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2015年10月12日

隠居の散策:新しいカメラでブラブラと(9) 泉北ニュータウン栂地区(4)

秋分の日、秋らしい空になった。昨年も同じ頃に、野々井の田んぼの畦道に咲いている曼珠沙華に吸蜜にきたアゲハチョウを撮った記録がある。今年も飛来しているのではないかと訪ねてみた。

今回のブラブラ歩きでのカメラトライアルは、SONY α7Ⅱの機能に備えている全画素超解像ズームを試してみることである。画像サイズをAPS-C M(縦横比3:2 3936x2000px) にすると、APS-C のレンズだと 2.56 倍までズームができる。18-200mm のレンズの テレ端で撮ると、200x1.5x2.56=768mm(35mm換算値)ということになる。これでは、NikonD7000 に∑50-500mm をつけた時にほぼ同じになる。これで画質に問題がなければ、重い機材を持ち歩く必要はない。
 自宅の庭で、シジュウガラがやってこなくなったフィーダーを7~8mほど離れたデッキから両方のテレ端で写真を撮り、比較してみた。NIKON D7000+∑50-500mmの方が当然のことながら背景がボケるが、パソコンで見る限り画質は遜色ないようだ。

SONY α7Ⅱ全画素超解像ズームとNIKON D7000+∑50-500mm比較

;クリックすると大きな写真になります。 NIKON D7000+∑50-500mm
2015/9/21
WBが曇天となっていた。

NIKON D7000+∑50-500mm
500.0mm (35mm換算:750mm)
プログラムオート 1/200s f6.3 ISO800
露出補正 0
;クリックすると大きな写真になります。 SONY α7Ⅱ+E3.5-6.3/18-200mm OSS
2015/9/21
α7Ⅱの方が、画面は暗い?。

SONY α7Ⅱ+E3.5-6.3/18-200mm
200.0mm (35mm換算:300mm)デジタルズーム倍率2.56
絞り優先AE 1/350s f6.3 ISO640
露出補正 0


秋分の日 泉北ニュータウン栂地区の花や蝶など

;クリックすると大きな写真になります。 アオモンイトトンボ
2015/9/21
留まっているのは雑草のアシボソと思われる。

SONY α7Ⅱ+E3.5-6.3/18-200mm
25.0mm (35mm換算:37mm)クロップ
絞り優先AE 1/200s f5.6 ISO100
露出補正 0
;クリックすると大きな写真になります。 アオモンイトトンボ
2015/9/21
体長30mmほどの小さなトンボである。

SONY α7Ⅱ+E3.5-6.3/18-200mm
200.0mm (35mm換算:300mm)デジタルズーム倍率2.56
絞り優先AE 1/350s f11.0 ISO400
露出補正 0
;クリックすると大きな写真になります。 ヒカゲチョウ
2015/9/21
ヨモギの花に留まっている。

SONY α7Ⅱ+E3.5-6.3/18-200mm
200.0mm (35mm換算:300mm)デジタルズーム倍率2.56
絞り優先 1/350s f6.7 ISO1000
露出補正 0
;クリックすると大きな写真になります。 イチモンジセセリ
2015/9/21
翅の斑点がはっきりしないが、イチモンジセセリだろうと YAMAKO さんに教えてもらった。

SONY α7Ⅱ+E3.5-6.3/18-200mm
58.0mm (35mm換算:87mm)クロップ
絞り優先 1/750s f5.6 ISO100
露出補正 -0.3
;クリックすると大きな写真になります。 ホシアサガオ
2015/9/21
マメアサガオと似ているが、色は青い。

SONY α7Ⅱ+E3.5-6.3/18-200mm
72.0mm (35mm換算:108mm)クロップ
絞り優先AE 1/500s f15.6 ISO100
露出補正 0
;クリックすると大きな写真になります。 ノジギク
2015/9/21
全画素超解像ズームはなかなか有用である。

SONY α7Ⅱ+E3.5-6.3/18-200mm
200.0mm (35mm換算:300mm)デジタルズーム倍率2.56
絞り優先AE 1/350s f111.0 ISO200
露出補正 -0.3
;クリックすると大きな写真になります。DSC03115.JPG カワウ
2015/9/21
この堰堤となっている土管によく留まるので、糞で真っ白である。

SONY α7Ⅱ+E3.5-6.3/18-200mm
200.0mm (35mm換算:300mm)
絞り優先AE 1/350s f6.3 ISO100
露出補正 +0.3
;クリックすると大きな写真になります。 コサギとカワウ
2015/9/21
このような構図では、焦点が合わせにくい。

SONY α7Ⅱ+E3.5-6.3/18-200mm
200.0mm (35mm換算:300mm)デジタルズーム倍率2.56
絞り優先AE 1/350s f6.3 ISO125
露出補正 0
;クリックすると大きな写真になります。 ベニシジミ
2015/9/21
エノコログサに翅の破れたベニシジミ。

SONY α7Ⅱ+E3.5-6.3/18-200mm
186.0mm (35mm換算:279mm)
絞り優先AE 1/350s f6.3 ISO125
露出補正 0
;クリックすると大きな写真になります。 アゲハ夏型♀
2015/9/21
ジュズダマに留まっていた。

SONY α7Ⅱ+E3.5-6.3/18-200mm
78.0mm (35mm換算:117mm)
絞り優先 1/200s f8.0 ISO100
露出補正 +0.3
;クリックすると大きな写真になります。 アゲハキアゲハ夏型♂
2015/9/21
アゲハでなくキアゲハだと YAMAKO さんに指摘していただいた。

SONY α7Ⅱ+E3.5-6.3/18-200mm
200.0mm (35mm換算:300mm)
絞り優先 1/350s f8.0 ISO100
露出補正 0
;クリックすると大きな写真になります。 アゲハ夏型♂
2015/9/21
留まっている彼岸花は別名リコリス、曼珠沙華と呼ばれる多年生の球根性植物だ。毎年同じ所に咲く。

SONY α7Ⅱ+E3.5-6.3/18-200mm
75.0mm (35mm換算:112mm)
絞り優先 1/350s f8.0 ISO100
露出補正 +0.3
;クリックすると大きな写真になります。 睡蓮の花
2015/9/21
野々井荒池

SONY α7Ⅱ+E3.5-6.3/18-200mm
200.0mm (35mm換算:300mm)デジタルズーム倍率2.56
絞り優先 1/350s f8.0 ISO160
露出補正 +0.3
;クリックすると大きな写真になります。 オミナエシ
2015/9/21
ハナバチ?が留まっている。

SONY α7Ⅱ+E3.5-6.3/18-200mm
124.0mm (35mm換算:186mm)
絞り優先 1/200s f13.0 ISO250
露出補正 +0.3


2015年4月12日

隠居の散策:桜満開ころの泉北ニュータウン栂地区


 満開の桜に目を奪われるが、その頃には他にも多くの花が咲いている。蝶や鳥も飛んでいる。一挙に被写体が増えてきた。花見ついでに撮った写真を記録しておきたいと思う。

 4月4日には、NikonD7000 の代わりに、これも宝の持ち腐れになりつつある SONY NEX-7 を持って出かけた。解説書を再度詳しく読み返していたら、また、使いたくなったこともある。
 先日から、NIKON Coolpix P610 は手放せなくなっている。被写体との距離を稼ぎたいときには有用である。

桜満開ころの泉北ニュータウン栂地区:花・蝶・鳥

;クリックすると大きな写真になります。 椿 大森児童公園(堺)
2015/4/4
小さな木に咲いていた。

SONY NEX-7+3.5-6.3/18-200mm OSS
111.0mm (35mm換算:166mm)
絞り優先 1/160s f8.0 ISO200
露出バイアス 0
;クリックすると大きな写真になります。 モンシロチョウ 和田川(堺)
2015/4/4
川床の西洋カラシナに留まった。

Nikon COOLPIX P610
197.1mm (35mm換算:1100mm)
プログラムオート 1/500s f5.6 ISO100
露出バイアス -0.7
;クリックすると大きな写真になります。 ハナイチゲ(青) 檜尾(堺)
2015/4/4
ご近所の花好きな人の貸し農園に。

SONY NEX-7+3.5-6.3/18-200mm OSS
133.0mm (35mm換算:199mm)
絞り優先 1/640s f7.1 ISO200
露出バイアス 0
;クリックすると大きな写真になります。 ハナイチゲ(赤) 檜尾(堺)
2015/4/4
白い花もハナイチゲかもしれない。

SONY NEX-7+3.5-6.3/18-200mm OSS
132.0mm (35mm換算:198mm)
絞り優先 1/640s f7.1 ISO200
露出バイアス 0
;クリックすると大きな写真になります。 ゲンゲ 檜尾(堺)
2015/4/4
別名蓮華草である。ゲンゲという魚もある。

SONY NEX-7+3.5-6.3/18-200mm OSS
167.0mm (35mm換算:250mm)
絞り優先 1/400s f6.3 ISO200
露出バイアス +0.3
;クリックすると大きな写真になります。 シロツメクサ 檜尾(堺)
2015/4/4
クローバー。まだ花の数は少ない。

SONY NEX-7+3.5-6.3/18-200mm OSS
104.0mm (35mm換算:156mm)
絞り優先 1/400s f6.3 ISO200
露出バイアス +0.3
;クリックすると大きな写真になります。 ヤブタビラコ? 檜尾(堺)
2015/4/4
似たような黄色い花は多い。

SONY NEX-7+3.5-6.3/18-200mm OSS
156.0mm (35mm換算:234mm)
絞り優先 1/500s f6.3 ISO200
露出バイアス +0.3
;クリックすると大きな写真になります。 タガラシ 檜尾(堺)
2015/4/4
田の縁の湿ったところに生える。

Nikon COOLPIX P610
26.9mm (35mm換算:150mm)
プログラムオート 1/200s f5.2 ISO100
露 バイアス -0.7
;クリックすると大きな写真になります。 ケリ 檜尾(堺)
2015/4/4
チドリの仲間で繁殖は局地的という。

Nikon COOLPIX P610
258.0mm (35mm換算:1440mm)
プログラムオート 1/320s f6.5 ISO100
露 バイアス -0.7
;クリックすると大きな写真になります。 モズ♂ 原山台(堺)
2015/4/2
ほとんどは単独行動である。

Nikon COOLPIX P610
143.3mm (35mm換算:800mm)
プログラムオート 1/200s f5.6 ISO100
露 バイアス 0
;クリックすると大きな写真になります。 ハナミズキの蕾 檜尾アドプト(堺)
2015/4/4
蕾を観察するのは初めてである。

SONY NEX-7+3.5-6.3/18-200mm OSS
103.0mm (35mm換算:154mm)
絞り優先 1/80s f22.0 ISO200
露出バイアス 0
;クリックすると大きな写真になります。 沈丁花 檜尾アドプト(堺)
2015/4/4
いい匂いを放っていた。

SONY NEX-7+3.5-6.3/18-200mm OSS
200.0mm (35mm換算:300mm)
絞り優先 1/1250s f6.3 ISO200
露出バイアス +0.3
;クリックすると大きな写真になります。 赤・ピンク同株の桃の花 檜尾(堺)
2015/4/4
桜ではないようだ。

SONY NEX-7+3.5-6.3/18-200mm OSS
20.0mm (35mm換算:30mm)
絞り優先 1/40s f22.0 ISO200
露出バイアス +0.3
;クリックすると大きな写真になります。 赤・ピンクの桃の花 檜尾(堺)
2015/4/4
合成画像。

SONY NEX-7+3.5-6.3/18-200mm OSS
;クリックすると大きな写真になります。 ベニマンサク 原山台(堺)
2015/4/4
マンションの庭に咲いていた。

Nikon COOLPIX P610
309.6mm (35mm換算:1728mm)電子ズーム
プログラムオート 1/125s f6.5 ISO125
露 バイアス 0
;クリックすると大きな写真になります。 キタテハ 檜尾アドプト(堺)
2015/4/4
この花壇には蝶がよってくる。

Nikon COOLPIX P610
161.2mm (35mm換算:900mm)
プログラムオート 1/400s f5.6 ISO100
露 バイアス -0.7
 一部写真の透かしに入っている日付に誤りがある。データ記述の方が正しい。

2015年3月19日

隠居の散策:春の彼岸前の泉北ニュータウン栂地区


 前回(3月15日)に続き、春の野草をマクロレンズで撮る学習に出かけた。撮った花の名前も、ネットや図鑑でサーチすることが多い。この歳になっても学習することばかりである。
 今回は、自宅より北にある野々井の畑作地の畦を歩いた。当然のことながら、野の花は先に歩いた檜尾の畑の畦に咲いていたホトケノザ・オオイヌノフグリ・ナズナ・オランダミミナグサと変わらないが、カラスノエンドウ(ヤハズエンドウ)の紅紫色の花が咲き出したのを見つけた。
 満開のタンポポに、ハチ(と思った)が留まっている。吸蜜しているのだろうか。後で、ハチの名前を図鑑で見たり、ネットでサーチしてみたが同定できない。思い余って、ネットに昆虫図鑑を掲載している岐阜大学の管理者と思われるメールアドレスに、不躾と思いながら写真を添付して教えを乞うた。5分もしないうちに、次のような返答を頂いた。
岐阜大学の川上です。
これはハナアブ科のアシブトハナアブです。
ハチは翅が2対ありますが、ハエ、アブの仲間は、1対しかありません。
普通種です。

 岐阜大学の川上でサーチしてみると、多分、教授の川上紳一さんらしい。専門は、地球科学者ということになっている。偉い人だ。
 この歳になって、ハチとアブの違いを知った。知らないことばかりだ。

彼岸前の野の花など:泉北ニュータウン栂地区

;クリックすると大きな写真になります。 白梅 大森(堺)
2015/3/16
露出補正が強すぎたか。

NikonD7000+∑105mmMacro x1.4Tele Converter
150.0mm (35mm換算:225mm)
絞り優先 1/500s f9.0 ISO400
露出バイアス +1.33
;クリックすると大きな写真になります。 西洋カラシナ 野々井(堺)
2015/3/16
菜の花と同じアブラナ科である。

NikonD7000+∑105mmMacro x1.4Tele Converter
150.0mm (35mm換算:225mm)
絞り優先 1/500s f9.0 ISO400
露出バイアス なし
;クリックすると大きな写真になります。 ホトケノザ 野々井(堺)
2015/3/16
別名サンガイグサという。

NikonD7000+∑105mmMacro x1.4Tele Converter
150.0mm (35mm換算:225mm)
絞り優先 1/320s f9.0 ISO400
露出バイアス なし
;クリックすると大きな写真になります。 オランダミミナグサ 野々井(堺)
2015/3/16
ナデシコ科の植物である。

NikonD7000+∑105mmMacro x1.4Tele Converter
150.0mm (35mm換算:225mm)
絞り優先 1/640s f9.0 ISO400
露出バイアス なし
;クリックすると大きな写真になります。 ニホンタンポポ 野々井(堺)
2015/3/16
写っているのはアシブトハナアブ。

NikonD7000+∑105mmMacro x1.4Tele Converter
150.0mm (35mm換算:225mm)
絞り優先 1/500s f9.0 ISO400
露出バイアス なし
;クリックすると大きな写真になります。 シロツメクサ 野々井(堺)
2015/3/16
花は未だ咲いていない。

NikonD7000+∑105mmMacro x1.4Tele Converter
150.0mm (35mm換算:225mm)
絞り優先 1/500s f8.0 ISO400
露出バイアス なし
;クリックすると大きな写真になります。 カラスノエンドウの花 野々井(堺)
2015/3/16
ソメイヨシノと同じ時期か?

NikonD7000+∑105mmMacro x1.4Tele Converter
150.0mm (35mm換算:225mm)
絞り優先 1/500s f8.0 ISO400
露出バイアス なし
;クリックすると大きな写真になります。 モッコウバラの蕾 桃山台(堺)
2015/3/16
垣根のバラ。咲くのは1ヶ月先?

NikonD7000+∑105mmMacro x1.4Tele Converter
150.0mm (35mm換算:225mm)
絞り優先 1/800s f7.1 ISO400
露出バイアス なし


 冬鳥は、一部北へ帰ったようだが、コガモ・ヒドリガモ・ツグミ・イソシギといったところは、まだ残っている。ヒヨドリ・ムクドリは数が多いし、元気だ。ヒヨドリが珍しく取り入れの終わったキャベツ畑に群れていた。
   ヒバリの囀りが、聞こえ出した。繁殖期に入ったようだ。春は確実にやってきている。

彼岸前の野の花など:泉北ニュータウン栂地区

;クリックすると大きな写真になります。 ヒヨドリの群れ 大森(堺)
2015/3/16
初めはムクドリと思った。

FUJIFILM Finepix HS50
166.6mm (35mm換算:933mm)
絞り優先 1/150s f8.0 ISO100
露出バイアス なし
;クリックすると大きな写真になります。 イソシギ 和田川(堺)
2015/3/16
いつも単独行動である。

FUJIFILM Finepix HS50
166.6mm (35mm換算:933mm)トリミング
絞り優先 1/150s f8.0 ISO100
露出バイアス なし
;クリックすると大きな写真になります。
アオジ 和田川(堺)
2015/3/16
暖かくなると標高の高いところへ移動する。

FUJIFILM Finepix HS50
185.0mm (35mm換算:1036mm)トリミング
絞り優先 1/180s f8.0 ISO400
露出バイアス なし
;クリックすると大きな写真になります。 コガモ 和田川(堺)
2015/3/16
早く来て、遅く帰る冬鳥である。

NikonD7000+∑105mmMacro x1.4Tele Converter
150.0mm (35mm換算:225mm)
絞り優先 1/500s f9.0 ISO400
露出バイアス +1.0
;クリックすると大きな写真になります。 ツグミ 野々井(堺)
2015/3/16
4月にシベリアなどに帰るようだ。

FUJIFILM Finepix HS50
185.0mm (35mm換算:1036mm)トリミング
シャッター優先 1/500s f5.6 ISO320
露出バイアス なし
;クリックすると大きな写真になります。 ハクセキレイ 野々井(堺)
2015/3/16
群れになることがあるらしいが、見たことはない。

FUJIFILM Finepix HS50
143.6mm (35mm換算:804mm)
シャッター優先 1/500s f5.6 ISO160
露出バイアス なし


2015年3月15日

隠居の散策:お水取りのころの泉北ニュータウン栂地区


 お彼岸も近くなって、野の花もいろいろと咲き出した。
 3月13日、宝の持ち腐れになっていたシグマのマクロレンズ 105mm F2.8 を NikonD7000 につけて、マクロ写真の学習にと携行することにした。同じくお蔵入りになっていた望遠につけるつもりで手に入れていた TELE CONVERTER 1.4x をつけた。望遠(∑50--500mm)では AF が効かないので使っていなかったのだが、恥ずかしながら 105mm macro につけると AF が効くことを最近知ったのだ。
 結果として、35mm換算で、225mm のマクロレンズで撮れることになり、かなりのディスタンスを保って花のクローズアップ写真が撮れることが分かった。背景にボケが欲しいような写真にはなかなか有効のように思われる。

お水取りのころの花:泉北ニュータウン栂地区

;クリックすると大きな写真になります。 ナズナ 檜尾(堺)
2015/3/13
クローズアップすると可愛い花である。

NikonD7000+∑105mmMacro x1.4Tele Converter
150.0mm (35mm換算:225mm)
絞り優先 1/320s f8.0 ISO400
;クリックすると大きな写真になります。 ホトケノザ 檜尾(堺)
2015/3/13
クローズアップすると変わった形をしている。

NikonD7000+∑105mmMacro x1.4Tele Converter
150.0mm (35mm換算:225mm)
プログラムオート 1/500s f5.3 ISO160
;クリックすると大きな写真になります。 エドヒガン 檜尾(堺)
2015/3/13
アドプトリバーに植えられた若木。

NikonD7000+∑105mmMacro x1.4Tele Converter
150.0mm (35mm換算:225mm)
絞り優先 1/1000s f8.0 ISO400
;クリックすると大きな写真になります。 エドヒガン 檜尾(堺)
2015/3/13
小さい花だ。

NikonD7000+∑105mmMacro x1.4Tele Converter
150.0mm (35mm換算:225mm)
絞り優先 1/2000s f8.0 ISO400
;クリックすると大きな写真になります。 ソメイヨシノの蕾 檜尾(堺)
2015/3/13
開花にはもう少し時間がかかるようだ。

NikonD7000+∑105mmMacro x1.4Tele Converter
150.0mm (35mm換算:225mm)
絞り優先 1/2000s f8.0 ISO400
;クリックすると大きな写真になります。 赤の沈丁花 檜尾(堺)
2015/3/13
白い花はまだ蕾だった。

NikonD7000+∑105mmMacro x1.4Tele Converter
150.0mm (35mm換算:225mm)
絞り優先 1/2500s f8.0 ISO400
;クリックすると大きな写真になります。 ニホンタンポポ 檜尾(堺)
2015/3/13
あちらこちらに咲き出した。

NikonD7000+∑105mmMacro x1.4Tele Converter
150.0mm (35mm換算:225mm)
絞り優先 1/2500s f8.0 ISO400
;クリックすると大きな写真になります。 オオイヌノフグリ 檜尾(堺)
2015/3/13
アップではなかなかうまく撮れない花だ。

NikonD7000+∑105mmMacro x1.4Tele Converter
150.0mm (35mm換算:225mm)
絞り優先 1/1600s f8.0 ISO400
;クリックすると大きな写真になります。 コセンダイグサの実 檜尾(堺)
2015/3/13
花期は9-11月らしい。

NikonD7000+∑105mmMacro x1.4Tele Converter
150.0mm (35mm換算:225mm)
絞り優先 1/1000s f8.0 ISO400
;クリックすると大きな写真になります。 マメアサガオの実? 檜尾(堺)
2015/3/13
秋に花が咲いていたと思う。

NikonD7000+∑105mmMacro x1.4Tele Converter
150.0mm (35mm換算:225mm)
絞り優先 1/800s f9.0 ISO400
;クリックすると大きな写真になります。 葉牡丹 自宅(堺)
2015/3/13
壁紙に使っている。

NikonD7000+∑105mmMacro x1.4Tele Converter
150.0mm (35mm換算:225mm)
絞り優先 1/320s f9.0 ISO400
;クリックすると大きな写真になります。 サクラソウ 自宅(堺)
2015/3/13
小さな鉢に植わっている。

NikonD7000+∑105mmMacro x1.4Tele Converter
150.0mm (35mm換算:225mm)
絞り優先 1/125s f10.0 ISO400


 Fujifilm Finepix HS50 を持って追っかけた鳥の世界では、コガモやバンが北への帰り支度を始めたようだが、ケリやヒバリは繁殖期に入ったのか、ケリはけたたましく威嚇してくるし、ヒバリは春らしくさえずり始めた。

お水取りのころの鳥たち:泉北ニュータウン栂地区

;クリックすると大きな写真になります。 カルガモ 和田川(堺)
2015/3/13
かなりのトリミングにも耐えられる。

NikonD7000+∑105mmMacro x1.4Tele Converter
150.0mm (35mm換算:225mm) トリミング
絞り優先 1/800s f8.0 ISO400
;クリックすると大きな写真になります。 コガモ♂ 和田川(堺)
2015/3/13
かなりのトリミングでもシャープだ。

NikonD7000+∑105mmMacro x1.4Tele Converter
150.0mm (35mm換算:225mm) トリミング
絞り優先 1/640s f9.0 ISO400
;クリックすると大きな写真になります。 アオジ 和田川(堺)
2015/3/13
この時期によく見かける。

Fujifilm Finepix HS50
154.7mm (35mm換算:867mm) トリミング
シャッター優先 1/500s f5.6 ISO160
;
ジョウビタキ♂ 和田川(堺)
2015/3/13
今シーズンはよく見かける。

Fujifilm Finepix HS50
185.0mm (35mm換算:1036mm) トリミング
シャッター優先 1/500s f5.6 ISO125
;クリックすると大きな写真になります。 バン 和田川(堺)
2015/3/13
ツガイだろうか。バンは、雌雄同色である。

Fujifilm Finepix HS50
133.4mm (35mm換算:747mm)
シャッター優先 1/500s f5.6 ISO250
;クリックすると大きな写真になります。 ヒバリ 檜尾(堺)
2015/3/13
冠羽を立てている。警戒したのだろうか。

Fujifilm Finepix HS50
154.7mm (35mm換算:867mm) トリミング
シャッター優先 1/500s f5.6 ISO250
;クリックすると大きな写真になります。 ケリ 檜尾(堺)
2015/3/13
近くに巣があるのだろうか。威嚇してくる。

Fujifilm Finepix HS50
37.0mm (35mm換算:208mm) トリミング
シャッター優先 1/500s f8.0 ISO100
;クリックすると大きな写真になります。 メジロ 檜尾(堺)
2015/3/13
彼岸桜を吸蜜。

Fujifilm Finepix HS50
185.0mm (35mm換算:1036mm) トリミング
シャッター優先 1/500s f5.6 ISO250
;クリックすると大きな写真になります。 ジョウビタキ♀ 檜尾(堺)
2015/3/13
このようなところによく留まる。

Fujifilm Finepix HS50
154.7mm (35mm換算:857mm) トリミング
シャッター優先 1/500s f5.6 ISO250
;クリックすると大きな写真になります。 セグロセキレイ 和田川(堺)
2015/3/13
あまり綺麗な川ではない。

Fujifilm Finepix HS50
59.0mm (35mm換算:331mm)
シャッター優先 1/500s f5.6 ISO125


2014年10月26日

隠居の散策:タテハ飛び 黄色泡立つ キリンソウ


 10月19日の週になって、イベントが集中したので、ブログのアップが途絶えていた。記録しておきたいことはいくらかある。順次アップしていきたいと思う。
 18日、いい天気なので午後になって近くをブラブラと歩いてみた。
今年は、どこに行ってもセイタカアワダチソウの黄色が目立つ。近くの農業放棄地に、黄色い花が満開である。その花の蜜を求めて、幾種類かの蝶が飛び回っている。ツマグロヒョウモン、キタテハ、イチモンジセセリや今年は特に発生が多いと思われるテングチョウなどである。
稲刈りの終わった田んぼの切り株あたりには、ヒメアカタテハも吸水をしている。

秋の蝶:泉北ニュータウン
テングチョウ:大森;クリックすると大きな写真になります。 テングチョウ:大森(堺)
2014/10/18
FUJIFILM FinePix HS50
79.4mm(35mm換算445mm)
1/400s f5.0 ISO100
ユウガオにテングチョウ閉翅:大森;クリックすると大きな写真になります。 ユウガオにテングチョウ閉翅:大森(堺)
2014/10/18
FUJIFILM FinePix HS50
106.8mm(35mm換算598mm)
1/1000s f8.0 ISO200
キタテハ開翅:大森;クリックすると大きな写真になります。 キタテハ開翅:大森(堺)
2014/10/18
FUJIFILM FinePix HS50
73.7mm(35mm換算413mm)
1/300s f5.0 ISO200
キタテハ閉翅:大森;クリックすると大きな写真になります。 キタテハ閉翅:大森(堺)
2014/10/18
FUJIFILM FinePix HS50
154.7mm(35mm換算867mm)
1/480s f5.6 ISO100
ウラナミシジミ:野々井;クリックすると大きな写真になります。 ウラナミシジミ:野々井(堺)
2014/10/18
FUJIFILM FinePix HS50
55.0mm(35mm換算308mm)
1/850s f7.1 ISO100
イチモンジセセリ:野々井;クリックすると大きな写真になります。 イチモンジセセリ:野々井(堺)
2014/10/18
FUJIFILM FinePix HS50
119.3mm(35mm換算668mm)
1/680s f7.1 ISO200
ツマグロヒョウモン♂:野々井;クリックすると大きな写真になります。 ツマグロヒョウモン♂:野々井(堺)
2014/10/18
FUJIFILM FinePix HS50
119.3mm(35mm換算668mm)
1/680s f7.1 ISO200
ヒメアカタテハ:野々井;クリックすると大きな写真になります。 ヒメアカタテハ:野々井(堺)
2014/10/18
FUJIFILM FinePix HS50
63.6mm(35mm換算357mm)
1/550s f5.6 ISO100


 稲刈りはほとんど終わっている。この頃は、コンバイで刈り取ることが主流のようだが、刈り取った稲を稲木に干している田んぼは少し残っている。きっと、脱穀した後の稲わらを何かの目的に使うのだろう。農家の庭には、柿が色づいている。
 この時期、鳥はハクセキレイが目立っているくらいで、冬鳥もまだ渡来していないようだ。
鳥や蝶を追いかけていると、動くものについ眼が行ってカメラに収めたりするが、バッタやトンボは名前を判定するのが一苦労である。伊丹市昆虫館監修のポケット図鑑「日本の昆虫」は重宝する。

泉北ニュータウン:秋風景
ハクセキレイ:野々井;クリックすると大きな写真になります。 ハクセキレイ:野々井(堺)
2014/10/18
FUJIFILM FinePix HS50
110.8mm(35mm換算621mm)
1/850s f6.4 ISO200
ジュズダマの実:野々井;クリックすると大きな写真になります。 ジュズダマの実:野々井(堺)
2014/10/18
NikonD7000+TAMRON F2.8 28-75mm
75.0mm(35mm換算112mm)
1/80s f20.0 ISO200
稲木に干した稲:野々井;クリックすると大きな写真になります。 稲木に干した稲:野々井(堺)
2014/10/18
NikonD7000+TAMRON F2.8 28-75mm
50.0mm(35mm換算75mm)
1/500s f11.0 ISO200
農家の柿:野々井;クリックすると大きな写真になります。 農家の柿:野々井(堺)
2014/10/18
NikonD7000+TAMRON F2.8 28-75mm
75.0mm(35mm換算112mm)
1/125s f13.0 ISO200
ショウジョウトンボ:野々井;クリックすると大きな写真になります。 ショウジョウトンボ:野々井(堺)
2014/10/18
FUJIFILM FinePix HS50
106.8mm(35mm換算598mm)
1/750s f5.6 ISO200
ショウリョウバッタ:野々井;クリックすると大きな写真になります。 ショウリョウバッタ:野々井(堺)
2014/10/18
FUJIFILM FinePix HS50
63.6mm(35mm換算357mm)
1/105s f5.6 ISO200


日本の昆虫1400 (1) チョウ・バッタ・セミ (ポケット図鑑)

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2014年6月24日

隠居の散策:久しぶりに光明池を訪ねてみた


 ブログを辿ってみると2007年3月から訪ねていない光明池に足を向けた。先日、高齢者自動車教習で、光明池のすぐそばにある教習所を訪れた時の帰りに、光明池緑地公園内にある和泉市立コミュニティ体育館近くに、無料の割りと大きな駐車場を見つけたので、そこに車を置かせてもらうことにした。
 コミュニティ体育館から反時計周りに、池の周囲を歩いてみることにした。6年ほど来ていない間に、樹木が大きくなっているように思えた。手入れはされているようだが、雑草がすべて刈り取られているわけではない。今、ヒメジオンが幅をきかせている。
 池周囲の散策道南側には、メタセコイアがたくさん植わっていると思ったが、後で撮った写真を元に調べてみたら、よく似た種のラクウショウのようである。


初夏の光明池公園の花など
ヒメジオン ヒメジオン
2014/6/16
NikonD7000+∑105mm f/2.8-105.0mm
1/640 f6.3 ISO200
露出補正 なし
ラクウショウ(落羽松);クリックすると大きな写真になります。 ラクウショウ(落羽松)
2014/6/16
Fujifilm HS50EXR
7.0mm 1/850s f/4.5 ISO200
ヤマボウシ;クリックすると大きな写真になります。 ヤマボウシ
2014/6/16
Fujifilm HS50EXR
56.9mm 1/900s f/7.1 ISO200
テイカヅラ;クリックすると大きな写真になります。 テイカヅラ
2014/6/16
NikonD7000+∑105mm f/2.8-105.0mm
1/400 f5.0 ISO200
露出補正 なし
コマツナギ;クリックすると大きな写真になります。 コマツナギ
2014/6/16
NikonD7000+∑105mm f/2.8-105.0mm
1/60 f10.0 ISO200
露出補正 なし
ノイバラ;クリックすると大きな写真になります。 ノイバラ
2014/6/16
NikonD7000+∑105mm f/2.8-105.0mm
1/100s f13.0 ISO200
露出補正 なし
アカメガシワの花;クリックすると大きな写真になります。 アカメガシワの花
2014/6/16
NikonD7000+∑105mm f/2.8-105.0mm
1/100s f13.0 ISO200
露出補正 なし
アラカシの若いどんぐり;クリックすると大きな写真になります。 アラカシの若いどんぐり
2014/6/16
NikonD7000+∑105mm f/2.8-105.0mm
1/50s f9.0 ISO200
露出補正 なし


 池の中間ぐらいにかかっている光明池大橋のたもとに、光明池緑地の地図は6年前ににも確認しているが、古ぼけて残っている。
 池の北東方向に向かって歩くと、数人の釣り人がリールをつけた投げ竿を池の柵に立てかけている。「鯉狙いですか?」と聞いてみると、「そうだ。たまに釣れることがある。」という答だった。どんな鯉か知らないが、光明池から流れている和田川には、たくさんの鯉が泳いでいるが、誰も釣っているのは見たことがない。
 池の堤を北西の方に回ってみると、無線でコントロールする模型飛行機やヘリコプターを操っている熟年が3人ほどいる。池の上を旋回させて、水面に離着陸させている。面白そうだ。このような場所でないとできない遊びだろう。

初夏の光明池公園風景
光明池公園地図;クリックすると大きな写真になります。 光明池公園案内図
2014/6/16
Fujifilm HS50EXR 7.0mm 1/850s f/4.5 ISO200
光明池を南端から見る;クリックすると大きな写真になります。 光明池を南端から見る
2014/6/16
Fujifilm HS50EXR 10.1mm 1/1100s f/6.0 ISO200
鯉釣りをする人たち;クリックすると大きな写真になります。 鯉釣りをする人たち
2014/6/16
Fujifilm HS50EXR 17.3mm 1/400s f/5.0 ISO200
140616_019.jpg ラジコン飛行機を操る
2014/6/16
Fujifilm HS50EXR
42.3mm 1/400s f/8.0 ISO200


 鳥は少ないだろうとは思っていたが、蝶に期待した。ヒメジオンが咲いている草原には、ベニシジミ・ツバメシジミぐらいしか観察できなかったが、池の西側池岸から少し離れた緑地にある ミズナラの樹液にルリタテハが留まっているのを見つけた。樹液には、スズメバチなどの虫も寄ってきている。少し、高いところに今まで見たことのない蝶も樹液を吸っている。撮った写真を YAMAKO さんにかくにんしてもらったところ、コムラサキということであった。そのミズナラの横の木には、ウラギンシジミが、これも少し高いところに留まったが、開翅はしてくれず、すぐにとびさってしまった。

光明池緑地で観察した初夏の蝶たち
ツバメシジミ;クリックすると大きな写真になります。 ツバメシジミ
2014/6/16
Fujifilm HS50EXR
61.3mm 1/450s f/5.6 ISO200
ベニシジミ;クリックすると大きな写真になります。 ベニシジミ
2014/6/16
NikonD7000+∑105mm f/2.8-105.0mm
1/400s f5.0 ISO200
露出補正 なし
ルリタテハ;クリックすると大きな写真になります。 ルリタテハ
2014/6/16
NikonD7000+∑105mm f/2.8-105.0mm
1/400s f5.0 ISO200
露出補正 なし
ルリタテハ;クリックすると大きな写真になります。 ルリタテハ
2014/6/16
Fujifilm HS50EXR
108.8mm 1/400s f/5.6 ISO200
コムラサキ;クリックすると大きな写真になります。 コムラサキ
2014/6/16
NikonD7000+∑105mm f/2.8-105.0mm
1/250s f4.0 ISO200
露出補正 なし
コムラサキ;クリックすると大きな写真になります。 コムラサキ
2014/6/16
Fujifilm HS50EXR
115.0mm 1/400s f/7.1 ISO200
ウラギンシジミ;クリックすると大きな写真になります。 ウラギンシジミ
2014/6/16
Fujifilm HS50EXR
110.8mm 1/400s f/8.0 ISO200
コノシメトンボ♀?;クリックすると大きな写真になります。 コノシメトンボ♀?
2014/6/16
NikonD7000+∑105mm f/2.8-105.0mm
1/200s f3.5 ISO200
露出補正 なし


2014年6月14日

隠居の散策:初夏の野の花など


 この時期は、鳥の姿は少ない。その中で、田植え時に目立つのは、苗を植えたばかりの田んぼの水面スレスレに飛び交うツバメである。だが、このようなツバメの飛翔写真を撮ることはほとんど不可能である。しかし、電線に留まっていることも多い。
 「八王子・日野カワセミ会」というサイトに、ツバメQ&Aというページがある。そのQ31に次のようなQ&Aがある。

Q31 ツバメはなぜ電線に止まるのですか。
A31 はっきりした理由は分からないが、①空中での生活が多いので足が弱く電線の太さが止まり易い。②障害物のない周りの開けた電線は、餌となる昆虫が見つけやすい等が考えられる。古くは枯れ木や葦などに止まっていたと想像されます。


電線に留まるツバメ;クリックすると大きな写真になります。 電線に留まるツバメ:大庭寺(堺)
左:♀、右:♂、後ろ向き:幼鳥でしょうか。
2014/6/9
Fujifilm HS50EXR
133.4mm 1/280s f/5.6 ISO200
電線に留まるツバメ:大庭寺;クリックすると大きな写真になります。 電線に留まるツバメ:大庭寺(堺)
2014/6/9
Fujifilm HS50EXR
133.4mm 1/280s f/5.6 ISO200


 蝶の姿は増えてきた。見かけないシジミチョウが雑草に翅を閉じたまま留まっている。いつまでも、開かない。撮った写真を YAMAKO さんに尋ねてみると、ムラサキシジミということであった。図鑑で見ると開翅したところは鮮やかな紫青色である。次回には、開翅したところに会って見たいものだ。

田植え時分の蝶たち
ルリシジミ:野々井;クリックすると大きな写真になります。 ヤマトシジミルリシジミ:野々井(堺)
2014/6/9
NikonD7000+∑105mm f/2.8-105.0mm
1/320 f7.1 ISO200
露出補正 なし
ムラサキシジミ:野々井;クリックすると大きな写真になります。 ムラサキシジミ:野々井(堺)
2014/6/9
NikonD7000+∑105mm f/2.8-105.0mm
1/400 f5.0 ISO200
露出補正 なし
シロツメクサにモンシロチョウ;クリックすると大きな写真になります。 シロツメクサにモンシロチョウ:野々井(堺)
2014/6/9
NikonD7000+∑105mm f/2.8-105.0mm
1/800 f6.3 ISO200
露出補正 なし
シロツメクサにモンキチョウ;クリックすると大きな写真になります。 シロツメクサにモンキチョウ:野々井(堺)
2014/6/9
Fujifilm HS50 4.4-185mm
82.4mm 1/750 f5.0 ISO200
露出補正 なし
吸水するアゲハチョウ;クリックすると大きな写真になります。 吸水するアゲハチョウ:野々井(堺)
2014/6/9
Fujifilm HS50 4.4-185mm
123.8mm 1/550 f5.6 ISO200
露出補正 なし
ホシミスジ;クリックすると大きな写真になります。 コミスジホシミスジ:田辺池(堺)
2014/6/9
Fujifilm HS50 4.4-185mm
123.8mm 1/550 f5.6 ISO200
露出補正 なし

追記(2014/6/15):YAMAKOさんに間違いを指摘していただいた。ヤマトシジミとしていたのはルリシジミで、コミスジとしていたのは、ホシミスジということである。図鑑「日本のチョウ」には、ホシミスジは"ユキヤナギやコデマリなどの植栽によって、大阪周辺では都市部の公園や人家周辺でも見られるようになった。"とある。ここ泉北ニュータウンには、ユキヤナギが数多く植栽されている。

 野の花の種類は多い。散策するたびに新しい発見がある。新しく見つけた花は、ニュータウンにのいろいろな工事をした時に持ち込まれた土から、帰化植物が生息している可能性もある。畑に園芸種の花卉も栽培されているから、これらが野生化したのかもしれない。

田植え時分の野の花
ブタナの中にヤナギハナガサ;クリックすると大きな写真になります。 ブタナの中にヤナギハナガサ:野々井(堺)
2014/6/9
NikonD7000+∑105mm f/2.8-105.0mm
1/640 f6.3 ISO200
露出補正 なし
ヒメジオン;クリックすると大きな写真になります。 ヒメジオンの向こうに苗をまつ田んぼ:野々井(堺)
2014/6/9
NikonD7000+∑105mm f/2.8-105.0mm
1/1250 f9.0 ISO200
露出補正 なし
カワジシャ;クリックすると大きな写真になります。 カワジシャ:野々井(堺)
2014/6/9
NikonD7000+∑105mm f/2.8-105.0mm
1/800 f7.1 ISO200
露出補正 なし
テイカズラ;クリックすると大きな写真になります。 テイカズラ:野々井(堺)
2014/6/9
NikonD7000+∑105mm f/2.8-105.0mm
1/500 f5.6 ISO200
露出補正 なし
イモカタバミ;クリックすると大きな写真になります。 イモカタバミ:野々井(堺)
2014/6/9
NikonD7000+∑105mm f/2.8-105.0mm
1/800 f6.3 ISO200
露出補正 なし
ヒルガオ;クリックすると大きな写真になります。 ヒルガオ:野々井(堺)
2014/6/9
NikonD7000+∑105mm f/2.8-105.0mm
1/320 f4.5 ISO200
露出補正 なし
カラスムギ;クリックすると大きな写真になります。 カラスムギ:野々井(堺)
2014/6/9
NikonD7000+∑105mm f/2.8-105.0mm
1/400 f8.0 ISO200
露出補正 なし
マツバギク;クリックすると大きな写真になります。 マツバギク:阪和高速道の遮音堤(堺)
2014/6/9
Fujifilm HS50 4.4-185mm
38.1mm 1/210 f5.0 ISO200
露出補正 なし




2014年6月 4日

隠居の自然散策:小満に ピョコピョコ歩く チドリかな


 5月も下旬の小満初候(5月21日~26日)になって、近くを散策した。それ以降、なにやかやとイベントがあって、散策中に撮った写真の記録が漏れていた。

 特に記録しておきたいのは、お世辞にも綺麗とはいえない二級河川の和田川に、コチドリが現れたことである。川床を浚えた跡の泥土に生息する虫を探していたらしい。

 【鳴き声と羽根でわかる野鳥図鑑】には、次のように解説されている。

 本州、四国、九州の日本各地に飛来する夏鳥(そのうちの少数が西南日本で越冬)。主な生息地は海岸や湖沼、河川の中流域だが、水田や干潟で採食したり、海岸の砂丘や埋立地、内陸の農地などで巣を作る姿もたびたび見かける。外見上の大きな特徴は、目の周囲をふちどる黄色い輪。頭部に白黒の斑紋があり、足はオレンジ色をしている。俗に「千鳥足」と呼ばれるジグザグとした足どりで獲物(主に昆虫類)に近づき、すばやく捕食する。

 因みに、上の図鑑に収録されているplay.gif鳴き声は、可愛らしい声であるが、聞くことはできなかった。

小満の頃に出会った野鳥たち
コチドリ:和田川;クリックすると大きな写真になります。 コチドリ:和田川(堺)
2014/5/20
Fujifilm HS50
102.9mm 1/900 f5.6 ISO400
露出補正 なし
コチドリ:和田川;クリックすると大きな写真になります。 コチドリ:和田川(堺)
2014/5/20
Fujifilm HS50 4.4-185mm
130.0mm 1/900 f5.6 ISO400
露出補正 なし
ケリ:野々井;クリックすると大きな写真になります。 ケリ:野々井(堺)
2014/5/20
Fujifilm HS50 4.4-185mm
143.6mm 1/950 f8.0 ISO400
露出補正 なし
コサギ:和田川;クリックすると大きな写真になります。 コサギ:和田川(堺)
2014/5/20
Fujifilm HS50 4.4-185mm
148.0mm 1/900 f6.4 ISO400
露出補正 なし
アオサギ:和田川;クリックすると大きな写真になります。 アオサギ:和田川(堺)
2014/5/24
Fujifilm HS50 4.4-185mm
130.0mm 1/550 f5.6 ISO200
露出補正 なし
カルガモ:和田川;クリックすると大きな写真になります。 カルガモ:和田川(堺)
2014/5/24
Fujifilm HS50 4.4-185mm
115.0mm 1/550 f5.6 ISO200
露出補正 なし


 野の花は、散策するたびに新しい種類との出会いがある。多分ハルザキヤマガラシやイモカタバミとは、私にとって新しい花である。
 コスモスなどをたくさん咲かせておられる障害者施設の隣接花畑には、面白い青い花が咲いていた。園芸種は、まだ調べる方法がよく分からない。例によって、【この花の名は?掲示板】に投稿すると、マミィさんというかたが、ニゲラと教えてくれた。ネットで調べると別名クロタネソウというそうだ。

小満の頃に出会った野の花
ヒメジオンの蕾:大森;クリックすると大きな写真になります。 ヒメジオンの蕾:大森(堺)
2014/5/20
NikonD7000+∑105mm f/2.8
105.0mm 1/1000 f8.0 ISO200
露出補正 なし
ナガバギシギシ:大森;クリックすると大きな写真になります。 ナガバギシギシ:大森(堺)
2014/5/20
NikonD7000+∑105mm f/2.8
105.0mm 1/1000 f8.0 ISO200
露出補正 なし
キツネノボタン:野々井;クリックすると大きな写真になります。 キツネノボタン:野々井(堺)
2014/5/20
NikonD7000+∑105mm f/2.8
105.0mm 1/100 f16.0 ISO200
露出補正 なし
カタバミ:野々井;クリックすると大きな写真になります。 カタバミ:野々井(堺)
2014/5/20
NikonD7000+∑105mm f/2.8
105.0mm 1/320 f11.0 ISO200
露出補正 なし
アメリカフウロ:野々井;クリックすると大きな写真になります。 アメリカフウロ:野々井(堺)
2014/5/20
NikonD7000+∑105mm f/2.8
105.0mm 1/400 f13.0 ISO200
露出補正 なし
ニワゼキショウ:野々井;クリックすると大きな写真になります。 ニワゼキショウ:野々井(堺)
2014/5/20
NikonD7000+∑105mm f/2.8
105.0mm 1/250 f8.0 ISO200
露出補正 なし
カモガヤ:野々井;クリックすると大きな写真になります。 カモガヤ:野々井(堺)
2014/5/20
NikonD7000+∑105mm f/2.8
105.0mm 1/60 f25.0 ISO200
露出補正 なし
センダンの花:野々井;クリックすると大きな写真になります。 センダンの花:野々井(堺)
2014/5/20
NikonD7000+∑105mm f/2.8
105.0mm 1/320 f9.0 ISO200
露出補正 なし
ハハコグサ:野々井;クリックすると大きな写真になります。 ハハコグサ:野々井(堺)
2014/5/20
NikonD7000+∑105mm f/2.8
105.0mm 1/400 f10.0 ISO200
露出補正 なし
イモカタバミ:野々井;クリックすると大きな写真になります。 イモカタバミ:野々井(堺)
2014/5/20
NikonD7000+∑105mm f/2.8
105.0mm 1/400 f10.0 ISO200
露出補正 なし
アヤメ:野々井;クリックすると大きな写真になります。 アヤメ:野々井(堺)
2014/5/20
NikonD7000+∑105mm f/2.8
105.0mm 1/250 f8.0 ISO200
露出補正 なし
ニゲラ(クロタネソウ):檜尾;クリックすると大きな写真になります。 ニゲラ(クロタネソウ):檜尾(堺)
2014/5/24
NikonD7000+∑105mm f/2.8
105.0mm 1/80 f25.0 ISO200
露出補正 なし
トウネズミモチの花:大森;クリックすると大きな写真になります。 トウネズミモチの花:大森(堺)
2014/5/24
NikonD7000+∑105mm f/2.8
105.0mm 1/200 f14.0 ISO200
露出補正 なし
シュロガヤツリ:檜尾;クリックすると大きな写真になります。 シュロガヤツリ:檜尾(堺)
2014/5/24
NikonD7000+∑105mm f/2.8
105.0mm 1/50 f25.0 ISO200
露出補正 なし
ハルザキヤマガラシ:檜尾;クリックすると大きな写真になります。 ハルザキヤマガラシ:檜尾(堺)
2014/5/24
NikonD7000+∑105mm f/2.8
105.0mm 1/100 f29.0 ISO200
露出補正 なし
イモカタバミ:檜尾;クリックすると大きな写真になります。 イモカタバミ:檜尾(堺)
2014/5/24
NikonD7000+∑105mm f/2.8
105.0mm 1/30 f18.0 ISO200
露出補正 なし


2014年5月25日

我が庭、春の花


 5月は、猫の額ほどの我が家の庭にも、結構いろいろな花が咲く。と書いたら、懸命に世話をしている家内に怒られる。家内が咲かせた花を、撮りためたので記録として残して置きたいと思う。
 春の花といっても、4月上旬に咲く花があったり、今頃になって咲き出す花もある。モッコウバラで始まる何種類かのバラは、5月中は何かが咲いている。

4月・5月に咲いた花
クリスマスローズ;クリックすると大きな写真になります。 鉢植チューリップ;クリックすると大きな写真になります。 クロボウシ;クリックすると大きな写真になります。 サクラソウ;クリックすると大きな写真になります。 モッコウバラ;クリックすると大きな写真になります。
クリスマスローズ
2014/4/13
Fujifilm HS50
16.0mm 1/350s f4.0 ISO400
鉢植チューリップ
2014/4/13
Fujifilm HS50
10.7mm 1/110s f8.0 ISO400
クロボウシ
2014/4/13
Fujifilm HS50
10.7mm 1/110s f8.0 ISO400
サクラソウ
2014/4/25
NEX-7 18-200mm
62.0mm 1/50s f16.0 ISO100
モッコウバラ
2014/4/25
NEX-7 18-200mm
37.0mm 1/125s f11.0 ISO100
エケベリア・テレンベルギー;クリックすると大きな写真になります。 カロライナジャスミン;クリックすると大きな写真になります。 ヒメウツギ;クリックすると大きな写真になります。 クリーピングタイム;クリックすると大きな写真になります。 オノエマンテマ;クリックすると大きな写真になります。
エケベリア・テレンベルギー
2014/4/25
NEX-7 18-200mm
50.0mm 1/100s f11.0 ISO100
カロライナジャスミン
2014/4/25
NEX-7 18-200mm
49.0mm 1/80s f11.0 ISO200
ヒメウツギ
2014/4/25
NEX-7 18-200mm
66.0mm 1/320s f11.0 ISO100
クリーピングタイム
2014/4/25
NEX-7 18-200mm
52.0mm 1/80s f11.0 ISO320
オノエマンテマ
2014/4/25
NEX-7 18-200mm
74.0mm 1/125s f11.0 ISO320
ミヤコワスレ;クリックすると大きな写真になります。 鉢植えバラ;クリックすると大きな写真になります。 モッコウバラ;クリックすると大きな写真になります。 サフィニア変種;クリックすると大きな写真になります。 ヒュウガミズキにアオスジアゲハ;クリックすると大きな写真になります。
ミヤコワスレ
2014/4/25
NEX-7 18-200mm
72.0mm 1/125s f11.0 ISO320
鉢植えバラ
環境公園で購入
2014/4/25
NEX-7 18-200mm
75.0mm 1/125s f11.0 ISO400
モッコウバラ
白のほうが遅い
2014/4/26
NEX-7 18-200mm
134.0mm 1/250s f6.3 ISO500
サフィニア変種
2014/4/26
NEX-7 18-200mm
121.0mm 1/200s f8.0 ISO320
ヒュウガミズキにアオスジアゲハ
2014/5/9
Fujifilm HS50
85.5mm 1/90s f8.0 ISO400
パンジー 地植えのバラ コデマリ UP;クリックすると大きな写真になります。 鉢植えバラ;クリックすると大きな写真になります。 アーチのバラ;クリックすると大きな写真になります。
パンジー
2014/5/17
NikonD7000 ∑105mm
105.0mm 1/1320s f5.6 ISO200
地植えのバラ
2014/5/17
NikonD7000 ∑105mm
105.0mm 1/1200s f5.6 ISO200
コデマリ UP
2014/5/17
NikonD7000 ∑105mm
105.0mm 1/1200s f5.6 ISO200
鉢植えバラ
環境公園で購入
2014/5/17
NikonD7000 ∑105mm
105.0mm 1/30s f5.6 ISO450
アーチのバラ
2014/5/17
NikonD7000 ∑105mm
105.0mm 1/40s f5.6 ISO200
地植えのバラ;クリックすると大きな写真になります。 玄関先の鉢植え;クリックすると大きな写真になります。 アーチのピンクバラ ユキノシタ;クリックすると大きな写真になります。 ミニバラ;クリックすると大きな写真になります。
地植えのバラ
2014/5/17
Fujifilm HS50
28.0mm 1/125s f4.5 ISO400
玄関先の鉢植え
2014/5/17
Fujifilm HS50
14.4mm 1/320s f4.0 ISO400
アーチのピンクバラ
2014/5/17
NikonD7000 ∑105mm
105.0mm 1/200s f5.6 ISO200
ユキノシタ
2014/5/17
NikonD7000 ∑105mm
105.0mm 1/320s f4.5 ISO200
ミニバラ
2014/5/17
NikonD7000 ∑105mm
105.0mm 1/320s f11.0 ISO200
ブルーデージー;クリックすると大きな写真になります。 アストロメニア;クリックすると大きな写真になります。 モリムラマンネングサ;クリックすると大きな写真になります。 オキザリス・トリアングラリス;クリックすると大きな写真になります。 キンシバイ;クリックすると大きな写真になります。
ブルーデージー
2014/5/24
Fujifilm HS50
16.7mm 1/800s f8.0 ISO200
アストロメニア
2014/5/24
Fujifilm HS50
12.4mm 1/900s f7.1 ISO200
モリムラマンネングサ
2014/5/24
Fujifilm HS50
7.9mm 1/800s f6.4 ISO200
オキザリス・トリアングラリス
2014/5/24
Fujifilm HS50
23.3mm 1/220s f4.5 ISO200
キンシバイ
2014/5/24
Fujifilm HS50
18.6mm 1/900s f5.6 ISO200


2014年2月16日

隠居の散策:超望遠コンデジ、Finepix HS50 で野鳥を撮る


 私の写真撮りの主な目標は、野鳥や蝶であり、それ以外はついでにという感じであり、綺麗な写真を撮ることに越したことはないが、記録を主としている。
 近くを散策したり、車で出かけて写真をとるようなときは、イチデジ NikonD7000 に望遠レンズ∑50-500mm(35mm換算75-750mm)をつけたセットと、ミラーレス SONY NEX-7 にたいていは、18-200mm のレンズをつけたセットの二組をぶら下げていく。結構の重量であるが、三脚は使わずに歩いては立ちどまり撮影するを繰り返す。だが、列車や飛行機で行くような旅行には、携帯するにはかさばるし重たいので、超望遠は諦めている。

 最近、このサイトでコラボしている Studio YAMAKO のオーナーである yamako さんは、高倍率ズームコンデジの Fujifilm の Finepix HS50 をいろいろなところに携行されて見事な写真を撮られている。
 同じく、このサイトでコラボしている Masajii's Blog のオーナーである masajii さんが故障した従来の旅行用カメラに代わる新しいものを購入するにあたって, いろいろなアドバイスをしてくれた。そのアドバイスの中で、自身が使っておられる Finepix HS50 の魅力を次のように語ってくれた。
  FUJIFULM のHS50EXR は、
1.素早くピントを合わせることが出来、しかも、フォーカスが迷わない。フォーカスが迷うという意味は、オートフォーカスが往ったり来たりして、なかなか合焦しないということです。この手のカメラは、焦点距離が35mm版換算で24mm~1000mmのズームレンズが付いてますが、特に望遠域にズームした場合に、このようなことがしばしばおこります。 FUJIFULM のHS50EXR は皆無ではありませんがこれが少ないと言えます。 要するに(シャッターチャンスを逃さないように)サッとピントが合って、サッと撮れることです。

2.手動ズーム
FUJIFULM のHS50EXR のズーム(映る範囲を小さくしたり、大きくしたりする)は手動です。一方、他のCanonのPowerShot SX50HS、あるいはNikon COOLPIX P520 は、電動ズームです。 私は一眼レフも使いますので、正確なところで止められる手動ズームの方が使いやすいのです。 ただし、動画を撮りたいという方には、電動ズームの方が扱い易いかと思いますが。(手動だとズームリングを回す時に画面が揺れ易い)

もちろん、蝶以外の写真、風景や人物を撮る場合にも、FUJIFULM のHS50EXRは不自由ありません。ポケットにこそ入りませんが、重宝なカメラです。

 古くからいろいろなカメラを経験されてきているので、ネットで宣伝がかったプロの評価を見るよりも的確である。以前に、旅行用にと同じ高倍率(X42)ズームの Nikon Coolpix P510 を衝動買いしたが、望遠側の合焦(AF)が難しくてよう使いこなせなかった。yamako さんも同じ系の Coolpix P90 を使っておられるが、これより合焦が易さしいという。
 それで、masajii に先行して、私自身が買って使ってみることにした。
 HS50EXRの後継機 Finepix S1 が発表されたが、電動ズームらしい。この種のカメラで唯一、手動ズーム機であるHS50 は在庫がなくなり次第発売中止になるらしい。
   Amazon で発注すると、翌日には配達されてきた。雪が降ったりして天候不順のなか、近所に被写体を求めて、いつもの重装備から解き放れて、3回ほど歩いてみた。
 結果的にいえば、これ1台あれば十分に旅行には大丈夫そうである。しかし、イチデジなどに比べると撮像素子の小ささによる差異はいかんともしがたいようである。
 私が普段使っているカメラの撮像素子は、
  • イチデジ Nikon D7000             APS-C = 23.6mm x 15.8mm
  • ミラーレス Sony NEX-7             APS-C = 23.5mm x 15.6mm
  • Coolpix P510                   1/2.3型 = 5.9mm x 4.4mm
である。Finepix HS50 のCCD は、1/2 型であり、6.4mm x 4.8 mmである。一般の 1/2.3 型のコンデジよりは大きいが、APS-C との面積比で、約8% にすぎない。遠くにいる鳥をイチデジで撮って、半分にトリミングしても、まだ、十分な情報量があるということになる。
 撮影技術の問題もあるが、望遠端で撮った写真のトリミングはかなり問題があるようだ。そのために、ズーム倍率を大きくしてあるのだが。

写真サンプル:立春、梅の花など 広角側
ダイダイ:美木多;クリックすると大きな写真になります。 山茶花:美木多;クリックすると大きな写真になります。 ナンテン:美木多;クリックすると大きな写真になります。 クロガネモチ:美木多;クリックすると大きな写真になります。
ダイダイ:美木多(堺)
2014/2/9
FUJIFILM Finepix HS50EXR
16mm(35mm換算40mm)
プログラムオート 1/160 F4.0 ISO320
RAW画像をAdobe で現像
山茶花:美木多(堺)
2014/2/9
FUJIFILM Finepix HS50EXR
24.2mm(35mm換算61mm)
プログラムオート 1/110 F4.5 ISO400
RAW画像をAdobe で現像
ナンテン:美木多(堺)
2014/2/9
FUJIFILM Finepix HS50EXR
25mm(35mm換算63mm)
プログラムオート 1/160 F4.5 ISO320
RAW画像をAdobe で現像
クロガネモチ:美木多(堺)
2014/2/9
FUJIFILM Finepix HS50EXR
20mm(35mm換算56mm)
プログラムオート 1/160 F4.5 ISO250
RAW画像をAdobe で現像
タンポポ:檜尾;クリックすると大きな写真になります。 桜の花芽:檜尾;クリックすると大きな写真になります。 白梅:檜尾;クリックすると大きな写真になります。 紅梅:檜尾;クリックすると大きな写真になります。
タンポポ:檜尾(堺)
2014/2/17
FUJIFILM Finepix HS50EXR
29.2mm(35mm換算73mm)
EXR:高解像度優先
1/320 F4.5 ISO100
RAW画像をRAW FILE CONVERTER EX で現像
桜の花芽:檜尾(堺)
2014/2/17
FUJIFILM Finepix HS50EXR
13.3mm(35mm換算34mm)
EXR:高解像度優先
1/350 F4.0 ISO100
RAW画像をRAW FILE CONVERTER EX で現像
白梅:檜尾(堺)
2014/2/17
FUJIFILM Finepix HS50EXR
99.2mm(35mm換算247mm)
EXR:高解像度優先
1/640 F5.6 ISO100
RAW画像をRAW FILE CONVERTER EX で現像
紅梅:檜尾(堺)
2014/2/17
FUJIFILM Finepix HS50EXR
49.1mm(35mm換算123mm)
EXR:高解像度優先
1/160 F5.0I SO125
RAW画像をRAW FILE CONVERTER EX で現像


 このカメラを使う期待は、もちろん望遠側で、どれだけシャープに撮れるかである。 NikonD7000 に望遠レンズ∑50-500mm(35mm換算75-750mm)をつけたセットでは、重たいので、露出のセットは、シャッター優先で 1/640s以上にを設定しなければ手ブレを起こしてしまう。だから、暗い部分にいる鳥を撮ったときは、AUTO にしているISO が1600 とか3200になるのが常である。これでは、いくら撮像素子が大きくても、ざらつきやすい。
Finepix HS50 は軽いので、プログラムオートで撮っても手ブレは起こしていないように思われた。

写真サンプル:水鳥など 望遠側
アオサギ:和田川;クリックすると大きな写真になります。 ヒヨドリ:鴨谷台;クリックすると大きな写真になります。 バン:和田川;クリックすると大きな写真になります。 コガモ:和田川;クリックすると大きな写真になります。
アオサギ:和田川(堺)
2014/2/9
FUJIFILM Finepix HS50EXR
123.8mm(35mm換算693mm)
プログラムオート 1/140 F5.6 ISO400
RAW画像をAdobe PE11で現像
HS50 で初めて野鳥を撮った写真である
ヒヨドリ:鴨谷台(堺)
2014/2/9
FUJIFILM Finepix HS50EXR
185mm(35mm換算1036mm)
プログラムオート 1/350 F5.6 ISO200
RAW画像をAdobe PE11で現像
バン:和田川(堺)
2014/2/9
FUJIFILM Finepix HS50EXR
185mm(35mm換算1036mm)
プログラムオート 1/160 F5.6 ISO160
RAW画像をAdobe PE11で現像
バンの手前の葭が邪魔な状態であるが、バンに合焦しているようだ。
コガモ:和田川(堺)
2014/2/9
FUJIFILM Finepix HS50EXR
185mm(35mm換算1036mm)
プログラムオート 1/100 F5.6 ISO400
RAW画像をAdobe PE11で現像
ほとんどの写真は、連写モードで撮っている。連写速度は、その時の環境で変化するようだ。
ツグミ:和田川;クリックすると大きな写真になります。 イソヒヨドリ:和田川;クリックすると大きな写真になります。 ケリ:野々井;クリックすると大きな写真になります。 キセキレイ:和田川;クリックすると大きな写真になります。
ツグミ:和田川(堺)
2014/2/9
FUJIFILM Finepix HS50EXR
185mm(35mm換算1036mm)
プログラムオート 1/160 F5.6 ISO320
RAW画像をAdobe PE11で現像
トリミングするとかなりしんどい
イソヒヨドリ:大森(堺)
2014/2/11
FUJIFILM Finepix HS50EXR
185mm(35mm換算1036mm)
プログラムオート 1/210 F5.6 ISO200
RAW画像をAdobe PE11で現像
トリミング
ケリ:野々井(堺)
2014/2/11
FUJIFILM Finepix HS50EXR
160mm(35mm換算896mm)
プログラムオート 1/480 F5.6 ISO200
RAW画像をAdobe PE11で現像
トリミング
キセキレイ:和田川(堺)
2014/2/17
FUJIFILM Finepix HS50EXR
185mm(35mm換算1036mm)
シャッター優先オート 1/640 F5.6 ISO400
>RAW画像をRAW FILE CONVERTER EX で現像
アオジ:和田川;クリックすると大きな写真になります。 ハクセキレイ:和田川;クリックすると大きな写真になります。 モズ:和田川;クリックすると大きな写真になります。 ホオジロ:和田川;クリックすると大きな写真になります。
アオジ:和田川(堺)
2014/2/17
FUJIFILM Finepix HS50EXR
185mm(35mm換算1036mm)
EXR:解像度優先 1/280 F5.6 ISO100
>RAW画像をRAW FILE CONVERTER EX で現像
トリミング
ハクセキレイ:和田川(堺)
2014/2/17
FUJIFILM Finepix HS50EXR
185mm(35mm換算1036mm)
EXR:解像度優先 1/200 F5.6 ISO100
>RAW画像をRAW FILE CONVERTER EX で現像
トリミング
モズ:和田川(堺)
2014/2/17
FUJIFILM Finepix HS50EXR
185mm(35mm換算1036mm)
EXR:解像度優先 1/160 F5.6 ISO100
>RAW画像をRAW FILE CONVERTER EX で現像
トリミング
ホオジロ:和田川(堺)
2014/2/17
FUJIFILM Finepix HS50EXR
110.8mm(35mm換算620mm)
EXR:解像度優先 1/240 F5.6 ISO100
>RAW画像をRAW FILE CONVERTER EX で現像
トリミング
アオサギ:和田川;クリックすると大きな写真になります。 ヒドリガモ:田辺池;クリックすると大きな写真になります。 マガモ:松池;クリックすると大きな写真になります。 クロガネモチにスズメ:美木多;クリックすると大きな写真になります。
アオサギ:和田川(堺)
2014/2/9
FUJIFILM Finepix HS50EXR
185mm(35mm換算1036mm)
プログラムオート 1/320 F5.6 ISO400
RAW画像をAdobe PE11で現像
ヒドリガモ:田辺池(堺)
2014/2/11
FUJIFILM Finepix HS50EXR
185mm(35mm換算1036mm)
プログラムオート 1/350 F5.6 ISO200
RAW画像をAdobe PE11で現像
マガモ:松池(堺)
2014/2/11
FUJIFILM Finepix HS50EXR
160.5mm(35mm換算899mm)
プログラムオート 1/150 F5.6 ISO400
RAW画像をAdobe PE11で現像
クロガネモチにスズメ:美木多(堺)
2014/2/11
FUJIFILM Finepix HS50EXR
123.8mm(35mm換算693mm)
シャッター優先オート 1/640 F8.0 ISO200
RAW画像をRAW FILE CONVERTER EX で現像

野鳥の詳細については、探鳥日誌を参照してほしい。

 色々と試してみたが、このカメラが機能として持っている EXR モードという機能で持っている高解像度優先という設定にしておくと、、Pモードで、ISOを低く(100くらい)し、シャッタースピードが上がるモードになるようである。野鳥撮影にはちょうどいいかもしれない。