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2023年3月15日

野鳥と梅 保土ヶ谷公園 2023年月27日

前々日の2月25日(土)は梅まつりだった。さすがに人出が多く、メジロも梅に来なかったので、この日、改めて保土ヶ谷公園に出かけた。
 バス通りから下池へ下りて、河津桜を撮りながら何気なく上の方を眺めると何か木の上に何か大きな鳥が止まっているようだ。あとで調べてみるとハイタカだった。初めて見た野鳥だった。そこから梅園へ上がる。今シーズンまだ撮っていない梅の品種を撮っていく。梅園の北東側に咲く八重野梅のところへ行くと複数のメジロがやってきていた。シジュウカラのような小さな鳥がいた。ファインダーを覗くとエナガだった。ここでは初めて見る。ツグミが地面を歩いて虫を探している。
 チョウはまだ姿を現さない。

000_230227091 X700 ◎保土谷公園 梅園 メジロ RX10M4.jpg
梅の花を啄むメジロ 2023年2月27日 横浜市 保土ヶ谷公園梅園

001_230227006 X900 〇保土谷公園 河津桜 RX10M4.jpg 1.カワヅザクラ(河津桜)
葉が目立つようになっているが、まだ、七分咲きというところだろうか。午前9時、やわらかな陽の光を浴びる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 31mm ISO250 ) 露出補正 なし
002_230227015tm X900 ◎保土谷公園 サシバ スズカケ RX10M4.jpg 2.ハイタカ(灰鷹、鷂)
何気なく周囲の木を眺めたのだが、一本の高い木の上に何か止まっているようだった。カメラで35mm版換算600mmにズ-ムしてファインダーを覗いてみると、何やらタカの仲間のようだ。帰宅して調べてみると、腹部の縞模様からはじめはタカ科のサシバと思ったが、羽の色と目の周りの模様から、ハイタカの♀と同定した。全長は約40cmある。初めて見た。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4 1/1600秒 220mm ISO250 ) 露出補正 なし
003_230227026 X900 保土谷公園 RX10M4.jpg 3.上池のカルガモ
何時もは池の上を泳いでいるカルガモは、池の隅の影になっているところにいた。ハイタカを恐れているのだろうか? 体はカルガモの方が大きい。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO3200 ) 露出補正 なし
004_230227032t X900 ◎保土谷公園 RX10M4.jpg 4.ハクセキレイ ♀
上池のさきの芝生にハクセキレイがウォーキングしていた。土にいる虫を探しているようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
005_230227056 X900 〇保土谷公園 梅園 佐橋紅 RX10M4.jpg 5.サバシベニ(佐橋紅)
梅園に移動して今まで写真に撮っていなかった品種を撮る。木に付けられた品種札には「サバシコウ]となっていた。緋梅系園芸品種で花は濃紅色の一重咲きで、結実すると書かれていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 64mm ISO100 ) 露出補正 なし
006_230227063 X900 〇保土谷公園 梅園 無類絞り RX10M4.jpg 6.ムルイシボリ(無類絞り)
野梅系園芸品種で、花は淡紅色で花弁の裏面が濃い色となり、紅色の吹っ掛け絞りが入る八重咲で大輪と説明されていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 168mm ISO100 ) 露出補正 なし
007_230227067 X900 〇保土谷公園 梅園 浜千鳥 RX10M4.jpg 7.ハマチドリ(浜千鳥)
浜千鳥という名称は海にいる二枚貝の一種名、浜辺にいるチドリ科の鳥類の総称としても用いられている。梅は野梅系の一重咲きとして分類されている。本種は比較的遅咲き種で、2~3月中旬頃、枝先の葉腋に白色の花をつける。萼は茶色で、花底は浅く青茶色となる。花は、葉の展開に先立って開花する。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 168mm ISO100 ) 露出補正 なし
008_230227141 X900 〇保土谷公園 大湊 RX10M4.jpg 8.オオミナト(大湊)
紅色の一重咲き。野梅系の園芸品種で実をつける。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 132mm ISO100 ) 露出補正 なし
009_230227081 X900 ◎保土谷公園 梅園 メジロ RX10M4.jpg 9.メジロ -1
まだ沢山花をつけている八重野梅にメジロが勢いよく飛び込んできた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
010_230227113t X900 ◎保土谷公園 RX10M4.jpg 10.メジロ -2
首を曲げて上手に吸蜜をする。メジロは、雑食性だそうだ。花の蜜や果汁を好み、育雛期においては虫なども補食する。 メジロは梅の花の蜜には目がなく、3月頃には梅の花を探しまわっている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO125 ) 露出補正 なし
011_230227125 X900 ◎保土谷公園 RX10M4.jpg 11.メジロ -3
「次はどこへ行こうか」というところだろうか。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
012_230227164 X900 ▲保土谷公園 RX10M4.jpg 12.メジロ -4
飛び立とうと羽を開いた瞬間が撮れた。連写ではこういう写真が撮れるチャンスがある。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4 1/1600秒 220mm ISO320 ) 露出補正 なし
013_230227175 X900 ◎保土谷公園 エナガ RX10M4.jpg 13.エナガ(柄長) -1
小さな野鳥が飛んできた。シジュウカラかと思ったが、エナガのようである。全長はシジュウカラが16cm、メジロは12cmに比べそのあいだの14cmである。いま、TVのモーニングショウで人気のシマエナガは、このエナガの北海道亜種だそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4 1/1600秒 175mm ISO400 ) 露出補正 なし
014_230227180 X900 ◎保土谷公園 エナガ RX10M4.jpg 14.エナガ -2
右を向き、左側を見せてくれた。小さな口に何かつけている。サントリーの愛鳥活動「日本の鳥百科」から引用させていただくと、綿を丸めたようなからだに、長い尾羽がついたシジュウカラに近い仲間。平地にも山地にもすみ、繁殖期にはコケを集めて木の枝に球形の巣をつくり、外側にクモの糸でウメノキゴケを貼りつけ、内部には鳥の羽、兎の毛などを敷くという凝りようである。繁殖期はふつう♂と♀のつがいとなるが、エナガはこの時も群れのままでいて、ヒナにはつがい以外の鳥もエサを与えて子育てに参加する、いわゆるヘルパーをする現象が見られるそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4 1/1600秒 175mm ISO400 ) 露出補正 なし
015_230227204 X900 ◎保土谷公園 ツグミ RX10M4.jpg 15.ツグミ(鶇)
毎年、梅の季節にこの場所で見る。wikipediaによると、「日本では冬季に越冬のため飛来(冬鳥)する。和名は冬季に飛来した際に聞こえた鳴き声が夏季になると聞こえなくなる(口をつぐんでいると考えられた)ことに由来するという説がある。」と記されていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO1250 ) 露出補正 なし

2023年2月10日

保土ヶ谷公園 梅が咲き始めた 2023年2月6日

暖かい日になりそうだ。保土ヶ谷公園へでも行ってみようと思うが、この日は日曜日。脚の具合が完全ではない家内を乗せるので車で行くが、早く行かないと駐車場が混みそうだ。
 9時半に公園の駐車場に着いた。幸いまだ多くのスペースが空いていた。
 噴水広場のわきからトンネルでバス通りをくぐって、向こう側(南)へ下りた。辻広場をまっすぐ行くと梅園だが、左へ下り、まず、下池から上池へと歩き、上池を右(北)へ上がって、テニスコートのわきを通って梅園に行くことにする。

000_230205078 X700 〇保土谷公園 八重野梅 Z50 18-140.jpg
咲き始めた八重野梅 2023年2月6日 横浜市 県立保土ヶ谷公園

001_230205003 X900 保土谷公園 カワヅザクラ Z50 18-140.jpg 1.一輪開花していたカワヅザクラ
上池から下池へ流れるせせらぎの左側に、何年か前に数本のカワヅザクラが植えられた。カワヅザクラは、日本固有種のオオシマザクラ とカンヒザクラ の自然交雑から生まれた日本原産の栽培品種のサクラといわれるが、カワヅザクラは本来は本州に自生しないカンヒザクラが交雑することによって花期が早まったと考えられているという。成長も早いように思う。立派な桜の木に育ってきた。すでに蕾をいっぱい付けていて、その一輪が咲いていた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/500秒 140mm ISO125 ) 露出補正 なし
002_230205011 X900 〇保土谷公園 Z50 18-140.jpg 2.コサギ -1
上池にやや小さい白いサギがいた。コサギだ。池の北側から撮ったので逆光になってしまった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/500秒 140mm ISO560 ) 露出補正 なし
003_230205012 X900 保土谷公園 Z50 18-140.jpg 3.白梅
上池から、テニスコートの方を見ると1本の白梅がきれいに咲いていた。すでに八分咲きくらいに見える。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/500秒 70mm ISO100 ) 露出補正 なし
004_230205016 X900 〇保土谷公園 Z50 18-140.jpg 4.コサギ -2
池の反対側へ行く。コサギは真っ白で、全長は60cmくらいだろうか。池の底がぬかるんでいるようで、汚れてはっきり分からないが、足の指が黄色いことと、白い冠羽が見えることでコサギとわかる。夏羽では頭に2本の冠羽はさらに長くなる。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/500秒 140mm ISO160 ) 露出補正 なし
005_230205025 X900 〇保土谷公園 コサギ Z50 18-140.jpg 5.コサギ -3
餌を探しているようだ。この上池はカルガモの池なのだが、この日はカルガモの姿は見られなかった。カワセミでも現れないかと期待したが。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/500秒 140mm ISO280 ) 露出補正 なし
006_230205029 X900 〇保土谷公園 蝋梅 Z50 18-140.jpg 6.ロウバイ(蝋梅) -1
この日の目的の一つはロウバイの花を見ることだった。上池の傍に1本のロウバイの木がある。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f5 1/500秒 18mm ISO100 ) 露出補正 なし
007_230205031 X900 保土谷公園 蝋梅 Z50 18-140.jpg 7.ロウバイ -2
wikipediaによれば、和名の「ロウバイ」の語源は、漢名の「蠟梅」の音読みとされ、由来について一説には、陰暦の12月にあたる朧月(ろうげつ)にウメの香りの花を咲かせるためだと言われている。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 29mm ISO140 ) 露出補正 なし
008_230205039 X800 〇保土谷公園 蝋梅 Z50 18-140.jpg 8.ロウバイ -3
同じくwikipediaでは、ロウバイの早生種では12月頃に、晩生種でも2月にかけて、半透明で鈍いツヤのある黄色く香り高い花がやや下を向いて咲く。花色は外側が淡黄色で内側が暗紫色をしている。晩生種でも2月にかけて咲くというが、まだ蕾がたくさんある。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f4.8 1/500秒 49mm ISO140 ) 露出補正 なし
009_230205043 X900 保土谷公園 ハクセキレイ Z50 18-140.jpg 9.ハクセキレイ
おなじみのハクセキレイが歩き回っていた。敏感でなかなか近寄れない。かわいい野鳥と思う。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/500秒 140mm ISO100 ) 露出補正 なし
010_230205046 X900 保土谷公園 アセビ Z50 18-140.jpg 10.アセビ(馬酔木)
まだ蕾だったが、春には房のように黄色い花を咲かせる。wikipediaによれば、和名「アセビ」は漢字で「馬酔木」と書き、葉にアセボトキシンなどの有毒成分が含まれることから、「ウマが葉を食べれば毒に当たって苦しみ、酔うが如くにふらつくようになる木」というところからついた名とされれている。ギフチョウなどのチョウもこのアセビの花に吸蜜に来る。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/640秒 102mm ISO100 ) 露出補正 なし
011_230205048 X900 保土谷公園 Z50 18-140.jpg 11.テニスコートの傍に咲く白梅
テニスコートに沿う梅園への小道を歩くと右下に、3.で見た白梅が咲いていた。今年は咲くのが早いように思える。もうほとんど満開だ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f5 1/640秒 65mm ISO160 ) 露出補正 なし
012_230205053 X900 保土谷公園 Z50 18-140.jpg 12.テニスを楽しむ人たち
保土ヶ谷公園には、2つのエリアに合計9面の砂入人工芝コートがあり、硬式軟式とも利用でききる。ここはA~Eの5面あるのコートである。、F~Iの4面はバス通りの向こう側の少年野球場側(横浜新道側)にある。利用するには、利用希望日の前月1日から10日の間に、e-kanagawa施設予約システムへ抽選申込をする。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/500秒 65mm ISO100 ) 露出補正 なし
013_230205056 X900 保土谷公園 別角晩水 Z50 18-140.jpg 13.別角晩水
梅園に入った。まだちらほらというところだが白い梅、赤い梅が咲き始めていた。これは別角晩水という早咲きの品種である。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/500秒 140mm ISO140 ) 露出補正 なし
014_230205063 X900 〇保土谷公園 白牡丹 Z50 18-140.jpg 14.白牡丹
牡丹のように八重の花弁が重なる白梅「白牡丹」。八重というより牡丹咲きと呼んだほうがよいような豪奢な咲きっぷりだ。白梅といっても最初は桃色であり、咲いてからも淡いピンクが残る。説明に明治時代の銘花三牡丹の一つであると書かれていた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/640秒 140mm ISO100 ) 露出補正 なし
015_230205066 X900 〇保土谷公園 桜鏡 Z50 18-140.jpg 15.桜鏡
桜のような大輪の梅で品種名は桜鏡 という。やわらかいピンクの花びらにわずかな濃淡があり、八重の花びらの重なりが濃いピンクの陰影を作っている。木に付けられた説明には日本の梅で最大の花を咲かせる一種といわれるとあった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/500秒 140mm ISO180 ) 露出補正 なし
016_230205068 X900 〇保土谷公園 三吉野 Z50 18-140.jpg 16.三吉野
ピンクの丸っこい一重の梅。花弁は丸みを帯び全体がふっくらしている。木に付けられた説明プレートには「梅の野梅系園芸品種でご良く薄い紅色の一重咲きです。結実します。」とあった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/500秒 140mm ISO250 ) 露出補正 なし
017_230205072 X900 保土谷公園 紅梅 Z50 18-140.jpg 17.紅梅
紅梅というのは紅い梅の品種の総称かと思っていたが、説明プレートには、「梅の園芸品種で花は紅~赤で一重や多重があります。枝の芯まで紅色に染まります。」と書かれていた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/500秒 140mm ISO100 ) 露出補正 なし
018_230205061 X900 〇保土谷公園 八重野梅 Z50 18-140.jpg 18.八重野梅(やえやばい) -1
和名は八重咲種の野梅から付けられている。花は白色で大輪の八重咲で、蕾は薄いピンク色をしていた。管理をされている職員の方が来られたので「みんな思ったより早く咲きだしているのですね」と訊ねたところ、ここ数日でほぼ平年並みなったそうだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f6.0 1/640秒 120mm ISO100 ) 露出補正 なし
019_230205080 X900 〇保土谷公園 八重野梅 Z50 18-140.jpg 19.八重野梅 -2
ウメは花梅と実梅に分けられ、花梅には、野梅系(野梅から変化した原種に近い梅)、緋梅系(野梅系から変化したもの。 枝や幹の内部が紅い。 花は紅色、緋色のものがほとんど)、豊後系(梅と杏子の雑種)に分けられる。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f6.0 1/640秒 120mm ISO100 ) 露出補正 なし
020_230205082a X900 〇保土谷公園 八重寒梅 Z50 18-140.jpg 20.八重寒梅
小さな八重咲きの濃い紅色の花が特徴である。花びらは波立って、極早咲きの品種のようだ。毎年この梅園に来るが、東側の奥の方にあるこの八重寒梅と八重野梅が一番初めに咲き始める。どこにピントを合わせればよいのかわからない写真になってしまった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/500秒 123mm ISO100 ) 露出補正 なし
021_230205086 X900 〇保土谷公園 鹿児島紅 Z50 18-140.jpg 21.鹿児島紅(かごしまこう) -1
深紅の花で紅梅の代表格である。 花は濃い紅色の中輪花で八重咲きだ。 細い枝の髄や葉柄も濃紅色となり艶やかな品種という。緋梅系のやや遅咲きというが、ここでは早くから花をつけ始める。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/500秒 88mm ISO125 ) 露出補正 なし
022_230205087 X900 〇保土谷公園 鹿児島紅 Z50 18-140.jpg 22.鹿児島紅 -2
品種説明プレートには「緋梅系の園芸品種。花は濃紅色で駐輪の八重咲である。」と説明されていた。わたくしはこの梅の花が好きだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f5.3 1/500秒 80mm ISO200 ) 露出補正 なし

2022年3月30日

もう一度保土ヶ谷公園へ 3月12日

前日も保土ヶ谷公園へ行ったのだが、今日はさらに暖かい日になった。昨日、3月11日の最高気温は18.2℃だったが、この日はさらに気温が上がるという。
 昨日は、イマイチ蝶が飛ばなかったので、また、カメラを持って出かけたくなった。舞岡公園は工事中でどうなっているかわからない。結果、また、保土ヶ谷公園へ行く。
 昨日に比べて多数のキタテハが飛び、キタキチョウも姿を見せた。

000_220312078tm X700 〇保土ヶ谷公園 メジロ 思いのまま Z50 18-140.jpg
満開の「思いのまま」にきたメジロ 2022年3月12日 横浜市 県立保土ヶ谷公園

001_220312003 X800 〇保土ヶ谷公園 トサミズキ Z50 18-140.jpg 1.トサミズキ
昨日もここに咲くトサミズキを撮ったが、トサミズキの花は下向きに咲くので、花の中心部が暗くなって良く見えない。今日はフラッシュを使って撮った。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f13 1/200秒 140mm ISO100 ) 露出補正 なし フラッシュ使用
002_220312006 X800 〇保土ヶ谷公園 キタテハ Z50 18-140.jpg 2.キタテハ -1
今日は昨日より気温が上がっている。さっそくキタテハが飛び出す。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO125 ) 露出補正 なし
003_220312008t X800 △保土ヶ谷公園 キタキチョウ Z50 18-140.jpg 3.キタキチョウ
越冬したキタキチョウも飛び出した。小さい個体だった。ピントは少々外れているが。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 130mm ISO125 ) 露出補正 なし
004_220312013 X800 〇保土ヶ谷公園 河津桜 Z50 18-140.jpg 4.カワヅザクラ -1
この日は土曜日だった。公園にも家族連れで来ている人もいる。手前のカワヅザクラの花にピントを合わせたが暗くなってしまうので、フラッシュを使った。不自然になってしまった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f9 1/200秒 28mm ISO100 ) 露出補正 なし フラッシュ使用
005_220312015 X800 〇保土ヶ谷公園 河津桜 Z50 18-140.jpg 5.カワヅザクラ -2
カルガモがいる上池から明神台方面を眺める。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f5.3 1/500秒 27mm ISO100 ) 露出補正 なし フラッシュ使用
006_220312016tm X800 〇保土ヶ谷公園 キタテハ Z50 18-140.jpg 6.キタテハ -2
なかなか良いところに止まってくれない。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO100 ) 露出補正 なし フラッシュ使用
007_220312019 X800 保土ヶ谷公園 アセビ Z50 18-140.jpg 7.アセビ(馬酔木)
馬酔木の花も咲き出した。一斉に春が来た。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f7.3 1/800秒 70mm ISO100 ) 露出補正 なし フラッシュ使用
008_220312023 X800 〇保土ヶ谷公園 錦性黒雲 Z50 18-140.jpg 8.錦性黒雲(ニシキショウクロクモ) -1
梅園に来た。今まで気が付かなかった品種が咲いていた。この梅には「錦性黒雲」という札が欠けられていた。札には、「ウメの緋梅性園芸品種。葉には黄色い班が入ります。花は濃紅色の八重咲です。結実します。」とあった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f11 1/200秒 92mm ISO100 ) 露出補正 なし フラッシュ使用
009_220312025 X800 〇保土ヶ谷公園 錦性黒雲 Z50 18-140.jpg 9.錦性黒雲 -2
ネットで「錦性黒雲」を検索してみたが、ヒットしなかった。若い枝に、雲状の斑点が錦状に入るもののことを「錦性」と言うのだそうだ。「黒雲」は八重咲きの中輪で、花茎は20mmから25mmというが、八重には見えなかった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO100 ) 露出補正 なし
010_220312028 X800 〇保土ヶ谷公園 長谷川絞り Z50 18-140.jpg 10.長谷川絞り(ハセガワシボリ)
この品種も初めて気が付いた。幹に掛けられた札には「野梅系園芸品種。花は咲き始めは淡紅色、咲き進むにつれ白色となる八重咲で紅色の絞りが入ります。」と書かれていた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f13 1/200秒 140mm ISO100 ) 露出補正 なし
011_220312030 X800 保土ヶ谷公園 酈懸 Z50 18-140.jpg 11.酈懸(テッケン) -1
古い株の株に思えた。札には「野梅系園芸品種。花は花弁が退化して茶筅のようなのような雄蕊が目立ちます。白色の花弁が出ることもあります。」と記されている。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f5.6 1/500秒 28mm ISO110 ) 露出補正 なし
012_220312032 X800 保土ヶ谷公園 酈懸 Z50 18-140.jpg 12.酈懸 -2
和名をチャセンバイ(茶筅梅)というが、これは花弁が退化して蕊が茶筅を思わせることからだそうだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/640秒 140mm ISO100 ) 露出補正 なし
013_220312041 X800 保土ヶ谷公園 紅鶯宿 Z50 18-140.jpg 13.紅鶯宿(ベニオウシュク)
新しい札には「野梅系園芸品種。葉に黄緑色の斑が入ります。花はごく淡い紅色に紅色の絞りが入る八重咲です」と書かれていた。鶯宿梅という言葉をよく聞くので検索してみたところ、鶯の宿る梅の意で、紀内侍(きのないし)の家にあった梅の名だそうだ。故事に村上天皇の時、清涼殿の前の梅が枯れたので、京のある家からもってきて移し植えたが、その枝に「勅なればいともかしこしうぐひすの宿はと問はばいかが答へむ」という歌が結びつけてあった。天皇はその家の主が紀貫之の娘の紀内侍であったことを知り、深く感じてその木を返したという。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f7.1 1/500秒 18mm ISO110 ) 露出補正 なし
014_220312045 X800 保土ヶ谷公園 緑咢春日野 Z50 18-140.jpg 14.緑咢春日野(リョクガクカスガノ)
2月28日に来たときはほとんど咲いていなかったが、良く咲いている。緑の萼は、僭性遺伝(劣性遺伝)するのですが、緑萼春日野は、春日野の枝変わりだそうだ。枝が全部緑になるのは僅かという。花には紅が入らない。


Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/640秒 71mm ISO100 ) 露出補正 なし
015_220312048 X800 保土ヶ谷公園 思いのまま Z50 18-140.jpg 15.思いのまま -1
その名の通り、紅い花と白い花を咲き分けて見事に咲いていた。2月28日に来たときはまだ、咲き始めで白い花しか咲いておらず、これは思いのほかと思っていたが、この日は、紅い花もいっぱい咲いていた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/640秒 57mm ISO100 ) 露出補正 なし
016_220312052 X800 ◎保土ヶ谷公園 思いのまま Z50 18-140.jpg 16.思いのまま -
2白い花を押し分けるように紅い花が咲く。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f10 1/200秒 82mm ISO100 ) 露出補正 なし フラッシュ使用
017_220312053 X800 〇保土ヶ谷公園 思いのまま Z50 18-140.jpg 17.思いのまま -3
白い花に赤い花弁が混じる輪もある。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/640秒 140mm ISO100 ) 露出補正 なし
018_220312068tm X800 ◎保土ヶ谷公園 メジロ 思いのまま Z50 18-140.jpg 18.「思いのまま」にメジロ -1
「思いのまま」を眺めていたら、そこへメジロがやってきた。どの花の蜜を吸おうかと狙いを定めているようだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/1000秒 140mm ISO100 ) 露出補正 なし
019_220312078tm 〇保土ヶ谷公園 メジロ 思いのまま Z50 18-140.jpg 19.「思いのまま」にメジロ -2
目移りをしているようで、枝から枝へ移動する。翔ぶのではなく跳ぶように動く。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/800秒 140mm ISO100 ) 露出補正 なし
020_220312084tm X800 〇保土ヶ谷公園 メジロ 思いのまま Z50 18-140.jpg 20.「思いのまま」にメジロ -3
このメジロは、5分くらい「おもいのまま」のあちらこちらの花を飛び回って去って行った。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/640秒 140mm ISO100 ) 露出補正 なし
021_220312085 X800 保土ヶ谷公園 ラッパズイセン Z50 18-140.jpg 21.ラッパスイセン
お昼になった。バス通りの下を抜ける地下道を通って、噴水広場へ出た。正面に「かながわアートホール」という、神奈川フィルハーモニー管弦楽団の公開リハーサルや主催イベントなど にも使用される、芸術、音楽活動の練習、発表の場としてホールやスタジオがある。その建物の中にレストランがある。公園を歩いてきて、ビールを一杯飲みたくなると同時に、何か食べたくなったので中へ入った。ランチを終えて外に出たら、鮮やかな黄色のラッパスイセンの花が目に入った。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 18mm ISO110 ) 露出補正 なし
022_220312099tm X800 〇峰岡公園 Z50 18-140.jpg 22.キタテハ -3
家の近くまで帰ってきた。昨秋、クロマダラソテツシジミが楽しませてくれた、小さな公園にもキタテハが飛んでいた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/640秒 140mm ISO110 ) 露出補正 なし


2022年3月22日

見ごろの河津桜 保土ヶ谷公園 3月11日

3月8日は雨が降る肌寒い日だった。9日は雨上がりの好天で、気温も上がりそうである。昨年アキレス腱を切ってしまい、痛みは無くなっているのだが、まだ、杖を頼りに歩いているかみさんをマイカーに乗せて久しぶりに「大池こども自然公園」へ行ってきた。
 その時は暖かいと感じる日だったが、まだまだ気温は12.5℃とチョウが飛び出す15℃には達していなi。
 翌々日の3月11日、晴れて気温が上がると報じていた天気予報の通り、暖かい日となった。例年より2、3週間は開花が遅れているという河津桜の様子を見に、保土ヶ谷公園へいく。
 期待どおり、下池から上池への池端に植えられた4~5本のカワヅザクラは見ごろを迎えていた。いろいろと構図を変えて撮って行った。
 河津桜を撮った後、梅林へ向かう。2月28日に来たときは、遅咲きの花はほとんど咲いておらず、「思いのまま」も咲き分けが見られなかったが、開花が進むとともに咲き分けが見られるようになっていた。

000_220311040 X700 〇保土ヶ谷公園 河津桜 Z50 18-140.jpg
ほぼ満開の河津桜 3月11日 横浜市 県立保土ヶ谷公園

001_220311002 X800 保土ヶ谷公園 トサミズキ Z50 18-140.jpg   1.トサミズキ(トサミズキ)
明神台のバス停から公園に入る道端にはトサミズキが咲き始めてた。トサミズキは高知県の蛇紋岩地帯や石灰岩地帯などに生育する落葉低木で、名前のようにミズキの仲間に似ているが、実はマンサク科だそうだ。早春に葉の展開に先立って、穂状の花序を出し、春の到来を告げる。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/640秒 93mm ISO100 ) 露出補正 なし
002_220311004 X800 保土ヶ谷公園 Z50 18-140.jpg 2.ヤブツバキ(薮椿)
花期は12月~3月。花の色は基本的には赤で、花径5~8センチくらいの筒状の5弁花を咲かせる。濃い緑色で艶がある葉に、真っ赤な花弁と黄色く見える雄しべが鮮やかだ。一般的に椿(ツバキ)と呼ばれ、園芸品種の基本種となっている。 花の咲き方などに変異が多い。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO640 ) 露出補正 なし
003_220311026 X800 ◎保土ヶ谷公園 河津桜 Z50 18-140.jpg 3.カワヅザクラ(河津桜)
 -1 今年は2~3週間開花が遅れたというが、ここ数日の暖かさで一斉に開花したようだ。見ごろである。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f5.6 1/500秒 53mm ISO110 ) 露出補正 なし
004_220311013 X800 〇保土ヶ谷公園 河津桜 Z50 18-140.jpg 4.カワヅザクラ -2
カワヅザクラは2月上旬から開花しはじめる早咲きの桜。カワヅザクラは1955年に伊豆の河津町で発見された。伊豆の温暖な気候と早咲きの特色を生かし、約1ヶ月を経て満開になるという。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f4.5 1/500秒 39mm ISO100 ) 露出補正 なし
005_220311016 X800 〇保土ヶ谷公園 河津桜 Z50 18-140.jpg 5.カワヅザクラ -3
日本固有種のオオシマザクラ とカンヒザクラ の自然交雑から生まれた日本原産の栽培品種のサクラだそうだ。 オオシマザクラ由来の大輪の花と、カンヒザクラ由来の紫紅の花弁の色と早咲きが大きな特徴である。f11まで絞ってみたが、焦点距離が70mmであは背景はボケてしまう。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
絞り優先オートで撮影  ( f11 1/500秒 73mm ISO1000 ) 露出補正 なし
006_220311020 X800 ◎保土ヶ谷公園 河津桜 Z50 18-140.jpg 6.カワヅザクラ -4
wikipediaによると「野生では花粉の媒介者となる虫の活動が始まる春よりも大幅に早く咲くと子孫を残せないため、本州の野生種のサクラには寒い時期に咲かない仕組みがあるが、カワヅザクラは本来は本州に自生しないカンヒザクラが交雑することによって花期が早まったと考えられている。極端な早咲きは野生では淘汰される不利な特質だが、カワヅザクラのような栽培品種ではその珍しい特質と花の特徴がむしろ好まれて接ぎ木などで増殖されている。」という興味ある記述があった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 44mm ISO100 ) 露出補正 なし
007_220311022 X800 〇保土ヶ谷公園 河津桜 Z50 18-140.jpg 7.カワヅザクラ -5
株によっては、葉が目立つようになってきている。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO125 ) 露出補正 なし
008_220311029 X800 〇保土ヶ谷公園 河津桜 Z50 18-140.jpg 8.カワヅザクラ -6
手前の枝の花にピントを合わせ、下池へと流れるせせらぎを入れてみた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f5 1/500秒 50mm ISO110 ) 露出補正 なしヅザジュラ
009_220311037 X800 〇保土ヶ谷公園 河津桜 Z50 18-140.jpg 9.カワヅザクラ -7
カワヅザクラは、上池から下池へ流れるせせらぎに沿って、その両側に植えられている。最小絞りに絞って撮ると背景も見られた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
絞り優先オートで撮影  ( f11 1/500秒 18mm ISO640 ) 露出補正 なし
010_220311040 X800 〇保土ヶ谷公園 河津桜 Z50 18-140.jpg 10.カワヅザクラ -8
このショットもf11にして撮る。背景の重なりが撮れた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
絞り優先オートで撮影  ( f11 1/500秒 46mm ISO400 ) 露出補正 なし
011_220311046 X800 〇保土ヶ谷公園 河津桜 Z50 18-140.jpg 11.カワヅザクラ -9
同じく、上池を背にして、下池から桜丘高校の通学路の方を撮った。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
絞り優先オートで撮影  ( f11 1/500秒 70mm ISO560 ) 露出補正 なし
012_220311051 X800 〇保土ヶ谷公園 ロウバイ Z50 18-140.jpg 12.ロウバイ(蝋梅)
  2月28日に来た時に、咲き始めていた上池のロウバイは、そろそろ終わりになってきていた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/640秒 69mm ISO100 ) 露出補正 なし
013_220311055 X800 〇保土ヶ谷公園 サンシュウユ Z50 18-140.jpg 13.サンシュユ(山茱萸) -1
ロウバイの木の傍に、もう1本黄色い花を咲かせている木があった。サンシュユだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
絞り優先オートで撮影  ( f11 1/500秒 41mm ISO450 ) 露出補正 なし
014_220311054 X800 〇保土ヶ谷公園 サンシュウユ Z50 18-140.jpg 14.サンシュユ -1
wikipediaによれば、サンシュユも、ミズキ科ミズキ属の落葉小高木。中国原産で、春先に葉が出る前に黄色い花を咲かせ、秋にグミに似た赤い実をつけるという。日本名の別名ハルコガネバナ(春黄金花)は、早春、葉がつく前に木一面に黄色の花をつけることからついた呼び名で、日本植物学者の牧野富太郎が山茱萸に対する呼び名として提唱したものだそうだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
絞り優先オートで撮影  ( f11 1/500秒 140mm ISO400 ) 露出補正 なし
015_220311060 X800 〇保土ヶ谷公園 ちぇにスコートから Z50 18-140.jpg 15.カワヅザクラが咲く道 -1
賑わい広場から右へ上がり、戻るようにテニスコートのわき道を歩き、上池から下池へのせせらぎを眺める。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f5.6 1/500秒 92mm ISO200 ) 露出補正 なし
016_220311064 X800 〇保土ヶ谷公園 Z50 18-140.jpg 16.カワヅザクラが咲く道 -2
幼稚園の子供たちが、花見に連れて来られていた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f5.6 1/500秒 104mm ISO125 ) 露出補正 なし
017_220311071 X800 〇保土ヶ谷公園 水野さんたち Z50 18-140.jpg 17.カワヅザクラが咲く道 -3
近くにある老人ホームの入居者の方々が、車椅子でお花見をされていた。今日は最高の御日和である。カワズザクラをバックに写真を撮っていた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f5.6 1/500秒 91mm ISO125 ) 露出補正 なし


2021年3月16日

まだ2月なのに20℃越え 保土ヶ谷公園 2月21日

2月21日、東京、横浜では20度を超えるのではないかとの予報だった。日曜日だし人が沢山出ているだろうなと思いつつ、チョウの姿を求めて、再び保土ヶ谷公園へ出かけた。
 先週の日曜日も暖かく、キタテハ、キタキチョウが飛んでいたが、この日は、個体数がはるかに多かった。ルリタテハが飛んできて私の左手の甲に止まった。右手に持ったRX10M4で撮ろうとしたところ、逃げられてしまった。カワズザクラは八分咲きくらいだろうか?やっとユキヤナギが咲き始めた。早咲きのウメは花が落ちている。歩くと汗ばむ。

1.キタテハ
多くのキタテハが活発に飛び回っていた。なかなか敏捷で近寄ると飛び立ってしまう。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
210221007_001 保土ヶ谷公園 20度 RX10M4.jpg
2.上池から下池へのせせらぎ
せせらぎの水は澄んでいる。ほんの数本のカワヅザクラの木が植えられたのは4~5年前だったと思う。カワヅザクラにチョウが来たのは見たことがない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 14mm ISO100 ) 露出補正 なし
210221028_002 保土ヶ谷公園 20度 RX10M4.jpg
3.ユキヤナギ
やっとユキヤナギが咲き始めた。ユキヤナギは、この辺りには分布しないがホシミスジの食草である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 14mm ISO100 ) 露出補正 なし
210221021_003 保土ヶ谷公園 20度 ユキヤナギ RX10M4.jpg
4.カワヅザクラ
ほぼ満開である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 56mm ISO100 ) 露出補正 なし
210221016_004 保土ヶ谷公園 20度 RX10M4.jpg
5.早咲きと遅咲き
梅園へ来た。毎年今頃は梅まつりが行われるのだが、今年は中止になった。それでもウメを見に来ている人は多い。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 32mm ISO100 ) 露出補正 なし
210221029_005 保土ヶ谷公園 20度 梅園 RX10M4.jpg
6.鹿児島紅一輪
開ききった鹿児島紅が、ポツンと一輪咲いていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 21mm ISO100 ) 露出補正 なし
210221034_006 保土ヶ谷公園 20度 梅園 RX10M4.jpg
7.緑萼春日野
緑萼春日野は白い八重の花を付けるが、その緑色の萼が見える。  

  SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
210221043_007 〇保土ヶ谷公園 20度 梅園 RX10M4.jpg
8.思いのまま
思いのままもピンクの花と白い花が仲良く満開だ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 87mm ISO100 ) 露出補正 なし
210221046_008 保土ヶ谷公園 20度 梅園 RX10M4.jpg
9.この鳥は?
バス停近くのウメに来ていた野鳥だが種名が判らない。モズかと思ったがちょっと違うようだ。  

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 201mm ISO100 ) 露出補正 なし
210221052_009 保土ヶ谷公園 20度 RX10M4.jpg
10.キタキチョウ
菜の花にキタキチョウが来ていた。この日もキタテハとキタキチョウだけしか会えなかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
210221060_010 〇保土ヶ谷公園 20度 RX10M4.jpg


キタテハ,キタキチョウ,鹿児島紅,思いのまま,緑萼春日野,カワヅザクラ,ユキザクラ,保土ヶ谷公園

2021年3月 8日

保土ヶ谷公園 今年初めてチョウが飛ぶ 2月14日

この日、天気予報によれば17℃まで気温が上がるという。10時頃までは曇っていたが、11時前には陽が差すようになった。
 余談になるが、「陽が差す」はこのほかにも、「日が差す」、「日が射す」、「陽が射す」とも書く。どれが正しいのか? 使い分けはあるのだろうか? と疑問を持った。わたくしは 「陽」は明るく暖かい太陽の光を感じる。「射す」は強い印象を受けるが、「差す」は降りそそぐという感じだ。どれも使われるようだが、書く人によって、イメージや感じ方が異なるだろう。この場面では「陽が差す」を選択する。  11時半ごろ家を出た。保土ヶ谷公園に付く頃は、すっかり晴れて気温も上がってきた。これなら越冬していたチョウたちが飛び出すのではないかと期待が持てる。また、前回2月9日に行ったときは梅園のウメは早咲きの八重寒紅などが見ごろであったが、この日は遅咲きの品種も咲き始めていると思う。
 日曜日なので、子供連れの若いご夫婦も来ていた。梅園では、お昼のお弁当を食べている家族連れも多い。

保土ヶ谷公園地図.jpg
保土ヶ谷公園案内図 神奈川県立保土ケ谷公園ホームページより

1.辻広場から下池、上池を望む
明神台バス停から、ミニ運動広場へ下りて、辻広場から下池、上池のある遊歩道を眺める。幼い子を連れたお母さん、年配のご夫婦、犬の散歩、家族連れの人たちの姿があった。暖かい陽が差している。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 23mm ISO125 ) 露出補正 なし
001_210214005 保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg
2.キタキチョウ
今年初めて見るチョウはキタキチョウだった。破損のないきれいな個体だったが、昨秋遅くに羽化した個体であろう。  

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 198mm ISO100 ) 露出補正 なし
002_210214011 X800 〇保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg
3、キタテハ -1
キタテハも何頭か飛んでいた。もちろん秋型の越冬個体である。チョウは15度を超えると飛び出すというが、まさに今日はその日だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
003_210214018 X800 〇保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg
4.キタテハ -2
広角側で周囲の様子を入れて撮った。枯葉が落ちた地面に止まるので写真にしにくいが、背景を入れることで見られるようになる。

  SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
004_210214031 X800 〇保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg
5.カワヅザクラ -1
下池と上池の間にあるカワヅザクラは、5日前には数輪しか咲いていなかった。三分咲きほどになってきている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 16mm ISO100 ) 露出補正 なし
005_210214039 X800 〇保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg
6.カワヅザクラ -2
青空をバックに開いた花びらが清楚だ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 15mm ISO100 ) 露出補正 なし
006_210214041 X800 〇保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg
7.カワヅザクラ -3
上池から下池へ流れるせせらぎで子供たちが遊ぶ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 15mm ISO100 ) 露出補正 なし
007_210214045 X800 〇保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg
8.カワヅザクラ -4
この日は日曜日でもあり、暖かい陽光が差し、多くの人たちが散策を楽しんでいた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f8 1/500秒 14mm ISO250 ) 露出補正 なし
008_210214050 X800 〇保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg
9.カワヅザクラ -5
年配のご夫婦がまだ咲き揃わないカワヅザクラを見上げておられた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 31mm ISO125 ) 露出補正 なし
009_210214052 X800 〇保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg
10.枝にぶら下がるメジロ
上池の先から右に折れて、戻るように一段高いところにあるテニスコートの脇を梅園へと歩く。右側に白い花の咲くウメの木があり、そこにメジロが来ていた。枝にぶら下がって懸垂をしているような仕草が可愛い。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 203mm ISO100 ) 露出補正 なし
010_210214056 保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg
11.梅園
梅園には多くの人が来ていた。シートを敷いて座ってお弁当を食べる人たちや、写真を撮る人たちでにぎわっている。5日前と比べると、ウメの花も多く咲いている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 39mm ISO125 ) 露出補正 なし
011_210214058 X800 〇保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg
12.「八重野梅」(ヤエヤバイ)
どちらかというと早咲きの園芸品種だそうだ。びっしりと八重の白い花を付けていた。まだ蕾も残っている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 39mm ISO125 ) 露出補正 なし
012_210214067 X800 〇保土ヶ谷公園 八重野梅 RX10M4.jpg
13.「桜鏡」(サクラカガミ)
比較的遅咲きの品種である。葉の展開に先立って花を咲かせる。豊後系、豊後性の淡い紅色をした八重咲きの大輪(花径30~40mm)である。内側と外側の花弁が同じ大きさである。幹の股から小さな枝が伸び花を咲かせている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 45mm ISO100 ) 露出補正 なし
013_210214072 X800 〇保土ヶ谷公園 桜鏡 RX10M4.jpg
14.「大湊」(オオミナト) 豊後性の一重で、花の色は淡紅色だ。 花の大きさは 3.5cm 程度の 大輪である。 見ごろは2月上旬~2月下旬といから、今まさに見ごろである。    

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 160mm ISO100 ) 露出補正 なし
014_210214076 X800 〇保土ヶ谷公園 大湊 RX10M4.jpg
15.「幾夜の寝覚」(イクヨノネザメ) -1
花図鑑によれば、「幾夜寝覚(イクヨネザメ)は栽培品種である。樹高は3mから6mくらいである。葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。開花時期は3月から4月であり、比較的遅咲きの品種である。緋梅系、紅梅性の淡い紅色をした八重咲きの大輪(花径30~40mm)である。花弁は大きく波打ち、雄しべの数が多い」とされている。しかし、八重ではなく一重のように見えた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
015_210214081 X800 〇保土ヶ谷公園 幾夜の寝覚 RX10M4.jpg
16.「幾夜の寝覚」(イクヨノネザメ) -2
前記花図鑑では八重となっていたが、八重ではなく一重のように見えた。幹には「幾夜の寝覚」の札が架かっていたのだが、見間違えたのだろうか。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 201mm ISO100 ) 露出補正 なし
016_210214082 X800 〇保土ヶ谷公園 幾夜の寝覚 RX10M4.jpg
17.「白加賀」(シロカガ) -1
花図鑑によれば、樹高は3mから6mくらいである。葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。開花時期は2月から3月である。葉の展開に先立って花を咲かせる。野梅系、野梅性の白い一重咲きの中輪(花径20mm~25mm)である。江戸時代から「加賀白梅」と呼ばれて親しまれてきた。品種名は神奈川県の旧白加賀村で発見されたことに由来する。関東地方を中心に、梅干用や梅酒用として栽培されてきたが、観賞用ともされる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1000秒 210mm ISO100 ) 露出補正 なし
017_210214088 X800 〇保土ヶ谷公園 白加賀 RX10M4.jpg
18.「白加賀」(シロカガ) -2
花期は2月~3月だそうだが、遅咲きの品種なのだろう。まだ蕾が沢山付いている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 11mm ISO100 ) 露出補正 なし
018_210214096 X800 保土ヶ谷公園 白加賀 RX10M4.jpg
19.「緑萼春日野」(リョクガクカスガノ) -1
単に萼(ガク)や枝が緑色の品種だと思っていたが、緑の萼は、僭性遺伝(劣性遺伝)するのだが、「緑萼春日野」は、「春日野」の枝変わりだという。全部緑になるのは僅かだそうだ。「春日野」という品種は野梅系、野梅性の八重咲きの中輪(20mm~25mm)で、花の色は白と桃色に咲き分け、絞りになるものもあるという。ここの「緑萼春日野」という札のかかった木の花は青白い。「緑萼」とい品種もある。これは難しい。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 55mm ISO100 ) 露出補正 なし
019_210214099 X800 〇保土ヶ谷公園 緑萼春日野 RX10M4.jpg
20.「緑萼春日野」(リョクガクカスガノ) -2
暖かい春の日の長閑な風景を感じる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 11mm ISO100 ) 露出補正 なし
020_210214101 X800 保土ヶ谷公園 緑萼春日野 RX10M4.jpg
21.「思いのまま」(オモイノママ) -1
5日前に見たときはまだ白い花しか咲いていなかった。 野梅系のどちらかというと遅咲き品種だそうだ。別名を輪違い(リンチガイ)といい、1つの枝に、白、淡い紅色、紅色、絞りの花がつく。八重咲きの中輪(20mm~25mm)である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 183mm ISO100 ) 露出補正 なし
021_210214106 X800 〇保土ヶ谷公園 思いのまま RX10M4.jpg
22.「思いのまま」(オモイノママ) -2
樹高は5mくらいあり、比較的高い。ほぼ満開で今が見頃のようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 55mm ISO100 ) 露出補正 なし
022_210214108 X800 〇保土ヶ谷公園 思いのまま RX10M4.jpg
23.「緑萼春日野」と「鹿児島紅」
青白い感じのする「緑萼春日野」と深紅の「鹿児島紅」の対比。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 25mm ISO100 ) 露出補正 なし
023_210214117 X800 〇保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg
24.「鹿児島紅」と「思いのまま」
青空に深紅と淡い紅色、そして白。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 42mm ISO100 ) 露出補正 なし
024_210214120 X800 〇保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg
25.「思いのまま」(オモイノママ) -3
「思いのまま」は梅園の外にもあった。  

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 37mm ISO100 ) 露出補正 なし
025_210214127 X800 〇保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg
26.メジロ -1
明神台バス停の近くにウメの木が数本あり、白い花が満開になっていた。そこに4~5羽ほどのメジロが来ていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 143mm ISO100 ) 露出補正 なし
026_210214143 X800 〇保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg
27.メジロ -2
メジロは様々な姿勢で楽しませてくれる。この姿も良い。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 143mm ISO100 ) 露出補正 なし
027_210214155m X800 〇保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg
28.メジロ -3
目の周りの、刺繍で縫い付けられたような光沢のある白い環は何なのだろうか。メジロは社会性の強い鳥で、繁殖期以外は常に群れをつくって行動をする。 常緑樹林のような薄暗い環境で、あのように目のまわりがくっきりと白いというのは、仲間を見分けるために進化したと推測されている。この環は白い羽毛で覆われているのだ。 黄緑の体をしていて目のまわりが白いメジロの仲間は、世界に80種類ぐらいという。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
028_210214166 X800 ◎保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg
29.メジロ -4
ウメの花の蜜を吸う。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 164mm ISO100 ) 露出補正 なし
029_210214176 X800 ◎保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg
30.メジロ -5
春はウメの花でメジロに楽しませてもらっている。これからはサクラだ。まだまだ楽しませてくれるに違いない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
030_210214188 X800 〇保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg


2021年3月 4日

保土ヶ谷公園 春の訪れ 2月9日

ひと月ほど前のことになる。
 朝から晴れて裾まで雪に覆われた富士山がくっきりと姿を見せていたこの日は北風が吹き、この冬のピークの寒さだった。
 しかし、10時を過ぎるころ、風もおさまり、暖かくなってきた。保土ヶ谷公園のウメの様子をネットで調べてみると、早咲きのウメが見ごろという。それではと、バスに乗って保土ヶ谷公園へ出かけた。バスを降りたところのウメの木も白い花をいっぱい付けていた。下池、上池の方へ下りていくと、カワズザクラが咲き始め、ロウバイも咲いている。
 ボールを打つ音と、賑やかな声が交差するテニスコート脇を通って、梅園へ行くと、確かに早咲きのウメが見ごろになっていた。白梅も紅梅もある。メジロが来ないかと、うろうろしていると、段々と人の数が増えてきた。毎年、2月の第3週の土曜日に梅まつりが行われるが、今年はコロナのため中止だそうだ。止むをえまい。その梅まつりの頃には早咲きと遅咲きが入れ替わりの時季となり見ごろを迎えという。
 小一時間もその場にいなかったが、帰りは何時もの通り徒歩で下る。バス停の前の白いウメが咲いていたところに、メジロが2~3羽来ていて、しばらく楽しませてくれた。

1.ヒヨドリ
下池を歩いていると何羽かの野鳥が飛んできて、近くの大きな木の幹の窪みに止まった。1羽だけ、しばらくそこにいたので、カメラを向けた。私の目では眼鏡をかけていても、確認できない。ひょっとして何か見たことのない種かもしれないという期待を抱いて、シャッターを切った。自宅に戻って、画像を確認したところヒヨドリだった。繁殖期は5〜9月だそうで、つがいになって木の枝の上に10〜20cmほどのお椀型の巣を作るというが、巣作りではなかったようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 164mm ISO100 ) 露出補正 なし
001_210209008 X800 保土ヶ谷公園 ヒヨドリ RX10M4.jpg
2.シジュウカラ -1
この頃、シジュウカラを良く見かける。類的にはスズメの仲間(スズメ目)に分類される小鳥で、ヤマガラと同じシジュウカラ科である。漢字では四十雀と書くが、たくさん群れることから四十(たくさん群れる) 雀(小鳥) になったとされているそうだ。主食は昆虫で、ドイツでの調査によると1羽が1年間に食べる虫の量をガの幼虫に換算すると12万5000匹にもなるそうだ。チョウの幼虫も食べられているのだろう。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 210mm ISO160 ) 露出補正 なし
002_210209020 X800 ◎保土ヶ谷公園 シジュウカラ RX10M4.jpg
3.カワヅザクラ 下池と上池の間に数本植えられているカワヅザクラが咲き始めていた。ピントが合う範囲を広くしようと、f16に絞り込んで撮ってみた。ちょっと解像力が落ちるような気がする。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f16 1/500秒 mm ISO1250 ) 露出補正 なし
003_210209022 X800 保土ヶ谷公園 カワヅザクラ RX10M4.jpg
4.シジュウカラ -2
食餌となる虫を探しているのだろうか。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f4 1/640秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
004_210209029 X800 保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg
5.ロウバイ
1本だけだが、ロウバイがあり、花を咲かせていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f16 1/500秒 22mm ISO1250 ) 露出補正 なし
005_210209034 X800 〇保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg
6.白梅
テニスコートの脇を通って梅園へいく。その途中にも白いウメが咲いていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f16 1/500秒 53mm ISO2500 ) 露出補正 なし
006_210209038 X800 〇保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg
7.「別角晩水」
ピンクの早咲きのウメである。木には「別角晩水」という札が掛けられていた。wikipediaによれば、「梅には500種以上の品種があるといわれている。近縁のアンズ、スモモと複雑に交雑しているため、主に花梅について園芸上は諸説の分類がある。実梅も同じ種であるので同様に分類できる。梅は、野梅系、緋梅(紅梅)系、豊後系に大きく3系統に分類できる。」とある。保土ヶ谷公園の梅園には40種以上の品種があるそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f16 1/500秒 22mm ISO1250 ) 露出補正 なし
007_210209042 X800 〇保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg
8.花を撮る
望遠側にズームして、背景をぼかして撮った。清楚な白い花だったが品種名はわからない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f4 1/1000秒 175mm ISO100 ) 露出補正 なし
008_210209050 X800 〇保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg
9.「幾夜の寝覚」
蕾がいっぱいに付いている。まだまだこれからだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f16 1/500秒 29mm ISO1000 ) 露出補正 なし
009_210209058 X800 〇保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg
10.「無類絞り」
印象深い品種名である。 江戸時代に、「他に類のない絞り」という意味の最高の褒め言葉を、品種名としてつけられた花梅(花を観賞する梅)だそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f4 1/500秒 43mm ISO125 ) 露出補正 なし
010_210209061 X800 〇保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg
11.「緑萼春日野」
野梅系、青軸性で花は白い中輪の八重咲である。花びらの外側が緑色なので、蕾の時は緑色に見える。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f4 1/640秒 117mm ISO100 ) 露出補正 なし
011_210209064 X800 保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg
12.「紅梅」
この木に付けられていた札を見ると「紅梅」となっていた。私たちは白梅と紅梅と大雑把な言い方をしているが、「紅梅」という品種名だとするとわかり難い。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f4 1/640秒 38mm ISO100 ) 露出補正 なし
012_210209066 X800 〇保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg
13.白梅と紅梅 -1
白い花が咲く木と、紅い花が咲く木が混ざり、重なり合って見え、撮りたいと思わせる。f16に絞ると両者がもう少しシャープに撮れるかと思ったが。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f16 1/500秒 78mm ISO1250 ) 露出補正 なし
013_210209071 X800 〇保土ヶ谷公園 f16 RX10M4.jpg
14.白梅と紅梅 -2
絞って撮った効果が少し出ている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f16 1/500秒 78mm ISO800 ) 露出補正 なし
014_210209074 X800 〇保土ヶ谷公園 f16 RX10M4.jpg
15、 白梅と紅梅 -3
紅梅は「八重寒紅」。野梅系の早咲きの紅梅を代表するような八重咲きの花である。白梅のほうは木に掛けられた品種名が書かれた札を探したが、無かった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f16 1/500秒 32mm ISO2000 ) 露出補正 なし
015_210209077 X800 〇保土ヶ谷公園 f16 RX10M4.jpg
16. 白梅と紅梅 -4
「八重寒紅」も背後の白梅も見頃である。バックは青い空が似合う。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f16 1/500秒 73mm ISO1250 ) 露出補正 なし
016_210209078 X800 〇保土ヶ谷公園 f16 RX10M4.jpg
17.「鹿児島紅」 -1
「鹿児島紅」は緋梅系で、濃紅色の八重咲きの代表的品種で印象的である。まだ蕾が多いこのころが、咲いている花も新鮮で見ごろと思う。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f16 1/500秒 46mm ISO1600 ) 露出補正 なし
017_210209079 X800 〇保土ヶ谷公園 鹿児島紅 f16 RX10M4.jpg
18.「八重寒紅」 -2
梅林にはベンチが設けられている。この日は天気は良かったが、ちょっと寒かった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f16 1/500秒 23mm ISO2000 ) 露出補正 なし
018_210209085 X800 〇保土ヶ谷公園 f16 RX10M4.jpg
19.「鹿児島紅」と「八重寒紅」
背景になった 「八重寒紅」との色の重なりが旨く撮れたと思う。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels 絞り優先オートで撮影 ( f4 1/640秒 41mm ISO100 ) 露出補正 なし
019_210209087 X800 〇保土ヶ谷公園 f4 RX10M4.jpg
20.「思いのまま」
この品種は1本の木で紅と白の花が咲く。野梅系のどちらかというと遅咲き品種で、別名「輪違い(りんちがい)」という。中輪の八重咲きで、紅と白、絞りなどを1本で咲き分ける。まだ、白い花しか咲いていないが、あと数日すると紅い花が咲き始める。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f4 1/500秒 20mm ISO100 ) 露出補正 なし
020_210209090 X800 保土ヶ谷公園 思いのまま RX10M4.jpg
21.メジロ -1
梅にウグイスというのは、実は誤りで正しくは梅にメジロだという話を聞いたことがある。前にもこのブログで書いたと記憶する。ウグイスはいわゆるウグイス色でもっと地味な色であり、メジロの方が、若草色で腹が白く、何よりも目にインパクトがある。食性は雑食だが、花の蜜や果汁を好む。花の蜜を大変好むため花期に合わせて行動し、春には好物の花の蜜を求めて南から北へと移動するものもいる。特にこの季節はウメの花に群がる様子がよく観察され、ソメイヨシノが開花する頃はその花に集まる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 215mm ISO100 ) 露出補正 なし
021_210209098 X800 〇保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg
22.メジロ -2
連写で様々な姿勢を獲る。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1000秒 215mm ISO100 ) 露出補正 なし
022_210209107 X800 ◎保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg
23.メジロ -3
花芯に小さなくちばしを突っ込み吸蜜している。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
023_210209111 X800 〇保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg
24.ジュウガツザクラ
法性寺の鐘楼のそばに1本のジュウガツザクラの木がある。開花時期は10月から4月にかけて、冬の間も断続的に小さな花を咲かせる。秋から冬の間は花の数は少ない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 219mm ISO1250 ) 露出補正 なし
024_210209114 X800 法性寺 十月桜 RX10M4.jpg
25.白梅の古木
法性寺の塀越しに本堂の屋根と鐘楼の屋根を背景に白い花が咲く梅の古木がある。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 19mm ISO100 ) 露出補正 なし
025_210209116 X800 〇法性寺 梅古木 RX10M4.jpg


2020年3月 7日

春は本番 ! 保土ヶ谷公園 3月3日

「舞岡公園の自然」というブログを拝見していたら、3月1日にモンシロチョウが飛んでいたという記録があった。早い出現と思う。
 COVID-19 の感染拡大を抑えるため、昨日から学校が休みになったのを始め、大勢の人が集まるイベントの開催や立食パーティー、閉ざされた会場での飲み会などの集まりの自粛要請があり、私が参加を予定していたイベントや、旅行、懇親会、飲み会、ゴルフなどが次から次と中止の連絡がとどいた。とりわけ2月27日から3月1日に横浜で開催が予定されていた「CP+ 2020」(カメラと映像のワールドプレミアショウ)の中止は自粛要請が出る前の2月14日に決定された。
 3月3日は暖かな春の日なるという。公園など風通しのよい広いところは、新型コロナウィルス感染も心配ないということで、保土ヶ谷公園へ行ってきた。バスには乗らないで往復歩いたが、汗ばむほどの暖かさだ。
 梅園のウメはもう終わりになっていたが、カワヅザクラは満開で、トサミズキも咲き始めた。道端にはタンポポやオオイヌノフグリなども咲いている。
 気温も17度くらいまで上がるというので、今日こそはチョウも飛ぶだろうと思っていたが、期待どおり、越冬していたキタテハの秋型やキタキチョウが姿を見せてくれた。

1.保土ヶ谷公園 イチョウ並木
ここは横浜新道の星川入り口の近くだ。最近保土ヶ谷公園へ来るときは、往きはバスに乗ってくるのだが、この日は歩いていくことにした。ここからイチョウ並木のわきを公園に向って坂を上がっていく。左側がバス通りだ。

Nikon D5000 SIGMA 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
プログラムオートで撮影  (f4.5 1/500秒 24mm ISO200) 露出補正 なし
200303_001.jpg
2.スイセン
先日法性寺へ下る途中で見たニホンスイセンに比べると、花は大きく、その白い花弁の幅が細いようだ。イチョウ並木を上がっていく途中の花壇に植えられていた。

Nikon D5000 SIGMA 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
プログラムオートで撮影  (f9 1/500秒 38mm ISO200) 露出補正 なし
200303_002.jpg
3.アセビ
漢字で馬酔木と書く。「馬」が葉を食べれば毒に当たり、「酔」うが如くにふらつくようになる「木」というところから付いた名前だという。

Nikon D5000 SIGMA 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
プログラムオートで撮影  (f7.1 1/800秒 66mm ISO200) 露出補正 なし
200303_003.jpg
4.トサミズキ
春は黄色い花を咲かせる木が多い。ロウバイにはじまり、マンサク、サンシュユはそろそろ咲き終える。低木には、ミツマタ、ヒイラギナンテンが咲いているし、レンギョウももうすぐだ。  

Nikon D5000 SIGMA 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
プログラムオートで撮影  (f6.3 1/1600秒 300mm ISO200) 露出補正 なし
200303_004.jpg
5.ヤブツバキ
ツバキには大きく分けて3種類あるという。これはツバキで、学名 Camellia japonica、ツバキ科ツバキ属だ。別名をヤブツバキという。開花時期は10月~3月だ。カンツバキ(寒椿)というのは、 学名はCamellia sasanquaで おしべは筒状にならず、香りが強いという。もう一つナツツバキ(夏椿)というのがあって、学名は Stewartia pseudocamellia でこれはツバキ科ナツツバキ属だそうだ。ナツツバキの  開花時期は、梅雨の6月~7月だそうだ。

Nikon D5000 SIGMA 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
プログラムオートで撮影  (f6.3 1/640秒 102mm ISO200) 露出補正 なし
200303_005.jpg  
6.ウンナンオウバイ
バス通りを渡って、上池の方に下りていく途中にこんな花が咲いていた。山吹かなと思ったが、少し違うようだ。帰宅してネットで検索し、どうやらウンナンオウバイであると同定した。よく似たオウバイより花が大きいとか。別名オウバイモドキともいう。

Nikon D5000 SIGMA 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
プログラムオートで撮影  (f6.3 1/640秒 300mm ISO200) 露出補正 なし
200303_006.jpg
7.セイヨウタンポポ
ヨーロッパ原産の帰化植物で環境省指定要注意外来生物である。日本の侵略的外来種ワースト100に選定されているそうだ。写真では花に隠れて見えないが、カントウタンポポなど日本在来種のタンポポは、花の下の総苞片が閉じているのに対し、セイヨウタンポポは総苞片が反り返っている。wikipediaによると、最近になって日本では、セイヨウタンポポを含む外来タンポポと在来タンポポの雑種が発見され、新たな問題として注目されていると伝えられている。

Nikon D5000 SIGMA 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
プログラムオートで撮影  (f6.3 1/800秒 300mm ISO200) 露出補正 なし
200303_007.jpg
8.愛犬の散歩 -1
愛犬を散歩に連れてこられている2人のご夫人が居られた。犬を飼っていらっしゃる方同士が良く話をされているのを見かける。可愛らしい犬だったので「撮らせてください」とお声がけして撮った。飼い主さんも画に入れたかったがリードを伸ばして離れられてしまった。これは日本犬のようだが、日本犬は6種しかいないようだ。その中で白い犬は紀州犬と北海道犬だそうだ。

Nikon D5000 SIGMA 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
プログラムオートで撮影  (f8 1/1000秒 102mm ISO200) 露出補正 なし  
200303_008.jpg
9.愛犬の散歩 -2
もう一人の女性が連れてこられていた小型犬。私は犬種については全く無知である。一応検索してみるとシーズーというのによく似ている。あるいはチベタンテリアか。かわいい顔をしている。

Nikon D5000 SIGMA 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
プログラムオートで撮影  (f9 1/1250秒 102mm ISO200) 露出補正 なし
200303_009.jpg
10.オオイヌノフグリ
足元にこの花が咲いているのを見ると春を実感する。 日本にもともと咲いていた在来種のイヌノフグリがある。イヌノフグリとは犬の陰嚢のことだ。なんとも気の毒な名前が付けられている。イヌノフグリの実の形が、犬の陰嚢に似ているので、植物学者の牧野富太郎さんが名づけたそうだ。明治維新の頃、近縁のオオイヌノフグリが日本に帰化した。在来種のイヌノフグリは駆逐され、今では絶滅危惧種になってしまっている。しかし、このオオイヌノフグリの実の形は犬の陰嚢には似ていない。 単に「在来種イヌノフグリの大型」という意味だ。

Nikon D5000 SIGMA 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
プログラムオートで撮影  (f6.3 1/1000秒 300mm ISO200) 露出補正 なし  
200303_010.jpg
11.赤紫のアセビの花
アケボノアセビ(学名:Pieris japonica f. rosea)という。一方、普通に見る白いアセビは学名: Pieris japonica subsp. japonica という。  

Nikon D5000 SIGMA 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
プログラムオートで撮影  (f4.8 1/500秒 52mm ISO280) 露出補正 なし
200303_011.jpg   
12.カワヅザクラ満開 -1
上池から下池への遊歩道に沿って植えられた数本のカワヅザクラは、2月11日にここに来たときはまだ三分咲き程度だったが、いま満開である。

Nikon D5000 SIGMA 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
プログラムオートで撮影  (f7.1 1/500秒 24mm ISO200) 露出補正 なし
200303_012.jpg
13.カワヅザクラ満開 -2
まだ少し蕾も残っているが密に花を咲かせている。

Nikon D5000 SIGMA 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
プログラムオートで撮影  (f7.1 1/800秒 70mm ISO200) 露出補正 なし
200303_013.jpg
14.フジノピンキー -1
河津桜の傍に、今年もこの可愛い花が咲いていた。周囲にはオリジナルの白いユキヤナギも咲いているが、このピンクのユキヤナギは鮮やかであり、良く目立つ。 

Nikon D5000 SIGMA 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
プログラムオートで撮影  (f8 1/500秒 18mm ISO200) 露出補正 なし
200303_014.jpg
15.フジノピンキー -2
ユキヤナギのフジノピンキーという園芸品種で、赤いつぼみからピンク色がかった白い花が咲く。ユキヤナギのように枝垂れていなくて、まっすぐ上を向いて咲く。ベニバナユキヤナギともいう。  

Nikon D5000 SIGMA 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
プログラムオートで撮影  (f7.1 1/800秒 56mm ISO200) 露出補正 なし  
200303_015.jpg
16.キタテハ 秋型  -1
やっとキタテハを見つけた。今年になってフィールドで撮った初めてのチョウの写真である。

Nikon D5000 SIGMA 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
プログラムオートで撮影  (f5 1/500秒 50mm ISO200) 露出補正 なし
200303_016.jpg
  17.キタテハ 秋型  -2
日当たりの良いところでは数頭のキタテハが飛んでいた。すぐ地面に止まり日向ぼっこをする。この日はこのほかにキタキチョウも数頭目撃したが、なかなか写真を撮らせてくれなかった。

Nikon D5000 SIGMA 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
プログラムオートで撮影  (f6 1/1000秒 185mm ISO200) 露出補正 なし
200303_017.jpg
18.アオサギ
カルガモの住みかになっている上池にアオサギがいた。エサを探している。体がやや小さく見える。幼鳥のようだ。成鳥は 肩羽と胸の羽に飾り羽根が見られ、目の上から後頭部にかけて黒い帯がクッキリ見えるのだそうだがそれは見られない。それから、後頭部に見られる黒く長い冠羽も成鳥の特徴という。 写真のアオサギは目の上から後頭部の黒帯がハッキリしない。ボンヤリ見えるところが幼鳥の特徴だという。 

Nikon D5000 SIGMA 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
プログラムオートで撮影  (f6 1/500秒 195mm ISO320) 露出補正 なし
200303_018.jpg
19.上池と下池の散策路
何時ものように上池の先からテニスコートに上がって、梅園へ向かう。右下に上池から下池への水路のわきに造られたカワヅザクラが咲く散策路が眺められる。写真の右側(西側)が上池で、左側が下池だ。  

Nikon D5000 SIGMA 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
プログラムオートで撮影  (f6.3 1/500秒 38mm ISO200) 露出補正 なし
200303_019.jpg
20.タイワンリス
梅園の周囲の茂みでタイワンリスが果実か花、或いは虫か何か食べ物を探している。時々大きな鳴き声を発する。wikipediaによれば、もともと台湾に生息するリスが、「1935年に伊豆大島から飼育個体が逃げ出して分布を広げ、島内全域に生息するようになった。現在では、日本で一番個体数が多いと推定されている神奈川県の江ノ島では、1951年に伊豆大島から連れてきた54匹のタイワンリスを江ノ島植物園で飼育した。しかし、台風で飼育小屋が壊れたことで逃げ出し、弁天橋を渡って鎌倉市内に入り込んで繁殖するようになったと言われている。また、鎌倉市内の個体については、別荘地で飼われていた個体が逃げ出し野生化したとする説もある。」と記されていた。

Nikon D5000 SIGMA 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
プログラムオートで撮影  (f6.3 1/500秒 280mm ISO3200) 露出補正 なし
200303_020.jpg
21.ムクドリ
最近スズメの数が減っているように感じる一方、ムクドリを多く見るようになった。ムクドリは嫌われているが、なかなか姿の良い鳥である。何かエサを探しているようだが、椋(ムク)の木の実が好きだということから、ムクドリと名づけられたという。しかし、ムクドリは雑食性で、木の実に限らず種子や、果物や虫などいろいろな物を食べる。

Nikon D5000 SIGMA 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
プログラムオートで撮影  (f6.3 1/800秒 280mm ISO200) 露出補正 なし
200303_021.jpg
  22.シジュウカラ
大分離れていたのでシャープに撮れなかった。撮った時はシジュウカラとはわからなかった。

Nikon D5000 SIGMA 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO プログラムオートで撮影  (f6.3 1/640秒 300mm ISO200) 露出補正 なし
200303_022.jpg
23.のどかな梅園
ウメはほとんど終わりになっていたが、今日は日差しが暖かく、お弁当を食べる女性、金髪の小さな姉妹、そして、お茶を飲む中年のご夫婦がベンチに座って、それぞれに 過ごしていた。ここなら新型コロナウィルスに感染する心配はない。 

Nikon D5000 SIGMA 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
プログラムオートで撮影  (f4.2 1/500秒 32mm ISO200) 露出補正 なし
200303_023.jpg
24.コゲラ
バス通りに沿って歩いていると、木の幹にコゲラがいた。これもその時は何という鳥かわからなかった。AFを頼りに連写で何枚かシャッターを切る。英名は "Japanese Pygmy Woodpecker"という。 キツツキなのだ。トリミングしている。舞岡公園では時々見られる。

Nikon D5000 SIGMA 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
プログラムオートで撮影  (f7.1 1/800秒 82mm ISO200) 露出補正 なし
200303_024.jpg


2020年2月27日

チョウ現れず野鳥を探す 舞岡公園 2月23日

新型コロナウィルスのパンデミックが危惧されている。東京を例にとるならば2月23日現在の感染者は29人で都の人口をおおよそ14,000千人とすると、感染している人は、約0.0002%であり、50万人に1人である。罹患する確率は極めて低い。しかし絶対に罹らないとは言いきれない。そう考えると動きが鈍くなる。ましてや今、自分が知らないうちに感染しているとしたら、絶対に人にうつしてはならないなと考える。
 2月23日が天皇誕生日で休日になったのでまた、2月22日、23日、24日と3連休である。22日は風が強かったが、この日、23日は良い天気となった。マイカーで舞岡公園へ出かけてみることにした。
 穏やかな日だったが、気温がイマイチ上がらない。越冬していたチョウたちが飛び出してくるかと思っていたが、姿を見ることはできなかった。

 
1.カワヅザクラ
舞岡公園にはカワヅザクラはないが、駐車場から公園南門に通じる道に、まだ2mくらいの高さにしか育っていない1本のカワヅザクラが花を咲かせていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 41mm ISO100 ) 露出補正 なし
001)200223001 X800 河津桜 RX10M4.jpg
2.ヒイラギナンテンの花
ヒイラギナンテンの黄色い花が咲いていた。ヒイラギナンテンは中国、台湾原産で江戸時代初期に渡来したという。魔除け、厄除けの縁起物だそうだ。実は6月頃には黒紫色になって白い粉を吹き、葉は厚みのある革質で光沢があって、葉縁の荒い鋸歯は鋭い刺状である。葉は冬に赤銅色になる部分があり、紅葉のようになる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 168mm ISO400 ) 露出補正 なし
002)200223004 X800 ヒイラギナンテン RX10M4.jpg
3.冬の谷戸
この時期に舞岡公園に来ることはほとんどなかった。刈り取られた稲が春を待つ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 25mm ISO100 ) 露出補正 なし
003)200223015 X800 舞岡公園 RX10M4.jpg
4.ハンノキ(榛の木)の花と果実
水車小屋の近くに生えているハンノキでは、昨年の10月ころに成熟した果実(右下)と花(蕾?)が同時に見られた。花の房の先に付く雌花はあまり目立たないが、4~5cmほどの棒のような雄花が下がっていた。花はこれから咲くのだろうか。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 117mm ISO100 ) 露出補正 なし
004)200223021 X800 舞岡公園 ハンノキの花房と実 RX10M4.jpg
5.鳥を待つカメラ
水車小屋の近くの野鳥が来そうなところで、三脚が立てられ、望遠レンズやスコープを付けたカメラが並ぶ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 97mm ISO500 ) 露出補正 なし
005)200223024 X800 舞岡公園 RX10M4.jpg
6.アカハラ -1
ほとんど水がなく湿地となった池の前にも、野鳥を狙うカメラマンが大勢いらっしゃった。周囲から聞こえてくる会話やレンズの向く方向を頼りに、私もRX10M4のズームレンズを伸ばしてみる。20mくらい先の窪みに何がが動く。検討を付けてフォーカスをして、シャッターを切った。ファインダーやモニターではその鳥の形態がわからず、種もわからない。周りにいた方々から「アカハラ」という声が聞こえた。画像はトリミングしている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO500 ) 露出補正 なし
006)200223031 X800 △舞岡公園 アカハラ RX10M4.jpg
7.アカハラ -2
アカハラは同じところを行ったり来たりしていて、なかなか近づいてくれない。チョウも飛ばないのでしばらく野鳥を探してみる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO800 ) 露出補正 +1.0段
007)200223082 X800 〇舞岡公園 アカハラ RX10M4.jpg
8.カシラダカ
同じ湿地には違う野鳥もいた。ムクドリもいる。木の枝に小さな鳥が飛来した。眼が悪いのでこれも眼鏡をかけてもはっきり見えない。帰宅して調べてみたところカシラダカの♀のようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO200 ) 露出補正 なし
008)200223043s X800 〇舞岡公園 カシラダカ♀ RX10M4.jpg
9.ツグミ -1
ツグミもいた。保護色になって、動かなければ何処にいるのか全く分からない。画面でもわかり難いが、右端の方で、やや上を向いて歩いていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO160 ) 露出補正 なし
009)200223050s X800 〇舞岡公園 ツグミ RX10M4.jpg
10.ツグミ -2
ツグミはアカハラに比べて歩き回る範囲が広い。しかし、なかなか近くにやってきてくれなかった。 

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO160 ) 露出補正 なし
010)200223057ts X800 〇舞岡公園 ツグミ RX10M4.jpg
11.アオジ -1
違うところで動く野鳥がいた。アカハラやツグミではない。この鳥も何という種かわからなかったが、帰宅して調べてみるとアオジのようだ。アカハラやツグミよりは近いところを歩き回っていた。♀のようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO800 ) 露出補正 +1.0段
011)200223096 X800 〇舞岡公園 アオジ RX10M4.jpg
12.アオジ -2
腹は黄色だった。可愛らしい姿をしている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 218mm ISO1600 ) 露出補正 +0.7段
012)200223103tm X800 〇舞岡公園 アオジ RX10M4.jpg
13.カワセミ♀ -1
何時も愛鳥カメラマンの姿がある谷戸の向こう側の宮田池へ行ってみた。この日はスマホのカメラで何かを撮っている方が一人いただけで、三脚の林立はなかった。傍におられた方が「そこにカワセミが止まってますよ」と教えてくださった。多分近くにお住まいの方とお見受けする。易しいようでなかなかとりにくい。露出をマイナス補正して撮ったが、アンダーになってしまった。Photoshopでレベル補正した。トリミングしている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/1000秒 213mm ISO100 ) 露出補正 ー0.7段
013)200223156s X800 舞岡公園 宮田池 カワセミ♀ RX10M4.jpg
14.カワセミ♀ -2
先ほどの方が、「くちばしの下側が赤ければ♀ですよ」と教えてくださった。後で、モニターで拡大して見ると、くちばしの下が深紅になっていた。それにしてもじっと微動だにせずに、止まっていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/1000秒 151mm ISO100 ) 露出補正 ー0.7段
014)200223163 X800 〇舞岡公園 宮田池 カワセミ♀ RX10M4.jpg
15.ロウバイ
カッパ池の傍に1本のロウバイの木がある。花が咲いているときに来たことは過去に1度しかなかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1000秒 121mm ISO100 ) 露出補正 なし
015)200223166 X800 舞岡公園 ロウバイ RX10M4.jpg
16.餅つき
古民家へ戻ってきた。餅つきが行われている。新型コロナウィルスのため皆さんマスク着用だ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 20mm ISO320 ) 露出補正 なし
016)200223173 X800 舞岡公園 RX10M4.jpg
17.マンサク 黄色
wikipediaによれば、マンサクは2月~3月に、葉に先駆けて花が咲く。花にはがく、花弁と雄蕊および仮雄蕊が4個ずつあり、雌蕊は2本の花柱を持つ。がくは赤褐色または緑色で円い。花弁は黄色で長さ1.5cmほどの細長いひも状になる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 102mm ISO100 ) 露出補正 なし
017)200223178 X800 舞岡公園 マンサク RX10M4.jpg
18.マンサク  赤
隣には珍しい赤褐色の花を咲かせたマンサクがあった。アカバナマンサクと呼ばれる品種があるそうだが、これがそうなのかはわからない。マンサク(万作)の語源は明らかでないが、早春に咲くことから「まず咲く」「真っ先」が変化した説、多数の花が豊作に通じることから「万年豊作」に由来するなどの説があるそうだ。この日、とうとうチョウは1頭も現れなかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 48mm ISO100 ) 露出補正 なし
018)00223177 X800 舞岡公園 RX10M4.jpg


2020年2月 3日

保土ヶ谷公園 梅園 2月1日

梅雨のような雨の降る寒い日が続いて、しばらくカメラを持って外を歩いていないので、散歩がてら保土ヶ谷公園に行ってみた。3週間ほど前の1月13日に訪れた保土ヶ谷公園梅園の梅は、早咲きの梅が咲き始めたばかりだった。そろそろ、5分咲きくらいになっているのかと思っていってみたが、早咲きの「無類絞り」や「八重寒紅」が大分咲き進んでいるものの、全体としてはまだまだだった。
 保土ヶ谷公園の梅園は「かながわ花の名所100選」になっていて、毎年2月下旬には「梅まつり」が開催される。今年は2月22日(土)だそうだ。暖冬で開花時期がどうなるのかわからないが、「梅まつり」は毎年20日前後の土曜日に開催されている。
 この日は暖かい日だったので、メジロやツグミといった野鳥も見られるのではないか、キタテハやテングチョウも飛び出すのではないかと期待していたが、まだ、ちょっと早かったようだ。

1.「別角晩水」
1月13日に来たときは、まだ花は数輪しか咲いていなかったが、大分咲き進んでいる。被写界深度を深くしようと絞り優先(f16)で撮ってみた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f16 1/500秒 16mm ISO800 ) 露出補正 なし
200201001.jpg
2.「無類絞り」
同じく絞り優先でとった。焦点距離14mmで花に近寄って撮ったが、あまり絞り込んだ効果はないようだ。

  SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f16 1/500秒 14mm ISO1250 ) 露出補正 なし
200201002.jpg
3.「桜鏡」
1月13日に来た時には、この木はまだ一輪も咲いていなかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 198mm ISO100 ) 露出補正 なし
200201003.jpg
4.老木?
ちなみに梅の品種は 500種以上あるといわれているが、ここ保土ヶ谷公園の梅園には約50種の120本の梅があるという。それぞれの木に品種が書かれたリングが巻かれていたが、とれてしまっている木も多い。梅の木は複雑な伸び方をするが、樹齢は何年くらいなのだろうか? インタネットで検索してみると、梅の寿命はせいぜい100~300年くらいで、100年くらいの樹齢になると幹内部に虚(空洞)が生じてくるという記述があった。ただ実を採る梅では、25年くらいで収穫が極端に落ちるらしい。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 51mm ISO100 ) 露出補正 なし
200201004.jpg
5.日向ぼっこ
土曜日の正午過ぎだというのに、梅園を訪れている人は少なかった。若いお母さんと可愛い男の子と女の子が、日向ぼっこをしていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 53mm ISO100 ) 露出補正 なし
200201005.jpg
6.「八重寒紅」 -1
3週間前は数輪しか咲いていなかったが、さすが早咲きの「八重寒紅」はもう5分咲き以上だ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 110mm ISO100 ) 露出補正 なし
200201006.jpg
7.紅梅と白梅
梅園の東側エリアには、この時期最も花を多くつけていた紅梅と白梅が数本並んでいた。紅梅は「八重寒紅」と思うが、白梅の品種はわからない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 35mm ISO100 ) 露出補正 なし
200201007.jpg
8.白梅と紅梅
この白梅の品種名は判らなかったが、豊潤に花を咲かせていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f16 1/500秒 35mm ISO640 ) 露出補正 なし
200201008.jpg
9.「緑萼春日野」
手前の蕾は開花時期が2月~3月というやや遅咲きの白梅「緑萼春日野」だ。名前の通り萼が緑色を帯びている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 39mm ISO100 ) 露出補正 なし
200201009.jpg
10.「八重寒紅」 -2
小さな枝にも可憐な花が咲く。

  SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 45mm ISO100 ) 露出補正 なし
200201010.jpg
11.「八重寒紅」 -3
青空を背景に咲く。梅は花を楽しむ花梅と実を採る実梅がある。実は梅干し、梅酒、また、ジャムや甘露梅やのし梅として食される。実梅の産地は全国に分布しているが日本国内では和歌山県で国内総収穫量の6割以上を占める寡占状態が続いているそうだ。高野山へ行くと南高梅をお土産にする。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f16 1/500秒 26mm ISO1250 ) 露出補正 なし
200201011.jpg
12.「鹿児島紅」
「鹿児島紅」 はやや遅咲きの品種で、紅梅の代表格で、濃紅色の艶やかな品種である。 花は濃い紅色の中輪花で八重咲きである。ウメは近縁のアンズ、スモモと複雑に交雑しているため、花梅については園芸上は諸説の分類がある。実梅も同じ種であるので同様に分類できるが、実梅の分類は一般には用いられない。梅は、野梅系、緋梅系、豊後系に大きく3系統に分類されるそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f16 1/500秒 45mm ISO2000 ) 露出補正 なし
200201012.jpg
13.「思いのまま」
「思いのまま」 という品種名のリングの付いた木は、まだ蕾だった。「思いのまま」は、野梅系の遅咲き品種だそうだ。別名「輪違い(りんちがい)」という。中輪八重咲きで、紅と白、絞りなどを1本で咲き分ける。  

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 168mm ISO200 ) 露出補正 なし
200201013.jpg
14.カワヅザクラ 1輪
1月13日に来た時、池の傍に植えられているカワズザクラの葉はすっかり落ちてしまっていて、最後の1葉が枝にしがみついていた。この日、たった1輪だけだったが開花していた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 90mm ISO100 ) 露出補正 なし
200201014.jpg
15.カワヅザクラ 蕾
そのカワヅザクラの木はいっぱい蕾を付けていた。ここは日当たりの良い場所だ。来週は良い天気が続くという。春はもうすぐだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 117mm ISO100 ) 露出補正 なし
200201015.jpg


2020年1月21日

1月の保土ヶ谷公園 1月13日

日差しが暖かいので散歩をしようと家を出た。どこへ行く当てもないが、まず、昨年暮れにムラサキシジミらしきチョウが絡んでいたアラカシの植え込みを見てみたが、影も形もなかった。帷子川沿いに歩いて、冬鳥たちの飛来状況を観察したが、この日はオナガガモの姿はなく、常盤橋の先に20羽ほどのキンクロハジロがいた。日陰で嘴を首に突っ込んで休んでいる。古町橋を渡って、神明社へ行ってみた。メジロでもいないかと思ったがいない。
 神明社の前からバスに乗った。行く先は保土ヶ谷公園である。

保土ヶ谷公園マップ.jpg
神奈川県立保土ヶ谷公園 ホームページより

キタテハでも飛ぶかなと思ったが、チョウの姿は何も見られない。暖かい日が続いていたので梅は咲いているかなと思って、梅林へ行ってみた。枯れていたが、目を凝らしてみてみると、わずかに咲いている花がある。早咲きの無類絞りや八重寒紅がそれぞれの木に数輪花を咲かせていた、蕾はすでにはち切れんばかりになっていた。
 帰りは何時もの通り、法性寺の境内を通らせていただき、星川駅に下りる。法性寺ではジュウガヅザクラの花が、まだ咲き残っていた。

1.マユミ -1
保土ヶ谷公園の下池の辺りを歩いていると、ピンクの可愛い花を咲かせている3~4mくらいの高さの木があった。近寄ってみると、花ではなく実だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 102mm ISO125 ) 露出補正 なし
200113_001.jpg
  2.マユミ -2
マユミは秋に果実と種子、紅葉を楽しむ庭木として親しまれ、盆栽に仕立てられることもあるという。秋の果実の色は品種により白、薄紅、濃紅と異なるが、どれも熟すと果皮が4つに割れ、鮮烈な赤い種子が4つ現れる。葉はすっかり落ちているが、実はまだ付いていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 102mm ISO100 ) 露出補正 なし
200113_002.jpg
3.The Last Leaf
河津桜の木に紅葉した葉が一葉だけ残っていた。オー・ヘンリーの有名な短編小説「The Last Leaf」を思い起こす。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 42mm ISO100 ) 露出補正 なし
200113_003.jpg
4.上池のカルガモ
上池のはカルガモが5~6羽住み着いている。昨年は親鳥のあとに並んで数羽の幼鳥が泳いでいた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 65mm ISO400 ) 露出補正 なし
200113_004.jpg
5.ツツジの仲間
公園の生け垣に小さな葉が紅葉した植え込みがあった。ふと見ると黄色い花のように見えたがこれは葉だった。下の駒は、ツツジの特徴を持った赤い花がたった一つ咲いていた。インターネットでいろいろ調べてみたが、キリシマツツジの一品種かもしれない。花期は4月~5月とあるので、この一輪は狂い咲きなのだろうか。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
上:プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 41mm ISO100 ) 露出補正 なし
下:プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 30mm ISO100 ) 露出補正 なし
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  6.シジュウカラ
テニスコートのわきを歩くとシジュウカラがいた。このカメラはこういう時に重宝する。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
200113_006.jpg
7.梅園
梅園に来た。暖冬といえども1月の中頃ではまだ咲いていなかった。しかし、目を凝らすとポツンポツンと、早咲きの輪がある。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 14mm ISO100 ) 露出補正 なし
200113_007.jpg
8.無類絞り
蕾がいっぱい付いている枝に数輪白梅が咲いていた。木に無類絞りという札が付いていた。名の由来は「これ以上はない絞り」という意味である。野梅系・野梅性の八重咲きで、花弁は波打ち白い花弁に桃色が交じる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 125mm ISO100 ) 露出補正 なし
200113_008.jpg
9.八重寒紅 -1
紅梅も咲いていた。八重寒紅という品種のようだ。八重寒紅は野梅系・野梅性のごく早咲きの品種だ。見ての通り、花は濃い紅色で中輪の八重咲きである。開花期が12月中旬~1月中旬とも言われ、正月用の花材として用いられるという。すでにいっぱい蕾を付けていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 18mm ISO100 ) 露出補正 なし
200113_009.jpg
10.八重寒紅 -2
今日の梅園では 八重寒紅が最も多くの花を咲かせていた。と言ってもやっと開花したというところだが。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 27mm ISO100 ) 露出補正 なし
200113_010.jpg
11.逆光の八重寒紅


この一輪、撮ってくれと言わんばかりに咲いているのだが、後ろにはお日様が輝いている。ほどほどに近づいてフラッシュを使ってみた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f8 1/1600秒 30mm ISO100 ) 露出補正 なし
200113_011.jpg
12.白梅 -1
その特徴である大輪八重であるが、これも無類絞りだろうか? この梅園には約50品種、約120本のウメがあり、毎年2月には梅まつりが開催される。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 20mm ISO100 ) 露出補正 なし
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13.写真を撮る親子連れ
「インスタ映え」? 投稿するのだろうか

  SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 27mm ISO160 ) 露出補正 なし
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14.白梅 -2
バス通りのわきに咲き始めた白梅があった。wikipediaによれば、梅には500種以上の品種があると言われている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 102mm ISO100 ) 露出補正 なし
200113_014.jpg
15.法性寺のジュウガツザクラ
12時を回った。いつものように帰りは下りなので、歩いて帰る。法性寺の境内には1月というのにジュウガツザクラが咲いていた。ジュウガツザクラ(十月桜)はエドヒガンの系列でコヒガンの園芸品種だそうで、通常は4月上旬頃と10月頃の年2回開花するというが。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 67mm ISO100 ) 露出補正 なし
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16.ジュウガツザクラの花 -1
比較的多くの花が咲いていた。蕾もある。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 110mm ISO100 ) 露出補正 -1.0段
200113_016.jpg
17.ジュウガツザクラの花 -2
この時期の桜は枝に花だけが付いていて、淋しい。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 178mm ISO800 ) 露出補正 -1.0段
200113_017.jpg


2019年3月12日

快晴! 保土ヶ谷公園散策 3月8日

前日の3月7日は本厚木カントリー倶楽部というところでゴルフだったが、1日中雨に降られ、びしょ濡れになってしまった。ところが翌日の3月8日は、朝から快晴になった。最近の天気予報は本当によく的中する。保土ヶ谷公園の梅園の梅はまだ咲いていると思うし、カワヅザクラも満開と思う。花を啄むメジロも撮りたいと思い、昼前に出かけた。
 桜に比べると梅の花は咲いている期間が長い。しかし、花をつけている木はさすがに少なくなってきている。その中で「思いのまま」は見ごろだし、「緑蕚春日野」という品種はまだ沢山蕾をつけていた。  数年前に上池と下池の間に植えられたカワズザクラは今が満開だ。残念ながら、鳥はヒヨドリだけで、メジロはやってこなかった。
 普段はプログラムオートを常用しているが、この日は、F16 に絞り込んで、近くと遠くの両方にピントがどの程度合うのか試してみた。プログラムオートでも焦点距離9mm(広角端)で花に近寄って撮ると、遠景も形がわかる程度に撮れるし、逆に F16 に絞り込むと、全体にピントが合ったように見えるが、近接した花の解像が悪くなる。花に来た蝶や、路上にとまった蝶を、9mm 広角で被写体に 5~10cm に近づいて、周囲の環境を入れて撮る場合は、プログラムオートでよいのではないかと思った。
 もう一つ、従来は JPEG のみで撮っていたが、この日は RAW+JPEG で撮ってみた。RAW の1画像ファイルは約20MB 、JPEG のファイルは 5~10MB になった。RAWの現像には SonyのImaging Edge(Remote/Viewer/Edit) を使ってみた。

1.保土ヶ谷公園 梅園
梅園にはまだ梅の花が咲いていた。この日は少し風はあったが、気持ちの良い快晴だった。ベンチに座る夫婦や子供連れの姿が見える。絞り優先で f16 にして、手前の梅に花にピントを合わせて撮った。奥までピントは合っているようだが、肝心の手前の梅の花が今一つシャープではない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f16 1/500秒 23mm ISO1250 ) 露出補正 なし
190308_001.jpg
2.「思いのまま」 -1
先月の初めに行ったときは、まだ咲いていなかった。同じ木に紅白の花をつける。このショットも f16 で撮ったが、フォーカスした手前の白い花にピントが合った。逆に奥の紅い花がシャープでない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f16 1/500秒 23mm ISO1250 ) 露出補正 なし
190308_002.jpg
3.「思いのまま」 -2
この写真を見ると同じ枝から白い花と紅い花が咲いているのがよくわかる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 24mm ISO100 ) 露出補正 なし
190308_003.jpg
4.「緑萼春日野」
先月初めに行ったときには、この品種は全く花が咲いていなかった。その名前のとおり、萼も、細い枝も緑がかっている。これはいつものとおりプログラムオートで撮った。絞り値は f4 なっていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 24mm ISO100 ) 露出補正 なし
190308_004.jpg
5.老木
見たところ老木に見えるが、その幹から細い枝が伸びて、花を咲かせている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f16 1/500秒 34mm ISO1000 ) 露出補正 なし
190308_005.jpg
6.梅園全景
ご覧のとおり、それほど広い梅園ではない。それでも約50品種、約120本の梅がある。この画はプログラムオート(f4)で撮っている。焦点距離が 10mm(35mm版換算で27mm程度)くらいであると、全体にシャープに撮れる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 10mm ISO100 ) 露出補正 なし
190308_006.jpg
7.河津桜 -1
上池から下池へのせせらぎ沿いに植えられたカワヅザクラが満開だった。この場面ではプログラムオートで撮ったほうがよかった。ASA100で十分シャープな写真が撮れたと思う。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f16 1/500秒 9mm ISO1250 ) 露出補正 なし
190308_007.jpg
8.河津桜 -2
蕾が全部開いた満開である。葉も少し出てきている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 16mm ISO100 ) 露出補正 なし
190308_008.jpg
9.河津桜 -3
まだ花びらはほとんど落ちていない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 10mm ISO100 ) 露出補正 なし
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10.サンシュユ
上池の少し先、花見台の近くまで行くと、これも最近植えられたのだろう、サンシュユ(山茱萸)の木があり、花が咲いていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/1000秒 41mm ISO100 ) 露出補正 なし
190308_010.jpg
11.ロウバイ -1
ロウバイの花がまだ残っていた。調べてみると、開花時期は、12/25 ~ 翌3/15頃とあった。花の内側が赤い。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 39mm ISO100 ) 露出補正 なし
190308_011.jpg
12.ロウバイ -2
背景をシャープにと思い、絞り優先 f16 で撮った。焦点距離30mm(35mm版換算80mm)で、花から 1m ほどの距離で撮ると、f16 でも、被写界深度は浅くなる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f16 1/500秒 30mm ISO800 ) 露出補正 なし
190308_012.jpg
13.桃色雪柳(フジノピンク)
ユキヤナギは白い細長い房のような花という印象だが、近くによってみると、きれいな5弁花である。バラ科シモツケ属の園芸種のようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 19mm ISO160 ) 露出補正 なし
190308_013.jpg
14.河津桜 -4
帰り際に今一度、青空をバックに、枝の先までびっしり花をつけたカワヅザクラを見る。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1000秒 90mm ISO100 ) 露出補正 なし
190308_014.jpg
15.トサミズキ
明神台のバス停の近くには、今年もトサミズキが咲いていた。この季節は鮮やかな黄色の花が多い。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f16 1/500秒 20mm ISO800 ) 露出補正 なし
190308_015.jpg
16.ヒヨドリ
天気が良いので、ウメか、カワヅザクラにメジロが来ていないか、運が良ければ上池でカワセミに会えないかと期待していたのだが、この日はヒヨドリだけだった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f4 1/800秒 198mm ISO100 ) 露出補正 なし
190308_016.jpg
17.ハーデンベルギア
胡蝶蘭を小さくしたような、かわいい花が連なって咲いていた。マメ科の植物ということはすぐに分かったが、名前がわからない。後で調べたところ、ハーデンベルギアという花だった。つる性でオーストラリア、タスマニアに3種程度が分布するという。花の色は紫やピンクもあり、「小町藤」とも呼ばれる。背景に法性寺の鐘楼を入れて撮ろうとしたが、角度が取れなかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f4 1/500秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
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18.春の日差し
法性寺の山門を出て参道である階段を下りながら、振り返ると、春の日差しがまぶしかった。まともに太陽を撮ってみた。もっと暗く撮れてしまうかと思ったが、絞り優先オートで露出補正なしできれいな空の色になった。法性寺は、日蓮宗寺院で山号は光榮山という。芝生村の人齋藤忠兵衞が開基檀那となり、法性院日在(元和7年寂)が元和2年(1616年)に開山したと言われている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f4 1/500秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
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2018年3月14日

保土ヶ谷公園 暖かい日 RX10 M4 試し撮り 3月4日

昨日の土曜日は20℃近くまで気温が上がり、とても暖かい日だった。今日、3月4日も天気が良く気温も上がるという。間違いなくキタテハなどの越冬チョウが翔ぶに違いないと思い、保土ヶ谷公園へ出かけた。
​ 体を動かすと半袖でもよいくらいの暖かさだが、風が強い。キタテハが飛ぶが、風に舞う落ち葉と見分けるのが難しいし、地面に止まると枯葉や枯草に紛れてしまい、踏み込んでしまうことがしばしばだった。
この日はもう一つ目的があった。それはSONY RX10Ⅳのフィールドでの試し撮りだ。習熟しなくてはならない。地面に止まったキタテハをローアングルで撮る練習をしたが、これはなかなかむつかしい。コンパクトデジカメではそれほど難しくなかった広角端での近接撮影は、この日は上手くいかなかった。中望遠でのローアングルの撮影は、被写体のチョウをとらえるのにまごまごしてしまう。足立区生物園で撮影したようにはいかなかった。練習が必要である。
 咲き始めたカワヅザクラや、満開になった梅園の梅の花を被写体にして撮影を楽しんだ。野鳥の撮影は慣れたためかP610のほうが歩留まりが良い。RX10 M4は重いので、立ったまま手持ちでファインダーを覗くとぶれてしまう。連写して歩留まりを良くするしかないかなと思う。

1.満開の梅
公園に入ると梅の花が満開になっていた。満開の梅の花の重なりを狙ってみた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f5 1/500秒 84mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
2.キタテハ -1
池の周りの草地でキタテハが飛んでいた。活発に飛び回る。望遠端で1mくらいに近寄って撮る。意外と敏感ですぐに飛び立つ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影( f5 1/500秒 218mm ISO100 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
3.水浴びするムクドリ
池から引かれた水路でムクドリが水浴びをしていた。連写で撮ったなかの1枚。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影( f4 1/500秒 220mm ISO100 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
4.キタテハ -2
キタテハは地表近くをスーッと飛んできて地面にとまる。背景も何もなく、よい写真は撮れない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影( f4 1/500秒 218mm ISO100 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
5.カワヅザクラ -2
池の淵に植えられたカワヅザクラが咲き始めていた。中央の一番前にある花にピントを合わすべきだが、その後ろの花にピントが来てしまった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f5 1/500秒 46mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
6.カワヅザクラ -3
花に近づき、広角側で公園の景色を背景に入れて、絞り優先にしてf11で撮ってみた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影( f11 1/125秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
7.キタテハ -3
絞り優先で、f5.6で望遠端でのボケ具合を確認する。220mmで撮る分、離れて撮るのでボケは大きくならない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/320秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
8.キタテハ -4
同じ個体。同じ条件のまま、もう少し近寄ってみた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/320秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
9.キタテハ -5
f10に絞り、ファインダーではなく、モニターで撮影した。意図はローアングルで背景をシャープにと思ったが、220mmでは背景がぼけてしまう。モニターでの撮影は、腕を伸ばすことにより、被写体までの距離を調節できるため、ぎりぎりまで近づけた。ISOが200に上がって、1/250秒になっている。望遠端では、ぶれを少なくするようにシフトする設定がされているようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f10 1/250秒 220mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
10.梅林風景
家族連れが満開の梅の下でお弁当を食べている。風が強くて気の毒だ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/400秒 24mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
11.「思いのまま」 
1本の木にピンクと白の花が咲く梅があった。このショットは1/800秒で撮れているのでISO100のままだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 206mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
12.「桜鏡」 
濃い紅色の花は遅咲きの「桜鏡」と思う。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
絞りオートで撮影 ( f4 1/400秒 136mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
13.「桜鏡」と白梅 -1 
満開の白梅を背景にして、 「桜鏡」の濃い紅色の花を撮る。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
絞りオートで撮影( f11 1/160秒 53mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
14. 「桜鏡」と白梅 -2 
絞り込んで広角側で撮ったが、背景の白梅はぼやけてしまった。もっと被写体に寄らないと意図した写真にならない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
絞りオートで撮影 ( f11 1/80秒 15mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
15.満開の「思いのまま」 -1 
広がりと重なりを撮りたかったが。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
絞りオートで撮影 ( f4 1/800秒 36mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
16. 満開の「思いのまま」 -2 
ピンクの花を手前にフォーカスして撮った。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
絞りオートで撮影  f4 1/640秒 196mm ISO100 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
17.法性寺の白梅
保土ヶ谷公園を引き上げることにして、帰りは下りなので歩いて帰ることにする。途中、法性寺に寄った。鐘楼の屋根を背景に古木の白梅を撮る。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/1000秒 28mm ISO100 ) 露出補正 -1.0段
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18.法性寺の紅梅
庫裡を背景に灯篭を入れて紅梅を撮る。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1000秒 29mm ISO100 ) 露出補正 -1.0段
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2018年2月26日

根岸森林公園と「馬の博物館」 2月24日

昨年の11月1日に「馬車道150年イベント」の様子を見に行ったが、そのとき今年の4月まで改修工事のため全館休館となっている県立歴史博物館前に、JRAの「馬の博物館」について出展があり興味を持った。
 それを思い出して行ってみようと思った。 「馬の博物館」 根岸森林公園 に隣接する根岸競馬記念公苑にある。根岸森林公園は横浜競馬場(根岸競馬場)の跡地である。公園は根岸住宅地区の施設を挟んで馬場内エリアとスタンドエリアに分かれており、馬場内エリアには広大な芝生エリアが広がっていた。
  自宅から根岸は思ったより近く、車で30分ほど走って9時30分ごろ、 根岸森林公園の駐車場に到着した。「馬の博物館」は10時に開くので、まず、ポニーセンターの馬場を見る。子供たちが乗馬の練習をしていた。10時を過ぎたので「馬の博物館」に入場、撮影禁止であったが、馬の根付のコレクションは素晴らしかった。 「馬の博物館」を出たあと、公園になっている広い芝生エリアを横切って、根岸競馬場時代にその観覧席があった建物跡を見に行った。当時の洗練された人々の社交場だったことが想像される。

1.「馬の博物館」入口
「馬の博物館」が開くのは10時なので、そのころ着くようにと、9時過ぎに自宅を出たが、根岸までは一般道を走っても思ったほど時間がかからなかった。開館まで30分近く間がある。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f​3.3​ 1/​80​0秒 ​4​mm ISO100​ ​)​ 露出補正​ なし
;クリックすると大きな写真になります。
2.カワヅザクラ
ゲートを入って右側に10株ほどのカワヅザクラが植えられている。すでにその淡いピンクの花が咲き始めていた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f5.6 1/500秒 161mm ISO100​ ​)​ 露出補正​ なし
;クリックすると大きな写真になります。
3.ヒヨドリ
ヒヨドリがカワヅザクラの花を啄みに来ていた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(​ ​f5.6 1/200秒 258mm ISO100​ ​) 露出補正​ なし
;クリックすると大きな写真になります。
4.紅白の梅の花とメジロ
右に降りていくとポニーセンターという馬場と厩舎がある。馬場に降りる坂の手前に紅白の花を付けた梅の木があった。メジロが来ている。梅の花とメジロはベストマッチだと思う。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f6.3 1/320秒 236mm ISO100​ ​)​ 露出補正​ なし
;クリックすると大きな写真になります。
5.梅の花を啄むメジロ
メジロは器用に体をくねらせて、梅の花を啄んでいた。花からすぐ離れるので、素早く焦点を合わせてシャッターを切らなくてはならない。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f5.6 1/400秒 161mm ISO100​ ​)​ 露出補正​ なし
;クリックすると大きな写真になります。
6.ポニーセンター
ポニーセンターの馬場に出た。この日は馬術の練習がされているようだ。公益財団法人 馬事文化財団のHPを見ると、根岸愛馬少年団というのがあって、動物愛護の精神を養い、乗馬を通じて青少年の心身の健全な育成に資することを目的として、根岸競馬記念公苑内のポニーセンター施設及び馬匹の貸与を受け、公益財団法人馬事文化財団職員の指導のもと、小学5年生から高校3年生までの団員で活動しているそうだ。ポニーセンターでは、サラブレッドやポニーなど、さまざまな品種の馬を間近で見ることができるという。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f4.5 1/400秒 12mm ISO100​ ​)​ 露出補正​ なし
;クリックすると大きな写真になります。
7.馬に乗る少女
馬場に行ってみると4頭ほどの馬にそれぞれ騎乗して乗馬の練習をしていた。騎手は中学生くらいの子供たちだった。この馬はゴーチェという12歳の馬のようだ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(​ ​f5 1/320秒 24mm ISO100​ ​)​ 露出補正​ なし
;クリックすると大きな写真になります。
8.白馬に乗る少女
この馬はヴァオドゥーというベルギー生まれ、20歳の馬のようだ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f5 1/320秒 24mm ISO100​ ​)​ 露出補正​ なし
;クリックすると大きな写真になります。
9.障害を超える練習
見ていると障害を越える練習が始まった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f5.6 1/400秒 64mm ISO100​ ​)​ 露出補正​ なし
;クリックすると大きな写真になります。
10.障害を高くして
今度は障害を高くして飛越に挑戦している。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f5.3 1/320秒 32mm ISO100​ ​)​ 露出補正​ なし
;クリックすると大きな写真になります。
11.騎乗
時々騎手が交代する。子供たちにとって馬の鞍に上ることは大変なようだ。鞍までの高さは2m以上ある。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f5.5 1/640秒 54mm ISO100​ ​)​ 露出補正​ なし
;クリックすると大きな写真になります。
12.「馬の博物館」館内
10時を過ぎたので、大人一人100円の入館料を自動販売機で購入し、「馬の博物館」に入る。一般の展示は撮影可だが、この時開催されていたテーマ展「馬の衣装」と「根付」の展示は撮影禁止になっていた。馬をテーマにした象牙に掘られた根付は興味深かった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f3.3 1/60秒 4mm ISO1600​ ​)​ 露出補正​ なし
;クリックすると大きな写真になります。
13.トキノミノル
「馬の博物館」を退出して振り返ると、トキノミノルという馬の像があった。わたくしは競馬をしないので詳しくはないが、 トキノミノルは1948年生まれ日本の競走馬で、10戦10勝・うちレコード優勝7回という成績でクラシック二冠を制したが、昭和26年(1951年)、東京優駿(日本ダービー)の競走17日後に破傷風で急死したそうで、「幻の馬」と称された。主戦騎手は岩下密政で、戦後中央競馬で10走以上した馬で、唯一全勝を記録しているという。馬主,は永田雅一氏だった。トキノミノルの向こうに3つの塔が見えるが、あれは旧根岸競馬場の一等観覧席の建物である。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f5 1/640秒 24mm ISO100​ ​)​ 露出補正​ なし
;クリックすると大きな写真になります。
14.枝垂れ梅
「馬の博物館」の北側に芝生の広場があって、そこに何本かの梅がある。紅梅は枝垂れ梅で、まだたっぷり残っている深紅の蕾が可憐だ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f5 1/500秒 21mm ISO100​ ​)​ 露出補正​ なし
;クリックすると大きな写真になります。
15.広大な芝生エリア
旧根岸競馬場の一等観覧席の建物が見えるほうへ行ってみたいと思い、かっては競馬場であった目の前に広がる広大な芝生エリアを歩く。 終戦後の1945年(昭和20年)9月、他の軍事施設と同様にアメリカ軍により接収され、1947年(昭和22年)からはアメリカ軍の管理下に置かれた。接収中、馬場内エリアは米軍専用のゴルフ場となっており、現在の芝生はその名残でもある。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f4.8 1/800秒 17mm ISO100​ ​)​ 露出補正​ なし
;クリックすると大きな写真になります。
16.旧根岸競馬場一等観覧施設
凝ったデザインの3つの塔がある建物の近くまで行くことができた。しかし、柵がされていて中に入ることはできない。この写真はスタンドのある南側を東側からとった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f5 1/500秒 21mm ISO100​ ​)​ 露出補正​ なし
;クリックすると大きな写真になります。
17.旧根岸競馬場一等観覧施設 北側正面
北側が正面である。 「旧一等馬見所」といい、関東大震災後に建築家のJ・H・モーガンの設計で再建されたもの。この前が広場になっていて、図面と写真で 「旧一等馬見所」と老朽化のため1988年に解体された「旧二等馬見所」の解説パネルがあった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f3.3 1/640秒 4mm ISO100​ ​)​ 露出補正​ なし
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18. 旧根岸競馬場一等観覧施設 東側
観覧スタンドをわきから見たところである。老朽化が進んでいる。ここもやがて解体される運命にあるのだろう。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f3.3 1/200秒 4mm ISO100​ ​)​ 露出補正​ なし
;クリックすると大きな写真になります。
19.ムクドリ
どちらかというと、カラスのように嫌われている野鳥だが、姿はカラスよりはるかに美しいと思う。わたくしの友人でムクドリを部屋の中で飼っていた人がいた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f6.3 1/320秒 236mm ISO100​ ​)​ 露出補正​ なし
;クリックすると大きな写真になります。
20.大きな木
この木なんの木、気になる木、名前も知らない大きな木。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f3.8 1/800秒 7mm ISO100​ ​)​ 露出補正​ なし
;クリックすると大きな写真になります。
21.枝垂れ梅 -1
再び、「馬の博物館」のある所へ戻ってきた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f3.3 1/800秒 4mm ISO100​ ​)​ 露出補正​ なし
;クリックすると大きな写真になります。
22.しだれ梅 -2
まだ、蕾のほうが多いかもしれないが、一番の見ごろではないかと思う。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f3.3 1/1250秒 4mm ISO100​ ​)​ 露出補正​ なし
;クリックすると大きな写真になります。
23.紅梅、白梅、旧根岸競馬場一等馬見所
「馬の博物館」の裏庭に咲く枝垂れの紅梅と白梅、そして、かっては馬場だった、そして一時は米軍専用のゴルフ場だった広大な芝生エリアの向こうに 旧根岸競馬場一等馬見所を望む

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f5 1/500秒 21mm ISO100​ ​)​ 露出補正​ なし
;クリックすると大きな写真になります。
24.カワヅザクラとメジロ -1
入口近くのカワヅザクラ。さっきはヒヨドリがいたが、今度はメジロが来ていた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f5.6 1/400秒 108mm ISO100​ ​)​ 露出補正​ なし
;クリックすると大きな写真になります。
25.カワヅザクラとメジロ -2
カワヅザクラの枝先の花にメジロがさっそうと止まっている。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f5.6 1/250秒 108mm ISO100​ ​)​ 露出補正​ なし
;クリックすると大きな写真になります。
26. カワヅザクラとメジロ -3
メジロは2羽来ていた。左側のメジロにフォーカスした瞬間に右からもう1羽が顔を出した。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (f5.6 1/400秒 108mm ISO100)露出補正​ ​​ ​​ ​ なし
;クリックすると大きな写真になります。


2017年2月23日

まつだ桜まつり 2月6日

神奈川県足柄上郡松田町に河津桜の名所がある。横浜から東名高速で大井松田で下りるとほど近い。そして、その松田町の西平畑公園では「第19回まつだ桜まつり」が2月11日~3月12日に開催されることになっている。しかし、今年は河津さくらの開花が早く、もう見ごろを迎えているとTVなどで報じられていた。「第19回まつだ桜まつり」会期前だが、2月6日の月曜日に行ってみることにした。車で自宅から1時間足らずで行けるところだ。
  西平畑公園は松田山の中腹にあり、そこに駐車場もあるようだが、混雑が予想される。JR御殿場線の松田駅周辺の駐車場に停めて、そこから歩くことにした。25分くらいだ。
 比較的暖かい日だったが、少し雲が出ていて、富士山の全容が見られなかったのが残念だった。

1.JR御殿場線松田駅前
二宮金次郎の像があった。二宮金次郎(尊徳)は天保7年(1787年)に松田(小田原市栢山)で百姓の長男として生まれ、安政3年(1856年)、日光今市で亡くなっている。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f10​​​ 1/​400​秒 18mm ISO200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
2.西平畑公園​​
JR松田駅前から東名高速の下をくぐって、松田山を登っていく。途中、見上げると河津桜の連なりが見えた。そこが西平畑公園だ。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f10​​​ 1/​400​秒 18mm ISO200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
3.足柄の山を背景に
​​ 南西の方向を振り返る。背景の山は矢倉岳だ。春にウスバシロチョウの写真を撮り行く「夕日の滝」の近くになる。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f10​​​ 1/​400​秒 18mm ISO200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
4.箱根の山
​​ 真下に東名高速を見て、大雄山の街の向こうには箱根の山が連なる。なだらかな山は明神ケ岳(標高1169m)だ。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f9​​​ 1/​320​秒 18mm ISO200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
5.満開の河津桜
​​ 斜面の日当たりの良いところに咲く彼岸桜はほぼ満開だった。今年の桜祭りの会期は2月11日~3月12日だそうだが、始まる前に満開を迎えている。例年より2~3週間早いという。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f10​​​ 1/​400​秒 28mm ISO200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
6.河津桜と東名高速
​​ 松田山西平畑公園の下を東名高速道路が走る。これは東京方面だ。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
​​​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f5.6​​​ 1/​500​秒 92mm ISO200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
7.カワヅザクラ -1
​​​​ カワヅザクラは、wikipediaによれば、1955年に飯田勝美が静岡県賀茂郡河津町田中で原木を偶然発見したことが由来である。オオシマザクラとカンヒザクラの自然交雑種であると推定されているそうだ。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
​​​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f6​​​ 1/​1000​秒 165mm ISO200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
8.カワヅザクラ -2
​​​​ 1974年に「カワヅザクラ(河津桜)」と命名され、1975年に河津町の木に指定された。現在も原木はこの地に存在し、2007年現在で樹齢50~60年である。また、1968年頃からこのサクラが増殖されるようになったそうだ(wikipedia)。「まつだ桜まつり」は19回目だ。西平畑公園では松田町民が斜面に約260本の河津桜を植えたという。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
​​​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f7.1​​​ 1/​800​秒 102mm ISO200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
9.金時山を背景に
​​​​ 密集した河津桜の向こうには、箱根の金時山(標高1213m)が見える。富士山はこの右側に見えるのだが・・・

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
​​​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f8​​​ 1/​1000​秒 78mm ISO200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
10.カワヅザクラ -3
​​​​ カワヅザクラは1月下旬から2月にかけて開花する早咲き桜である。花は桃色ないし淡紅色で、ソメイヨシノよりも桃色が濃い。また花期が1ヶ月と長い。この枝にはまだ蕾がたくさんあった。蕾があると桃色がより濃く見える。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
​​​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f10​​​ 1/​400​秒 50mm ISO200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
11.相模湾を望む​​
​​​​ はるか南東の方を眺めると相模湾がきらきらと輝いて見えた。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
​​​​​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f10​​​ 1/​1250​秒 92mm ISO200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
12.酒匂川 -1
​​​​​​ 眼下には酒匂川が流れる。大きな川の流れを見ると大らかな気分になる。桜の花をアップで入れたかったので絞り込んで撮った。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
​​​​​​ シャッタースピード優先オートで撮影  (​ ​f22 1/​125​秒 70mm ISO200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
13.酒匂川 -2​​
小田急線の鉄橋を特急「あさぎり」が渡っていく。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
シャッタースピード優先オートで撮影  (​ ​f20 1/​125​秒 44mm ISO200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
14.姿を表さなかった富士山​​​​
富士山はほぼ真西の方向にある。カメラを構えた大勢の方々が雲が切れるのを待っていたが、残念ながら下半分は見ることができなかった。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​​​
シャッタースピード優先オートで撮影  (​ ​f22 1/​175​秒 44mm ISO200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。


2016年3月22日

キタテハ斑紋異常型に再挑戦 保土ヶ谷公園 3月5日

先月(2月)13日の暖かい日、保土ヶ谷公園の「森とせせらぎゾーン」には、越冬したキタテハが飛び交っていた。その中の1頭に斑紋異常らしき個体がいた。ファインダーの中で見つけて慌ててシャッターを切ったが、翅を閉じられてしまった。次の瞬間、飛び去ってしまい、2度と現れなかった。
 そして3月5日、今日も暖かい。2月13日に出会った斑紋異常型がまだいるかもしれない。「森とせせらぎゾーン」へ直行した。キタテハはその時と同じように陽だまりの土手を飛んでいる。踏み込むと素早く飛び立ち、離れたところでまた止まる。そんなキタテハを確認しながら、数個体の写真を撮っていったが、そこへ例の斑紋異常型と思われる個体が現れた。近くに止まる。飛び立たれないように近づく。ところが翅を合わせたままで開いてくれない。じっとシャッターボタンに指を掛けたまま、カメラを向ける。なかなか開いてくれなかったが、やっとチャンスが来た。一度きりのチャンスだったが、なんとか、斑紋異常が判るような写真が撮れた。後翅の前縁に沿ってE~​C​の黒褐色の紋が連続している。

2月13日に撮った写真。 残念ながら後翅の斑紋異常がはっきり見えるように撮れなかった。
unnamed.jpg

​3月5日撮影した写真。 良く写真を見比べてみたが、どうやら同じ個体のようだ。
あれから約20日間、よく頑張って生きていてくれた。
unnamed (1).jpg

春はどんどん近づいている。キタキチョウも飛んでいる。ヒメオドリコソウやホトケ​ノザ​、オオイヌノフグリも咲き始めた。梅の季節は終わりに近づき、桜のシーズンが来るのは間もなくだ。

;クリックすると大きな写真になります。 1.​​元気なキタテハ
正午近くになると気温も上がって来た。キタテハを追っていると汗ばんでくる。これは正常な斑紋のキタテハである。

​​Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.54.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.5 1/200秒 258mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 2.カワヅザクラ
「森とせせらぎゾーン」には、カワヅザクラが数本植えられていて、咲き始めていた。​​

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.54.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5​.6​​​ 1/5​​​​00秒 1​0​​​mm ISO1​00​​​​​​ ) 露出補正 ー​0.3段​​​
;クリックすると大きな写真になります。 3.キタキチョウ
キタキチョウも飛んでいた。恥ずかしながら、いままでシロチョウ科の蝶は成虫越冬はしないものと思っていたが、キタキチョウは成虫で越冬することを知った。この蝶はほんとに寒さに強い。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/​320​​​​​​​秒 24mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 4.斑紋異常型のキタテハ
いくつかの個体のキタテハを撮っていたが、飛来して一瞬、翅を開いてとまり、すぐ閉じてしまったキタテハを見て「おやッ」と思った。じっと翅を開くのを待つが、なかなか開いてくれない。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.5 1/​800​​​​​​​秒 45mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 5.斑紋異常のキタテハ 確認
なかなか開いてくれない。3~4分待ったと思う。いったん飛び立ったが、再びすぐ近くに止まってくれた。そして翅を開いてくれた。間違いない。斑紋異常だ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/​640​​秒 72mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 6.斑紋異常のキタテハ 再度の開翅を待つ
右側後翅の斑紋異常も撮っておきたかった。さらに5分くらい粘るが、十分に開いてくれない。そしてどこかへ飛んで行ってしまった。自宅へ戻って、2月13日に撮った写真と見比べてみたが、どうやらそれと同じ個体のようだった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.8 1/​640​​秒 30mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 7.ヒメオドリコソウ
枯葉が落ちている土手に春の野の花が咲き始めている。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6 1/​320​​秒 4mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 8.梅園
ポカポカ陽気の土曜日、梅園には多くの人が訪れていた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/​320​​秒 21mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 9.「思いのまま」 -1
同じ梅の木に白梅と紅梅が咲き分ける。「思いのまま」という品種だ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.8 1/​400​​秒 27mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 10.「思いのまま」 -2
前回、この梅園に来た時は、鹿児島紅の赤い花がほぼ満開だったが、この日はこの「思いのまま」がびっしり花をつけていた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.1 1/​500​​秒 54mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 11.オナガガモのペア
帷子川には水鳥の姿が少なくなった。多くは旅立って行ってしまったのだろうか。星川駅前にかかる星川下橋の上から川を見ると、オナガガモが、それぞれペアになって、並んでいた。オナガガモは日本で越冬して、一夫一妻で、ユーラシア大陸の北部へペアで渡っていく。繁殖期は5月~7月だそうだ。この3組のペアも間もなく出発するのだろう。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/​125​​秒 15mm ISO160 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 12.コヒガンザクラ
保土ヶ谷警察署の脇にコヒガンザクラの木が1本植えられているが、今が花の見ごろだ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/​160​​秒 81mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段


2016年3月19日

​​​​​​​​​​​​曽我丘陵の梅園と小田原城(3) 小田原城 3月1日

下曽我の瑞雲寺から一般道を小田原城址公園へ向かう。小田原城の堀の前の通りに駐車場があったので停めてしまった。
 「日本の城訪問記」というサイトを参考にさせていただく。
  元禄16年(1703)に発生した地震により天守はじめ城内の各施設はほぼ倒壊焼失したというが、本丸御殿等を除き再建され、小田原城は関東地方の防御の要衝として幕末まで存続した。明治3年(1870)に小田原城は廃城となり、売却された後、次々と解体された。城址は御用邸時代を経て地元自治体に払い下げられ現在にいたっている。
 現在の小田原城跡は、本丸・二の丸の大部分と総構の一部が、国の史跡に指定されている。また、本丸を中心に「城址公園」として整備されている。
 天守閣が鉄筋コンクリートで再建された1960年以前は本丸広場のあたりが公園になっていたように思う。昭和35年に立派な天守閣が再建されたが、それからすでに55年が経ち、来館者の安全確保のために耐震改修工事、空調設備の整備や展示のリニューアルが今年の4月末まで行われている。白亜の天守閣には工事用の足場が架けられていた。
 左手に馬出門、隅櫓を見ながら堀の前の道を学橋まで進んで堀を渡った。左に銅門を見ながら、常盤木橋を渡って常盤門をくぐり、本丸広場へ出た。目の前には足場が架けられた工事中の立派な本丸が見えた。帰りは銅門を通って住吉橋を渡り、馬出門から馬出門土橋(めがね橋)を渡って、駐車場に戻った。
  町まで歩いて、そこで食事にしようかと思ったが、準備不足で不案内であり、どっちへ行ったらよいかもわからず、やめてしまった。結局、東名の海老名SAで、簡単に済ませてしまった。

36.馬出門土橋
駐車場の前の堀に沿った道からは二つの橋が見えた。これは手前(南側)の橋だ。通称めがね橋という。小田原城が初めて築かれたのは、大森氏が小田原地方に進出した15世紀中頃と考えられている。16世紀初め頃に戦国大名小田原北条氏の居城となり、関東支配の拠点として次第に拡張されたという。豊臣秀吉の小田原攻めに備えて築造された城下町を囲む延長9kmにおよぶ高い土塁と、深い空堀で構築された防御施設である総構(そうがまえ)の出現により、城の規模は最大に達した。ここ馬出門土橋が小田原城の正面入口でここから本丸までたどる。馬出門土橋を渡った所に、平成21年3月に馬出門が復元完成した。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/400秒 24mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
37.二の丸観光案内所
めがね橋の手前、堀が直角に曲がったところに、この二の丸観光案内所​​​​​​​​​が見えた。昭和の初期に建てられた​​​近代建築であり、日ごとその文化財的な価値は高まってきているという。下見板張り、縦長の上げ下げ窓など、洋風の躯体を持ちながら、史跡の雰囲気を壊さぬよう、屋根は日本建築の意匠となっており、明治の初期の居留地等にあった、いわゆる擬洋風建築の部類に入る​​​の​ものだそうだ。​

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/​320​​​​​​​秒 24mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
38.​​二の丸隅櫓
隅櫓は、関東大震災で崩落し、昭和​9​​​​​​​​年(​1934​)に再建​された。​右手奥に見える赤い橋はこれから行く学橋だ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.3 1/500秒 19mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
39.馬出門
馬出門土橋(めがね橋)を渡ったところに馬出門がある。​​馬出門は、二の丸正面に位置する門で、江戸時代の初期からこの場所に存在し、寛文1​2​​​年(1​672​​​)に桝形形式の門に改修された。馬出門とは、騎馬兵を出す場所の意味で、出撃時、城兵を敵から隠すことができる。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.54.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.3 1/4​​​​00秒 19mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
40.小田原城案内図と周辺案合図
案合図や説明札があると撮ることにしている。撮影場所や撮影位置、何を撮ったのかを後で確認するのに役に立つ。場所や位置関係を文章で説明するのは難しい。やはり図で見るのが一番だ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.54.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.3 1/320秒 7mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
41.隅櫓と工事中の天守
この位置から見る隅櫓の向こうは二の丸広場となっていて、その奥左側に天守が望める。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.54.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/500秒 15mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
42.学橋 この赤い橋は、二の丸東堀に架かる学橋という。学橋(まなびばし)のたもとには、幕末まで藩校集成館があったという。この学橋は江戸時代には無いもので、昭和4年(1929)に城内小学校が二の丸に移転した際に竣工した。現在の学橋は昭和24年(1949)に再建されたものだそうだ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.54.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/200秒 12mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
43.銅門土塀模型
学橋を渡って二の丸公園の中に入った。常盤木橋へ行く途中に、この銅門土塀模型があった。この土塀模型は、平成9年(1997)銅門(あかがねもん)復元建設を行うのに際し、事前に製作したものという説明札があった。また、その隣には銅門で用いられていたと考えられている礎石が置かれている。石の大半を土中に埋め、ホゾ穴に柱材を固定して礎石としたとある。話は違うが、D5300のシャッターが落ち難くなった。シャッターボタンを押してもシャッターが切れない。何度かやっていると、シャッターが落ちる。今日はこの後ずっとそういう状態が続いた。自宅に戻って、もしやと思いSDカードの接点を清掃したところ、この問題は解消した。こういうこともあるのだ。​​

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
プログラムオートで撮影  ( f8 1/250​秒 22mm ISO​200​ ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
44.常盤木橋
本丸東堀跡に架かる常盤木橋を渡る。江戸時代の小田原城は、本丸を堀が囲んでいた。城絵図によると、堀は二の丸堀とつながる水堀となっている。今は、植木と盛土により堀の形を表現し、整備されている。橋の途中から、カンヒサクラの赤い蕾が見えた。蕾は下を向いて付いている。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
プログラムオートで撮影  ( f7.1 1/800​秒 130mm ISO​200​ ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
45.常盤木門 -1
常盤木橋を渡ると常盤木門がある。常盤木門は小田原城本丸の正門で、最も大きく堅固に造られていた。常盤木(ときわぎ)とは常緑樹の意味で、門のそばにあった松になぞらえて、この名がつけられたと言われている。市制30周年事業として、昭和46年(1971)3月に再建されたそうだ。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
プログラムオートで撮影  ( f11 1/500​秒 24mm ISO​200​ ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
46.常盤木門 門扉
常盤木門を内側から内蔵フラッシュを使用して撮った。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
プログラムオートで撮影  ( f5.6 1/125​秒 18mm ISO​280​ ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
47.本丸広場から工事中の天守を見る
本丸広場は、イベント会場としても使用され、御休み処や売店がある。本丸跡には、寛永11年(1633)に徳川家光が上洛に際して宿泊するために建設された本丸御殿が建っていたが、元禄16年(1703)の地震により焼失して以来再建されなかった。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
プログラムオートで撮影  ( f9 1/200​秒 127mm ISO​100​ ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
48.カワヅザクラ
本丸広場から銅門へ戻るところの銅門広場というところに郷土文化館があり、その近くにカワヅザクラがきれいに咲いていた。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
プログラムオートで撮影  ( f10 1/400​秒 45mm ISO​200​ ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
49.鯱 しゃちほこ
明治時代に廃城となった折、天守閣は解体され鯱もドイツ人売却伝えらているそうだ。その上、関東大震災により石垣が崩れてしまうなど、江戸時代の小田原城を偲ぶものは少くなっていた。天守閣は東京大学、久保神社に残さ れていた模型 を元に設計が行われた。鯱は絵図面を元に復原が行われ、青銅製のもが作られたという。こうして昭和35年 (1960) 、市政施行、市政施行20周年に合わせて、小田原城天守閣が完成した。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.54.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/500秒 143mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
50.天守閣
天守閣は、元禄16年(1703)の地震で、小田原城内の他の建物とともに倒壊・焼失したが、宝永3年(1706)に再建された。以後、江戸時代を通じて存続したが、前述したように、明治3年(1879)の廃城によって取り壊されてしまった。現在の天守閣は、昭和35年(1969)に宝永年間の再建時に作成された引き図(設計図)や模型を参考に鉄筋コンクリート造で復興されたものである。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.54.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.3 1/640秒 17mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
51.工事中の天守閣
昭和60年に鉄筋コンクリート造で再建された天守閣も、以来55年が経ち、現在、来館者の安全確保のために耐震改修工事、空調設備の整備や展示のリニューアルが今年の4月末まで行われている。白亜の天守閣には工事用の足場が架けられていた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.54.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/1000秒 10mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
52.巨松(おおまつ)
小田原城祉公園には松が多くはえている。その中で一番目立っている松が本丸広場にあった。巨松という。巨松は約400年前の木だそうだ。高さは約30mあるという。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.54.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.8 1/200秒 7mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
53.常盤木門 -2
城内側から常盤木門を撮る。石垣が立派だ。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
プログラムオートで撮影  ( f5.6 1/125秒 24mm ISO​360 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
54.イヌマキ
常盤木橋の前にある。暖温帯林を代表する常緑の高木。幹の周囲4.5m、株元周囲約6m、樹高約20m、枝張り状況(東西南北)13m~25mで小田原市の指定天然記念物になっている。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
プログラムオートで撮影  ( f5.6 1/125秒 18mm ISO​280 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
55.銅門(あかがねもん) -1
工事中の白亜の天守閣を眺め、周囲を囲っている塀に展示されたかっての写真や説明を見て、城を跡にした。帰りは常盤木門を出て銅門から下城する。天守閣へ通じる登城ルートに設けられた、二の丸表門である。この二の丸と馬屋曲輪の出入り口の銅門は石垣による桝形になっていて 内仕切門及び櫓門を組み合わせた桝形門と呼ばれる堅固な門である。扉の飾り金具に銅を使用していたことから、銅門の呼び名がついたと言われている。当時の工法により平成9年(1997)に復原された。二の丸側から撮った。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
プログラムオートで撮影  ( f7.1 1/800秒 70mm ISO​200 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
56.銅門 -2
常盤木門を下りたところの銅門広場から撮った。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
プログラムオートで撮影  ( f11 1/200秒 34mm ISO​100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
57.銅門は枡形門
銅門をくぐって枡形に入る。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.54.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/1250秒 14mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
58.銅門大扉
銅門(櫓門)に近づいた敵を待ち構えるのがこの大扉だ。説明板の通り銅の装飾が施されている。銅門二の門(住吉橋から入る内仕切門のこと)をくぐると土塀と石垣で構成された城壁が待ち構えている。敵兵が二の丸に攻め込むにはここで進路を櫓門に向かって90度左手に変えなければならない。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.54.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.8 1/400秒 7mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
59.ヒドリガモ
住吉橋の上から住吉堀に浮かぶ水鳥が見えた。これはヒドリガモのようだ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.54.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.5 1/200秒 258mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
60.オオバン
こちらは眼光鋭いオオバンだ。上嘴から額にかけて白い肉質(額板)で覆われている。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.54.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.5 1/160秒 258mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
61.住吉堀と住吉橋
今はお城の中の方から外へ出ようとしているが、城の外から城に入るには、この住吉堀にかかる住吉橋を渡って、銅門の内仕切門を入って枡形に入る。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.54.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/800秒 8mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
62.住吉橋と内仕切門
内仕切門は石塁上の土塀より下方に門を作る埋門の形式を取る。土塀には敵を射る為に狭間と呼ばれる穴がある。敵が橋を渡ろうとすると正面の左右の狭間から射られてしまう。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.54.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.3 1/250秒 39mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
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63.城内の松
車を停めたところに戻ってきた。堀の向こうを見ると何本もの大きな松が立っている。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.54.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.8 1/320秒 7mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
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