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2017年10月28日

蝶 自選年間ベスト10 (​11) 2013年

2013年2月に娘夫婦がバリ島旅行に誘ってくれたので一緒に行くことになった。娘たちは4泊5日をのんびり過ごすというが、チョウ好きの私にとっては憧れの東南アジアである。シンガポール経由で入ったバリ島で、着いた日の宿をとったのは、島の西側、海沿いのスミニャックというところだ。翌日、ホテルのプールで遊んでいる娘たちと別れて、近くを歩いてみた。ちょっと脇の空き地に入ると多くの蝶を見ることだ出来る。さすがだ。次の日はタクシーを頼んで、タバナンというところにあるバタフライ・パークへいった。ホテルへ戻る途中、バリ島の景勝地タナロット寺院に寄った。

 第3日はやはり西側の海沿いにある「ブルガリ」で昼食にした後、ウルワツ寺院でケチャ・ダンスを観る。ここにも蝶は多い。次の日は、タマン・アユン寺院を観た後、北東部の山間地であるキンタマーニ高原へ行く。ここは楽しみにしていたが、レストランで食事をしただけで蝶を追うことはできなかった。そして、ウブドに向かった。ウブドでは宿泊したプリ・ウランダリというホテルの敷地内や、ゲートを出て、すぐ近くの空き地で蝶を追いかけ、楽しんだ。詳しくはバリ島のフィールドで撮った蝶をご覧いただきたい。

 夏は、2泊3日で、八島が原湿原、美ヶ原に出かけたが、あまり成果は得られなかった。北杜市のオオムラサキセンターや上高地へは日帰りで出かけた。
  秋には新横浜公園のガガイモでカバマダラが発生しているという情報に触れた。台風が来ていたりしてなかなかチャンスがなかったが、最後の最後にやっと1頭に会うことができた。

;クリックすると大きな写真になります。 1.ヤエヤマムラサキ 2013年1月28日 グァム島
マンギラオゴルフ場に、この年もまた、ヤエヤマムラサキがいた。きれいな個体で、翅を開いて見せてくれた。♀の前翅の先は紫色に輝く。これは♂だ。

Nikon D5000 TAMRON 90mm ​f​2.8G macro
絞り優先オートで撮影(f​​5.6 1/1400秒 90mm ISO400 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 2.翅を開いたマルバネルリマダラ 2013年1月28日 グァム島
グァム島のマンギラオ ゴルフクラブでホール・アウトして、クラブハウスへ戻る道にテイキンザクラの深紅の花が咲いているところがある。毎年ここではマルバネルリマダラがその花に集まっている。

Nikon D5000 TAMRON 90mm ​f​2.8G macro
絞り優先オートで撮影 ( f​​​5.6​ 1/​250​秒 90mm ISO​8​00)露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 3.ユベンタヒメゴマダラ 2013年2月8日 バリ島 タバナン付近
初めて見るチョウだった。ランタナの花に絡みながら吸蜜しようとしている。​

Nikon D5000 TAMRON 90mm ​f​2.8G macro
絞り優先オートで撮影( f​​​5.6​ 1/​800​秒 90mm ISO​400) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 4.コモンタイマイ バリ島 タナロット寺院​
黄色いランタナの花に来ていたコモンタイマイ。ここでは普通種のようである。ウブドで見たコモンタイマイは激しく傷んでいたが、これはきれいな個体だった。

Nikon D5000 TAMRON 90mm ​f​2.8G macro
絞り優先オートで撮影( Ff​​​​5.6​ 1/​400​秒 90mm ISO​400)露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 5.ギフチョウ鮮やかに 2013年4月5日 神奈川県相模原市​
イワツツジが咲いていた。いつもの年よりも早いのではなかろうか。イワツツジに来たギフチョウを撮るのは初めてだった。

Nikon D300 Tokina 100mm ​f​2.8 macro
  絞り優先オートで撮影( f​​5.6 1/​1600​秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
クリックすると大きくなります。 ​6.ウラナミアカシジミ 2013年5月13日 横浜市舞岡公園
なかなか良い写真が撮れなかったウラナミアカシジミが目の前にいた。​

Nikon D300 Tokina 100mm ​f​2.8 macro 
絞り優先オートで撮影 ( f​​​​​6.3​ 1/​250​秒 ISO​9​00 ) 露出補正 -0.3段
クリックすると大きくなります。 7.ギンボシヒョウモン 2013年7月8日 山梨県北杜市 観音平
観音平は標高1,570mある。ここまで登ってくるとギンボシヒョウモンが多くなる。​

Nikon D300 Tokina 100mm ​f​2.8 macro 
絞り優先オートで撮影 ( ​f​6.3​ 1/​1000​秒 ISO​4​00 ) 露出補正 -0.3段
クリックすると大きくなります。 8.スジグロシロチョウの求愛 2013年8月23日 長野県上高地
2頭のスジグロシロチョウの♂が​キオンの花に止まっている♀に求愛をしている。前にいる♂の眼はしっかりと下にいる♀を見ている。しかし♀の方は尾端を上げて交尾したくないと意思表示している。私の好きな写真になった。

Nikon D300 Tokina 100mm ​f​2.8 macro
絞り優先オートで撮影( ​​​f6.3​ 1/​800​秒 ISO​4​00 )露出補正 ​なし​​​​​​​
クリックすると大きくなります。 9.路傍のクジャクチョウ 2013年7月25日 長野県美ヶ原山麓
美ヶ原から三城へ下りてきて、松本へ向かう道の傍らに咲く黄色い花でクジャクチョウが吸蜜していた。​

Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f4 1/200秒 6mm ISO200 ) 露出補正 なし
クリックすると大きくなります。 10.カバマダラ 2013年10月31日 横浜市新横浜公園
秋になって​、カバマダラが新横浜公園で発生しているとの情報がネット上を飛び交っていた。やっと10月18日に行くことができたが、伊豆大島に大きな被害をもたらした台風26号で、ここ新横浜公園も冠水し、第三京浜の港北インターから新横浜へ向かう道(県道13号線)を挟んで、日産スタジアムの反対側の公園や運動場部分は、閉鎖されていた。新横浜公園は、国土交通省京浜河川事務所管理下の多目的遊水地の上に建設されている。台風の大雨で冠水することこそ、その目的を果たしているのだが​​​​​​​​​。​水が引いた​​10月​28日にも行ってきたが、カバマダラは飛んでいなかった。そして最後のチャンスと思って行った31日に、フジバカマの花に来ていたこのチョウを撮った。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f5.6 1/​40​0秒 1​11​mm ISO​1​00 ) 露出補正 なし
クリックすると大きくなります。 ​補 1.アサギマダラ 2013年​10月10日 富山県五箇村
秋に能登半島ドライブ旅行をした折、往きに世界遺産「五箇村」を訪れた。北陸の秋だったが、天気が良く、五箇村の村落のフジバカマには、オオウラギンスジヒョウモンや複数のアサギマダラが舞っていた。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm ​f​3.5-5.6G
​プログラム​オートで撮影(​f​5.6 1/​640​秒 ​170​mm ISO400)露出補正 -0.3段
クリックすると大きくなります。 補 2.カセンソウの花畑で遊ぶオオウラギンスジヒョウモン 2013年7月18日 神奈川県 箱根湿生花園
箱根湿生花園の奥にある仙石原湿生植生復元区には、この時期黄色いカセンソウの花が咲く。一面黄色いカセンソウの花の中にいるオオウラギンスジヒョウモンを撮りたかった。ここは低地湿原として、一部が国指定天然記念物に指定されている貴重な場所。 ​

Nikon COOLPIX P90 ​f​2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( ​f​5​.6​ 1/​250​秒 110mm ISO​64)露出補正 ​-0.3段
クリックすると大きくなります。 補 3.逆さに止まるテングチョウ 2013年7月8日 山梨県北杜市 観音平
テングチョウの写真は、地面に止まったり、下草に止まったりしているところが多い。こんな止まり方をするテングチョウは初めてだった。​

Nikon D300 Tokina 100mm ​f​2.8 macro 
絞り優先オートで撮影  ( ​f​​6.3​ 1/​320秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
クリックすると大きくなります。 補 4.ヒョウモン3種 長野県八島が原湿原 2013年7月25日
この写真は、平成14年の年賀状に使用した。左からヒョウモンチョウ、ミドリヒョウモン、ウラギンヒョウモン。ほかに同じ花が沢山あるのに何で一つの花に集まるのだろうか? ​

Nikon D300 Tokina 100mm ​f​2.8 macro 
絞り優先オートで撮影  ( ​f​​5.6​ 1/​3200秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
クリックすると大きくなります。 補 5.オオムラサキ 2013年7月8日 山梨県北杜市​
樹液が出ている大きな木があり、その柵にオオムラサキの♂が翅を開いて止まってくれた。まだ7月の初旬だが既に大分擦れていた。

Nikon D300 Tokina 100mm ​f​2.8 macro 
絞り優先オートで撮影  ( ​f​​5.6​ 1/​400秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
171028_016.jpg 補 6.アコンテアイナズマ? 2013年2月10日 バリ島 ウブド​
ウブドの朝、散歩をしていたら、むこうからから猛スピードで飛んできた。必死になって写真を撮ったが、なんという蝶かわからない。帰国して、東南アジアの蝶図鑑を新調して同定を試みたが、確信はない。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8G macro
絞り優先オートで撮影 ( f​5.6​ 1/​800​秒 90mm ISO​400 )露出補正 なし


2015年2月 6日

2015年 Bali島で撮った蝶(1) ジンバラン 1月10日


 Bali島旅行記のあと、このbali島で撮った蝶の写真を抱えていたが、2月2日に冬の舞岡公園へ出かけ、今まで見たことのなかった鳥たちに出会えたので、そちらを先にアップした。

  さて、Bali島はジンバランの「RIMBA Jimbaran BALI」に泊まった翌日、広大なホテルの敷地内で蝶を追った。午後はUbudへ移動しなくてはならないので午前中の限られた時間だったっが、9種の蝶を撮影でき、結構楽しむことができた。

  同じ敷地内にある姉妹施設の「AYANA」へは、シャトル・バスがあるが、その道に沿って遊歩道がある。あまり人が歩くところではなく、草むらの中にも立ち入ることができる。じっくりと探せばもっともっと多くの種類に出会えたと思う。

  Baliにはいったい何種類くらいの蝶が生息しているのだろうか。台湾で400種を超えるというから、同じくらいは生息しているのだろうか。

 Bali島の面積は5,532㎢で東京都の約2.5倍にあたる。バリ島の中央よりやや北側には、アグン山(3,142m)、バトゥール山(1,717m)とキンタマーニ高原の山々が東西に連なる。いずれも活火山で、アグン山は1964年に、バトゥール山は1917年と1926年に大噴火している。こうした火山灰と熱帯モンスーン特有の激しいスコールが肥沃な土壌を生み出し、ライス・テラスに代表されるBali独特の風光明媚な景観を作り出している。ジンバランはBali島の南端の方でングラ・ライ国際空港に近いバトゥン半島の北側に位置する。海も近い。

 Bali島は11月~3月までは雨季だという。5月~9月がベスト・シーズンのようだ。地域、季節により飛んでいる蝶は異なると思うが、おととし来た時も2月であり、ほぼ同じ季節だった。今度来る機会があれば、是非、乾季に来たい。カザリシロチョウなど違う蝶たちにも会えると思う。

;クリックすると大きな写真になります。 1.メスアカムラサキ♀
朝8時、朝食のためRIMBAのレストランへ向かう途中、ふわっと飛んできて目の前に止まった。カバマダラかと思ったが、カバマダラよりやや大きく、すぐにメスアカムラサキの♀と解った。今回Bali島へきて最初のカットだ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/240秒 130mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 2.メスアカムラサキ♂ -1
10時半、AYANAの方へ向かう遊歩道を蝶を撮りながら歩いてきて、「RIMBA」へ戻ってくると、エントランスの前にメスアカムラサキの、今度は♂が路面で吸水していた。時々飛び立っては近くに止まる。メスアカムラサキの♂と♀の翅の模様の違いが良くお分かりいただけると思う。メスアカムラサキのメスはカバマダラに擬態しているとされる。wikipedia などによれば、飛び方にしても、有毒のカバマダラに擬態しているとされるメスアカムラサキの♀は、普段はマダラチョウのようにふわふわと飛んでいるが、人が追っかけて捕虫網をふりまわし、取り逃がしたとたん、タテハチョウの飛び方に変わって力強くはばたいて逃げてしまう。このことは、この蝶の普段の飛び方が、モデルに似せるための、つまり擬態のためにあえてとっている行動であることを示唆するものであるという。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/750秒 74mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 3.メスアカムラサキ♂ -2
前の写真と同じ個体である。しばらくこの周りにいた。AYANAとのシャトルバスが見える。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.6 1/850秒 6mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 4.同定できなかった蝶 -1
朝食前、エントランス近くにいたこの蝶を娘の主人が見つけて「何かいますよ」と教えてくれた。シジミチョウ科の蝶のようにも見えるが、大きさは小型のタテハチョうくらいある。前翅が少し破れていて、その破れたところから翅表のきれいな紫色が見える。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/160秒 24mm ISO320 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 5.同定できなかった蝶 -2
前の写真と同じ個体。良く見ると尾状突起のようなものがある。ムラサキシジミの仲間だろうか。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/110秒 111mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 6.ウスキシロチョウ♂ -1
ホテル敷地内の遊歩道で撮った。写真では見難いが大きな葉の裏に静止している。風があって、葉が大きく揺れ、フォーカス・ポイントが定まらない。日本でも八重山諸島ではふつうにみられる。敏速に飛ぶ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/210秒 22mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 7.ウスキシロチョウ♂ -2
10時半頃、RIMBAの玄関に戻ってきたが、その近くに咲いていたハイビスカスの花にウスキシロチョウが潜り込んでいた。花の蜜というのは、雄蕊や雌蕊には無いのだ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/210秒 32mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 8.ウスキシロチョウ♂ -3
9時過ぎまでは、敏速に飛び回っていたウスキシロチョウだが、この時間帯になると吸蜜に花を訪れる個体が多い。このハイビスカスの周りには入れ代わり立ち代わりウスキシロチョウが飛んできていた。頭を埋めて無心で吸っている。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.6 1/200秒 12mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 9.ウスキシロチョウ♀ 
前の写真と違い裏面の黄色が濃い。♀だろうと思う。それとも違う種だろうか。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/450秒 24mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 10.キチョウの仲間
見たところは日本でも良く見るキタキチョウに良く似ている。しかし、同じ種なのかどうかは解らない。遊歩道の小さな花に多く見られた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/170秒 51mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 11.ウラナミシロチョウ
撮った時はウスキシロチョウかと思っていたが、後で写真を見ると少し違う。ウラナミシロチョウのようだ。日本でも沖縄以南に土着している。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/220秒 148mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 12.ウラベニヒョウモン -1
初めて見る蝶だった。雑草が茂る草むらの日当たりの良い黄色い花で数頭のこの蝶が吸蜜していた。ウラベニヒョウモンという和名がついているが、大きさはやや小さく、日本のヒョウモンチョウほどで、斑紋も違和感があった。後翅裏面に赤褐色の帯状部分があるのが和名の由来だそうだ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/160秒 55mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 13.ウラベニヒョウモン -2
日本でも迷蝶として、石垣島や、西表島で発見されたこともあるが、土着はしていないとされている。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/170秒 86mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 14.キマダラセセリの仲間 -1
とても小さなセセリチョウだった。日本にいるキマダラセセリやアカセセリに似るが違う種である。調べてみると東南アジア、オーストラリアには、キマダラセセリに良く似たセセリチョウの種類が多い。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/160秒 99mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 15.キマダラセセリの仲間 -2
左前翅表面、右前翅裏面、右後翅表面が見られるが、前の写真の蝶と同じ種かどうかも解らない。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/200秒 119mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 16.同定できないシジミチョウ -1
2m位の木の周りを飛んでいた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/800秒 96mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 17.同定できないシジミチョウ -2
前の写真と同じ個体である。マメ科の木のように見えるが、その枝に産卵している。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.6 1/680秒 12mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 18.タイワンキマダラ
初めて見る蝶である。日本では1973年に西表島で発見され、台湾からの迷蝶とされたが、以後、西表島では完全に土着し、八重山の各島にも土着しているそうだ。(日本チョウ類保全協会編 フィールドガイド 日本のチョウ 参照)

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/300秒 22mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段


2015年1月25日

二度目のBali島・今回は3泊4日の旅 1月9日~13日 (3) ​11時​までホテル(Kamandale Ubud)の周辺を散策


  1月11日、この日はウブドの街へ出かける予定である。3人は11時のホテルから町の中心地である王宮までのシャトル便に乗るという。​それまで​私はひとり​、​蝶を追うことにする。ホテルは厳重なセキュリティー管理がなされていて、昨日到着の時も、ゲートの外で荷物の検査があった。はたしてホテルの敷地の外に出て行けるのかどうか、また、もどってきて入るときにトラブルにならないのか疑問だった。朝食を終え、9時過ぎにゲートまで行ってみた。守衛さんが2人いる。ニッコリ笑って"Good Morninng"と言ったところ、笑顔で挨拶を返してくれた。ちょっと外を散歩してみたいのだが外へ出てよいかと尋ねたところ、OKだという。小一時間歩いてみたが、蝶の写真撮影ではあまり収穫がなかった。
  門のところまで戻ってきたら、さっきの守衛さんがニコニコと迎えてくれたのでほっとした。今度はホテルの敷地内を歩いてみる。結構蝶が飛んでいる。6種類ほどの蝶を撮った。
11時にホテルの玄関まで行き、3人と合流した。ホテルのシャトル便に乗り込む。

34.日の出
朝6時半、朝日が昇ってきた。快晴ではないが、天気に問題はなさそうだ。朝食は8時の約束だ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f8 1/850秒 25mm ISO400 ) 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。
35.コテージ
これが私たちが泊まったコテージである。娘たち夫婦は4~5棟先の別のコテージに泊まっている。左手前に見えるのが専用プールだが、使うことはなかった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/180秒 4.4mm ISO200 ) 露出補正 -0.7段
1;クリックすると大きな写真になります。
36.大きな実
直径10cmほどの大きな実のなっている木があった。柑橘類ではなそうだが、なんの実かわからない。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
プログラムオートで撮影  ( f5.3 1/250秒 85mm ISO280 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
37.ヤシの実
ヤシの木はひときわ高く伸びている。ヤシの実は黄金色になっていた。黄色い椰子はキングココヤシといい、ニュークニン(Nyuhkuning・バリ語)というらしいが、はたしてこれがそうなのかどうか?

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
プログラムオートで撮影  ( f5.6 1/500秒 56mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
38.Kamandale Ubudのメイン・プール
朝食は​ホテルの​ PETULU というメイン・レストランだ。バイキングだが、ヨーロッパのようにハム、ソーセージの種類は多くない。ミーゴレン(焼きそば)、ナシゴレン(炒飯)、お粥などもある。果物はスイカが旨かった。メイン・プールが見え、その向こうが昨夜、夕飯を食べたAREA CAFE だ。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
プログラムオートで撮影  ( f5 1/400秒 56mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
39.ライス・フィールド
メイン・レストランからフロントへ​通じる​廊下から、ライス・フィールドと宿泊棟が見える。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
プログラムオートで撮影  ( f7.1 1/250秒 18mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
40.Pura Taman Sari
朝食を終えて、私は3人と別れ、蝶を追うことにする。出られたらゲートの外に出てみようとトライしてみる。案外何事もなく、若い守衛さんがニコニコと送り出してくれた。門を出て右の方、北に向かって歩こうと思うが、その前に左側に小さな寺院があるので見てみる。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
プログラムオートで撮影  ( f3.5 1/250秒 18mm ISO250 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
41.神様へのお供え
バリ島の宗教​である​バリ・ヒンドゥー教は別名「お供え物の宗教」と言われるほど、宗教活動に供物(バンタン・Banten)は不可欠だそうだ。供物を使わない宗教行為もあるようだが、ほとんどの場合、供物が必要と言っても​過言ではない​という。一​番​観光客が目にするお供え物はチャナンと言われるものだ。チャナンは、お供え物の基本となるもので、ヤシの葉、バナナの葉、お花などからできている。バリ・ヒンドゥー教徒は、このチャナンを毎日決められた場所にお線香とともに供え、聖水を振りかける。また、朝一番の炊き立てご飯をバナナの小片に載せたサイバン(Saiban)というお供え物も、毎日のように供えるという。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
プログラムオートで撮影  ( f5.3 1/250秒 85mm ISO450 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
42.外から見たKamandalu Ubud の入口
この案内板の少し先にゲートがあるが、ここからはゲートの中の様子​は​想像がつかない。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/250秒 32mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
43.Mt.Agung アグン山
さて、Kamandalu Ubud のゲートを出て北の方へ歩きはじめる。広大な田んぼが広がり、地図で見ると林の向こうはブタヌ川という川が流れる谷になっている。その向こうに大きな山が見えた。山の上の方には雲がかかっていて、山容がわかりにくいが、多分、バリ島最高峰のアグン山(3,142m)だと思われる。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
プログラムオートで撮影  ( f9 1/320秒 48mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
44.キンタマーニの山?
アグン山は東側の方向に見えたが、その北側にも山が見える。方角からしてキンタマーニの山々と思うが、定かではない。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/640秒 116mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
45.バリの神様
バリ島にはいたるところに寺院があり、神様の像がある。これは​Viceroy​というホテルの入り口を守る神様だった。おととしウブドに来たときに泊まったPuri Walandariはここより西の方にあるが、そこに泊まった時に、​一夜、タクシーに乗ってHotel ViceroyのCas Cadesというレストランまで夕食に来たことを思いだした。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
プログラムオートで撮影  ( f10 1/400秒 18mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
46.ニワトリ
10時になったので​、そろそろ​Kamandalu Ubudに​戻らなくてはならない​。放し飼いにされているのか、逃げ出したのか、きれいな羽のニワトリがいた。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/640秒 105mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
47.Kamandalu Ubudのエントランス
Kamandalu Ubudの門を入ると、正面がこのエントランスだ。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
プログラムオートで撮影  ( f9 1/320秒 18mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
48.南国の花 -9 ハナキリン
紅色の花のように見えるのは苞(花のつけ根につく葉の変形したもの)で、​小さな​本当の花は真ん中にある​ ​とのこと​。肉厚で、いかにも南国らしい感じがする。和名の由来はサボテンの木麒麟(モクキリン)に形が似ていて、よく花を咲かせるということからきているという。名前がわからなかったので「この花の名は?掲示板」で訪ねてみたところ、あんずさんという方から、ハナキリンではと教えていただいた。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
プログラムオートで撮影  ( f5.6 1/1000秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
49.南国の花 -10 ゴールデン・トランペット
はじめ黄色いハイビスカスかと思ったが、蕊がハイビスカスのそれではない。日本へは明治時代の末期に渡来したそうだ。 本州では温室栽培されるが、沖縄では普通に見かけられるとのこと。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
プログラムオートで撮影  ( f7.1 1/800秒 112mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。


2013年4月 2日

バリ島のフィールドで撮った蝶 -2 2月9日~12日 /バリ島旅行 2月5日~13日


 2月9日 この日は楽しみにしていたキンタマーニ高原へ行く日だ。キンタマーニ高原へ行く前に、まず、タマン・アユン寺院へ寄った。広い、美しい境内の林縁を飛ぶエメラルドグリーンに輝くアゲハチョウを見るが、なかなか止まってはくれない。 ほかにも蝶はいるのだが、撮れる状況にはなかった。キンタマーニ高原へ移動したが、レストランへ行ったようなもので、field を歩く時間は全く取れなかった。また、そういうところへは行くことさえ叶わなかった。残念であるが、通常の観光ツアーでは無理のようだ。
 翌、2月10日、前日は全く期待外れだったので、ウブドの街へ出かける前の時間、宿泊したホテル「Puri Wulandari」付近で撮ろうと思った。
 ホテルの玄関から守衛さんたちがいるゲートへの300mほどのアプローチ道路を行き、幹線道路を向こう側に渡ってみた。昨日、シャトル便で出かけるときに、このあたりの空き地で蝶が飛んでいるのを見かけていた。ほんの僅かな空き地だったが、踏み込むと蝶が何種類も飛び立つ。ここで1時間以上撮影を楽しんだ。

ウラナミジャノメの仲間;クリックすると大きな写真になります 47.ウラナミジャノメの仲間
ヒメウラナミジャノメが属するYpthimaというグループには、多くの種類がいる。しかし、このYpthimaの一種と思われる蝶は、日本にいるヒメウラナミジャノメやウラナミジャノメとは異なる。模様は南西諸島にいるマサキウラナミジャノメに似るが、マサキウラナミジャノメは日本固有種だ。2月9日にキンタマーニ高原で昼食をしたレストランで、すぐ傍に飛んできた。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/1000秒 6.1mm ISO200 ) 露出補正 なし
Euthalia aconthea suidas アコンテアイナズマ;クリックすると大きな写真になります 48.Euthalia aconthea suidas アコンテアイナズマ
2月9日からウブド郊外の「Puri Wulandari」に泊まった。翌10日は10時のシャトル便でウブトの街へ出ることになっている。出発までの時間、ホテルの敷地内を歩いてみた。すると、前方から飛んできて、道端の植え込みに止まった蝶がいた。初めて見る蝶だった。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8G macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/800秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
コモンタイマイ;クリックすると大きな写真になります 49.コモンタイマイ
ウブドの街では「Cafe Lotus」というところで昼食にした。ビンタンビールでサンドウィッチを食べていると、何やら蝶が飛んできた。コモンタイマイだった。大分破損している。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8G macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/250秒 90mm ISO720 ) 露出補正 なし
ウスキシロチョウ;クリックすると大きな写真になります 50.ウスキシロチョウ
つぎの日の2月11日、午後から再びウブドの街へ行くことになっている。そこで午前中、「Puri Wulandari」の近くの空き地で蝶を撮った。その空き地は守衛室があるホテルのゲートの外にあるが、その手前のハイビスカスの花に黄色い蝶が来ていた。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/320秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
?;クリックすると大きな写真になります 51.?
同じところの茂みにいた。裏面しか撮影できず、タテハチョウ科、あるいジャノメチョウ科の蝶と思うが、全く見当がつかない。裏の模様はコノマチョウの仲間のようだが、前翅のくびれがない。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/250秒 200mm ISO1800 ) 露出補正 なし
ナガサキアゲハ♂ Papilio memnon genor;クリックすると大きな写真になります 52.ナガサキアゲハ♂ Papilio memnon genor
いったん守衛さんに挨拶して外に出たが、ふと振り返るとハイビスカスに大型の黒いアゲハが絡んでいる。撮ったときはナガサキアゲハとは思えなかった。日本にいるナガサキアゲハとは別亜種のようだ。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/320秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
メスアカムラサキ♂;クリックすると大きな写真になります 53.メスアカムラサキ♂
守衛室のあるところから外に出て、幹線道路を反対側に渡ったところにある空き地に入った。陽が当たり、雑草が茂っている。まず、目に入ったのがこのメスアカムラサキの♂だった。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/1000秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
メスアカムラサキ♂ 裏面;クリックすると大きな写真になります 54.メスアカムラサキ♂ 裏面
今度は翅を閉じて止まった。図鑑で見る八重山諸島にいるメスアカムラサキより後翅の白帯の幅が狭い。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/320秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
クロテンシロチョウ;クリックすると大きな写真になります 55.クロテンシロチョウ
この空き地の周辺部は茂みになっていて、あまり日が当たらない。そんなところにクロテンシロチョウが多くいた。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/250秒 200mm ISO640 ) 露出補正 なし
ウラナミシジミの仲間 シロウラナミシジミ Jamidesu Alecto 56.ウラナミシジミの仲間 シロウラナミシジミ Jamidesu Alecto
迷蝶として南西諸島で記録があり、八重山では一時的に発生することがあるという。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/250秒 200mm ISO1100 ) 露出補正 なし
ルリモンジャノメ;クリックすると大きな写真になります 57.ルリモンジャノメ
薄暗い茂みのなかを複数の本種が飛んでいた。飛翔中に一瞬、前翅のブルーと後翅外縁の暗赤褐色が目に入った。この種は日本にはいない。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/250秒 200mm ISO2000 ) 露出補正 なし
イワサキタテハモドキ裏面;クリックすると大きな写真になります 58.イワサキタテハモドキ裏面
かって竹富㠀で見たカバタテハにとてもよく似ていた。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/1000秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
イワサキタテハモドキ 裏面;クリックすると大きな写真になります 59.イワサキタテハモドキ 裏面
これは58.とは別の個体である。この空地には多く飛んでいた。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/1000秒 120mm ISO400 ) 露出補正 なし
イワサキタテハモドキ 表;クリックすると大きな写真になります 60.イワサキタテハモドキ 表
表はさらにカバタテハに似ている。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/250秒 150mm ISO650 ) 露出補正 なし
コジャノメの仲間?;クリックすると大きな写真になります 61.コジャノメの仲間?
日本にいるコジャノメやリュウキュウヒメジャノメとは眼状紋が違う。色は少し黒っぽいが、Orsotriaena medusに見える。しかしコジャノメやリュウキュウヒメジャノメはMycalesisだが。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/250秒 150mm ISO450 ) 露出補正 なし
ツバメシジミの仲間;クリックすると大きな写真になります 62.ツバメシジミの仲間
  日頃見ているツバメシジミEveres argiadesとは黒点の位置など少し違うようだ。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/2500秒 170mm ISO400 ) 露出補正 なし
コミスジの仲間 Neptis soma?;クリックすると大きな写真になります 63.コミスジの仲間 Neptis soma?
コミスジに比べると後翅のは白帯が広い。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/640秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
コミスジの仲間 Neptis soma?;クリックすると大きな写真になります 64.コミスジの仲間 Neptis soma?
63.と同じ個体。開翅してくれた。コミスジとも違うし、ミスジチョウとも違う。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/1600秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
リュウキュウムラサキ?;クリックすると大きな写真になります 65.リュウキュウムラサキ?
11日の午後、ウブドの街を歩いていると、2匹の蝶が飛んでいた。そのうちの一匹がこれだ。わかりにくいがリュウキュウムラサキのようだ。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/250秒 200mm ISO1400 ) 露出補正 なし
メスアカムラサキ♂;クリックすると大きな写真になります 66.メスアカムラサキ♂
もう一匹がこのメスアカムラサキ♂だった。大勢の人が行き交う目抜き通りに沿ったちょっとした空き地だった。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/250秒 200mm ISO450 ) 露出補正 なし
ヤマトシジミ;クリックすると大きな写真になります 67.ヤマトシジミ
シンガポールへ向け出発する2月12日の朝、「Puri Wulandari」の道で撮った。道はきれいに掃除されている。向こうからホテルの人が歩いてきた。この蝶はどう見てもヤマトシジミだ。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/200秒 4.9mm ISO125 ) 露出補正 なし


2013年3月16日

バリ島旅行 2月5日~13日 (8) 2月11日 再びウブドの街へ


 2月11日、きょうはウブド滞在最終日だ。午前中はホテルでのんびりと過ごし、午後はウブドの街へ出る予定である。わたくしは蝶の写真があまり撮れないでいるので、少々焦っていた。ホテルを昼ごろ出発するというので、それまでの時間、ホテル付近で蝶を撮ろうと思う。この日は、多目的に撮ろうと思い、D5200のレンズを18-200mmズームに付け替えた。
 昨日と同じようにホテルからその入口である守衛さんたちがいるゲートまでの道を歩くと、道端に咲くハイビスカスにナガサキアゲハが来ていた。さらに幹線道路を渡り、向かい側にある空き地に蝶が舞うのを見て、そこで頑張ってみることにする。あまり広くない、奥には壊れかけた寺院がある空き地なのだが、思ったより多くの蝶が飛ぶ。種類も多い。そこで1時間ほど蝶の撮影を楽しんだ。
 ウブドの街では、もう一つ行ってみたいところがあった。豚の丸焼きを食べさせる「Ibu Oka」という店だ。まず、「Ibu Oka」で食事をして、街を歩く。
 夕方5時近く、ウブド王宮前の集会所でホテルの車を待っていたら雨が降ってきた。降り出すと激しいスコールだ。迎えに来てもらったホテルの車に乗り込み、動き出すと雨は止んできた。ドライバーさんに頼んで帰り道でスーパーマーケット(ビンタン・スーパーマーケット)に寄ってもらった。なかなか立派なスーパーだった。サンバル・ソースとバリ・コーヒーなどを買った。

100.「Puri Wulandari」の朝
朝8時半、今日も穏やかに朝の光が照らす。ウブドは標高が高いので朝夕は涼しい。ビラの道は塵ひとつなく掃除されている。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/125秒 4.9mm ISO125 ) 露出補正 なし
「Puri Wulandari」の朝;クリックすると大きな写真になります
101.ハイビスカスに来る野鳥
今朝もプールの向こうに植えられているハイビスカスに野鳥が来ている。ハイビスカスの花は夜はしぼんでしまうが、朝になると開いてくる。D5000に18-200mmを付けた。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/250秒 200mm ISO1250 ) 露出補正 なし
ハイビスカスに来る野鳥;クリックすると大きな写真になります
102.バトゥカル山
今日もタバナンの山々がよく見える。あの辺りはキンタマーニ高原と並ぶ人気の避暑地でブラタン湖畔には公園が整備されているとのこと。次に機会があれば是非行ってみたい。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/250秒 200mm ISO1250 ) 露出補正 なし
バトゥカル山;クリックすると大きな写真になります
103.守衛室の前で
さて、朝食を終えて、蝶の写真を撮ろうと私は守衛さんたちのいるホテルのゲートの方へ歩いて行った。守衛さんの一人に外へ出て良いかと尋ねた。もちろん、出る人は拒まない。そばにどなたか守衛さんのお嬢ちゃんだろうか、女の子が遊んでいた。お父さんらしき方に写真を撮ってよいかと身振りで伝え、了解を得た。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/250秒 28mm ISO400 ) 露出補正 なし
守衛室の前で;クリックすると大きな写真になります
104.蝶を追ったフィールド
守衛室のあるホテルのゲートを出たところを2車線の幹線道路が走る。その幹線道路を渡ったところが空き地になっていて、蝶の飛ぶ姿が見える。さっそく、歩いてみる。次々と蝶が飛び出す。しかも見たこともない蝶たちだ。何種類もいる。ここで1時間強の蝶の撮影を楽しんだ。名前のわからない蝶がほとんどで、帰ってから調べなくてはならない。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F6.3 1/800秒 70mm ISO400 ) 露出補正 なし
蝶を追ったフィールド;クリックすると大きな写真になります
105.「Ibu Oka」 王宮前の本店
先輩にバリ島へたびたび行かれた方がおられ、「Ibu Oka」 のことを聞かされていた。12時半にホテルからウブドの街へ車で送ってもらった。「Ibu Oka」はサレン・アグン宮殿のすぐそばだ。混雑するとは聞いていたので待つことは覚悟していたが、案の定、満員でその3号店の方へ回されてしまった。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F6.3 1/400秒 18mm ISO400 ) 露出補正 なし
「Ibu Oka」 王宮前の本店;クリックすると大きな写真になります
106.「Ibu Oka」 3号店入口
3号店もすぐそばだった。ここもなかなか混んでいる。見たことのないようなインコが飼われていたり、置かれている豚の"石像"も立派だ。この写真のところを入ったところに入口がある。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F6.3 1/800秒 18mm ISO400 ) 露出補正 なし
「Ibu Oka」 3号店入口;クリックすると大きな写真になります
107.「Ibu Oka」 3号店店内
春節の連休とかで中国からの観光客がとても多い。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( F4.0 1/50秒 10.1mm ISOオート ) 露出補正 なし
「Ibu Oka」 3号店店内;クリックすると大きな写真になります
108.「Ibu Oka」の料理
料理は豚の丸焼き(バビ・グリン)。写真の左側に見える、飴色にカリカリに焼かれた皮がうまかった。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/250秒 18.0mm ISO3200 ) 露出補正 なし
.「Ibu Oka」の料理;クリックすると大きな写真になります
109.行進
ウブドのメイン・ストリートを頭に荷物を載せた女性たちが歩く。早足で歩くのでぶれてしまった。バティックという腰衣はバリの女性の正装だそうだ。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.2 1/30秒 6.6mm ISO400 ) 露出補正 なし
行進;クリックすると大きな写真になります
110.ジェラード屋さんのお客さん
時刻は3時を回った。「Ibu Oka」を出た後、歩き回っていたのでここらでお茶にした。そのカフェの席からお隣のジェラード屋さんを撮った。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F6.3 1/250秒 135mm ISO2500 ) 露出補正 なし
ジェラード屋さんのお客さん;クリックすると大きな写真になります
111.これもホテル
お茶にした店の名は「icip-icip」というが、そこのマネージャーらしき女性が、その店の奥にある「Pondok Pundi」というホテルをぜひ見ていって欲しい、そして次に来たときは泊まって欲しいという。中に入っていくとガネーシャが迎えてくれた。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F6.3 1/250秒 18mm ISO560 ) 露出補正 なし
これもホテル;クリックすると大きな写真になります
112.ハーレー・ダビッドソン
そのホテルの中庭にハーレー・ダビットソンが置かれていた。この2台を含め、5台もある。多分、オーナーの趣味なのだろう。ハーレー・ダビッドソンといえば、東日本大震災による津波で、6500キロメートル離れた宮城県山元町からカナダのグレアム島まで流されたコンテナ内部から、ハーレー・ダビッドソンが発見されたということが話題となった。ハーレー・ダビッドソン社は無償で修理し、所有者へ送ることを発表したが、持ち主が、現状のまま博物館で展示することを望んだため、送り返さないことが決定したという。(Wikipedia)

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F6.3 1/250秒 18mm ISO560 ) 露出補正 なし
ハーレー・ダビッドソン;クリックすると大きな写真になります
113.神様の彫刻
娘の主人がヒンドゥの神様の彫り物を買いたいらしい。しかし、バリでも一流の人が掘った像は小さいものでも1万円を超える。みやげ物では満足ができず結局、買わなかった。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F6.3 1/20秒 18mm ISO3200 ) 露出補正 なし
神様の彫刻;クリックすると大きな写真になります
114.モンキー・フォレスト
「Ibu Oka」からウブドの街のメイン・ストリートのひとつであるモンキー・フォレスト通りを南に下って、町のはずれにあたるモンキー・フォレストまで来た。時間があれば中に入りたいのだが、時刻は午後4時。中は鬱蒼として暗そうなのでやめにした。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F6.3 1/160秒 105mm ISO3200 ) 露出補正 なし
130316_114.jpg
115.「The Bridges」
今宵はバリ島最後の夜だ。娘たちが「The Bridges」というレストランを予約してくれた。ホテルからウブドの街へ行く途中にパクスバ川を渡るチャンプアン橋というのがある。そのそばにこの「The Bridges」というレストランはある。店は橋から下へおり、渓流の音を聞きながら食事をすることになる。料理の味は良かった。サプライズで娘がかみさんの誕生日祝いのデザートをウェイトレスに頼んでくれていた。楽しませてくれた。長居をしてしまい夜10時半だ。満員だった席もほとんどのお客さんはいなくなってしまった。明日はシンガポール経由で帰国だ。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.0 1/10秒 4.9mm ISO1600 ) 露出補正 なし
「The Bridges」;クリックすると大きな写真になります

2013年3月13日

バリ島旅行 2月5日~13日 (7) 2月10日 ウブドの街へ


 昨夜は、夜中にカエルが鳴くような「ケ・ケ・ケ」という声が聞こえ、3回ほど目が覚めた。しかも寝室の中にいるようだ。カエルなら人に害を加えるようなことはないと寝てしまったが。ところが、朝起きてホテルの人に聞いてみると、それはgekkoだという。ヤモリだ。それにしてもあの小さな体で大きな声で鳴くのには驚きだ。
 夜中にスコールがあったようだ。プールサイドが濡れている。しかし、迎えた朝は、今日もまた良い天気だと確信する。今日はウブドの街へ出て、ショッピングだそうだ。私は一つだけ注文を付けた。「Cafe Lotus」に寄ること。ガイドブックを見ていて、カフェの奥に寺院があるのに興味があった。
 昨日、キンタマーニ高原で蝶の写真が撮れなかったのが、とても残念で、ここウブドで撮りたいという気持ちになる。朝、10時にホテルを出発する街の中心地へ運んでくれるシャトルカーまでの間、ホテルから幹線道路であるケダワタン通りまでのわき道を歩いてみた。蝶の数は少なかったが、イナズマチョウのようなのを撮ることができた。シャトルはウブドの街の中心部を通り過ぎてモンキーフォレスト通りをモンキーフォレストの近くまで行ってくれた。ここから歩いて中心部へ戻ってくれば良いというドラィバーのサービス心であった。
 この日の夕食は高級リゾートといわれるViceloy Hotelまで行き、Cas Cades Restrantへ行った。渓谷沿いの見晴らしの良い席に案内され、ウェイターのジョークと乗りに楽しませてもらいながらのフレンチを楽しんだ。

83.「Puri Wulandari」の朝
昨夜はスコールがあった。朝6時半、渓谷に霧が流れている。しかし、間もなく霧も晴れ、今日も良い天気であることを確信した。写真でプールの右側にあるのがgekko出入り自由の寝室である。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.0 1/80秒 6.1mm ISO200 ) 露出補正 なし
「Puri Wulandari」の朝;クリックすると大きな写真になります
84.ハイビスカスで鳥がさえずる
プールの前にあるハイビスカスに、スズメほどの大きさの鳥が飛んでくる。用心深く、なかなか傍には止まってくれない。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8G macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/250秒 90mm ISO1600 ) 露出補正 なし
ハイビスカスで鳥がさえずる;クリックすると大きな写真になります
85.朝食のレストランはプールサイド
われわれのコテージから上がっていったところに、共用のプールがあり、そのプールサイドが朝食のレストランになっていた。プールの向こうに山が見える。ウェイターに聞いてみると左側がバテュカル山で、右側がポホン山とのこと。方向はタバナンの方で、キンタマーニはもっと右側だそうだ。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/1250秒 30.5mm ISO200 ) 露出補正 なし
朝食のレストランはプールサイド;クリックすると大きな写真になります
86.大きなカタツムリ
ウブドの街へのシャトル便は10時に来る。それまで間、「Puri Wulandari」の周りを散策してみようと思う。周りといっても幹線道路から、「Puri Wulandari」へ入ってくる道を歩く以外歩くところはない。大きなカタツムリを見つけた。食べられそうだ。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.0 1/320秒 6.1mm ISO200 ) 露出補正 なし
大きなカタツムリ;クリックすると大きな写真になります
87.田園風景
幹線道路から、「Puri Wulandari」へ入ってくる道の両側には田園風景が広がる。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/800秒 30.5mm ISO200 ) 露出補正 なし
田園風景;クリックすると大きな写真になります
88.サギ
畑ではなく、水田のようだ。サギが餌を探している。少し頭部が橙色に見える。このあと、前方から飛んでくる蝶らしきものを発見。道路脇に止まってくれた。ウブドでの初めての蝶だ。イナズマチョウの一種だろう。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8G macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/500秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
サギ;クリックすると大きな写真になります
89.田圃のメル
田圃には寺院にあるメルのような小さな石塔がたつ。このあたりで、カバマダラとタテハモドキが飛んでいた。いずれも田圃の中で入っていけなかった。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8G macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/2000秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
田圃のメル;クリックすると大きな写真になります
90.ウブドの街
ホテルのシャトル便でウブドの街へ運んでもらった。これから午後まで街の散策である。ウブドの街は南北に走るモンキーフォレスト通りとハノマン通りに挟まれている。最初に泊まったスミニャックが海だったのに対し、ウブドは山間の村で、我々にとっては懐かしい田園風景とバリ島独特の伝統文化をもっとも色濃く残す。ウブドがバリ島の芸能、芸術の村として知られるようになったのは、オランダ統治下の1930年だという。ウブドは西洋の息吹を受け入れ、現在は街のいたるところで絵画や伝統舞踊が鑑賞できるバリ島屈指の観光地となった。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.0 1/1250秒 12.1mm ISO200 ) 露出補正 なし
ウブドの街;クリックすると大きな写真になります
91.街のカフェ
通りにはこのようなカフェがたくさんある。気温は30℃ほどだろうか。しかし、冷房などはない。ウブドも歩くと汗が噴き出すように熱いが、木陰に入ると汗は引く。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/100秒 12.1mm ISO200 ) 露出補正 なし
街のカフェ;クリックすると大きな写真になります
92.デサ・パクラマン・ウブド寺院
ウブドの街の中にもたくさんの寺院がある。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.0 1/1250秒 6.1mm ISO200 ) 露出補正 なし
デサ・パクラマン・ウブド寺院;クリックすると大きな写真になります
93.頭に荷物を載せて歩く女性
ウブドの街ではこのように頭の上に荷物を載せた女性を多く見た。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8G macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1250秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
頭に荷物を載せて歩く女性;クリックすると大きな写真になります
94.集会所
ここは、ウブド宮殿の前にある集会所のようなところ。初めはウブド宮殿の一部かと思ったら、どうやらそうではなかった。待ち合わせ場所のようで、ホテルに帰る車を待つグループの人たちが集まっている。私たちもホテルのシャトル便をここで待つことになっている。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/20秒 12.1mm ISO200 ) 露出補正 なし
集会所;クリックすると大きな写真になります
95.カフェ・ロータス -1
12時半すぎ、小腹も減った。是非入ってみたいと思っていたカフェ・ロータスはサレン・アグン宮殿(ウブド王宮)から50m位のところにあった。入ると客席があり、その向こうはハス池になっていて、さらにその向こうには寺院がある。創立1983年、ウブドでは老舗のカフェとのこと。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/640秒 25.0mm ISO200 ) 露出補正 なし
カフェ・ロータス -1;クリックすると大きな写真になります
96.カフェ・ロータス -2
見渡すほどの蓮池が広がり、その先には、サラスワティ寺院の塔が立っている。勿論、歩き回ることもOKで、食事を終えた人たちがカメラを持って歩いている。私はビンタン・ビールでサンドイッチを食べた。添えられたフライド・ポテトがとても美味しかった。とその時、私の視野の前を黄色い蝶が横切った。カメラを持って飛び出す。だいぶ傷んだコモンタイマイだ。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.0 1/1250秒 6.1mm ISO200 ) 露出補正 なし
カフェ・ロータス ;クリックすると大きな写真になります
97.ウブド王宮(サレン・アグン宮殿) -1
ウブド王宮はウブドの街のランド・マーク的な存在である。壁や扉のバリ彫刻は20世紀の巨匠レンバットの作品とのこと。この門を入ると広場になっていて、夜はバリ舞踏の子宴会場として利用されている。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.0 1/400秒 13.8mm ISO200 ) 露出補正 なし
ウブド王宮(サレン・アグン宮殿);クリックすると大きな写真になります
98.ウブド王宮(サレン・アグン宮殿) -2
16世紀に建てられたウブド王朝の宮殿跡で、現在もスカワティ王家の末裔が居住している。迎えのシャトル便が来るので中に入って見学する時間が取れなかった。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.0 1/400秒 18.1mm ISO200 ) 露出補正 なし
ウブド王宮(サレン・アグン宮殿) -2;クリックすると大きな写真になります
99.Hotel Viceroy Bali の夕焼け
いったんホテルに戻り、出直して、Hotel Viceroy Bali へ夕食に出かけた。ウブドの街からは北東に位置し、「Puri Wulandari」からは東になるが、いったん、ウブドの街の方を回ってからでないといけない。レストランはCas Cades という。娘たち夫婦はここでの夕食を楽しみにしていたようだ。ロブスターのスープがとても旨かった。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/60秒 13.6mm ISOオート ) 露出補正 なし
Hotel Viceroy Bali の夕焼け;クリックすると大きな写真になります


2013年3月10日

バリ島旅行 2月5日~13日 (6) 2月9日 -2 ウルン・ダヌ・バトゥール寺院、棚田を見てウブドへ


 時刻は午後1時になった。キンタマーニ高原に未練は残るが、同行の観光ガイドの勧めるウルン・ダヌ・バトゥール寺院へ向かう。この寺院もバリでは重要な寺院の一つだそうだ。
 バリ島では昨年になって、4エリアがユネスコの世界文化遺産に登録された。登録されたのは、 バトゥカル山林保護区内ジャティルウィ地区のバトゥカル寺院・ジャティルウィライステラス、タマンアユン寺院、パクリサン河川流域のグヌンカウィ遺跡とともに、キンタマーニ高原とこのウルン・ダヌ・バトゥール寺院である。ウルン・ダヌ・バトゥール寺院へは、女性は腰巻を付け、男性は帯を付けて境内に入る。
 観光タクシーのガイドさんの説明を聞きながら、ウルン・ダヌ・バトゥール寺院を観たあとは、今夜から3泊するウブドの方へ向かう。途中、テガララン村のライス・テラス(棚田)のカフェに寄った。
 ウブドのホテル「Puri Wulandari」はウブドの街から15分ほど行ったところにあった。カートに乗せられてアユン川の渓谷沿いに建てられたヴィラに案内された。専用のプールがあったので、びっくりした。 この日の夕食は、このリゾートホテルのレンストランでゆっくりと過ごした。

72.世界遺産 ウルン・ダヌ・バトゥール寺院
キンタマーニのレストランから車で10分くらいでウラン・ダヌ・バトゥール寺院に着いた。2012年7月に世界遺産に登録されている。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.0 1/320秒 6.1mm ISO200 ) 露出補正 なし
世界遺産 ウルン・ダヌ・バトゥール寺院;クリックすると大きな写真になります
73.ウラン・ダヌ・バトゥール寺院 灌漑の水を守る女神を祀る
以前はバトゥール山の火口原の中にあったが、1926年の大噴火により現在の高台に移設された。主にバリ島全域の灌漑システムの水を守る女神イダ・デヴィ・バタリ・ウルン・ダヌを祀る。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.0 1/400秒 6.1mm ISO200 ) 露出補正 なし
ウラン・ダヌ・バトゥール寺院 灌漑の水を守る女神を祀る;クリックすると大きな写真になります
74.ガネーシャ
ガネーシャはヒンドゥー教の神さまで、太鼓腹の人間の身体に片方の牙の折れた象の頭を持ち、4本の腕をもつ。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.0 1/200秒 6.1mm ISO200 ) 露出補正 なし
ガネーシャ;クリックすると大きな写真になります
75.炎の形をしたチャンディ・アグン
チャンディとは石造りの霊廟のことをいうらしい。火山岩の切石を積み上げて建てた寺院建築であるとのこと。この扉の紋様が素晴らしかった。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/100秒 12.1mm ISO200 ) 露出補正 なし
炎の形をしたチャンディ・アグン;クリックすると大きな写真になります
76.バレ・ペサムアン
何か神事の準備をしているようだった。バレ・パサムアンは神のシンボルを集めて祀る。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.0 1/400秒 13.8mm ISO200 ) 露出補正 なし
バレ・ペサムアン;クリックすると大きな写真になります
77.ウルン・ダヌ・バトゥール寺院の中国式寺院
ウルン・ダヌ・バトゥール寺院の建立は11世紀のワルマデワ王朝ジャヤ・ハングス王によるという。王が中国女性カンチンウイを妃に迎えたことから境内には中国式寺院もある。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.0 1/320秒 13.8mm ISO200 ) 露出補正 なし
ウルン・ダヌ・バトゥール寺院の中国式寺院;クリックすると大きな写真になります
78.テガララン村のライス・テラス
バリ島の観光案内にライス・テラスは一見の価値があると評されている。是非行ってみたかったので、寄ってもらった。入場料(駐車料?)を支払って、沿道に車を止め、またもカフェへ案内された。ちょっと喉も乾いていたので文句はないのだが、案内されるところがレストランや、カフェばかりのような気がしていけない。眺めも少々期待外れ。勿論、散策もできるようだが、その気になれなかった。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/800秒 30.5mm ISO200 ) 露出補正 なし
テガララン村のライス・テラス;クリックすると大きな写真になります
79.ヤシの木
棚田に、高く伸びるヤシの木は立派だった。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8G macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1000秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
ヤシの木;クリックすると大きな写真になります
80.ウブド郊外 「Puri Walandari」
4時少し前に、今夜から3泊するホテル「Puri Walandari」に着いた。チェック・インしてバギーでコテージに案内された。ここも、ウルワツの「BVLGARI」のように各棟が独立している。わたくしたち老夫婦で1棟を使うことになった。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.0 1/640秒 6.1mm ISO200 ) 露出補正 なし
ウブド郊外 「Puri Walandari」;クリックすると大きな写真になります
81. 「Puri Walandari」のスペース
ここは私たちのコテージのいわば居間だ。風通しの良い屋外にある。この前に専用プールがある。一日中プールに浸かりながら、ビールを飲んだり、昼寝をしたり、リラックスするためにある。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.0 1/80秒 6.1mm ISO200 ) 露出補正 なし
 「Puri Walandari」のスペース;クリックすると大きな写真になります
82. 「Puri Walandari」 コテージ専用プール
前の写真の居間の続きにこのプールがある。プールの向こうはアユン川が流れる渓谷になっている。蝶を探しに渓谷まで下りてみようとしたが、途中で道がなくなってしまった。遠くからラフティングを楽しむ歓声が聞こえてくる。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.0 1/800秒 6.1mm ISO200 ) 露出補正 なし
 「Puri Walandari」 コテージ専用プール;クリックすると大きな写真になります

2013年3月 7日

バリ島旅行 2月5日~13日 (5) 2月9日 -1 タマン・アユン寺院からキンタマーニ高原へ


 2月9日 今回の行程のなかで、私はキンタマーニ高原へ行くこの日を一番楽しみにしていた。そして、今日は次の宿泊地であるウブドへの移動である。娘たちが立ててくれた計画では、これに加えてバタフライ・パークへ行くことになっていた。朝9時に「THE LEGIAN」に観光タクシーが迎えに来てくれた。乗り心地のあまり良くないディーゼルのミニバンだ。バタフライ・パークは昨日行っておいたので、まず、タマン・アユン寺院へ行く。タマン・アユン寺院からは、一年に3回、コメの収穫ができるという田園風景を眺めながら、キンタマーニ高原へ。途中、どこかに寄ったときに蝶の写真を撮りたいと期待していたが、タクシーはキンタマーニ高原がテラス席から眺められるレストランへ直行だった。
 雄大なキンタマーニの火山や、湖を眺めながら、バイキングの昼食をとり、次に行くところをガイドと相談した。わたくしたちは湖畔へ行ってみたいと告げたが、遠くて時間がかかるのでダメだという。結局近くにある、ウルン・ダヌ・バトゥール寺院へ寄って、ライス・テラス(棚田)を見て、ウブドへ向かうことになった。

58.「THE LEGIAN」最後の朝
今日でこの美しい海辺のホテルとお別れである。柔らかな朝の光がパステルカラーに海を染めている。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.0 1/1250秒 8.9mm ISOオート ) 露出補正 なし
「THE LEGIAN」最後の朝;クリックすると大きな写真になります
59.朝のスミニャックの海岸
ジョギングする人、散歩をする人、海岸には人が多い。朝日を浴びて、長い影を作っている。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.3 1/800秒 18.6mm ISOオート ) 露出補正 なし
朝のスミニャックの海岸;クリックすると大きな写真になります
60.世界遺産 タマン・アユン寺院
私たちの乗った車は、昨日バタフライ・パークへ行った時と同じ方向に走り、タバナンの町を通る。40分~50分走ってタマン・アユン寺院に着いた。現実世界と神聖な世界を分けるという割れ門(チャンディ・ブンタル)から境内に入る。タマン・アユン寺院のタマンは公園を意味し、アユンは美しいを意味する。バリ島一、美しい寺院だそうだ。昨年、2012年に世界遺産に登録された。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/1000秒 8.1mm ISO200 ) 露出補正 なし
世界遺産 タマン・アユン寺院;クリックすると大きな写真になります
61.美しい庭園 タマン・アユン寺院
入口で一人1万ルピア(約100円)を払う。公園のように芝生が敷き詰められている。美しい寺院だ。島内では2番目の規模を持つ寺院だそうだ。左手に見えるのは鐘楼でり、上ることができるという。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.0 1/1250秒 8.1mm ISO200 ) 露出補正 なし
美しい庭園 タマン・アユン寺院;クリックすると大きな写真になります
62.鐘楼の上から
鐘楼に上がってみた。階段がて滑りやすく、ちょっと怖かった。でも、上からの眺めは素晴らしい。入口から入ってくる観光客が見える。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/1250秒 8.1mm ISO200 ) 露出補正 なし
.鐘楼の上から;クリックすると大きな写真になります
63.神秘的な10基の黒いメル
さらに奥に進むと神秘的なメルが林立する。メルが立つ奥境内には観光客は入れない。メルはバリの聖なる山々の象徴といわれる。蝶も飛んでいる。エメラルドグリーンに輝く翅表を見せて飛ぶ大型のアゲハや、黒いアゲハが飛んでいたが、止まってはくれない。ここでは蝶の写真は1枚も撮れなかった。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/800秒 30.5mm ISO200 ) 露出補正 なし
神秘的な10基の黒いメル;クリックすると大きな写真になります
64.11層のメル
一番大きなメルは11層になっている。この寺院は1634年にメングウィ王国の国家寺院として建立され、19世紀後半の一時期に荒廃したが、1937年に修復が完了したとのこと。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.0 1/640秒 12.1mm ISO200 ) 露出補正 なし
11層のメル;クリックすると大きな写真になります
65.写真が好きな観光客
ここは王家の先祖を祀る堂だ。誰もいなくなるのを待つようにして、一人の女性がお堂の階段に上がりポーズを作る。こういう写真を撮られるのがお好きなようだ。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8G macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1000秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
写真が好きな観光客;クリックすると大きな写真になります
66.堀
奥境内の周りは堀がめぐらされている。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.0 1/640秒 8.9mm ISO200 ) 露出補正 なし
堀;クリックすると大きな写真になります
67.キンタマーニ高原到着
タマン・アユン寺院を後にして、バリ島の北東部に位置するキンタマーニ高原に向かった。乗り心地の良くないバンに揺られること1時間半、道沿いのレンストランの前に止まった。そのまま店の中に案内され、キンタマーニ高原が見渡せるテラス席へ案内された。そこからキンタマーニ高原を満喫せよということらしい。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.0 1/250秒 6.1mm ISO200 ) 露出補正 なし
キンタマーニ高原到着;クリックすると大きな写真になります
68.バトゥール山
正面左手に山が見えた。海抜1717mの活火山、バトゥール山という。1917年と1926年に大噴火を起こし、今でもしばしば噴煙を上げるという。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/1250秒 21.5mm ISO200 ) 露出補正 なし
バトゥール山;クリックすると大きな写真になります
69.バトゥール湖とアバン山
その右側に外輪山に抱かれて神秘的な風情を醸しだす紺碧の水をたたえたカルデラ湖であるバトゥール湖が見える。その奥に見えるのがアバン山(2153m)だそうだ。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/1250秒 18.1mm ISO200 ) 露出補正 なし
バトゥール湖とアバン山;クリックすると大きな写真になります
70.標高1500mの高原地帯
バトゥール山の外輪山に抱かれて標高1500m以上の高原が広がる。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.0 1/640秒 21.5mm ISO200 ) 露出補正 なし
標高1500mの高原地帯;クリックすると大きな写真になります
71.バイキングの昼食
食事をしながら、観光タクシーのガイドさんに、あのバトゥール湖のそばへ行ってみたいと申し出たが、道が悪く、時間がかかると拒否された。結局、楽しみにしていたキンタマーニ高原は、直に触れることなくレストランのテラス席から眺めるということにとどまった。ちょっと残念に思う。キンタマーニ高原では蝶の写真を撮りたいと思っていたのだが。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/50秒 6.1mm ISO200 ) 露出補正 なし
バイキングの昼食;クリックすると大きな写真になります

2013年3月 4日

バリ島旅行 2月5日~13日 (4) 2月8日 バタフライ・パークとタナ・ロット寺院


 2月8日 娘夫婦の計画によると、明日9日は、タバナン郊外にあるバタフラい・パークへ行って、タマン・アユン寺院に寄り、lキンタマーニ高原に行こうという計画になっている。そして、後半3日間を過ごすウブドへ移動だ。本日は"何もしないでのんびりする日"になっている。わたくしにとっては、"のんびり何もしない"というのはどうも性に合わない。そこで、昨夜、ホテルのコンシェルジュに相談し、タクシーを頼んでもらった。私は家内を道連れにして、2人でバタフラー・ガーデンを前倒しして、この日に行ってしまおうと考えた。
 英語を話せる、人のよさそうな運転手のタクシーが午前10時にホテルに来てくれた。まず、タバナンの町を見ながら、バタフライ・パークに向かう。小一時間で到着した。ここでは蝶の写真を撮ったが、それは後でまとめることにする。バタフライ・パークの外にも蝶が多い。そこでも時間を費やした。
 昼食をせずにタナ・ロット寺院へ向う。タナ・ロット寺院を観て、蝶の写真も撮って、そこで昼食にしたが、2時を過ぎていた。ドライバーにも腹を空かせてしまった。

39.アグン山
朝6時半、ホテルから見る海側と反対側の景色である。この日も天気は良く、うっすらと高い山が見える。朝食の時にウェイトレスに聞いてみたところ、アグン山とのこと。ホテル「THE LEGIAN」からは北東の方向に見え、キンタマーニの東側だ。標高は3142mとバリ島の最高峰だ。アグン山が見えたのはこの日だけだった。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/60秒 30.5mm ISO200 ) 露出補正 なし
アグン山;クリックすると大きな写真になります
40.バタフライ・パーク
タナバンという町は比較的大きな町だった。そこからさらに20分くらいだったろうか、キンタマーニの方へ北上したところにバタフライ・パークがあった。入場者は4~5人と少なくラッキーだ。ここまで、わざわざ来る人は少ないのだろう。入場料はひとり米ドルで8.50ドルだった。インドネシア語で蝶のことをクプクプという。ここに1時間少々滞在した。この奥が蝶園になっていて、右側の建物から中に入る。上にはネットが張ってあるが、自然な感じがする。思ったより広くはなかった。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F8 1/2500秒 30.5mm ISO800 ) 露出補正 なし
バタフライ・パーク;クリックすると大きな写真になります
41.バタフライ・パークの外側
そろそろ引き上げようかと、外に出る。乗ってきたタクシーが待っていてくれた。しかし、ゲートの外にも蝶園では見られなかった蝶が飛んでいる。また、しばし写真を撮ることになった。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F8 1/2500秒 6.1mm ISO800 ) 露出補正 なし
バタフライ・パークの外側;クリックすると大きな写真になります
42.タナ・ロット寺院へのアプローチ -1
バタフライ・パーク付近には少し歩くと蝶がいそうなところがあり、もう少し時間を費やしたかったが、あまりわがままも言っていられない。バタフライ・パークを1時半くらいに出発して、そこからは南西の方向の海沿いにあるタナ・ロット寺院へ向かった。タナ・ロット寺院はバリ島六大寺院の一つで、海の守護神を守る名刹だそうだ。タナ・ロット寺院の北側にある駐車場でタクシーを降り、海に沿って歩く。ここは、まだタナ・ロット寺院には入っていない。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F8 1/1600秒 18.1mm ISO200 ) 露出補正 なし
タナ・ロット寺院へのアプローチ -1;クリックすると大きな写真になります
43.タナ・ロット寺院へのアプローチ -2
タナ・ロット寺院周辺の海辺は磯になっている。ちょっと、江の島を思わせる。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8G macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/4000秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
タナ・ロット寺院へのアプローチ -2;クリックすると大きな写真になります
44.タナ・ロット寺院へのアプローチ -3
タナ・ロット寺院の近くには2つの海に突き出したところがある。ここは手前の方の「岬」だ。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8G macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/2000秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
タナ・ロット寺院へのアプローチ -3;クリックすると大きな写真になります
45.タナ・ロット寺院へのアプローチ -4
前の写真の向こう側からこの「岬」を撮る。ここは夕日がきれいなことでも有名なところである。今日は残念ながらサンセットまでいることはできない。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/1250秒 13.8mm ISO200 ) 露出補正 なし
タナ・ロット寺院へのアプローチ -4;クリックすると大きな写真になります
46.タナ・ロット寺院遠望
みやげもの屋が立ち並ぶ参道を抜けると海辺の境内にたどり着く。そこから見えたタナ・ロット寺院の全景だ。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/1250秒 13.8mm ISO200 ) 露出補正 なし
タナ・ロット寺院遠望;クリックすると大きな写真になります
47.タナ・ロット寺院とメル
ここはお祭りのとき以外は立ち入ることができない神聖な場所だそうだ。左側の奥にメルが見える。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/1250秒 15.7mm ISO200 ) 露出補正 なし
タナ・ロット寺院とメル;クリックすると大きな写真になります
48.釣りをする少年
海に突き出た岩礁の上から釣糸を垂れる現地の少年たちがいた。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8G macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1600秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
釣りをする少年;クリックすると大きな写真になります
49.タナ・ロット寺院
これが海の上に突き出した岩礁の上に建つタナ・ロット寺院である。46.の写真の通り、干潮時には陸続きになり、岩礁まで歩いて渡れるが、異教徒は岩の上の寺院には入ることができない。岩礁の下にある洞窟には聖なる泉が湧き出していて、手や頭を清める人々が行列を作るという。集まった人々の姿が見えるが、それほど多くはない。夕日に映える美しいシルエットで知られる。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8G macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1250秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
タナ・ロット寺院;クリックすると大きな写真になります
50.チャンディ・ブンタル
バリ・ヒンドゥ寺院にはこのような"割れ門"=チャンディ・ブンタルが必ずある。"割れ門"は現実世界と神聖な世界を分けると考えられている。この"割れ門"の先に寺院が見える。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8G macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1600秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
チャンディ・ブンタル;クリックすると大きな写真になります
51.海の後ろに広がる畑
駐車場まで戻ってきて、海を眺められるレストランで、ドラーバーさんとも一緒に遅い昼食にした。午後2時を回っていた。昨夜、ジンバランの海岸で食べたような海鮮バーベキューもあって、イカとハマグリなどを焼いてもらって、ミーゴレンと一緒に食べた。ドライバーさんが、炒めたほうれんそうをすすめてくれた。食事を終えて、駐車場へ向かうとそこは一面、畑が広がっていた。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8G macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1600秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
海の後ろに広がる畑;クリックすると大きな写真になります
52.インド洋の夕日
夕方5時少し前に「THE LEGIAN」に帰り着いた。タナ・ロットでは夕日を見ることはできなかったが、ここでも、今日も夕日がきれいだった。娘たちはのんびりとした時間を楽しんだことだろう。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8G macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/800秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
インド洋の夕日;クリックすると大きな写真になります
53.バリ風レストラン「CHANDI」
この日の夕食はスミニャックの街にあるバリ風のレンストランへ行ってみようということになった。予約をしていなかったので、テーブルが空くまでバーで飲む。乾いたのどにカンパリソーダがやけに美味かった。ソフトシェルクラブがとても美味しかった。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.0 1/60秒 4.9mm ISO3200 ) 露出補正 なし
バリ風レストラン「CHANDI」;クリックすると大きな写真になります
54.夕食
エビや、肉のグリルを注文したが、味はまずまず。しっかり焼いて出てくる。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.0 1/60秒 4.9mm ISO3200 ) 露出補正 なし
夕食;クリックすると大きな写真になります
55.ジェラード
娘のご主人はジェラードが大好物である。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/500秒 4.9mm ISO3200 ) 露出補正 なし
ジェラード;クリックすると大きな写真になります
56.バンド
夜9時半。ショッピング・モールの近くにちょっとした広場があり、バンド演奏がされていたが、あまりお客さんはいなかった。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.5 1/60秒 4.9mm ISO3200 ) 露出補正 なし
バンド;クリックすると大きな写真になります
57.「THE LEGIAN」最後の夜
夜9時45分、ホテルに帰り着いた。「THE LEGIAN」最後の夜となる。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.0 0.3秒 4.9mm ISO3200 ) 露出補正 なし  
「THE LEGIAN」最後の夜;クリックすると大きな写真になります