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Studio YAMAKOで“パリ植物園”が含まれるブログ記事

2017年12月30日

新年のご挨拶

明けましておめでとうございます

昨年も Studio YAMAKO をお訪ねくださり、有難うございました。厚く御礼申し上げます。 n-shuhei さんのサイトに居候をさせていただいている Studio YAMAKO も、開設以来、足掛け13年目を迎えました。その間、n-shuhei さんには、大変ご尽力いただき、感謝しております

  昨年も、チョウの世界はなかなか厳しいものがありました。一昨年もそうでしたが、全般に蝶の発生の少ない年だったと思います。春は久しぶりに八王子市の郊外で、アオバセセリを撮ることが出来ました。夏のはじめ、7月の19日~21日に、年に2~3回、ご一緒に旅をする友人ご夫妻と、信州の嬬恋高原、湯の丸高原、池の平へ行きました。この時は、ミヤマモンキチョウ、コヒョウモンモドキ、そして、メスアカミドリの群飛、奥草津のチャツボミゴケ公園では、ヨツバヒヨドリに集まる沢山のアサギマダラに出会うことが出来、撮影を楽しみました。しかし、このあと、8月は日照時間が過去最少という冷夏で、一昨年に続き、高原のキベリタテハやクジャクチョウが極めて少ない年でした。この冷夏が、今年のチョウの発生にどのような影響があるのか心配です。
 8月のはじめには、娘夫婦とスペインのバスク地方へ旅行し、そこではバル(Bar)という、スペイン風居酒屋のはしごを楽しんできました。帰りに寄ったパリの国立自然史博物館が印象に残っています。

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  2017年に撮ったチョウたち

​ 左上から右へ順次

  • ホソオチョウ♀ 2017年4月28日 埼玉県都幾川河畔
  • アオバセセリ 2017年5月2日 八王子市郊外
  • ウスバシロチョウ 2017年5月22日 八王子城跡
  • サカハチチョウ春型 2017年5月22日 裏高尾
  • クロアゲハ春型♀ 2017年5月22日 八王子城跡
  • ミドリシジミ♂ 2017年6月5日 横浜市舞岡公園
  • ミヤマモンキチョウ♂ 2017年7月20日 長野県東御市
  • コヒョウモンモドキ 2017年7月20日 群馬県嬬恋高原
  • ジャコウアゲハ♀ 2017年6月23日 横浜市舞岡公園
  • コキマララセセリ 2017年7月8日 山梨県北杜市オオムラサキセンター
  • アサギマダラ 2017年7月19日 群馬県チャツボミゴケ公園
  • フタスジチョウ 2017年7月8日 山梨県日川
  • アイノミドリシジミ♂ 2017年7月21日 群馬県嬬恋高原
  • ヒョウモンチョウ♂ 2017年7月21日 群馬県嬬恋高原
  • パリのモンシロチョウ 2017年8月7日 パリ植物園
  • パリのキタテハ 2017年8月7日 パリ植物園
  • ​さて、みなさまにとって昨年はどのような年だったでしょうか?​​​​​​​​​
    昨年暮れは、関東では、毎日、カラッとした晴天が続いていましたが、北海道、東北、上越では、爆弾低気圧とやらに見舞われ、​ニュースで​連日、吹雪に見舞われている​様子が​報じ​られていました。石狩川が凍結したという報道もありました。関東に住む私たちは、夏になると快適な北海道に旅をし、秋には東北の紅葉が見たいとか、日本海のカニを食べたいとか言っていますが、北日本で生活をしていらっしゃるかたがたの冬の厳しさは大変なことだとお察しいたします。 昨年1年を振り返ってみても、やはり天候不順だったと言えるでしょう。 ​ ​5月は猛暑でした。ゴールデンウィークは、札幌で夏日になり、北見などの内陸では30℃近くになりました。 7月は、5日から6日にかけて、福岡県と大分県を中心とする九州北部で集中豪雨が発生しました。特に、朝倉市付近では3時間で約400mm、12時間で約900mmの雨量があったといわれます。私は福岡で勤務したことがあり、、その時にお世話になった方々や、仲人をしたご夫婦、また、学生時代の友人も住まわれています。電話やメールで無事を確認させていただきました。 そして8月は冷夏となり、特に関東甲信越の日照時間はここ半世紀余りで、最も少なかったそうです。ただ、この冷夏のおかげで、今年の杉花粉の飛散が少なくなるのではないかと言われています。 総選挙の投票日だった10月22日(日)に​,、​台風21号が秋雨前線を刺激して近畿地方を中心に全国的に大雨を降らせ、総選挙の翌日、23日(月)に静岡県御前崎に上陸しました。 翌週末も台風22号が日本列島を襲ってきました。 ​ ​今年は穏やかな1年となるのを祈るばかりです。

     ​ ​世界では、新しいリーダー​​が誕生しました。フランスでは、EU離脱を掲げるマリーヌ・ルペン氏を抑えて、歴代最年少のエマニュエル・マクロン氏が大統領に選ばれました。韓国では文在寅(ムン・ジェイン) 氏が19代大統領に当選しました。それにしても、韓国はいつまで慰安婦を問題にするのでしょうか。国と国とで決めたことをまた蒸し返しています。これでは、韓国との交渉事は無意味のように思います。

    昨年もシリア、イラク、アフガニスタンといった中東各国の都市や、イギリス、フランス、スペイン、オーストラリアなど、50か所以上でテロ事件がありました。
    ​ ​私たち夫婦は、昨年8月1日にスペインのバルセロナを訪れましたが、その16日後の8月17日に起きたテロには驚きました。テロがあったランブラス通りは観光客ならだれでもが行くところであり、私達もその近くを歩きました。13人が死亡し、100人以上が負傷したそうです。 そのバルセロナが​州都で​あるスペインのカタルーニャ州の独立運動も、日本にいるとなかなか理解​​し​難い​ことです。昨年10月、カタルーニャ州のプッチダモン州首相が独立の是非を問う意向を表明し、住民投票が行われました。投票率が4割にとどまりながらも賛成が9割に達したためプッチダモン首相は勝利宣言したそうです。​一方、​首都マドリードにあるスペイン上院ではカタルーニャに対する自治権を停止し、国の直接管理下に置く法案がこれも賛成多数で可決されたそうです。プッチダモン州首相の罷免・議会解散を受けて、12月21日に行われ​た​自治州議会選挙(定数135)​では​、​それでも​​独立賛成派が過半数となる70議席を獲得し、投票率は過去最高となる83%だったそうで​、​まだまだ混乱する様子です。

    ​11月5日から7日まで日本を訪れたトランプ大統領は、5日午前10時半過ぎに横田基地に到着し、その日の午後には安倍首相、松山英樹​選手​と霞が関カンツリー倶楽部でゴルフを楽しみ​ました。翌日の迎賓館赤坂離宮での両首脳会談では、北朝鮮問題などを協議したと報じられています。
     その北朝鮮は昨年15回を超えるミサイル発射、9月には大陸間弾道 ミサイル(ICBM)搭載用の水爆実験に「完全に成功した」と発表しています。間違っても戦争など起こらないことを願うばかりです。

      ​国内に目を移すと、天皇退位特例法が成立しました。天皇陛下は2019年4月末退位され、5月​に​改元されます。
    14歳の棋士の、藤井壮太四段が公式戦29連勝の新記録を達成したました。10代の若い人たちの活躍が目立った年でもありました。
      また、10月22日に行われた第48回衆議院議員総選挙では、自民が圧勝しました。​その前の​9月25日に新党「希望の党」が結成され、9月28日にその「希望の党」に合流した民進党は事実上解党し、「希望の党」の党首となった小池百合子氏の「リベラル排除」発言で、10月3日に立憲民主党が生まれ、野党第1党になりました。
     そして、大相撲福岡場所が始まるころに、横綱日馬富士の貴ノ岩に対する暴行事件が報じられました。横綱日馬富士は引退し、日本相撲協会と貴乃花親方の対立が生じ、TVのワイドショーを賑わしています。まだ、この問題は続きそうです。
    ​ 角界ではそういう事件があったのですが、スポーツの世界では、明るい話題がいくつかありました。今年2月の平昌オリンピックを控え、ワールド・カップでスピード・スケート女子500mで連戦連勝し、1000mで​も​12月に世界新をマークした小平奈緒、そして高木美帆選手と姉の菜那選手、菊池彩花選手が出場し、日本の持つ世界記録を​​​​3秒​01​も更新​、​​3​戦連続で世界新記録での優勝を果たしたパシュートは大いに期待がで​きま​す。
    ​  ​​ ​卓球女子の平野美宇は第23回アジア選手権女子シングルスで自身の誕生日でもあった4月14日の準々決勝で世界ランク1位の丁寧( 中国)を2ゲームを先行されながら逆転でフルゲームの末に破り、準決勝では2位の朱雨玲(中国)を下して決勝に進出、決勝では5位の陳夢(中国)と対戦、3-0(11-9、11-8、11-7)のストレートで勝利し、中国をそして卓球界を驚かせました。男子の張本智和もとても楽しみです。
      2017年9月9日、陸上男子100mで桐生祥秀が追い風1.8mの中、9秒98をマークし優勝し、待望の日本人初の9秒台を記録しました。
      以上、​新聞やテレビの10大ニュースを見れば済むことを書き連ねてしまいました。私自身の備忘録とお許しいただきたいと思います。​

    おわりに私事で恐縮ですが、昨年暮れに、若い頃の古傷を修復する手術を受けました。入院は9日間でしたが、​お陰様で手術は無事成功し、​暮れの27日に退院してきております。執刀していただいた先生からは、全治1~3か月と言われています。正月は自宅療養で、酒も控えなくてはなりません。​外出できるようになったら、川崎大師へお礼のお参りに行こうと思っています。 ​歳とともにいろいろなことがありますが、今年も元気に過ごしたいと思っています。

      みなさまにとって、今年が良い年となりますことを​お​祈り​い​​たし​ます。​

2017年10月13日

久しぶりのヨーロッパ旅行 (13・終)セーヌ川ランチ・クルーズ そして帰国の途につく 8月8日

いよいよ今回の旅行の最終日となった。リーダー(娘の主人)から素晴らしいプレゼントがあった。セーヌ川のランチ・クルーズを予約してくれていたのだ。12:00にエッフェル塔付近のセーヌ川河畔に集合し、乗船、12:45に出発する。
 「ホテル・ウェストミンスター」で朝食を済ませ、9時半にチェック・アウトして荷物を預けた。午前中は少々買物もしたいというので、オペラ座の裏側にある「ラファイエット」(百貨店)へ行き、さらに昨日も行った「ボン・マルシェ」へ行く。娘が昨日買った洋服の免税措置を受けに行ったのだ。 いよいよ今回の旅行の最終日となった。リーダー(娘の主人)から素晴らしいプレゼントがあった。セーヌ川のランチ・クルーズを予約してくれていたのだ。12:00にエッフェル塔付近のセーヌ川河畔に集合し、乗船、12:45に出発する。

 そろそろセーヌ川へ行く時間にななった。リーダーが地下鉄を使って行こうとしたのだが、思わぬ落とし穴があった。乗り換える地下鉄が工事中で利用できないことが判った。さすが、リーダーは、集合場所からは少し離れるが、その近くに行く地下鉄を探してくれた。少々時間はかかったが、少し早足に歩いて、エッフェル塔付近のディナー・クルーズ発着所に到着した。

 残念なことに、雨が降ってきた。せっかくのクルージングは、ガラス越しに周囲の景色を眺めることになる。
 ボートはまず、セーヌ川の左岸沿いに川上へ向かう。エッフェル塔から、オルセー美術館、さらにシテ島の先の国会図書館まで行き、Uターンしてくる。今度は川下に向かって右岸沿いに走り、シテ島を左に見て、ルーブル美術館、コンコルド広場、グラン・パレ、そして自由の女神まで行き、また、Uターンして、エッフェル塔まで戻ってくるというコースだ。我々のテーブルはボートの右側にあったので、ノートルダム寺院のあるシテ島を除いては外が良く見えた。これで晴れていればさらに素晴らしいのにと思う。およそ2時間半のランチ・クルーズだった。途中いくつもの橋をくぐる。

  ランチはシャンパンから始まって、前菜、メイン、フロマージュ、デザートのフルコースで、それぞれ用意された料理の中から、自分の好きな料理を選ぶ。白ワイン、赤ワインと気分が良くなるううちに、2人の女性歌手が登場し、シテ島の近くのアベマリヤから、オーシャンゼリゼーなど、誰でも知っているシャンソンを聴かせてくれた。

 午後3時、セーヌ川 ランチ・クルーズは終わった。セーヌ川河畔を歩く。左岸を上流に向けて、エッフェル塔を眺めながら歩き、歩行者用の「ドゥビリ橋」を対岸へ渡る。リーダーが「小さな美術館を見ましょう」とパリ市立近代美術館へ連れて行ってくれた。そして、アルマ・マルソー駅から地下鉄に乗って、もう一度、「ボン・マルシェ」の食料品売り場などに寄り、「ホテル・ウエストミンスター」に戻った。荷物を受け取って、タクシーでシャルル・ドゴール空港へ向かう。

 20:05発の全日空のNH216便は、日本時間の8月9日午後3時、無事羽田空港に着陸した。暑さが応える。

 こうして久しぶりのヨーロッパ旅行は終わった。娘夫婦にパッケージ・ツアー旅行では、なかなか行けないところ、見られないところへ連れて行ってもらった。感謝。

 パリから日本に戻って2か月がたってしまった。街路樹のハナミズキには赤い実がなり、葉も色づき始めている。

367.オペラ座 西のファザード
夕方には再びホテルに戻って荷物を受取って、シャルル・ドゴール空港へ行く予定なので、身軽な格好でパリの街に出る。ヴァンドームの搭を背に、ペ通りをオペラ座に歩く。オペラ座正面の左側(西側)にでた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2 1/1250秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
368.シャルル・ガルニエ像
西のファザードの前まで行くと、この<オペラ座(ガルニエ宮)の設計者であるシャルル・ガルニエの像があった。募集された設計は​でシャルル・ガルニエの案が採択され、1862年7月21日に最初の礎石が置かれたそうだ。1874年12月に工事を終え、1875年1月5日に落成式が行われた。この劇場は設計者の名から「ガルニエ宮」と呼ばれることとなった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.2 1/1000秒 12mm ISO200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
369.モンマルトルの丘
ガルニエ宮の向こう側にラファイエット百貨店があった。リーダーが屋上からの景色が良いというので、まず、屋上に上がる。北の方にモンマルトルの丘が見えた。ロマネスク様式・ビザンティン様式のサクレ・クール寺院のバジリカ大聖堂が見える。こういう時に限って、18-300mmを付けたD5300が手元にない。写真はトリミングしている。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.2 1/1000秒 37mm ISO200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
370.北側から見るガルニエ宮
モンマルトルの丘が見えるところの反対側からはガルニエ宮が見える。屋上のアポロの像は向こうを向いている。右下に見える建物の角のところ(少し赤く見える)は「ユニクロ」の店だ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.5 1/1250秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
371.ギャラリー ラファイエット
ギャラリー ラファイエットの中に入る。中央は吹き抜けになっていて、その天井はご覧のとおりドームになっている。地下1階には「ジャパニーズ・カスタマー・サービス」があり、日本人従業員が電話通訳、日本語による免税書類作成を行っているという。ラファイエットはニューヨークのマンハッタンはトランプ・タワーでオープンしたが、失敗して、倒産したそうだ。日本に店舗はない。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f1.8 1/1000秒 9mm ISO800 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
372.シャトー・マルゴー
リーダーが、ここにはいいワインが揃っているという。家内と娘と別れ、さっそくワイン売り場へ行ってみる。メドック地区の第1級格付け銘柄のワインが並んでいる。これはシャトー・マルゴーだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.5 1/250秒 16mm IS3200 )露出補正 なし
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373.シャトー・マルゴー 価格表
前の写真の一番左にあるのは1961年ものである。価格表では€6,500になっていた。1€130円として、845,000円だ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2 1/125秒 11mm IS3200 ) 露出補正 なし
クリックすると大きくなります。
374.シャトー・オー・ブリオン
浅学の私はシャトー・マルゴーと同じメドックのワインと思っていたがそうではなく、​​ シャトー・オー・ブリオン はボルドー近くのペサックにある。1855年のボルドーワインの格付けでは第1級に位置付けられたが、これはメドック外の土地が含まれる地所としては唯一の​​​取得だそうだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.5 1/400秒 16mm IS3200 ) 露出補正 なし
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375.シャトー・オー・ブリオン 価格表
前の写真の一番左は1959年もので、価格は€4,500、日本円では585,000円くらいだ。シャトー・マルゴーよりやや安いのか。1994年ものは€500だが、それでも65,000円だ。シャトー・ラトゥールの1945年は€12,900だった。見るだけで十分。 ​

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.5 1/100秒 16mm IS3200 )露出補正 なし
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376.ユニクロ
ここはユニクロがパリ・グローバル基幹店として2009年10月に開店したオペラ店だ。ユニクロは2006年にニューヨーク、2007年のロンドンに続き、同じく2007年12月にパリに1号店を出店した。2014年にはノールダム大聖堂に近いメトロ2番線のサンポール近くにマレ店ができている。ユニクロは錦織圭選手をはじめ、ノバク・ジョコビッチ選手に加えて、日本人車いすテニスプレイヤーの第一人者、国枝慎吾選手やオーストラリア人プロゴルファー、アダム・スコット選手と契約している。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1250秒 9mm IS125 ) 露出補正 なし
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377.セーヌ川ランチクルーズのメニュー
始めに記したように、地下鉄でセーヌ川ランチクルーズの集合場所へ移動していたところ、乗り換えようとしていた路線が工事中で動いていなかった。リーダーもちょっと焦ったようだが、他の線を利用して、エッフェル塔の近くまで行き、そこからエッフェル塔の少し上流にある集合場所まで、傘を差しながら急いで歩く。集合時間に少し遅れたが、問題はなかった。乗船して席に案内され、さっそくギャルソンがこのメニューを持ってきた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.2 1/1250秒 9mm IS125 )露出補正 なし
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378.クルーズ船出航
まず右側に見えてきた玉ねぎは昨年竣工した「ロシア正教大聖堂」。大聖堂の隣には、文化センターも併設され、一大複合施設になっているという。19世紀末に造られたこの先のアレクサンドル3世橋以来、パリに登場したロシアのランドマークとしては最大級となったとある。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影(​ ​f​6​​​​​.3​​​ 1/1000​秒 200mm ISO​2​​00​​​​ ​)露出補正​ ​なし
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379.ボルダリング​​
河岸の壁を清掃しているのかと思ったら、ボルダリングをしていた。ボルダリングのことはよく知らないが、自然の岩壁のほか、ホールドと呼ばれる突起を作りつけた、4メートルほどの高さの人工壁をロープなどの道具を使わずに登る競技。子どもから年配層まで楽しめ、頭も体も使う全身運動なのだそうだ。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
プログラムオートで撮影 (​ ​f​6​​​​​.3​​​ 1/250秒 98mm ISO​2​​20​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
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380.アンバリッド橋​​​​
wikipediaによれば、​​この橋は1829年に完成したが、老朽化が速く1850年には交通規制がされるほどだったそうだ​​​​​。1854年にはパリ万国博覧会を目指して橋を架け替えることになった。丈夫になったにもかかわらず1878年に橋は25から30cm沈下し、1880年の冬には二つのアーチが失われた。再建は年末からすぐに始められた。以来、1956年に歩道を拡張した以外は手を加えられていない​という。​​​​

​​​ Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​​​
プログラムオートで撮影(​ ​f​6​​​​​.3​​​ 1/250秒 46mm ISO​2​​20​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
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381.アレクサンドル3世橋​​​​​​
次はアレクサンドル3世橋をくぐる。スペインのサン・セバスティアンのウルメア川に架かっていたマリア・クリスティーナ橋はこのアレクサンドル3世橋を模して造られたというのを思い出した。アレクサンドル3世橋の礎石は1896年にニコライ2世によって設置され、1900年のパリ万博に際して落成した。この橋はアールヌーヴォーの街灯、天使やニンフの像、ペーガソスといった華麗な装飾で有名である。 四隅の17mの高さの柱の上にはそれぞれ女神像がたっている。女神は金色に輝く。

​​​ Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​​​​​
プログラムオートで撮影 (​ ​f​6​​​​​.3​​​ 1/500秒 48mm ISO​2​​00​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
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382.国民議会(ブルボン宮殿)
国民議会とはフランスの下院に相当する議会である。この建物はブルボン宮殿といい、1722年に着工、1728年に竣工し、議事堂としては1795年から使用されている。一方、上院に相当する元老院はリュクサンブール宮殿に召集される。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影 (​ ​f​7.1 1/250秒 62mm ISO​2​​50​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
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383.カメラマン​​
女性カメラマンが船内のテーブルを回り、グループの写真を撮っている。私たちも撮ってもらった。そのカメラは何と Nikon D5 だ。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
プログラムオートで撮影(​ ​f​7.1 1/250秒 105mm ISO​1100​​​​ ​)露出補正​ ​なし
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384.オルセー美術館 -1
オルセー美術館が見えてきた。私はルーブルとオランジェリーは見たが、オルセー美術館は知らない。19世紀美術専門の美術館で印象派の画家の作品の数多くが収蔵されている。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影 (​ ​f​8 1/250秒 44mm ISO​320​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
クリックすると大きくなります。
385.オルセー美術館 -2
wikipediaによると、オルセー美術館の建物はもともと1900年のパリ万国博覧会開催に合わせて、オルレアン鉄道によって建設されたオルセー駅の鉄道駅舎兼ホテルであった。狭くて不便だったことから、1970年代からフランス政府によって保存活用策が検討されはじめ、イタリアの女性建築家ガエ・アウレンティの改修により19世紀美術を展示する美術館として生まれ変わることとなった。こうして1986年、オルセー美術館が開館した。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
​​ プログラムオートで撮影 (​ ​f​8 1/250秒 35mm ISO​250​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
クリックすると大きくなります。
386.ポンテザールとボンヌフ橋
私たちが乗ったクルーズ船 「DIAMANTⅡ」はセーヌ川に架かる橋を次々にくぐって行く。手前が歩道橋のポンテザール、その先がシテ島にかかるヌフ橋だ。ポンテザールは左岸のフランス学士院と右岸のルーヴル宮殿のクール・カレ(方形宮)を結んでいる。現在の橋はその後1982年から1984年にかけて架けられたものである。かっては愛の南京錠で有名だったポンデザール橋だが、鍵の重みで壊れるということで、2015年6月1日より南京錠付の金網を撤去し、グラフィティアートが描かれたアクリル板に置き換えられついに、欄干が透明な板になってしまったという。そしてその先のボンヌフ橋のポンヌフは、フランス語で「新しい橋」の意味であるが、16世紀から17世紀にかけて建設されたものであり、パリに現存する最古の橋であるという。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影 (​ ​f​8 1/250秒 300mm ISO​720​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
クリックすると大きくなります。
387.フランス学士院​​
やがて フランス学士院 のドームが見えてきた。wikipediaによれば、学士院の前身となるフランス王立アカデミーは、17世紀に絶対王政のもとでそれぞれ個別に設立された組織である。王立アカデミーはフランス革命によっていったん廃止され、代わりに、フランス革命後に「科学・芸術国立学士院」として新たに設立された。1806年からフランス学士院と改称。1810年時点では、数学と物理、仏語と仏文学、古代史と古代文字、美術の4部門があったとされる。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
​​ プログラムオートで撮影 (​ ​f​8 1/250秒 38mm ISO​250​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
388.いろいろな船​​
​​ 川岸には新旧いろいろな船が停泊している。この緑色の船は「HENDRIKAJOHANNA」の文字が見えるが個人の船なのだろうか?

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
​​ プログラムオートで撮影 (​ ​f​8 1/250秒 24mm ISO​900​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
クリックすると大きくなります。
389.フルート演奏​​​​
​​ シテ島のノートルダム大聖堂に差し掛かった頃、女性フルート奏者が登場し、アベ・マリアを歌い、フルートを聴かせてくれた。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​​​
​​ プログラムオートで撮影 (​ ​f​8 1/250秒 116mm ISO​800​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
クリックすると大きくなります。
390.オーステルリッツ高架橋 -1​​​​​​
​​ 地下鉄5号線がセーヌ川を渡るオーステルリッツ高架橋をくぐった。写真は進行方向右側、左岸橋脚部分である。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​​​​​
​​ プログラムオートで撮影 (​ ​f​8 1/250秒 116mm ISO​800​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
クリックすると大きくなります。
391.フランス国立図書館 フランソア・ミッテラン館​​​​​​​​
​​ ミッテラン大統領は、1988年7月14日、フランス革命記念日の演説で、ルーヴルやオペラ座など先行する事業に続き、手狭になった国立図書館の問題に対し、新図書館を建造して世界最大の規模に拡大する計画を発表した.。これがフランス国立図書館のミッテラン新館だ。新館は1994年に完成したが、リシュリュー通りの旧館などからの1000万冊を超える書籍や資料の移転作業が続き、一般に公開されたのは1996年12月20日である。「本を開いて立てたような」L字型の、高さ100mのガラス張り超高層ビルが4棟向かい合い、4棟の総延長は400mに達するという。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​​​​​​​
​​ プログラムオートで撮影 (​ ​f​8 1/320秒 18mm ISO​200​​​​ ​)露出補正​ ​なし
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392.転回 トルビアック橋​​​​​​​​​​
​​ 船は右岸12区のベルシー河岸と、左岸13区のトルビアック通りを結んでいるトルビアック橋が見えるところまで進んできて、ここで展開し来た方向へ戻る。トルビアック橋は5つの楕円アーチからなる全長168mの橋で、1882年に落成した。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​​​​​​​​​
​​ プログラムオートで撮影 (​ ​f​8 1/320秒 18mm ISO​200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
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393.女性歌手
​​ 先ほどのフルートを聴かせてくれた女性はアベ・マリアを歌ってくれたが、こんど登場した女性シンガーは、「パリの空の下セーヌは流れる」を歌ってくれた。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
​​ プログラムオートで撮影 (​ ​f​8 1/250秒 105mm ISO​900​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
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394.オーステルリッツ高架橋 -2
​​ こんどは右岸に沿ってオーステルリッツ高架橋をくぐる。「LOUISIANE BELLE」という船はどういう船なのだろうか?ネットで検索したがわからなかった。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
​​ プログラムオートで撮影 (​ ​f​8 1/250秒 86mm ISO​250​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
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395.SNCF フランス国鉄​​
​​ オーステルリッツ高架橋近くのSNCFという文字が付けられた大きなビルで、2人の清掃作業員がガラス吹き(多分)をしていた。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
​​ プログラムオートで撮影 (​ ​f​8 1/250秒 98mm ISO​200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
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396.オーステルリッツ橋 ​​​​
​​ これはオーステルリッツ高架橋ではなく、その一つ下流のオーステルリッツ橋だ。右岸のルドリュ・ロラン通りと昨日訪れたパリ植物園を結ぶ長さ173.8m、幅30mの石造アーチ橋である。くぐりぬけて、振り返るとその橋げたにはこんな飾りがあった。橋の飾りには戦いで生命を落とした兵士たちの功績をたたえてその名前が刻まれているそうだ。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​​​
​​ プログラムオートで撮影 (​ ​f​8 1/250秒 116mm ISO​360​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
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397.シテ島付近
​​ 下流に向けて進む船は、こんどはシテ島の右側を通る。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
​​ プログラムオートで撮影 (​ ​f​8 1/250秒 44mm ISO​360​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
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398.再びフランス学士院へ
​​ そろそろクルージングも終わりに近づく。写真を撮っていた女性が、プリントした写真を各テーブルごとに披露して、販売している。よく撮れていたので3カット購入した。確か1枚€10位だったと思う。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
​​ プログラムオートで撮影 (​ ​f​8 1/250秒 66mm ISO​200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
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399.セーヌ河畔の二人連れ​​
川岸のベンチに2人が座って語らっている。セーヌ川らしい光景と感じた。もっと良い写真に撮りたかった。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
プログラムオートで撮影(​ ​f​8 1/250秒 116mm ISO​450​​​​ ​)露出補正​ ​なし
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400.ルーブル博物館
右手(右岸)にルーブル美術館が見えてきた。収蔵品380,000点以上。先史時代から19世紀までの様々な美術品35,000点近くが、総面積60,600平方メートルの展示場所で公開されている。世界で最も入場者数の多い美術館だそうだ。2006年にパリに来たときには、ミロのヴィーナスや、ペルメールの絵を見た。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影 (​ ​f​8 1/250秒 44mm ISO​200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
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401.自由の女神像
恥ずかしながら、自由の女神はニューヨークとお台場と思っていた。wikipediaによれば、パリにある自由の女神像は、フランスがアメリカに自由の女神像を送ったことの返礼として、パリに住むアメリカ人たちがフランス革命100周年を記念して贈ったものである。セーヌ川のグルネル橋のたもとに位置し、高さは11.5メートル、重さは14トンと、ニューヨークにあるものよりずっと小さい。1889年に除幕式が行われた。また、パリ市内のリュクサンブール公園にも、さらに一回り小さな自由の女神像が置かれているそうだ。雨滴の付いた窓ガラス越しなのでご覧のありさまである。右側にエッフェル塔のてっぺんが見える。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影 (​ ​f​8 1/320秒 50mm ISO​200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
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402.フィナーレ​​
自由の女神の像の先で再び方向転換した「DIAMANTⅡ」は、いよいよフィナーレを迎える。2人の女性歌手が、「オー・シャンゼリゼ」など聞き覚えのあるシャンソンを数曲歌ってくれ、ワインで良い気分になった乗船客より大きな拍手を受けていた。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
プログラムオートで撮影(​ ​f​8 1/320秒 24mm ISO​200​​​​ ​)露出補正​ ​なし
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403.船内から見るエッフェル塔
雨は止みそうで止まない。晴れていれば、気持ちの良い写真が撮れたろうに。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影 (​ ​f​8 1/500秒 24mm ISO​200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
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404.着岸
「DIAMANTⅡ」は予定通り、午後3時少し前に、エッフェル塔近くの桟橋に戻ってきた。下船する。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f1.8 1/1000秒 9mm ISO1400 )露出補正 なし
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405.船尾
これが我々が楽しんだセーヌ川ランチクルーズ船「DIAMANTⅡ」の船尾。。向こうに見えるのはドゥビリ橋だ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f4.5 1/1250秒 37mm ISO125 )露出補正 なし
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406.雨上がりのエッフェル搭
船から降りたら青空が出てきた。エッフェル塔の名前の由来は塔の設計及び建設者であるギュスターヴ・エッフェルに由来する。1887年から1889年にかけて建設された。最も高いところまで324mあるそうだ。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影 (​ ​f​8 1/800秒 18mm ISO​200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
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407.エッフェル塔に名前を刻まれたフランスの科学者たち
エッフェル塔の1階のバルコニーの下には、エッフェル塔を設計したギュスターヴ・エッフェルが選んだ72人のフランスの科学に功績のあった人物の名前が刻まれている。写真では見難いが、この面ではPOCELET、BRESSE、LAGRANGE、BELANGER、CUVIER、LAPLACE、DULONG、CHASLES、LAVOISIER、AMPERE、HEVREUI、FRACHATの名が見える。 

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.8 1/1250秒 33mm ISO125 )露出補正 なし
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408.模擬店
雨が上がってソフトクリームやホットドッグを売るスタンドがにぎわいだしている。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影 (​ ​f​8 1/640秒 48mm ISO​200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
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409.雨傘が日傘に
一旦晴れると日差しは強い。セーヌ河畔の遊歩道のベンチに休む人も雨傘を日傘にしてさしている。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影 (​ ​f​8 1/400秒 62mm ISO​200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
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410.ドゥビリ橋​​
リーダーが小さな美術館に案内してくれるという。すこし上流に向かって歩き、ドゥビリ橋を渡って右岸に行く。橋には、「エスプラナード・ダヴィド・ベングリオン」と書かれた銘板があった。何かよく分からないが、どうやら古い道路標識のようだ。ダヴィド・ベン・グリオンというのはイスラエルの政治家である。フランスは、ヨーロッパの国の中でもユダヤ人に対する偏見が強い国のひとつと言われているが、どういうわけでこの道にその名があるのかよく分からない。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
プログラムオートで撮影 (​ ​f​8 1/500秒 20mm ISO​200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
411.グラン・パレ​​​​
ドゥリ橋の上からセーヌ川右岸の市街を眺める。向こうに見える橋はアルマ橋。クリミア戦争のアルマの戦いにちなんで命名された。 1997年、ダイアナ元英国皇太子妃が事故死したのはこの橋の近くだそうだ。70年から1974年にかけてアルマ橋は鋼製の新しい橋に架け替えられた。1900年のパリ万国博覧会のために建てられたグラン・パレの屋根が見える。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​​​
プログラムオートで撮影 (​ ​f​8 1/800秒 195mm ISO​200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
412.「パリ市立近代美術館」
ドゥビリ橋を渡り終えて、少し行って左側に「パリ市立近代美術館」があった。写真で見て右(東翼)が「パリ市立近代美術館」である。左(西翼)は​「パレ・ド・トーキョー / 現代創造サイト」である。ここセーヌ川沿いのケ・ドビリー(Quai Debilly、ドゥビリ河岸)は1918年に第一次世界大戦の同盟国・日本の首都にちなみ「東京通り」(Avenue de Tokio)と改名され、パレ・ド・トーキョーと呼ばれるようになった。1937年の万博の日本館として建てられ、曲折を経て、現代アートの美術館​として2002年に開館した。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影 (​ ​f​8 1/640秒 18mm ISO​200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
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413.「パリ市立近代美術館」入り口
入場無料である。wikipediaによれば、1937年のパリ万国博覧会の際に開館が構想されたが、実際の開館は1961年であった。収蔵作品は20世紀の絵画や彫刻、約8000点よりなる。1937年万博で制作・展示された近代美術作品や家具・製品デザインもコレクションの核となっている。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影 (​ ​f​8 1/250秒 26mm ISO​200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
414.「パリ市立近代美術館」 壁画「電気の妖精」 -1
パリ万国博覧会のパビリオン「光の館」のホールを飾るために描かれたものだそうだ。壁画には、エジソンをはじめ電気にまつわる研究者や技術者が描かれている。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影 (​ ​f​8 1/30秒 18mm ISO3​200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
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415.「パリ市立近代美術館」 壁画「電気の妖精」 -2​​
1937年、ラウル・デュフィ作である。縦10m、横60mの巨大な壁画で、この部屋にU字型に飾られていて圧巻だった。古代から現代までの電気の歴史がつづられ、科学の進歩に貢献した110人の科学者たちが集い、それぞれの時代と文明の変遷が描かれていてるという絵画だそうだ。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​ プログラムオートで撮影 (​ ​f​8 1/20秒 18mm ISO3​200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
416.雨上がりの歩道
午後4時を過ぎた。「パリ市立近代美術館」を退出して、マロニエの葉が落ちる雨上がりの歩道を歩き、地下鉄のアルマ・マルシー駅に向かう。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影 (​ ​f​8 1/250秒 56mm ISO720 ​) 露出補正​ ​なし
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417.地下鉄アルマ・マルソー駅
Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​ 日本の地下鉄は道路に面した建物の入り口から降りていくことが多いが、パリの地下鉄はほとんど道路と並行して地下への降り口がある。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影 (​ ​f​8 1/250秒 18mm ISO320 ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
418.パリの地下鉄
この2日間、リーダーの導きでパリの地下鉄を随分利用した。パッケージツアーではとても出来ないし、一人ではとてム無理だ。リーダーに感謝である。2度目のパリを楽しむことが出来た今回の旅行も終わりに近づいた。「ホテル・ウエストミンスター」に戻り、荷物を受け取って、タクシーでシャルル・ドゴール空港へ向かう。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影 (​ ​f​8 1/60秒 18mm ISO3200 ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。


2017年10月 9日

久しぶりのヨーロッパ旅行 (12)パリ 国立自然史博物館 8月7日

この旅行の出発を前に、リーダーから「どこか行きたいところはありますか」と聞かれていた。すべてお任せするが、パリに行ったときに時間が取れれば、半日、パリ国立自然史博物館を見たいと希望を伝えておいた。そしてその希望がかなえられることになった。
 今年の5月、上野の国立科学博物館で開催された大英自然史博物館展を見に行った折に、展示されていたミイロタテハの標本を見たが、パリの自然史博物館には蝶の収集家として有名なマダム・フルニエが1916年から52年にかけて収集した膨大な標本があるということを知り、是非、行きたいと思っていた。ミイロタテハ(アグリアス)の標本を見るのは国内でも可能だが、フルニエ・コレクションというのをぜひ見たかったのだが。

 目的の「進化の大ギャラリー」という建物に入る。パリにエッフェル塔が完成した数か月後の1889年に「進化の大ギャラリー」の前身である動物学のギャラリーが出来、1991年にこれを改装して「進化」といテーマで新しい動物学の計画が持ち上がり、それが現在の「進化の大ギャラリー」だ。展示されているのは、中央の展示室に3,000種、全体で7,000種というが、標本の収蔵数は昆虫だけで1億5千万点というから凄い。
 「進化の大ギャラリー」は地上階、中階、上階があるが、中央のギャラリーは、地上階から上階まで吹き抜けになっていて、まるで生きているような動物の大行進といった展示がなされている。吹き抜けの展示スペースの周囲は、地上階、中階、上階とそれぞれに展示がされていた。
 もちろん蝶の標本も展示されていて、世界的な分布や美麗種をテーマにして展示されていた。

 しかし、フルニエ・コレクションのミイロタテハは見ることが出来なかった。展示されていなかったのだ。特別展として展示されることがあるのだろうか?
 私が以前、コツコツと集めた蝶の切手のコレクションの中では、ミイロタテハの切手は二つの国から、それぞれ1種ずつしか発行されていなかった。一つはもちろんフランスで2,000年に発行された。これはフルニエ・コレクションの標本が題材になっている。もう一つは、何故か北朝鮮の切手だった。もちろん北朝鮮にミイロタテハが生息しているわけではない。
フランスから発行されたミイロタテハの切手を見ていただきたい。

2000年6月17日 フランス共和国発行
タテハチョウ科:クラウディナミイロタテハ亜種 Agrias claudina sardanapalus Bates,1860
切手には Papillon sardanapale のフランス名が記されている。「自然の展望」シリーズ4種のうちの1種 ↓

171008_368.jpg

4種連刷の小型シート
小型シート上部に Regards sur la Nature(自然の展望)の表題と国立自然史博物館のロゴマークがある。
4種とも「国立自然史博物館」の収蔵品を図案としたもののようで、このチョウの図案の元になった標本は、同館に収蔵されている、世界的に有名な「フルニエ・コレクション」に含まれている。 ↓

171008_367.jpg

「進化の大ギャラリー」見て、広大な植物園の中を通り、地下鉄のオーステルリッツ駅へ向かう。そこにはいろいろな花が咲いていた。蝶は来ていないかと探したが、モンシロチョウだけだった。オーステルリッツ駅に近くなったところに「古生物学と比較解剖学のギャラリー」があった。立派な建物で、1898年に建てられ、2年後の1900年万国博覧会を視野に開館したという。ギャラリーの中央スペースは静かに走り出しそうに見える骨格標本の群れだった。
 「古生物学と比較解剖学のギャラリー」を出たところで、キタテハが飛んできた。日本のキタテハとは違う。

フルニエ・コレクションは見られなかったが、自然史博物館を見てきた。説明がフランス語なので理解できなかったことと、照明がやや暗かったことが残念である。

335.国立自然史博物館入り口
地下鉄ジュシュー駅側から国立自然史博物館の門を入る。動物園、植物園、そして、「進化の大ギャラリー」、「古生物学と比較解剖学のギャラリー」といった施設の案内板がある。残念ながらフランス語だ。このゲートを入ると、園内という感じがする。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影(​ ​f​6​​​​​.3​​​ 1/​250​秒 18mm ISO​​560​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
336.ライオンの像
ゲートをくぐってすぐのところにこんな建造物があった。水栓があって、ライオンの像がのっている。何だろう。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影 (​ ​f​6​​​​​.3​​​ 1/​250​秒 20mm ISO​​1800​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
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337.植物園の歴史展示室(マニー館)​​
もともと個人の邸宅であったマニー館が、1787年、ビュフォン伯の進言に寄り、王立薬用植物園の一部に組み込まれ、植物園の歴史を辿る展示室になった。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
プログラムオートで撮影(​ ​f​6​​​​​.3​​​ 1/​250​秒 38mm ISO​​200​​​​ ​)露出補正​ ​なし
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338.植物園・国立自然博物館 案内図
パリ植物園は、観光客はもとより地元の人たちも訪れる人気スポットだが、この植物園をはじめ、温室、動物園、そしていくつかの博物館(ギャラリー)からなる組織が、国立自然史博物館(Muséum national d'Histoire naturelle)である。もともとは17世紀にルイ13世が作った王立の薬用植物園を現在の位置に移動させ、研究機関として発足したもので、フランス革命時の1793年に一般に博物館として公開されるようになったそうだ。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影(​ ​f​6​​​​​.3​​​ 1/1​250​秒 18mm ISO​​200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
339.温室​​
金属製骨組の温室3棟が、大広場に沿って並んでいる。そのうち2棟が公開されている。写真はメキシコ温室。wikipediaによれば、メキシコ温室は、フランスにおける金属建築の先駆者ロオル・ド・フリュリ (Rohault de Fleury) の作品(1834年 - 1836年)だそうだ。手前に人間に襲い掛かるヒグマ像がある。これはエマニュエル・フレミエ Emmanuel FREMIET 1824-1910 によるものだそうだ。ただし、これはレプリカで、本物はオーステルリッツ側にあるようだ。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
​​ プログラムオートで撮影(​ ​f​6​​​​​.3​​​ 1/400​秒 18mm ISO​​200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
340.「進化の大ギャラリー」
広大な植物園は、ジェシュー駅側からオーステルリッツ駅側へ約500mまっすぐに続いているが、そのジュシュー駅側(セーヌ川左岸寄り)に私が是非見たいと思っていた「進化の大ギャラリー」がある。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影 (​ ​f​6​​​​​.3​​​ 1/1250秒 18mm ISO​​200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
341.パリ植物園
「進化の大ギャラリー」を背に、植物園のオーステルリッツ駅方面を眺める。ビュフォン像が見える。庭園の発展に大きく貢献したビュフォン伯ジョルジュ=ルイ・ルクレール Georges-Louis Leclerc, Comte de Buffon (1707 - 1788年)の銅像である。啓蒙思想の博物学者だったビュフォンは、フランスの百科事典である「博物誌」の著者としても有名。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影 (​ ​f​6​​​​​.3​​​ 1/1250秒 50mm ISO​​200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
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342.「進化の大ギャラリー」入り口​​
「進化の大ギャラリー」の建物を右側に回り込むと、入り口があった。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
プログラムオートで撮影(​ ​f​6​​​​​.3​​​ 1/1000秒 18mm ISO​​200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
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343.「進化の大ギャラリー」エントランス​​​​
ここで入館料 ひとり€8 を支払って館内に入る。日本語のガイドブックなどは影も形もない。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​​​
プログラムオートで撮影 (​ ​f​6​​​​​.3​​​ 1/250秒 28mm ISO​​1000​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
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344.1階 海の生物​​​​​​
まずは1階の海の生物のフロアを見る。クジラ、イカ、サメ、ペンギンなど海の生物の剥製が展示されている。残念ながら、説明書きは理解できない。 

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels​​​​​​
プログラムオートで撮影( f2 1/200秒 11mm ISO3200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
345.2階 動物の大行進
ゾウ、キリン、シマウマ、ライオン、チーター、ハイエナ、カバといった陸を代表する動物たちが行進しているという展示である。これは3階から下を見下ろして撮っている。夜、明け方、夕方というように照明の色も変わっていく。音響設備もあって、ときどき動物の唸り声や鳴き声、雷鳴も轟く。同じような展示を上野の国立科学博物館で見た記憶がある。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.5 1/160秒 16mm ISO3200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
346.ダーウィン「種の起源」
2階~4階が吹き抜けになっていて、その周囲には各種展示がなされている。チョウの標本の展示もここにある。まず、目についたのは、ダーウィンの「種の起源」だった。英語版とフランス語版が展示されている。レプリカだろうと思うが、左側が1859年の初版 "On the Origin of Species by Means of Natural Selection, or the Preservation of Favoured Races in the Struggle for Life" の表紙のようだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.2 1/160秒 13mm ISO3200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
347.モンキドクチョウ
チョウの標本の展示があった。ドクチョウとそれに擬態するチョウの仲間(ヘリコニウムタイマイなど)と思うが、展示の趣旨がイマイチわからなかった。擬態も進化なのだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.8 1/200秒 21mm ISO3200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
348.オスジロアゲハ
オスジロアゲハは多型現象で有名である。展示のタイトルになっている「Quand un papillon en cache un autre」 をGoogleで翻訳すると「蝶が別のものを隠すとき」となった。やはり擬態のことだろうと思う。 「ぷてろんワールド」 というサイトで教えていただくと、オスジロアゲハはセネア型南アフリカ​​​、プラネモイデス型(​ウガンダ)​​​、プロトスラーミ型(​ケニア)など地域によって、翅の紋が異なる​​​いろいろなタイプがあり、さらに♀はその地域のさまざまなマダラチョウの仲間に擬態することで有名であるという。マダガスカルのオスジロアゲハの♀はアフリカ大陸のオスジロアゲハの様にマダラチョウなどに擬態しない。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.5 1/40秒 16mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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349.チョウの展示 -1
中央の大きな緑色のチョウはニューギニアにいるメガネトリバネアゲハの♂、その左は東南アジアのキシタアゲハ、右側はインドや、ネパール、ミャンマーに産するタカネクジャクアゲハ、そして、アポロウスバシロチョウなどの蝶が展示されていた。ここはどんなくくりで展示されているのかよく分からないが、アゲハチョウ科以外の美麗種もある。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.5 1/40秒 16mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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350.チョウの展示 -2
このグループは、ヘレナモルフォ、エガモルフォ、そして左側はフクロウチョウの1種でいずれも南米の蝶だ。しかし、同じ南米に棲む世界三大美蝶のひとつであるミイロタテハ(アグリアス)は見当たらない。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.5 1/100秒 17mm ISO3200 )露出補正 なし
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351.チョウの展示 -3
メガネトリバネアゲハのオレンジ系亜種、ヒマラヤなどに棲むテングアゲハ、東南アジアのオナシアゲハが並んでいる。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.8 1/100秒 23mm ISO3200 )露出補正 なし
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352.メガネトリバネアゲハの♂と♀
このメガネトリバネアゲハは、トリバネアゲハ類の中では最も広く分布する普通種とされる。メガネトリバネアゲハにはグリーン系亜種とオレンジ系亜種とブルー系亜種があるが、その展示ではなく、単にグリーン系亜種の雌雄の標本が展示されていた。何か意味があるのかもしれない。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.8 1/160秒 37mm ISO3200 )露出補正 なし
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353.トリバネアゲハの仲間
トリバネアゲハ属はニューギニア島とその周辺の島々に11種を産する。♂はいずれも豪華な色彩をしている。一番上がロスチャイルドトリバネアゲハ、一番右がゴクラクトリバネアゲハ、中央右がメガネトリバネアゲハ、中央左がチトヌストリバネアゲハ、一番下がゴライアストリバネアゲハだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.5 1/25秒 17mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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354.チョウの展示 -4
ここの展示もよく分からなかった。一番上はタスキアゲハのようだ。その下にキマダラマルバネアゲハが見られる。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.8 1/30秒 22mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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355.チョウの展示 -4の学名
このパネルは前の写真のチョウたちの学名が示されている。この学名をネットで検索してみると、英文であるがその種の説明は知ることが出来た。中南米のチョウが集められているようだが、なぜこれらのチョウがここに並んでいるのかわからない。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.8 1/13秒 24mm ISO3200 )露出補正 なし
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356.ギフト・ショップ
館内を見終えて、何か記念になるものはなかろうかと、チョウに関りのある品物を探したが、残念ながらこれはというものはなかった。買ったのはこれだけだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.5 1/1000秒 17mm ISO1250 )露出補正 なし
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357.「進化の大ギャラリー」退出
約1時間半「進化の大ギャラリー」を見た。あまりにも期待が大きかっただけに、失望感が残る。展示の意図が、言葉が分からず、伝わってこなかったのだ。「進化の大ギャラリー」を出て、植物園をオーステルリッツ駅に向け歩く。ビュフォン像が背を向けている。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影 (​ ​f​6​​​​​.3​​​ 1/​1000​秒 38mm ISO​​200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
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358.パリ植物園は花盛り​​
真直ぐに延びたパリ植物園は長さ500m、面積3ha あるという。そこのフランス式花壇は、プラタナスの木立により縁どられている。4月初旬以降には花壇は花盛りになり、花の顔ぶれは定期的に変えられていき、全部で千種類近くが栽培されるとのこと。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影 (​ ​f​6​​​​​.3​​​ 1/​1000​秒 40mm ISO​​200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
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359.花壇の花にモンシロチョウ -1
なにかチョウは飛んでいないかと植物園の中を歩いたが、モンシロチョウだけだった。フランスにはモンシロチョウの類が3種生息しているようだが、これはその分布域から見て、最も普遍的な Pieris rapae のようだ。日本にいるモンシロチョウに比べ前翅先端が尖っているように見える。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影 (​ ​f​6​​​​​.3​​​ 1/​2000​秒 300mm ISO​​200​​​​ ​)露出補正​ ​なし
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360.花壇の花にモンシロチョウ -2​​
この黄色い花が好きなようだ。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
​​ プログラムオートで撮影 (​ ​f​6​​​​​.3​​​ 1/​1250​秒 300mm ISO​​200​​​​ ​)露出補正​ ​なし
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361.花壇の花にモンシロチョウ -3
可憐な紫色の花に白いモンシロチョウが良く似合っていた。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影 (​ ​f​6​​​​​.3​​​ 1/​320​秒 280mm ISO​​200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
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362.「進化の大ギャラリー」を振り返る
広大な植物園はふたつに分かれている。そのうちの一方は、「進化の大ギャラリー」側にあり、1890年から1900年迄の自然史博物館館長アルフォンス・ミルン=エドワール (Alphonse Milne-Edwards) の名にちなんだ ミルン エドワール広場であり、他方は、セーヌ川側(オーステルリッツ駅側)のラマルク広場である。いま、私たちはラマルク広場側を歩いている。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影 (​ ​f​6​​​​​.3​​​ 1/​1250​秒 40mm ISO​​200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
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363.ラマルク像
フランスの進化生物学者ラマルクの像は正門(オーステルリッツ駅側の門)のすぐ近くにある。台座の正面には Fondateur de la Doctrine de l'Évolution(進化論の創始者)の文字が刻まれている。ラマルクは博物館の中に整理もされずにたまっていた昆虫などを丹念に洗い出し、こつこつと調べ始め1801年に無脊椎動物すべてを網羅し体系づけた大著、「無脊椎動物モノグラフ」を書き上げた。そしてさらに8年後の1809年に、有名な名著「動物哲学」を公刊したそうだ。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影(​ ​f​6​​​​​.3​​​ 1/​1250​秒 82mm ISO​​200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
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364.「古生物学と比較解剖学のギャラリー」
オーステルリッツ駅側入り口に向かって右側に立派な建物があった。パリで最も美しいミュゼといわれる「古生物学と比較解剖学のギャラリー」だ。この石と金属でできた、建築家フレデリック・デュテールによるこの建物は1898年、2年後の1900年万国博覧会を視野に開館された。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影 (​ ​f​6​​​​​.3​​​ 1/​640秒 18mm ISO​​200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
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365.「古生物学と比較解剖学のギャラリー」の展示​​
建物の中には650にも及ぶという骨の標本が集められて展示されている。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
プログラムオートで撮影 (​ ​f​6​​​​​.3​​​ 1/​250秒 38mm ISO​​2800​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
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366.パリのキタテハ
「古生物学と比較解剖学のギャラリー」から出てくると、その植え込みに小さな褐色のチョウが飛んできた。撮った写真を良く見るとシータテハとキタテハの中間のように見える。以前に購入してあった「Butterflies of Europe & the Mediterranean area」という本で調べてみたところ、分布域からして、Polygonia c-album のようだ。このあと、オーステルリッツ駅から地下鉄に乗って凱旋門に向かった。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影 (​ ​f​6​​​​​.3​​​ 1/​320秒 300mm ISO​​200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
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