真になります。 1.ウラナミアカシジミ -1
早々に今シーズン3種目の平地産ゼフィルスのウラナミアカシジミに出会った。すでに少々すれてしまっている。尾状突起もない。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 90mm ISO320 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 2.ウラナミアカシジミ -2
同じ個体だが、少し飛んで離れたところにとまった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f5.5 1/125秒 54mm ISO110​ ) ​ 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 3.ルリシジミ♀
新鮮なルリシジミの♀が開翅してくれた。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1250秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 4.ルリシジミ
別の個体である。裏面では雌雄は判別しにくい。この時期、特徴のあるドクダミの花が最盛期だ。ドクダミの名称は「毒矯み」(毒を抑える)から来ているという。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f3.3 1/800秒 4mm ISO100​ ) ​ 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 5.新生テングチョウ
この時期、テングチョウは新旧入れ替わる。そろそろ越冬したテングチョウは姿を消し、今年生まれのテングチョウが現れる。羽化したてのきれいな個体だった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f5.3 1/200秒 32mm ISO100​ ) ​ 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 6.アゲハチョウ♀
アゲハが下草の葉の上で休んでいた。近づくと飛び立つが遠くへは行かない。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/800秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 7.ベニシジミ
夏型のベニシジミが生まれてきている。前翅のオレンジ色のところにある黒い紋が春に出てくるベニシジミより大きくなり、全体に黒っぽくなる。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f5.6 1/125秒 143mm ISO100​ ) ​ 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 8.ヒカゲチョウ
ヒカゲチョウのいる場所は限られているが、この日はたくさん飛んでいた。傷のないきれいな個体を選んで撮影できる。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f4 1/125秒 8mm ISO280​ ) ​ 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 9.アカシジミ -1
アカシジミは比較的多く見ることができた。しかし、すれた個体が多くなっている。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 90mm ISO640 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 10.アカシジミ -2
前のと同じ個体をP610で撮った。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f5.6 1/125秒 98mm ISO500​ ) ​ 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 11.アカシジミ -3
アカシジミも下草へ下りてきている。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f5.6 1/125秒 90mm ISO250​ ) ​ 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 12.コゲラが巣作り
ご婦人がカメラを向けておられる方向を見ると、コゲラがいた。コンコンコンと音を立てながら木の枝をつついて穴をあけていた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f5.6 1/125秒 161mm ISO1250​ ) ​ 露出補正 なし  
;クリックすると大きな写真になります。 13.アカシジミ -4
梢にアカシジミ♀が止まっていた。腹がプクンと膨れている。卵をいっぱい溜めているのだろう。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/500秒 90mm ISO640 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 14.ミドリシジミ
今度はミドリシジミが緑色の金属光沢をちらちらさせながら、飛んできて下草にとまった。10人くらいのカメラマンが翅を開いてくれないかと周りを取り囲む。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1000秒 90mm ISO640 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 15.ウラナミアカシジミ -3
今度はウラナミアカシジミがやってきて下草にとまる。P610でローアングルで撮る。比較的きれいな個体だった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f4 1/125秒 9mm ISO160​ ) ​ 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 16.ホタルブクロ
道筋にホタルブクロ(蛍袋)が咲き始めていた。ホタルブクロ属を学名でCampanulaというが、それは「小さな鐘」という意味だそうだ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f3.3 1/250秒 4mm ISO100​ ) ​ 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 17.モンキアゲハ♂
オオミドリシジミかミズイロオナガシジミがいないかと久しぶりに栗林へ上がってみた。残念ながら、ゼフィルスには会えなかったが、ゆうゆうと旋回して飛んでいたモンキアゲハが、葉の上にとまった。ときどきモンキアゲハのこのような光景を見ることがある。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1000秒 90mm ISO280 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 18.ムラサキシジミ -1
毎年この時期なるとムラサキシジミと会えるところがある。今年も待っていてくれた。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/320秒 90mm ISO280 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 19.ムラサキシジミ -2
前の写真と同じ個体。翅を開いて日光を浴び、紫色が輝いていた。♀だった。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/500秒 90mm ISO280 ) 露出補正 なし