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2021年8月 1日

池の平と鹿沢高原 1 of 3  7月18日

昨年は7月16日~18日、2泊3日で宿も予約していた池の平と鹿沢高原への撮影旅行は、新型コロナウィルス感染者の増加と、天候不順の回復が見込めないため申し訳なかったけれど一週間前にキャンセルしてしまった。今年、改めて7月18日から20日に予約し、単身で行くことにした。7月16日に梅雨明けし、関東甲信越は猛暑になっていた。
 初日の7月18日、朝6時過ぎに横浜を出発し、渋滞もなく、途中2回休憩をして、9時半ごろだったか湯の丸地蔵峠に到着した。長野県東御市から県道94号線で登っていくと地蔵峠に着く、ここが長野県と群馬県の県境でまっすぐ進むと群馬県の嬬恋村に行く。泊りは嬬恋鹿沢だが、今日はまず、長野県側の池の平へ行こうと思う。もう、何度も行ったことがあるところだ。地蔵峠の湯の丸高原ビジターセンターで、池の平への林道の状況や駐車場の状況を確認する。今日は日曜日なので多少混むかもしれないが駐車場は十分確保されているようだ。
 一休みして池の平へと車を進める。20分ほどで池の平の駐車場に着いた、第一駐車場は満車だったが、すぐ近くに第二駐車場があり、停めることが出来た。
 池の平はいくつかの道が整備されているが、この日は「見晴歩道」を行った。「雲の上の広場」(2,110m)から、「三方見晴歩道」を左へ、コマクサが咲くところから小諸方面が見渡せる道を通って、池の平湿原に下りた。1時間半ほどかかってしまった。

1.カラマツソウ(落葉松草、唐松草) -1
2台のカメラを持って、池の平湿原へ歩き始めた。ここは標高2,061m、風が吹くと涼しく気持ちがよい。いくつかの散策路があるが今回は池の平湿原の西側を周る見晴らし歩道というコースを選んだ。険しいところはないがそれなりにアップダウンがある。チョウはクロヒカゲ以外姿を見せない。いつもより花も少ない。wikipediaによれば、このカラマツソウは日本の固有種で、北海道、本州、四国、九州に分布する。低山地から高山帯下部にかけての湿り気のある日当たりのよい草地、林の縁、高原などに生育する。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 13mm ISO500 ) 露出補正 なし
001_210718047 X800 〇池の平 カラマツソウ RX10M4.jpg
2.ニガナ(苦菜、黄瓜菜) -1
足元を見ると黄色い可憐な花が咲いていた。キク科の多年草で、茎に白汁を有し、苦味が多く、和名の由来になっているようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
002_210718051 X800 ◎池の平 RX10M4.jpg
3.ニガナ(苦菜、黄瓜菜) -2
マクロで撮る。ピンクの蕾が可愛い。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f4.5 1/1600秒 90mm ISO100 ) 露出補正 なし
003_210718004 X800 池の平 D5300 TAMRON 90.jpg
4.クロヒカゲ
チョウはクロヒカゲしか飛ばない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/500秒 9mm ISO160 ) 露出補正 なし
004_210718059 X800 〇池の平 RX10M4.jpg
5.ジャノメチョウ
少し大きめの黒いチョウが目に入った。ジャノメチョウと視認する。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 136mm ISO200 ) 露出補正 なし
005_210718065 X800 〇池の平 ジャノメチョウ RX10M4.jpg
6.村界の丘
左側(南側)に視界が開けた。ここは標高2.098mの村界の丘と呼ばれるところだ。眼下に池の平湿原が広がり、その向こうは小諸方面だろう。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 25mm ISO200 ) 露出補正 なし
006_210718067 X800 池の平 見晴歩道 RX10M4.jpg
7.ハクサンシャクナゲ(白山石楠花)
wikipediaによれば、ハクサンシャクナゲは北海道・本州・四国の亜高山帯から一部はハイマツ帯まで分布する。樹高は、亜高山帯では3mほどにもなるが、ハイマツ帯では環境が厳しいため50cmにも満たない場合がある。花は白から淡い紅色で、内側に薄い緑色の斑点がある。亜高山帯の暗い針葉樹林内を彩る代表的な花だそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 42mm ISO400 ) 露出補正 なし
007_210718072 X800 池の平 ハクサンシャクナゲ RX10M4.jpg
8.グンナイフウロ(郡内風露)
チョウが出てきてくれないので花を撮っていた。wikipediaによれば、和名のグンナイは「郡内」で、山梨県南東部にある都留郡(現在の北都留郡、南都留郡)に由来する。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
008_210718077 X800 〇池の平 RX10M4.jpg
9.雲上の丘 -1
10時40分、見晴らし歩道の最高地点である雲上の丘へ着いた、10人くらい登山客が周囲の見晴らしを楽しんでいる。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f4.5 1/1000秒 90mm ISO100 ) 露出補正 なし
009_210718009 X800 池の平 雲上の丘 D5300 TAMRON 90.jpg
10.雲上の丘 -2
恥ずかしながら、意識していなかったので、この山々がどこなのかわからない。上田市が手前に見えたので西側を眺めているとすれば多分、北アルプスなのだが。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/1000秒 132mm ISO100 ) 露出補正 なし
010_210718095 X800 池の平 雲上の丘 RX10M4.jpg
11.ウスユキソウ(薄雪草)
ヨーロッパのエーデルワイスと比べて花びら(苞葉)の幅が厚いという。道沿いに多く咲いていた。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f4.5 1/1000秒 90mm ISO100 ) 露出補正 なし
011_210718015 X800 〇池の平 D5300 TAMRON 90.jpg
12.ヤマオダマキ(山苧環) -1
この花は下を向いて咲くので、下から煽るように撮った。雲一つない青空が背景になる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1000秒 19mm ISO100 ) 露出補正 なし
012_210718112a X800 〇池の平 ヤマオダマキ RX10M4.jpg
13.カワラナデシコ(河原撫子)
秋の七草のひとつであるナデシコである。和名カワラナデシコは、河原に生えている可憐な花を「撫子(なでしこ)」と言うことに由来する。本種は、日本で一般にナデシコと呼んでいる植物で、別名でヤマトナデシコ(大和撫子)とも呼ばれている。また、「大和撫子」は、広辞苑では「日本女性のしとやかさ、奥ゆかしさ、あるいは清らかさ、美しさをたたえていうことばで、か弱さの中に、りりしさがあることを、ナデシコの花になぞらえたもの。」とあった。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f4.5 1/1000秒 90mm ISO100 ) 露出補正 なし
013_210718017 X800 〇池の平 カワラナデシコ D5300 TAMRON 90.jpg
14.アヤメ(菖蒲、文目、綾目)
ハナショウブ、カキツバタと似るがアヤメは花びらに黄色い網目模様があるのですぐわかる。ノハナショウブやカキツバタのように湿地に生えることは、まれであるとされているが、池の平湿原にはアヤメが自生している。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f4.5 1/640秒 90mm ISO100 ) 露出補正 なし
014_210718019 X800 池の平 D5300 TAMRON 90.jpg
15.コマクサ(駒草)
「見晴歩道」は北西の見晴らし岳から下りて来る「三方見晴歩道」とぶつかるがそこを左へ行くと、右手に「見晴コマクサ園」があり、コマクサが咲いていた。「高山植物の女王」として知られるコマクサは他の植物が生息できない砂礫地に単独で自生し、美しく可憐なピンクの花を咲かせる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
015_210718118 X800 〇池の平 コマクサ RX10M4.jpg
16.小諸市から八ヶ岳方面を望む
「見晴コマクサ園」からは小諸市が見下ろせ、その向こうに八ヶ岳の山並みが望める。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
016_210718120 X800 池の平 コマクサ RX10M4.jpg
17.ミヤマモンキチョウ -1
そこから池の平湿原へ下りた。しばらくして今回の目的であるミヤマモンキチョウが飛び始める。これはだ。淡桃色の縁毛が特徴的でモンキチョウと区別できる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 193mm ISO100 ) 露出補正 なし
017_210718140 X800 ◎池の平 ミヤマモンキ RX10M4.jpg
18.ミヤマモンキチョウ -2
飛び回っていてなかなか止まってくれないのだが、しばらく見ていると、地表近くの咲く小さな花に止まり、吸蜜を始めた。保護色になってしまい草むらに紛れてしまうので撮影しにくい。被写体までの距離がある。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 213mm ISO125 ) 露出補正 なし
018_210718168 X800 〇池の平 ミヤマモンキ ハクサンフウロ RX10M4.jpg
19.ギンボシヒョウモン -1
アヤメに大型のヒョウモンが吸蜜に来た。ギンボシヒョウモンだ。発生初期なのだろう。きれいな個体だった。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f4.5 1/500秒 90mm ISO125 ) 露出補正 なし
019_210718026 X800 〇池の平 D5300 TAMRON 90.jpg
20.ギンボシヒョウモン -2
そこへもう1頭やってきた。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f4.5 1/500秒 90mm ISO100 ) 露出補正 なし
020_210718029 X800 ◎池の平 D5300 TAMRON 90.jpg
21.ギンボシヒョウモン -3
ウラギンヒョウモンとギンボシヒョウモンはよく似ている。翅表では区別しにくい。裏面で見分ける。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 175mm ISO100 ) 露出補正 なし
021_210718181 X800 ◎池の平 RX10M4.jpg
22.ミヤマモンキチョウ 飛ぶ姿
モンキチョウもそうだが、ミヤマモンキチョウも静止するときは翅を閉じるので、表は見られない。飛んでいる時を狙うのだが連写で撮っても歩留まりは良くない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO125 ) 露出補正 なし
022_210718197 X800 ▲池の平 放開口 RX10M4.jpg
23.クロマメノキ(黒豆の木)
ミヤマモンキチョウの食草である。アジア、ヨーロッパ、北アメリカにかけた北半球の寒地に広く分布する。日本では、北海道、本州の中部地方以北に分布し、亜高山帯から高山帯の岩礫地、砂礫質の草地、湿地などに群落をつくる。ミヤマモンキチョウが高山蝶である所以である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO125 ) 露出補正 なし
023_210718203 X800 池の平 放開口 クロマメノキ RX10M4.jpg
24.クロヒカゲのカフェ
湿原の休憩所に置かれた木の椅子にクロヒカゲが集まっていた。午後1時半になった。そろそろ駐車場へ引き返す。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
024_210718211mt X800 池の平 グリーン広場 RX10M4.jpg
25.豪雨の傷跡
一旦、地蔵峠へ戻って、何か食べたかかったのだが、レストランは営業しているものの食事の用意はやめているという。仕方なく自販機で冷たいカフェオレを買って飲んで、今夜の宿のある群馬県側の鹿沢高原へ移動した。途中にアイノミドリシジミのポイントがあるので、明日の朝に来ようと下見に行った。なぜ下見に行ったかというと、一昨年(2019年)の10月に台風19号による豪雨で嬬恋村で道路崩壊したところがあったので、確認しておきたかったからだ。もちろん道路は修復されていたが、案の定、ポイントのすぐそばの川沿いに土砂崩壊現場があり、いまだ復旧工事が進んでいなかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 37mm ISO100 ) 露出補正 なし
025_210718226 X800 嬬恋鹿沢 たまだれの滝入り口 湯尻川 RX10M4.jpg
26.崩壊した橋
アイノミドリシジミのポイントへ行くには川の向こう側へ行かなくてはならない。橋が架かっていたところへ行って見るとその橋は崩壊していて復旧もされていなかった。対岸へ行くことが出来ない。あとで宿について尋ねてみたが、対岸へ渡る安全なルートはないという。80歳の身としてはあきらめざるを得ない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 17mm ISO320 ) 露出補正 なし
026_210718225 X800 嬬恋鹿沢 たまだれの滝入り口 湯尻川 RX10M4.jpg
27.ヤマオダマキ -1
宿の東側に村上山(1,746m)という山があるがその麓に野草園が広がり、駐車場から登っていける。まだ3時少し前なので、寄ってみた。池の平より標高が低いためか咲いている花の種類は多い。ここにもヤマオダマキが咲いていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/500秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
027_210718228 X800 嬬恋鹿沢 野草園 RX10M4.jpg
28.コヒョウモンモドキ -1
もしかしたらいるのではないかと思っていたコヒョウモンモドキがヨツバヒヨドリ(四葉鵯) で吸蜜していた。驚くほど小さな個体だ。やや離れた高いところに咲くヨツバヒヨドリで吸蜜中なので撮影し難かった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 181mm ISO320 ) 露出補正 なし
028_210718249 X800 ◎嬬恋鹿沢 野草園 ヨツバヒヨドリ RX10M4.jpg
29.コヒョウモンモドキ -2
この個体は10分近く、このヨツバヒヨドリで吸蜜していた。かって、コヒョウモンモドキは八ヶ岳山麓の海ノ口牧場で多産していた場面に遭遇した経験があるが、最近は、草地環境の減少や開発、シカの食害などで減少が著しいという。絶滅危惧Ⅱ類に指定されている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 181mm ISO400 ) 露出補正 なし
029_210718259 X800 ◎嬬恋鹿沢 野草園 ヨツバヒヨドリ RX10M4.jpg
30.シシウド(猪独活)の蕾
和名は、強剛な草なので、冬場にイノシシが掘り返して食うのに適していることからついたという。wikipediaによると 「 日当たりのよい山地に生える、草丈2-3メートル前後の多年草。8-11月に、散形に密集した白い花を付ける。」とあるのでこれから大きく蕾を広げて花を咲かせるのだろう。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 18mm ISO100 ) 露出補正 なし
030_210718273 X800 嬬恋鹿沢 野草園 シシウド RX10M4.jpg
31.カラマツソウ -2
ここにもたくさんのカラマツソウが咲いていた。残念ながらこの花にチョウは来ない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
031_210718275 X800 嬬恋鹿沢 野草園 RX10M4.jpg
32.コオニユリ(小鬼百合)
良く目立つ花だ。箱根湿性花園にも多く咲きキアゲハなどが訪花するる。しかし、池の平もここもチョウの種類が少ない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
032_210718277 X800 嬬恋鹿沢 野草園 RX10M4.jpg


2016年8月11日

湯の丸高原 地蔵峠から池の平湿原へ(3 終) 7月24日

晴れそうもないのでそろそろ引き上げようと思い、池の平湿原の駐車場の方へ向かう。帰りも歩いてマイカーを置いてある地蔵峠の駐車場まで湯の丸高峰林道を歩くのだ。地蔵峠は海抜1732mだから緩やかな下り坂なので楽である。
 少し晴れ間が出て、明るくなった。コヒョウモンに混じってモンキチョウが飛び出す。離れたところで♂♀が絡んでいたので、望遠端で撮ってみた。ファインダーを覗いたときはわからなかったが、後でモニターを見るとミヤマモンキチョウのようだ。別の♀が近くまで飛んできて、ハクサンフウロに止まり、吸蜜をしている。まぎれもなくミヤマモンキチョウだった。ここへはベニヒカゲのころ、すなわち8月の後半に来ることが多かったので、これまで一度しかミヤマモンキチョウに会ったことはない。ラッキーだった。
 帰路も花の写真を撮りながら地蔵峠へと歩く。午前中にベニヒカゲがいたゲレンデにも寄ってみたが、ベニヒカゲはいなかった。
 地蔵峠の駐車場に戻ったのは2時半を少し回っていた。一休みして朝に登ってきた県道94号線を下る。帰りは小諸インターから上信越道に上がった。途中一度SAで休憩し、順調に走り無事帰宅したが、往復で7時間半のドライブは少々疲れた。

62.ミヤマモンキチョウ♂
離れたところでモンキチョウらしき♂と♀が絡んでいるのが見えた。もしかしたらミヤマモンキチョウかと思って連写した。モニターで拡大してみるとミヤマモンキチョウだった。近づけないのでこれが精いっぱいの写真である。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f6.3 1/​640秒 300mm ISO200​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
63.ハクサンフウロで吸蜜するミヤマモンキチョウ♀​​
霧が移動して明るくなると、数頭のミヤマモンキチョウが飛んでいるのが見える。1頭の♀がハクサンフウロの止まり、吸蜜を始めた。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f6.3 1/​400秒 300mm ISO200​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
64.近くに来てくれたミヤマモンキチョウ♀
今度はまた別の♀が木道の近くのハクサンフウロに来てくれた。木道しか歩けないので、向こうから来てくれるのを待つしかないのだ。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f6.3 1/​400秒 300mm ISO200​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
65.クロマメノキとミヤマモンキチョウの卵​​
ミヤマモンキチョウの食樹であるクロマメノキに卵が2っ産みつけられていた。リュックの中に入れて持ち歩いていたTAMRON 90mmを付けたD5000で撮る。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro​​
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/2​5​​​0秒 90mm ISO5​60​​​ ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
66.ウスユキソウで吸蜜するコヒョウモン
木道から少し離れたところで咲いているウスユキソウにコヒョウモンが来ていた。ウスユキソウとコヒョウモンの取り合わせは初めて見る。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f6.3 1/​320秒 300mm ISO200​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
67.コヒョウモン
コヒョウモンがあちこちで飛ぶようになり、いろいろな花に立ち寄っては吸蜜するようになった。すこし、明るくなったようだ。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f6.3 1/​250秒 300mm ISO280​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
68.キンバイソウ? 金梅草
見るからに高山植物らしき、小さな花が岩に絡んで咲いていた。キンバイソウだろうか。小さな花をマクロで撮っておけば良かったと後悔。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f6.3 1/​320秒 300mm ISO200 ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
69.コシジバイケイソウ -1 越路梅蕙草​​
木道の傍らに見たことのない花が咲いていた。「この花の名は?」という掲示板に投稿して、教えていただいたところ、コシジバイケイソウという花だそうだ。コシジは北陸の越路を意味するそうで、 コバイケイソウとバイケイソウの中間種という。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f5.6 1/​500秒 35mm ISO200 ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
70.コシジバイケイソウ -2
後で花の名を調べようと思って、花を大きく撮っておいた。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f6.3 1/​640秒 300mm ISO200 ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
71.ツリガネニンジン 釣鐘人参
風が吹くと揺れてオート・フォーカスは外れてしまう。鈴の音が聞こえてきそうな可憐な花だ。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f6 1/​320秒 155mm ISO200 ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
72.クロヒカゲ開翅
相変わらず飛んでいるのはクロヒカゲが多い。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f6.3 1/​400秒 300mm ISO200 ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
73.ヤナギラン 柳蘭
高さ0.5-1.5 mのほとんど枝分れせずまっすぐ上に伸びるこの花は良く目立つ。しかし、この花に蝶が来ているのを見たことがない。 

  Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f6.3 1/​250秒 300mm ISO280 ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
74.ミドリヒョウモンとヒメキマダラヒカゲ -1
池の平の駐車場を出て、湯の丸高峰林道を湯の丸へと戻り始める。D5300をリュックに収め、90mmマクロを付けたD5000を首からかける。マルバダケブキの花にミドリヒョウモンとヒメキマダラヒカゲが来ていた。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/2​5​​​0秒 90mm ISO320 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
75.ミドリヒョウモンとヒメキマダラヒカゲ -2
2頭は夢中で吸蜜していて、花から離れそうにない。近づいて撮った。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/2​5​​​0秒 90mm ISO250 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
76.ヒメキマダラヒカゲ
ミドリヒョウモンは飛んで行った。残ったヒメキマダラヒカゲはどうやら♀のようだ。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/320秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
77.ヤマオダマキ -1  苧環
今まで見てきたオダマキと少し違う。花は黄色だが萼片が紫色だ。しかし、花弁や萼片の色には変異があるという。オオヤマオダマキかと思ったが、オオヤマオダマキは北日本に分布し、また、花の先端の角のような距という部分がより内側に巻き込まれているというのでオオヤマオダマキではないと思う。 

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/40​​​0秒 90mm ISO320 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
78.ヤマオダマキ -2 苧環
この黄色い萼片のヤマオダマキの方が咲いている数は多かった。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 90mm ISO250 ) 露出補正 なし
160811_078.jpg
79.ナナカマド 七竃
もう紅葉し始めている木があった。ナナカマドだろうと思う。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/500秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
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80.ハナチダケサシ 花乳茸刺 
よく似ている花が多くみられる。ネットで調べてみると、このハナチダケサシは、基本種のトリアシショウマや変種のアカショウマに似ているが、花序が密で先があまり垂れず、花弁が長く雄しべの倍以上ある。トリアシヨウマなどは林縁に生えていることが多いが、ハナチダケサシは日当たりのよい草地でも目にすることが多い・・・と記されている。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
81.ノアザミにモンキチョウ
アザミの花は時がたつと傷んでしまうことが多いが、咲き始めたばかりできれいだ。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1000秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
82.アカショウマとヒメキマダラヒカゲ
アカショウマと思われる白い花にヒメキマダラヒカゲが来ていた。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/320秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
83.交通事故に遭ったクロヒカゲ
車にひかれてしまったクロヒカゲの死骸に別のクロヒカゲが寄り添っている。どうやら吸汁しているようだ。道路の水たまりなどに、捕えたカラスアゲハの死骸を翅を開いて置いておくと、他のカラスアゲハが集まってくるという習性があり、ほかの種でも同じようなことが見られる。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 90mm ISO480 ) 露出補正 なし
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84.ゲレンデに咲くヤナギラン
湯の丸スキー場のゲレンデは夏の間花畑になる。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/320秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
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85.サカハチチョウ夏型
黒地に白い逆さ八文字が鮮やかなサカハチチョウの夏型が飛んできて、少し離れた地面に止まった。1回シャッターを押すのが精いっぱいで、どこかに飛んで行ってしまった。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1600秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
86.ノアザミで吸蜜するコキマダラセセリ -1
ヒメキマダラセセリかコキマダラセセリか迷ったが、前翅前縁の前頂にかけての形からコキマダラセセリと同定した。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1250秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
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87.ノアザミで吸蜜するコキマダラセセリ -2
前の写真と同じ個体。この写真方が前翅前縁の反り上がりが判りやすい。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/400秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
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88.ゴイシシジミ -1
昨年来た時には地蔵峠の駐車場から、少し湯の丸キャンプ場の方に入ったところにゴイシシジミがいた。そこでゴイシシジミの写真を撮って帰ろうと思っていたが、その前に、ここ湯の丸高峰林道で見つけることができた。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1000秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
89.ゴイシシジミ -2
これは別の個体。チラチラと数頭が飛んでいた。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 90mm ISO220 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
90.エルタテハ
日が出てきたと思ったら、エルタテハが飛んできて路上に止まった。忍び足で近寄ったが、1回シャッターを切ったところで逃げられてしまった。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1250秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
91.スジグロシロチョウ
ウツギの花だろうか白い花にスジグロシロチョウが止まって、じっとして吸蜜している。ふと見つけたが、はじめは気が付かなかった。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 90mm ISO500 ) 露出補正 なし
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2016年8月 7日

湯の丸高原 地蔵峠から池の平湿原へ(2) 7月24日

さらに湯の丸高峰林道を小一時間ほど進むと、池の平の駐車場に着いた。高峰側の車坂峠からと、湯の丸側の地蔵峠からそれぞれ夏期の土、日にはシャトルバスが運行されていたが、池の平の駐車場がマイカーを制限せずに受け入れ可能になったとのことで、4年ほど前に廃止になったとのこと。その駐車場はこの日はほぼ満車だったが。
  池の平湿原は、時々青空が広がり、日が差してくるが、しばらくすると霧が立ち込めてくることもあった。明るくなるとコヒョウモンが飛び始める。飛んでいる黄色い蝶はモンキチョウだけかと思っていたら、ミヤマモンキチョウも観察できたのが収穫だった。しかし、天候のためか蝶は極めて少なく、花の写真を撮りながら歩いていた。

31.ハナニガナ 花苦菜
道は緩やかなカーブが続いていて、時折、ご夫婦が乗ったマイカー、子供たちを乗せたミニバンが登っていく。大きな花に目がいき勝ちだが道端に咲く小さな花もきれいだ。ハナニガナはニガナより花びらの数が多い。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f5.6 1/​500​秒 116mm ISO200​ ​) 露出補正 なし
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32.コオニユリ 鬼百合
​​ これから咲く蕾をいっぱい付けている。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f5.6 1/​320​秒 102mm ISO200​ ​) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
33.グンナイフウロ 郡内風露
ハクサンフウロとの違いは、雄蕊がとがって長く伸びているところ。

  Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f5.6 1/​320​秒 86mm ISO200​ ​) 露出補正 なし
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34.再びヤマオダマキ 山苧環
​​  花は下に向いて咲いている。ローアングルで撮った。

  Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f5.6 1/​1000​秒 52mm ISO200​ ​) 露出補正 なし
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35.マルバダケブキで吸蜜するコチャバネセセリ
​​ 花はみずみずしいのにコチャバネセセリはだいぶ擦れている。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f6.3 1/​800​秒 300mm ISO200​ ​) 露出補正 なし
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36.ハクサンフウロの群落
ハクサンフウロはたくさん咲いていた。ここでは群落となって咲いている。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f5.6 1/​250​秒 18mm ISO200​ ​) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
37.クロヒカゲ
​​ 相変わらずクロヒカゲが飛び出す。これは♀のようだ。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f6.3 1/​250​秒 210mm ISO220​ ​) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
38.ウツボグサ 靫草​​
高原ではよく見る花だが、なぜウツボグサというのだろうか。調べてみると、花穂の形が「うつぼ」という矢を入れ、腰につけて持ち歩く筒形の容器に似ていることから付けられた名とあった。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f6.0 1/​250​秒 195mm ISO300​ ​) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
39.ヤブラン 藪蘭
薄暗いところに咲いていた目立たない花だった。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f5.6 1/​250​秒 120mm ISO900​ ​) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
40.シャジクソウ 車軸草​​
この花は7月19日に箱根湿生花園へ行ったときに見ていたので、シャジクソウとすぐわかった。クローバーの仲間とは思えない。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f5.6 1/​250​秒 120mm ISO640​ ​) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
41.シロニガナ 白苦菜
直径1.5cmくらいの可憐な花だ。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f6.3 1/​250​秒 300mm ISO360​ ​) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
42.ヤマハハコ 山母子
これから花が開くのだろう。白い花弁のように見えているのは総包片と呼ばれ、葉が変化したもので、それが開くと中央の花の部分は黄色だそうだ。 

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f6.3 1/​250​秒 300mm ISO320​ ​) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
43.ナデシコ  撫子
ようやく、池の平の駐車場に着いた。午前11時、駐車場はほぼ満車だが、まだ少し余裕がある。湿原へ向け歩き始める。ナデシコが咲いていた。Wikipediaによれば、「撫でし子」と語意が通じることから、しばしば子どもや女性にたとえられ、和歌などに多く参照される。古くは『万葉集』から詠まれている。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f6.3 1/​250​秒 240mm ISO280​ ​) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
44.池の平湿原​​
湿原を一周するコースを歩こうか、それとも湿原の真ん中を横切る道を歩くか考えたが、ガスも出てきて、天候も心配なので、後者にした。このレンズは広角側で撮るとやや周辺光量不足になるようだ。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f5.6 1/​500​秒 18mm ISO200​ ​) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
45.ノハナショウブ -1  野花菖蒲
湿原ではノハナショウブが咲いていた。赤紫色の花びらの基部に黄色のすじが入るのが特徴。アヤメには網目模様が入る。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f6.3 1/​250​秒 300mm ISO220​ ​) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
46.ニッコウキスゲ  日光黄萓​​
ニッコウキスゲはしばしば大群落となって咲いているが、ここはまとまって咲いているところが少ない。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f6.3 1/​400​秒 300mm ISO200​ ​) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
47.アヤメ  綾目​​​​
アヤメは菖蒲と書く場合もある。「いずれがアヤメかカキツバタ」という慣用句がある。どれも素晴らしく優劣は付け難いという意味であろうが、見分けがつきにくいという意味にも用いられるている。アヤメ、ショウブ、カキツバタはよく似ているが、アヤメの花には網目模様がある。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f5.6 1/​250​秒 120mm ISO320​ ​) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
48.ヤナギラン
はじめ、ヤナギランとはわからなかった。これから花が咲くのだ。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f5.6 1/​320​秒 82mm ISO200​ ​) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
49.忠治の隠れ岩
正面が三方ヶ峰(2,040m)でその登り口に大きな岩があった。江戸時代の侠客、国定忠治が上州赤城から逃げてきて隠れたという伝説の岩と説明されている。天保13年、縄張りが西上州だったから、不都合があるたびに自分の縄張りを通って長野側にしばしば逃れていたが、ついに「国定忠治が、三室の勘助親子を殺害し、信越方面に行くから取締り、逮捕せよ」と言う内容の命令書が関東取締役という役人から、廻状形式の命令書で各集落長宛に発せられたという。その命令書に書き添えられていた一文に、「その一味の者と思われる4人を、浅間越えして小諸に出る車坂で取り押さえた」と記されているのだ。それは、忠治の子分と思われる4人が捕まった場所が「忠治の隠れ岩」とほぼ符合する。その後、忠治は国定村の隣村で捕まえられ、処刑されたのは、明治維新になる26年前のことだったそうだ。参照:「嬬恋村の自然と風土みてある記

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f5.6 1/​320​秒 50mm ISO200​ ​) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
50.雷の丘
池の平湿原の標高は2,000mもある。鏡池の向こうに見える雷の丘は2,108m。ときどき雲が去って晴れ間が見える時がある。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f5.6 1/​1000秒 44mm ISO200​ ​) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
51.ノハナショウブ -2
​​ この辺りはノハナショウブもアヤメも咲いている。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f5.6 1/​400秒 20mm ISO200​ ​) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
52.鏡池
​​ 鏡池に雷の丘の緑が写る。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f5.6 1/​640秒 60mm ISO200​ ​) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
53.カラマツソウ 唐松草
​​ 花の中心部が少し紫色だったので、わかりにくかったが、葉の形状を見るとカラマツソウのようだ。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f6.3 1/​400秒 300mm ISO200​ ​) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
54.咲きはじめのマツムシソウ 松虫草
​​ 8月の半ばを過ぎるとこの松虫草にもベニヒカゲが吸蜜に来る。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f6.3 1/​320秒 300mm ISO200​ ​) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
55.ミドリヒョウモン
​​ 10mくらい先に咲いているマルバダケブキの花に大型のヒョウモンチョウがいた。目が悪いのでファインダーでは種が判別できない。撮ったファイルをモニターで拡大してみてミドリシジミと分かった。蝶はほとんど飛んでいない。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f6.3 1/​250秒 300mm ISO320​ ​) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
56.霧
​​ 湿原を霧が渡っていく。時折日が差すのだが・・・

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
​​​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f5.6 1/​1000秒 24mm ISO320​ ​) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
57.コヒョウモン
​​​​ 地蔵峠から上がってくる途中で見たヒョウモンチョウに比べ、前翅外縁の弧がより丸みを帯び、前翅内縁のすぐ上の黒斑の特徴から、コヒョウモンと同定した。日が差して明るくなると蝶が飛び出す。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
​​​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f6.3 1/​250秒 300mm ISO400 ​) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
58.ウスユキソウ -1 薄雪草
​​​​ エーデルワイズの仲間であるウスユキソウが群落になって咲いていた。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
​​​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f6.3 1/​250秒 300mm ISO200 ​) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
59.ウスユキソウ -2
​​​​ 花は小さな花が集まった頭花で、茎の先端につき、その下に苞葉広がる。頭花は周囲が雌花で、中央に両性花があり、雌花が結実するという。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
​​​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f6 1/​500秒 175mm ISO200 ​) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
60.ハクサンフウロに来たコヒョウモン
​​​​ きれいな個体だった。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
​​​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f6.3 1/​320秒 300mm ISO200 ​) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
61.2頭のコヒョウモン​​
左のピントを合わせたコヒョウモンはハクサンフウロで吸蜜しているが、右上のボケた方はウスユキソウで吸蜜しているのだろプか?ウスユキソウで吸蜜する蝶は見たことがない。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f6.3 1/​400秒 300mm ISO200 ​) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
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2016年8月 4日

湯の丸高原 地蔵峠から池の平湿原へ(1) 7月24日

ここ何年もの間、人出の多い土曜、日曜は信州などへの日帰りドライブは避けていた。7月の末には高原の蝶を撮りにどこかへ行きたい。だが、天気予報によれば、7月23日、24日の土曜日、日曜日が晴れ間が出る以外、しばらくは晴れそうな日はない。意を決して24日に湯の丸高原へ出かけることにした。
  早朝5時15分に自宅を出発し、東名高速、圏央道、関越、上信越道を走り、東部湯の丸ICで下り、県道94号線を30分ほど登って、8時半に地蔵峠駐車場に着いた。
  昨年は地蔵峠から烏帽子岳に登り、ミヤマシロチョウやミヤマモンキチョウを撮影することができた。今回はきつい山登りは避けて、地蔵峠から林道を池の平湿原まで歩いて往復するというコースを選択した。
 300mmのレンズが欲しくなり、安直なSIGMA18-300を注文していたが、前日に届いたので、これをD5300に付けた。価格に相応して300mmの開放はf6.3と暗い。どれくらい解像してくれるか。この日は、そのD5300をいつものように首に掛け、P610を右手に持ち、90mmマクロを付けたD5000を雨具や着替えなどと一緒に小さなリュックに入れて歩くことにしていた。
  しかし、あってはならないミスをしていた。地蔵峠の駐車場にある大きな案内図を撮っておこうとP610のシャッターボタンを押したところ、バッテリーを入れ忘れていることに気が付いた。予備のバッテリーがベストのポケットの入っているので、安心して挿入しようとしたが、なんとP610の予備バッテリーとして用意していたのはG7Xのバッテリーだった。これでこの日はP610は使用できない。
  湯の丸自然学習センターに立ち寄って、湯の丸高峰林道を池の平湿原へ向け歩き始めた。見た蝶と花を時系列に写真を載せていく。花の咲いている場所が判るような記述や写真は、それをヒントにその場所が特定され、盗掘されるので控えるべきであるとの指摘を目にする。そのことはわきまえなくてはいけないが、歩いた地域を述べないと自然観察紀行にならないだろう。もちろん、保護されていない地域での絶滅危惧種といった希少な蝶や、植物に限っては撮影場所を安易に開示にすることを避けなければいけない。

1.地蔵峠
上信越自動車道を東部湯の丸ICでおりて県道94号線を地蔵峠へ上がってくるとここに出る。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f6 1/​400​秒 185mm ISO200​ ​) 露出補正なし
;クリックすると大きな写真になります。
2.地蔵峠駐車場
ここは湯の丸スキー場の大きな駐車場があるので、駐車しておくことに問題はない。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f5.6 1/​1000​秒 18mm ISO200​ ​) 露出補正なし
;クリックすると大きな写真になります。
3.湯の丸スキー場
新しいレンズのSIGMA 18-300mmを付けたD300を首に掛け、TAMRON90mmを付けたD5000を小さなリュックに入れて、湯の丸高峰林道を池の平湿原へ向け歩き始めた。本来ならP610をいつものように右手に持つのだが、上述したようにP610は役に立たないので車に置いてきた。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f5.6 1/​1000​秒 24mm ISO200​ ​) 露出補正なし
;クリックすると大きな写真になります。
4.ヒメキマダラヒカゲ
時間は9時。ヒメキマダラヒカゲとクロヒカゲが活発に飛び出す。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f5.6 1/​250秒 120mm ISO200​ ​) 露出補正なし
;クリックすると大きな写真になります。
5.シモツケ 下野
​​ シモツケが咲いていた。しっとりとして美しい。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f5.6 1/​250秒 120mm ISO200​ ​) 露出補正なし
;クリックすると大きな写真になります。
6.ノアザミ 野薊
​​ アザミもいろいろあって同定するのが難しい。タムロソウなどというのもある。これはノアザミだろう。もう少し時間がたって、日が差して来ればヒョウモンチョウやクジャクチョウが飛来しそうだ。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f5.6 1/​250秒 82mm ISO800​ ​) 露出補正なし
;クリックすると大きな写真になります。
7.ヤマオダマキ 山苧環
​​ ヤマオダマキが咲き始めていた。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f6 1/​320秒 195mm ISO200​ ​) 露出補正なし
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8.クロヒカゲ​​
​​ クロヒカゲの飛翔もなかなか速い。昨年、烏帽子岳に登った時もまず、飛び出したのは、クロヒカゲとヒメキマダラヒカゲだった。これは♂のようだ。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
​​​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f6.3 1/​250秒 280mm ISO250 ​) 露出補正なし
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9.マタタビの葉 木天蓼
​​​​ ハンゲショウかと思ったが、マタタビのようだ。この葉は、芽だしの頃は緑であり、その後に白い斑紋ができ、やがて再び緑色になるという。不思議だ。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
​​​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f6 1/​250秒 165mm ISO640 ​) 露出補正なし
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10.これから咲くヒヨドリバナ 鵯花
​​​​ ヒヨドリバナは蝶が好きな花だ。開花するとヒョウモンたちや、アサギマダラ、ヒメアカタテハなどがやってくる。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
​​​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f5.6 1/​640秒 70mm ISO200​ ​) 露出補正なし
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11.ハナチダケサシ? 花乳茸刺
​​​​ 似たような白い花をつける花序を持つ花が何種か咲いていた。素人のわたくしには同定が難しいがこれはハナチダケサシのようだ。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
​​​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f5.6 1/​800秒 70mm ISO200​ ​) 露出補正なし
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12.咲き始めのシモツケ 下野
咲き始めの頃が可憐である。望遠端の300mm f6.3開放でもなかなかシャープだ。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f6.3 1/​400秒 300mm ISO200​ ​) 露出補正なし
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13.カラマツソウ? 落葉松草、唐松草​​
ネットでいろいろ調べてみると葉の形が少し違うようだが、カラマツソウのように思える。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f5.6 1/​800秒 70mm ISO200​ ​) 露出補正なし
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14.シャジクソウ 車軸草​​
​​ 蝶がなかなか現れないので花の写真が多くなってしまう。この花は箱根湿生花園でも見たシャジクソウだ。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f6 1/​250秒 175mm ISO280​ ​) 露出補正なし
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15.ヤマホタルブクロ 山蛍袋
​​ 舞岡公園にも咲いていたホタルブクロかと思ったが、萼片の形からヤマホタルブクロだと思う。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
​​​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f6 1/​250秒 175mm ISO800​ ​) 露出補正なし
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16.アカショウマ? 赤升麻
​​​​ 似たような白い花が多く咲いている。これはアカショウマだろう。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
​​​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f6 1/​250秒 175mm ISO800​ ​) 露出補正なし
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17.ヤマブキショウマ? 山吹升麻
​​​​ アカショウマに似ているが、花の色が淡黄色だ。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
​​​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f5.6 1/​250秒 102mm ISO250​ ​) 露出補正なし
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18.マルバダケブキ 丸葉岳蕗
​​​​ 高原ではお馴染みの大きな黄色い花だ。この花にもヒョウモンチョウなどが集まる。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
​​​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f5.6 1/​250秒 120mm ISO640​ ​) 露出補正なし
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19.クガイソウ 九蓋草​​
​​​​ 茎に輪生する葉が層になってつくので、九蓋草、九階草の名があるという。この花も蝶が好きな花だ。まだ気温が低いのか蝶の姿はない。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
​​​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f5.6 1/​250秒 44mm ISO720​ ​) 露出補正なし
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20.開きかけのニッコウキスゲ 日光笠萓
​​​​ 花が黄色で葉がカサスゲ(笠萓)に似ているため、地名を付けてニッコウキスゲと呼ばれだし、全国に広まった名前だが、正しくはゼンテイカ(禅庭花)というとのこと。。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
​​​​​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f6.3 1/​500秒 210mm ISO200​ ​) 露出補正なし
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21.夏のスキー場
​​​​​​ 林道の途中から湯の丸スキー場のゲレンデが広がる。正面が湯の丸山でその左側の尖った山が昨年登った烏帽子岳だ。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
​​​​​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f5.6 1/​1250秒 31mm ISO200​ ​) 露出補正なし
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22.コキマダラセセリ
​​​​​​ 草原になっている夏のゲレンデでは、薄日が差すと蝶が飛び出す。目につくのはモンキチョウで、残念ながらミヤマモンキチョウではない。コキマダラセセリが飛んできて目の前の草に止まった。300mmでマクロを試した。距離は十分とれるので楽だ。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
​​​​​​​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f6.3 1/​500秒 300mm ISO200​ ​) 露出補正なし
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23.ヒョウモンチョウ -1
​​​​​​​​ コヒョウモンかと思ったが前翅外縁が直線的なのでヒョウモンチョウだと思う。でも、とても小さい個体だった。ハクサンフウロで吸蜜する。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
​​​​​​​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f6.3 1/​640秒 250mm ISO200​ ​) 露出補正なし
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24.ヒョウモンチョウ -2​​
日が差し始めるとあちらこちらでヒョウモンチョウが飛び出す。夏のゲレンデにはハクサンフウロが多く咲いていた。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f6.3 1/​400秒 300mm ISO200​ ​) 露出補正なし
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25.ハクサンフウロ 白山風露​​​​
ゲレンデの草原にはハクサンフウロがたくさん咲いていた。ハクサンフウロを手前に置いて遠景に湯の丸山が写る構図をトライしたが無理だった。P610が健在だったら撮れたかもしれない。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f6.3 1/​500秒 300mm ISO200​ ​) 露出補正なし
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26.ベニヒカゲ -1​​​​​​
草原を歩いているとふいに黒い蝶が飛び立って、葉の上にとまった。ベニヒカゲだ。まだベニヒカゲは時期的に無理だろうと思っていたので、ラッキーだ。よくぞ早く生まれてきてくれた。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​​​​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f6.3 1/​400秒 300mm ISO200​ ​) 露出補正なし
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27.ベニヒカゲ -2​​​​​​​​
同じ個体。今度は近づいて撮らせてくれた。後翅まで伸びたオレンジ色の帯が鮮やかだ。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​​​​​
​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f6.3 1/​320秒 300mm ISO200​ ​) 露出補正なし
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28.ベニヒカゲ -3
​​ 一度飛び立つが、また近くの葉に止まる。きれいな♂だった。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f6.3 1/​500秒 270mm ISO200​ ​) 露出補正なし
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29.モンキチョウ
モンキチョウの雌雄が寄り添うように翅を休めていた。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f6.3 1/​800秒 220mm ISO200​ ​) 露出補正なし
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30.ヒョウモンチョウ -3
ハクサンフウロの花で吸蜜するヒョウモンチョウ。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f6.3 1/​640秒 200mm ISO200​ ​) 露出補正なし
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