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2024年4月12日

京都御苑 貴重な晴天 2024年3月22日 京都旅行(3/22-3/24) ① 

娘の主人の両親の墓が京都の興正寺別院にある。2年ぶりに娘夫婦と私たちで墓参りに行くことになった。墓参りは23日なので、22日の夕方に娘たちとは婿殿が予約してくれた四条のホテルで合流する。
 私たち夫婦は例によって、JR東日本の「大人の休日」を利用し、新横浜を8時21分に出る「ひかり」で京都に10時37分に着いた。天気予報によれば、天気が良いのは今日だけで、明日、あさっては雨模様だという。貴重なこの日の午後はどこに行こうかと考えた。仁和寺の桜を見たかったが、その桜は遅咲きであり、加えて今年の春は桜の開花が遅れている。ゆっくり歩いたことのない京都御苑と時間が許せば平安神宮の神苑を見に行くことにした。
 京都駅から、地下鉄に乗り、四条駅で降り、まず、2晩泊まるホテルに荷物を置いた。
 ホテルで京都御苑への行き方を訊ね、地下鉄で丸太町まで行くことにした。外国人観光客が多く京都を訪れていて、タクシーは台数も少なくて利用しにくいというネット情報があり、敬遠した。
 京都御苑では、九條家の遺構という拾翠亭が一般公開されているというので、まず、そこから参観する。

000_240322290 X700 京都 京都御苑 拾翠亭 外観 Z50 Z18-140.jpg
九條家の遺構 拾翠亭の全景 2024年3月22日 京都市上京区京都御苑

001_240322001 X900 京都地下鉄四条駅 G7X.jpg 1.地下鉄四条駅
地下鉄四条駅の地上に上がったが、ホテルがどこなのか見当がつかない。この写真は四条通の方へカメラを向けている。ホテルはこの少し手前にあった。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/1250秒 11mm ISO125 )
002_240322004 X900 京都地下鉄四条駅 G7X.jpg 2.地下鉄四条駅
再び地下鉄四条駅から京都市営地下鉄烏丸線の乗り、2つ目の丸太町へ向かう。国際会館行に乗る。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1250秒 27mm ISO3200 )
003_240322008 X900 丸太町 御苑バス停 G7X.jpg 3.地下鉄丸太町駅
丸太町で下車し地上に上がる。カメラは市場の方に向いている。後ろ側右手が御苑である。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1250秒 27mm ISO3200 )
004_240322251 X900 京都 丸太町 京都御苑 Z50 Z18-140.jpg 4.間之町口から御苑へ
丸太町通りを100mほど歩いて左手にあった京都御苑の間之町口を入った。入苑料は設けられていない。この少し先の東寄りの入口には堺町御門と呼ぶ立派な門がありそれが御苑の正門である。苑内の外周部にある門は、堺町御門、下立売御門、蛤御門、中立売御門、乾御門、今出川御門、石薬師御門、清和院御門、寺町御門の九つがある。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f4.5 1/500秒 24mm ISO100 )し
005_240322252 X900 京都 京都御苑 拾翠亭 Z50 Z18-140.jpg 5.九條家の遺構 拾翠亭一般公開
まず、ここは見てきたいと思っていた拾翠亭を探す。拾翠亭(しゅうすいてい)は春から秋にかけての毎週金曜日と土曜日に一般公開されていた。九條家の遺構である九條池と拾翠亭は京都御苑の南西側にある。入口までのアプローチを進む。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f3.8 1/500秒 24mm ISO110 )
006_240322254 X900 京都 京都御苑 拾翠亭 Z50 Z18-140.jpg 6.拾翠亭入口
この門をくぐって左へ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f4.2 1/500秒 35mm ISO250 )
007_240322256 X900 京都 京都御苑 拾翠亭 Z50 Z18-140.jpg 7.拾翠亭の玄関
ここが拾翠亭の建物の玄関である。なかに入ると係の方がおられて、入場料を300円をお支払いする。御苑の詳しい地図を領収書代わりですと渡された。御苑内の桜の情報を聞くと、2か所ほど早咲きの桜が咲くところがるだけで、まだまだである。だが、今の時期は梅と桃と一緒に見られるメリットもあるとのこと。写真に見える玄関から出てきた観光客は四阿がある庭園を見に行く。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f3.8 1/500秒 26mm ISO110 )
008_240322260 X900 京都 京都御苑 拾翠亭 Z50 Z18-140.jpg 8.拾翠亭屋内 広間
九條池と拾翠亭は、五摂家(鎌倉以後、藤原氏のうちで摂政・関白に任じられる五つの家柄で、近衛・九條・二条・一条・鷹司の五家をいう)の一つであった九條家の屋敷内に設けられた庭園の遺構である。このうち、拾翠亭は今から200年ほど前の江戸時代後期に茶室として建てられたもので、貴族の茶室らしく、遊び心にあふれた建築と言われている。(環境省 公園紹介を参照)

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f3.5 1/500秒 18mm ISO580 )
009_240322262 X900 京都 京都御苑 拾翠亭 Z50 Z18-140.jpg 9.九條池 -1
拾翠亭の広間に続く広縁から九條池に架かる高倉橋を眺める。この拾翠亭は江戸時代後期に造営された数寄屋風書院造り建築で、広間/控えの間/小間/二階座敷の4部屋で構成されている。主に茶会や歌会など社交・遊興の場として利用されたそうだ。なお、現在も茶会や歌会などの和カルチャー系のイベントの貸室利用が可能である。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f4.0 1/500秒 33mm ISO125 )
010_240322264 X900 京都 京都御苑 拾翠亭 Z50 Z18-140.jpg 10.九條池 -2
広縁から高倉橋の左の方へカメラを向ける。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f3.5 1/500秒 18mm ISO180 )
011_240322271 X900 京都 京都御苑 拾翠亭 Z50 Z18-140.jpg 11.九條池 -3
広縁から西の方を見ている。茶室横の手水鉢だ。この左手に庭園があり、厳島神社がある。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f4.0 1/500秒 18mm ISO110 )
012_240322274 X900 京都 京都御苑 拾翠亭 Z50 Z18-140.jpg 12.拾翠亭の二階座敷からの眺め -1
急な階段を二階にあがった。そこからは、また違った趣で九條池や池泉回遊式庭園を眺められた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f4.0 1/500秒 18mm ISO110 )
013_240322278 X900 京都 京都御苑 拾翠亭 コサギ Z50 Z18-140.jpg 13.コサギ
九條池の西側に、藤棚だろうか池の上に樹を支えるように設けられた何かの棚があった。その上にコサギが止まっていた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO100 )
014_240322281 X900 京都 京都御苑 拾翠亭 Z50 Z18-140.jpg 14.拾翠亭の二階座敷からの眺め -2
西側に九條池に面した庭に造られたあずまやと、藤棚(と思う)が見えた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f4.5 1/500秒 19mm ISO110 )
015_240322283 X900 京都 京都御苑 拾翠亭 Z50 Z18-140.jpg 15.拾翠亭 急な階段
1階から2階へ上がる幅の狭い急な階段。降りるのに苦労した。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f3.5 1/60秒 18mm ISO6400 )
016_240322289 X900 京都 京都御苑 拾翠亭 外観 Z50 Z18-140.jpg 16.庭園から拾翠亭を見る -1
拾翠亭を退出し、東側の庭園に回って拾翠亭の広縁を振り返った。庭園はさほど広くはない。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f3.5 1/500秒 18mm ISO120 )
017_240322290 X900 京都 京都御苑 拾翠亭 外観 Z50 Z18-140.jpg 17.庭園から拾翠亭を見る -2
トップの写真の再掲である。一階広間と二階座敷が九條池と庭に面している。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f3.5 1/500秒 18mm ISO110 )
018_240322292 X900 京都 京都御苑 拾翠亭 厳島神社 Z50 Z18-140.jpg 18.九條池越しに見る厳島神社
この厳島神社は、平清盛が母祇園女御のため厳島神社の神を祀ったのが始まり。祇園女御も祀られている。この神社は九條家の鎮守社だったそうだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f5.0 1/500秒 59mm ISO140 )

000_京都御苑マップ X700.jpg
拾翠亭で領収書代わりにいただいた御苑の地図 

019_240322302 X900 京都 京都御苑 Z50 Z18-140.jpg 19.京都御苑を歩き始める -1
九條池と拾翠亭の九條邸跡の外に出る。その北側は黒木の梅が植えられた広場になっていた。丸太通りから近く地元の方が通りかかる。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f4.0 1/500秒 33mm ISO180 )
020_240322304 X900 京都 京都御苑 Z50 Z18-140.jpg 20.京都御苑を歩き始める -2
ご近所にお住まいの方と思われるが、幼子を連れて春の日差しを楽しんでいるようだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO140 )
021_240322305 X900 京都 京都御苑 厳島神社 Z50 Z18-140.jpg 21.厳島神社へ
この広場の南側に、さっき九條邸跡の庭園から見た厳島神社の参道ともいえる橋が架かっていた。傍には厳島神社の由来が書かれた札が立てられていた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f3.5 1/500秒 21mm ISO360 )
022_240322307 X900 京都御苑 厳島神社 高倉橋 Z50 Z18-140.jpg 22.厳島神社から見る高倉橋
拾翠亭の部屋から眺めた高倉橋である。厳島神社の建つこの場所へは、入ることが出来ないようになっていた。高倉橋は明治11年(1878年)に、木造の平橋が架けられた。その後、明治15年(1882年)に、明治天皇行幸の計画があり、御所の建礼門から南に一直線に丸太町通へ通じる道路を造ることになり、その一環として現在架かっている反橋が架けられたそうだ。橋の橋脚には、天正17年(1589年)豊臣秀吉が架橋した三条大橋や五条大橋に使われていた石造の橋脚が使われているという。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f4.2 1/500秒 38mm ISO160 )
023_240322308 X900 京都 京都御苑 拾翠亭 厳島神社より Z50 Z18-140.jpg 23.厳島神社から見る拾翠亭
拾翠亭から見たときは厳島神社は木の陰になってよく見えなかったが、こちらからはその美しい姿が良く見える。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f4.5 1/500秒 38mm ISO100 )
024_240322312 X900 京都 京都御苑 厳島神社 Z50 Z18-140.jpg 24.厳島神社の鳥居
厳島神社の石の鳥居は横に渡された屋根の部分が破風型にカーブする珍しい鳥居で、国の重要美術品に指定されていて、京都三珍鳥居の一つに数えられているという。 「京都三珍鳥居」は北野天満宮摂社伴氏社の「中山鳥居」と蚕ノ社の「三柱鳥居」とこの破風型鳥居でである。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f4.0 1/500秒 18mm ISO110 )
025_240322315 X900 京都 京都御苑 厳島神社 Z50 Z18-140.jpg 25.厳島神社の由緒
祭神および破風形の鳥居についての由緒が描かれていたが、字がかすれてきていて、判読しづらい。wikipediaによれば、「社伝によれば、安芸国厳島社を崇敬した平清盛が、摂津国兵庫津に築島(経が島)を造成した際に、同島に社殿を構えて厳島社を勧請し、後に清盛の母の霊を合祀したものに起源を持ち、その神社を時期不詳ながら当地へ遷座させたものという。鎮座地は後世九条家の邸宅に取り込まれて同家の鎮守として崇敬されるとともに、池泉廻遊式庭園の1部を構成するものともなった。明治になって九条家は東京へ転宅し、その邸宅も東京へ移築されたが、当神社はそのまま残された。昭和2年(1927年)には社殿が改築されている。」とあった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f4.0 1/500秒 30mm ISO360 )
026_240322316 X900 京都 京都御苑 厳島神社 Z50 Z18-140.jpg 26.池の弁天さん
九條池の中島に鎮座し、「池の弁天さん」と称されるそうだ。黒木の梅の広場に戻る際、橋を渡るときに分かったのだが、この厳島神社は九條池の小島の上に建っている。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f3.5 1/500秒 18mm ISO100 )

2018年5月 2日

2泊3日で山陰山陽を周遊(7・終) 安芸の宮島 厳島神社 3月31日

津和野から、再びバスに乗り、最後の目的地である宮島へ向かう。津和野から国道187号線を走り、六日町で中国自動車道に上がる。島根県からいったん山口県岩国市に入り、中国自動車道の最高地点721mを通過して広島県に入った。広島北から広島自動車道を走って山陽道に入り、宮島で下りた。昼食はこの日もバスの中で弁当だった。
 宮島口の大きな駐車場から歩いてフェリーの乗り場へ行く。この日は行楽シーズンの土曜日で、さすが人が多い。フェリーは予約されていて、待たずに乗船できた。宮島桟橋で待っていてくれた清盛通りと呼ばれる表参道商店街にある「だいこん屋」という土産物屋さんの女性が厳島神社参拝のガイドをしてくれた。とても丁寧に説明してくれたが、人が多く、聴き取りにくかった。
 この日は大潮だった。後で調べたところこの日の干潮のピークは、15時52分で、潮位は30cm(平均海水面=海抜)とあった。満潮は午前10時ごろで、潮位は350cmになる。
 私たちが厳島神社を見学していたのは午後2時から3時くらいの間で、十分、鳥居まで歩いて行けるほど潮が引いていた。 潮位100cm以下で鳥居まで歩いて行けるといわれ、 250cm以上で嚴島神社が海に浮かんで見えるという。
  厳島神社は推古天皇元年(593)、佐伯鞍職(さえきくらもと)により創建されたと伝えられている。説は、色々あるそうだがが、「いつき島にまつれる神」という意味から、「伊都伎島(いつきしま)神」、「厳嶋神社」等呼称され、現在は、「嚴島神社」となっているという。原始宗教のなごりで、島全体が神の島として崇められていたので、陸地では畏れ多いと潮の満ち引きするところに社が建てられたのだそうだ。 平清盛が久安2年(1146)安芸守に任官され、平家の守護神として尊崇し、平家一門の権力が増大するにつれてこの社を尊崇する度合いも増し、社殿を現在の姿に造営したと伝えられる。

厳島神社の参拝順路は決められている。(厳島神社ホームページより)

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 まず海から見て左側から、海の上に築かれた廻廊に上がる。客神社本殿から東廻廊、本社拝殿から幣殿、その奥の本社本殿にお参りして、西廻廊を通って、反橋の前を通り、能舞台を見て、海側から見て右側の出口から出るようになっている。撮った写真の説明は、宮島観光協会のホームページを参照させていただいた。出口から少し大鳥居のほうへ歩いていくと階段があって、海に下りることができた。もちろん大鳥居まで歩いてみた。 厳島神社の参拝と見学を終え、案内してくれた女性の土産物屋さんに集合して、宮島桟橋へ戻った。
  午後3時半ごろ、フェリーで宮島口へ。宮島口から再びバスに乗り、岡山に向かう。190kmのドライブになった。そして、19時33分発の新幹線に乗車し、今回の駆け足のツアーを無事、終えることになった。
 往きに岡山駅で下電観光バスに乗ったときに、声は大原麗子さんから、「今回このバスは1,000km走ります。ゆっくり見たい、時間が足りないと思われるでしょうが、できません。今回は下見だと思ってください。」と釘をさされていた。確かにバスの乗っている時間のほうが長かったようにも思うが、「もう一回来てみたい」と思うところを観ることができた楽しい旅行だった。そして、3日間の快晴と、満開の桜のもてなしは、何にも代えられなかった。

114.フェリー
宮島口から宮島桟橋までのフェリーは、JR西日本フェリーと宮島松大汽船の2社が頻繁に運航していて、運賃は片道 大人ひとり180円、SUICA、PASMOも利用できる。所用時間は約15分だった。私たちが乗船したのは松大汽船だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f4 1/640秒 36mm ISO100 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
115.フェリーの客室から
フェリー客室のガラス越しに、宮島を眺める。午後1時半、潮は引いていて、大鳥居近くまで歩く人の姿が見られた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
116.石造りの鳥居
フェリーの桟橋からしばらく右側に海を見ながら歩くと、左側から表参道商店街(清盛通り)が合流するところに、石造りの鳥居があった。海に立つ朱色の大鳥居に遠慮してか、質素な鳥居だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
117.表参道商店街
海寄りから1本中に入った通りが清盛通りと呼ばれる表参道商店街だった。ここで私たちが歩いてきた海寄りの道と合流する。案内してくれている女性の土産物屋さんもこの商店街にあり、参拝が終わるとそこに集合だ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 17mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
118.干潮 大鳥居
この写真を撮った時刻は午後2時ちょっとすぎ。厳島神社の参拝入口を目指して海沿いを歩いていると、右側に大鳥居が見えてきた。大鳥居まで潮の引いた海を歩いている人たちが見える。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1000秒 18mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
119.干潮 厳島神社
参拝入口のほうへ曲がると、厳島神社のお社まで水が引いていた。厳島神社の境内は、宮島の「御笠浜(みかさはま)」の中心に位置し、浜の入江に沿うようにして建てられている。そのため昇殿するためのメインとなる出入口は、浜の東西に位置する。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1000秒 18mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
120.大鳥居の扁額
大鳥居の扁額に何と書かれているか見たかったので、望遠で引いてみた。 「伊都岐島神社」と書かれていた。反対側(海側)には「厳島神社」と書かれているそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1000秒 181mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
121.参拝入口
参拝入口からすぐのところに国宝・客神社(まろうどじんじゃ)がある。 厳島神社本社と同様に、本殿・幣殿・拝殿・祓殿からなり、厳島神社の祭典は、この客神社から始まりまる。天忍穂耳命(あめのおしほみみのみこと)・活津彦根命(いきつひこねのみこと)・天穂日命(あめのほひのみこと)・天津彦根命(あまつひこねのみこと)・熊野櫞樟日命(くまのくすびのみこと)の5男神が祀られている。摂社の中でも一番大きく、厳島神社の祭事のおりには、一番先に神職がお参りするという。 右側には、右門客神社、平舞台が見える。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 18mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
122.祓殿 拝殿
同じ位置から広角で撮ると、平舞台の後ろ側にある祓殿が見える。その奥に厳島神社の拝殿、幣殿、本社本殿と続く。これから、左側の東廻廊を渡って拝殿の脇から、祓殿へと進む。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f4 1/640秒 10mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
123.参拝廻廊入口
ここから廻廊に入る。左側は客神社本殿、右側にその祓殿があり、廻廊の入口には、世界文化遺産 国宝厳島神社と記されていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.4 1/500秒 9mm ISO160 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
124.拝殿
参拝廻廊に上がったところから右側に厳島神社本社の拝殿が見えた。これから回って拝殿に行く。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 20mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
125.鏡の池
まっすぐ進むと左側に鏡の池があった。清水が湧き出ていて、潮が引くと手鏡のように見えることから鏡の池と呼ばれている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f4 1/800秒 23mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
126.枡形
廻廊は本社拝殿のほうに右に曲がる。その右に曲がったところから、客神社祓殿と右楽房の間から大鳥居を望む。客神社祓殿と廻廊で囲まれたところを、枡形という。毎年旧暦6月17日に行われる「管絃祭」で御座船や阿賀・江波の曳船がここで船を3回廻すそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 31mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
127.五重塔
右へ曲がったところから、今通ってきた参拝入口からの廻廊を眺める。廻廊の向こうに豊臣秀吉と加藤清正を祀る豊国神社の五重塔が見える。五重塔は高さ27.6mある。応永14年(1407)建立で桧皮葺で和様・唐様を融合した見事な建造といわれる。内部は彩色がしてあり豪華絢爛で、内陣の天井には龍が、外陣の天井には葡萄唐草の模様が描かれているそうだ。国の重要文化財に指定されている。ツアーの私たちは、とても見学できる時間はない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 10mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
128.大鳥居 東回廊から
本社拝殿に向かう廻廊の途中から、大鳥居を撮った。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 37mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
129.厳島神社祓殿
祓殿の前まで来て、平舞台の脇を海側に下がって、祓殿を撮る。 祓殿はお祓いをするところで、管絃祭の時に鳳輦(ほうれん・屋根の上に金色の鳳凰の飾りをつけた輿 )、御輿が置かれる場所であり、また雨天時の舞楽奉奏などに使われるそうだ。wikipediaによれば、祓殿は拝殿の手前に棟を直交させて建つ入母屋造、妻入の建物で、桁行6間、梁間3間である。全面吹き放し(柱間に壁や建具を入れない)の開放的な建物である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
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130.大鳥居 平舞台から
潮は引いているが、こちら側に向かって、道のように水たまりができている。今日は海に浮かんでいる大鳥居は見られないが、どんな感じなのだろうか。祓殿の前の高舞台に対し平らなところを平舞台という。寝殿造りでいえば庭にあたるところで、束石は赤間石で毛利元就の寄進といわれている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1000秒 16mm ISO100 ) 露出補正 なし
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131.拝殿内部
拝殿は、参拝者がご祭神と向き合い、お祓い・参拝をするところ。拝殿の下から見上げると棟が2つ見え、その上を一つの棟で覆っている。これを三棟造りといい、奈良時代の建築様式だそうだ。大鳥居からの距離は、百八間(約196m)ある。 厳島神社の祭神は、市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)、田心姫命(たごりひめのみこと)、湍津姫命(たぎつひめのみこと) の3柱で、「宗像三女神」と総称される。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.4 1/320秒 9mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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132.武者の絵
拝殿の脇に板に描かれた武者の絵が奉納されていた。絵の由緒が気になった。厳島神社は平家の信仰があるが、平家武者の絵なのだろうか。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/80秒 15mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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133.能舞台と能楽屋
拝殿から本殿への参拝を終え、西廻廊へ進む。右手に今まで見てきた朱色と趣を異にする墨色の能舞台(左)と能楽屋が見えた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
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134.能舞台
永禄11年(1568年)毛利氏は、観世太夫を招き、仮の能舞台を海中に設けさせ、能を奉納した。現在の建物は、延宝8年(1680年)広島藩主浅野綱長により改修されたもので、廻廊の反対側に見える天神社(創建年1556年・弘治2年/室町時代、再建年 1945年・昭和20年)と同じく、建造時期が下がるので、丹塗りはされていない。特徴は、日本で唯一海中に建てられていることと、切り妻造りであり、笛柱が独立していることである。 毎年4月16日から3日間桃花祭神能が行われ、初日と2日目には、初めに翁が舞われ、3日間とも五番立で、間に狂言が入り、江戸時代からの本式な演能を観ることができるそうだ。平成3年の台風19号で倒壊したが、古材をできるだけ使用し、平成6年に再建された。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 15mm ISO100 ) 露出補正 なし
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135.反橋 -1
西廻廊を右に曲がって歩くと左手に反橋が見えた。 反橋は長さ約24m、幅4m、高欄は丹塗り・橋脚は墨塗り。鎌倉期に既にあったが、現在のものは弘治3年(1557)毛利元就・隆元父子により再建されたものという。別名、勅使橋ともいい天皇からの使者(勅使)だけがこの橋を渡ることができたそうだ。中央に階段を設けて渡ったものと思われる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
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136.反橋 -2
傍に行ってみると登り始めの傾斜は大きい。むかし、子供たちが廻廊を走ってきて、勢いをつけて、橋を駆け上がっていたと案内をしてくれた女性が話してくれた。重要文化財になっている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 31mm ISO100 ) 露出補正 なし
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137.大願寺多宝塔
廻廊の出口が近くなったころ、厳島神社から南のほうにある大願寺の多宝塔が見えた。 多宝塔は、僧周歓が大永3年(1523)に建立したといわれ、薬師如来像をお祀りしていたが、明治維新の神仏分離令で大願寺に移され、建物は、現在厳島神社に帰属しているそうだ。特徴は、外部は純和様で、貫の鼻が拳鼻になっているなど大仏様や台輪など禅宗様も細部に見られる。屋根は方形だが、下層の屋根には饅頭型の亀腹があるため、上層の柱は円形に配列されている。大願寺にも寄ることはできなかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1000秒 53mm ISO100 ) 露出補正 なし
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138.大願寺境内
厳島神社参拝順路を出ると大願寺の境内が見えた。亀居山放光院大願寺は、真言宗で、開基は不明、鎌倉時代の建仁年間(1201~1203年)に僧了海(りょうかい)により再興されたと伝えられている。現在の本堂は昔の僧坊で、 天正15年(1587年)、豊臣秀吉が戦歿将兵の慰霊のために大経堂として建立した千畳閣(豊国神社本殿)が本堂になる予定だった。昔、参拝者は、大鳥居をくぐり、大願寺近くの砂浜に上陸した後、大願寺の裏にあった大風呂で身を清め、僧坊で休憩、着替えをして厳島神社に参拝したという。厳島神社の出口が唐破風造りで、昔は入口であったことがうかがえる。また境内の池の中には、弁財天の使いとされる厳島龍神が祀られている。 本堂には、国の重要文化財である仏像が4体あり、その中の薬師如来坐像は、弘法大師の作と伝えられている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 16mm ISO100 ) 露出補正 なし
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139.大願寺の九本松
案内してくれた女性が、 大願寺境内にある、根もとあたりから9本に分かれて伸びている松のことを説明してくれた。明治時代、伊藤博文が頻繁に厳島を訪ねた際に植えた松だと伝えられているそうで、大願寺の九本松と呼ばれているクロマツだそうだ。樹高は30m、太さ・目通り幹囲3.6m、推定樹齢は100年~200年。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 29mm ISO100 ) 露出補正 なし
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140.豊国神社 千畳閣と五重塔
出口付近から入口のほうを眺めると、豊国神社の 千畳閣 と、厳島神社拝殿の後ろに五重塔が見えた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 29mm ISO100 ) 露出補正 なし
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141.海へ
出口の先に海に下りる階段があった。大鳥居の先のほうまで人影が見える。時刻は2時37分。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1250秒 35mm ISO100 ) 露出補正 なし
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142.海の大鳥居 -1
大鳥居は境内の沖約200mに立つ。wikipediaによれば、現鳥居は明治8年(1875年)の再建である。棟の高さ16.6メートル、柱間10.9メートルの、大型の木造両部鳥居(各主柱に2本ずつの控柱がつく)である。主柱はクスノキの自然木で、控柱はスギ材である。主柱は1本が宮崎県岡富村(現西都市)、もう1本が香川県和田浜(現観音寺市)で切り出された。両柱とも、1950年の修理時に根継ぎを行っており、根継ぎ材は東柱が福岡県久留米市、西柱が佐賀県佐賀郡川上村大字池ノ上字池ノ上(現在賀市大和町池ノ上)で切り出されたものだそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
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143.海の大鳥居 -2
傍に行って大鳥居を見上げた。触っても見た。満潮時には柱が水につかるあたりには、フジツボがいっぱい着いていて、そこに硬貨が埋め込むように置かれていた。wikipediaによると、2012年以降、大鳥居にできた亀裂の部分に、一部の観光客によって硬貨が差し込まれるケースが多発している。神社側は「鳥居の柱の老朽化が進む虞があり、止めてほしい」と呼び掛けているそうだ。2本の大きな柱は、整った形ではなく、自然木の形が現れていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1000秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
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144.潮干狩り?
大勢の観光客が行き来するところから少し離れたところで、地元の方であろううか、潮が引いた海で何かを掘っていた。「大鳥居の内側で貝を取ってはいけません 厳島神社」という札が立っていたが・・・。貝ではないのかもしれない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1000秒 181mm ISO100 ) 露出補正 なし
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2014年9月27日

足利から渡良瀬渓谷沿いに日光へ 9月11日~12日 (2)雨の鑁阿寺(ばんなじ) 9/11


 足利でもう一つ見ておくべきところがある。それは足利学校と隣り合わせにある鑁阿寺である。鑁阿寺は詳しくは金剛山 仁王院 法華坊 鑁阿寺(こんごうさん におういん ほっけぼう ばんなじ)といい建久7年(1196年)に創建された。開基は足利義兼だ。鑁阿寺はもともとは足利氏の館であり、現在でも、四方に門を設け、寺の境内の周りには土塁と堀がめぐっており、鎌倉時代前後の武士の館の面影が残されている。

  足利学校の入徳門を出て、すぐ右に曲がる。突き当りを右に曲がると正面に鑁阿寺の楼門が見える。入徳門を出て、楼門までの道は趣のある街並みになっている。
  ところが、その途中で雨が急に激しくなった。軒先を借りてしばし雨宿りをする。しばらくすれば止むだろうと思っていた雨も、止む様子がなく、足利学校でお借りした小さなビニール傘で楼門に向けて歩いた。カメラが濡れる。
  雨の中、史跡足利氏宅跡として国の史跡に指定されている鑁阿寺を歩いたが、雨宿りする時間のほうが長かったようだ。

1.鑁阿寺への道
鑁阿寺への石畳の道が雨に濡れている。見えるのは鑁阿寺の楼門である。鑁阿寺の方形の境内には東西南北に門があり、楼門は南門にあたる。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f7.1 1/250秒 140mm ISO720 ) 露出補正 なし
鑁阿寺への道;クリックすると大きな写真になります。
2.街並み
少々雨が強くなってきた。鑁阿寺への道の軒先で雨宿りをさせてもらう。風情のある街並みだ。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f7.1 1/250秒 27mm ISO1600 ) 露出補正 なし
街並み;クリックすると大きな写真になります。
3.征夷大将軍足利尊氏公像
鑁阿寺は史跡足利氏宅跡として国の史跡に指定されている。12世紀の半ばに足利氏の祖で、源義康の孫にあたる足利義康が同地に居館(足利氏館)を構えたとされる。鑁阿寺の開基、足利義兼は、足利氏の第2代当主。平安時代末期から鎌倉時代前期の武将で鎌倉幕府の御家人であった。足利氏の第8代当主である足利尊氏は、鎌倉時代後期から南北朝時代の武将で室町幕府の初代征夷大将軍(在職:1338年 - 1358年)だ。足利将軍家としての祖である。延元3年/暦応元年(1338年)、尊氏は光明天皇から征夷大将軍に任じられ、室町幕府が名実ともに成立した。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f7.1 1/250秒 90mm ISO2500 ) 露出補正 なし
征夷大将軍足利尊氏公像;クリックすると大きな写真になります。
4.楼門と屋根付きの反橋
雨の中、鑁阿寺の南門である楼門にたどり着いた。堀の向こうに門があるが、堀には屋根つきの反橋がかけられている。建てられた札に、楼門は、仁王門または山門といい、建久7年(1196年)に創建されているが、室町時代に兵火にあい、永禄7年(1564年)、足利幕府13代将軍 足利義輝のときに再建されている。また、反橋は俗に太鼓橋とも言われ、江戸時代安政年間に再修されている・・・と記されていた。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f7.1 1/200秒 90mm ISO6400 ) 露出補正 なし
楼門と屋根付きの反橋;クリックすると大きな写真になります。
5.楼門正面
楼門の左右の仁王尊像は、楼門の建物より古く鎌倉時代の運慶の作と言われているそうだ。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f7.1 1/250秒 42mm ISO3600 ) 露出補正 なし
楼門正面;クリックすると大きな写真になります。
6.本堂への石畳
本堂は室町幕府初代将軍足利尊氏の父・貞氏(さだうじ)が正安元年(1299年)に再建したもので、鎌倉時代の禅宗様建築は全国的にも類例が少ないために、平成25年(2013年)8月に国宝に指定された。入母屋造、本瓦葺き。正安元年(1299年)の建立(再建)だが、応永14年から永享4年(1407 - 1432年)に大規模な改造が行われ、この時に柱をすべて入れ替え、正面に向拝を付した。(Wikipediaによる)

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f7.1 1/250秒 60mm ISO2200 ) 露出補正 なし
本堂への石畳;クリックすると大きな写真になります。
7.多宝塔
本堂への道の右側に多宝塔があった。開祖足利義兼の創建と言われているが、現在のものは再建で、相輪の宝珠を調査したところ寛永6年(1629年)の銘が発見されている。多宝塔の右側には樹齢約550年の大銀杏があった。天然記念物に指定されている。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f7.1 1/250秒 32mm ISO4000 ) 露出補正 なし
多宝塔;クリックすると大きな写真になります。
8.本堂から楼門を見る
雨が降り続く。楼門で雨宿りをする人が見える。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f7.1 1/250秒 56mm ISO1400 ) 露出補正 なし
本堂から楼門を見る;クリックすると大きな写真になります。
9.賓頭盧尊者(ビンズルソンシャ)
本堂の前にあった。「このお像は賓頭盧尊者です。通称 おびんずる様 といい、みなさまの足腰身体の悪いところを信心を受けて直してくれる仏様です。」と張り紙されていた。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f7.1 1/80秒 24mm ISO6400 ) 露出補正 なし
賓頭盧尊者(ビンズルソンシャ);クリックすると大きな写真になります。
10.本堂の脇に置かれていた電気おみくじ機
200円を入れると獅子がおみくじを引いてきてくれる仕掛けである。国宝となった本堂とは違和感がある。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f7.1 1/250秒 24mm ISO4000 ) 露出補正 なし
本堂の脇に置かれていた電気おみくじ機;クリックすると大きな写真になります。
11.経堂
開基足利義兼が妻の供養のため一切経会を衆する道場として鎌倉時代に創建したといわれるが、現在の建物は応永14年(1407年)関東管領足利満兼により再建された。堂内に八角の輪蔵(経棚)があり、一切経二千余巻を蔵するが、経棚は江戸時代宝永年間の大修繕のものとされる・・・と記されている。昭和59年国重要文化財に指定された。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f7.1 1/250秒 40mm ISO1100 ) 露出補正 なし
経堂;クリックすると大きな写真になります。
12.中御堂(不動堂)
開基足利義兼の創建とされるが、文禄元年(1592年)生実御所国朝の再修による。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f7.1 1/250秒 32mm ISO1600 ) 露出補正 なし
中御堂(不動堂);クリックすると大きな写真になります。
13.鑁阿寺本坊の表門
「解説林」と書かれた扁額が掲げられている。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f7.1 1/250秒 70mm ISO1600 ) 露出補正 なし
鑁阿寺本坊の表門;クリックすると大きな写真になります。
14.堀のカルガモ
雨が降る鑁阿寺の堀にカルガモが泳いでいた。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f7.1 1/250秒 70mm ISO1600 ) 露出補正 なし
堀のカルガモ;クリックすると大きな写真になります。
15.北門(薬医門)
鑁阿寺はずっと雨の中の散策だった。鑁阿寺には東西南北と4っの門がある。鑁阿寺を離れる際、友人のご主人が足利学校の駐車場から車を回してきてくださった。鑁阿寺の東門で乗せていただく。北門の前で少し止まっていただいてこの写真を撮った。北門はちょうど本堂の後ろ側にある。開基足利義兼の子、足利義氏は父の建てた鑁阿寺維持にため、堀の外に十二の支院(塔中十二坊)を鎌倉時代に建て、その筆頭(頭塔)を千手院とした。この門は先手院(現在の足利幼稚園)の門であり、弘化2年39世臥学頭來昌上人の再建である。・・・薬医門としては規模雄大にして、典型的な江戸末期の形式を有している。・・・と案内札に書かれている。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f7.1 1/250秒 48mm ISO3600 ) 露出補正 なし
北門(薬医門);クリックすると大きな写真になります。
16.香雲堂本店
以前、香雲堂本店の足利銘菓「古印最中」を、今回も一緒に旅行している友人の奥様から、初めてただいて食べた時、とても美味しいと思い、その後、時々通販で買い求めている。東京、横浜では売っている店がない。足利に来たのでその本店に寄ってみた。お土産に買った「古印最中」はずっしりと重たい。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f7.1 1/250秒 34mm ISO500 ) 露出補正 なし
香雲堂本店;クリックすると大きな写真になります。


 訪れた地点については、奥日光旅行地図を参照ください。