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2023年6月30日

近所の公園に咲く花々 2023年6月22日 横浜市保土ヶ谷区 峰岡公園

梅雨の最中ではあるがここのところ晴れはしないものの、雨は降らない。TVのワイドショーでも雨が降るとの予報が出されるが、降らない。
 近所に買い物に出るときに、G7Xをポケットに入れていく。
 峰岡公園は、3,986㎡の小さな街区公園で、ブランコ、滑り台、鉄棒があるいわば児童公園で、中央に広場もあり、町内会の人たちがグランドゴルフを楽しんでいる。公園の周囲には、町内会の方々や、ご近所の人たちが世話をされている花壇があって、この時期、多くの花が咲いている。
 コンデジの Canon G7X のレンズは 9mm~37mm である。フォーカスをマクロモードにして、望遠端の35mm版換算100mm相当の37㎜にすると、1m弱しか寄れないが、それでも何とか蝶の写真も撮れる。野草ではなく、観賞用の園芸品種だが、しばし道草をして撮影を楽しんだ。

000_230622019t X900 峰岡公園 センニチソウ G7X.jpg
咲き始めたセンニチソウとヤマトシジミ♂ 2023年6月22日 横浜市保土ヶ谷区 峰岡公園

001_230622002 X900 峰岡公園 ホンアジサイ G7X.jpg 1.ホンアジサイ(本紫陽花)
日本原産のガクアジサイの栽培種で、単にアジサイともいう。 花序のほとんどが装飾花からなる手毬咲き状のアジサイのこと。峰岡公園に写真のようなホンアジサイが咲くようになって、数日が経っている。装飾花が他のアジサイと違うようなので、何だろうと思っていた。アジサイに蝶が吸蜜に来るのは見たことがないが、前回この花の前を通ったときにヤマトシジミが吸蜜に来ていたようだった。品種名は調べられなかった。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1250秒 9mm ISO160 ) 露出補正 なし
002_230622003 X900 峰岡公園 ムラサキバレンギク G7X.jpg 2.ムラサキバレンギク(紫馬簾菊) と ホンアジサイ
wikipediaによると、ムラサキバレンギクは北アメリカ原産の多年草。花期は初夏から晩秋にあたる7〜10月頃で、頭状花(花の中央に見える部分)は盛り上がり、舌状花(花弁に見える部分)はやや下向きに咲く。後ろのホンアジサイの品種名(あるいは呼称)は「白楽天」という花に似ているが、確信はない。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/1250秒 37mm ISO200 ) 露出補正 なし
003_230622005tm X900 峰岡公園 モンシロチョウ G7X.jpg 3.モンシロチョウ♂
花壇にはモンシロチョウが数頭翔んでいた。花で吸蜜する個体は少なく、時々このように葉に止まって休んでいるように見える。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1250秒 37mm ISO125 ) 露出補正 なし
004_230622007 X900 峰岡公園 ホンアジサイ G7X.jpg 4.ホンアジサイ
これもホンアジサイだと思う。だが、日本原産の品種をアジサイ、ホンアジサイと呼ぶのに対し、ガクアジサイが西洋で品種改良されたものを西洋アジサイ(ハイドランジア)と呼ぶそうだ。さまざまな色があり、日本古来のアジサイよりも見た目が豪華な品種が多いのが特徴という。難しい。これは、そのハイドランジアかもしれない。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 37mm ISO200 ) 露出補正 なし
005_230622009 X900 峰岡公園 アガパンサス・プラエコクス G7X.jpg 5.アガパンサス・プラエコクス
南アフリカ原産。日本では園芸用に球根が販売される。ヒガンバナ科 / ムラサキクンシラン属(アガパンサス属)。アガパンサスは和名をムラサキクンシラン(紫君子蘭)という。さわやかな涼感のある花を多数咲かせ、立ち姿が優雅で美しく、厚みのある革質の葉が茂る様子には力強さも感じられるという。南アフリカに10~20種ほどの原種が自生し、交配などにより300以上の園芸品種が育成されているそうだ。性質が強く、植えっぱなしでほとんど手がかからないので、公園などの花壇やコンテナの植え込みに利用され、また切り花としてフラワーアレンジメントにも使われているという。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/1250秒 37mm ISO125 ) 露出補正 なし
006_230622011 X900 峰岡公園 アジサイ G7X.jpg 6.ノリウツギ(糊空木)
「Picture This」で検索してみるとノリウツギだった。wikipediaによると、「ノリウツギはアジサイ科アジサイ属の落葉低木で、樹高は2~3mくらいで、高いものは5mくらいになる」とあった。ノリウツギはアジサイの仲間だったのだ。箱根湿性花園に咲くノリウツギにはミドリシジミやアサマイチモンジ、オオウラギンスジヒョウモンなどが吸蜜に来る。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.7 1/1250秒 37mm ISO200 ) 露出補正 なし
007_230622013 X900 峰岡公園 ムラサキバレンギク G7X.jpg 7.ムラサキバレンギク と モンシロチョウ
だいぶ擦れてしまったモンシロチョウが吸蜜していた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.7 1/1250秒 37mm ISO200 ) 露出補正 なし
008_230622014t X900 峰岡公園 センニチソウ G7X.jpg 8.ヤマトシジミ♂
いま、ヤマトシジミが多く翔んでいる。これも典型的な夏型の雄だ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.0 1/1250秒 37mm ISO200 ) 露出補正 なし
009_230622015 X900 峰岡公園 ヒャクニチソウ G7X.jpg 9.ヒャクニチソウ(百日草) -1
和名のヒャクニチソウは開花期間が長いことに由来する。また、花の寿命が長いことからウラシマソウ(浦島草)やチョウキュウソウ(長久草)の別名もあるそうだ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 37mm ISO125 ) 露出補正 なし
010_230622016m X900 峰岡公園 ヒャクニチソウ G7X.jpg 10.ヒャクニチソウ -2
ネットで調べてみると、「ヒャクニチソウの花は中心部の筒状花の部分とそれを取り巻く舌状花からなっている。 中心部の筒状花の部分は、長期間にわたって成長し、花を咲かせつつ上方に伸びる。 筒状花の花冠は黄色で5裂し有毛。 開花後に雌しべの柱頭が伸び、やがて柱頭だけがリボンのようになって残る。」と説明されていた。その通りの写真になった。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1250秒 37mm ISO125 ) 露出補正 なし
011_230622021t X900 峰岡公園 ヒメヒオウギズイセン G7X.jpg 11.ヒメヒオウギズイセン(姫檜扇水仙)
峰岡公園の反対側の花壇へ移動した。ヒメヒオオギズイセンは、アヤメ科ヒオウギズイセン属(クロコスミア属)の雑種。ヒオウギズイセンとヒメトウショウブとの交配種だそうだ。花茎から穂状花序を分枝し、各々に鮮やかなオレンジ色の花を付ける。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 37mm ISO200 ) 露出補正 なし
012_230622022 X900 峰岡公園 ヒルザキツキミソウ G7X.jpg 12.ヒルザキツキミソウ(昼咲月見草)
マツヨイグサの仲間だ。北米原産の帰化植物であり、観賞用として輸入・栽培されていたものが野生化している。名称の由来は、宵に咲くツキミソウと違って、昼間にも開花していることによる。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1250秒 37mm ISO160 ) 露出補正 なし
013_230622024 X900 峰岡公園 ハルシャギク G7X.jpg 13.ハルシャギク(波斯菊)
和名の由来となっている「ハルシャ(波斯)」はペルシャのことだそうだ。別名はジャノメソウ(蛇目草)という。花の色は、中心が濃紅色で、周辺は黄色の蛇の目模様であり、別名のジャノメソウの由来となっているが、このほうが解りやすい。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 37mm ISO160 ) 露出補正 なし
014_230622026 X900 峰岡公園 ムラサキギボウシ G7X.jpg 14.ムラサキギボウシ(紫擬宝珠)
ムラサキギボウシは半日陰や、日陰の湿った土壌を好む多年草で、カタツムリや、ナメクジが付きやすいそうだ。ギボウシとは、この植物のつぼみ、または包葉に包まれた若い花序が擬宝珠に似ていることに由来する。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 37mm ISO160 ) 露出補正 なし
015_230622027 X900 峰岡公園 キンシバイ G7X.jpg 15.キンシバイ(金糸梅)
6月7日に舞岡公園へ行ったとき、古民家の裏庭で、見事に咲いていた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 37mm ISO125 ) 露出補正 なし
016_230622029 X900 峰岡公園 サルビア・コエルレア G7X.jpg 16.サルビア・コエルレア
サルビア・コエルレアは、メドセージという名前で流通している場合があるが、メドセージは本種とは別のものだそうだ。これは日本に入ってきた時に流通業者が勘違いしたことに起因する。優れた蜜源植物でありチョウやハチドリが訪れるという。昨年、北海道の美瑛を訪れたときに、咲いていたサルビア(来路花)に、エゾシロチョウが吸蜜に来ていた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 37mm ISO400 ) 露出補正 なし
017_230622030 X900 峰岡公園 モモイロカイウ G7X.jpg 17.モモイロカイウ(桃色海芋)
始めて見た花だった。サトイモ科オランダカイウ属の園芸植物である。葉に斑が入らないのが特徴だそうだ。原産地は南アフリカで日本には大正初期頃に渡来しているそうだ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 37mm ISO320 ) 露出補正 なし
018_230622032 X900 保土ヶ谷区役所 ビオラ・トリコロール G7X.jpg 18.ビオラ・トリコロール
保土ヶ谷区役所に来た。1階駐車場の上にあるフラットな部分の周囲に花壇が設けられているが、そこにはパンジーなどが植えられている。地味だが可憐な花が咲いていた。「Picture This」 で検索すると、ビオラ・トリコロールとでた。ヨーロッパ原産の1年草で、本種を改良した園芸品種がビオラやパンジーと呼ばれ、流通している。紫、黄色、白の3色が混ざった花を咲かせるスミレであることから、ビオラ・トリコロールと名付けられたそうだ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 37mm ISO250 ) 露出補正 なし
019_230622033 X900 保土ヶ谷区役所 ビオラ・コルヌタ G7X.jpg 19.ビオラ・コルヌタ<>br> これも 「Picture This」 で検索した。日本でビオラと呼ばれている花は、ヨーロッパのピレネー地方原産のビオラ・コルヌタを中心に改良された園芸品種群であり、花の直径が4cm以下のものを指す。それより直径が大きい花はパンジーと呼ばれ区別されているそうだ。知らなかった。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 37mm ISO250 ) 露出補正 なし
020_230622034 X900 保土ヶ谷区役所前 ノウゼンカズラ G7X.jpg 20.ノウゼンカズラ(凌霄花) -1
保土ヶ谷区役所の前にある高層住宅の花壇に咲いていた。大きなオレンジ色の花が目立つ。凌霄花は漢名であるが、「霄(そら)を凌ぐ花」の意で、高いところに攀(よ)じ登ることによる命名という。漢詩では他の物に絡むため愛の象徴となるのだ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1250秒 9mm ISO250 ) 露出補正 なし
021_230622037 X900 保土ヶ谷区役所前 ノウゼンカズラ G7X.jpg 21.ノウゼンカズラ(凌霄花) -2
wikipediaによると、ノウゼンカズラの花は、枝先に円錐花序を萌出し、直径6-7cmの橙黄色の花を対生する。花房は垂下し、花冠は広い漏斗型で、先端は5裂し平開する。雄蕊は4本のうち2本が長い。日本では結実しにくいそうだ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 37mm ISO1250 ) 露出補正 なし

2022年9月13日

舞岡公園 「お盆」休み最後の日 8月16日

7月(7/18)に行った時にクサギの花が咲き始めていたので、今頃(8/16)はそろそろ良いタイミングではなかろうかと思い、暑い中、黒いアゲハを撮るのを目的に出かけて行った。クサギは花が開き、独特の匂いを放っている。
 早々にそのクサギの花に来ている新鮮なカラスアゲハ♂1頭を見つけたが、それ以降は。成果は全くなかった。
 ここのところチョウの写真を撮りに行って、花の写真を撮ることが多くなった。ひとつはチョウが少ないときに手持無沙汰を慰めるためでもあるが、もう一つはチョウが来る花の名を知るためである。ブログにも出来るだけその花を記載しておきたい。花に限らず、植物と昆虫は切っても切れない固有の縁がある。
 今回は、チョウが少なく、手持ち無沙汰で、普段は視野に入っていなかった小さな可憐な花を撮って、スマホの「Pcture This」とGoogle の「レンズ」を頼りに名前を調べてみた。

000_220816062t X700 ◎舞岡公園 カラスアゲハ Z50 18-140.jpg
満開のクサギを翔び廻り吸蜜するカラスアゲハ♂ 2022年8月16日 横浜市戸塚区 舞岡公園

001_220816011 X800 舞岡公園 紅葉休憩所 Z50 18-140.jpg 1.もみじ休憩所の紅葉
南門へ下りる前にもみじ休憩所によって見た。午前9時、人の姿はない。部分的に紅くなっているもみじがあった。これもノムラモミジだろうか。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f5 1/500秒 62mm ISO 1000 ) 露出補正 なし
002_220816014 X700 〇舞岡公園 紅葉休憩所 チョロギ Z50 18-140.jpg 2.チョロギ(草石蚕)
路傍に咲く小さな花だ。普段は気にもしないで通り過ぎている。この日は注意しながら歩いた。「Picture This」で検索するとチョロギだ。後でパソコンで検索して確認した。wikipediaによると、チョロギの漢字表記は多数ある。(その根にできる球根のように見える塊茎部分は食用とされる。)その形が石蚕(いさご、トビケラ類の幼虫のこと)の腹を思わせることから「草石蚕」と書かれたり、音から「丁呂木」「丁梠木」と書かれたりする。祝い事の際に食べる場合、縁起をかついで「長老木」「長老喜」「長老貴」「千代呂木」などと書かれることもある。塊茎は長さ1~3cm程度の巻貝のような形をしており、泥を落とすと白い。この塊茎を塩漬けにしたり茹でたりして食べる。ユリ根に似た食感、生姜のようにピリッと辛い味がする。塩漬けの場合、4~5日ほど漬けた後に梅酢やシソ酢に漬けて赤い色をつけることが多い。この赤く漬けたチョロギは、正月の御節料理によく用いられる。と記されていた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f5 1/500秒 30mm ISO 160 ) 露出補正 なし
003_220816023 X800 ◎舞岡公園 カラマツソウ属 ホソヒラタアブ Z50 18-140.jpg 3.カラマツソウ(落葉松草、唐松草)とホソヒラタアブ
カラマツソウが咲いていた。そのカラマツソウでアブが1頭ホバリングしていた。撮った写真で調べてみるとホソヒラタアブのようだ。大きな目玉がいい。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO 500 ) 露出補正 なし
004_220816032 X800 舞岡公園 キンミズヒキ Z50 18-140.jpg 4.キンミズヒキ(金水引)
路傍に咲いていた。花が咲いていなければ雑草にしか見えない。wikipediaによれば、「道端や山野で見られ、夏から秋に小さくて黄色い花が総状に集まって咲く。果実にはとげがあって、動物などにくっついて散布される。和名のキンミズヒキの由来は、「金水引」の意で、細長い黄色の花穂を「金色のミズヒキ(タデ科)」にたとえたものである。」とあった。一方、ミズヒキ(タデ科)のほうは細く伸びた茎に赤紫色の小さな花を咲かせる。この時期にも咲いていた。比較のため写真を撮っておけばよかった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f5 1/500秒 59mm ISO 560 ) 露出補正 なし
005_220816035 X800 舞岡公園 〇ヌスビトハギ Z50 18-140.jpg 5.ヌスビトハギ(盗人萩)
マメ科ヌスビトハギ属の多年草である。ひっつき虫のひとつである。近似種が多い。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f5.3 1/500秒 78mm ISO 450 ) 露出補正 なし
006_220816039 X800 〇舞岡公園 シュツコンツユクサ Z50 18-140.jpg 6.シュッコンツユクサ(宿根露草)
花の形はよく見るツユクサであったが、花色が薄いピンクだったので、「Picture This」で聞いてみたところ、シュッコンツユクサと教えてくれた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO 400 ) 露出補正 なし
007_220816045 X800 ◎舞岡公園 パエデリア・フォエタイダ Z50 18-140.jpg 7.パエデリア フォエタイダ
見たことのない花だった。「Picture This」ではパエデリア フォエタイダ と出た。帰宅してパソコンで検索してみると、アカネ科のヘクソカズラ(屁糞葛)という。なんという可愛そうな和名だろう。wikipediaには「やぶや道端など至る所に生える雑草。夏に中心部が赤紅色の白い小花を咲かせる。葉や茎など全草を傷つけると、悪臭を放つことから屁屎葛(ヘクソカズラ)の名がある。別名で、ヤイトバナ、サオトメバナともよばれる。」と記されていた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f5 1/500秒 62mm ISO 200 ) 露出補正 なし
008_220816047 X800 〇舞岡公園 クサギ Z50 18-140.jpg 8.クサギ(臭木)
日当たりのよい原野などに見られるシソ科の落葉小高木で高さは高さ4〜8mになる。葉に悪臭がある事からこの名がある。悪臭というがそれほど嫌な臭いではない。wikipediaに次のような興味ある記載があった。「本種では1つの花において雄蕊と雌蘂の伸張と成熟に明瞭な差があり、まず1日目に花粉の散布が行われ、この間は雌蘂は受粉可能になっていない。2日目には雄蕊がしおれて下を向き、その段階で雌蘂が受粉可能となる。」と。この花には黒いアゲハたちが寄ってくる。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f5 1/500秒 31mm ISO 110 ) 露出補正 なし
009_220816067 X800 ▲舞岡公園 カラスアゲハ Z50 18-140.jpg 9.カラスアゲハ♂ -1
この日(8/16)の狙いは、咲いたクサギの花に飛来するモンキアゲハや、カラスアゲハなど、黒いアゲハたちを撮ることだった。古民家の奥に咲くクサギの花にカラスアゲハが翔び廻っているのが見えた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO 1000 ) 露出補正 なし
010_220816080 X800 ◎舞岡公園 カラスアゲハ Z50 18-140.jpg 10.カラスアゲハ♂ -2
この調子だと次々に黒いアゲハたちが来るだろうと期待した。しかし、期待は外れ、この日ここで観察したのはこの1頭のみだった。しばらく、待っていたが黒いアゲハは現れない。かっぱ池まで行って、戻り際にも寄ってみたが、姿はなかった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO 640 ) 露出補正 なし
011_220816051 X800 〇舞岡公園 サルスベリ Z50 18-140.jpg 11.サルスベリ(百日紅、猿滑、紫薇)
和名サルスベリの語源は、木登りが上手なサルでも、滑り落ちるほど樹皮が滑らかという例えから名付けられている。また、花が咲く期間が長いことから、ヒャクジツコウ(百日紅)の別名もある。花はあまり丁寧に見たことはなかったが、紅色または白色で、円錐花序になり、がくは筒状で6裂、花弁は6枚で縮れている。家の近くで咲いている百日紅はもっと深い紅色をしている。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f5.6 1/500秒 96mm ISO 560 ) 露出補正 なし
012_220816082 X800 〇舞岡公園 稲 青田刈り Z50 18-140.jpg 12.青田刈り
古民家の庭に刈り取った稲が並べれていた。何をするのかなと疑問に思い、作業小屋の前で仕事をされていた方に訪ねてみた。答えは、しめ縄にする稲を干しているのだそうだ。しめ縄は出穂前の緑の濃いうちに刈り取り(青田刈り)、緑の濃いまま乾燥させることが重要なので、早朝の5時頃から稲を刈り取り、午前中は天日干し、午後には乾燥機で水分を飛ばしたのち保管するという。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f4.5 1/500秒 38mm ISO 110 ) 露出補正 なし
013_220816092 X800 〇舞岡公園 Z50 18-140.jpg 13.ホオズキ(鬼灯、鬼燈、酸漿)
古民家の庭にホオズキがあった。wikipediaでは、ホオズキの季節は開花と果実の見頃を含めると6~9月。 花の咲いた後に六角状の萼の部分が発達して果実を包み袋状になり、熟すとオレンジ色になる。 この際、ホオズキは萼が赤くなる、と説明されている。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f5.3 1/500秒 72mm ISO 640 ) 露出補正 なし
014_220816101 X800 舞岡公園 クンシラン Z50 18-140.jpg 14.クンシラン(君子蘭)
「Pcture This」で検索した。ヒガンバナ科だそうだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6 1/500秒 120mm ISO 4000 ) 露出補正 なし
015_220816106 X800 舞岡公園 シラヤマギク Z50 18-140.jpg 15.シラヤマギク(白山菊)
白い舌状花に黄色い筒状花という見た目が同じような花はキク科に多い。これも「Picture This」で検索した。舞岡公園は決して山地ではないが、秋の山地に咲く野菊の1種だそうだ。和名の意味は白山菊で、花が白く、山に生えることにより、紫の花を着けるコンギクに対しての名と見られる。白い舌状花は6枚前後で、この類では少ない方であると。なお、同属のシロヨメナの別名にヤマシロギクがあり、これもおそらく同じ意味であるが紛らわしい。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6 1/500秒 140mm ISO 200 ) 露出補正 なし
016_220816114 X800 〇舞岡公園 Z50 18-140.jpg 16.コミスジ
チョウの数はとても少ない。暑すぎるのだろうか。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO 180 ) 露出補正 なし
017_220816117 X800 舞岡公園 〇ツリガネニンジン Z50 18-140.jpg 17.ツリガネニンジン(釣鐘人参)
和名ツリガネニンジンの由来は、花が釣鐘形で、根の形がチョウセンニンジンに似るのでこの名があるという。花期は8 - 10月というから、まだこれからなのだろう。茎頂部に円錐状の花序を形成し、淡紫色の鐘形の花を下向きに咲かせ、数段に分かれて葉と同じように茎に輪生する枝の先に少数ずつ花をつける。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO 180 ) 露出補正 なし
018_220816120 X800 ◎舞岡公園 Z50 18-140.jpg 18.ナンバンキセル(南蛮煙管)
ナンバンキセルはハマウツボ科ナンバンギセル属の寄生植物だそうだ。イネ科の単子葉植物(イネ、ススキ、サトウキビなど)の根に寄生する。葉緑素が無く、寄主の根から吸収した栄養分に依存して生育するため、寄主の生長は阻害され、死に至ることもあるそうだ。ススキなどの雑草の成長を阻害するため、ナンバンギセルによる生物的除草効果の可能性が示されている。今年は少し遅いようだったが、毎年、今時分になると、古民家の裏庭でススキなどの下で咲いている。覗き込まなければわからない。他ではなかなか見られない。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6 1/500秒 110mm ISO 125 ) 露出補正 なし


2020年5月13日

帷子川散歩 道端の小さな花 5月2日

カメラをぶら下げて帷子川に沿って歩く。この季節は足元で小さな花が沢山咲く。いわゆる雑草だがよく見るとそれぞれ可愛い。
 撮ったのは良いが、それらの花の名が判らない。手元にある「美しい小さな雑草の花 図鑑」(写真:大作晃一、文:多田多恵子 山と渓谷社)やインターネットにたくさんある花のページを検索して調べるが、同定が難しい。花の大きさ、色、花期、葉や茎の形などを見比べながら見極めていくが、自信はない。見当をつけたら wikipedia などで確認を試みた。
 色々調べてみて、外来種が多いことを改めて知った。帷子川沿いに散策していたが、途中から集合住宅の中庭に入ったので、雑草だけではなく、園芸種が多くなった。

1.フラサバソウ
オオバコ科の植物。オオイヌノフグリとよく似ているが、オオイヌノフグリより花が小さく、また発芽時期が遅いようだ。別名をツタバイヌノフグリといい、ヨーロッパ、アフリカ原産の帰化植物だそうだ。和名は、フランスの植物学者であるフランシェとサバティエの名前を組み合わせたものだそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
200502_001.jpg
2.アメリカフウロ 亜米利加風露
北アメリカ産の帰化植物だが、今では道端でよく見かける雑草だそうだ。手を広げたような葉っぱで見分けがつく。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO1600 ) 露出補正 なし
200502_002.jpg
3.ノゲシ 野芥子
ブタナとか、コウゾリナといった同じようなケシ科の黄色い花が多い。注意して見ないとみんな同じに見える。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 38mm ISO800 ) 露出補正 なし
200502_003.jpg
4.キバナアマ 黄花亜麻
古代より油の原料や亜麻布(リネン)として利用されているアマの花に似ていて、黄色であることで付いた名前だが、これはアマ科キバナアマ属の常緑低木で、主に観賞用である。キバナノアマナ(ユリ科)というのもある。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 41mm ISO100 ) 露出補正 なし
200502_004.jpg
5.ユウゲショウ 夕化粧
和名の由来は、午後遅くに開花して、艶っぽい花色を持つことからとされるが、実際には昼間でも開花する。このショットは11時10分に撮影した。アカバナ科マツヨイグサ属の多年草で、原産地は南米から北米南部。現在は帰化植物として世界の温暖な地域に広く分布し、日本では、明治時代に観賞用として移入されたものが日本全国に野生化していて、道端や空き地でもよく見かける花になった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
200502_005.jpg
6.ムラサキゴテン 紫御殿
同定するのにちょっと手間取ったが、葉っぱからたどり着いた。ツユクサ科の園芸品種で、別名パープルハート、セトクレアセアという。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 27mm ISO100 ) 露出補正 なし
200502_006.jpg
7.モクシュンギク 木春菊
英語でマーガレットという観賞用のキク科の植物である。マーガレットはなじみのある名だが、どんな花か知らなかった。カナリア諸島が原産地で、17世紀末に欧州に渡る。日本には明治時代末期に伝わり、大正時代から幅広く栽培されるようになった。カンシロギク(寒白菊 ノースポール)というよく似た花がある。これもどちらだろうか見分けが付かない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 27mm ISO100 ) 露出補正 なし
200502_007.jpg
8.トキワツユクサ 常磐露草
南アメリカ原産で、日本には昭和初期に観賞用として持ち込まれ、帰化植物として野生化していて、外来生物法により要注意外来生物に指定されているそうだ。ツユクサ科。白い花を撮るのは露出が難しい。  

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 208mm ISO800 ) 露出補正 なし
200502_008.jpg
9.ムラサキツユクサ 紫露草
北アメリカ原産のムラサキツユクサとオオムラサキツユクサの交配種が多いそうだ。写真の花は花びらが反り返っているように見えるので、同定が難しい。20種近くの品種があるらしい。ツユクサ科の園芸品種である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 208mm ISO800 ) 露出補正 なし
200502_009.jpg
10.シラン 紫蘭
ラン科植物には珍しく、日向の畑土でも栽培可能なので、観賞用として庭に植えられる。舞岡公園などで見るシランの花はもっと大きいので、別種かと思って撮ったのだが。日本、台湾、中国原産。野生のものは準絶滅危惧種だそうだ。しかし園芸品種として広く普及しており、種子が飛散して栽培逸出することもあるため、野生状態のものも本来の自生個体かどうか判別は難しいそうだ。  

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 208mm ISO320 ) 露出補正 なし
200502_010.jpg
11.サルビアの仲間 来路花
サルビアというと赤い花を連想するが、これはサルビアのブルーセージという品種に似ている。サルビアはシソ科である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
200502_011.jpg
12.コメツブツメグサ 米粒詰草
小さな黄色い花が地面に敷き詰めたられたように咲いていた。マメ科の植物。ヨーロッパ - 西アジア原産で、日本では1930年代に確認された帰化植物。コゴメツメクサ(小米詰草)、キバナツメクサ(黄花詰草)ともいう。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO125 ) 露出補正 なし
200502_012.jpg
13.ラベンダー(マース)
これも検索するのが難しかった花だ。葉っぱから検索して、まあ、これだろうと行き当たった。シソ科ラベンダーのストエカス系の亜種同士で交配されたマールという栽培種のようである。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 168mm ISO160 ) 露出補正 なし
200502_013.jpg
14.チェリーセージ
シソ科のサルビアの仲間だ。アメリカ南部・メキシコに分布する低木性のサルビアで、チェリーセージにもいろいろ品種があるらしい。園芸品種だが、帷子川沿いに建つ集合住宅の中庭も歩いたのでこの花を見ることが出来た。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 172mm ISO100 ) 露出補正 なし
200502_014.jpg
15.ミヤマオダマキ 深山苧環
キンポウゲ科オダマキ属の多年草で、もともとは北海道~中部地方以北、南千島から朝鮮北部、樺太に分布する高山植物だそうだ。園芸品種として改良されたものが山野草として栽培されている。高山性のものとしては栽培しやすいらしい。 

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 183mm ISO160 ) 露出補正 なし
200502_015.jpg
16.フリージアの仲間
アヤメ科フリージア属。半耐寒性球根植物の種の一つ で、花の色から「浅黄水仙(アサギスイセン)」、甘い香りから「香雪蘭(コウセツラン)」、その他「コアヤメズイセン」などと呼ばれているという。南アフリカのケープ地方に10種余りが分布しているが、オランダでの品種改良により現在では150以上の園芸品種が存在するそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1000秒 175mm ISO100 ) 露出補正 なし
200502_016.jpg
17.カタバミ 酢漿草、片喰、傍食
日本では、地方地方でいろいろな呼び方があり「日本方言大辞典」には180種以上が記録されているそうだ。カタバミ科カタバミ属の多年草。この日はこのカタバミを食草にしているヤマトシジミの写真を撮ろうと思っていたが、全く飛んでいなかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
200502_017.jpg
18.ニワゼキショウ 庭石菖
アヤメ科ニワゼキショウ属の一年草。普通みられるものは、アメリカ合衆国テキサス州を中心に分布する多型的な種だそうだ。しかし、明治時代に観賞用として北アメリカから輸入されたものが野生化したのではなく、本来雑草的な種が帰化植物となったものであると言われる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 121mm ISO250 ) 露出補正 -1.0段
200502_018.jpg
19.イモカタバミ 芋片喰
フシネハナカタバミ(節根花片喰)が基本種で、イモカタバミは独立種として扱われていたが、後にフシネハナカタバミの亜種とされた。カタバミ科カタバミ属の植物。現在は、フシネハナカタバミとイモカタバミは園芸上、まとめてイモカタバミと呼ばれている。黄色いカタバミにピントが合っているが、ピンクの花がイモカタバミで、道端に雑草のように生えている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 155mm ISO100 ) 露出補正 なし
200502_019.jpg
20.コバノランタナ
ランタナはクマツヅラ科の常緑小低木で中南米が原産で、観賞用に栽培される。和名はシチヘンゲ(七変化)という。コバナランタナは小型で地面を這い赤、紫などの花をつける。学名はランタナが Lantana camara でコバナランタナは Lantana montevidensis である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
200502_020.jpg
21.ローズマリー
和名はマンネンロウ(迷迭香)というがローズマリーの方が通りが良い。地中海沿岸地方原産で、シソ科に属する常緑性低木。wikipediaによれば、生葉もしくは乾燥葉が香辛料、薬(ハーブ)として用いられ、花も可食。水蒸気蒸留法で抽出した精油も、薬として利用される。 野生のローズマリーには純正種は少なく、ほとんどは変種だそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
200502_021.jpg


2017年6月11日

チョウが少ない舞岡公園  5月19日

この日は暑くなりそうだった。そろそろアカシジミも発生しているかもしれないと思い、舞岡公園に出かけた。ところがアカシジミは愚か、チョウが少なかった。春型の白いアカボシゴマダラを見かけたが撮影には至らなかった。
 チョウが現れないので、花の写真を撮りながら、公園を歩いた。この時期は、低い木にも、高い木にも白い花が咲いている。もう少しすると、イチモンジチョウやキタテハの夏型などが白い花に来るのだが、今はその姿はない。

1.ハコネウツギ 箱根空木
白い花と赤い花をつけている。白い花が次第に赤に変化していく。箱根の名前がついているが、箱根に自生しているいるのは少ないそうだ。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
絞り優先​​オートで撮影  (​ ​f​5.6​​​ 1/​400秒 98mm ISO​2​​00​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
クリックすると大きくなります。
2.トベラ 扉​​
集散花序を出し、直径2cmほどの、花びらが反り返っているような白い花を多数つける。その中のひとつが黄色味を帯びていた。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
絞り優先​​オートで撮影  (​ ​f​6​​​ 1/​250秒 145mm ISO​​450​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
クリックすると大きくなります。
3.ユスラウメ? 梅桃、山桜桃梅
ネットでいろいろ調べてみたが、よく判らなかった。ユスラウメの花によく似ているが、ユスラウメの花期は3月~4月と記されている。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
絞り優先​​オートで撮影  (​ ​f​6​​​ 1/​250秒 165mm ISO​​500​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
クリックすると大きくなります。
4.カエデの花
竹トンボのような形をした紅い花が咲いていた。カエデもいろいろ種類があるが、特定できない。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
​​ 絞り優先​​オートで撮影  (​ ​f​6.3​​​ 1/​250秒 230mm ISO​400​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
クリックすると大きくなります。
5.タニウツギ  谷空木
​​ 紅色の花がたくさんついていた。良く目立つ。この花にはチョウも良く来るようだが、この日はジャコウアゲハの♂が、花の周りを旋回していた。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
​​ 絞り優先​​オートで撮影  (​ ​f​5.6​​​ 1/​640秒 40mm ISO​200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
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6.アカツメクサ 赤詰草 
ムラサキツメクサともいう。また、赤クローバーとも呼ばれる。和名のツメクサの由来は、江戸時代に、オランダからガラス器を船で日本に運ぶときに、割れないように緩衝材としてガラス器の間につめた「詰め草」から来ているそうだ。シロツメクサとの一番大きな違いは、シロツメクサが花のかたまりの下に長い柄があるのに対し、アカツメクサは花のかたまりのすぐ下に葉がある。P610で谷戸の環境を入れて撮った。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(​ ​f3.3 1/1250秒 4mm ISO100​ ) ​ 露出補正 なし
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7.ハクサンボク 白山木
白い塊の花のように見えるが、近づいてみると可愛らしい5弁花の集まりだ。山口県および九州、伊豆、小笠原を原産とする常緑低木だが、石川県の白山が原産地と誤認されてハクサンボクと命名されたという。チョウが来ているのは見たことがない。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
絞り優先​​オートで撮影 (​ ​f​5.6​​​ 1/​400秒 105mm ISO​200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
クリックすると大きくなります。
8.ニワゼキショウ 庭石菖
「菖」の字が示すようにアヤメ科の仲間だという。花の形はともかく、葉の形がアヤメに似る。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
絞り優先​​オートで撮影  (​ ​f​6.3 1/​320秒 300mm ISO​200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
クリックすると大きくなります。
9.エゴノキ -1​​
私はエゴノキとウツギの区別がつかなかった。花の形が良く似ている。しかし、花の付き方が違う。エゴノキは花柄が長く、花がこぼれるように咲く。一方、ウツギの花の花柄は短く、枝に付くように咲く。やっと、区別できるようになった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels​​
プログラムオートで撮影(​ ​f5.6 1/200秒 98mm ISO100​ ) ​ 露出補正 なし
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10.エゴノキ -2
和名は、果実を口に入れると喉や舌を刺激してえぐい(えごい)ことに由来するというが、漢字でどう書くのだろうか?花は下を向いて咲くので、下からあおるようにして撮った。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(​ ​f3.8 1/1600秒 4mm ISO100​ ) ​ 露出補正 なし
クリックすると大きくなります。
11.ナガミヒナゲシ 長実雛芥子、長実雛罌粟
帰化植物だそうだ。輸入穀物などに紛れて渡来したと推測され、1961年に東京都世田谷区で初めて確認されたという。以後、群馬県、福岡県などにも分布が広がり、2007年には青森県、沖縄県を除く日本全国で繁殖が確認されている。旺盛な繁殖力と、他の植物の成長を阻害することで在来種を駆逐、生態系を壊している危険外来種とされる。写真で花の周囲に見えるのは花が散った後の果実(ケシ坊主)であり、この中に種子(ケシ粒)が入っている。ひとつのケシ坊主から1000~2000の種子(ケシ粒)をばら撒いてしまうために爆発的な繁殖力を示す場合があり、周囲の他の草花を駆逐してしまう可能性がある。駆除するのなら、花の咲く前に行うべきであるとのこと。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(​ ​f3.3 1/800秒 4mm ISO100​ ) ​ 露出補正 なし
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12.キツネアザミ 狐薊 -1
休耕地に群落ができていた。アザミのようだが実はアザミではない。 和名は、花がアザミに似ているが、アザミではない ことから付けられた。古代に農耕と共に日本にも渡来した史前帰化植物であると 考えられている。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(​ ​f5.5 1/250秒 48mm ISO100​ ) ​ 露出補正 なし
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13.キツネアザミ 狐薊 -2
薄紫のアザミの花を小さくしたような花をつけている。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
絞り優先​​オートで撮影 (​ ​f​5.6 1/​1000秒 82mm ISO​200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
クリックすると大きくなります。
14.キツネアザミ 狐薊 -3​​
アザミに似ていることは似ているが、アザミとは違うと分かる。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
絞り優先​​オートで撮影 (​ ​f​6.3 1/​1000秒 300mm ISO​200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
クリックすると大きくなります。
15.ヘビイチゴ 蛇苺
Wikipediaによると、黄色い花が咲いたあとに花床が膨らんで光沢のない薄紅色の花床となる。果実の表面には多数の痩果が付き、赤色で球形、イチゴに多少似たものがなる。毒は含まれないので食用可能だが、あまり味が無いため食用(特に生食)には好まれない。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(​ ​f3.3 1/250秒 4mm ISO100​ ) ​ 露出補正 なし
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16.セイヨウサンザシ? 西洋山査子、西洋山樝子
ネットで調べてみたが、同定は難しい。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
絞り優先​​オートで撮影(​ ​f​6.3 1/​320秒 300mm ISO​200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
クリックすると大きくなります。
17.オオムギ 大麦​​
谷戸の麦畑でオオムギが黄金色に穂を付け始めていた。オオムギの収穫時期は5月末からだという。オオムギはイネ科の植物で、実のなる穂の形によって二条種と六条種とがあるそうだ。二条種と六条種では穂についている実の列数が異なり、穂を上から見ると二条オオムギは2列に、六条オオムギは6列についている。どうやら写真の大麦は6条種のように見えるが・・・。二条オオムギは主にビール生産用に栽培され、ヨーロッパで栽培されるオオムギの多くは二条種である。これは、二条種は種子の一粒一粒が大きく、しかも大きさがよく揃っているので、醸造の管理がしやすいからだそうだ。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
絞り優先​​オートで撮影(​ ​f​6 1/1000秒 175mm ISO​200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
クリックすると大きくなります。
18.ノアザミ 野薊​​​​
アザミにはいろいろな種類があるが、ほとんどのアザミが夏から秋にかけて咲くのに対し、ノアザミは5月から咲くのでわかりやすい。夏のアザミには多くのチョウが吸蜜に来るが、ノアザミにはチョウがあまり来ないように思う。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​​​
絞り優先​​オートで撮影 (​ ​f​5.6 1/250秒 78mm ISO​280​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
クリックすると大きくなります。
19.シラン 紫蘭
古民家の裏庭で咲いていた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(​ ​f3.3 1/320秒 4mm ISO100​ ) ​ 露出補正 なし
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20.シャクヤク 芍薬 
古民家の庭に咲いていた。シャクヤクは中国原産で、花は牡丹とそっくりという。牡丹は樹木で、芍薬は草に分けられる。牡丹が咲き終わるのを待つようにして咲くという。花の名の由来は、姿がしなやかで優しい様を意味する綽約(しゃくやく)に由来するそうだ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f3.3 1/800秒 4mm ISO100​ ) ​ 露出補正 なし
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21.ジャコウアゲハ♂
この日、舞岡公園ではチョウはほとんど飛んでいなかった。端境期なのだろうか?これはジャコウアゲハの♂。今年はジャコウアゲハを良く見る。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
​​ 絞り優先​​オートで撮影 (​ ​f​6.3 1/500秒 300mm ISO​200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
クリックすると大きくなります。
22.ダイミョウセセリ
​​ ここでもダイミョウセセリが発生していた。ダイミョウセセリは関東型と関西型があり、関ヶ原が個体差の分点とされ、近畿地方以西のものは後翅に白斑がある。ダイミョウセセリの白い紋が大名の着る裃(かみしも)の紋のように見えるところから、この名がつけられたと言われている。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
​​ 絞り優先​​オートで撮影(​ ​f​6.3 1/640秒 300mm ISO​200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
クリックすると大きくなります。
23.モンシロチョウ
​​ モンシロチョウがアカツメクサで吸蜜していた。前翅外縁の淡黄色が初々しく見えた。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
​​ 絞り優先​​オートで撮影 (​ ​f​6.3 1/800秒 300mm ISO​200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
クリックすると大きくなります。
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2014年5月31日

舞岡公園 蝶は端境期? 5月17日


  5月に入ってから舞岡公園へ行っていなかったので、様子を見に行きたくなった。しかし、行ってはみたものの、蝶の影は少ない。発生直後のような新鮮なサトキマダラヒカゲがいたが、コチャバネセリ、ヒメウラナミジャノメが目立つだけだ。ひょっとしたらもう出ているかもしれないと思ったアカシジミはもとより、アカボシゴマダラ、ツマグロヒョウモンもいない。黒いアゲハも時折、モンキアゲハが飛んで行くだけだ。
  以前にも時々、立ち話をしたことがある、公園で良くお見かけする方に、「チョうが少ないですね」と問うてみると「端境期でしょう。もうすぐ出てきますよ。」とのこと。出てきてくれることを期待する以外にない。
  (この日から2週間が経過しているが、5月29日現在、すでにアカシジミ、ウラナミアカシジミ、ウラゴマダラシジミの平地産ゼフィルスが発生しているという情報を得ている。)

サトキマダラヒカゲ;クリックすると大きな写真になります。 1.サトキマダラヒカゲ
いつものように歩きはじめると南門の手前で、サトキマダラヒカゲらしき蝶が何かを探すように飛んでいる。やがて木の根元近くに止まった。樹液が出ているのだ。新鮮なサトキマダラヒカゲだった。この状態ではピントが合わせにくい。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/80秒 119.3mm ISO1600 ) 露出補正 なし
コチャバネセセリ;クリックすると大きな写真になります。 2.コチャバネセセリ
この日多く会えたのは、コチャバネセセリくらいだった。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/250秒 90mm ISO450 ) 露出補正 なし
ヒメウラナミジャノメ;クリックすると大きな写真になります。 3.ヒメウラナミジャノメ
ヒメウラナミジャノメには失礼だが、いつもはあまり撮ろうとしない蝶だ。この日はほかに撮る蝶が少ない。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/250秒 90mm ISO750 ) 露出補正 なし
ヒメウラナミジャノメ 裏面 4.ヒメウラナミジャノメ 裏面
いつもと違う雰囲気のヒメウラナミジャノメが撮れた。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/400秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
コチャバネセセリ 翅表;クリックすると大きな写真になります。 5.コチャバネセセリ 翅表
レンズの先が近づいても夢中で吸蜜していた。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/500秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
絵をかく人;クリックすると大きな写真になります。 6.絵をかく人
この日は古民家の周囲で絵を描いている方が多かった。絵画教室の方たちなのだろうか。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/160秒 29.2mm ISO160 ) 露出補正 なし
シラン;クリックすると大きな写真になります。 7.シラン
古民家の庭に咲いていた。世話をされていた女性に「なんという名の花ですか」と尋ねたところ、「シラン」と言われた。それがこの花の名とも知らず、思わず聞き返してしまった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.0 1/850秒 4.4mm ISO200 ) 露出補正 なし
コチャバネセセリ♀;クリックすると大きな写真になります。 8.コチャバネセセリ♀
新鮮な個体だった。腹が太く、翅の幅が比較的広いので♀だと思う。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1250秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
シャクヤク;クリックすると大きな写真になります。 9.シャクヤク
シャクヤクにもいろいろな花があるようだ。シャクヤクはボタン科の多年草とのこと。立てば芍薬座れば牡丹と言われるが、牡丹が「花王」と呼ばれるのに対し、芍薬は花の宰相、「花相」と呼ばれる。ボタンが樹木であるのに対して、シャクヤクは草本である。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F8.0 1/800秒 20.8mm ISO200 ) 露出補正 なし
ツバメシジミ♀;クリックすると大きな写真になります。 10.ツバメシジミ♀
ツバメシジミは春先に目立つチョうだが、年に数回発生する。♂の翅表は、ブルーだが、♀は一般的に黒い。しかし、この♀のように青が入るものがある。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/350秒 85.5mm ISO200 ) 露出補正 なし
広い野原のコチャバネセセリ;クリックすると大きな写真になります。 11.広い野原のコチャバネセセリ
小さい蝶を短い焦点距離で撮るには、レンズの先10cm位に近寄らなければならない。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/900秒 6.0mm ISO200 ) 露出補正 なし
キリの花;クリックすると大きな写真になります。 12.キリの花
古民家の近くの休み処の近くに大きな桐の木がある。キリはこんな花を咲かせる。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F6.4 1/800秒 55.0mm ISO400 ) 露出補正 なし
コチャバネセリ 開翅;クリックすると大きな写真になります。 13.コチャバネセリ 開翅
この位置から開翅吸蜜中のコチャバネセセリを見ると、前翅と後翅がX字に開かれていて、まるでジェット機のようだ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.6 1/480秒 9.7mm ISO200 ) 露出補正 なし
池畔のコチャバネセセリ;クリックすると大きな写真になります。 14.池畔のコチャバネセセリ
この日はコチャバネセリを撮りに来たようなものだ。ほかに撮る蝶が少なかったので、この蝶のいろいろなシーンを撮ることができた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F6.4 1/850秒 4.4mm ISO400 ) 露出補正 なし