梅咲き始めた保土ヶ谷公園 ② 2023年2月9日 横浜市保土ヶ谷区
人が多くなってきたが保土ヶ谷公園の梅園で、梅の花とメジロを撮り続ける。
気が付くと、ツグミが人が多いところから少し離れたところの地面に下りてきていた。虫でも探しているのだろう。前にも同じころにこの場所でツグミを撮った。逃げないで3mくらいまで近寄らせてくれたが、さすがにそれ以上近づこうとすると、速足で離れていった。
地面に下りて来たツグミ 2024年2月9日 県立保土ヶ谷公園 梅園
YAMAKOの写真集です。蝶の写真を中心に、旅行したときに撮って気に入った写真を簡単なメッセージとともに掲載しています。
2024年3月15日
人が多くなってきたが保土ヶ谷公園の梅園で、梅の花とメジロを撮り続ける。
気が付くと、ツグミが人が多いところから少し離れたところの地面に下りてきていた。虫でも探しているのだろう。前にも同じころにこの場所でツグミを撮った。逃げないで3mくらいまで近寄らせてくれたが、さすがにそれ以上近づこうとすると、速足で離れていった。
地面に下りて来たツグミ 2024年2月9日 県立保土ヶ谷公園 梅園
2023年3月11日
2月の初めに保土ヶ谷公園に行ったとき、公園管理の方に「2月25日は梅まつりなのでぜひ来てください。」と言われていた。
星川の駅前からバスに乗ったが、「保土ヶ谷公園に行きますか」と運転手さんに尋ねて乗車する客も多く、車内は混んでいた。5分少々で下車する停留所に着いてしまう。
いつものように明神台のバス停から下池へ下りていく途中、シジュウカラの群れに出会った。下池から上池へのせせらぎ沿いの河津桜は8分咲きになっていた。春はどんどん近づいてきている。チョウが飛び始めるのももうすぐだ。
梅園では梅まつりが行われていて、さすが人が多かった。中学校の吹奏楽部の生徒たちによる演奏が行われていた。模擬店も出ていたし、子供たちの輪投げ会場もあった。今日はメジロの写真が撮りたかったが、さすが人が多く、せっかくの梅の花に姿を見せない。肝心の梅は、遅咲きの品種も咲き始めていた。
保土ヶ谷公園梅園 梅まつり 2023年2月25日 横浜市保土ヶ谷区
2022年3月30日
前日も保土ヶ谷公園へ行ったのだが、今日はさらに暖かい日になった。昨日、3月11日の最高気温は18.2℃だったが、この日はさらに気温が上がるという。
昨日は、イマイチ蝶が飛ばなかったので、また、カメラを持って出かけたくなった。舞岡公園は工事中でどうなっているかわからない。結果、また、保土ヶ谷公園へ行く。
昨日に比べて多数のキタテハが飛び、キタキチョウも姿を見せた。
満開の「思いのまま」にきたメジロ 2022年3月12日 横浜市 県立保土ヶ谷公園
2021年3月16日
2月21日、東京、横浜では20度を超えるのではないかとの予報だった。日曜日だし人が沢山出ているだろうなと思いつつ、チョウの姿を求めて、再び保土ヶ谷公園へ出かけた。
先週の日曜日も暖かく、キタテハ、キタキチョウが飛んでいたが、この日は、個体数がはるかに多かった。ルリタテハが飛んできて私の左手の甲に止まった。右手に持ったRX10M4で撮ろうとしたところ、逃げられてしまった。カワズザクラは八分咲きくらいだろうか?やっとユキヤナギが咲き始めた。早咲きのウメは花が落ちている。歩くと汗ばむ。
2021年3月 8日
この日、天気予報によれば17℃まで気温が上がるという。10時頃までは曇っていたが、11時前には陽が差すようになった。
余談になるが、「陽が差す」はこのほかにも、「日が差す」、「日が射す」、「陽が射す」とも書く。どれが正しいのか? 使い分けはあるのだろうか? と疑問を持った。わたくしは 「陽」は明るく暖かい太陽の光を感じる。「射す」は強い印象を受けるが、「差す」は降りそそぐという感じだ。どれも使われるようだが、書く人によって、イメージや感じ方が異なるだろう。この場面では「陽が差す」を選択する。
11時半ごろ家を出た。保土ヶ谷公園に付く頃は、すっかり晴れて気温も上がってきた。これなら越冬していたチョウたちが飛び出すのではないかと期待が持てる。また、前回2月9日に行ったときは梅園のウメは早咲きの八重寒紅などが見ごろであったが、この日は遅咲きの品種も咲き始めていると思う。
日曜日なので、子供連れの若いご夫婦も来ていた。梅園では、お昼のお弁当を食べている家族連れも多い。
保土ヶ谷公園案内図 神奈川県立保土ケ谷公園ホームページより
1.辻広場から下池、上池を望む 明神台バス停から、ミニ運動広場へ下りて、辻広場から下池、上池のある遊歩道を眺める。幼い子を連れたお母さん、年配のご夫婦、犬の散歩、家族連れの人たちの姿があった。暖かい陽が差している。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 23mm ISO125 ) 露出補正 なし | |
2.キタキチョウ 今年初めて見るチョウはキタキチョウだった。破損のないきれいな個体だったが、昨秋遅くに羽化した個体であろう。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 198mm ISO100 ) 露出補正 なし | |
3、キタテハ -1 キタテハも何頭か飛んでいた。もちろん秋型の越冬個体である。チョウは15度を超えると飛び出すというが、まさに今日はその日だった。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし | |
4.キタテハ -2 広角側で周囲の様子を入れて撮った。枯葉が落ちた地面に止まるので写真にしにくいが、背景を入れることで見られるようになる。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし | |
5.カワヅザクラ -1 下池と上池の間にあるカワヅザクラは、5日前には数輪しか咲いていなかった。三分咲きほどになってきている。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 16mm ISO100 ) 露出補正 なし | |
6.カワヅザクラ -2 青空をバックに開いた花びらが清楚だ。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 15mm ISO100 ) 露出補正 なし | |
7.カワヅザクラ -3 上池から下池へ流れるせせらぎで子供たちが遊ぶ。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 15mm ISO100 ) 露出補正 なし | |
8.カワヅザクラ -4 この日は日曜日でもあり、暖かい陽光が差し、多くの人たちが散策を楽しんでいた。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels 絞り優先オートで撮影 ( f8 1/500秒 14mm ISO250 ) 露出補正 なし | |
9.カワヅザクラ -5 年配のご夫婦がまだ咲き揃わないカワヅザクラを見上げておられた。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 31mm ISO125 ) 露出補正 なし | |
10.枝にぶら下がるメジロ 上池の先から右に折れて、戻るように一段高いところにあるテニスコートの脇を梅園へと歩く。右側に白い花の咲くウメの木があり、そこにメジロが来ていた。枝にぶら下がって懸垂をしているような仕草が可愛い。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 203mm ISO100 ) 露出補正 なし | |
11.梅園 梅園には多くの人が来ていた。シートを敷いて座ってお弁当を食べる人たちや、写真を撮る人たちでにぎわっている。5日前と比べると、ウメの花も多く咲いている。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 39mm ISO125 ) 露出補正 なし | |
12.「八重野梅」(ヤエヤバイ) どちらかというと早咲きの園芸品種だそうだ。びっしりと八重の白い花を付けていた。まだ蕾も残っている。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 39mm ISO125 ) 露出補正 なし | |
13.「桜鏡」(サクラカガミ) 比較的遅咲きの品種である。葉の展開に先立って花を咲かせる。豊後系、豊後性の淡い紅色をした八重咲きの大輪(花径30~40mm)である。内側と外側の花弁が同じ大きさである。幹の股から小さな枝が伸び花を咲かせている。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 45mm ISO100 ) 露出補正 なし | |
14.「大湊」(オオミナト)
豊後性の一重で、花の色は淡紅色だ。 花の大きさは 3.5cm 程度の 大輪である。 見ごろは2月上旬~2月下旬といから、今まさに見ごろである。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 160mm ISO100 ) 露出補正 なし | |
15.「幾夜の寝覚」(イクヨノネザメ) -1 花図鑑によれば、「幾夜寝覚(イクヨネザメ)は栽培品種である。樹高は3mから6mくらいである。葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。開花時期は3月から4月であり、比較的遅咲きの品種である。緋梅系、紅梅性の淡い紅色をした八重咲きの大輪(花径30~40mm)である。花弁は大きく波打ち、雄しべの数が多い」とされている。しかし、八重ではなく一重のように見えた。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし | |
16.「幾夜の寝覚」(イクヨノネザメ) -2 前記花図鑑では八重となっていたが、八重ではなく一重のように見えた。幹には「幾夜の寝覚」の札が架かっていたのだが、見間違えたのだろうか。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 201mm ISO100 ) 露出補正 なし | |
17.「白加賀」(シロカガ) -1 花図鑑によれば、樹高は3mから6mくらいである。葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。開花時期は2月から3月である。葉の展開に先立って花を咲かせる。野梅系、野梅性の白い一重咲きの中輪(花径20mm~25mm)である。江戸時代から「加賀白梅」と呼ばれて親しまれてきた。品種名は神奈川県の旧白加賀村で発見されたことに由来する。関東地方を中心に、梅干用や梅酒用として栽培されてきたが、観賞用ともされる。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1000秒 210mm ISO100 ) 露出補正 なし | |
18.「白加賀」(シロカガ) -2 花期は2月~3月だそうだが、遅咲きの品種なのだろう。まだ蕾が沢山付いている。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 11mm ISO100 ) 露出補正 なし | |
19.「緑萼春日野」(リョクガクカスガノ) -1 単に萼(ガク)や枝が緑色の品種だと思っていたが、緑の萼は、僭性遺伝(劣性遺伝)するのだが、「緑萼春日野」は、「春日野」の枝変わりだという。全部緑になるのは僅かだそうだ。「春日野」という品種は野梅系、野梅性の八重咲きの中輪(20mm~25mm)で、花の色は白と桃色に咲き分け、絞りになるものもあるという。ここの「緑萼春日野」という札のかかった木の花は青白い。「緑萼」とい品種もある。これは難しい。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 55mm ISO100 ) 露出補正 なし | |
20.「緑萼春日野」(リョクガクカスガノ) -2 暖かい春の日の長閑な風景を感じる。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 11mm ISO100 ) 露出補正 なし | |
21.「思いのまま」(オモイノママ) -1 5日前に見たときはまだ白い花しか咲いていなかった。 野梅系のどちらかというと遅咲き品種だそうだ。別名を輪違い(リンチガイ)といい、1つの枝に、白、淡い紅色、紅色、絞りの花がつく。八重咲きの中輪(20mm~25mm)である。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 183mm ISO100 ) 露出補正 なし | |
22.「思いのまま」(オモイノママ) -2 樹高は5mくらいあり、比較的高い。ほぼ満開で今が見頃のようだ。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 55mm ISO100 ) 露出補正 なし | |
23.「緑萼春日野」と「鹿児島紅」 青白い感じのする「緑萼春日野」と深紅の「鹿児島紅」の対比。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 25mm ISO100 ) 露出補正 なし | |
24.「鹿児島紅」と「思いのまま」 青空に深紅と淡い紅色、そして白。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 42mm ISO100 ) 露出補正 なし | |
25.「思いのまま」(オモイノママ) -3 「思いのまま」は梅園の外にもあった。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 37mm ISO100 ) 露出補正 なし | |
26.メジロ -1 明神台バス停の近くにウメの木が数本あり、白い花が満開になっていた。そこに4~5羽ほどのメジロが来ていた。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 143mm ISO100 ) 露出補正 なし | |
27.メジロ -2 メジロは様々な姿勢で楽しませてくれる。この姿も良い。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 143mm ISO100 ) 露出補正 なし | |
28.メジロ -3 目の周りの、刺繍で縫い付けられたような光沢のある白い環は何なのだろうか。メジロは社会性の強い鳥で、繁殖期以外は常に群れをつくって行動をする。 常緑樹林のような薄暗い環境で、あのように目のまわりがくっきりと白いというのは、仲間を見分けるために進化したと推測されている。この環は白い羽毛で覆われているのだ。 黄緑の体をしていて目のまわりが白いメジロの仲間は、世界に80種類ぐらいという。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし | |
29.メジロ -4 ウメの花の蜜を吸う。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 164mm ISO100 ) 露出補正 なし | |
30.メジロ -5 春はウメの花でメジロに楽しませてもらっている。これからはサクラだ。まだまだ楽しませてくれるに違いない。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし |
2021年3月 4日
ひと月ほど前のことになる。
朝から晴れて裾まで雪に覆われた富士山がくっきりと姿を見せていたこの日は北風が吹き、この冬のピークの寒さだった。
しかし、10時を過ぎるころ、風もおさまり、暖かくなってきた。保土ヶ谷公園のウメの様子をネットで調べてみると、早咲きのウメが見ごろという。それではと、バスに乗って保土ヶ谷公園へ出かけた。バスを降りたところのウメの木も白い花をいっぱい付けていた。下池、上池の方へ下りていくと、カワズザクラが咲き始め、ロウバイも咲いている。
ボールを打つ音と、賑やかな声が交差するテニスコート脇を通って、梅園へ行くと、確かに早咲きのウメが見ごろになっていた。白梅も紅梅もある。メジロが来ないかと、うろうろしていると、段々と人の数が増えてきた。毎年、2月の第3週の土曜日に梅まつりが行われるが、今年はコロナのため中止だそうだ。止むをえまい。その梅まつりの頃には早咲きと遅咲きが入れ替わりの時季となり見ごろを迎えという。
小一時間もその場にいなかったが、帰りは何時もの通り徒歩で下る。バス停の前の白いウメが咲いていたところに、メジロが2~3羽来ていて、しばらく楽しませてくれた。
2020年2月22日
良い天気だった。この日は暖かくなるという。じっとしてはいられなくなり、再び近くの保土ヶ谷公園に出かけた。2月1日に行ったときに1輪咲いていたカワヅザクラはどうなったか、まだ開花していなかった梅の品種は花を咲かせているだろうか、暖かいからチョウや鳥は出てくるだろうか、などと思いながら、まず、上池の近くに咲くカワヅザクラを見に行く。
カワヅザクラはまだ一分咲きというところだった。暖冬で開花は早いかと思ったが、それほどでもなさそうだ。そこから、上池の奥にある花見台へ行ってみた。バス通りで停留所がある。梅が何本か咲いていたが、他に見るものはない。梅園へ下りていく。
梅園は大分色濃く咲き揃ってきていた。2月1日には咲いていなかった「思いのまま」や「緑萼春日野」も咲き始めていた。
ほぼ満開になっている白梅にメジロが来ていた。「梅にウグイス」という言葉はよく聞くが、梅の花に来たウグイスは見たことがない。メジロは梅にも桜にもよく来るし、良く似合う。「梅にウグイス」というのは実は間違いであり、梅に来るのはメジロで、正しくは「梅にメジロ」なのだということを耳にしたことがある。「梅にウグイス」という言葉を検索してみると、その意味は "取り合わせのよい二つのもの、よく似合って調和する二つのもののたとえ。" また、"梅に鶯(うぐいす)"とは、日本の詩歌や絵画における伝統的な"絵になる良い取り合わせ"、または"仲のよい間柄"のたとえと解説されていた。「梅にウグイス」という言葉は万葉の時代にさかのぼり、正しいとか間違いであるとかいうことではないのだ。美しい声で早春を告げるウグイスと、美しい花で春の訪れを知らせる梅の取り合わせであり、日本人の早春のイメージであり、理想であり、文化なのだという。しかし、私はその鳴き声はしばしば聴くが、ウグイスの姿を見たことがない。
2020年2月 3日
梅雨のような雨の降る寒い日が続いて、しばらくカメラを持って外を歩いていないので、散歩がてら保土ヶ谷公園に行ってみた。3週間ほど前の1月13日に訪れた保土ヶ谷公園梅園の梅は、早咲きの梅が咲き始めたばかりだった。そろそろ、5分咲きくらいになっているのかと思っていってみたが、早咲きの「無類絞り」や「八重寒紅」が大分咲き進んでいるものの、全体としてはまだまだだった。
保土ヶ谷公園の梅園は「かながわ花の名所100選」になっていて、毎年2月下旬には「梅まつり」が開催される。今年は2月22日(土)だそうだ。暖冬で開花時期がどうなるのかわからないが、「梅まつり」は毎年20日前後の土曜日に開催されている。
この日は暖かい日だったので、メジロやツグミといった野鳥も見られるのではないか、キタテハやテングチョウも飛び出すのではないかと期待していたが、まだ、ちょっと早かったようだ。
2019年3月12日
前日の3月7日は本厚木カントリー倶楽部というところでゴルフだったが、1日中雨に降られ、びしょ濡れになってしまった。ところが翌日の3月8日は、朝から快晴になった。最近の天気予報は本当によく的中する。保土ヶ谷公園の梅園の梅はまだ咲いていると思うし、カワヅザクラも満開と思う。花を啄むメジロも撮りたいと思い、昼前に出かけた。
桜に比べると梅の花は咲いている期間が長い。しかし、花をつけている木はさすがに少なくなってきている。その中で「思いのまま」は見ごろだし、「緑蕚春日野」という品種はまだ沢山蕾をつけていた。
数年前に上池と下池の間に植えられたカワズザクラは今が満開だ。残念ながら、鳥はヒヨドリだけで、メジロはやってこなかった。
普段はプログラムオートを常用しているが、この日は、F16 に絞り込んで、近くと遠くの両方にピントがどの程度合うのか試してみた。プログラムオートでも焦点距離9mm(広角端)で花に近寄って撮ると、遠景も形がわかる程度に撮れるし、逆に F16 に絞り込むと、全体にピントが合ったように見えるが、近接した花の解像が悪くなる。花に来た蝶や、路上にとまった蝶を、9mm 広角で被写体に 5~10cm に近づいて、周囲の環境を入れて撮る場合は、プログラムオートでよいのではないかと思った。
もう一つ、従来は JPEG のみで撮っていたが、この日は RAW+JPEG で撮ってみた。RAW の1画像ファイルは約20MB 、JPEG のファイルは 5~10MB になった。RAWの現像には SonyのImaging Edge(Remote/Viewer/Edit) を使ってみた。
2017年4月 3日
そろそろキタテハが飛び、モンシロチョウが舞う頃になった。今年はまだ、チョウの姿を見ていない。
この日は歩いて保土ヶ谷公園の桜丘高校側の入り口から下池、上池へと歩くことにした。
午後1時ごろ、やや気温も上がって、やっと、モンシロチョウが舞うのを目撃した。今年の初見である。しかし、遠くへ飛び去り、撮影はできなかった。この日、蝶が飛ぶのを見たのは、このチャンスしかなかった。
梅園へ上がり、残っていた遅咲きの梅を見て、明神台団地から宝仙寺の境内を通らせていただいて、星川駅へと歩く。途中、法性寺の墓地の上に、ほぼ満開と思われる桜が咲くのをみた。早咲きの桜で、多分、コヒガンザクラだと思う。
もうあと1週間もすれば、チョウも飛び始めることだろう。