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2017年10月 9日

久しぶりのヨーロッパ旅行 (12)パリ 国立自然史博物館 8月7日

この旅行の出発を前に、リーダーから「どこか行きたいところはありますか」と聞かれていた。すべてお任せするが、パリに行ったときに時間が取れれば、半日、パリ国立自然史博物館を見たいと希望を伝えておいた。そしてその希望がかなえられることになった。
 今年の5月、上野の国立科学博物館で開催された大英自然史博物館展を見に行った折に、展示されていたミイロタテハの標本を見たが、パリの自然史博物館には蝶の収集家として有名なマダム・フルニエが1916年から52年にかけて収集した膨大な標本があるということを知り、是非、行きたいと思っていた。ミイロタテハ(アグリアス)の標本を見るのは国内でも可能だが、フルニエ・コレクションというのをぜひ見たかったのだが。

 目的の「進化の大ギャラリー」という建物に入る。パリにエッフェル塔が完成した数か月後の1889年に「進化の大ギャラリー」の前身である動物学のギャラリーが出来、1991年にこれを改装して「進化」といテーマで新しい動物学の計画が持ち上がり、それが現在の「進化の大ギャラリー」だ。展示されているのは、中央の展示室に3,000種、全体で7,000種というが、標本の収蔵数は昆虫だけで1億5千万点というから凄い。
 「進化の大ギャラリー」は地上階、中階、上階があるが、中央のギャラリーは、地上階から上階まで吹き抜けになっていて、まるで生きているような動物の大行進といった展示がなされている。吹き抜けの展示スペースの周囲は、地上階、中階、上階とそれぞれに展示がされていた。
 もちろん蝶の標本も展示されていて、世界的な分布や美麗種をテーマにして展示されていた。

 しかし、フルニエ・コレクションのミイロタテハは見ることが出来なかった。展示されていなかったのだ。特別展として展示されることがあるのだろうか?
 私が以前、コツコツと集めた蝶の切手のコレクションの中では、ミイロタテハの切手は二つの国から、それぞれ1種ずつしか発行されていなかった。一つはもちろんフランスで2,000年に発行された。これはフルニエ・コレクションの標本が題材になっている。もう一つは、何故か北朝鮮の切手だった。もちろん北朝鮮にミイロタテハが生息しているわけではない。
フランスから発行されたミイロタテハの切手を見ていただきたい。

2000年6月17日 フランス共和国発行
タテハチョウ科:クラウディナミイロタテハ亜種 Agrias claudina sardanapalus Bates,1860
切手には Papillon sardanapale のフランス名が記されている。「自然の展望」シリーズ4種のうちの1種 ↓

171008_368.jpg

4種連刷の小型シート
小型シート上部に Regards sur la Nature(自然の展望)の表題と国立自然史博物館のロゴマークがある。
4種とも「国立自然史博物館」の収蔵品を図案としたもののようで、このチョウの図案の元になった標本は、同館に収蔵されている、世界的に有名な「フルニエ・コレクション」に含まれている。 ↓

171008_367.jpg

「進化の大ギャラリー」見て、広大な植物園の中を通り、地下鉄のオーステルリッツ駅へ向かう。そこにはいろいろな花が咲いていた。蝶は来ていないかと探したが、モンシロチョウだけだった。オーステルリッツ駅に近くなったところに「古生物学と比較解剖学のギャラリー」があった。立派な建物で、1898年に建てられ、2年後の1900年万国博覧会を視野に開館したという。ギャラリーの中央スペースは静かに走り出しそうに見える骨格標本の群れだった。
 「古生物学と比較解剖学のギャラリー」を出たところで、キタテハが飛んできた。日本のキタテハとは違う。

フルニエ・コレクションは見られなかったが、自然史博物館を見てきた。説明がフランス語なので理解できなかったことと、照明がやや暗かったことが残念である。

335.国立自然史博物館入り口
地下鉄ジュシュー駅側から国立自然史博物館の門を入る。動物園、植物園、そして、「進化の大ギャラリー」、「古生物学と比較解剖学のギャラリー」といった施設の案内板がある。残念ながらフランス語だ。このゲートを入ると、園内という感じがする。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影(​ ​f​6​​​​​.3​​​ 1/​250​秒 18mm ISO​​560​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
336.ライオンの像
ゲートをくぐってすぐのところにこんな建造物があった。水栓があって、ライオンの像がのっている。何だろう。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影 (​ ​f​6​​​​​.3​​​ 1/​250​秒 20mm ISO​​1800​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
337.植物園の歴史展示室(マニー館)​​
もともと個人の邸宅であったマニー館が、1787年、ビュフォン伯の進言に寄り、王立薬用植物園の一部に組み込まれ、植物園の歴史を辿る展示室になった。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
プログラムオートで撮影(​ ​f​6​​​​​.3​​​ 1/​250​秒 38mm ISO​​200​​​​ ​)露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
338.植物園・国立自然博物館 案内図
パリ植物園は、観光客はもとより地元の人たちも訪れる人気スポットだが、この植物園をはじめ、温室、動物園、そしていくつかの博物館(ギャラリー)からなる組織が、国立自然史博物館(Muséum national d'Histoire naturelle)である。もともとは17世紀にルイ13世が作った王立の薬用植物園を現在の位置に移動させ、研究機関として発足したもので、フランス革命時の1793年に一般に博物館として公開されるようになったそうだ。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影(​ ​f​6​​​​​.3​​​ 1/1​250​秒 18mm ISO​​200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
339.温室​​
金属製骨組の温室3棟が、大広場に沿って並んでいる。そのうち2棟が公開されている。写真はメキシコ温室。wikipediaによれば、メキシコ温室は、フランスにおける金属建築の先駆者ロオル・ド・フリュリ (Rohault de Fleury) の作品(1834年 - 1836年)だそうだ。手前に人間に襲い掛かるヒグマ像がある。これはエマニュエル・フレミエ Emmanuel FREMIET 1824-1910 によるものだそうだ。ただし、これはレプリカで、本物はオーステルリッツ側にあるようだ。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
​​ プログラムオートで撮影(​ ​f​6​​​​​.3​​​ 1/400​秒 18mm ISO​​200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
340.「進化の大ギャラリー」
広大な植物園は、ジェシュー駅側からオーステルリッツ駅側へ約500mまっすぐに続いているが、そのジュシュー駅側(セーヌ川左岸寄り)に私が是非見たいと思っていた「進化の大ギャラリー」がある。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影 (​ ​f​6​​​​​.3​​​ 1/1250秒 18mm ISO​​200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
341.パリ植物園
「進化の大ギャラリー」を背に、植物園のオーステルリッツ駅方面を眺める。ビュフォン像が見える。庭園の発展に大きく貢献したビュフォン伯ジョルジュ=ルイ・ルクレール Georges-Louis Leclerc, Comte de Buffon (1707 - 1788年)の銅像である。啓蒙思想の博物学者だったビュフォンは、フランスの百科事典である「博物誌」の著者としても有名。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影 (​ ​f​6​​​​​.3​​​ 1/1250秒 50mm ISO​​200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
342.「進化の大ギャラリー」入り口​​
「進化の大ギャラリー」の建物を右側に回り込むと、入り口があった。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
プログラムオートで撮影(​ ​f​6​​​​​.3​​​ 1/1000秒 18mm ISO​​200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
343.「進化の大ギャラリー」エントランス​​​​
ここで入館料 ひとり€8 を支払って館内に入る。日本語のガイドブックなどは影も形もない。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​​​
プログラムオートで撮影 (​ ​f​6​​​​​.3​​​ 1/250秒 28mm ISO​​1000​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
344.1階 海の生物​​​​​​
まずは1階の海の生物のフロアを見る。クジラ、イカ、サメ、ペンギンなど海の生物の剥製が展示されている。残念ながら、説明書きは理解できない。 

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels​​​​​​
プログラムオートで撮影( f2 1/200秒 11mm ISO3200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
345.2階 動物の大行進
ゾウ、キリン、シマウマ、ライオン、チーター、ハイエナ、カバといった陸を代表する動物たちが行進しているという展示である。これは3階から下を見下ろして撮っている。夜、明け方、夕方というように照明の色も変わっていく。音響設備もあって、ときどき動物の唸り声や鳴き声、雷鳴も轟く。同じような展示を上野の国立科学博物館で見た記憶がある。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.5 1/160秒 16mm ISO3200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
346.ダーウィン「種の起源」
2階~4階が吹き抜けになっていて、その周囲には各種展示がなされている。チョウの標本の展示もここにある。まず、目についたのは、ダーウィンの「種の起源」だった。英語版とフランス語版が展示されている。レプリカだろうと思うが、左側が1859年の初版 "On the Origin of Species by Means of Natural Selection, or the Preservation of Favoured Races in the Struggle for Life" の表紙のようだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.2 1/160秒 13mm ISO3200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
347.モンキドクチョウ
チョウの標本の展示があった。ドクチョウとそれに擬態するチョウの仲間(ヘリコニウムタイマイなど)と思うが、展示の趣旨がイマイチわからなかった。擬態も進化なのだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.8 1/200秒 21mm ISO3200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
348.オスジロアゲハ
オスジロアゲハは多型現象で有名である。展示のタイトルになっている「Quand un papillon en cache un autre」 をGoogleで翻訳すると「蝶が別のものを隠すとき」となった。やはり擬態のことだろうと思う。 「ぷてろんワールド」 というサイトで教えていただくと、オスジロアゲハはセネア型南アフリカ​​​、プラネモイデス型(​ウガンダ)​​​、プロトスラーミ型(​ケニア)など地域によって、翅の紋が異なる​​​いろいろなタイプがあり、さらに♀はその地域のさまざまなマダラチョウの仲間に擬態することで有名であるという。マダガスカルのオスジロアゲハの♀はアフリカ大陸のオスジロアゲハの様にマダラチョウなどに擬態しない。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.5 1/40秒 16mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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349.チョウの展示 -1
中央の大きな緑色のチョウはニューギニアにいるメガネトリバネアゲハの♂、その左は東南アジアのキシタアゲハ、右側はインドや、ネパール、ミャンマーに産するタカネクジャクアゲハ、そして、アポロウスバシロチョウなどの蝶が展示されていた。ここはどんなくくりで展示されているのかよく分からないが、アゲハチョウ科以外の美麗種もある。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.5 1/40秒 16mm ISO3200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
350.チョウの展示 -2
このグループは、ヘレナモルフォ、エガモルフォ、そして左側はフクロウチョウの1種でいずれも南米の蝶だ。しかし、同じ南米に棲む世界三大美蝶のひとつであるミイロタテハ(アグリアス)は見当たらない。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.5 1/100秒 17mm ISO3200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
351.チョウの展示 -3
メガネトリバネアゲハのオレンジ系亜種、ヒマラヤなどに棲むテングアゲハ、東南アジアのオナシアゲハが並んでいる。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.8 1/100秒 23mm ISO3200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
352.メガネトリバネアゲハの♂と♀
このメガネトリバネアゲハは、トリバネアゲハ類の中では最も広く分布する普通種とされる。メガネトリバネアゲハにはグリーン系亜種とオレンジ系亜種とブルー系亜種があるが、その展示ではなく、単にグリーン系亜種の雌雄の標本が展示されていた。何か意味があるのかもしれない。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.8 1/160秒 37mm ISO3200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
353.トリバネアゲハの仲間
トリバネアゲハ属はニューギニア島とその周辺の島々に11種を産する。♂はいずれも豪華な色彩をしている。一番上がロスチャイルドトリバネアゲハ、一番右がゴクラクトリバネアゲハ、中央右がメガネトリバネアゲハ、中央左がチトヌストリバネアゲハ、一番下がゴライアストリバネアゲハだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.5 1/25秒 17mm ISO3200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
354.チョウの展示 -4
ここの展示もよく分からなかった。一番上はタスキアゲハのようだ。その下にキマダラマルバネアゲハが見られる。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.8 1/30秒 22mm ISO3200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
355.チョウの展示 -4の学名
このパネルは前の写真のチョウたちの学名が示されている。この学名をネットで検索してみると、英文であるがその種の説明は知ることが出来た。中南米のチョウが集められているようだが、なぜこれらのチョウがここに並んでいるのかわからない。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.8 1/13秒 24mm ISO3200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
356.ギフト・ショップ
館内を見終えて、何か記念になるものはなかろうかと、チョウに関りのある品物を探したが、残念ながらこれはというものはなかった。買ったのはこれだけだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.5 1/1000秒 17mm ISO1250 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
357.「進化の大ギャラリー」退出
約1時間半「進化の大ギャラリー」を見た。あまりにも期待が大きかっただけに、失望感が残る。展示の意図が、言葉が分からず、伝わってこなかったのだ。「進化の大ギャラリー」を出て、植物園をオーステルリッツ駅に向け歩く。ビュフォン像が背を向けている。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影 (​ ​f​6​​​​​.3​​​ 1/​1000​秒 38mm ISO​​200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
358.パリ植物園は花盛り​​
真直ぐに延びたパリ植物園は長さ500m、面積3ha あるという。そこのフランス式花壇は、プラタナスの木立により縁どられている。4月初旬以降には花壇は花盛りになり、花の顔ぶれは定期的に変えられていき、全部で千種類近くが栽培されるとのこと。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影 (​ ​f​6​​​​​.3​​​ 1/​1000​秒 40mm ISO​​200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
359.花壇の花にモンシロチョウ -1
なにかチョウは飛んでいないかと植物園の中を歩いたが、モンシロチョウだけだった。フランスにはモンシロチョウの類が3種生息しているようだが、これはその分布域から見て、最も普遍的な Pieris rapae のようだ。日本にいるモンシロチョウに比べ前翅先端が尖っているように見える。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影 (​ ​f​6​​​​​.3​​​ 1/​2000​秒 300mm ISO​​200​​​​ ​)露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
360.花壇の花にモンシロチョウ -2​​
この黄色い花が好きなようだ。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
​​ プログラムオートで撮影 (​ ​f​6​​​​​.3​​​ 1/​1250​秒 300mm ISO​​200​​​​ ​)露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
361.花壇の花にモンシロチョウ -3
可憐な紫色の花に白いモンシロチョウが良く似合っていた。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影 (​ ​f​6​​​​​.3​​​ 1/​320​秒 280mm ISO​​200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
362.「進化の大ギャラリー」を振り返る
広大な植物園はふたつに分かれている。そのうちの一方は、「進化の大ギャラリー」側にあり、1890年から1900年迄の自然史博物館館長アルフォンス・ミルン=エドワール (Alphonse Milne-Edwards) の名にちなんだ ミルン エドワール広場であり、他方は、セーヌ川側(オーステルリッツ駅側)のラマルク広場である。いま、私たちはラマルク広場側を歩いている。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影 (​ ​f​6​​​​​.3​​​ 1/​1250​秒 40mm ISO​​200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
363.ラマルク像
フランスの進化生物学者ラマルクの像は正門(オーステルリッツ駅側の門)のすぐ近くにある。台座の正面には Fondateur de la Doctrine de l'Évolution(進化論の創始者)の文字が刻まれている。ラマルクは博物館の中に整理もされずにたまっていた昆虫などを丹念に洗い出し、こつこつと調べ始め1801年に無脊椎動物すべてを網羅し体系づけた大著、「無脊椎動物モノグラフ」を書き上げた。そしてさらに8年後の1809年に、有名な名著「動物哲学」を公刊したそうだ。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影(​ ​f​6​​​​​.3​​​ 1/​1250​秒 82mm ISO​​200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
364.「古生物学と比較解剖学のギャラリー」
オーステルリッツ駅側入り口に向かって右側に立派な建物があった。パリで最も美しいミュゼといわれる「古生物学と比較解剖学のギャラリー」だ。この石と金属でできた、建築家フレデリック・デュテールによるこの建物は1898年、2年後の1900年万国博覧会を視野に開館された。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影 (​ ​f​6​​​​​.3​​​ 1/​640秒 18mm ISO​​200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
365.「古生物学と比較解剖学のギャラリー」の展示​​
建物の中には650にも及ぶという骨の標本が集められて展示されている。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
プログラムオートで撮影 (​ ​f​6​​​​​.3​​​ 1/​250秒 38mm ISO​​2800​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
366.パリのキタテハ
「古生物学と比較解剖学のギャラリー」から出てくると、その植え込みに小さな褐色のチョウが飛んできた。撮った写真を良く見るとシータテハとキタテハの中間のように見える。以前に購入してあった「Butterflies of Europe & the Mediterranean area」という本で調べてみたところ、分布域からして、Polygonia c-album のようだ。このあと、オーステルリッツ駅から地下鉄に乗って凱旋門に向かった。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影 (​ ​f​6​​​​​.3​​​ 1/​320秒 300mm ISO​​200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
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2017年10月 5日

久しぶりのヨーロッパ旅行 (11)パリに入る そして街歩き 8月6日~7日

ビルバオからパリに到着、夕方7時少し前、オペラ座近くの今晩と明日の晩泊まるホテルの近くを歩く。今日はラーメンを食べようということになった。ラーメン屋さんはたくさんあるらしい。ラーメン屋さんや日本料理店が多いサンタンス通りの、リーダーが何回か足を運んだという中華やさんに入り、ラーメン、ワンタンメン、チャーハン、餃子など、思い思いに注文して楽しい夕食となった。
 食後は、テュイルリー公園、ヴァンドーム広場の方まで歩いてみた。日曜日の夕方のためか、人通りは少ない。

 翌8月7日は、私の希望で国立自然史博物館を見学する。今年の5月、大英自然史博物館展が上野の国立科学博物館で開催された折に見に行った。その時、展示されていたミイロタテハの標本を見たが、パリの自然史博物館には蝶の収集家として有名なマダム・フルニエが1916年から52年にかけて収集した膨大な標本があるということを知り、またパリに行くことが出来たら、是非、見てみたいと思ったのだが、意外と早くそのチャンスが訪れた。だが、国立自然史博物館の展示には、残念ながらフルニエ・コレクションはなかった。
  国立自然史博物館については、次回に述べることにする。

 国立自然史博物館へは、オペラ座駅から地下鉄に乗った。オペラ座は朝の陽を浴びて、ファザードの屋根にある2体の黄金の像も輝いていた。地下鉄オペラ座駅から国立自然史博物館の最寄り駅であるジュシュー駅まで地下鉄に乗ったが、分かりにくい路線図を見ながら、私たちを間違いなく目的のところまで連れて行ってくれるリーダーは大したものだと改めて感心する。
 午前中は国立自然史博物館を見学し、午後は凱旋門近くのミシュラン星2つの 「JOEL ROBUCHON ETOILE」でランチを楽しんだ。食後、凱旋門の上に登ってみたいと思い行ってみたが、大行列ができていて、時間がかかりそうなのであきらめた。
 リーダーが地下鉄の路線図を片手に、次に連れて行ってくれたのは、パリで一番古い百貨店と言われる 「ボン・マルシェ」百貨店だった。ここに来たのは娘が何か目的があってらしい。「ボン・マルシェ」は本館と食料品館に分かれていた。洋服やハンドバッグの売り場の見分は女性たちに任せ、私は食料品を見に行った。ミモレットを買っただけだったけど。

 一旦、ホテルに戻った。少々歩き疲れたようだ。一休みして外に出る。少し胃も疲れたので夕食は抜きにした。しかし、寝る前に1杯飲んで寝ようと、ホテルの傍にあった「WINE by 0NE」という店に入った。ここはプリペイドカードを購入して、棚にずらっと並んでいるワインの中から自分の飲みたいワインをグラスに注ぐというシステムだった。自分のグラスに注ぐそれぞれのワインの注入口に、そのワインの大、中、小の量に応じた値段が示されている仕組みだ。いろいろなワインを少しずつ味わえる楽しみはあるが、情緒がなかった。
  あまり長居をせずに、「WINE by ONE」を出た。ライトアップされたオペラ座を見て、10時少し前にホテル戻り、明日帰国のための荷物の整理をして就寝した。

305.「ホテル・ウェストミンスター」
シャルル・ドゴール空港から小一時間ほどで、オペラ座の近くにある「ホテル・ウェストミンスター」に着いた。入り口はこじんまりしていて、エレベータなども自分で扉を開いて乗り込む二重ドアの小さなものだった。案内された部屋は清潔で全く問題はない。このパリのホテルは、かつてウェストミンスター公爵のお気に入りの宿だったことから、英国の魅力の名残を今も留めているという。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.5 1/1250秒 15mm ISO125 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
306.オペラ座の通り
「ホテル・ウェストミンスター」はオペラ座から5分くらいのところにある。夕方7時頃、ホテルを出て、この界隈を散策する。そろそろ食べなれた食事にしたいということになり、今夜はラーメンにしようということになった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.8 1/1250秒 37mm ISO125 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
307.「どさんこ」
歩いて行けるところにサンタンス通りというところがある。ラーメン屋や寿司屋など日本食の店が並んでいる。「どさんこ」という店があった。店の外に人垣ができている。看板にはRESTOURANTO JAPONAISと書いてある。ラーメンは立派な日本食なのだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.8 1/1000秒 25mm ISO400 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
308.寿司屋と「ひぐま」
「YAMAKAWA」という寿司屋があった。ここのオーナーは中国人ようである。ここに限らず、大方の日本料理店のオーナーは中国の人とか、韓国の人が多いと聞く。その隣は「ひぐま」というパリで最初にオープンしたラーメン屋でオペラ地区に3店舗を展開する老舗だそうだ。我々が入ったのは、「来々軒」という中華料理屋さんだった。ここはむかし、リーダーが来たことがある懐かしい店だそうだ。ラーメン、ワンタンメン麺、チャーハン、餃子などをとって食べたが、味はまずまず良かったたと思う。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2 1/1000秒 11mm ISO1000 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
309.チェイルリー公園
「来々軒」を出た後、とくに目的もなく、オペラ通りから、チェイルリー公園の方へ歩いてきた。チェイルリー公園には、毎年夏の2か月間、移動遊園地がやってくる。今も賑やかそうだ。毎日夜遅くまで老若男女のパリジャンと観光客で大いに賑わっているという。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f3.5 1/1250秒 23mm ISO125 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
310.絶叫マシン
このアトラクションは凄い。人がブルンブルンと廻されて、高いところで頭が下になったりしている。観覧車で高いところからパリの街を眺めるくらいがちょうど良い。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.8 1/1250秒 37mm ISO125 )露出補正 なし
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311.ヴァンドーム広場
チェイルリー公園のアトラクションを見ながら右に入ってヴァンドーム広場に出る。人が少ない。ヴァンドーム広場はラ・ペ通り Rue de la Paix (平和通りにあり、界隈は高級ブランド店が並ぶことで有名)の始点でもある。また、ヴァンドーム広場はファッショナブルでデラックスなホテル群があるので有名である。「ザ・リッツ」ことオテル・リッツ・パリやパーク・ハイアット・ヴァンドーム、そして、エドワード7世も常連だったブリストルは現在はオテル・ド・ヴァンドームとなっている。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.5 1/1000秒 16mm ISO200 )露出補正 なし
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312.ヴァンドームの円柱
ヴァンドーム広場の中央には、このナポレオンの円柱像がある。もともとこの広場があった場所には、 ヴァンドーム公 の屋敷があったそうだ。建築用地として買い取られた後は、1702年に広場として敷設され、1720年頃にヴァンドーム広場が完成した。ヴァンドーム広場は、当初はルイ大王広場と呼ばれていたという。そこには、ルイ14世の騎馬像があり、その栄光を称えられていたが、フランス革命勃発により壊された。その後、1810年には、オーステルリッツの戦いの勝利を祝し、ナポレオンによってローマのトラヤヌス記念柱を模した円柱が立てられ、ナポレオン1世の像が建てられたのだ。しかし、1871年のパリ・コミューンなどを経て、何度か像の建設と解体を繰り返し、現在はローマ風の衣装をつけたナポレオンの像が円柱の上に立っている。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f3.2 1/1250秒 16mm ISO125 )露出補正 なし
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313.ヴァンドームの円柱の台座部分
連続的なレリーフ(帯状彫刻)は、台座から円柱の下から上までの表面を回りながら続いている。ナポレオンのオーステルリッツ(現チェコ)での戦勝記念柱だ。近くで見ると実に細かな彫だ。彫刻はピエール・ノラスク・ベルジェレ Pierre-Nolasque Bergeret によるもの。オーステルリッツの勝利を祝って、勝ち取った大砲を材料に作られたという。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.5 1/1000秒 16mm ISO250 )露出補正 なし
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314.朝のオペラ座
翌8月7日、午前中はパリ国立自然史博物館を見学する予定。地下鉄で自然史博物館の「進化の大ギャラリー」の最寄り駅であるジュシューまでいく。ホテルから地下鉄のオペラ座駅へ歩く。朝の陽を受けてオペラ座が輝いていた。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影(​ ​f​6​​​​​.3​​​ 1/​640​秒 38mm ISO​2​​00​​​​ ​)露出補正​ ​なし
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315.オペラ座の屋根の上​​
オペラ座はガルニエ宮ともいう。そのガルニエ宮の建物の外観を仰ぎ見ると、設計者のシャルル・ガルニエが建物の外壁に施した金色のフランス語の文字 「SCULPTURE PEINTURE」 (彫刻のアトリエ) が目に留まる。妻屋根の頂部で金色に輝く竪琴を掲げるアポロンの像、ギリシャ神話で知性と道徳を兼ね備えた理想の青年像として登場するアポロン(太陽の神ヘリオス)は、秩序(律法)の保護者であるとともに、音楽を司り、竪琴(リラ)の演奏をこよなく愛する神だったとか。そして、ガルニエ宮の前面左翼と右翼を飾るのはギュメリー作・「調和・詩」。ガルニエ宮の正面の頂きで燦然と輝く2対の金色のブロンズ像は、正面広場から真っ直ぐに延びる「オペラ通り」の突き当たりからでも見てとることが出来る。まさに、ガルニエ宮のシンボル的存在と言っても過言ではないと思う。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影 (​ ​f​6​​​​​.3​​​ 1/​1600​秒 98mm ISO​2​​00​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
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316.地下鉄オペラ座駅
朝のオペラ座を見て、地下鉄の駅に下りる。自動販売機が並んでいた。違う形の自動販売機が置かれていたが、それぞれ機能が違うのだろうか?

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影(​ ​f​6​​​​​.3​​​ 1/​250​秒 24mm ISO3​2​​00​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
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317.地下鉄
地下鉄の列車が入線してきた。車両の幅など、小ぶりなようだ。トンネルが狭いのだろう。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.8 1/160秒 20mm ISO3200 )露出補正 なし
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318.地下鉄オーステルリッツ駅
自然史博物館の見学を終え、凱旋門へ行くのも地下鉄を利用した。リーダーは苦もいなく異国の大都市の地下鉄を乗りこなしている。大したものだ。自然史博物館から植物園の中を歩いて反対側にある地下鉄の駅はオーステルリッツ駅だった。この地下鉄駅は高架になっていてこの下にフランス国鉄のオーステルリッツ駅がある。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影(​ ​f​6​​​​​.3​​​ 1/​1000​秒 102mm ISO​2​​00​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
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319.シャンゼリゼ通り
シャンゼリゼ通りの凱旋門の近くで地下鉄を降りた。凱旋門を目指してぶらぶらと歩く。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影(​ ​f​6​​​​​.3​​​ 1/​1000​秒 56mm ISO​2​​00​​​​ ​)露出補正​ ​なし
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320.PEUGEOTのショウルーム​​
シャンゼリゼ通りの一等地にフランスの大手自動車メーカーPEUGEOTのショウルームがあった。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
プログラムオートで撮影(​ ​f​6​​​​​.3​​​ 1/​250​秒 22mm ISO​2​​20​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
171005_320.jpg
321.2017ダカール・ラリー優勝​​​​
2017年1月2日~14日(現地時間)にパラグアイ~アルゼンチン間で実施された「2017年 ダカールラリー」でステファン・ペテランセル選手/ジャン・ポール・コトレ選手組の「プジョー 3008DKR」が総合優勝を果たし、2位にセバスチャン・ロ-ブ選手/ダニエル・エレナ選手組、3位にシリル・デプレ選手/デビッド・キャステラ選手組が入って表彰台を独占したそうだ。その時の車が展示されていた。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​​​
プログラムオートで撮影(​ ​f​6​​​​​.3​​​ 1/​250​秒 18mm ISO​2​​200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
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322.横断歩道の真ん中から​​​​​​
横断歩道の真ん中から凱旋門を撮った。門の上の展望台に人の姿が見える。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​​​​​
プログラムオートで撮影 (​ ​f​6​​​​​.3​​​ 1/1000​秒 60mm ISO​2​​00​​​​ ​)露出補正​ ​なし
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323.「JHOEL ROBUCHON ETOILE」
この日の昼食はリーダーが予約してくれていたミシュラン星2っの「JHOEL ROBUCHON ETOILE」だ。ビルの入り口を入って地下に行く。wikipediaによれば、シェフのジョエル・ロブションは、2013年現在世界11カ国に店舗を持ち、ミシュランガイドにて総数28個の星を獲得しており、「世界一星を持つシェフ」としても知られている。 日本国内では東京に6つの店舗を持ち、そのうちの「ガストロノミー ジョエル・ロブション(恵比寿ガーデンプレイス)」が3っ星、「ラ ターブル ドゥ ジョエル・ロブション(恵比寿ガーデンプレイス)」が2っ星、「ラトリエ ドゥ ジョエル・ロブション(六本木ヒルズ)」が2っ星を獲得しているという。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影(​ ​f​6​​​​​.3​​​ 1/​30​秒 18mm ISO​3​​200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
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324.「JHOEL ROBUCHON ETOILE」カウンター席​​
予約されていたのはカウンター席だった。赤と黒を基調とした店内は、斬新な感じがする。カウンターの向こうで我々にサービスしてくれた若い男性は、京都で2か月修業をしてきたと言っていた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels​​
プログラムオートで撮影( f1.8 1/250秒 9mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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325.違和感
シャンゼリゼ通りの凱旋門の手前にこんな外観のビルがあった。この場所にあまり似合わないような感じがする。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影 (​ ​f​6​​​​​.3​​​ 1/​640​秒 18mm ISO​​​200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
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326.凱旋門の彫刻
単に凱旋門というといろいろなところにあるが、ここはエトワール凱旋門という。外観だけにとらわれてしまうが、実に細かな彫刻がなされている。食事の後で、「あそこに登ってみたい」とリーダーにねだってみると、小走りに登り口を見にい行ってくれたが、列ができて時間がかかりそうなのであきらめた。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影 (​ ​f​6​​​​​.3​​​ 1/​500​秒 46mm ISO​​​200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
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327.地下鉄でセーヌ川左岸へ​​
娘が老舗高級デパート「ボン・マルシェ」へ行くというので、凱旋門から再び地下鉄に乗り、セーヌ川の反対側にあるモンパルナス駅の近くまで行く。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
プログラムオートで撮影(​ ​f​6​​​​​.3​​​ 1/​60​秒 40mm ISO3​​​200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
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328.老舗高級デパート「ボン・マルシェ」 -1
「ボン・マルシェ」は、世界初の百貨店といわれる。アリスティド・ブシコーと、その妻マルグリットの構想をもとに、1852年にパリで開店した。現在、本館と別館を合わせた売り場面積は30,000㎡、1日の来客数15,000人といわれている。世界最大のファッション業界大手企業体とされるLVMH(ルイ・ヴィトン)のグループだ。店内は広々としていて、服飾売り場はさすがパリだなと思わせる。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影(​ ​f​6​​​​​.3​​​ 1/​250秒 18mm ISO​​​2000​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
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329.老舗高級デパート「ボン・マルシェ」 -2
1階から3階まで吹き抜けになっている店内は、高級感が漂う。ご婦人たちは、上から下まで歩いて見ていくだけで楽しいのだろうなと思う。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影(​ ​f​6​​​​​.3​​​ 1/​250秒 18mm ISO​​​2000​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
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330.小さな日本車​​
「ボン・マルシェ」から出てきて、タクシー乗り場の方へ歩いていると、こんな車が駐車していた。トヨタの車だが、日本ではこんな小さな車は見たことがない。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
プログラムオートで撮影 (​ ​f​6​​​​​.3​​​ 1/​250秒 28mm ISO​​​800​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
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331.奇跡のメダイ教会
リーダーが「あそこは有名な教会なのですよ」と教えてくれた。午後7時を過ぎていたので門は閉ざされていた。場所は、老舗高級デパート「ボン・マルシェ」の食品売場の隣。あまりに普通の建物のその小さな教会は奇跡のメダイ教会(Chapelle Notre-Dame de la Médaille Miraculeuse)というのだそうだ。メダイとは、フランス語で「メダル」のこと。聖母の立像のメダルを作り、当時パリで猛威をふるっていたコレラに感染した人々に配ったところ、コレラが収束したという言い伝えがあり、この教会で販売されている奇跡のメダイを求めて、世界中から観光客がやってくるようだ。そういえば、私もどなたかのお土産でいただいている。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影 (​ ​f​6​​​​​.3​​​ 1/​500秒 26​​mm ISO​​​800​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
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332.「WINE by ONE」
寝る前に1杯飲んで寝ようとホテルの外に出た。近くにあった「WINE by 0NE」という店に入ってみた。前文にも書いたように、ここはプリペイドカードを購入して、棚にずらっと並んでいるワインの中から自分の飲みたいワインをグラスに注ぐというシステムだった。それぞれのワインのグラスへの注入口に、そのワインの大、中、小の量に応じた値段が示されている仕組みだ。いろいろなワインを少しずつ味わえる楽しみはあるが、情緒がなかった。​​

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f1.8 1/250秒 9mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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333.夜のオペラ座
もうそろそろ夜の10時になる。ライトアップされているだろうと思い、オペラ座を見にいった。オペラ座の前には、夕涼み?をする人たちの姿があった。 ​​

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2​.5​​​ 1/5​0​​​0秒 1​5​​​mm ISO3200 )露出補正なし
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334.ヴァンドーム円柱と「ホテル・ウェストミンスター」​​
8月7日、「久しぶりのヨーローッパ旅行」の9日目が終わる。明日はセーヌ川のランチ・クルーズを楽しんで、帰国の途に就く。​​ ​​

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2​.8​​​ 1/​60秒 24​​​mm ISO3200 )露出補正 なし
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