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2022年9月 5日

入笠すずらん山野草公園 ② 7月28日

「八ケ岳展望台」まで来た。八ヶ岳には雲がかかっているが、視界は良い。JR中央本線、中央高速道、国道20号(中山道)が通っている富士見町が見下ろせる。
 時刻は10時20分。八ヶ岳を眺めながら、少し時間をかけて写真を撮る。八ヶ岳の主峰、赤岳の山頂辺りは雲で隠れていた。しかし、思っていたより良い天気であった。入笠山に登ったKさんはどうしてるかなと思う。山頂からの眺めはどんな具合かなと思う。夏休みが始まったばかりなので、きっと学童たちの林間学校が多いだろうと察する。山頂は彼らに占領されているのではなかろうか。

000_220728258 X800 △入笠山 Z50 18-140.jpg
高原に咲くユウスゲ 2022年7月28日 長野県諏訪郡富士見町 富士見パノラマリゾート「入笠すずらん山野草公園」

021_220728386 X800 ◎入笠山 RX10M4.jpg 21.アサギマダラ♂ -5
     「八ケ岳展望台」からゲレンデは急斜面になり、富士見の町が眺められる。アサギマダラが悠々と花にぶら下がっていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/600秒 26mm ISO 100 ) 露出補正 なし
022_220728392 X800 ◎入笠山 RX10M4.jpg 22.アサギマダラ♂ -6
少しカメラを起こして八ヶ岳連峰を画面に入れた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 14mm ISO 100 ) 露出補正 なし
023_220728112x X800 ◎入笠山 Z50 18-140.jpg 23.アサギマダラ♂ -7
アサギマダラはヒヨドリバナの花が大好きだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f4.8 1/500秒 45mm ISO 140 ) 露出補正 なし
024_220728122 X800 入笠山 Z50 18-140.jpg 24.八ヶ岳連峰
山頂付近の雲が取れたら姿を見たかった。「八ケ岳展望台」に置かれた案内板には、左から天狗岳(2,646m)、硫黄岳(2,760m)、少し稜線があって横岳(2,829m)、阿弥陀岳(2,805m)、そして主峰赤岳(2,899m)、少し低くなって西岳(2,398m)、権現岳(2,715m)、編笠岳(2,524m)と続く、

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f8 1/500秒 44mm ISO 110 ) 露出補正 なし
025_220728133t X800 ◎入笠山 クジャク Z50 18-140.jpg 25.クジャクチョウ
やっとクジャクチョウが現れたと思ったら、破損した個体だった。時期的に第一化と第二化のはざまなのだろう。この日見たクジャクチョウはこの1頭のみだった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f5.6 1/500秒 98mm ISO 220 ) 露出補正 なし
026_220728403 X800 ▲入笠山 RX10M4.jpg 26.キアゲハ♂
高原のキアゲハはなかなか見栄えがする。カワラナデシコ(河原撫子)で吸蜜していて翔び立ったところだ。偶然ピントが合ってくれた。惜しいことに右側の尾状突起の先がちょっとだけ切れていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO 250 ) 露出補正 なし
027_220728137 X800 △入笠山 Z50 18-140.jpg 27.モンキチョウ♂
ピントが少し外れてしまった。紫色の花はイブキジャコウソウ(伊吹麝香草)と思う。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f5.6 1/500秒 98mm ISO 200 ) 露出補正 なし
028_220728146 X800 ◎入笠山 Z50 18-140.jpg 28.ミドリヒョウモン♀ -3
♀はほとんどが破損、擦れがないきれいな個体だ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO 200 ) 露出補正 なし
029_220728420 X800 ◎入笠山 RX10M4.jpg 29.ノアザミに来たキアゲハ -1
これは先の個体とは異なる個体で尾状突起も切れていない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 218mm ISO 250 ) 露出補正 なし
030_220728434 X800 ◎入笠山 RX10M4.jpg 30.ノアザミに来たキアゲハ -2
前の写真と同じ個体だ。躍動感のあるショットだと思う。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 218mm ISO 200 ) 露出補正 なし
031_220728441 X800 ◎入笠山 RX10M4.jpg 31.テングチョウ♀ -1
まだ羽化して間もない鮮やかな個体と思う。来春の5月くらいまでは生きるのだろう。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 219mm ISO 200 ) 露出補正 なし
032_220728156t X800 ◎入笠山 Z50 18-140.jpg 32.テングチョウ♀ -2
テングチョウの雌雄は裏面で同定できる。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO 250 ) 露出補正 なし
033_220728157 X800 ◎入笠山 Z50 18-140.jpg 33.アサギマダラ♀
アサギマダラは♂の方が圧倒的に多いが、初めて♀を撮った。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f4.8 1/500秒 49mm ISO 400 ) 露出補正 なし
034_220728164 X800 ◎入笠山 ウラギンヒョウモン Z50 18-140.jpg 34.ウラギンヒョウモン♂ -2
ここでは、ミドリヒョウモンが吸蜜するのはヒヨドリバナばかりだが、ウラギンヒョウモンはノアザミの方が好きなようだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO 720 ) 露出補正 なし
035_220728450t X800 ◎入笠山 ギンボシ RX10M4.jpg 35.ギンボシヒョウモン♂
ギンボシヒョウモンを探していたが、やっと現れてくれた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 38mm ISO 320 ) 露出補正 なし
036_220728174 X800 ◎入笠山 メスグロ Z50 18-140.jpg 36.メスグロヒョウモン♂
本種の♂の裏面は、ウラギンスジヒョウモンや、オオウラギンスジヒョウモンと似るところがあるが、表はクモガタヒョウモンに似るところがある。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO 400 ) 露出補正 なし
037_220728180 X800 ◎入笠山 ウラギン Z50 18-140.jpg 37.ウラギンヒョウモン♂ -3
またノアザミに来ていたのはギンボシヒョウモンだった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f5 1/500秒 63mm ISO 180 ) 露出補正 なし
038_220728468 X800 ◎入笠山 レンゲショウマ RX10M4.jpg 38.レンゲショウマ(蓮華升麻)
wikipediaによれば、高さは80cm程度となり、写真にあるような丸い蕾をつける。赤みを帯びた光沢のある薄紫の上品で気品あふれる花が、様々な方向を向いて咲く。花の直径は4センチほど。萼も花弁も共に花弁状に見える。萼は花弁状で平らに開き、花弁は抱えるように咲くため、一見では二段構えに花弁が並んでいるように見える。和名は花がハス(蓮華)のように咲き、葉がサラシナショウマに似ているので付けられた。関東では奥多摩の御岳山が有名である。箱根湿性花園でキレンゲショウマを見たことがある。光線が悪く良い写真が撮れなかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 16mm ISO 500 ) 露出補正 なし
039_220728478 X800 ◎入笠山 RX10M4.jpg 39.アサギマダラ♂ -8
この花はヒヨドリバナではなく、葉が輪生しているように見えたのでヨツバヒヨドリかもしれない。いずれにしてもアサギマダラが好む似たような花である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 193mm ISO 400 ) 露出補正 なし
040_220728196 X800 ◎入笠山 Z50 18-140.jpg 40.ヒメキマダラヒカゲ♂ -1
高原のササ類の生える落葉広葉樹林~常緑針葉樹林に生息し個体数は多い。これは♂だと思う。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO 450 ) 露出補正 なし
041_220728485 X800 ◎入笠山 RX10M4.jpg 41.ヒメキマダラヒカゲ♂ -2
クガイソウの花で吸蜜する。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO 320 ) 露出補正 なし


2020年8月18日

入笠山 ゲレンデは花盛り(2) 8月4日

「入笠すずらん山野草公園」の散策路を、花を観賞するグループと行き交いながら、コナシゲレンデの先端に設けられた八ヶ岳展望台まで下りて行く。
 八ヶ岳を背景にしてチョウを撮ろうと試みるが、なかなか良い構図を作れない。
 「入笠すずらん山野草公園」の中を行ったり来たりして、写真を撮り続ける。シャッター・チャンスは次から次とあるので、忙しい。あっという間に時間が過ぎる。メスグロヒョウモンの♀で左後翅の一部が白化した個体が飛んでいるのを見つけたが、しばらくしてミドリヒョウモンの♂で翅の色が飛んでしまって白くなっている個体も見た。鱗粉が剥げ落ちたのではなさそうだ。

  023_200804232 X800 〇入笠公園 RX10M4.jpg   23.ミドリヒョウモン♂ -4
クガイソウも蝶の好きな花だ。以前、大阿原湿原を歩いた時もクガイソウが咲いていたが、そこに飛来したシータテハの秋型の美しさに目を奪われたのを思い出す。漢字で九蓋草と書くが、茎に輪生する葉が層になってつくことに由来するという。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 30mm ISO250 ) 露出補正 なし
  024_200804239 X800 〇入笠公園 RX10M4.jpg 24.アサギマダラとミドリヒョウモン
クガイソウには一つの花穂に数種、数頭のチョウが吸蜜していることがある。アサギマダラは♀、ミドリヒョウモンは♀

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 30mm ISO320 ) 露出補正 なし
025_200804253 X800 〇入笠公園 白化 RX10M4.jpg 25.メスグロヒョウモン♀ 白化?
メスグロヒョウモンの♀がいた。ただ、よく見ると左側後翅の下部が異様に白い。擦れて鱗粉が剥落しているのとは違うようだ。ネットで識者の報告があるかどうか検索したところ、メスグロヒョウモンではないが、yada1さんの「蝶鳥ウォッチング」https://yoda1.exblog.jp/16494630/ というブログで、オオウラギンスジヒョウモンの白化型(色調異常)の記述があった。 

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 143mm ISO160 ) 露出補正 なし
026_200804260 X800 〇入笠公園 RX10M4.jpg 26.スジボソヤマキチョウ♂
代表的な高原のチョウである。本当はヤマキチョウに会いたいのだが。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 143mm ISO100 ) 露出補正 なし
027_200804265 X800 〇入笠公園 RX10M4.jpg 27.キアゲハ♂ -1
鮮やかな赤紫色のノアザミの花にキアゲハ♂が来た。次々と新しい被写体が現れるので忙しい。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 164mm ISO200 ) 露出補正 なし
028_200804271 X800 入笠公園 RX10M4.jpg 28.八ヶ岳展望台
ゴンドラ山頂駅から写真を撮りながら歩き、40分経過した。八ヶ岳展望台は、八ヶ岳が正面に見えるコナシゲレンデの先端であり、「入笠すずらん山野草公園」が終わるところにある。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 19mm ISO100 ) 露出補正 なし
029_200804274 X800 〇入笠公園 RX10M4.jpg 29.八ヶ岳展望台からの眺め
富士見町、中央自動車道の向こうに八ヶ岳連峰を望む。残念ながら主峰の赤岳(2,899m)やその左に続く阿弥陀岳(2,805m)、横岳(2,829m)には雲がかかっていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1000秒 16mm ISO100 ) 露出補正 なし
030_200804278 X800 〇入笠公園 RX10M4.jpg 30.ミドリヒョウモン♂ -5
八ヶ岳連峰を背景にしたかったが良い構図を作れなかった。絞り込みもしなくてはいけないのかもしれない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 22mm ISO100 ) 露出補正 なし
031_200804282 X800 入笠公園 RX10M4.jpg 31.ミドリヒョウモン♂5頭とアサギマダラ
画面に写るヒヨドリソウの花々に、ミドリヒョウモン♂が5頭とアサギマダラが吸蜜に来ていた。ひょっとすると一番左のオレンジはメスグロヒョウモンの♂かもしれない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 102mm ISO250 ) 露出補正 なし
032_200804007 X800 〇入笠公園 D5300 TAMRON 90.jpg 32.ウラギンヒョウモン♂ -2
ウラギンヒョウモンはミドリヒョウモンに比べ発生時期が早いのか、擦れている個体が多かった。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/500秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
033_200804010 X800 〇入笠公園 D5300 TAMRON 90.jpg 33.アサギマダラ -3
再びゴンドラ山頂駅の方に戻ろうとしている。この辺りはアサギマダラが多い。きれいな♀だ。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/500秒 90mm ISO360 ) 露出補正 なし
034_200804011 X800 〇入笠公園 D5300 TAMRON 90.jpg 34.ミドリヒョウモン♀ -2
ミドリヒョウモンはまだ♂の方が多いが、♀も元気に飛んではヒヨドリバナを訪花する。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/500秒 90mm ISO320 ) 露出補正 なし
035_200804287 X800 〇入笠公園 RX10M4.jpg 35.ミドリヒョウモン♀ -3
止まっている花は、ヒヨドリバナによく似るが、ヨツバヒヨドリと思う。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/500秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
036_200804014 X800 〇入笠公園 D5300 TAMRON 90.jpg 36.コチャバネセセリ -1
コチャバネセセリは南西諸島を除いて、日本全土の山地から平地にかけて何処にでもいるようだ。横浜の舞岡公園でもよく見るチョウである。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/500秒 90mm ISO360 ) 露出補正 なし
037_200804016 X800 〇入笠公園 D5300 TAMRON 90.jpg 37.アサギマダラ -4
これは♂だ。後翅の肛角部のあたりに黒い紋(性標)があるので♀と区別できる。90mmマクロで撮ると背景がきれいにボケる。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/500秒 90mm ISO450 ) 露出補正 なし
038_200804293 X800 〇入笠公園 RX10M4.jpg 38.ヒメキマダラヒカゲ -1
甲信越の高原の代表的なヒカゲチョウだ。時にタテハチョウの仲間のように敏捷な動きをする。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 56mm ISO320 ) 露出補正 なし
039_200804295 X800 〇入笠公園 RX10M4.jpg 39.ヒメキマダラヒカゲとミドリヒョウモン♂
沢山花があるのにどういうわけか一つの花にチョウが集まる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 136mm ISO320 ) 露出補正 なし
040_200804300 X800 〇入笠公園 RX10M4.jpg 40.アサギマダラ -5
アサギマダラはこんな環境のところに多い。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/500秒 9mm ISO160 ) 露出補正 なし
041_200804030 X800 〇入笠公園 D5300 TAMRON 90.jpg 41.キバネセセリ♀ -1
あまり見ることのないセセリが飛んできた。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/500秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし  
042_200804315 X800 〇入笠公園 RX10M4.jpg 42.キバネセセリ♀ -2
セセリチョウのなかでは大型で、特徴のある色調をしている。山地性のチョウである。♀は前翅に灰黄色の斑紋が鮮明で、♂と区別できる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO500 ) 露出補正 なし
043_200804323 X800 入笠公園 RX10M4.jpg 43.ミドリヒョウモンとメスグロヒョウモン -1
クガイソウが沢山咲いていて、多くのミドリヒョウモン♂が見られた。その中で中央にメスグロヒョウモンの♀がいて、その左上にはメスグロヒョウモンの♂がいた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO500 ) 露出補正 なし
044_200804325 X800 〇入笠公園 RX10M4.jpg 44.ミドリヒョウモンとメスグロヒョウモン -2
少し近寄って撮ることが出来た。メスグロヒョウモンの♀は、先の斑紋異常(白化型)の個体とは異なる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 181mm ISO400 ) 露出補正 なし


2019年8月 4日

チョウを求めて北海道をドライブ <7月22日~25日>(3) 大雪森のガーデン、銀泉台と十勝牧場 7月24日

ホテルの窓から外を眺めると晴れ間が見える。3日目にして天気が好転したようだ。
 ホテルの朝食はバイキングだ。私は長年の習慣で朝はパンにしている。だが、ここはご飯を中心にした料理ががほとんどだった。オレンジジュースが出ていないので、牛乳にする。バターを探すが見つからない。係の人に聞いたら、折ってマーガリンとイチゴジャムが出てくる、いわばお子様向けのもののみ。バターナイフもなくティー・スプーンでお願いしますという。そういえばスプーン、フォークも出されてなかったように思う。シリアル類はもちろんない。お客さんはすべてが日本人とアジア系観光客ではなく、ヨーロッパ系の方もおられた。層雲峡という観光地で設備の良いホテルだっただけに少々疑問に思った。
 日が照ってきた。今朝は上川のほうへ上がって「大雪森のガーデン」へ行く。北海道ガーデン街道の一番北で、旭川からは最も近いところにある。きれいに整備された、花の多い庭園だった。その周囲も広々とした風景が広がる。
 次に大雪山赤岳の登山口である銀泉台へ行く。国道273号線から北海道道1162号銀泉台線という林道を14.8km走ると銀泉台に着いた。チョウが現れることを期待していたが、めぼしいものは現れてくれなかった。秋の紅葉の頃は大変混雑するところだが、今は観光客、登山客は少なかった。もとより登山道に入る気はなく、20分ほど滞在して、また、国道273号線へ引き返した。
 途中糠平で昼食にしようと思って、ペンションが営業しているレストランに寄ってみたが、休みだった。
 昼食抜きを決意して、士幌町の先、音更町から西へ入ったところにある家畜改良センター十勝牧場へ向かう。銀泉台から途中糠平によって、3時間かかり、午後3時半に着いた。
 今宵は1日目と同じ帯広のホテルに泊まる。一休みして、また、帯広の街へ出かけた。

190724_001.jpg 1.コキマダラセセリ -1 「大雪森のガーデン」
「大雪森のガーデン」 の駐車場に車を停めるとさっそくオレンジ色のセセリチョウが飛んだ。コキマダラセセリに違いない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 168mm ISO200 ) 露出補正 なし
190724_002.jpg 2.コキマダラセセリ -2 「大雪森のガーデン」
この花はクガイソウだろうか? コキマダラセセリが日に当たって吸蜜している。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 172mm ISO200 ) 露出補正 なし
190724_003.jpg 3.アサマシジミ?♀ 「大雪森のガーデン」
ヒメシジミかアサマシジミか同定できない。アサマシジミは北海道では低地~低山地に生息するらしい。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO160 ) 露出補正 なし
190724_004.jpg 4.ミドリヒョウモン♂♀ 「大雪森のガーデン」
ヒヨドリバナの仲間らしい白い花に交尾したミドリヒョウモンがいた。♂も♀もストローを伸ばして吸蜜している。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO160 ) 露出補正 なし
190724_005.jpg 5.「大雪森のガーデン」
「大雪森のガーデン」は、大雪山連峰とニセイカウシュッペの森に囲まれた広大な田園が広がる大雪高原旭ヶ丘にある。園内はそれほど広くはないが、色彩豊かな「森の花園」と樹木や山野草に癒される「森の迎賓館」、さらにその奥に「遊びの森」という3っのエリアで構成されている。その「森の花園」は約800の草花が彩鮮やかに植栽され、手入れも良くなされていた。スカシユリ(レッドツイン)が咲いていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
190724_006.jpg 6.「大雪森のガーデン」周辺
ガーデン周囲の景色は広々としていて北海道らしい。ここは旭川空港から約60km、車で70分ほどのところにある。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
190724_007.jpg 7.モンキチョウ「大雪森のガーデン」
マメ科の花にモンキチョウがたくさん飛んでいる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
190724_008.jpg 8.銀泉台へ向かう
2005年7月4日~7日、2回目に大雪山周辺に来た時に、赤岳の第一花園の先まで行って、あわよくばウスバキチョウに会いたいと企てていた。しかし、その時は気温が低く、銀泉台に来る前に行った大雪高原温泉の林道で現れたチョウはサトキマダラヒカゲのみという状況だったので、とても銀泉台にこれなかった。時期が早かったようだ。ということで銀泉台まで登るのは初めてである。写真は銀泉台から、国道273号線の大雪湖方面の展望である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 28mm ISO100 ) 露出補正 なし
190724_009.jpg 9.銀泉台
銀泉台は標高1,500m、国道273号の大雪ダムから赤岳に向かって登る観光道路の終点で、大雪山赤岳(2,078m)への登山口でもある。写真の山は定かではないが緑岳(2,020m)の方向と思う。ここは日本一早い紅葉をうたっており、紅葉の名所でもある。登山口から30分程度歩いて開けた登山道からみる第一花園の下の斜面が赤・黄・緑色に染まる景色は特に人気があるという。一度、旅行社のツアーに参加して秋の紅葉の季節に来たいと思う。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 30mm ISO100 ) 露出補正 なし
190724_010.jpg 10.銀泉台バス停
道道1162号銀泉台線の通行可能期間は毎年6月下旬から10月上旬までで、その他の期間は長い冬季通行止期間となっている。毎年7月から9月まで層雲峡温泉と銀泉台の間を路線バスが1日2往復運行される。また、毎年9月の紅葉シーズンには一般車両が通行止めとなり、道北バスの路線車両を使った、銀泉台シャトルバスが運行されるそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/500秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
190724_011.jpg 11.銀泉台 赤岳登山口
ここが第一花園→第二花園→コマクサ平、そして赤岳への登山道入り口である。銀泉台からコマクサ平までは約1時間半の登りというが、もう私の足では無理だろう。発生時期の7月10日頃に、コマクサ平まで行ければウスバキチョウに会えるかもしれないのだが。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/500秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
190724_012.jpg 12.クロヒカゲ -1  銀泉台から国道へ
12時半前に銀泉台から下りる。途中に木の肌が何故かあらわになっているところで、何頭ものクロヒカゲが飛んでいた。クロヒカゲモドキならいいなと思ったが、北海道にはクロヒカゲもどきはいない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 198mm ISO1250 ) 露出補正 なし
190724_013.jpg 13.クロヒカゲ -2
ササの葉にも止まる。ササはクロヒカゲの食草だ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 198mm ISO250 ) 露出補正 なし
190724_014.jpg 14.クロヒカゲ -3
同じ種でも、よく見ると斑紋の現れ方が少しずつ違う。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 206mm ISO1600 ) 露出補正 なし
190724_015.jpg 15.ヤマキマダラヒカゲとヒメキマダラヒカゲ
ヤマキマダラヒカゲとサトキマダラヒカゲはよく似ているが、ヤマのほうが黒っぽい。北海道のこの辺りにいるのはほとんどヤマのようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO1000 ) 露出補正 なし
190724_016.jpg 16.コチャバネセセリ
キオンが咲いているところがあった。まだしっかり鱗粉が残っているコチャバネセセリが吸蜜していた。前翅の幅が広く、お腹も太いので♀だろう。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO400 ) 露出補正 なし
190724_017.jpg 17.オオモンシロチョウ
この種は1995年に北海道への侵入が確認された。ロシア沿海部から飛来して侵入したと考えられているが、農作物の害虫として駆除が行われている。モンシロチョウよりやや大きく前翅の先端が尖っているのですぐ見分けられる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 151mm ISO640 ) 露出補正 なし
190724_018.jpg 18.エゾスジグロシロチョウ
キオンの花も蝶が好きなようだ。エゾスジグロシロチョウも来ていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 151mm ISO640 ) 露出補正 なし
190724_019.jpg 19.十勝牧場への入口
銀泉台から糠平によって、ここまで2時間半ほどかかってしまった。そろそろガソリンも入れておきたい。ガソリンスタンドの看板を頼りに、国道241号線(273号線)の音更町から右に入る。ガソリン(レギュラー 139円/l 26l)を入れ、十勝牧場の入口の白樺並木に着いたのは、午後3時半近かった。この白樺並木は音更町の美林に指定されていて、TVドラマのロケに使われたこともあるそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/500秒 12mm ISO250 ) 露出補正 なし
190724_020.jpg 20.十勝牧場 白樺並木
音更町から走ってきた道道133号線から十勝牧場の場内に通じる白樺並木は1.3km続く。白樺並木の手前にも駐車場があったが、展望台まで車で行くことにした。並木の両側はもう牧草地だ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 30mm ISO640 ) 露出補正 なし
190724_021.jpg 21.十勝牧場 馬 -1
十勝牧場は正しくは、「独立行政法人 家畜改良センター 十勝牧場」という。HPには、「家畜改良の推進、優良な種畜や飼料作物種苗の生産、供給等を通じて、我が国の畜産の発展と国民の豊かな食生活に貢献することを使命としています。」また、「肉用牛、乳用牛、農用馬、めん羊について畜産新技術を活用した改良増殖を行い、優良な種畜や精液を全国に供給しているほか、家畜のエサとなる飼料作物の生産や、国内で育成された優良な飼料作物種子の増殖など、改良と技術で日本の畜産に貢献しています。」とあった。展望台の駐車場に入ると、牧草地に馬が放たれていた。柵の傍に集まっている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 67mm ISO250 ) 露出補正 なし
190724_022.jpg 22.十勝牧場 馬 -2
我が国で唯一、馬の育種改良を手がける牧場として、農用馬(ブルトン種・ペルシュロン種)の改良・増殖を行い、全国へ貸付、配布、精液販売を行っているそうだ。また、現在頭数が非常に少なくなってしまった北海道和種、木曽馬、対州馬、トカラ馬、宮古馬、与那国馬の6種の日本在来馬の遺伝資源の保存を行っているとある。馬の種の区別はつかないが、馬の憂いがあるような目が優しい。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 78mm ISO160 ) 露出補正 なし
190724_023.jpg 23.十勝牧場 馬の放牧
牧草地で多くの馬が放牧され、牧草を食んでいる。かみさんは今回のドライブでここが一番良かったと喜んでくれた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 46mm ISO200 ) 露出補正 なし
190724_024.jpg 24.十勝牧場 牛
牛の放牧も行われていた。肉用牛と乳用牛の改良業務が行われている。肉用牛では、受精卵移植技術や生体内卵子吸引技術および体外受精技術を活用した黒毛和種の育種改良に取り組んでいるという。乳用牛では、ジャージー種、ホルシュタイン種の評価検定が行われている。写真は乳用牛のようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 78mm ISO200 ) 露出補正 なし
190724_025.jpg 25.十勝牧場 旧庁舎
並木道のほうへと戻る。牧場から並木道に入る手前にある事務所の隣側に古い建物があった。「診療所」という看板がかかっていたが、種馬牧場時代の旧庁舎だそうだ。十勝牧場の沿革は、明治43年(1910年)4月に内閣馬政局によって「十勝種畜牧場」として設置され、同年6月陸軍省の管轄となった。牧場は大正12年(1923年)に陸軍省から農商務省に移管され、名称は「十勝種馬所」、「十勝種畜牧場」、「家畜改良センター十勝牧場」と変わってきた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/500秒 11mm ISO100 ) 露出補正 なし
190724_026.jpg 26.居酒屋「かかし」
十勝牧場から帯広のホテルまでは30分ほどで着いた。一休みして、おとといと同じく外へ出る。ホテルで居酒屋で良いところはないかと聞いたところ「かかし」という店を紹介された。まだ明るいので他にも良いところがあればと見て歩くが、結局「かかし」にした。昭和50年創業の地元で人気の店だそうだ。日本酒と本場広尾産のシシャモとイカ焼き、後ろの席の人に「美味いですよ」と勧められた鳥の手羽焼きなどを楽しんだ。カウンターに座ったが、隣の席に座っていた、出張で札幌から来ているという、大手外資系製薬会社を退社し北海道に帰って農薬の会社で営業をされている方といろいろな話ができた。「かかし」を出て、一昨日に入った「十勝乃長屋」の「武太郎」により、寿司を摘まんでホテルに戻った。 Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO1250 ) 露出補正 なし


2011年7月14日

オオムラサキセンター 山梨県北杜市 7月5日


 前の晩、暑気払いの会があって帰宅が遅くなったが、7月5日は梅雨の晴れ間で、気温も上がりそうなので、山梨県は日野春に近い「オオムラサキセンター」へ行くことにした。
 朝は6時50分に自宅を出たが、環八が大渋滞で瀬田から高井戸まで1時間近くかかってしまった。高井戸を左折して甲州街道を調布まで行き、そこから中央高速に乗ったが、ここからは快調に走れ、10時半にオオムラサキセンターに到着した。
 途中、南アルプスと八ヶ岳の全容が眺められた。オオムラサキセンターの駐車場辺りでは、オオムラサキが旋回していた。撮ろうと思ってチャンスを狙ったがかなわなかった。入館料@400円を支払いビバリウムへ向かう。

オオムラサキセンター入口;クリックすると大きな写真になります 1.オオムラサキセンター入口
例年6月の下旬から羽化が始まるが、ホームページによると今年の最初の羽化は6月26日だったそうだ。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/80秒 6.1mm ISOオート ) 露出補正 -0.3段
ビバリウムの中;クリックすると大きな写真になります 2.ビバリウムの中
ビバリウムに入るとオオムラサキが飛びまわっていた。小学生たちが見学に来ていて、賑やかである。顔見知りのセンターの方に羽化しそうな蛹があるか尋ねてみたが、数は多くないらしい。その一つの前には山梨のテレビ局の方がTVカメラを据えて撮影の準備をされていた。羽化は午後になるだろうとのこと。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/500秒 6.1mm ISOオート ) 露出補正 -0.3段
ビバリウムのオオムラサキ;クリックすると大きな写真になります 3.ビバリウムのオオムラサキ
ビバリウムは広い。1,400平方メートルある。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/125秒 6.1mm ) 露出補正 +0.7段
まるまる太った終令幼虫;クリックすると大きな写真になります 4.まるまる太った終令幼虫
昨夏は酷暑で産卵数が4割も減少し、今年は越冬した幼虫の数は約700にとどまっているとのこと。また、5月に気温が上がらず、羽化は1週間ほど遅れているらしい。しかし、この幼虫は見事に太っていた。おそらく今日中には前蛹になるだろう。

Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F4 1/500秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
蛹;クリックすると大きな写真になります 5.蛹
羽化しそうな蛹だが、まだ、もう少し時間がかかりそうだとのこと。おそらく午後になってしまうだろう。この蛹の前にはYBS放送の方がTVカメラを構えて待機しておられたが、羽化したのはやはり正午過ぎになってからだったそうだ。羽化の写真は昨年来た時に撮った。 http://n-shuhei.net/studio_yamako/2010/07/23_1004.php

Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F4 1/125秒 105mm ISO560 ) 露出補正 なし
人懐っこいオオムラサキ;クリックすると大きな写真になります 6.人懐っこいオオムラサキ
ビバリウムのベンチに座っていた家内の袖にオオムラサキが止まっていた。はじめは袖の上から汗を吸っていたが、そのうち下がってきて、直接肌の汗を吸い始めた。家内はチクチクと吸われる感覚があるという。オオムラサキセンターの館長さんのブログにも取り上げられていた。
  オオムラサキセンターのホームページ
  館長さんのブログ

上:Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F4 1/1600秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
下:Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/1600秒 6.1mm ISOオート ) 露出補正 +0.7段
オオムラサキ 開翅;クリックすると大きな写真になります 7.オオムラサキ 開翅
まだ7月の初めであり、ビバリウムの中のオオムラサキも♂が圧倒的に多い。左後翅がちょっと切れているが美しい♂が翅を開いてくれた。

Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F4 1/2000秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
花に来たオオムラサキ?;クリックすると大きな写真になります 8.花に来たオオムラサキ?
おそらく羽化して間もないと思われる奇麗なオオムラサキが花に止まっている。オオムラサキは樹液とか、熟した果実から吸汁するが、花の蜜を吸う場面は見たことがない。これは珍しいシーンと思ったが、よく見ると口吻は伸ばしていない。吸っているのではなさそうだ。単に花に止まって休んでいるのだろう。

Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F4 1/500秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
餌台に集まるオオムラサキ;クリックすると大きな写真になります 9.餌台に集まるオオムラサキ
ビバリウムの中には4~5箇所に餌台が置かれ、パイナップルが置かれていた。熟れたパイナップルの匂いがオオムラサキを惹き付ける。

Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F4 1/500秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
ツバメシジミ♀;クリックすると大きな写真になります 10.ツバメシジミ♀
12時ごろ、ビバリウムを出た。この日は羽化を見ることができなかったが、前回撮影しているので、良しとした。テラスに座ってスラッシュ(ジュースを凍らせた飲み物)を飲みながら一休みしたが、目の前の草むらでツバメシジミが白いツメクサに産卵をしていた。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/400秒 6.1mm ISOオート ) 露出補正 なし
八ヶ岳;クリックすると大きな写真になります 11.八ヶ岳
施設での撮影だけでは物足りないので、観音平へ行ってみることにした。カーナビに任せ、長坂から中央高速に乗り、小渕沢で降りたが、その途中に八ヶ岳PAがあったので、八ヶ岳と南アルプスの写真を撮っておこうと車を停めた。小渕沢に向かって右側に八ヶ岳が見える。左から編笠岳、権現岳と続き、主峰の赤岳はその奥になる。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/500秒 25mm ISOオート ) 露出補正 なし
南アルプス;クリックすると大きな写真になります 12.南アルプス
左側には南アルプスが連なる。ここから一番立派に、大きく見えるのは甲斐駒ケ岳だ。北岳はここからは見えなかった。こんなに山が見えるとは本当にラッキーだったと思う。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/640秒 30.5mm ISOオート ) 露出補正 なし

2009年11月 2日

三井の森蓼科ゴルフ倶楽部と浦和ゴルフクラブ

 さわやかな秋、ゴルフを楽しんできた。10月23日は、毎年1回、今年で第20回となったが、友人夫妻が諏訪の原村で営むペンションに泊まって、三井の森蓼科ゴルフ倶楽部でプレーした。27日は、台風一過快晴の一日、浦和ゴルフ倶楽部でラウンドした。三井の森蓼科ゴルフ倶楽部は紅葉が始まり、八ヶ岳連峰が美しかったし、浦和ゴルフ倶楽部ではスタート前に見た富士山は今年一番の眺めだった。
1.三井の森蓼科ゴルフ倶楽部
からまつコースからスタートした。真っ赤に紅葉する木は少ないが、桜の木などが美しく紅葉している。

Canon PowerShot A640
プログラムオートで撮影 ( F4 29.2mm 1/400秒 ISOオート )
三井の森蓼科ゴルフ倶楽部:クリックすると大きな写真になります
2.赤岳と横岳の稜線
一番右が八ヶ岳の主峰、赤岳(2.899m)である。そこから左へ横岳(2,829m)、さらに峰の松目(2,567m)と続く。

Canon PowerShot A640
プログラムオートで撮影 ( F4 21.7mm 1/640秒 ISOオート )
赤岳と横岳の稜線:クリックすると大きな写真になります
3.硫黄岳と天狗岳
右側が硫黄岳(2,760)左側が天狗岳(2,646m)とキャディーさんに教えていただいた。手前の池にそれらの山が映っている。

Canon PowerShot A640
プログラムオートで撮影 ( F4 14.9mm 1/500秒 ISOオート )
硫黄岳と天狗岳:クリックすると大きな写真になります
4.カラマツの黄葉
カラマツが色づき始めている。午後の日を浴びた主峰の赤岳は雄大だった。ついてくれたキャディーさんはベテランの男性で、山の名前も教えてくれたが、「写真ばかり撮っていないで、パーもとってください」と。叱られたのか、激励されたのか。

Canon PowerShot A640
プログラムオートで撮影 ( F4 21.7mm 1/640秒 ISOオート )
カラマツの黄葉:クリックすると大きな写真になります
5.浦和ゴルフ倶楽部の富士
朝8時15分 昨日の雨、強風は止み、雲ひとつない空が広がった。空気は澄み渡っている。保土ヶ谷の自宅から見る富士山より、遠くに見える。

Canon PowerShot A640
プログラムオートで撮影 ( F5.8 17.3mm 1/320秒 ISOオート )
浦和ゴルフ倶楽部の富士:クリックすると大きな写真になります
6.越冬前のウラギンシジミ
1番ティーグランドのそばの植え込みに、キラキラと翅を輝かせてウラギンシジミ♂が飛んできて、止まった。翅を拡げて日光浴だ。暖かい日は飛び出すこともあるが、これから成虫で冬を越す。

Canon PowerShot A640
プログラムオートで撮影 ( F2.8 4.6mm 1/800秒 ISOオート )
越冬前のウラギンシジミ:クリックすると大きな写真になります
7.1番ティーグランドから富士を望む
この日は女性ゴルファーが多かった。談笑しながらフェアウェーを歩く。午後3時、プレーを終わったころは、富士山は雲に姿を隠されていた。

Canon PowerShot A640
プログラムオートで撮影 ( F5.8 17.3mm 1/320秒 ISOオート )
1番ティーグランドから富士を望む:クリックすると大きな写真になります